これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。
●ヒーローズアース
グリモアエフェクトにより、ガジル・コリアンダー(キマイラのスカイダンサー・f00907)は将来訪れたであろう『大いなる危機』を、その前段階で予知する事が出来た。
ヒーローズアースの神々が語ったのは、物語として知られているアダムとイブの『失楽園』が、ほぼ『史実』であると言う事だった。
その上、神々の庭『エデン』は、かつてセンターオブジアースにあり、人類の始祖たるアダムとイブを庇護されていたらしい。
しかし、彼らが楽園に生えた『知恵の実』を食べてユーベルコードを修得した事で護る必要がなくなってしまったために追放され、エデンは焼却されてしまったようだ。
ところが、失われたはずの『知恵の実』の出現を、ガジルが予知したようである。
それがブラックマートで取引され、ユーベルコードを手に入れたらしい。
だが、アダムとイブの末裔である『ヒーローズアースの人類』が知恵の実を食べてしまった副作用で、世界から追放されて骸の海と融合してしまったようだ。
そのため、骸の海と融合してしまった犠牲者から、大量のオブリビオン(戦闘員)が溢れ出し、街を埋め尽くしていった。
戦闘員達は、奇妙な奇声を響かせながら、破壊の限りを尽くしており、このまま放っておく訳にはいかないようである。
しかも、犠牲者は己の『理想の姿』を骸の海に投影する事で、一体の強大なオブリビオンに変身(ミスター・プレジデント)したらしく、新たに手に入れたユーベルコードも併用して、猟兵達に襲い掛かってくるようだ。
ただし、ミスター・プレジデントさえ倒す事が出来れば、体内から『知恵の実』を食べる前の形で摘出する事が出来るため、よろしく頼むと言う事だった。
第1章 集団戦
『戦闘員』
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POW : 戦闘員アタック!
【全速力の】突進によって与えたダメージに応じ、対象を後退させる。【他の戦闘員】の協力があれば威力が倍増する。
SPD : 逃がさねえ!
【沢山の戦闘員への呼び掛け】から【沢山の戦闘員と共に敵に向かって体当たり】を放ち、【たくさんの戦闘員による拘束】により対象の動きを一時的に封じる。
WIZ : 仲間を呼ぶ
【甲高い声で叫ぶと近くのもう一人の戦闘員】が現れ、協力してくれる。それは、自身からレベルの二乗m半径の範囲を移動できる。
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エジィルビーナ・ライアドノルト(サポート)
私はエジィルビーナ、エジィでもルビーでも好きに呼んでくれていいよ。
困ってる人がいるなら助けたいし、倒さなきゃいけない強い敵がいるなら全力で立ち向かわなきゃ。全力で頑張るからね!
実は近接戦闘以外はあんまり得意じゃないんだけど……あっ、畑仕事ならチェリから教えてもらったから、少しはわかるよ!
力仕事はそんなに得意じゃないけど、足りない分は気合と根性でカバーするから任せといて!
☆
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
ベルト・ラムバルド(サポート)
ハイカラさんのクロムキャバリア ×今は 宇宙騎士!
普段の口調は私、君、呼び捨て、だ、だな、だろう、なのか?
騎士道精神を胸にキャバリア《パロメデス》に乗って戦うぞ
弱きを助け強きを挫く誇り高き光明の暗黒騎士だ!
でも実はお調子者でおっちょこちょいな奴だ!いわゆる残念なイケメンだ!
生身でも戦えるけどあんまし強くないかも…?でもタフな奴!
基本はキャバリアの乗って戦うぞ!
キャバリアに乗れない時は…なんとか生身で頑張って戦うぞ!
時々コミュ力で知り合った異世界の人やモノ?を召喚したりするんだ!
仲の良い想い人がいるけどぞんざいな扱い方をされてるけどめげないぞ!頑張れ!
六島・風音(サポート)
ガレオノイドのスターライダーです。
スピードなら誰にも負けません。
基本的に人の話を聞かず、スピード勝負に持ち込みます。
そんなことより駆けっこです。
普通に駆けるか、天使核ロケットエンジン搭載の宇宙バイクで駆けるか、ガレオン船形態で駆けるかは状況によります。
ユーベルコードは使えそうなものはどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
四王天・焔(サポート)
『こんにちは、焔だよー。』
妖狐の人形遣い×ガジェッティアの女の子です。
普段の口調は「無邪気(自分の名前、~さん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」、家族には「甘えん坊(自分の名前、相手の名前+ちゃん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
無邪気で感情の起伏が激しい性格の少女、
武器はからくり人形とドラゴンランスを主に使います。
植物、特に花が好きです。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
ロバート・ブレイズ(サポート)
『否定せよ』
人間の文豪 × ナイトメア適合者
年齢 82歳 男
外見 184.6cm 黒い瞳 白い髪 色白の肌
特徴 投獄されていた 野心家 求道者 凶暴 とんでもない甘党
口調 冒涜翁(私、貴様、~である、だ、~であろう、~であるか?)
気にいったら 冒涜王(俺、貴様、~である、だ、~であろう、~であるか?)
恐怖・発狂・誘惑などの精神的な攻撃に対しての異常な耐性を有しています。
否定する事で恐怖を与え、冒涜する事が多いです。凶暴なので近接戦闘が好み。
宜しくお願い致します。
クリム・フラム(サポート)
火炎と爆発とレーザーがメインのブックメイカーの女の子です。
口調はですます調ですが、概ね声が大きい感じです。
行動方針は主に2つで最低限の安全策を取ってから飛び込んで炎と爆破で解決しようとするスタイルと、
情報を集めて分析しながら探索や戦闘を進めていく方向です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
四十物・寧々(サポート)
※サポートプレイング
多少の怪我や失敗は厭わず積極的に行動し、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
その上で現在の状況に対応できる人格で行動します。
シナリオ進行に必要な言動など青丸稼ぎに役立てて下さい。
使用ユーベルコードの指定はありません。
「成功」の結果で書けそうなものを一つステータス画面からお選び下さい。フラグメント次第で不使用も可です。
アイテムもご自由にお使い下さい。
服装系は提案の一例としてアイテムの最後尾から装備としております。
あとはお任せ致します。
宜しくお願い致します。
赤星・緋色(サポート)
なんやかんやで事件を解決に導こうとします
フリーダムかつアグレッシブなアドリブも可
合わせ等も自由にどうぞ
ギャレット・ディマージオ(サポート)
●設定等
ダークセイヴァー出身の冷静沈着な黒騎士です。
かつてオブリビオンに滅ぼされた都市で自分一人だけ生き残ってしまった過去を悔いており、人々を守り、被害を防止することを重視して行動します。
●戦闘において
「露払いは私が努めよう」
(敵に)「貴様らの技で、私が倒せるのか……試してみるがいい」
・牽制攻撃
・敵の攻撃から他の猟兵や一般人を守る
・敵の攻撃を回避してカウンター
・ついでに敵の強さを解説する
など、防御的・補助的な行動を得意とします。
メイン武器は「黒剣」です。
他は全てお任せします。
別の猟兵との交流や連携等も自由に行ってください。
どうぞよろしくお願いします。
マリエ・ヘメトス(サポート)
一人称:わたし
二人称:あなた
他人へは下の名前にさん付け
基本口調は「~だわ、~よね」宗教的な物言いになると敬語
信心深く奉仕の精神があり善行には積極的。迷惑行為や不道徳な行いはしない
最優先するのは使役している死人(死んだ彼氏)のこと。呼び方は「だんなさま」or「■■■■(聞き取れない発音、彼氏の本名)」
「だんなさま」が嫉妬すると思っているので老若男女問わず深い関係を結ぼうとはしないが、人類的な愛をもって概ねの相手には優しく接する
喜びや憐れみは強く表すが、怒りは「だんなさま」を侮辱や攻撃された時以外は示さない
精神攻撃には狂気耐性使用
誘導弾やカウンターで攻撃を防ぐ
UCは活性化したものをなんでも使用可
諏訪野・みすず(サポート)
リーダー役が必ずいると思うので、ソイツを先に倒すようにします。「リーダーが倒れたら、あとは烏合の集だよ」アドリブ、共闘歓迎です。
北条・優希斗(サポート)
『敵か』
『アンタの言う事は理解できる。だから俺は、殺してでも、アンタを止めるよ』
『遅いな』
左手に『蒼月』、右手に『月下美人』と言う二刀流を好んで戦う剣士です。
自らの過去を夢に見ることがあり、それを自身の罪の証と考えているため、過去に拘りと敬意を持っております。その為オブリビオンに思想や理想があればそれを聞き、自分なりの回答をしてから斬ります。
又、『夕顔』と呼ばれる糸で敵の同士討ちを誘ったり『月桂樹』による騙し討ちを行なったりと絡め手も使います。
一人称は『俺』、口調は年上には『敬語』、それ以外は『男性口調』です。
見切り、残像、ダッシュ等の機動性重視の回避型の戦い方をします。
札神・遊狐(サポート)
妖狐のカードデュエリスト×パーラーメイド、23歳の女じゃ。
普段の口調は「老齢の妖狐っぽい口調(わらわ、お前さん、じゃ、のう、じゃろう、じゃろうか?)」、
演技時は「カワイコぶる(わたしぃ、~様、ですぅ、ますぅ、でしょ~、でしょお?)」じゃ。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用する。
多少の怪我は厭わず積極的に行動するぞ。
他の猟兵に迷惑をかける行為はせんな。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はせん。
後はMS様におまかせするわ。
よろしくおねがいするのう!
シホ・エーデルワイス(サポート)
助太刀します!
人柄
普段は物静かで儚げな雰囲気ですが
戦闘時は仲間が活躍しやすい様
積極的に支援します
心情
仲間と力を合わせる事で
どんな困難にも乗り越えられると信じています
基本行動
味方や救助対象が危険に晒されたら身の危険を顧みず庇い
疲労を気にせず治療します
一見自殺行為に見える事もあるかもしれませんが
誰も悲しませたくないと思っており
UCや技能を駆使して生き残ろうとします
またUC【贖罪】により楽には死ねません
ですが
心配させない様
苦しくても明るく振る舞います
戦闘
味方がいれば回復と支援に専念します
攻撃は主に聖銃二丁を使用
戦後
オブリビオンに憎悪等は感じず
悪逆非道な敵でも倒したら
命を頂いた事に弔いの祈りを捧げます
ミルディア・ディスティン(サポート)
「サポート?請われれば頑張るのにゃ!」
UDCでメカニックして生計を立ててるのにゃ。
『俺が傭兵で出撃して少し足しにしてるがな?』
※自己催眠でお人好しで好戦的な男性人格に切り替わりますがデータは変わりません。
ユーベルコードはシナリオで必要としたものをどれでも使用します。
痛いことに対する忌避感はかなり低く、また痛みに性的興奮を覚えるタイプなので、命に関わらなければ積極的に行動します。
公序良俗は理解しており、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。むしろ積極的に助ける方です。
記載の無い箇所はお任せします。よろしくおねがいします。
●
「イーッ!」
「イイーッ!」
「イイイーッ!」
骸の海と融合した犠牲者から溢れ出したのは、大量の戦闘員達であった。
戦闘員達は街を埋め尽くす勢いで溢れ、罪のない一般人達を襲い、破壊の限りを尽くしていた。
「……って、イーイーうるさいから!」
その途端、エジィルビーナ・ライアドノルト(シールドスピアの天誓騎士・f39095)が、両手で耳を押さえてドン引きした。
戦闘員達の奇声はキンキンしており、頭にザクザクと突き刺さる勢いで不快だった。
「不快だと!?」
「そんな訳がないだろ!」
「これがイイんだよ、これが……!」
その言葉にイラッとした戦闘員達が、一斉に抗議し始めた。
「だったら、それを悲鳴に変えてやろう!」
すぐさま、ベルト・ラムバルド(自称、光明の宇宙暗黒騎士・f36452)が、戦闘員達に攻撃を仕掛けていった。
「……って、いきなりかよ!」
「だが、無駄だ。俺達が増え続ける限り!」
「つまり、悲鳴よりも、奇声の方が……勝っている!」
戦闘員達が一斉にドヤ顔を浮かべ、キッパリと断言した。
「えーっと……、何の話でしたっけ?」
六島・風音(スピードなら誰にも負けません・f34152)が、気まずい様子で汗を流した。
「確かに……、何の話だ?」
「そう言えば、俺達は何の話をしていたんだ?」
「ま、まさか、お前っ! 俺達を惑わせ、動揺させるつもりか! この策士め!」
戦闘員達がハッとした表情を浮かべ、必要以上に距離を取った。
「……えっ? そうなの?」
四王天・焔(妖の薔薇・f04438)が、頭の上に沢山のハテナマークを浮かべた。
「ち、違うのか!?」
「てっきり、そうだと思っていたんだが……」
「……と言う事は、つまり……どういう事だ!?」
戦闘員達が驚いた様子で、焔にツッコミを入れた。
だが、その答えは、誰も知らない。
頭上に浮かぶ沢山のハテナマークも、同じようにハテナマークを浮かべていた。
「私は、貴様のすべてを否定する」
そんな中、ロバート・ブレイズ(冒涜王・f00135)が、キッパリと言い放った。
「「「???????」」」
戦闘員達の頭の中が、ハテナマークでいっぱいになった。
「ちょっと待て、冷静になろう」
「そもそも、俺達は何の話をしていたんだっけ?」
「えー……と、なんだっけなぁ。正直、よく分からん!」
ここまで来ると、何が何だか分からない。
ハテナマークが、ハテナマークを生み出し、その場がカオスと化した。
「……解き放て」
その間に、エジィルビーナが【真器解放(シンキカイホウ)】で、紅玉【盾槍】を解放形態に変形させ、攻撃力を5倍にした後、戦闘員達に斬りかかった。
「ふ、不意打ちとは卑怯な!」
「だが……、我等は不死身っ!」
「……と言うか、増え続けているだけで、無敵とは違うんだけどな」
戦闘員達が色々な矛盾を払い除ける勢いで、猟兵達に次々と襲い掛かった。
「――謳え」
続いて、ロバートが【破風(マド)】を発動させ、200G(万円)相当のアーティファクトを142個消費し、火・風・水・土族の邪神を142体召喚した。
召喚された邪神達は、戦闘員達を落とし穴に落とし、嵐に巻き込み、炎に包んで、津波に飲み込んだ。
「ぎゃああああああああ!」
そのため、戦闘員達は為す術なく、次々と悲鳴を上げて息絶えた。
「テ、テメエ!」
「よくも、やりやがったな!」
「こうなったら、アレをやるぞ!」
戦闘員のひとりが仲間達に呼びかけ、仲間達の仇討ちとばかりに、体当たりを仕掛けてきた。
「……何をやっても無駄だ」
すぐさま、ベルトが【ハイカラさんは止まらない】を発動させ、非戦闘行為に没頭する事で、自身の後光を激しく光らせ、外部からの攻撃を遮断させた。
「ば、馬鹿なっ!」
「俺達の攻撃が効かないとは……!」
「そんな事は、あり得ない! そんな事……あってはならないッ!」
その事に苛立ちを覚えた戦闘員達が、再び体当たりを仕掛けてきた。
「でも、まったく効きませんよ?」
続いて、風音が【かけっこ(カケッコ)】を発動させ、すべての戦闘行為が非戦闘行為化する事で、外部からの攻撃を完全に遮断した。
「な、何故だ!」
「俺達の力が通用しない……だと!?」
「もっと数を増やすんだ。俺達が力を合わせれば、何も怖いモノなどない!」
戦闘員達が激しく動揺した様子で、意味もなく大声を上げた。
「絶対、外さない――いっくよー!」
そこに追い打ちを掛けるようにして、焔が【フォックスファイア・弐ノ型(フォックスファイア・ツヴァイ)】を発動させ、10秒間の集中と、全妖力で生成した焔の弓矢から、聖なる灼熱の一矢を放って、戦闘員の身体を貫いた。
「フフ、フハハハハハハッ!」
「私達を倒したところで無意味だ、私達は滅びない。骸の海がある限り」
「……あの世で先に待っているぞ。ぎゃああああああああああああああああ!」
その一撃を喰らった戦闘員が、灼熱の炎に包まれ、消し炭と化した。
●
「まさか、ここまで強いとは……」
「いや、前線にいた奴等が無能だっただけだ!」
「ふ、増え過ぎたんだ、短時間で……俺達が……!」
その事に危機感を覚えた戦闘員達が、ジリジリと下がっていった。
だが、背後まで戦闘員達が溢れているため、前に進む事しか出来なかった。
「それじゃ、みんな燃やしちゃいますね」
すぐさま、クリム・フラム(図書室のパイロマニア・f36977)がニコッと笑って、エネルギー弾を放ち、戦闘員達を爆破して焼却した。
「ちょ、ちょっと、待て!
「まだ準備が……ぎゃあああ!」
「こ、こら押すな! 押すなよ、馬鹿ァァァァァ!」
その巻き添えを喰らった戦闘員達が、次々と炎に包まれて息絶えた。
「申し訳ありませんが、先を急ぐので……!」
それに合わせて、四十物・寧々(あいもの・ねね・f28377)がリミッターを解除し、呪詛を籠めた騙し討ちを仕掛けた。
「まさか、本体を叩く気か!」
「そんな事はさせるか、絶対に……!」
「とにかく、猟兵達を始末するぞ、俺達のために!」
戦闘員達が殺気立った様子で、一斉に襲い掛かってきた。
だが、ノープラン。
頭の中は、真っ白!
とにかく、突っ込んでいけば、何とかなる、の精神だった。
「……だったら、全力で倒すだけだよっ!」
即座に、赤星・緋色(サンプルキャラクター・f03675)がオーラ防御を展開し、戦闘員達の攻撃を見切って、空中戦を仕掛け、広範囲に誘導弾を撃ち込んだ。
「……ぐわっ!」
「な、生意気な奴め!」
「ならば、すべて避け……ぎゃあああ!」
次の瞬間、戦闘達が調子に乗って、軽やかにステップを踏み、誘導弾の餌食になった。
「……愚かな。わざわざ、死に急ぐとは……」
ギャレット・ディマージオ(人間の黒騎士・f02429)が、深い溜息を洩らした。
「うるさい、黙れ!」
「仲間達を馬鹿にする奴は許さん!」
「アイツ等は、全力を尽くした! そんなアイツ等を愚弄する事は許さん!」
戦闘員達が殺気立った様子で、ギャレットをジロリと睨みつけた。
「別に愚弄するつもりはないけど……」
マリエ・ヘメトス(祈り・f39275)が、戦闘員達を見つめてボソリと呟いた。
「信用できるかッ! お前達は卑怯者だ!」
「だから倒す! いくぞ、お前等! アレをやるぞ!」
「……仕方ねぇ、付き合ってやるよ、うおおおおおおお!」
戦闘員達が仲間達に呼びかけ、一斉に体当たりを仕掛けてきた。
「その攻撃……知っています!」
すぐさま、クリムが【ビブリオテーク・クルーエル】を発動させ、過去に読んだ全ての書物の記憶から、類似する事例】を発見する事で、戦闘員達の攻撃を予測して回避した。
「う、嘘だろ! 何で攻撃が当たらない!」
「あ、悪夢だ。……畜生、もっと力が欲しい!」
「で、でも、どうする? 力を得る方法なんてないぞ!」
戦闘員達がワラワラと集まって、その場で作戦会議を始めた。
「ひゃっはー!」
そんな中、緋色が【何か乗って移動できる便利なヤツ(ノリモノ)】でガジェットを変形させて騎乗し、戦闘員達に突っ込んでいった。
「ちょ……待ッ!」
「お、お前、それは反そ……」
「ぎゃあああああああああああああ!」
その事に動揺した戦闘員達が、緋色にツッコミを入れたものの、時既に遅し。
次々とはねられ、轢き殺された。
「ござる、ござるで行くっすよ!」
それと同時に、寧々が【影の寧々ちゃん忍法帖(シャドウネネチャンニンポウチョウ)】で、くノ一の人格の寧々を召喚した後、連携を取りながら、ポンポンヴァッフェ(ポンポン形状の武器)で攻撃した。
「同じ顔……双子か!?」
「さすが、双子、シャレにならん!」
「本当に双子なのか? いや、そんな事は、どうでもいい! とにかく、倒すぞ、ブチ殺せ!」
戦闘員達が甲高い声を響かせ、戦闘員達を倍増させた。
しかし、仲間達を轢き殺されたショックから立ち直っておらず、心の迷いがあるようだった。
「……剣よ、我が意志に応え、この局面を切り拓く力を示せ!」
それに合わせて、ギャレットが【黒騎士は死せず、ただ敵を討つのみ(ブラックナイト・ネバーダイズ)】を発動させ、もうひとりの自分を召喚し、連携を取りながら、黒剣で戦闘員達を斬りかかった。
「ぶ、分身?」
「それとも、双子?」
「訳が分からん、ぎゃああああ!」
それを目の当たりにした戦闘員達が、半ば思考停止状態に陥って、ギャレット達に斬られて息絶えた。
「貴方を裁くのは、貴方自身です」
そこに追い打ちを掛けるようにして、マリエが【滅ぼせど罪は亡びず(ホロボセドツミハホロビズ)】で病的な罪悪感を付与し、戦闘員を罰する行為による追加攻撃を与え続けて蹴散らした。
●
「まさか、ここまで強かったとは……」
そんな中、戦闘員達のリーダーが現れ、気まずい様子で汗を流した。
その間も、骸の海から戦闘員達が生み出されているものの、勝てる自信がないと言うのが本音のようである。
「アンタが、コイツ等のリーダーか」
北条・優希斗(人間の妖剣士・f02283)が、戦闘員達のリーダーに視線を送った。
「いかにも……と言うか、よく見てくれ。他の戦闘員と比べて、全身タイツの質が違うだろ? 実は特注なんだ。ほら、一目でリーダーって分かるようにしたかったからさ」
戦闘員達のリーダーが、ドヤ顔で全身タイツを自慢した。
よく見れば、他の全身タイツと比べて高級感があり、無駄にテカテカとしていた。
「まあ、みすずちゃんが本気を出せば、相手が誰であっても関係ないけどね」
諏訪野・みすず(不思議系ダンサー・f00636)が、自信満々にキッパリと言い放った。
「ハハハッ、随分と度胸があるなっ! だが、俺は誰よりも強い。何故なら、俺こそ最強だからだ! さあ、来い! どんと来い! みんな纏めて、返り討ちにしてやるぜ!」
戦闘員達のリーダーが、自信満々に胸を張った。
だが、それは戦闘員達の中で、強いと言う意味だった。
「……と言う事は、お前さんを倒せば、みんな大人しくなるという訳じゃな」
札神・遊狐(妖狐のカードデュエリスト・f41463)が色々と察した様子で、戦闘員達のリーダーに視線を送った。
「ま、まあ……、そうだが……。なんだ、そのヤル気満々の目は……! まさか、ヤル気か、このオレを!? いやいや、誤解しないでくれ。オレは、ただみんなの話を纏めているだけで……」
戦闘員達のリーダーが、気まずい様子で汗を流した。
……何か嫌な予感がする。
と言うよりも、嫌な予感しかしなかった。
「つまり……リーダーって事ですね」
シホ・エーデルワイス(捧げるもの・f03442)が、戦闘員達のリーダーを見つめてニコッと笑った。
「いやいやいや、まあ……、そうなんだが。なんだよ、さっきから……! 獲物を狙うハンターみたいな目をしやがって! お前等も、なんか言ってくれ!」
戦闘員達のリーダーがドン引きした様子で、身体を仰け反らせた。
しかし、いまさら後悔したところで、後の祭りであった。
「……」
まわりにいた戦闘員達も無言を貫いており、我関せずと言わんばかりに、死んだ魚のような目をしていた。
「もちろん、ヤル気にゃ!」
その隙をつくようにして、ミルディア・ディスティン(UDCの不可思議メカニック・f04581)が、一気に間合いを詰めていった。
「ちょっと、待て! まだ心の準備が……って、お前等も力を貸せ! まずはコイツから血祭りに上げるぞ、うおおおおおおおおおお!」
戦闘員達のリーダーが半ばヤケになりつつ、戦闘員達を引き連れ全速力の突進で、ミルディアをガツンと弾き飛ばした。
「にゃぁぁぁ! 助けて、ご主人さまー!」
その一撃を喰らって瀕死の重傷を負ったミルディアが、【ご主人さまの加護(ゴシュジンサマノカゴ)】で護衛の騎士を召喚した。
護衛の騎士は傷つく事も恐れず、戦闘員達に突っ込んでいき、殴って、殴って、殴り飛ばした。
「うぐ、ぐぐぐ……。やるじゃないか。だったら、オレ達も本気を出すぞ!」
戦闘員達のリーダーが動揺した様子で大声を上げ、一斉に体当たりを仕掛けてきた。
「みなさん、私の後ろから出ないで下さい!」
すぐさま、シホが【翼域】果てなき守護翼の聖域(ヨクイキ・ハテナキシュゴヨクノサンクチュアリ)で祈りを捧げ、巨大な翼の結界で地形ごと覆い、外部からの攻撃を遮断した。
「ば、馬鹿なっ! オレの本気だぞ!?」
それを目の当たりにした戦闘員達のリーダーが、驚いた様子で目を丸くさせた。
「そろそろ、出番だ! 良い働きをしてくれれば、後で酒をやろう。まあ、八塩折の酒には劣るヤツだがのう。…召喚! 『八岐大蛇』!」
遊狐が【召喚カード『八岐大蛇』(サモンカード『ヤマタノオロチ』)】を発動させ、召喚した八岐大蛇が8本の首を伸ばして、戦闘員達のリーダーを捕縛し、毒の息で汚染した。
「なんだ、これは……ゲハゲハ……オェェェェェェェェェェ!」
その途端、戦闘員達のリーダーが激しく咳き込み、青ざめた表情を浮かべた。
「それじゃ、いくよっ! ボッコボコにしちゃうからねっ!」
そこに追い打ちを掛けるようにして、みすずが【スチームエンジン】を発動させ、バールのようなものに蒸気エンジンを搭載し、破壊力を増して戦闘員達のリーダーをブン殴った。
「ぐぼらぼげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
その一撃を喰らった戦闘員達のリーダーが、為す術もなく地面を転がった。
「リ、リーダー!」
まわりにいた戦闘員達が、驚いた様子で声を上げた。
「……もう終わりか?」
それと同時に、優希斗が【それはまるでチートのような、とんでもない才能】を発動させ、蒼月・零式(魔刀)と、月下美人(白銀の妖刀)に蒸気エンジンを搭載し、戦闘員達のリーダーに斬りかかった。
「う、嘘だろ!? この俺が……最強だぞ、この俺は……」
そう言って戦闘員達のリーダーがゲフッと血反吐を吐き、地面に突っ伏して動かなくなった。
成功
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第2章 ボス戦
『ミスター・プレジデント』
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POW : グレイト・アゲイン「偉大なる英雄の復活」
無敵の【ヒーローとしての全盛期であった若き頃の姿】を想像から創造し、戦闘に利用できる。強力だが、能力に疑念を感じると大幅に弱体化する。
SPD : グレイト・ウォール「人民を守る屈強なる壁」
戦場全体に、【高さ10mの分厚い鉄筋コンクリートの壁】で出来た迷路を作り出す。迷路はかなりの硬度を持ち、出口はひとつしかない。
WIZ : グレイト・リーダー「容易く行われる凄惨な正義」
あらゆる行動に成功する。ただし、自身の【行動を応援する熱狂的な支持者からの支持率】を困難さに応じた量だけ代償にできなければ失敗する。
👑11
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ミカエル・アレクセイ(サポート)
●戦神は戦の中で生きる者
●殺す者で生かす者ではない
●生かして救うことは不得手
●殺して救う事に躊躇いはなく、それこそ自分の仕事
等の思考回路
相手の勢いを使って投げ飛ばす
ユーベルコードで相手の技を反射する
等、自滅を誘う戦い方をする
自分が傷つくことは厭わず痛みは感じるがそのせいで行動が鈍るなどはない。
戦場で何千年と生きてきた為痛みとの付き合い方は心得ている。
女性は誉めるもの。
賛辞はストレートに口にするし、貶すことはあり得ない。
容姿を褒められることを苦手とする相手の場合は行動や性格に褒めるところを見つけて口にしたりする。
冷静沈着、臨機応変
人心掌握、指揮、等が得意
無能力者故か神族であることは普段忘れている
筒石・トオル(サポート)
「邪魔をしないでくれるかな」
「油断大敵ってね」
「ここは任せて」
正面切って戦うよりも、敵の動きを封じたり、属性防御を固めて盾や囮となったり、味方が倒し切れなかった敵にトドメを刺して確実に倒すなど、味方の安全性を高めるように動く。
ユーベルコード使用はお任せ。
使用しない場合は、熱線銃での援護射撃を主に行う。
人見知りではあるが人嫌いではないし、味方が傷付くのは凄く嫌。
戦うのも本当は好きではないが、誰かを守る為には戦う。
もふもふに弱い。敵がもふもふだと気が緩みがちになるが、仕事はきちんと行う……ホントだよ?
エリカ・グランドール(サポート)
サイボーグのシャーマン×電脳魔術士のエリカ・グランドールです。
戦闘はあまり得意ではありませんが、周囲の状況を観察して違和感のある箇所を発見したり、敵の弱点を推測して隙を作り出すといった行動で皆さんをサポートしたいです。
※セリフ例
「今、何か光りました。ここに何かあるのでは……」
「あの敵の動きには規則性があるわ。うまく狙う事が出来れば……」
冷静沈着と言う程ではありませんが、ビックリする事はあまりありません。
あと、笑いのツボが良くわかっておらず「今の、どこがおもしろかったのでしょうか?」と、真面目に聞き返す事もあるようです。
ユーベルコードは、エレクトロレギオンを好んで使います。
●
「HAHAHAHAッ! ワタシこそ、この世界の王ッ! 逆らう奴は、皆殺しだ!」
そんな中、ミスター・プレジデントが高笑いを響かせながら、猟兵達の前に降り立った。
どうやら目の前にいるオブリビオンが今回の被害者のようだが、まったく自覚がないらしく、自分がミスター・プレジデントであると思い込んでいるようだ。
「王じゃなくて、大統領だろ? そもそも、大統領だからって、何でも好きにしていい訳じゃないぜ。国民の声を大事にしないとなぁ」
ミカエル・アレクセイ(山猿・f21199)が、攻撃を仕掛けるタイミングを窺った。
しかし、ミスター・プレジデントは、隙だらけ。
『何処からでも掛かって来い!』と言わんばかりに、自信満々だった。
「ならば、ワタシに従え! ワタシに忠誠を誓うんだ!」
ミスター・プレジデントが、堂々と胸を張った。
それが当然であるかのように……。
自分が傷つけられる事など、微塵も考えていないようである。
「……嫌だよ、そんなの。そもそも、そんな価値もないから……」
筒石・トオル(多重人格者のマジックナイト・f04677)が、冷たく言い放った。
「価値がない……だと!? ならば、ワタシが王に相応しくない、という事か! それは貴様の死を意味するが……、覚悟はいいか?」
ミスター・プレジデントがイラついた様子で、猟兵達をジロリと睨みつけた。
「覚悟も何も……そもそも、あなたは王ではありません」
エリカ・グランドール(サイボーグのシャーマン・f02103)が、キッパリと断言をした。
「どうやら、よほど死にたいようだな。世界の王を前にして、そんな口が叩けるのだから……! この愚か共がァァァァァァァァァァァァ!」
ミスター・プレジデントが烈火の如く怒り狂い、何かに取りつかれた様子で衝撃波を飛ばしてきた。
「本当の愚か者は、どっちだろうね?」
即座に、トオルが残像を繰り出し、衝撃波を次々に見切ると、傷口を抉ってミスター・プレジデントの生命力を吸収した。
「ぐ、ぐぬぅ! ワタシの生命力を吸収するとは、小賢しいッ!」
ミスター・プレジデントが両目を血走らせ、属性範囲攻撃を仕掛けた。
「だったら、これで!」
それに対抗するようにして、エリカが【エレクトロレギオン】が、小型の戦闘用機械兵器達(665体)を召喚し、自分の身を護らせた。
「こんなモノ、すべてブチ壊してやるゥ! オラオラオラオラオラァ!」
次の瞬間、ミスター・プレジデントが雄叫びを上げ、小型の戦闘用機械兵器達を殴って、殴って、ブチ壊した。
「だったら、これはどうだ? まあ、時間稼ぎにしかならないと思うけど……」
その間に、ミカエルが【plagiat(プレジア)】でドラゴンのロンにミスター・プレジデントを捕食させ、ユーベルコードをコピーした。
それに合わせて、若き頃のミスター・プレジデントが出現し、ミスター・プレジデントに殴り掛かっていくのであった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
飯綱・杏子(サポート)
ジビエ
食材がヒト型でなければ料理して喰らうっす
ヒト型の
食材を料理するときはこちらがヒト型を辞めるのが
マナーっす
リビングアーマーや宇宙船の類だってきっと貝類みたいに美味しい可食部があるし、食器としても活用するっす
どんなに癖のある
肉でも濃い味付けにすれば食えない肉はないっす
悪魔だから
毒は利かないっす。酔うけど。腐敗も発酵もわたしには一緒っす
あと
八つ裂きにされても死なないっす
シナリオの傾向によっては、ヒト型を性的な意味で食い散らかしてもいいっすよ
白子もミルクも大好きっす
クローネ・マックローネ(サポート)
普段の口調は「クローネちゃん(自分の名前+ちゃん、相手の名前+ちゃん、だね♪、だよ!、だよね★、なのかな?)」
真剣な時は「クローネ(ワタシ、相手の名前+ちゃん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」
普段の口調の時は頻繁に★や♪を語尾に付けるよ♪
基本は一般人の安全を優先で♪
多少の怪我は厭わず積極的に動くね♪
他の猟兵に迷惑はかけないよ♪
シリアスな場面では状況の解決を優先するよ
コメディ色が強い場合はその場のノリを楽しむ方向で動くね♪
えっち系はばっちこい★状態変化もばっちこい♪
絡みOK、NG無しだよ★
UCは状況に応じてMS様が好きなのを使ってね★
後はMS様におまかせするね♪
よろしくおねがいします★
鈴乃宮・影華(サポート)
「どうも、銀誓館の方から助っ人に来ました」
銀誓館学園所属の能力者……もとい、猟兵の鈴乃宮です
かつての様にイグニッションカードを掲げ
「――
起動!」で各種装備を展開
友人から教わった剣術や
体内に棲む黒燐蟲を使役するユーベルコードを主に使用
TPO次第では
キャバリアの制御AIである『E.N.M.A』が主体となるユーベルコードを使用したり
『轟蘭華』や乗り物に搭載した重火器をブッ放したり
「
神機召喚――
起動!」からのキャバリア召喚で暴れます
例え依頼の成功の為でも、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
不明な点はお任せします
仲佐・衣吹(サポート)
キレイなもの、カワイイもの、ぶち壊そうなんて許さないんだから
バトルだって芸術よ。美しく戦いなさい!
お相手するはアタシことネイル
美術好きな女性人格よ
口調はいわゆる女言葉かしら
身のこなしが一番軽いみたいで
接近戦より距離をとってダガーで戦うのが好きよ
お気に入り技はシーブズ・ギャンビット
よく使う手は
外套を投げつけて囮や目暗ましからの一撃
ルーンソードで戦ってる途中で手放して虚を突き、袖口から隠し武器としてダガー
光属性を付けたルーンカルテを落としといて、タイミングを見て目潰しフラッシュ
こんなところかしらね
アイテムやユーベルコードはお好きに選んでくれていいわ
使えるものは全部使って、華麗に美しく戦いましょ!
六島・風音(サポート)
ガレオノイドのスターライダーです。
スピードなら誰にも負けません。
基本的に人の話を聞かず、スピード勝負に持ち込みます。
そんなことより駆けっこです。
普通に駆けるか、天使核ロケットエンジン搭載の宇宙バイクで駆けるか、ガレオン船形態で駆けるかは状況によります。
ユーベルコードは使えそうなものはどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
札神・遊狐(サポート)
妖狐のカードデュエリスト×パーラーメイド、23歳の女じゃ。
普段の口調は「老齢の妖狐っぽい口調(わらわ、お前さん、じゃ、のう、じゃろう、じゃろうか?)」、
演技時は「カワイコぶる(わたしぃ、~様、ですぅ、ますぅ、でしょ~、でしょお?)」じゃ。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用する。
多少の怪我は厭わず積極的に行動するぞ。
他の猟兵に迷惑をかける行為はせんな。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はせん。
後はMS様におまかせするわ。
よろしくおねがいするのう!
大豪傑・麗刃(サポート)
一人称『わたし』『麗ちゃん』
どんなシリアスでも一度はネタをやりたいのだ!ダジャレ、奇怪な言動、一発ギャグ、パロ、メタ等何でもよい。状況が悪化する行為はやらない(変態的衝動時等必要な場合を除く)
超シリアスのためギャグ絶対ダメというならシリアスオンリーもできなくはないがその時は頭痛が痛くなるのだ(強調表現としての二重表現肯定派)
一応根は武人なので強敵相手の戦いには心昂る一面もある。ユーベルコードによってはそうならない場合もあるが。
ユーベルコードが
近接系:何も考えず正面から真っ向勝負挑む
遠距離系:射程距離ギリギリから一方的に攻撃狙い
ギャグ系:お手数かけますがなんとかお願いします!
それ以外:まー適当に
回々・九流々々(サポート)
『僕だってやれば出来ます。はい』
愉快な仲間のオブリビオンマシン × 四天王、8歳の女です。
普段の口調は「コーヒーカップ(僕、~様、です、ます、でしょう、ですか?)」、酔った時は「くるくる(僕、~様、です、ます、でしょう、ですか?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!

アニカ・エドフェルト(サポート)
「、」が、多めな感じで、しゃべります。
小柄ながらも、精いっぱい、がんばる、そんな、格闘家、です。
戦い方ですが、至近距離での、格闘戦を、挑みます。
ユーベルコードは、どれでもOK。
完封は、せずに(出来ずに)、相手の攻撃も、食らいながら、必死に、戦います。
ストーリー進行や、判定に、問題がないなら、個人としては、敗北でも、大丈夫です。
勝つも、負けるも、ぎりぎりな、感じ。
相手も、しっかり、立てられると、いいな、と。
あとはいろいろ、おまかせ、しますっ
白匣・覚醒(サポート)
怪奇人間の猟奇探偵×四天王、32歳の男です。
普段の口調は「シロベヤ(私、君、呼び捨て、言い捨て)」、演技時は「KP(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。
存在が密室です。白い部屋です。
KP時の口調でお願い致します。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
風雷堂・顕吉(サポート)
アドリブ連携可
約100年前、ダークセイヴァーの人類敗北以来、ヴァンパイアとの死闘を細々と繰り広げてきたダンピール、それが俺だ。
ヴァンパイアを狩るため、あるいは次に狩るべきヴァンパイアの手掛かりを得るためにここにいる。
【世界知識】ダークセイヴァー世界の大抵のヴァンパイア相手ならそれがどのような血族かは知っているし、知らなくとも【情報収集】の伝手はある。
それ以外の世界については物珍しそうに振る舞うことになる。すぐに慣れるだろう。
ダークセイヴァーとスペースシップワールド以外の世界は日差しが強すぎるので、サングラスを着用する。
戦闘は剣士の動きだ。
次に参加する猟兵が戦いやすい状況を作ることも多い。
バジル・サラザール(サポート)
『毒を盛って毒で制す、なんてね』
『大丈夫!?』
『あまり無理はしないでね』
年齢 32歳 女 7月25日生まれ
外見 167.6cm 青い瞳 緑髪 普通の肌
特徴 手足が長い 長髪 面倒見がいい 爬虫類が好き 胸が小さい
口調 女性的 私、相手の名前+ちゃん、ね、よ、なの、かしら?
下半身が蛇とのキマイラな闇医者×UDCエージェント
いわゆるラミア
バジリスク型UDCを宿しているらしい
表の顔は薬剤師、本人曰く薬剤師が本業
その割には大抵変な薬を作っている
毒の扱いに長け、毒を扱う戦闘を得意とする
医術の心得で簡単な治療も可能
マッドサイエンティストだが、怪我した人をほおっておけない一面も
アドリブ、連携歓迎
ラムダ・ツァオ(サポート)
ラムダよ、よろしく。
相手が強いのなら、削れる機会は逃さず、相手に隙は見せず、
長期戦を覚悟して着実に狙うのがいいわね。
勿論、隙があれば見逃したくないけど。
見切ったり足には自信があるけど、過信せずに落ち着いて戦況を見極めるわ。
行動指針としては以下の3通りが主。
1.囮役としてボスの注意を引き付け、味方の攻撃を当てやすくする。
2.ボスの移動手段→攻撃手段の優先順で奪っていく。
3.仕留められそうな場合は積極的に仕留めに行く。
(他に仕留めたい人がいればその手助け)
台詞回しや立ち位置などは無理のない範囲でご随意に。
ユーベルコードは状況に応じて使い分けます。
アドリブ・連携歓迎
アトシュ・スカーレット(サポート)
性格
悪ガキから少し成長したが、やっぱり戦うのは好き
大人に見られるように見た目的にも精神的にも背伸びしている
目の前で助けられる人がいるなら積極的に救おうとする
口調は「〜だな。」など男性的
戦闘
【呪詛(腐敗)】と「棘」を組み合わせ、万物を強引に腐敗させる方法をついに編み出した
前衛も後衛もやれる万能型だが、前衛の方が好き
複数の武器を同時に操ることも可能
高速戦闘も力任せの戦闘も状況に応じて使い分ける
(装備していれば)キャバリアにも対応可
光や聖属性は使えません
非戦闘
聞き耳などを駆使した情報収集を中心とする
化術で動物に化けて偵察することも
クリム・フラム(サポート)
火炎と爆発とレーザーがメインのブックメイカーの女の子です。
口調はですます調ですが、概ね声が大きい感じです。
行動方針は主に2つで最低限の安全策を取ってから飛び込んで炎と爆破で解決しようとするスタイルと、
情報を集めて分析しながら探索や戦闘を進めていく方向です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
櫟・陽里(サポート)
『操縦が上手いは最高の誉め言葉!』
乗り物が活躍できる場と
レースとサーキットが得意分野
どんな乗り物も乗りこなしてみせる
走りこそが俺の武器!
乗り物と操縦者の総合力で戦う
サイバーアイで路面、相手の動きなど幅広い情報収集
集中力・傭兵の経験・判断速度で攻め所を見極める
シールド展開バイクで体当たり吹き飛ばし
走り回って撹乱・誘導
仲間を運ぶ足になるのも好き
バイクは機動力のある盾にもなる
壊れたらほら、直すついでに新パーツ試せるし!
明るく話しやすい先輩タイプ
補助仕事もドンと来い
乗り物が無い戦場では手数が少ない
普通の拳銃射撃や誘導、挑発など小技を利かせるしかなくテヘペロしてる
過去は過去に還すべき、その辺割と無慈悲
百地・モユル(サポート)
熱血で好奇心旺盛
本が好きな小学生
正義感が強く困っている人は見過ごせない
UCは業火の一撃、灼熱の束縛に加えて
自分たちが押し切られそうになったらオーバーヒートバッシュ
🔴の数が多い場合はバーニングリベンジャーだ
攻撃には怪力、属性攻撃、2回攻撃、グラップルなどの技能をのせる
逆に敵の攻撃をからみんなをかばう、耐えるために
武器受け、挑発、おびき寄せ、時間稼ぎ、激痛耐性なども使用
敵に一撃入れられそうなら咄嗟の一撃や捨て身の一撃、カウンター
こいつがボスか…
みんな大丈夫?助けにきたよ!
そんなの許せない、ボクの炎で焼き払ってやる!
技能の勇気、覚悟、気合いは常に発動状態
アドリブ絡み歓迎
影朧などの場合は説得もしたい
日留部・由穏(サポート)
由穏と申します。
これでも太陽神の生まれです。
いかなる世界であれ、オブリビオンの影に未来を曇らされる人々がいるのならば、私が手を出さない道理はありませんね。
太陽は、照らすべき者のために存在するのですから。
好き:芸術全般、各世界の学習、人々の観察
使命:人々の明るい未来を守る
【発言】ご隠居太陽神、敬語、優しい、いつも穏やかな笑み、怒りや恨みや後悔の感情が乏しく時に人を理解しきれないこともある、自らの負傷を気にしない
【戦闘パターン】視力+暗視+マヒ攻撃+光線銃で銃撃戦、アート+式神使い+アイテム折り紙で撹乱、催眠術も併用し折り紙式神を猟兵やターゲットに思わせ誘導などなど
その他何でもさせてどうぞ
春霞・遙(サポート)
UDC組織に所属して、UDC関連の一般病院に勤務している小児科医です。
行動の基本方針は困っている人が居るなら助けたい、人に害をなす存在があるなら退けたい。
戦う力はあまりないですけど、自分が傷を負うとしてもみなさんのお手伝いができれば嬉しいです。
基本的に補助に徹します。
「医術」「援護射撃」「情報収集」から、【仕掛け折り紙】【葬送花】での目くらましや演出、【生まれながらの光】【悪霊祓いのまじない】で照明や目印を付けるなども行えるかと思います。
攻撃は拳銃による射撃か杖術が基本で、その他はUCを使用します。
【悔恨の射手】【未来へ捧ぐ無償の愛】は基本的に使用しません。
シリアス以外ならいたずら好きの面も。
音駆螺・鬱詐偽(サポート)
世界に蔓延る悪を懲らしめるネガティブアイドル鬱詐偽さん
ただいま参上。
・・・って、どうしてこんな恥ずかしいセリフを言わないといけないのよ。
うう、これも番組の為なのね。
自身の命綱である番組の為、多少の苦難や困難は仕方なく行います。
むしろ持ち前の不運によりおいしい場面を呼び込んでくれるかと思います。
ただし、ネガティブとはいえアイドルですのでマイナスイメージとなる仕事はすべて却下でお願いします。
ユーベルコードや技能はご自由に使わせてください。
どうぞ、当番組のネガティブアイドルをお役立てください。
プロデューサーより
●
「はあはあ……、こんな事をして、何の意味がある!? 例え、若い頃のワタシを出しても無駄だッ! ワタシの方が強いッ! 絶対に……、強いッ!」
ミスター・プレジデントが、荒々しく息を吐き捨てた。
ヒーローとして全盛期の自分を模していたため、だいぶ苦戦を強いられたが、それでも自分を信じたおかげで、何とか倒す事が出来たようである。
「それなら、楽しめそうっすね」
飯綱・杏子(飯テロリスト・f32261)が、含みのある笑みを浮かべた。
色々な意味で楽しめそうなため、危険な妄想が膨らみまくっているようだ。
「ああ……、確かに、楽しめそうだ。ワタシを敵に回した事を、未来永劫、後悔させてやろうッ!」
ミスター・プレジデントが鬼のような形相を浮かべ、全身の筋肉を隆起させた。
全盛期の自分を倒した事で自信をつけたのか、何も怖いモノが無くなったようである。
「それじゃ、行くよ♪」
そんな中、クローネ・マックローネ(快楽至上主義な死霊術士・f05148)がノリノリな様子で鎧無視攻撃を仕掛け、ミスター・プレジデントの生命力を吸収した。
「ぐ、ぐぬっ! ふざけた真似を! だが、ワタシの生命力を奪ったのは、失敗だったな。それは王に対する反逆でしかないッ!」
ミスター・プレジデントが怒り狂った様子で、猟兵達に襲い掛かった。
「そんなに遅くちゃ、当たらないよっ!」
六島・風音(スピードなら誰にも負けません・f34152)がダッシュで一気に距離を縮め、鎧無視攻撃をミスター・プレジデントに繰り出した。
「……やるじゃないか。だが、ワタシを倒すのであれば、力が足りん!」
ミスター・プレジデントが全身の筋肉を隆起させ、風音の攻撃を防ごうとした。
しかし、風音の攻撃が鎧無視攻撃であったため、ミスター・プレジデントの筋肉は無意味であった。
「キレイなもの、カワイイもの、ぶち壊そうなんて許さないんだから」
それに合わせて、仲佐・衣吹(多重人格者のマジックナイト・f02831)が、ルーンソードを投げつけた。
「うぐ……、ふざけた真似を! だが、ワタシは死なん、絶対に! 何故ならワタシは世界の象徴ッ! ワタシが死ぬ時は、世界が崩壊する時だ!」
その一撃を喰らったミスター・プレジデントが、イラついた様子でルーンソードを引き抜いた。
「――起動!」
それと同時に、鈴乃宮・影華(暗がりにて咲く影の華・f35699)が各種装備を展開し、エネルギーを充填した。
「何をやっても、無駄だ! お前達は、これから迷路に閉じ込められてしまうのだからなァ! さあ、足搔け! ワタシに、お前達の悲鳴を聞かせてくれ!」
ミスター・プレジデントが雄叫びを響かせ、高さ10mの分厚い鉄筋コンクリートの壁で出来た迷路を作り出し、運良く外にいた風音に殴り掛かった。
「そんな攻撃、効きませんよ!」
すぐさま、風音が【かけっこ(カケッコ)】を発動させ、外部からの攻撃を遮断した。
「な、何故だ。ワタシの必殺パンチが、まったく効かないとは……! あ、あり得ない! 絶対に、まぐれだ! こんな事、あって言い訳がないッ!」
ミスター・プレジデントが、ギチギチと歯を鳴らした。
「まさか、自分が最強だと思っていたの? 誰にも負けないほど、強いって」
衣吹が【賢者の影】で質問と共に、魔法で伸ばした影を放った。
「当たり前だ。ワタシこそ、最強っ! 例え、誰であっても、ワタシを傷つける事など出来、出来……ぐ、ぐおおおっ! な、何故だ! こんなはずでは……!」
その拍子に、ミスター・プレジデントがダメージを受け、脂汗を流してガックリと膝をついた。
「……ハッタリがバレたようですね」
それに合わせて、影華が【暴走黒燐弾・強制共生(バーストカンパニー・パラサイトシュート)】で黒燐蟲を凝縮して弾丸を撃ち出し、ミスター・プレジデントの脇腹を破壊した。
「ええい、ふざけるなっ! ハッタリなどではない! ハッタリなどでは……。ならば、ワタシも全力で相手をするだけだァァァァァ!」
その事に苛立ちを覚えたミスター・プレジデントがケモノの如く雄叫びを上げ、ヒーローとして全盛期であった若き頃の姿を想像から創造した。
若き頃のミスター・プレジデントは無敵の強さを誇っており、どんなに傷ついても恐れる事なく向かってきた。
「そういう時には、これだね♪」
すぐさま、クローネが【クローネちゃんのセルフ固め体験★(ブラック・セルフ・ペトリファイ)】を発動させ、全身を気分次第で変化後の材質が変化する固め状態に変え、ありとあらゆる攻撃から無敵になった。
「ぐ、ぐぬぅ、これでは傷ひとつ、つけられん! 何か攻略法が……何か攻略法が、あるはずだ!」
ミスター・プレジデントが、激しく拳を震わせた。
その間も、若き頃のミスター・プレジデントが、クローネを殴っているものの、傷ひとつつける事が出来なかった。
「それじゃ、覚悟はイイっすね? 別に答えなくてもイイっすよ? こっちの覚悟は出来ているっすから!」
次の瞬間、杏子が【フードファイト・狩猟モード(フードファイト・ハンティングモード)】を発動させ、調理道具を使ってミスター・プレジデントの脇腹を攻撃した。
「ぐ、くおおお! や、やめ、やめろおおおおおおおおお!」
その事に危機感を覚えたミスター・プレジデントが、悲鳴を上げて逃げ出した。
●
「一体、何処に行くのじゃ?」
札神・遊狐(妖狐のカードデュエリスト・f41463)が、ミスター・プレジデントの行く手を阻んだ。
「ぐぬぅ……、ちょっと野暮用だ! だから、そこを退け! このままだと間に合わない! さあ、早く! そこを退くんだ! 邪魔だ、邪魔ッ!」
ミスター・プレジデントが焦った様子で、強引に進もうとした。
「……待つのだ! ここから先に進みたいのであれば、これを着るのだ!」
大豪傑・麗刃(25歳児・f01156)がキリリとした表情を浮かべ、ミスター・プレジデントに着ぐるみを手渡した。
「こ、これは、犬の着ぐるみっ!? まさか、ワタシが負け犬だって言いたいのか!? ……ふざけるなっ! ワタシこそ、最強ッ! ワタシこそ、王だ! ワタシに怖いモノなどない! 何も恐れてなどいないッ! だから、こんなモノなどいらない! 文句があるなら掛かって来い!」
ミスター・プレジデントがイラついた様子で、着ぐるみを地面に叩きつけた。
「だったら、戦ってください。怖く……ないんですよね?」
回々・九流々々(くるくる・f21693)が、ゴクリと唾を呑み込んだ。
ミスター・プレジデントが殺気立っているせいで、足が竦んでいるものの、それでも覚悟を決めて睨み返した。
「ああ、もちろん。……イイ度胸をしているじゃないかッ! よほど死にたいようだな。……愚か者めッ! いいだろう。そこまで言うなら、戦ってやろう! だが、いまさら後悔したところで、手遅れだからなッ!」
ミスター・プレジデントが殺気立った様子で、拳をギュッと握り締めた。
「……随分と強気だな? その割には、両足が震えているようだが……」
白匣・覚醒(密室探偵・f22856)が、ミスター・プレジデントの足元に視線を送った。
「HAHAHAHA! 面白い事を言うじゃないかッ! ワタシが震えている……だと!? そんな訳がないだろ。それは……目の錯覚だ! さあ、何処からでも掛かって来い! 遠慮せず、纏めて掛かって来い!」
ミスター・プレジデントが、高笑いを響かせた。
だが、実際にはガタブル状態。
今にも白旗を上げそうな勢いで、ブルついていた。
「それなら、遠慮なく、いきます」
すぐさま、アニカ・エドフェルト(小さな小さな拳闘士見習い・f04762)がオーラ防御を展開し、空中戦を仕掛けてミスター・プレジデントを吹き飛ばした。
「ぐ、ぐぬう、実に小賢しい! 鬱陶しい奴め! そんなにワタシを怒らせたところで、何も得する事など無いのに……。それなのに、こんな命知らずな事をするのだから……! 愚か、愚か、実に愚かッ!」
ミスター・プレジデントがムッとした様子で鼻を鳴らし、無敵のヒーローとして全盛期だった若き頃の姿を想像から創造し、連携を取るようにして攻撃を仕掛けてきた。
「……それで全力か?」
そんな中、覚醒が落ち着いた様子で攻撃を仕掛け、ミスター・プレジデントをマヒさせた。
「甘く見てもらっては困る。ほんの小手調べだ。本気など、まったく出していない。お前など、これで十分だ! 少なくとも、ワタシは無敵だァァァァァァァァァ!」
若き頃のミスター・プレジデントが、怒涛の勢いで殴りかかってきた。
「それなら、思いっきり、やっちゃいますね」
次の瞬間、アニカが【破壊天使(デストロイエンジェル)】を発動させ、若き頃のミスター・プレジデントに単純で重い一撃を叩きつけた。
「ぐわああああああああああああ!」
その拍子に、若き頃のミスター・プレジデントが吹っ飛び、ミスター・プレジデントを巻き込んでビルにグシャッとめり込んだ。
「ぐぐ……、はあはあ、よくも……やったな。この私を傷つけるとは、イイ度胸だ! だが、若き頃のワタシは……無敵ッ!」
ミスター・プレジデントが、ゲフッと血反吐を吐いた。
「……情けない。それでも、ワタシか?」
それを目の当たりにした若き頃のミスター・プレジデントが、呆れた様子で深い溜息を洩らした。
「……なんだと!? 貴様、一体、誰に……いや、何でもない」
その事に腹を立てたミスター・プレジデントが、激しく拳を震わせた。
だが、ここで仲間割れをするのは、得策ではなかった。
「まあ、いい。お前はそこで見てろ! ワタシが見本を見せてやる!」
そんな空気を察した若き頃のミスター・プレジデントが、ダッシュで間合いを詰めて、九流々々に殴り掛かった。
「あーれー!!!」
それに合わせて、九流々々が【コヲヒイカツプは止まれない(カフェーデハナイ)】を発動させ、若き頃のミスター・プレジデントを乗せて激しく高速回転する事で、何とか最悪の事態を避けた。
「ば、馬鹿なっ! ワタシの攻撃を防ぐとは……」
若き頃のミスター・プレジデントが、信じられない様子で拳を押さえた。
「さぁ、聴くが良い」
続いて、麗刃が【鬼殺し(ダブルミーニング)】を発動させ、駄洒落、言葉遊び、掛詞、語呂合せを代償に、その内容が具現化した超常的事象を戦わせた。
超常的事象は、あらゆる強敵(シリアス)を破る力を持っており、変顔パンチで若き頃のミスター・プレジデントを消滅させた。
「……んな!? ど、どういう事だ!? 訳が分からん、意味不明だ! アイツは無敵のはずなのに……。何故、こんな事に……。あ、あり得ない。絶対に、あり得ない! こんな事……あって言い訳がない! しかも、変顔をしたアホみたいな奴のパンチで消滅なんて……!」
ミスター・プレジデントが、唖然とした表情を浮かべた。
しかし、若き頃のミスター・プレジデントが、消滅したのは事実。
悲鳴を上げる間もなく消滅してしまったため、ミスター・プレジデント自身、訳が分からないようである。
「良い働きをしてくれれば、後で酒をやろう。まあ、八塩折の酒には劣るヤツだがのう。……召喚! 『八岐大蛇』!」
それに合わせて、遊狐が【召喚カード『八岐大蛇』(サモンカード『ヤマタノオロチ』)】で八岐大蛇を召喚し、8本の首でミスター・プレジデントを捕縛し、容赦なく毒の息を吐きかけた。
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「はあはあ、酷い目に遭った。だが、残念だったな。ワタシが解毒剤を持っていたとは、夢にも思わなかっただろう! HAHAHAHAHA、これで問題解決ッ! 何も怖いモノ等ない!」
ミスター・プレジデントが勝ち誇った表情を浮かべ、解毒剤をグイっと飲み干した。
「あら、残念。だったら、もっと強い毒を使った方が良さそうね。……と言うか、もう解毒剤はないんでしょ?」
バジル・サラザール(猛毒系女史・f01544)が、含みのある笑みを浮かべた。
「うぐ、ぐぐぐ……、確かに、その通りだ。だが、そう何度も同じ手は喰わん! ワタシは無敵だ! この世界の王だ!」
ミスター・プレジデントが自らを鼓舞しつつ、全身の筋肉を隆起させた。
「それなら、溜めさせてもらうわね」
すぐさま、ラムダ・ツァオ(影・f00001)がリミッターを解除し、咄嗟の一撃を放って、目潰しをした。
「め、目がああああああああああああああ!」
その途端、ミスター・プレジデントがパニックに陥り、悲鳴を上げて後退した。
「強がっていた割に……、無様だな」
風雷堂・顕吉(吸血鬼狩人・f03119)が、ミスター・プレジデントに冷たい視線を送った。
「うぐ、ぐぐぐぐぐっ! なんたる屈辱ッ! 腹立たしいッ! 目さえ見えれば、お前達など、ぐぬぬぬぬっ! 許さん! 絶対に、許さん!」
ミスター・プレジデントが片手で目を押さえながら、ジリジリと下がっていった。
「だいぶ困っているようだが、だからと言って目が見えるまで待つつもりはないぜ。卑怯と言われようが、ここで決着をつける必要があるからな」
それに合わせて、アトシュ・スカーレット(神擬の人擬・f00811)が斬撃波を放って傷口を抉り、ミスター・プレジデントに呪詛を流し込んだ。
「うぐ……、あがが……ふざけた真似を! ワタシは王だぞ? ワタシに歯向かう事は……まあ、いい。お前達に何を言っても無駄だ!」
ミスター・プレジデントが、荒々しく息を吐き捨てた。
「何だか、さっきから肩書きにばかり、こだわっていませんか?」
そんな空気を察したクリム・フラム(図書室のパイロマニア・f36977)が、ミスター・プレジデントに対して問いかけた。
「いや、そんな事は……ない。ない……はずだ。そもそも、何を根拠に、そんな事を言っているんだ! まあ……確かに、気にしているかも知れん。だが、それが何だと言うのだ! 肩書きにこだわらない者など、この世に存在しない!」
ミスター・プレジデントが逆ギレした様子で、キッパリと言い放った。
だいぶ目が見えるようになってきたのか、先程よりも強気になっていた。
「それより始めましょうか。もう見えているんでしょ?」
ラムダが【纏衣無縫(テンイムホウ)】で、対ミスター・プレジデント用の衣装に着替え、残像を繰り出しながら早業で傷口を抉っていった。
「確かに、見えているが、何も……見えない! これは……一体、どういう事だ!? まだ本調子ではない……という事か!?」
ミスター・プレジデントが、信じらない様子で、何度も目を擦った。
それでも、ラムダの動きが見えなかったため、傷口を押さえて後退した。
「どうやら、演技ではなさそうね」
その間に、バジルが【ガチキマイラ】で、利き腕をライオンの頭部に変化させ、噛みつき攻撃でミスター・プレジデントの生命力を奪って、自分自身を治療した。
「ば、馬鹿にしやがってぇぇぇぇぇぇぇぇ! ワタシを馬鹿にして、タダでは済まない事が、まだ理解できないのかァァァァァァァァ!」
ミスター・プレジデントが独特な構えと呼吸法で、自分自身を強化した。
「……ならば、もう一度試してみるか。真の王であれば、俺の攻撃が見切れるはずだ」
それに合わせて、顕吉が【オリジナル・スタイル】で自らを強化し、小竜ドラクリヤ公(鎧砕きの刀)でミスター・プレジデントを串刺しにした。
「うぐ、ぐぐぐ……がはっ!」
その一撃を喰らったミスター・プレジデントが、受け身を取る事さえ出来ず血反吐を吐いた。
「どうやら、それが限界のようですね」
そこに追い打ちを掛けるようにして、クリムが【ウィザード・ミサイル】を発動させ、炎属性の魔法の矢を雨の如く降らせた。
「うぐ、ぐぐぐ、限界なモノか! ワタシは、まだ、やれるッ! やれるんだァァァァァァァァァァァ!」
ミスター・プレジデントが鬼のような形相を浮かべ、再び猟兵達に襲い掛かってきた。
「それ以上、近づいたら、酷い目に遭うぜ! まあ、とりあえず、警告はしたからなッ!」
それと同時に、アトシュが【夢幻術・煌式(ルークス・ステラッエ)】を発動させ、小型で戦闘用の鏡羽を持つ蝶(730体)を召喚して、ミスター・プレジデントを襲わせた。
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「おらおらおらおらおらおらおらおらァァァァァァァァァ! ワタシは無敵ッ! 無敵であり、不死身だァァァァァァァァァァァァァ!」
ミスター・プレジデントが目にも止まらぬ速さで、襲い掛かってきた蝶を叩き落し、荒々しく息を吐き捨てた。
何とか、すべて排除したものの、身体には沢山の傷がついていた。
「どうやら、年貢の納め時のようね。世界に蔓延る悪を懲らしめるネガティブアイドル鬱詐偽さん、ただいま参上。……って、本当に年貢で、いいの? だって、ほら……大統領だし」
音駆螺・鬱詐偽(帰ってきたネガティブアイドル・f25431)が、気まずい様子で汗を流した。
いくら台本通りの台詞とは言え、何か違うと思ったのか、思わずツッコミを入れてしまったようである。
「ワタシは神だ! 唯一神だ! さあ、崇めよっ! ワタシに、ひれ伏せ!」
ミスター・プレジデントが、くわっと表情を険しくさせ、キッパリと言い放った。
「神でも、大統領でもいいが、結局……何がしたいんだ?」
櫟・陽里(スターライダー ヒカリ・f05640)が、呆れた様子で溜息を洩らした。
「……そんな事は決まっているッ! お前達を倒して、世界の支配者である事を示すのだ!」
ミスター・プレジデントが、ダッシュで一気に間合いを詰め、捨て身の覚悟で殴り掛かった。
「さすがボスだけの事はあるなっ! ボクじゃなかったら、そのまま殴り飛ばされていたかもね」」
すぐさま、百地・モユル(ももも・f03218)がリミッターを解除し、カウンターを仕掛けて咄嗟の一撃を繰り出した。
「ぐ、ぐぐ……、まさか、真正面から迎え撃ってくるとは……。その意気込み、嫌いじゃないが、腹立たしいッ!」
ミスター・プレジデントがイラついた様子で、ギチギチと歯を鳴らした。
「それでは決着をつけましょうか。今度こそ、終わりにしましょう」
日留部・由穏(暁天緋転・f16866)がオーラ防御を展開しながら、マヒ攻撃でミスター・プレジデントの動きを封じ込めた。
「ぐ、ぐぐ、身体が動かん……! 動け……動け……動け……! 何故……、動かん!」
ミスター・プレジデントが、必死に身体を動かそうとした。
その気持ちに反して、身体が全く動かなった。
「……終わりにしましょう。これ以上、抵抗しても、苦しむだけです」
春霞・遙(子供のお医者さん・f09880)が、ミスター・プレジデントに対して警告した
「ああ……、そうだなッ! すべて終わらせるッ! お前達を消し炭に変えて!」
ミスター・プレジデントがヒーローとしての全盛期であった若き頃の姿を想像から創造し、連携を取りながら猟兵達に攻撃を仕掛けてきた。
「……換装っ! ボクの体は、こんな事だって出来るんだぜ?」
それに合わせて、モユルが【バスターフォーム】で、自らの義腕をバスターフレームに変形させ、攻撃力を5倍にして、移動力を半分にした。
「HAHAHAHAHA、無駄だ、無駄ッ! 我等は無敵ィィィィィィィィィ!」
ミスター・プレジデントが、全身の筋肉を隆起させ、猟兵達を殴って殴って殴りまくった。
「まさか、それで本気なのか?」
そんな中、陽里が【Victory lane(ビクトリーレーン)】を発動させ、ライ(ハイテクバイク)で突っ込み、若き頃のミスター・プレジデントを轢いた。
「ば、馬鹿なっ! 若き頃のワタシが宙を舞った……だと!? お、おかしい。若き頃のワタシは不死身の……はず!?」
それを目の当たりにしたミスター・プレジデントが、青ざめた表情を浮かべた。
「……言ったはずよ、年貢の納め時だって」
その間に、鬱詐偽が【サウンド・オブ・パワー】を発動させ、歌声を響かせる事で仲間達の戦闘力を増強した。
「ぐぬぅ、ワタシは、まだやられる訳には……ぐぬぬぬぬっ!」
ミスター・プレジデントが、苛立ちを隠せない様子で歯を鳴らした。
「まだ負けた訳ではない。それなのに、何を焦っている!」
若き頃のミスター・プレジデントが、イラついた様子で口元の血を拭った。
しかし、ミスター・プレジデントが疑念を抱いた事で、だいぶ傷を負っているようだった。
「ふたりとも、そろそろ限界のようですね。身体が悲鳴を上げてますよ? 特に、こちらの方が……」
そんな空気を察した由穏が【私の加護(カミノゴカゴ)】を発動させ、この世界の人間が作ったメリケンサックを祝福された神器に変え、若き頃のミスター・プレジデントを殴り飛ばした。
「ぶぼらほげぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
それと同時に、若き頃のミスター・プレジデントがビルの壁に叩きつけられ、弾け飛ぶようにして消滅した。
「おのれ、よくもぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
その事に腹を立てたミスター・プレジデントが、拳を握り締めて襲い掛かってきた。
「真正面から突っ込んでくるなんて、最後の最後で油断しましたね」
次の瞬間、遙が【悪霊祓いのまじない(カガリビノマジナイ)】を発動させ、火をつけたハシバミの枝でミスター・プレジデントの身体を貫いた。
「ば、ば、馬鹿なっ! こんなモノで、このワタシが……。ワタシは王だぞ、世界の支配者だぞ!? それなのに、こんな最後……嫌だああああああああああああ!」
それと同時に、ミスター・プレジデントが断末魔を響かせ、血溜まりの中で息絶えた。
成功
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