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会える? 話せる? Virtual Idol.

#シルバーレイン


● グリモアベース
「あふぅ、今回は廃スタジオに現れるバーチャルアイドルを倒すお仕事なの」
 溜息をついたのはグリモア猟兵のリュート・アドラー(f26123)だ。
 今日も眠たそうにほわほわと猟兵たちに依頼の説明を続けていく。

「それで……先日に転移が可能になった『シルバーレイン』での予知になるの」
「普段はネット上で活動中の『バーチャルアイドル『アリス』』 と"本当"に逢えるっていう噂が流れてね」
 ネットだけの存在だったはずのバーチャルアイドル『アリス』にとある廃スタジオに行けば逢えるかもしれない。
 会えればそれでよし、会えなければそれはそれでネタになる、と半信半疑に向かうリスナー。『アリス』に恋して一縷の望みを掴むために向かうリスナー。乾いた日常に生きがいを貰えた事への感謝を伝えようとリスナー。『アリス』の言葉に勇気づけられたリスナー。
 リスナーが逢いに行く理由は様々だが、既に『アリス』のリスナーから失踪者が多数、確認されている。

「推し? っていうのかな、その『アリス』の事が大好きな女の子たちがこのままじゃ、エナジーを奪われてゾンビになっちゃうの」
 今回予知された事件の全容は、その『アリス』が大好きな女子高生の女の子たちが、誘いこまれた廃スタジオで襲われてしまうとのこと。
 余裕をもった予知が出来たようで、被害が予測された女の子たちが到着するかなり前のタイミングで転移する事が可能だ。そのため、任務中に女の子たちの身を案じる必要はない。

「そのスタジオには売り出した中だったアイドルが事故で死んでしまったって記録が残っているの」
「それが原因でスタジオも封鎖、今では廃スタジオになっているの」
 それもあってかこのあたりには以前から怪しい噂が流れ、次第に『呪いの場所』と化してしまったのかもしれない。
「……正直『アリス』の正体は分からないけれど、『地縛霊型オブリビオン』である事には間違えないの」
 ――だから、君たち猟兵の力が必要だ。

「あふぅ……新しい世界やバーチャルアイドルについて勉強したから眠たいの……」
 とびきり大きなため息と主に吐かれた綿雲は、もこもこと大きな雲の魔法陣になる。
「その綿雲から落ちないように乗ってほしいの、それじゃあいくのー」
 猟兵たちは綿雲の魔法陣で、バーチャルアイドルと会えると噂されている廃スタジオへと転移された。


橄欖石
 随分と懐かしい名前の世界が登場しましたね、本シナリオを担当させていただく橄欖石です。
 今回はとある廃スタジオに現れ、誘き出されたリスナー達を襲っている『アリス』を倒すシナリオになります。

 以下、補足です。

● 第1章 集団戦『ゾンビ』
 『バーチャルアイドル『アリス』』の元リスナーである、さまよう腐った死体型ゴーストです。
 『アリス』にエナジーを奪われ、己の死を認識できない哀れなゾンビと化しています。

● 第2章 冒険『ポルターガイスト』
 バーチャルアイドル『アリス』がリスナー以外の侵入者に気付いて追い返そうとしてきます。
 廃スタジオにある周囲の物品が突然縦横無尽に飛び回り、猟兵達に襲い掛かってきます。

● 第3章 ボス戦『バーチャルアイドル『アリス』』
 『アリス』と名乗るVTuber。その正体はオブリビオン夢魔。
 廃スタジオに現れ、誘き出されたリスナー達を襲っていました。

 皆様のプレイングをお待ちしております。
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第1章 集団戦 『ゾンビ』

POW   :    集団の脅威
【群れを為したゾンビの】突進によって与えたダメージに応じ、対象を後退させる。【ゾンビ同士】の協力があれば威力が倍増する。
SPD   :    ゾンビ、走る
【上着を脱ぎ捨てる】事で【走るタイプのゾンビ】に変身し、スピードと反応速度が爆発的に増大する。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
WIZ   :    ゾンビカース
攻撃が命中した対象に【ゾンビ化の呪い】を付与し、レベルm半径内に対象がいる間、【肉体のゾンビ化の進行】による追加攻撃を与え続ける。
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ウルスラ・ロザーノ
いや~、また最前線に立つことになるなんて、正直思ってへんかったわ
まあボクの力が、少しでも助けになればええな!

なはは、あの頃のビビりのボクとはちゃうんやで?
たかがゾンビ、怖いことあらへんよ! ……そんなには!
一気に加速して接近、全力で蹴り飛ばす!
ゾンビになってまった人は可哀想だけど、せめてボクが一撃で終わらせたるわ!

ってか、ひゃあああ!
全力ダッシュで突っ込んできたら、ジャンプして離脱!
室内なら、天井に照明とかの吊り物があるやろ、ステップで調整して、跳び付いて退避ー!
地上でも空中でも、機動力を生かして止まらずにヒットアンドアウェイで攻撃してくで!


編堵・希亜(サポート)
「……なに?」
「そうなんだ。」
「私は、私だよ。」

囚人服のようなものを着て、いつも黒猫のぬいぐるみを抱えた女の子。口数は少なく、人見知りで猜疑心は強いものの、猟兵としての仕事をこなすためなら、それなりに人と付き合っていける。
甘い物が大好きで、食べればすぐに機嫌がよくなる。嫌いなモノは、かつて自分のいたアリスラビリンスの世界と、それを連想させるもの。

戦闘では、自分ではあまり戦わず、自身に宿るオウガの『カイ』を戦わせたり、ぬいぐるみをバロックレギオンとして相手を押しつぶしたりする。

『カイ』は上等なドレスを着たラミアで、少し高飛車な話し方。宿主の身は守り、敵には容赦がない。『さぁ、敵はどこかしら!?』


サエ・キルフィバオム(サポート)
アドリブ歓迎

基本的には情報収集が得意かな
相手が何かの組織だったら、その組織の一員になり切って潜入して、内側から根こそぎ情報を頂いちゃうよ
そうじゃなければ、無害で魅力的な少女を演じて、上手く油断させて情報を引き出したいね

戦いになったら、直接力比べの類は苦手だから、口先で丸め込んだりして相手を妨害したり、糸を利用した罠を張ったり、誘惑してだまし討ちしちゃうかな
上手く相手の技を逆に利用して、手痛いしっぺ返しが出来ると最高♪
敢えて相手の術中に陥ったふりをして、大逆転とかも良く狙うよ


スピレイル・ナトゥア(サポート)
精霊を信仰する部族の巫女姫です
好奇心旺盛な性格で、世界をオブリビオンのいない平和な状態に戻して、楽しく旅をするために戦っています
自分の生命を危険に晒してでも、被害者の方々の生命を救おうとします
技能は【第六感】と【援護射撃】と【オーラ防御】を主に使用します
精霊印の突撃銃を武器に、弾幕を張ったり、味方を援護したりする専用スタイルです(前衛はみなさんに任せました!)
情報収集や交渉のときには、自前の猫耳をふりふり揺らして【誘惑】を
接近戦の場合は精霊の護身用ナイフで【捨て身の一撃】を繰り出します
マスター様ごとの描写の違いを楽しみにしている改造巫女服娘なので、ぜひサポート参加させてくださると嬉しいです!


リンカーベル・ウェルスタッド(サポート)
主よ、いと気高き万軍の王よ、どうか私たちを喜びの歌と共に朝を迎えさせて下さい――。
と言う訳で! アーメン、ハレルヤ、デストロイです!

殲滅速度重視で、戦況や敵の種類を考慮して最も効果的なユーベルコードを使用。
武器はその場その場で有効に使用出来るものを選択して使用。
近距離で殴りあう必要が無ければ、弓や銃で狙撃を行う。
周辺に利用できそうな物があれば何でも使って攻撃。
他の猟兵がいれば協力したり支援したりする。

物腰(だけ)は柔らかな聖職者見習い。
無用な争いは好まないため、可能な限りは会話や情報収集でことを進める。
それらが難しい・時間のロスが激しい・他猟兵の目的遂行の邪魔になる場合は力技で解決する。



● #運命の糸症候群

 綿雲の魔法陣で廃スタジオに転移してきた猟兵たち。
 真新しい靴跡も幾つも見受けられ、確かに予知の通りにこのあたりには『アリス』のリスナーたちが彼女に会おうとやってきている事が察しられる。
「いや~、また最前線に立つことになるなんて、正直思ってへんかったわ」
「まあボクの力が、少しでも助けになればええな!」
 そういった彼女はスペイン、ガリシア州出身の元銀誓館能力者のウルスラ・ロザーノ(鈴振り燕・f35438)。
 オブリビオンとして次々と蘇り始めた脅威へと対抗すべく、この度銀館教師に復帰し今回の任務へと赴くことになった。
「"また"? もしや、あなたはこちらの世界で『能力者』だったのですか」
 そんな彼女へと丁寧な口調でリンカーベル・ウェルスタッド(ルーベル・アニマ・f01718)は興味深そうに『シルバーレイン』について知っていることを思い出していく。
「知ってます、『運命の糸症候群』……そういう影響があるって」
 編堵・希亜(蛇に囚われた少女・f19313)が口にした『運命の糸症候群』、それはこの世界独自の現象。
 患者は加齢が停止するか、全盛期の肉体に若返りや成長してしまう事があるのだろう。
「じゃあ、その影響をあなたは受けてしまったんだ。大変だねぇ……」
 また最前線にという言葉から10年程前の銀の雨が降る時代の大戦に参加していた頃の肉体に若返ったのだろうとサエ・キルフィバオム(突撃!社会の裏事情特派員・f01091)は推測していく。
「いや……そうやけど、そうやないんや……元銀誓館能力者だったのはその通りだったんやけど……」
 言いづらそうにウルスラはゆっくりと小さく、言葉を紡いでいく。
「この身長は……運命の糸症候群は関係あらへんよ……」
 そう、ウルスラの身長は運命の糸症候群は関係がない。それどころか……これでもちょっとだけ彼女の背は伸びたのだ……。
「あ……あ、すいません……」
「ごほん、ええ。今の依頼は少女たちが迷い込む前にこちらの『地縛霊型オブリビオン』を倒す事ですよ」
 しまった、と希亜はばつの悪そうな顔を浮かべ、スピレイル・ナトゥア(蒼色の螺旋の巫女姫・f06014)は空気を換えるべく、猟兵たちの意識を依頼へと戻していくのだった。

 そうして気を取り直して廃スタジオの周りをぐるりと回り入れる場所を探していく。
 正面は封鎖されていたが、『アリス』はリスナーをおびき寄せているはずだ、その為の入口はどこかに必ずあるはず。
「こっち、こっち。足跡は全部こっちに向かっている」
 希亜は真新しい靴跡が向かっている先が全て裏口の方に向かっている事に気付き、仲間の猟兵たちを先導していく。
「ふっふ~ん。さ~て、入口の先には何があるのやら」
 予知の通りなら何事もなく到着とはならないだろう、サエはどういう困難があるかと胸を高鳴らせる。
 裏口は広い撮影スタジオだった。すっかりと荒れ果てたが、かつてここで撮影に使っていたであろう、危機が転がっている。
 そこには――低い唸り声をあげるゾンビたちの姿があった、彼らは予知にあった犠牲者のリスナーたちだろう。
 彼らは一様に『アリス』にエナジーを奪われ、己の死を認識できない哀れなゾンビと化している。
「なはは、あの頃のビビりのボクとはちゃうんやで?」
 ぐっ、と恐怖に立ち向かうべくウルスラは手を握って気合を入れ直す。
「おや? 随分とブランクがおありで? ならば少し様子見をしてくれていいですよ」
 純粋に心配そうにスピレイルはウルスラへと視線を向けて無理しないように、と先輩の猟兵としての言葉をかける。
「平気、平気! たかがゾンビ、怖いことあらへんよ! ……そんなには!」
「ゾンビになってまった人は可哀想だけど、せめてボクが一撃で終わらせたるわ!」
 猟兵としては新参だが――ウルスラは『能力者』だったのだ、一気に加速してゾンビへと接近、全力で蹴り飛ばす!
 小気味よいキックの炸裂音と共にゾンビの頭部は千切れて鞠のように蹴転された。
「主よ、いと気高き万軍の王よ、どうか私たちを喜びの歌と共に朝を迎えさせて下さい――」
「と言う訳で! アーメン、ハレルヤ、デストロイです!」
 リンカーベルは聖水を周囲に散布して『聖域(サンクトゥアリウム)』を解き放つ。
「光は闇の中に輝いている。そして、闇はこれに勝たなかった――」
 室内に悪霊を滅する聖域を展開し、ゾンビの戦闘力を著しく低下させ。同時に猟兵たちの身体能力を向上させていく。
 動きが鈍るようならスピードと反応速度をあげれば良い、とゾンビたちはウルスラへと上着を脱ぎ棄てながら、全力ダッシュで次々と集まりだす。
「――ってか、ひゃあああ!」
 四方を囲まれて周囲には逃げ場がない、ならば――"空中を蹴り"ジャンプして離脱!
 それは猟兵として新たに目覚めたユーベルコードという名の異能の1つ、『スカイステッパー』。空中を蹴り上げる事でまるで飛ぶような移動を可能とするのだ。
「怖いゾンビなんて、皆いなくなれ!」
 継ぎ接ぎの黒猫人形は希亜によって休む間もなく生み出され続ける、継ぎ接ぎの黒猫人形はゾンビを追跡し、その鋭くとがった鉤爪でゾンビの肉体を削ぎ、抉り、深い傷を刻みつけていった。
「こっちや、ボクも逃げてばっかりはいられへんよ」
 ウルスラは天井に照明とかの吊り物を駆使し、疾駆。素早く滑り込むようにゾンビを跳ね上げて蹴ると
ステップで調整して、また天井に跳び付いて退避していく。
「ど~こに目を付けてるのかなッ!」
 サエの暗がりに潜行してからの不意打ちの蹴りは小気味よい炸裂音、再び影へと溶けるように消え。次々とゾンビたちに『暗影舞踏(ハイディング・ステップ)』を解き放つ。
「これが、銀誓館能力者の力や! ――みたか!」
 ウルスラの地上でも空中でも、機動力を生かして止まらずにヒットアンドアウェイを繰り広げ、その高機動力から繰り出される一撃は、斧を斜め上から叩き込むような、痛烈な蹴りとなる。
「――みなさん。伏せてください!」
 炎の精霊を発射するグレネードランチャーの爆発で起こった熱気でゾンビたちが一斉に焦げる。
 スピレイルの『精霊印のグレネードランチャー』に耐えるべく、ゾンビたちは仲間の躯を盾にしてどうにか身体を少しでも炭化させぬように、と防ぐが有効策には至らない。
 猟兵たちの猛攻により大きく数を減らすゾンビたち、『アリス』の元へとたどり着くには彼らを倒し尽くすしか手段はないだろう。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

高宮・朝燈(サポート)
『オブリ解析…バール先生、あいつを止めるよ!』
 妖狐のガジェッティア×電脳魔術士、9歳のませたガキです。
 普段の口調は「ちょっとだけメスガキ(私、あなた、~さん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」、機嫌が悪いと「朝燈スーパードライ(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。

 ユーベルコードは、レギオン>お料理の時間>その他と言った感じです。レギオンで出てくるガジェットはお任せします。補助的な役割を好みますが、多少の怪我は厭いません。オブリは小馬鹿にしますが、味方には人懐っこくなります。なお、エンパイアの上越辺りに母方の実家の神社があります。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


クネウス・ウィギンシティ(サポート)
※アドリブ&絡み歓迎

●特徴
サイボーグ(四肢機械化済み)の技術者&狙撃手。SSW出身の鎧装騎兵。
民間人互助や義侠心に厚い。
口調 通常(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)
メイン武器 アームドフォート、マシンガン、パイルバンカー

●台詞例
『敵影捕捉、これより戦闘行動に入ります』
『索敵完了、狙撃開始』
『掃討戦ならばこの武器の出番ですね』
『これで一掃します』

●行動
狙撃手としての『狙撃・援護射撃』や技術者として『(技術)支援』がメイン。
遠距離狙撃や砲撃メインで援護に徹します。

主な技能:スナイパー・メカニック・武器改造・情報収集


河崎・統治(サポート)
絡み、アドリブ歓迎

味方と連携しつつ周囲を警戒、索敵して進む。暗所では暗視ゴーグルを使用する。
敵と遭遇したらアサルトウェポンで攻撃しつつ接近し、白兵戦の間合いまで接近した所で武器を水月に持ち替えて攻撃する。
使用UCは状況に合わせて変更。


七星・彩華(サポート)
 羅刹の妖剣士×宿星武侠の女です。
『呪詛で溢れた戦場は私の舞台さ!』
 普段の口調は「我が道を行く姐さん(私、お前、呼び捨て、言い捨て)」「仲間にはフレンドリーな姐さん(私、お前、呼び捨て、言い捨て)」

自身が支配する呪詛も武器として扱う戦闘狂、頭脳派で行動に穴があるようで抜け目が無い。
闘う事を至高と考える一方で守る者や仲間との共闘も戦闘の重要な要因と考えている。
行動は天上天下唯我独尊を貫く。
猟兵の夫と娘がいる。


 ユーベルコードは指定した物を使用、怪我は厭わず行動します。
迷惑をかける行為はしません。
例え依頼の成功のためでも公序良俗に反する行動はしません。
 あとはお任せ。よろしくお願いします!


櫟・陽里(サポート)
『操縦が上手いは最高の誉め言葉!』

乗り物が活躍できる場と
レースとサーキットが得意分野
どんな乗り物も乗りこなしてみせる

走りこそが俺の武器!
乗り物と操縦者の総合力で戦う
サイバーアイで路面、相手の動きなど幅広い情報収集
集中力・傭兵の経験・判断速度で攻め所を見極める

シールド展開バイクで体当たり吹き飛ばし
走り回って撹乱・誘導
仲間を運ぶ足になるのも好き
バイクは機動力のある盾にもなる
壊れたらほら、直すついでに新パーツ試せるし!

明るく話しやすい先輩タイプ
補助仕事もドンと来い
乗り物が無い戦場では手数が少ない
普通の拳銃射撃や誘導、挑発など小技を利かせるしかなくテヘペロしてる

過去は過去に還すべき、その辺割と無慈悲



● 走るゾンビと猟兵たち。

 彼らは『アリス』にエナジーを奪われ、己の死を認識できない哀れなゾンビと化してしまった、元リスナー。
 さまよう腐った死体型ゴーストのゾンビたちは、上着を脱ぎ捨てる事で走るタイプのゾンビに変貌した。
 その体躯に残った生命力を糧にスピードと反応速度が爆発的に増大しているようだ、
「あれじゃあ自分が死んだことすら気づいていないようだね、何とも哀れな連中だ」
 常闇の呪詛で鍛えられた呪詛刀を携え、七星・彩華(鮮血狂い咲く呪詛の華・f32940)の刀身の如き眼差しに、射竦められたのかゾンビのヘイトは彩華へと集められていく。
「へぇ、まるっきり木偶の坊ってわけじゃないんだ? こういうのはどう?」
 卓越した瞬間的な状況判断でその動きを察知し、『呪詛刀・常闇』を通じて放たれた呪詛がびりびりと大気が振動する。並の人間であれば、心の臓が潰れているかもしれないほどのプレッシャーだが、彼らゾンビには畏れという精神性は残されていなかった。
「恐怖っていうのは生き物における最大のセーフティーゾーンなんだ。それを無視する今のアンタらは蛮勇とすら呼べないね」
 猛毒の呪詛はゾンビの僅かに残った負の感情を喰らい、その呪詛を膨れ上がらせると、オブリビオンの肉体を削ぎ、抉り、深い傷を刻みつけていく。
「そういうゴリ押しっていうのは圧倒できるほどの戦力差があってこそ叶うものなんだ」
 残念だったね、と彩華は吐き捨て、高宮・朝燈(蒸気塗れの子狐・f03207)は彼女の言葉に感心したように何度も頷いた。
「じゃあ、私たちのするのは力押しだね! 見てて、私のとびっきりの一撃を見せちゃうから!」
 ガジェットスーツの『バール先生』。足の付いたグラスの様な形の騎乗型ガジェットは様々なアームを装着出来る特別製。
「――バール先生、アレを狙って!」
 レーザーポインターの照準が次々とゾンビへと重なり、無数のマイクロミサイルが離れていく。『半手動FCS式マイクロミサイル『糸引き納豆』(レーザーアテタトコニタイリョウノナットウミサイル)』によって、激しい爆風と共に"煙が濛々と立ち上る中、宣戦布告代わりの言葉をオブリビオン達に言い放つ。
「ゴリ押しならやればやるほど不利になるけど、力押しならやればやるほど有利になるものね!」
 むふー、とませた子供らしい笑みと笑いを零してとびきりの笑顔を浮かべる。
「面白いガジェットですね、私も負けてはいられません。――敵影捕捉、これより戦闘行動に入ります!」
 クネウス・ウィギンシティ(鋼鉄のエンジニア・f02209)は、身の丈以上のリボルビングバスターキャノンを手にオブリビオンを捉えていくが――。
「その武器は直線的な火力が高そうだ、それならばこちらで彼らを集めておくぜ」
 粗雑そうに武者鎧風の外装の回転動力炉で稼働する、真紅の動力甲冑を身に着けた河崎・統治(帰って来た能力者・f03854)は言う。
 言葉こそ言い捨てるようなものだったが、歴戦の戦士を思わせる芯の通ったその声色はクネウスの信頼を勝ち取るには十分すぎるほどだった。
「それではお願い致します、丁度チャージするまで少々時間を要しますから」
「ああ、任せろ。さぁ、ゾンビたち――遠慮はいらん。受け取れよ!」
 大型回転動力炉により出力を極限まで高められた、不死鳥のオーラを路上に放っていく。それはゾンビたちが進むコースを描くように消えない魔炎によって、走るゾンビの進路を制限する。
「支援感謝いたします。CODE:ORION。一点集中、破壊させて頂きます!」
 一直線にならんだゾンビたちへと自動給弾式のバスターキャノンを放ち、クネウスの『ORION(オリオン)』の光線が星の光の如き破壊となって迸って触れたゾンビの四肢を削り取った!
「予想通りだ、呪詛みたいな生前知らなかったものは反応しないようだが、流石に炎の道は恐怖心とは関係無しにに体が勝手に動いてしまうはずだってな!」
 銀誓館学園第1期卒業生でもある統治だからこそ、十分すぎるほどに死体型ゴーストとの戦闘経験を下地に瞬時にゾンビの特性を見抜くことが出来たのだ。
「へぇ、上手にやってくれたね。だったら散り散りになったゾンビたちを俺が倒せば――っと」
 逃げ回っているゾンビたちを無二の相棒のハイテクバイクの『ライ』に櫟・陽里(スターライダー ヒカリ・f05640)は跨り戦場を駆ける。
「レースで"逃げる"は誉め言葉だけど、こういう場合のアンタらは褒められないね。――華麗なターン、魅せてやるぜ!」
 不思議の国の不思議現象で一輪になった相棒でドーナツターンを放ち、卓越した運転技術で"ぐん"と視界が流れ、色つきの奔流めいた景色の中でゾンビの姿が次々と近づいて轢き倒したのだ。
「さぁ、不格好だけどアンタらへのゴールはこの弾丸でいいかな?」
  先手必勝、逃げ切り勝利の意思を込めてステッカーチューンした『PPtoWin』で、最後に逃げ切った走るゾンビに終わりを下した。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

土御門・泰花(サポート)
※アドリブ・連携・苦戦描写・UC詠唱変更・その他歓迎

「あらあら……。ふふ、ご安心を。お手伝い致します」

一人称:私
口調:基本的に敬語。柔和な印象を与える口ぶり。
表情:基本的に柔和な笑みを湛え、義憤もその下に隠す。
性格:普段はおっとりだが「陰陽師の家系の当主」という自覚があり、凛々しくみせる時も。

先ずは式神で私や仲間へ【結界術】【オーラ防御】を展開。
敵の攻撃は【早業】【軽業】【地形の利用】等で回避。
通用しなければ薙刀で【武器受け】し、薙刀か式神の黒揚羽で【カウンター】攻撃。

UCは、戦況とその効果に合わせて発動。
可能なら【早業】で敵のUC発動前に発動。

UCは状況に合わせてどれでも使用。
後はお任せ。


四王天・焔(サポート)
『こんにちは、焔だよー。』
 妖狐の人形遣い×ガジェッティアの女の子です。
 普段の口調は「無邪気(自分の名前、~さん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」、家族には「甘えん坊(自分の名前、相手の名前+ちゃん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

無邪気で感情の起伏が激しい性格の少女、
武器はからくり人形とドラゴンランスを主に使います。
植物、特に花が好きです。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


城田・紗希(サポート)
基本的には考えるより行動するタイプ。
でもウィザードミサイルや斬撃の軌跡ぐらいは考える。…脳筋じゃナイデスヨ?
暗器は隠しすぎたので、UC発動時にどこから何が出てくるか、術者も把握していない。

戦闘は確実性やオーバーキルより迎撃数を優先するので、全力魔法と範囲攻撃で少し広めに撃ってから時間差で仕留める。
もしくは単体攻撃にカウンターや鎧破壊攻撃を乗せつつ、連続して使って、一撃必殺を繰り返す。
「ここから先は行かせないよ、キリッ」
…ところで、なんでオブリビオン居るの?(前後の説明忘れた)

……防御?なんかこう、勘で!(第六感)
耐性……は、なんか色々!(覚えてない)


バジル・サラザール(サポート)
『毒を盛って毒で制す、なんてね』
『大丈夫!?』
『あまり無理はしないでね』

年齢 32歳 女 7月25日生まれ
外見 167.6cm 青い瞳 緑髪 普通の肌
特徴 手足が長い 長髪 面倒見がいい 爬虫類が好き 胸が小さい
口調 女性的 私、相手の名前+ちゃん、ね、よ、なの、かしら?

下半身が蛇とのキマイラな闇医者×UDCエージェント
いわゆるラミア
バジリスク型UDCを宿しているらしい
表の顔は薬剤師、本人曰く薬剤師が本業
その割には大抵変な薬を作っている
毒の扱いに長け、毒を扱う戦闘を得意とする
医術の心得で簡単な治療も可能
マッドサイエンティストだが、怪我した人をほおっておけない一面も

アドリブ、連携歓迎


シェーラ・ミレディ(サポート)
※OK:シリアス
※NG:エロ、ネタ、コメディ、心情系
※傭兵的なスポット参戦

称号通り、僕の身体を維持するための金儲けと、弱者をいたぶる醜い行いが許せぬ義侠心が行動指針だ。
美しいものは愛でるべきだが、恋愛には結びつかないなぁ。
性格ブスは醜い。見るに堪えん。

複数の精霊銃をジャグリングのように駆使する、彩色銃技という技(UC)を使って、敵を殲滅しようか。
敵からの攻撃は基本的に回避する。が、護衛対象がいるならかばうのも検討しよう。
……嗚呼、僕を傷付けたなら、代償は高くつくぞ!



● 群れる脅威のゾンビ集団

 先に突出した走るタイプのゾンビたちと交戦を繰り広げる猟兵たちを尻目に、今度は群れを為したゾンビたちが猟兵の前へと躍り出る。
「あらあら……、ずいぶんと『アリス』ちゃんは人気だったのね」
「こんなにもたくさんのファンがいたなんて、すごいわ」
 柔和な笑みを湛え、柔和な印象を与えるような声色で土御門・泰花(風待月に芽吹いた菫は夜長月に咲く・f10833)は無数のゾンビたちを言表す。
「自分の身に価値を見出し、安売りをせずに相手に納得させるというのは、嫌いな発想ではないよ」
「ま、もっとも僕はそんなことをやるつもりは毛頭ないけれどね」
 シェーラ・ミレディ(金と正義と・f00296)は暫時に猟兵になる前の生活を想い起こすが、つまらない過去だと切り捨てる。
「それに美しいものは愛でるべきだが、自分を慕うものをこのような醜いものに変貌させるようなやつとは分かり合えないな」
 根本的にシェーラと『アリス』は分かり合う事が出来ないだろう。シューラにとっての醜い行いというものは、到底看破できるようなものではない。
「恋に恋するような、盲目に効く薬は効いたことがあるけれど」
 バジル・サラザール(猛毒系女史・f01544)は、マンドレイクの粉末を使った恋心を失わせる魔法の薬を脳裏に浮かべる。
「ゾンビになった彼らはちょっと効かなさそうね……」
 まったく、死んだ相手というのは本当に厄介だわ、とバジルはため息を溢す。
「乙女にとって恋は不治の病、どんな名医だって治す事ができないんですよ」
 城田・紗希(人間の探索者・f01927)は恋愛を詳しく"分かった"ような顔つきで、ふんすと可愛らしく鼻を鳴らして尊大に言う。
「ここのゾンビさんたちは本当に多いの……」
 いくらファンが多いとはいえ本当にゾンビが多すぎる、と四王天・焔(妖の薔薇・f04438)はまるでホラー映画のような光景に困ったように耳をペタンとさせる。
「うーん? もしかしたらここに迷い込んだ人もゾンビさんのになっていたのかしら」
 それはいけないわ、と泰花は戦闘の補助として、普段は目眩しや盾がわりに使役する、基礎的な式神を霊符を通じて顕現させる。
 オーラ防御を組み合わせた結界術、刀印を結んで九字を切ることで強力な破魔の結界を構築し侵入者を阻むことに成功した。
「へぇ、陰陽術というやつかしら。こういう依頼では特に汎用性があって便利ね」
 泰花のその流れるような結界術を、バジルは興味深そうに一挙手一投足を眺めていた。
「あ! 一斉にゾンビさんたちが突進してきたよ」
 そう言葉を交わし戦闘の下地を整えていく猟兵たちの中で、誰よりもゾンビについて注視していた焔が、いの一番にゾンビの動きを察知した。
 群れを為したゾンビは、ゾンビ同士でスクラムを組むように一斉に突進を開始したのだ。

「ここは焔たちがなんとかしないと!」
 戦いの口火を切ったのは、そんな焔のユーベルコード『閃剣蒼華(サウザンド・エナジーソード)』。
「無数の剣よ、敵を取り囲み切り刻めー!」
 魔法力を媒介し、蒼い炎を放つガジェットの『蒼炎の魔導兵器』から、精密に狙いを定めたガジェットの弾丸が休む間もなく、群れとなって突撃してくるゾンビへと吸い込まれるように放たれた。
 それにより生み出された、高威力高命中の無数の光で出来た剣の嵐は着実に、猟兵たちに向かうその数をみるみるうちに減らしていく。
 焔の一撃によってまずは猟兵達が、機先を制した形だろう。無論、このまま猟兵たちの猛攻は止まらない。
「睡眠は薬に勝る、今は少し休みましょう」
 群れを成したゾンビの突進は愚鈍に直進していく、罠などは先頭のゾンビを犠牲に踏み抜けばいいという知性があったのか、そもそもそのような発想が無かったのか。
「どちらにせよ、あまりにあなたたちは思慮が足りないわ」
 即効性の催眠ガスである、『睡魔を誘う蛇の果実』が群れを成したゾンビを包んでその動きを鈍らせる。
「ふふ、眠らせる事は出来なくても動きが鈍りだしたようね」
 交感神経を抑制することでゾンビたちは突進と呼べる程の速度を出す事が叶わなくなる。
「足が止まった今がチャーンス、さて今日は何が出てくるかな!」
「――出てこい、私の必殺武器!」
 紗希は空へと手をのばすようにすると、空間魔法で収納している武器からいま戦っている対象に有効な武器を掴み取る。
「……チェーンソー、なかなかに物騒な武器が出たものですね!」
 これが紗希のユーベルコードの『必殺武器の召喚(ブキコニアッタハズ)』、幸いにも今回は使い方を十分に理解し、使いこなす事が出来るものだった。
「さぁさぁ、ゾンビ退治の時間だよ!」
 空間を震えさせるような激しい駆動音を響かせながら、紗希は群れを為したゾンビの突進の肉体を削ぎ、抉り、深い傷を刻みつけていく。
「朱雀、玄武、白虎、勾陣、帝久、文王、三台、玉女、青龍。……参ります!」
 鎌倉時代の反閇について書かれた文献を元にした詠唱。"帝久"を唱える土御門家が使う九字を泰花が独自に猟兵の技に応用することで、陰陽術の力をまとった薙刀による一閃を実現した。
「――閃ッ!」
 泰花は巴形薙刀の『菫』から破魔を帯びた斬撃、『破邪一閃』を直線状に解き放ち、次々と群れを成したゾンビたちを両断していった。
「中々美しい一撃だ、残った連中は僕が相手をしようじゃないか」
 続けて、シェーラもユーベルコード『彩色銃技・口寄せ・愛月撤灯(アトラクティブガンアーツ・ラブコール)』によって、精霊狙撃銃を数多に召喚。
「お前が欲しいんだ。さぁ、この手を取って僕の傍においで。力を貸してくれ」
 複数の精霊銃をジャグリングのように駆使し、残ったゾンビたちへと矢継ぎ早に弾丸を放っていく。
 音もなく飛翔する弾丸はただ、彩色を宙に描くのみ――まさしく『彩色銃技』。
「ああ、これではただの弱いもの虐めだ。僕にこのような真似させたんだ、代償が安く済むと思わぬことだな」
 ゾンビ越しに先の部屋にいるだろう、『アリス』へとシェーラは射抜くような視線を放ったのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

蒼月・暦(サポート)
 デッドマンの闇医者×グールドライバー、女の子です。

 普段の口調は「無邪気(私、アナタ、なの、よ、なのね、なのよね?)」
 嘘をつく時は「分かりやすい(ワタシ、アナタ、です、ます、でしょう、でしょうか?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

無邪気で明るい性格をしていて、一般人や他猟兵に対しても友好的。
可愛い動物とか、珍しい植物が好き。
戦闘では、改造ナノブレード(医療ノコギリ)を使う事が多い。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


高階・茉莉(サポート)
『貴方も読書、いかがですか?』
 スペースノイドのウィザード×フォースナイトの女性です。
 普段の口調は「司書さん(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、時々「眠い(私、キミ、ですぅ、ますぅ、でしょ~、でしょお?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

読書と掃除が趣味で、おっとりとした性格の女性です。
戦闘では主に魔導書やロッドなど、魔法を使って戦う事が多いです。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


ケヴィン・ウッズ(サポート)
無口な少年です。武器を見るのが好きな為、戦う行為には積極的にいきます。
周りの武器の扱い方や戦闘行為をよく観察し、自分の動きにも取り入れていきます。
反面話して説得、作戦を考える等は面倒くさいことから消極的です。
無意味に傷つけるような行為でなければ、言われれば素直に従います。
あとはお任せします。


アネモス・アルビレオ(サポート)
※連携・アドリブ大歓迎です※
冒険!集団!ボス!日常!
いっぱい活躍出来たらいいな!

性別:美少年を司る自称性別:美少年です。
人生エンジョイ勢、喜怒哀楽の喜楽特化型。誰かを非難したり、自画自賛はせず「〇〇さんってすごーい!」と人を褒めて感動して喜ぶタイプです。
各世界を楽しみながら渡り歩き他者をお手伝いすることを喜び積極的に行動します。
「大丈夫。僕に任せて!皆と世界のために美少年パワー発動!」
探索・戦闘どちらにおいてもUCビショーネン・クリエーションを使用、その場に大量の美少年を呼び出し人海戦術で行動します。
 
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
依頼の成功のためでも公序良俗に反する行動はしません。


大豪傑・麗刃(サポート)
一人称は『わたし』『麗ちゃん』

右サムライブレイド左日本刀(試しで使ってみたがやはり刀はエンパイア産の方がすぐれているのだ)の二刀流。スーパー変態人時は右サムライブレイド+日本刀、左バスタード+ヒーローソードの四刀流。それらを持っていなければ適当に。
大軍を前にいろいろ考えるが結論は「全員やっつければ(斬れば)いいのだ!」

ユーベルコードは基本MS様にお任せしたいが決まらなければ下記参照

ネタ可なら
ネタキャラとしての矜持>鬼殺し>変態的衝動>絶対零度氷河期到来>わたしのネタを聞け>ギャグ世界の住人>自爆スイッチ>もっと愉快に追いかけっこ>鬼面フラッシュ

ネタ不可なら
剣刃一閃>スーパー変態人



● 呪詛にまみれたゾンビと猟兵たち。

 猟兵たちによってちりぢりになったゾンビたちが猟兵たちの元へと集まってくる。
「わっ、まだまだ残っているわね。でも、アナタたちが最後なら頑張らないとね」
 蒼月・暦(デッドマンの闇医者・f27221)は改造ナノブレードと呼ばれる、細かなノコギリ状の刃を持っている、敵を解体する際に用いられる医療器具を構えて、地鳴りのような呻き声をあげるゾンビたちへとその切っ先を向ける。
「うーん、みんなの服装もボロボロだし、なんだか顔もこわーい」
 自らが死んだ事を知らぬ生きた屍となったゾンビたちにアネモス・アルビレオ(神は云った。「美少年あれ」・f17321)は独自の視点から感想を述べていく。
「どうせなら、みんなで顔のキラキラでいたらもっと素敵なのにね!」
「だからお手伝いしてあげる。皆、美少年になーれ♪」
 猟兵たちが倒して山となったゾンビたちへと、アネモネがユーベルコード『ビショーネン・クリエーション』を解き放つ。目映い光と共にゾンビたちは『美少年』にその姿を変えていく。
「それじゃあ、『美少年』のみんな! 一緒にあのこわいゾンビさんたちと戦って!」
 アネモネは無機物となったゾンビを素体に『美少年』を次々と生み出す。元は同じゾンビだ、『美少年』は大きく引けを取ることはなく、順調に戦線を押し返す。
 さらに言えば、どんどんと戦場には無機物が増えていく。戦いが続けば続くほど『美少年』の数が増えて猟兵たちに優位な戦場へと換わっていく、アネモネのユーベルコードの底をこの戦いでは見せる事がなかったようだ。
「私もそれじゃあいくよ、この改造された肉体に、恐れ戦くが良いよ――ッ!」
 暦は飛翔力が増加する、ジェットエンジンを背中に装着した形状へとその身を変貌させていく。
 華奢で可憐な風貌の彼女だが、その実は失われた禁断の技術により、死から蘇生した人間である『デッドマン』と呼ばれる種族のもの。
 その魂に激しい『衝動』がある限り、肉体はばらばらになってもいずれ復元すると言われるほどに、丈夫な身体を持っている。
 ――だからこそ、四肢がミチミチと千切れんばかりに伸びる速度に、ジェットエンジンによる加速をしたとしても、“大した問題”ではない。
「これくらいへっちゃらよ、どんどん倒していくんだから!」
 迎え打つように放たれた『ゾンビカース』のことごとくが、超加速の純粋なパワーによって生み出された衝撃波に薙ぎ払われ、ゾンビたちはどんどんと追い詰められていく。
「おー、なかなか派手にやっているようだね。ここは私も負けるわけにはいかないのだ」
 携えたサムライブレイドで動きを止めたゾンビの頭を切り落とした、大豪傑・麗刃(23歳児・f01156)はニヤリと不敵に笑って。
「ゾンビー、サッカーしようぜ。というわけで、ボールはおまえなのだ!」
 小気味よいキックの炸裂音でゾンビの頭部は、サッカーボールの如く飛来し蹴転がる。
「相手のゴールにシュゥゥゥゥ――――! チョーエキサイティング!」
 ゾンビの頭部を直撃した、仲間のゾンビたちは僅かによろめきながらも、踏みとどまって――憎しみを見せるように歯を咬み締める。しかしながら、“その程度”のダメージ、意に介する事なく上着を脱いで『走るタイプのゾンビ』へと変貌し、麗刃と迫り襲いかかる。
「そこは、派手に爆発四散したりするところでは!? きみたちには人としての心がないのかね!」
 こうなったら向かい討つ。サムライブレイドと日本刀の二刀流を巧みに操る。卓越した技能というのもあるが『変態的衝動』により向上したその身体能力がゾンビの迎撃を可能としているのだ。
「――よく考えたら、ゾンビであれば心がないのは当然だったね!」
「……、技はすごいけど、あれは真似したくないかな」
 同じくサムライブレイドを持つケヴィン・ウッズ(人間の剣豪・f34923)は、麗刃の技量を高く評価すると同時にあのような奇怪な行動を真似しようとは思えなかった。
 ケヴィンはサムライブレイドを構えると、ゾンビに向かって鎧袖一触、刀で切り、鞘で打ち据えながら更に加速する。
「へぇ、やっぱりゾンビって丈夫なんだな。だけど――」
 だくだくと溢れる血の周辺部位をボロボロの衣類で縛ることで押さえながら、地鳴りのような唸り声をあげるゾンビたち。
「――剣刃一閃ッ!」
 解き放たれた猟兵の必殺技でる、ユーベルコードの一撃。冴え渡ったサムライブレイドの連撃がゾンビの肉体を削ぎ、抉り、深い傷を刻みつけていった。
「動けなくなるまで、何度だって切り刻む。覚悟しておくんだな! ま、案山子を切るよりかはずっと実践経験をつめる」
「だから――アンタらはもっと俺に来てもいいぜ」
 サムライブレイドはゾンビを切り裂くごとに技の切れを増していく、確実にケヴィンは実戦を通じて確実に何かをつかみ取っているようだ。
「凄腕の剣士が2人、ふふ。昔絵本で読んだような一幕ですね」
 高階・茉莉(秘密の司書さん・f01985)は鍔迫り合いすらも一幅の名画のような、素敵な挿絵が描かれた絵本の物語をその脳裏に浮かべていく。
「おっと、今は目の前のゾンビをお相手しませんと」
 そのようなお話が相応しいでしょうか、と手にした絵本から“相応しいページ”までページを捲っていく。
「こちらがよさそうです。さぁ、それでは――ハッピーエンドを、お見せ致しますよ!」
 広げられた絵本から、漆黒の腕が跳び出してゾンビの群れをまるで竜巻のようにぶうん、と力強く振り廻し薙ぎ払う。
「あら? それとも此方の方が良かったでしょうか」
 次に現れたのは天使の舞い散る羽根。その羽根によってゾンビたちは焼け、爛れ、膚を焦がしてゾンビは苦痛の咆哮を洩らしていた。
「どうやらこっちの方が良さそうです、さぁ!『童話の披露会』の始まりです」
 天使の羽根に囲まれたゾンビたちの躰は奇怪に膨れ、捲れ返り、焼け爛れていくではないか。茉莉の手にしている絵本の中では、ゾンビは聖なる力に弱いと記されている。
 故に、ユーベルコードによって生み出された天使の羽根は劫火よりも激しくゾンビ達を焦がす、そのような”物語の結末”を世界の法則に書き加えたのだ。

 ――こうした猟兵たちの連携によって、無数のゾンビの群れは姿を消した。
 これでようやく、廃スタジオの中へと向かう事が出来そうだ。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​




第2章 冒険 『ポルターガイスト』

POW   :    飛来する物品を叩き落とす

SPD   :    物品を俊敏にかわして進む

WIZ   :    魔力干渉で物品の飛来を妨げる

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四王天・焔
WIZ判定の行動
アドリブや他猟兵との連携歓迎

■心情
ゾンビをやっつけたと思ったら、今度はポルターガイストかぁ。
物品が勝手に飛んでいくのは何とも不気味だけど、
ここで退く訳には行かないよ!

■行動
まずは焔のユーベルコード「火園の紫」を使用するね。
自身の足元を紫炎で覆い、その上に立って戦闘能力を上げるよ。

ポルターガイストが飛ばしてくる物品は
【第六感】で死角から飛んでくるものにも対処しつつ
【見切り】で回避する様にするね。
避け切れない攻撃は【オーラ防御】で弾いたり
【盾受け】で受け止めたりするね。

「『アリス』さん、こそこそしながら物品を飛ばして来ないで
正々堂々と姿を出して戦ったらどうかな?」



● 行く手を阻むポルターガイスト

「うぅん、ゾンビをやっつけたと思ったら、今度はポルターガイストかぁ」
 無数のゾンビの群れを倒してようやく進んだ先も、どうやらまだまだ簡単にはいかなさそうだ。
 四王天・焔(妖の薔薇・f04438)は無数に飛び交う物品たちに、言いようのない不安を覚えるが猟兵としてここで退くわけにはいかないと、気持ちを奮い立たせる。
 一種のホーミングミサイルめいて自在な軌道を描き、焔へ四方八方の逃げ場を失くすように物品が飛来。
「わっ! や、やっぱり焔たちのこと、どこかで見てるんだよね!?」
 そんな中でも、眼だけを頼ることなく焔は第六感で死角すらも最小限にすると同時に、卓越した技量による回避で動きは最小限に行っていく。
 ――暫時の間に起こった激しい衝撃と共に頭上の舞台照明が重力を味方に加速をしながら、焔の頭上へと迫る。
「きゃっ、これは流石によけられそうもない、だったらッ――!」
 焔はユーベルコード『火園の紫』を発動し、周囲を紫色の狐火で覆っていく。これは彼女にとってのとびきりの舞台。
 主演女優の焔に迫る巨大な舞台照明は、紫色の狐火の舞台で高められた身体能力により『紫煌剣』を盾のように構えて受け止めた。
 強力なユーベルコードによって強化された焔の前に体格など、猟兵の膂力を左右するような制約ではない。自分の身体よりも大きな舞台照明をそのまま力任せに――弾き飛ばした!
「『アリス』さん、こそこそしながら物品を飛ばして来ないで正々堂々と姿を出して戦ったらどうかな?」
 無数の物品が飛来と立ち上る中、宣戦布告代わりの言葉を物品が飛来し渦巻く場においても、凛と通る声でアリスに言い放つ。
 ――間違いなく焔の言葉はどこかで、ここを見ているはずのアリスへと届いているはずだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ウルスラ・ロザーノ
おおっ、凄いなー! まさに典型的なポルターガイストやな!
サプライズな奇襲はビビるけど、物が飛んでくるだけなら、さすがにどうってこともあらへんよ
さくさくと躱してこーかな!

この手のに対処するポイントは、しっかり落ち着いて弾道を見極めることやね
読み切ったら、最低限の動きで躱せるでな
気は抜かんけど、こんぐらいのなら割と単純にボク狙いだけやろ?
回避すら先読みした軌道とか、囮の弾撃っておいて死角からとか、そんなエグいのは来えへんやろ

プラスして、シューズをブン回したダッシュで狙いを振り落とす!
なはは、ボクにまともに当てようなんて無理やって!
気の済むまで、いくらでも付き合ったるわ!



● それはまるで映画のようで

「おおっ、凄いなー! まさに典型的なポルターガイストやな!」
 ウルスラ・ロザーノ(鈴振り燕・f35438)は周囲に飛来している、廃スタジオの物品を興味深そうに見まわして、映画や漫画で見たその様子が現実になっている事に僅かな高揚感を覚える。
「サプライズな奇襲はビビるけど、物が飛んでくるだけなら」
「さすがにどうってこともあらへんよ。さくさくと躱してこーかな!」
 この手のに対処するポイントは、しっかり落ち着いて弾道を見極めることやね、と冷静によくその瞬間を見極める。
 飛来するポルターガイストが直線と曲線を交えた虚実を混ぜた高速移動でウルスラをかく乱する。

「ちょっとタイミングはシビアやけど、その分は読み切ったら、最低限の動きで躱せるでな」
 気は抜かんけど、こんぐらいのなら割と単純にボク狙いだけやろ? そのウルスラの予測どおり、軌道は読みづらいが必ず標的にホーミングのように向かってくる。
 タネが割れてしまえば対応は容易だ、ウルスラにとっての脅威はただタイミングが取りづらいだけなのだ。同時に幾つもの瓦礫や廃材が襲来した瞬間を勝負所と見極め、一気にシューズをブン回して勢いをつけ、正真正銘真っ直ぐに振り下ろす形で薙ぎ払った。

「流石に置き狙撃や、死角を狙っての跳弾みたいな攻撃は出来ないようやな、そんなら――」
「なはは、ボクにまともに当てようなんて無理やって! 気の済むまで、いくらでも付き合ったるわ!」
 倒しきれないと痺れを切らして『アリス』が出るまでの間、もう少しだけこのポルターガイストにウルスラは付き合ってみる事にした。

大成功 🔵​🔵​🔵​

大豪傑・麗刃
サポートに拾われたのも何かの縁。このまま事件解決に向けて突き進むのみなのだ。
さて、何やらいろいろなものが飛んでくるらしい。ここはまあ、わたしは剣士なので、剣士らしく解決するのだ。すなわち

全部斬る

右手にサムライブレイド、左手にフライングシャドウを構え、飛んできたものすべてを斬り落とす。神経を張り巡らせろ。後頭部にも目をつけるのだ。五感全てを駆使すれば飛んでくる物の動きを察知するのも容易。容易と言ったら容易なのだ。あとは素早く動いて全て斬り落とすのみ。これで解決なのだ。

やれやれ、それにしても恐るべきは……なんだっけ。えっとホルター心電図だっけ?いやいや、ポンデツイストだっけ?なんかうまそうなのだ。



● ポル……なんたらは剣士らしく解決するのだ!

「うわっ……本当に凄い有様なのだ」
 廃スタジオということで、モノブロックストロボやLEDライトをはじめとして、ライトスタンドに三脚やソフトボックスだけでなく、オートポールといった様々な物品が嵐のように飛び交う。
 そんな様子を両手に武器を携えた大豪傑・麗刃(23歳児・f01156)は少々驚嘆の表情を浮かべるがすぐにそれを戻す。
「まあ、わたしは剣士なので、剣士らしく解決するのだ。すなわち――」
 ――全部斬る。
 しかし、飛来するポルターガイストもただ猟兵を狙うだけでは無い、自在な軌道を描き直線と曲線を交えた虚実を混ぜた高速移動でオブリビオンをかく乱する。
「死角を狙っているつもりなら……麗ちゃんには無意味! なんたって、後ろに目がついているからな!」
 神経を張り巡らせ、五感全てを駆使すれば飛んでくる物の動きを察知する事で、まるで本当に後ろに目がついているかのような動きを見せる。
 飛来する物品たちは右手にサムライブレイドでユーベルコード『剣刃一閃』を発動し鎧袖一触、刀で切り。左手にフライングシャドウの鞘で打ち据えながら更に加速する。
「やれやれ、それにしても恐るべきは……なんだっけ」
「えっとホルター心電図だっけ? いやいや、ポンデツイストだっけ? ポルボロン、そんな名前のお菓子がクリスマスに食べると聞いた事があるのだ。なんかうまそうなのだね」
 正解を導く前に次のポルターガイストが猟兵に迫る。
「わっ! 別に食べたいとはいっていないのだ、だが――これも全部斬るまでだね」
 八面六臂の活躍で、休む間もなく飛来してい来る物品を麗刃は切り伏せていくのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

御狐・稲見之守(サポート)
 100歳超(実年齢秘密) 妖狐の仙人✕陰陽師 
 口調「ワシ、~殿、ゾ、じゃ、じゃナ、かナ?」

 荒ぶる力を揮うカミにして、人喰い魂呑みの外道、そして幻を繰る妖狐、御狐稲見之守である。
 助けを求め願う声を聞き届けるが我が務め。ヒトの道理で叶わぬならば、カミの道理を通してみせよう…なんてナ。
 
 天変地異を起こす[荒魂顕現]や、幻覚を見せて動きを封じる[眩惑の術]、生命力を喰らう[狐摘み]を使ったりするゾ。無論、[狐火]は妖狐の嗜みじゃナ。
 ふふ、そして『魂喰卿』の肩書き通り、我が領域[魂喰らいの森]を顕現させることも出来るんじゃ。

 さァて、遊ぼうじゃァないか。


ルーン・エルウィンド(サポート)
 人狼の翔剣士 × マジックナイト、20歳の男です。
 普段の口調は「丁寧(私、相手の名前、です、ます、でしょう、でしょうか?)」、敵には「無感情…のはず(私、お前、呼び捨て、だ、だな、だろう、なのか?)」です。
本人は気付きませんが、尻尾に感情がもろに反映されます。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



● ――として、当然の事を
「ふふん。この程度の妖術は恐れるに足りないわ!」
 御狐・稲見之守(モノノ怪神・f00307)は出会い頭にユーベルコード『分身(オルタナティブ・ダブル)』を発動。稲見之守と全く同じ姿のもう一人の自分が顕現する。
「――ま、その気になれば108人くらいは分身を呼び出せるが!」
  稲見之守は邪気を祓うとされる桃木から作られた木剣である『桃木剣』を携え、同時にもう1人の自分であるユーベルコードにより生み出された“稲見之守”は、神霊の力を用いて鍛えられたとされる霊刀の『霊刀小狐丸』を同様に構えた。
「さァて、遊ぼうじゃァないか!」
 武器を振るうと、狐火が踊るように放たれる。当然それは妖狐の嗜みである、難しい事ではないが――それの質が低いという理由にはならない。
 異常な軌道を描いて飛来する物品と鏡合わせの軌道をなぞり、2人の妖狐が弾き返していく。
「くふふ、どうやら妖術比べはワシが1枚も2枚も上手のようじゃな!」

「なるほど、術者を増やして純粋に“手数”を増やしたんですね」
 それは私には出来ない技術ですね、とルーン・エルウィンド(風の翔剣士・f10456)は稲見之守の戦い方にある種の感銘を受けつつも、自分に出来る対処を考える。
「そう、ですね。ただ待ち構えるのではなく、こう考えて戦いましょうか」
 ルークは透き通るような青い刀身を持つ妖刀である『風斬』を振るい、廃スタジオの床にバツ印の斬撃を刻む。
「ええ、これなら――!」
 一種のホーミングミサイルめいて自在な軌道を描き、ルーンに迫る物品を正真正銘真っ直ぐに突っ込み妖刀を振り抜く。続けて、鎧袖一触、刀で切り、鞘で打ち据えながら更に加速する。
 待ち受ければいいはずだが、ルークは駆け出し“飛来しきる前”にその全てを切り落とす。
「ッ――」
 しかし、飛来した物品の1つを不自然に何かを庇うように駆け出し、その身に受けてしまう。
「ああ、無事でしたね。よかった」
 ハッとした表情でルーンは無傷のバツ印の斬撃をみて胸を撫でおろす。
「誰かを護るための練習で、その身を預かっていい相手なぞいませんから」
 剣士たるもの我が身を擲ってでも、護ることが、務めであり、誉れである。
 そう――ルーンは、その斬撃痕を護衛対象に見立てて己の研鑽を積んでいたのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

ハンナ・レドウィッチ(サポート)
ふふん、どうやら大天才邪竜神様の手助けが必要なようね。
不要と言われても助けに行くから安心して崇め奉りなさい!

超自信過剰なオラトリオの自爆魔法使い。UC大召喚を使用しない間(使用予定無し)、UCの成功率が下がる(お任せ)為、よく自爆して気絶します。
棒術に長け、マイケルくんでの接近戦が得意ですが見た目は若くてもお婆ちゃんなので腰に来ると戦闘不能に。
UCは選択した物を自爆を何故か恐れず強気で使用し、成功すると小躍りして喜びます。

冒険ではマイケルくんをお供に探索し、他猟兵と積極的に連携、罠を察知すれば効果的な方法(UC含む)で切り抜けようとします。
アレンジその他全てお任せ致します!


一郷・亞衿(サポート)
廃墟探索中に呪われ、その結果として力を得た猟兵です。独自開発した混沌魔術や呪詛を纏わせたカッターナイフ、金属バット、伸縮式の山刀(蛇腹剣)等を用いて戦います。
各種オカルト話を好みますが、オブリビオンに対しては基本的に容赦しません。
外見特徴として、マスクで常時顔を隠しています。

一人称は「あたし」。
年下~同年代にはくだけた感じの口調で話し、年上や偉い人には敬語(さん付け、ですます口調)を使います。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使いますが、寿命が減る系の物はタイミングを見計らい極力短時間の使用で済ませるようにしています。
軽口を叩いたりもしますが、戦闘時は真面目に役割を果たそうとするタイプです。



● ポルターガイストを蹴散らした猟兵たち

「ふふん、どうやら大天才邪竜神様の手助けが必要なようね。不要と言われても助けに行くから安心して崇め奉りなさい!」
 尊大に悠然とハンナ・レドウィッチ(天災級自爆魔法使い・f31001)は胸を張り、高らかに宣言。
「あははー、何だか面白い猟兵さんと一緒になっちゃった的な?」
 そんなハンナの様子に一郷・亞衿(奇譚綴り・f00351)は、そんな彼女を動画配信で映えそうだなーとどこか達観した印象を受けたようだ。
 どうやらハンナには様子を見る、という考えはなく初手から全力を出すために魔方陣を展開し詠唱を唱え始めた。
「この大天才邪竜神様にかかれば、ただのウィザード・ミサイルもトンでもない力を出せるんだから!」
 ハンナは強気に自らが扱える中でも火力の高いユーベルコード『大天才ウィザード・ミサイル(クソザコナメクジ・ウィザード・ミサイル)』を解き放つ。確かにこのユーベルコードは非常に高い殲滅力を持つが――、失敗すると自爆する接触爆発型炎属性の射程五メートルぽっちの魔法の矢という致命的な欠陥がある。
「あー、あれじゃあ“自爆”しちゃいそうだねー……今回の相棒だし。大天才邪竜神様ちゃんのお手伝いしてあげよっか」
 解き放たれるユーベルコード『ナイトクローラー』。今ここに――物事の本来あるべき姿を映すのは、非業の死を遂げた記者の思念が残留している『真実のカメラ』。カメラの閃光が魔法の矢と飛来する『魔法の矢』を映し出すと、ポルターガイストの物品を破壊した瞬間に動画のエフェクトが消えるようにかき消える。
「いつもの感じならそろそろ衝撃が……ってあれ?」
 接触爆発型炎のバックファイヤがこない事に不思議に思いながらも、ハンナは1つの答えに辿り着く。
「ついに――! 完全に魔術を使いこなしたのね! 続けていくわよ」
 気分がよくなったのか、再びハンナはユーベルコードを解放して『大天才ウィザード・ミサイル』による嵐をもって、ポルターガイストを殲滅していく。
 ハンナの高笑いの裏で亞衿は誰に聞こえる訳でもなく、内心を吐露。……本当は存在しない方が良いんだよ、こんなもの。ユーベルコードだとか、オブリビオンだとか──猟兵だとか、さ。これは彼女のユーベルコードの本質。だからこそ――、カメラの閃光は異能を消し去るのだ。
「おおー! すごいですね。その調子でどんどんいきましょー!」
 なんとも凸凹な猟兵たちの連係であったが、そこから生まれた相乗効果はすさまじいものだった。

 こうして猟兵たちの活躍により、どうにかポルターガイストをやり過ごす事ができたが、依然まだ油断を許さぬ状況が続くのだった――――。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​




第3章 ボス戦 『バーチャルアイドル『アリス』』

POW   :    いい夢見せてあげる♥
レベルm半径内に【夢想空間】を放ち、命中した敵から【エナジー】を奪う。範囲内が暗闇なら威力3倍。
SPD   :    電子の壁を越えてあなたの元に♥
自身のオリキャラ「【『アリス』】」を具現化する。設定通りの能力を持つが、強さは自身の【フォロワーから向けられた欲望の数】に比例する。
WIZ   :    私の作った夢の世界へようこそ♪
戦場全体に、【メタバース】で出来た迷路を作り出す。迷路はかなりの硬度を持ち、出口はひとつしかない。
👑11
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カイム・クローバー(サポート)
『俺の手を貸りたい、だって?──言っとくが俺は高いぜ?』

アドリブ・連携歓迎

二丁銃と魔剣を使って戦う猟兵。
お喋りで軽口や皮肉な言い回しを好み、常に余裕を持って問題に当たる青年。UDCを主に活躍の拠点とし、『便利屋Black Jack』として何でも屋紛いの事をしている。
不要の人殺しは一切せず、オブリビオンであろうと女性や同情できる相手には甘い場合もあるなど、口は悪いが根は悪人ではない。

猟兵やUDCのフォロー、邪神の討伐、情報収集、必要に応じて動きますので、状況に応じてどうぞ。シリアス&ギャグのどちらも参加できますが、エッチ系な依頼はNGです。
基本的にはお任せで大丈夫です。宜しくお願いします。


天宮院・雪斗(サポート)
『なせば大抵なんとかなる』
 妖狐の陰陽師×ビーストマスター、8歳の男の子です。
 普段の口調は「子供(ぼく、相手の名前+ちゃん、年上名前+お兄(姉)ちゃん、、おじ(ば)ちゃん等。だね、だよ、だよね、なのかな? )」、怒った時は「子供(ぼく、呼び捨て、だね、だよ、だよね、なのかな? )」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。甘えん坊で、頭撫でられるの好き、お姉ちゃんたちに甘えるのも好き。あとはおまかせ(アドリブ・行動OK)です。おねがいします!


凪原・乃依(サポート)
 人間のスカイダンサー×雀鬼、20歳の女です。
 普段の口調は「魔鏡の女王(あたし、あんた、ね、わ、~よ、~の?)」、仲間には「素顔の女王(あたし、キミ、だね、だよ、だよね、なのかな?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


向・存(サポート)
もし手助けが必要でしたらお手伝いするのですよぉ~。
ユーベルコードの出し惜しみをするつもりはありませんけどぉ、だからと言って乱発すればいいってものでもないですよねぇ~。
使いどころに迷ったときはぁ、ご同輩に相談すればいいでしょうかぁ~?
けどぉ、非道なことをなされる方には手加減無用、全力で参らせていただきますねぇ~。
あとは最後まで油断大敵、【咄嗟の一撃】も放てるように【逃亡阻止】は意識しておきましょう~。
荒事以外のことならめいっぱい楽しんじゃいますよぉ~。折角なら美味しそうなものとかあると嬉しいですよねぇ~。
情報収集なら【道術】や【呪詛】関連ならお役に立てますよぉ~。
※アドリブ・連携歓迎


ウルスラ・ロザーノ
未然に防げてたんならホンマに良かったんやけどね…
既に犠牲者出しとる以上、お前は速やかに討伐する! 覚悟せえ!

高速で動き回って攻め立ててくよ
今まで散々機動を見せたけど、それで全力やと勘違いしてくれたかな?
ボクの本気の全速は、視認すら難しいで!
壁や天井までダッシュで走り、スカイステッパーで空中も跳ねる、超高速三次元機動や!

Centro del mundoでアリスの位置は常に捕捉しとるでな
蹴りによる斬撃波とかmeteoro negroの撃ち込みで攻め立てるで
うまく体勢を崩してガード困難な状況にできたら、balón de amigoをオーバーヘッドでシュート!
禁じ手の顔面狙いでドカンや!



● 空は誰のもの?

「未然に防げてたんならホンマに良かったんやけどね……」
「既に犠牲者出しとる以上、お前は速やかに討伐する! 覚悟せえ!」
 ついに痺れを切らし、バーチャルアイドル『アリス』がついに現れた。彼女の姿をみるやいなやウルスラ・ロザーノ(鈴振り燕・f35438)は宣戦布告の言葉を言い放つ。
「うるさいうるさい、私はこんな場所じゃなくてもっと色んな場所で輝くの!」
「その為にネットで何でもして人気になったんだもの!」
 アリスは子供らしく駄々っ子のように叫び散らすと、再び周囲の物品を念動力で動かしてポルターガイストを飛来させていく。
「はっ! これが噂のポルターガイストか、初めて見たが……意外に的がすくないんだな?」
 猟兵業の傍ら便利屋『Black Jack』を営んでいる、カイム・クローバー(UDCの便利屋・f08018)はニヒルに笑い、双魔銃『オルトロス』をすぐさま構えた。
「弾代はツケとくぜ!特注品だから味は保証してやる!」
 カイムはユーベルコード『銃撃の狂詩曲(ガンズ・ラプソディ)』を発動、広範囲の敵対する者に弾丸尽きるまでの銃撃が、黒を基本に金色のラインを持つ二丁銃、破壊力と速射力を合わせ持つ双頭の魔犬の魔具から留まることなく放ち続けられ、自在な軌道を描き飛来を破壊し尽くした。
「これなら半分の弾丸でも十分だったか? 奮発してやったが、ツリは要らないぜ」
「! うぅ、なんで、なんでアリスに意地悪するの! 愛してくれないの!」
 どうやら連続のポルターガイストは難しいらしい、その証拠にまだ飛来するような物品はあるが動く気配がないのだ。

「今まで散々機動を見せたけど、まさかそれが全力やと勘違いしとらんよね?」
「――ボクの本気の全速は、視認すら難しいで!」
 ウルスラは壁や天井までダッシュで走り、ユーベルコード『スカイステッパー』を発動し空中も跳ねる、それはまるで超高速三次元機動。オブリビオンの反撃も巧みに掻い潜り、背中へ大気を圧縮して駆動力に変えた激しい蹴りから何度も往復し、スーパーボールが跳ね回るように全身を刀身が蒼く透き通った、搭載された天使核で風の力を操る『スカイソード』を切り裂いていく。
「ぼくも続けていくよ、燃えろ! 小宇宙!」
 天宮院・雪斗(妖狐の陰陽師・f00482)はユーベルコード『ヴルペクラ流星拳(ヴルペクラリュウセイケン)』、その一瞬の詠唱で高められた魔力が魔法の流星が星座を描き、結合し星の光の如き破壊となって迸った!
「きゃあっ!? いったーい、もうもう! 許さないんだから!」
「ぼくの相手だけに集中出来ないよね、こっちも終わりじゃないよ!」
 雪斗は卓越した戦闘知識からあらゆる体運び、癖、すべてを見、予測し、ウルスラの攻撃を隠れ蓑に死角からの一撃を叩き込む。
 どうやらユーベルコードにより放たれる聖属性の流星はバーチャルアイドル『アリス』にはとても“相性がいい”。流星がかするだけでもオブリビオンの肉体を削ぎ、抉り、深い傷を刻みつけていった。
「どうやら地縛霊型オブリビオンって言うのは本当みたいだね、想像どおりこの攻撃がばっちりだった」

「さぁー! まだまだ止まらんで。覚悟しいや!」
 続いてそれぞれ常に天頂と敵を指向し続け、己の位置を正確に把握ができる二つのビットの『Centro del mundo』を展開するウルスラ、これによりアリスの位置は常に捕捉。超高速移動の最中であっても、一方的にアリスの位置をウルスラは把握し、攻撃を同時に行う事が出来るのだ。
 超高速三次元軌道を維持したままに丈夫な鋼糸付きの黒塗りナイフ群を『meteoro negro』の休む間もなく、ナイフを蹴りで撃ち込むことで攻め立てていく。
「わっ、そういう風な戦いからもあるんだ」
 同じくスカイダンサーである、凪原・乃依(紅蓮抱きし魔鏡の女王・f35625)は様々な武器を組み合わせて戦うウルスラの戦闘に感嘆の声を漏らす。
「わ、私も……! 頑張らないと!」
 解き放ったユーベルコードはウルスラと同じく『スカイステッパー』、宙を蹴り急転回しながら乃依が直線と曲線を交えた虚実を混ぜた高速移動でバーチャルアイドル『アリス』をかく乱する。
 飛ぶような加速により猛然たる速度で間合いが縮まる。まるで時空が歪曲、刀身の長い西洋剣を構えてここが勝負どころと見極め、一気に駆け出すと今度は正真正銘真っ直ぐに突っ込み長剣を振り抜く。
「ど、どうかな! 私もやれているよね!」
「ばっちりや! こっちも合わせ易いわ、センスを感じるで」
 スカイダンサーたちの連係で今は押せ押せで猟兵達が有利に戦闘を進めているが、一対一ならとんでもない強敵だろうと予測できた。

 だからこそ、乃依と生みだした僅かな隙。今であればガードは不可能と判断し、ウルスラはイナズマボール の『balón de amigo』をオーバーヘッドでまるで竜巻のようにぶうん、と力強くシュートを放つ。
「禁じ手の顔面狙い! オブリビオン相手ならセーフやろ!」
 確実に止めを刺すまで気を抜くまいと、ウルスラは続くオブリビオンの攻撃を避け宙を駆け回る。
「もーー! 許さないんだから、さっきよりもいっぱい、いーぱいで相手してあげる」
 バーチャルアイドル『アリス』は男性の背丈よりも遙かに大きなライブ会場に置かれるようなスピーカーを念動力で動かす。どうやら今度はこれでポルタ―ガイストをするつもりらしい。
「やっぱり~、追い詰められるとそうなりますよねぇ~」
 最後まで油断大敵、と咄嗟の一撃も放てるように意識を張り巡らせていた、向・存(葭萌の幽鬼・f34837)はその異変に誰よりも早く気づく。
「流石にそれはちょ~と、洒落にならなさそうなので対処させて貰いますよ」
 あのような巨大なものに叩き潰されるなど、諧謔にしてもあまりに品がなさ過ぎる。ユーベルコード『屍身超越』によって存は封魂符を捨て半オブリビオンモードに変身する。
「あまり外では使えませんが~、今は夜ですしここは室内ですからばっちりですね」
 飛来したスピーカーのことごとくが、存の純粋なパワーによって生み出された衝撃波に薙ぎ払われる。その結果、物品によるダメージはほぼ皆無! 半オブリビオンモードとはいえ、通常の猟兵と比べものにならないほどの身体強化を得ているのだ。――――そして動きの止まった巨大なスピーカーを掴んだと思うと。
「それじゃあ、これはお返ししますね~」
「えっ!? きゃあっ~~~!!」
 バーチャルアイドル『アリス』へ存はたたきつけ、その周囲に余波と呼ぶには苛烈すぎる勢いと威力の音を響き渡らせた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

大豪傑・麗刃
なんか思ったよりも若いではないか。
バーチャンとか言っておいて!だましたのだ!
暗闇だから姿見えない?いやイラスト描いてあるし。

それは置いといて。
バンバンジーだかバンザーイだか知らんが、きみは曲りなりにもアイドルだろう。アイドルがこんな暗いトコにいちゃまずいのではないか?いやPOW系ユベコの内容からそう判断したのだが。違ったらスマン。

ともあれ。
昨今のアイドルならバラエティができないといかん。
わたしが見本を見せてやろうアイスクリームちゃん。
違った?ごめんごめん蟻の戸渡りちゃん。

アリスちゃんとかけ、しゃべる人形の自己紹介と説く。
そのこころは

アイ・ドール

とギャグで相手のペースを乱してあとはてきとーに斬る



● アリスちゃんとかけ、しゃべる人形の自己紹介と説く
「もう! そんなに私をいじめるならこっちにも考えがあるもん!」
 押せ押せの猟兵たちの流れを断ち切るべく、アリスは周囲の照明をポルターガイストでたたき落とし破壊していく。
「なんか思ったよりも若いではないか! バーチャンとか言っておいて! だましたのだ!」
 暗闇だから姿見えない? いや、さっき見たからはっきり姿はわかるのだ、と大豪傑・麗刃(23歳児・f01156)と名前から連想した容姿と全く違う童子のアリスに思わず憤る。

「それは置いといて。バンバンジーだかバンザーイだか知らんが、きみは曲りなりにもアイドルだろう」
「アイドルがこんな暗いトコにいちゃまずいのではないか?」
「そ、それは――っ」
 奥の手である『いい夢見せてあげる』によって、夢想空間を展開しようとしていたアリスの流れを完全に乱していく麗刃。ついリスナーの反応を確認してしまう、バーチャルアイドルという存在にとってはあまりに相性が悪すぎた。

「ともあれ。昨今のアイドルならバラエティができないといかん」
「わたしが見本を見せてやろうアイスクリームちゃん。違った? ごめんごめん蟻の戸渡りちゃん」
 何も戯れ言めいた事を考え無しに、麗刃は撒き散らして居たわけではない。それはユーベルコード『ネタキャラとしての矜持(ソレデモワタシハギャグヤネタガヤリタイ)』の発動条件――。
「アリスちゃんとかけ、しゃべる人形の自己紹介と説く。そのこころは……」
「い、いったい何だっていうのよ!!」
「アイ・ドール――!! なんちゃって、あっはっは!!」
 と、ギャグによってアリスのペースは完全に乱れ、ネタキャラとしてのある種のプライドを籠めたギャグによる一撃。鋭い切れ味を誇る、美しい刀の『サムライブレイド』でアリスの肉体を傷つけない平常心のみを斬る連撃、そして直線と曲線を交えた虚実を混ぜた高速移動でアリスをかく乱。それにより戦略的な行動を大きく抑制する事に成功した。

「もう……悪質なアンチよりも厄介よ、あなた……」
 どんなギャグもスルーできないバーチャルアイドルのアリス。まさしく相手が悪かったという言葉は、こういう時に使うのだろう。アリスは憎しみを見せるように歯を咬み締めた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

桜井・乃愛(サポート)
 桜の精のパーラーメイド×咎人殺しの女の子です。
 普段の口調は「元気(私、~さん、だ、だね、だろう、だよね?)」、偉い人には「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格は明るく天真爛漫で、少し天然ボケな感じの少女。
一番好きな花は桜で、その他の植物も好き。
強敵にも怖気づく事は少なく、果敢に挑む。
人と話す事も好きなので、アドリブ歓迎。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


赤星・緋色(サポート)
なんやかんやで事件を解決に導こうとします
フリーダムかつアグレッシブなアドリブも可

合わせ等も自由にどうぞ


風雷堂・顕吉(サポート)
アドリブ連携可

約100年前、ダークセイヴァーの人類敗北以来、ヴァンパイアとの死闘を細々と繰り広げてきたダンピール、それが俺だ。
【世界知識】ダークセイヴァー世界の大抵のヴァンパイア相手ならそれがどのような血族かは知っているし、知らなくとも【情報収集】の伝手はある。
それ以外の世界については物珍しそうに振る舞うことになる。すぐに慣れるだろう。
ダークセイヴァーとスペースシップワールド以外の世界は日差しが強すぎるので、サングラスを着用する。

戦闘は剣士の動きだ。
次に参加する猟兵が戦いやすい状況を作ることも多い。


ラムダ・ツァオ(サポート)
ラムダよ、よろしく。
相手が強いのなら、削れる機会は逃さず、相手に隙は見せず、
長期戦を覚悟して着実に狙うのがいいわね。
勿論、隙があれば見逃したくないけど。
見切ったり足には自信があるけど、過信せずに落ち着いて戦況を見極めるわ。

行動指針としては以下の3通りが主。
1.囮役としてボスの注意を引き付け、味方の攻撃を当てやすくする。
2.ボスの移動手段→攻撃手段の優先順で奪っていく。
3.仕留められそうな場合は積極的に仕留めに行く。
 (他に仕留めたい人がいればその手助け)

台詞回しや立ち位置などは無理のない範囲でご随意に。
ユーベルコードは状況に応じて使い分けます。
アドリブ・連携歓迎


納花・ピンチン(サポート)
ブギーモンスターの勇者×殺人鬼
布を被ってから7年が経ちましたわ
普段はお嬢様口調で、時々関西弁がちょこっと
……って、勉強中なんですわ!

あくまでお仕置きをしに来ているから
あまり殺伐とした戦い方はしませんわ
武器も直前で刃を返して叩いたり
その光景はギャグになることが多いですわ

商人街出身、お話しや交渉なんかも好きです
小さなスイーツや飴ちゃんを渡して一緒に食べると
色々話してくれるんですわ

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し
多少の怪我は厭わず積極的に行動します
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
また例え依頼の成功の為でも
公序良俗に反する行動はしません

あとはおまかせ
ほないっちょ、よろしくおねがいします



● それって正しい事なのかな?
「折角色んな人から好きになって貰ったのに、その思いを裏切るなんて酷いよ!」
「いいの! いいの! 私になんだってくれるっていったのよ! だからいいじゃない!」
 バーチャルアイドル『アリス』へと桜井・乃愛(桜花剣舞・f23024)は宣戦布告の言葉を投げ、口で言っても分からないなら、と花が咲くかの如く、華麗な弾丸を放つことが出来る片手用の銃器の『ブルーミング・ファイア』を構え卒爾にその弾丸を放つ。

「さぁ、これでお終いにしてあげるよ!」
 ユーベルコード『必殺の弾丸豪雨(ガトリング・スコール)』により、軽機関銃『ブルーミング・ファイア』の弾で、横殴りの雨のごとき弾幕を張りながら突撃する。
「きゃあっ!?」
 被弾アリスの肉体は暫時の間、01のデジタル数字が粒子のようにちらつきその体勢を崩してしまう。当然その好きを逃す猟兵ではない、乃愛は柄の部分に緋色の桜の意匠が凝らされた小型の槍で鎧袖一触、刀で切り、柄で打ち据えながら、すれ違いざまに追撃を与えていくのだった。

● Peek-a-boo
「折角誰かのための何かになれたのに。ま、自分でそれを捨てるって言うなら別に止めないけど」
 サンプルキャラクターという通り名を持つ赤星・緋色(サンプルキャラクター・f03675)は意味深な言葉をバーチャルアイドル『アリス』へと溢す。
「でも、それは私じゃない、本当の私じゃないの!」
「そ、――『薔薇の剣戟』!」
 大気を圧縮して駆動力に変える、インラインスケート型の脚武器の『ブースターレッド』を使って、空中ステップでバーチャルアイドル『アリス』の間合いに踏み込む。急加速によりぐんと視界が流れ、色つきの奔流めいた景色の中で対手の姿が近づく。

「本当の自分なんて……それを見つけてくれる人なんてそういないよ……」
 深紅に染まったインラインスケート型の脚武器から薔薇の花弁を放ち四肢、胴、喉、顎、眼窩を無数の花弁が刃の如き鋭さを以てバーチャルアイドル『アリス』を舞い踊るように飛び回って全身を斬りつけた。

● シルバーレインは眩しすぎる
「バーチャル、アイドル? なんとも難しい存在だ」
 小説にあるような挿絵の童子が偶像とし、実体化した亡霊のようなものか?、と風雷堂・顕吉(ヴァンパイアハンター・f03119)はダークセイヴァーの世界にない文化に虚をつけれた想いだが自分をすぐさま納得のいく答えを仮定した。
「それにしても、眩しいな……」
「……! あなたは私の素晴らしさが分かるのね!」
 この世界はダークセイヴァー日差しが強すぎる、という哀しい事実を顕吉は言わずにサングラスを無言で位置をただ調整し直したのだった。

「だが、誰かにとっての光であったのは事実のようだがな」
 鉄塊の如き鎧砕きの刀、『ドラクリヤ』を構えるとバーチャルアイドル『アリス』の魔力の塊を掻い潜り、背中を斬り裂くとさらにユーベリアル『剣刃一閃』を発動。
 ユーベリアルの発動により星のように光が鏤められ振るわれた真一文字の刃がバーチャルアイドル『アリス』の胴をぞぶりと深く切り裂いた。

● 冷静に、着実に
「相手が強いのなら、削れる機会は逃さず、相手に隙は見せず、長期戦を覚悟して着実に狙うのがいいわね」
 冷静にアリスとの戦いを見ていたのはラムダ・ツァオ(影・f00001)だった。どうやらバーチャルアイドル『アリス』は相当量のエナジーをここに集まったゾンビとなったリスナーたちから吸い取っていたようだ。

「ま、そういうことなら少しでも削っていきましょうか」
 バサッ、と外装を投げ捨てそこから生まれた影にあわせるようにダガーによる素早い一撃を放つ。
「これが私の『シーブズ・ギャンビット』、あなたは対処できるかな?」
 ユーベルコード『シーブズ・ギャンビット』を発動したラムダ、先ほど投げた外装もただの隙を作る予備動作だけではない、このユーベルコードの真価を発揮させるためにも必要だったのだ。
 大気は慄き放たれた光の反射を抑えた諸刃の黒いガダーは加速して行くことでバーチャルアイドル『アリス』の肉体を削ぎ、抉り、深い傷を刻みつけていった。

● ――攻撃? いえいえ「どつく」と言うんですわ!
「隙だらけや、いく……いきますわよ!」
 納花・ピンチン(ブギーモンスターの勇者・f31878)は澄んだ双眸で真っ直ぐに見据えると、その瞳を赫かせる。それはユーベルコード『九死殺戮刃』が発動した合図。

「ひー、ふー、みー、よー、いー、むー、なー、やー、こー」
 ピンチンは花とリボンでデコ済の『勇者の剣』、勇気に応じて輝きを増す選ばれし者にしか抜けない聖なる剣で数を数えながら流麗な剣閃を無数に走らせていく。
「とぉ! ですわ!」
 大きく踏み込んで態勢を低くしてバーチャルアイドル『アリス』の魔力の塊を躱し、地面を滑るように『勇者の剣』を抜き打つと、余波と呼ぶには苛烈すぎる勢いと威力により生み出された衝撃音を響かせる。

「もぉ! もぉ……いい加減諦めてよ」
「あかんあかん、アタシはそう簡単に諦めへ……ませんわよ!」
 確実に止めを刺すまで気を抜くまいと、ピンチンは続くバーチャルアイドル『アリス』の反撃を避け、戦場を駆け回るのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

リステル・クローズエデン(サポート)
基本
援護主体


迷彩+目立たない+闇に紛れる


視力+第六感+見切り
ダッシュ、ジャンプ、空中浮遊など


オーラ防御、各種耐性
武器受け

攻撃共通
視力、学習力で見切り。
鎧砕き、目潰し、
武器落とし、部位破壊で
行動阻害や戦力低下を目的とする。


POW攻
呪剣・黒と
ユーベルコードを用いた接近戦。


SPD攻
クナイの投擲による援護射撃。
乱れ撃ちからのスナイパー。
ユーベルコードも有効なら使用。

WIZ攻
ユーベルコードに
破魔、呪詛、恐怖を与える等を組み合わせる。


(コメディタッチシナリオでも、空気を読まず
基本的にはまともに行動します

ただ、ちょっとズレタことになるかも。)

口調 (僕、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)


曽我部・律(サポート)
『この力を得たことは後悔していない……』
『私以外の人間が不幸になるところを見過ごすことはできないんでね』
『こういうのには疎いんだが……ふむ、こんな感じか?』
とある事件で妻子を失い、その復讐の為にUDC研究を続けているUDCエージェントです。ですが、UDCを強引に肉体に融合させた副作用として徐々に生来の人格は失われつつあり、妻子の記憶も彼らの写真によって辛うじて繋ぎ止めています。
多重人格者としての別人格『絶』は凶悪なオブリビオンの存在を察知すると、律に代わって表に出てきて戦います。その際、口調は『おい律……うまそうな匂いがするじゃねぇか。代われよ』みたいな凶悪な感じになります。


緋月・透乃(サポート)
『今日も元気に食べて楽しく戦おうね!』
 人間で22歳の女性です。
いつも元気で、強敵との戦闘、食べる、スリルを味わうことを好みます。

基本的に自分の楽しみのために行動し、敵味方問わず他人の心情等には配慮しません。
 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用します。
戦闘では真っ正面からの突撃を好み、負傷は気合いで耐えれば良いと考えています。
戦闘以外のことも大体気合いと力でなんとかしようとします。
脳筋です。

武器は主に『重戦斧【緋月】』を使用しますが、他の武器の方が有効そうならそちらを使用することもあります。

クロムキャバリアでも生身で戦います。

不明な点はおまかせします。よろしくお願いします。


風薙・澪(サポート)
戦闘は剣、ポンプアクション散弾銃、魔法を主に使って戦う。
近距離は剣、中距離は銃、遠距離は魔法が主な攻撃手段だが、
状況に応じて距離に拘らず扱う時もある。
敵が少ないときは、逆に剣、銃で隙を作り魔法で止めを刺す。

剣も銃も基本は両手で扱う為、右手に剣、左手銃のような二刀流的なことはほぼしない。
剣は両手持ちではあるものの軽快に扱い、フットワークを軽くして戦う。

銃はほぼ9粒装弾の散弾を使っているが、対象を打ち抜けないときなどはスラッグ(一粒弾)も使う。
いずれにせよ射程はあまり長くない。
弾倉はチューブマガジンで後入先出。(最後に込めた弾薬が最初に撃ち出される)
弾薬入手はUDCではなく別世界から入手している


アハト・アリスズナンバー(サポート)
「私の手が必要ならば、お貸しします」

無表情、無感情に見える、死んでも次の自分が即座に故郷から転送される量産型フラスコチャイルドです。

一人称は「私」、口調は誰に対しても「です、ます、でしょうか」といった感じのあまり堅苦しくない丁寧語です。

基本的には手が必要なら貸す、といったスタイルでユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず突撃します。
ただ、アリスが関連してる場合は積極的に突撃し、アリスの敵を排除するように動きます。

その他の部分はマスターさんにお任せします



● 僕は、ここに、いる。
「……アリスの邪魔しないで!」
 バーチャルアイドル『アリス』は『電子の壁を越えてあなたの元に』を発動し、自身と同様の姿の『アリス』を無数に顕現させていく。その強さは――自身のフォロワーから向けられた欲望の数、多くのリスナーを抱えている『アリス』により生み出された分身は本体とも引けを取らない戦闘力を持っていた。

「これはやっかいですね……この刃は牙。穿ち、引き裂き、そして爆ぜよっ!」
 リステル・クローズエデン(なんか青いの・f06520)はオーラを謎技術で体の各部から取り出された右手に持つ苦無1本に込めることで、卓越した視力と第六感をもって『アリス』たちから放たれた魔力の塊を避けながら視認し、一種のホーミングミサイルめいて自在な軌道を描き、バーチャルアイドル『アリス』に着弾せることで苦無を爆発。
「さぁ、まだまだ行きますよ! 覚悟してください」
 それはリステルの生み出した技能、刃をオーラで覆うことで刺突力強化。内包オーラによる爆発の複合技をもってバーチャルアイドル『アリス』を追い詰めていくのだった。

● きっとこれが最近の流行というもの
「こういうのには疎いんだが……ふむ、最近はこういうものが流行っているのだな?」
 曽我部・律(UDC喰いの多重人格者・f11298)は『電子の壁を越えてあなたの元に』を発動し、数多に増えたバーチャルアイドル『アリス』を前にして、復讐のためにUDCで研究を始めた元科学者は奇妙な最近の文化を前に眉を顰めた。

「キミがどういう存在なのかは理解に苦しみ所だが――」
 どういう事が出来るかは分かる、とあらゆる体運び、癖、すべてを見、予測し、『アリス』が放つ魔法の塊を隠れ蓑に死角から放った黒い獣による斬撃を叩き込む。
「――さぁ、餌の時間だ」
 これは律のユーベルコード『ストーキングシャドウ』、同時に生み出された影法師が漆黒の武器を一振りでまるで竜巻のようにぶうん、と力強く振り回されたことで雲散霧消した。
「ふむ、戦闘力は十分に高いようだが……。耐久力という面では並程度のようだな」

● 出来たんだもん、仕方ないじゃない!
「燃え上がれ私の魂! あいつの全てを焼き尽くせー! 桃火の一撃、火迅滅墜焼!!」
 出会い頭に鍛冶師である母が作った和風の大斧。非常に重く頑丈である『重戦斧【緋月】』に桃色の炎を纏わせ、緋月・透乃(もぐもぐ好戦娘・f02760)はぶおんぶおんと勢いよく大斧を振るっていく。
「あつい、あついっ!!」
 焼け、爛れ、焦げ付く膚からデジタルの粒子を溢しながら、バーチャルアイドル『アリス』は苦痛の咆哮を洩らしていた。ユーベルコード『火迅滅墜焼(ヒジンメッツイショウ)』の発動により生み出された桃色の炎はバーチャルの肉体を持つ、『アリス』の身体すらも容易く焦がす。

「い、一体何なのよ! この炎は!」
「それはね、薪割り中に何か感じて斧を振ったら炎がでたの! これが私の猟兵としての目覚めだね」
 どう? すごいでしょう? と、透乃は楽し気に言葉をバーチャルアイドル『アリス』へと言い放つ。そんな快活な猟兵に『アリス』たちは忿怒を咬み殺すように歯を鳴らしたのだった。

● 面倒だからやらないとはいっていない
「うーん、めんどくさいわ。1人でも面倒なのにこんなに増えただなんて」
 面倒だと口にした風薙・澪(ウィザードウォーリア・f17869)だったが、その双眸は真剣そのものだった。澄んだ双眸で真っ直ぐに見据えながら、一挙手一投足を見逃さないようにバーチャルアイドル『アリス』を射竦められるように睨み直した。

「そうね、こうしましょう」
 澪は炎の精霊力と水の精霊力と風の精霊力をその身に宿して、攻撃を重視するユーベルコードを発動するために詠唱を開始する。
「永遠に遍く揺蕩し、幾多数多の精霊達よ。炎に揺らぎ、水に移ろい、風に駆ける者達よ。その力、一時なれど、我に授けん」
 解き放たれた『三界祝聖(トライエレメンタルブレス)』、まずは風の精霊力により空中を蹴るように駆け勢いよく加速。意匠を凝らした鞘の長剣。氷魔狼の牙が埋め込まれており強い氷属性を備える『氷魔剣【凍華】』を炎と水の精霊力により多重に強化。鎧袖一触、ルーンソードで切り、鞘で打ち据えながら更に加速し切り裂いていく。

● あなたがアリスというのなら
「……アリス、ですか。あなたがアリスですか、なるほど」
 アハト・アリスズナンバー(8番目のアリス・f28285)は『アリス』と名乗るバーチャルアイドルの前に思わず積極的に突撃し、『アリス』の敵を排除するように動き出してしまう。
 大きく踏み込んで態勢を低くしてバーチャルアイドル『アリス』が放った魔力の塊を躱し、地面を滑るように距離を取ると、冷たい声で詠唱を開始する。

「銀色の雨(シルバーレイン)再現開始。ターゲットスコープ。ファイア」
 ユーベルコード『リプロダクション・シルバーレイン』を解き放つことで、戦場全体にデータで再現した銀色の雨を発生させた。
 その雨により無数に生み出された誘導性を持った万色の稲妻の連撃を持って、『アリス』たちの身体を抉り溶かし、狂おしいばかりの情緒の氾濫による咆哮が如き、玻璃の砕けるような悲鳴をあげて消滅していったのだった。
「そんな名前にしたあなたのネーミングセンスを恨む事ですね」
 ただただアハトは『アリス』へと冷たい言葉を言い放ったのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

ミスティ・ストレルカ(サポート)
基本方針は専守防衛・他者フォローです
サポート故、連携重視のお任せ

知らない人にはどうにも気後れしてしまうけど
それでも他の人が怪我するのも嫌なので押すところは押すのですよ
主にサモン・シープ等攻撃系のUCで他者行動の隙を消す様に立ち回るのです
中遠距離をとり全体を掴む感じですね

防御系の技能で時間稼ぎも行けますので
生まれながらの光での前線維持、魔力性防御障壁の囮役も…ちょっと怖いけど
でもでも、みんなの居場所を守るのですよー

そうそう、えっちなのはいけないと思います。
興味がない…訳ではないですがひつじさんが怖い雰囲気纏って凄い勢いで止めにツッコんでくるのです
年齢制限がどうとか、らしいです


彩華・夜翔(サポート)
地味でゆる系な僕だけど、役に立てると良いな。

とりあえず可能であれば先制攻撃や不意打ちを狙うかな?
こっそり敵の背後とったりするの好き。
いい感じにみんなのサポートができたら嬉しいよ。

お手伝いついでに綺麗な景色が見れたら良いな、なーんて。
よろしく、ね。


戦闘は基本的には装備武器の双刃刀を使用。
スピードを活かした素早い動きで敵を翻弄するのが得意。遠距離や咄嗟の時の為にこっそり銃も持っている。

二人称(君(きみ)/名前+くん、さん)
いつも笑顔で戦闘中でも口調は柔らかい落ち着いた少年

アドリブは細かく気にせず遠慮なく!
共闘、負傷、ネタ等、何でもガンガンお好きにどうぞー!


氷咲・雪菜(サポート)
 人間のサイキッカー×文豪、15歳の女です。
 普段の口調は「何となく丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、
 独り言は「何となく元気ない(私、あなた、~さん、ね、よ、なの、かしら?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

氷や雪が好きな女の子で、好きな季節は冬。
性格は明るく、フレンドリーで良く人に話しかける。
困っている人は放ってはおけない。
戦闘は主にサイコキャノンを使って戦う。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


緋神・美麗(サポート)
絡み・アドリブ歓迎
技能を駆使して命中と威力を底上げした一撃必殺UCを選択して使用しボスに向かって全力攻撃する


八上・玖寂(サポート)
『これも仕事なので。では失礼』
普段の口調は「僕、~君、~さん、です、ます、でしょう、でしょうか?」

・イメージは見栄えのいい諜報員兼暗殺者
・感情が希薄。基本的に粛々と仕事に勤しみます。常に理性的な行動を心がけます
・武装は主に暗器類で、小細工・暗殺や【忍び足】【目立たない】等での隠密行動が得意
・ユーベルコードで武装を不可視にして、鋼糸を使用しての【罠使い】や、暗器増やして投擲が主な戦闘手段

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し
【激痛耐性】も多少ありますので多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
あとはおまかせ。よろしくお願いします!



● どとうのひつじたち
「もうこっちにこないで! 私にやさしくしてくれない人はいらないの!」
 バーチャルアイドル『アリス』は『私の作った夢の世界へようこそ♪』によって戦場全体に、メタバースで出来た迷路を作り出す。その迷路はかなりの硬度を持ち、出口はひとつしかない――。
「わっ! わー! 迷路です、どうしましょう……」
 ミスティ・ストレルカ(白羽に願う・f10486)は急に現れた迷路への対処に困りつつ、パフェ用スプーンを模し、使用時3m程度まで伸長可な『おばあちゃん印のロングスプーン』を携え首を傾げた。

「うーん! 出口が分からないなら、そうです! おいで、ひつじさん!」
 ユーベルコード『サモン・シープ』を発動し、デフォルメ調の白羊の姿の霊を召喚。羊たちは群れを作って何度も迷路に突進することで風穴を開けて真っ直ぐバーチャルアイドル『アリス』へと突き進んでいく。
「ちょっと!? そんなのずるいわ!!」
「迷路を作るのもずるいよ、お互い様!」
 遠心力により打撃力を高めた巨大なロングスプーンで、バーチャルアイドル『アリス』を吹き飛ばした!

● 道が見えないのなら照らせばいい
 戦場はバーチャルアイドル『アリス』により生み出された迷路で埋め尽くされている。修復力は十分に高いようで先程破壊された風穴を流用する事は出来なさそうだ。
「うーん、迷路かぁ。別に得意っていう訳ではないんだけど」
 いつもニッコリゆるーい感じの彩華・夜翔(闇彩変幻・f02015)は、迷路への対処に思慮を巡らせていく。
「ん、まともに攻略する時間もないし、こうかな!」
 ユーベルコード『天星地花(ソラニホシ・リクニハナ)』により自身の星の力を秘めた断罪の双刃刀。空間と時間を制御し時空の法則すら超越すると言われる『ツミキリ』を無数の星屑のような煌めきの花びらに変えて迷路を巡らせる。

「――見えた! 出口までの流れ!」
 花びらは出口に向かって吹き荒れる、壁を蹴り上げ跳ねるように脚力を味方に付けて加速。瞬く間にバーチャルアイドル『アリス』の元へと辿りついた夜翔は、花びらを再びフォースセイバーの形状に戻し、正真正銘真っ直ぐに突っ込み『ツミキリ』を振り抜き、痛烈な一撃をたたき込んだ。

● さぁ、誰でも相手してあげますよ!

「ふむ、壁の修復時間は異なるようですね」
 仲間の猟兵のユーベルコードによって破壊された、バーチャルアイドル『アリス』の生みだした迷宮の修復速度について1つの結論を氷咲・雪菜(晴天の吹雪・f23461)は導いた。それを実戦するために即座にユーベルコードを展開していく――。

「絶対零度の氷柱よ、敵に向かい発射しなさい!」
 氷の魔力を強化する、腕にはめるタイプの増幅器。氷の弾丸を放つ事が可能な『ブリザード・キャノン』から、心を静める事により周囲の視認している迷路に絶対零度の氷柱を放ち攻撃していく。絶対零度の氷柱は自在な軌道を描き、迷路に着弾すれば爆発し氷結する。その凄まじい威力は余波と呼ぶには苛烈すぎる勢いと威力で周囲を震わせた

「ビンゴですね、これでしばらく迷路は機能しませんよ」
 見事に絶対零度の氷柱によって破壊された迷路は、破損箇所を氷付けにされることで自動修復を阻害していく。
「どう? 作り出すのもタダじゃないだろうし、そろそろ諦めたら?」
 雪菜は不敵に笑い、バーチャルアイドル『アリス』へと言葉を投げかけたのだった。

● すっかり退屈な迷路になってしまった
「へぇ、後はこの迷宮の維持を出来なくすればいいってわけね」
 緋神・美麗(白翼極光砲・f01866)はバーチャルアイドル『アリス』が『私の作った夢の世界へようこそ♪』によって戦場全体に、メタバースで出来た迷路がすっかり、仲間の猟兵のユーベルコードで半壊した様子を見まわし役目を見出す。
「チャージ、セット、いっせーのっ!!」
 指輪型の増幅変換器の『超小型極光砲増幅器』はサイキックエナジーを増幅して雷や光に変換・超圧縮する事を可能とする。それを媒介に放たれたユーベルコード『超巨大電磁砲(ハイパーメガレールキャノン)』を発動し、電磁加速して射出された巨大な鉄塊が半壊の迷路を凄まじい勢いで破壊しつくしていく。

「さー! あなたにも、巨大な1発をあげちゃうよ」
 高速戦闘を極めた美麗が次のユーベルコードを織り成すには十分すぎるほど、電磁加速して射出された巨大な鉄塊が、バーチャルアイドル『アリス』へと星の光の如き破壊となって迸った!

● どんな仕事もスマートに
「迷宮が消えましたか、ここが好機ですね」
 ついに消えたバーチャルアイドル『アリス』が生み出した迷宮。その要因となった仲間の猟兵により繰り出された星の光の如き破壊の閃光と同時。卓越した忍び足や目立たないの技能を活用し八上・玖寂(遮光・f00033)は、あらゆる体運び、癖、すべてを見、予測し、味方のユーベルコードを隠れ蓑に死角からの一撃。

「――後ろから失礼します」
 玖寂が仕掛ける。身に着けた技量の限りを尽くし、バーチャルアイドル『アリス』へと目立たない、忍び足、破壊工作、暗殺。それらをユーベルコード『灰徒、無音にして影を踏む(ミッシンググレー)』を最大まで磨きをかけていく。
 服の下等に忍ばせた暗器のひと揃えである『夜守』は、時が静寂の夜であっても騒がせることない。今回のユーベルコードにこれほどまで相性がいい武装はそうない。バーチャルアイドル『アリス』の魔力の塊による反撃を掻い潜り、背中を斬り裂くとさらに何度も往復し、闇のとけるように飛び回って全身を斬りつけオブリビオンを追い詰めていく。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

赤嶺・愛(サポート)
『世界が平和になりますように』
 人間のパラディン×シーフの女の子です。
 普段の口調は「平和を愛する(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、怒った時は「憤怒(私、あなた、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格は明るく、人と話す事が好きで
平和的な解決を望む優しい性格の女の子ですが
戦う事でしか依頼を成功出来ない時は戦う事も厭わないです。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


スピネル・クローバルド(サポート)
『お姉ちゃんに任せておいてね♪』
 妖狐のクレリック×アーチャーの女の子です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、兄弟姉妹には「優しい(私、~君、ね、よ、なの、なの?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格は温厚で人に対して友好的な態度をとります。
滅多に怒る事はなく、穏やかです。
怖そうな敵にも、勇気を持って果敢に挑む一面もあります。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


寺内・美月(サポート)
アドリブ・連携歓迎
※エロ・グロ・ナンセンスの依頼はご遠慮願います。
・依頼された地域に亡霊司令官(顔アイコンの人物)と隷下部隊、美月の親衛隊から選抜亡霊歩兵を派遣。美月がグリモアベースから到着するまで(サポート参加では現地にいない状態)、現地での活動に必要な権限を付与
・隷下部隊として一個軍団(歩兵・戦車・砲兵・高射・航空・空挺のいずれか)に、出動しない軍団から一個師団程を増強し派遣
・ボスが召喚した敵に対して攻撃し、砲兵・高射・航空部隊の火力、戦車・空挺部隊の機動力、歩兵部隊の柔軟性を生かした戦闘を行う
・ボスが何も召喚しなければ、五人の選抜最精鋭亡霊歩兵を送り込み、5対1でボスと対峙する



● こんなのばっかり
「誰かに希望を与えて、それを奪い取るなんて。そんなの平和じゃないよ」
 赤嶺・愛(愛を広める騎士・f08508)は愛用している、巨大な刀身にハートの意匠が凝らされたバスタードソードの『オーバー・ハートブレイク』と柄の部分にハートの装飾が施されたバスタードソード『ハートフルソード』を構えて、バーチャルアイドル『アリス』へと宣戦布告の言葉を言い放ち、返事はいらないとばかりに、押っ取り刀に駆けだしユーベルコードを解き放つ。
「左手には愛の力を、右手には正義の力を、二つの力を受けてみよ!」
 ――それは彼女の切り札『ダブルハート・スラッシュ』。

「いきます、みんなの平和のために!」
 猟兵が仕掛ける。身に着けた技量の限りを尽くし、目にも留まらぬ二振りのバスタードソードが織り成す連続攻撃でオブリビオンを斬り裂く、穿つ、殴る、貫く。
「――っ! ほんと、猟兵って、こんなのばっかり」
「それは悪党だって同じことだから当然の事よ」
 掛け合いを返しつつも攻める手を緩めない、着実にバーチャルアイドル『アリス』を愛は追い詰めていくのだった。

● 逆手にとって
「もうもう! こっちにこないでよ!」
 バーチャルアイドル『アリス』は、『私の作った夢の世界へようこそ』を発動することにより、再び戦場にメタバースによって出来た迷路を作り出し、猟兵から自分を遮る障壁とする。
「させませんっ! 深く広く大いなる森よ、あなたの友である私が願います。どうか私を助けてください」
 だが――、猟兵は1枚も2枚も上手だった、スピネル・クローバルド(家族想いな女の子・f07667)はユーベルコードをそれに対応し解き放つ。

「これでどうでしょうか!」
 スピネルはユーベルコード『森樹祝請讃詞(フォレスト・プロヴィデンス)』により、迷路を森に上書きすることで、障壁となる筈だった迷路から伸びる木々が振るう根や枝が逆にバーチャルアイドル『アリス』を追いつめる刃となる。
 攻撃力を重視し展開された木々は鋭くそして素早く、バーチャルアイドル『アリス』の肉体を削ぎ、抉り、深い傷を刻みつけていった。

● 亡霊司令官
「全防空部隊に発令…『明烏』発動」
 この依頼に派遣されたのは依頼された地域に亡霊司令官と選抜最精鋭亡霊歩兵だった。
 戦場には霊軍統べる、猟兵である寺内・美月(霊軍統べし黒衣の帥・f02790)の姿はないが、この霊軍が猟兵たちに大きく後れを取るという事はない。
 何故ならば、亡霊司令官には現地での活動に必要な権限を付与されているからだ。
「―― 霊軍隷下《防空戦力》亡霊将兵投入(アケガラス)」
 その証拠にユーベルコードを難なく解き放ち、その高い判断力から事前にその発動を見た『私の作った夢の世界へようこそ♪』によって生まれた戦場内のメタバースで出来た迷路を容易く攻略していく。

「打ち方始め――!」
 何も真正面から相手をする必要はない、種も場所が分かっているならユーベルコード『アケガラス』により生み出された高射軍団による狙撃で本体を狙えばいいだけのこと。
 一種のホーミングミサイルを思わせるほどに正確でバーチャルアイドル『アリス』へと吸い込まれるように向かっていき、標的に着弾と同時に炸裂。オブリビオンへと着実に負傷を重ねていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

紬雁・紅葉(サポート)
『業邪…御鎮めします』
基本戦闘場面に参加

破魔、属性攻撃、衝撃波、薙ぎ払い等とUCを適宜組み合わせて攻撃

見切り、残像、オーラ防御、武器受け等とUCで防御や回避

窮地の仲間は積極的にかばい援護射撃

範囲攻撃と2回攻撃での雑魚払いが得意だが
ボスとの戦闘も遜色なく行えるし行う


羅刹紋を顕わに戦笑み
傷負っても笑みを崩さず
何処までも羅刹の血と"剣神"の導きに従い
災魔業邪を打ち倒す

敵の最期に
去り罷りませい!
の言葉を

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


ミアステラ・ティレスタム(サポート)
水宝玉が本体のヤドリガミです。
普段の口調は(わたし、~さん、です、ます、でしょう、でしょうか?)
時々(わたし、~さん、ね、よ、なの、かしら?)

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。
よろしくおねがいします!

『世界』のために、わたしは祈りを捧げましょう


ミュー・ティフィア(サポート)
困ってそうですね。少しお手伝いしましょうか?

口調 (私、あなた、呼び捨て、です、ます、でしょう、でしょうか?)

基本的に誰に対しても友好的です。

時々うん、と相槌をしたり、敬語はやや崩れちゃったりします。

好きなものは紅茶です。
余裕があったら飲みたいです。

なるべくなら助けられる人は助けます。
復興のお手伝いとかは積極的に頑張っちゃいます!
現地の人達との交流やケアもしていきたいです。

もちろんオブリビオンや悪人には容赦なしです!
相手次第では手加減するかもしれないですけど。

ユーベルコードやアイテムは何でも使います。

いかなる場合でも公序良俗に反する事には関わりません。

不明点や細かい部分はお任せします。



● 格付けと云うもの
「もう――っ! あなたたち何か嫌い!」
 バーチャルアイドル『アリス』は手あたり次第に、周囲の物品に魔力を覆うことでポルターガイストを発生させ猟兵に投げつける。
「随分と元気な荒魂……。これは放っておくわけには行きません」
「――業邪……御鎮めします」
 紬雁・紅葉(剣樹の貴女・f03588)は独特な形状の羅刹紋『ムラクモ』を顕わに赫かせ戦笑む。
 ポルターガイストの直撃を受け傷負っても笑みを崩さないその様子に、思わずバーチャルアイドル『アリス』は笑顔如き眼差しに、射竦められたのか半歩退く。

「あなたは私に畏れ慄き引きましたね?」
 たった今、格付けは終わったあなたは狩られるもので、私はそれを狩るものだと――。何処までも羅刹の血と"剣神"の導きに従い災魔業邪を打ち倒すべく駆けだし。

「天に炎、地に風、海に水……喰らい付け!!」
 火・風・水の竜龍が釼を象り、土石の精霊皇が台座を奉り、奉っている儀礼釼である『十握・天羽々斬(とつか・あめのはばきり)』から放たれた、天羽々斬を象る三つの竜龍がバーチャルアイドル『アリス』の肉体を削ぎ、抉り、深い傷を刻みつけていった。

● 猟兵が纏うは水の香
「『世界』のために、わたしは祈りを捧げましょう」
 水宝玉が本体のヤドリガミのミアステラ・ティレスタム(Miaplacidus・f15616)はサラサラ流れる青滲む白髪を靡かせバーチャルアイドル『アリス』へ通じ世界へと祈りを捧げる。
「祈りなんていらないわ! 私は私を好きになって、私だけを見てくれたらそれで」
 バーチャルアイドル『アリス』は玻璃を砕いたような悲鳴にも似た大声を放つ。
「……そう、それでも私は祈るわ。大切な『世界』のために」
 ――祈りとは目的を叶えるための手段でもある、祈りはユーベルコード『聖奏詩(トナンテ)』を解放する引き金。

「祈りを以て聖奏の時を齎しましょう」
 祈りを合図に、予め仕掛けておいた複数の聖者の光から生み出した『+misterioso+』と言う名の星の欠片で
バーチャルアイドル『アリス』の周囲を取り囲む事で、一瞬の祈りで高められた魔力が聖者の光を通じて増幅し、結合し神聖なる雷となって迸る。防御を無視するその聖なる雷撃により、爛れ付く膚にバーチャルアイドル『アリス』は苦痛の咆哮を洩らしていく。

● 歌姫だけの世界の流れ
「さぁ! フィア! 一緒に戦いましょう」
 バーチャルアイドル『アリス』を双眸で射貫くのは。精霊と共に世界を駆ける少女の猟兵、ミュー・ティフィア(絆の歌姫・f07712)。様々な精霊との契約の証であるカードの束、これを媒介に様々な精霊の加護を得られる『絆証・トゥッティ』を手に世界を共に旅する相棒の名を呼ぶ――。
「闇に堕ちた今も救済を歌う崇拝されし異端の歌姫よ、八百万の光宿せし我との絆を以て此処に具現せよ!『私の出番?いっくよー!』」
 呼びかけに応え顕現した相棒である闇の精霊フィアと共に、ユーベルコード『精霊召喚・崇拝されし歌姫の言霊(コーリングエレメント・フィア)』を解き放つ。

「何っ……その子……うっ」
 バーチャルアイドル『アリス』は闇の精霊フィアが正常な体感時間が狂う感覚が付与された事により、暫時の間に苦悶の表情を浮かべて隙を晒す。その隙は連携を極めたミューとフィアが術を織り成すには十分すぎるほど。二人で歌い空間を超えて放つ光の闇の魔法が、オブリビオンへと迫り迸ることで胴体を抉り脇腹を深く風穴を開けたのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

土御門・泰花(サポート)
※アドリブ・連携・苦戦描写・UC詠唱変更・その他歓迎

「あらあら……。大変な事態です。お手伝い致します」

一人称:私
口調:基本的に敬語。柔和な印象を与える口ぶり。
表情:基本的に柔和な笑みを湛え、義憤もその下に隠す。
性格:普段はおっとりだが「陰陽師の家系の当主」という自覚があり、凛々しくみせる時も。

先ずは白揚羽で【結界術】と【オーラ防御】を展開。
敵の攻撃は【第六感】【聞き耳】で察知し【早業】【軽業】【地形の利用】で回避。
通用しなければ薙刀で【武器受け】し【呪詛】を纏わせ【カウンター】。

UCは戦況と効果に合わせて発動。
可能な限り【早業】で敵のUC発動前に。

UCは状況に合わせてどれでも使用。
後はお任せ。


乎古止・恵(サポート)
 アンサーヒューマンのストームブリンガー×闇執事、15歳の男です。
 普段の口調は「男性的(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)」、楽しい時は「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


仇死原・アンナ(サポート)
鉄塊剣『錆色の乙女』,妖刀『アサエモン・サーベル』、戦闘用処刑道具『赤錆びた拷問器具』、『鎖の鞭』等装備してる物を使います

UCは指定した物をどれでも使用

普段の口調は(私、あなた、呼び捨て、ね、よ、なの、なの?)
戦闘中は(ワタシ、お前、呼び捨て、言い捨て)

処刑人として敵と戦います
同行者がいれば協力
メインは鉄塊剣で攻撃
鉄塊剣の使用が不向きな相手・場所では刀剣をメインにして相手をします。
拷問具や鞭を使い敵の行動を阻害、鉄塊剣や刀剣で敵を攻撃します。影朧にはできる限り説得しますが説得不能と判断すれば容赦なく屠ります
キャバリアを操縦したり生身でも戦います



● その姿が視えずとも
「……っ、このままじゃ流石にまずいわ」
 バーチャルアイドル『アリス』は猟兵たちの苛烈な攻勢に耐えきれず、『いい夢見せてあげる』により周囲に戦場に暗闇を作り出し、暫時の間であろうとも休息を取ろうとする。

「あらあら……。暗闇の中でかくれんぼですか。可愛らしいですね」
 女性でも扱い易い薙刀、幼い頃から護身用に鍛錬している先代たる父より授かった『巴形薙刀【菫】』を携え、土御門・泰花(風待月に芽吹いた菫は夜長月に咲く・f10833)はそんな暗闇の中であっても陰陽師の家系の当主として凛々しく立ち振舞う。

「流石に“視えないだけ”で、隠れるなんて無理な話でしょう?」
 視界など、刀技に秀でた泰花にとって技の冴えを左右するような制約ではない、第六感と聞き耳によりバーチャルアイドル『アイドル』の位置を察知。卓越した早業と軽業で生み出された初速で猛然たる速度で間合いが縮まる。
 更には暗闇という地形の利用を利用し、予備動作をバーチャルアイドル『アリス』に悟らせることなく、直線と曲線を交えた虚実を混ぜた高速移動でオブリビオンをかく乱し、なぎなたによる追撃でさらに劣勢にと追い詰めていく。

● そこに“いる”のなら
「なるほど、なかなか厄介なお嬢様のようだな」
 作り出された暗闇にどう対処するかと、触れたものに如何なる痕跡も残さない、闇執事専用の戦闘手袋である『執事手袋』をきゅっ、と乎古止・恵(アンサーヒューマンのストームブリンガー・f35677)は嵌め直し対策に思案を巡らせる。

「ん……、何も難しい事はない、か」
 見えないのならば――居るだろう場所を面で制圧すればいいだけの事。
「いくぜ、『ヘヴンリィ・シルバー・ストーム』!」
 恵はユーベルコード『ヘヴンリィ・シルバー・ストーム』を発生させ、戦場に生まれた暗闇へと銀色の雨(シルバーレイン)を発生させる。
 万色の稲妻が前方に広がる暗闇へと、狂気の画家が筆を揮ったかの如く凄まじい万色の稲妻を生み出し、バーチャルアイドル『アリス』を捉え、迸る閃光で着実にダメージを重ねていく。
「きゃあっ!?」
「やはりな、見えないだけでちゃんといる。手は休めないぜ、覚悟しな」
 確実に止めを刺すまで気を抜くまいと、恵はその攻撃の手を止めずに稲妻を放ち続けた。

● オブリビオンを必ず仕留める
「オブリビオンが生み出した暗闇には普通の明かりは通用しないだろうけれど――」
  蒼い炎を放つ、呪われし黒色の鎧を身に着けた仇死原・アンナ(炎獄の執行人あるいは焔の魔女・f09978)は拷問器具【鉄の処女】をモチーフにした、鉄塊の如き巨大剣の『錆色の乙女』を強く構え直し天地を揺るがさんばかりの咆哮。

「――地獄の炎にはこういう使い方もある……!」
 ユーベルコード『ゲヘナ・フレイム』を解き放つことで、全身を自身の体を切り裂き噴出する地獄の炎で覆う。『炎獄の鎧』の鎧の隙間から煌煌と赫く焔を垣間見せ、『錆色の乙女』に地獄の炎を纏いながら振るう事で“周囲の暗闇を焼き尽くす”。

「うそっ!? そんなのってあり!?」
「その質問はナンセンスだ、この現状が答え。それ以上でもそれ以下でもないよ」
 バーチャルアイドル『アリス』の言葉をアンナは一蹴、オブリビオンを絶対に仕留めるという覚悟と殺意を乗せて四肢、胴、喉、顎、眼窩を流麗な剣閃を無数に走らせてなぞるように切り裂くのだった――。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

ミルケン・ピーチ(サポート)
『ミルケンピーチ、参上!』

常識的だけどやられ属性の17歳の桃姫、無邪気で元気な6歳のぺしぇ、体育会系褐色ギャルのアカリの三人のボディの内依頼に合わせた誰かで出撃
口調は
『桃姫:私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?』
『ぺしぇ:自分の名前、くん、ちゃん、だよ』
『アカリ:あたし、相手の名前+ちゃん、~っす、~っすよ、~っすね、~っすか?』
マスクのミルケンはほぼ喋りません

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません

公序良俗に反する行動はそういう依頼でない限りしません
後はお任せ、よろしくお願いします!



● 今日から君も魔法少女ミルケンピーチだ!
「さぁ、オブリビオンさん。ミルケンピーチ、参上っす!」
 正義の魔法少女ミルケンピーチを名乗りオブリビオンと戦う、ミルケン・ピーチ(魔法少女ミルケンピーチ・f15261)は暗闇が消えたと同時にドン、と名乗りを上げる。
「……タイミングを見てたの? 馬鹿みたい、不意打ちでもすればよかったのに」
「はっはっはっ、それはヒーローのやることじゃないっすからね。いつだって戦闘は正々堂々っすよ」
 あきれたとばかりに肩をすくめたバーチャルアイドル『アリス』へと、ミルケンは胸を張って言い放つ。紫色のゴーグル型ヒーローマスクにより、力を手にした彼女は紛うこと無く正義のヒーローなのだ。

「いくっすよ。正義のパワー受けて欲しいっす!」
  コスチュームの腕部分に装備した念動力が筋肉に干渉し、本来貧弱なボディでも剛力を出せる『ミルキングアーム』をもって、オブリビオンとミルケンは駆け出す。身に着けた技量の限りを尽くし、目にも留まらぬ連続攻撃でオブリビオンにその拳で振りかぶる、穿つ、殴る、貫く。
 そんな猟兵の苛烈な連続攻撃によってよろめきながらも、踏みとどまっていたオブリビオンは憎しみを見せるように歯を咬み締めるのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

シャーロット・ゴッドチャイルド(サポート)
ダークセイヴァ―の貧しい農村に生まれた聖なる力を宿した女の子です。暗い過去を背負った子ですが、いつも周りに気を使っていて笑顔を絶やしません。

ホーリー・ボルト~光の精霊の力で、光属性の魔法の矢を放ちます。
エレメンタル・ファンタジア~炎の精霊を呼び出し、炎の竜巻を巻き起こす。予想以上の威力のため、制御するのがやっと。
絶望の福音~10秒後の未来を予測する。
生まれながらの光~左の手のひらにある聖痕から他者を癒す。

「私は笑うって決めたの・・・じゃなきゃ、前に進めないもん!」

エロやグロに巻き込まれなければ大体のことは大丈夫です。


コノカ・ハギリガワ(サポート)
『やるわ。私に任せなさい!』
 サイボーグの鎧装騎兵×戦巫女、18歳の女です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
出身世界:スペースシップワールド

性格:勇敢
戦場では積極的に前線に切り込み、敵の注意や攻撃を引き受けます

・戦闘
勇翠の薙刀を主に使って戦います
また、エメラルドアームから発生させた障壁で仲間を庇います

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


御形・菘(サポート)
※語尾に「のじゃ」は不使用
はっはっは、妾、推参!
敵は決してディスらんよ、バトルを彩るもう一人の主役なのでな!
強さも信念も、その悪っぷりも誉める! だが妾の方が、もっとスゴくて強い!

バトルは常に中継配信+後で編集しての動画配信
いかにカッコ良く魅せるか、見映えの良いアクションが最優先!
とはいえ自身の不利は全く気にせんが、共にバトる仲間にまで不利を及ぼす行動はNG!

戦法は基本的に、テンションをアゲてボコる! 左腕とか尾で!
敵の攻撃は回避せず、受けて耐える! その方がカッコ良いからのう!
はーっはっはっは! さあ全力で来るがよい、妾も全力で応えよう!


チル・スケイル(サポート)
「皆さん、よろしくお願いします(お辞儀)」
「…(仕事の時間)」

「では、吉報をお待ちください」

竜派ドラゴニアンのクールな女性です。普段の口調は『私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?』誰にでも礼儀正しく接します
戦闘中は 『私、あなた、~さん、言い捨て』不要な発言はしません

戦闘スタイルは魔法による射撃が主体。氷の魔法を操ります。それ以外の属性は使いません

侮辱や暴言、報酬の踏み倒しなど、敬意に欠ける行為を嫌います

他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません
スシが大好きです

あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



● 電子の壁を越えてあなたの元に
「……もういい! もういいもん! 死んじゃうくらいなら、全部使っちゃうもん!」
 バーチャルアイドル『アリス』は、フォロワーから向けられた欲望を糧に無数の『アリス』を戦場に生みだしていく。先ほどまでは押せ押せで猟兵達が有利に戦闘を進めているが、後先を考えずにリソースを消費し無数の『アリス』を生みだした今ならばとんでもない強敵だろうと予測出来る。

「あれだけの数……本当に愛されていた子っていうのは間違いないわね」
「ええ……だからこそ、この廃スタジオの外にはあれほどのゾンビが居たのでしょう」
 一種の感嘆にも似た感情を乗せたシャーロット・ゴッドチャイルド(絶望の福音・f23202)の言葉に、チル・スケイル(氷鱗・f27327)は冷静に被害を分析していく。少なくとも数十以上、多ければ三桁にもなりかねない程のゾンビだった、オブリビオンの被害と考えてもかなりの規模だろう。
「はーっはっはっは! あやつがどんなにネット世界で有名でも人気だろうとも! 妾こそがキマフュの一番星」
「……うぅん、そういうのはよく分からないけれど。どんなに外面がよくてもオブリビオンはオブリビオンよ」
 尊大に高らかに御形・菘(邪神様のお通りだ・f12350)は己が常に一番星であると咆え。オブリビオンと戦うためのさらなる力を求めて日々奮闘する、コノカ・ハギリガワ(勇を示す翠・f06389)は明確な敵であるとバーチャルアイドル『アリス』を双眸で射貫くように睨み付けた。

「まずはあなたの分身を刻み断つわ」
 その言葉が響いたのはコノカの姿が消えたと同時だった、翠色のフォースの刃を展開する、機械薙刀『勇翠の薙刀』を持つ猟兵はここが勝負どころと見極め、一気に駆け出すと今度は正真正銘真っ直ぐに突っ込みなぎなたを振り抜く。攻撃回数を重視したユーベルコード『翠刃閃・自在(フォトンスラスト・ヴァリエイション)』で、無数の『アリス』を次々と薙ぎ払う。
「――っ」
 チルはユーベルコード『氷術・貫(アイスペネトレイト)』を解き放つ、それには特別な詠唱も仕草も必要としない。ただ―― スナイパーライフルに似た魔法の杖、氷の魔法弾による遠距離射撃に長けた狙撃杖『カシュパフィロ』の引き金を弾くだけ。
 氷の魔力を凝縮し、性能を引き上げた竜の鱗も貫く威力の氷弾を放つ、薙ぎ払いにより動きを鈍らせた『アリス』たちに打込まれた弾丸は、その身体を食い破り内側から電子の四肢を凍らせていく。
「炎の精霊さん、私に力をかしてくださいっ!」
 ユーベルコード『エレメンタル・ファンタジア』を発動、シャーロットは炎の精霊を呼び出し、炎の竜巻を巻き起こす。それは氷像と化した『アリス』を瞬く間に飲み込み蒸し焼きにしていく。電子の四肢が奇怪に膨れ、捲れ返り、焼け爛れていくではないか。そして限界を迎え……『アリス』たちは爆ぜた。

「かっははは、後はお主だけだな! 妾の力を特別に見せてやろう」
「――、妾の握手力を! そして喜んでくれ! これがファンミーティングの頂点よ!」
「やだ、離して……っ!」
 答えはきいていないとばかりに菘はバーチャルアイドル『アリス』の手を掴んで盛り上げる、そして――振り上げ、叩き、叩き、叩き、叩き、叩き、叩き、叩き、叩きつける。体格など、猟兵の膂力を左右するような制約ではない、玩具を振り回すようにいともたやすく、ユーベルコード『アルティメット握手会(アルティメットアクシュカイ)』は地面に何度も叩きつけられる。
 バーチャルアイドル『アリス』がようやく解放されたのは、菘により掴まれたそのかいなが破れるように千切れたそのあとだった。

「アリスを好きになってくれない世界なんて、いらない、いらない、いらない!! 全部消えちゃえばいいんだ!!」
 フォロワーからの気持ちを糧に生みだした『アリス』も消え去り、たった1人になったバーチャルアイドル『アリス』は玻璃の砕ける音のような悲鳴を叫び響かせた――――。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

子犬丸・陽菜(サポート)
 ダンピールの咎人殺し×聖者、14歳の女です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、リーダーには「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 宝珠による臓物を掻き回しを多用し、知られざる枷を使います。怪我は厭わず積極的に行動、臓器の負傷でユーベルコードの威力が上がるので負傷は状況によりわざと受けたりもします。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
 潜在的なマゾヒストなのでユーベルコードの苦痛になにか感じる場面もあるかも?
 負傷重症描写歓迎、内臓が出るくらいやっていただいてください!
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


アス・ブリューゲルト(サポート)
「手が足りないなら、力を貸すぞ……」
いつもクールに、事件に参加する流れになります。
戦いや判定では、POWメインで、状況に応じてSPDの方がクリアしやすいと判断したら、そちらを使用します。
「隙を見せるとは……そこだ!」
UCも状況によって、使いやすいものを使う形です。
主に銃撃UCやヴァリアブル~を使う雰囲気です。剣術は相手が幽霊っぽい相手に使います。
他人の事は気にしない素振りを見せますが、基本、不器用なので、どう接したらいいのかわからない感じです。
ですが、合せるところは合せたり、守ってあげたりしています。
特に女性は家族の事もあり、守ってあげたい意欲が高いです。
※アドリブ・絡み大歓迎、18禁NG。


高宮・朝燈(サポート)
『オブリ解析…バール先生、あいつを止めるよ!』
 妖狐のガジェッティア×電脳魔術士、9歳のませたガキです。
 普段の口調は「ちょっとだけメスガキ(私、あなた、~さん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」、機嫌が悪いと「朝燈スーパードライ(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。

 ユーベルコードは、レギオン>お料理の時間>その他と言った感じです。レギオンで出てくるガジェットはお任せします。補助的な役割を好みますが、多少の怪我は厭いません。オブリは小馬鹿にしますが、味方には人懐っこくなります。なお、エンパイアの上越辺りに母方の実家の神社があります。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


マホルニア・ストブルフ(サポート)
◇口調
男性的【私、お前、呼び捨て、だ、だな、だろう、なのか?】~よ、構わん、等
協力者には丁寧に接するよ。

◇行動方針:問題の解決
一般人がいれば保護が優先。
多少の負傷は問題なく行動。

◇戦闘・技能
知覚端子を張り巡らせて情報収集しながらサポートしようか。
電子媒体はハッキング、戦闘はグラップル、切断、射撃系がメインだな。使える技能は使っていこう。

武器はレヴィアスクかアサルトライフル。移動や捕縛でグレイプニルを使うこともあるな。張り巡らせて、多少の高度なら足場などに転用などか。
ハッキング・呪詛・UCを組み合わせて邪道問わず戦うタイプだな。
詠唱描写は有っても無くても構わんよ。後はよろしく頼む。



● バーチャルアイドル『アリス』
「アリスを好きになってくれない世界なんて、いらない、いらない、いらない!!」
「――全部消えちゃえばいいんだ!!」
 そう玻璃の砕ける音のような悲鳴を叫び響かせた叫び散らすバーチャルアイドル『アリス』。

 子犬丸・陽菜(倒錯の聖女・f24580)はバーチャルアイドル『アリス』へ何処か笑顔のまま冷めた目で見つめ言い放つ。
「あなたって自分だけが苦しい、可哀そうだって思っていない? 悲劇のヒロイン、そんな風に思っているの?」
「悪い!? 折角あと少しで、みんなが大好きになってくれるアイドルになれるはずだった」
「それを理不尽な事故で奪われたんだもの、それを取り戻すくらい――したっていいじゃない!!」
 悲鳴めいた鋭い声は、渦巻く剣戟の戦場においても凛と通る。売り出し中のアイドルだったというのはどうやらまるきりホラ話ではなさそうだ。しかし――。
「そう、可哀そうね。でも……関係ないわ。他人の苦しみなんて、簡単に伝わらないし伝えられない」
 先程まで浮かべていた笑顔の仮面を外し、陽菜はユーベルコード『知られざる枷(シラレザルカセ)』を解き放つ、『依代の宝珠』を媒介に念じると陽菜の内臓を激しく掻き回し苦痛を産み、リンクする拷問具の動力源とする。
「あたしの、苦痛の一端……感じてみますか? ん、ぐ、んぐぅっ!!」
視線から『依代の宝珠』による内臓をかき回される苦痛を放ち、はらわたの異様な感覚をバーチャルアイドル『アリス』へと伝播させてる。

「恐ろしいユーベルコードだ、だが――その隙は使わせて貰うぞ」
 ユーベルコード『知られざる枷』により生み出された暫時の隙をアス・ブリューゲルト(蒼銀の騎士・f13168)は逃さなかった。
 アスは愛用している、サイキックエナジーでできた光の剣。刃は青白く光り輝いている『フォースセイバー』を構え、大きく踏み込んで態勢を低くして敵の斬撃を躱し、地面を滑るように刃を抜き打つ。
「魔に惑わされたその心! 破邪の刃で断ってみせる! 退魔念導破邪斬!!」
 念動力を籠めたフォースセイバーによる一撃では、バーチャルアイドル『アリス』肉体を傷つけずにオブリビオンとなり肥大化した邪心のみ削ぎ、抉り、深い傷を刻みつけていく。
「……酷かもしれんが、お前の邪心から殺させて貰う」
 あまりにも狂ったまま死なせるには惜しい程に、彼女の悲痛な叫びは猟兵の胸に響いてしまった。だからこそ――彼女は。

「あああっ――!? ――殺したくなかった、奪いたくなかった。私を好きでいてくれる人を大切にしたかった」
「だけど、だけど、私が私で居るために、それは出来なかったの、なんで、なんで、なんで」
 僅かに正気を取り戻したバーチャルアイドル『アリス』は狂おしいばかりの情緒の氾濫の絶叫と共に、魔力の塊を四方八方に散らし、周囲の物品を破壊し瓦礫を飛来させていく。

「オブリ解析……バール先生、あいつを止めるよ!」
 高宮・朝燈(蒸気塗れの子狐・f03207)は足の付いたグラスの様な形の騎乗型ガジェット、様々なアームを装着出来るガジェットスーツ『バール先生』をまるで自分の手足のように操り、ユーベルコードを発動。
 ガジェッティアの長所を生かしたユーベルコード『チェンジ・マクシミリアン・モード』を解き放ったことにより、バーチャルアイドル『アリス』により破壊された数多の瓦礫を取り込んで無機物と合体し、自身の身長の2倍のロボに変形する。
「バトルモードアクセス、先生をフルアーマーに変形! チェンジ・マクシミリアン・モード!!」
 まるで竜巻のようにぶうん、と『バール先生』の拳が力強く振り回された。バーチャルアイドル『アリス』の身体をとらえ、余波と呼ぶには苛烈すぎる勢いと威力により周囲に凄まじい轟音を響かせて吹き飛ばす。

「――CODE:INSERT FIRE//LDT_BATTLEFRONT.」
 演算アシスト機能搭載のゴーグル形電脳端末越しに、知覚端子と連携したチューブタイプの照準器によって照準を重ねたバーチャルアイドル『アリス』へとホルニア・ストブルフ(構造色の青・f29723)は、取り回しのしやすい、ショートバレルのアサルトライフルより弾丸を放つ。
 そ一種のホーミングミサイルめいて自在な軌道を描くようにまるで吸い込まれるが如く、バーチャルアイドル『アリス』に着弾。それはユーベルコード『焦熱系枢式(ムスペルヘイム・ヴェズルフェルニル)』により生み出された――“油性焼夷弾”。
 バーチャルアイドル『アリス』の身体は奇怪に膨れ、捲れ返り、焼け爛れてるように次第に消滅していく。
「お前の名は?『アリス』はバーチャルアイドルの名前なんだろ、ちゃんとお前の名前をおしえてくれよ」
「『――――』」
 消えゆく『アリス』へとマホルニアは名を尋ね、アリスはかつて夢を見て夢を見せた『アイドル』の名を答える。
「そうか。後でお前の曲を探してみるよ」
「なりたかった、なぁ――、キラキラ、のアイドル、に――」
「あんたが進もうとしたアイドルの形くらいは見届けてやる」
 マホルニアの言葉は彼女に届いたろうか――気づけばバーチャルアイドル『アリス』の姿は何処にもない。

 ――かくして猟兵たちの活躍により、集団失踪事件は解決されたのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2021年12月04日


タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#シルバーレイン


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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠アリス・セカンドカラーです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト