幸せのお菓子~オブリビオンの差し金を添えて~
「みんなちょっといいかな、手の空いてる人がいればヒーローズアースに向かって欲しいんだ……。」
グリモア猟兵の一人、ティモシーが呼びかける。
「ヒーローズアースの一角で、事件が起こる……いや、もしかしたら、もう起こってるかも知れないんだ……。」
「ヒーローズアースで、新聞記者になりたいらしく、ヴィランの関わる事件を追ってる女性が居て。どうにも嗅ぎ付けた事件が、オブリビオンの関わるものらしいんだ……。」
このまま放置すれば、尾行に失敗してヴィランに捕まり、オブリビオンに渡され――あとは、口封じにしろ実験体にしろ、実質的に同じ末路だろう。
つまり、その女性を見つけて保護すればいいんだな。誰かの発言に、首を振る。
「その女性が追いかけている事件――薬物売買なんだけど、場所が不鮮明なんだ。」
ヒーローズアースの地図に、大きな丸を書くグリモア猟兵。……ちょっとした、複合型の商業施設が入りそうなほどに大きい。
「けど、オブリビオンの濃度……って言えばいいのかな、もう少し精度の高い予知も見えたから、みんなにはこっちでヴィランの邪魔をして欲しいんだ。」
同じ地図の、少し離れたところに小さな丸を追加する。……こっちは、小さな飲食店が1つか2つ入る程度だろうか。
「あぁ、そうだ。薬物売買の妨害をする上で、ヴィランは確保……というか逮捕しても、絶対に殺さないでね。」
ヴィランはオブリビオンと違って改心の余地があるから、というルールらしい。
「それで、売買の邪魔をすれば、オブリビオンが来ると思うんだ……妨害の排除か、原因の確認か、売買の支援かわかんないけど。そのオブリビオンはなるべく倒して欲しいけど、1人か2人ぐらいを泳がせるか脅迫するかして、黒幕のアジトを突き止めて欲しいんだ。」
たとえ元がヒーローでもヴィランでも、オブリビオンになったら容赦は要らないらしい。
「もし黒幕がわかったら、手強いかも知れないけど、その黒幕オブリビオンも倒して欲しいんだ。」
黒幕を倒すことで、予知に出てきた女性――新聞記者志望の命も救われるだろうから。そう言いつつ、グリモアによる転送ゲートを開く。
「あぁ、最後に言い忘れてたけど。オブリビオンの薬の売り文句、『幸せになれる粉』らしいよ。別の薬を持ち込む場合は、参考にしてね?」
それってUDCのハッピー――。……誰かがツッコミを入れた気がするが、転送により、ツッコミは途中で切られていた。
唐傘
はじめての方ははじめまして。四作目はヒーローズアースです。
……とあるUDCのお菓子が、粉倍増だか4倍だかで売ってた気がしますが、あれって単独だとどうなるんでしょうかね?
なお、猟兵からの案内にもありますが、薬物を売りさばいているのはオブリビオンではないため、不殺で行動していただきますよう、ご留意ください。
第1章 冒険
『幸せの粉』
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POW : 暴動を起こしている人々を取り押さえ売り捌いてるヴィランの情報を得る
SPD : 売り捌いてるヴィランに妨害工作を行い、『幸せの粉』が売り物にならないようにする
WIZ : 『幸せの粉』を上回る旨いお菓子を作成して集客し、尚且つ暴動を起こしている人々に食べさせて正気に戻す
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ラヴリィ・ブロークンハート
あの店がターゲットか…なるほど。
このシチュエーション、あたしちゃんの初陣にぴったりだ!よーし、早速ひと暴れしてやるぜえ!
胡散臭い品物が市場に出回ってんなら、その売り物を売り場から無くしちまえばいいんだよな!ハッピーだかパウダーだか知らないが、この神業的テクニックで箱ごとまとめて盗んでやらあ!裏口からの【だまし討ち】からの【盗み攻撃】!
あたしちゃんが現代のネズミ小僧だぁー!!
「あの店がターゲットか……なるほど。」
転送された近くで、人だかりのできた店を見つけるラヴリィ・ブロークンハート(f19788)。
「あたしちゃんの初陣にぴったりだよ! 早速ひと暴れしてやるぜぇ!」
人だかりのシャッターを横目に、通用口から侵入しようとして――戸惑うラヴリィ。
「え、鍵かかってない……泥棒に入られちゃうよ?」
金目のもの――売上金がない、と諦める前提なのか。ヴィランが迎え撃つので警戒が必要ないのか。ともあれ、侵入は成功だ!
「で、えーっと、ハッピーだかラッキーだか知らないけど、粉を持ち出せばいいんでしょ?」
砂糖や小麦粉の袋と並んだ、怪しげな粉の袋を見つつ。片付けを面倒臭がったのか、砂糖の箱が畳んで置かれている……。
「外の人……というか、ヒーローに目をつけられても困るし、砂糖に偽装は必要だよね?」
箱を組み立てて台車に乗せ、違法薬物――幸せの粉をせっせと詰め込むラヴリィ。
しかし、そうは問屋が卸さない!
「きさま、何をしている!」
店員らしいヴィランが声をかけるが、ラヴリィは動じない。
「えっと、別の支店で粉が尽きそうだから調達するように言われたんですけど……支店長に連絡入ってませんかね?」
「そうなのか……。ちょっと支店長に確認してくる、そこを動くなよ!」
店員ヴィランが奥に引っ込むが、誰も見ていない隙きを逃すはずがなく。
「あたしちゃんの盗みの腕を思い知れ! 現代のネズミ小僧、ここに誕生だー!」
ネズミ小僧だと市民にばらまくことになるが、それはともかく盗み出しに成功した!
幸せの粉が足りなくなることで、ヴィランによる売買もすぐに行き詰まるだろう――。
成功
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モース・レフレクソン
【目的】
薬物取引現場までターゲットを尾行する
法から外れた薬の売買か…よくある話だが、オブリビオンが関わっているなら解決すべきだな
ウォーロードヘッドホンを使って街全体の地形を把握しておこう。尾行するのに土地勘が無かったらやりにくいしな……
ターゲットを見つけたら尾行する…サイバーアイを使って完全にロックし、気づかれない距離…500mは妥当か…直接見えなくても分析で追えるからな…
取引現場を見つけたらUC【インジビブルモーション】を使い、高速で動いてその場にいるヤツらの武器を壊して無力化させた後、脅して情報を得るとしよう…
ネズミ小僧が違法薬物を盗み出すのと同じ頃。
「法から外れた薬の売買か……。よくある話だが、オブリビオンが関わっているなら猟兵が解決するべきだな。」
電柱の影で呟く、モース・レフレクソン(f06734)。
しかし、何も隙間が好きなわけではなく。300mほど先のヴィランを尾行しての行動だ。
「ふむ……。どうにも、尾行に気付いてる訳じゃなさそうだな……。しかし、尾行の素人なら捕まりそうだ……。」
対象を直接見ずに尾行を可能とするのは、ウォーロードヘッドホンとサイバーアイを併用した情報収集と分析をするモースぐらいだろうか。
「とはいえ、思ってたより近付かないと尾行できないのが誤算だったな……。」
あるときは100mほどまで近付き、あるときは500mほど離れて。距離が一定しない要因は、裏路地の複雑さにあった。当初は500mほど離れて尾行するつもりだったが、2回3回と道を曲がった頃に見失い、やむを得ず近付いて尾行したのだった……。
そして、そんな尾行をして少しした頃。一本道の先に2人の人影を見つけた。一人は尾行をしていたヴィランだが、もう一人は知らない――しかし、ふたりとも同じようなアタッシュケースを持っている。
そして二人が鞄の交換をするタイミングでユーベルコードを発動する!
超高速で移動し、二人のヴィランを拘束し、同時に武器を探すが特に持っている気配はない。
「さて、何の取引をしていたか、見せてもらおうか?」
二人のアタッシュケースを開くと、一方からは大量の紙幣が出てくる。そしてもう一方を開くと、大量の砂糖――に偽装された、違法薬物が出てくる。
「なるほど、やはりお前らが薬物の売人か……。いや、黒幕は別に居るんだったな? この薬がどこから来たのか、教えて貰おうか?」
武器を突きつけ、脅しつつオブリビオンの情報を引き出そうとするが。
「お、俺はただ、カバンの交換を指示されてただけなんだ!」
二人ともただの運び屋らしく、大した情報は持っていなかった……。
しかし、運び屋が売買に失敗したため、店から違法薬物が尽きるのも時間の問題だろう。
成功
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神代・凶津
なあ、相棒。
この『幸せになれる粉』の売り文句ってUDCアースのハッピー・・・え、そこに触れてはいけない?・・・それもそうだな。
ま、まあ気を取り直してか仕事を始めるかッ!
作戦はずばり『幸せの粉』以上の代物で、客をごっそり奪うって寸法よ。
相棒、『おはぎ』作るの得意だったろ?そいつの屋台でひと稼ぎ、甘いもの食って一息つけば暴動起こしてる奴等も頭が冷えるってもんさ。
冴えてるぜ俺ッ!
そんなに上手くいくのかって?
大丈夫大丈夫、俺のインテリジェンスと自分の料理の腕を信じな、相棒ッ!
【使用技能・料理】
【アドリブ歓迎】
「なぁ、相棒。薬物の売り文句って、お菓子にかけて幸せになる粉、だったよな? つまりそれってUDCアースの――」
相棒に問いかける神代・凶津(f11808)。しかし、相棒こと、神代・桜に止められてしまう。
「そこに触れるな、ってか。……まぁ、それもそうだな。」
触れようとしたときに、なんか嫌な予感がしたし。
「そ、それはともかく、暴動を鎮めてやるか。」
グリモア猟兵が示していた地図の一角、すなわちオブリビオンの関与が強いと予知された店の前を見つつ。店はシャッターを閉めているが、すでに何人かがシャッターを叩いている。
そして店の向かい側では、無人の屋台が出ている――いや、売り子は居るが、手違いで商品が届いていないのか、店を開こうとしていない。
「……なぁ、相棒。おはぎ作るの得意だったよな?」
なにか閃いたらしく、相棒の少女に確認をしつつ、屋台の交渉に向かう凶津。屋台は「壊さないなら」とタダで貸してはもらえたが、ただの在庫置き場と陳列棚しかない。しかし、凶津の閃きにとっては、屋台の構造は些細な問題でしかない。
少しして、無人だった屋台に、おはぎが並んだ。
「大丈夫! 俺のインテリジェンスと自分の料理の腕を信じな、相棒!」
相棒から不安そうな声が聞こえるが、凶津にとっては成功の根拠しか見つからない。
「さぁさ、よってらっしゃい! 旨いおはぎはこちらだよー!」
まだ不安そうな相棒を顧みず、暴動集団に向かって呼び声を上げる。
比較的理性を保っていた何人かが屋台に気付き、おはぎを買ってその場で食べる。そして旨いとの感想に釣られて別の何人かもシャッターから屋台に移り、その感想がさらにシャッターの暴動から屋台に人を動かし……と、かなりの人数が暴動から離れていった。
「な、うまく行っただろ? 甘いもので一息つけば、暴動起こしてる奴等も頭が冷えるってもんさ。」
凶津にとって想定外があるとすれば、理性の飛んだ――あるいは、理性で薬物を求める暴動集団が、想定より多く居たことだろうか。
成功
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白川・美依
使用能力:WIZ
薬物汚染…残念なことだけど、こっちじゃよくある話ね。オブリビオンが関与しているって言うのは、中々聞かないけど。
…状況は…ある程度のかく乱には既に成功しているのね。なら…少しヴィラン連中と遊んでおくわね?
【エレメンタル・チャージ】で『麻痺』属性のエレメンタルデバイスをムーンライトスティックに装着、即席のスタンガンを用意してヴィランと『お話合い』をするわ。
大丈夫、殺さないわよ? 死んだ方がマシって思うかどうかは、知らないけど。
事情を知ってそうなのも目星は付いているわ。最初に猟兵が侵入した店…あそこの支店長なんかは『何か』知ってそうよね? 例えば…薬物の仕入れ先、とかね。
※何でも歓迎
「薬物汚染……残念なことだけど、こっちじゃよくある話よね。」
オブリビオンが関わるっていうのは、あまり聞かないけど。とこぼす白川・美依(f19433)。
……猟兵としては、オブリビオンが大量発生していない証拠として喜ぶべきかも知れないが。
「それはそれとして、ヴィランに妨害を……じゃなかった、『お話し合い』をしましょうかね。」
装備武器のムーンライトスティックに、麻痺属性のエレメンタルデバイスを装着しつつ。ネズミ小僧が――もとい、猟兵が飛び出してきた通用口からこっそり侵入する。
「おい、支店長は知らないって言って……居ねぇ!」
店員らしいヴィランがお出迎え、もとい遭遇したので即席スタンガンで麻痺属性をお見舞いする白川だが、すぐに後悔する。
「ねぇ、支店長か副店長か、偉い人に会いたいのだけど。……って、生きてるわよね?」
どうやら、スタンガンが強力すぎたらしく、「あ……が……」と、言葉にならない返事しか貰えない。
しょうがないので、別の店員を探して聞く事にする。
少しして、雰囲気の異なるヴィランが白川の視野に入った。
「ねぇ店員さん、あなたが副店長かしら?」
確認とほぼ同時に、麻痺属性の即席スタンガンを撃ち込み、疎通ができるか確認をする。
「な、おま……なに、もの……」
「何だお前は、何者だ……かしら? 私は通りすがりのヴィラン退治よ。そんなことより、薬物がどこから来るか、教えてもらえないかしら?」
「しら……ない……。しって、おし……」
「知ってても教えるもんか、かしら? でも、オブリビオンが糸を引いてることは調べが付いてるわよ?」
「な、それ……」
「なぜそれを、かしら……。カマかけに引っかかってくれてありがとうね? あと、もう少しすれば警察が逮捕に来ると思うわ?」
もう少し手荒な手段はあるが、オブリビオンの情報は吐いてくれそうにない。警察が来る、という情報もハッタリだが、嘘から真が出ることもあるだろう。
成功
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紅狼・ノア
『幸せの粉』?
何それ~めっちゃ嘘くさーい そんなもの売って何する気なんだか…
えっとターゲットは…あそこかぁ
んじゃ、さっそく「大事な商品」を売れなくしてやろうかなぁ
あの粉を【動物使い】で派手にまき散らしてもらう。
犬と猫ちゃんたちが暴れ、鳥達がフンを落としたりして大騒ぎしてる間に【第六感】を利用し人の動きや視線などを把握。
隙を見て粉を【盗み】
粉が無くなって困ってるターゲット、粉入手のために動くはずコード【影の獣達】を召喚し追跡
他に売ってる所も同じことして、取引場所まで追跡しそこからまだ追跡、アジトまで道案内よろしくね(ニコ)
仲間が居たらちょいっと動物たちと一緒に「暴れるお手伝い」をお願いしようかな
「幸せの薬? 何それーめっちゃ嘘くさーい……。」
眠そうな目で、違法薬物が売られる店を見る紅狼・ノア(f18562)。
とはいえ、まだシャッターが閉まっており、他の猟兵同様に裏口から侵入するしか無いだろう。
店に入り、何故か倒れているヴィラン2人を放置して奥に進む。そして奥では、平店員らしきヴィランが右往左往している……。
「副店長も警備部長も倒されてるってどういう事だよ!」
「幸せの粉の在庫が合わない、きっと盗まれたんだ!」
「もういっそ、残りの薬だけでも売りに出すとかー?」
「そうだな、下手に在庫を抱えて捕まるよりは、薬を売り切ってただのお菓子屋と思わせたほうがマシか……」
紅狼が混じって提案したが、混乱しているせいか誰も気付かずに売り上げる方向に誘導されていた。
そしてどさくさに紛れてシャッターを開け、暴動を起こしていた客……と、動物使いで招いた犬猫たちを店内に誘導する!
「ってなんで犬が!」
「お菓子を守れ、売上がかかってるんだぞ!」
「いや、それより鳥の糞が危険だろ! 薬を……いや、商品を守れ!」
「そんなことより売ってくれよ!」
「ネズミなんて見つかってみろ、営業停止だ!」
一気に騒がしくなったが、紅狼の目線が一人のヴィランを捉えていた。この騒ぎの中で慌てふためかず、どこかに移動しようとしているような――。
そんなヴィランめがけて、こっそりユーベルコードで影の獣達に尾行してもらう。
他の店舗でも同じような妨害工作をしかけようとしたが、近くを探した範囲には見つからず、諦めて影の獣達(が尾行するヴィラン)を追いかける。
しばらくして、影の獣達を経由して声が聞こえる――。
『やれやれ、ユーベルコードで尾行されても気付いていないとは。あなたは今日限りです。』
銃声は聞こえないが、尾行対象が消えたためか、影の獣達も強制的に解除される。
しかし、解除される直前に見えた、サラリーマン風の姿が、きっとオブリビオンなのだろう――。
大成功
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第2章 集団戦
『サラリーマン』
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POW : シークレット・ガン
【手に持つアタッシュケースに内蔵された兵器】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD : エンシェント・マーシャルアーツ・カラテ
【カラテ】による素早い一撃を放つ。また、【武器を捨て、スーツとネクタイを脱ぐ】等で身軽になれば、更に加速する。
WIZ : 情報解析眼鏡
【スマート・グラスで敵の情報を解析し、】対象の攻撃を予想し、回避する。
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「全く、猟兵の尾行に気付いてないせいで、私達までたどり着いてしまったじゃないですか。」
一見、普通の――UDCアースに居たら紛れ込んで見失いそうな、スーツ姿が現れる。
「まぁ仕方ない。俺達のノルマが売上から戦闘数に変わっただけだ。」
しかし、同じような……いや、全く同じ姿が、一般人で存在しうるだろうか。
「戦闘がノルマかー。オレ、ボーナス出ないタダ働きは嫌だぞー?」
何より、その雰囲気が、オブリビオンだと猟兵に伝えてくる――。
「猟兵の対応は、自然災害みたいなもんでしょう……。諦めて、『あのお方』をお守りしましょう。」
そして各々が標的の猟兵を定めたらしく、襲いかかる!
紅狼・ノア
(フードを被っている)
粉の次はサラリーマン?
パッとみ普通のオッサンしか見えないなぁ?まぁ“僕の追跡”を見破ったんだ…普通じゃないよねぇ(ニヤニヤ)
ボーナスかぁ最近依頼が来ないからないんだよなぁ(しょぼん)
って言ってる場合じゃないよなぁ
さでオッサン達はどんな攻撃してくるが分からんから【第六感・オーラ防御】を駆使しご自慢のスピードで避ける
あれ?もしかしてあのケース…銃⁉(うわーすげぇ)
あれは邪魔だな…厄介なものは【部位破壊】
避けながら敵の隙をついて【目立たない】姿をくらまし攻撃か【カウンター】をお見舞いする
急所を狙ってもいいかもね
「粉の次はサラリーマンなの? パッと見、普通のオッサンにしか見えないけどなぁ?」
フードを被って、様子を見ている紅狼。しかし、気配を消そうが物陰に隠れようが、オブリビオンは見逃してくれないらしい。
「ただのサラリーマンと侮ると、痛い目を見ますよ? あと、私はまだ23歳だ、オッサンじゃない!」
……1人しか居ないのは、他の猟兵が優先されたのか、あるいは紅狼に気付いたのが一人しか居ないのか。
いずれにせよ、紅狼に銃口が――アタッシュケースが変形した銃が向けられる!
「うわぁ、ケースが銃になるんだぁ……すげぇ……。」
回避しつつ隙きを窺うが、銃は連射なのかなかなか近付けない。とはいえ、スピード任せによる回避でサラリーマンも決定打を与えられない。
しかし、流れ弾も無駄ではなかったらしく。
「っ、やばっ、足が……」
壁を蹴って軌道を変えようとした紅狼だが、銃撃でもろくなった壁は蹴りに耐えられず、オブリビオンへの射線に落ちていく――。
「全く、私をオッサン呼ばわりするからだよ、お嬢さん?」
苦戦
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真宮・響
【真宮家】で参加。
サラリーマンか。タフな企業戦士だそうだね。外見とは違い、かなりの使い手っぽいね。企業を背負ってるからね、強いに決まってる。
アタッシュケースに仕込んだ銃といい、体の動きのキレといい、ちまちま攻撃してると押し切られそうだ。【目立たない】【忍び足】で敵の視線から逃れつつ、解析される前に敵の集団の背後を取る。体勢を整えられて反撃される前に【先制攻撃】【二回攻撃】【串刺し】で竜牙を使う。【範囲攻撃】使える状況なら使うか。カラテで攻撃されたら、【武器受け】【カウンター】で対応するよ。
真宮・奏
【真宮家】で参加。
加勢しにきました。サラリーマン、タフな方々だそうで。企業を初め、色々背負い、それをこなす技量は凄いと思います。強敵ですね。油断せずに相対しましょう。
瞬兄さんの援護を受けながら正面から行きます。銃撃の被害は【オーラ防御】【盾受け】【武器受け】で軽減しながら接近。解析グラスで攻撃を解析されてしまうリスクは瞬兄さんにフォローして貰い、【属性攻撃】【二回攻撃】【衝撃波】で攻撃します。接近出来たら、信念の拳で一撃入れて一気に敵の体勢を崩したいですね。出来れば、【範囲攻撃】も使いたいですね。
神城・瞬
【真宮家】で参加。
サラリーマン、24時間戦い続けるタフな方々と聞きます。更の目の前にいるサラリーマンのアタッシュケース、銃仕込んでますね?やはり油断出来ません。注意して、相対しましょう。
手数を増やしましょう。月読の同胞を奏に同行させながら、【誘導弾】で【援護射撃】。恐らく正面から行く奏は詳しく動きを解析されると思いますので、【鎧無視攻撃】【マヒ攻撃】【目潰し】【武器落とし】【部位破壊】でフォローしますか。油断はしません、打てる手はすべて使わせて頂きます!!
「サラリーマンか。タフな企業戦士だそうだね。」
真宮・響(f00434)が、向かい来るオブリビオンを見つつ。
「そうですよ、企業をはじめとして色々背負っているんですから。」
そんな響の言葉を肯定する、真宮・奏(f03210)。
「色々背負ったまま24時間戦い続けるほど、タフな方々と聞きますからね。」
更に補足する、神城・瞬(f06558)。
「え、俺たちって背負子とか亀の甲羅とか渡されてないよな……。」
神城家の3人の言葉に戸惑い、味方内で確認し合うサラリーマンたち。物理的に背負っているか確認しているが、当然背中には何もない。
「我々を騙した罪は重いですよ!」
サラリーマンの勘違い、もしくは濡れ衣のような気もするが、真宮家をサラリーマン集団が襲う――。
「手始めに、手数を増やしましょうかね。」
月読の同胞により、戦士の霊を召喚する瞬……と、そんな霊を盾にするように隠れてサラリーマンに近付く響。
「右手側、霊に紛れた猟兵が来るぞ! 正面、術者を倒せば霊は消える!」
あるいはアタッシュケースを鈍器として殴り、あるいはアタッシュケースの銃で掃射をする戦場に向かって。スマートグラスにより全体の解析をしていたらしい一人が叫ぶ。
「おっと、奏に向かわせませんし、僕への攻撃も通しませんよ?」
戦士の霊は、弓矢と剣戟を巧みに使い分け、サラリーマン集団に地道にダメージを累積させている。そして術者の瞬も、棒術のように杖の石突きでサラリーマンを圧倒し、サラリーマンを誰一人として近付けさせていない。
「アンタたち、そんなチマチマした攻撃だと押し切られるよ! 攻撃ってのは、こうやるんだよ!!」
しかし、サラリーマンを圧倒してはいるが、響の叱咤が飛ぶ。
「この一撃は竜の牙の如く!! 喰らいな!!」
サラリーマン集団の死角に回り込んでいた響が、光剣でサラリーマンの一角を突き刺し――少しして、貫通した刺し傷が左右に広がるようにサラリーマンを分断し、致命傷を負ったオブリビオンはすぐに消滅した。
「……っていやいや、僕は既に手一杯ですよ? 奏の支援と、僕に向かうサラリーマンの相手で、この上さらに術を行使しろと?」
「では瞬兄さんの代わりに私が! 喰らえ~!!」
戦士の霊にかばわれつつ、時には戦士の霊をかばって剣でサラリーマンに応戦していた奏が。十分近付いたと判断したらしく、ユーベルコードによる大威力の一撃を打ち込む!
拳を打ち込まれたサラリーマンは言葉を発することもできず、そのまま吹き飛ばされ――後方の数人を巻き込んで飛ばされ、少しして消滅した。
「かかってきな、サラリーマンども! カラテだか柔術だか知らないが、アタシたちが全部相手してやるよ!!」
「しれっと相手を挑発しないでください!?」
響の挑発と、瞬のツッコミないし指摘が飛ぶが。
「あなた方のような、鉄板より硬いものにはカラテより重火器ですよ……? 各位、コードぐはっ」
サラリーマンたちは、彼我の硬度もしくは貫通力を加味した上で銃撃戦を選んでいるらしい。そして、そんな司令塔からの命令も、中途半端に途切れてしまった……。
「えっと……何か私、悪いことしちゃいました?」
属性を纏った一撃を放った奏だが、意図せず司令塔だったサラリーマンを葬ったらしい。
大成功
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白川・美依
使用能力:WIZ
自然災害だなんて、可笑しな言い方ね?
ゴミノヤマ
骸の海から勝手に這い出て世界を蝕む貴方達の方が、よっぽど災害めいてないかしら?
メガネに仕掛けがあるみたいね。なら、目を狙うのが得策かしら…でも、それだけじゃあ数的に不利ね。
【全力魔法】を乗せた【ムーンライト・フラッシュ】で相手に目眩ましを仕掛け、直接殴りに…行かずに【ビューティフル・ホープストーム】で遠距離攻撃するわ。1つ目をフェイントにして攻めるって感じかしらね。
冴えない姿のまま逝きたくないでしょう? 真っ白なスノードロップ…きっと、貴方達に似合うわね。
※何でも歓迎
「私たち猟兵を自然災害だなんて。可笑しな言い方をするのね? 躯の海(ゴミの山)から勝手に這い出てきて、世界を蝕むあなた達のほうが、よっぽど災害めいていると思うわよ?」
向かってくるサラリーマンを挑発する白川。
サラリーマンの逆鱗に触れたらしく、増援が少し遅れて白川に向かう……。
「あら、ムサイおっさんとはいえ、ずいぶん人気があるみたいね? じゃぁ、私からもその人気に答えないとね?」
言いつつ杖を構え、スマートグラスに解析される前に魔力を変換した閃光で目潰しをかける――。
「総員、突撃が来るぞ! 防御態勢!!」
僅かなサラリーマンが、あるいは別のサラリーマンの影に居たせいで、あるいは勘で防衛したらしく。スマートグラスによる解析結果を、全員に伝える。
……しかし、仮に半数以上が、あるいは全員が白川の動きを捉えていたとしても。まず誰も、彼女の攻撃を防げなかっただろう……。
「私が貴方達の『最期』の希望になってあげるわ。喜びなさい?」
突進を思わせる重心移動、しかし実際には白川は動かず。彼女の武器が変化した無数の、スノードロップの花びらが舞うだけだった。
「冴えない姿のまま逝きたくないでしょう? 真っ白なスノードロップ……きっと、貴方達に似合うわね。」
あるいは花びらに仕込まれた毒により。あるいは鋭刃な刃に細工された部分により。白川と戦っていた、あるいは増援として向かおうとしていたサラリーマンはことごとく消滅していた。
大成功
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神代・凶津
いや~、屋台は大盛況だったな相棒。
え、目的を忘れてないかって?
・・・あ~、そういや仕事にきてたんだったな。
大丈夫大丈夫、オブリビオンをぶっ飛ばせばいいんだろ?いつも通りよッ!
あのサラリーマン連中が相手か。
戦い方はシンプルでいこうぜ。
サラリーマン共の攻撃を見切りながら懐に入って破魔の力を込めた妖刀の斬撃を叩き込んでいくぜ。
逃げる奴は敢えて見逃すか。
頼むぜ相棒。
「・・・式、召喚【追い雀】」
さあて、黒幕の所まで案内してもらおうか。
【使用技能・見切り、破魔】
【アドリブ歓迎】
「いや~、屋台は大盛況だったな相棒。」
屋台の売上を数える神代・凶津。
「……え、目的を忘れてないかって?」
相棒の桜に指摘を受けたらしく、数える手が止まる。
「……あー、そういや仕事で来てるんだったな。大丈夫大丈夫、オブリビオン共をぶっ飛ばせばいいんだろ? いつも通りよッ!」
屋台の売上勘定を切り上げて回収し、他の猟兵と合流するべくオブリビオンの元に向かう――。
「なるほど、相手はあのサラリーマン連中か
……。……それとも、強すぎる味方が問題か?」
サラリーマン集団がオブリビオンなのはわかるが。そのオブリビオンが宙を舞ったかと思うと消滅する。別の方向に目を向ければ、花弁が舞い散った直後にサラリーマンが一気に数を減らす。
「こうしちゃいられないな、相棒、ちょっと急ぎ目で戦うぞ!」
妖刀に破魔の力を込め、戦いの中に飛び込む凶津。そして飛び入り参加を迎撃するため、スーツとアタッシュケースを捨てて徒手空拳で応戦するサラリーマンたち。しかし、凶津の狙いは、戦果や撃破数ではなく。
「……式、召喚、【追い雀】」
「……一人向かったようだな、あとは時間稼ぎか自滅覚悟の特攻か……まぁ、俺たちは負けないけどなっ」
意図的に一人を見逃して、黒幕の元に向かうサラリーマンを追跡しつつ。自分たちは残党刈りを、あるいは追跡に気付いていないサラリーマンを、討伐する事にした。
成功
🔵🔵🔴
第3章 ボス戦
『シュヴェルマー・ザ・プロフェッサー』
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POW : バイオレンス・インジェクション
【自身が開発した薬を注射して筋骨隆々の巨体】に変形し、自身の【理性】を代償に、自身の【攻撃力と耐久力および攻撃範囲】を強化する。
SPD : デストラクティブ・サイクロン
【両腕を大きく広げ高速回転する事により竜巻】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
WIZ : 「行けィ!ワガハイの忠実なるシモベたちよ!」
【高い知能を持つ十一匹の猿の軍団】が現れ、協力してくれる。それは、自身からレベルの二乗m半径の範囲を移動できる。
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「貴様らか、オレサマの研究の邪魔をするのは!」
猟兵がサラリーマン達を倒し切る頃。
どこからともなく、ゴリラのようなオブリビオンが……いや、明らかにゴリラが、猟兵に向かってきていた。
「あと、ワタクシの部下を追跡したのは誰だ! 拙者の研究を盗む気か!!」
……色々と勘違いしているうえに、一人称がまだ定まってないようだが、猟兵としての勘が戦闘の強さを訴えてきている。
「えぇい、研究泥棒は皆殺しだ!! }
ゴリラが――もとい、黒幕にして強敵が、猟兵を襲う――。
真宮・響
【真宮家】で参加。
黒幕はゴリラの研究者か。ゴリラって、意外と知恵あるっていうね。ただ、一人称が定まってないところを見ると、研究以外は頭が回らないようだね?正常な判断が出来るようになる前に倒すか。
強化されたり、無差別に攻撃されて被害が広がる前に何とかするか。無敵の相棒で夫のゴーレムを呼び出し、ゴーレムと共に【先制攻撃】【二回攻撃】【串刺し】で強化された肉体ごと、あるいは回転している敵を強引にぶっ刺す。ヤバイ薬をこれ以上開発されたら困るので、ここで叩き潰させて貰うよ!!
真宮・奏
【真宮家】で参加。
いや、研究奪いにきたんじゃないんですが・・・まあ、研究を阻止する為に来た事は一緒ですが。とりあえず一人称は統一しましょうよ。これ以上の悪事は止めさせて頂きますか。・・・ゴリラですか。無駄に力強そうですね。
時間掛けると強化や無差別攻撃で戦況が悪化しそうです。蒼の戦乙女を発動、【オーラ防御】【盾受け】【武器受け】で正面から敵の攻撃から家族を【かばう】。【シールドバッシュ】で押し切って敵の攻撃の中断を狙います。追撃で【属性攻撃】【二回攻撃】【衝撃波】で攻撃しますね。
神城・瞬
【真宮家】で参加。
あ、何故ゴリラか理解に苦しみますか、ゴリラって、意外に頭がいいそうで。研究に夢中になりすぎて、状況判断が出来てないようで。一人称が統一される程落ち付く前に倒しましょうか。これ以上怪しい薬を開発されると大変ですし。
とにかく知能の回る猿の軍団が邪魔ですね。響母さんと奏の邪魔になるので、【高速詠唱】【全力魔法】【二回攻撃】を併せた氷晶の矢で猿の軍団の進行を徹底的に邪魔。【鎧無視攻撃】【マヒ攻撃】【目潰し】【武器落とし】【部位破壊】も乗せますか。猿が母さんと奏に群がるようなら、【吹き飛ばし】で吹き飛ばしていきます。
「黒幕はゴリラの研究者か。とはいえ、一人称が定まってないところを見ると、研究以外は頭が回らないようだね?」
「ゴリラって、意外と頭がいいそうですよ? ただ、状況判断ができてないようですが。」
オブリビオンたる研究者ゴリラにそれぞれの感想を述べる、瞬と響の親子。
「と、とりあえず、私たちは研究を奪いに来た泥棒じゃないです!」
そんな家族の感想を聞きつつ、研究者の誤解を否定しておく奏。
「お前ら聞こえてるぞ! 人語を扱う時点で研究以外も頭使ってるだろ! あと、会話する機会がないから呼称がわからんだけだ!」
……頭が回らない訳ではなく、使う機会がないせいで一人称を模索中らしい。
「あとそこの研究泥棒! 泥棒に来るやつは、だいたい泥棒じゃないって言うんだよ! 保健所から来たとか、異臭騒ぎの確認に来た警察だとか、変な言い訳するんだよ!!」
そして奏の泥棒否定も虚しく、訪問者は泥棒と決めつけているらしい……。
「行けィ! ワガハイの忠実なるシモベたちよ!! あの研究泥棒どもを、追い払え!!」
プロフェッサーなゴリラが、「ワガハイ、いいかも知れない」と呟いたが。そんな事はお構いなしに、どこからともなく現れた猿の集団の相手を猟兵たちに強要する――。
「……とりあえず、猿の軍団が邪魔ですね。」
最初にユーベルコードを放ったのは瞬、氷属性の矢を230本放つ。
猿の集団も、あるいはかわし、あるいはダメージを最小にするために受け身を取りつつ矢を受けるが――1匹に100本の矢が降り注ぐ状況で、一体何匹の猿が生き延びられるだろうか。
響がユーベルコードでゴーレムを呼び出した頃には、11体の氷像ができていた。
「ヤバい薬がこれ以上出回らないためにも、ここで叩き潰させてもらうよ!!」
響の動きをトレースするように、ゴリラに――プロフェッサーに、巨大な剣が叩きつけられる!
「これ以上の悪事は、止めさせて頂きます!」
そして、響の動きをトレースした巨大な剣が生んだ死角から。青いドレスを纏い、翼を生やした奏が、ブレイズセイバーによりプロフェッサーを切り飛ばす!
「あっぶねぇ……もう少しずれてたら、急所を斬られてお陀仏だ……」
しかし、それでもプロフェッサーの致命打にはならなかったらしく。砂埃がおさまる頃に、空の注射器を捨てるプロフェッサーが見えた。そして、注射の効果はすぐに出たらしく、傷口も周囲が圧迫して血が止まる……。
「ウガァァァ!!」
「きゃぁっ」
プロフェッサーが理性を捨てた反動か、近くに居た奏は投げ捨てられ。さらに響と瞬の親子には、近くにあった看板が、植え込みが、千切られた標識が投げつけられる……。
「奏! 母さん! 大丈夫ですか!」
再び魔法の矢を生み出し、オブリビオンの投擲を捌こうとする瞬と。あるいはゴーレムで、あるいは自身の武器で、迎撃する響だが。
「やっぱり、間合いが違う範囲を同時には、捌けないのかねぇ……」
自身は被弾しつつも、ゴーレムの槍でプロフェッサーを突き刺し、動きを制限した響が居た。
「瞬、このゴリラを飛ばしたら、奏の救出に向かうよ!」
息子の答えを待たず、槍を振るうようにプロフェッサーを投げ飛ばし。別方向に飛ばされた娘のもとに向かう真宮親子。
「きゅぅ……」
……飛ばされた奏は、目を回しているだけで傷は浅かったようです。
成功
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白川・美依
使用能力:WIZ
…オブリビオンとして蘇る時って、本来の姿を100%再現したりしないのね?
生前のシュヴェルマーは高い知性を持っていたと聞いていたけど…まあ、所詮オブリビオンね
下僕の猿が邪魔ね。【全力魔法】を乗せた【ディヴァイナリィ・ホワイトフレイム】で数を減らしておこうかしら。炎は一つだけ自分の手元に残しておいて、後は自動追尾で猿やシュヴェルマー本体を攻撃してもらうわ。
一つだけ残した炎は、保険ね。接近してきた下僕の猿がいた時…【オルタナティブ・スケープゴート】で捕獲した時に使うの。
シュヴェルマー本体による攻撃、これを防ぐ為に、捕獲した猿に炎を与えて、燃え盛る肉壁になってもらうわ。
※何でも歓迎
「生前のシュヴェルマー・ザ・プロフェッサーは高い知性と聞いたのだけど……まぁ、所詮はオブリビオンね、100%再現はできないのね?」
言外に知性が低いとこぼす、白川。だいぶ小さい声だったが、離れたゴリラ――プロフェッサーには聞こえていたようだった。
「誰が100%に満たない知能だ! むしろ世界を壊すために知能は増えとるぞ!」
瓦礫を跳ね除け、白川に向けて叫ぶプロフェッサー。
「行けィ! ワガハイの忠実なるシモベたちよ!! あの研究泥棒を……無礼な女をぶちのめせ!!」
そしてすぐに、どこからか猿の大群が現れ――すぐに、炎に焼かれる。
「下僕の猿たちが邪魔よね……。さあ、炎と共に踊り狂いなさい?」
火の元は白川のユーベルコード、ディヴァイナリィ・ホワイトフレイム。自動追尾の炎に11匹の猿を追わせ、残り19個の炎を、あるいはプロフェッサーに直接、あるいは合体させて強化した状態で向かわせる。
「氷の次は炎か、ワガハイは熱膨張には負けんぞ!!」
炎をかわし、あるいは空券徒手で撃ち落とそうと、あるいは看板で叩き落とそうとするが、地道に隙きを突いてプロフェッサーに火傷を負わせる。
「……保険で1つ、残したけど……使う必要はなさそうね?」
火だるまに、あるいは消し炭になった猿の軍団を見つつ。手元に残した灼熱の炎を、プロフェッサーに向けて飛ばす白川。
意図せずプロフェッサーの回避タイミングとずれることで、急所にダメージを与えることに成功していた。
大成功
🔵🔵🔵
紅狼・ノア
*アドリブ・絡み歓迎
(物陰に隠れ)
うぅ~油断した…まさか連射なんで思わなかった
てかあのオッサン23歳なんだ…老け顔すぎだろ(笑)
ん?ゴリラ?次は白衣を着たゴリラが出てきた、しかも研究泥棒って誰も盗もうと思ってないわ
ん?え、えぇ猿が増えた!11匹もいるし…めんどくさいなぁもう
はぁ…来い『ガルム』あいつらを狩るぞー(棒読み)コード【闇の幻獣『ガルム』】
【オーラ防御・第六感・野生の勘】をフル活動
知能が高いから【動物と話す】ことできるかな?
ちょいっと取引をしてみますか、もちタダじゃないよ僕の方に来ればたっぷり褒美するよ
無理だったら【カウンター・部位破壊・二回攻撃】で狩る
よく見たらイケメンゴリラじゃね?
紅狼・ノア f18562成功
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「うぅ~油断したぁ……。まさか銃が連射だなんて……。」
物陰で気配を消す紅狼。……彼女を狙っていたサラリーマンは、別の猟兵に狙いを移したのか、近くからは気配がしない。
「そろそろ戦況も落ち着いて……え、ゴリラ?」
少しの間様子を見る紅狼。研究泥棒と喚いたり、槍がゴリラを貫いたり、ゴリラが猿を呼び出したり……何と言うか、賑やかな戦場になっている。
「あの猿、何匹か連れて帰れないかなぁ……」
ビーストマスターとしての興味か、あるいはただの好奇心か。
「来い『ガルム』、猿のついでにあのゴリラを狩るぞー」
棒読みのような、あるいは気だるげな声で、闇の幻獣を呼びつつ。ゴリラ――プロフェッサーの隙きを狙って、ガルムに騎乗して近付く紅狼。
「……イケメンゴリラと思ってたけど、なんか黒焦げゴリラになってない?」
紅狼は見そびれていたが、灼熱の炎に焼かれていました。
「焦げ臭い気もするけど、お猿さん出してよー」
「うるさい、ワガハイのシモベを、焼いたり凍らせたりするんだろうが! ワガハイの研究だけに飽き足らず、シモベも奪う気かっ!」
話を聞かずに研究泥棒の濡れ衣を着せ、そのまま両腕を広げて竜巻を生み出すプロフェッサー。
「猿の連れ帰りは無理かー、ガルムーやっぱりゴリラを狩るぞー」
若干しょげつつも、飛んでくる瓦礫をあしらい、一部を打ち返して竜巻の中心に向けて飛ばす。
そして何個目かを打ち返した時に、鈍い音がして竜巻が――プロフェッサーの回転が止まった。
「……あー、頭か急所にでもあたったのかなぁ?」
プロフェッサーが徐々に崩壊して消滅するところを見ると、打ち返した何かが致命打になったらしい………。
オブリビオンが生み出し、流通させていた違法薬物は、猟兵たちの活躍によりヒーローズアースから撲滅されたのだった。
成功
🔵🔵🔴