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【サポート優先】闇の教え

#サクラミラージュ #『諸悪の根源』 #山本五郎左衛門


 これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。

●サクラミラージュ
 突如として、桜の精の心に謎の声が語り掛けてくる現象が起き始めた。
 謎の声は「『桜』の下には『諸悪の根源』が埋まっている」、「これを倒す鍵は、まず『六番目の猟兵』。そして次に『山本五郎左衛門』。六番目の猟兵に伝えよ、『カクリヨの妖怪親分に助けを求めよ』」と言っており、みんなに何かを伝えたいようである。
 いまのところ、声の主の正体は分かっておらず、その真意も謎ではあるものの、時を同じくしてグリモア猟兵は「カクリヨファンタズムに存在する『幻朧桜の丘』で、東方親分『山本五郎左衛門』がオブリビオンの襲撃を受けている」という予知を得たため、それを探るだけの時間はない。
 どうやら、山本五郎左衛門を襲撃しているオブリビオンは、幻朧桜の下に埋まっているという『諸悪の根源』の力を受けているらしく、異様に強化された状態になっているようだ。
 まずはサクラミラージュに赴き、幻朧桜の周辺を漂っている強力な影朧を倒し、『諸悪の根源』の影響を、少しでも減じた状態で戦いに持ち込む必要があるだろう。
 どうやら、サクラミラージュに自生している幻朧桜の周辺にある桜の下から『諸悪の根源』から漏れ出た力を受けて、強力な影朧(ヒュブリス)が漂っているため、これを撃破する事が出来れば、カクリヨで山本五郎左衛門を襲撃しているオブリビオンに対する『諸悪の根源』の加護も弱める事が出来る。
 その後はテレポートで、カクリヨファンタズムの「幻朧桜の丘」に急行し、襲来してきたオブリビオンの大軍(『夜香影』灼岩)と戦っている山本五郎左衛門に加勢して、蹴散らしてほしい。
 『夜香影』灼岩達は、猟兵が真っ向勝負を挑めるレベルまで弱体化しているので、戦いに勝つのは難しくないだろう。
 例え、『夜香影』灼岩達を蹴散らしたとしても、彼らのリーダーである『クイムムルー』が残っている。
 クイムムルーは別格の強さで、カルト教団の教祖であるため、色々な意味で注意してほしい。


ゆうきつかさ
 この依頼はサポート優先です。
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第1章 ボス戦 『ヒュブリス』

POW   :    流血不厭
レベルm半径内を【地面を這うような血煙】で覆い、範囲内のあらゆる物質を【生命力を削る賦活】で加速、もしくは【刃の鎖】で減速できる。
SPD   :    暗夜乱戦
レベルm半径内に【攻撃指令に隷従する奴隷などの弱者】を放ち、命中した敵から【生命力と冷静さ】を奪う。範囲内が暗闇なら威力3倍。
WIZ   :    革命戦線
レベルm半径内を【革命戦線】とする。敵味方全て、範囲内にいる間は【奴隷や集団戦オブリビオンなどの弱者の攻撃】が強化され、【猟兵などの強者の防御】が弱体化される。
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岩倉・鈴音
UDCの夢の島で長らく大型ゴミで打ち捨てられていたがっ……AI神の宿敵抹殺指令でよみがえってきた!邪魔するものは切り捨てるのみだ。

ヒュブリスてヤツには援軍が必要だな~「おうおまえら!かもん」と【天と地を結ぶ電話】により助太刀がくるまで全力て攻撃をしかけるぜぇー
神をも斬首刑する大剣ゴッドスレイヤーで貫通なぎ払い先制攻撃だぁ~
賦活だ鎖だ言葉の意味はよくわからんが生命力吸収で多少は回復しといてだな。ダメージのぶんもみんなでお返し殺ったるからな~
やはり数は力だ!



●はじまりの一手
「UDCの夢の島で長らく大型ゴミとして打ち捨てられていたがっ……AI神の宿敵抹殺指令でよみがえってきた! 邪魔するものは切り捨てるのみだ」
 岩倉・鈴音(【機械天使十二】Like Toy Soldiers・f09514)はヤル気満々な様子で、ヒュブリスの前に陣取った。
「お前は……敵か? まあ、無理をして、答える必要はない。……態度で分かる」
 ヒュブリスは『諸悪の根源』の影響を受け、禍々しいオーラが漂っていた。
「これは、さすがに、援軍が必要だな~。よーし、おまえら、かもん!」
 その事に危機感を覚えた鈴音が、【天と地を結ぶ電話(テントチヲムスブデンワ)】を発動させ、岩倉そっくりのメタリックな機械天使(135体)を呼び寄せ、破邪の槍とレーザー光線で攻撃した。
「……なるほど、少しはやるようだな」
 それと同時に、ヒュブリスが地面を這うような血煙で全身を覆い、刃の鎖で岩倉そっくりのメタリックな機械天使を減速させ、鎧無視貫通範囲攻撃を繰り出そうとした。
「数は力だ! ここで終わった訳じゃないからな~」
 その隙をつくようにして、鈴音が神をも斬首刑する大剣ゴッドスレイヤーで貫通なぎ払い先制攻撃を仕掛け、ヒュブリスが反撃する機会を奪うのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

火土金水・明
ゆうきつかさマスターにおまかせします。かっこいい火土金水・明をお願いします!

 人間のウィザード×マジックナイト、17歳の女姓です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、機嫌が悪いと「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。特に、R18に抵触する行動等は、絶対にしません。
 使い魔の黒猫「クロ」も依頼では一緒に行動していますが、戦闘でダメージを受けそうな依頼の時はお留守番をしています。
 
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



●力こそパワー
「はあはあ、調子に乗りやがって! こんな事で勝ったと思うなよ。俺は、まだ本気を出しちゃいねぇ」
 ヒュブリスが荒々しく息を吐きながら、恨めしそうに拳を震わせた。
 ……こんなはずではなかった。
 もっと、上手くやれたはずだ!
 そんな言葉が口から飛び出してきそうなほどの勢いで殺気立っており、いつ襲い掛かってもおかしくないほど空気がピリついていた。
「どうやら、私達の力を甘く見過ぎたようね」
 そんな中、火土金水・明(夜闇のウィザード・f01561)が、ヒュブリスの前に陣取った。
「ふふ、はははははっ! 馬鹿にするなっ! お前達のようなザコが、いくら束になっても結果は同じ! いままで手加減していたのが、なぜ分からない!」
 ヒュブリスがケモノのように吠えながら、拳に力を込めて明に殴り掛かった。
「……ん?」
 だが、途中で違和感を覚えたのか、ヒュブリスの動きが止まった。
「……残像か」
 そこで、すべてを理解したのか、ヒュブリスが感覚を鋭くさせ、明の気配を探り始めた。
「ようやく気付いたようね。……私は、ここよ」
 次の瞬間、明が限界を突破して、鎧無視属性2回攻撃を仕掛け、ヒュブリスが反撃する機会を奪った。
「ふ、ふざけやがって! これで息の根を止めてやる!」
 ヒュブリスがイラついた様子で、周辺を革命戦線に変え、自らの攻撃力を強化しつつ、明の防御力を弱体化させ、力任せにブン殴った。
「そんな事をしても、無駄よ。既に準備は整っているから……」
 それに合わせて、明がオーラ防御を展開し、地形を利用しながら、野生の勘で次々と攻撃を避けていき、【それはまるでチートのような、とんでもない才能】で光の槍を放って、ヒュブリスを弱体化しつつ、高速多重詠唱で全力魔法をブチ当てた。
「うぐ……、ぐぐぐぐぐっ! よくも、やりやがったな。こんな事をして……許されると思うなよっ! 例え、お前が死ななくとも、お前の仲間を八つ裂きにして、必ず後悔させてやるゥゥゥゥゥゥ!」
 そう言ってヒュブリスが全身血まみれになりながら、明に対して言い放った。

大成功 🔵​🔵​🔵​

春霞・遙(サポート)
UDC組織に所属して、UDC関連の一般病院に勤務している小児科医です。
行動の基本方針は困っている人が居るなら助けたい、人に害をなす存在があるなら退けたい。
戦う力はあまりないですけど、自分が傷を負うとしてもみなさんのお手伝いができれば嬉しいです。

基本的に補助に徹します。
「医術」「援護射撃」「情報収集」から、【仕掛け折り紙】【葬送花】での目くらましや演出、【生まれながらの光】【悪霊祓いのまじない】で照明や目印を付けるなども行えるかと思います。
攻撃は拳銃による射撃か杖術が基本で、その他はUCを使用します。
【悔恨の射手】【未来へ捧ぐ無償の愛】は基本的に使用しません。

シリアス以外ならいたずら好きの面も。


ティティス・ティファーナ(サポート)
 召喚獣「幽魔月精(アストラル・エレメント)」の鎧装騎兵➡サイバーニンジャ(機幽忍)にしてアーチャー➡ブラスト(レーザー)ガンナー、9歳の女です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、年下には「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


ミルディア・ディスティン(サポート)
「サポート?請われれば頑張るのにゃ!」
 UDCでメカニックして生計を立ててるのにゃ。
 『俺が傭兵で出撃して少し足しにしてるがな?』
 ※自己催眠でお人好しで好戦的な男性人格に切り替わりますがデータは変わりません。

 ユーベルコードはシナリオで必要としたものをどれでも使用します。
 痛いことに対する忌避感はかなり低く、また痛みに性的興奮を覚えるタイプなので、命に関わらなければ積極的に行動します。
 公序良俗は理解しており、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。むしろ積極的に助ける方です。
 記載の無い箇所はお任せします。よろしくおねがいします。


御形・菘(サポート)
※語尾に「のじゃ」は不使用
はっはっは、妾、推っ参!
敵は決してディスらんよ、バトルを彩るもう一人の主役なのでな!
強さも信念も、その悪っぷりも誉める! だが妾の方が、もっとスゴくて強い!

バトルや行動は常に生中継+後で編集しての動画配信(視聴者が直視しては危ない系は除く!)
いかにカッコ良く魅せるか、見映えの良いアクションが最優先よ
とはいえ自身の不利は全く気にせんが、共にバトる仲間にまで不利を及ぼす行動はNGだぞ?

戦法は基本的に、テンションをアゲてボコる! 左腕とか尾で!
敵の攻撃は回避せず、受けて耐える! その方がカッコ良いからのう!
はーっはっはっは! さあ全力で来るがよい、妾も全力で応えよう!


レイヴァ・エレウネラ(サポート)
ボクはレイヴァ。
徒手格闘が大好きなよく風変わりって言われる女神だよ。

こうやって猟兵として皆で冒険する時は必ず協力するよ。
もちろん迷惑かけないようにしなくちゃね。

戦闘時は仲間のみんなを守りながら戦うよ。
多少は傷ついてもガンガン攻撃や反撃をしていくよ!
ボクの体はすごく頑丈だしね。
むしろその身体強度の高さが長所でもあるから攻撃を食らってからの反撃する展開があると嬉しいかな!
後、なるべく乗り物には乗らず生身で戦いたいな♪

必要に応じてユーベルコードは何でも使って行くよ。
でも、格闘戦闘が好きだから充分に徒手空拳での戦いを行ってからとどめにUCを使用する傾向に有るかな〜?

あとはおまかせ。よろしくね!


アイクル・エフジェイコペン(サポート)
猫っぽい舌足らず口調にゃ。こんにゃ感じで、可能なら末尾だけじゃにゃくて途中にも入れてほしいにゃ。めんどいならいいけど。
ちなみに機嫌悪い時は「に゛ゃ」って濁点入る感じにゃ。

正直状況とかよくわかってにゃいけどなんとなく気に入らない顔してるからぶっ殺すに゛ゃ。
パワーイズジャスティス。真正面から行っておもいっきり攻撃するのみにゃ。ユーベルコードは何使ってもいいにゃ。

基本はむちゃくちゃ猫かぶってかわいい子演じてるものだから、なるべくスマートに『せーとーはなれでぃー』的な感じで戦おうとするけど、むちゃくちゃ怒ったら地が出てむちゃくちゃ口が悪くなる。
「ぶっ殺おおおおおおす!●ぁぁぁぁぁぁっく!!」


アス・ブリューゲルト(サポート)
「手が足りないなら、力を貸すぞ……」
いつもクールに、事件に参加する流れになります。
戦いや判定では、POWメインで、状況に応じてSPD等クリアしやすい能力を使用します。
「隙を見せるとは……そこだ!」
UCも状況によって、使いやすいものを使います。
主に銃撃UCやヴァリアブル~をメインに使います。剣術は相手が幽霊っぽい相手に使います。
相手が巨大な敵またはキャバリアの場合は、こちらもキャバリアに騎乗して戦います。
戦いにも慣れてきて、同じ猟兵には親しみを覚え始めました。
息を合わせて攻撃したり、庇うようなこともします。
特に女性は家族の事もあり、守ろうとする意欲が高いです。
※アドリブ・絡み大歓迎、18禁NG。


鈴乃宮・影華(サポート)
「どうも、銀誓館の方から助っ人に来ました」
銀誓館学園所属の能力者……もとい、猟兵の鈴乃宮です

かつての様にイグニッションカードを掲げ
「――起動イグニッション!」で各種装備を展開
友人から教わった剣術や
体内に棲む黒燐蟲を使役するユーベルコードを主に使用

TPO次第では
キャバリアの制御AIである『E.N.M.A』が主体となるユーベルコードを使用したり
『轟蘭華』や乗り物に搭載した重火器をブッ放したり
神機召喚アクセス――起動イグニッション!」からのキャバリア召喚で暴れます

例え依頼の成功の為でも、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
不明な点はお任せします


ティエル・ティエリエル(サポート)
◆キャラ特徴
ボクっ娘で天真爛漫、お転婆なフェアリーのお姫様です。
王家に伝わる細身のレイピアを使った空中からのヒット&アウェイで戦うのが得意な女の子です。
・冒険大好きお姫様
・珍しいものにも興味津々
・ノブレス・オブリージュの精神で弱者を放っておけないよ
・ドヤ顔がよく似合う
・困ったら動物さんに協力を!

◆戦闘方法
・背中の翅で羽ばたいて「空中戦」や「空中浮遊」で空から攻撃するよ
・レイピアに風を纏わせて「属性攻撃」でチクチクするよ
・対空攻撃が激しそうなら【ライオンライド】
・レイピアでの攻撃が効かない敵には【お姫様ビーム】でどかーんと攻撃


クリスティナ・バイエンス(サポート)
火の神の名を持つキャバリアに選ばれたサイキックキャバリア乗り
水着みたいな格好なのは、コックピットが蒸し風呂みたいに熱いから仕方なくだからね

正直キャバリアを降りての戦闘はあまり得意じゃないのよ
でもキャバリアを使っての戦いは任せてね、みんな炎で薙ぎ払ってやるわ
とはいえ、必要ないところで炎を使うつもりはないの危ないもんね
使わなくても私の〔炎神機カグツチ〕は十分強いもの

よろしくね!


響納・リズ(サポート)
「ごきげんよう、皆様。どうぞ、よろしくお願いいたしますわ」
おしとやかな雰囲気で、敵であろうとも相手を想い、寄り添うような考えを持っています(ただし、相手が極悪人であれば、問答無用で倒します)。
基本、判定や戦いにおいてはWIZを使用し、その時の状況によって、スキルを使用します。
戦いでは、主に白薔薇の嵐を使い、救援がメインの時は回復系のUCを使用します。
自分よりも年下の子や可愛らしい動物には、保護したい意欲が高く、綺麗なモノやぬいぐるみを見ると、ついつい、そっちに向かってしまうことも。
どちらかというと、そっと陰で皆さんを支える立場を取ろうとします。
アドリブ、絡みは大歓迎で、エッチなのはNGです


日下・彼方(サポート)
人間のUDCエージェント × 月のエアライダーの女です

戦闘での役割はレガリアスシューズを使っての空中戦、
影の狼を使役して斥候・偵察ができます
武器は通常大型ナイフを使用しますが
強敵には太刀・槍を持ち出す事もあります

普段は(私、君、呼び捨て、だ、だな、だろう、なのか?)
機嫌が悪いと (私、~様、です、ます、でしょう、ですか?)

性格は受けた仕事はキッチリこなす仕事人のような感じです
仕事から抜けると一転惚けた風になります

ユーベルコードは必要に応じて、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


大豪傑・麗刃(サポート)
一人称『わたし』『麗ちゃん』

どんなシリアスでも一度はネタをやりたいのだ!ダジャレ、奇怪な言動、一発ギャグ、パロ、メタ等何でもよい。状況が悪化する行為はやらない(変態的衝動時等必要な場合を除く)
超シリアスのためギャグ絶対ダメというならシリアスオンリーもできなくはないがその時は頭痛が痛くなるのだ(強調表現としての二重表現肯定派)

一応根は武人なので強敵相手の戦いには心昂る一面もある。ユーベルコードによってはそうならない場合もあるが。

ユーベルコードが
近接系:何も考えず正面から真っ向勝負挑む
遠距離系:射程距離ギリギリから一方的に攻撃狙い
ギャグ系:お手数かけますがなんとかお願いします!
それ以外:まー適当に


赤星・緋色(サポート)
なんやかんやで事件を解決に導こうとします
フリーダムかつアグレッシブなアドリブも可

合わせ等も自由にどうぞ


風雷堂・顕吉(サポート)
アドリブ連携可

約100年前、ダークセイヴァーの人類敗北以来、ヴァンパイアとの死闘を細々と繰り広げてきたダンピール、それが俺だ。
ヴァンパイアを狩るため、あるいは次に狩るべきヴァンパイアの手掛かりを得るためにここにいる。
【世界知識】ダークセイヴァー世界の大抵のヴァンパイア相手ならそれがどのような血族かは知っているし、知らなくとも【情報収集】の伝手はある。
それ以外の世界については物珍しそうに振る舞うことになる。すぐに慣れるだろう。
ダークセイヴァーとスペースシップワールド以外の世界は日差しが強すぎるので、サングラスを着用する。

戦闘は剣士の動きだ。
次に参加する猟兵が戦いやすい状況を作ることも多い。


試作機・庚(サポート)
はーい呼ばれてなくても参上する庚さんデスよ
サポート参加ってやつデスね

…サポート参加って何書けばいいんデスかね?
とりあえず口調はこれでわかると思うんデスけど…
まぁ私はその時々で色々変わるデスから気にしない気にしない
私が出来ることなら大体の事はするデス
あーけど、基本私はハピエン厨デスからあまりにも酷いことはしないデス
私がされる分には基本何されても別に問題ないデスけど…
私以外の奴…例え敵でもあまりにも可愛そうだと感じたら手を差し伸べる場合があるデス
まぁ必要があればやることやるんデスけどね
仕事デスし
なんでそこの判断は任せるデース

こんなもんでいいデスかね…?
あっ忘れてた『UCの詠唱は自由にどうぞ』デスよ



●殺意の波動
「許さん、許さん、許さねぇぇ! お前達が選ぶ事が出来るのは、絶対的な死だ!」
 ヒュブリスが殺気立った様子で、ケモノの如く吠えた。
 猟兵達との戦いで、屈辱的なほどダメージを受けたため、怒りが収まらないようである。
「絶対的な死……ですか。そう上手く行くと思いますか、これだけの敵を相手にして……」
 春霞・遙(子供のお医者さん・f09880)が、ヒュブリスに対して問いかけた。
「ああ、問題ない。例え、敵が数十……数百人であってもな!」
 ヒュブリスが邪悪な笑みを浮かべ、地面を這うような血煙で覆い、刃の鎖で遙を減速させた。
「そんな大袈裟な事を言ったら、後悔すると思いますよ……?」
 それに合わせて、遙が【紙片鋭刃(ペーパーナイフ)】を発動させ、不思議な力で強化された折り紙の作品でヒュブリスの身体を切り裂いた。
「だったら、何の問題もない。必ず、お前達を殺すからなっ!」
 ヒュブリスが身体の血を拭い取り、自らの顔に戦化粧を施した。
「まさか、それで強くなったつもり?」
 ティティス・ティファーナ(召喚獣「アストラル・エレメント(幽魔月精)」・f35555)が、警戒した様子で間合いを取った。
「お前は、何も分かっていない。これが単なる飾りに見えるのか? だとしたら、大きな誤解だ。これは、お前達を死に誘う化粧なのだから……」
 ヒュブリスが含みのある笑みを浮かべながら、攻撃指令に隷従する奴隷などの弱者を放った。
「もう……お終いだあああああああああああああ!」
 次の瞬間、パニックに陥った弱者が、悲鳴を上げてティティスに飛びついた。
「なんでヌメヌメしているの?」
 ティティスが全身に鳥肌を立たせ、生命力と冷静さを失いながら、【アストラル・エレメント・トランスフォーメーション】で利き腕をアストラル・エレメント・エネルギーに変異させて弱者を蹴散らした。
「当たり前だ。お前を動揺させるため、全身汗だくオイルまみれだったからなっ!」
 ヒュブリスが勝ち誇った様子で、ティティスを見つめてニヤリと笑った。
「それって、違う意味で、危険すぎるにゃ!」
 ミルディア・ディスティン(UDCの不可思議メカニック・f04581)が、ドン引きした様子で全身に鳥肌を立たせた。
 例え、身を守る事が出来たとしても、心が死んでしまう可能性が高いため、笑えない状況下にあった。
「……当たり前だ! お前達を殺すためなら、手段は選ばん! 必ず……殺す!」
 ヒュブリスがミルディアに対して宣言した後、血に飢えたケモノの如くニヤリと笑った。
「……と言う事は、状況次第で、もっと恐ろしい敵が……」
 ミルディアが色々と察した様子で、涙目になってアワアワとし始めた。
「理解が早いな。まずは弱体化だ」
 ヒュブリスが再び周囲を革命戦線に変化させ、ミルディアを弱体化した。
「にゃ、にゃにゃ! このままだと、マズイにゃ」
 その事に危機感を覚えたミルディアが、【サモニング・ガイスト】を発動させ、古代の戦士の霊を召喚した。
 古代の戦士の霊は鋭い槍で突きを繰り出し、ヒュブリスの身体を炎に包んだ。
「ぐ、ぐぬぬ……はあはあ……、馬鹿にするなっ! この程度の炎に屈するほど……俺は弱くないっ!」
 ヒュブリスが火炎耐性で耐えながら、鬼のような形相を浮かべた。
「はっはっはっ、どうやら戦いに飢えているようだな。だったら、妾が相手をしてやろう。お互い恨みっこなしで、ガチのぶつかり合いをしようでないか」
 御形・菘(邪神様のお通りだ・f12350)が高笑いを響かせながら、ヒュブリスの前に陣取った。
「……いいだろう。後で文句を言うんじゃねえぞ!」
 ヒュブリスが血煙で全身を覆い、生命力を削る賦活で自らを加速し、刃の鎖で菘を減速しようとした。
「言う訳ないだろう。妾も手加減をする気はないからな。それよりも、いいのか。これだけの数を相手にして、勝てる訳などないだろう」
 菘がヒュブリスに語り掛けながら、【不壊粉砕(アンブロークン・クラッシュ)】を発動させ、尾を巻き付けての拘束し、高威力高命中の頭突きを仕掛けた。
「うぐ……ぐぐぐ! 頭が割れるほど……痛い……。め、眩暈がする……」
 その一撃を食らったヒュブリスが、頭をクラクラさせてフラついた。
「まさか、もう御終い? さっきまで、随分と強気だったのに……。だからと言って、手加減をするつもりはないけどね」
 そこに追い打ちを掛けるようにして、レイヴァ・エレウネラ(恐れ知らずな外界の女神・f44350)が力任せに連続コンボを繰り出し、ヒュブリスを殴り飛ばした。
「はあはあ……、これで終わる訳がないだろ、馬鹿にするな。こっちは戦いを楽しんでいるんだ! 途中で諦めるつもりはない!」
 ヒュブリスがグッと唇を噛み締めて立ち上がり、荒々しく息を吐き捨てた。
「それなら、もっと向かってこないと。それじゃ、どんなに頑張っても、ボク等を倒す事なんて不可能だよ」
 レイヴァが【弾幕武闘・嵐戦(ダンマクブトウ・ランセン)】で、破壊力のある細かな拳打、蹴撃の乱舞の連続コンボを放ち、ヒュブリスを再び殴り飛ばした。
「はあはあ……、何故だ。確実に弱体化させたはずなのに……。それなのに……、何故! こんなに強いんだ!」
 ヒュブリスが信じられない様子で、荒々しく息を吐き捨てた。
「それは、お前が弱すぎるからにゃあああああああああああああああああ!」
 アイクル・エフジェイコペン(クロスオーバー三代目・f36327)がレイピア(シルバーレイン)で斬りかかり、ヒュブリスをジリジリと追い詰めた。
「そんな訳がないだろ! 俺は最強……負け知らずだ!」
 ヒュブリスが禍々しいオーラを展開し、革命戦線でアイクルを弱体化しながら、カウンターを繰り出した。
「ええい、うっとうしいにゃあああああああああああああ!」
 それと同時に、アイクルが【全力拒否(オマエノソレハムチャクチャキニイラナイ)】で魂を込めたレイピア(シルバーレイン)の一撃を放って相殺した。
「ば、馬鹿なっ! まさか、本当に強いのか!? ハッタリではなく、本当に……」
 ヒュブリスが激しく目を泳がせ、何とか状況を理解しようとした。
「少なくとも、弱くない。ここに集まっているのは、精鋭だ」
 アス・ブリューゲルト(蒼銀の騎士・f13168)が、フォースセイバーでヒュブリスに斬りかかった。
「クク、ククククッ、そんな訳がないだろ。自分の実力を過信し過ぎだ。お前達は、そこまで強くない」
 ヒュブリスが血煙で全身を覆って、生命力を削る賦活で加速し、アスを何度も殴りつけた。
「……無駄だ」
 アスが盾受けと拠点防御で身を守りつつ、捨て身の一撃を放って、ヒュブリスの傷口をえぐり、大量の返り血を浴びた。
「無駄なモノか。勝手に決めるな! お前達を中心にして、世界が回っている訳じゃねえぞ。……ふざけるなっ!」
 ヒュブリスが全身の筋肉を隆起させ、アスに騙し討ちを仕掛けた。
「ここで……ふざけるつもりはない」
 次の瞬間、アスが【ヴァリアブル・ウェポン】で、脚部に内蔵されたミサイルと弾丸を放ち、ヒュブリスをヨロめかせた。
「それは、こちらも同じです」
 鈴乃宮・影華(暗がりにて咲く影の華・f35699)がイグニッションカードを掲げ、『――起動!』の声と共に、各種装備を展開した。
「どうやら、お前達の実力を過小評価していたようだな。まあ、いまさら……だが。それでも、これからは、違う。もう手加減はしない。……全力だ!」
 ヒュブリスが頭を抱えて、呻き声を上げながら、影華を睨んで吐き捨てた。
「……そうですか。まあ、全力であっても、手加減であっても、まったく関係ありませんが……」
 影華が【黒燐装攻・封動噴流(アームドカース・ジェットウインド)】を発動させ、大気に呪詛を混ぜ戦場内の気流を操る黒燐蟲を帯び、ヒュブリスの足元から強烈な上昇気流を発生させた。
「こんなモノで、俺を倒せると思ったら……大間違いだ!」
 ヒュブリスがギチギチと歯を鳴らしながら、何とか踏み止まろうとした。
 それと同時に、ヒュブリスの身体から、大量の血が噴き出した。
「そんな事を言って、やせ我慢をしているよね?」
 そこに追い打ちを掛けるようにして、ティエル・ティエリエル(おてんば妖精姫・f01244)が風鳴りのレイピアを握り締め、ヒュブリスに鋭い突きを繰り出した。
「そんな訳ないだろ。やせ我慢など……して……いない!」
 ヒュブリスが全身血まみれになりながら、拳をブンブンと振り回した。
 だが、大量の血で視界が塞がれ、ほとんど前が見えなくなっていた。
「だったら、一度くらい当ててみなよ。ほら……こっちだよ」
 ティエルが存在感を示しながら、オーラ防御を展開しつつ、ヒュブリスのパンチを見切って、空中戦を仕掛け、何度も突きを繰り出した。
「そこから動くな、ジッとしてろ」
 ヒュブリスがイラついた様子で、ティエルに対して警告した。
「そんなの嫌だよ、絶対に」
 それに合わせて、ティエルが【妖精姫と金魚型飛空艇(プリンセス・ガレオン)】を発動させ、金魚型飛空艇から艦載砲の一斉射撃を放ち、破裂音と閃光による混乱の状態異常を与えた。
「うがああああああああああ! 許さん、許さん、絶対にィィィィィ!」
 ヒュブリスが怒り狂った様子で、拳をブンブンと振り回した。
「まるでイノシシね。全然、怖くないけど……」
 その間に、クリスティナ・バイエンス(炎のキャバリア乗り・f30044)が炎神機カグツチに搭乗し、ヒュブリスのパンチを見切って、制圧威嚇射撃を仕掛けた。
「ならば、その考えを改めさせてやるゥゥゥゥゥ!」
 次の瞬間、ヒュブリスが自分に忠実な弱者を放ち、炎神機カグツチを通じて、クリスティナの生命力と冷静さを奪い取った。
「な、何よ、これ。ナメクジみたいなんだけど……」
 クリスティナがドン引きした様子で、体を仰け反らせた。
「……当然だ。そいつは人間とナメクジのハーフだからなっ! しかも、熱を帯びると固まる性質があるから、このまま閉じ込められてしまえ!」
 ヒュブリスが勝ち誇った様子で、不気味な笑い声を響かせた。
「そ、それは、さすがに……無理っ!」
 その事に危機感を覚えたクリスティナが【神器解放】を発動させ、三種の神器で弱者を仕留めた。
「ぐぬぬ、素直に従っていれば、楽に逝けたモノを……。どこまでも、しぶとい連中なんだ」
 ヒュブリスがイラついた様子で、猟兵達に悪態をついた。
「申し訳ありませんが、私達にも時間がないのです。こうしている間も、戦い続けている仲間がいますので……」
 響納・リズ(オルテンシアの貴婦人・f13175)が、やんわりと答えを返した。
「そんな事は分かっている。俺は、その足止めをするため、お前達と戦っているのだから……!」
 ヒュブリスがリミッターを解除し、限界を突破した後、全身の筋肉を隆起させ、リズに殴り掛かった。
「ならば、この薔薇のように綺麗に滅して差し上げますわ」
 次の瞬間、リズが【白薔薇の嵐(シロバラノアラシ)】を発動させ、ルナティック・クリスタ(魔導杖)を無数の白薔薇の花びらに変え、ヒュブリスの身体を斬り裂いた。
「クク、カカカカカッ! そんなんじゃ、俺を仕留める事なんて不可能だぜ! こっちも死ぬ気で覚悟を決めたんだからなっ!」
 ヒュブリスが全身の筋肉を隆起させ、強引に傷口を塞いだ。
「まさか、そんな力技を使うとはな。……と言うか、それって力を抜いたら、血が噴き出すだろ?」
 日下・彼方(舞う灰の追跡者・f14654)が、思わずツッコミを入れた。
「クク……、愚かな。そんな訳がないだろ。既に傷口は塞がった。後は俺が、お前を仕留めるだけだっ!」
 ヒュブリスが覚悟を決めた様子で、地面を蹴りつけ、一気に距離を縮めてきた。
「!」
 それに合わせて、彼方が野生の勘で飛び上がり、残像を繰り出しながら、ヒュブリスに空中戦を仕掛けた。
「ええい、チョコマカと……」
 ヒュブリスが血煙を覆って、刃の鎖で彼方を減速し、強烈なパンチを叩き込んだ。
「へえ、思ったよりも、やるんだな。その筋肉は伊達じゃないって事か」
 その一撃を食らった彼方がフラつきながら、【日下流格闘術(クサカリュウカクトウジュツ)】で立体機動を活かした近接戦闘術で、ヒュブリスを目潰しした。
「め、目があああああああ!」
 ヒュブリスが悲鳴を上げて、両目を押さえ、苦しそうに声を上げた。
「だったら、わたしはギガなのだ!」
 大豪傑・麗刃(26歳児・f01156)が100ギガショック級の地形破壊で、自らの強さをヒュブリスに示した。
「な、なんだ、何が起こっている!」
 だが、ヒュブリスはまったく何も見えないため、頭の上に沢山のハテナマークが浮かんでいた。
「し、しまったのだ! せっかくの見せ場を……ううう」
 その事に気づいた麗刃が、滝の如く涙を流した。
「一体、何が起こったのか分からねぇが、とにかく、殺す。……ぶっ殺す!」
 ヒュブリスが怒り狂った様子で、攻撃指令に隷従する奴隷を嗾け、麗刃から生命力と冷静さを奪い取ろうとした。
「ぬわははははは、甘い、甘すぎるのだ! そんなモノは、かき氷と一緒に喰ってやるのだ!」
 麗刃が高笑いを響かせながら、イチゴシロップをタプタプに掛けたかき氷を食べ、奴隷のメンタルをズタズタにした。
 それに合わせて、【三日月(クレッセント)】を発動させ、全力で剣を振るって、三日月型の衝撃波を放ち、ヒュブリスの胸に変顔風の傷をつけた。
「ど、ど、どうすれば、こんな傷が……ありえねぇ!」
 ヒュブリスが絶望と屈辱の中、胸の傷を指でなぞった。
「結構、似合っていると思うけどなぁ、その傷……。せっかくだから、もっと堂々と見せつければいいのに……」
 赤星・緋色(サンプルキャラクター・f03675)が、軽く挑発ながら間合いを取った。
「ふざ……けるなっ! こんな屈辱的な傷を負わされて、平気でいられるモノかっ!」
 ヒュブリスが地形を利用して、緋色に空中戦を仕掛け、猟兵に対する激しい怒りを誘導弾に変え、範囲攻撃を仕掛けてきた。
「だからって八つ当たりをする必要なんてないと思うけどな」
 緋色がダンスを踊るようにして、軽やかにフェイントを仕掛け、【ガジェットショータイム】で変な形のガジェットを召喚し、無数の誘導弾を放って相殺した。
「八つ当たりではない。……公開処刑だ!」
 ヒュブリスがギチギチと歯を鳴らしながら、再び怒りを爆発させ、それを無数の誘導弾に変えて解き放った。
「公開処刑……か。俺には、早く殺してくれ、と言っているように思えるのだが……」
 風雷堂・顕吉(吸血鬼狩人・f03119)が覚悟を決めた様子で、誘導弾を受け流し、殺気でヒュブリスを威圧しながら、吸血して生命力を吸収した。
「そんな訳がないだろ。……ふざけやがって! 馬鹿にしやがって! 何処まで俺をイライラさせやがる!」
 ヒュブリスが殺気だった様子で、顕吉をジロリと睨みつけ、血煙で自らを覆って、生命力を削る賦活で加速し、次々と斬撃波を繰り出した。
「だいぶ疲れているようだな。……動きに乱れがあるぞ」
 それと同時に、顕吉が【黒影剣】で自身と武装を闇のオーラで覆い、視聴嗅覚での感知を不可能にした後、小竜ドラクリヤ公(刀)で斬りつけ、ヒュブリスの生命力を奪い取った。
「無理など、していない。無理など……している訳が……! お前達に負ける事など、天地が引っ繰り返っても、あり得ない事だ……!」
 その言葉を否定するようにして、ヒュブリスが血の泡を吐いて反論した。
「……デスが、身体の方は悲鳴を上げ続けているようデスよ? それだけは、どんなに自分を偽っても駄目デス」
 試作機・庚(盾いらず・f30104)が、キッパリと言い放った。
「それを、お前が決めるんじゃねぇ! それを決めていいのは、俺だけだ! そもそも、世界は俺中心に回っている! それ以外のモノは認めねぇ!」
 ヒュブリスが自らの肉体を改造して変異させ、捨て身の覚悟で庚に飛びかかって、生命力と魔力を吸収した。
「ハハハハハハッ! これで、まだ戦える! 何度でも立ち上がって、戦う事が出来る……! 俺は何も怖くない! 例え誰であっても、負けは……しない!」
 ヒュブリスが高笑いを響かせながら、勝ち誇った様子で空を見上げた。
「そんな事をしても無駄デス。私から奪ったモノは、すべて返してもらいますよ」
 庚が【到達点(グランド・フィナーレ)】を発動させ、先ほど奪い取られた生命力と魔力を倍にして奪い返した。
「な、なんだ、これは……。身体の力が抜ける……」
 次の瞬間、ヒュブリスが呻き声を上げ、骨と皮になって地面に突っ伏した。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​




第2章 集団戦 『『夜香影』灼岩』

POW   :    攻勢活性
【傷を得ても即時強化回復する超活性状態】に変形し、自身の【寄生先、その人体の限界】を代償に、自身の【戦闘能力】を強化する。
SPD   :    迅速石火
【自壊する程に速度へと自己強化を施す】事で【高速かつ高機動の戦闘状態】に変身し、スピードと反応速度が爆発的に増大する。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
WIZ   :    鎧纏防壁
対象の攻撃を軽減する【溢れた血液を、自在に凝固融解し武装】に変身しつつ、【自己強化した体術と作り出した武装】で攻撃する。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
👑11
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ゾンビーヌ・ロッテンローズ(サポート)
デッドマンのコミックマスター×自由農夫、18歳の女です
普段の口調は「女性的(わたくし、~様、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)」、心を許したら「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です

ゾンビとして蘇った文字通りの『腐』女子
男性が好きですが恋愛対象でなく、妄想のネタとして男同士でくっつけることを好みます
口調は作っているもので、本性は内気な陰キャです

ユーベルコードは所持する物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



●カクリヨファンタズム
 猟兵達は『夜香影』灼岩の大群と戦う山本五郎左衛門を援護するため、テレポートを使って幻朧桜の丘に急行した。
 山本五郎左衛門は苦戦を強いられているらしく、『夜香影』灼岩の大群が波の如く押し寄せていた。
「これは、また……大変な事になっているようですわね」
 ゾンビーヌ・ロッテンローズ(元カルト組織「リビング・デッド魔導会」の腐薔薇姫・f40316)が、薔薇の支柱(棒)で傷口をえぐり、『夜香影』灼岩の生命力を吸収した。
「なんだ、お前は……。我等の邪魔をするのか? ならば、許さん。……死んでもらう!」
 その事に腹を立てた『夜香影』灼岩が、自壊する程の速度に自己強化を施し、高速かつ高機動の戦闘状態に変身し、スピードと反応速度が爆発的に増大させ、ゾンビーヌに殴り掛かった。
「そんな事を言われて、素直に倒されると思っていたのかしら? だとしたら、甘過ぎですわ!」
 すぐさま、ゾンビーヌが【腐薔薇姫親衛隊(ワタクシノカンガエタサイモエノオリキャラカプ)】が自身のオリキャラ「赤薔薇の騎士と白薔薇の魔術師」を具現化させ、『夜香影』灼岩の攻撃を防いだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

政木・朱鞠(サポート)
確かに集団相手の対応は厄介だけど悩む時間が勿体ないし、困っている人をほったらかしにしてたら、あっと言う間に未来が過去に喰い潰され無いように、今は目の前のターゲットを倒すことに集中しないとね…。
死ぬこと以外はかすり傷とまでは言わないけど、ここで退くわけには行かないよね。

戦闘
相手は多勢…手数で押し負けないようにしないとね。
武器は拷問具『荊野鎖』をチョイスして、『咎力封じ』を使用して動きを封じて、【鎧砕き】や【鎧無視攻撃】の技能を使い【傷口をえぐる】でダメージを与える戦法を取ろうかな。

アドリブ連帯歓迎


数宮・多喜(サポート)
『アタシの力が入用かい?』
一人称:アタシ
三人称:通常は「○○さん」、素が出ると「○○(呼び捨て)」

基本は宇宙カブによる機動力を生かして行動します。
誰を同乗させても構いません。
なお、屋内などのカブが同行できない場所では機動力が落ちます。

探索ではテレパスを活用して周囲を探ります。

情報収集および戦闘ではたとえ敵が相手だとしても、
『コミュ力』を活用してコンタクトを取ろうとします。
そうして相手の行動原理を理解してから、
はじめて次の行動に入ります。
行動指針は、「事件を解決する」です。

戦闘では『グラップル』による接近戦も行いますが、
基本的には電撃の『マヒ攻撃』や『衝撃波』による
『援護射撃』を行います。


ハル・エーヴィヒカイト(サポート)
▼心情
手の届く範囲であれば助けになろう
悪逆には刃を振り下ろそう

▼戦闘
殺界を起点とした[結界術]により戦場に自身の領域を作り出し
内包された無数の刀剣を[念動力]で操り[乱れ撃ち]斬り刻む戦闘スタイル
敵からの攻撃は[気配感知]と[心眼]により[見切り]
[霊的防護]を備えた刀剣で[受け流し]、[カウンター]を叩き込む


ラムダ・ツァオ(サポート)
ラムダよ、よろしく。
戦闘なら足と手数で勝負するけど、周りに合わせて臨機応変に動くわ。
見切ったり残像を残すように動いたりと、避けるのには多少の自信があるわよ。
集団戦なら死角を減らすために数を減らすのが先決、
あとは一緒に戦う人がいればその人次第かしら。

行動指針としては以下の3通りが主。
1.味方の死角にいる敵を優先して片付ける。
2.範囲攻撃を行なえる味方がいなければ範囲攻撃優先。
3.数を減らすため、止めをさせそうな相手を狙っていく。

台詞回しや立ち位置などは無理のない範囲でご随意に。
ユーベルコードは状況に応じて使い分けます。
アドリブ・連携歓迎


飯綱・杏子(サポート)
ジビエ食材オブリビオンがヒト型でなければ料理して喰らうっす
ヒト型の食材オブリビオンを料理するときはこちらがヒト型を辞めるのがマナーマイルールっす

リビングアーマーや宇宙船の類だってきっと貝類みたいに美味しい可食部があるし、食器としても活用するっす
どんなに癖のあるジビエでも濃い味付けにすれば食えない肉はないっす

悪魔だから毒は利かない【毒耐性】持ちっす。酔うけど。腐敗も発酵もわたしには一緒っす
あと八つ裂きにされても死なない【切断部位の接続】持ちっす

シナリオの傾向によっては、ヒト型を性的な意味で食い散らかしてもいいっすよ
白子もミルクも大好きっす


メル・メドレイサ(サポート)
時計ウサギのマジックナイト×パーラーメイド、15歳の女です。
普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、演技時は「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。

戦闘スタイルは多種の属性を扱う魔法使い
武器に魔法をかけ戦うこともできます

依頼にちなんだ品を給仕することを好み、味方には有効なもの、敵には嫌がらせ用のものを渡します

あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


響納・リズ(サポート)
「ごきげんよう、皆様。どうぞ、よろしくお願いいたしますわ」
おしとやかな雰囲気で、敵であろうとも相手を想い、寄り添うような考えを持っています(ただし、相手が極悪人であれば、問答無用で倒します)。
基本、判定や戦いにおいてはWIZを使用し、その時の状況によって、スキルを使用します。
戦いでは、主に白薔薇の嵐を使い、救援がメインの時は回復系のUCを使用します。
自分よりも年下の子や可愛らしい動物には、保護したい意欲が高く、綺麗なモノやぬいぐるみを見ると、ついつい、そっちに向かってしまうことも。
どちらかというと、そっと陰で皆さんを支える立場を取ろうとします。
アドリブ、絡みは大歓迎で、エッチなのはNGです


大豪傑・麗刃(サポート)
一人称は『わたし』『麗ちゃん』

どんなシリアスでも一度はネタをやりたい。一応敵を倒す意思はあるので状況が悪化する行為はさすがにやらない。一見悪化するけどネタとして許されるならむしろやりたい。
超どシリアスのためギャグ絶対不可ならシリアスオンリーも一応できなくはないがその時は頭痛が痛くなるのだ(強調表現としての二重表現肯定派)

大軍に無策で挑むのは無謀といろいろ策を考えるが結論は「正面から突っ込んで全員やっつければ(斬れば)いいのだ!」

ユーベルコードが
近接系:何も考えずに突っ込んでって無双狙い
集団系:なるべく多数引き付けて一網打尽狙い
ギャグ系:お手数かけますがなんとかお願いします!
それ以外:まー適当に


シホ・エーデルワイス(サポート)
助太刀します!


人柄

普段は物静かで儚げな雰囲気ですが
戦闘時は仲間が活躍しやすい様
積極的に支援します


心情

仲間と力を合わせる事で
どんな困難にも乗り越えられると信じています


基本行動

味方や救助対象が危険に晒されたら身の危険を顧みず庇い
疲労を気にせず治療します

一見自殺行為に見える事もあるかもしれませんが
誰も悲しませたくないと思っており
UCや技能を駆使して生き残ろうとします

またUC【贖罪】により楽には死ねません

ですが
心配させない様
苦しくても明るく振る舞います


戦闘

味方がいれば回復と支援に専念します
攻撃は主に聖銃二丁を使用


戦後
オブリビオンに憎悪等は感じず
悪逆非道な敵でも倒したら
命を頂いた事に弔いの祈りを捧げます


筒石・トオル(サポート)
「邪魔をしないでくれるかな」
「油断大敵ってね」
「ここは任せて」
正面切って戦うよりも、敵の動きを封じたり、属性防御を固めて盾や囮となったり、味方が倒し切れなかった敵にトドメを刺して確実に倒すなど、味方の安全性を高めるように動く。
ユーベルコード使用はお任せ。
使用しない場合は、熱線銃での援護射撃を主に行う。
人見知りではあるが人嫌いではないし、味方が傷付くのは凄く嫌。
戦うのも本当は好きではないが、誰かを守る為には戦う。
もふもふに弱い。敵がもふもふだと気が緩みがちになるが、仕事はきちんと行う……ホントだよ?


試作機・庚(サポート)
はーい呼ばれてなくても参上する庚さんデスよ
サポート参加ってやつデスね

…サポート参加って何書けばいいんデスかね?
とりあえず口調はこれでわかると思うんデスけど…
まぁ私はその時々で色々変わるデスから気にしない気にしない
私が出来ることなら大体の事はするデス
あーけど、基本私はハピエン厨デスからあまりにも酷いことはしないデス
私がされる分には基本何されても別に問題ないデスけど…
私以外の奴…例え敵でもあまりにも可愛そうだと感じたら手を差し伸べる場合があるデス
まぁ必要があればやることやるんデスけどね
仕事デスし
なんでそこの判断は任せるデース

こんなもんでいいデスかね…?
あっ忘れてた『UCの詠唱は自由にどうぞ』デスよ



●怒りの矛先
「なかなか、やるじゃねえか。まあ、いい。準備体操をするのに、ちょうどイイ」
 『夜香影』灼岩がゲスな笑みを浮かべ、猟兵達に対して挑発的な言葉を吐いた。
「そんな事を言っていいの? まだ、ちゃんと戦っていないのに……」
 政木・朱鞠(狐龍の姫忍・f00521)が、『夜香影』灼岩の顔色を窺った。
「見れば……分かる。そもそも、俺は愚か者ではないからなっ! お前達とは違うんだっ!」
 『夜香影』灼岩がニヤリと笑って、溢れた血液を自在に凝固融解し、受けたダメージを軽減する武装を纏い、自己強化した体術を朱鞠に繰り出した。
「……そう、違うのね。だったら、あなたの敗北は決まったようなもの。私達と違うんだったらね」
 朱鞠がフェイントしながら、【忍法・酔桃香(ニンポウ・スイトウコウ)】で桃の香りの香を放出し、『夜香影』灼岩の大群に酩酊の状態異常と興奮作用を与え、吸血しながら傷口をえぐって、生命力を吸収した。
「うぐ……はあはあ、妙な真似をしやがって! 頭がクラクラする。……吐きそうだ」
 『夜香影』灼岩が気持ち悪そうにしながら、口元を押さえてフラついた。
「おいおい、さっきまでの威勢は、どうしたんだい? まさか、行方不明じゃないだろうね? ハッキリ言って笑えないよ」
 数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)が、『夜香影』灼岩に生暖かい視線を送った。
「ふざけるんじゃねえ。ちょっと油断しただけだ。だが、これからは違う!」
 『夜香影』灼岩が怒り狂った様子で、全身の筋肉を隆起させた。
「それこそ雑魚が、よく言うセリフだよ。……まったく、わざわざ、自分を弱く見せるとはねぇ。……呆れたよ」
 多喜が呆れた様子で溜息をつきながら、【魔法の力を見せてあげる!(マホウショウジョカッコブツリ)】を発動させた。
『多喜ちゃん、今こそ、らじかる☆ハートロッドを使う時だよ!』
 それに合わせて、魔法生物っぽいナニカが、らじかる☆ハートロッドを渡し、穢れのない瞳で言い放った。
「てか、これ……どう見ても、大砲だろ!? こ、これで殴るのか!?」
 その事に違和感を覚えつつ、多喜が魔法少女のコスプレ姿(ヒラヒラドレス)に変身し、らじかる☆ハートロッドの威力増強した後、キラキラした魔法の光で飛翔能力しながら、『夜香影』灼岩を殴り飛ばした。
「……畜生! やりやがったな!」
 その一撃を食らった『夜香影』灼岩が、恨めしそうに言葉を吐き捨て、八つ当たり気味に襲い掛かってきた。
「死にたくなかったら、全力で戦う事だ。君だって、命は惜しいだろ?」
 ハル・エーヴィヒカイト(閃花の剣聖・f40781)が気配感知で結界術を展開し、心眼で見切ってカウンターを繰り出した。
「そんな事は……分かっている! 俺達だって、遊びに来たわけじゃねえんだ。うおおおおおおおおおおおおおおお!」
 それでも怯む事無く、『夜香影』灼岩がイラついた様子で雄叫びを響かせ、自らを強化して高速移動しながら、ハルに連続コンボを繰り出した。
「それが君の本気か。だったら、駄目だね。……私達は倒せない」
 ハルが【極・絶空斬(ゴク・ゼックウザン)】で霊力を帯びた祓魔刀から至高の領域の剣技を繰り出し、『夜香影』灼岩を斬り捨てた。
「まだ、だっ! 俺達は屈しない。絶対に、な!」
 それを目の当たりにした『夜香影』灼岩達が、仲間達と連携を取って、猟兵達に空中戦を仕掛けた。
「狙いは性格のようだけど、それ……残像だから」
 すぐさま、ラムダ・ツァオ(影・f00001)がリミッターを解除し、残像を身代わりにしながら、咄嗟の一撃を繰り出して、『夜香影』灼岩達の傷口をえぐった。
「ざ、残像だと!?」
「確かに、手応えが……ねぇ!」
「ひょっとして、これ……最悪のパターンに陥ってねぇか!?」
 『夜香影』灼岩達が傷口を庇いながら、気まずい様子で汗を流した。
「それが分かっているのなら、この後の展開も分かるわよね?」
 ラムダが【血襖斬り】でナイフに触れた血液を隠れ蓑に変質させ、残像を繰り出しながら、咄嗟の一撃を繰り出した。
「ゆ、許さん! 許さんぞ、お前等っ!」
「いくら残像を出しても無駄だ! すべて蹴散らす!」
「それに……俺達の連携から逃れられた者はいねぇからな!」
 『夜香影』灼岩達が血に飢えたケモノの如く、次々とラムダに襲い掛かった。
 それはすべて残像であったが、狙いを外す事なく、確実に消し去った。
「これは随分と活きがいいっすね。せっかくだから、踊り食いっするっす! みんな覚悟するっす!」
 飯綱・杏子(悪食の飯テロリスト・f32261)が瞳をキランと輝かせ、じゅるりと涎を垂らした。
「まさか、俺達を喰うのか」
「ま、間違いねぇ。……目がマジだ!」
「く、狂ってやがる! 頭から丸かじりするつもりか!?」
 『夜香影』灼岩達がドン引きした様子で、ジリジリと下がっていった。
「大丈夫、怖くない、怖くないっすよ。それに、ただ食べる訳じゃないっすから……」
 杏子が舌なめずりをしながら、【フードファイト・最終モード】で暴食衝動を解放し、3回攻撃を仕掛けて、傷口を抉って広げ、『夜香影』灼岩達を捕食した。
「マ、マジで喰いやがった!」
「ヤ、ヤベエぞ、コイツ……!」
「近づいたら、食われるぞ、ガチで!」
 『夜香影』灼岩達が、警戒心をあらわにした。
 だが、杏子は血に飢えたケモノの如く勢いで、『夜香影』灼岩達を喰らいついた。
「と、とにかく、援護しないと……。みんな、恨みっこなしよ」
 それに合わせて、メル・メドレイサ(蕩けるウサメイド・f25476)が、早業で零距離範囲射撃を仕掛け、呪殺弾を乱れ撃った。
「こっちからも来やがった!」
「それでも、食われるよりマシだっ!」
「てか、お前等……、こんなところで日和るんじゃねぇ! どう考えたって、俺達の方が有利だろうが!」
 『夜香影』灼岩達が呪いに身体を蝕まれながら、禍々しいオーラを展開し、捨て身の覚悟で特攻を仕掛けてきた。
「……やるしかないようね」
 メルが深呼吸をして気持ちを落ち着かせた後、【メルのご奉仕タイム(メルメルサービスタイム)】で、『夜香影』灼岩達の行動速度を5分の1にした後、カウンターを仕掛けて、矢弾の雨をバラ撒いた。
「し、しまった!」
「分かっているのに……避けられねぇ!」
「身体が重い……重過ぎるっ! こんな状態で避けられる訳が……ぎゃああ!」
 それと同時に、『夜香影』灼岩達が悲鳴を上げ、ハリネズミのような姿になって息絶えた。
「油断大敵……と言ったところでしょうか」
 響納・リズ(オルテンシアの貴婦人・f13175)がオーラ防御を展開しながら、高速詠唱で全力魔法をブチ当て、『夜香影』灼岩達を牽制した。
「確かに、その通りだ」
「俺達は油断していた。……しまくっていた。だが、もう迷わない」
「ああ、その通りだ。お前達を倒す。そのためなら、どんな犠牲でも払ってやる!」
 『夜香影』灼岩達が自らの血液を凝固融解し、自らを守る武装に変化させ、それで作ったハンマーを振り上げ、次々と襲い掛かってきた。
「少々面倒な事になりますが、背に腹は変えられませんわね。……後は頼みましたわ」
 次の瞬間、リズが【魔法力増強機関(ルーンバーニングエフェクト)】で自身の魔力を一時的に増強し、全ての能力を6倍にした後、限界を突破して、捨て身の属性攻撃を繰り出した。
「ば、馬鹿な……!」
「ま、纏めて、串刺し……だと!?」
「だ、ダメだ。動けねぇ……。何故だ! 何故、こんな事に!」
 『夜香影』灼岩達が大量の血を吐きながら、信じられない様子で猟兵達に視線を送った。
「ぬわははははっ! 既に決着はついているのだ! ところで、いま、どんな気持ちなのだ!?」
 大豪傑・麗刃(26歳児・f01156)が高笑いを響かせなずら、『夜香影』灼岩達のまわりを飛び跳ね、煽りの舞を披露した。
「ふざけやがって……!」
「時折、変顔をするのが、特に……ムカツク!」
「絶対に……許さねぇぞ! うおおおおおおおおおおお!」
 それと同時に、『夜香影』灼岩達がリミッターを解除して限界突破し、全身の筋肉を隆起させ、強引に身体を動かした。
 その拍子に、大量の血が、身体のあちこちから噴き出したものの、怒りで我を忘れているため、痛みを感じていないようだった。
「わたしを殴るのか? だったら、遠慮なく殴るのだ。なんなら、フルボッコにして構わんぞ!」
 麗刃が【ギャグ世界の住人(ギャグマンガノジュウニンハシナナイ)】で、全身をギャグマンガ的デフォルメ調な雰囲気に変え、ありとあらゆる攻撃に対して、ほぼ無敵になった。
「ば、馬鹿なっ! あれだけの攻撃を喰らって無傷だと!?」
「しかも、さっきの変顔で比べて、煽り要素が増しているっ!」
「ええい、ムカつく、腹が立つ! イライラとムカムカがピークに達しそうだ!」
 『夜香影』灼岩達が両目を血走らせ、イラついた様子で吠えた。
「それなら、わたしが相手をしましょう。それなら、何の問題もありませんね」
 シホ・エーデルワイス(捧げるもの・f03442)がオーラ防御を展開し、残像を繰り出しながら、『夜香影』灼岩達の注意を引いた。
「イイ度胸をしているじゃねえか」
「絶対に、避けるなよ。これはフリじゃねぇからな!」
「そこから動くなよ。絶対に動くなよ。喰らええええ!」
 『夜香影』灼岩達がシホに釘をさしながら、覚悟を決めた様子で、一気に間合いを詰め、力任せにブン殴った。
 しかし、『夜香影』灼岩達が狙ったのは、すべて残像。
「言われた通り、動かないでいたのですが、運命とは……残酷ですね」
 シホが【インテリジェントキャノン】を発動させ、自ら発射した戦車砲弾の軌道を曲げ、爆発と同時に破魔の力で『夜香影』灼岩達を浄化した。
「よくも、仲間を!」
「……ぐぬぬ、許さねぇ!」
「せめて、お前達だけでも……ぐぬぬ!」
 『夜香影』灼岩達が悔しそうに、ギチギチと歯を鳴らした。
「だったら、僕等を倒せばいい。僕等は逃げも隠れもしないから、遠慮なく掛かってきなよ」
 筒石・トオル(多重人格者のマジックナイト・f04677)が【オルタナティブ・ダブル】を発動させ、もうひとりの自分を呼び出し、『夜香影』灼岩達にルーンソードで斬りつけた。
「クカカカッ! 馬鹿にするなっ!」
「お前達の攻撃など、すべて御見通しだ!」
「……今までと同じように行くと思ったら、大間違いだ!」
 『夜香影』灼岩達が高速移動しながら、トオルの攻撃を受け流し、捨て身の一撃を放って、トオルの傷口をえぐりとった。
「それでも、僕達には勝てないよ。少なくとも、いまのままではね」
 即座に、トオルがカウンターで不意打ちを仕掛け、『夜香影』灼岩達の生命力を吸収して恐怖を与えた。
「うぐ、ぐぐぐ……」
「な、なんだ、このプレッシャーは!」
「お、おい、怯むなっ! コイツ等は……ザコだ!」
 『夜香影』灼岩達が声を振るわせ、キッパリと言い放った。
 だが、心に迷いが生じているのか、みんなオロオロとしていた。
「一体、何を怯えているのデスか? 声だけでなく、身体も震えてますよ……?」
 試作機・庚(盾いらず・f30104)が、『夜香影』灼岩達に声を掛けた。
「これは武者……いや、何でもねぇ」
「これ以上、死亡フラグを踏む訳にはいかねぇからな」
「だからここで死んでもらうっ! お前達がいる限り、色々とやりづらいからなっ!」
 『夜香影』灼岩達が自らの血液で槍を作り、連携を取りながら、鋭い突きを繰り出した。
「さて……、そろそろ終わりにしましょうか。これ以上、時間を掛ける訳にはいきまセンからね」
 それと同時に、庚がリミッターを解除し、肉体を改造して変異させ、鉄壁の守りで突きを防ぎ、【到達点(グランド・フィナーレ)】で光の雨を降らせて、生命力と魔力を根こそぎ奪い取った。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​




第3章 ボス戦 『クイムムルー』

POW   :    巨神の打撃
【素手】による超高速かつ大威力の一撃を放つ。ただし、自身から30cm以内の対象にしか使えない。
SPD   :    直角位相シフト
自身の身体部位ひとつを【ジェットエネルギー】に変異させ、その特性を活かした様々な行動が可能となる。
WIZ   :    我が名は第八宇宙に到る神々の王エルズなり
自身の【燃えるたいまつ】を捨て【すごく神々しい大ボス】に変身する。防御力10倍と欠損部位再生力を得るが、太陽光でダメージを受ける。
👑11
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御形・菘(サポート)
※語尾に「のじゃ」は不使用
はっはっは、妾、推っ参!
敵は決してディスらんよ、バトルを彩るもう一人の主役なのでな!
強さも信念も、その悪っぷりも誉める! だが妾の方が、もっとスゴくて強い!

バトルや行動は常に生中継+後で編集しての動画配信(視聴者が直視しては危ない系は除く!)
いかにカッコ良く魅せるか、見映えの良いアクションが最優先よ
とはいえ自身の不利は全く気にせんが、共にバトる仲間にまで不利を及ぼす行動はNGだぞ?

戦法は基本的に、テンションをアゲてボコる! 左腕とか尾で!
敵の攻撃は回避せず、受けて耐える! その方がカッコ良いからのう!
はーっはっはっは! さあ全力で来るがよい、妾も全力で応えよう!


シホ・エーデルワイス(サポート)
助太刀します!


人柄

普段は物静かで儚げな雰囲気ですが
戦闘時は仲間が活躍しやすい様
積極的に支援します


心情

仲間と力を合わせる事で
どんな困難にも乗り越えられると信じています


基本行動

味方や救助対象が危険に晒されたら身の危険を顧みず庇い
疲労を気にせず治療します

一見自殺行為に見える事もあるかもしれませんが
誰も悲しませたくないと思っており
UCや技能を駆使して生き残ろうとします

またUC【贖罪】により楽には死ねません

ですが
心配させない様
苦しくても明るく振る舞います


戦闘

味方がいれば回復と支援に専念します
攻撃は主に聖銃二丁を使用


戦後
オブリビオンに憎悪等は感じず
悪逆非道な敵でも倒したら
命を頂いた事に弔いの祈りを捧げます


鈴乃宮・影華(サポート)
「どうも、銀誓館の方から助っ人に来ました」
銀誓館学園所属の能力者……もとい、猟兵の鈴乃宮です

かつての様にイグニッションカードを掲げ
「――起動イグニッション!」で各種装備を展開
友人から教わった剣術や
体内に棲む黒燐蟲を使役するユーベルコードを主に使用

TPO次第では
キャバリアの制御AIである『E.N.M.A』が主体となるユーベルコードを使用したり
『轟蘭華』や乗り物に搭載した重火器をブッ放したり
神機召喚アクセス――起動イグニッション!」からのキャバリア召喚で暴れます

例え依頼の成功の為でも、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
不明な点はお任せします


アス・ブリューゲルト(サポート)
「手が足りないなら、力を貸すぞ……」
いつもクールに、事件に参加する流れになります。
戦いや判定では、POWメインで、状況に応じてSPD等クリアしやすい能力を使用します。
「隙を見せるとは……そこだ!」
UCも状況によって、使いやすいものを使います。
主に銃撃UCやヴァリアブル~をメインに使います。剣術は相手が幽霊っぽい相手に使います。
相手が巨大な敵またはキャバリアの場合は、こちらもキャバリアに騎乗して戦います。
戦いにも慣れてきて、同じ猟兵には親しみを覚え始めました。
息を合わせて攻撃したり、庇うようなこともします。
特に女性は家族の事もあり、守ろうとする意欲が高いです。
※アドリブ・絡み大歓迎、18禁NG。


数宮・多喜(サポート)
『アタシの力が入用かい?』
一人称:アタシ
三人称:通常は「○○さん」、素が出ると「○○(呼び捨て)」

基本は宇宙カブによる機動力を生かして行動します。
誰を同乗させても構いません。
なお、屋内などのカブが同行できない場所では機動力が落ちます。

探索ではテレパスを活用して周囲を探ります。

情報収集および戦闘ではたとえ敵が相手だとしても、
『コミュ力』を活用してコンタクトを取ろうとします。
そうして相手の行動原理を理解してから、
はじめて次の行動に入ります。
行動指針は、「事件を解決する」です。

戦闘では『グラップル』による接近戦も行いますが、
基本的には電撃の『マヒ攻撃』や『衝撃波』による
『援護射撃』を行います。


風雷堂・顕吉(サポート)
アドリブ連携可

約100年前、ダークセイヴァーの人類敗北以来、ヴァンパイアとの死闘を細々と繰り広げてきたダンピール、それが俺だ。
ヴァンパイアを狩るため、あるいは次に狩るべきヴァンパイアの手掛かりを得るためにここにいる。
【世界知識】ダークセイヴァー世界の大抵のヴァンパイア相手ならそれがどのような血族かは知っているし、知らなくとも【情報収集】の伝手はある。
それ以外の世界については物珍しそうに振る舞うことになる。すぐに慣れるだろう。
ダークセイヴァーとスペースシップワールド以外の世界は日差しが強すぎるので、サングラスを着用する。

戦闘は剣士の動きだ。
次に参加する猟兵が戦いやすい状況を作ることも多い。


待宵・露香(サポート)
 灼滅者のエクソシスト×魔法使い、16歳の女です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、戦闘中は「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



夜城・さくら(サポート)
キャバリアでの戦闘をメインに。
『オーバーフレーム換装』では、装甲を犠牲に攻撃力か射程を上げて仲間を援護するように攻撃します。【スナイパー】技能使用。
手数が必要な時は『無限射撃地獄』です。敵がビット攻撃してきた際には相殺するように展開することも。

キャバリア以外では、『ギタギタ血まみれの外科手術』で仲間の治癒と戦闘力増強に励みます。
「ちょっと痛いですよ? でも大丈夫。すぐに元気すぎるくらいになりますからね」
笑顔でノコギリを振るいます。大丈夫怖くない怖くない。


不破・静武(サポート)
年齢イコール彼女イナイ歴なので基本的な行動原理は「リア充爆発しろ」「リア充は死ね」です。オブリビオンは彼の中では全員リア充です。リア充に見えそうにないオブリビオンに対しては最初はやる気なさそうにしますが、状況を前進させる意思は一応あるので無理やり理屈をつけてリア充と決めつけます。一度敵とみなせば以降はもう容赦はしません。
オブリビオンに対しては基本的には『リア充ころし(焼却)』と『ガソリン』を併用して消毒という名の焼却を図ります。状況に応じて『リア充ころし(爆破)』や『リア充爆破スイッチ』等を併用して物理的にリア充爆発しろを実現させようとします。
見た目がやられ役なので逆襲くらう展開も可能です。


仇死原・アンナ(サポート)
鉄塊剣『錆色の乙女』,妖刀『アサエモン・サーベル』、戦闘用処刑道具『赤錆びた拷問器具』、『鎖の鞭』等装備してる物を使います

UCは指定した物をどれでも使用

普段の口調は(私、あなた、呼び捨て、ね、よ、なの、なの?)
戦闘中は(ワタシ、お前、呼び捨て、言い捨て)

処刑人として敵と戦います
同行者がいれば協力
メインは鉄塊剣で攻撃
鉄塊剣の使用が不向きな相手・場所では刀剣をメインにして相手をします。
拷問具や鞭を使い敵の行動を阻害、鉄塊剣や刀剣で敵を攻撃します。影朧にはできる限り説得しますが説得不能と判断すれば容赦なく屠ります
キャバリアを操縦したり生身でも戦います


アイクル・エフジェイコペン(サポート)
猫っぽい舌足らず口調にゃ。こんにゃ感じで、可能なら末尾だけじゃにゃくて途中にも入れてほしいにゃ。めんどいならいいけど。
ちなみに機嫌悪い時は「に゛ゃ」って濁点入る感じにゃ。

正直状況とかよくわかってにゃいけどなんとなく気に入らない顔してるからぶっ殺すに゛ゃ。
パワーイズジャスティス。真正面から行っておもいっきり攻撃するのみにゃ。ユーベルコードは何使ってもいいにゃ。

基本はむちゃくちゃ猫かぶってかわいい子演じてるものだから、なるべくスマートに『せーとーはなれでぃー』的な感じで戦おうとするけど、むちゃくちゃ怒ったら地が出てむちゃくちゃ口が悪くなる。
「ぶっ殺おおおおおおす!●ぁぁぁぁぁぁっく!!」


ナーダ・セッツァー(サポート)
顔を隠し、喪服に身を包み、兄弟と半分に分けたロザリオを身につける。
兄弟と同じ装丁の仕込み杖を持ち、隠すのは槍。
オラトリオの翼は出さない。
髪に咲く花は山荷葉。

弱者を救済し、悪を裁く。
全ては亡き我が神のため。
憐れなるモノに神の御加護を。
その為ならばこの身が、手が紅く染まろうと悔いはない。

尊大な口調だが他人を下に見ている訳では無い。
他人には他人の価値がある。
だが我が神を侮辱するのは万死に値する。
神のみもとに逝くがいい。

戦闘は仕込み杖(槍)での肉弾戦、又は硝子のような山荷葉の花を風に舞わせて切り刻む。
回復?殺られる前に殺れば必要ないな。


響納・リズ(サポート)
「ごきげんよう、皆様。どうぞ、よろしくお願いいたしますわ」
おしとやかな雰囲気で、敵であろうとも相手を想い、寄り添うような考えを持っています(ただし、相手が極悪人であれば、問答無用で倒します)。
基本、判定や戦いにおいてはWIZを使用し、その時の状況によって、スキルを使用します。
戦いでは、主に白薔薇の嵐を使い、救援がメインの時は回復系のUCを使用します。
自分よりも年下の子や可愛らしい動物には、保護したい意欲が高く、綺麗なモノやぬいぐるみを見ると、ついつい、そっちに向かってしまうことも。
どちらかというと、そっと陰で皆さんを支える立場を取ろうとします。
アドリブ、絡みは大歓迎で、エッチなのはNGです



●カルト教団
「やれやれ、随分と騒がしいと思ったら、もうここまで来たのか。まあ、いい。山本五郎左衛門の自由を奪ったからな。まあ、安心しろ。命までは奪っていない。コイツは我が教団にとって、必要な存在だからな」
 クイムムルーが信者達と一緒に猟兵達の前に陣取り、不気味な笑い声を響かせた。
「つまり人質……という訳か? そんな事をしても、まったく意味がないと思うのだが……。そもそも、妾達が逃げ出す事はないからな。それとも、まさか……生贄にすると言う事か?」
 御形・菘(邪神様のお通りだ・f12350)が、クイムムルーに視線を送った。
「……その通りだ。思ったよりも賢いな。だったら、言わなくても分かるだろ? 無駄な抵抗はするな。ここから去れば、命だけは助けてやる」
 クイムムルーが猟兵達に警告しながら、禍々しいオーラを漂わせた。
「そう言われて、黙って退くほど、妾達も物分かりが良い訳ではないのでな。それに、まだ捕まえていないのではないか? 後ろの方が騒がしいぞ?」
 菘がクイムムルーのハッタリを見抜き、【楽土裁断(ジャッジメント・テイル)】を発動させ、単純で重い蛇尻尾の一撃を叩きつけた。
「うぐ……、ぐぐぐ……、やるではないか。だが、嘘はついていない。私は山本五郎左衛門の自由を奪ったと言っただけだからな。一言も捕縛したとは言っていない」
 クイムムルーが禍々しいオーラで身を守りながら、フンと鼻を鳴らした。
「つまり、退路を塞いだだけで、まだ捕まえていないと言う事ですか。それでも、人質として使えませんね」
 シホ・エーデルワイス(捧げるもの・f03442)が『灼銃』プロミネンスカノン_θSP(真紅のマスケット銃)を構え、クイムムルーに鉛の弾丸を撃ち込んだ。
「残念だが、それではオーラを貫けない。私のオーラは信者達の祈りによって強化されているからな」
 クイムムルーが禍々しいオーラで弾丸を防ぎ、勝ち誇った様子で胸を張った。
「生きとし生けるこの世界の皆様。この苦難を乗り越え、明日を迎える為にどうか力をお貸しください」
 すぐさま、シホが【輝喘】明日を迎えるための一押し(キセキ・アスヲムカエルタメノイノリ)で、困っている人の力となる奇跡が起きて欲しいという願いをテレパシーで今いる世界の人々に呼びかけ、再び『灼銃』プロミネンスカノン_θSPの引き金を引き、禍々しいオーラにヒビを入れた。
「ば、馬鹿なっ! 私のオーラにヒビが……!」
 その事に動揺したクイムムルーが、フラフラと後ずさった。
「……さすがに動揺しましたか?」
 それに合わせて、鈴乃宮・影華(暗がりにて咲く影の華・f35699)がイグニッションカードを掲げ、『――起動!』と叫んで各種装備を展開した。
「ビビッてはいない。断じて、ビビッてなど……。おそらく、信者達の心に迷いが生じたせいだろう。私としては認めたくない事実だが……。それでも、私達の勝利が揺るぎない事は間違いない」
 クイムムルーが殺気と威圧感を解き放ち、まわりにいた信者達にプレッシャーを与えた。
 それに合わせて、信者達が一心不乱に祈りを捧げ、禍々しいオーラを復活させた。
「……ならば、この身に集いし皆に願う――皆、私の幻想を形にして!」
 影華が【黒燐想鋼(イマジナリアームズ)】を発動させ、斯く在れかし、という自身の想像製の銃を創造し、充填したエネルギー弾を解き放ち、再び禍々しいオーラを消滅させた。
「ほお……、これは、さすがに驚いた。だが、まあ……ハッキリ言って、想定内。別に驚きもしない事だ」
 クイムムルーが信者達に対して、殺意の波動を撒き散らしながら、ホッホッホッと笑い飛ばした。
「……信者頼りか」
 アス・ブリューゲルト(蒼銀の騎士・f13168)が、クイムムルーに視線を送った。
「おやおや、何か誤解をしているようですねぇ。私は信者達の頑張りを見守っているだけで、頼りにしている訳ではありませんよ。ただ、ちょっと面倒なので、信者達に任せていただけです」
 クイムムルーが急に口調を変えて、信者達を自分から遠ざけ、禍々しいオーラを展開させた。
 そのオーラは先程のモノと比べて近寄り難く、重圧感があった。
「このまま……突っ込む!!」
 次の瞬間、アスが【ブルーライト・インパクト】で、アクアブループラチナⅡ(サイキックキャバリア)に搭乗し、クイムムルーに突っ込んだ。
「う、うぐ……、これは! 私のオーラだけでは……防げない!」
 その事に危機感を覚えたクイムムルーが目配せをして、信者達に対して無言の圧力を掛けた。
 それに合わせて、信者達が一心不乱に祈りを捧げ、禍々しいオーラを展開し、何とか致命傷を避けた。
「……って、結局……信者頼りかよ!」
 数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)が、思わずツッコミを入れた。
「こ、これは……偶然だ。いや、信者達の愛が私を救ってくれたのだ!」
 クイムムルーが動揺した様子で、激しく言葉を震わせた。
「いやいやいや、それは単なるイイ訳だろ。そうでなけりゃ、そこまで動揺する訳がないだろ!」
 多喜が【ぶれる観測結果(マタナニカミョウナコトヲオモイツイタナアイツメ)】で刃の如く鋭いツッコミを入れ、クイムムルーの被り物を斬り裂いた。
「こ、こ、殺す気かあああああああああああ!」
 クイムムルーが頭を抱えて、悲鳴を上げた。
 よほどショックを受けたのか、ツルツルの頭頂部が丸見えになっている事さえ、気づいていないようだった。
「もちろん、そのつもりだ。まさか、俺達が挨拶に来ただけだと思っていたのか?」
 風雷堂・顕吉(吸血鬼狩人・f03119)が、クイムムルーに対して問いかけた。
「……違うのか? 入信するなら、今だぞ? なんと、体重計と毒電波防止マスクが手に入る」
 クイムムルーが入信申請書を、しれっと顕吉に手渡した。
「こんなモノを渡して、俺の考えが変わると思っているのか? だとしたら、最悪の選択をしたな」
 すぐさま、顕吉が【ヴァンパイアストーム】を発動させ、吸血コウモリの群れを放って、クイムムルーの血液を奪った。
「な、なんて酷い事を……! 私は何もしていないのに! 何も悪い事はしていないのに……! それなのに……それなのに……うおおおおおおおおおおおおお! 許さん! 絶対に……許さんぞおおおおおおおおおおおおお!」
 それと同時に、クイムムルーがリミッターを解除し、限界を突破する事で、自らの肉体を改造した。
「ようやく本気を出す気になったようね」
 待宵・露香(野分の過ぎて・f43826)が、警戒した様子で間合いを取った。
「ああ、これもキミ達が望んだ事だ。私は望んでいなかった。少なくとも、さっきまでは……。だが、今は……違う!」
 クイムムルーが殺気だった様子で、露香に殴り掛かった。
「……これは随分な挨拶ね」
 その一撃を食らった露香が【闇堕ち】でダークネスに変身し、レベルを3倍にして、闇の炎でクイムムルーを包んだ。
「んぐ、ぐわああああ!」
 その拍子に、クイムムルーが闇の炎に包まれ、悲鳴をあげて、のた打ち回った。
 だが、炎に対する耐性があったため、最悪の事態を乗り越えた。
「少し火力が足りなかったようね」
 露香が警戒した様子で、必要以上に距離を取った。
 クイムムルーからは禍々しいオーラが漂っており、今にも露香を飲み込みそうな勢いで広がっていた。
 その事を理解しているためか、露香は迂闊に動く事が出来なくなった。
「……後は私達に任せてください」
 その間に、夜城・さくら(不思議ちゃんの量産型キャバリア・f30006)が量産型キャバリアAZに搭乗し、クイムムルーを威圧しながら、限界を突破した。
「クク、ククククク、任せてくださいか。……面白い。ならば、いつまで持つか、試してやろう。さあ、覚悟しろ。……後悔しろ!」
 クイムムルーが燃えるたいまつを捨て、すごく神々しい大ボスに変身する事で、防御力を10倍にした。
「か、神様……」
 それを目の当たりにした信者達が、熱い涙を流しながら、次々と平伏した。
「見た目が変わったところで、何の脅威にもなりませんよ?」
 その間に、さくらが【ギタギタ血まみれ外科手術】で肉体改造を行って、一時的に戦闘力を増強させ、レーザーを一斉射撃した。
「無駄だ、無駄、無駄ッ! この身体になった以上、そう簡単には傷つかない。例え、傷ついたとしても、何の意味もない」
 クイムムルーが勝ち誇った様子で、欠損部位を再生させた。
「お前……、非モテだな。こんな出会い方をしていなければ……いや、お前とは、どんな出会い方をしていても、仲良く出来そうにないな」
 不破・静武(人間の非モテの味方・f37639)が、嫌悪感をあらわにした。
「すべて御見通し……という訳か。お前に何が分かる。私の上澄みだけで、すべてを理解しているだけじゃないか。それなのに、お前と同類扱いされるとは……。悪いが、私は非モテではない。ハッキリ言って、リア充だ!」
 クイムムルーが躊躇う事なく、キッパリと言い放った。
「確かに、オレとは違うな。そもそも、一緒にしないでもらおうか。お前は非モテでもなければ、リア充でもない。ただの……ゴミだ!」
 静武が嫌悪感をあらわにしながら、【汚物は消毒だ(リアジュウハショウドクダ)】を発動させ、激しい怒りから炎を生み出し、クイムムルーの身体を焼いた。
「クク、クククククッ! 無駄だと言っているだろうが! どんなに傷つけても、私は不死身。傷つけば、傷つくほど強くなる、故に、熱さも感じない!」
 クイムムルーが火炎激痛耐性で耐えながら、不気味な笑い声を響かせた。
「私には、まったく強くなったように見えないけど……」
 仇死原・アンナ(処刑人、獄炎の花嫁、焔の魔女、恐怖の騎士・f09978)が、錆色の乙女(鉄塊剣)を握り締め、クイムムルーに斬りかかった。
「何度も同じ事を言わせるな。……私には効かない。そう言ったはずだ」
 その一撃を食らったクイムムルーが苛立ちを隠せない様子で、超高速かつ大威力の一撃を放った。
「その攻撃は……私にも効かない」
 アンナがオーラ防御と激痛耐性で耐えながら、【殺人魔球「地獄逝」(ブレイズフレイム・パーフェクトゲーム)】で自らの身体を切り裂き、地獄の炎を噴出し、ボールを射出し、クイムムルーにブチ当てた。
「うぐ……ぐぐぐぐぐ……攻撃は効かない……と言ったはずだ!」
 クイムムルーが腹部を押さえ、荒々しく息を吐き捨てた。
 どうやら、痛みは感じるらしく、やせ我慢をしているようだった。
 それでも、激痛耐性で耐えてはいるものの、度重なる攻撃でダメージが蓄積しているため、辛そうに見えた。
「だったら、大人しくサンドバッグになればいいにゃあああ!」
 アイクル・エフジェイコペン(クロスオーバー三代目・f36327)がムッとした様子で、力任せに捨て身の一撃を放った。
「だから効かぬと言っているだろう。だからと言って、このまま黙っている気はないが……。これは、さっきのお返しだ!」
 クイムムルーが両足をジェットエネルギーに変化させ、捨て身の特攻を仕掛けて、アイクルを殴り飛ばした。
「……って、凄く痛いにゃ! 効いていないとか言いつつ、かなり効いている証拠にゃ! うにゃあああああああああああああああああああああああ!」
 その一撃を食らったアイクルが涙目になりつつ、【正統派なレディの大激怒(セイトウハナレディノダイゲキド)】で、せーとーはなれでぃとは思えないような罵倒を放ち、クイムムルーを激しくヨロめかせた。
「ぐぬぬ、確かに……さっきの一撃はカチンと来た。お前の言う通り、殺意が芽生えた。だから何だ。何の問題もない……!」
 クイムムルーが頭頂部を輝かせ、苦しそうに吐き捨てた。
「所詮は偽りの神か。だいぶメッキが剥がれたようだな。先程と比べて、だいぶ余裕がなくなっているじゃないか。そろそろ、観念したら、どうだ? 再生能力も、だいぶ衰えてきているようだしな」
 ナーダ・セッツァー(地に満たせ神の威光・f35750)が、皮肉混じりに呟いた。
「……お前に何が分かる! 私は全く効いていない。何度も言うが、ノーダメージだ。それでも、違うと言うのなら、今から、それを証明してやろう」
 クイムムルーがダッシュで一気に間合いを詰め、神々しい光を放ちながら、鎧無視貫通連続コンボを繰り出した。
「やはり、無理をしているな。そうでなければ、間違いなく私は死んでいた。まあ、それでも致命傷を負った事に変わりはないが……」
 ナーダが【生まれながらの光】を発動させ、聖なる光で高速治療しながら、すべてを悟った様子で吐き捨てた。
「どこまでもムカつく奴め。こんな状況であっても、強がるとは……!」
 クイムムルーが殺意のオーラを漂わせ、ギチギチと歯を鳴らした。
「ならば、これで決着をつけましょう」
 響納・リズ(オルテンシアの貴婦人・f13175)がオーラ防御を展開しながら限界突破し、高速詠唱で全力魔法をブチ当て、クイムムルーに呟いた。
「無駄だ、無駄、無駄。こんな事をしても、時間の無駄だ。それでも、抵抗すると言うのであれば、天罰を与えるのみ……!」
 それに合わせて、クイムムルーが禍々しいオーラを展開し、荒々しく息を吐きながら、雷を落とした。
「残念ながら、天罰は当たらなかったようですね。それでは、あなたに相応しい世界に導いてあげますわ」
 即座に、リズがオーラ防御で身を守り、【白薔薇の誘い(シロバラノイザナイ)】で、白薔薇の花びらの竜巻を放った。
「……ふざけるな! そんな場所にいく訳がないだ……ぐわああああああああ!」
 次の瞬間、クイムムルーが竜巻に巻き込まれて、傷口をえぐり取られ、宙を舞いながら、大量の血を撒き散らし、地面に落下したのと同時に息絶えた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2024年09月04日


タグの編集

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🔒
#サクラミラージュ
🔒
#『諸悪の根源』
🔒
#山本五郎左衛門


30




種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠子墨・次郎吉です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は岩倉・鈴音です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト