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【サポート優先】命を懸けた戦い

#獣人戦線 #クロムキャバリア #ヨーロッパ戦線 #ゾルダートグラード


 これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。

●獣人戦線
「みんなに頼みたい事があるんだよ!」
 ガジル・コリアンダー(キマイラのスカイダンサー・f00907)が猟兵達を集め、今回の目的を説明した。
「今回の目的は、ゾルダートグラード軍が戦線各地に設置した『鋼鉄要塞グラード』のひとつを破壊する事だよ」
 ガジルの話では、『鋼鉄要塞グラード』の守りは厳重。
 そのため、少数精鋭で拠点に忍び込んでほしいと言う事だった。
 それでも、内部を警備している突撃歩兵達が襲い掛かってくるため、くれぐれも気を付けてほしいと言う事だった。
 突撃歩兵達は、騎兵銃や拳銃、スコップに銃剣、手榴弾等を装備しており、捨て身の覚悟で攻撃を仕掛けてくるようである。
 彼らにとって、要塞を死守する事は、最優先すべき事なので、例え説得したとしても、考えを改める事はないようである。
 また、要塞の奥には、オブリビオン戦車隊がおり、歩兵達と一緒に攻撃を仕掛けてくるようだ。
 運よく、それを突破する事が出来たとしても、要塞の指揮官であるモデル・ブラッククイーンと戦う事になる。
 モデル・ブラッククイーンは、軽量フレームによる高速戦闘が持ち味で、腕部の不思議な模様のオーブから強力な破壊光線を発射する事も出来るだけでなく、圧倒的カリスマを放出する事で、相手の反抗心を喪失させる力を持っているため、くれぐれも気を付けてほしいと言う事だった。


ゆうきつかさ
 この依頼はサポート優先です。
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第1章 集団戦 『突撃歩兵』

POW   :    グラナーテ!
【対人柄付手榴弾、対戦車集束手榴弾、火炎瓶】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD   :    アタッケ!
【銃剣による刺突】【自身の爪や塹壕スコップによる斬撃】【取っ組み合いからの殴り合い】で攻撃し、ひとつでもダメージを与えれば再攻撃できる(何度でも可/対象変更も可)。
WIZ   :    アングリフ!
【着剣した騎兵銃を撃ちながら銃剣突撃による】突進によって与えたダメージに応じ、対象を後退させる。【砲兵隊による迎撃を阻害する突撃支援砲撃】の協力があれば威力が倍増する。

イラスト:FMI

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メイリン・コスモロード(サポート)
『一緒に頑張りましょうね。』
人間の竜騎士×黒騎士の女の子です。
普段の口調は「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、時々「対人恐怖症(ワタシ、アナタ、デス、マス、デショウ、デスカ?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
人と話すのに慣れていなくて
「えっと……」とか「あの……」とか多様します。
戦闘ではドラゴンランスを使う事が多い。

その他、キャラの台詞はアドリブ等も歓迎です。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


エジィルビーナ・ライアドノルト(サポート)
 私はエジィルビーナ、エジィでもルビーでも好きに呼んでくれていいよ。
困ってる人がいるなら助けたいし、倒さなくちゃならない強い敵がいるなら全力で立ち向かわなきゃ。全力で頑張るからね!
実は近接戦闘以外はあんまり得意じゃないんだけど……あっ、畑仕事ならチェリから教えてもらったから、少しはわかるよ!
力仕事はそんなに得意じゃないけど、足りない分は気合と根性でカバーするから任せといて!


ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


星川・杏梨(サポート)
『この剣に、私の誓いを込めて』
 人間のスーパーヒーロー×剣豪、女の子です。
 普段の口調は「聖なる剣士(私、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
 時々「落ち着いた感じ(私、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格はクールで凛とした雰囲気です。
常に冷静さを念頭に置く様に努めており、
取り乱さない様に気を付けています。
戦闘は、剣・銃・魔法と一通りこなせます。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


政木・朱鞠(サポート)
確かに集団相手の対応は厄介だけど悩む時間が勿体ないし、困っている人をほったらかしにしてたら、あっと言う間に未来が過去に喰い潰され無いように、今は目の前のターゲットを倒すことに集中しないとね…。
死ぬこと以外はかすり傷とまでは言わないけど、ここで退くわけには行かないよね。

戦闘
相手は多勢…手数で押し負けないようにしないとね。
武器は拷問具『荊野鎖』をチョイスして、『咎力封じ』を使用して動きを封じて、【鎧砕き】や【鎧無視攻撃】の技能を使い【傷口をえぐる】でダメージを与える戦法を取ろうかな。

アドリブ連帯歓迎


赤星・緋色(サポート)
なんやかんやで事件を解決に導こうとします
フリーダムかつアグレッシブなアドリブも可

合わせ等も自由にどうぞ


シフィル・エルドラド(サポート)
『皆に元気を分け与えにやって来たよ!』 

ハイカラさんの勇者×国民的スタアの女の子。
 普段の口調:明るい(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)
 嬉しい時の口調:ハイテンション(あたし、あなた、~さん、ね、わ、~よ、~の?)

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

元気一杯で天真爛漫な性格をしていて、ポジティブな思考の持ち主。
困っている人や危機に陥っている人は放ってはおけず
積極的に助ける主義です。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


鳩麦・灰色(サポート)
「さ、ウチも行かせてもらおかな」
「〇〇さん、そこちょーっと手伝うで」
「アンタ(敵)はそこで黙ってて」

◆特徴
普段は関西混ざり気味の標準語、相手問わず脱力した口調
独り言と敵に対しては関西弁
動き出せば早いが動くまでが遅い性格

◆行動
【ダッシュ】【クライミング】【地形の利用】で状況を問わず素早く動く

それを活かし一撃離脱や素早く突破する戦法を好む
武器の音で【存在感】を出し狙われ、速さで避ける"回避盾"戦法も選択

攻撃は主に【衝撃波】を込めた鉄パイプで叩いたり投げたり

◆UC
索敵、回避ではUC『三番』
対集団は『四番』
敵単体へは『一番』か『二番』を使用する


協力絡みセリフ自由
他おまかせ。よろしくおねがいします!


櫟・陽里(サポート)
『操縦が上手いは最高の誉め言葉!』

乗り物が活躍できる場と
レースとサーキットが得意分野
どんな乗り物も乗りこなしてみせる

走りこそが俺の武器!
乗り物と操縦者の総合力で戦う
サイバーアイで路面、相手の動きなど幅広い情報収集
集中力・傭兵の経験・判断速度で攻め所を見極める

シールド展開バイクで体当たり吹き飛ばし
走り回って撹乱・誘導
仲間を運ぶ足になるのも好き
バイクは機動力のある盾にもなる
壊れたらほら、直すついでに新パーツ試せるし!

明るく話しやすい先輩タイプ
補助仕事もドンと来い
乗り物が無い戦場では手数が少ない
普通の拳銃射撃や誘導、挑発など小技を利かせるしかなくテヘペロしてる

過去は過去に還すべき、その辺割と無慈悲


スフィア・レディアード(サポート)
『皆さん、頑張りましょう!』
 ミレナリィドールの妖剣士×鎧装騎兵、22歳の女です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、機嫌が悪いと「無口(私、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格は元気で、楽しい祭りとかが好きな少女。
武器は剣と銃をメインに使う。
霊感が強く、霊を操って戦う事も出来る(ユーベルコード)
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


クロエ・ボーヴォワール(サポート)
「カネならありますわよ~!」
◆口調
・一人称はわたくし、二人称はあなた様。典型的なお嬢様風
◆性質・特技
・好奇心旺盛にして仕事熱心
・実はゲテモノ料理好き
◆行動傾向
・ボーヴォワール社の持て余した圧倒的カネの力にモノを言わせ、万事解決を目指す
・法すらカネで買い取る自由奔放すぎる性格であるが、ノブレスオブリージュの精神に則り他者の為ならば才と財を惜しまない(混沌/善)
・猟兵としての活動は異世界を股にかけたボーヴォワール社の販路開拓と考えており隙あらば自社製品を宣伝し、「実演販売」に抜かりはない
・教養として体得したシンフォニアとしての技術をビジネス話術にも応用する
・細かい仕事は老執事セバスチャンに一任


パルピ・ペルポル(サポート)
名乗るときにはフルネーム。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用する。
基本は隠密行動。
空中に雨紡ぎの風糸を張り巡らせて攻守両方に利用し、敵の行動を阻害したところに穢れを知らぬ薔薇の蕾を併用して行動を封じる、もしくはそのまま糸で切り裂くのが主な攻撃方法。
もしくは徳用折り紙で作成した折り鶴を筆頭に折り紙動物たちをけしかけてのかく乱兼攻撃を行う。

他の猟兵に迷惑をかける行為はしない。
好奇心旺盛ではあるが、行動は慎重。
お宝大好き。宝石などは勿論素材になりそうな物も出来る限り確保しエプロンのポケットに格納する。
もふもふは抵抗できないよう拘束してからもふる。

アドリブはご自由に。


杼糸・絡新婦(サポート)
関西弁口調。
とある忍者が使っていた武器・鋼糸【絡新婦】のヤドリガミ。
白い女物の着物を着用しているが、
名前沿った姿なだけで、オネエとかではなく中身はれっきとした男。

子供や親子中心に一般人には愛想よく接するが、
敵とみなしたら容赦なく叩く。
日常でも戦場でも自分のペースを崩さず、
フェイントや挑発、相手の動きを拘束するように阻害したり、
あえて誘い出してこちらに攻撃を仕向け、
自他へのすきを作り出したりする、戦闘スタイル。
また使えるものはなんでも使う。
元の持ち主の影響で、忍者らしい動きも見せる。

所持する黒い狩衣を着た狐獣人の姿をしたからくり人形は、
かつての主人が作ったものを模したもの、名前はサイギョウ。


イリスフィーナ・シェフィールド(サポート)
 人間のスーパーヒーロー×パラディン、17歳の女です。
 普段の口調は「女性的(わたくし、~様、ですわ、ですの、ですわね、でございませんこと?)
敵には自信のないのを隠して(わたくし、呼び捨て、ですわ、ですの、ですわね、でございませんこと?)

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、自分より他人を優先し負傷を厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
負傷苦戦敗北好きなので描写されると喜びます。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


納花・ピンチン(サポート)
ブギーモンスターの勇者×殺人鬼
布を被ってから8年が経ちましたわ
普段はお嬢様口調で、時々関西弁がちょこっと
……って、勉強中なんですわ!

あくまでお仕置きをしに来ているから
あまり殺伐とした戦い方はしませんわ
武器も直前で刃を返して叩いたり
その光景はギャグになることが多いですわ

商人街出身、お話しや交渉なんかも好きです
小さなスイーツや飴ちゃんを渡して一緒に食べると
色々話してくれるんですわ

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し
多少の怪我は厭わず積極的に行動します
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
また例え依頼の成功の為でも
公序良俗に反する行動はしません

あとはおまかせ
ほないっちょ、よろしくおねがいします


ミスティ・ストレルカ(サポート)
基本方針は専守防衛・他者フォローです
サポート故、連携重視のお任せ

知らない人にはどうにも気後れしてしまうけど
それでも他の人が怪我するのも嫌なので押すところは押すのですよ
主にサモン・シープ等攻撃系のUCで他者行動の隙を消す様に立ち回るのです
中遠距離をとり全体を掴む感じですね

防御系の技能で時間稼ぎも行けますので
生まれながらの光での前線維持、魔力性防御障壁の囮役も…ちょっと怖いけど
でもでも、みんなの居場所を守るのですよー

そうそう、えっちなのはいけないと思います。
興味がない…訳ではないですがひつじさんが怖い雰囲気纏って凄い勢いで止めにツッコんでくるのです
年齢制限がどうとか、らしいです


アウル・トールフォレスト(サポート)
(基本好きにお任せします)
「今日はどんなところに行けるのかな?」

楽観的で感情豊か、夢見る乙女な性格の少女
年相応に無邪気であり、根本が人でない故に残酷

神出鬼没に出現し、気まぐれに歩き回り、楽しげに爪を振るう
猟兵の役割は理解し依頼も一応遵守しようとするが、それはそれとして楽しそう、面白そうで物事を判断し、それを優先して行動する

バイオモンスターの特徴として、肉体は植物の性質を持つ

戦闘では怪力の発揮や身体の巨大化、鋭い爪での引き裂き、捕食等の野性味溢れる攻撃スタイル
理力の扱いも得意で、体表で自生する蔓や苔植物を操り、防御や隠密に罠等サポートも行わせる




「し、侵入者は何処だ!」
「絶対に逃がすな、殺せ! 殺せ!」
 けたたましく警報音が響く中、突撃歩兵達が殺気立った様子で、猟兵達のまわりに集まってきた。
 彼らにとって、これが初仕事。
 『おい、お前等、ちょっと見て来いよ、ダッシュな!』と言われ、後先考えずに駆けつけてきたようである。
「まさか、こんな簡単に引っ掛かるとはね。……私達は囮だよ!」
 エジィルビーナ・ライアドノルト(シールドスピアの天誓騎士・f39095)が、イイ笑顔を浮かべた。
「「「「「な、な、なんだってぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」」」」」
 突撃歩兵達が驚いた様子で、悲鳴にも似た叫び声を上げた。
 冷静になって考えてみれば、おかしな点がいくつもあった。
 そもそも、こんな簡単に猟兵達がトラップに引っ掛かった時点で、本来ならば怪しむべきだった。
「も、持ち場に戻るぞ!」
 その事に気づいた突撃歩兵達が、元の持ち場に戻ろうとした。

「そんな事が出来ると思った?」
 すぐさま、星川・杏梨(聖炎の剣士・f17737)が流星の聖剣を構え、突撃歩兵達の逃げ道を塞いだ。
「い、いや……」
「ふ、ふ、ふざけやがって!」
「だったら、みんな倒しちまえばイイだろ? ……簡単だ」
「で、でも、この数で……勝てるのかっ!? 俺達だけで……!」
 突撃歩兵達が動揺した様子で、激しく目を泳がせた。
 まるで掌の上で踊らされているような錯覚を覚えたため、だんだん勝てる自信が無くなってきたようである。
「……話し合いは終わった?」
 そんな中、政木・朱鞠(狐龍の姫忍・f00521)が、突撃歩兵達に視線を送った。
「……やるしかないか」
 突撃歩兵のひとりが、覚悟を決めた様子で、塹壕スコップを構えた。
 だが、頭の中は、真っ白。
 必死に強がっているものの、ガタガタと両脚が震えて、戦意が喪失しかけていた。
「みんなが困っているようだから、助けに来たよ!」
 そこに追い打ちをかけるようにして、シフィル・エルドラド(ハイカラさんの勇者・f32945)が突撃歩兵達の前に現れた。
「ちょっ!」
 それは突撃歩兵達にとって、想定外の増援。
 みんなで力を合わせれば、何とか勝てると思い込んでいたため、どんより気持ちが沈んでいるようだった。
 それでも、何か策はないか、名案が浮かばないか、と作戦を練って練って練りまくっているものの、頭の中は真っ白な景色だけが広がっていた。
「ひょっとして、何から何まで予想外だったのかな?」
 赤星・緋色(サンプルキャラクター・f03675)が、色々と察した様子で突撃歩兵達の顔色を窺った。
「そんな訳がないだろ、むしろ想定内だ!」
「そ、そうだ! その通りだ! お前達なんて怖くねえからな!」
 その事に気づいた突撃歩兵達が、殺気立った様子で吠えた。
 その間も、頭の中の子ネズミを活性化させ、必死に対抗策を考えた。
 しかし、何も浮かばない。
 その結果、『とにかく、頑張る!』と言う事で、考えが一致した。
「それなら遠慮なく掛かってこい。みんな相手をしてやるから」
 櫟・陽里(スターライダー ヒカリ・f05640)がライ(ハイテクバイク)に乗って、突撃歩兵達に突っ込んでいった。
「真正面から突っ込んでくるとは、イイ度胸をしているじゃないか!」
「……ならば、死ねぇ! これを喰らって、塵になれぇぇぇぇぇぇ!」
 突撃歩兵達が対人柄付手榴弾を構え、次々と放り投げた。
「……!」
 それと同時に、陽里が爆発の中をライで突っ切り、突撃歩兵達に突っ込んで、吹き飛ばしていった。
「みんなで一緒に頑張りましょうね」
 その流れに乗るようにして、メイリン・コスモロード(飛竜の鉾・f13235)が竜槍【シリウス】を構え、攻撃を仕掛けるタイミングを窺った。
「とにかく、こいつ等だけでも足止めするぞ!」
「でも、これって罠なんだろ!? だったら、意味がないんじゃあ……」
「そんな事を考えている場合じゃねえだろ! とにかく、倒せ! やっちまえ!」
 その事に危機感を覚えた突撃歩兵達が、殺気立った様子で銃剣を構えた。
「それなら、ウチも行かせてもらおうかな」
 その事に気づいた鳩麦・灰色(音振おおかみ・f04170)が地形を利用し、ダッシュとクライミングで距離を縮め、お手製の音波振動鉄パイプを振り下ろし、衝撃波で突撃歩兵達を吹き飛ばした。
「俺達は負けない!」
「……俺達は怯まない!」
「俺達は……無敵だァァァ!」
 突撃歩兵達が傷ついた身体を庇いながら、拳を振り上げ、猟兵達に襲い掛かった。
 その気迫だけであれば、象も倒せるレベル。
 だが、所詮は、素手。
 拳で語ったところで、猟兵達を倒す事など出来なかった。
「いいか、お前等、拳に力を込めろ!」
「俺達は無敵っ! 負け知らずだああああああああああ!」
 それでも、突撃歩兵達は、諦めなかった。
 自らの拳に必ず勝つと願いを込め、再び殴りかかってきた。
「掻い潜る、"三番"!」
 すぐさま、灰色が【避音 "三番"(ヒオンサンバン)】を発動させ、お手製の音波振動鉄パイプで音の波を出し、突撃歩兵達の攻撃を把握して、次々と避けていった。
「う、嘘だろ!?」
「い、いや、まだだ! 今度はスコップだ!」
「いくぞ、お前等! 俺達の本気を見せてやれ!」
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
 突撃歩兵達が速攻で気持ちを切り替え、塹壕スコップを構えて、一斉に突っ込んでいった。
 おそらく、一般人であれば、当たっただけで、即死レベル。
 それほど、塹壕スコップは凶悪で、禍々しかった。
「そんな攻撃じゃ、当たらないけどね」
 その事に気づいた朱鞠が【柳風歩(リュウフウホ)】を発動させ、わずかに起こる衣擦れの風から、突撃歩兵達の攻撃を予想し、華麗に回避していった。
「う、嘘だろ!?」
「驚いている場合じゃないだろ! みんな、気合を入れろ! いまこそ、突撃魂を見せる時だ!」
 突撃歩兵達が再び塹壕スコップを構え、自分自身に気合を入れた。
「ひっさーつ!」
 それに合わせて、緋色が【セミオートバースト】で連射を抑え、命中重視にしたガトリングで、突撃歩兵に属性弾を撃ち込んだ。
「うぐぐ……、こんなところで退く訳には……」
 その一撃を喰らった突撃歩兵が火炎瓶を振り上げ、崩れ落ちるようにして力尽きた。
 次の瞬間、突撃歩兵の身体が燃え上がり、肉の焼けるニオイが辺りに漂った。
「うわあああ!」
「は、離れろ……!」
 それを目の当たりにした突撃歩兵達が、腰を抜かす勢いで後退した。
「……竜の力よ、私に宿りなさい!」
 それと同時に、メイリンが【飛竜の顎(ドラゴニック・ファング)】で、利き腕を鋭利な牙を持つ飛竜の頭部に変形させ、噛みつき攻撃で突撃歩兵達の生命力を奪い取った。
「く、来るなっ!」
 突撃歩兵達が青ざめた表情を浮かべながら、塹壕スコップによる斬撃を繰り出した。
 しかし、メイリンの猛進を止める事が出来ず、突撃歩兵達の恐怖心ばかりが膨らんでいった。
「華麗なターン、魅せてやるぜ!」
 そこに追い打ちをかけるようにして、陽里が【ブラック・ドーナツ】を発動させ、ライに乗ったまま、ドーナツターンを繰り出し、突撃歩兵達を蹴散らしていった。
「あの乗り物を破壊しろ!」
「……粉微塵だ! 二度と復活できなくしてやるぜ!」
「みんな、燃えろ! 燃えてしまえ!」
 突撃歩兵達が傷ついた身体で、荒々しく息を吐き捨て、半ばヤケになりながら、火炎瓶を次々と放り投げた。
 それが次々と弾け飛び、巨大な炎が猟兵達に襲い掛かった。
「だったら、近づかなければいいだけ」
 即座に、シフィルが【ブレイブソード】を発動させ、聖剣エデンから光の斬撃を放ち、突撃歩兵達を蹴散らした。
「お、覚えていろよっ!」
 それを目の当たりにした突撃歩兵達が、脱兎の如く逃げ出そうとした。
「まさか、私達から逃げる気? そんなの、許さない!」
 杏梨が【デュエリスト・ロウ】で、突撃歩兵に手袋を命中させた。
「に、逃げる訳がないだろ!」
「そもそも、お前達の許可なんていらないだろ!」
 それと同時に、手袋を投げつけられた突撃歩兵が、杏梨に許可なく逃げようとして、大ダメージを受けた。
「それじゃ……行くよっ!」
 エジィルビーナが【星霊グランスティード】を召喚し、人馬一体状態になって、電光を走らせながら、紅玉(盾槍)で突撃歩兵の身体を貫いた。
 それに合わせて、猟兵達が次々と攻撃を仕掛け、突撃歩兵達を蹴散らしていった。


 一方、その頃。
「……そこまで、だ!」
「此処から先に進むのであれば、我等を倒してからにしてもらおうか!」
 要塞の奥を目指して突き進んでいた猟兵達の行く手を阻んだのは、突撃歩兵達であった。
 突撃歩兵達は火炎瓶を一斉に火炎瓶を放り投げ、一瞬にして辺りを火の海に変えた。
 それが荒れ狂うようにして燃え上がり、猟兵達に襲い掛かった。
「……って、みんな凄いヤル気なんだけど……!」
 すぐさま、パルピ・ペルポル(見た目詐欺が否定できない・f06499)が飛び上がり、突撃歩兵達のまわりを飛び回った。
「俺達に任せろ!」
 それを邪魔するようにして、砲兵隊が支援砲撃を仕掛け、パルピを撃ち落とそうとした。
「……って狙い撃ち!? 本当に乱暴な人達なんだから……!」
 パルピが第六感を駆使して、砲兵隊が支援砲撃を避け、少しずつ生命力を吸収していった。
「うぐ、力が……」
「そんなの、ただの気のせいだ! 俺達の突撃魂は、そんなモンじゃないだろ!」
 突撃歩兵達が逆ギレ気味に、吠えまくった。
「本当に血の気が多いようやな」
 杼糸・絡新婦(繰るモノ・f01494)が、深い溜息を洩らした。
「当たり前だ!」
「俺達には使命があるっ! 果たすべき役目がある!」
「だから折れない。絶対に……な! 例え、この身が滅びようとも、ここを守る!」
 突撃歩兵達が前のめりになりながら、自分達の意志が鋼よりも固い事を示した。
「みんな、落ち着きなさい。カネなら、ありますわよ~!」
 クロエ・ボーヴォワール(ボーヴォワール財閥総裁令嬢・f35113)がカネにモノを言わせ、突撃歩兵達の心をグラつかせた。
「う、うぐっ!」
「そ、そんな事で、我らの心が……」
「……で、いくら、くれるのだ? ま、まあ、聞くだけだが……」
「……って、オイ! まさか、俺達を裏切る気か!? 俺達の突撃魂は、そんなモンじゃねぇだろ!」
 突撃歩兵達が頭の中で、金持ちになっている自分を想像しながら、ブンブンと激しく首を横に振った。
 危うく金の誘惑に負けそうになったが、猟兵達と戦う事を決めた時点で、命を捨てる覚悟が出来ていた。
 それでも、金の誘惑に屈していないと言えば……、嘘になった。
「ひょっとして、迷っているのですの?」
 イリスフィーナ・シェフィールド(相互扶助のスーパーヒロイン・f39772)が、気まずい様子で汗を流した。
「いや、迷ってなどいない」
「そ、そうだ。多少の金で揺らぐほど、俺の心はヤワじゃない!」
 突撃歩兵達が激しく動揺した様子で、しどろもどろになった。
「それなら、その悩みを断ち切って差し上げますわ」
 納花・ピンチン(ブギーモンスターの勇者・f31878)がノリノリな様子で、勇者の剣を素振りし始めた。
「ちょっと待て。お前……殺す気満々じゃねえか! 悩みどころか、命まで断ち切る気だな?」
 突撃歩兵のひとりが、警戒した様子で後退した。
「そんな訳……ありませんわ♪」
 ピンチンが意味深な間を開けつつ、勇者の剣をシャコシャコと研ぎ始めた。
 それだけで、突撃歩兵達はすべてを察したのか、嫌な汗が止まらなくなっていた。
「きっと、嫌な事も忘れて、安らかに眠れるのですよ」
 ミスティ・ストレルカ(白羽に願う・f10486)が色々と察した様子で、なむなむと両手を合わせた。
「「「……って、やっぱりヤル気満々じゃねーか!」」」
 突撃歩兵達がすべてを悟った様子で、一斉にツッコミを入れた。
 薄々気づいていたようだが、ミスティの言葉でハッキリと確信したようである。
「バレたんだったら、仕方がないよね」
 アウル・トールフォレスト(高き森の怪物・f16860)が、突撃歩兵達の前に陣取った。
「やはり、そうか。だが、覚悟は出来ている!」
「お前達を倒して、任務を果たすと言う覚悟が、な!」
 突撃歩兵達が着剣した騎兵銃を構え、猟兵達に突っ込んでいった。
「それでは、皆さん、頑張りましょう。みんなで力を合わせれば、絶対に負ける事はありません!」
 スフィア・レディアード(魔封騎士・f15947)が仲間達に声を掛け、自分自身に気合を入れた。
「ククククク、この状況で、笑わせてくれる!」
「我等は、突撃歩兵達の中でも精鋭揃い! 他の奴等と一緒にするな!」
 突撃歩兵達が着剣した騎兵銃を撃ちながら、銃剣突撃を繰り出した。
 それに合わせて、砲兵隊が支援砲撃を仕掛け、猟兵達の行動を阻害した。
「溢れる勇気っ、ゴルディオン・オーラですわっ」
 次の瞬間、イリスフィーナが【ゴルディオン・オーラ】で、全身を黄金のオーラで覆い、意志の力で戦闘力を増強させた後、炎の海を突っ切り、突撃歩兵達に迫っていった。
「黄金のオーラなど、俺達の炎で燃やし尽くしてくれるっ!」
 突撃歩兵達が雄叫びを響かせ、次々と火炎瓶を放り投げた。
 それと同時に、炎の勢いが、さらに増していき、熱くて近づく事が出来なくなった。
「変身! なんつって」
 絡新婦が【变化の術(ヘンゲノジュツ)】を発動させ、0.05秒で黄昏(羽織)に着替え、からくり人形:サイギョウを操り、突撃歩兵達に攻撃を仕掛けていった。
「つ、強い!」
「気にするな! 俺達の方が、もっと強い!」
「そうだ。俺達は強すぎるほど、強……ぎゃあああ!」
 それでも怯む事なく、突撃歩兵達が特攻を仕掛け、次々と返り討ちに遭った。
「トリさん、ゴーなのですっ」
 続いて、ミスティが【這い寄る!ニワ子さん(ハイヨル・ニワコサン)】を発動させ、にわとりの姿の精霊(デフォルメ調)を召喚し、突撃歩兵達に突っ込ませた。
「……く、来るぞ!」
「ならば迎え撃つだけだ!」
 突撃歩兵達が覚悟を決めた様子で、塹壕スコップを振り回した。
 だが、にわとりの姿の精霊を足止めする事は出来ず、次々と弾き飛ばされていった。
「大きければイイってものでもないのよ」
 その間に、パルピが【小さき故の利点(チイサイカラッテナメルナトアレホド)】を発動させ、命中率・回避率・ダメージを3倍にアップさせた後、古竜の骨のマン・ゴーシュで突撃歩兵達の攻撃を受け流しつつ注意を引いた。
「こ、小賢しいヤツめ!」
「おい、こら! 動くな! 大人しくしていろ!」
 突撃歩兵達が騎兵銃で狙いを定め、パルピを撃ち落とそうとした。
 だが、パルピが突撃歩兵達の攻撃をすべて見切ったため、いくら頑張っても撃ち落とす事が出来なかった。
「ボーヴォワール、ボーヴォワール、ボーヴォワール! おお、ボーヴォワール・マギテック!」
 そんな中、クロエが【ボーヴォワール蒸気魔法技術社歌独唱(シャンタン・アンセム)】自社の社歌を歌い、傷ついた仲間達を治療した。
「な、なんだ、この歌は……」
「ま、まさか……社歌か? 社歌……なのか!?」
「だが、なんで、社歌? 呪術的なモノか? それとも……」
「み、見ろ! アイツ等の傷が……みるみるうちに……やべぇ!」
 それを目の当たりにした突撃歩兵達が、警戒心をあらわにした。
「いい声で鳴いてな~!」
 ピンチンが【めっさ・こちょばい(トルソ・キラー)】を発動させ、突撃歩兵に四肢と首の付け根を囲む点線を付与した。
 次の瞬間、周囲の万物が点線目掛けて迫っていき、突撃歩兵をコチョコチョとくすぐり始めた。
「ぎゃははははははははははははははははははははははははははははは!」
 それは突撃歩兵にとって、地獄の一時。
 一番笑えない状況で笑っているため、腹筋だけでなく、心も壊れかけていた。
「も、もう無理だ! 俺は逃げる!」
 突撃歩兵のひとりが戦意を喪失させ、脱兎のごとく逃げ出した。
「逃げられないんだから」
 即座に、アウルが【打刻・弱肉証明(ノーエスケープ・マーキング)】を発動させ、突撃歩兵に『獲物の刻印』を付与し、継続してダメージを与えた。
「だ、駄目か……」
 その痛みに耐えきれず、突撃歩兵が血反吐を吐いて倒れ込んだ。
「……出でよ、戦いに往く騎士達よ、果敢に立ち向かい道を切り開け!」
 それと同時に、スフィアが【霊騎士の猛撃(レイキシノモウゲキ)】を発動させ、小型の戦闘用騎士の亡霊を675体召喚し、突撃歩兵達に攻撃を仕掛けていった。
「ひ、怯むなっ! この程度で、俺達の突撃魂が潰える事はない!」
 突撃歩兵達が再びぶっ放し、猟兵達に攻撃を仕掛けていった。
 だが、戦闘用騎士の亡霊が雪崩の如く迫ってきたため、身を守る事さえ出来ず、悲鳴を上げて力尽きていった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​




第2章 集団戦 『オブリビオン戦車隊』

POW   :    タンクキャノン
【戦車砲】が命中した箇所を破壊する。敵が体勢を崩していれば、より致命的な箇所に命中する。
SPD   :    超大国の改造成果
自身の【車体】を【長距離砲撃形態】に変形する。変形中は攻撃力・射程が3倍、移動力は0になる。
WIZ   :    タンクデサント
X体の【随伴歩兵】を召喚する。召喚された個体の能力値・戦闘力・技能は自身のX分の1。

イラスト:aQご飯

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天日・叶恵(サポート)
私なりの、お狐さまの矜持としてささやかなお願いがあればついでで積極的に叶えたいです
例えば、探しものを見つけたり、忘れ物をこっそり届けたり、道をこっそり綺麗にしたり、といったものです
それ以外では、オブリビオン退治に必要であればできるだけ違法ではない範囲でお手伝いしたいと思いまーす

戦闘については、昔は銀誓館学園で能力者として戦っていたので心得はありますー
補助や妨害といった動きが得意ですねぇ
あとは、白燐蟲へ力を与えて体当たりしてもらったり…術扇で妖力を込めたマヒ効果の衝撃波を出したり、でしょうか?

他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも公序良俗に反する行為はしません。


アウル・トールフォレスト(サポート)
(基本好きにお任せします)
「今日はどんなところに行けるのかな?」

楽観的で感情豊か、夢見る乙女な性格の少女
年相応に無邪気であり、根本が人でない故に残酷

神出鬼没に出現し、気まぐれに歩き回り、楽しげに爪を振るう
猟兵の役割は理解し依頼も一応遵守しようとするが、それはそれとして楽しそう、面白そうで物事を判断し、それを優先して行動する

バイオモンスターの特徴として、肉体は植物の性質を持つ

戦闘では怪力の発揮や身体の巨大化、鋭い爪での引き裂き、捕食等の野性味溢れる攻撃スタイル
理力の扱いも得意で、体表で自生する蔓や苔植物を操り、防御や隠密に罠等サポートも行わせる


禍沼・黒絵(サポート)
『クロエと遊んでくれる?』
 人間の人形遣い×ビーストマスター、13歳の女の子です。
 普段の口調は「無感情(自分の愛称、アナタ、ね、よ、なの、かしら?)」、独り言は「ちょっと病んでる(自分の愛称、アナタ、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

一人称はクロエ、人からクロエと呼ばれると喜ぶ。
ちょっと暗い感じの無表情なキャラ
武器は装備している物を自由に使って構いません。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


桜井・乃愛(サポート)
 桜の精のパーラーメイド×咎人殺しの女の子です。
 普段の口調は「元気(私、~さん、だ、だね、だろう、だよね?)」、偉い人には「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格は明るく天真爛漫で、少し天然ボケな感じの少女。
一番好きな花は桜で、その他の植物も好き。
強敵にも怖気づく事は少なく、果敢に挑む。
人と話す事も好きなので、アドリブ歓迎。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


ティエル・ティエリエル(サポート)
◆キャラ特徴
ボクっ娘で天真爛漫、お転婆なフェアリーのお姫様です。
王家に伝わる細身のレイピアを使った空中からのヒット&アウェイで戦うのが得意な女の子です。
・冒険大好きお姫様
・珍しいものにも興味津々
・ノブレス・オブリージュの精神で弱者を放っておけないよ
・ドヤ顔がよく似合う
・困ったら動物さんに協力を!

◆戦闘方法
・背中の翅で羽ばたいて「空中戦」や「空中浮遊」で空から攻撃するよ
・レイピアに風を纏わせて「属性攻撃」でチクチクするよ
・対空攻撃が激しそうなら【ライオンライド】
・レイピアでの攻撃が効かない敵には【お姫様ビーム】でどかーんと攻撃


納花・ピンチン(サポート)
ブギーモンスターの勇者×殺人鬼
布を被ってから9年が経ちましたわ
普段はお嬢様口調で、時々関西弁がちょこっと
……って、勉強中なんですわ!

あくまでお仕置きをしに来ているから
あまり殺伐とした戦い方はしませんわ
武器も直前で刃を返して叩いたり
その光景はギャグになることが多いですわ

商人街出身、お話しや交渉なんかも好きです
小さなスイーツや飴ちゃんを渡して一緒に食べると
色々話してくれるんですわ

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し
多少の怪我は厭わず積極的に行動します
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
また例え依頼の成功の為でも
公序良俗に反する行動はしません

あとはおまかせ
ほないっちょ、よろしくおねがいします


陰日向・千明(サポート)
「異世界のスマホってのは、こうやって使うンスよォ……!!」
◆口調
・一人称は「うち」、二人称は「あんた」、くだけた敬語をつかう
◆性質・特技
・マイペースで合理主義
・雨女
◆行動傾向
・特権階級者の車に轢かれ、事故を揉み消された恨みから黄泉返った女子高生。地元を鎮守する竜神の力を借りて受肉している
・他人より自己の利益を優先し、その世界の秩序や慣習にとらわれない傾向にあるが、なんだかんだで弱者は放っておけない
・神器化したスマホで霊界通信サービス「天孫(あまそん)」にさまざまな道具を注文して、あらゆる苦難を乗り越える
・死への恐怖心がなく、傷ついてもなお前進する様相はまさしく屍鬼
・切り札は誤発注したキャバリア


六島・風音(サポート)
ガレオノイドのスターライダーです。
スピードなら誰にも負けません。

基本的に人の話を聞かず、スピード勝負に持ち込みます。
そんなことより駆けっこです。
普通に駆けるか、天使核ロケットエンジン搭載の宇宙バイクで駆けるか、ガレオン船形態で駆けるかは状況によります。

ユーベルコードは使えそうなものはどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。

あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


アイクル・エフジェイコペン(サポート)
猫っぽい舌足らず口調にゃ。こんにゃ感じで、末尾だけじゃにゃくて途中にも入れてほしいにゃ。めんどいならなくてもいいけど。
ちなみに機嫌悪い時は「に゛ゃ」って濁点入る感じにゃ。

正直状況とかよくわかってにゃいけどなんとなく気に入らない顔してるからぶっ殺すに゛ゃ。
パワーイズジャスティス。真正面から行っておもいっきり攻撃するのみにゃ。ユーベルコードは何使ってもいいにゃ。

基本はむちゃくちゃ猫かぶってかわいい子演じてるものだから、なるべくスマートに『せーとーはなれでぃー』的な感じで戦おうとするけど、むちゃくちゃ怒ったら地が出てむちゃくちゃ口が悪くなる。
「ぶっ殺おおおおおおす!●ぁぁぁぁぁぁっく!!」


ロラン・ヒュッテンブレナー(サポート)
※絡みアドリブOK
※感情が尻尾や耳によく表れる
※人見知りだが【優しい】性格で育ちのいいお坊ちゃま
※戦闘時は魔術器官と電脳空間の演算力を用いて知略で戦う
※「ぼく」「~なの」「~さん

体のあちこちにつけた魔道具の回路を起動し(【高速詠唱】)、
狼の嗅覚聴覚視覚(【聞き耳】【暗視】)を駆使した【情報収集】と、電脳空間からの【ハッキング】で敵戦力を分析(【学習力】)

適切な魔術(UC)を組み合わせたり【乱れ撃ち】する
防御は【結界術】で作る【オーラ防御】壁や、
小柄な体系と狼の機動力(【ダッシュ】【残像】)を使う

仲間を守り、敵には【勇気】をもって容赦ない作戦・攻撃を行う(【全力魔法】)




「どうやら、俺達の出番みたいだなっ!」
「この時を待っていたぜ! お前達を、この手で殺す日を、な!」
 要塞の奥に陣取っていたのは、オブリビオン戦車隊であった。
 オブリビオン戦車隊は、猟兵達を待ち構えていたらしく、みんなヤル気に満ち溢れているようだった。
「そう簡単に、私達を殺す事が出来ると思ったら、大間違いですよ」
 天日・叶恵(小さな神社のお狐様・f35376)が、オブリビオン戦車隊の前に陣取った。
「それは、どうかな?」
「俺達は今まで戦ってきた奴等とは違うからな!」
「だから、俺達が負ける事はない。……絶対に、な!」
 オブリビオン戦車隊が、自信に満ちた表情を浮かべ、キッパリと言い放った。
「わたしだって、負けないよ」
 それに対抗するようにして、アウル・トールフォレスト(高き森の怪物・f16860)が、えっへんと胸を張った。
「その言葉……、後悔するぞ」
「……我等は強い。ケタ外れに、な」
 オブリビオン戦車隊が、猟兵達のまわりを囲んだ。
 そこには何の根拠もなかったが、自信だけなら誰にも負けていなかった。
「だったら、クロエと遊んでくれる?」
 そんな中、禍沼・黒絵(災禍の輩・f19241)が、オブリビオン戦車隊に問いかけた。
「ああ、もちろん」
「ただし、俺達の遊びはハンパねぇぞ?」
「命を捨てる覚悟があるなら……遊んでやるよ!」
 オブリビオン戦車隊が、ゲスな笑みを浮かべた。
「だったら、遊ぼう。とりあえず、壊せばいいんだよね?」
 桜井・乃愛(桜花剣舞・f23024)が緋桜の宝槍を構え、オブリビオン戦車隊に攻撃を仕掛けていった。
「い、いや、ちょっと待て!」
「こっちにも準備ってモノが……」
「ぎゃああああああああああああ!」
 オブリビオン戦車隊が動揺した様子で、自分の身を守ったが、その抵抗虚しく爆散した。
「大丈夫、こっちの準備は出来ているから」
 そこに追い打ちをかけるようにして、ティエル・ティエリエル(おてんば妖精姫・f01244)が、オブリビオン戦車隊のまわりを飛び回った。
「いや、こっちの準備が……!」
「構わん、撃って、撃って、撃ちまくるんだ!」
「そ、そんな事を言っても、当たらねーんだって! 的が小さすぎる!」
 オブリビオン戦車隊がパニックに陥った様子で、半ばヤケになりつつ砲撃を開始した。
 だが、当たらない。
 パニックの陥っているせいで、余計に攻撃が当たらなかった。
「呪われた魔術の極意、見せてあげるの」
 それに合わせて、黒絵が【呪われた天災の悲劇(カースド・テンペスト)】で炎の竜巻を発生させ、オブリビオン戦車隊を巻き込んで爆散させた。
「う、嘘だろ!?」
「あんなモノに巻き込まれたら……」
「ぎゃあああああああああああああああ!」
 その事に危機感を覚えたオブリビオン戦車隊が、ジリジリと後退していった。
「さぁ、皆の力を私に貸してね。皆さんに素敵な武器を貸し与えるよ!」
 続いて、乃愛が【総員出撃(ソウインシュツゲキ)】で演説を行い、軽機関銃と魔法が込められた投擲用魔石を与えた。
 その武器を使って仲間達がオブリビオン戦車隊に攻撃を仕掛け、戦車だけでなく歩兵達も蹴散らしていった。
「すみません、目眩ましをさせてもらいますー」
 そんな中、叶恵が【白燐の嵐(ビャクリンノアラシ)】を発動させ、白燐蟲の群れを放った。
 次の瞬間、白燐蟲の群れがオブリビオン戦車隊に襲い掛かり、視覚と聴覚を奪い取った。
「め、目が……」
「な、何も聞こえん! 何も見えん!」
「畜生っ! コイツ等が原因か! 邪魔だ! 退け、退け!」
 オブリビオン戦車隊がパニックに陥り、白燐蟲の群れを振り払った。
 それでも、白燐蟲の群れが纏わりつき、オブリビオン戦車隊の行動を阻害した。
「頑丈に見えるけど、意外と脆いんだね、これ」
 その流れに乗るようにして、ティエルが【スカイステッパー】を発動させ、風鳴りのレイピアでチクチクと突き刺し、戦車を次々と爆破していった。
「う、嘘だろ!?」
「ピンポイントに急所を狙っているのか!?」
「つーか、何ボサッとしているんだよ! とにかく、撃て、撃て、撃てぇ!」
 オブリビオン戦車隊が殺気立った様子で、長距離砲撃を開始した。
 しかし、ティエルがいるのは、オブリビオン戦車隊の前。
 いくら長距離砲撃を仕掛けたところで、当たる訳がなかった。
「行って暴れて! エンキドゥ!」
 それと同時に、アウルが【蛮戦技巧・射突裂槍(オウガバトル・ペネトレイトランス)】を発動させ、エンキドゥが変化した光の槍を放って、オブリビオン戦車隊を爆殺した。
「き、気をつけろ! 迂闊に近づくと死ぬぞ!」
 オブリビオン戦車隊が、警戒した様子で間合いを取った。
 まさか、ここまで強いと思っていなかったのか、必要以上に距離を取った。
 そこでオブリビオン戦車隊は理解した。
 猟兵達が思っていたよりも強く、危険な相手である事を……。


「だ、大丈夫か、助けに来たぞ!」
「俺達に任せろ! みんな纏めて蹴散らしてやる!」
 そんな中、オブリビオン戦車隊の増援が次々と現れ、猟兵達の邪魔をするようにして砲撃を開始した。
 だが、先程まで猟兵達と戦っていたオブリビオン戦車隊は、壊滅状態。
 助けに行くのが、遅すぎた。
 それでも、仲間達の無念を晴らすため、全力を出しているようだった。
「そう簡単に倒せると思ったら、大間違いだからね。嘘だと思うんだったら、試してみるといいよ。単なるハッタリじゃない事が、よく分かると思うから……」
 ロラン・ヒュッテンブレナー(人狼の電脳魔術士・f04258)が残像を繰り出しながら、ダッシュで間合いを詰めていった。
「ま、幻だと!?」
「まさか、本当に強いのか!」
「お、落ち着け! こんなの見掛け倒しだ!」
 オブリビオン戦車隊が動揺した様子で、ロランを狙い撃った。
 だが、命中したのは、すべて残像。
 その事を理解した時には、既に別の場所に移動しているため、ロランを捉える事が出来なかった。
「……と言うか、巻き添えを喰らっているあたしの気持ちも考えるにゃ!」
 アイクル・エフジェイコペン(クロスオーバー三代目・f36327)が涙目になりながら、爆発から逃げるようにして物陰に隠れた。
「なんか……スマン」
「つい夢中になって……」
 オブリビオン戦車隊が、反射的に謝った。
「いや、みんな落ち着け! 謝る必要なんてないだろ。……アイツは敵だ!」
 指揮官っぽい男が、仲間達にツッコミを入れた。
「……確かに!」
「俺達を騙したなっ!」
 その考えで気持ちが一致したのか、アイクルに集中砲火を浴びせてきた。
「……って、どうして、そうなるにゃあああ!」
 アイクルが再び集中砲火を喰らい、全力ダッシュで逃げ出した。
「いやいやいや、だからと言って、こっちに来られても、困るッスよ。ちょ、ちょ!」
 陰日向・千明(きさらぎ市の悪霊・f35116)も負の連鎖に巻き込まれ、アイクルと一緒に逃げ出した。
 だが、オブリビオン戦車隊は、ヤル気満々。
 とにかく、仕留める事が、我等の役目と言わんばかりに容赦がなかった。
「ハッハッハッハッ! 逃げろ、逃げろ、逃げろ! 必死に逃げないと、すぐに死ぬぞおおお!」
 オブリビオン戦車隊がノリノリな様子で、戦車砲をぶっ放した。
「逃げればいいんですね? それなら、全速力で行きますよ!」
 その流れに乗るようにして、六島・風音(スピードなら誰にも負けません・f34152)が全速力で走り出した。
「は、速ぇ!」
「こ、これじゃ、狙いが定まらねぇ!」
 オブリビオン戦車隊が信じられない様子で、風音を目で追った。
 しかし、オブリビオン戦車隊の予想を上回るスピードで、砲弾の雨を避けていった。
「それにしても、随分と油断していませんか? アタシは、ここにいますわよ?」
 そんな中、納花・ピンチン(ブギーモンスターの勇者・f31878)が、オブリビオン戦車隊の背後に立った。
「「「「「い、い、いつの間にぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」」」」」
 オブリビオン戦車隊がビクッと身体を震わせ、一斉にピンチンをガン見した。
 完全に油断をしていたのか、ピンチンが背後で勇者の剣を素振りしていても、まったく気づかなかったようである。
「と、とにかく、撃て、撃て、撃てぇ!」
 指揮官っぽい男が悲鳴にも似た叫び声を響かせ、部下達に指示を出した。
 その指示に従って、部下達が慌てた様子で、砲撃を開始した。
「かけっこしたいんですか? 負けませんよ?」
 それに合わせて、風音が【かけっこ(カケッコ)】を発動させ、オブリビオン戦車隊の間を駆け抜けた。
「撃て、撃て、撃てぇ!」
 その事に苛立ちを覚えた兵士達が、マシンガンを乱射したものの、風音に傷ひとつつける事が出来なかった。
「頭部・腕部格納。各種抵抗相殺術式、および、魔術回路励起。オペレーション・スタート」
 その間に、ロランが機械音声の様に呟きながら、【アルターギア・フルブースト】を発動させ、高速飛行形態のアルターギアに搭乗したまま、様々な魔術を放って、オブリビオン戦車隊を爆破していった。
「ひ、怯むな! 力を合わせて戦えば、必ず勝てる……!」
 オブリビオン戦車隊が長距離砲撃形態に変形し、何かに取りつかれた様子で、砲撃を開始した。
 次の瞬間、大量の砲弾が雨の如く降り注ぎ、床を抉るようにして爆発していった。
「あー、また降られちゃったかー。いっつもこれだよ、まったく……」
 そんな中、千明がブツブツと愚痴をこぼしながら、【カゲヒナタさまの加護(カゲヒナタ・フロント)】で、竜神が発動者達を保護するべく雷雨を発生させ、運気を奪う呪詛が込められた紫色の雷でオブリビオン戦車隊を攻撃しつつ、癒し効果のあるやたら粘性の高い雨で仲間達の傷を癒した。
「ま、まさか、意思があるのか、この雷……」
「に、逃げろ、逃げろ、とにかく、逃げろ!」
「む、む、無理だあああああああああああ!」
 即座に、オブリビオン戦車隊が逃げ道を探したものの、効果範囲は戦場全体。
 何処に逃げても、雷を喰らって、運気が奪われていった。
「ぶっ殺おおおおおおす!」
 それに合わせて、アイクルが【グラウンドクラッシャー】を発動させ、バトルアックスを振り下ろし、近くにあった戦車を破壊した。
 次の瞬間、戦車が爆音を響かせて弾け飛び、大量の破片が辺りに飛び散った。
「負けて……たまるかァ!」
 その事に危機感を覚えたオブリビオン戦車隊が、狂ったように戦車砲をぶっ放した。
「そんな事をしても無駄ですわ。それでは、皆さん……覚悟してくださいね」
 それと同時に、ピンチンが【ブレイブソード】を発動させ、勇者の剣から光の斬撃を放ち、オブリビオン戦車隊を一掃した。
 そして、猟兵達は覚悟を決めた様子で、要塞の最深部に足を踏み入れた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​




第3章 ボス戦 『モデル・ブラッククイーン』

POW   :    ブラッククイーンビーム
【腕部のオーブから放たれる破壊光線 】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD   :    モード・スピードクイーン
【高笑いをするようなポーズを取る 】事で【軽量フレームを活かした高速戦闘モード】に変身し、スピードと反応速度が爆発的に増大する。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
WIZ   :    全てを従わせるクイーンの威光
自身の【オブリビオンマシン】から【自信の圧倒的カリスマ】を放出し、戦場内全ての【発動者に対する反抗心】を無力化する。ただし1日にレベル秒以上使用すると死ぬ。

イラスト:8mix

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クロエ・ボーヴォワール(サポート)
「カネならありますわよ~!」
◆口調
・一人称はわたくし、二人称はあなた様。典型的なお嬢様風
◆性質・特技
・好奇心旺盛にして仕事熱心
・実はゲテモノ料理好き
◆行動傾向
・ボーヴォワール社の持て余した圧倒的カネの力にモノを言わせ、万事解決を目指す
・法すらカネで買い取る自由奔放すぎる性格であるが、ノブレスオブリージュの精神に則り他者の為ならば才と財を惜しまない(混沌/善)
・猟兵としての活動は異世界を股にかけたボーヴォワール社の販路開拓と考えており隙あらば自社製品を宣伝し、「実演販売」に抜かりはない
・教養として体得したシンフォニアとしての技術をビジネス話術にも応用する
・細かい仕事は老執事セバスチャンに一任


カツミ・イセ(サポート)
「僕の神様は言ったよ。郷に入りては郷に従えと」
「僕に出来ることだからね」

神様に作られたミレナリィドール、勝ち気で大人びた僕娘。イメージは水。
口癖が「僕の神様は言ったよ」
『偽装皮膚』の影響で、球体関節が普通の関節に見えるよ。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用。加護で治るから、大怪我しようと厭わず積極的に行動するよ。
遠距離は『水流燕刃刀』を伸ばすよ。
近接戦では『偽装皮膚』を水のような刃にして、咄嗟の一撃を放つことがあるよ。このときは球体関節が見えるんだ。

他の猟兵に迷惑をかける行為はしないよ。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしないんだ。
あとはおまかせするから、よろしくね!


趙・吉利(サポート)
同上。
適宜、ユーベルコードを使い、ボスを追い詰めます。

冷静に行動するように心がけますが、雀鬼の血が騒いで、たまに賭けに出るような行動を取る事もあります。




「まさか、こんなに早く来るなんて……。まだ、お化粧の途中なのに……。本当に頭にくる! そんな空気の読めない人達は、アタシが纏めて倒してアゲル! みんな、覚悟しておく事ね。アタシはケタ外れに強いから……!」
 要塞の指揮官であるモデル・ブラッククイーンが上から目線で猟兵達を見下ろし、大袈裟にフンと鼻を鳴らした。
 既に勝ったつもりでいるのか、猟兵達をザコ扱いしていた。
「今なら、まだ間に合いますわ。……降伏しなさい。金なら、ありますわよっ!」
 その視線に気づいたクロエ・ボーヴォワール(ボーヴォワール財閥総裁令嬢・f35113)が、さらに上から目線でマウントを取りつつ、金をドンドン積んでいった。
「随分と馬鹿にされたモノねぇ、本当に……。そんなモノで心が揺らぐほど、アタシが安いオンナだと思われていたなんて……と言うか、まだ積むの!? そんな事で揺らぐほど、アタシは……アタシは……!」
 モデル・ブラッククイーンが動揺した様子で、金の山から視線を逸らした。
 だが、金の誘惑に負けそうになっているのか、何度かチラ見。
 心の中で、天使と悪魔が戦っているらしく、脂汗が流れまくっていた。
「僕の神様は言ったよ。言葉にしなくても、態度に出るって」
 カツミ・イセ(神の子機たる人形・f31368)が、モデル・ブラッククイーンに視線を送った。
「それじゃ、まるでアタシが貧乏人みたいじゃない! お、お金なんて、いらないから!」
 モデル・ブラッククイーンがムッとした様子で、カツミの言葉を否定した。
 しかし、実際には喉から手が出るほど、金が欲しかった。
 それでも、本音を口にすれば恥を掻くため、嘘をつくしか出来ないようだ。
「まあ、いい。どうせ倒してしまうのだから……」
 趙・吉利(人間のウィザード・f35762)が、モデル・ブラッククイーンに冷たい視線を送った。
「……アタシを倒す? アハハハハッ! 面白い事を言うのね。最高に受ける冗談だわ。まあ、言うだけなら、自由だものね」
 モデル・ブラッククイーンが、皮肉混じりに呟いた。
「だったら、終わりにしようか」
 すぐさま、吉利が【ウィザード・ミサイル】を発動させ、炎属性の魔法の矢を雨の如く降らせた。
「……ちょ!」
 その事に危機感を覚えたモデル・ブラッククイーンが、逃げるようにして物陰に隠れた。
「えーと、こうして、こう……!」
 その間に、カツミが【綿津見鉄砲(ワダツミデッポウ)】を発動させ、波濤王笏から強い水鉄砲のごとき海水を放ち、モデル・ブラッククイーンにダメージと塩害の状態異常を与えた。
「な、何よ、コレ! 身体が……動か……ない!」
 その攻撃をモロに食らったモデル・ブラッククイーンが、ぎこちなく動きながら、恨めしそうに猟兵達を睨みつけた。
「セバスチャン、後はお分かりですわね……?」
 続いて、クロエが【老執事の冷や水(セバスティアン・オーヴァドライヴ)】を発動させ、老執事セバスチャンを召喚した。
「ええ、もちろん」
 その指示に従って老執事セバスチャンが、モデル・ブラッククイーンに迫り、タンスの角で執拗に左足の小指を攻撃した。
「……って、地味に痛いから! ……と言うか、なんで、左足!?」
 モデル・ブラッククイーンが薄っすらと涙を浮かべ、老執事セバスチャンから逃げていった。
「……」
 だが、老執事セバスチャンの動きに無駄はなく、モデル・ブラッククイーンを追跡しつつ、執拗に左足の小指を狙い続けた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

ムゲン・ワールド
PBWアライアンスでの採用○

 口調はステータスシート参照。ただし、独り言やモノローグは本来の口調でお願いします。

 可愛い系の女の子型の敵との戦闘で使って下さい。(可愛い女の子と関わる日常や冒険でも構いません)
 ちなみに守備範囲は年下か年下に見える子

 女の子(敵含む)相手の場合、バロンマスクは付けずに相対します。
 戦闘になったらつけます。

 基本的に表向き口調での口説きから入ります。
「可愛らしいお嬢さん、戦いなんてやめて踊りませんか?」
 受け入れてもらえたら、UCを発動して仕込み杖を蛇腹剣に変形させてリボンのように使って踊ります。
 相手を疲れさせたり、敵の注意を惹いたり、よしなに使ってください。

 断られた場合も同じくUC行使からの踊りながら攻撃を仕掛けます。
 口調も敵に対する本来の口調に変化

 もし相手が戦闘以外の何かに夢中になっているなら、公序良俗に反さない範囲でそれに乗っかります。

 その他、アイテムやUCは自由に使ってもらって構いません。
 女の子PCとの共闘とかに使ってくれても構いません。




「はあはあ、酷い目に遭ったわ。本当に今日は厄日ね。でも、ここまで来れば、大丈夫。奴等が追ってくる事もない……はず。ない……わよね……」
 モデル・ブラッククイーンが荒々しく息を吐きながら、要塞内の通路を走り回っていた。
 幸い、要塞内のマップは、すべて頭の中にインプットされているため、何とか猟兵達から逃げ延びる事が出来た。
 だが、身体は、ズロボロ。心もボロボロ。
 すべてを失った敗残者の如く、身体をフラつかせ、目が虚ろになっていた。
 それでも、絶対に見つからない場所まで、走り続けようとしていたが、先に身体の方が悲鳴を上げていた。
「可愛らしいお嬢さん、戦いなんてやめて踊りませんか?」
 そんな中、ムゲン・ワールド(愛に生きたナイトメア適合者・f36307)が、モデル・ブラッククイーンに優しく手を差し伸べた。
 これがダンスホールの一角であれば、『あら、まあ』と言いながら頬を染め、ムゲンの手をギュッと握り締めていたかも知れない。
 しかし、ここは戦場。
 その上、危機的状況下で、ハリネズミのようになっているため、ムゲンの言葉を素直に受け止め事が出来なかった。
「そ、そんな事を言って、私を騙すつもりでしょ!? こんな場所に、紳士なんている訳がないんだから! 絶対に信じない! 信じるものかっ! アタシを安く見たら、痛い目を見るわよっ! アタシはブラッククイーン! この要塞の主よ!」
 モデル・ブラッククイーンが、警戒心をあらわにしながら、高笑いをするようなポーズを取って、軽量フレームを活かした高速戦闘モードに変身する事で、スピードと反応速度を爆発的に増大させ、ムゲンに攻撃を仕掛けていった。
「ああ、それは分かっている。分かった上で、声を掛けたんだが……仕方ない」
 ムゲンが少し残念そうにしながら、【メガリス・アクティブ】で、「教会」時代の仕込み杖の効果・威力・射程を3倍に増幅させ、踊るように間合いを詰め、鋭い突きを繰り出した。
「そ、そんな事を言いながら、的確に急所を突いているじゃない」
 その一撃を喰らったモデル・ブラッククイーンが、壁にドスンと叩きつけられ、大量のオイルを吐くのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

出水宮・カガリ(サポート)
ひとが戦ってはいけない。戦うことは、痛いことだ。そういうものを退けて隔てるのが、門の役目だ。

<得意>
守りは得意だ。カガリのある場所が、境界だとも。
盾として、存分に使うといい。

<苦手>
名前は覚えにくくてなぁ。特徴(○○の)で呼ぶぞ。
細かいのと、素早いのもあまり。

<戦闘>
カガリは不動の門だからな、回避はしないぞ。
雑に壊すのは、できなくはないが。

<冒険・日常>
盾を足場にしたり、籠絡の(籠絡の鉄柵)を大きくして乗ったり。
小さいまま飛ばすこともできるぞ。
カガリ自身は、大きいので。隠れることは苦手だが。
じっと見て、誘惑とか。できるようだ。

そんな感じだろうか。
あとはまるっと、おまかせだ。
よろしく、よろしく。


納花・ピンチン(サポート)
ブギーモンスターの勇者×殺人鬼
布を被ってから9年が経ちましたわ
普段はお嬢様口調で、時々関西弁がちょこっと
……って、勉強中なんですわ!

あくまでお仕置きをしに来ているから
あまり殺伐とした戦い方はしませんわ
武器も直前で刃を返して叩いたり
その光景はギャグになることが多いですわ

商人街出身、お話しや交渉なんかも好きです
小さなスイーツや飴ちゃんを渡して一緒に食べると
色々話してくれるんですわ

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し
多少の怪我は厭わず積極的に行動します
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
また例え依頼の成功の為でも
公序良俗に反する行動はしません

あとはおまかせ
ほないっちょ、よろしくおねがいします


フィルバー・セラ(サポート)
【アドリブ連携歓迎】
「さて、きたからにゃやることやるとするか」

○口調
一人称:俺(共通) 二人称:お前さん(敵にはてめえ)
粗野寄りの口調(だ、だぜ、だな、だよな?)
敬語は使わない。

○技能
攻撃面は【砲撃/呪殺弾/誘導弾/斬撃波/属性攻撃】
防御面は【見切り/結界術】
他に使うのは【呪詛/迷彩/多重詠唱】辺りぐらいかね。

○立ち回り
能力値は高いのはPOWとWIZだが、状況に合わせて使えそうなもんを使う。
魔弾を使っての遠距離戦からルーンソードでの近接戦闘でもどっちでも可能だぜ。
支援はどっちかっていうと移動面の支援の方が今のところ多めかね。
状況に応じて他猟兵のサポートにでも何にでも使ってくれや。


メル・メドレイサ(サポート)
時計ウサギのマジックナイト×パーラーメイド、15歳の女です。
普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、演技時は「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。

戦闘スタイルは多種の属性を扱う魔法使い
武器に魔法をかけ戦うこともできます

依頼にちなんだ品を給仕することを好み、味方には有効なもの、敵には嫌がらせ用のものを渡します

あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


御形・菘(サポート)
※語尾に「のじゃ」は不使用
はっはっは、妾、推っ参!
敵は決してディスらんよ、バトルを彩るもう一人の主役なのでな!
強さも信念も、その悪っぷりも誉める! だが妾の方が、もっとスゴくて強い!

バトルや行動は常に生中継+後で編集しての動画配信(視聴者が直視しては危ない系は除く!)
いかにカッコ良く魅せるか、見映えの良いアクションが最優先よ
とはいえ自身の不利は全く気にせんが、共にバトる仲間にまで不利を及ぼす行動はNGだぞ?

戦法は基本的に、テンションをアゲてボコる! 左腕とか尾で!
敵の攻撃は回避せず、受けて耐える! その方がカッコ良いからのう!
はーっはっはっは! さあ全力で来るがよい、妾も全力で応えよう!


響納・リズ(サポート)
「ごきげんよう、皆様。どうぞ、よろしくお願いいたしますわ」
おしとやかな雰囲気で、敵であろうとも相手を想い、寄り添うような考えを持っています(ただし、相手が極悪人であれば、問答無用で倒します)。
基本、判定や戦いにおいてはWIZを使用し、その時の状況によって、スキルを使用します。
戦いでは、主に白薔薇の嵐を使い、救援がメインの時は回復系のUCを使用します。
自分よりも年下の子や可愛らしい動物には、保護したい意欲が高く、綺麗なモノやぬいぐるみを見ると、ついつい、そっちに向かってしまうことも。
どちらかというと、そっと陰で皆さんを支える立場を取ろうとします。
アドリブ、絡みは大歓迎で、エッチなのはNGです


マグラ・ユメノミヤ(サポート)
「木戸銭は結構――貴方がたの苦痛と骸さえ頂ければ、十分ですから」
◆口調
・一人称は私、二人称は貴方。持って回ったような物言いで、敵にさえ敬語を用いるものの内容は悪辣
◆癖・習性
・コワモテに反してぬいぐるみや人形を好む
・苦痛を受ける度に気分が高まる性癖
◆行動傾向
・妻と部下をオブリビオンに殺された経験から生命の埒外に到達した悲しみの猟兵。胸中に渦巻くのは、復讐心と愛する者を護れなかった罪悪感……
・見えざる魔力のからくり糸で、凶器を仕込んだ球体関節人形を自在に操ってあらゆる試練に挑む。ダークセイヴァーを出自とするだけあって、そのスタイルは冷徹で老獪
・死霊術士であることから、魔導にもいちおう通暁している


月詠・莉愛(サポート)
『あの……宜しくお願いしますね。』
 オラトリオのシンフォニア×聖者の女の子です。
 普段の口調は「丁寧口調(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」
 独り言は「普通かな(私、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

大人しくて口数が少ないですけど、心優しく
動物や植物などの自然が好きな少女。
争い事は苦手ですけど、依頼の成功の為なら戦う事も厭わないです。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


高階・茉莉(サポート)
『貴方も読書、いかがですか?』
 スペースノイドのウィザード×フォースナイトの女性です。
 普段の口調は「司書さん(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、時々「眠い(私、キミ、ですぅ、ますぅ、でしょ~、でしょお?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

読書と掃除が趣味で、おっとりとした性格の女性です。
戦闘では主に魔導書やロッドなど、魔法を使って戦う事が多いです。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


雛里・かすみ(サポート)
 バーチャルキャラクターの戦巫女×UDCメカニックの女性です。
 普段の口調は「明るく朗らか(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
寝起きは「元気ない時もある(私、あなた、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

明るく朗らかな性格の為、
男女分け隔てなくフレンドリーに会話を楽しみます。
どんな状況でも、真面目に取り組み
逆境にも屈しない前向きな性格です。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


政木・朱鞠(サポート)
ふーん、やっと、ボスのお出ましか…。
もし、貴方が恨みを晴らすためでなく悦に入るために人達を手にかけているのなら、不安撒き散らした貴方の咎はキッチリと清算してから骸の海に帰って貰うよ。

SPDで戦闘
代償のリスクは有るけど『降魔化身法』を使用してちょっと強化状態で攻撃を受けて、自分の一手の足掛かりにしようかな。
ボス側の弐の太刀までの隙が生まれればラッキーだけど…それに頼らずにこちらも全力で削り切るつもりで相対する覚悟で行かないとね。
得物は拷問具『荊野鎖』をチョイスして【鎧砕き】や【鎧無視攻撃】の技能を使いつつ【傷口をえぐる】【生命力吸収】の合わせで間を置かないダメージを与えたいね。

アドリブ連帯歓迎


シン・クレスケンス(サポート)
◆人物像
落ち着いた雰囲気を持つ穏やかな青年。窮地でも動じず冷静な状況判断で切り抜ける

◆スタンス
エージェントとして、猟兵として、人々の平穏を護る為戦うのが使命
悪しき相手→容赦無し
善良だが、戦いが避けられない相手→心を痛めるが、非情に徹する

◆戦闘
詠唱銃での銃撃(【破魔】の魔力を込めた銀の銃弾)や魔術による攻撃を得意としている

◆UDC『ツキ』
シンに取り憑いているUDC。闇色の狼の姿をしている
追跡が得意(魂や魔力を嗅ぎ分けている)で、戦闘は鋭い牙や爪を用いて行う

◆口調
・シン→使役の名は呼び捨て。丁寧で穏やかな話し方
・ツキ
俺/お前、呼び捨て。
だぜ、だろ、じゃないか?等男性的な話し方


杉崎・まなみ(サポート)
まなみは正当派後衛職のヒロインタイプです
聖職者教育を受講中の学生ですが、特に依頼に縛りは無く、どのような依頼も受けられます
但し人並みに気持ち悪いモノ、怖いもの等は苦手で遭遇した際は多少なりとも嫌がる仕草が欲しいです
甘いモノ、可愛いモノが好きで少し天然な所があります
初対面の人でもあまり物怖じせず、状況を理解して連携を取る動きが出来ます
シリアス2~3:ギャグ7~8割くらいのノリが好みです
ただシリアスもやれますよー

UCは状況に応じて、MS様が好きなのを使ってください

その他、細かい部分はMS様にお任せします


禍沼・黒絵(サポート)
『クロエと遊んでくれる?』
 人間の人形遣い×ビーストマスター、13歳の女の子です。
 普段の口調は「無感情(自分の愛称、アナタ、ね、よ、なの、かしら?)」、独り言は「ちょっと病んでる(自分の愛称、アナタ、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

一人称はクロエ、人からクロエと呼ばれると喜ぶ。
ちょっと暗い感じの無表情なキャラ
武器は装備している物を自由に使って構いません。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


千賀・月晴(サポート)
 人間の悪魔召喚士×カンパニーマン、26歳の男です。
 普段の口調:うさんくさい(僕、~くん、だね、だよ、~かい?)
 目は基本糸目ですが、ここぞ!って時には開きます。

 基本的には悪魔を召喚したり、武器に憑依させて戦います。
 

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 アドリブ連携◎ エログロ× あとはおまかせ。
 よろしくおねがいします!


夕闇霧・空音(サポート)
『私の可愛い妹のため…ここはさっさと終わらせるわよ』
 サイボーグの咎人殺し×竜騎士。
 普段の口調は「クール(私、あなた、~さん、ね、よ、なの、かしら?)」、覚醒時は「残虐(俺、お前、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)」です。

UDCアース出身で改造された少女。

基本クールだが、妹のことになると色々見境がなくなる。妹ラブ。戦闘時にも強気で戦います。
冷気属性で戦う。
苦戦バトルもOK
真の姿に発動可能であれば使用可。
真の姿発動時は口調が荒くなり、一人称が「俺」になる。
妹の天音はある意味弱点になる。
真の姿発動はお好きに判断してください。


アレクサンドラ・ヒュンディン(サポート)
人狼の力持ち×ミュータントヒーローです
普段の口調は「私、~さん、です、ます、でしょう、でしょうか?」、気にいったら「私、あなた、~さん、ね、よ、なの、なの?」

性格は内気で人と目を合わせるのが苦手ですが、人嫌いなわけではなく事件解決には積極的です
戦闘スタイルは力任せで、ダメージはライフで受けるタイプです

日常や冒険の場合、食べ物があるとやる気が増します

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


コレット・クリスクロス(サポート)
今日も今日とて、理不尽なエンディングをぶっ壊しに行くとしますかねェ
ほな、あんじょうよろしゅうなァ
あ、報酬は金目の物でおしたら、何でもよろしおす
でも出来れば、現金以外がえェなァ
(京言葉と丁寧語が、中途半端に混じった喋り方をする)

他者の邪魔はせえへんよぉ活動
協力出来る時は、ちゃんと協力して行動しますえ
戦闘の際は、基本的には後方火力として参加
即死せぇへんのやったら、多少の無理無茶無謀は許容範囲でおす

戦闘でよく使うのは、レギオスブレイドとクリムゾンハウンドと邪眼
戦場の状況で使い分けます
抜刀・飛燕返しはボス戦等の強敵専用
デモンウイング、ファイアーボールは、その時の状況と気分次第で適当にぶっ放しますぇ


久遠寺・遥翔(サポート)
UCでフレアライザーや派生形態に変身するか
イグニシオンに【騎乗】して戦う
死角を突いたりといった戦法に躊躇はない
戦いでは取れる手を全力でとる
ただ人質を取ったりなんて義にもとる真似はしないけどな
救助対象がいる場合それ優先で動くぜ

変身・騎乗どちらの場合でも基本的に【空中戦】を仕掛ける
飛行系UCの速度やワイヤーを使った【地形の利用】【ダッシュ】による高速機動戦闘だ
相手の攻撃は【第六感】【視力】を駆使した心眼で【見切り】ながら【残像】でかわし
避けきれない攻撃を【オーラ防御】や【各種耐性】で受け流しながら【カウンター】の
【生命力吸収】する黒焔で対象を【焼却】する【2回攻撃】を叩き込む戦術になる


向・存(サポート)
もし手助けが必要でしたらお手伝いするのですよぉ~。
ユーベルコードの出し惜しみをするつもりはありませんけどぉ、だからと言って乱発すればいいってものでもないですよねぇ~。
使いどころに迷ったときはぁ、ご同輩に相談すればいいでしょうかぁ~?
けどぉ、非道なことをなされる方には手加減無用、全力で参らせていただきますねぇ~。
あとは最後まで油断大敵、【咄嗟の一撃】も放てるように【逃亡阻止】は意識しておきましょう~。
大丈夫ですよぉ~、手足の二・三本くらいもげてもなんとかなりますのでぇ~。
荒事以外の御用ならめいっぱい楽しんじゃいますよぉ~。
特に読み物なんかは好きですねぇ~。
※アドリブ・連携歓迎


轟木・黒夢(サポート)
『私の出番?それじゃ全力で行くわよ。』
 強化人間のヴィジランテ×バトルゲーマー、19歳の女です。
 普段の口調は「素っ気ない(私、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、偉い人には「それなりに丁寧(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
性格はクールで、あまり感情の起伏は無いです。
戦闘では、格闘技メインで戦い、籠手状の武器を使う事が多いです。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


タカシ・セイヒ(サポート)
元アルダワの生徒異端児セイヒです
感心は魔術探求にありますが猟兵としての仕事を疎かには致しません
場を乱さず他の猟兵の皆さまと協力して事件の解決に従事して参ります
魔術師なのであまり前に出ての近接戦は得意ではありませんが魔術の撃ち合いや後方支援や援護等で皆さまのお役に立ちたいと思います
珍しい魔術や遺跡等には好奇心が先走りたまに暴走することもありますが出来るだけ自制して参ります
腕が四本も有りますので素早い作業等もお役に立てると思います
本業は魔術研究者なのでその知識をいかして対魔術や対魔獣でもお役に立つと思いますのでどうぞよろしくお願い致します。


アトシュ・スカーレット(サポート)
性格
悪ガキから少し成長したが、やっぱり戦うのは好き
大人に見られるように見た目的にも精神的にも背伸びしている
目の前で助けられる人がいるなら積極的に救おうとする
口調は「〜だな。」など男性的

戦闘
【呪詛(腐敗)】と「棘」を組み合わせ、万物を強引に腐敗させる方法をついに編み出した
前衛も後衛もやれる万能型だが、前衛の方が好き
複数の武器を同時に操ることも可能
高速戦闘も力任せの戦闘も状況に応じて使い分ける
(装備していれば)キャバリアにも対応可
光や聖属性は使えません

非戦闘
聞き耳などを駆使した情報収集を中心とする
化術で動物に化けて偵察することも


不破・静武(サポート)
年齢イコール彼女イナイ歴なので基本的な行動原理は「リア充爆発しろ」です。オブリビオンは彼の中では全員リア充です。リア充に見えそうにない相手に対しても無理やり理屈をつけてリア充と決めつけます。
オブリビオンに対しては持ってるなら『リア充ころし(焼却)』と『ガソリン』を併用して消毒という名の焼却を図ります。なんらかの原因でそれらを持っていないなら……なんとかして焼却します。


六島・風音(サポート)
ガレオノイドのスターライダーです。
スピードなら誰にも負けません。

基本的に人の話を聞かず、スピード勝負に持ち込みます。
そんなことより駆けっこです。
普通に駆けるか、天使核ロケットエンジン搭載の宇宙バイクで駆けるか、ガレオン船形態で駆けるかは状況によります。

ユーベルコードは使えそうなものはどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。

あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


大豪傑・麗刃(サポート)
一人称『わたし』『麗ちゃん』

どんなシリアスでも一度はネタをやりたいのだ!ダジャレ、奇怪な言動、一発ギャグ、パロ、メタ等何でもよい。状況が悪化する行為はやらない(変態的衝動時等必要な場合を除く)
超シリアスのためギャグ絶対ダメというならシリアスオンリーもできなくはないがその時は頭痛が痛くなるのだ(強調表現としての二重表現肯定派)

一応根は武人なので強敵相手の戦いには心昂る一面もある。ユーベルコードによってはそうならない場合もあるが。

ユーベルコードが
近接系:何も考えず正面から真っ向勝負挑む
遠距離系:射程距離ギリギリから一方的に攻撃狙い
ギャグ系:お手数かけますがなんとかお願いします!
それ以外:まー適当に


氷咲・雪菜(サポート)
 人間のサイキッカー×文豪、16歳の女です。
 普段の口調は「何となく丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、
 独り言は「何となく元気ない(私、あなた、~さん、ね、よ、なの、かしら?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

氷や雪が好きな女の子で、好きな季節は冬。
性格は明るく、フレンドリーで良く人に話しかける。
困っている人は放ってはおけない。
戦闘は主にブリザード・キャノンを使って戦う。
 あとはお任せ。宜しくお願いします!


ローズ・ベルシュタイン(サポート)
『さぁ、楽しませて下さいますわよね。』
 人間のマジックナイト×電脳魔術士、女の子です。
 普段の口調は「高飛車なお嬢様(私、呼び捨て、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)」、宿敵には「薔薇の棘(私、あなた、呼び捨て、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格は高飛車なお嬢様風の偉そうな感じです
花が好きで、特に薔薇が大好き
武器は、主にルーンソードや精霊銃で戦う。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


アス・ブリューゲルト(サポート)
「手が足りないなら、力を貸すぞ……」
いつもクールに、事件に参加する流れになります。
戦いや判定では、POWメインで、状況に応じてSPD等クリアしやすい能力を使用します。
「隙を見せるとは……そこだ!」
UCも状況によって、使いやすいものを使います。
主に銃撃UCやヴァリアブル~をメインに使います。剣術は相手が幽霊っぽい相手に使います。
相手が巨大な敵またはキャバリアの場合は、こちらもキャバリアに騎乗して戦います。
戦いにも慣れてきて、同じ猟兵には親しみを覚え始めました。
息を合わせて攻撃したり、庇うようなこともします。
特に女性は家族の事もあり、守ろうとする意欲が高いです。
※アドリブ・絡み大歓迎、18禁NG。


天日・叶恵(サポート)
私なりの、お狐さまの矜持としてささやかなお願いがあればついでで積極的に叶えたいです
例えば、探しものを見つけたり、忘れ物をこっそり届けたり、道をこっそり綺麗にしたり、といったものです
それ以外では、オブリビオン退治に必要であればできるだけ違法ではない範囲でお手伝いしたいと思いまーす

戦闘については、昔は銀誓館学園で能力者として戦っていたので心得はありますー
補助や妨害といった動きが得意ですねぇ
あとは、白燐蟲へ力を与えて体当たりしてもらったり…術扇で妖力を込めたマヒ効果の衝撃波を出したり、でしょうか?

他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも公序良俗に反する行為はしません。




「さて……、ここからが本番よ! 実は、アタシ……、こんな事もあるかと思って、予備ボディを用意しておいたの。さて、問題。本当のアタシは、どれでしょう! 他はAIで動くニセモノよっ!」
 モデル・ブラッククイーンが高笑いを響かせ、猟兵達に攻撃を仕掛けてきた。
 それは真実なのか、ハッタリなのか分からないが、とにかく倒す必要があった。
「なるほど、妾達とゲームをしようと言う訳か。まあ、断る理由もないからな。ホンモノを倒せば、妾達の勝ち……という訳か」
 御形・菘(邪神様のお通りだ・f12350)が、モデル・ブラッククイーンに視線を送った。
「ええ、その通りよ。参加費は、アナタ達の命。それが安いかどうかは、アナタ達で判断して」
 モデル・ブラッククイーンが、含みのある笑みを浮かべた。
 そもそも、ここに来たのは、モデル・ブラッククイーンを倒すため。
 一見しただけでは、ホンモノなのか、ニセモノなのか分からないため、手当たり次第に倒していくしかなかった。
「決して、安くはないですね。そもそも、命に値段をつける時点で、間違っているような気もしますが……」
 響納・リズ(オルテンシアの貴婦人・f13175)が複雑な気持ちになりながら、モデル・ブラッククイーンに対して答えを返した。
「オホホホッ、随分と面白い事を言うのね。命は平等じゃないのよ。だから値段をつける事自体おかしな事ではないの。まあ、死んでしまったら、どんなに価値があっても無意味なのだけど……」
 モデル・ブラッククイーンが上から目線で、高笑いを響かせた。
「それなら、これがオススメです」
 そんな中、高階・茉莉(秘密の司書さん・f01985)が、一冊の本をモデル・ブラッククイーンに手渡した。
「こ、これは『美容と死』! まさか、こんなところで、お目にかかる事が出来るとは! これは奇跡ねっ! アタシはなんて幸運なのかしら! だから、アナタ達にチャンスを上げる。アタシが、これを読み終えるまで、命を保証してあげる!」
 モデル・ブラッククイーンがゴキゲンな様子で、鼻歌混じりに『美容と死』を読み始めた。
「読み終わるまで……って。まあ、ここに来た以上、やるしかないんだけど……」
 メル・メドレイサ(蕩けるウサメイド・f25476)が、深い溜息を漏らした。
 何やら面倒な敵を相手にしてしまったような気もするが、この状況で退く訳にはいかなかった。
「オーッホッホッホッ! そうよ。これは運命っ! だから絶対に、逃げる事が出来ない! 例え、アナタが拒否したとしても!」
 モデル・ブラッククイーンが調子に乗って、さらに上から言い放った。
 だが、先程フルボッコにされていたせいで、説得力はゼロだった。
「いえ、別に拒否するつもりはありません。……それよりも、いいのですか? あなたの方こそ、逃げ道がありませんよ?」
 マグラ・ユメノミヤ(堂巡魔眩の人形師・f35119)が、モデル・ブラッククイーンの背後に陣取った。
「あら、本当。でも、大丈夫。アタシは絶対に負けないから! 負ける訳がないの、絶対に!」
 モデル・ブラッククイーンが、自信満々に胸を張った。
 しかし、状況的には、絶体絶命、大ピンチ!
 奇跡でも起こらなければ、勝ち目がないほど、危機的状況にあった。
「それなら、試してみましょうか。本当に、負けないか、どうか」
 すぐさま、月詠・莉愛(銀の月を謳う・f16320)が、オーラ防御を展開し、全力魔法をブチ当てた。
「……って、最初からヤル気満々じゃないか! いいね、そういうの! 嫌いじゃないよっ! アタシだって、全力で戦うつもりだったからねっ!」
 モデル・ブラッククイーンが、ノリノリな様子で、魔法弾を避けていった。
 だが、ギリギリ。
 運良く避けているだけで、危うい感じの避け方だった。
「だったら、この戦い……楽しめそうね」
 その流れに乗るようにして、雛里・かすみ(幻想の案内人・f24096)が、モデル・ブラッククイーンの注意を引き、狙いを定めて呪殺弾を撃ち込んだ。
「え、ええ、その通りよ。だから、素直に死になさい。アタシのために! いますぐ、ここで!」
 モデル・ブラッククイーンが、ドス黒いオイルを吐きながら、腕部のオーブから、破壊光線を解き放った。
「……仕方がありませんね。私も、ただやられるつもりはないので……反撃します」
 茉莉が破壊光線から逃れるようにして物陰に隠れ、【サイコキネシス】でサイキックエナジーを放ち、まわりのある瓦礫を掴んで、モデル・ブラッククイーンにブチ当てた。
「あら、そう、残念ね。抵抗さえしなければ、楽に殺してあげたのに……」
 モデル・ブラッククイーンがクスクスと笑いながら、次々と瓦礫を避け、腕部のオーブから破壊光線を放った。
「……無駄よ。私達は負けないから……」
 それに合わせて、かすみが【血統覚醒】で真紅の瞳に覚醒し、ヴァンパイアに変身すると、戦闘能力が爆発的に増大させ、一気に間合いを詰めていった。
「ば、馬鹿にされたモノね。言ったはずよ、アタシは強いって!」
 モデル・ブラッククイーンが高笑いをするようなポーズを取り、軽量フレームを活かした高速戦闘モードに変身し、スピードと反応速度が爆発的に増大させた。
「さあ、これを飲んで、元気になってくださいませ」
 そんな中、メルが【メルのご奉仕タイム(メルメルサービスタイム)】を発動させ、美味しそうな紅茶を給仕し、モデル・ブラッククイーンの行動速度を5分の1にした。
「……って、何よ、コレ! 何をしたの! アタシも紅茶、飲みたい! 飲ま……せ……ろ!」
 モデル・ブラッククイーンが、イラついた様子で手を伸ばした。
 だが、届かない。
 どんなに頑張っても、紅茶を手にする事が出来なかった。
「さて、ここは邪神である『妾』の幻影に従うとするか」
 それと同時に、菘が【疾走エッジランナー(シッソウエッジランナー)】で、良心的な『私』の幻影と、邪神である『妾』の幻影で出現させ、邪神である『妾』の行動予測に従って、行動成功率が8倍にした。
「ちょっと強くなったくらいで、調子に乗らない方がいいわよ。だって、アタシは強いモノ。例え、アナタ達がどんなに強くなろうとも。アタシの足元にも及ばないわ!」
 モデル・ブラッククイーンが上から目線で、えっへんと胸を張った。
 そこにはまったく根拠はなかったものの、自信だけなら大魔王級であった。
「十三秒、十三秒さえあれば"演"れるのです……!!」
 次の瞬間、マグラが【処刑操法「狂気地獄祭文」(エクスキューション・グランギニョール)】を発動させ、見えざる魔導の糸で仲間達の動きを自在に操った。
「ちょ! 何よ、それ! 卑怯よ! そう言うの! ……って、怖い、怖い! 怖いから!」
 モデル・ブラッククイーンがドン引きした様子で、脱兎の如く逃げ出した。
 だが、マグラに操られた猟兵達が、連携を取るようにして攻撃を仕掛けてきたため、モデル・ブラッククイーンは身を守る事しか出来なくなった。
「……月よ、私を導いて下さい。そしてその力を私に貸して下さい」
 その間に、莉愛が【月下天舞(ゲッカテンブ)】で清楚で純粋な歌姫】に変身し、月光の聖銃の威力を増強させた後、輝く月の光の魔力で飛翔しながら、モデル・ブラッククイーンに攻撃を仕掛けていった。
「少し調子に乗り過ぎじゃない?」
 モデル・ブラッククイーンがイラついた様子で、オブリビオンマシンから圧倒的カリスマを放出し、一時的に反抗心を無力化させた。
「残念ですが、これは反抗心から来る者ではありません。ある意味、哀れみですわ。それでは、この薔薇のように、綺麗に滅して差し上げますわ」
 それに合わせて、リズが【白薔薇の嵐(シロバラノアラシ)】を発動させ、ガラスのフルートを無数の白薔薇の花びらに変え、モデル・ブラッククイーンに攻撃を仕掛けた。
「うぐ、ぐぐぐっ! ナマイキな真似を! 絶対に許さないんだから! うぎゃあああああああああああ!」
 そう言ってモデル・ブラッククイーンが恨み言を吐きながら、爆発四散するのであった。


「さてさて、ホンモノは、どれかしら。まあ、アナタ達には見分けがつかないでしょうけど……」
 モデル・ブラッククイーンが猟兵達を見下し、上から目線でクスクスと笑った。
 見た目だけなら、他のモデル・ブラッククイーンと、まったく同じ。
 そのため、見た目だけでホンモノがどれなのか、判断する事は難しかった。
「ようやくボスのお出ましかと思ったら、ニセモノが混ざっているなんて……。まったく、ツイてないね」
 政木・朱鞠(狐龍の姫忍・f00521)が、深い溜息を洩らした。
「あらあら、ツレない反応ね。でも、ワタシがホンモノかも知れないわよ? だから、試してみない? ワタシの言っている事が、本当か、どうか」
 モデル・ブラッククイーンが、含みのある笑みを浮かべた。
「まあ、ここまで来て、何もせず変えるつもりはありませんが……」
 シン・クレスケンス(真理を探求する眼・f09866)が、モデル・ブラッククイーンの前に陣取った。
「そうそう、その調子よ。こっちも相手がいなくちゃ、面白くないからねぇ。さあ、ドンと来なっ! みんな纏めて、返り討ちにしてやるからさ!」
 モデル・ブラッククイーンが邪悪な笑みを浮かべ、鬼のような形相を浮かべた。
「それなら、返り討ちの返り討ちにしてあげます!」
 杉崎・まなみ(村娘・f00136)が、自分自身に気合を入れた。
 自分でも途中から、何を言っているのか分からなくなっているようだが、吐き出した言葉を飲み込む勇気(?)はないようだ。
「まあ、倒すつもりで、ここに来た訳だから、間違ってはいない……かな」
 千賀・月晴(別に裏切ったりしないタイプの糸目・f39083)が、気まずい様子で汗を流した。
 状況的には、ツッコミを入れるところではあるものの、何もイイ言葉が浮かばなかったため、一番無難なワードを選んだ。
「ワタシを倒す。オホホホホッ、これまた面白い事を言うのね。ワタシを倒すって。実に滑稽。面白いわ、本当に……」
 モデル・ブラッククイーンが、小馬鹿にした様子で、クスクスと笑った。
「そうやって、笑っていられるのも、今のうちですよ。正直、笑えませんから、状況的に……」
 アレクサンドラ・ヒュンディン(狗孤鈍狼・f25572)が、目線を逸らしながらボソリと呟いた。
「あら? それこそ、面白い冗談ね。まあ、ワタシが直々に遊んであげるんだから、せいぜい長生きしてほしいところだけど……」
 モデル・ブラッククイーンが、皮肉混じりに呟いた。
「だったら、クロエと遊んでくれる?」
 そんな中、禍沼・黒絵(災禍の輩・f19241)が、モデル・ブラッククイーンの瞳を覗き込んだ。
「……って、近い、近い! 近いから! 遊んであげる! 遊んであげるから、落ち着いて!」
 その事に危機感を覚えたモデル・ブラッククイーンが、ぎこちない笑みを浮かべて、何度もコクコクと頷いた。
「それじゃ、さっさと終わらせるわよ」
 夕闇霧・空音(凶風・f00424)が仲間達に声を掛け、モデル・ブラッククイーンに攻撃を仕掛けていった。
「さっさと終わるのは、そっちよ。……死になさい!」
 モデル・ブラッククイーンが殺気立った様子で、腕部のオーブから破壊光線を放った。
 次の瞬間、破壊光線がガリガリと床を削り、猟兵達に襲い掛かってきた。
「全力で全開よ! フリーズゼロ、ヒューロニアンモード!」
 それを迎え撃つようにして、空音が【最終兵装フリーズゼロ・ヒューロニアンモード(フリーズゼロヒューロニアンモード)】で両手を超巨大な冷凍光線砲台に変形させ、その場に自らの身体を固定し、移動不能にする事を代償に、フリーズゼロの破壊力・攻撃範囲・射程距離を強化し、モデル・ブラッククイーンの破壊光線を相殺した。
「クッ! ふざけた真似を!」
 それを目の当たりにしたモデル・ブラッククイーンが、イラついた様子でギチギチと歯を鳴らした。
「まだまだ、いくわよ、死になさい!」
 モデル・ブラッククイーンが高笑いをするようなポーズを取って、軽量フレームを活かした高速戦闘モードに変身し、スピードと反応速度が爆発的に増大させ、朱鞠に攻撃を仕掛けていった。
「……無駄よ。全部、分かっているから……」
 すぐさま、朱鞠が【柳風歩(リュウフウホ)】を発動させ、わずかに起こる衣擦れの風から、攻撃を予想して回避した。
「そこ危ないよ? 忠告はしたからねー」
 それに合わせて、月晴が【悪魔的憑依術(アクマテキポゼッション)】を発動させ、瓦礫の山に悪魔を憑依させた。
 次の瞬間、悪魔と化した瓦礫の山が、モデル・ブラッククイーンに攻撃を仕掛けていった。
「何よ、コイツ! ゴーレム? ゴーレム的なモノ? ……って、悪魔なの? ちょ! 何か言ってよ! こっちも反応に困るから!」
 その攻撃をモロに食らったモデル・ブラッククイーンが、涙目になって逃げ出した。
「……地の神よ、かの物を慈愛で導いてください……」
 その逃げ道を塞ぐようにして、まなみが【神の悪戯(カミノイタズラ)】を発動させ、まわりにあった瓦礫を、ブーブークッションに変換し、モデル・ブラッククイーンにブチ当てた。
「ちょっ! 何よ、これ! ブーブー、ブーブー、ウルサイんだけど! ちょっ! だから! その……! ムキィィィィィィ!」
 その事に腹を立てたモデル・ブラッククイーンが、怒りに身を任せて、ブーブークッションを叩き落した。
「ちょっと、休憩していいですか?」
 そんな中、シンが【どこでもキャンプ】で、その場をキャンプ地に変え、ダメージを伴わない全ての行動を強化した後、ダメージを与える全ての行動が弱体化させた。
「……ハッ? 何を言っているの、この状況で! そんなフザけた理由で、戦いを中断する事なんて! ……ちょっと聞いているの!」
 モデル・ブラッククイーンがムッとした様子で、シン達をポカスカと叩いた。
 だが、弱体化しているせいで、駄々っ子パンチ並に攻撃力が落ちていた。
「だったら、クロエと遊ぼう。……と言うか、もうアナタは逃れられないの」
 それと同時に、黒絵が【呪われた不幸の罠(カースド・トラップ)】を発動させ、モデル・ブラッククイーンに攻撃を仕掛けて、自らの血液を付与し、呪術で動く無数の刃物で追加攻撃を与え続けた。
「……って、ちょっと待って! 遊ぶって、こういう事!? ワタシの知っている遊ぶと、まったく違うんだけど!」
 モデル・ブラッククイーンが涙目になりつつ、慌てた様子で逃げ出した。
「ぐぅぅぅぅ……わおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!!」
 その間に、アレクサンドラが【狂解犬現(キョウカイケンゲン)】で魔獣化を促進し、魔犬の血と狂暴性を一時的に増強させ、全ての能力を6倍にした後、モデル・ブラッククイーンに殴り掛かった。
「ちょっ!」
 次の瞬間、モデル・ブラッククイーンが受け身を取りながら、その衝撃に耐える事が出来ず、爆発四散した。


「……何やら騒がしいですわね。まさか、私のニセモノが次々と倒されているのかしら? まあ、仕方がないわね。ホンモノは私だから!」
 モデル・ブラッククイーンが勝ち誇った様子で、えっへんと胸を張った。
 だが、モデル・ブラッククイーンの言葉が真実なのか、嘘なのか、倒してみないと分からなかった。
 もしかすると、彼女達自身、自分こそがホンモノであると思い込んでいる可能性が高いため、その言葉を鵜呑みにする訳にはいかなかった。
「それじゃ、あんじょうよろしゅうなァ。あ、倒した後は、金目になるパーツをいただくんで、よろしいおす」
 コレット・クリスクロス(アレイキャット・f38932)がモデル・ブラッククイーンを見つめ、とてもイイ笑顔を浮かべた。
「あらあら、寝言は寝てから言ってくれる?」
 モデル・ブラッククイーンがムッとした様子で、皮肉混じりに呟いた。
「……となると、本気を出す訳にも行かないか。そんな事をしたら、跡形もなく壊してしまう事になるからなぁ……」
 その間に、久遠寺・遥翔(焔の機神イグニシオン/『黒鋼』の騎士・f01190)がイグニシオン(クロムキャバリア)に搭乗し、困った様子で汗を流した。
「……って、ちょっと待ちなさい! 私を瞬殺する気満々でいるようだけど、調子に乗るのも、そこまでよっ! 私は強いから! ハンパなく、強いから!」
 モデル・ブラッククイーンがムキになって、自分が強い事を強調した。
 しかし、何の根拠も提示していないため、説得力がゼロに等しかった。
「それは楽しみですねぇ~。だったら、本気を出しちゃっても、大丈夫ですねぇ~」
 向・存(葭萌の幽鬼・f34837)がホッとした様子で、ほんわかと笑った。
「ええ、もちろん。ガンガン来なさい! みんな纏めて、返り討ちにしてあげるから!」
 モデル・ブラッククイーンが猟兵達に挑発しながら、堂々と胸を張った。
 だからと言って、絶対勝利の道筋が出来ている訳ではないのだが、とにかく自信だけなら世界征服が出来そうなくらいあるようだった。
「でも、そんな事をしたら、肉の塊……と言うよりも、ガラクタの山になってしまうんですが……。と、とにかく金目のモノを傷つけないようにしながら、頑張らないと……!」
 タカシ・セイヒ(探究者の成れの果て・f37132)が、自分自身に言い聞かせた。
 普通に倒すだけであれば、グチャ、サク、ズバッで終わりそうな勢いではあるものの、そこに金目のモノを確保せよと言う指令が加わる事で、難易度がマシマシになった。
「だーかーら! 私は強いの! そんな心配なんて必要ないから!」
 モデル・ブラッククイーンが、ムッとした様子で吠えた。
 絶対に負けない自信があるのか、だんだん強気になってきた。
「いや、別に心配はしてねえんだが……。金目のモノを傷つけないように戦うって言うのがなぁ」
 アトシュ・スカーレット(神擬の人擬・f00811)が、困った様子で溜息を漏らした。
 そもそも、どれが金目のモノで、どれがガラクタなのか、よく分からなかった。
 その状況で『壊すな』と言われてしまうと、『傷ひとつつけるな』と言われているような気持ちになった。
「まあ、私ほどのレベルになると、すべてが金目になると言っても大袈裟ではないけどねっ!」
 モデル・ブラッククイーンが、堂々と胸を張った。
「お前……リア充だな?」
 そんな中、不破・静武(人間の非モテの味方・f37639)が、モデル・ブラッククイーンに疑いの眼差しを送った。
「……えっ?」
 モデル・ブラッククイーンが、キョトンとした。
「間違いない。リア充の気配だ、これは!」
 静武が確信した様子で、キリリとした表情を浮かべた。
「いやいやいや、なんで、そうなるの? まあ、彼氏はいるけど……。あ、そう言う事……。実は、これから、デートなの。だから、すぐに終わらせましょう」
 モデル・ブラッククイーンが、含みのある笑みを浮かべた。
「ええ、そうね。それじゃ、全力で行くわよ」
 轟木・黒夢(モノクローム・f18038)が気持ちを切り替え、ナックルウェポンを装着し、モデル・ブラッククイーンに殴り掛かった。
「いいわよ、来なさい! 綺麗サッパリ、ブチのめしてアゲルから!」
 モデル・ブラッククイーンが素早い身のこなしで、ダンスを踊るようにしながら、軽やかに攻撃を避けていった。
「焔黒転身(フレアライズ)ッ!」
 続いて、遥翔が【焔黒転身(フレアライズ)】を発動させ、【世界を救う戦いである】という誓いを立て、真の姿に変身すると、怒涛の如く勢いで、モデル・ブラッククイーンに攻撃を仕掛けていった。
「ちょ、ちょ、ちょっと待ちなさい! それで手加減しているの? 冗談抜きで、ガチでしょ、これ!」
 モデル・ブラッククイーンが涙目になりつつ、必死になって自分の身を守った。
「もちろん、ガチよ……!」
 そこに追い打ちをかけるようにして、黒夢が【レプリカクラフト】を発動させ、仕掛け罠をいくつも作った。
「こんな事をしても、無……って痛っ! ちょ! 何よ、これ! 地味に痛いんだけど! ……って、ここにも仕掛けてあったの!? い、痛いっ!」
 モデル・ブラッククイーンが次々と罠に引っ掛かり、間の抜けた声を上げた。
 その間も、次々と仕掛け罠に引っ掛かり、モデル・ブラッククイーンが身も心もヘトヘトになった。
「さあ、流れる星を堪能ください」
 それと同時に、タカシが【星降る日の災厄(スターダストディザスター)】を発動させ、攻撃力を重視して流星を降らせた。
「堪能も何も、殺す気満々じゃない! こんなモノを眺めている余裕なんてないから! 呑気にガン見していたら、それこそ死亡フラグだから!」
 モデル・ブラッククイーンが、慌てた様子で逃げ出した。
 しかし、流星が何処に落ちるか、予測不可能。
 あっちに落ちるか、こっちに落ちるか、予想する事も出来なければ、その余裕すらなかった。
「リア充は消毒だ~~!!」
 それに合わせて、静武が【汚物は消毒だ(リアジュウハショウドクダ)】で、リア充に対する怒りから炎を具現化させ、モデル・ブラッククイーンにブチ当てた。
「ちょっ! いやああああああああああ!」
 次の瞬間、モデル・ブラッククイーンの身体が炎に包まれ、辺りに悲鳴が響き渡った。
「神罰限定再現。紛い物とはいえ、それなりにいける!」
 その隙をつくようにして、アトシュが【神罰再現術・花園式(サクセンション・ローゼガルテン)】を発動させ、Tyrfing(魔剣)を無数の刃の薔薇の花びらに変え、モデル・ブラッククイーンに攻撃を仕掛けていった。
「うぐっ! 随分とシャレた事をしてくれるじゃない!」
 モデル・ブラッククイーンが、その攻撃に耐えながら、グッと唇を噛み締めた。
「まだまだ、いきますよっ! 遠慮せずに喰らってくださいね!」
 続いて、存が【連続斬奥義】を発動させ、絆の力を宿した刻銘剣で、モデル・ブラッククイーンの身体を何度も斬りつけた。
「さすがに、言うだけの事はあるわね。さすがに……って、せめて私が話している間は……痛い、痛い、痛いから! もうっ! せめて最後まで言……痛いっ!」
 その攻撃を続けざまに喰らったモデル・ブラッククイーンが、涙目になって悲鳴を上げた。
「それじゃ、そろそろ終いかな? 体力的に、しんどいから、頃合いかも知れんけど……」
 それと同時に、コレットが【レギオスブレイド(ー)】を発動させ、自由自在に操作出来る邪剣の群れを虚無から無限に供給し、モデル・ブラッククイーンに攻撃を仕掛けた。
「ちょ! 何よ、これ! いくら、叩き落しても、無限に……ぎゃあああああああああああ!」
 次の瞬間、モデル・ブラッククイーンの身体に邪剣の群れが突き刺さり、断末魔を響かせて動かなくなった。


「ウフフフ、さーて、ホンモノは、誰かしら? 見た目だけで判断したって無駄よ。みんな、同じだから♪ いっそ、全員相手にしちゃう? そんな事をしたら、負けるのはアナタ達だと思うけど……」
 モデル・ブラッククイーンが鼻歌混じりで、猟兵達を見下した。
 だが、モデル・ブラッククイーンは、まだ気づいていなかった。
 もっとも、気にすべき事を、軽くスルーし、アホの子丸出しになっていた。
「……と言うか、他の奴などいないのだ」
 そんな空気を察した大豪傑・麗刃(24歳児・f01156)が、鋭いツッコミを入れた。
「えっ? 嘘でしょ!? 誰もいないなんて、そんなの……う、嘘ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
 モデル・ブラッククイーンが驚いた様子で、目を丸くさせた。
 しかし、何処を見ても、いるはずの同型機がいない。
 それっぽいガラクタの山があるだけで、同型機の姿はなかった。
「何と言うか……ご愁傷さまです」
 氷咲・雪菜(晴天の吹雪・f23461)が、同情した様子で口を開いた。
「いや、その気持ちはありがたいけど、違うから! 一体、何があったの? まさか、瞬殺!? さっきまでピンピンしていたのに! 全滅って! あり得ないから! ……と言うか、あり得るの?」
 モデル・ブラッククイーンが、ガラクタの山を二度見した。
 だが、ガラクタの山が、元の戻る事はない。
 その上、金目のモノだけ奪われ、復元不可能になっていた。
「それでも、これが現実です」
 天日・叶恵(小さな神社のお狐様・f35376)が、キッパリと言い放った。
「お前も分かっているはずだ。このガラクタの山が、同型機だって事を……。いくら否定したところで、その事実は揺るがない」
 出水宮・カガリ(死都の城門・f04556)が、冷たく言い放った。
 そもそも、否定する事自体、ナンセンス。
 ガラクタの山を見れば、一目瞭然であった。
「た、確かに、そうね。いくら現実を否定したところで、何も変わらないんだから、ワタクシも覚悟を決めるわ……!」
 モデル・ブラッククイーンが、自分自身に気合を入れた。
 しかし、ノープラン。
 特に、何か名案がある訳ではない。
 それでも、気合だけなら、誰にも負けていなかった。
「だったら、私と勝負をしましょう! かけっこだったら、誰にも負けませんよ!」
 六島・風音(スピードなら誰にも負けません・f34152)が瞳をランランと輝かせ、全速力で走り出した。
「……って、ちょっと! そう言う意味じゃなくて!」
 モデル・ブラッククイーンがハッとした表情を浮かべ、風音にツッコミを入れた。
 だが、既に風音の姿は点だった。
「だったら、こういう意味かしら?」
 納花・ピンチン(ブギーモンスターの勇者・f31878)が、勇者の剣をブンブンと振り回し、モデル・ブラッククイーンの身体をザクザクと斬りつけた。
「い、いや、そう言う意味ではあるんだけど……。少しだけ考える時間をちょうだい! ちょっと混乱しているの! 走るんだっけ? それとも、戦うんだっけ?」
 モデル・ブラッククイーンが、頭の上に沢山のハテナマークを浮かべた。
 何やら混乱しているものの、考えている余裕はなかった。
「……この状況で、何を言っているんだ?」
 アス・ブリューゲルト(蒼銀の騎士・f13168)が、フォースセイバーを素早く構えた。
「た、確かに、そうね。でも、どうして、こんな事に……。一体、何処で道を間違ったのか。いまさら、落ち込んだところで、どうにもならないんだけど……。もう、こうなったら、やるしかないわね。何処からでも掛かってきなさい!」
 モデル・ブラッククイーンが、堂々と胸を張った。
「さて、来たからにゃ、やる事やるとするか。とりあえず、何処から掛かっていっても、いいんだよな?」
 フィルバー・セラ(霧の標・f35726)が、モデル・ブラッククイーンの背後に陣取り、ルーンソードで思いっきり斬りつけた。
「……って、本当にいきなりねっ! せめて、心の準備を……って思ったけど、そういう状況じゃないものね」
 モデル・ブラッククイーンが傷ついた身体を庇いながら、反撃を仕掛ける機会を窺った。
「それでは、楽しませてもらいましょうか。くれぐれもガッカリさせないでくださいね」
 その流れに乗るようにして、ローズ・ベルシュタイン(夕焼けの薔薇騎士・f04715)が、警告混じりに呟いた。
「それは、こっちの台詞よ。せいぜい、ワタクシを失望させないように、頑張って足搔きなさい!」
 モデル・ブラッククイーンがイラついた様子で、上から目線で言い放った。
 だが、イライラとムカムカがマシマシになっているため、今にも爆発しそうになっていた。
「回転動力炉の制限を一時解除……これなら!」
 その間に、叶恵が【詠唱兵器のリミットオーバー(エイショウヘイキノリミットオーバー)】を発動させ、白燐蟲使いの術扇で、モデル・ブラッククイーンを攻撃した。
「や、やるじゃない。でも、まだまだね。もっと、本気で……遠慮なく、掛かってきなさい!」
 モデル・ブラッククイーンが、無理をして強がった。
「……なら、遠慮はいらないな」
 すぐさま、アスが【コード:ドライブ・ザ・ヒドゥンパワー】で、フォースセイバーとブルーブラスターの効果・威力・射程を3倍に増幅させた。
「ああ、派手にやろうぜ!」
 フィルバーがアスと連携を取りながら、【クイックドロウ】を発動させ、モデル・ブラッククイーンの身体を撃ち抜いた。
「イイ度胸をしているじゃない。このワタクシを前にして、まったく臆していないなんて……! だったら、分からせてあげないとねぇ!」
 モデル・ブラッククイーンがズタボロになりながら、不気味な高笑いを響かせ、軽量フレームを活かした高速戦闘モードに変身し、スピードと反応速度が爆発的に増大させて、猟兵達に襲い掛かった。
「早く、かけっこをしましょう! 絶対に、負けませんからねっ!」
 そんな中、風音がノリノリな様子で【かけっこ(カケッコ)】発動させ、外部からの攻撃を遮断した。
「ちょ! だから、話を……って、待ちなさい!」
 その後を追いかけながら、モデル・ブラッククイーンが荒々しく息を吐いた。
 何やら訳も分からず、一緒になって走り出してしまったが、その事に意味があるのか、まったく訳が分からなかった。
「一体、何処に行くのですか?」
 その行く手を阻みながら、ローズが【二夕を導く遥かな薔薇(ヤイバヨジュウヨトドケ)】で、プリンセス・ローズ(精霊銃)の効果・威力・射程を3倍に増幅させた。
「い、いや、ワタクシも、よく分からないんですけど……。とにかく疲れたわ。……と言うか、いっそ、同型機で力を合わせて、戦った方が良かったかも……。うう、ワタクシとした事が……。こうなったら、ヤケよっ! みんな死んでしまいなさい!」
 その事実に気づいたモデル・ブラッククイーンが、落ち込んだ様子でズーンとしながら、八つ当たり気味に腕部のオーブから破壊光線を放った。
「……って、死んだら、どーする!」
 間一髪で、その攻撃を避けた麗刃が【ギャグ世界の住人(ギャグマンガノジュウニンハシナナイ)】で、ギャグマンガ的デフォルメ調な雰囲気に変わり、攻撃力をアップさせて、モデル・ブラッククイーンに襲い掛かってきた。
「ちょ! 怖い! 怖い! 怖いから!」
 その圧に恐怖を感じつつ、モデル・ブラッククイーンがジリジリと下がった。
「……相手が悪かったな」
 それに合わせて、カガリが【死都之塞(カクリヨノシジマ)】を発動させ、大神の神眼に覚醒した後、モデル・ブラッククイーンの自由意志を奪い、自発的行動の続行・開始を封じる視線で攻撃力を減少させ、ユーベルコードを封じ込めた。
「うぐ……しまった!」
 その事に気づいたモデル・ブラッククイーンが、反撃を仕掛けようとしたものの、思うように身体が動かす事が出来なかった。
 それどころか、身体に力を入れる事が出来ず、震えが止まらなくなった。
「……氷の剣よ、私の手に宿りて全てを凍てつかせ、切り裂く力を貸して下さい!」
 その隙をつくようにして、雪菜が【絶対零度の剣(フローズン・ソード)】を発動させ、魔力で作った超低温かつ超硬質の氷の剣で、モデル・ブラッククイーンの利き腕を切断した。
「う、嘘……」
 その攻撃を喰らったモデル・ブラッククイーンが、現実を受け入れる事が出来ぬまま、激しく目を泳がせた。
「それでは、塵になってもらいますわよ!」
 次の瞬間、ピンチンが【ブレイブソード】を発動させ、勇者の剣から光の斬撃を放った。
 それが床を抉り取りながら、モデル・ブラッククイーンの身体を切り裂き、要塞の壁に風穴を開けた。
「み、認めない。こんな最後……!」
 そう言ってモデル・ブラッククイーンが、ドス黒いオイルを吐き、爆発四散するのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2023年04月24日


タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#獣人戦線
🔒
#クロムキャバリア
🔒
#ヨーロッパ戦線
🔒
#ゾルダートグラード


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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はシャーロット・キャロルです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト