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RMTリアルマネー・トレードマスカレイド

#サイバーザナドゥ #グリモアエフェクト #ワールド・スフィア #プレイング受付中


●RMTオークション
「今回の目玉商品である攻撃力+30%、属性攻撃力+30%、会心率+10%、攻撃速度+10%、竜特攻300%の5OPオプションが付与された星5の片手剣サイキックソード、『ドラゴンスレイヤー』となります!」
 ホログラムによって投影された剣が、ゆっくりと廻っている。
 司会者の男は洒脱にスーツを着込み、会場を埋め尽くす買い手たちは一同に奇抜な仮面を装着していた。
「代償OPは耐久値-5のみの超一級品となっております! まずは10万から!」
「12万だ!」
「こちらは15万よ!」
「いいや、こちらは20万だ!」
 集った富裕層の面々が、次々と値を上げていく。満足そうに買い手たちを見渡す司会者は、最後に声を上げた買い手の男を指差した。
「150万で決まりです!」
 おおー、と会場がざわつき、拍手が巻き起こる。競り落としたのは、まだ同じくこのオークションのドレスコードに合わせたスーツを身に纏った青年だった。
「前半は終了させていただきます。それでは、後ほどオークションを再開致しますので、この素晴らしいパーティをご満喫下さい!」

●機密データの持ち主を保護せよ
「メガコーポ『ワールド・スフィア』が、RMTに手を染める者たちを虐殺しようとしてる」
 集った猟兵たちに、アイン・セラフィナイト(全智の蒐集者・f15171)は簡潔に告げた。
 ワールド・スフィアは仮想現実ゲーム『イマジネイト・アバター・オンラインIAO』と呼ばれるゲームをサイバースペースで運営するメガコーポだ。
 自らのアバターを作成し、ファンタジーや科学技術を織り交ぜたなんでもありな仮想現実RPG。
RMTリアルマネー・トレードは、UDCアースとかヒーローズアースとかのネットゲームにもよくあることなんだって。仮想のゲームアカウントやアイテムを、現実のお金で取引する……基本的に違法だし、ゲームの運営会社は禁止してることが多いらしいね」
 とはいえ、この世界はサイバーザナドゥ。なんでもありの無法地帯だ。
「上流階級の人たちは、このIAOのアイテムをリアルマネー・トレードしてるんだ。メガコーポ『ワールド・スフィア』が対策を打つために、全員を虐殺……っていうのはあくまでも表の話なんだけどね」
 とん、とアインが地面を叩くと、魔術によって投影されたのは、今回競りによって落とされた『ドラゴンスレイヤー』と呼ばれるアイテムである。
「このアイテム、実は『ワールド・スフィア』の機密情報が含まれたヤバいアイテムなんだ。実際は解析でもしないと分からないけど、メガコーポはこれを抹殺するつもりなんだよ」
 つまり、このアイテムを持つ人物を探し出すのも面倒だから、RMTオークションに参加している者たち全てを血祭りにあげよう、という話らしい。
「もちろん、サイバーザナドゥは悪徳の世界。RMTに手を染める上流階級の人たちは許されるべきじゃない……けど、メガコーポ側のやり口も許されない行為だよ。みんなにはまず、この機密アイテムを競り落とした人物を探し出して保護して、後から押し寄せてくるオブリビオンを蹴散らしてほしいんだ」
 とん、と再びアインが杖を叩けば『ドラゴンスレイヤー』を競り落とした男の姿が映し出される。
「本名は隠してるみたいだけど、会場での参加名簿では、『ジン』っていう名前で参加してるみたいだ」
 マスクを着けた中肉中背の青年だ。会場内に数多の人が埋め尽くす中、猟兵たちはこの人物を探し出して保護しなくてはならない。
「それと、怪しまれないようにこのオークションのドレスコードに準じて参加することをオススメするよ。仮面マスクを装着してスーツやドレス、要望があれば用意するね! それに、余裕があれば天然物の高級な食事を堪能できるチャンスだし、目的さえ忘れなければ好きにしてくれていいからね!」
 オークションは、巨大なフロアを貸し切られて行われている。
 ビュッフェ形式の高級な食事、上流階級の人たちはゲームの話で盛り上がっているようだ。
 猟兵たちに転移の光が纏わり付く。
「それじゃあみんな、よろしくね!」


夕陽
 サイバーザナドゥだと、こういう不正は常に行われてそうな気がします。
 OPをご覧頂きましてありがとうございます。
 初めましての方は初めまして、すでにお会いしている方はこんにちはこんばんは、夕陽です。
 サイバーザナドゥ、RMTオークションにて機密情報が含まれたアイテムを競り落とした男を保護し、後ほど会場を蹂躙しようとするオブリビオンを撃退しましょう!
 以下、補足です。

 第1章では、仮面マスクとオシャレな服装に身を包み、オークション会場にいる『ジン』という名の青年を探し出しましょう。
 周囲の上流階級の人たちに声をかけて捜索するもよし、自らの技量で探し出すもよし。
 ただし、会場はめちゃくちゃ広いのである程度工夫は必要かも知れません。
 本来の目的を忘れないようであれば、会場内の高級料理を堪能するのもOKです!

 第2章では、会場内に押し寄せるオブリビオンとの戦闘です。
 会場内には一般人がいるため、一般人を守りながらの戦いとなります。

 第3章では、オブリビオンの軍団を率いるボスとの戦闘になります。

 皆様のプレイングお待ちしております!
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第1章 日常 『上流階級が利用する階層』

POW   :    ●『飲食物やレジャーなどのサービスを堪能する』

SPD   :    ●『従業員や他の上流階級と会話してみる』

WIZ   :    ●『自分には居心地が悪く、この雰囲気は楽しめない』

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夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎

■行動
ああ、あの時の品が見つかったのですねぇ。

『衣装セット』から胸元の開いたドレスを取出し、マスクと共に着用しますぅ。
更に『祭器』以外の全装備を『FTS』に入れ【綰閒】を発動、体内に収め「ドレスコード下での装備持込み」と「装備を出さず『祭器』の全機能使用」を可能にしますねぇ。

会場内では[誘惑]で溶け込んで談笑しつつ、『FPS』の能力で周囲を探りましょう。
『短期記憶』を読取れば、ジンさんと会った方が居れば或る程度辿ることが出来ますし、該当者が居ない場合も『直近でいなかった場所』が把握出来ますので、次の範囲を絞り易くなりますぅ。
後は軽くお食事を摘みつつ、会場を回って探しますねぇ。



 目を隠す奇抜な仮面を着けた者たちが、互いに談笑している。
 スーツやドレスを着こなした紳士淑女たち――だけではなさそうだ。中には10代ぐらいにも見える者たちも混ざっており、この無法地帯たるサイバーザナドゥの有り様を示しているようにも見える。
「ああ、あの時の品が見つかったのですねぇ」
 先日の依頼で消息を絶ったアイテムだ。できればここで確保しておきたい。
 胸元の開いた優美なドレスに身を包み、夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)は傍らに置いてあったショートケーキを持っている皿に移した。
 ぱくり、と口に運べば、上品な甘さが口の中に広がっていく。どうやら、間違いなく天然物の素材を使用しているようだ。
 『祭器』以外の全装備を『FTSフローティングトランスポートシステム』に収納するため、ルコルはユーベルコード【豊乳女神の加護・綰閒】を発動させている。
 しかし、ユーベルコードの効果はそれだけではない。祭器の全機能を、るこるは今行使できる状態にあるのだ。
 その優美たる振る舞いと、大胆に胸元の開いたドレスに釘付けになったものは多いだろう。
「やぁ、このオークションは初めてかい?」
「どんなキャラクターを作ってるか聞いても?」
「私はほとんど自分と同じ姿のキャラクターを使っていますよぉ」
 にこり、と微笑みかければ、話しかけてきたプレイヤーたちの口元が綻ぶ。
 その会話の中で、るこるは『FPSフローティングプローブシステム』の機能を行使する。
 あらゆる情報を探知し記録する。祭器の力は会場内に存在する痕跡を瞬時に読み取ってみせた。
 『ジン』と名乗る者は、奥の会場へと歩いていったようだ。
「すみませんが、これから約束があるので失礼しますねぇ」
 ぺこり、とお辞儀してその場を去る。
 まだ見惚れている男たちから離れて、るこるはそちらへと歩きだした。もちろん、道中にある料理はつまみながらだ。
 ローストビーフやサラダを皿に盛りながら、目的の場所へと歩みを進めるのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ジェイス・ホシヅキ
機密情報をエンチャントした武器とかとんでもねぇ受け渡し方法だな
まぁ嫌いじゃねえけど

ドレスコードは白のマスクと高めの黒のスーツと靴で場に溶け込みやすくする

調査はシルバーベルで電子蜘蛛を呼ぶ
んで監視プログラムに侵入させて【ハッキング】を仕掛ける

監視カメラの映像の範囲でジンに該当しそうな青年を探す

後は従業員に声をかけるか
『あの…飲み物下さいな。俺と兄ちゃんの。兄ちゃんは凄いんだ!確か…あれ?…あの、このジンって人見てない?』
ホログラムを見せながら話すぜ
渋る従業員はチップを多めに握らせる
出た情報とハッキングした情報を照らし合わせてジンを探す

移動中に肉とノンアルのシャンパンを堪能しつつ移動するぜ



「機密情報をエンチャントした武器とかとんでもねぇ受け渡し方法だな。まぁ嫌いじゃねえけど」
 白いマスクに黒のスーツ。紳士然として切り分けられたローストビーフを嗜む少年。
 しかし、その姿は見た目幼い少年であり――いや、だからこそ、参加者たちはその姿に疑問を抱かなかっただろう。
 このオークションは仮想現実ゲームのRMTイベント。つまり、ゲームをプレイする層がそういう者少年であることも想像に難くない。
 ローストビーフを咀嚼すれば、肉の旨味が口いっぱいに広がる。そうして鼻に抜ける薬草の香りは確かに、最高級品である証拠だ。
 ジェイス・ホシヅキ(bugspider・f37994)は、会場に満ちる人間たちを見ながらその隙間を縫うように歩いている。
 機密情報を内包した違法アイテム。メガコーポ側がどのような意図を以てそのようなアイテムを作ったのは定かではないが、明らかにいわくつきの品であることには変わりない。
 電子音のような、高い音色が鳴り響く。
 シルバーベルの音はオークション会場の喧騒の中に消え失せたが、その音は実際のところジェイスと電子蜘蛛にしか聞こえない音だ。電子蜘蛛はその音を敏感に聞きつけた。
「頼んだ」
 電子蜘蛛は獲物を捕らえるかの如く、電子の世界に数多の巣を作り上げる。
 必要な獲物情報を持ち帰るために。
 とそこで、近づいてきたウェイターに、無垢な少年に見えるように口を開く。
「あの…飲み物下さいな。俺と兄ちゃんの。兄ちゃんは凄いんだ! 確か…あれ? …あの、このジンって人見てない?」
 ホログラムに映し出すのは、例のアイテムを競り落とした張本人だ。
「ああ、さっきすごい金額でアイテムを競り落とした人の弟さんかい? 彼なら奥のテーブルで仲間と話をしているみたいだよ」
「ほんと!? ありがと!」
 半ば強引にウェイターにチップを持たせて。
 少し驚いた表情を見せた男だったが、にんまりと口元を綻ばせた。じゃあね、と手を振って遠ざかっていく従業員の背を見つめて、ジェイスは小さく息を吐く。
「……ま、こんなもんか」
 電子蜘蛛が監視カメラ映像を送ってくる。どうやら、ウェイターの話は本当のようだ。
 シャンパンを口の中に滑らせて、少し味わった後に飲み込む。
 先に見えたのは、他の参加者たちと談笑している『ジン』を名乗る青年の姿だった。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 集団戦 『特別機動警備隊『SAPD』』

POW   :    特別警備隊24時
戦闘力のない【監視用ドローン】を召喚する。自身が活躍や苦戦をする度、【スポンサーからの追加資金】によって武器や防具がパワーアップする。
SPD   :    実験教導部隊
いま戦っている対象に有効な【メガコーポの新型試作兵装】(形状は毎回変わる)が召喚される。使い方を理解できれば強い。
WIZ   :    強化スタンバトン
【特殊警棒】で触れた敵に、【常人なら即死する高圧電流】による内部破壊ダメージを与える。
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●喧囂、そして混乱
 猟兵たちがそのテーブルへ近づいてみれば、マスクを付けた青年『ジン』がこちらに気付いて口元を綻ばせる。
「もしかして、君たちもさっきのアイテムについて興味があるのかい? ホログラム程度なら見せられるけど――」
 周りに集う者たちはどうやら、ゲーム内で行動を共にしている者たちのようだ。とんでもない性能を秘めたアイテム故に、様々な人から声をかけられているのだろう。
 とにかく、機密情報が含まれた危険なアイテムだとジンに説明する必要がある。
 と、そこで会場に満ちる騒々しさとは別の、金属がこすれるような音が響き渡った。
「動くな! 貴様たちを不正取引の罪で逮捕する!」
 次々と会場に入ってくる警官たち――否、オブリビオン『特別機動警備隊『SAPD』』たちは、メガコーポ『ワールド・スフィア』によってすでに買収された者たちだ。
 近くにいた参加者の一人に警棒が振るわれる。鈍い音と共にひれ伏した参加者によって、全員が混乱に陥る。
 どよめく者たちと、我先にと逃げようとする者たち。
「――聞こえなかったのか? ならば仕方あるまい」
 オブリビオンたるユーベルコードが発現し、その手に現れたのはアサルトライフルだ。
 ……会場にいるオークション参加者全てを皆殺しにするつもりだ。

 隣を見れば、突然の事態に呆然としている青年の姿。アイテムの回収は後回しにして、今はこの汚職に塗れたオブリビオンたちを撃破しなければ。
小宮・あき(サポート)
お困りの方がいる、と聞いて参りました。
スポット参戦のような形でフラリと。

◆性格・人柄
敬虔な聖職者として猟兵に目覚めた、人間の聖者。
です・ます口調の礼儀正しい少女。
ピンクの髪に、透き通る水色の瞳が特徴的。
ふふ、と微笑み愛らしい見た目で佇んでいますが、
本業は商人。ホテル経営者。冷静で非情な心も持ち合わせています。

既婚者。
神と夫に報告できない行動は、絶対に取りません。



◆戦闘
UC「神罰」
半径レベルmの【範囲攻撃】です。
強力なスポットライトのような光の【属性攻撃】で物質を透過します。
媒体は【祈り】。敬虔な聖職者の祈りは【早業】【高速詠唱】で発動。
最後衛で距離を取り戦います。

◆冒険
基本『お任せ』です。


ローズ・ベルシュタイン(サポート)
『さぁ、楽しませて下さいますわよね。』
 人間のマジックナイト×電脳魔術士、女の子です。
 普段の口調は「高飛車なお嬢様(私、呼び捨て、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)」、宿敵には「薔薇の棘(私、あなた、呼び捨て、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格は高飛車なお嬢様風の偉そうな感じです
花が好きで、特に薔薇が大好き
武器は、主にルーンソードや精霊銃で戦う。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


ウルスラ・ロザーノ(サポート)
いつもテンション高いとは言われるなー、確かに誰に対してもフレンドリーな対応しようと心掛けとる
といっても銀誓館の学生時代から能力者をしてきたんでな
救えるもんはできるだけ救う、でも倒すべき敵は必ず討伐すべしっちゅー方針や

戦法はヒット&アウェイ型、戦場全体を広く利用して戦うで
基本は中距離
レーザービット射撃やナイフの蹴り込みで牽制しつつ、
エアシューズで、地上は高速で駆け回り、空中も地形とか足掛かりに利用して軽業のように跳ね回るよ
敵からの攻撃は、すべて見切って受け流したりの回避で凌ぐよ

攻め込む機会を見つけたら奇襲を仕掛けるで
一気に接近して、蹴撃やその斬撃波を叩き込む!
サッカーボールのシュートは必殺技や!



 恐怖と混乱が巻き起こるオークション会場内。
 振り上げられた警棒が、別のオークション参加者へと振り下ろされ再び鈍い音を立てる――はずだった。
「……なんだ?」
 悲鳴と喧騒が渦巻く会場内に響き渡ったのは、全く別の『音』だ。
 続けて、会場内に降りしきるのは紅の薔薇の花弁。
 この瞬間、会場の喧騒は変化する。
「お聞きなさい、私の奏でる旋律を」
 オークション会場のライトが、そこに集まった。
 赤いドレスを身に纏う、オレンジの髪の女性。ローズ・ベルシュタイン(夕焼けの薔薇騎士・f04715)の奏でるヴァイオリンの旋律によって、会場の騒ぎが一瞬の内に沈静化する。
 ユーベルコード【薔薇園狂詩曲ローズガーデン・ラプソディ】。狂詩曲の旋律は、現れたオブリビオンのみならず、会場内にいる全員をを釘付けにする。最後まで聞いていたい、と深く願うほどに。
 オークションからコンサートに変わっていく空気の中、動いたのは二人の猟兵だ。
「さあ行くで、お前たちを討ち果たすための道や!」
 ウェーブのかかった黒髪が翻る。
 銀誓館の教師かつ卓越したアスリートとしての技術を持つウルスラ・ロザーノ(鈴振り燕・f35438)の瞳が、超常に光り輝いた。
 その一歩で、ウルスラは宙を駆ける。
 見えざる道は戦場に出現した。その場にじっと佇んでいた特別機動警備隊『SAPD』を間を縫うように、サイキックの道を足場にして、その健脚を以てオブリビオンたちを翻弄する――!
 【El Camino de Santiago巡礼聖路】。ウルスラの蹴撃と自在に宙を舞うサッカーボールの連撃によって『SAPD』たちの悲鳴が会場内に木霊した。
「狼狽えるな! 分散せずに密集しろ! 奴ら猟兵の思うつぼだ!」
「――あら、密集してくださるのですか?」
 小宮・あき(人間の聖者・f03848)は、ふふ、と愛らしく微笑む。
 特別機動警備隊『SAPD』たちは気付いていない。すでに、猟兵たちの作戦に見事に嵌っているのだと。
 会場内のスポットライトが一つ増える――しかしその輝きは決して、人工的な光ではない。
 あきの聖者たる力の解放。閉じた屋内の中、清浄に満ちた煌めきを秘めて、あきは天に向かって祈りを捧げる。
「神罰を与えましょう」
 かっ、と戦場に満ちていた煌めきが肥大化した。
 瞬間、降り注いだのは邪悪を焼く光の柱。半径133mを包む浄化の光。
 【神罰ジャッジメント】。悪辣な思考を持つオブリビオンにとって、その輝きは破滅の光だ。
 断末魔の悲鳴をあげて半数以上が骸の海へと還っていく。
 突如として現れた救世主に、会場内にいたオークション参加者たちが目をぱちくりと瞬かせていた。
「心配ありません、皆さん。私たちが必ずお守りしますわ」
「随分と狭いフィールドやなぁ。けどま、救えるもんは救わんと気がすまんわ!」
「お困りの方がいる、と聞いて参りました。すぐに済みますから、ご安心下さい」
 そんな猟兵たちの言葉が、会場内にいる者たちの心に深く響いたのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

ジェイス・ホシヅキ
『どうも
アイテム?ああ気になるぜ。なんせ機密情報がエンチャントされてるからな。やベー奴からは殺してでも欲しいと思うぜ?』
警官が入ってくれば苦笑する
『…な?信じたか?』
ジンには隠れながら身を守るよう頼む

『この会場でその玩具が当たると思うなよ?』
UC発動
飛び道具の命中率を下げる

『あの警棒は厄介だな』
近くの敵に【電撃】プログラムで攻撃(スタンガンの要領)感電したらそいつを盾にして警棒から身を守る(敵を盾にする)

ある程度敵に近寄れたら盾にした敵を前へ蹴り飛ばす
『デコイってことで行ってこい』
触れたらそいつを【ハッキング】して
余計なデータを大量にダウンロード
熱暴走して爆発させるようにするぜ(データ攻撃)


夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎

■行動
お出ましの様ですねぇ。
参りましょう。

『FMS』のバリアと『FPS』の概念結界で警官と一般の方々を隔離、『FES』の障壁と『FXS』の結界で守りに備えますねぇ。
更に、実弾銃は『FGS』の重力結界で逸らし、レーザー等の類は『FES』の結界を『攻撃手段の属性』に合わせて展開すれば、まず問題有りません。
そして【乳霹宙】を発動し『乳白色の雷』を放射、広域への[範囲攻撃]を行いましょう。
『雷球』で攻撃ごと拘束すれば銃撃も難しく、『ドローン』自体を巻込み破壊すればそれ以上の『追加資金』も防げますぅ。
後は『FRS』『FSS』の[砲撃]と『FBS』の斬撃で[追撃]、確実に仕留めますねぇ。



「な、なんなんだ……一体何が……」
「そりゃああいつらオブリビオンも気になるだろうさ。なんせそのアイテム、機密情報がエンチャントされてるからな。やベー奴からは殺してでも欲しいと思うぜ?」
「な、なに? 機密情報?」
 狼狽えるジンの様子に、ジェイス・ホシヅキ(bugspider・f37994)は小さく肩を竦めた。
「邪魔だ、猟兵!」
 割って入ってきた『SAPD』の一人がアサルトライフルの銃口を突きつけた。
「…な?信じたか?」
 恐怖に満ちた顔で狼狽えるジンに苦笑して、ジェイスはワールドハッカーたる力を解放した。
 周囲の風景に電子ノイズが混じり込み、瞬時に戦場内の環境が一変する。
【ワールドハッキングプログラム】によって、サイバーファンタジー世界に交換された戦場は飛び道具が禁止されている世界だ。
 引き金を引いたオブリビオンだが、照準がぶれている――いや、そもそもこの世界そのものに禁止されている行為である――ため、いくら撃ってもジンとジェイスに命中せずにそのターゲットの真横を通り過ぎていく。
「お出ましの様ですねぇ。参りましょう」
 夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)の祭器が活性化する。『FMS』がバリアを形成し、『FPS』の概念結界がオブリビオンと一般人の境界を作り出す。
「くそっ! 近づいて制圧しろ!」
「あの警棒は厄介だな」
 振りかざされた警棒をひらりと躱し、ジェイスの片腕から電子光が迸る。
 プログラムノイズに混じって発現した雷撃は、ジェイスによって組まれた電撃プログラムだ。
 全身サイボーグのオブリビオンには、この高電圧高電流は脅威である。
 向かってきたもう一人の『SAPD』へ、ジェイスは全身から黒煙を上げる警官の首を掴んで投げつけた。
「デコイってことで行ってこい」
 群れていた警官たちがその重さで押し倒される形になる、が。

 警官の眼前に現れる『ERROR』の文字。
 ジェイスの電子端末によって、『SAPD』の警官たちへと大容量のデータが転送された――それはまさに触れる感染。
 データという質量に潰された人格データ、戦闘データ全てがオーバーロードする。
 複数の警官たちから昇る黒煙が、戦場に立ち込めていく。
「雷の攻撃が有効みたいですねぇ」
「見た目から分かりやすいよな。ま、こっちは得意分野でやらせてもらうぜ」
「では私も雷で制圧しますぅ」
「ちぃっ! 違法賭博の映像を撮れば、お前たちは終わりだ……!」
 ばちり、と空間に爆ぜる雷撃の音。
「大いなる豊饒の女神の象徴せし欠片、その裁きの御印をここに」
 会場に満ちる乳白色の雷。【豊乳女神の加護・乳霹宙】が空間を白亜に塗り潰した。
 閃光が鎮静すれば、その先にいるのは倒れ伏して全身をショートさせている警官たちの姿。
 監視用ドローンもその雷によって完全に沈静化していた。


「情けないねぇ、やっぱり猟兵ってのは面倒だなぁ」
 会場内の入り口から、そんな呆れ声が聞こえた。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『バズ・フィーバー』

POW   :    アフィシナドー・ファナティック・ライオット
自身と武装を【レベル数×1000人の怒れる熱狂的支持者】で覆い、視聴嗅覚での感知を不可能にする。また、[レベル数×1000人の怒れる熱狂的支持者]に触れた敵からは【判断力と防御力】を奪う。
SPD   :    ミステイク・アレスト・ファイヤバグ
指定した対象を【今回の騒動の主犯たるオブリビオン】にする。対象が[今回の騒動の主犯たるオブリビオン]でないならば、死角から【レベル数×100の炎に包まれた電脳羽虫】を召喚して対象に粘着させる。
WIZ   :    ウェルカム・トゥー・ディストピア
戦場内を【自身と支持者の能力がX倍になる電脳】世界に交換する。この世界は「【自身が発する虚偽情報こそがこの世の真理】の法則」を持ち、違反者は行動成功率が低下する。
👑11
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●扇動する者
「視聴者の皆、これは凄い場面が撮れてしまったぞ! 『警官の一日に密着してみた』、まさか警官たちに反抗する富裕層の悪人たちとはね!」
 大げさな態度とジェスチャーで仮想端末を操作するのは、『バズ・フィーバー』と呼ばれるオブリビオンだ。
「これはとんでもない事態となったが……うむ、ここは『悪人を懲らしめてみた』というタイトルに変更しておこう!」
 そしてこのオブリビオンは、ライブ配信を通してニセの情報を大衆に伝播させる情報操作のスペシャリストでもある。
「――さて」
 端末の赤いランプが消滅する。どうやら、一旦ライブ配信を切ったようだ。
「おおっと、もしや通信障害かな・・・・・・? あまり猶予はなくてね。大人しくそのアイテム機密情報を渡してもらえないか?」
 にこやかに、紳士然として猟兵たちに笑いかけるバズ・フィーバーだが、猟兵たちはその裏に潜む悪意に気付いている。
「……ふむ、交渉決裂。では仕方あるまい」
 再びライブ配信がONとなる。仮想の端末に写し出されるのは、数万を超える視聴者たちのコメント。
 それも、リアルマネートレードという悪を行う者たちへの罵詈雑言と、バズ・フィーバーを応援するコメントで溢れている。
「おお、私の熱狂的な支持者たちよありがとう! では、『悪人たちを懲らしめてみた』のライブ配信の開始だ!」
青原・理仁(サポート)
人間
年齢 17歳 男
黒い瞳 金髪
口調 男性的(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)

性格面:
やさぐれ、ぶっきらぼう
積極的な人助けはしないが、見捨てきれずに手を貸してしまう

戦闘:
武器は使わず、殴る・蹴る・投げるなど、技能「グラップル」「怪力」を生かしつつ徒手空拳で戦う
構え方は古武術風

雷属性への適性があり、魔力やら気やらを雷撃に変換し、放出したり徒手空拳の際に纏わせたりします



「嘘の情報を重ねてヒーロー気取りかよ、気に食わねぇ」
 バズ・フィーバーは今、視聴者たちの声援によって数々の超常を身に纏っている。
 虚構を重ねた言葉はしかし、情報操作のスペシャリストたるオブリビオンによるユーベルコードによって更に強化されていた。
「おおっと、私に襲いかかってくる者がいるぞ。助けてくれ、私の視聴者たち!」
 電子端末を操作しながら、バズ・フィーバーは高らかに声をあげる。
 その様子に、青原・理仁(青天の雷霆・f03611)は舌打ちした。
「……そうかよ。だったら容赦しねぇぜ」
 ばちり、と空間に爆ぜる。
 バズ・フィーバーはその異変に瞠目する。突如として、使用していた端末がエラーを起こし始めたのだ。
 空間に拡散するのは雷。それは、理仁が身に纏う雷霆によるものだ。
「私にはとっておきがあるのだよ……!」
 バズフィーバーのユーベルコードが発動し、その姿が掻き消えた。
 視聴嗅覚全ての感知を無効化する完璧な隠蔽。しかし。
「言葉だけの胡散臭ぇおっさんに負けるわけにはいかねぇんだよ……!」
 周囲に拡散する雷霆、その空間を動くバズ・フィーバーそのものの姿は見えずとも、雷霆はその周囲に存在する人間を、雷撃の反応によって探知するだろう。
 理仁がその場所へと走り出す。
 片腕に纏うのは凝縮した雷霆。雷霆はまるで落雷のような爆音を発しながら、目の前に存在するオブリビオンを薙ぎ払う――!
「歯ァ食いしばれよ!」
「な、にぃ!?」
 隠れていたバズ・フィーバーが、その一撃に吹き飛ばされる。
 【撃砕雷業拳】。雷撃纏う拳の、凄まじい威力を秘めた一撃だ。
 電子端末が微かに白煙を上げる中、理仁は纏った雷撃を拡散させるように再び、ぐっと拳を握った。
「どっちが悪人か、白黒つけようじゃねぇか!」
 他の猟兵たちがまだ控えている――!

成功 🔵​🔵​🔴​

夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎

■行動
『競売に潜入、最高額で買取る』等でしたら、平和に終われたかもしれませんが。

一般客との隔壁は『FVS』で複製継続、『FAS』により飛行し『判断力低下』を『FXS』による『精神干渉遮断』で防御、『FMS』のバリアと『FES』の結界で全周を覆い『隠れた状態で行う全攻撃経路』を塞ぎまして。
『FPS』の『情報概念化による探知』は五感の何れでも無い以上、『視聴嗅覚での探知』を防いでも位置の把握が可能ですぅ。
後は『防御の補填』『探知』を含め【磨寶】の水晶球で全『祭器』を強化、『探知』した一帯を中心に『FRS』『FSS』の[砲撃]と『FDS』の[爆撃]による[範囲攻撃]で叩きますねぇ。


ジェイス・ホシヅキ
俺は視聴者を削って戦力を落とす
「おーおー正義の実況者が配信してるぜ?
確かに俺達が悪い事をしてるように見えるな…だがこれを見てみろよ」
って【ハッキング】しておいた監視カメラでバズ・フィーバーが配信を停めた部分を大音量高画質で放送してやるぜ
「これじゃ闇オク失敗したから警察と癒着して欲しかったアイテムを殺して奪ってみた…だよな?
闇取引か人殺し…どっちが悪かは視聴者次第だ」
ベルを慣らしてUC発動で電子蜘蛛を纏って敵の配信環境をバグらせる事故をおこす
「また視聴者に都合の悪ぃ事を隠すつもりだな!」
何か言おうものなら【電撃】による【鎧無視攻撃】だ
敵の攻撃は【ハッキング】でバグらせて軽減する

連携歓迎


ウルスラ・ロザーノ
動画配信とか別に興味あらへんけど、それ系の奴の良くない部分を煮詰めたような存在やな~
ま、虐殺とか止められるんなら、向こうの事情なんてホンマにどうでもええわ

無数の羽虫が追っ掛けてくるんなら、スピードで全部振り切ってまえばええやろ
回転動力炉を全力でブン回して駆け回るで
ただし、全速でなく追い付かれん程度に速度は抑えておくよ

ギリギリで逃げ回ってたら、向こうも映像的に気分が良くて隙も生まれるやろ
そしたら一気に加速してバズ・フィーバーの懐へと飛び込んで、クレファンをスカした頭に全力で叩き込んだるわ!
正義の味方が反撃で痛い目を見る、なんて予想外の展開も、ライブの醍醐味やろ?



「まさか私のユーベルコードが突破されるとは……! 私の支持者たち、どうか私に力を分けてくれ!」
 セリフだけ聞けば正義の味方が言うような言葉であるが……猟兵たちは嘆息する。
「動画配信とか別に興味あらへんけど、それ系の奴の良くない部分を煮詰めたような存在やな~」
「『競売に潜入、最高額で買取る』等でしたら、平和に終われたかもしれませんが」
「情報弄ってる時点でどうしようもない気がするけどな」
「それもそうですねぇ」
「ま、虐殺とか止められるんなら、向こうの事情なんてホンマにどうでもええわ」
 ウルスラ・ロザーノ(鈴振り燕・f35438)が準備運動とばかりに屈伸、ジェイス・ホシヅキ(bugspider・f37994)は自らの電子蜘蛛と対話をしているようだ。
 穏やかに微笑んでいた夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)であるが、この瞬間にも気を抜いてはいない。
 一般参加者たちが見守る中、祭器『FVS』によって隔壁を展開していた。一般人たちへの被害を完全に遮断している。
「正義の味方が反撃で痛い目を見る、なんて予想外の展開も、ライブの醍醐味やろ?」
「ハッハッハッ! 正義の味方は絶対に負けはしないのだよ。では再び……私に力を貸してくれ、みんな! ウェルカム・トゥー・ディストピア!」
 周囲の環境が、一瞬の内に書き換えられた。バズ・フィーバーと支持者の能力が数倍に跳ね上がる電脳世界。
 そしてバズ・フィーバーの姿が掻き消えた。次いで、電脳羽虫の大群が猟兵たちをその炎によって蹂躙する。
 襲い来る物量の嵐。置換された電脳世界の中で、ジェイスは大げさに拍手してみせた。
「おーおー正義の実況者が配信してるぜ? 確かに俺達が悪い事をしてるように見えるな…だがこれを見てみろよ」
 電子蜘蛛から、ハッキングされた監視カメラ映像が転送された。
 そこに写っていたのは、バズ・フィーバーが通信障害・・・・によって配信を中断した時の映像だ。
 バズ・フィーバーは姿を隠しているが、間違いなく焦りの表情を浮かべているだろう。
 全てが、公にされたのだから。
「これじゃ闇オク失敗したから警察と癒着して欲しかったアイテムを殺して奪ってみた…だよな? 闇取引か人殺し…どっちが悪かは視聴者次第だ」
 バズ・フィーバーの電子端末に映るコメントが疑心と誹謗中傷のコメントに変わっていく。
 その情報を電子蜘蛛からのハッキングで得たジェイスは、隣に立っていたウルスラへ視線を向ける。
「任せとき!」
 ウルスラの超加速が戦場に線を生む。
 数多の加速装置を使用しながら、電脳羽虫に追いつかれるか追いつかれないかのギリギリで会場内を縦横無尽に走り回っているのだ。
 バズ・フィーバーは風景と同化している中、ちぃ、と舌打ちした。このままでは――。
「隠れるのは終わりですよ」
 るこるの祭器『FPS』は、あらゆるものを探知できるシステムだ。それは、視聴嗅覚全てで追跡を不可能にしていても――。
「『情報概念化による探知』は五感の何れでも無い以上、『視聴嗅覚での探知』を防いでも位置の把握が可能ですぅ」
「な、なにぃっ!?」
 FPSの探知機能が、バズ・フィーバーの居処を探り当てた。
「待ってたで! そのスカした顔に全力で叩き込んだるわ!」
 羽虫が飛び交う速度を超え、ウルスラは速度マッハ5.0を超える輝きとなってバズ・フィーバーを捉える――!
 激烈な連続蹴りが、バズ・フィーバーの胴体に突き刺さった。
 【真・クレセントファング奥義】。ウルスラだからこそ為せる、必殺の連撃だった。
「ぐおおおおおっ!! こ、こんな馬鹿なことが! 視聴者たちよ、騙されるな! あれは――!」
「また視聴者に都合の悪ぃ事を隠すつもりだな!」
 ジェイスが端末を操作すると、バズ・フィーバーに電子蜘蛛が纏わり付く。瞬間、バズ・フィーバーの電子端末に甚大なエラーとノイズが走った。
「な、なんだこれは!?」
「次から次へと嘘言いやがって、食らいな!」
 ばちり、と爆ぜた大気は、電子蜘蛛から迸った雷撃の音だ。
「ぐおおおおああああ!!」
強化バグ『上限破壊蜘蛛』ウォールイートスパイダー】は、何も自身を強化するユーベルコードではない。敵対者に『不幸な事故』を誘発する効果を付与する力を持つ。
 ――だがそれは、果たして『不幸な事故』か。
「支持者さんたちの数が凄く減っているみたいですねぇ。では――」
 るこるの祭器『FRS』と『FSS』が活性化し、『FDS』が光り輝く。
「大いなる豊饒の女神の使徒の名に於いて、荘厳なる神意の宝玉よ、私の元へ」
 眼前が瞬いた。圧倒的な閃光と共に、バズ・フィーバーが数多の爆撃に呑まれたのだ。
【豊乳女神の加護・磨寶】。『水晶球』による祭器の強化。しかしそれは決して終わらない、強大な破壊だった。
「まさか……私が……私……が……」
 破壊の暴威に呑まれたバズ・フィーバーが霞となって骸の海へと掻き消えていく。
 それを見送った後、3人の猟兵は、呆然と待機していたジンへと振り返った。
 びくり、と肩を跳ね上げたジンに、猟兵たちは手を差し出す。

 とりあえず、機密情報の入ったアイテムを回収しなくては、と。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2023年02月24日


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#サイバーザナドゥ
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#グリモアエフェクト
#ワールド・スフィア
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は仇死原・アンナです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト