●キャンプに行こうよ!
「みんなー! キャンプに行かない?」
能天気な声で皆を誘うのは、フィーナ・ルリス(陽だまり・f04597)。
「アスリートアースには、素敵なキャンプ地があるんだって! 私が案内したいのは、冷たい川辺にあるキャンプ地だよ! で、キャンプに必要な道具を売ってるお店とか、食材を売ってるお店とか……後、お土産の一番人気は金魚みたいだよ! 普通の金魚さんよりも丈夫みたい。 それに、綺麗な川だから、景色も最高なんだ! 後、川で水遊びなんかも良いかも! こう、キャンプに行く前に、寄り道したくなっちゃうよね?」
「それから、キャンプと言えば……美味しいご飯も忘れちゃいけないよね! 食材は、お店で買ってきたものでも良いし、せっかくの川だから川魚も釣るのも良いかも! 飯盒炊飯とか、バーベキューとかも良いかも! ただ、ゴミはきちんと片付けてね」
「そして、キャンプは夜も続くよ! キャンプファイヤーもやるし、色々と楽しんでも良いかも。折角の夏だし、花火とかも有りだよね? キャンプのみんなに、素敵なパフォーマンスを見せるのも有りだし、寝ないでお喋りとか、綺麗な星空を見るとか!」
「きっと、みんなの楽しい時間が過ごせると思うんだ! それに、やっぱりキャンプをするなら夏が良いよね。見どころも一杯だし、ちょっと暑いけど、川で涼んだりも出来るし、お土産を買ったり、美味しいご飯を作ったり、それをみんなでシェアしても良いかなって思うの! 夜はまったり過ごして……最高のキャンプにしようね!」
白鳥美鳥
ご無沙汰しております、白鳥美鳥です。キャンプ……やりたいなあと思っていた所に、本当にキャンプがあってわくわくしております。
基本的に人様に迷惑をかけなければ大丈夫です。団体でのご参加はお相手の名前を書くか、大体名を忘れずに記載して下さい。大人数で参加の場合は、人数も書いて頂けると助かります。
全て日常シナリオの為、申し訳ありませんが、プレイングの受付期間を設けさせて頂きます。オープニング公開の時は、受付期間はありませんので早い者勝ちになります。(出来るだけ、ご参加出来るようにお待ちする予定です)
各章のみのご参加も大歓迎です。楽しい一日にしましょう。
楽しいプレイングをお待ちしております。
第1章 日常
『ちょっと寄り道』
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POW : 体力の続く限り遊ぶ
SPD : 計画的にあちこち回る
WIZ : 美しい景色や美味しい名産品を楽しむ
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雁帰・二三夫
「最近はキャンプが盛んで良いですねえ。わたくし、とてもうれしいです」
一応先にネットでキャンプ地の情報検索
郷土料理・風土病・周辺施設・観光スポットを調べる
「固形燃料は大袋で購入してありますし米も問題なし。川魚が釣れたら味噌汁の具に…いや、久しぶりに麺類も良いじゃないですか。素麺は面倒なので焼きそば、デザートにぼた餅、追加で西瓜と焼きとうもろこし。オートキャンプなら直前まで温度管理も要りません。そうしましょう」
スーパーでキャベツ半玉、ソーセージ、焼きそばの麺、ぼた餅、西瓜、玉蜀黍購入
到着したらすぐドームテント設置
川にネット入りの西瓜沈め焚火台設置
折畳椅子に座ってテキーラ飲みながら早速焼玉蜀黍開始
「最近はキャンプが盛んで良いですねえ。わたくし、とてもうれしいです」
わくわくしているのは、雁帰・二三夫(引きこもりたい住所不定季節労働者・f37982)。
グリモア猟兵のフィーナ・ルリス(陽だまり・f04597)は、川が近所にあると言っていたが、一応先にネットでキャンプ地の情報検索をしておく。郷土料理・風土病・周辺施設・観光スポット等、調べる事は色々あるのだ。
二三夫は、キャンプの準備を始める。
「固形燃料は大袋で購入してありますし米も問題なし。川魚が釣れたら味噌汁の具に……いや、久しぶりに麺類も良いじゃないですか。素麺は面倒なので焼きそば、デザートにぼた餅、追加で西瓜と焼きとうもろこし。オートキャンプなら直前まで温度管理も要りません。そうしましょう」
キャンプでの食事のメニューを決めてから、食材を買いに行く。
スーパーでキャベツ半玉、ソーセージ、焼きそばの麺、ぼた餅、西瓜、玉蜀黍を購入した。
わくわくしながら、キャンプ地に到着。
まずは、ドームテントを設置して、川にネット入りの西瓜を沈めて、それから焚火台を設置する。
折りたたみ椅子を広げて座り、テキーラを飲みながら、早速焼玉蜀黍作りの開始だ。
「いやー、楽しいですね。キャンプは最高です」
テキーラを傾けながら、焼玉蜀黍が焼きあがるのを楽しみにする二三夫だった。
大成功
🔵🔵🔵
菫宮・理緒
【セナさん(f03195)と】
セナさんとキャンプ!
しかもセナさんの
初キャンプげっととか、萌えるね!
まずはギアだけど、
テントは……いっしょでいいよね?(ちらっ)
寝袋も2人用、とかは……わたしはいいけど(照れっ)
火起こしとか調理器具はわたしのを使うとして、
あとは椅子とテーブル、それと灯りとかかな。
せっかくだからわたしも、
セナさんと色違いのお揃いで揃えちゃおう。
セナさんが赤系でわたしが青系とかどうかな?
種類もたくさんあるから、可愛いの選ぼう、ねー♪
あとは、食材かなー?
フォンデュとアヒージョとかいいかも。
エビにチーズにマッシュルームー!
セナさんも食べてみたいもの、どんどん買っちゃってー!
セナ・レッドスピア
菫宮・理緒さん(f06437)と
そういえばキャンプをするのは初めてでしたね…
はじめてが、理緒さんと2人で…!
と、早くもどきどきしながら
必要な物を一緒にお買い物っ
まずは一緒に入れるテントに…
寝袋も一緒に入れるものに!?
大胆なチョイスにはわはわしながらも、引き続きお買い物ですっ
そんな中、色違いのお揃いが色々目に入ってきて、赤と青のお揃い…その中でも可愛らしいものをチョイスしていきます
お料理の方は
一緒の器のものを2人で、ができる
フォンデュとアヒージョにしていこうと、食材を揃えていきます
理緒さんのおすすめに加えて、サーモンや鶏肉もプラスして…
そうして思いもお買い物も積み上がっていっちゃいますっ
キャンプにわくわくと買い物に出かけるのは、菫宮・理緒(バーチャルダイバー・f06437)と、セナ・レッドスピア(blood to blood・f03195)。
セナはキャンプが初めてだ。
「セナさんの初キャンプ(はじめて)げっととか、萌えるね!」
理緒はウキウキだ。そして、改めてそう言われるとセナもドキドキしてしまう。
(「はじめてが、理緒さんと2人で
……!」)
そんな二人は、まずはお買い物。
「テントは……いっしょでいいよね?」
理緒はちらりとセナを見てから、そして次は……大胆な発言をした。
「寝袋も2人用、とかは……わたしはいいけど」
そう言いだしたのに、流石の理緒も照れている。
(「まずは一緒に入れるテントに……寝袋も一緒に入れるものに!?」)
理緒の大胆なチョイスにセナはわたわたしながらも、二人で買い物を続ける事にした。
「火起こしとか調理器具はわたしのを使うとして、あとは椅子とテーブル、それと灯りとかかな」
必要な物を見て回る理緒は、色違いで二人の物をお揃いで揃える事にした。理緒が青系でセナが赤系だ。
「種類もたくさんあるから、可愛いの選ぼう、ねー♪」
「そうですね、色違いのお揃いで……あ、これ良いですね! 凄く可愛いです!」
椅子等を買い揃えてから次は食材の準備だ。
「フォンデュとアヒージョとかいいかも。エビにチーズにマッシュルームー! セナさんも食べてみたいもの、どんどん買っちゃってー!」
理緒の言葉に、セナも食材を選んでいく。
折角のお料理。『一緒の器で2人で』が出来る、フォンデュとアヒージョ。食材は理緒のお勧めの食材に加えて、サーモンや鶏肉もプラスして……。
(「美味しいものが出来ると良いな。セナさんが楽しんでくれると良いな、初めてのキャンプだから素敵な思い出になると良いな♪」)
(「理緒さんとのキャンプ……どきどきが止まりませんが……とっても楽しみです!」)
思いもお買い物も積み上がっていくセナと理緒なのだった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
真宮・響
【真宮家】で参加:3人
さて、夏も半ばだ。折角の最高のロケーションだ。家族3人でキャンプ行こうか。元々野営の生活だったからね。原点に戻るつもりで楽しもうか。
アタシはご飯の用意をしてるよ。奏と瞬は川で釣りかい?行っておいで。魚を用意する準備もしとくよ。
飯盒でせっせとご飯を炊き、慣れた手つきでバーベキューの具材を串に刺す。コンロに鍋を乗せ、カレーを仕込む。カレーをかき混ぜてる時に奏と瞬が帰ってくる。大漁じゃないか。これ、魚を焼く網は2枚にしないとダメだね。
キャンプご飯を美味しそうに食べる子供達に微笑む。戦い続きの毎日だが、こういうゆっくりできる休息の日もいいものだね。
真宮・奏
【真宮家】:3人
うん、空気が凄く美味しい!!川辺が涼しげでいいですねえ。ええ、猟兵として本格的に活動を始める前は野営ですね。機会を貰えましたし、原点に帰ってみるのもいいかもです。
川辺があるんですから釣りすべきでしょう!!兄さん、行きましょう!!(ぐいぐい)兄さんと並んで釣りしてるとどんどん釣れますよ
!!・・・兄さんの方が良く釣れてるようですが。むむ。少し悔しい。あ、この引きは・・・(大物が釣れた勢いで後ろに転倒しかけて瞬に支えられる)
母さん、大漁ですよ〜!!あ、網で焼き魚にするの手伝います。
母さん手作りのキャンプご飯をキラキラした顔で食べます。う〜ん、満足!!
神城・瞬
【真宮家】:3人
アスリートアース、初めて来ましたが、こんな素敵なキャンプ地があったんですね。そうですね、原点は野営でした。こうした形で振り返るのもいいでしょうね。
川辺に釣竿片手に奏に引っ張っていかれ、並んで釣りをします。なんか今回は良く釣れますね。奏、引きが凄いですよ・・・おっと。(転倒しかけた奏を支える)うわ、とても大きな魚ですね。奏、見事です。
母さん、一杯釣れましたよ。網で魚を焼くの、手伝いますね。
家族で食べるキャンプご飯、極上の味ですね。ああ、幸せだなあ。
風の涼しさを感じつつ、真宮・奏(絢爛の星・f03210)は、空気を大きく吸い込んだ。
「うん、空気が凄く美味しい!! 川辺が涼しげでいいですねえ」
「アスリートアース、初めて来ましたが、こんな素敵なキャンプ地があったんですね」
神城・瞬(清光の月・f06558)は、競技が盛んなアスリートアースにキャンプ地がある事が珍しくて、色々と辺りを眺めている。
家族三人でキャンプに来た真宮・響(赫灼の炎・f00434)は、娘の奏と養子であり大切な息子の瞬の様子を見て、優しく微笑む。夏も半ば。折角、キャンプに来たのだ。親子三人で楽しみたい。それに……。
「元々野営の生活だったからね。原点に戻るつもりで楽しもうか」
そう笑う響に、奏と瞬も微笑む。
「ええ、猟兵として本格的に活動を始める前は野営ですね」
「そうですね、原点は野営でした。こうした形で振り返るのもいいでしょうね」
真宮一家は、昔は野営をしながら暮らす生活をしていた。だから、キャンプでもあるが、色々と準備しながら過ごすのは久しぶりでもある。昔を思い出しながら楽しむのも良いかもしれない。
「川辺があるんですから釣りをすべきでしょう!! 兄さん、行きましょう!!」
奏がぐいぐいと瞬の腕を引っ張る。
「わ、わかりました。じゃあ、まずは釣り道具を借りてきましょう」
「やったぁ! じゃあ、行きましょう、行きましょう!!」
わくわくと釣り道具を借りに行く奏と瞬。
「奏と瞬は川で釣りかい? 行っておいで」
「はい! 一杯、釣ってきますね!」
二人が川に釣り竿やクーラーボックスを片手に川に向かっていく姿を見て、響は微笑む。
「ふふ、あの子達はどの位魚を釣って来るかねえ」
そう思うと、食べ盛りの二人の為に、ご飯の準備をする気持ちがより高まる。
「まずは、ご飯とおかずの準備だね」
飯盒でご飯の用意をする。沢山炊かないと、子供達のお腹を満足させるのは大変だ。
「それから……」
ぶつ切りにした肉や野菜を、響は慣れた手つきで串に刺していった。
その頃、川では瞬と奏の義兄妹が仲良く並んで釣りをしていた。
「なんか今回は良く釣れますね」
「そうですね、兄さん! どんどん釣れますよ! 晩御飯が楽しみです!」
魚を釣り上げ、血抜きをして、クーラーボックスで鮮度が落ちないようにして……。
それにしても、この川では魚がよく釣れる。魚釣りは、やっぱり連れてこそ楽しいのだが、これだけ釣れるともっと面白い。
……のだけれど。
(「……兄さんの方が良く釣れてるようですが。むむ。少し悔しい」)
クーラーボックスの中の魚も釣り上げている回数も、奏よりも瞬の方が多い気がする。悔しい気持ちもありながら、奏が釣り糸を垂らしていると……。
「……!? この引きは
……!!」
「奏、引きが凄いですね」
この手ごたえ、間違いなく大物だ。必死で魚と格闘していると、隣りで魚を釣っていた瞬も気が付く。
「……こ、これは……負けられません!!」
魚との駆け引きと格闘の末、奏は見事に大物を釣り上げるが、その勢いで後ろに倒れそうになるのを、瞬に支えて貰った。
そして、陸に転がって暴れている魚は、誰がどう見ても大物の魚である。
「うわ、とても大きな魚ですね。奏、見事です」
「はい! これを見たら、母さん驚きますね!」
そして、瞬と奏はにっこりと微笑みあったのだった。
「材料はこれで全部かね……」
コンロの鍋で、コトコトと響はカレーを作っていた。混ぜていると、元気な声が聞こえて来る。
「母さん、大漁ですよ〜!!」
元気の良い奏の手には先程釣れた大物が輝いている。それに、言葉通り、二人とも大量に釣ってきたようだ。
「凄いね、奏。よくやったじゃないか。瞬も奏も沢山釣って来たね。これは魚を焼く網は2枚にしないと」
「あ、網で焼き魚にするの手伝います」
「網で魚を焼くの、手伝いますね」
響が魚を焼く網を用意していると、奏と瞬が手伝ってくれる。二人が楽しみにしている晩御飯は、もうすぐだ。
大成功
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第2章 日常
『キャンプめしを食べよう!』
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POW : 出来立てを沢山美味しく食べる
SPD : 現地で何らかの食材を調達してくる
WIZ : キャンプならではの調理法に挑戦する
👑5
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アイグレー・ブルー(サポート)
空中をサイキックでふよふよしながら冒険するスペース田舎っぺ。護るべきは皆様、ひいては誰かの騎士になりたいお年頃です。
基本的に誰かや何かをお守りする事、それを成す為に前へ突貫する事を辞さない覚悟で馳せ参じます。
が、日常では新しい物に興味津々。
月虹蝶々を呼び一緒にその場所を周ってみたり
素敵な名物を見てははしゃいだり、綺麗なものを眺めてはうっとりします。
食べ物はなんでも食べます。まあ、身体の中に吸収してるとも言えます。
「まあ、こちらに素敵な物があるでありますっ!」
「綺麗な景色ですね…!わたくし、また心にひとつ想い出を作ってしまいました」
雁帰・二三夫
「焼きトウモロコシとテキーラ…好みが分かれる組合せでしょうが、わたくしは好きです。ああ、そろそろ夕飯の時間ですね」
焚火台に鉄板設置
キャベツ半玉をザク切り
キャベツとソーセージ炒め
焼きそば投入
水と中華だし顆粒とガーリックチップ投入
中濃ソース掛け回し胡椒と唐辛子をザカザカ振って出来上がり
「メスティンで1人分だけ作る方法もありますけど、今日は皆さんとの交流も多分あるでしょう?交換しやすい料理が良いかなと思いまして。そろそろ西瓜も切らないと」
川から引き上げた西瓜も切って他の猟兵に声かけ
「良かったら交換しませんか?西瓜もどうぞ」
ぼた餅は食後に片付けが済んでからのんびり食べる
「こういう〆も悪くないですね」
「焼きトウモロコシとテキーラ…好みが分かれる組合せでしょうが、わたくしは好きなんですよね。ああ、そろそろ夕飯の時間ですね」
雁帰・二三夫は夕飯の支度に取り掛かる。キャンプ飯はキャンプの醍醐味と言っていい。
焚火台に鉄板設置をして、キャベツ半玉をザク切り。ざく切りにしたキャベツとソーセージ炒め、焼きそば投入。水と中華だし顆粒とガーリックチップ投入、中濃ソース掛け回し胡椒と唐辛子をザカザカ振って出来上がりだ。これが今日のメインディッシュ。それにこの料理ならば……。
メスティンで1人分だけ作る方法もあるけれど、恐らく他のキャンプに来ている人との交流も出来ると思うわけで……ここは、交換しやすい料理が良いかなと思ったのだ。
そろそろ川で冷やしている西瓜も食べ頃になっているだろう。これも、他の猟兵の人達とシェアしやすい。
ざっと見ると、キャンプにわくわくしながら準備をしている猟兵を見かけた。アイグレー・ブルー(星の煌めきを身に宿し・f20814)である。キャンプの準備は割と得意……と見受けられるが、どう見ても、食事の準備は出来ていない様である。
「こんばんは、お嬢さん。キャンプの設営、手伝いましょうか?」
「え? 良いのでありますか? 凄く助かるのであります!」
そんなアイグレー、二三夫の作った料理の香りにぐるぐるぐる~とお腹を鳴らしてしまった。
「も、申し訳ないであります! 恥ずかしい所をお見せしてしまい……」
「ははは、いいですよ。わたくしも、一緒に夕飯を食べる人が居ると良いなと思っていましたから。これがキャンプの醍醐味、ですよね」
本当はシェアの予定だったが、目の前でお腹を空かせている人を見ると、きっと美味しそうに食べてくれると思う。それを見るのは楽しそうだ。これぞ、キャンプ、だ。
二人は力を合わせてアイグレーのキャンプを完成。
「……そ、それではお言葉に甘えまして……」
「ええ、ええ、どうぞどうぞ。そういえば、焼きトウモロコシもまだ残ってましたかね……」
「焼きトウモロコシ
……!!」
アイグレーの目がキラキラと光っている。それに、二三夫は笑ってしまう。
「焼きそば入りの鉄板焼きも、デザートに西瓜もありますよ」
「な、なんて素晴らしいのでありましょうか……。ご厚意に感謝しかありませんです!」
目をキラキラさせて、二三夫特製の料理をとても美味しそうに食べてくれるアイスナー。それを見ていると作った二三夫まで自分の料理が美味しく感じるから不思議だ。やはり、これもキャンプだからこそ、だろう。
「とっても美味しいであります! 二三夫殿は料理の天才であられますね! もう、とっても美味しくて、美味しくて、ほっぺが落ちちゃうんだよう……」
幸せ一杯という感じのアイスナーの口調は固い物からだんだんと柔らかいものに変わっていく。食べ物で心を掴んだのだろうか。やはり、交流の基本は胃袋を掴む。それらしい。
「冷たく切った西瓜もどうぞ召し上がってください」
「うわあ……最高のデザートだよう……。アイスナーとっても幸せなんだよう」
幸せそうに西瓜をほおばるアイスナー。見ていて可愛い。
「そういえば、このキャンプ場は星空が綺麗なんですよ」
「星空……! アイスナー、星空大好き! 二三夫ちゃんはとっても親切な人なんだよう」
幸せ一杯、そんなアイスナーに笑みを零す二三夫なのだった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
セナ・レッドスピア
理緒さん(f06437)と
いよいよ一緒にキャンプ本番!
まずはお料理を作っていきましょうっ!
ニ種類のアヒージョに、チーズフォンデュ…!
作るのもいっぱいですから、その分ふたりで協力していきましょうっ!
2種類のアヒージョはそれぞれ
オリーブオイルや香辛料…
唐辛子や塩の量を変えて…
一つは理緒さんの好みに合わせて
辛口にしてみたり
買っておいたバゲットとチュロスは
チーズフォンデュにも使っていきます
…そういえば熱いお料理いっぱいですが…
って、わざわざ冷ましてあげたり
してもらったりするために!?
しかも熱さで私がはわはわしちゃうことも!?
…でもそれですと理緒さんも同じようにはわはわしちゃいそうな気が…(どきどき)
菫宮・理緒
【セナさん(f03195)と】
ここからはキャンプご飯だね!
エビと鶏肉は半分をスキレットに入れて、
サーモンとキノコも同じ感じで、2種のアヒージョを作っちゃおう。
チーズフォンデュは、
残しておいた具材を蒸したり焼いたりしたものと、
オオバコや葛の実とかを採ってきて、茹でて使っちゃおう。
あ、夏なのに熱々料理なのは、ちょっと企んじゃいました。
あーんするときも、してもらうときも、ふーふー必須だからね♪
ふーふーしてくれるセナさんの表情とかもう、
それだけで『イイね!』投げ銭連打しそうだし、
ちょっと熱めのを食べさせて、熱がってるところとか見ちゃったら、
もう確実に萌え死しちゃうよね!
って、あ!
わたしも熱かったー!?
「いよいよ一緒にキャンプ本番ですね! まずはお料理を作っていきましょうっ!」
「うんうん、ここからはキャンプご飯だね!」
セナ・レッドスピアの言葉に、菫宮・理緒も、うんうんと頷く。
「ニ種類のアヒージョに、チーズフォンデュ……! 作るのもいっぱいですから、その分ふたりで協力していきましょうっ!」
「うん、頑張ろうね!」
アヒージョは二種類作る事になった。
「オリーブオイルや香辛料……唐辛子や塩の量を変えて……。片方は、理緒さんの好みに合わせて辛口にしましょうか」
エビと鶏肉は半分、サーモンとキノコも同様に半分。その一つは辛口。理緒が喜んでくれると良いと思う。
セナがアヒージョを作っている間に、理緒はチーズフォンデュの準備にかかる。チーズフォンデュの具材は残しておいたエビ、鶏肉、サーモン、キノコを蒸したり焼いたりして……。そして、ここはキャンプ場。オオバコや葛の実等を採って来て、こちらも茹でて使う。そして、買っておいたバゲットとチュロスも使って……。
これで、夕飯のアヒージョとチーズフォンデュが完成だ。ただ、どちらの料理も夏にしては熱い料理ばかり。実は、ここには理緒の思惑も入っていたりする。
「……そういえば熱いお料理いっぱいですが……」
「あ、夏なのに熱々料理なのは、ちょっと企んじゃいました。あーんするときも、してもらうときも、ふーふー必須だからね♪」
「って、わざわざ冷ましてあげたり、してもらったりするために!?」
理緒の言葉に、セナは真っ赤になる。作戦が上手くいったとばかりに理緒はにこにこが止まらない。
「じゃ、じゃあ……」
まずは、セナから。一生懸命にふーふーする。
(「ふーふーしてくれるセナさんの表情とかもう、それだけで『イイね!』投げ銭連打しそうだし……うん、最高!」)
思惑通りの展開に、理緒はセナの可愛さがたまらない。
時々、セナがはわはわしてしまって、いる様子も可愛くて……。
「って、あ! わたしも熱かったー!?」
はっと、ここで落とし穴に気が付いた。それは、理緒も同じ条件であるという事である。
「あああ、ごめんなさい! ごめんなさい!」
「だ、大丈夫。セナさんが頑張ってくれたんだから……」
冷たい飲み物を飲みながら、そう言いつつ理緒はぜーぜーしている。これは、自分がセナに食べさせる時にはしっかりと冷まさないと、そう心に誓った。
と、思いつつも、二人で美味しいと笑い合ったり、熱さで悶絶しながら、楽しい夕食は過ぎていくのだった。
大成功
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真宮・響
【真宮家】で参加
さて、ご飯は炊き終わったし、バーベキューも焼けた、カレーもできたが・・・この魚の量は網で焼くのは足りないね。海賊鍋にしよう。(せっせともう一つのコンロを用意する)
あ、子供達が野菜切ってくれるの手伝ってくれるんだね。味噌を入れて仕上げ、と。そこのダッチオーブンで作ってるのはレーズン入りのパンケーキだよ。デザートは必要かと思ってね。
さあ、ご飯の時間だ。相変わらず良く食べる子供達だ。これなら残りは心配しないで良さそうだね?野外で食べるご飯は余計に美味しく感じられる。不思議だねえ。
真宮・奏
【真宮家】で参加
お母さん、魚が良く焼けてますよ〜。・・・網に魚が載せきれないんですが。なるほど、海賊鍋。あ、野菜切るの手伝います。
海賊鍋にうどんを入れたいです。いいですか?ああ、ご飯もカレーもバーベキューも美味しいです〜仕上げに海賊鍋のうどんを食べて、と。
何気にパンケーキを作ってるのが母さんらしいですね。ああ、美味しいです〜。野外のご飯って美味しいですね。何故でしょう。家族で協力して作ったご飯。幸せの味ですね。
神城・瞬
【真宮家】で参加
魚が良く焼けていますが・・・魚が網からはみ出ていますね。あ、海賊鍋にするんですね。野菜切るの手伝いましょう。
ご飯もバーベキューもカレーも極上の味ですね。何気に海賊鍋にうどんを加えているのが奏らしいですね。パンケーキも作ってくれていた母さんの心遣いに感謝です。
ああ、家族で協力して作ったご飯は幸せ溢れる味ですね。いつまでもこういう日々が続けばいいのに。
こちらは子供達の真宮・奏と神城・瞬が大量に魚を釣って来た真宮家。
「お母さん、魚が良く焼けてますよ〜。……網に魚が載せきれないんですが」
「ええ。魚が良く焼けていますが……魚が網からはみ出ていますね」
魚を釣りまくって来た奏と瞬は、その魚を焼くのに悪戦苦闘している様だ。
既にご飯を炊いて、バーベキューも用意して、カレーも作っていた母、真宮・響は二枚にした筈の網にでさえはみ出す魚の量に頭を抱えた。ここはもう……。
「海賊鍋にしよう」
もう一つ、コンロを用意して、海賊鍋の準備に取り掛かる。瞬と奏が野菜を切ってくれるのを手伝ってくれると言うので、野菜は早く切り終り、鍋に入れて、最後は味噌で味付けて仕上げる。
「うん、上出来だ」
それから、響は視線をダッチオーブンに移す。
「レーズン入りのパンケーキだよ。デザートは必要かと思ってね」
「何気にパンケーキを作ってるのが母さんらしいですね」
「パンケーキも作ってくれていた母さんの心遣いに感謝です」
パンケーキも用意してくれた母に、子供達は感謝の思いしかない。
「あ、そうだ、お母さん。私の釣り上げた大物の魚はお鍋には難しそうなので、網でしっかりやきました! 見て下さい、美味しそうでしょう?」
網を独占して大きな魚が焼かれている。海賊鍋にするには切らないといけなさそうだったので、それが残念に思えたのだ。そして、上手く魚にも火が通って美味しそうな香りが漂っている。
……それにしても、改めて大物が連れたと奏は思った。
「ああ、確かに立派だし美味しそうだ」
「奏が釣るのに本当に頑張りましたからね」
美味しく焼けた、今回、最大の魚に響も瞬も微笑む。
「さあ、ご飯の時間だ。いただきます」
「いただきます」
「いただきまーす!」
それぞれ、好きな料理から取って食べていく。ご飯とバーベキューにカレーに海賊鍋に焼き魚、そしてパンケーキ。どれもそれぞれ美味しそうだ。
「海賊鍋にうどんを入れたいです。いいですか?」
奏が母と義兄にそう許可を求めているが……既にうどんは投入されていた。
「何気に海賊鍋にうどんを加えているのが奏らしいですね。それにしても、ご飯もバーベキューもカレーも極上の味ですね。とっても美味しいです」
「そうですね。ああ、ご飯もカレーもバーベキューも美味しいです〜」
瞬も奏もとても美味しそうにご飯を食べてくれているのが響には嬉しい。
「野外で食べるご飯は余計に美味しく感じられる。不思議だねえ」
それに、普通に考えるとかなりの量の料理数なのだが、食べ盛り……特に胃袋がブラックホールの奏がいるので、残りの心配はしなくて良さそうだ。
「野外のご飯って美味しいですね。何故でしょう。家族で協力して作ったご飯。幸せの味ですね」
「ええ。家族で協力して作ったご飯は幸せ溢れる味ですね」
そう、こんな日々がいつまでも続けば良いと瞬は思う。そう、愛する素敵で自慢の家族だから。
「さて、どんどん頂きますよ~! 仕上げには海賊鍋のうどんを食べて……そしてパンケーキ! うん、幸せ一杯です~!」
幸せ一杯にご飯を食べる奏に、思わず微笑んでしまう響と瞬だった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第3章 日常
『キャンプの夜を楽しもう』
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POW : ゲームやお喋りに興じる
SPD : 歌やダンスで盛り上がる
WIZ : 満天の星空を眺める
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真宮・響
【真宮家】で参加
ああ、お腹一杯だ。山程あったご飯も全部家族のお腹の中だ。さて、まだまだ寝るのは早そうだね?星空を見ながら花火?いいね。
ああ、あれが夏の大三角形だ。あれがヴェガ、あれはアルタイル。まあ年に一度会うというが、アタシ達はいつも一緒にいるね?(奏と瞬を見て微笑み)
さて、花火をしよう
。・・・・子供達がいつの間にか打ち上げ花火を買ってきてるんだが。まあ、星空に綺麗な華が咲くのは最高だろう。
もう少しで夏も終わりか。最高の夏を過ごしたような気がする。子供達の満足そうな笑顔を見れば、良く分かるさ。
真宮・奏
【真宮家】で参加
お腹一杯!!満足です!!夜は長いですからまだまだ寝たくないです!!(買ってきた花火抱えて)星空見ながら花火しましょう!!
(瞬と並んで座って)そこの赤い星がアルタイル、あれが夏の大三角形!!あれが彦星と織姫の星ですね。白鳥の力がなくともいつも家族は一緒ですよね(瞬と目を合わせて微笑む)
キャンプの締めくくりはやっぱり花火です!!もうすぐ終わる夏を笑顔で見送る為にも!!打ち上げ花火しましょう!!
ああ、今年も最高の夏でした!!母さんも瞬兄さんもそう思いますよね!!(花火をやりながら満面の笑顔〉
神城・瞬
【真宮家】で参加
物凄く大量のご飯でしたが、皆食べてしまいましたね。僕もお腹一杯です。そうですね、夜は長い。すぐ寝るのは勿体無い。星空を見ながら花火、いいですね。
(奏と並んで座って)あれがオリオン、あれがアルタイル。夏の大三角形が良く見えますね。彦星と織姫ですか。まあ、一年に一度じゃなく僕たち家族はいつでも一緒ですよね。(微笑む)
夏ももうすぐ終わりです。花火で夏を惜しむのもいいですね。ええ、打ち上げ花火、買ってきました。星空に花火の華。綺麗ですね。
ええ、最高の夏でした。こういう日々を守るのが僕の役目ですね。(母さんと奏の笑顔を見ながら満足そうに微笑む)
「ああ、お腹一杯だ。山程あったご飯も全部家族のお腹の中だ」
「物凄く大量のご飯でしたが、皆食べてしまいましたね。僕もお腹一杯です」
「お腹一杯!! 満足です!!」
本当に沢山あった、ご飯にバーベキューにカレーに海賊鍋+うどん。みんな、一家のお腹に収まってしまった。特に子供達である、神城・瞬と真宮・奏は食べ盛り。おまけに奏は胃袋がブラックホールだ。その上、大好きな母の真宮・響の手料理とくれば、全部なくなるのも当然と言えば当然と言えた。
のんびり過ごしていると、奏がどこからか沢山の花火を抱えてやってきた。今日の為に、花火を沢山買っていたようである。
「夜は長いですからまだまだ寝たくないです!! 星空見ながら花火しましょう!!」
「そうですね、夜は長い。すぐ寝るのは勿体無い。星空を見ながら花火、いいですね」
「星空を見ながら花火? いいね」
奏の提案に瞬と響も微笑んだ。
「それにしても、星空が綺麗ですねー」
空を仰ぎながら、奏は満天の星空にため息をつく。隣に座っている瞬も星空を眺めて、星を指さす。
「あれが、アルタイルですね」
「ああ、そして、こっちがヴェガだ」
「彦星と織姫の星ですね」
そして、もう一つ。白鳥座のデネブ。夏の大三角形だ。
「まあ年に一度会うというが、アタシ達はいつも一緒にいるね?」
ヴェガとアルタイル……織姫と彦星、そして瞬と奏を見て、響は微笑む。
「彦星と織姫ですか。まあ、一年に一度じゃなく僕たち家族はいつでも一緒ですよね」
「白鳥の力がなくともいつも家族は一緒ですよね」
瞬と奏もお互いを見て微笑みあった。
七夕の織姫と彦星は年に一度しか会えない。そして、雨の日はカササギが道を作ってくれるという。その話の通り、白鳥座はヴェガとアルタイルに手を伸ばし繋いでいる様に見えるのだ。だが、そんな白鳥やカササギの力を借りなくても、響も奏も瞬も……家族みんな、いつまでも一緒なのだ。……そう、いつまでも一緒に――。
星空をゆっくり眺め、家族の絆を確かめてから、花火をする事になった。
「夏ももうすぐ終わりです。花火で夏を惜しむのもいいですね」
「キャンプの締めくくりはやっぱり花火です!! もうすぐ終わる夏を笑顔で見送る為にも!! 打ち上げ花火しましょう!!」
「ん? 打ち上げ花火かい?」
花火と言っていたから、手に持つ花火だと思っていた響だったが、奏が抱えている花火は打ち上げ花火だった。
「ええ、打ち上げ花火、買ってきました」
瞬と奏の二人で買ってきた様である。
(「まあ、星空に綺麗な華が咲くのは最高だろう」)
そう思うと打ち上げ花火も良いかもしれない。……そう、満天の星空の中に咲く華。
打ち上げ花火の火をつけるのに、わいわいと言いながら、空に上がって咲き誇る花火を仰ぎ見る。
「ああ、今年も最高の夏でした!! 母さんも瞬兄さんもそう思いますよね!!」
「そうだね。最高の夏だった」
満面の笑みで微笑む奏に響も微笑む。そう、もう少しで夏も終わる。でも、最高の夏を過ごしたと響は思う。なぜなら、奏と瞬の笑顔を見ていれば良く分かるから。
「ええ、最高の夏でした」
そう満足そうに微笑みながら言うのは瞬。
(「こういう日々を守るのが僕の役目ですね」)
改めて、その想いを心に刻む。
「まだまだ、花火ありますよー! どんどん、打ち上げましょう!」
そして、キャンプ地の夜空に綺麗な花が咲き、家族の思いでも増えていくのだった。
大成功
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雁帰・二三夫
「オートキャンプの良いところは、荷物をすぐ取りに戻れることですね」
簡易医療キットから虫除けスプレー出し自分とテントに噴霧
車に戻り星座早見盤と丈の短いスウェーデントーチ準備
下生えのない火が燃え移らない場所を確認して薪を置いたら真ん中の切れ込みに乾燥ハーブ入れファイアスターターで着火
折畳椅子置き星座早見盤で星座を確認しつつスキットルに残ったテキーラをチビチビ飲む
「焚火しながらのんびり星空を眺めていると、キャンプの終わりと言うか夏の終わりと言うか、そういう気がしみじみしてきますね」
トーチが崩れたらトングできちんと積み重ね全部燃え尽きるまで確認し水かけて消す
「やはり4時間は疲れますね…お休みなさい」
雁帰・二三夫は簡易医療キットに入っている虫除けスプレーを取り出すと、これを自分とテントに吹きかけた。
「オートキャンプの良いところは、荷物をすぐ取りに戻れることですね」
車に戻り、星座早見盤と丈の短いスウェーデントーチを作る材料を持ってきた。
まずは、下生えの無い火が燃え移らない場所を確認してから、スウェーデントーチを作る準備に入る。
短い丸太を置き、真ん中に切り込みを入れたら、そこに乾燥ハーブを入れてファイアスターターで着火する。スウェーデントーチは丸太を燃やして焚火をするもので、一度火をつければ、丸太全体が燃え上がり、数時間燃え続けるというもの。薪をくべる必要のない焚火だ。全体が燃える頃には暖かい焚火と同じ様になる。
二三夫はスウェーデントーチの近くに折畳み椅子置いて、星空を見上げた。
「今日はよく星が見えますね」
星座早見盤で星空の中にある星座を見つけながら、スキットルに残ったテキーラをチビチビ飲む。夏の夜の風の涼しさと、スウェーデントーチの暖かさ、そして満天の星。ここで星空の星座を楽しみながら飲むテキーラは最高だと言えた。
「焚火しながらのんびり星空を眺めていると、キャンプの終わりと言うか夏の終わりと言うか、そういう気がしみじみしてきますね」
どこかしんみりと、でも綺麗で普段とは違う景色の中、過ごす時間はとても良いものだ。
トーチが崩れたら、トングできちんと積み重ね、のんびりと星空とテキーラを堪能する。
……そして、スウェーデントーチが燃え尽きた時が終わりの時間。しっかりと水をかけて消した。
「やはり4時間は疲れますね……お休みなさい」
貴重な時間を反芻しつつ、二三夫はテントで眠りについたのだった。
大成功
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セナ・レッドスピア
理緒さん(f06437)と
楽しくもどきどきなキャンブも
とうとう夜に…
って、早くもおやすみタイム!?
そ、それに…ほ、ホントにふたりで入る寝袋、なのですね…!
理緒さんのお誘いに応えながらも
すでにどきどきまっくすで
たどたどしく一緒に入って……!
ち、ちかいですっくっついてますっもうどきどきでばくはつしちゃいますっ!
って、理緒さんもどきどきまっくすでした!?
まだどきどきで身体が固まってる中
理緒さんに手を引かれながら
外で焚き火にあたりながらお話していきます
体がずっとぽかぽかしてるのは
きっと焚き火のあったかさだけじゃなくて
こうして理緒さんと一緒に過ごしていけたらから…
それに、理緒さんの頬が赤いのも、きっと…
菫宮・理緒
【セナさんと】
さぁ夜だよ!
夜と言えば、2人用寝袋の時間だね!
1つの寝袋に並んで寝て、どきどきわきわきくんかくんかする時間!!
興奮と期待に胸躍らせて寝袋に飛び込んだら、
「さ、セナこっちにおいで」
みたいに、寝袋の入り口を広げてセナさんを誘っちゃうよ♪
……えっと。
これほんとにぴたーってくっついてですね。
どきどきしすぎてしゃべるどころではないといいますか、
お顔、ぼむっ、ってなっちゃうっていいますか……。
あー、もう、むーりー!
セナさん、外で焚き火しながらお話ししよ! そうしよ!
誘った側ではあるけど、ちょっと強引にお外に連れ出しちゃうね。
あ、でも、焚き火の炎でほんのり赤いセナさんも、綺麗だなー♪
「さぁ夜だよ! 夜と言えば、2人用寝袋の時間だね!」
わくわくと2人用の寝袋を敷いているのは、菫宮・理緒。その寝袋の大きさにびっくりしているのは、セナ・レッドスピア。
(「楽しくもどきどきなキャンブも、とうとう夜に……」)
そんな風にセナがしんみりと思っていたら、もう寝袋を取り出している上に本当に2人用の寝袋を出してきた理緒に、さらにわたわたとする。
「早くもおやすみタイム!? そ、それに……ほ、ホントにふたりで入る寝袋、なのですね……!」
そうに決まってるじゃない、そう言いつつ理緒は興奮と期待に胸を躍らせながら寝袋に入った。
「さ、セナこっちにおいで」
とは、流石に言ってはいないが、そういう雰囲気でセナの名前を呼ぶ。
「は……はい……」
どきどきまっくすなセナはたどたどしく一緒の寝袋に入り、理緒の隣に並ぶ。
(「ち、ちかいですっくっついてますっもうどきどきでばくはつしちゃいますっ!」)
そんなセナに対して理緒もどきどきしない筈なんて無い訳で……。
(「……えっと。これほんとにぴたーってくっついてですね。どきどきしすぎてしゃべるどころではないといいますか、お顔、ぼむっ、ってなっちゃうっていいますか……」)
セナのどきどきと理緒のどきどき、勝負をしたらどちらが勝つのかは分からないが、先に降参したのは理緒の方だった。
「あー、もう、むーりー!」
「!?」
理緒は急いで寝袋から出た。それを見て、セナは真っ赤な顔をしながら驚いて、きょとんとしている。
「って、理緒さんもどきどきまっくすでした!?」
どきどきまっくすです! そう返したくなった理緒だが、寝袋に誘ったのは自分なので……でも、今の雰囲気を続けるのもどきどきまっくすが続く訳で……。
「セナさん、外で焚き火しながらお話ししよ! そうしよ!」
「は、はい……!」
ちょっと強引に理緒はセナを寝袋から引っ張り出すと、強引に外に連れ出した。
パチパチと木の弾ける音がする。
「うーん、良いね、焚火」
「そうですね」
焚火で温まりながら、火が弾ける様子が綺麗だと思う。空は満天の星。どちらもとても綺麗だ。
「星も綺麗だね。こんな事なら星座早見盤でも持ってくれば良かったかなー」
「何座か分からなくても綺麗ですよ。それとも、勝手に作っちゃいます?」
「あ、それ良いね!」
仲良くお喋りをしていると、焚火の木の弾ける音の様に話が色々と弾むし、時々どきっとする事もある。
(「焚き火の炎でほんのり赤いセナさんも、綺麗だなー♪」)
そんな焚火に照らされたセナの銀髪と白い肌が綺麗だと理緒は思う。それは、セナも同じだった。
(「体がずっとぽかぽかしてるのは、きっと焚き火のあったかさだけじゃなくて。こうして理緒さんと一緒に過ごしているから……。理緒さんの頬が赤いのも、きっと……」)
温かい心に包まれて、セナと理緒は星空と焚火、そして絶えないお喋りを楽しむのだった。
大成功
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