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青空の蒼さを識らず

#ダークセイヴァー #常闇の燎原


● グリモアベース
「あふぅ、ダークセイヴァーの階層調査が出たようなの」
 溜息をついたのはグリモア猟兵のリュート・アドラー(f26123)だ。
 今日も眠たそうにほわほわと猟兵たちに依頼の説明を続けていく。

「第五の貴族との戦いを通じて、ダークセイヴァーの「地上」と思われていた場所が実は「地下第4層」である事が分かったの!」
「……恐らくどこかに、「第三層」に繋がる場所があるんだけれど……」
 次第にリュートの声は小さくなりつつ、そもそも一般の人々はおろか、支配階級であるヴァンパイアの多くにすらも、『この世界が階層状の構造をしており、今まで地上と思っていた場所が地下である』、という事を知らない。つまるところ情報収集を行う事は困難だということを告げる。

「知っている人が居ないなら、直接手掛かりを探しにいくの!」
「辺境を更に越えた人類の居住区域の完全なる外側に『常闇の燎原』って言う場所が見つかったの」
「そこは完全な闇に覆われた、おおよそ生物の生存を許さない区域だからこそ、誰も知らない情報が見つかる可能性があるよ」
 きっとこの階層を支配するヴァンパイアにすら知られない何かが隠されている可能性は十分にあり得ると。

「ただ、その辺境には『暗夜卿』という古い血筋の吸血鬼が居ると言われているの」
 それだけではないと、リュートは語気を荒らげ。
「怪物にされた村人たちの実験場がその奥にあるの、こんなの許せないの!」
「……それを超えた先にようやく目的地、ここにはどんな困難があるか分からないの」
 非常に危険な依頼だが力を貸して欲しいと、改めてリュートは猟兵たちに頭を下げた。
 ――このダークセイヴァーに新たな光を見つけるには、君たち猟兵の力が必要だ。

「あふぅ……常闇の燎原について調べてたら寝不足になったの……」
 とびきり大きなため息と主に吐かれた綿雲は、もこもこと大きな雲の魔法陣になる。
「その綿雲から落ちないように乗ってほしいの、それじゃあいくのー」
 猟兵たちは綿雲の魔法陣で、『常闇の燎原』の辺境地帯へと転移された。


橄欖石
 こんにちは、本シナリオを担当させていただく橄欖石です。
 今回はダークセイヴァーの階層調査をするシナリオになります。

 以下、補足です。

● 第1章 ボス戦『『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェ』
 古い血筋の吸血鬼。蘇ってからも長く活動しているとされる。
 見た目は童女だが、思考は老獪で厭世的と言われています。

● 第2章 冒険『屍血流路』
 狂気のオブリビオンによる実験場。かつて人であったそれは蠢く怪物が徘徊しています。
 どうやら先に進むなら、怪物らを対処する必要があるようです。

● 第3章 ボス戦『聖光の天使『アグノラ・サンチェス』』
 生前、聖者とオラトリオの力で人々を導いていた者と言われています。
 黒い炎に覆われたオブリビオンは、「同族殺し」や「紋章持ち」にも匹敵する力。
 「あらゆる防護を侵食し、黒い炎に変えて吸収してしまう能力」を有しています。

 あらゆる防護を侵食という特殊な能力から攻撃を受け止めることは危険です。
 本戦闘では工夫をし攻撃そのものを無効化する、攻撃を躱す事が重要となります。

 皆様のプレイングをお待ちしております。
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第1章 ボス戦 『『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェ』

POW   :    黒の息吹よ、我が血を讃えよ
【冷たい眼差しで死刑宣告を呟いて】から、戦場全体に「敵味方を識別する【漆黒の血霧】」を放ち、ダメージと【視界不良】の状態異常を与える。
SPD   :    小さき子らよ、我が夜に遊べ
【敵の血を吸った使い魔のコウモリ】が自身の元へ多く集まるほど、自身と[敵の血を吸った使い魔のコウモリ]の能力が強化される。さらに意思を統一するほど強化。
WIZ   :    薔薇の夜よ、我が身を呪え
自身の【黒薔薇のイヤリング】を捨て【吸血種としての真の姿】に変身する。防御力10倍と欠損部位再生力を得るが、太陽光でダメージを受ける。
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● 『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェ

 猟兵たちは転移の後、『常闇の燎原』を目指して辺境地帯に向かっていく。程なくして、グリモアベースで聞いていた通りに1体のオブリビオンを見つけます。
 その見た目は童女ではあるものの、それで油断をする猟兵はいない。
 容姿なぞ、オブリビオンの強さを左右するような制約ではないのだから――。
六代目・松座衛門
(SPD)
「自分たちはこの先の場所に興味があるんだ。どうゆう場所か教えてくれないか?」
『常闇の燎原』に近い場所にいるオブリビオンだ。少しでもその場所の情報が得られたら良いが・・・。
まぁ、どちらにしても倒させてもらうけどな!

UC「野分」により可能となった人形3体の同時操作で、戦闘を有利に進めたい!
『暗夜卿』が放つ使い魔のコウモリ達からの吸血攻撃を、武器「防遏」による【武器受け】で凌ぎつつ、人形「縛鎖」による【捕食】や、人形「遠離」による【レーザー射撃】で、『暗夜卿』の元へコウモリ達が集まることを防ごう!
そして、武器「双爪丸」を装備した人形「暁闇」で相手に攻撃!

アドリブ、連携歓迎



● 自分にできるたった1つの事
「自分たちはこの先の場所に興味があるんだ。どうゆう場所か教えてくれないか?」
 六代目・松座衛門(とある人形操術の亡霊・f02931)、『常闇の燎原』に近い場所にいるオブリビオンである『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェへ、少しでもその場所の情報が得られたら良いが……、と僅かな願望を胸に問いかけた。
「騒々しい騒々しいと思っていたが……ついにここまで来るものが現れたとは」
「闇の救済者達といい、まっこと騒々しいことよ。人は人らしく巣穴に籠もっていれば、痛い目を見んというのに」
 オブリビオンはこれまでは吸血鬼と同族殺しや猟兵達との抗争にも興味を示していなかったが、闇の救済者達の躍進には思うところがあるらしい。

「どうやら……まともに話してくれる事はみたいだな、まぁ、どちらにしても倒させてもらうつもりだったけどな!」
 ならば、と初代から受け継がれる奥義をユーベルコードとして昇華させた『鬼猟流 大演目其ノ一「野分」(キリョウリュウ・ダイエンモクノソイチ・ノワケ)』を解き放つことで、『遠離』『暁闇』『縛鎖』の複数の鬼猟流・戦闘用人形による連携を可能とした。
「噂に聞いた通りじゃな、己の身では戦えず。道具の力を借りてようやく吾らに楯突く。かっははは、その結果勝手に自滅をする者もいるようじゃ」
 そう吐き捨てると、悠然とした仕草のまま小手調べとばかりの使い魔を松座衛門へと解き放つ。

「よく言うぜ、生まれ持った立場と力だけを傲慢に振り翳すだけの相手がよ」
 魔力に対する防御処理を施した傘で突撃してくる蝙蝠を受け、棺拷問の外観である、鬼猟流・戦闘用人形『縛鎖』が針金に分解後、再構築し捕縛。相手を捕えた暫時の間に射撃特化型人形の『遠離』の胴体から破壊の閃光が迸り、『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェの元へと戻ろうとする蝙蝠たちを一網打尽に蒸発させていく。
「ほう? 随分と面白い玩具だ。猟兵というものは一味違うらしい。やれ、未来を犠牲、思い出を糧に、命を燃やし、哀れにも呪われた武具に手を出して喚くだけ喚き、死んでいく。五月蝿いだけの連中とは違うようだ」
「ああ! なんと騒々しい、鬱陶しい事か。身の程を弁え、蛆のように地を這って静かに蠢いておればいいものを」
 思い出すだけでも気が滅入る、『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェは肌についた汚物を払うような仕草をする。

「……黙れ、それでも希望を胸に、誰かを守るためにと立ち上がった人達を愚弄するな」
「ほう? 吾らよりも矮小な体躯とその玩具で何が出来る? 言って――」
 松座衛門は『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェが言い切る前に、鬼猟流の戦い方に最適化された戦闘用人形、『暁闇』を駆けるように操ることでオブリビオンの爪撃をなんとか掻い潜り、両端に鈎爪をつけた伸縮自在の多節棍の『双爪丸』をもって胴をぞぶりと深く切り裂いた!

「オブリビオンに、勝てる。それだけだ!」
 犠牲になった者たちを救うことも弔う事も出来ない、しかし――お前のような悪鬼羅刹を倒すことなら出来る、と高らかに吠えた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ライカ・ネーベルラーベ
暗闇と夜の支配者
うん、お前たちみたいなのと、どっかで戦ったような記憶があるよ
「どこでかは忘れちゃいましたけどねぇぇぇアハハハハ!!」

自前の剣を振り回して思い切り暴れるよ
雷光まとったわたしの攻撃、そう簡単に打ち合わさせたりはしない

で、相手が本気出したらこっちも【Heavenly Blue】を展開
雲ひとつ無い大空――何も遮るもののない太陽の前にご招待だ!
「この空はこの世界のものじゃなくて、わたしの知るそれだからね。オマエはこんなに近い太陽を見たことないでしょ」

こっちは相棒に仕込んだパラシュートで空中遊覧中
焼けて落ちてく相手にチェーンガンブレードの銃撃を浴びせてやればいい



● 狐の嫁入り、或いは
 ライカ・ネーベルラーベ(りゅうせいのねがい・f27508)は、『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェを通じてかつての記憶を思い起こす、暗闇と夜の支配者うん、お前たちみたいなのと、どっかで戦ったような記憶があるはずだ、と。
「どこでかは忘れちゃいましたけどねぇぇぇアハハハハ!!」
 自前の『チェーンガンブレード』を振り回して思い切り暴れ始める、ライカが使う四本組の剣は雷光を纏う事で、オブリビオンであろうとも容易な対処で凌ぐ事は叶わない。
「なんじゃ? ――気が狂れた童子が、少々思いあがっているようじゃな」
 暫時の間に血液を操る事で生み出した鮮血の刃をもって、『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェはライカ自慢の神殺し概念を持つ鋸剣と人間殺しの象徴たる機関銃の合成武装を受け止める。

「思いあがる? 何を言っているの、オマエの背が低すぎて見上げてるんじゃないの」
「ほざけっ! 矮小な猟兵風情がッ! 薔薇の夜よ、我が身を呪え!」
 格の違いというものを見せてやる、と『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェは黒薔薇のイヤリングを捨て吸血種としての力を何段階も引き上げ、その膂力を増強せることで激しく振動する原子がぶつかりあうような交錯を巻き起こす。
 鍔迫り合いすらも一幅の名画のようだったが、天秤はオブリビオンの方へと想いのほか急速に傾いていく。

「ああ、やっぱり。記憶の片隅に残っていた記憶は正しかったみたいだ」
「――――きっとそうしてくれると信じていたよ」
 ライカは『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェの本気を確認したところで、鬼札であるユーベルコード『Heavenly Blue』を解き放ち、砕いた空の欠片を降らせる事で、戦場全体に雲ひとつ無い大空を展開していく。
「雲ひとつ無い大空――何も遮るもののない太陽の前にご招待だ!」
「この空はこの世界のものじゃなくて、わたしの知るそれだからね。オマエはこんなに近い太陽を見たことないでしょ」
「――――――――ッ!」
 天地を揺るがさんばかりの絶叫、『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェの膚は太陽の光を受けて奇怪に膨れ、捲れ返り、焼け爛れていくではないか。焼け、爛れ、焦げ付く膚にオブリビオンは苦痛の咆哮を洩らしていた。

 ライカはその様子をミリタリースタイルの二輪車の相棒『Donner』のサドルバッグに仕込まれたパラシュートを展開させてる事で空中遊覧中をしながら眺める。
「ここがわたしの戦場、わたしの魂の場所! 好きなだけちっぽけな猟兵を見上げるといい」
 焼けて落ちてく『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェへと放たれたチェーンガンブレードの弾丸は一種のホーミングミサイルめいて自在な軌道を描き、標的に着弾と爆発、鮮血の瀑布は、濁った雨だれを奏でるのだった。
「晴れているのに雨が降るだなんて、珍しい事もあったものね!」
 相手が悪かったという言葉は、こういう時に使うのだろう。『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェは決して力の弱いオブリビオンではないどころか有数の実力者だ、ただ――相手が悪かった、それだけの事だ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ロラン・ヒュッテンブレナー
ハロちゃん(f13966)と調査に来たの

ん、前に別の調査に来たけど、やっぱり、地上じゃなかったのは驚いたの
古の強力な吸血鬼、ぼくたちがいずれ、倒さないといけない相手だもんね
青空と取り戻す為に

コウモリは音波で知覚してるみたいだから、ぼくがそれを乱すよ
ハロちゃん、速度勝負なの

UC発動
月光でできた狼の【オーラ防御】膜を纏って、強化された狼の瞬発力【ダッシュ・残像・地形の利用】で先行
遠吠えに魔力を乗せた音撃でコウモリを攻撃
外れても【ジャミング】になるの

二人で暗夜卿に螺旋を描く様に駆け寄り
【結界術】でお互いを防御
最後は左右に分かれて挟撃なの
タイミングを合わせて【全力魔術】の音撃

そろそろ眠る時間だよ?


ハロ・シエラ
ロランさん(f04258)と一緒に調べに来ました。
ここは私達の故郷ですが、ここが地下だとは知りませんでしたね。
しかし私のやるべき事は一つ、吸血鬼を倒し脅威を排除する事です。

さて、この敵を倒すにおいて厄介なのはコウモリですね。
血を吸われれば強化されてしまいますが、逆に言えば血を吸いに来ると言う事。
私自身を囮に【おびき寄せ】て、ロランさんの音波で動きを乱してもらったら、私もユーべルコードで毒の刃を撃ち、コウモリを撃ち落としましょう。
後は隙を見て高速移動して敵本体に接近。
螺旋状を描いて駆け寄って、二人で挟み撃ちしてやりましょう。



● ゲーリュオーンの牛の番犬の如く
「ん、前に別の調査に来たけど、やっぱり、地上じゃなかったのは驚いたの」
「古の強力な吸血鬼、ぼくたちがいずれ、倒さないといけない相手だもんね――青空と取り戻す為に」
 ロラン・ヒュッテンブレナー(人狼の電脳魔術士・f04258)は共に調査のために帯同したハロ・シエラ(ソード&ダガー・f13966)へと靡く射干玉の髪を靡かせながら視線を向けた。
「ここは私達の故郷ですが、ここが地下だとは知りませんでしたね。しかし私のやるべき事は一つ、吸血鬼を倒し脅威を排除する事です」
 2人の猟兵の決意は硬い、澄んだ4つの眸で真っ直ぐに今度は『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェを見据える
「……くっ、血が、血が足りぬ……、これほどまでの屈辱を受けたのは幾年振りか」
 先程までの焼け爛れた傷はすっかり消え去っている、いや――消し去った。色白の肌に映る動脈が激しく蠢くき、僅かに残った傷跡を再生していく。言動から察するに『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェは自らの血を使う事で傷を再生することを出来るようだ。

「小さき子らよ、我が夜に遊べ――」
 しかし、それも無尽蔵という訳でもない。失った血を回復するためにも使い魔のコウモリを操り、猟兵たちの血を奪い体力を回復すると同時に攻撃をすることで一挙両得の手を『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェは行おうとする。
「コウモリは音波で知覚してるみたいだから、ぼくがそれを乱すよ! ハロちゃん、今回は速度勝負なの」
「ええ。この敵を倒すにおいてまず厄介なのはコウモリですね」
「――血を吸われれば強化されてしまいますが、逆に言えば血を吸いに来ると言う事」
 オブリビオンの目的を察したハロは囮となるべく、直線と曲線を交えた虚実を混ぜた高速移動で『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェをかく乱し、ロランのユーベルコードが最大限に発揮できるようにおびき寄せる。

「月下の音狼、暗き夜の森より、鬨を上げ。従う者に、命ず。汝、猟者なり」
 ロランはユーベルコード『憑きて荒ぶる音狼の狩猟(ハンティングオーダーオブアルファオーラ)』を解き放ち、月光でできた狼のオーラ防御とするように纏い、強化された狼の瞬発力、大きく踏み込んで態勢を低くして地面を滑るように駆ける。遠吠えに魔力を乗せた音撃はハロが引き付けたコウモリたちへ、瞬間移動じみたスピードの突進を乗せて繰り出す。咆哮による音撃の放射はコウモリたちを切り裂くだけでなく、コウモリたちが空間をソナーとしての昨日もジャミングを与えるように乱す事に成功した。
 直ぐに体制を立て直すとしても、暫時の隙をハロは見逃す事がない。ここが勝負どころと見極め、一気に反転し駆け出すと、今度は正真正銘真っ直ぐユーベルコード『ディーモナイザー』を解き放ち、無生物すら冒すナノマシン毒の刃を矢継ぎ早に放つことで次々と撃ち落とす事に成功した。
「くっ……簡単に贄にはならぬ、という訳か」
 一挙両得どころか、二兎を追う者は一兎をも得ずという結果になってしまった『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェは憎しみを見せるように歯を咬み締める。

 確実に止めを刺すまで気を抜くまいと、ハロとロランは続く『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェの鋭い爪により放たれた斬撃を結界術により攻撃をそらしながら、螺旋を描く様にその距離を詰めていく。
 次は私から、と精気を食らい、妖狐の霊力と炎の力を放つサムライエンパイア製の鋭いレイピアの『リトルフォックス』を構えたロランが仕掛ける。身に着けた技量の限りを尽くし、目にも留まらぬ連続攻撃、『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェを斬り裂く、穿つ、貫く。
「――図に乗りすぎだっ、猟兵どもっ」
「今度は―――私がっ!」
 あらゆる体運び、癖、すべてを見、予測し、ハロの攻撃を隠れ蓑に『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェへの死角からの一撃。一瞬の咆哮で高められた魔力が巨大な全力魔法となって星の光の如き破壊となって迸った!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

蛇塚・レモン
へ~、太陽光に弱いんだ~っ?
(情報収集:他の猟兵の戦いを観察してた)
……ここで手を引いてくれるなら、あたいも手は出さないよっ?

そう言っても襲ってくるよね
勇気と無謀の区別が付かないのかなっ?

蛇腹剣で斬る、と見せかけて敵を捕縛
マヒ攻撃の呪詛を流してUCの詠唱時間を稼ぐね
念の為、黄金霊波動と鏡盾で防御を固めておくよ
(オーラ防御+結界術+全力魔法+盾受け+受け流し)

多重人格者の特性で、詠唱は蛇神様がやってくれたよっ!
太陽光属性の破壊光線が無限に本数が増幅!
半径585m全方位へ発射すれば、それは暗闇に現れた旭日の如し!
しかもこの光線は無限に威力が成長するよ!
どんなに再生しても、塵ひとつ残さず焼却だ~っ!



● あたい“達”は、これからも無限に成長するよっ!
「へ~、太陽光に弱いんだ~っ?」
 猟兵たちが繰り広げていた戦闘を蛇塚・レモン(白き蛇神憑きの金色巫女・f05152)は、冷静に観察する事で、『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェ』に有効な手段だった手段を既に見出している。
「……ここで手を引いてくれるなら、あたいも手は出さないよっ?」
「愚問だな、品性も品格も、品行すらも足りぬ猟兵風情が、『暗夜卿』を侮るな――ッ」
 弾けるが如く、眼光が緋を散らし。天地を揺るがさんばかりの怒気を孕んだ咆哮をもって蛇塚の提案を破り捨てる。

「そう言っても襲ってくるよね! 勇気と無謀の区別が付かないのかなっ?」
 蛇塚家に伝わる三種の神器のひとつである『蛇腹剣クサナギ』は、蛇塚の霊力でまるで自在に変形可動する。蛇腹状の黒剣を横にぐるっと大きく剣を薙ぐが、すぐに気付いたオブリビオンは瞬時にそれに気づき『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェ』は距離をとるように引いて間合いを取る事で手応えなく空を切ってしまう。
「――はっ! 力量を見誤るような小娘がよく咆える」
 が……それも蛇塚の狙いの1つ。情報収集により既に『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェのあらゆる体運び、癖、すべてを予測している。蛇塚の霊力に応えるように『蛇腹剣クサナギ』が鞭状に伸びてオブリビオンを掴んで捕縛し、呪詛を武器を通じて伝播させ『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェの動きを封じていく。

「くそっ……頭に乗りすぎだっ!」
 怒気をオーラめいて纏い、『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェは魔力の塊を四方八方に放ち拘束から逃れようとする、あまりに苛烈な魔弾の姿は雨あられと呼ぶにふさわしいものだった。
 しかし、それも身に着けた技量の限りを尽くした、レモンの全身を覆う黄金に輝く霊能力オーラ。攻防に応用できる強力な念動力の発生源の『レモンの黄金霊波動』と、表面が鏡のように磨き上げられた白金の円盾である『白蛇の鏡盾』によって、飛来した弾幕のことごとくが純粋なオーラによって強化された鏡盾に受け止められ、ダメージはほぼ皆無に留めた。
「ふふ、どうやらそっちもこっちの狙いを読み切れなかったみたいだね!」

「さぁ! もう“準備”は出来ているよ」
 ユーベルコード『戦闘召喚使役術式・最弱の竜神に倣いし太陽の白蛇神(バトルサモンコード・グロウイング・ザ・ククルカン)』を解き放つ事に必要な詠唱は、蛇塚の麻痺攻撃による呪詛で動きを止めた間に“蛇神様”が既に行っている。
 それは――多重人格者の特性であり、特権。同時に世界にあるという矛盾による常識無視の“詠唱破棄”の踏み倒し。詠唱完了と共に太陽光属性の破壊光線が瞬時に成長し、無限に本数が増えていく。
「蛇神様とあたい達の無限成長、見せてあげるねっ!」
 さらに重ねる、蛇塚自らによる“後述詠唱”。まるで完全な“二重詠唱”、あたい達だからこそ寸分の狂いも無く出来る高度な詠唱技術。
「――もうどこにもないよ、逃げ場なんて全部……奪っちゃうんだから」
 澄み切った双眸に映した全方位へ蛇神オロチヒメの霊体を召喚・具現化する純白勾玉、蛇塚家に伝わる三種の神器の1つ『白蛇神オロチヒメの勾玉』を媒介に発射すれば、それは暗闇に現れた旭日の如し。どんなに再生しても、塵ひとつ残さず焼却せんと、その熱線は『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェ』を飲み込み無限と等しい程に増幅し――焼き尽くしていくのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

メイリン・コスモロード(サポート)
『一緒に頑張りましょうね。』
人間の竜騎士×黒騎士の女の子です。
普段の口調は「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、時々「対人恐怖症(ワタシ、アナタ、デス、マス、デショウ、デスカ?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
人と話すのに慣れていなくて
「えっと……」とか「あの……」とか多様します。
戦闘ではドラゴンランスを使う事が多い。

その他、キャラの台詞はアドリブ等も歓迎です。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


政木・朱鞠(サポート)
ふーん、やっと、ボスのお出ましか…。
もし、貴方が恨みを晴らすためでなく悦に入るために人達を手にかけているのなら、不安撒き散らした貴方の咎はキッチリと清算してから骸の海に帰って貰うよ。

SPDで戦闘
代償のリスクは有るけど『降魔化身法』を使用してちょっと強化状態で攻撃を受けて、自分の一手の足掛かりにしようかな。
ボス側の弐の太刀までの隙が生まれればラッキーだけど…それに頼らずにこちらも全力で削り切るつもりで相対する覚悟で行かないとね。
得物は拷問具『荊野鎖』をチョイスして【鎧砕き】や【鎧無視攻撃】の技能を使いつつ【傷口をえぐる】【生命力吸収】の合わせで間を置かないダメージを与えたいね。

アドリブ連帯歓迎


ミュー・ティフィア(サポート)
困ってそうですね。少しお手伝いしましょうか?

口調 (私、あなた、呼び捨て、です、ます、でしょう、でしょうか?)

基本的に誰に対しても友好的です。

時々うん、と相槌をしたり、敬語はやや崩れちゃったりします。

好きなものは紅茶です。
余裕があったら飲みたいです。

なるべくなら助けられる人は助けます。
復興のお手伝いとかは積極的に頑張っちゃいます!
現地の人達との交流やケアもしていきたいです。

もちろんオブリビオンや悪人には容赦なしです!
相手次第では手加減するかもしれないですけど。

ユーベルコードやアイテムは何でも使います。

いかなる場合でも公序良俗に反する事には関わりません。

不明点や細かい部分はお任せします。


四十物・寧々(サポート)
サポートプレイングです。

ひとつの肉体に複数の人格を有し、人格ごとに別々の特性を修得でき、人格を切り替える事で様々な状況に対応できます。(多重人格者の種族説明より抜粋)

そのため、口調は「現在の状況に対応できる人格」です。
シナリオ進行に必要な内容など、喋らせたいことを喋らせて下さい。

使用ユーベルコードの指定はありません。
「成功」の結果で書けそうなものを一つステータス画面からお選び下さい。フラグメント次第で不使用も可です。

多少の怪我は厭わず積極的に行動し、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。

あとはお任せ致します。
宜しくお願い致します。


シフォン・メルヴェイユ(サポート)
『楽しい世界が待っていたらいいなぁ。』
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
 怒った時は「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

のんびりとして、無邪気な性格をしています。
基本的に常に笑顔で人に接して、
敵以外なら誰に対しても友好的な性格です。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



● 黒の息吹よ、我が血を讃えよ

 太陽が如き熱線により灰になったかに思えた『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェは、眷属のコウモリを集めることでその躰を再構築していく。
「――猟兵よ、今こそ聴け、降りしきる血霧の響きを」
「もはや容赦はせぬ、後悔するがいい。楽に死ねるとは思うな」
 冷たい眼差しで死刑宣告を呟いた『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェから、黒血の瀑布が濁った雨だれを戦場に奏でる。その漆黒の血霧を触れる事で生物は奇怪に膨れ、捲れ返り、焼け爛れいく呪いの呪詛が如きの雨。
「……雨に紛れて姿を消しましたか……」
「時間稼ぎと同時にプレッシャーを与えていく、流石は長年生きた吸血鬼ね」
 メイリン・コスモロード(飛竜の鉾・f13235)は狡猾な『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェの一手に警戒を強め、政木・朱鞠(狐龍の姫忍・f00521)も同様に老獪と呼ぶにふさわしいそのユーベルコード『黒の息吹よ、我が血を讃えよ』の対処を考えていく。
「触れないように相手をしなきゃ、だし。あんまり時間をかけるとそれもオブリビオンの思う壺」
 幾つもある武器とユーベルコードから、一番有効なものになるものを探すためにミュー・ティフィア(絆の歌姫・f07712)は薄紅色の髪を靡かせ暫時の思案に耽る。

「まずは攻めなければ何も変わりませんからね」
 四十物・寧々(あいもの・ねね・f28377)はここが勝負どころと見極め、ユーベルコード『スリー寧々アタック(テーテテテテー)』を解き放つ。自らと同じ姿の分身を呼び出させ、分身が一気に駆け出すと正真正銘真っ直ぐに突っ込み刀を振り抜く。
 どうやら戦場に降りしきる黒血はオブリビオンの感知を広げる効果もあるようで、すぐに気付いた『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェは回り込まれたと考え横にぐるっと黒血により作り出した鋭い爪で薙ぐ。だが手応えなく空を切った。見れば背後に回った分身は引いて間合いを取っていた。
「自爆もまた、分身の華! さぁ、やってしまいなさい」
 2体の分身は左右からオブリビオンに組み付くとそのまま爆破、そのすさまじい衝撃で黒血の瀑布が僅かにかき消える。
 その暫時の隙をシフォン・メルヴェイユ(夢見る少女・f19704)は逃さない。
「今がチャンス、どうにかあの厄介な雨を止めるよ。白き蓮の花々よ、吹雪の様に舞いなさい!」
 柄の部分に金色の時計の装飾が施された、不思議な力をもつ三叉鉾である『時詠みのトライデント』を振るうと、その先端から次第に武装が無数の白い蓮の花びらに変わっていく。
「これが避けられますか? 逃げ場なんてどこにもありませんよ」
「……っ、ここまで身体が動かないとはな」
 万全な状態ならば全て防がれていただろう。だが既に『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェは心身とともに苛烈な攻撃をあまりに受けすぎている、それ故にシフォンのユーベルコードを防ぐ事も躱す事も出来ずに攻撃を受けてしまう。
「これで漆黒の血霧は維持が出来ないはず、一気に攻め立てましょう!」

「はい! 私達は諦めない。運命だろうと絶望だろうと、打ち砕いて希望を謳ってみせます!」
 ミューは希望を胸に戦う絆を紡いだ猟兵たちへと、ユーベルコード『望む未来へ繋ぐ絆(リンク・トゥ・ホープス)』を様々な精霊との契約の証であるカードの束、これを媒介に様々な精霊の加護を得られる『絆証・トゥッティ』を媒介に戦場へと歌に乗せて広げ仲間の能力を飛躍的に強化していく。
「――私たちは地上への手がかりを絶対に見つけるんだから!」
  翼の装飾が施された美しいハープの『奏弓・コンチェルト』歌の力を魔力へと変換し、迸る閃光と共に『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェへと解き放つ・
「私の中に眠る竜の力よ、槍に宿りて敵を貫きなさい!」
 ミューの追撃により『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェの視界が切れたところでメイリンがドラゴンランスのオーラ噴出によって方向を変え、竜のオーラを纏った聖なる力を持つ槍でオブリビオンに切っ先を突き立てる。
「ドラゴンランスと一緒に長年の間協力して行った末に獲得した技、その身に受けて貰いますよ」
  夜空の星の名を持つ、光の属性を宿し闇の力をかき消すとされるドラゴンランス『竜槍【シリウス】』は目が覚めるような速度の刺突が煌めき、『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェの腹部へと深々と突き刺さり、異色の血が間欠泉めいて噴き出し、メイリンの顔を汚す。
「私の紅蓮の宴……篤と味わいなさい……貴方の罪が煉獄の炎で燃え尽きるその時まで……」
「ふん、足元の蛆を潰す事が罪なのか? 貴様らの基準を勝手に押し付けてくるな」
 朱鞠のユーベルコード『忍法・煉獄炮烙の刑(ニンポウ・レンゴクホウラクノケイ)』により、召喚した業火を纏った銅製の拷問具が『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェに絡みつくが尊大に己を顧みることなく猟兵に言い返す。
「そ、なら――私が勝手に貴方を裁くだけよ」
 オブリビオンを拘束する銅製の拷問具が深々と突き刺さり肉体を削ぎ、抉り、深い傷を刻みつけていくと同時に、熱を帯びた鎖の炎は『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェを炎上させる事で焼け、爛れ、焦げ付く膚に苦痛の咆哮を洩らしていた。
「少しは自分の罪を考え直してくれたかしら?」
「ほざけ……っ」
 依然『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェの眼に残るのは獣の赫き、目を瞠り嫣然と笑うのだった――。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

轟木・黒夢(サポート)
『私の出番?それじゃ全力で行くわよ。』
 強化人間のヴィジランテ×バトルゲーマー、19歳の女です。
 普段の口調は「素っ気ない(私、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、偉い人には「それなりに丁寧(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
性格はクールで、あまり感情の起伏は無いです。
戦闘では、格闘技メインで戦い、籠手状の武器を使う事が多いです。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


満月・双葉(サポート)
攻撃は【野生の堪】で察知して避け、避け切れなかったものは痛覚を遮断し(【激痛耐性】)で痛みを無視して動く
戦闘における立ち位置は主戦力になりそうな人を見極め、その人が動きやすいようサポート
【読心術】で敵味方共に心理を読み、敵の隙は付け込み(深追いはしない)、味方の動揺は素早く鎮める
戦闘が円滑に進み、仕事を完遂させるためなら手段は問わない冷酷さを持つ
ユーベルコードの扱いも戦闘の補助のようなもので【野生の堪】を高め(山猿の弟子)敵の攻撃をかわしたりして長く味方をサポートできるようにする
また強い敵の攻撃を反射する(フロッグ・イーター)ことで自滅を誘うことも得意とする


月詠・莉愛(サポート)
『あの……宜しくお願いしますね。』
 オラトリオのシンフォニア×聖者の女の子です。
 普段の口調は「丁寧口調(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」
 独り言は「普通かな(私、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

大人しくて口数が少ないですけど、心優しく
動物や植物などの自然が好きな少女。
争い事は苦手ですけど、依頼の成功の為なら戦う事も厭わないです。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


風薙・澪(サポート)
戦闘は剣、ポンプアクション散弾銃、魔法を主に使って戦う。
近距離は剣、中距離は銃、遠距離は魔法が主な攻撃手段だが、
状況に応じて距離に拘らず扱う時もある。
敵が少ないときは、逆に剣、銃で隙を作り魔法で止めを刺す。

剣も銃も基本は両手で扱う為、右手に剣、左手銃のような二刀流的なことはほぼしない。
剣は両手持ちではあるものの軽快に扱い、フットワークを軽くして戦う。

銃はほぼ9粒装弾の散弾を使っているが、対象を打ち抜けないときなどはスラッグ(一粒弾)も使う。
いずれにせよ射程はあまり長くない。
弾倉はチューブマガジンで後入先出。(最後に込めた弾薬が最初に撃ち出される)
弾薬入手はUDCではなく別世界から入手している


風雷堂・顕吉(サポート)
アドリブ連携可

約100年前、ダークセイヴァーの人類敗北以来、ヴァンパイアとの死闘を細々と繰り広げてきたダンピール、それが俺だ。
【世界知識】ダークセイヴァー世界の大抵のヴァンパイア相手ならそれがどのような血族かは知っているし、知らなくとも【情報収集】の伝手はある。
それ以外の世界については物珍しそうに振る舞うことになる。すぐに慣れるだろう。
ダークセイヴァーとスペースシップワールド以外の世界は日差しが強すぎるので、サングラスを着用する。

戦闘は剣士の動きだ。
次に参加する猟兵が戦いやすい状況を作ることも多い。



● 小さき子らよ、我が夜に遊べ

「我が小さな子らよ、猟兵の血を喰らい我が疵を癒せ」
 周囲の知覚を広げるために展開していた使い魔のコウモリを『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェは呼び寄せ、猟兵たちへと激しい交戦に転じる事で、劣勢の流れを断ち切らんとする。
「わっ! かなりの量、って――いきなりこっちに来る!?」
 轟木・黒夢(モノクローム・f18038)は黒い雷光の様な光線を放つ事ができる小型の銃『シャドウサンダー』から、光線を出し続け一瞬のビーム兵器のように超射程で、使い魔のコウモリを切り裂こうとするが『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェももはや微塵の容赦もない、予備動作から瞬時にコウモリたちを分散させる致命傷を避ける。いかに敵の神経ごと遮断する威力を持つ『シャドウサンダー』であろうとも当たらなければその真価を発揮する事は出来ない。
「っ! させません。月よ、私を導いて下さい。そしてその力を私に貸して下さい」
 開口一番、ユーベルコードの詠唱により月詠・莉愛(銀の月を謳う・f16320)は清楚で純粋な歌姫に変身。
 月の魔力を持つ精霊を宿す聖なる銃、『月光の聖銃』は輝く月の光の魔力によりその神々しい輝きをさらに強め、聖銃を中心にびりびりと大気が振動する。並の兵士であれば、心の臓が潰れているかもしれないほどのプレッシャーと共に迸る閃光を放つ。

「なるほどね、随分と上手に見映えを整えたようだね?」
 赤黒い大鎌への変形機能を有する剣、『桜姫』と満月・双葉(時に紡がれた人喰星・f01681)が名付け、多くの命を吸った呪剣を携えながら、澄んだ双眸から生命を視る力を解き放つ、垣間見た僅かな群れの乱れを視た。
 どうやら巨大な渦のように荒れ狂うコウモリも群れも双眸に映す一端から想像する全貌よりも感じる生命の量は遙かに少ない。
 数を誤認させるように巧妙に使い魔を動かしているのか、それともコウモリたちの力を落として数を増やしているのか――或いはその両方か。
「くふふ、猟兵を挽き潰すにはこの程度で十分という事よ、それともこの程度では足りぬか?」
「いくらでも――この程度の使い魔なぞ増やす事が出来る」
 しかしながら、そう簡単に『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェは実力の底を見せようとしない。ぞわり、身の毛もよだつ魔力を放つとどこからどこからともなく使い魔のコウモリの群れを増やしていく。ならば、と母親から受け継いだ由緒ある銀縁眼鏡、魔眼の効果を殺す効果のあるアーティストを外し、ユーベルコード『命採(イノチトリ)』の効果を最大限に発揮する。
 強大なオブリビオンの使い魔の群れににも怯むことなく『桜姫』からオーラを纏わせた斬撃が黄昏の空を翔け、コウモリたちの大群を切り裂き、爆ぜるような雨垂れを降らす。

「魔眼か、厄介だな。奴から下がれ」
「悪いですが、あなたの思い通りになんてさせません」
 莉愛がユーベルコード『月下天舞(ゲッカテンブ)』により得たのは、『月光の聖銃』を飛躍的に強化させる輝きだけではない。輝く月の光の魔力は超高速の飛行能力を猟兵へと授けられた事により、使い魔のコウモリたちの旋回よりも遥かに早く先回りする事が可能となった。
 瞬間移動じみたスピードの突進からノータイムで繰り出される、無数の弾丸の雨で更にオブリビオンの動きを大きく制限していく。
「――私なら、この距離からでも狙えるわ」
 コウモリたちの大群を退かせる『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェの合図と莉愛の生みだした隙に、黒夢はユーベルコード『超視力の暗殺銃(ロングレンジ・ビジョン)』を片目を閉じて狙いを定まる事で発動。
 狙いを定めさせないようにと迫り来る、踏み込んで態勢を低くすることでコウモリの大群たちを躱し、地面を滑るように駆け抜ける。
「ここっ! 一直線に焼き尽くすよ!」
「小賢しい真似をっ――――」
 『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェの使い魔であるコウモリたちの視界が切れたところで、黒夢が大地を蹴って方向を変え、反転することで躱したコウモリたちの大群を『シャドウサンダー』より放たれた雷撃が切り裂いた。

「もうっ! どれだけ減っているか全く分からないわ、めんどうね!」
「いや、十分に追い詰めている。少なくとも奴にはもはや余裕を顔に貼り付けてすら居ないからな」
「……? 全然変わっているように見えないけど、本当に分かっているの?」
「分かるさ、強者の矜持を奴らは必ず持つ。余裕を剥がしたその瞬間、僅かの罅すらも見抜いて見せる」
 風薙・澪(ウィザードウォーリア・f17869)と風雷堂・顕吉(ヴァンパイアハンター・f03119)は『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェの現状について冷静に分析し、余力を見抜いていく。

「なら、あのヴァンパイア本体はあなたに任せる事にするわ。私はあのめんどうなコウモリは私が相手をしてあげるから」
「あれほどの数だ、無策では無謀だぞ……策はあるのか?」
「ふふん、見てんなさい。圧倒的な実力の前には小細工なんて必要ないの。何より今日の私は絶好調なんだから」
 澪が射干玉の髪を靡かせると、虚空からには無数の氷の矢が生まれていく――。
「轢き潰すのはこっちよ、ヴァンパイア! 大盤振る舞いをしてあげる」
「終末を待ちて微睡む魔狼に率いられし、凍れる白き雪の乙女よ。其の力、鋭き矢と成し、敵を貫け」
 放たれたユーベルコード『鋭氷矢(アイスボルト)』、氷精霊の力を利用して氷の矢を打ち出す精霊魔法を澪は極限の緊張感と高揚にぎらぎらと目を輝かせ、猛然たる速度で矢継ぎ早に放ち続ける。

 コウモリの群れは澪のユーベルコードにより完全にヴァンパイアから孤立した。有言実行とばかりにそれを実現した彼女に顕吉は目線で礼を云い、『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェへと宣戦布告の言葉の投げた。
「どうしたヴァンパイア。狩られる側に立つのは初めてか?」
「初めて? ほざけ、今でも貴様らが吾に狩られる側よっ」
「――そうか。であれば、理解する前に朽ち果てるといい」
 解き放たれたユーベルコード『ヴァンパイア狩り(ヴァンパイア・ハンティング)』、顕吉がこれまでヴァンパイアと対峙してきた時間から『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェが永久の時間を経て身に着けた技量の限りを尽くし、仕掛けられた目にも留まらぬ連続攻撃。それに――顕吉が先んじる。
 一気に駆け出すと真っ直ぐに突っ込み『ドラクリヤ』を振り抜くと、目が覚めるような速度の刺突が煌めき、『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェの左のかいなを切り裂いて異色の血が間欠泉めいて噴き出し、顕吉の顔を汚す。

「さぁ、ヴァンパイア。狩りの時間はまだまだ始まったばかりぞ」

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

エリー・マイヤー(サポート)
どうもエリーです。
手が必要そうなので、手を貸しに来ました。
【念動力】で解決できる事なら、お任せください。
遠くから押したり引いたり掴んだりとか、
持ち上げたり回したり投げたりできますよ。
包み込んで動きを封じたり、破裂させて攻撃したりもできます。
微弱な念動力をばら撒けば、ソナー代わりにも使えます。

後はスプーンを曲げに曲げて、コルク抜きにしたりとかですかね?
タネなし手品で子供を喜ばせるとか、朝飯前です。
子供は煙草の臭いで逃げる気もしますが…
まぁ、それはさておき、状況に応じて色々できますよ。

あ、運動は苦手なので、
殴り合いとか派手な運動は期待しないでくださいね。
たぶん息切れして倒れちゃいますよ。


ティモシー・レンツ(サポート)
基本は『ポンコツ占い師』または『本体を偽るヤドリガミ』です。
カミヤドリも魔法のカードも、「Lv依存の枚数」でしか出ません。(基本的に数え間違えて、実際より少なく宣言します)
戦闘についてはそれなりですが、戦闘以外は若干ポンコツ風味です。(本体はLv組で出せない、UCの枚数宣言や集団戦は数え間違える、UCを使わない占いは言わずもがな)

ヤドリガミの「本体が無事なら再生する」特性を忘れて、なるべく負傷を避けつつ戦います。
オブリビオンに止めを刺すためであれば、猟兵としての責任感が勝り、相討ち覚悟で突撃します。
でも負傷やフレンドファイヤ、代償は避けたいお年頃。


七星・彩華(サポート)
 羅刹の妖剣士×宿星武侠の女です。
『呪詛で溢れた戦場は私の舞台さ!』
 普段の口調は「我が道を行く姐さん(私、お前、呼び捨て、言い捨て)」「仲間にはフレンドリーな姐さん(私、お前、呼び捨て、言い捨て)」

自身が支配する呪詛も武器として扱う戦闘狂、頭脳派で行動に穴があるようで抜け目が無い。
闘う事を至高と考える一方で守る者や仲間との共闘も戦闘の重要な要因と考えている。
行動は天上天下唯我独尊を貫く。
猟兵の夫と娘がいる。


 ユーベルコードは指定した物を使用、怪我は厭わず行動します。
迷惑をかける行為はしません。
例え依頼の成功のためでも公序良俗に反する行動はしません。
 あとはお任せ。よろしくお願いします!


シフィル・エルドラド(サポート)
 ハイカラさんの勇者×国民的スタアの女の子です。
 普段の口調:明るい(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)
 嬉しい時の口調:ハイテンション(あたし、あなた、~さん、ね、わ、~よ、~の?)

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

元気一杯で天真爛漫な性格をしていて、ポジティブな思考の持ち主。
困っている人や危機に陥っている人は放ってはおけず
積極的に助ける主義です。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


隣・人(サポート)
『隣人ちゃんは隣人ちゃんですよ隣人ちゃんと呼んでくd』
バーチャルキャラクターの殺人鬼 × 冒涜王の花嫁
年齢 22歳 女
外見 158.4cm 赤い瞳 茶色の髪 色白の肌
特徴 囚われていた 実は奴隷だった ハイテンション! いつも笑顔 刺激に敏感
口調 ビハインド(自分の名前+ちゃん、あなた、~さん、ね、よ、なの、かしら?)
本音で話す時は 収容違反(私、アンタ、ね、よ、なの、かしら?)
人型のオブリビオンが相手だと三半規管を狙います
それはもう執拗に狙います
相手が『見せられなく』なるまで

真の姿の際は『殺人』特化
普段とは違い、シリアスな感じでお願い致します



● 薔薇の夜よ、我が身を呪え

「――よもや、よもや……ここまで吾が追い詰められるとはな」
 『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェは黒薔薇のイヤリングを捨て吸血種としての真の姿に変身する。引き千切れた腕がみるみるうちに傷口は塞がり、欠損した部位が元の姿に戻っていく。磁器のように透明感のある白い肌に赤い血紋を浮かべ、凄まじい身体能力の上昇を行っていく。
「認めよう貴様ら猟兵を――」
「――脅威だと認めてくれるのかしら? あらあら、“そんな事”より、私を隣人ちゃんは隣人ちゃんですよ隣人ちゃんと呼んでくだ……」
「……くそ、何処まで吾を愚弄するつもりだ」
  バーチャルキャラクターの殺人鬼 ×であり冒涜王の花嫁の猟兵は自らを隣・人(🌈・f13161)と名乗り、底知れぬ狂気を持って『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェの調子を完全に狂わせていく。
「あれは相当“ヤバい”猟兵だ、味方でよかったと思うべきか。出会った事を恨むべきか……」
 エリー・マイヤー(被造物・f29376)は思わず咥え煙草を落としそうになりながらも、前歯で咥え直しなんとか先端の灰を落とすに留まった。
「ま、アンタも互い不幸ですね。こんな場所に引きこもって怯えてくらしていたのに猟兵が来てしまうだなんて」
「吾が、怯え? 引きこもっているだと?」
 エリーの言葉に『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェは肌に浮かんだ血紋を蠢かせ言葉を吐き捨てるように云う。真の力を解放した思わぬ副次効果か、どうやら感情に反応し血紋は蠢くらしい。
「違うんですか、わざわざこんな僻地に居るのは特別な理由があるのかと……」
「え? ごめんなさい、こんなところを好き好んで居る人が居るなんて想像しなかったもので」
 あ……、と余計な事を言ってしまったとティモシー・レンツ(ヤドリガミのポンコツ占い師・f15854)が僅かに後悔するものの言葉がこぼれてしまった以上、もうどうしようもない。
「……楽に死ねると思うなよ、ああ。こんなにも真正面から嘲弄され続けたのは初めてかもしれん」
「違います、誤解です、誤解ですってば!」
 ティモシーは激しく血紋を激しく蠢かせる『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェへとあわあわと手を振って否定する。それが逆に神経をさらに逆撫でしたのか、血紋の動きが更に加速した気がする。

「さぁ! さぁ! サア! さァ! サぁ! SAA! 踊り。歌い。眩んで沈むのよ――」
 隣人はユーベルコード『六六六番外・隣人置暗流活殺自在悪魔的耳いし生過剰(ロクロクロク・バンガイ・デビルマイマイ)』を解き放ち、『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェの三半規管にいしを生やす。
「なっ――!?」
 耳に生やされた“いし”により、『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェは感覚能力が引き上げられる同時に――耳石き過剰。強さとめまい。吐き気が立て続けに襲いかかり三半規管が完全に麻痺していく。
「分かりますか? てめぇは今自分が立っているか寝転んでいるのか、地面の場所が分かるかしら、くすくす」
「えげつない……ですが、私もアナタのようなオブリビオンを舐めるつもりはありませんので。このまま動かないでくださいね」
 全方位からエリーは包み込むように念動力を放ち、『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェを締め上げその四肢を拘束する。例え三半規管が狂わせようとオブリビオンに常識は通用しない、どのような対処してくるか想像もつかないからだ。
 ユーベルコード『念動バインド(サイ・バインド)』によりそのわずかな懸念すらも念動力の手によってエリーは握りつぶす。
「さて……今日の運勢は……。勇者の一撃は、白銀の煌めきを纏う?」
「なんとも奇妙な結果ですが、占いで出た以上――! これがあなたの運命です!」
 占い道具としては一般的な『水晶玉』から垣間見た未来を占いと、ティモシーはユーベルコード『因果に干渉する占い(ケッカハアトカラヤッテクル)』を発動する。
 その内容が流言飛語のような占いだろうが関係ない、彼の占いは因果を曲げてそれが正しい物とするのだから――。

「あはっ! それなら私の出番だね!」
 シフィル・エルドラド(ハイカラさんの勇者・f32945)の持つ刀身は常に眩しく輝いてた『聖剣エデン』。理想郷と言う異名を持つ伝説の勇者の剣。まさしく、ティモシーが占った内容通りの意味を持つ武器に他ならない。心なしか普段よりもその輝きは煌々と赫きを増している気すらもする。
「――みんなに元気を分け与えるため、この刃を必ず届かせるんだから」
 大きく踏み込んで態勢を低くして三半規管も四肢も封じられた『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェが苦し紛れに放ち続ける魔力の光線を躱し、地面を滑るように『聖剣エデン』を抜き打つ。シフィルが直線と曲線を交えた虚実を混ぜた高速移動でオブリビオンをかく乱し、斬撃と同時に『破邪の刻印』を付与していく。
「私の剣からは、逃れられないよ!」
 付与された破邪の刻印を狙うように、ユーベルコード『勇者の霊剣(ユウシャノレイケン)』の発動と同時に空中を浮遊する聖なる魔力より生み出された無数の剣が一種のホーミングミサイルめいて自在な軌道を描き、『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェに着弾すると同時に次々と爆発した――。
「はっはっはっ、随分と囲まれて殴られているようだね。弱い物虐めは私の主義じゃあないが」
「――アンタなら“そんな”心配はいらないから安心だよ」
 今は押せ押せで七星・彩華(鮮血狂い咲く呪詛の華・f32940)たち、猟兵が有利に戦闘を進めているが、一対一ならとんでもない強敵だろうと予測できた。
「いくよ、戦場に咲かせて魅せよう呪詛の華! 喰らい尽くせ!!」
 猟兵が仕掛ける。身に着けた技量の限りを尽くし、目にも留まらぬユーベルコード『侵食呪詛・魂喰(ムサボルタマシイ)』の発動からの連続攻撃で『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェを斬り裂く、穿つ、殴る、貫く!
 さらに――呪詛を籠めた魂を喰らいつくす赤黒い呪詛刀『呪詛刀・魂喰』による一撃で、『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェの反撃を掻い潜り、背中を斬り裂くとさらに何度も往復し、怨嗟を舞い踊らせるように飛び回って全身を斬りつけた。
「いくら回復力が凄かろうとも――こうして削られた魂魄は回復出来ないだろう?」

「……るな、侮るな!! 吾は『暗夜卿』であるぞ――――ッ」
 僅かによろめきながらも、踏みとどまっていた『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェは――憎しみを見せるように歯を咬み締める。
 血みどろの姿で咆えるオブリビオンは――もはや、己が挟持だけでその場に立っているようだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

フォルク・リア
「いつ上層へたどり着けるかは分らないが。
至る道があるなら進むのみ。」

「そうでなくとも吸血鬼は倒さなくてはならないが。」

最初はデモニックロッドの闇の魔弾で攻撃。
【残像】を伴った移動で攪乱、攻撃を回避しつつ
敵の攻撃や性質を見極め。
【誘導弾】で攻撃に変化をつけて距離を取り
敵に自分がシャイントリガーで接近攻撃をしようとしている事を
悟らせない。

敵が真の姿となり接近してきたら
【高速詠唱】でシャイントリガーを発動。
此方も至近距離から太陽光の様な光線、熱線を浴びせ
掴みかかる事でそこから逃がさず
熱傷、火傷、乾燥によりダメージを与え続ける。
「いくら眩くとも
これは真の太陽じゃない。
だから俺は求めるんだ。天の光を。」



● 『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェ

「いつ上層へたどり着けるかは分らないが。至る道があるなら進むのみ」
「――そうでなくとも吸血鬼は倒さなくてはならないが」
 フォルク・リア(黄泉への導・f05375)はもはや挟持という信念のみで形を保つ怪物、『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェへと魂喰らう大鎌を封じた呪われし黒杖たる『デモニックロッド』を振い、闇の弾丸で攻撃を行っていく。
「……ッ、吾は、猟兵なぞに」
 フォルクが分残像を伴った移動、直線と曲線を交えた虚実を混ぜた高速移動でオブリビオンをかく乱し、ユーベルコードという異能に形成されてすらいない原始的な闇の魔力の塊が、無加工のまますべてを消し去る衝撃となって眼前の『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェに炸裂する。

「……よくそのような姿で、ここまで来ると一種の敬意すら湧いてくるようだ」
 猟兵たちの苛烈な攻撃で脇腹を深く抉れ、だくだくと溢れる血を周辺部位で押さえながらも、既に優美な悠然とした姿はとうにない。それでも強者の矜持を崩さずに―弾けるが如く、『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェは眼光が緋を散らす。
 故に当然万に一つの手加減もない、シャルクは誘導弾により変化をつけた自在な軌道を描く魔力で、距離を慎重に図る。
「――そこだっ!」
 黒薔薇のイヤリングを砕き、真に吸血種としての本領を発揮する『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェは、指先から黒血により生み出した鋭い爪を伸ばし、フォルクの肩へと深々と突き立てる。

「……“この程度”ならば安い代償、一撃を貴方に放てるのなら好きなだけ貪るといい」
 左胸を貫通する血爪の感触も、喉から溢れ出す鉄のような血潮の味も気にならない。抉られ貫かれ手に入れた暫時の間、高速詠唱を極めたフォルクが術を織り成すには十分すぎるほど――。
「いくら眩くともこれは真の太陽じゃない。だから俺は求めるんだ。天の光を」
 解き放たれたユーベルコード『シャイントリガー』、そして次瞬、怒りを煌々と燃やすフォルクに応える如く解き放たれた魔力の波動。ユーベルコードにより一般法則を凌駕し遥か高位の次元から引き出された力は、それと媒介とした炎のラミアを封じた魔本を黒手袋とした『フレイムテイル』を通して爆発的な奔流を放出した。

「馬鹿な……それでは、吾だけでなく、貴様も……」
「ええ、そうだとも、我慢比べと行こうか、オブリビオン」
 フォルクは自らの負傷も気にせず至近距離から太陽光の様な光線、熱線を浴びせ掴みかかる事でそこから逃がさず熱傷、火傷、乾燥によりダメージを与え続ける。
「ぐっあああっ――っ!!」
 蝋のように意識も身体も焦がしと溶かし尽くしながら、もはや『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェは痴愚のように呆然と猟兵を見上げることしか出来ない。
「――これで終わりだ、『暗夜卿』」
 黒刃を持った小型ダガーが『暗夜卿』の胸を貫く、破裂したオブリビオンの心臓と共に黒血の花が絶命の証と散華したのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 冒険 『屍血流路』

POW   :    再び動き出さないよう、ひたすら破壊し燃やせばいいだろう。。

SPD   :    最奥にいる元凶を倒せばあるいはすべて解決できるだろう。

WIZ   :    再生の仕組みを解明すれば怪物を生み出せなくできるだろう

👑7
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

● 屍血流路
 どうにか『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェを退けたものの『常闇の燎原』の情報を得る事は出来なかった。やはり真偽を確かめるには実際にその場へ自らの脚で向かうしかない。

 しかし、それまでに狂気のオブリビオンによる実験場を通らなければいけない。
 どうやら実験場の主たるオブリビオンの姿は見当たらないが、屍血流路にはかつて人であったそれは蠢く怪物が徘徊していおり、先に進むなら怪物らを対処する必要があるようだ。
炎武・瑠美(サポート)
 私でも何かお役に立てるでしょうか?

●戦闘(生身)
得意なのは接近戦になります
手甲・脚甲に魔力を通しての打撃戦を中心に小太刀の二刀流での切り結びなど、相手を手数で叩き伏せたりします
戦闘中は気持ちが高ぶってUC名を無意識に轟き叫んでしまいます
空中戦の際は炎竜に乗って戦います

●戦闘(キャバリア)
烈火に乗り厚い装甲で敵の攻撃を防御&大火力で押す戦い方を好みます
杭による接近戦も大好きです!

●日常・冒険
私は基本的に天然な所があるらしいのですが
何かお手伝いが出来る事があれば精一杯頑張ります
料理は出来ません

●基本行動
周囲の皆さんにご迷惑などは掛けないよう心掛けています
ご迷惑にならない範囲のオチ役にもどうぞ



「なるほど……常闇の燎原に向かうには、この屍血流路を通らなければならないと」
 狂気のオブリビオンによる実験場。かつて人であったそれは蠢く怪物が徘徊している流路を見つめて炎武・瑠美(天然系お嬢様…らしき者・f31245)は顔をしかめる。
「……元人間、ですが……ここは集中時です。炎武式錬気法っ!」
 解き放たれたユーベルコード『炎武式錬気法(セメルレイジョウ))』、一対の小太刀サイズの退魔刀は魔力を纏い斬り上げ殴り横薙ぎと遠心力を刃に乗せて元人間の怪物へと三連撃を叩き込む。
 ――そして無論、その攻撃は一度や二度で終わらない。連続して放たれる閃刃の凄まじさ、斬、斬、斬、斬斬と響けば、絶え間なく。到底視認できない何か、美しいとさえ思う煌めきが光ったまるで出来の悪い喜劇のように人体が別たれる。
「せめてこれ以上苦しませることのないように――」
 恐ろしいほど綺麗な断面を晒しながら、真っ二つに両断されていく。

成功 🔵​🔵​🔴​

琥珀川・れに(サポート)
※アドリブ好き過ぎて全てお任せ


「貴族たるもの余裕を忘れてはいけないな」
「やあ、なんて美しい人だ」

ダンピール貴族
いかにも王子様っぽければねつ造歓迎さ
紳士的ジョークやいたずらも好きかな

敵も味方も性別か見た目が女性ならとりあえず一言は口説きたいね
ナンパではなくあくまで紳士的にだよ?

実は男装女子で
隠しはしないが男風源氏名レニーで通している
その方がかっこいいからね

戦闘スタイルは
・剣で紳士らしくスマートに
・自らの血を操作した術技
が多い
クレバーで余裕を持った戦いができれば嬉しいよ
早めに引くのも厭わない

説得系は
キラキライケメンオーラやコミュ力で
相手を照れさせてみせよう



「……あまりにも醜悪だ、死んでも尚。こんなに人が愚弄されるなんて」
 琥珀川・れに(男装の麗少女 レニー・f00693)は悲痛の感情をその顔に滲ませて。狂気のオブリビオンによる実験場、彼女の言うようにあまりにも醜悪なこの流路に怒りを燃やす。
「――沸き立つ血を燃料に僕を生まれ変わらせよ」
 肺活量によって血流を一時的に増強、それは激しい血流により全身に赫怒が流れていくようだった。沸き立つ血潮を前進用の燃料と焼べながら、怪物に成り果てた犠牲者の振るう爪という名の死線を刹那に見切り——潜り抜けて。怪物に激突する刀身にルーンをあしらった、炎や水等の精霊属性を宿す細身の魔法剣の刃。剣戟に咲く火花の先で、裁きが唸る。
「せめて、幸せな来世に届けられるように。全力を尽くすよ」
 れにの『エペ・ド・ルーン』による横一文字の振り抜きが犠牲者の身体を上下に別けた。防御に用いた両腕ごと、並外れた脊力によってバターのように裁断していった。

成功 🔵​🔵​🔴​

氷咲・雪菜(サポート)
 人間のサイキッカー×文豪、15歳の女です。
 普段の口調は「何となく丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、
 独り言は「何となく元気ない(私、あなた、~さん、ね、よ、なの、かしら?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

氷や雪が好きな女の子で、好きな季節は冬。
性格は明るく、フレンドリーで良く人に話しかける。
困っている人は放ってはおけない。
戦闘は主にサイコキャノンを使って戦う。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



「……さぁ、誰でも相手してあげますよ! とは……いうものの」
 これは少々やりづらいですねと、氷咲・雪菜(晴天の吹雪・f23461)はオブリビオンにより尊厳をこれでもかと愚弄し尽くされた元人間の名残りを僅かに残すだけになった怪物たちへとその双眸を向けていく。
「……。いくら思慮を巡らせても結果は変わりませんか」
 そう、猟兵に出来る事なぞたかが知れている。だからこそ雪菜は心を静める事でユーベルコードのトリガーに指をかける。
「――絶対零度の氷柱よ、敵に向かい発射しなさい!」
 放たれ続ける絶対零度の氷柱による怒涛の攻めは、まさに正しさで染め上げた最善手だ。
「こうなってしまっては、やれることはこれくらいしかありませんから」
 ユーベルコード『絶零氷柱(アイシクル・ミサイル)』により生み出され続ける絶対零度の氷の柱は正しいことを、正しいとき、正しい様に行い続けてただの一度も間違えず、怪物と化した犠牲者に何もさせぬまま死ぬまで殺し尽していく。

成功 🔵​🔵​🔴​

杼糸・絡新婦(サポート)
関西弁口調。
とある忍者が使っていた武器・鋼糸【絡新婦】のヤドリガミ。
白い女物の着物を着用しているが、
名前沿った姿なだけで、オネエとかではなく中身はれっきとした男。

子供や親子中心に一般人には愛想よく接するが、
敵とみなしたら容赦なく叩く。
日常でも戦場でも自分のペースを崩さず、
フェイントや挑発、相手の動きを拘束するように阻害したり、
あえて誘い出してこちらに攻撃を仕向け、
自他へのすきを作り出したりする、戦闘スタイル。
また使えるものはなんでも使う。
元の持ち主の影響で、忍者らしい動きも見せる。

所持する黒い狩衣を着た狐獣人の姿をしたからくり人形は、
かつての主人が作ったものを模したもの、名前はサイギョウ。



「――闇が切る闇を斬る」
 開口一番、杼糸・絡新婦(繰るモノ・f01494)はユーベルコードの詠唱を開始して即座に『斬譜儺(キリフダ)』を解き放つ。
 ユーベルコードは二刀一双の片刃剣、組み合わせると鋏にもなる『鴛鴦』へと闇の闘気を纏わせて、怪物と成り果てた犠牲者たちへと超高速の踏み込みから一閃。
「ああ、上手な作品にすらして貰えなかった成れの果て」
 刀身にこびりついた血と油を払い構えて、駆け抜け、振り下ろす。その単純な繰り返しを行うだけで不格好な怪物は藁のように蹂躙されていく。
「……生憎と寝かしつけは得意ではないんや」
 刹那、闇を切り裂き煌めく二刀一双の片刃剣が鮮血の花開かせ。抉り、捻じる、脛骨に食い込んだ禍々しい抜き身の刃。
「だから――間違っても起きないように念入りにしてあげるわ」
 絡新婦は次々に追撃を放ち、犠牲者の肉体を滅多打ちにするだけ。肉を裂き、重量のままに骨をへし折り、砕いて砕いて磨り潰したのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

六代目・松座衛門
(SPD)選択
「やはり『常闇の燎原』のことは知らなかったか。」
『暗夜卿』との戦場を後にし、この階層の最果てを目指ぞ!

『屍血流路』は、人形「暁闇」と共に攻略する。
怪物たちからの妨害、攻撃には【フェイント】で避けたり、一旦【武器受け】しつつ、【吹き飛ばし】たりして、道を切り開き、進んでいこう。
この凄惨な実験場を作り出した元凶がいた場合、UC「疾風」で全力で破壊してやる!

アドリブ、連携歓迎



「『暗夜卿』はやっぱり常闇の燎原の事は知らなかったか」
 六代目・松座衛門(とある人形操術の亡霊・f02931)は鬼猟流・戦闘用人形「暁闇」と共に、この階層の最果てへと向かっていく。
「それにしてもだ……、この『屍血流路』は随分と酷い有様だな、人間を一体何だと思っているんだ」
 そうここは……狂気のオブリビオンによる実験場。かつて人であったそれは蠢く怪物が徘徊している。どの世界でもオブリビオンたちというのは大概趣味が悪いものだが、ダークセイヴァーのオブリビオンたちはどうやら群を抜いているらしい。

「――っと、悠長に感傷に浸っている暇もない訳か」
 怪物と化した被害者たちが次々と松座衛門の元に集まり、奇襲の妨害を仕掛けてくるが……電光石火――「暁闇」の研がれた牙が不意打ちを受け止めて先手必勝と唸りを上げた。
 最初は場を演出は怪物と化した実験体がしたものの、先制攻撃の優位性は既に跡形もなく消し飛んでいる。理由は無論、備わった能力値の差だ。明確にして後天的に覆せない出力の多寡が、極めて順当に凄まじさを発揮して猟兵は怪物を圧倒しにかかっていく。

 怒涛の勢いで襲いかかる犠牲者を打ち倒しながら松座衛門は遮二無二構わず突進。そしてたどり着いた『屍血流路』の最奥には白衣を纏ったオブリビオンの姿があった。
「ああ、アンタがこの凄惨な実験場を作り出した元凶だな」
「ヒィ!? こ、こんなところに猟兵が、一体どうして……」
「どうして? そんなのは簡単だ。お前を全力で破壊するために、だよ!」
 その身に刻め、と松座衛門はユーベルコード『鬼猟流演目其ノ一「疾風」』を解き放ち、鬼猟流・戦闘用人形「暁闇」に搭載された戦闘用のギミックのギアを引き上げる。元凶が眼前に居るというのならば当然、この機会を逃す手はない。次々に追撃を放ち、奴の肉体を滅多打ちにするだけ。肉を裂き、重量のままに骨をへし折り、砕いて砕いて磨り潰す。後は不要な逃走劇など許す間もなく、さあ――くたばれ、オブリビオン、と。

大成功 🔵​🔵​🔵​

フォルク・リア
「この怪物が元人間。
こんな事をする相手はやはり許す事は出来ない。」
「先に進むにしても
このままにしては置けない。」

ALL OUTを発動し冥府の気を纏った黒翼で空を翔けつつ
ファントムレギオンの死霊を操り怪物を牽制。
上空から強化された属性術を用い
フレイムテイルから放つ炎とスカイロッドから
発生させた風で怪物を焼き攻撃。
「すまないな。俺から今の君達に贈れるのは
この炎くらいだ。」
更に実験に使われていた道具や術の痕跡があれば
それを一通り観察した後、同様に焼き尽す。
「忌々しいものだが。少しでも役に立つものが
在ればと思ったが。こうするしかないか。」
その後、一層速度を上げて羽搏き
一気に先に進む。



「この怪物が元人間。こんな事をする相手はやはり許す事は出来ない。」
「先に進むにしても……このままにしては置けない。」
 開口一番、フォルク・リア(黄泉への導・f05375)はユーベルコード『ALL OUT(オールアウト)』を解き放つことで冥府の気を纏った黒翼で空を翔け、炎のラミアを封じた魔本を黒手袋から炎を放つと同時に術者の意思に応じ実体化する風の杖により、生み出された燃料でその勢いを増大させていく。
「すまないな。俺から今の君達に贈れるのはこの炎くらいだ」

「我が身に宿りし魔性、今此処に全て解き放ち。剣を成し盾を成し、黒き冥府の翼すら従え。如何なる敵をも討ち果たす無双の力と成さん」
 さらにはユーベルコードによる媒介の強化による、魔術の底上げによって周囲一帯へと広がる炎の渦。触れるものみな焼き切るのは二種のアーティストとユーベルコードに生み出された戦場を飲み込む焔。高出力で叩き込まれる灼熱の雨報は、哀れな怪物と化した犠牲者たちを飲込ん炭化させていく。その猛威は、並のオブリビオン相手であっても根こそぎ焼殺していると確信できるほどに凄まじい。

「……一帯はこれで殲滅が終わったようだが……」
 この『屍血流路』の実験に使われていた道具や術の痕跡があれば、とフォルクは大地へと降りたってあたりの散策を開始。
「どうやらやけに不死性に固執したような実験をしていたようだが、後は……やけに犠牲者の炎の耐性が高いこと、そしてその上で焼け焦げていた姿があった事くらいか……」
 それらの成果を一通り観察した後、同様にフォルクは焼き尽す。
「忌々しいものだ。少しでも役に立つものが在ればと思ったが。こうするしかないか」
 冥府の気を纏った黒翼を羽ばたかせ、猟兵は一気に先に進むのだった――。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ハロ・シエラ
引き続きロランさん(f04258)と進みます。
私も先ほどの戦闘で疲労していますが、心配をかける訳には行きません。
【気合い】を入れて怪物と戦います。
元が人であったのならば、せめてなるべく苦しめない様に【浄化】しましょう。
そう思いつつもやはり躊躇いが出てしまい、窮地に追い込まれる事もあるでしょう。
ですが、ロランさんが私の為に力を尽くしてくれています。
ならば私も戦いましょう、彼の為に。

私の手を引くロランさんと並び戦う為、私も真の姿になります。
【ダンス】の様に息を合わせ、二人で敵を斬りましょう。
ラストは動きを合わせ、蹴りで彼の背後の敵を砕きます。
こんな動き、この姿で無ければ照れてしまって出来ませんね。


ロラン・ヒュッテンブレナー
ふぅ、ハロちゃん(f13966)、強敵だったね
先のUCの代償で痛む心臓の事を隠しつつ進むの

この人たちも、吸血鬼に弄ばれてるんだ…
すぐ浄化してあげるね

ハロちゃん?
いけない、ここは、ぼくがやらないと
動いて、ぼくの体
おねえちゃん、力を、貸して!
※以降大人化し口調変化

ハロの手を引いて抱き寄せ、
【浄化】の魔力を乗せた天狼の魔剣【ルプス】を念動剣の様に振るって、
我が身と共にハロを【かばう】様に守り、戦う
恰も踊ってる様に

変身したハロと目配せ
以降は躰を入替たりリフトしたり、
息を合わせて舞いつつ次第に情熱的に変化する

最後は抱き合う姿勢から、
背中を支え押し倒す様にしてハロの背に隠れた敵をルプスで討ち、
ハロに頬笑む



「ふぅ、ハロちゃん。『暗夜卿』ディアンドラ・ノアーヴェは強敵だったね」
「ええ……流石古い血筋の吸血鬼って言うだけあって、狡猾で凄い生命力でしたね」
 ロラン・ヒュッテンブレナー(人狼の電脳魔術士・f04258)とハロ・シエラ(ソード&ダガー・f13966)は、古い吸血鬼のオブリビオンとの戦いから休む暇も無く、『常闇の燎原』に向かうべく『屍血流路』へと駆けていく。
「っ……」
「大丈夫ですか? ロランさん、気分が悪いようでしたら少し休んで」
「ううん、大丈夫。ちょっと血の匂いにやられてしまっただけなの」
 ロランはハロに心配をかけまいと、先ほどの戦闘の代償に悲鳴をあげる心臓の叫びを少しの真実を綯い交ぜに塗りつぶして隠し通そうとする。しかし、それはハロも同様だった。先にロランを心配する事で自分の疲労を隠していたのだ。

 ようやくたどり着いた屍血流路にはかつて人であったそれは蠢く怪物が徘徊していおり、先に進むなら怪物らを対処する必要がある。
「……この人たちも、吸血鬼に弄ばれてるんだ……すぐ浄化してあげるね……」
 ロランは悲痛な表情を顔に滲ませながらも、破邪結界を形成し剣とした天狼の魔剣『ルプス』から光を放ち、彼らを浄化しようと間合いを見定める。
「ええ、こんな姿になってしまった人たちを見過ごす訳にはいきません」
 気合いを入れて怪物へとハロも同じ気持ちで、せめてなるべく苦しめない様に浄化しようと聖なる力が込められた短剣握りしめるが――。

「……たす、けて……」
 その怪物たちの中から小さな子供の声が聞こえる、よく見れば他の犠牲者に比べて明らかに小さな怪物が居る。それに気づいてしまったハロは彼らを祓わなければと、思うと同時に躊躇いが出てしまった。その生じた逡巡を、他の怪物が見逃すはずも無くハロに組み付き食らいつこうとする。
「しまっ――――」
「ハロちゃん? いけない、ここは、ぼくがやらないと動いて、ぼくの体おねえちゃん、力を、貸して!」
 ロランのハロを危険に晒してしまったと自分を恥じる嚇怒と彼女を護らなければならないという強い意志を綯い交ぜに解き放たれるユーベルコード。『魔神憑依:月夜のアーベントロート(ローザママトノヤクソク)』によって、成人体の人狼吸血鬼へとその姿を変えていく。

「ごめん、ハロに随分と無理させてしまった」
「いいえ……それは私も同じ事、私もロランさんに無理させてしまったようです」
 凜としたロランの口調、それはただ体躯が成長したのではない確かな経験値を持って成人体となったことをこの上なく裏付ける。ハロの手を引いて抱き寄せると同時に怪物たちへと一閃、庇うように立ち位置を入れ替えた。
「このまま下がっていろとはいいませんよね? 私だって貴方に無理をさせたくないの」
 きっとロランがハロの為に力を尽くして戦ってくれるだろう。そうしてこの障害を全てその刃で打ち払ってくれるだろう。ならば、ならばこそ私も戦いましょう、彼の為に。

 ハロもまた大切な相手へと想いを燃料にユーベルコードを解き放つ。『ワース・ファイティング・フォー』、ハロの手は引くロランと並び戦う為、その身も真の姿変えていく。
 大切な相手と共に戦うため、その人の身体と心が必定以上に傷つかないように、とその手を取り想いを煌々と燃やす。これほどまでに人が強くなれる理由が他にあるだろうか? 大切な誰かの笑顔のために、という強い思いがある限り猟兵の身体はそれに応えていく。
 ロランが天狼の魔剣を振い生まれた、余波と言うにはあまりに大きすぎる衝撃は衝撃を殺し切れないのなら活かせばいいと、弾かれた反動を利用する。その場でハロはダンスのように身体ごと回転させ、入れ替わる事で勢いを乗せたエッジ・オブ・サンクチュアリの二撃目を見舞った。

「随分と情熱的なダンスですね、びっくりしてしまいました」
「おや? ご不満だったかな。もっと丁寧にエスコートを所望ならば」
「いいえ――これくらいが今の私には丁度いいです」
  こんな動き、この姿で無ければ照れてしまって出来ませんね、とハロは心に呟きながらロランの情熱的なダンスに身を委ねる。息を合わせて舞うように戦う二人の猟兵たちはオブリビオンの犠牲者になった怪物たちを祓うための刃の角度一つさえ完璧だ。片方が刃を振るうだけで魔法のように衝撃を受け流し、時に反動すら利用して加速の燃料に変えてもう一方の追撃が怪物を襲う。

「これで終わりだ、せめて安らかに眠ってくれ」
 最後は抱き合う姿勢から、背中を支え押し倒す様にしてハロの背に隠れた哀れな犠牲者へロランはルプスの横一文字の振り抜きでその身体を上下に別け。それと同時に炸裂するお手本じみたハロの廻し蹴り、ロランの後ろに隠れて突撃して来た怪物を弾き飛ばし、打ち砕いた。
「……前言撤回、ちょっとやりすぎです。ロランさん」
「そう? 今のぼくにはこれくらいが丁度いいのだけど」
 僅かに顔に赤みを浮かべたハロの様子を眸に映し、満足そうにロランは微笑んだのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

向・存(サポート)
もし手助けが必要でしたらお手伝いするのですよぉ~。
ユーベルコードの出し惜しみをするつもりはありませんけどぉ、だからと言って乱発すればいいってものでもないですよねぇ~。
使いどころに迷ったときはぁ、ご同輩に相談すればいいでしょうかぁ~?
けどぉ、非道なことをなされる方には手加減無用、全力で参らせていただきますねぇ~。
あとは最後まで油断大敵、【咄嗟の一撃】も放てるように【逃亡阻止】は意識しておきましょう~。
荒事以外のことならめいっぱい楽しんじゃいますよぉ~。折角なら美味しそうなものとかあると嬉しいですよねぇ~。
情報収集なら【道術】や【呪詛】関連ならお役に立てますよぉ~。
※アドリブ・連携歓迎



 向・存(葭萌の幽鬼・f34837)はユーベルコード『屍身超越』を発動。
 封魂符を捨てる事を起因に半オブリビオンモードに変身する、弱点こそ得てしまうもののここはダークセイヴァーの世界。その弱点となる太陽光はない。

「あらあら、随分と酷い感じにいじられてしまっていますねぇ~」
 強引にデメリットを踏み倒し、メリットのみを享受した猟兵が止まる理由など存在しない。ならば、後は彼女の独壇場だ。強化された出力を無敵の矛と化し、稲妻のように疾駆しながら敵を血祭りに上げていく。
 オブリビオンでもない、犠牲者となった怪物へ目にも止まらぬかつて向存が用いていた捕縛用の縄鏢が一気に三人の敵兵の首を刎ね飛ばす。空中で一人の身体を蹴り飛ばして粉砕し、その勢いのまま彗星の如く次の怪物へと飛翔した。

「これが私に出来る手助けでしょうから、最後までやらせてもらいますよぉ」
 かと思えば別の怪物を素手で掴み、膂力だけで強引に真っ二つに引き裂いていく。その殺戮は時間にすれば一秒にすら満たなかったことだろう。切り刻まれた無数の肉片と血飛沫が辺り一面に降り注いだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

七星・彩華(サポート)
 羅刹の妖剣士×宿星武侠の女です。
『呪詛で溢れた戦場は私の舞台さ!』
 普段の口調は「我が道を行く姐さん(私、お前、呼び捨て、言い捨て)」「仲間にはフレンドリーな姐さん(私、お前、呼び捨て、言い捨て)」

自身が支配する呪詛も武器として扱う戦闘狂、頭脳派で行動に穴があるようで抜け目が無い。
闘う事を至高と考える一方で守る者や仲間との共闘も戦闘の重要な要因と考えている。
行動は天上天下唯我独尊を貫く。
猟兵の夫と娘がいる。


 ユーベルコードは指定した物を使用、怪我は厭わず行動します。
迷惑をかける行為はしません。
例え依頼の成功のためでも公序良俗に反する行動はしません。
 あとはお任せ。よろしくお願いします!



 周囲一帯へと広がる疾風、横一文字の常闇の呪詛で鍛えられた刀。それは戦場を上下に二分し、無慈悲な殺戮兵器と化してオブリビオンの犠牲者たちを蹂躙した。

「ったく、いくら呪詛に塗れた戦場とはいえ。これはちょっと気分が上がらないね」
 七星・彩華(鮮血狂い咲く呪詛の華・f32940)の猛攻に僅かでも反応が遅れた者は例外なく、
頭部を胴から切り離されて血の噴水へと変わり果てる。
 その射程を彩華はユーベルコード『羅刹旋風』は発動し、事前に予め武器を振り回しておく事で飛躍的に伸びている。近距離戦に特化した剣士との戦闘では、間合いを取るのが常道だ。

「距離を取ろうとも無駄だよ、いくらでも私の間合いは調整出来るんだから」
 どれだけ鋭い剣だろうと、刃圏の外に逃れればどうということはない……はずなのに。距離という概念を無視して奔る超絶の剣技が、飛ぶ斬撃など何も珍しくもない、と間断なく襲い掛かるという悪夢の具現がそこに在る。

成功 🔵​🔵​🔴​

土御門・泰花(サポート)
※アドリブ・連携・苦戦描写・UC詠唱変更・その他歓迎

「あらあら……。ふふ、ご安心を。お手伝い致します」

一人称:私
口調:基本的に敬語。柔和な印象を与える口ぶり。
表情:基本的に柔和な笑みを湛え、義憤もその下に隠す。
性格:普段はおっとりだが「陰陽師の家系の当主」という自覚があり、凛々しくみせる時も。

【軽業】【早業】にて【地形の利用】もしながら先行し、【第六感】や【聞き耳】で【情報収集】した結果を他の仲間たちへ伝えます。
暗ければ【暗視】も活用。

何か困っていたり負傷したりしている猟兵には、状況次第で【義侠心】から優しく元気を与える他、必要に応じて【医術】を。

UCは状況に合わせてどれでも使用。
後はお任せ。



 憐憫の感情を隠さずにその顔に滲ませたのは土御門・泰花(風待月に芽吹いた菫は夜長月に咲く・f10833)。その表情など知ったことかと、哀れまれた悲劇の犠牲者たちが殺される事を前提に猟兵へと襲いかかっていく。

「ああ、悲しいことにそんな身体でもまだ生きているのですね」
 しかし――自爆?特攻?総じて無意味で不可能だ。なにせそんなことを選ぶ暇さえ許さない。攻撃か回避か、どちらであろうと同じこと。
「人型という形を保っている以上、分かってしまいますから」
 武芸の達人たる猟兵は筋肉が予備動作で僅かに硬直する瞬間を読み切っているのか、何か事を起こそうとした怪物から黒揚羽蝶によってきっちり二つに分けられていた。

「我等に仇なす者には痛みを、共に仇へ挑む者には癒しを」
 後で死ぬか今で死ぬか以外の選択肢さえ、徹底的に奪い去っている。今その苦しみから祓うという怒濤の救済。霊符を介さない、泰花にしては珍しい術を前に怪物の群れが火花を散らして滅び去った。

成功 🔵​🔵​🔴​

寺内・美月(サポート)
アドリブ・連携歓迎
※エロ・グロ・ナンセンスの依頼はご遠慮願います。
・依頼された地域に美月の副官であるトゥルパ(以下副官)と副官直轄RCTを派遣。美月がグリモアベースから到着するまで(サポート参加では現地にいない状態)、現地での活動に必要な権限を付与
・現地では他の猟兵や現地人と協力。探索や小規模な戦闘が生起するならば、副官は発見され難い特性を生かして行動する
・隷下部隊を投入する必要がある大規模な事態が発生、及び発生する可能性が高い場合、副官の判断(判断基準は緊急性・公共性・非代替性の三点)によりRCTを率いて防衛主体の軍事行動、救助活動及び復旧支援等を実施させる



 戦場に飛来する無数の影、オブリオンにより怪物とされた犠牲者たちは反射的に頭上を見やった視界へ、無数の焼夷弾が空から降り注いでいるのに気付いて背を震わせる。
 そう、それは寺内・美月(霊軍統べし黒衣の帥・f02790)が依頼された地域に派遣させた猟兵の副官であるトゥルパと副官直轄RCTが生みだしたものだった。

 吹き荒ぶ不条理な暴力の嵐は付近にいた哀れな犠牲者たちを一瞬にして葬り去り、陣列を崩壊させた。
 さらに間髪を容れず突撃した副官は、率いた部下を連れてすぐさま残党の掃討へと移行する。副官の判断による殺戮舞踏は完璧だった。判断基準は常に緊急性・公共性・非代替性の三点のみ、それ故に彼らは迷わないし戸惑わない。

 もはや怪物たちの自爆などもはや意味を成さないだろう。実力が隔絶しすぎている。1人1人の出力が違いすぎる上に、彼らの連係すらも完成の域に達しているから届かない。まさにすべてが完全無欠だった。

成功 🔵​🔵​🔴​

水心子・真峰(サポート)
水心子真峰、推参
さて、真剣勝負といこうか

太刀のヤドリガミだ
本体は佩いているが抜刀することはない
戦うときは錬成カミヤドリの一振りか
脇差静柄(抜かない/鞘が超硬質)や茶室刀を使うぞ

正面きっての勝負が好みだが、試合ではないからな
乱舞させた複製刀で撹乱、目や足を斬り付け隙ができたところを死角から貫く、束にしたものを周囲で高速回転させ近付いてきた者から殴りつける
相手の頭上や後ろに密かに回り込ませた複製刀で奇襲、残像やフェイントで目眩まし背後から斬る、なんて手を使う
まあ最後は大体直接斬るがな

それと外来語が苦手だ
氏名や猟兵用語以外は大体平仮名表記になってしまうらしい
なうでやんぐな最近の文化も勉強中だ



「あいにくと私が君たちに出来るのはこれくらいだから」
 水心子・真峰(ヤドリガミの剣豪・f05970)は斬る、斬る、斬る、斬る――斬って斬って斬り刻む。渦巻き轟く雷鳴の中、数多の怪物に成り果てた怪物たちの血飛沫は蒸発して花吹雪が如く乱れ舞った。
 
 虚しく響く肉が裂かれて飛び散る音。怪物もまたただ蹂躙されるつもりはないと、その身体を犠牲に確実に腕を切り落とすつもりで放った一撃もしかし、当然のように真峰の刃で受け止められていた。
「っ――、やりますね。でも」
 それを成したのはユーベルコードに引き上げられた恩寵でも、何らかの異能による強化でも、ましてや小手先の奇策によるものでもない。磨きに磨きぬいた剣技による超反応——ただそれだけであっさり弾く。

「出来るだけ苦しまないように、素早く倒してあげますから」
 それを阻むというのなら、是非もなければ斯くやあらん。圧倒的な技量と言うなの暴力で、覆せない出力で塗りつぶすだけだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

七星・桜華(サポート)
『天魔流免許皆伝、更なる高みへと!』
『一か八かの勝負?必要無いね!私達の勝ちだ!』
『後は派手に騒ぐんだ!誰も倒れないようにね!』
隠れ里に伝わる『天魔流』のただ一人の免許皆伝。
歴代最年少の免許皆伝。
残像を攻防の両方に使い腰に挿している6振りの刀と扇子を使い戦闘する。
闘う姿は艶やかな舞踏が如く空中戦もできる。
第六感も鋭く見切るまでも早い。
先手後手問わず。
殺気や覇気を残像に残し質量がある残像や分身と勘違いさせる。
常に最善を最短で気づき勝ってきた。
防御無視の内部破壊を息をするかの様に行う。
柔剛の技を扱い両立させる。
消耗の回復に生命力を吸収する。
優れた第六感で賭け事も強い。
家事も万能。
両親も猟兵である。



「天魔流免許皆伝! いざ咲き誇らん! さぁ! 斬り裂け! 我が魔の闘気よ!」
 襲来する七星・桜華(深紅の天魔流免許皆伝・f00653)により生み出された神威の嵐。手加減なく、躊躇なく、見くびる事無く、徹底的に、完璧に。

 猟兵はユーベルコードの発動により魔の闘気をまとい、高速移動と斬撃による衝撃波の放射を可能としていく。次の斬撃を、次の衝撃波を、次の次の次の次のと......矢継ぎ早に訪れる艱難辛苦の五月雨に哀れな怪物と化した犠牲者たちは必ず叩き潰される。

「おっと――そうだよな、お前たちも死にたくないよな」
 怪物たちから反撃を受ける刃の角度一つさえ完璧だ。手首をひねるだけで魔法のように衝撃を受け流し、時に反動すら利用して加速の燃料に変えてしまう。

「だが、念入りに徹底的に。これ以上弄ばれないように殺させて貰うよ」
 怪物の意を微塵も解さず抜刀される無双の神剣。天魔流の闘気を使って攻撃する技により怪物たちはその命を完全に散らしていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

エドゥアルト・ルーデル(サポート)
『ヒャッハー!頭ねじ切ってオモチャにしてやるでござる!!』

口調:拙者、名字+氏、~でござる、~ですぞ
属性:混沌・悪

弱きを困惑させ強きを嫌がらせの果に弄り倒す正義なんてどこ吹く風なゴーイング・マイ・ヒャッハー系

シリアスな空気だと破壊するか自分が爆発する
可愛い女の子を見れば興奮する変態
エンジョイ&エキサイティングをモットーに好きなように生きて好きなように死ぬギャグキャラ
オタクらしく戦闘中でも状況に有ったセリフやパロ技を適当にぶっ込みながら戦う様はイカレポンチすぎて敵味方問わず困惑と驚愕させることに定評がある
公言しないが空軍のパイロット



「ヒャッハー! 頭ねじ切ってオモチャにしてやるでござる!!」
 エドゥアルト・ルーデル(黒ヒゲ・f10354)は眼前の相手が被害者であろうと加害者であろうと、その態度を崩すことはない。それに“こうなってしまった”以上、もはやどうしようもない事を歴戦の猟兵であると嘯くエドゥアルトは厭でも理解してしまう。だからこそ、猟兵は手を緩めないし態度はかえない。

「とびっきりのファイヤーでござるよ!」
 ドイツ語訛りの発音の詠唱を告げると同時に、ユーベルコード『クイックドロウ』を発動。様々な改造が施された7.62mm弾を使用するオートマチックライフルから怒涛の勢いで弾丸を放つ。
 その勢いはマスケット銃というよりももはや機関銃と言うべき猛攻だろう。連続で飛来する無慈悲な鋭い殺意の塊は避ける事も逃げる事も、受け止める事も決して許さない。
 前面から後面に貫通していく殺意の弾丸はあまりに多く、速く、逃げられないだからこのまま訳も分からず、一方的に蹂躙さていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

禍沼・黒絵(サポート)
『クロエと遊んでくれる?』
 人間の人形遣い×ビーストマスター、13歳の女の子です。
 普段の口調は「無感情(自分の愛称、アナタ、ね、よ、なの、かしら?)」、独り言は「ちょっと病んでる(自分の愛称、アナタ、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

一人称はクロエ、人からクロエと呼ばれると喜ぶ。
ちょっと暗い感じの無表情なキャラ
武器は装備している物を自由に使って構いません。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



「……あなたたちはクロエと遊んでくれ無さそう。だったら、クロエが今日は遊んであげる。クロエの本気、見せてあげる」
 解き放たれた猟兵のユーベルコード『呪われた血の覚醒(カースド・エンチャント)』、禍沼・黒絵(災禍の輩・f19241)は呪われた血による魔力を一時的に増強することで、矮躯から生み出される出力の上限を強引に取り払う。

「いつかまた何処かで、逢う事ができたら今度はちゃんと遊ぼうね?」
 猟兵の攻撃によって生み出された衝撃が骨を砕き、内臓を揺さぶっていく。当たり前のようにクロエの圧倒的優勢だった。怪物たちが敵わない理由など、敢えて説明するまでもないほどに雲霞の如く存在している。
 ユーベルコードにより上限というものが消え去った以上、地力が違う、理力が違う、練度が違う、すべてが違う。攻撃の速さも射程も、戦闘におけるあらゆる要素で優っている。

「だから、今日のところはやっぱりクロエが遊んであげるね」
 一目瞭然の戦力差。もはや“遊ぶ”という土台に立とうということが間違いの、圧倒的な実力の隔たりがそこにあった――。

成功 🔵​🔵​🔴​

数宮・多喜(サポート)
『アタシの力が入用かい?』
一人称:アタシ
三人称:通常は「○○さん」、素が出ると「○○(呼び捨て)」

基本は宇宙カブによる機動力を生かして行動します。
誰を同乗させても構いません。
なお、屋内などのカブが同行できない場所では機動力が落ちます。

探索ではテレパスを活用して周囲を探ります。

情報収集および戦闘ではたとえ敵が相手だとしても、
『コミュ力』を活用してコンタクトを取ろうとします。
そうして相手の行動原理を理解してから、
はじめて次の行動に入ります。
行動指針は、「事件を解決する」です。

戦闘では『グラップル』による接近戦も行いますが、
基本的には電撃の『マヒ攻撃』や『衝撃波』による
『援護射撃』を行います。



「ああ、これじゃあ。ちょっとコミュニケーションっていうのは無理な話だね」
 数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)はその持ち前のコミュ力を持っても会話が出来ない“怪物”にお手上げだ、とばかりに肩をすくめた。

「こうなったら。やることはやることは1つ」
 実力行使――それだけだ、猟兵が生み出した無属性のサイキックエナジーを込めた掌底による超高速かつ大威力の一撃。
 属性という異能に形成されてすらいない原始的な出力が、無加工のまますべてを消し去る熱量となって眼前にいる怪物の成り損ないへ炸裂する。

「――、練って、整え、ぶち込むっ!」
 放たれ続ける『漢女の徹し(ヲトメノトオシ)』。このユーベルコードの方策は後退でも防御でも回避でもなく、正面からの突破だ。すべての出力を猟兵の拳へと一点集中し、守備は度外視。臨界を突破した精密さでもって最大出力をぶつける。――故に必殺。サイキックエナジーの衝撃が嬲り尽くす、鼓膜がイカレるような轟音に顔を顰めながらも猟兵は先に進むのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

八上・偲(サポート)
『わたしは偲っていうの。あなたはなんていうの?』
普段の口調は「わたし、~くん、~ちゃん、ね、よ、なの、なの?(天真爛漫な女の子な感じ)」です。

冒険や日常ではややおとなしめで明るい子ですが、
戦闘となると血気盛んです。

炎使い。自分の【火炎耐性】程度までなら自分ごとも厭わず相手を燃やします。(味方や状況には配慮します)

好きなもの:チョコレート、動物、かわいらしいもの
嫌いなもの:ダークセイヴァーの悪徳、女子供と見くびる相手

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



「……あなたたちもダークセイヴァーの悪徳の被害者なのね」
 八上・偲(灰かぶり・f00203)の数少ない嫌いなものに、この狂気のオブリビオンによる実験場は不躾に触れてくるようだった。
 かつて人であったそれは蠢く怪物、このような存在は到底彼女にとって許されるものではない。

「燃えて、燃やして、灰になるの。なにもかも」
 だから、燃やそう。躊躇の欠片1つもなくユーベルコードを発動。触れるものみな焼き切る『薔薇の花』。高出力で叩き込まれる灼熱の雨報は、狂気のオブリビオンによる実験場を無惨な瓦礫塊へと貶めていく。その猛威は、並のオブリビオンでさえも根こそぎ焼殺していると確信できるほどに凄まじい。

「――――炎帝の審判来たりて(ブレイズローズ)」
 放たれ続ける怒涛の攻めは、まさに正しさで染め上げた最善手だ。正しいことを、正しいとき、正しい様に行い続けてただの一度も間違えず、何もさせぬまま死ぬまで、と灰かぶりは薔薇の花の炎を放ち続けるのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

叢雲・雨幻(サポート)
【目立たない】事を利用して内部に紛れ溶け込んで、
お酒や煙草を嗜みながら何気なく情報を集めたり、
目当ての物を探したりするよ。
暗い場所なら【闇に紛れる】【忍び足】あたりで、こっそりと現状を把握したりするのも得意だね。
危険や警戒度が上がってきたと感じたらさっさと一時撤退。
物事起こす前に勘付かれちゃいかんからねぇ。
あとは、極力人が傷つかないような選択を無意識に取るかな。

罠を攻略する際は仕掛けを興味津々によく見ながら仕様を把握して、慎重かつ迅速に抜ける手段を取ろうとする。
よりスマートに、ってね。



 闇に紛れ、その忍び足で周囲の現状を把握していた雲・雨幻(色褪せた根無し草・f29537)。どうやら怪物たちはそれほど賢くはないらしい、それもあってか十分すぎる程に情報を集められてしまったのだ。どうあがいても彼らは手遅れなのだと。

「ああ、残念だ。オジサンにはやっぱりお前さんらを救うことは出来ないようだ」
 ここまで“なりそこない”となった姿をどうにか出来るとは露にも思っていなかった、それでも――可能性があるかもしれない、と調べずには居られなかった。
「まぁいいさ、人生やることなすこと九分九厘は徒労なんだから」
 それでも見えている範囲は、手の届く範囲は少しでハッピーエンドにはしたかった。彼らを救えないのは苦しいし心も痛む、されど“それはそれ”。

「猟兵の仕事は怪物退治、せいぜい恨んでくれや」
 彼らがなりそこないといえど怪物ならば斃さなければならないのだ。
 物静かに告げた刹那、吹き荒れる首黒い刀身の片刃剣。まるで踊るかのような動きと共に、構えた剣先がほんの少し揺れる度に桜吹雪であるかの如く命が散っていく様は冗談のように隔絶していた。

成功 🔵​🔵​🔴​

緋神・美麗(サポート)
絡み・アドリブ歓迎
ハードルは高い程やりがいを覚える性質で、技能を駆使して目の前の困難を全力で乗り越える



「リミットリリース、フルバースト!」
 緋神・美麗(白翼極光砲・f01866)はユーベルコード『ライトニングセイバー・バーストモード』を発動することで、オブリビオンによって怪物とされた犠牲者たちを追い詰めていく。
 理由は簡単、迸る雷撃の数が多い。敵わないほど火力が高い。攻撃範囲も絶大だ。そう、単純にユーベルコードの発動により限界という上限を軽々と超えてしまったライトニングセイバーはあまりにも強すぎる。幼児でも一目見ただけで絶望するほどの分かり易さに、付け入る隙は存在しない。

「まだまだいくよー、いっせーのっ!」
 ただ攻撃するだけで防御すら兼ねているというのだから、あまりの有利は明白だった。悠然と攻撃を加え続ける猟兵と、絶えず肉癖を消費する事で戦線をようやく維持し続ける怪物のなりそないたちの実力差を歴然と示す光景はこの瞬間も覆らない――。
  サイキックエナジーを雷に変換して極限まで圧縮形成した実体を持たない剣の破壊力は言わずもがな絶大。爆ぜる裁きの光はまさに、読んで字の如く神鳴りだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

天日・叶恵(サポート)
私なりの、お狐さまの矜持としてささやかなお願いがあればついでで積極的に叶えたいです
例えば、探しものを見つけたり、忘れ物をこっそり届けたり、道をこっそり綺麗にしたり、といったものです
それ以外では、オブリビオン退治に必要であればできるだけ違法ではない範囲でお手伝いしたいと思いまーす

戦闘については、昔は銀誓館学園で能力者として戦っていたので心得はありますー
補助や妨害といった動きが得意ですねぇ
あとは、白燐蟲へ力を与えて体当たりしてもらったり…術扇で妖力を込めたマヒ効果の衝撃波を出したり、でしょうか?

他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも公序良俗に反する行為はしません。



「……私に、何か出来ることがあるのでしょうか」
 思わず悲痛過ぎる狂気のオブリビオンによる実験場で、天日・叶恵(小さな神社のお狐様・f35376)はかつて人であったそれは蠢く怪物へと戸惑いの視線で見つめてしまう。
「……ィ”ェ”……オ”ォ”イ”エ”ェ”….…」
 言葉をいうにはあまりに不格好な唸り声、地を這うような嗄れた聲の願いは確かに猟兵のその耳に届いた。

「わかり、ました……そのささやかーな願い、ささやかーに叶えましょう」
 冬の九尾扇から放たれた一撃が空気を震撼させる。生み出された冷気による衝撃の余波と共に怪物のなりそこないたちを凍らせ打ち砕いた。
 これは当事者だけに通じる救済。哀れな矮躯へと繰り返し打ち付ける氷塊の礫。

「こんな、願いしか叶えられずっ……」
 犠牲者からの願いは1つ、『ころして』。もはや自ら死ぬことも出来ないのだろう。だからこそ、そのささやかな願いをお狐さまの確かな矜持を持って猟兵は叶えたのだった――。

成功 🔵​🔵​🔴​

コーデリア・リンネル(サポート)
 アリス適合者の国民的スタア×アームドヒーローの女の子です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、機嫌が悪いと「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。

内気な性格のため、三点リーダーや読点多めの口調になります。
ですが人と話すのが嫌いでは無いため、
様々な登場人物とのアドリブ会話も歓迎です。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



「せめて安らかに眠れます様に……」
 コーデリア・リンネル(月光の騎士・f22496)はユーベルコード『無音の慈悲(ムオンノジヒ)』の詠唱はまさしく内情を吐露したものに他ならなかった。
「いまっ……! ここよ!」
 狂気のオブリビオンによる実験場、その屍血流路にはかつて人であったそれは蠢く怪物が徘徊しコーデリアの行く手を阻むのだ。
 彼らとの戦闘を回避することが叶わないのなばら、と自分に気づいていない彼らへと照準を構える内部で光子を強化増幅させて一斉に放つ、高度な科学技術で作られた兵器。

 斃すべき障害と定められたオブリビオン被害者たちは、身じろぎ一つなく圧倒的な暴力に飲み込まれ、フォトンサイクロンにより生み出された怒涛の光輝に押し流される。
「まだこの程度、こんなものじゃない……んだから!」
 覚悟を燃料に速度と威力を上げ、さらにさらにと怪物たちを飲込んでいく。憤激をビームキャノンに込め、裂帛の咆哮と共に閃光を放った――。

成功 🔵​🔵​🔴​

ミスティ・ストレルカ(サポート)
基本方針は専守防衛・他者フォローです
サポート故、連携重視のお任せ

知らない人にはどうにも気後れしてしまうけど
それでも他の人が怪我するのも嫌なので押すところは押すのですよ
主にサモン・シープ等攻撃系のUCで他者行動の隙を消す様に立ち回るのです
中遠距離をとり全体を掴む感じですね

防御系の技能で時間稼ぎも行けますので
生まれながらの光での前線維持、魔力性防御障壁の囮役も…ちょっと怖いけど
でもでも、みんなの居場所を守るのですよー

そうそう、えっちなのはいけないと思います。
興味がない…訳ではないですがひつじさんが怖い雰囲気纏って凄い勢いで止めにツッコんでくるのです
年齢制限がどうとか、らしいです



「うぅ……みればみるほど苦しそうで、悲しいの」
 ミスティ・ストレルカ(白羽に願う・f10486)はユーベルコード『鈴蘭の嵐』を解き放つことで、パフェ用スプーンを模し使用時3m程度まで伸長なおばあちゃん印のロングスプーンを無数の鈴蘭の花びらに変えていく。

「……全力でいくよ、覚悟していてよね」
 十、二十、三十、四十、五十に百と、まだまだと間断なく射出される鈴蘭の嵐、一瞬でオブリビオンですらない怪物のなりそこないは中身を噴き出すミンチと変貌していく。為す術無く怪物はその赤い血肉を撒き散らして痙攣しながら踊り狂っていく。

「まだまだ、まだまだいくよ! 全員残さずに私が斃してあげるんだから!」
 百、二百、三百と交わす攻撃の応酬はもはや秒ごとに数を倍加させていき、その一つ一つが肉を裂く音響となって連なる。されどもミスティは一歩も引く様子がない。どれも友好打。それもが必殺。確実に猟兵は怪物たちを追い詰めその数を減らしていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

櫟・陽里(サポート)
『操縦が上手いは最高の誉め言葉!』

乗り物が活躍できる場と
レースが得意分野
基本は相棒バイクか小型宇宙貨物船だけど
貸してもらえるならどんな乗り物も乗りこなしてみせる

乗り物は人の役に立つために作られたんだぜ
移動、運搬、宿泊、尾行に偵察、バイクスタントショーなど
冒険の一助になるなら上機嫌で参戦だ
配達業者バイト歴が長いから配達に偽装した潜入とか得意かも

サイバーアイで地形や天気や人の動きなど幅広い情報収集
集中力・傭兵の経験・判断速度で割と冷静に対応
無理せず離脱する派
乗り物に限り整備・修理程度のメカニック作業ができる

明るく話しやすい先輩タイプ
補助仕事もドンと来い
軽い気持ちでカッコつけ台詞で登場
滑ってもご愛敬



「どうやら大半の怪物は他の猟兵が倒してくれたのか。だったら、残りの連中は脚の早い俺が平らげるとしよう」
 不思議の国の不思議現象で一輪になった相棒の『ライ』へと櫟・陽里(スターライダーヒカリ・f05640)は跨り、狂気のオブリビオンによる実験場を駆け巡っていく。

「華麗なターン、魅せてやるぜ」
 猟兵はユーベルコード『ブラック・ドーナツ』は、迷路のような流路であってもライを手足のように操り駆けまわる。
 結果として、極限にまで研ぎ澄まされた操縦技術が生み出す猛威は、形容に多言を要さなかった。ご覧の通り、ただ巧く。瞭然なほど、ただ速く。その上侮らない、決して間違えない。

「安心しな、全部残さずに巡ってやるから」
 子供の描いた絵物語が如く、ひたすらに圧倒的な操縦技術を見せつけながら、猟兵は屍血流路を駆け巡り、チェックポイントを通過するように無言でオブリビオンに弄ばれ続けた被害者たちは例外の1つも残さず、ライにより退き潰していくのだった――。

成功 🔵​🔵​🔴​




第3章 ボス戦 『聖光の天使『アグノラ・サンチェス』』

POW   :    黄金の繁栄
【稲穂が揺れる豊穣の地を生み出す天使の奇跡】を披露した指定の全対象に【信仰心を芽生えさせ、信者になりたいという】感情を与える。対象の心を強く震わせる程、効果時間は伸びる。
SPD   :    白銀の衰退
自身が装備する【天聖輪『豊穣の奇跡』】から【猛烈な吹雪を起こす雲】を放ち、レベルm半径内の敵全員にダメージと【凍結】の状態異常を与える。
WIZ   :    黒鉄の訣別
詠唱時間に応じて無限に威力が上昇する【光熱・破邪】属性の【聖光剣『アストレア』による光の斬撃】を、レベル×5mの直線上に放つ。
👑11
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 かつて人であったそれは蠢く怪物が徘徊していた、狂気のオブリビオンによる実験場を踏破した猟兵たち。その先にある『常闇の燎原』を目指し進んでいく。
 しかし――辺境地帯の果てに、強い聖者の力を放つオブリビオンが行く手を阻むように佇んでいた。

「ああ、こんな所まで来てしまったのか……猟兵君等……」
「この先に救済はないよ、だから――――代わりに私が君たちに救済をあげよう」

 猟兵が近付くと、全身から『黒い炎』を噴出させ、死こそ救いと定義しその手に持つ聖剣をもって小麦を刈るように命を奪うとろうと襲いかかってくる。

 眼前のオブリビオンは同族殺しや紋章持ちにも匹敵する力持ち、「あらゆる防護を侵食し、黒い炎に変えて吸収してしまう能力」を身につけている。オブリビオンからの攻撃を受けず、見切って回避しない限り、攻撃を受けた防具・服・肉体は黒い炎に変えられ、敵の体力を回復してしまう。
 この能力を対処しない限りは猟兵たちが『常闇の燎原』にたどり着くことは決して叶わないだろう――。
禍沼・黒絵(サポート)
『クロエと遊んでくれる?』
 人間の人形遣い×ビーストマスター、13歳の女の子です。
 普段の口調は「無感情(自分の愛称、アナタ、ね、よ、なの、かしら?)」、独り言は「ちょっと病んでる(自分の愛称、アナタ、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

一人称はクロエ、人からクロエと呼ばれると喜ぶ。
ちょっと暗い感じの無表情なキャラ
武器は装備している物を自由に使って構いません。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



「あなたも炎が得意だっていうのなら、クロエだって得意だもの。あなたを炎で焼き尽くしてあげる」
 十分な距離をとって猟兵は紅蓮の炎を纏った、呪いで自在に操るナイフによって聖光の天使『アグノラ・サンチェス』を禍沼・黒絵(災禍の輩・f19241)は追い詰めようと試みる。
「無駄ですよ、私の操る黒炎の前に紅蓮なんて」
 びりびりと大気が振動する。並の猟兵であれば、心の臓が潰れているかもしれないほどのプレッシャーをオブリビオンの聖者は放ち続ける。ナイフによる呪われた紅蓮の炎を呑込み、触れるものみな焼き切る漆黒の劫火。
「……、分かってる。あなたの炎が特別なくらい。でもね。クロエの炎も特別だもん」
 そう、ユーベルコード『呪われた紅蓮の刃(フレイム・ダンシング・ナイフ)』によって生み出された炎はクロエが自在に消し去ることができる。それは飲み込んだ、“漆黒の劫火”ごと纏めて紅蓮の炎を消し去る事が可能だった。
「ほら、炎を焼き尽くした……。これであなたは隙だらけ、だよ」
 仲間の猟兵へと希望のバトンを繋ぐべく支援に徹したクロエ。その成果が確かな結果として暫時の隙を生み出したのだ――。

成功 🔵​🔵​🔴​

コノハ・ライゼ(サポート)
使用UCはPOW/WIZの内でお任せ。

態度口調、一人称までも気分次第、嘘吐きで気紛れなお調子者。
オブリビオンは喰らうもの、猟兵業は餌場で狩場。悪食で酒好き。
楽しい事と人の笑顔が好きで戦闘中も飄々と笑みを絶やさない。
敵に対しては嫌味や挑発もよく吐く。

※妖孤だが耳と尻尾は晒さない

・以下PC口調
接近戦と術を併用した戦い方が得意だねぇ、怪我とか気にしないタイプ。
敵へ言葉掛ける時は呪詛や誘惑目的が多いンじゃないかしら。
得意なのは懐へ飛び込んで『2回攻撃/傷口をえぐる/生命力吸収』の流れ、負った傷分喰らってやるわ。
自分の価値観が一番ダケド、公では公序良俗には反しないようにしてるヨ。
敵を喰らう事以外は、ネ。



「接近戦は、聖女ちゃんの土俵ってワケネ。ヤリづらいケレド仕方ないネ」
 強大なオブリビオンを前にしても軽い言葉を投げるコノハ・ライゼ(空々・f03130)、飄々と笑みを絶やさない様子だが、決して敵を舐めている訳ではない。
「さ、煌めくアメを、ドウゾ」
 恰好の隙を晒したオブリビオンを前に愉しむことを優先せずに、確実に敵を喰らう事だけを狙っていくその様子は最大限の警戒と呼ぶに相応しいだろう。ユーベルコード『彩雨(アヤアメ)』によって生み出されたのは、数多の万色映し煌めく切り札。ダークセイヴァーの上空に降り注ぐ煌めくの雨、無数の水晶の針が吹き荒ぶ不条理な暴力の嵐となって聖光の天使『アグノラ・サンチェス』を飲み込んでいく。
 たった一針でも装甲と肉体が氷塊と化すのに、それが一秒に数十、数百もの数が放たれるのだから戦いの趨勢は自明というべきだろう。それが“普通のオブリビオン”であれば。
「ホント、嗤えないくらいに怪物ネ」
 確かにダメージは入っているのだろう、それでも聖女は漆黒の劫火による爆裂と再生を繰り返してその装いを保ち続けるのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

仇死原・アンナ(サポート)
鉄塊剣『錆色の乙女』,妖刀『アサエモン・サーベル』、戦闘用処刑道具『赤錆びた拷問器具』、『鎖の鞭』等装備してる物を使います

UCは指定した物をどれでも使用

普段の口調は(私、あなた、呼び捨て、ね、よ、なの、なの?)
戦闘中は(ワタシ、お前、呼び捨て、言い捨て)

処刑人として敵と戦います
同行者がいれば協力
メインは鉄塊剣で攻撃
鉄塊剣の使用が不向きな相手・場所では刀剣をメインにして相手をします。
拷問具や鞭を使い敵の行動を阻害、鉄塊剣や刀剣で敵を攻撃します。影朧にはできる限り説得しますが説得不能と判断すれば容赦なく屠ります
キャバリアを操縦したり生身でも戦います



「その呪われた力で人を救う、ですか」
「あら? あなたなら十分に理解してくれると思ったのですが」
 仇死原・アンナ(処刑人 魔女 或いは焔の花嫁・f09978)に対し聖光の天使『アグノラ・サンチェス』はこの救いを受け入れてくれないかと、穏やかな口調で申し出る。それが当然あなたにとって素晴らしい事だと、オブリビオンの聖者は微塵も疑わないのだ。
「ええ、その力が凄い事くらいは当然理解しています。しかし、ワタシには死が救済だなんて、到底いえない」
 そんなに死が好きならば、勝手にそれを抱いて自害していろ、と言わんばかりに猟兵はユーベルコード『御伽の国の処刑人(ドレスアップ・デスパレード)』を解き放つ。
「死が来るぞ……さぁ踊れ……死から逃れる事は出来ない!」
 奇抜な赤装束の鎧、デスパレードアーマーへとその姿を変貌だせ、更には手にした拷問器具『鉄の処女』をモチーフにした、鉄塊の如き巨大剣の威力を遥かに増強させ。舞い散る薔薇の花弁と舞い散る地獄の炎を纏い戦場を駆ける。高出力で叩き込まれる灼熱の剣閃は、絢爛な大地を無惨な蜘蛛の巣へと貶めていく。その猛威は、並のオブリビオンたちならば根こそぎ焼殺していると確信できるほどに凄まじいものだった。
「随分と頑丈だ、本気で殺す気だったのだが」
 それを受けてもなお、穏やかな笑みを浮かべ続ける聖女のオブリビオンに猟兵はその怪物性を再確認するのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

グリュック・ケー(サポート)
「よう、プリン食べる?」
ノリのいい兄ちゃん。旅が好きでふらふら出歩いている割には呼べば現れる。ひとりも好きだが大勢も好き。楽しそうなことには顔を突っ込みたがる。汚れ役も引き受けられる基本的にいい人。
プリンと睡眠が大好きで常にプリンを持ち歩き、少しでも時間が空けば夢の中へ。寝起きはいいほうだが寝つきがかなり良い。
普段から顔を隠しているが、「見せて」と言われれば普通に見せる。
好戦的というわけではないが、必要であれば躊躇わない。
ユーベルコードも普通に使う。正面から戦うよりかは罠をかけるほうが好き。



「そんな黒い炎じゃあ、プリンも焼きプリンじゃなくて消し炭になっちゃうね」
 グリュック・ケー(なんか黒い・f32968)は、聖光の天使『アグノラ・サンチェス』により放たれ続ける漆黒の劫火の対処に辟易していた。
 猟兵としての確かな経験値をもって増強された反射神経、圧倒的な臂力を前に劫火の流星雨など通じはしない。単純な技量という王道を武器に、あらゆる苦難を真っ向から切り伏せ、捻じ伏せ、叩き落とす。更に駄目押し――まだ足らないと、唸る追撃の兜割り……は、聖女の聖光剣『アストレア』による光の斬撃に弾かれてしまう。
「ほんと、その炎も聖剣も厄介だね。正直言っておれの戦った中でも一番出力も厄介かもしれない」
 それでもなお、自分が負ける理由にはならない、とばかりに交戦の手を猟兵は緩めない。オブリビオンの反撃をなんとか掻い潜り、背中を斬り裂くとさらに何度も往復し、さながらグリュック自ら炎が舞い踊るように飛び回って全身を斬りつけた。
「おっと!? 危ない、攻撃を受けるわけにはいかないんだ。折角溜めたダメージの貯金も簡単にひっくり返す。あまりにそれはズルじゃないかな」
 僅かも途切れず弧を描く諸刃の短剣の煌めきは、とてもグリュックの握る武装が鋼などとは思えない。まるで流体の鞭か何かのように、呼吸の合間を縫いながら聖光の天使『アグノラ・サンチェス』の急所に放たれていた。それも僅かなの反撃を受けるを機に形勢を容易く逆転されかねない、そんな薄氷の上で戦うような戦いであってもグリュックは自分らしさを見失わずに、的確に追撃を与えていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

リンカーベル・ウェルスタッド(サポート)
主よ、いと気高き万軍の王よ、どうか私たちを喜びの歌と共に朝を迎えさせて下さい――。
と言う訳で! アーメン、ハレルヤ、デストロイです!

戦況や敵の種類を考慮して最も効果的なユーベルコードを使用。
他の猟兵がいれば協力したり支援。
後の事を考えなくて良い状況なら、聖なる御手で一気に決める。
武器は有効に使用出来るものを場面に応じて使用。
周辺に利用できそうな物があれば何でも使って攻撃。
油断せずキッチリとトドメは刺す。


物腰(だけ)は柔らかな聖職者見習い。
無用な争いは好まないため、可能な限りは会話や情報収集でことを進める。
それらが難しい・時間のロスが激しい・他猟兵の目的遂行の邪魔になる場合は力技で解決する。



「同じ聖職者として死が救済という貴方とはどうやらわかり合えないようです」
「――と言う訳で! アーメン、ハレルヤ、デストロイです!」
 リンカーベル・ウェルスタッド(ルーベル・アニマ・f01718)は漆黒の劫火を纏う聖光の天使『アグノラ・サンチェス』が決して自分と相容れることの無い異物と認識を固め、その澄み切った双眸でオブリビオンを睨み付ける。
「猟兵くんもいずれ分かるさ、全ては救えない。必ず苦しむものが出てしまう」
「平等に愛を注いであげられないのならば、苦しむ人がいるのなら――平等な救済が必要な事に」
 オブリビオンは猟兵に言う、助けられないのならばこのような救済しかないのでは、と。
「身勝手に悟った気になって、自分勝手な答えを出したそれを、押しつけないで欲しいわね」
「光は闇の中に輝いている。そして、闇はこれに勝たなかった――」
 ユーベルコード『聖域(サンクトゥアリウム)』を解き放ち、リンカーベルは生み出された聖水を休む間もなく投げつけながら、何度もオブリビオンを否定する。
 助けられないのなら暴力によって終わりだなんて、馬鹿を言わないで欲しい。そんな救済なら何もしてくれない方が良い。そんな一方的な救済にそんなの意味がないだろう。
 大切なのは立ち上がって自分たちで笑顔を取り戻すこと。私たちはそう信じるから、こうして必死に頑張ってるんだ、と―――。

成功 🔵​🔵​🔴​

岩社・サラ(サポート)
「最優先撃破対象確認。これより戦闘に移ります」

傭兵としての戦闘技術と一族に伝わる土魔法を組み合わせて戦う冷静な性格の女性。
口調はですます調。必要以上に会話はしない。
依頼に関しては負傷を厭わず可能な限り全力を尽くすが、公序良俗に反する行為は行わない。
仲間との連携ができる場面では積極的に連携を行う。

行動
目立たないように隠れながらDMRによる狙撃。ショットガンによる接近戦。装甲目標ならミサイルランチャー。接近戦なら斧。と武器を使い分けて戦います。

敵の攻撃を防御する際はゴーレム(アイテム)を召喚し庇わせることで対処します。

ユーベルコードは選択したものを適時使用します。

書かれていない部分はおまかせします



「最優先撃破対象確認。これより戦闘に移ります」
 岩社・サラ(人間の戦場傭兵・f31741)は聖光の天使『アグノラ・サンチェス』に、その直ぐれた戦場傭兵の確かな経験によって培ったにより適切な攻撃方を見出していく。
「どうやらあの黒い炎を受けずに戦う必要がありそうですね。大地の力、鉄の巨腕。破壊せよ」
 ユーベルコード『戦闘魔法「鉄の巨腕」(コンバットマジック・ジャイアントアーム)』を解き放つにより、単純で重い大型アイアンゴーレムの右腕を召喚しその拳は聖光の天使『アグノラ・サンチェス』へと深々と叩きつける。
「――次ッ! 防御不能な攻撃であろうとも――そもそも受けなければいい、これが貴方への攻略方です」
 反撃とばかりに放たれた漆黒の劫火を受ける前に大型アイアンゴーレムの右腕を消滅させ、新たに大型アイアンゴーレムの右腕を出現。単純な物理破壊が聖者のオブリビオンを蹂躙するような大粉砕を轟かせ、着実にダメージを重ねていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

コーデリア・リンネル(サポート)
 アリス適合者の国民的スタア×アームドヒーローの女の子です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、機嫌が悪いと「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。

内気な性格のため、三点リーダーや読点多めの口調になります。
ですが人と話すのが嫌いでは無いため、
様々な登場人物とのアドリブ会話も歓迎です。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



「――もう雷撃の鎖からは逃げられませんよ」
 コーデリア・リンネル(月光の騎士・f22496)はユーベルコード『雷撃の鎖(ライゲキノクサリ)』が銃の内部で光子を強化増幅させて一斉に放つ、高度な科学技術で作られた兵器のフォトンサイクロンが持つ本来持つ出力の最大を引き出して、雷の鎖を生み出していく。聖光の天使『アグノラ・サンチェス』が放った漆黒の劫火を雷の鎖で繋ぎ、飛来する軌道を制御していく。
「避けられないのならば、届かないようにすればいい。簡単な事です」
 コーデリアの冷静な分析と共に致死の雷が放たれる。それは枝を伸ばし、どこまでも獲物を貫かんと広がる閃光の樹木だ。たとえフォトンサイクロンから放たれた光子と光子の切れ間を探したところで、稲妻の追撃を回避することは至難の業だろう。
 ただ翻弄されるしかないこの状況は、雷雲の中へと突っ込んだ木切れも同然だろう、ただでさえ圧倒的な出力はユーベルコード『雷撃の鎖(ライゲキノクサリ)』よりもさらに凄まじさと、制圧力を増していた。
「――それでも尚、凌ぎますか」
 聖光の天使『アグノラ・サンチェス』は“その程度”のオブリビオンではなかった、全身から『黒い炎』を噴出させ強引に場を仕切り直すのだった――。

成功 🔵​🔵​🔴​

リーヴァルディ・カーライル(サポート)
「…お前がどんな存在で、どんな過去があったとしても関係無い」

「…今を生きる人々を害する存在を討つ。それが猟兵としての私の使命よ」

故郷のダークセイヴァーで主に活動する吸血鬼狩り
他世界の知識に疎く、最初は様子見に徹して見切り戦闘知識を蓄積する

必要に応じ「精霊石の耳飾り」に各属性の精霊を降霊し、
第六感的な精霊の視力を借りて暗視や索敵を行う

敵の攻撃は「写し身の呪詛」の残像による回避や、
「怪力の呪詛」のオーラで防御して受け流し、
大鎌のなぎ払いやUCによるカウンターで迎撃する

「…無駄よ。その攻撃なら、既に見切ったもの」

「…お前よりヴァンパイアの方が余程、手強い」

「…さあ、吸血鬼狩りの業を知るが良い」



「……お前がどんな存在で、どんな過去があったとしても関係無い」
  故郷のダークセイヴァーで主に活動する吸血鬼狩りをする猟兵のリーヴァルディ・カーライル(ダンピールの黒騎士・f01841)は、新たな『常闇の燎原』という情報を手に入れるべく聖光の天使『アグノラ・サンチェス』との戦いに参戦した。
「……今を生きる人々を害する存在を討つ。それが猟兵としての私の使命よ」
 同族殺しや紋章持ちにも匹敵する力持つオブリビオンが居たのは少々想定外だが、それでも猟兵としてやるべき事に変わりはない。
「――私も黒い炎には縁があってね……今こそ我が身を喰らい顕現せよ、黒炎覚醒!」
 ユーベルコード『代行者の羈束・黒炎覚醒(レムナント・ウロボロス)』を解き放つことで、左眼の聖痕の封印を開放。時間を焼却し停滞させる黒炎を纏った姿にリーヴァルディは変身し、スピードと反応速度が爆発的に増大する。
 死者の想念を吸収して力にする、過去を刻み未来を閉ざす黒い大鎌の奔る斬閃に応じ、桜のように散華する鮮血の花弁。強襲してきたオブリビオンの放つ、漆黒の劫火を切り裂いて聖光の天使『アグノラ・サンチェス』の肉をずぶりと抉った――。

成功 🔵​🔵​🔴​

御形・菘(サポート)
※語尾に「のじゃ」は不使用
はっはっは、妾、推参!
敵は決してディスらんよ、バトルを彩るもう一人の主役なのでな!
強さも信念も、その悪っぷりも誉める! だが妾の方が、もっとスゴくて強い!

バトルは常に中継配信+後で編集しての動画配信
いかにカッコ良く魅せるか、見映えの良いアクションが最優先!
とはいえ自身の不利は全く気にせんが、共にバトる仲間にまで不利を及ぼす行動はNG!

戦法は基本的に、テンションをアゲてボコる! 左腕とか尾で!
敵の攻撃は回避せず、受けて耐える! その方がカッコ良いからのう!
はーっはっはっは! さあ全力で来るがよい、妾も全力で応えよう!



「はっはっはっ! 中々にボスらしい風格をしているな、妾ほどではないが!」
 同族殺しや紋章持ちにも匹敵するオブリビオンを前にしても、御形・菘(邪神様のお通りだ・f12350)は普段通りに大胆不敵、尊大な態度を崩す事なく聖光の天使『アグノラ・サンチェス』へと果敢に攻め手を繰り出す。
「はーっはっはっは! さあ全力で来るがよい、妾も全力で応えよう!」
「行くぞ天地! お主が共に在れば、空すらも妾の統べる領域となる!」
 ユーベルコード『天空の覇者(テンクウノハシャ)』は高性能AI内蔵の映像撮影用ドローンの『天地通眼』を変形させ、騎乗する事で、猟兵の移動速度と戦闘力を増強せていく。
「単純なスペックが仮に劣るというのであれば、他から持ってくればいいだけの事」
 ユーベルコードにより今や猟兵は驚異的な弾速と破壊力を高次元で両立させている。無論、それによりとんでもないリソースを一気に消費しながら――。
「だが――ド派手にやらねば、嘘だろう!!!」
 効率無視のロマン溢れる一撃必殺が聖光の天使『アグノラ・サンチェス』の身に纏った漆黒の劫火による障壁を容易く貫き痛烈な一撃を叩き込んだのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

シフィル・エルドラド(サポート)
 ハイカラさんの勇者×国民的スタアの女の子です。
 普段の口調:明るい(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)
 嬉しい時の口調:ハイテンション(あたし、あなた、~さん、ね、わ、~よ、~の?)

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

元気一杯で天真爛漫な性格をしていて、ポジティブな思考の持ち主。
困っている人や危機に陥っている人は放ってはおけず
積極的に助ける主義です。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



「勇者シフィルの一撃、受けてみなさい!」
 シフィル・エルドラド(ハイカラさんの勇者・f32945)は理想郷と言う異名を持つ伝説の勇者の剣は、聖光の天使『アグノラ・サンチェス』の放つ漆黒の劫火すらも容易く切り裂いて間合いをどんどんと詰めていく。
「ふふ、貴方本当に強いみたいね。おかげで私ももっと強くなれそう」
 移動速度も反応速度も、今この瞬間にも上昇し続けている。その様はまるで既に完成された刀が焼き融かされ、より強固に鍛え上げられているかのようだった。
 眼前のオブリビオンは同族殺しや紋章持ちにも匹敵する力持つが故に、猟兵のスペックもどんどんと引き上げられていき、瞬時に踏み込みを強め、神速の縮地で距離を詰めるシフィル。
「ここっ――!!」
 シルフィの姿が霞んだと思った直後、懐に潜りこんだ零距離から縦横の斬撃が放たれる。さながら、一つの人間に無数の勇者の魂を凝縮したかのように。どこまでも反射速度を高め、喰らい付いて必ず殺す。致命の一撃を聖光の天使『アグノラ・サンチェス』に叩き込むのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

エヴィレダ・ハーミ(サポート)
 人間の闇医者×サバイバルガンナー、36歳の女。
口調 粗野で乱暴(アタシ、お前、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)

UDCアースやシルバーレインの人目に付く所ではハンドガン、メスの投擲を使っていくぜ。それ以外はアサルトライフルも使うな。
どっちかっつーと戦闘は苦手だから正面切って戦うより、好機を狙うタイプだな。医療や応急処置は得意だぜ? これでもお医者だかんな。
あとは――薬をちょぉっと盛るのもイケんぜ。
ちったァ口達者だかんな、変装や言いくるめもやってやるよ。
やっべ、こっちに来やがった。ヘイ猟兵、後頼んだぜ!(後衛死守)

◇ギャグ、ギャーギャー騒音要員



「おう! どうだ、いっちょトんでみるか?」
 ユーベルコード『着替えたら何となく強くなった気もする(スーパーシャイニングドリームエヴィチャン)』を解き放ち、エヴィレダ・ハーミ(隠者の幸運・f32150)は身軽に動きやすい服装へと変身し、あちこちに隠し持っている無数の医療用メスの出力を最大限に高めていく。
「避けられないならば速度重視ってね」
 無駄のない天衣無縫のメスの投擲がまるで吸い込まれたかのように、聖光の天使『アグノラ・サンチェス』の血肉を分割していく。それはまさに才覚主体の超直感。同族殺しや紋章持ちにも匹敵する力をもったオブリビオンだとしても、やるべきことは何1つ変わらない。
「やっべ、こっちに来やがった。アタシは後衛担当なんだよ、ったく――。
 飄々と普段の調子を崩すことなく、流れるように迸るメス。オブリビオンの斬撃をなんとか掻い潜り、一種のホーミングミサイルめいて自在な軌道を描くように聖光の天使『アグノラ・サンチェス』へとエヴィレダはメスを休む間もなく投擲していくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ミロ・バンドール(サポート)
大人向けな依頼は不採用にしてください

口調はステシの基本通り
強がって一匹狼を気取った態度ですが、連携にはきちんと応え
最善の結果のために努力します
いわゆるツンデレ

基本的な戦闘スタイルは敵の力を削ぎ、次の味方の行動へ繋げるサポート役で
次いで重視する行動が敵の押さえです
技能の各種耐性(これは先制攻撃ボスにも適用)や
武具改造を活かし、戦場の状況に合わせたスタイルを模索します

保護対象には耐性技能を利用して盾になり
UCは誰かが望まない犠牲になるときは差し控える傾向

*備考
・精神攻撃にはとても弱い(ヘタレると寝言時の口調)
・ギャグ展開に巻き込まれやすい、弄られOK

※キャラぶれ気にしないので、お気軽に弄って下さい



「我が地獄に吹き荒れるは新しき風、贄を求めし飢餓の炎なれば――」
 ミロ・バンドール(ダンピールの咎人殺し・f10015)は拘束した者を固定する台にも変形する、金属塊で出来た巨大剣にユーベルコード『炎獄の風(インフェルノブリーズ)』を解き放ち地獄の炎を纏わせる。
「そっちが漆黒の劫火を放つなら――こっちは、地獄の炎で対抗するだけだぜ」
 正義の柱による斬撃はたった一撃でも並のオブリビオンであれば装甲と肉体が消し炭と化すほど、それ休む間もなく放たれるのだから戦いの趨勢は自明というべきだろう。
「……はぁ、これが同族殺しや紋章持ちにも匹敵する力、想像以上だね。その出力も無尽蔵という訳じゃあなさそうだし、削らせて貰うよ」
 そんな一撃を受け続けても聖光の天使『アグノラ・サンチェス』は平然と立っている、都度、漆黒の劫火がオブリビオンの傷を焼いて癒していくのだ。赫怒の焔を正義の柱に乗せながら渾身の力を込めて猟兵は柄を握り締めて、オブリビオンへと攻撃を放ち続けるのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

推葉・リア(サポート)
色んなゲームで推しキャラを育成して愛でるのが好きな妖狐

基本的に人がいいので命や心を大事に行動し相手の心に寄り添おうとする、例えそれが敵であっても(倒すときはしっかりと倒す)
あと結構関係のないことも考えたりもしたりもするがやるときはやる

各ゲームの推しキャラ達の召喚と狐火を使う戦闘スタイル
基本的には推しキャラ達が戦い自分は狐火での後衛攻撃やサポートに回ることが多い
状況によっては相手の属性や戦闘スタイル又は戦場に有利な推しキャラの選んで喚ぶ
推しキャラが動きやすいように自分を囮にすることも
推しキャラを呼ぶと不利又エログロ場面になりそうなら絶対に喚ばない自分だけで戦う

共闘OK
過剰なエログロNG



「皆大好きよ……だけどあなたはその中でも一番、あの子との戦いで画になりそうなの!」
 ユーベルコード『最推しキャラ達の召喚(サイオシキャラタチノショウカン)』を発動し、推葉・リア(推しに囲まれた色鮮やかな日々・f09767)は聖光の天使『アグノラ・サンチェス』と対になる黒い服をした神父のキャラクターを生み出す。同族殺しや紋章持ちにも匹敵する力持つオブリビオンへと臆すること無く、12体の力を1人に注いだ神父は、それに引けを取らない出力を持ってオブリビオンへと駆け出す。そうして訪れた激突により、吹き荒ぶ衝撃波。至近距離から鍔迫り合いへと移行しながら、聖光の天使『アグノラ・サンチェス』と漆黒の神父の視線が交差する。
「あーん! すっごい素敵! ああ、この風景を全部写真にしたい!」
 鍔迫り合いすらも一幅の名画が如く、神父が振るう黒剣と聖光の天使が振るう光の剣が吹き荒ぶ破壊の嵐を切り裂きながら、火花に混じって鼓膜を揺さぶっていくのだった――。

成功 🔵​🔵​🔴​

十字路・冬月(サポート)
 「踊ったらなんとかなる?とりぜず踊っとく!?」
 隙あらば踊ろうとします。一人でも勝手に踊っていますが、できれば他の人とも踊りたい。

 心の声は保護者的存在(柔和な口調の男性)の、いわゆるイマジナリーフレンドです。
 難しいことを考えることは苦手ですが、心の中で会話することで解決策を見出すことがあります。

 物欲はありませんが食欲はあります。料理はできません。
 子供も大好き。

 でも戦闘は苦手。負傷者の救出とか、皆との連絡役とかやりたい。
 それでも心のオカンに励まされつつ、誰かを守るために逃げはしません。
 
 他はお任せします。アドリブ歓迎!



『絶対あの黒い炎に触れては駄目だよ、凄い厭な予感がする』
「……うん、びりびりって感じるよ、オカン。あれは受け止める訳にはいかないね」
 十字路・冬月(ダンス大好き!・f24135)は心の『オカン』から助言を受けながら、聖光の天使『アグノラ・サンチェス』への対策を練っていく。
「いくよ、スカイホッパー!」
 空を舞いユーベルコードによって空中を蹴り推進力へと転換する。繰り出された疾走は超高速の八艘飛び。上下左右へ、天から地へ。弾性に富んだピンボールが如く跳ね回り、縦横無尽に重力を無視することであらゆる向きへと飛び続けていた。――移動の軌跡はまるで稲妻だ。
「……よし、今がチャンス! とびっきりの一撃をたたき込むよ!」
 ジグザグに折れながら虚空を駆ける猟兵は今や、強引に、聖光の天使『アグノラ・サンチェス』の知覚限界を振り切りつつあった。炎が舞い踊るように飛び回って踵落としをオブリビオンへとお見舞いしたのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

西院鬼・織久(サポート)
※過度なギャグ、性的な要素のあるシナリオはNG

【行動】
オブリビオン狩が最優先
口調等ステータス参照

五感と第六感+野生の勘で状況を把握し敵行動を予測
罠や逃走する敵の追跡などは戦闘知識の応用で対処する

「闇器」を場面に応じて使い分ける
武器は怨念の炎(呪詛+生命力吸収)を纏い継続ダメージ付与

先制攻撃を仕掛け狭い場所でも縦横無尽に動き回り死角から攻撃
殺気を抑え暗殺を行う事もできるが、大抵は特攻紛いの攻撃特化

集団にはUCやなぎ払いを範囲攻撃に広げるか、単体を夜砥やUCで拘束して振り回して周囲をなぎ払うなどで攻撃

敵の攻撃は残像などのフェイントや武器受けで受け流しカウンターを行う等全ての行動を攻撃に繋げる



「我等が怨念尽きる事なし、死こそ救済だと? 随分と傲慢なオブリビオンも居たものだな」
 常に怨念が具現化した血色の炎を纏う『闇器』の一つ。柄と刃が一体化した黒い大鎌の『夜砥』を西院鬼・織久(西院鬼一門・f10350)は手にし、聖光の天使『アグノラ・サンチェス』を弾けるが如く眼光が緋を散らして睨み付ける。
「我等が怨念尽きる事なし――」
 オブリビオンから放たれた黒い炎をユーベルコード『殺意の炎(サツイノホノオ)』により生み出された自身に宿る怨念と殺意の炎によって上書きし、漆黒の劫火を殺意の炎で燃やしていく。聖光の天使『アグノラ・サンチェス』を隙をついて斬る、斬る、斬る、斬る――斬って斬って斬り刻み合う。烈風のごとき速度で振るわれる殲撃の嵐。それは力任せの怒涛ながら、捌き切れない手数と臂力でオブリビオンを圧殺しにかかった。
「……ああ、随分としぶといな」
 瞬く間に傷を燃やし消し去る聖光の天使『アグノラ・サンチェス』。そんなオブリビオンへ放つ猟兵の猛攻は一度として止まらないのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

カツミ・イセ(サポート)
「僕の神様は言ったよ。郷に入りては郷に従えと」
「僕に出来ることだからね」

神様に作られたミレナリィドール、勝ち気で大人びた僕娘。イメージは水。
口癖が「僕の神様は言ったよ」
『偽装皮膚』の影響で、球体関節が普通の関節に見えるよ。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用。加護で治るから、大怪我しようと厭わず積極的に行動するよ。
遠距離は『水流燕刃刀』を伸ばすよ。
近接戦では『偽装皮膚』を水のような刃にして、咄嗟の一撃を放つことがあるよ。このときは球体関節が見えるんだ。

他の猟兵に迷惑をかける行為はしないよ。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしないんだ。
あとはおまかせするから、よろしくね!



 カツミ・イセ(神の子機たる人形・f31368)は清浄なる水の力を秘めた蛇腹刀『水流燕刃刀』を強化された出力を無敵の矛と化し、稲妻のように疾駆しながら聖光の天使『アグノラ・サンチェス』に目にも止まらぬ鎌鼬が一気に三つの斬撃を放っていく。オブリビオンから放たれた漆黒の劫火は、水流燕刃刀により生みだした聖水で相殺―――猛攻を掻い潜りながらその手を緩めない。

「心技体の体では決して及ばぬなら、こちらは心技に重きを置けば良い……!」
 猟兵は進む、止まらない。同族殺しや紋章持ちにも匹敵する力がどうしたと、見慣れているぞと言わんばかりに劫火の雨を弾いて進む。一直線に火矢のごとく駆け抜けていた。左右に避けるそぶりすらない。単純な出力で圧倒的に向こうが勝っている以上、その差を埋め合わせるために他のあらゆる場所から力を調達するだけのこと。オブリビオンから受けた炎を打ち消した事による反動、遠心力、重力――その全てをもって一太刀を聖光の天使『アグノラ・サンチェス』へと浴びせたのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

姫神・咲夜(サポート)
 桜の精の死霊術士×悪魔召喚士、女性です。
 普段の口調は「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、
 片思いの人には「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

清楚で女流階級風の口調で、お淑やかな性格です。
基本的に平和的な解決を望みますが
戦わざるを得ない時は果敢に戦いに向かう勇敢さを持っています。

 あとはおまかせです。よろしくおねがいします!



「おっと、そんなに簡単に当たりませんよ」
 ユーベルコード『見切りの極意(ミキリノゴクイ)』を解き放ち、聖光の天使『アグノラ・サンチェス』の視線の動きや呼吸のリズムを読む事で、漆黒の劫火を放つ動作を不規則で一定しない筋肉の脈動と、意のうかがえない歯車じみた視線から動きを予測。
「どうやら欠片でも触れると危うい様子、これはこれはとても恐ろしいですね」
 一閃——抜き放った白桜の魔杖により、悪意の礫を両断した。射線の見切りは完璧だ。刀身から腕に伝わる衝撃も決して予想を上回らない。柄を握る両手に力を籠めながら、これが偶然でないのだと証明すべく更に踏み込む。円の軌道で旋回する四方八方の砲火を捌き、直撃するものだけを取捨選択して、白桜の魔杖から放つ光弾で相殺していく。
「――今です、攻撃の隙が見えました!」
 あらゆる体運び、癖、すべてを見、予測し、聖光の天使『アグノラ・サンチェス』の攻撃を隠れ蓑に死角からのとびきりのカウンターを叩き込んだのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

スフィア・レディアード(サポート)
『皆さん、頑張りましょう!』
 ミレナリィドールの妖剣士×鎧装騎兵、21歳の女です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、機嫌が悪いと「無口(私、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格は元気で、楽しい祭りとかが好きな少女。
武器は剣と銃をメインに使う。
霊感が強く、霊を操って戦う事も出来る(ユーベルコード)
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



「皆さんに負けずに私も頑張ります」
 スフィア・レディアード(魔封騎士・f15947)は畏れ多い威圧感を放ち、妖力に満ち溢れた深紅の刀身を持つ巨大な刀の『畏怖の魔剣』をもって、聖光の天使『アグノラ・サンチェス』へと対峙する。出会い頭にオブリビオンから放たれた破邪魔力を帯びた聖光剣『アストレア』による光の斬撃―――。
「あなたの動きなど、見抜いているよ!」
 確実にスフィアの腕を切り落とすつもりで放った一撃。しかし、それは猟兵の刃で受け止められていた。それを成したのは小手先の奇策によるものでもない、霊視能力で視る事に磨きに磨きぬいたユーベルコード『予知霊視(ヨチレイシ)』による超反応で対処をする。
「まだ、こんなものじゃあないよ。――それが連続して放てないのも当然わかるんだから」
 畏怖の魔剣を振りかざした次の刹那、走る斬撃。超反応の回避と同時、神速の踏み込みが聖光の天使『アグノラ・サンチェス』へと狙い違わず放たれた。

成功 🔵​🔵​🔴​

数宮・多喜(サポート)
『アタシの力が入用かい?』
一人称:アタシ
三人称:通常は「○○さん」、素が出ると「○○(呼び捨て)」

基本は宇宙カブによる機動力を生かして行動します。
誰を同乗させても構いません。
なお、屋内などのカブが同行できない場所では機動力が落ちます。

探索ではテレパスを活用して周囲を探ります。

情報収集および戦闘ではたとえ敵が相手だとしても、
『コミュ力』を活用してコンタクトを取ろうとします。
そうして相手の行動原理を理解してから、
はじめて次の行動に入ります。
行動指針は、「事件を解決する」です。

戦闘では『グラップル』による接近戦も行いますが、
基本的には電撃の『マヒ攻撃』や『衝撃波』による
『援護射撃』を行います。



「―――練って、整え、ぶち込むっ!」
 開口一番、ユーベルコード『漢女の徹し(ヲトメノトオシ)』の詠唱と共に数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)は無属性のサイキックエナジーを込めた掌底による超高速かつ大威力の一撃を同族殺しや紋章持ちにも匹敵する力を持つ聖光の天使『アグノラ・サンチェス』に放って行く。
「次、次、次、次ィ!」
 あらゆる防護を侵食し、黒い炎に変えて吸収してしまう能力を持つのならば”それを使わせなければ良いだけ”。力任せの一撃が衝突し空気を震撼させる。衝撃の余波だけで、大気の壁さえ粉々に千切れながら消し飛ぶ。極限までユーベルコードによって強化された拳が、聖光の天使『アグノラ・サンチェス』を砕かんばかりの威力が骨の髄まで震撼させる。しかし、それにオブリビオンが怯んでいる余裕はない。死角から迫る追撃の拳を屈んで回避し、即座に跳躍。第二、第三の追撃から間一髪で逃れる。
「へぇ! やるね、とことん楽しませてくれそうだ」
 そんな規格外の聖光の天使『アグノラ・サンチェス』に猟兵は不敵に笑い、また連撃を放ち始めるのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ジェイミィ・ブラッディバック(サポート)
目標を確認、これより交戦します。

口調は丁寧語で、相手への呼称は東洋系の名前の場合「名字+さん」、西洋系の名前の場合は「名前+さん」となります。

戦い方は「避けて当てる」形になります。
必要に応じてキャバリアに搭乗させても構いません。キャバリアはパワードスーツのように「着込む」形です。
武装は生身とキャバリアで互換性があるため、「セフィロトウェポン」以外ならばどれを持たせてもOKです。

UCの詠唱台詞はシステム音声のような表現でお願いします(当人が詠唱台詞を喋るわけではありません)。

公序良俗の違反及び猟兵・友好的NPCに対しての敵対的行為は行いません。

後はお任せします。
よろしくお願いします。



「――目標を確認、これより交戦します」
 どうやら聖光の天使『アグノラ・サンチェス』はその漆黒の劫火に触れる事で、装甲を失うどころか相手の負傷を大きく回復させてしまうらしい。しかし――。
「今回の戦い方は『避けて当てる』形、つまりは普段通りですね」
 ジェイミィ・ブラッディバック(脱サラの傭兵/開発コード[Michael]・f29697)の得意とする戦闘スタイルそのままだ、何の不利益にもならないとユーベルコード『N-Ext. BOOSTER(ニュークリアフュージョンエクストラブースター)』を起動。
『Neuclear Fusion Extra Booster start up.』
 システム音声が戦場に響くと天使核エンジンスラスターが唸りを上げ、搭載火器から一斉射撃。推進力をフルに活かした回避行動と同時に放たれる、掃射される銃弾の雨霰は、もはや横殴りの土砂崩れに等しかった。数多の銃口が一斉に暴力を吐き出し、聖光の天使『アグノラ・サンチェス』に弾丸の雨を浴びせ続けるのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

天日・叶恵(サポート)
私なりの、お狐さまの矜持としてささやかなお願いがあればついでで積極的に叶えたいです
例えば、探しものを見つけたり、忘れ物をこっそり届けたり、道をこっそり綺麗にしたり、といったものです
それ以外では、オブリビオン退治に必要であればできるだけ違法ではない範囲でお手伝いしたいと思いまーす

戦闘については、昔は銀誓館学園で能力者として戦っていたので心得はありますー
補助や妨害といった動きが得意ですねぇ
あとは、白燐蟲へ力を与えて体当たりしてもらったり…術扇で妖力を込めたマヒ効果の衝撃波を出したり、でしょうか?

他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも公序良俗に反する行為はしません。



「英雄霊よ、力をお貸しください――リベレイション!」
 ユーベルコード『リベレイション―妖狐覚醒―(ヨウコカクセイ)』によって、天日・叶恵(小さな神社のお狐様・f35376)は名も無き英雄霊の力を借りることで、尾が九本の妖狐に覚醒。その戦闘能力が爆発的に増大させていく。
「今の私なら――、出来るはず!」
 雪女の妖気が籠められた伸縮自在の扇は冷気の刃を伸ばし氷の長剣へと変貌。聖光の天使『アグノラ・サンチェス』へと怯むことなく、雷鳴のごとき一閃がオブリビオンの二の腕を穿ち抜いた。動きの軌跡は一直線、放った刃は氷柱の牙突。驚異的な踏み込みによる加速を果たし、豪胆にも真っ向から聖光の天使『アグノラ・サンチェス』の血肉を貫通させる。それは繊細で、余分がなく、ゆえに何より効率的な一撃だった。そのまま猟兵の本質を体現していると言えるだろう。
「ッ! 反撃、さ、させませんから!」
 大きく踏み込んで態勢を低くして敵の斬撃を躱し、地面を滑るように冬の九尾扇を抜き打つ。ユーベルコードによって引き上げられた出力がその超反応を可能としたのだった。だが、何もかもが思うままになるはずもなく、一瞬たりとも気の抜けぬ戦いであるのは変わらぬまま戦いは続いていく。

成功 🔵​🔵​🔴​

陽殿蘇・燐(サポート)
バーチャルキャラクターの寵姫×国民的スタア?いいえ、これでも(元)ラスボスな悪女NPCよ。
基本は高性能スマホを利用して、配信しつつの行動になるわね。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用するし、多少の怪我は厭わず積極的に行動するの。これでもバーチャルキャラクターだもの。
悪女たるもの、その行為は健全な世界あってこそなのよ。だから他の猟兵に迷惑をかける行為はないわ。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしない。配信垢BANされちゃう。
あとはおまかせ。よきに計らいなさい(思い出した悪女ムーブ)


キマフュ出身なので、トンチキでも適応していきます。



「――炎術…いえ、炎蝶術の基本よ」
 陽殿蘇・燐(元悪女NPC・f33567)は装備する扇ぐことで風や雲や雨を呼ぶ、芭蕉の葉に似た形状の美しい中国扇からユーベルコード『炎術:芭蕉扇(エンジュツバショウセン)』を解き放ち、炎を纏ったクロアゲハを聖光の天使『アグノラ・サンチェス』へと十、二十、三十、四十、五十に百と、まだまだと間断なく射出していく。
「あなたも炎が得意みたいね、どちらの腕前が上か試してみない?」
 その視線に誘われたかのように、聖光の天使『アグノラ・サンチェス』がユーベルコードに合わせ漆黒の劫火を生み出した。鏡写しのように噛み合う両者の焔は、束の間の拮抗に動きを止めた。
「凄い炎ではあるけど、それを身に着けたのは最近よね? ふふ」
 たとえオブリビオンの出力が上だったとしても、技の奥行きが違いすぎる。圧倒的な経験というものは同じ土台であれば――強者をも出し抜く。まさにその一瞬後、視界を炎が埋め尽くした。轟き渡る爆音と衝撃、熱波、火炎の華が“漆黒の劫火ごと”オブリビオンを焼き尽くした。

成功 🔵​🔵​🔴​

風薙・澪(サポート)
戦闘は剣、ポンプアクション散弾銃、魔法を主に使って戦う。
近距離は剣、中距離は銃、遠距離は魔法が主な攻撃手段だが、
状況に応じて距離に拘らず扱う時もある。
敵が少ないときは、逆に剣、銃で隙を作り魔法で止めを刺す。

剣も銃も基本は両手で扱う為、右手に剣、左手銃のような二刀流的なことはほぼしない。
剣は両手持ちではあるものの軽快に扱い、フットワークを軽くして戦う。

銃はほぼ9粒装弾の散弾を使っているが、対象を打ち抜けないときなどはスラッグ(一粒弾)も使う。
いずれにせよ射程はあまり長くない。
弾倉はチューブマガジンで後入先出。(最後に込めた弾薬が最初に撃ち出される)
弾薬入手はUDCではなく別世界から入手している



「我、此処に喚びだしたるは、魔狼の顎。其の鋭き牙を以て、敵を穿ち貫け」
 その一閃、高圧縮液体窒素と魔力が込められた氷槍を聖光の天使『アグノラ・サンチェス』の出鼻を真っ向から捻じ伏せる。ユーベルコードの詠唱と共に高めた背力で大上段から破邪属性の聖光剣『アストレア』による光の斬撃を打ち落とした。
「――まだまだ行くわよ! めんどくさいけど、やるしかないわよね」
 ユーベルコード『氷霜槍(フロスト・ジャヴェリン)』を風薙・澪(ウィザードウォーリ
ア・f17869)は解き放つことで、切り返しで跳ね上がって迫る聖光剣『アストレア』の切っ先を迎撃し、そこから再び流れるように打ち合い、弾きあい、結び合いスピードのギアを上げながら、より激しく凍結の魔力を滾らせて聖光の天使『アグノラ・サンチェス』を睨む。
「貴方の攻撃は受ける事が出来ないのよね、それは――こっちも同じ事!」
 次瞬、解き放たれた速さを一段階引き上げた流麗な槍の乱舞が、受けることなど許されない崩壊の嵐を巻き起こしたのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ミルディア・ディスティン(サポート)
「サポート?請われれば頑張るのにゃ!」
 UDCでメカニックして生計を立ててるのにゃ。
 『俺が傭兵で出撃して少し足しにしてるがな?』
 ※自己催眠でお人好しで好戦的な男性人格に切り替わりますがデータは変わりません。

 ユーベルコードはシナリオで必要としたものをどれでも使用します。
 痛いことに対する忌避感はかなり低く、また痛みに性的興奮を覚えるタイプなので、命に関わらなければ積極的に行動します。
 公序良俗は理解しており、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。むしろ積極的に助ける方です。
 記載の無い箇所はお任せします。よろしくおねがいします。



「にゃぁぁぁ! 助けてご主人さまー! 流石にあたしだけじゃ厳しいのにゃ」
 ユーベルコード『ご主人さまの加護』によって、ミルディア・ディスティン(UDCの不可思議メカニック・f04581)の護衛の騎士が召喚される。それは子供の描いた絵物語が如く、ひたすら騎士らしい姿を見せ煌びやかな大剣を構える。結果として、極限にまで研ぎ澄まされたユーベルコードから呼び出された護衛の騎士が生み出す猛威は、形容に多言を要さなかった。
「やっちゃえ! ご主人様ー!」
 当然、それを察知した聖光の天使『アグノラ・サンチェス』が漆黒の劫火を矢継ぎ早に放つが、その余波すらも大剣で両断してしまう。まさに剣技の極みと呼ぶべきのか。凛と輝く大剣から美しい散光が放たれている。臂力の多寡や技の冴え、反応速度のどれ1つとっても最高峰。圧倒的な実力という単純な結論を持って、当たり前の強さによる圧倒は数多の道理を吹き飛ばすように、同族殺しや紋章持ちにも匹敵する力持つオブリビオンへとその刃を届かせた。

成功 🔵​🔵​🔴​

蒼月・暦(サポート)
 デッドマンの闇医者×グールドライバー、女の子です。

 普段の口調は「無邪気(私、アナタ、なの、よ、なのね、なのよね?)」
 嘘をつく時は「分かりやすい(ワタシ、アナタ、です、ます、でしょう、でしょうか?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

無邪気で明るい性格をしていて、一般人や他猟兵に対しても友好的。
可愛い動物とか、珍しい植物が好き。
戦闘では、改造ナノブレード(医療ノコギリ)を使う事が多い。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 蒼月・暦(デッドマンの闇医者・f27221)が見せた戦法は衒い無しの肉弾戦だった。猛烈な吹雪を起こす雲の荒嵐も、稲穂が揺れる豊穣の地を生み出す天使の奇跡も降り注がない。
「たとえどんなに強いオブリビオンでも、このノコギリでバラバラにしてあげるよ!」
 ただ己の肉体を縦横に駆使し、聖光の天使『アグノラ・サンチェス』を改造ナノブレードで切断していく。そうした原始的極まりない暴虐の見本と呼べるものだろう。からこそ、手が付けられないのは皮肉なことに見ての通りだ。当たり前すぎて分析の余地がなく、付け入るべき突破口も見当たらない。ただ純粋に改造ナノブレードが命中した対象を切断するという一点のみで、同族殺しや紋章持ちにも匹敵する力を持つオブリビオンにも引けを取らない。
「そこっ! アンタなんかに負けないんだから」
 ユーベルコード『解体ノコギリ』のよる、圧倒的な出力と針の穴を通すような精密さを両立させた一撃で防御の隙を縫い、狙い澄ました斬撃が聖光の天使『アグノラ・サンチェス』を切断していく。

成功 🔵​🔵​🔴​

ロニーニャ・メテオライト(サポート)
「星は何にも縛られないのよ、もちろん過去にもね。」

全てのUCを使い、他の猟兵たちのサポートや応援を中心に動くわ。戦うことは苦手だけれど、必要ならば力は惜しまない。

「戦場で傷付いた存在」がいるのなら治療を試みる。
「他の猟兵」が犠牲になりそうな場面ならそれを庇ったり助けたりする。

感情は希薄だけれど、好奇心は人並み以上に持ち合わせているわ。人を助けたいという想いも。

よろしくお願いするわね。



「星は何にも縛られないのよ、もちろん過去にもね」
 ロニーニャ・メテオライト(不老不死の星の子ども・f35195)は星たちの力を借りることにより、使用者の必要としているものの位置を指し示す『物見の星座盤』を上空に掲げて、聖光の天使『アグノラ・サンチェス』を鋭い双眸から放たれる眼光でオブリビオンを射竦める。
「さあ、星たちよ踊りましょう」
 ユーベルコード『流星円舞曲(メテオワルツ)』を詠唱とともに解き放ったロニーニャは、辺境地帯の果てに降り注いでいく。それは聖光の天使『アグノラ・サンチェス』のみを識別するように流れ星が十、二十、三十、四十、五十に百と、まだまだと間断なく嵐の如く降り注ぐ、一瞬でオブリビオンは中身を噴き出す針鼠へと変貌していく。
「回復能力があるみたいだけど、残量はどれくらいかしらね?」
電流刑を喰らったように、赤い血肉を撒き散らして痙攣しながら踊り狂うと、孔だらけになった躯を漆黒の劫火を僅かに小さくさせながら、聖光の天使『アグノラ・サンチェス』は傷跡を燃やし尽くしていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

四王天・焔(サポート)
『こんにちは、焔だよー。』
 妖狐の人形遣い×ガジェッティアの女の子です。
 普段の口調は「無邪気(自分の名前、~さん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」、家族には「甘えん坊(自分の名前、相手の名前+ちゃん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

無邪気で感情の起伏が激しい性格の少女、
武器はからくり人形とドラゴンランスを主に使います。
植物、特に花が好きです。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



「大きくなってー、いっけー!」
 四王天・焔(妖の薔薇・f04438)は小さな青色のドラゴン、花が好きで主を気遣う優しさを兼ね備えた『フローレ』が宿るドラゴンランスを天高く掲げると――、ユーベルコード『華竜の進撃(ドラゴン・ランページ)』を発動し、ドラゴン形態になった『フローレ』を巨大化しながら戦場に召喚した。
「力を貸してフローレ、今回のオブリビオンはとっても強力な相手みたい!」
 フローレは小さく喉を鳴らし、焔の言葉を理解すると同族殺しや紋章持ちにも匹敵する力を持つオブリビオン、聖光の天使『アグノラ・サンチェス』に果敢に攻め立てる。刹那、顎を開いた瞬間容赦なく解き放たれる轟火砲。並のオブリビオンであればその一息で、爆散させて有り余るだけの破壊力を有しているのは一目瞭然。誰の目にも明らかな、過剰過ぎる暴力が解き放た。
「――全力全開のブレスをおみまい、だよ!」
 聖光の天使『アグノラ・サンチェス』は咄嗟に直撃は避けたものの、それは何の安心にも繋がらない。吹き付ける衝撃の余波が身体を四方八方から打ち付けた、あまりに蓄えた熱量が大きすぎるのだろう、寸前で躱したはずなのに呼吸だけでオブリビオンは肺を焦がしていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ヴェルンド・ラスリス(サポート)
 ダンピールのブレイズキャリバー×魔剣士、30歳の男。
 普段の口調は「男性的(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)」
口数が少なく、普段は積極的に他人とコミュニーケーションは取りません。
 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、四肢の切断程度の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。



「――死が救済だと? ほざけ……そんな物で終わりになんてなるものか。俺の人生は復讐を終えてから始まるんだから!」
 次瞬、爆発する嚇怒と慟哭がヴェルンド・ラスリス(獄炎の復讐鬼・f35125)の地獄の炎を煌々と赫かせる。長さ2m程の呪われた黒い十字架へと纏わせた地獄の炎を膨れ上げさせ、その形状を最も戦場に相応しいものへと変貌させる。
「俺の進む道は茨の道だが、俺の望む道だ!」
 ユーベルコード『修羅の道を征く蒼鎧(フルリベンジアーマー)』によってヴェルンドも地獄の炎を纏い、その出力を飛躍的に強化していく。怨嗟の炎を四方八方に撒き散らし、四肢の骨を軋ませながら突進する狂気の騎士。
「オオオオオオオオオオッ!」
 漏れた獣めいた唸り声が如き呟きは、脳が沸騰するほどの赫怒、唸りを上げその憎悪は臨界点に達し、一気に聖光の天使『アグノラ・サンチェス』へと爆発する。
「ハッ! アンタの躯はどうやら斬るより断つ、打つより砕く、刺すより抉るが有効らしいな」
 ならば、とばかりに抉るような攻撃を休む間もなく猟兵は放ち続けるのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

月詠・莉愛(サポート)
『あの……宜しくお願いしますね。』
 オラトリオのシンフォニア×聖者の女の子です。
 普段の口調は「丁寧口調(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」
 独り言は「普通かな(私、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

大人しくて口数が少ないですけど、心優しく
動物や植物などの自然が好きな少女。
争い事は苦手ですけど、依頼の成功の為なら戦う事も厭わないです。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



「私に眠る不死鳥の力よ、覚醒せよ」
 月詠・莉愛(銀の月を謳う・f16320)は詠唱と共にユーベルコード『不死鳥の天舞』を解き放ち、複数の翼を生やし炎の力に覚醒し森羅万象を撃ち砕く、破滅の鐘を鳴り響かせる。
「――――『不死鳥の天舞(フシチョウノテンブ)』!」
 炎の鳥に変身した莉愛は戦闘能力が爆発的に増大させ、聖光の天使『アグノラ・サンチェス』へとその翼を振るった一閃――。オブリビオンが超反応の回避と同時、さっきまで立っていた場所を熱波の衝撃が嬲り尽くす。
「ゴオオオオオオオオッ――」
 鼓膜がイカレるような轟音に顔を顰めたその暫時の間、放たれた追撃のユーベルコードという異能に形成されてすらいない原始的な出力が、無加工のまますべてを消し去る熱量となって眼前の同族殺しや紋章持ちにも匹敵する力を持つオブリビオンである聖光の天使『アグノラ・サンチェス』に炸裂。斃すべき障害と定められたオブリビオンは、身じろぎ一つなく圧倒的な暴力に飲み込まれ、怒涛の熱波に押し流される。

成功 🔵​🔵​🔴​

ルーヴェニア・サンテチエンヌ(サポート)
(※アドリブやアレンジ、協力大歓迎!)
ダークセイヴァー出身の人狼ですけれど、普段はUDCアースに滞在しておりますの。
どんな歌でも心惹かれ、聞いた歌は歌いたくなりますわ。
エレキギターからは軽やかに澄んだ音からぐちゃぐちゃに歪んだ音まで。思いのままに、奏でてみせますの。

~さま呼び、ですの、ですわ口調ですけれど、時折崩れますし、歌う時は自由なのですわ。

実は戦いは得意でなく……少し離れてエレキギターで衝撃波攻撃、オーラ防御したり、歌や演奏で魔法を掛けるような戦い方ですの。
回復系は、歌を媒介として神の御技(みわざ)を分けてもらう(唐突なクレリック要素)のですわ。
新たな設定・戦い方の提案、歓迎しますわ!



「……戦いは得意じゃ無いけれど、それでも」
 やらなければならない時がある、とルーヴェニア・サンテチエンヌ(命短し吼えよ狼 夜は明けねど歌えよ乙女・f13108)は『59』Mélodie de Rosy(バラ色のメロディ)を握りしめ、聖光の天使『アグノラ・サンチェス』と戦う覚悟を決めた。
「今だけでも、ここはわたしのための舞台。そう。つくりかえてみせるの」
 ユーベルコード『Ma la scène, la Seine.(マラセーヌ・ラセーヌ・・・ココハワタシノブタイ)』により生み出されたエレキギターの音色とルーヴェニアの歌声は、戦場を塗り替えるほどの脅威的な異能となる。
「空間に反響して、増幅を重ねた音なら――同族殺しや紋章持ちにも匹敵する力があったって、通じるはず!」
 轟き荒ぶ爆音跫然――その場の空間が同時に、爆発したかの如く弾け出す。殺意張る音色が反響、衝突――戦場を揺るがすほどの衝撃音を盛大に奏で、聖光の天使『アグノラ・サンチェス』の内部へと痛烈な負傷を与えていくのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

マティアス・エルンスト(サポート)
アドリブ・連携・苦戦描写・UC詠唱改変・その他OK

「……俺が前に出る。お前は俺を盾にしろ。」

一人称:俺
口調:寡黙で無機質。表情も一見無愛想で感情が読み取りづらいが仲間想い。
性格:知らない物事へ対する好奇心と知識欲が旺盛。自身を精密な電子機器と思っている様子。

戦法:【エネルギー充填】したアームドフォートによる【威圧】感たっぷりの【威嚇射撃】や【一斉発射】等、「攻撃は最大の防御」を体現した戦法を好む。
仮に間合いに踏み込まれても武装で【受け流し】、【鎧砕き】も狙って【カウンター】。

状況に合わせUCを何でも使用。
戦況等に照らし「適切・最善」と判断すれば他の存在からの指示や命令にも即応する。

他はお任せ。



「反応速度調整……完了。形態転換。」
 マティアス・エルンスト(人間見習い・f04055)は摩擦抵抗を極限まで減らした高速戦闘形態に変形。重量に任せた攻撃のダメージの重さや強さを代償にするものの、攻撃や回避、戦況判断等のあらゆる反応速度を飛躍的に強化していく。
 それを証明するかのように、聖光の天使『アグノラ・サンチェス』の破邪属性の聖光剣『アストレア』による光の斬撃を受ける装甲の角度一つさえ完璧だ。手首をひねるだけで魔法のように衝撃を受け流し、時に反動すら利用して加速の燃料に変えてしまう。
「―――『High-speed battle form(ハイスピードバトルフォーム)』」
 これがマティアスのユーベルコード『High-speed battle form』、限界以上の反応速度を実現しながら更に加速、怒涛のオブリビオンの斬撃に生まれた微かな勝機へ遮二無二構わず突進する。
「ここだ―――ッ!」
 マティアスが生まれた「電子の海」から生じた槍が聖光の天使『アグノラ・サンチェス』の肩部を抉り、そしてほぼ同時に振るわれた真一文字の刃が胴をぞぶりと深く切り裂いた。

成功 🔵​🔵​🔴​

高宮・朝燈(サポート)
『オブリ解析…バール先生、あいつを止めるよ!』
 妖狐のガジェッティア×電脳魔術士、9歳のませたガキです。
 普段の口調は「ちょっとだけメスガキ(私、あなた、~さん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」、機嫌が悪いと「朝燈スーパードライ(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。

 ユーベルコードは、レギオン>お料理の時間>その他と言った感じです。レギオンで出てくるガジェットはお任せします。補助的な役割を好みますが、多少の怪我は厭いません。オブリは小馬鹿にしますが、味方には人懐っこくなります。なお、エンパイアの上越辺りに母方の実家の神社があります。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



「オブリ解析…バール先生、あいつを止めるよ! とんでもないほどのスペックだね、だけど――」
 カタログスペックだけが勝負の決め手になるとは限らないよ、と高宮・朝燈(蒸気塗れの子狐・f03207)は眼前のオブリビオン、聖光の天使『アグノラ・サンチェス』は同族殺しや紋章持ちにも匹敵する力を持つがそれに怯むことなく、勝利のための算段を立てていく。
「バール先生、アレを狙って!」
 猟兵はレーザーポインターの照準をオブリビオンに合わせ、ユーベルコード『半手動FCS式マイクロミサイル『糸引き納豆』(レーザーアテタトコニタイリョウノナットウミサイル)』を解き放つ。打ち出された高威力高命中の無数のマイクロミサイルは聖光の天使『アグノラ・サンチェス』を終着点として、瀑布の如く膨大な爆発が流れ込む。
「――まだまだッ!」
 続けて放たれる高威力高命中の無数のマイクロミサイル、単純な物理破壊の衝撃は聖光の天使『アグノラ・サンチェス』の攻手を蹂躙し大粉砕を轟かせるのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

隣・人(サポート)
『隣人ちゃんは隣人ちゃんですよ隣人ちゃんと呼んでくd』
バーチャルキャラクターの殺人鬼 × 冒涜王の花嫁
年齢 22歳 女
外見 158.4cm 赤い瞳 茶色の髪 色白の肌
特徴 囚われていた 実は奴隷だった ハイテンション! いつも笑顔 刺激に敏感
口調 ビハインド(自分の名前+ちゃん、あなた、~さん、ね、よ、なの、かしら?)
本音で話す時は 収容違反(私、アンタ、ね、よ、なの、かしら?)
人型のオブリビオンが相手だと三半規管を狙います
それはもう執拗に狙います
相手が『見せられなく』なるまで

真の姿の際は『殺人』特化
普段とは違い、シリアスな感じでお願い致します



「――此れで終いですよ!!!」
 ユーベルコード『六六六番外・隣人地案流殺人技芸・撲圧一撃回々繰ル(ロクロクロクバンガイ・クルクルクルクルクルウルウ)』を回々・九流々々(くるくる・f21693)は詠唱と共に呼び出し、単純で重い高速回転するコーヒーカップの一撃をは同族殺しや紋章持ちにも匹敵する力を持つオブリビオンの聖光の天使『アグノラ・サンチェス』へと叩きつける。
「さぁ、さぁ、さぁ。お好きですよね、そうですよね?」
「――だったら、お腹いっぱい喰らいやがれ!!!」
 増強された破壊力、圧倒的な臂力を前に常識など通じはしない単純な強さという王道を武器に、あらゆる苦難を真っ向から聖光の天使『アグノラ・サンチェス』に叩き潰し、叩き伏せ、叩き落とす。更に駄目押し――まだ足らないと、唸る追撃の圧殺。原始的極まりない暴虐の見本、だからこそ、手が付けられない――。
「あっはっはっはっ! 潰しごたえがありますね」
 何度も単純で重い高速回転するコーヒーカップが叩きつけられると、聖光の天使『アグノラ・サンチェス』の無数の肉片と血飛沫が辺り一面に降り注いだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

高階・茉莉(サポート)
『貴方も読書、いかがですか?』
 スペースノイドのウィザード×フォースナイトの女性です。
 普段の口調は「司書さん(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、時々「眠い(私、キミ、ですぅ、ますぅ、でしょ~、でしょお?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

読書と掃除が趣味で、おっとりとした性格の女性です。
戦闘では主に魔導書やロッドなど、魔法を使って戦う事が多いです。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



「ハッピーエンドを、お見せ致しますよ」
 高階・茉莉(秘密の司書さん・f01985)は遥か昔に何処かの星で栄えたロストテクノロジーの魔術が記された魔導書の『宇宙魔術古代書』を開くとそこから飛び出た悪魔の爪は狩りの愉悦を抑えきれず闇にゆらめく爪先が煌めいた、それはまるで悪鬼羅刹の証明だ。これから喰らう獲物を前に、獰猛な戦意を纏って妖しく無気味に揺らめく。
「これが私のユーベルコード、童話の披露会(ドウワノヒロウカイ)です。ちょっとお転婆な子ですから――覚悟をしていてくださいね」
 ガチガチと、ギチギチと、まるで鋼鉄の髪切虫が牙を鳴らしているかのように。響き渡る奇奇怪怪な不協和音は、まさしく嵐の予兆だった。鳴りやむと同時に放たれた悪魔の爪の斬撃――聖光の天使『アグノラ・サンチェス』の身体を驚異の即死圏内で振り下ろし、斬り上げ殴り横薙ぎと遠心力を悪魔は爪先に乗せて三連撃を聖光の天使『アグノラ・サンチェス』へと叩き込んだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

禍沼・黒絵(サポート)
『クロエと遊んでくれる?』
 人間の人形遣い×ビーストマスター、13歳の女の子です。
 普段の口調は「無感情(自分の愛称、アナタ、ね、よ、なの、かしら?)」、独り言は「ちょっと病んでる(自分の愛称、アナタ、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

一人称はクロエ、人からクロエと呼ばれると喜ぶ。
ちょっと暗い感じの無表情なキャラ
武器は装備している物を自由に使って構いません。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



「まだ随分と平気そう……やっぱりとっても強いオブリビオンだったんだね」
 先ほど炎を焼き尽くした猟兵の禍沼・黒絵(災禍の輩・f19241)は、想像力に応じ多大な破壊力を得る、日食の名を持つ闇の属性を秘めたアリスランスを強く握りしめた。
「クロエの本気、見せてあげる――だから、応えて『エクリプス』!」
 ユーベルコード『呪われた血の覚醒(カースド・エンチャント)』の解放と同時に煌めくアリスランスの『エクリプス』。呪われた血による魔力を一時的に増強し、全ての能力を引き上げた黒絵はそれに相応しい姿へと想像力を込めて『エクリプス』を造り替えていく。
 ならば、後は彼女の独壇場だ。想像力で無敵のアリスランスと化し、稲妻のように疾駆しながら聖光の天使『アグノラ・サンチェス』へと駆ける。姿が霞んだと思った直後、懐に潜りこんだ零距離から突撃。どこまでも反射速度を高め、喰らい付いて必ず貫く。致命の一撃を同族殺しや紋章持ちにも匹敵する力を持つオブリビオンへと叩き込んだのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

幽遠・那桜(サポート)
基本アドリブ、連携、負傷、絡み◎
「よーし、お手伝いするのですよ!」

幸せの道を探しながら、影朧には転生の道を示す霞桜の精。
精霊さん達は友達。いざと言う時はお願いして力を貸してもらいます!
精霊さんとは四精霊のブレスレットで。
万象の力は、八角形の金のネックレスを灰簾石の短杖にして。

UCは最善を選択。他の猟兵さん達とも協力。
刃物、血、過去に関わる内容になると少し慎重になることもありますが、怖い時もお仕事頑張るのです。
転生に関わることになるなら、相手に寄り添い転生出来るようにします。

公序良俗に反することはしません!
お仕事は、エッチ系はNG。
他は動かしやすいように。自由にどうぞ!

よろしくお願いするのです!



「精霊さん、力を貸してください! なのです」
 幽遠・那桜(輪廻巡る霞桜・f27078)は幽遠・那桜(輪廻巡る霞桜・f27078)へと視線を向けると、精霊との繋がりを強くする地水火風の精霊から贈られたブレスレットの『四精霊のブレスレット』を媒介にユーベルコード『精霊輪舞の誘い(インヴィテーションエレメンティア)』を解き放っていく。
「そちらが炎を得意とするなら……こうです!」
 刹那、空間から噴き上がる水流の波濤。一閃、抜き放った刃により漆黒の劫火が礫を両断した。――それは細く鋭く繊細なウォーターカッターが如き水流の刃。
 その射程は、後方から援護している仲間の猟兵にさえ到達するほど速く長い。どれだけ鋭い剣だろうと、刃圏の外に逃れればどうということはない。しかし、猟兵の水の刃は間合いという概念は存在しない。
「――見えている範囲全てがこの刃の射程ですから」
 距離という概念を無視して奔る超絶の刃が、間断なく聖光の天使『アグノラ・サンチェス』へと襲いかかり切り裂いていくのあった。

成功 🔵​🔵​🔴​

エリカ・グランドール(サポート)
 サイボーグのシャーマン×電脳魔術士のエリカ・グランドールです。
 戦闘はあまり得意ではありませんが、周囲の状況を観察して違和感のある箇所を発見したり、敵の弱点を推測して隙を作り出すといった行動で皆さんをサポートしたいです。

※セリフ例
「今、何か光りました。ここに何かあるのでは……」
「あの敵の動きには規則性があるわ。うまく狙う事が出来れば……」

 冷静沈着と言う程ではありませんが、ビックリする事はあまりありません。
 あと、笑いのツボが良くわかっておらず「今の、どこがおもしろかったのでしょうか?」と、真面目に聞き返す事もあるようです。

 ユーベルコードは、エレクトロレギオンを好んで使います。



「分析完了、最適なユーベルコードの検索が完了しました」
 視覚情報を様々に分析する高度演算デバイス越しに、周囲の状況と仲間の猟兵が行った戦闘データを収集したエリカ・グランドール(サイボーグのシャーマン・f02103)は、異能の札から1枚のユーベルコードを選び出した。
「私が前戦に出られる相手ではないようですからね―――サモニング・ガイスト!」
 その名をトリガーに顕現する、槍を構えた古代の戦士たち。エリカはその戦士たちに『サイバーアイ』を通じてラグの無い最適な指示を都度与えていく。
 ユーベルコード自体の性能もさることながら、エリカの操作技術が脅威度を何倍にも高めていた。数多の巨躯が敏捷に波状攻撃を仕掛けながら、一度として互いに行動を妨げ合うことはない。
「行動パターンは既に学習済みですから……いきます!」
 ここが勝負どころと見極め、エリカの指揮で古代の騎士たちは一気に駆け出すと正真正銘真っ直ぐに突っ込みその槍で聖光の天使『アグノラ・サンチェス』を貫いた!

成功 🔵​🔵​🔴​

音駆螺・鬱詐偽(サポート)
世界に蔓延る悪を懲らしめるネガティブアイドル鬱詐偽さん
ただいま参上。
・・・って、どうしてこんな恥ずかしいセリフを言わないといけないのよ。
うう、これも番組の為なのね。



自身の命綱である番組の為、多少の苦難や困難は仕方なく行います。
むしろ持ち前の不運によりおいしい場面を呼び込んでくれるかと思います。
ただし、ネガティブとはいえアイドルですのでマイナスイメージとなる仕事はすべて却下でお願いします。
ユーベルコードや技能はご自由に使わせてください。
どうぞ、当番組のネガティブアイドルをお役立てください。
                      プロデューサーより



「世界に蔓延る悪を懲らしめるネガティブアイドル鬱詐偽さん――ただいま参上」
「……って、流石にこんな事をしていられるような相手ではないわよね」
 同族殺しや紋章持ちにも匹敵する力を持つオブリビオン、聖光の天使『アグノラ・サンチェス』を前に音駆螺・鬱詐偽(帰ってきたネガティブアイドル・f25431)はやっぱりやめにしない? と逃げ腰な言葉を思わず漏らしてしまう。

 今回ばかりはユーベルコード『グッドナイス・ブレイヴァー』が生み出した戦闘力のない動画撮影ドローンで番組を視聴しているリスナーたちも心配のコメントを無数に流す。
『鬱詐偽さんがこんなオブリビオンに勝てる訳ないよ』
『大丈夫! 逃げる恥は直ぐに上書きされるから』
『お願い、逃げて。無理して怪我とかして欲しくないよ』
 彼女はそんな届いたコメントを1つ残らずすくいあげて、予想外の言葉を放つ。

「――あなたたちの名前覚えたわよ、私だって猟兵だってこと見せてあげるんだから。自分でいう分にはともかく、言われるのはとても癪なのよ」
 覚悟をしておきなさいと視聴者からの声援を呪われた鋼の拘束具で増幅させ、聖光の天使『アグノラ・サンチェス』へと解き放つ。それは嵐のように吹き荒び、衝突を繰り返す出力の乱舞。爆発のように轟く衝撃。踏みしめる煉瓦を余波で木端微塵に粉砕しながら、オブリビオンを飲み込んだ――!
「ふふんっ!」
 どうだ見たかとばかりに澄ました顔でドローンへ鬱詐偽は決め顔で見つめるのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

水心子・真峰(サポート)
水心子真峰、推参
さて、真剣勝負といこうか

太刀のヤドリガミだ
本体は佩いているが抜刀することはない
戦うときは錬成カミヤドリの一振りか
脇差静柄(抜かない/鞘が超硬質)や茶室刀を使うぞ

正面きっての勝負が好みだが、試合ではないからな
乱舞させた複製刀で撹乱、目や足を斬り付け隙ができたところを死角から貫く、束にしたものを周囲で高速回転させ近付いてきた者から殴りつける
相手の頭上や後ろに密かに回り込ませた複製刀で奇襲、残像やフェイントで目眩まし背後から斬る、なんて手を使う
まあ最後は大体直接斬るがな

それと外来語が苦手だ
氏名や猟兵用語以外は大体平仮名表記になってしまうらしい
なうでやんぐな最近の文化も勉強中だ



「水心子真峰、推参。さて、オブリビオン……私と真剣勝負といこうか!」
 水心子・真峰(ヤドリガミの剣豪・f05970はユーベルコード『錬成カミヤドリ』により武器の役目を終えても大切にされた美しい刀の『水心子真峰』、また自身である太刀を複製し、同族殺しや紋章持ちにも匹敵する力を持つオブリビオン、聖光の天使『アグノラ・サンチェス』へと念動力を駆使し猛攻を仕掛けていく。
「正面きっての勝負が好みだが、試合ではないからな、使えるものは全部使わせてもらう」
 十、二十、三十、四十、五十に百と、まだまだと間断なく複製される『水心子真峰』、それらは念動力によって、瞬く間にオブリビオンを取り囲みどれがが必殺の一撃となって聖光の天使『アグノラ・サンチェス』を確かに追い詰める。
「流石に対処出来るのは予想しています。ですが、それも何回まででしょうか」
 次の複製に、次のに、次の次の次の次のと……矢継ぎ早に訪れる艱難辛苦の五月雨に、捌ききれなくなったオブリビオンはついに貫かれるのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

エリック・ガルベルト(サポート)
「お手伝いは必要ですか?」
「よし、お兄さん頑張っちゃうぞ…!」

口調:丁寧 私、~君、さん、です、ですか?等
性格:面倒見がいい、友好的、若干目立ちたがり、子供好きの心優しい青年。

基本戦法:【ダッシュ】で敵の懐に入り肉弾戦を試みます。【早業】による拳・脚での乱打、貫手での【貫通攻撃】、闘気での【衝撃波】を狙う。

敵の攻撃に対しては【オーラ防御】
現地民が周りにいる時は、住民の保護を優先し、負傷者には【祈り】の力と【医術】で治療。

UC【血統覚醒】は周りに住民がいる時やピンチでなければ使おうとしません。

その他UCは何でも使用、他の猟兵への迷惑行為はしません。

連携・苦戦・ネタOK 他はお任せです!



「祈りだけでは守る事はできない。故に戦う――拳で」
 エリック・ガルベルト(聖拳・f35891)は甲には信仰する神のシンボルが刺繍され清められた布で縫われた白い手袋をはめ直し、聖光の天使『アグノラ・サンチェス』へと宣言通り拳で立ち向かう。びりびりと大気が振動する。異能を持たぬ相手であれば、心の臓が潰れているかもしれないほどのプレッシャーをエリックが纏ったのだ。
「この一撃で―――っ!!」
 武術の達人が纏う、武器として使用可能な域にまで練り上げられた神のオーラを拳に込め、さらにはユーベルコード『聖拳突き(セイケンヅキ)』を解き放つことでその威力を最大出力にまで引き上げる。鎧袖一触とはこのことか、同族殺しや紋章持ちにも匹敵する力を持つオブリビオンを前にしてもエリックは一歩も遅れをとらずに、拳を振るい空気を震撼させる。衝撃の余波だけで、大気の壁さえ粉々に千切れながら消し飛ばしながら聖光の天使『アグノラ・サンチェス』へと痛烈な一撃をたたき込んだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

雪代・桜花(サポート)
 桜の精の仙人×パーラーメイド、17歳の女です。
 普段の口調は女性的(私、~様、です、ます、でしょう、ですか?)
サクラミラージュの山奥で生じた桜の精で、普段は『帝都桜學府』に通いながら色んなアルバイトをしている猟兵です。

UCによる技能強化で他参加者の文字通りのサポート役(戦闘支援の他、一般人相手の情報収集や敵地の偵察、給仕など)が理想です。
UCの『オールワークス!』で状況や目的に応じた手持ちの防具に着替え、その初期技能を上昇させ【情報収集】や【破魔】などでサポートします。あるいは軽機関銃と素の【援護射撃】や【制圧射撃】で戦闘をサポート。
その他、桜の精として影朧の転生やUCによる回復も可能。



「参りましょう。救済というのは他者に押しつける物では無いことを、貴方へ教えてあげませんとね」
 雪代・桜花(桜仙・f23148)は一瞬、眩く光を纏って赫くと戦闘に特化した武装へといつの間にか着替えていた。それはユーベルコード―――。
「オール・ワークス! さぁ――戦いに相応しい衣装でお相手をしょう」
 移動速度も反応速度も、今この瞬間にも解き放たれたユーベルコード『オール・ワークス』の効果で上昇し続けている。その様はまるで刀が焼き融かされ、より強固に鍛え上げられているかのようだった。姿が霞んだと思った直後、懐に潜りこんだ零距離から幻朧桜の花びらで形成された縦横の斬撃が放たれる。
「剣でも、槍でも、斧でも、槌でも、どんなものでも生み出せますから」
 直ぐさま花びらへと形状を戻すことで、舞い散る幻朧桜の花びらは不知火の如く揺らめいて狙いを逸らし、間髪入れず無双の追撃を放つ。その戦術の多彩さはまさしく千変万化だ。刹那のたびに変化していく戦況に対応するため、その場その場で瞬時に最適な戦闘スタイルへと切り替え、聖光の天使『アグノラ・サンチェス』を追い詰めたのだった――。

成功 🔵​🔵​🔴​

フォルク・リア
「死ぬ事が救いとは随分と聞きなれた詭弁を吐いてくれる。
死はただ其処に在るだけだ。救済でも罰でもない。」
「だが、死が救いと言うのならお前を
『救って』やるよ。」

黒い炎を躱しながら黒鉄の訣別の詠唱を継続させない為に
冥空へと至る影を発動し強化した龍翼の翔靴によって跳躍。
【残像】を発生させながら空を翔け敵を攪乱。

敵の攻撃を躱しつつ
呪装銃「カオスエンペラー」により銃撃、
敵の行動を【見切り】ながら詠唱を妨害する様に
【誘導弾】を使って敵を囲む様に攻撃。
攻撃の威力上昇を防ぐ。
「お前はこう言ったな。『この先に救済はない』と。
死を救いとする者がそう言うならば
この先は死がないという事か?」

敵の剣の状態には常に注意を払って距離を取り
黒鉄の訣別を放たれた場合でも
冷静に直線の攻撃範囲を見極めて回避。

敵の攻撃後に合わせる様に
魔力を「カオスエンペラー」に集中し
【全力魔法】で最大火力の銃撃を行う。
「さあ、救済の時間だ。
此処でお前が倒れればこの世界の謎に一歩近づく。
それは多くの人々の本当の意味での救いに繋がるだろう。」



「死こそ全ての救済だよ、ありもしない希望に盲した人たちへのね」
「死ぬ事が救いとは随分と聞きなれた詭弁を吐いてくれる。死はただ其処に在るだけだ。救済でも罰でもない」
「――だが、死が救いと言うのならお前を『救って』やるよ」
「聞き慣れた詭弁? 笑わせないでおくれよ、猟兵くん。"正しい事なのだから"誰しも口にするだけだよ」
 そんな聖光の天使『アグノラ・サンチェス』の言葉に対して、フォルク・リア(黄泉への導・f05375)はいささかも柳眉を動かすことはなく、牽制とばかりに放たれた漆黒の劫火を天空龍の革に空の精霊力が込められたブーツの風の力を解放し、残像を発生させながら飛翔して躱し攪乱をしながら間合いを取る。
 漆黒の劫火と死霊の弾丸が衝突し合い、空気を震撼させる。衝撃の余波だけで、大気の壁さえ粉々に千切れながら消し飛ぶ。

「――希望に盲した咎人よ、今こそ聴け、救済の響きを」
 詠唱と呼ぶには苛烈すぎる勢いと威力を纏わせ、詠唱時間を重ねる同族殺しや紋章持ちにも匹敵する力を持つオブリビオン。
「そうはさせないさ、冥府への門たる忌わしき影よ。その枷を外し闇の力を我に届けよ」
 ユーベルコード『冥空へと至る影(ディアボロス)』を解き放ち、幾多の死霊を顕現させて放ち物理的損傷に加え幻覚、マヒ等様々な呪詛を与える呪装銃『カオスエンペラー』の出力を最大限に引き上げる。冥界へと繋がるもう一つの自分の影によって倍加した知覚によって、聖光の天使『アグノラ・サンチェス』のあらゆる体運び、癖、すべてを見、予測し、敵の攻撃を躱しつつ詠唱を妨害する様に誘導弾を放っていく。
 一種のホーミングミサイルめいて自在な軌道を描き、オブリビオンに着弾すれば爆発し詠唱による出力の増加を阻害すると同時に、負傷を与えて行くのだった。

「お前はこう言ったな。『この先に救済はない』と。死を救いとする者がそう言うならばこの先は死がないという事か?」
「半端な希望なんて、どんな絶望よりも辛いものなんだよ。今を変えられるかもしれないと、人々は頑張ってしまうんだから……」
 上下左右へ、天から地へ。ユーベルコードによって強化された『龍翼の翔靴』によって、縦横無尽に重力を無視することであらゆる向きへと駆け跳び続けていた。移動の軌跡はまるで稲妻だ。
 聖光の天使『アグノラ・サンチェス』の光熱と破邪属性の聖光剣『アストレア』の状態には常に注意を払って距離を取り、即座に霞む切っ先が唯一無二の太刀筋をなぞったかと思った刹那、冷静に直線の攻撃範囲を見極め、大きく踏み込んで態勢を低くして敵の斬撃を躱し、地面を滑るように『カオスエンペラー』を抜き放ちながら回避。

「さあ、救済の時間だ。此処でお前が倒れればこの世界の謎に一歩近づく。――それは多くの人々の本当の意味での救いに繋がるだろう。」
「……ああ、眩しいな。そして正しい。だからこそ……もういいと諦めさせる者が必要なんだ」
「そんなに苦しむ必要はないと、私がキミたちを終わらせてあげなければいけない――」
 聖光の天使『アグノラ・サンチェス』がこのようなオブリビオンに果てたのは、悠久の歳月による摩耗ゆえだったのかもしれない。感傷を捨てずに、痛かろうが苦しかろうが抱え続けて乗り越えられてしまった、これこそが聖者の成れの果て。
「偽りの救済で成り立つ安寧に溺れるなど、こちらから願い下げだ」
「人はそこまで弱くはない。自ら痛苦を背負い、たとえ残酷な決断であろうとも自ら納得し、己の道を選択しながら明日へと歩けるはずだと信じている」
 聖光剣『アストレア』後の暫時の隙を縫うように合わせ『カオスエンペラー』に意思と魔力を燃料とし、威力も際限なく上昇させることにより徹底的に確実に。繰り出す方策は後退でも防御でも回避でもなく、正面からの突破だ。すべての魔力を呪装銃『カオスエンペラー』へと一点集中し、守備は度外視。臨界を突破した精密さでもって僅かな隙を晒した聖光の天使『アグノラ・サンチェス』に対し最大出力をぶつけた。

「分かったように勝手に出した正解を押し付けるな。人々を舐めるなよ、オブリビオン――!」
 最初は場を演出した聖光の天使『アグノラ・サンチェス』が押していたものの、先制攻撃の優位性は既に跡形もなく消し飛んでいる。明確にして後天的に覆せないはずの出力の多寡も汚泥のような不条理も、燦然と輝く矜持を発揮して踏破することで、ついにフォルクは聖光の天使『アグノラ・サンチェス』を圧倒しにかかっていた。
 ――ならば当然、その銃弾が目覚ましい戦果を上げるのは語るまでもない事実だ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ハロ・シエラ
ええ、ロラン(f04258)。
今の所大丈夫です、が……どうやら親玉の登場の様です。
ここからが本番、と言った所でしょう。
私もこの姿のまま戦います。
そう、本物の聖女を知る私達は惑わせませんよ。

私も【ダッシュ】と【ジャンプ】を駆使して敵に接近します。
炎を回避するのは難しいですが、その動きを【見切り】、敵の狙いを【第六感】で察知して身をかわして行きましょう。
真の姿なら瞬発力も上がっていますしね。
ですが、膝を付くロランを敵の攻撃から守ろうとして逆にかばわれてしまったようです。
この始末は私がつけるしかありません。
ロランを背に、今度は私が彼を【かばう】位置に付きつつ敵と対峙します。
敵の奇跡などには惑わされない……と思いつつも、やはり考えてしまいます。
彼女を信仰してダークセイヴァーが豊かになるのならそれも良いかも、と。
……いえ、そうですね、ロラン。
まやかしには負けません。
剣を構えて彼の腰に手を回し、友への信頼に意識を向けます。
二人の力を束ねて、剣と為して。
そう、その名は……狐狼の巨剣!


ロラン・ヒュッテンブレナー
※人狼吸血鬼(真の姿)を継続

ハロ(f13966)、大丈夫?
そっと引き起こして確認、黒炎を纏う聖女に視線を移す
ぼくたちの知る聖女とは、真逆だね
眩しさも温かさもない
堕ちた聖女にこそ、救済が必要だ

狼の瞬発力に真の姿の力が加われば、【残像】を残すほどの【ダッシュ】で近寄れるはずだ
ハロと視線を交わし、
念動剣の様にルプスを従え、
襲い来る黒炎の一部を氷【属性攻撃】魔術で相殺しつつ避けながら近づく

途中、心臓の痛みで膝を付く
こ、こんな時に…
とっさに、ハロをルプスと我が身で【かばう】
しまった、浸食!?

焼かれるぼくを守って、幻想に飲まれそうなハロを見上げる
ハ、ハロ…、気をしっかり…
必死に立ち上がって、
後ろからハロの肩を抱き寄せ、
空いた手をハロの武器を握る【手と繋ぐ】様に重ねる

ハロ、ぼくを見て、負けないで
あれはぼくたちの「光」じゃない
【優しく・鼓舞】するよ

【全力魔術】でルプスを構える剣と融合
破邪【結界術】を上乗せして【浄化】力強化
ハロと共に詠唱する
『汝、狐狼の巨剣!』

ぼくたちの信頼は、信仰心には、負けない!



「ハロ、大丈夫? ……その姿を維持するのはやっぱり……」
 人狼吸血鬼の姿のまま戦闘を続行しているロラン・ヒュッテンブレナー(人狼の電脳魔術士・f04258)は、ハロ・シエラ(ソード&ダガー・f13966)をそっと引き起こすと心配そうな視線を投げかける。どれほど限界を越え続ける出力を維持することが負担になるのかは、自分自身が厭という程に理解できるのだから。
「ええ、ロラン。今の所大丈夫です、が……どうやら親玉の登場の様です」
「ぼくたちの知る聖女とは、真逆だね。眩しさも温かさもない。堕ちた聖女にこそ、救済が必要だ」
「ここからが本番、と言った所でしょう。私もこの姿のまま戦います。そう、本物の聖女を知る私達は惑わせませんよ」
 ロランを心配させまいと、ハロは気丈に振舞い笑みを浮かべる。そんな彼女は心配ではなく信頼へとロランは気持ちを切り替えて、黒炎を纏う聖女にヴァイオレットサファイヤの双眸で視線を移す。

「届かぬ希望を掲げて、私は多くの人たちに絶望を与えてしまったんだよ」
「だからこそ――、その贖罪をしなければならない。散っていった彼らのように苦しまないように。キミたち猟兵を私が終わりにしてあげよう」
 ふたつのかいなに漆黒の劫火を収束、そして勢いよく爆ぜことで生み出されたあらゆる防護を侵食し、黒い炎。そんな劫火が高出力で降り注ぐ灼熱の雨報。
「行きますよ、ロラン。あなたとならば」
 それに臆する事無くハロは滾る決意を秘めながら跳躍し、真の姿になることによって跳ね上がった出力と知覚能力によって、見切りと未来予知めいた第六感で間合いを詰めていく。
「――勿論。ハロと一緒なら、恐れる事なんか無いんだから」
 ロランは狼の瞬発力に、吸血鬼の出力を重ねる事でジグザグに折れながら戦場を駆ける。生み出された神速は今や残像を置き去りにするほどの加速を見せながらも、ハロと視線を交して念動力で破邪結界を形成し剣とした天狼の魔剣『ルプス』を従え、襲いかかる漆黒の劫火に氷の礫をひたすらに放ち相殺しながらも接敵。戦場のイニシアチブへと手をかけた瞬間――。

「―――――――っぅ!?」
「ロラン!? まさか、心臓が……っ」
 突如、急にロランが苦悶の表情を浮かべ、苦痛を咬み殺すように歯を鳴らす。心臓が悲鳴をあげて動きをとてしまった様子を即座に気づいたハロが、降り注ぐ漆黒の劫火からロランを守ろうと駆けてしまう、
「相手を思いやる気持ちは素晴らしい。だが――それが命取りとなったな」
 互いに庇い合うような形になってしまった結果、二人の最大の利点であった連係による攪乱と回避が完全に消え去ってしまう。避けるという選択肢が失われ、どちらかが聖光の天使『アグノラ・サンチェス』の攻撃を受け止めなければいけないという不条理な二択を強いられた。
「……ごめん、ぼくのせいでっ」
 結果は――ロランがハロを無意識庇い、その身に漆黒の劫火を数多受ける。結果として訪れる『あらゆる防護を侵食し、黒い炎に変えて吸収してしまう能力』による、猟兵を蝕む浸食。
 まさにその一瞬後、ロランの視界を炎が埋め尽くした。轟き渡る爆音と衝撃、熱波、火炎の華。まるで指向性地雷でも浴びたかのように万遍なく、全身に黒炎を刻み込んでいた。

「……いいえ、ロランのせいではありません」
 膝をつくロランを守ろうとし、逆に庇われてしまう結果になったハロは思わず駆け寄って逆に彼を窮地に陥れた事を、不甲斐ないと何度も叱咤してしまう。
「――この始末は私がつけるなければ……」
 ロランを背に、彼がこれ以上負傷をしないようにと、庇うように位置取りを変えてが聖光の天使『アグノラ・サンチェス』と対峙していく。
「……キミなら理解出来るでしょう。私は愛しい人たちが苦しむ姿をみたくないだけ」
「苦しみながら嚇怒を散らし、未来のために、仲間のために、自分のためにと、傷つく人たちをもう……見ていられない」
 オブリビオンの奇跡や、そんな甘言に惑わされない。そう強く思うハロにさえも聖光の天使『アグノラ・サンチェス』の言葉はするりと心の隙間に入り込んでいくようだった。自分を庇いこんなに傷ついてしまった事を是としていいのか、これからも戦うことでロランを傷つけてしまってもいいのか。彼女の言葉を受け入れて、ダークセイヴァーから苦しみが消えるのならば……それは間違いでは無いか、と。

「ハ、ハロ……ぼくは……。苦しむために戦っているんじゃない」
 ロランは漆黒の劫火に焼かれる自分を守って、幻想に盲してしまいそうになったハロを見上げながら、必死に立ち上がり、後ろから肩を抱き寄せる。
「ハロ、ぼくをみてを見て、負けないで。あれはぼくたちの『光』じゃない」
「だってぼく"ら"は――笑顔のために、戦っているんだから」
 そして空いた手はハロの武器を握る手と繋ぐように言葉と共に重ね、曇りの無い青空のような笑顔を向けた。
「……そうですね。ロラン。オブリビオンのまやかしには負けません」
 ハロは頷くと剣を構えてロランの腰に手を回し、友へと信頼の意識を向けて二人の力を束ねて剣となす。
「――剣よ、新たな姿を見せなさい。その名は……!」
「――地を駆け天に舞う狼、月光の力を得て、顕現せよ。汝……!」
「「――狐狼の巨剣!!」」
 折り重なった二人のユーベルコード『魔導剣技:鳴狐(マジックブレード・ハウリングフォックス)』と『魔導剣技:天狼疾駆(マジックブレードルプスラン)』によって、顕現するは遍く闇を焼き尽くす『狐狼の巨剣』。奔る閃光――聖光の天使『アグノラ・サンチェス』のまやかしなど知らんとばかりに、強い決意は罷り通る。放たれたのは、真っ向からの正々堂々とした唐竹割り。ロランとハロの握る刃いっそ見事というべき巨剣は迫る聖光剣『アストレア』による光の斬撃ごと両断した。

「ダークセイヴァーに救いをもたらすべく、多くの人たちと共に抗った……けれどそれも、すべて残らず失った。家族も、友情も」
「この無力な指の隙間から砂のように零れ落ちていくばかり……それでも、キミたちは光を目指すのですか?」
「戦うよ、何度だって立ち上げる。それに――」
「――指の隙間から零れ落ちるのならば……解決する簡単な話です」
 手を重ねて振るわれた『狐狼の巨剣』は絢爛たる輝きを放ちながら、掲げた刃に集束して煌めく明日を照らし出す。刀身から避る光の密度と出力はゆうに先の倍以上だ。闇を穿つ光の柱となり、常軌を逸した二人のユーベルコードが聖光の天使『アグノラ・サンチェス』を貫いて勝利の螺旋を空へと描いたのだった――。

「はぁっ……もう、限界……なんとかなったみたいで良かったよ」
「ええ、本当に……。ロランが隣に居てくれなければ途中で心が揺らいでいました」
「それはぼくもだよ。ハロが居なかったら立ち上がれないで諦めていたかもしれない」
 ロランとハロは大きく安堵のため息を溢し、お互いにボロボロになった姿を見つめてどちらかとなく吹き出した笑顔に釣られて笑い合う。
「……これからも私がくじけそうな時は手を握ってくれますか?」
「それは勿論。嬉しいときだってその気持ちを溢さぬように手を重ねたいと思う」
 指の隙間から零れ落ちるのならば、手を取り合ってこうすればいい。手を重ねて繋げば零れ落ちる隙間なんて生まれない、1人で解決出来ないのならば――隣のあなたと手と握ればいい。それがロランとハロが見つけ出した答えだった。


 かくして猟兵たちにより、漆黒の劫火を操る聖光の天使『アグノラ・サンチェス』は打ち倒された。
 オブリビオンの手から解放された『常闇の燎原』の調査はこれから進み、必ずやの世界の謎に一歩近づく。
 そこにあるのは絶望ではなく、きっとダークセイヴァーにとって希望の光があるはずだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2022年01月13日


タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#ダークセイヴァー
🔒
#常闇の燎原


30




種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はジュリア・ホワイトです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は煌天宮・サリエスです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト