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奪われた天使核を取り戻せ

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● 奪われた天使核を取り戻せ
「あふぅ、今回は屍人帝国の強敵から天使核奪い返すお仕事なの」
 溜息をついたのはグリモア猟兵のリュート・アドラー(f26123)だ。
 今日も眠たそうにほわほわと猟兵たちに依頼の説明を続けていく。

「屍人帝国の帝国魔道士が、ポッシェスっていう浮遊大陸から天使核を強奪したの」
「それはとっても強力な天使核で悪用される危険は勿論……」
 強い天使核は浮遊大陸の沈没をも防ぐ、つまるところそれが失われたままでは。
「ポッシェスが沈没しちゃうの、そうならないようにみんなには奪い返して欲しいの」

 どうやら強奪した帝国魔道士は尊大な性格をしているようで、悠々と帝国へと凱旋の船旅をしている。
 だからこそ、それに追いつき乗り込んだ勇士たちが返り討ちにあってしまうという予知に繋がったのだが。

「今回は帝国魔道士の飛空艇に乗り込んで天使核を奪い返すお仕事なのだけど、注意が幾つかあるの」
「まずは魔道士の従えているオブリビオンになった空賊エルフと戦う必要があること」
「もしかしたら魔道士は奪われるくらいならって、ゴーレムを暴れさせて船を爆破させるかもしれないの」
 そうなったら猟兵たちでも無事では済まない、暴走した天使核がどこまで汚染を引き起こすかは予想できないのだ。
「だから……魔道士を倒した後も油断せずに対処して欲しいの……、けふぅ」
 沢山話したあとにリュートはため息、どうやら説明はここまでのようだ。

「あふぅ……何だか悪趣味な相手の話は疲れるの……」
 とびきり大きなため息と主に吐かれた綿雲は、もこもこと大きな雲の魔法陣になる。
「その綿雲から落ちないように乗ってほしいの、それじゃあいくのー」
 あなた達は綿雲の魔法陣で、天使核の奪還を試みる飛空艇の拠点へと転送された。


橄欖石
 こんにちは、本シナリオを担当させていただく橄欖石です。
 今回は屍人帝国の強敵に奪われた浮遊大陸の天使核を取り戻すシナリオになります。

 以下、補足です。

● プレイングボーナス
 勇士たちは猟兵ほどの強さはありませんが、適切な指示と連携を行えば、なかなか役に立ちます。

● 第1章 集団戦
 雲海に沈んでいったエルフ達がオブリビオンとして蘇りました。
 魔道士によりマジックアイテムを支給されている為、油断なりません。

● 第2章 ボス戦
 天使核の暴走により、オブリビオンと化した魔道士です。
 彼が浮遊大陸から天使核を奪い去った主犯になります。

● 第3章 集団戦
 天使核を動力源とするゴーレムの一種です。
 オブリビオンと化した魔道士が死んだ後も命令を遂行します。

 皆様のプレイングをお待ちしております。
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第1章 集団戦 『空賊エルフ』

POW   :    ペネトレイトショット
詠唱時間に応じて無限に威力が上昇する【貫通】属性の【魔術装填弾】を、レベル×5mの直線上に放つ。
SPD   :    アサシネイトバレット
【敵の視覚を惑わす魔法の木の葉纏った歩法】で敵の間合いに踏み込み、【呪・影・闇・魔の弾丸】を放ちながら4回攻撃する。全て命中すると敵は死ぬ。
WIZ   :    ダブルトリガー
【天使核マスケットと天使核リボルバー】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


● versus『空賊エルフ』

 悠々と大空を渡る飛空艇の姿を捉えた。
 あれが天使核を強奪した帝国魔道士の飛空艇であり、この依頼の戦場だ。

「俺たちに出来る事は手伝う、だからお願いだ」
 奪われた天使核を取り戻してほしい、と猟兵に勇士たちは言う。
 猟兵たちをここまで運んだ飛空艇には勇士たちが同船している。
 その多くが天使核を奪われた浮遊大陸の出身の者たちだ。

 故郷を守るために彼らはここ良く力を貸してくれる。
 猟兵たちは彼らの力を借りてもいいし、自分たちだけで事件を解決してもいい。
 どちらにせよ、やるべきことは天使核の奪還ただ1つ。

 ――これより猟兵たちは屍人帝国の飛空艇に乗り込み強襲をかける。
網野・艶之進
「総員、撃ち方はじめ――で、ござる!」
・網野は異世界の帝都を護る学生兵士としての研鑽を積んできたので、陣頭指揮をとるための技術も心得ている。勇士の心を「鼓舞」することもなんのその
・勇士たちには遮蔽物に隠れつつ後方から援護射撃をするように頼み、網野自身は彼らの矢面に立ってユーベルコードを発動。敵の魔弾を剣刃にて一閃してみせ、敵の戦意を削ぐよう試みる
・斬り落とした弾の断片で勇士たちを傷つけぬよう角度を「心配り」できるのは、剣豪ゆえの妙技
・網野は、たとえ相手がオブリビオンであろうとも、人を斬ることを忌み嫌う。敵への攻撃は強制改心刀をもって行うが、抵抗するならば腱や筋を斬り落とす「マヒ攻撃」も辞さない


蒼月・暦(サポート)
 デッドマンの闇医者×グールドライバー、女の子です。

 普段の口調は「無邪気(私、アナタ、なの、よ、なのね、なのよね?)」
 嘘をつく時は「分かりやすい(ワタシ、アナタ、です、ます、でしょう、でしょうか?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

無邪気で明るい性格をしていて、一般人や他猟兵に対しても友好的。
可愛い動物とか、珍しい植物が好き。
戦闘では、改造ナノブレード(医療ノコギリ)を使う事が多い。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


ベッジ・トラッシュ(サポート)
◆戦闘時
戦うのは怖い!
なのでボス戦ではだいたい逃げ回っている。
(味方の手助けになる行動や、囮になるなどの功績を得ることはあるがだいたい無意識)
「こ、ここ…怖いのではないゾ!ベッジさんは様子をうかがってイタのだ!!」

手の届かない相手にはパチンコで苦し紛れに絵の具弾を飛ばすこともある。

◆冒険時
基本的に好奇心が強く、巻き込まれ体質。

敵味方関係なく、言われたことには素直に従う。
怪しいような気がしても多少なら気にしない。
後先考えずに近づいて痛い目を見るタイプ。

◆他
口癖「ぎゃぴー?!」
お気に入りの帽子は絶対にとらない。
食べ物は目を離した隙に消えている系。
(口は存在しない)
性能に問題はないが濡れるのは嫌い。


榎・うさみっち(サポート)
アドリブ・連携歓迎
◎:ほのぼの、ギャグ、冒険
△:シリアス、心情

▼性格
誰にでも強気で態度がでかい、口も悪い
でもすぐビビるヘタレ
ボケもツッコミもこなせる
自分ちの貧乏な家計を支えているからか、とてもがめつい

▼戦闘スタイル
小さい身体と逃げ足技能を活かしてぶんぶん飛び回り攻撃を避ける
逃げに徹して隙を見て一撃食らわせる
挑発して気を引いて、他猟兵にアタッカーを任せる
UCのみっちシリーズを大量召喚して数の暴力で攻撃
など、トリッキーな戦い方が多い

▼その他得意な事
料理
裁縫
アート全般

『わはは! うさみっち様が居れば百人力!』
『ぴゃああああ!』


朝霞・蓮(サポート)
●キャラ
人間の竜騎士 × 探索者 18歳 男
口調:(僕、呼び捨て、だ、だね、だろう、だよね?)

●戦い方
至近:アイテム『百膳』を使用して切り結んだり、竜言語で身体強化して格闘したり
近中:槍投げしたり銃で射撃。その時に機動力を求められるなら竜に騎乗
遠:攻撃手段がないので接近

●その他できること
錬金術でいろいろ

●長所
探索者として狂気に免疫があるので逆境に強く、恐怖と威圧に動じない

●短所
詰めが甘く、天然

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用
多少の怪我は厭わず積極的に行動
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



● ルビコン川を渡るように

「今回はエルフ……いや、"元エルフ"のオブリビオンが相手でござるか」
 網野・艶之進(斬心・f35120)は例えオブリビオンであっても人という存在に心を強く揺れ動かしてしまう。
「ええ、同じ猟兵でもエルフもいますから。やりづらい気持ちは分かります」
 同様に朝霞・蓮(凌駕の先・f18369)もまた、今回の相手がエルフという事で何ともいえないやりづらさというものを感じている。
「もー、そういうあんまりシリアスな事はやめようぜ」
「俺たちは悪者を退治しに来た猟兵で、相手が魔獣だろうとどんなオブリビオンだって関係ない」
 いちいち気にしていたらやってられないぜ、と榎・うさみっち(うさみっちゆたんぽは世界を救う・f01902)は男らしく2人へと言い放つ。
「べ、ベッジさんもあんまり難しく考えない方がいいともうぞ」
「戦場で余計なことを考えてたら……け、怪我をすると思うし」
 お気に入りの帽子で顔を隠しながら言うベッジ・トラッシュ(深淵を覗く瞳・f18666)に続いて、蒼月・暦(デッドマンの闇医者・f27221)もまた言の葉を吹かせていく。
「闇医者だけれど、医者の端くれとして言わせて貰うわよ」
「あんまり助けられないものを助けようとか、どうにかしようって思い悩むと、本当に助けられるはずだったものも助けられなく日がいつか来るわよ」
「……それってあなたの体験談デス?」
 ちょっと怯えた口調でベッジは暦と問いかける。
「さぁ? それはどうかしらね」
 暦は普段嘘をつく時は非常に分かりやすくなる少女だが、はぐらかしたそれはどちらとも判断がつかない者だった。
「……おぬしら勇士たちは拙者について来て欲しい、この戦いは皆の力が必要でござる」
 艶之進は異世界の帝都を護る学生兵士としての研鑽を積んできた。既に士気の高い彼らを鼓舞して共に戦う事になぞ造作ない。
 もっとも己の中の戸惑いを隠しながら兵を率いる事には、十分その経験が生かされていたはずだ。

 飛空艇への潜入に成功し強襲をかけた猟兵たち、空賊エルフたちの姿を見つけるとすぐさま攻勢に打って出る。
「総員、撃ち方はじめ――で、ござる!」
 勇士たちには遮蔽物に隠れつつ後方から援護射撃をするように指示をすると、そのまま彼らの矢先に立って空賊エルフへと駆ける。
「そういう事なら、手助けをするぜ。さー! いでよ、ワルみっち軍団」
 うさみっちはユーベルコード『でんこうせっかのワルみっちスナイパー(ウサミノ・ガンガン・ショータイム)』により、次々と様々な銃を持つ、黒いスーツと真っ黒なグラサンを身に着けたマフィア風のうさみっちを召喚していく。
「うさみっち様の一撃からは逃げられないぜ!喰らえー!」
 勇士たちとの息の合った連携で横殴りの雨のごとき弾幕がそこに完成された。
 勇士たちとうさみっちの援護射撃は非常に効果的なものだった、慌てて反撃を行う空賊エルフたちだったが詠唱時間が不足し『ペネトレイトショット』も本来の威力を出すことは出来ない。
「この程度の弾丸なら、視斬れるでござる」
 文字通り、艶之進は魔術装填弾を"視て斬る"。刃を滑るようにして2つに裂けた弾丸は暫時を置いて炸裂する。それが勇士たちを傷つけぬよう角度になっているのは、斬り落とした弾の断片の先を瞬時に予測した剣豪ゆえの妙技に違いない。
 それでもなお、勇士たちへと向かう魔術装填弾は『逃げの天才ベッジさん』となったベッジが蠢く絵の具により、装填弾を絡めとって貫通属性を無力化していく。
「ギャピーッ!? どんだけくるの、ねぇ! 早く終わらせて」
 天才となったベッジさんであっても、怖がりな事には変わらない。『怖がりの集大成(コワガリノシュウタイセイ)』によって得た脚力で戦場を駆けまわり、どんどんと装填弾を染めあげていく。

 他の猟兵よりも先に空賊エルフの一団へ、まだ間に合うのなら――救う事が出来るのならと、我先に艶之進は駆けだしていた。
「これで終わりでござる、どうか、降参してはくれぬか?」
 艶之進は霊力を籠めた退魔刀による一撃で、肉体を傷つけずに空賊エルフへ邪心のみを切り落としたのだ。
 木の葉を纏いながら、空賊エルフはゆっくりと歩き出す。
「あ、たすけ、……かはっ。アンタ、馬鹿なのか?」
 しかし――微かに輝きを取り戻していた双眸も瞬く間に濁り曇って、手にしたマスケット銃とリボルバー銃の銃口を猟兵に向けた。
「俺も甘いとか、天然とかって言われる事があるけど。あなたは大概だと思いますよ」
 自身に百膳の呪いを纏う事によって得た高速移動で、艶之進と空賊エルフの間に割って入った蓮は怨嗟の炎を籠めた斬撃波で、呪・影・闇・魔の弾丸と休む間もなく放たれた弾丸を切り落とする。
「あーあー、だから言ったのに。だったら代わりに――」
「このノコギリでバラバラにしてあげるよ!」
 暦は『解体ノコギリ(カイタイノコギリ)』、改造ナノブレードを医術から得た知識で的確に振り回し、相手の部位を破壊していく。
「きっと、死ぬまで間違え続ける」
 ユーベルコード『AF〈月蝕〉(ツキハミ)』。その詠唱は蓮自身への言の葉なのか、それとも。

 ――どちらにせよ、暦と蓮の奮闘によって……この場で脅威となっていた空賊エルフたちは"もう"居ない。
「ああ、分かっていた。分かっていたとも」
 雲海に落ちたものは全て消滅し、オブリビオン化してしまう。
 例え、幻朧桜の力により邪心のみを切り落とす絶技を叶えようとも、骸の海に染めあげられたその魂は狂気に飲まれ、『世界の敵』となってしまう事も。
「言っておくけど、仮にアナタが見逃していたらオブリビオンによってきっと多くの被害が出ていたわ」
「これは慰めじゃなくて紛れもない事実、ちゃんとこれも受け入れて」

「願わくは――」
 彼らが『影朧の転生』を受け、幸多からん未来を歩むことを。
 故に艶之進は一度エルフたちの命を絶つことなく、ただ邪心のみを斬りおとした。
「何とも罪な世界よ、天命が尽き雲海に沈んだ大陸を無下に引っ張り出し」
「無辜の民をオブリビオンとして、屍人帝国の兵とするなぞ……」
 艶之進に……いや猟兵たちが許せるはずがない、これ以上被害を出さぬためにも天使核を奪い返す。
 そう気持ちを強く固めて一同は武器を握り直した。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

夜鳥・藍(サポート)
生まれも育ちもサクラミラージュのクリスタリアン。誰かの願いで転生した元影朧、らしい。そのため影朧には同情しがち。
それなりの良家の出で言葉遣いは丁寧。だが両親とは違う種族で生まれたのを悩み高等部(高校短大相当)卒業を機に家を出ている。現在は帝都で占い師をしている。

もふもふ大好き。
実家ではいろいろ我慢してたのもあって、飼えなくとも一人暮らし&猟兵となったことで爆発しがち。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


仇死原・アンナ(サポート)
鉄塊剣『錆色の乙女』,妖刀『アサエモン・サーベル』、戦闘用処刑道具『赤錆びた拷問器具』、『鎖の鞭』等装備してる物を使います

UCは指定した物をどれでも使用

普段の口調は(私、あなた、呼び捨て、ね、よ、なの、なの?)
戦闘中は(ワタシ、お前、呼び捨て、言い捨て)

処刑人として敵と戦います
同行者がいれば協力
メインは鉄塊剣等大剣で敵を攻撃
鉄塊剣の使用が不向きな相手・場所では刀剣をメインにし敵を攻撃
拷問具や鞭を使い敵の行動を阻害、鉄塊剣や刀剣で敵群を倒す
守護対象がいれば武器受けでかばい、敵をおびき寄せ注意を惹いたりします
キャバリアを操縦したり生身でも戦います


月影・左京(サポート)
アドリブ・連携・苦戦描写・UC詠唱改変・その他OK!

「はわっ!?……大丈夫。私も手伝うから♪」

一人称:私
口調:女性的でラフ(〜よね、なの?、あら〜等)
口癖:はわっ!?
性格:おっとりのんびり。「わぁ!頼りにな……る、の?(笑)」な印象

基本戦法:【忍び足】で敵の死角に入りメイスによる【気絶攻撃】を【2回攻撃】。【鎧砕き】も狙う。

敵の攻撃は【聞き耳】を立てて【第六感】も使い、【見切り】ます。
※不意打ちを受けた時など、「はわーっ!?」と叫ぶ傾向あり。

指定したUCを何でも使用。
但し負傷した猟兵がいれば戦況次第で攻撃より【祈り】の力と【医術】及び【救助活動】で治療。

後はお任せします。よろしくお願いします。


雫石・凛香(サポート)
アドリブ・MSの解釈による下記に沿わない動きも歓迎
貴方の書く雫石凛香が見たいです

オブリビオンへの恐怖で眠れなくなった姉のため戦う妹キャラ
性格はクール枠。冷静に物事を見て、必要そうな行動をとれます
敵への態度は苛烈。相手にどんな事情があろうと容赦はなし

魔剣【鞘】という凛香の意思に従い姿を変える剣を持っており、形状変化による攻め手の多さとスピードと手数で勝負するタイプ。逆に相手の攻撃を剣で受けるような行為は(子供なので)パワー不足、ほぼできないです

UCは基本的に妖剣解放のみ
高い機動力で相手をかく乱し、衝撃波でまとめて敵を薙いでいくのが主な動き方

動きを封じることで先の展開が有利になれば剣戟結界も使用


星川・杏梨(サポート)
『この剣に、私の誓いを込めて』
 人間のスーパーヒーロー×剣豪、女の子です。
 普段の口調は「聖なる剣士(私、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
 時々「落ち着いた感じ(私、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格はクールで凛とした雰囲気です。
常に冷静さを念頭に置く様に努めており、
取り乱さない様に気を付けています。
戦闘は、剣・銃・魔法と一通りこなせます。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!





「人の大切なものを奪うなんて随分と屍人帝国は手癖が悪いようで」
 生まれも育ちもサクラミラージュのクリスタリアンの夜鳥・藍(宙の瞳・f32891)は、屍人帝国の飛空艇に乗り込みながら今回の相手である、元エルフがオブリビオンとして蘇った空賊エルフについて思いをめぐらせる。
「しかし……、影朧とは違いますが。何だか……やりきれないですね」
 藍は見た目は人と変わらないが、誰かの願いで転生した元影朧。
「あなた達がこうして望まぬ形で生まれ変わった事をわたしは悲しく思います」
「だったら、同情なんて要らないから――私たちに倒されてくれよ」
 空賊エルフは『ダブルトリガー』、出会いがしらに天使核マスケットと天使核リボルバーによって、命中率を高めた一撃を藍に放つ。
「……それは出来ません、飛べ!」
 抜刀状態のほのかに青白い月光を放つ鋒両刃造の打刀、『青月』から居合による衝撃波で弾丸を相殺すると同時に、電撃を帯びた衝撃によって空賊エルフたちの動きを一時的に封じる。
「――へぇ、そりが浅いその打刀は雷との親和性も随分と高そうだ」
 藍のもつ『青月』の特性を瞬時に理解したのは、仇死原・アンナ(炎獄の執行人あるいは焔の魔女・f09978)だった。
 いくつものアーティファクトを戦闘によって使い分けるアンナにとって、相手の持つ武器の特性を理解することそのものが戦闘の結果に直結する。
「随分とそっちの武器は使い勝手が良さそうだ。攻撃力、命中率、攻撃回数の比重をある程度、自在変更できるといった具合か」
「さぁ、どうだかな! 自分の身で確かめてみろ、はっ」
 騒動を聞きつけて別の空賊エルフも集まりだし、アンナに向かい再び『ダブルトリガー』を放った。
「天より下る地獄の炎よ…我が眼前に広がる悪徳を焼き尽くせ!」
 ――『天より降る滅びの火(ソドムホロボスメギドノヒ)』、幾何学模様を描き複雑に飛翔する、地獄の炎で出来た火炎球が空賊エルフを包囲攻撃する。
「これを前に攻撃力、命中率、攻撃回数、どれを選んでもあなたは不正解だけどね」
「くそがッ―――!」
 次々と空賊エルフが火炎球に飲まれていくが、それ以上に騒動の聞きつけ増援の数も馬鹿にならない。
 勇士たちもまた懸命に空賊エルフたちと戦っていくが、猟兵たちと違い彼らの戦いは無傷とはいかない。
「はわっ!?……大丈夫。私も手伝うから♪」
 そんな勇士たちへと月影・左京(夫婦ゲーマーのはわっ担当・f06388)は主へ慈しみを請い、加護を求める敬虔な祈りを披露していく。
「主よ、我等に更なる慈しみを与え給え」
「敵を倒し、主の平和を実現させる為の強い義侠の心を、我等に与え給え」
「主のみ名により……Amen」
 その祈りによって、勇士たちはより強く天使核を奪い返して故郷を護りたいという、義侠心に似た感情をさらに強くさせる。
「ありがとう、猟兵さん。あんたのお陰でまだまだ踏ん張って戦えそうだ!」
 勇士たちはさらにその双眸を爛々と輝かせ、空賊エルフたちに果敢に立ち向かう。
「お気になさらず、もし怪我をしたときは無理をなさらぬように」
 直ぐに祈りの力でその傷を癒しますから、と左京は猟兵たちに微笑んだ。
「まるで……勝利の女神のようだ」
 左京を前に勇士たちの指揮は留まるところを知らない、十分に彼らの奮闘には期待が出来そうだ。
「これでは分が悪い、別の場所からも増援をもっと寄こして貰わないと」
 空賊エルフたちの中にも劣勢の空気が伝播していく。
 他の場所の仲間を呼び込むことで数を得ることで、どうにか対抗するためこの場を離れようとするエルフが居た。
「させない――お前はもう、この檻から出られない!」
 雫石・凛香(鞘の少女・f02364)は鞘が本体という異色の魔剣『鞘』から逃亡を企てた空賊エルフの周囲に幾重にも連なる斬撃を放つ。
 空賊エルフへと斬撃の牢獄で対象を包囲。完全に空賊エルフの逃げ場を封じる事に成功した。
「くそっ、逃げられないんだったら……こうだっ!」
 空賊エルフは『ペネトレイトショット』、条件次第で無限に威力が上昇する貫通属性の魔術装填弾を、檻を突き破って乱射していく。
「その弾道、見切ったわ!」
 星が流れるかの様な意匠が凝らされた、邪悪なるものを浄化する力を持つ剣を星川・杏梨(聖炎の剣士・f17737)は流麗な剣閃を無数に走らせて次々と撃ち落とす。
「良いアーティファクトを与えられているようですが、随分と使い手が稚拙のようですね」
 杏梨は『バースト・マインド』により反射神経と瞬間的な判断力を強化する事で、先程の銃撃の性質を理解した。
 それはまた"檻"をつくり、『鞘』からグレイブの形態を取った姿の刀身を引き抜いた凛香も同様だった。
「あれは詠唱に時間をかけて使う事で真価を発揮するはず、さっきのは完全に悪手」
「同感です。ですから……このまま攻撃の手を緩めずに追い詰めていきましょう」
 凛香は『鞘』のグレイブで嵐の如く一閃を振るい、杏梨は流星の聖剣へと奔らせた煌きを纏わせ次々と空賊エルフの撃退をしていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

ケヴィン・ウッズ(サポート)
無口な少年です。武器を見るのが好きな為、戦う行為には積極的にいきます。
周りの武器の扱い方や戦闘行為をよく観察し、自分の動きにも取り入れていきます。
反面話して説得、作戦を考える等は面倒くさいことから消極的です。
無意味に傷つけるような行為でなければ、言われれば素直に従います。
あとはお任せします。


シキア・ジェンダート(サポート)
口調 (俺、キミ、だ、だね、だろう、だよね?)
敵には(俺、お前、だね、だよ、~かい?)

踊りと歌が大好きな快楽主義者。平和がどう、とかいうよりも自分が楽しいかそうでないか。異世界交流は楽しい。そしてそんな楽しさを邪魔するオブリビオンは気に入らない。
「俺が楽しければそれでいいんだよ、だから邪魔」
「あーあー美しくないなぁ。せめてキレイに死んでくれない?」

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


レナ・ストリーム(サポート)
「そんなつまらないことしてないで、あたしと遊びましょうよ。
あたし?あたしは魔女のレナよ。レナちゃんって呼んでいいわよ。遊ばないならあなたの服装もっとよく見せて。その服の拘りはどんなとこなの?」

オシャレ魔女を目指している。色々と成長途中。
口調だけはいっぱしで、ペラペラとそりゃもう喋る。

魔女とは刹那的で楽しさを追求するべきものだと思っている。ので、そのように振る舞おうと努力中。
とはいえひどいことをするのは好きじゃないし、そんなことより皆のファッションが気になる。
味方だけじゃなく敵の服装にも興味津々。

ユーベルコードを使うのは楽しいので、積極的に使っていきたい。

他はお任せ。


水鏡・怜悧(サポート)
詠唱:改変・省略可
人格:アノン
NG:エロ・恋愛
「纏めて喰ってやるぜ」「ヒャハハハハ」
行動優先順は1.NPC含む他者の救助、2.攻撃。ホントは敵を喰う方を優先してェんだけど、助けろってロキがウルせェからな。
UDCを纏って獣人風の格好で戦うぜ。速度と勘を生かして攻撃を避けつつ、接近して爪で切り裂くか噛みついて喰うのが得意だ。UC使った遠距離攻撃もするが、銃はちょっと苦手だ。牽制に使ったりはするけどな。
技術的なヤツとか、善悪論とかは苦手だし、興味もねェ。楽しく殺して喰えれば満足だ。喜怒哀楽は激しい方だが人として生きた経験は短けェからな。価値観とか常識は知らねェよ。まァヤバイときはロキが止めるだろ。


ミルディア・ディスティン(サポート)
「サポート?請われれば頑張るのにゃ!」
 UDCでメカニックして生計を立ててるのにゃ。
 『俺が傭兵で出撃して少し足しにしてるがな?』
 ※自己催眠でお人好しで好戦的な男性人格に切り替わりますがデータは変わりません。

 ユーベルコードはシナリオで必要としたものをどれでも使用します。
 痛いことに対する忌避感はかなり低く、また痛みに性的興奮を覚えるタイプなので、命に関わらなければ積極的に行動します。
 公序良俗は理解しており、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。むしろ積極的に助ける方です。
 記載の無い箇所はお任せします。よろしくおねがいします。



● 空賊エルフ殲滅戦
 既に多くの猟兵たちにより既に悠々と大空を渡っていた飛空艇からはいたるところから黒煙を昇らせている。
 そんな黒煙が濛々と立ち上る戦場中、宣戦布告代わりの言葉を空賊エルフ達に水鏡・怜悧(ヒトを目指す者・f21278)は言い放つ。
「毒も鉄も魂も、全部纏めて喰らってやるぜ」
「だったら好きなだけこれでも味わっていろよ」
 黒煙から見える人影に空賊エルフは天使核マスケットと天使核リボルバーから矢継ぎ早に弾丸を打放す。
「ヒャハッハハハ。 足りねぇ、足りねぇ! 喰らい足りねぇ!」
 怜悧は猛然たる弾丸の驟雨へ喰らい噛みつき、己が流血も厭わぬ無鉄砲を体現するがごとき猛攻で、空賊エルフの元へとたどりつくと奔らせた煌きをその牙に纏わせその体躯を喰らう。
「アハハハッ、なぁ。好きなだけ喰わせてくれるんだろう」
「――化け物がッ!」
 お互い様だろう、と怜悧を『御霊喰らい(ミタマクライ)』を解き放ちながら空賊エルフを喰らっていくのだった。
「……、はぁ。随分とおしゃべりな猟兵もいるみたいですね」
 ケヴィン・ウッズ(人間の剣豪・f34923)は猟兵の中でも寡黙な方だった、
 それはケヴィンの姉妹がずっと喋っていたため口を挟めず無口になった。それ故にあまり達者に口を回す方でもそれを好む方でもない。
「ただ、今回は目の前の敵を倒すだけだから嫌いな依頼じゃない」
 作戦を考える等は面倒くさいことから消極的なケヴィンも内心どこか胸を躍らせる事もあった、それは……。
「ばーか、なーに突っ立っているんだ。ま! お陰で詠唱時間を稼げたぜ」
 空賊エルフはケヴィンへ『ペネトレイトショット』を放つ。
 帝国魔道士からアーティファクトが十分に性能を発揮するだけの時間をケヴィンはオブリビオンに与えたのだ。
「やってみたかったんだ」
 ――『剣刃一閃』、ケヴィンのサムライブレイドは流麗な剣閃によって貫通属性の魔術装填弾を両断。
 余波と呼ぶには苛烈すぎる勢いと威力の斬撃で空賊エルフの身体を断ち切った。
「あはは! 本当にあんなにきれいに刀で真っ二つにできるのね」
 レナ・ストリーム(魔女っ子・f34922)はケヴィンの妙技を讃美すると、自らのユーベルコードから今の気分に相応しいものを選び出す。
「ねぇねぇ、私もやってみたいわさっきのあれ。私にもやってみてよ」
 楽し気にレナに浩大の魔法剣を生み出し続ける、その数はあわや千に届くかという程。
「でもでも、私は別に剣士って訳じゃないしこれくらい必要よね!」
 レナ手を振るい合図を行うと、幾何学模様を描き複雑に飛翔しながら空賊エルフを包囲攻撃していった。
「――『ミゼリコルディア・スパーダ』」
 可憐で華奢な姿のレナはユーベルコードを楽し気に解き放つ。
 刹那的で楽しさを追求するようなその仕草はまさしく魔女と呼ぶにふさわしい物だった。
「……ま、本当はファッションやお喋りの方がもっと楽しいのだけどね、あはっ!」
「ね、あなたはどう思う? 珍しいその素敵な服装はとっても気になっちゃうわ」
 そう語りかけられたのは共に戦う猟兵のシキア・ジェンダート(翠銀の魔踊・f31492)。
 彼も踊りと音楽がなによりも大好きな快楽主義者という強い個性を持っている。
「ふふ、ダンサーだからね。もちろん衣装にはこだわりがあるんだ。気に入って貰えてうれしいよ」
 慣れた様子で賛辞の言葉に一礼したシラキへの死角から、敵の視覚を惑わす魔法の木の葉纏った歩法で空賊エルフが迫ってくる。
「おやおや、もしかしてダンスのお誘いかな?」
「ちいっ――! 気づきやがったが、だがもうおせぇよ!」
 空賊エルフたちは呪・影・闇・魔の弾丸を放ちながら4回攻撃する。
 それら弾丸の全てに命中した相手に生きていたものはいない、これが空賊エルフの切り札『アサシネイトバレット』。
「ああ、残念。踊るならちゃんと最後まで踊ってくれなきゃ」
 シラキは周囲に展開した術式からシラキと悪魔が怒りを感じる程威力が増す炎の術を操る悪魔『緋怒の昂焔』を召喚する。
「『其は焔、其は正義と憤怒の果て』……スズネ、燃やして」
 黒髪に緋色の瞳の女性はシラキの言葉に頷いて、悪魔の髪のような焔が空賊エルフを包み燃え上がらせた。
 もはや壊滅状態の空賊エルフたちだったが、せめて一矢報いようと猟兵たちと共に戦う勇士たちへと狙いを定め引き金を弾いていく。
 天使核マスケットと天使核リボルバーから銃声が響き、弾丸は金属音を伴って乱れ飛ぶ。
「にゃあ! 勇士さんたち、危ないのにゃあ!」
 逸早くそれに気づいたミルディア・ディスティン(人間のシャーマン・f04581)は、古代の戦士の霊を召喚していく。
 古代の騎士は勇士たちの元へと疾駆。素早く滑り込むよう、空賊エルフたちに立ちはだかってみせた。
「ふー! 何とか間に合ったようにゃ、残りはあと僅か。一緒に頑張るのにゃ」
「ああ……ありがとうな、猟兵のお嬢ちゃん。助かったよ」
「にゃふふ、これくらい当然にゃ。ご主人さまだってきっとこう助けるはずにゃ」
 ミルディアの『サモニング・ガイスト』により解き放たれた古代の戦士たちは槍を構えて空賊エルフたちへと向かっていく。
「さぁ! 一緒に天使核を取り戻しに行くのにゃ!」
 勇士たちもまたミルディアの言葉に強大な敵にも怯むことなく、勇躍の咆哮とともに盛大な銃声を響かせた――!

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​




第2章 ボス戦 『帝国魔道士』

POW   :    マッドネスメイジ
自身の【知的好奇心と魔道を極めんとする欲望】の為に敢えて不利な行動をすると、身体能力が増大する。
SPD   :    フロストベイン
質問と共に【生命を蝕む魔の吹雪】を放ち、命中した対象が真実を言えば解除、それ以外はダメージ。簡単な質問ほど威力上昇。
WIZ   :    帝国式魔道弓術
【指を鳴らすこと】を合図に、予め仕掛けておいた複数の【魔法陣】で囲まれた内部に【巨大な魔法の矢】を落とし、極大ダメージを与える。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


● versus『帝国魔道士』

 飛空艇の最深部には魔術を極めんとした魔道士が尊大な面持ちで猟兵たちを待ち受ける。
 どうやら魔道士を玉座型浮遊装置と融合をし、その魔術の力を高めている。

「天使核の価値を正しく分からぬ、猟兵風情が――」
 尊大な自尊心で、猟兵を見下し嘲笑う。
 人倫を踏みにじり、己の知識欲を満たさんとする魔道士を猟兵たちで打倒すのだ!
大神・零児(サポート)
人狼
妖剣士×黒騎士
30歳男
普段(俺、呼び捨て、だ、だな、だろう、なのか?)
怒った時(俺、てめぇ、か、だろ、かよ、~か?)

探索や調査、追跡等は内容に即した使えそうなUCを選択し、技能やアイテムも駆使
またマルチギアイヤフォンという通信機を仲間に配って即時情報共有も可能

戦闘の際は敵のUCにメタ、カウンター、一方的に攻撃ができるようなUCを選択又は状況を技能やアイテムを駆使して作り出し、マルチグレネードの機能を選択して使ったり、妖刀「魂喰」や黒剣「黒鞘」を駆使しての剣士の動き等で戦う

基本戦闘型キャラ
ギャグシナリオはツッコミのような立ち位置
自身に触れられる危険がなければお色気も少々いける

アドリブ共闘等可


編堵・希亜(サポート)
「……なに?」
「そうなんだ。」
「私は、私だよ。」

囚人服のようなものを着て、いつも黒猫のぬいぐるみを抱えた女の子。口数は少なく、人見知りで猜疑心は強いものの、猟兵としての仕事をこなすためなら、それなりに人と付き合っていける。
甘い物が大好きで、食べればすぐに機嫌がよくなる。嫌いなモノは、かつて自分のいたアリスラビリンスの世界と、それを連想させるもの。

戦闘では、自分ではあまり戦わず、自身に宿るオウガの『カイ』を戦わせたり、ぬいぐるみをバロックレギオンとして相手を押しつぶしたりする。

『カイ』は上等なドレスを着たラミアで、少し高飛車な話し方。宿主の身は守り、敵には容赦がない。『さぁ、敵はどこかしら!?』


メイスン・ドットハック(サポート)
『めんどーじゃけど引き籠る為に』

アメジストのクリスタリアンで、熟練の電脳魔術師
攻撃手段は電脳魔術・もしくは電脳魔術や現代技術を使ったトラップ
電脳魔術はミサイルや機銃、大型兵器も精製可能
トラップは地雷、機雷、ワイヤートラップなど様々
またハッキング技術も長けており、機械コンピュータはもちろん、電脳魔術を応用することにより、空間に直接ハッキングを仕掛け、情報を収集することもできる
正々堂々よりかは、搦手で弱点を的確に攻撃するタイプ
心理誘導をしたり、囮を使ってなどもする
仲間との連携は歓迎

喋り口調は広島弁
「じゃけん→じゃけー」「じゃけえのう→じゃけーのー」と語尾を伸ばすのが特徴的


青原・理仁(サポート)
人間
年齢 17歳 男
黒い瞳 金髪
口調 男性的(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)

性格面:
やさぐれ、ぶっきらぼう
積極的な人助けはしないが、見捨てきれずに手を貸してしまう

戦闘:
武器は使わず、殴る・蹴る・投げるなど、技能「グラップル」「怪力」を生かしつつ徒手空拳で戦う
構え方は古武術風

雷属性への適性があり、魔力やら気やらを雷撃に変換し、放出したり徒手空拳の際に纏わせたりします


バルタン・ノーヴェ(サポート)
「ご安心くだサーイ! ワタシが来マシタ!」
ご用命あらば即参上! アドリブ連携歓迎デース!

普段の口調:片言口調で(ワタシ、アナタ、デス、マス、デスネ、デショーカ? デース!)
得意な技能:【一斉発射・焼却・武器受け・残像・カウンター・受け流し】

各種武装の中から、ボスに適切なものを選択して用いてくだサーイ!
刀も銃器も、内蔵兵器や換装式ウェポンも、何でもOKデス!

アタック重視でもディフェンス重視でも対応可能デース!
斬り込み、爆撃、弾幕を張ったり、パリィ盾したり、臨機応変に立ち回りマース!

どのユーベルコードを使用しても問題はありマセーン!
オブリビオンを倒して、ミッションクリアのために力をお貸ししマース!




「ああ、臭う。酷い臭いだ、どうやらお前は……正真正銘の畜生外道のようだな」
 最深部に広がる鉄に似た悪臭を大神・零児(人狼の妖剣士・f01283)は感じ取り、思わず顔を歪める。
「ほう? 随分と鼻がいいな、玉座に沁み込んだ鮮血を感じ取ったか?」
 帝国魔道士は尊大な面持ち浮かべたままに何処か関心するように微笑を浮かべる。
「すごい……血の、匂い……私にも、感じる」
 編堵・希亜(蛇に囚われた少女・f19313)も、ラミア型のオウガ『カイ』と同調した影響か、血に対し犀利な感覚を発揮し、帝国魔道士の玉座型浮遊装置が夥しい血を吸っていることを理解してしまう。
「そうかい、今日ほど自慢の鼻の調子が狂っていた事を祈った日は無い」
 希亜のその様子から零児は自分の感覚が正しかったと、忌々し気に玉座型浮遊装置を睨んだ。
「チッ、どんだけブルーアルカディアの人たちに迷惑をかけてんだよ」
「そんな風に……ひ、人に迷惑、かけるの、よくない……」
 青原・理仁(青天の雷霆・f03611)と希亜が、犠牲者たちを思い量り帝国魔道士を斃さねばならない、そう強く気持ちを固め直す。
「迷惑? はっ、笑わせる。塵芥どもは我が魔導の糧となったのだ、感謝して欲しいくらいだな」
「何の価値もない命に、この我がこの上ない意味を与えてやったのだから」
 玉座型浮遊装置に腰掛けた帝国魔道士は、退屈そうに猟兵たちへと言葉を返していく。
「――もういい、黙れ。お前の戯言なんて聞きたくない。この俺が報いをくれてやる」
 犠牲になった死者を尚も冒涜し続けるような帝国魔道士のそんな言葉を理仁は決して看過できない。
「家に籠っておると小さな憂虞がみょーに気になって、快適に過ごせないのじゃ」
「どうせ奪い去った天使核も碌な使い方をしないのじゃろう」
 それはもちろん、メイスン・ドットハック(ウィザード級ハッカー(引き籠り)・f03092)も同じ気持ちだった。
「ご安心くだサーイ! ワタシが来マシタ!」
「これ以上アナタの蛮行はしマセン、観念してくだサイネ」
 帝国魔道士の蛮行は必ず裁かれるべきと、バルタン・ノーヴェ(雇われバトルサイボーグメイド・f30809)は正義の鉄槌を手に構え、メイスンもまたそれに続きガラス越しの千里眼を煌めかせる。
「めんどーじゃけど僕が快適に引き籠るために、悪い魔導士には倒れて貰おうかの」

「お前が、お前なんかが、他人の命の価値を推し量るじゃねぇ――!」
 真っ先にかけ出した理仁は『撃砕雷業拳(ゲキサイライゴウケン)』を出合い頭に解き放つ。
「歯ァ食いしばれよ、外道がッ――!」」
 単純で重い雷撃を纏った拳の一撃を叩きつけ、直撃した帝国魔道士の右腕の骨が玻璃の音を立てて砕けていく。
「――どうした? 怖気付いたか!」
「……これが猟兵の力か、興味深いね、なるほど――」
 理仁は猛然たる咆哮と苛烈な拳を前に、帝国魔道士は急に動きを鈍らせたかのように思える。
「ふん、全く動きに反応出来ていない癖に、貴様の口だけは本当によく回るな」
 零児は自身のを代償に妖刀『魂喰』の『魂喰完全開放(タマグライカンゼンカイホウ)』へと至る。
「起きろ、魂喰!――存分に、悪鬼羅刹の魂を貪れ」
  歴代所有者の思念を宿し、所有者と斬った相手の魂を微量に吸いとる妖刀が殺傷力を増し、煌きを纏わせていく。
「どうした? そんなに喰らって欲しいなら、遠慮なんてしないぞ」
 戦場に降り注ぐ鮮血の驟雨、理仁の放った『撃砕雷業拳』により、砕けた帝国魔道士の右腕が宙を舞う。
「――いや、もう十分だ。十分、納得いくデータが取れたよ。感謝する、猟兵たちよ」
 知的好奇心と魔道を極めんとする欲望の為に帝国魔道士は、その右腕を猟兵たちに差し出したのだ。
 それが帝国魔道士の『マッドネスメイジ』、敢えて不利な行動によりオブリビオンの常人離れしたその身体能力をさらに増強させることに成功した。
「何分、猟兵と邂逅はこれが初めて故な――この感情がどれほどの強い影響を与えるか試したくなったのだ」

「ならば貴様は随分と幸運なオブリビオンだったようじゃな」
 メイスンは帝国魔道士の初めて猟兵と出会ったという言葉に、どれ程このオブリビオンが幸運だったかと、猟兵たちが不運だったか、と頭を痛めてしまうようだ。
「ああ、天命にも才能にも恵まれているとも。だからこそ、我こそが魔導の頂へと至るのだ。――もう、興味深いデータはとれた。もう死んでいいぞ。猟兵ども」
「くくっ、冥途の土産だ、命乞いの言葉があるなら行ってみると言い」
 そういうと帝国魔道士は生命を蝕む魔の吹雪を希亜の隙を突くように解き放った。
「電脳の目と接続完了――これで見えんものはないのー」
 千里眼の如き、メイスンの持つ『太陽神は全てを見通す(ホルアクティ・ハルマキス)』。
 メイスンは瞬く間に刹那の間に第六感と情報収集を行い、帝国魔道士の『フロストベイン』の性質を読み取った。
「なーにが冥途の土産じゃ、小狡く質問を隠しおって! その吹雪の対策は、質問に答える事じゃ!」
「――くっ!!」
 策略を見抜かれた帝国魔道士は初めてその尊大な面持ちを崩し始めた。

「"い、命乞いなんてない"! わ、私たちは、あなたを倒す!」
 希亜が気丈にその質問に答えると、メイスンが分析した通りに生命を蝕む魔の吹雪が四散しかき消える。
「来て、カイ。あいつを倒す力をわたしに貸して!」
 希亜は二の腕の肉を自ら削ると『身に宿る蛇『カイ』の召喚(サモン・ラフメイカー)』、希亜に憑依するオウガ、ラミアの『カイ』を顕現させ共に、帝国魔道士へと立ち向かう。
「ふふ……私を呼び出したからには、楽しませなさいよ!」
「ん、だから、絶対あいつを、一緒に倒そうね」
 希亜ばからくり人形のつぎはぎだらけの『黒猫のぬいぐるみ』を操り帝国魔道士を翻弄していく。
「――猪口才な、ええい。邪魔だ、消え去れッ!」
 帝国魔道士は魔法陣を展開させようと玉座型浮遊装置を機動させようとするが、その隙を突いた『カイ』の青白き炎の津波に呑まれる。

「さぁ――制裁の時デース!」
 バルタンが解き放つのは『鉄拳制裁(アイアンフィスト)』、単純で重いチェインハンマーを渾身の力で振りかぶる。
「六式武装展開、鉄の番!」
 それはただまっすぐ行って振り回す。力の限り振り下ろす。力こそパワーなり。
 キャバリア用の鎖付き巨大鉄球を、玉座型浮遊装置に坐する帝国魔道士へと叩きつけ、余波と呼ぶには苛烈すぎる勢いと威力の衝撃が飛空艇を揺らしていく。
「それから、アナタの幸運は天命でも才能でもありまセン」
「タダ――我々猟兵に出会わなカッタ、ただそれだけデース!」
 それも今日でおしまいです、とバルタンは再度チェインハンマーを振りかぶり、幸運の真実と巨大鉄球の衝撃を帝国魔道士に叩きつけた。
「覚悟しろ――お前のしたことの落とし前は俺たち猟兵がきっちり清算させてやる」
 バルタンの攻撃の余波で飛空艇が激しく揺れる中、宣戦布告代わりの言葉を理仁は帝国魔道士に言い放った。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

ネージュ・ローラン(サポート)
『舞でお相手しましょう』『皆さんはわたしが守ります!』

ヴェールを使って空中を舞いながら戦うエルフです。
戦闘では主に前に出て相手を引きつけながら戦います。
攻撃は空中からの足技や、氷の武器を作って行います。
精霊魔法も可能で、「氷の大狼」「炎の妖狐」「風の神鳥」と契約しており、氷属性を中心に使用します。
仲間も一般人も傷つけず守りたいと考え、そのことを最優先に動きます。

潜入や調査はあまり得意ではありませんが、事件解決の為であれば出来る限りの事をしようとします。
機動力を活かせる役割があれば率先して引き受けましょう。


アルタ・ユーザック(サポート)
ダンピールの16歳女性です。
ユーベルコードを使える場面では、指定したユーベルコードを使用し、直接攻撃系か精神攻撃系で敵を攻撃します。
一人称は「わたし」(ひらがな)です。口調は「~だわ」や「~だな」の様なものではなく、「○○…。」の様に…で終わり語尾に何もつけない口数少な目のクールタイプの話し方です。
服装・体型・容姿・持ち物などは、ステータスシートの参照お願いします。

上記内容以外は全てNGなど無しでアドリブ・連携などもOKです。
よろしくお願いします。


虹川・朝霞(サポート)
二つの故郷(UDCアースとカクリヨファンタズム)をふらふらしていた竜神。救援要請あるところに行くように。
自分が電脳魔術士であることをよく忘れます。

基本は慈悲を持って接するため、口調は丁寧です。
怒りを持ったときのみ、『阿賢賀水神』に戻ります(口調『遥かなる水神』)
なお、装備品の鉄下駄はUDC圧縮体のため、超絶重いです。鉄って言い張ってるだけです。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はいたしません。
あとはおまかせします。よろしくおねがいします!


春霞・遙(サポート)
UDC組織に所属して、UDC関連の一般病院に勤務している小児科医です。
行動の基本方針は困っている人が居るなら助けたい、人に害をなす存在があるなら退けたい。
戦う力はあまりないですけど、自分が傷を負うとしてもみなさんのお手伝いができれば嬉しいです。

基本的に補助に徹します。
「医術」「援護射撃」「情報収集」から、【仕掛け折り紙】【葬送花】での目くらましや演出、【生まれながらの光】【悪霊祓いのまじない】で照明や目印を付けるなども行えるかと思います。
攻撃は拳銃による射撃か杖術が基本で、その他はUCを使用します。
【悔恨の射手】【未来へ捧ぐ無償の愛】は基本的に使用しません。

シリアス以外ならいたずら好きの面も。


サトー・コゴロー(サポート)
 強化人間の人形遣い×電脳魔術士、25歳の男です。
 普段の口調は「男性的(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)」、酔った時は「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!




● 帝国魔道士退路を断つの猟兵たち。

「――チィ、猟兵風情が。忌々しい、忌々しい……」
「この俺の幸運が貴様ら猟兵に出会わなかった事? ほざけっ」
 戦闘の隙間、それにより生まれた瞬刻は高速詠唱を極めた帝国魔道士が術を織り成すには十分すぎるほどだった。
 帝国魔道士は指を鳴らすことを合図に、飛空艇の内部に予め仕掛けておいた複数の魔法陣を作動させる。
「これが俺の鬼札、その名も『帝国式魔道弓術』。猟兵どもには勿体ない魔術だが、特別にくれてやる。その身でとくと味わうがいいッ――!」
 猟兵たちを囲むように奔らせた煌きを纏わせた巨大な魔法の矢が矢継ぎ早に撃ち込まれ続けていく。

「なるほど、事前にこのような罠を仕掛けていた故の余裕でしたか」
 虹川・朝霞(梅のくゆり・f30992)
「惑うがいい、我が『幻霞(ゲンカ)』
 迸る閃光の巨大な魔法の矢が、朝霞の体躯と重なったかと思うと"するり"、と通り抜ける。
 次々とするり、するりと魔法の矢が朝霞の体躯を抜けるが表情を一つすら変える事がない。
「な、なんだ貴様はどうして平然としている」
「簡単な事よ、何1つ。俺の身体には触れていないだけ」
 再び巨大な魔法の矢が朝霞の体躯に触れた時、ふわりと薄紅梅色の霞が朝霞の体躯から放たれる。
「……貴様、身体の一部だけを霞に替えて攻撃をいなしたのか……」
「よく見破りましたね。本来の使い方のは違うが、真っ直ぐに進むだけの魔法の矢であれば、応用でどうとでもなる」
 朝霞のいう本来の使い方。それは――幻覚作用、その効果によって帝国魔道士の注意は完全に朝霞へと向けられている。
「――命懸けのヒーロータイムなんダ、見逃しは厳禁ダゼ」
 サトー・コゴロー(強化人間の人形遣い・f23719)は指を鳴らす。
 疾駆。目にもとまらぬ速さの高速戦闘モードで飛空艇の最深部の床を蹴り、壁を蹴り、天井を蹴って弾むように跳びまわる。
「あいつは囮だったのか、猪口才な……」
「ようやくそっちにも気づきましたか、罠を仕掛けておいて。自分は掛けられないなんて随分と思慮が足りていませんね」
「ははっ、俺にはそういう難しい事わからないケドサ」
「人に向けたって事は、向けられる覚悟があるんダヨネ?」
 からくり人形を操る糸である、『ワンダーからくり糸』で帝国魔道士の放った巨大な魔法の矢を絡めとり、力の向きを反転させることで玉座型浮遊装置へと直撃させる。
 ――『夜鷹の化身(シリウスアバター)』の効果によって命を削り続ける事でつかんだ妙技、それは異常に高められた反応速度によって可能とされたのだ。
「ぐっ……」
「見えているのなら、どんな攻撃だって避けてみせる……」
 アルタ・ユーザック(クール系隠密魔刀士・f26092)は双眸に奔らせた煌きを纏わせ、視認している範囲内に限る未来視を解き放っていく。
「――東北東67.5度。次、南南東157.5度」
「凄いですね。まるで未来予知、しかし――場所が分かるのならば」
 アルタによって述べられた場所に雨あられのように銃弾を放ち、春霞・遙(子供のお医者さん・f09880)は巨大な魔法の矢を死者を穿つ礫で相殺をしていく。
「いいえ。本当に視えているんですよ。南西、東西、南南西の順にッ――!」
 それは視認している範囲内に限る未来視を発動することの出来る異能、能力の性質上、不可視の攻撃や視界範囲外からの攻撃には無力ではあるからこそ、ほぼ完全な精度で未来予測を可能とする事が出来る。
「死者を穿つ礫は天地に広く降り注げッ!」
 遙の何の変哲もない、物理的な攻撃力を持つ拳銃。それでもなお『バレットレイン(ゴーストジェノサイダー)』により真価が解き放たれ、アルタの『その瞳はここではない何かを視て(フューチャー・ヴィジョン)』による未来予知により、立て続けに
魔法の矢を打ち落としていく。
「何だか派手で楽しくなってきたわね、いいわ。それなら私もそれに乗るとしましょう」
「ご覧あれ、演目開始、其は不思議の国へ迷いし少女」
 ネージュ・ローラン(氷雪の綺羅星・f01285)が解き放った『演舞 -夢想少女-(サビイェ・アリス)』。
 まるで童話『不思議の国のアリス』と見紛う衣装と姿にネージュは変身し、銀雪の宝杖の輝きが増していく――。
「頭でっかちでまるでハンプティ・ダンプティさんみたいね」
「だったらその、たかいたかい玉座型浮遊装置から落っことしてあげる」
 薄く透き通った氷の翼によって得た飛翔能力で、帝国魔道士の頭上へと跳びあがる。
「おっきなおっきな氷柱が、ハンプティ・ダンプティ"に"落っこちたっ――!」
 銀色に輝く幻想的な雪を常に纏う、氷の精霊の魔力を持つエレメンタルロッドの『銀雪の宝杖』が煌めいて、生み出された巨大な氷の柱は刃の如き鋭さを以て打込まれた。
「ば、馬鹿な……この俺が、猟兵如きに追い詰められる……?」
 そのようなことが許されるはずもない、と肩へと打ち込まれた氷柱から流血を流しながら、爛々と双眸をぎらつかせ猟兵たちを睨みつけた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

満月・双葉(サポート)
攻撃は【野生の堪】で察知して避け、避け切れなかったものは痛覚を遮断し(【激痛耐性】)で痛みを無視して動く
戦闘における立ち位置は主戦力になりそうな人を見極め、その人が動きやすいようサポート
【読心術】で敵味方共に心理を読み、敵の隙は付け込み(深追いはしない)、味方の動揺は素早く鎮める
戦闘が円滑に進み、仕事を完遂させるためなら手段は問わない冷酷さを持つ
ユーベルコードの扱いも戦闘の補助のようなもので【野生の堪】を高め(山猿の弟子)敵の攻撃をかわしたりして長く味方をサポートできるようにする
また強い敵の攻撃を反射する(フロッグ・イーター)ことで自滅を誘うことも得意とする


雛里・かすみ(サポート)
 バーチャルキャラクターの戦巫女×UDCメカニックの女性です。
 普段の口調は「明るく朗らか(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
寝起きは「元気ない時もある(私、あなた、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

明るく朗らかな性格の為、
男女分け隔てなくフレンドリーに会話を楽しみます。
どんな状況でも、真面目に取り組み
逆境にも屈しない前向きな性格です。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


杉崎・まなみ(サポート)
まなみは正当派後衛職のヒロインタイプです
聖職者教育を受講中の学生ですが、特に依頼に縛りは無く、どのような依頼も受けられます
但し人並みに気持ち悪いモノ、怖いもの等は苦手で遭遇した際は多少なりとも嫌がる仕草が欲しいです
甘いモノ、可愛いモノが好きで少し天然な所があります
初対面の人でもあまり物怖じせず、状況を理解して連携を取る動きが出来ます
シリアス2~3:ギャグ7~8割くらいのノリが好みです
ただシリアスもやれますよー

UCは状況に応じて、MS様が好きなのを使ってください

その他、細かい部分はMS様にお任せします


納花・ピンチン(サポート)
ブギーモンスターの勇者×殺人鬼
布を被ってから7年が経ちましたわ
普段はお嬢様口調で、時々関西弁がちょこっと
……って、勉強中なんですわ!

あくまでお仕置きをしに来ているから
あまり殺伐とした戦い方はしませんわ
武器も直前で刃を返して叩いたり
その光景はギャグになることが多いですわ

商人街出身、お話しや交渉なんかも好きです
小さなスイーツや飴ちゃんを渡して一緒に食べると
色々話してくれるんですわ

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し
多少の怪我は厭わず積極的に行動します
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
また例え依頼の成功の為でも
公序良俗に反する行動はしません

あとはおまかせ
ほないっちょ、よろしくおねがいします


フルム・サーブル(サポート)
余裕があるときや敵に憐れみを感じる場合は基本通りの穏やかな口調
余裕がなかったり、敵がえげつなくて怒りを感じるような場合は
「敵には」の口調です

でもあまりキャラぶれは気にしないので
公序良俗に反しない限りは好きに扱ってください

技能は【力溜め】【怪力】【グラップル】【シールドバッシュ】【カウンター】など
セットされているもの(サバイバル等の事情でばらつきがあります)
を活用し、小さい体で戦場を飛び回りながら
優雅(自称)な戦いをします
どうみてもそのスタイルは脳筋です

武器は鍵(バトルアックス)や杖(バールのようなもの)をメインに使いますが
選択されたユーベルコードによっては拳一つでの戦いも可能です



● 帝国魔道士を追い詰めた猟兵たち。

「――猟兵風情が。ならば見せてやろう」
「天使核が引き起こす本当の力というものを――ッ!」
 天使核から引き出された魔力は、一瞬の詠唱で高められ巨大魔法陣へと、結合し星の光の如き破壊となって迸った。
「出会い頭に攻撃してくるなんて、礼儀がなってないのですわっ!」
 布をかぶったブギーモンスターの納花・ピンチン(ブギーモンスターの勇者・f31878)はホーミングミサイルめいて自在な軌道を描いて迫り来る魔弾へ『勇者の剣』を構えて疾駆。素早く滑り込むよう、立ちはだかってみせた。
「さ、いい声で鳴いてな~!」
 ユーベルコード『めっさ・こちょばい(トルソ・キラー)』を解き放つと、帝国魔道士の四肢と首の付け根を囲む点線を付与されていく。
「あら。大変ですわよ、あなたへと周囲の万物が点線目掛けくすぐりに来ちゃいますよ」
 ピンチンの反撃によってまずは猟兵たちが、機先を制した形だろう。
「ホーミングの攻撃とはやっかいですね、全く」
 自在な軌道の魔弾を野生の勘で満月・双葉(時に紡がれた人喰星・f01681)はギリギリで察知しながらよけていく。
「ッ――、1発程度なら何の支障もありませんけれどね」
 しかし、"逃げ場"が存在しない攻撃というものも時には存在する。双葉は半歩、魔弾へと踏み出すことで損傷を可能な限り減らしながら、痛覚は激痛耐性により遮断し、痛みを無視して"大根"を手に超高速かつ大威力の一撃を放つ。
 ――『大根』。それはとても凶悪な大根。なぜ武器になったのかは不明だが兎に角とても凶悪な大根である。
「邪魔をするなら…大根だよ……っ!」
 追撃とばかりに投擲された大根は、点線に向かって吸い込まれるように帝国魔道士の玉座型浮遊装置を激しく揺らす衝撃を与えていく。
「面白いね。こっちもホーミングが使えるとは便利だね」
「――ほざけ、ほざけっ」
 すっかりと帝国魔道士が持っていた尊大な自尊心は消え、眼に残るのは獣の如き赫き。
「へぇ、いい目になったね。それでは……これなら如何かな?」
 解き放たれたのはフルム・サーブル(森林の妖精さん・f03354)のユーベルコード。『妖精さんパンチ(フェアリーパンチ)』と同時にぐんと視界が流れ、色つきの奔流めいた景色の中で帝国魔道士の姿に握拳が近づく。
 まるで竜巻のようにぶうん、と力強く振り回される。体躯と同じほどの間合いで放たれる拳檄。
「猟兵を見た目で判断しちゃいけないよ――といっても、助言を活かす機会もないと思うけれどね」
「……、けほっ……。ああ、評価を改める。貴様らは俺にとっての脅威だ」
 フルムの言葉に帝国魔道士は赫く双眸で真っ直ぐに見据えてにらみ返し、休む間もなく握拳の一撃を繰り出し続ける。
 体格など、猟兵の膂力を左右するような制約ではない――、力を溜めあげ放たれた怪力の一撃でろめきながらも、玉座型浮遊装置の上でよろめきながら帝国魔道士は憎しみを見せるように歯を咬み締める。
「順調にこちらのペースですね、このまま追い詰めていきましょう」
「ええ、それでも油断は大敵です。優勢の時ほど気を引き締めていきましょうか」
 雛里・かすみ(幻想の案内人・f24096)と杉崎・まなみ(村娘・f00136)は帝国魔道士に対して警戒を緩めることなく、
「……ラストリゾートをくれてやる、これで、仕舞いだっ!」
 指を鳴らすことを合図に、予め仕掛けておいた複数の魔法陣に囲まれたかすみとまなみに極大な魔法の矢を放つ。
 星のように光が鏤められた、魔法の矢でびりびりと大気が振動する。並の兵士であれば、心の臓が潰れているかもしれないほどのプレッシャー。
「させませんよ、地神よ…我が祈りに応え光を放て…ホーリーフラッシュ!」
 かすみの聖なる宝石が瞬いて、杖先端からまばゆい光を放たれた閃光】により、魔法の矢の動きを封じていく。
「私の魂よ、覚醒せよ。そして底に秘めた多大な力を放出せよ!」
 ユーベルコード、まなみは『天を駆ける不屈の魂(バーチャル・ソウル)』を解き放つことで眩しく輝く後光で覆い、戦闘力を著しく向上していく。
 大きな刃が先端に取り付けられた巨大な薙刀、極限の緊張感と高揚にぎらぎらと目を輝かせ、すぐさま斬撃の嵐を放って極大な魔法の矢を両断した。
「――さぁ! このまま押していきましょう!」
 再びまなみの聖なる宝石がまばゆく煌めくと、無数の光の針が放たれ続け、帝国魔道士への刺突が全身を切り刻み抉った。雨霰とはこういうことを言うのだろう。
「……はぁ、っ――。まだだ、まだ……俺は、猟兵らになぞ負けていない」
 だくだくと溢れる血の周辺部位を縛ることで押さえ、帝国魔道士は荒い怒気を帯びた息を吐いた。
 このまま、何もかもが思うままになるはずもなく、一瞬たりとも気の抜けぬ戦いであるのは変わらぬままの暫時の膠着。
 帝国魔道士を倒すまでは油断の欠片も出来ないだろう。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

ロラン・ヒュッテンブレナー(サポート)
※絡みアドリブOK
※感情が尻尾や耳によく表れる
※人見知りだが【優しい】性格で育ちのいいお坊ちゃま
※戦闘時は魔術器官と電脳空間の演算力を用いて知略で戦う
※「ぼく」「~なの」「~さん

体のあちこちにつけた魔道具の回路を起動し(【高速詠唱】)、
狼の嗅覚聴覚視覚(【聞き耳】【暗視】)を駆使した【情報収集】と、電脳空間からの【ハッキング】で敵戦力を分析(【学習力】)

適切な魔術(UC)を組み合わせたり【乱れ撃ち】する
防御は【結界術】で作る【オーラ防御】壁や、
小柄な体系と狼の機動力(【ダッシュ】【残像】)を使う

仲間を守り、敵には【勇気】をもって容赦ない作戦・攻撃を行う(【全力魔法】)


中村・裕美(サポート)
副人格・シルヴァーナ
『すぐに終わってしまってはもったいないですわね』
多重人格者の殺人鬼× 竜騎士
外見 赤の瞳 白の髪
特徴 長髪 のんびり 社交的 惨殺ナイフを愛用 実は胸が大きい
口調 (わたくし、~さん、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)

裕美のもう一つの人格で社交性と近接戦闘特化。
戦闘では【残像】が残るような優雅ステップで敵に近づき、惨殺ナイフによる【切断】を【早業】で繰り出す。
ドラゴンランスを使うことがあれば、相手を【串刺し】にするか、竜に変えて【ブレス攻撃】
【瞬きの殺人鬼】使用後の昏睡状態はもう一つの人格に切り替えカバー

キャバリアなど巨大戦では【魔竜転身】で巨大化

あと、虫が苦手


大神・零児(サポート)
アドリブ共闘可
単純戦闘の場合
強力な一撃な叩き出せそうなUCか、形勢逆転が狙えそうなUCを

味方や護衛・救助対象への援護や支援が必要な場合
味方や護衛・救助対象へのサポートとなるようなUCを

戦闘のみ
所持している武器・アイテムを効果的に使い戦局を有利にするよう行動(所持アイテム等を駆使し攪乱や敵の隙をつくる等)

救出・護衛
対象者の命最優先で行動
敵の動きに注意し、牽制しながら戦う
仲間との連携・連絡はアイテムも駆使し密に

常時使用技能
戦闘知識
第六感
野生の勘
見切り
地形の利用
世界知識
咄嗟の一撃
情報収集
早業

護衛・救出対象等有
拠点防御
時間稼ぎ
鼓舞
失せ物探し
オーラ防御
覚悟
救助活動
かばう
聞き耳

C-BA使用
運転
操縦
運搬
騎乗


眞嶌・未来(サポート)
ユーベルコードがシンフォニック・キュアなら、他の誰かに護られながら、BGMのように歌います。

その他のユーベルコードなら、絶体絶命の危機に陥って、九死に一生を得ます。


西院鬼・織久(サポート)
※過度なギャグ、性的な要素のあるシナリオはNG

【行動】
オブリビオン狩が最優先
口調等ステータス参照

五感と第六感+野生の勘で状況を把握し敵行動を予測
罠や逃走する敵の追跡などは戦闘知識の応用で対処する

「闇器」を場面に応じて使い分ける
武器は怨念の炎(呪詛+生命力吸収)を纏い継続ダメージ付与

先制攻撃を仕掛け狭い場所でも縦横無尽に動き回り死角から攻撃
殺気を抑え暗殺を行う事もできるが、大抵は特攻紛いの攻撃特化

集団にはUCやなぎ払いを範囲攻撃に広げるか、単体を夜砥やUCで拘束して振り回して周囲をなぎ払うなどで攻撃

敵の攻撃は残像などのフェイントや武器受けで受け流しカウンターを行う等全ての行動を攻撃に繋げる



● 帝国魔道士を打ち倒した猟兵たち。

「覚悟しろ――外道め、何度でも立ち上がり。貴様を打ち倒そう」
 大神・零児(人狼の妖剣士・f01283)は鎧袖一触、妖刀『魂喰』で切り、妖刀「魂喰」の鞘に変形している黒剣で『黒鞘』打ち据えながら更に加速する。
「届けこの言葉、響け森の彼方まで。風を越えて寄り添う。あなたの心が返る」
「讃えよ、互いの存在を。ヒュッテンブレナー式封印結界、唱和――ッ!」
 ロラン・ヒュッテンブレナー(人狼の電脳魔術士・f04258)は出会い頭に『封印結界【Inno del vicino】(ヒュッテンブレナーシキリンジンサンカ)』を解き放つ。
 ロランの広範囲に響く詠唱、魔力障壁による広範囲への包囲が船内に展開されると障壁と詠唱が共鳴して生まれる魔力の波動が広がっていく。
「さぁ――今だよ、帝国魔道士に攻撃を許しちゃだめだ。追い詰めた相手の反撃ほど恐ろしいものはないんだもの
 ロランは対象を包み込んで敵意を和らげ消し去る非戦の結界により、帝国魔道士のユーベルコードを一時的に封じる事に成功した。
「音が反響する結界なんだね、それだったら私の力が役にたつかも。外に漏れると危ないからしっかりとお願いね」
「任せて! 僕の結界術はばっちりなの!」
 ――『イヤボーン』。眞嶌・未来(センテニアル・ラブドール・f25524)は悲鳴と共に秘められた力を放ち、未来はその悲鳴により全員を高威力で無差別攻撃する。
 しかしそれも、外に漏れるならの話だ。今はロランの結界により悲鳴が外に漏れることはない。
「なんだ、なんだこれは――ッ!」
 悲鳴は結界で反響と共鳴を繰り返したそれはもはやすさまじい電波の振動、それにより帝国魔道士の血液が沸騰した事により奇怪に膨れ、捲れ返り、焼け爛れていくではないか。
「かはっ……奇天烈な、術式を」
 結界が玻璃の音をたてて爆ぜると帝国魔道士は荒い息を何度も吐いて、忿怒を咬み殺すように歯を鳴らす。
「――第六感の、その、先へ!」
 その隙を逃さずに大神はユーベルコード『無双の意識(ムソウノイシキ)』を解き放つ、それは氣功又は気を扱える者でなければ到達できない領域「神速」と「無双」常識を逸脱した力。
「――ッ!」
 強い殺意を感じた帝国魔道士は『帝国式魔道弓術』、再び指を鳴らすと魔法陣から巨大な魔法の矢がホーミングミサイルめいて自在な軌道で零児を追い詰めていく。
 零児に飛来した魔法の矢のことごとくが、純粋な力と反応で生み出された衝撃波に薙ぎ払われる。その結果、魔弾による被害はほぼ皆無。
 それどころか放たれた魔法の矢を切り裂いてた衝撃波がオブリビオンの身体を斬り裂き、帝国魔道士は両腕と腹部におびただしい裂傷を負った。
「指を鳴らさなければ、その術式は発動しない。そうだろう?」
「――ほう、俺も悪鬼羅刹の如き貴様に相応しい闇器を選ばせて貰いましょうか」
 西院鬼・織久(西院鬼一門・f10350)は帝国魔道士へと、柄と刃が一体化した黒い大鎌を構えていく。それは常に怨念が具現化した血色の炎を纏う、まるで命を刈り取る形をしたかのような闇器。
「我等が怨念尽きる事なし、貴様らのようなオブリビオンガイル限り安寧が訪れることはないのだから」
「咎人よ、今こそ聴け、迸る怨嗟の響きを――」
 大鎌を振るうと織久に宿る怨念と殺意の炎が放たれ、オブリビオンを焦がす。焼け、爛れ、焦げ付く膚に帝国魔道士は苦痛の咆哮を洩らしていた。
「アハハハ、悪党であれば容赦はいりませんわね」
 彼女は『瞬きの殺人鬼(アッサシーナ・モメンターニオ)』、中村・裕美(捻じくれクラッカー・f01705)の副人格のシルヴァーナ。
「わたくしから逃げられるとでも思いまして? ――アハハハハ! いい色をしていますわね!」
 シルヴァーナの殺戮本能を一時的に増強することで、全ての能力を著しく上昇させると怒気をオーラめいて纏いながらシルヴァーナの鮫の牙の名を持つ、惨殺ナイフが全身を切り刻み抉った。
「くそ、指が……、それさえ、動けば猟兵など……」
 四肢、胴、喉、顎、眼窩を――ひたすらに、シルヴァーナがただひたすらに惨殺ナイフで切り刻む。鮮血が間欠泉めいて噴き出し、シルヴァーナの顔を汚す。
「ああ! ふふ、なんて綺麗な俄雨ですわね。残念ながら虹は出ないようですけれど、ふふ」
「いったはずだ、落とし前は必ず俺たち猟兵がつけると。おまえの悪運もここまでだ――」
 零児の言葉と同時に振るわれた真一文字の刃がオブリビオンの首と胴をぞぶりと深く切り裂いた! 鮮血が靄を舞う、船内に吹き上がり、煙る雨となりて降り頻る。
 決してオブリビオンが弱かったというわけではない、むしろ帝国魔道士は屍人帝国の中でも指折りの強敵だ。相手が悪かったという言葉は、こういう時に使うのだろう。
 こうして帝国魔道士の悪行は猟兵たちの正義の刃を持ってして幕引きと至ったのだ。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​




第3章 集団戦 『マインドゴーレム』

POW   :    自爆型ゴーレム
自身が戦闘不能となる事で、【抱きついている】敵1体に大ダメージを与える。【自爆までのカウントダウン】を語ると更にダメージ増。
SPD   :    全身兵器
【目からの魔力光線】【飛行腕による拘束】【飛行脚部の回転ドリル】を対象に放ち、命中した対象の攻撃力を減らす。全て命中するとユーベルコードを封じる。
WIZ   :    マインドコール
【天使核操作信号】を放ち、戦場内の【天使核】が動力の物品全てを精密に操作する。武器の命中・威力はレベル%上昇する。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


● versus『マインドゴーレム』

「猟兵の皆さん、なんとか奪われた天使核を確保することは出来ましたが――」
 ――爆ぜるような炸裂音とともに盛大に船内を響かせ、大きく揺らした。
「……見ての通り、帝国魔道士の『マインドゴーレム』が飛空艇を破壊しようとしています」
「あまりに巨大な天使核の為、運搬にまだ時間がかかりそうで」

 今にも沈みそうな飛空艇だが、それでも関係がないほど勇士たちは強い決意を固めている。
 故郷を守るために勇士たちは引き続き力を貸してくれる、猟兵たちは彼らの力を借りてもいいし、自分たちだけで事件を解決してもいい。
 猟兵たちのやるべきことは天使核の奪い返す為にマインドゴーレムを撃退していくことだ。

 ――マインドゴーレムに飛空艇をこれ以上、破壊させてはならない。
月詠・莉愛(サポート)
『あの……宜しくお願いしますね。』
 オラトリオのシンフォニア×聖者の女の子です。
 普段の口調は「丁寧口調(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」
 独り言は「普通かな(私、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

大人しくて口数が少ないですけど、心優しく
動物や植物などの自然が好きな少女。
争い事は苦手ですけど、依頼の成功の為なら戦う事も厭わないです。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


チル・スケイル(サポート)
「皆さん、よろしくお願いします(お辞儀)」
「…(仕事の時間)」

「では、吉報をお待ちください」

竜派ドラゴニアンのクールな女性です。普段の口調は『私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?』誰にでも礼儀正しく接します
戦闘中は 『私、あなた、~さん、言い捨て』不要な発言はしません

戦闘スタイルは魔法による射撃が主体。氷の魔法を操ります。それ以外の属性は使いません

侮辱や暴言、報酬の踏み倒しなど、敬意に欠ける行為を嫌います

他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません
スシが大好きです

あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


スフィア・レディアード(サポート)
『皆さん、頑張りましょう!』
 ミレナリィドールの妖剣士×鎧装騎兵、21歳の女です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、機嫌が悪いと「無口(私、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格は元気で、楽しい祭りとかが好きな少女。
武器は剣と銃をメインに使う。
霊感が強く、霊を操って戦う事も出来る(ユーベルコード)
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


神崎・伽耶(サポート)
『やってみなきゃわかんないしねぇ!』(明るくニヤリ)

アドリブ連携OK。
普段の口調は「庶民的(あたし、キミ、だ、だね、だろう、だよねぇ?)」です。

後先考えず、反射的に行動しますが、他の猟兵に迷惑をかける行為はあまりしません。
姉御肌で、一般人には優しく、時に厳しく接します。

行動原理は好奇心、攻撃よりは防御が得意で、遊撃的なポジションを好みます。
機動力、観察力を生かし、バフやデバフを多用し、トリッキーな攻めを得意とします。

思い付きで動く、常識のある奇人変人ムーヴで描いていただけると大変喜びます。
いっそNPCだと思っていただいてもヨシ!

よろしくお願いします。


エドゥアルト・ルーデル(サポート)
『ヒャッハー!頭ねじ切ってオモチャにしてやるでござる!!』

口調:拙者、名字+氏、~でござる、~ですぞ
属性:混沌・悪

弱きを困惑させ強きを嫌がらせの果に弄り倒す正義なんてどこ吹く風なゴーイング・マイ・ヒャッハー系

シリアスな空気だと破壊するか自分が爆発する
可愛い女の子を見れば興奮する変態
エンジョイ&エキサイティングをモットーに好きなように生きて好きなように死ぬギャグキャラ
オタクらしく戦闘中でも状況に有ったセリフやパロ技を適当にぶっ込みながら戦う様はイカレポンチすぎて敵味方問わず困惑と驚愕させることに定評がある
公言しないが空軍のパイロット



● マインドゴーレムを蹴散らす猟兵たち。

「……後は勇士さんたちが天使核を外に運び出すまで、この飛空艇をマインドゴーレムが壊さないように守らないといけませんね」
 聖なる銃をぎゅっと握りマインドゴーレムを月詠・莉愛(銀の月を謳う・f16320)へと、その照準を合わせて引き金を引く。
「――光の矢よ、敵を貫き浄化させなさい!」
 月の魔力を持つ精霊を宿す聖なる銃の『月光の聖銃』からマインドゴーレムを追尾する光で出来た無数の矢が、目が覚めるような速度で煌めき、被弾したマインドゴーレムの胸部硬殻を叩き割った。
「このままゴーレムの、天使核を砕きますッ!」
 莉愛の『光輝く三日月の矢(ヒカリカガヤクミカヅキノヤ)』は一種のホーミングミサイルめいて自在な軌道を描き、マインドゴーレムの動力源たる天使核へと着弾すると爆発する。
 次々とマインドゴーレムたちを無力化していく莉愛だったが、飛空艇にいるマインドゴーレムたちは破壊活動をやめて猟兵たちと向き直る。
 それらのマインドゴーレムたちは『全身兵器』を起動し、目からの魔力光線を、飛行腕による拘束を、飛行脚部の回転ドリルを猟兵たちへと解き放っていく。
「なるほど、あの核を砕けば動きは止まるという事ですね」
 スナイパーライフルに似た魔法の杖である、狙撃杖『カシュパフィロ』により、氷弾の雨を放出していくのはチル・スケイル(氷鱗・f27327)。
 目からの魔力光線が迫りながらも冷静に疾駆。素早く滑り込むよう、休む間もなく、強大な攻撃にも怯むことなく飛空艇を翔け、爆ぜるような声音とともに盛大な氷弾の雨を響かせた。
「――(すべて終わらせる)」
 チルの『氷術・死(アイスマカブル)』は目の前のマインドゴーレムだけでなく、戦場内全ての冷気体制を凍らせ砕く。
 だが、何もかもが思うままになるはずもなく、一瞬たりとも気の抜けぬ戦いであるのは変わらぬまま、飛来した腕は拘束と同時に飛行脚部の回転ドリルは――スフィア・レディアード(魔封騎士・f15947)へと。
「あなたの動きなど、見抜いているよ!」
 マインドゴーレムの魔力の動きを霊視能力で視る事でその攻撃の軌道を予知して、妖力に満ち溢れた深紅の刀身を持つ巨大な刀を構える事で鍔迫り合いの恰好となる。――『霊体変化(レイタイヘンゲ)』により繰り出されたは攻防は、その鍔迫り合いすらも一幅の名画が如く凄まじい。
「はぁっ―――――!」
 拮抗が崩れ猟兵の方へと傾いた暫時に、畏れ多い威圧感を放つ『畏怖の魔剣』を構え、駆ける――鎧袖一触、刀で切り、刃の側面で打ち据えながら更に加速する。
 その身に対してあまりに巨大な刀だが、体格など……猟兵の膂力を左右するような制約ではない。
「勇士さんたちが、天使核を取り戻して。故郷を護るまで……私たち猟兵は止まりません」
 その言葉と共にスフィアは巨大な魔剣をまるで竜巻のようにぶうん、と力強く振り回され、暴風に呑まれたマインドゴーレムは数を減らしていく。
「わっ、皆やるね。あたしはどこまでやれるか……それはま! やってみなきゃわかんないか」
「――てぇっ!? な、なに!? 急にゴーレムの天使核が激しく点滅しているんだけど」
「あの点滅、嫌な予感は恐らく正しいでござろう。あやつら――自爆するつもりでござる」
 見るからに怪しい挙動を始めた、残りのマインドゴーレムたちを見て焦りだした、神崎・伽耶(トラブルシーカー・ギリギリス・f12535)の言葉に対して、コミカルな口調でサムズアップをしながら、エドゥアルト・ルーデル(黒ヒゲ・f10354)は楽し気に答えていく。
「や、やっぱりそれだよねぇ……。ギリギリってスリリングで楽しいけど、こういうのはノーセンキューかな……」
「だったら、そうなってしまう前に先手必勝でござる! ――たまには気軽に暴れたい時も……ある!」
 エドゥアルトは『コンソールコマンド』を解き放ち、自らの意思を持った流体金属生命体の性能が限界まで引き上げられていく。
「今回は人の命が掛かっているでござるよ、頼むのである」
 普段は嫌がらせに「癇癪」と名付けられるほど、強い意思を持つオウガメタルの『Spitfire』は完全にエドゥアルトとの連携を発揮し、自爆を試みるマインドゴーレムたちを球体のように取り込んでいく。
「よし、これで爆発しても被害が無いでござるよ。このまま中で破壊してしまいましょう」
「おっけー、任せて! それじゃあ、いっくよー!」
 先端にフックのついた頑丈かつ軽量なワイヤーで、飛空艇の天井を掴むとワイヤーを巻き上げて勢いよく飛びあがると、そのままのくるりと身体を反転し今度は天井を駆け下りるように、重力を味方に付けてさらに加速。
「――マウントポジション、ってね!」
 高い場所にいるという条件でのみ使用が出来る、伽耶のユーベルコード『Mount Noble(マウント・ノーブル)』。
 マスタードイエローに塗られた折り畳み式の片手半剣は、暫時にその立派な刀身を成してオウガメタルを叩きつけ、余波と呼ぶには苛烈すぎる勢いと威力を内部のマインドゴーレムたちへと伝播させていく。
 ――その衝撃によって、爆ぜるマインドゴーレムたち。
「うわっ、すっごい衝撃。普通に自爆されてたら大変な事になっていたねぇ……」
 どうにか彼ら猟兵たちが担当する一角の制圧は出来たようだ。しかし――まだ天使核を運び出すにはまだ時間がかかるはずだ。
 この後どうなるかは他の猟兵たち仲間の活躍にも掛かっている。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

北条・優希斗(サポート)
『敵か』
『アンタの言う事は理う解できる。だから俺は、殺してでも、アンタを止めるよ』
『遅いな』
左手に『蒼月』、右手に『月下美人』と言う二刀流を好んで戦う剣士です。
自らの過去を夢に見ることがあり、それを自身の罪の証と考えているため、過去に拘りと敬意を持っております。その為オブリビオンに思想や理想があればそれを聞き、自分なりの回答をしてから斬ります。
又、『夕顔』と呼ばれる糸で敵の同士討ちを誘ったり『月桂樹』による騙し討ちを行なったりと絡め手も使います。
一人称は『俺』、口調は年上には『敬語』、それ以外は『男性口調』です。
見切り、残像、ダッシュ等の機動性重視の回避型の戦い方をします。


ミルディア・ディスティン(サポート)
「サポート?請われれば頑張るのにゃ!」
 UDCでメカニックして生計を立ててるのにゃ。
 『俺が傭兵で出撃して少し足しにしてるがな?』
 ※自己催眠でお人好しで好戦的な男性人格に切り替わりますがデータは変わりません。

 ユーベルコードはシナリオで必要としたものをどれでも使用します。
 痛いことに対する忌避感はかなり低く、また痛みに性的興奮を覚えるタイプなので、命に関わらなければ積極的に行動します。
 公序良俗は理解しており、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。むしろ積極的に助ける方です。
 記載の無い箇所はお任せします。よろしくおねがいします。


ヴェルンド・ラスリス(サポート)
 ダンピールのブレイズキャリバー×魔剣士、30歳の男。
 普段の口調は「男性的(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)」
口数が少なく、普段は積極的に他人とコミュニーケーションは取りません。
 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、四肢の切断程度の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。


叢雲・雨幻(サポート)
堂々と正面から、と言うよりは掠め手で相手を惑わせて
攪乱しながら一網打尽にしていくような戦い方を好むよ。

使う武器は【黒雲】【黒霧【対】】の二刀流での高速戦闘が主。
使うUC次第では連結してダブルセイバーにしたり、
そもそも剣を主武器として使わず【武器受け】用として使いつつ、影を操る攻撃で戦ったりするよ。

主に戦い方の例を挙げるならば
【目立たない】様に物影を介して【忍び足】で動き回り敵の視線から外れたり、
【闇に紛れて】居場所を攪乱したり
攻撃すると見せかけた【フェイント】を使って騙したり、
【武器(で)受け】てから【カウンター】で仕留める等だね。
洗脳等で助けられる相手を攻撃する際は、ある程度手心を加えるかな


燈夜・偽葉(サポート)
★これはお任せプレイングです★
『ぶった斬ってあげます!』
妖狐の剣豪 × スカイダンサー
年齢 13歳 女
外見 黄昏色の瞳 白い髪
特徴 長髪 とんでもない甘党 柔和な表情 いつも笑顔 胸が大きい
口調 元気な少女妖狐(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、でしょうか?)

性格:
天真爛漫年下系ムードメーカー(あざとい)

武器:
刀9本
黄昏の太刀(サムライブレイド)を手に持ち
場合によっては念動力で残り8本を同時に操る

ユーベルコードはどれでもいい感じで使います

敵の動きは見切りや第六感を生かして回避
避けられなければ武器受けで対処します

多彩な技能を持っていて、問題に対していい感じで組み合わせて対処します




「さて、あとはこのあたりのゴーレムを倒せばいい。わかりやすい仕事だな」
 レジスタンスたちの勇士たちが天使核を運び出すまでの間の稼ぎ、それが北条・優希斗(人間の妖剣士・f02283)たち含めた猟兵たちの仕事だった。
「それにしても……ずいぶんとブルーアルカディアっていうのは治安が悪いんだな」
 その言葉を静かに聞きながら、最近妙にブルーアルカディアと縁があるヴェルンド・ラスリス(獄炎の復讐鬼・f35125)は辟易した気持ちを隠さずに吐き捨てる。
「ぶった斬ってあげますよ! ゴーレムさんたち」
 おっとり刀に駆け出したのは燈夜・偽葉(黄昏は偽らない・f01006)、鮮やかな黄昏色の刀身の太刀を煌めかせてマインドゴーレムに迫る。
 戦場の緊張感と高揚にぎらぎらと目を輝かせ、すぐさま斬撃の嵐を放って優希斗はマインドゴーレムを牽制する。
「さ、剣の極致、見せてあげましょう」
 解き放たれた偽葉のユーベルコード『剣よ、心を統べて(シンケン)』によって、無念無想の境地に覚醒して剣聖状態に変身し、戦闘能力が爆発的に増大していく。
 凄まじい身体能力によって、猛然たる速度で間合いが縮まる。まるで時空が歪曲、偽葉は挨拶代わりの一手目を『黄昏の太刀』で仕掛け、文字通り戦場の活路を切り開いていく。
「まだまだ、剣の極致はこの程度ではありませんよ」
 ぐんと視界が流れ、色つきの奔流めいた景色の中で対手の姿が近づく。無念無想の境地に覚醒した偽葉の前にはもはや間合いというのはひどく曖昧だ。届かせると思えば叶うほどに簡単に距離を超越してオブリビオンへと刃を届かせる。
「変われ!目の前の怨敵を薙ぎ払う形へ!」
 ヴェルンドもまた、愛用の『復讐の黒十字架』へ獄炎を纏わせ斧に変形する。本来であれば長身のヴェルンドよりも大きな剣身を持つ呪われた黒い十字架を半分の長さまで凝縮し、密度を上げる事で攻撃力を増大だせていく。
 復讐と言うなの狂おしいばかりの情緒の氾濫を獄炎へと伝播させ、『自爆型ゴーレム』となったマインドゴーレムを次々と焼き切るような形で両断していく。
「舐めるな、そう簡単に――掴ませねぇよッ!」
 天地を揺るがさんばかりの怒声で、半歩深く踏み込み自爆を試みるためのコアをたたき割る。
「捕まれたら面倒な事になってしまいそうだね。間合いを維持しながら各個撃破していこうか」
 左手に透き通る美しい刀身の闇に堕ちた娘の涙から生まれた魔刀の『蒼月』、右手に戦神と呼ばれたオブリビオンの呪詛を纏った白銀の妖刀である『月下美人』を優希斗の二刀流を構えて、マインドゴーレムに向き直る。
 暫時の間、優希斗の四方から一斉にマインドゴーレムが取り囲み強引に抱きつき盛大な自爆を行う。――はずだった。
「悪いな。この蒼穹の瞳なら未来を読める……!」
 そう、これは『剣王の瞳』たる蒼穹の瞳で数秒先の未来を視る事で垣間見た世界。鎧袖一触、刀で切り、鞘で打ち据えながら更に加速しながらも、次々とマインドゴーレムを切り伏せる事で、未来予知視で映った世界を切り捨てる。
「あんまり未来に頼るつもりはないけど、使えるものは使わせて貰うさ」
「最後の一仕事も気を抜かずにいくのにゃ!」
 ミルディア・ディスティン(UDCの不可思議メカニック・f04581)は見知ったレジスタンスの勇士たちを護るためにも、全速全開!ともかくやってみるのにゃ! と、気合十分にマインドゴーレムとの戦いに挑む。
「今回も力を貸して欲しいにゃ、騎士さんたち!」
 炎を纏わせた武器を持つ、古代の戦士たちをミルディアは召喚するが、マインドゴーレムも『マインドコール』もまた天使核操作信号を放つ。激しい戦闘によって飛空艇に撒き散らされた物品を精密に操作することで、ポスターガイストのようにミルディアへと休む間もなく襲来する。
「にゃぁっ! だ、だ、大丈夫にゃ。戦士さんたちならこれくらいっ!」
 ミルディアのユーベルコード『サモニング・ガイスト』により意味出された戦士は、飛来した物品を炎の武器によって激しく振動する原子がぶつかりあうような交錯の後、次々と打ち返しゴーレムたちの姿勢を崩す事に成功した。
「若い子たちがあんなに頑張ってるんだ、オジサンもちょっと気合いをいれないといけないね」
 黒い刀身の片刃剣。丈夫かつ軽く、凄まじい切れ味を持つ。バスタードソードの『黒雲』を叢雲・雨幻(色褪せた根無し草・f29537)は携え、居合の構え姿勢で暫くその場に留まる事でユーベルコードを解き放つ。
「よぉし……オジサン張り切っちゃおうかな!」
 異常な高速移動と共に放つ無数の斬撃の『雷雲撫で』、目が覚めるような速度の刺突が煌めき、マインドゴーレムの胸部硬殻を叩き割る。
「こんだけ、若者が頼りになると。おいさんも仕事がし易いったらありゃしないね」
 溜める時間は構えに入ってから数秒。1人であれば致命的とも呼べるその隙であるが、この戦場ではその限りではない。
 目立たない様に仲間が生み出した、物影を介して忍び足で動き回り敵の視線から外れることで闇に紛れてる事でその時間を生み出す。そうして繰り出される高速移動による一撃で、次々とマインドゴーレムたちを沈めていく。
「食べ残しをこうして片付けるのも、年上の仕事だからね」
 疾駆。素早く滑り込むよう、立ちはだかり雨幻はうち漏らしを逃さずに脅威を消し去っていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

カグヤ・アルトニウス(サポート)
基本戦術は「先制攻撃しかるに乱戦」です

マルミアドワーズでの戦闘
主砲:”ロンゴミニアド”螺旋空間投射式礫砕砲
(トゥインクル・スターを武装として使用・相手の近くにゲートを開けて攻撃)
速射型量子砲×10or10連装対高機動ミサイル

キャバリア戦
重対艦剣”マルミアドワーズ”の接近戦と”トゥインクル・スター”機動兵装システムの各種武装での攻撃を使い分け、それをサイキックで適宜アシストします


それ以外(生身)
【念動力】+【衝撃波】+【範囲攻撃】+【精神攻撃】+【催眠術】の「精神嵐」で変な意識を書き込んで足止めしつつテレポートしてエクストラ・ブルーで斬り付けるというのが定番です


曽我部・律(サポート)
『この力を得たことは後悔していない……』
『私以外の人間が不幸になるところを見過ごすことはできないんでね』
『こういうのには疎いんだが……ふむ、こんな感じか?』
とある事件で妻子を失い、その復讐の為にUDC研究を続けているUDCエージェントです。ですが、UDCを強引に肉体に融合させた副作用として徐々に生来の人格は失われつつあり、妻子の記憶も彼らの写真によって辛うじて繋ぎ止めています。
多重人格者としての別人格『絶』は凶悪なオブリビオンの存在を察知すると、律に代わって表に出てきて戦います。その際、口調は『おい律……うまそうな匂いがするじゃねぇか。代われよ』みたいな凶悪な感じになります。



● ブルーアルカディアの“天使核”といふもの

「こういうのには疎いんだが……ふむ、天使核というのは便利な動力でありつつ危険なのだな」
 曽我部・律(UDC喰いの多重人格者・f11298)はマインドゴーレムの体内で煌めく琥珀に似た色味の天使核。オブリビオンの心臓である“天使核”、それを動力として文明を生みだしたこの世界は非常に興味深いものだ。
「ええ、大きさに対してかなりの出力を感じますよ。宇宙艇やキャバリアに転用出来たりはしないだろうか」
 普段は『キャバリア:ホワイト・レクイエム』を乗りこなす、カグヤ・アルトニウス(辺境の万事屋兼宇宙海賊・f04065)は律同様に、奇異な天使核という動力源に興味を示す。

「ならばなるべく破壊しないようにやってみようか」
 律はユーベルコード『ストーキングシャドウ』を発動し、影法師と黒い獣を自らの影が膨れ上がりマインドゴーレムを挟撃するように、左右から同時の攻撃を仕掛ける。
「外皮は好きなだけ喰っていいが。中心の核は餌じゃないからな」
 艶めかしい光沢を放ちながら蠢いている『オーブ・オブ・ウーズ』は、律が召喚したUDCを使役するために開発した触媒。生み出された影法師と黒い獣を巧みに操り、マインドゴーレムの胴体を両断する斬撃でその脇腹を深く抉っていく。

「見事ですね、それだったら――わたしも!」
 カグヤは念動力により広範囲に広げた精神に直接たたき込まれる催眠攻撃、それを衝撃波としてマインドゴーレムに放っていく。
「別に精神攻撃は何も生物だけにだけ、というわけではないんですよ」
 ゴーレムの視界に致命的な認識障害を引き起こし、さらにはテレポートによる時空歪曲で猛然たる速度で間合いが縮まる。カグヤは意識外の不意打ちの一手目はカグヤの心より生まれた、透き通る様な晴れた青空の色の長さ1.5m程の太刀状の光剣の『エクストラ・ブルー』によって放たれた。

「よっと、へぇ。これが天使核ですか。近くで見ると綺麗ですね」
「思わぬ戦利品が手に入った、それはキミの好きにするといい」
 その冴え渡った一撃により、見事に天使核だけをかすめ取る事に成功した。持ち帰って使えば何かの動力として十分に機能するはずだ。近隣の浮遊大陸売るだけでもそこそこの値になる、これをどうするかは猟兵たちに委ねられた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

マホルニア・ストブルフ(サポート)
◇口調
男性的【私、お前、呼び捨て、だ、だな、だろう、なのか?】~よ、構わん、等
協力者には丁寧に接するよ。

◇行動方針:問題の解決
一般人がいれば保護が優先。
多少の負傷は問題なく行動。

◇戦闘・技能
知覚端子を張り巡らせて情報収集しながらサポートしようか。
電子媒体はハッキング、戦闘はグラップル、切断、射撃系がメインだな。使える技能は使っていこう。

武器はレヴィアスクかアサルトライフル。移動や捕縛でグレイプニルを使うこともあるな。張り巡らせて、多少の高度なら足場などに転用などか。
ハッキング・呪詛・UCを組み合わせて邪道問わず戦うタイプだな。
詠唱描写は有っても無くても構わんよ。後はよろしく頼む。


レイカ・ヴァンスタイン(サポート)
フェアリーの聖者×プリンセス、8歳の女です。

戦闘は苦手で援護や救助、支援など中心です。
武器は人間大の人形(銃火器持)ですので、運搬作業も可能です。
普段は悪戯(許せる範囲)で遊ぶ※戦闘とは別です。

普段の口調は「マイペース(ウチ、相手の名前+ちゃん、なの、なの?)」
苦しい時は「愛想笑い(ウチ、相手の名前+ちゃん、なの、なの?)」です
幼いので殆どひらがなで喋ってます。

・ユーベルコードは必要に応じて、多少の怪我は厭わず積極的に行動(支援中心)します。
・他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
・あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


琶咲・真琴(サポート)
灼滅者の両親を持つ9歳の男の娘
母親に憧れて女装している
膝上15cmのスカートは正義


普段の一人称はボク
二人称はあなた、呼び捨て
口調は敬語が基本

大切な人とや本音で話す時は素に戻り
一人称がオレになったり男口調になる

familia pupa(2体の男女の片翼人形)を
お祖父ちゃん、お祖母ちゃんと呼び
いつも連れ歩いている(目立つ場合は肩掛け鞄の中にいる

戦闘
指定したUCを状況に合わせて使う




例え依頼の成功の為でも
迷惑行為はせず、
公序良俗に反する行動はしない

アドリブ
連携大歓迎


メイリン・コスモロード(サポート)
『一緒に頑張りましょうね。』
人間の竜騎士×黒騎士の女の子です。
普段の口調は「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、時々「対人恐怖症(ワタシ、アナタ、デス、マス、デショウ、デスカ?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
人と話すのに慣れていなくて
「えっと……」とか「あの……」とか多様します。
戦闘ではドラゴンランスを使う事が多い。

その他、キャラの台詞はアドリブ等も歓迎です。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


コーデリア・リンネル(サポート)
 アリス適合者の国民的スタア×アームドヒーローの女の子です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、機嫌が悪いと「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。

内気な性格のため、三点リーダーや読点多めの口調になります。
ですが人と話すのが嫌いでは無いため、
様々な登場人物とのアドリブ会話も歓迎です。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!




「術者が既に死んでいるという事は、マインドゴーレムは既に決められた行動をしているはず」
 マホルニア・ストブルフ(構造色の青・f29723)は技術者としての視点からゴーレムたちの行動を予測し、その対策を講じようとしていく。
「……、あの幾何学模様の浮き出たものが、基盤の様なものなのだろうか」
 知覚端子を張り巡らせて情報収集し、的確にゴーレムの行動がどのように行われ判断されているのか、マホルニアにとっては容易く見破ることが可能だった。
「CODE:EMISSION//LDF_B_MODULE COORDINATE SHIFT.」
 機器の使用や演算処理のリソースを遠隔補填する演算装置の『shelaⅣ』を通じて、ユーベルコードを発動。『光り輝く者(ヒミングレーヴァ)』が複雑に飛翔し、戦場のゴーレムを取り囲んでいきく。
「さ、これで彼らは思うように動けなくなったはずです」
 モジュールの放射と外殻の反射で編まれた縦糸と横糸によって、ハッキングされたゴーレムはその動きを大きく鈍らせていく。
「わっ! わー! 不思議な光でゴーレムたちがゆっくりになったよ」
「どうやったんだろう、うーんうーん! 難しい事はよくわからないけど、私も頑張るね!」
 難しい事を理解する事が出来なかったが、光る雪結晶をレイカ・ヴァンスタイン(銀光精・f00419)は同様にマインドゴーレムへと放つ。ユーベルコード『雪月花(セツゲッカ)』、それはゴーレムたちの動力を休眠状態に持っていくことで、天使核の動きが鈍化したマインドゴーレムはさらに大きな隙を晒していく。
「雪の上に 照れる月夜に 梅の花 折りて贈らむ 愛しき子もがも」
「さー! みんなで、ゴーレムたちへと総攻撃なの!」
 レイカもまた新たに携えた武器たちを花びらへと開けて、マインドゴーレムをかく乱し、さらには炎が舞い踊るように飛び回って全身を斬りつけていく。
「ふふ、そんなにゆっくりになったあなたたちにやるのは、少々心が痛みますが」
「あなたは逃げられますか?―――神羅畏楼・天鷹氣弾」
 空を飛んで琶咲・真琴(1つの真実に惑う継承者・f08611)は周囲を感知し、遅く見える炎纏う事でゴーレムたちを完全にユーベルコードの照準に捉える。
 炎を通して見えるせかいは、まるでスローモーションのようにゆっくりと流れている。ゴーレムたちが万全な状態だったとしても、狙いを外す事はきっとなかっただろう。
「喰らい尽してッ!」
 追尾性が高い白銀の鷹の姿をした闘気の弾は一種のホーミングミサイルめいて自在な軌道を描き、標的に着弾すれば爆発する。衝撃によってもうもうと立ち込める土煙が、星と桜と兎の意匠が凝らされた脇差、『星夜桜花』の一振りで雲散霧消した。
 そこには見事な一撃で両断されたマインドゴーレムたちの姿が、転がっているだけだった。
「ボクだってやってみせるんです! この調子を崩さずに行きましょうか!」
「えっと……はい! 私も、頑張ります」
 夜空の星の名を持つ、光の属性を宿し闇の力をかき消すとされるドラゴンランスの『シリウス』をメイリン・コスモロード(飛竜の鉾・f13235)は構え、ここが勝負どころと見極めると一気に駆け出すと正真正銘真っ直ぐに突っ込みドラゴンランスを振り抜く。
「私の中に眠る竜の力よ、槍に宿りて敵を貫きなさい!」
 一見すると無鉄砲を体現するがごとき突撃だが、それはメイリンの卓越した技術を下地に放たれた『飛竜の聖槍(ヒリュウノセイソウ)』。ユーベルコードを解き放つと竜のオーラを纏った聖なる力を持つ槍は星のように光が鏤められているかのように、神秘的な煌めきを見せ。
 星の光の如き破壊となって迸しることで、ゴーレムたちの群れを見事にメイリンは一掃したのだった。
「頼れる技、というものがあるといざという時に本当に安心が出来ますね」
 ドラゴンランスと一緒に長年の間協力して行った末に獲得した技、それは確かにメイリンの今を支えているようだ。
「さぁ、もうあなたは逃げられませんよ」
 周囲にちりぢりになったマインドゴーレムたちを逃がさぬように、コーデリア・リンネル(月光の騎士・f22496)『フォトンサイクロン』から放たれた『雷撃の鎖(ライゲキノクサリ)』で、オブリビオンたちを繋いでいく。ユーベルコードの名前に相応しい、その雷撃の鎖は周囲にマインドゴーレムたちを拘束するように絡みついていく。
「いっけー! これで終わりですよ! ゴーレムさんたち!」
  銃の内部で光子を強化増幅させて一斉に放つ、高度な科学技術で作られた兵器。『フォトンサイクロン』にビームが充填されるたびにびりびりと大気が振動する。並の兵士であれば、心の臓が潰れているかもしれないほどのプレッシャー、爆ぜるような声音とともに盛大な銃声を響かせた。鎖により繋がったゴーレムたちはビームの衝撃が次々と伝播していく事で、黒煙をあげて爆散したのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

禍沼・黒絵(サポート)
『クロエと遊んでくれる?』
 人間の人形遣い×ビーストマスター、13歳の女の子です。
 普段の口調は「無感情(自分の愛称、アナタ、ね、よ、なの、かしら?)」、独り言は「ちょっと病んでる(自分の愛称、アナタ、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

一人称はクロエ、人からクロエと呼ばれると喜ぶ。
ちょっと暗い感じの無表情なキャラ
武器は装備している物を自由に使って構いません。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


中村・裕美(サポート)
副人格・シルヴァーナ
『貴方はどんな血を流すのかしら』
多重人格者の殺人鬼× 竜騎士
外見 赤の瞳 白の髪
特徴 長髪 のんびり 社交的 惨殺ナイフを愛用 実は胸が大きい
口調 (わたくし、~さん、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)

裕美のもう一つの人格で社交性と近接戦闘特化。お嬢様口調だけどアグレッシブ
戦闘では【残像】が残るような優雅ステップで敵に近づき、惨殺ナイフによる【切断】。ちょっぴり猟奇的かもしれないが、そこはご愛嬌
槍を使うことがあれば、相手を【串刺し】にします
その他使えそうな技能があれば適宜使用する感じで
【瞬きの殺人鬼】使用後の昏睡状態はもう一つの人格に切り替えカバー

あと、虫が苦手


レナ・ストリーム(サポート)
「そんなつまらないことしてないで、あたしと遊びましょうよ。
あたし?あたしは魔女のレナよ。レナちゃんって呼んでいいわよ。遊ばないならあなたの服装もっとよく見せて。その服の拘りはどんなとこなの?」

オシャレ魔女を目指している。色々と成長途中。
口調だけはいっぱしで、ペラペラとそりゃもう喋る。

魔女とは刹那的で楽しさを追求するべきものだと思っている。ので、そのように振る舞おうと努力中。
とはいえひどいことをするのは好きじゃないし、そんなことより皆のファッションが気になる。
味方だけじゃなく敵の服装にも興味津々。

ユーベルコードを使うのは楽しいので、積極的に使っていきたい。

他はお任せ。


リステル・クローズエデン(サポート)
基本
援護主体。あくまでサポートですからね


迷彩+目立たない+闇に紛れる


視力+第六感+見切り
ダッシュ、ジャンプ、空中浮遊など


オーラ防御、各種耐性。
武器受け


POW攻
呪剣・黒と
ユーベルコードを用いた接近戦。
鎧砕きや武器落としで戦力を削る。


SPD攻
クナイの投擲による援護射撃。
範囲攻撃、乱れ撃ち込みで
ユーベルコードも有効なら使用。

WIZ攻
ユーベルコードに
破魔、呪詛、恐怖を与える等を組み合わせ。
範囲攻撃することで足止めや
行動阻害を行う。


(コメディタッチシナリオでも、空気を読まず
基本的にはまともに行動します

ただ、ちょっとズレタことになるかも。)

口調 (僕、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)




「......このゴーレムさんはあんまり可愛くないね?」
 人形遣いの禍沼・黒絵(災禍の輩・f19241)は糸で操ることが出来、手や足には暗器が仕込まれている、『クローム』と名付けた黒いクマのぬいぐるみとマインドゴーレムを何度も見比べる。
「ん、やっぱりクロエのクロームの方がずっとかわいい」
「でも……クロエと遊んでくれるなら、それで十分よ」
 黒絵は自らに流れる呪われた血による魔力を一時的に増強し、指先の更に鋭敏に尖らせて精巧な『クローム』の操作を可能していく。指先の動きで、からくり人形を操り直線と曲線を交えた虚実を混ぜた高速移動でマインドゴーレムをかく乱する。
 すぐに気付いたマインドゴーレムは回り込まれたと考え横にぐるっと大きく腕を薙ぐ。
「――クロエの本気、見せてあげる」
 だが手応えなく空を切った。見れば背後に回った『クローム』は引いて間合いを取っていた。反撃とばかりに飛び込んで振るわれた真一文字の爪がマインドゴーレムの胴をぞぶりと深く切り裂いた!
 一筋の閃光が煌めく――それは、惨殺ナイフ『Zanne di squalo』のものだった。鮫の牙という意味。折れても新しい刃が生えてくる魔法のナイフ。刃だけの射出により、目が覚めるような速度の刺突が煌めく事となった。
 それは同時に中村・裕美(捻じくれクラッカー・f01705)がシルヴァーナの人格に切り替わるへと切り替わるためのスイッチ。
「さぁ、わたくし達に立ち塞がる者は、すべて切り裂いて差し上げますわ」
「切り刻んでも少々手応えがないというのが、寂しいところですけれどね」
 シルヴァーナはマインドゴーレムの懐に潜り込んで、背中を斬り裂くとさらに何度も往復し、舞い踊るように飛び回って全身を斬りつけた。
「ああ、血潮も吹き出ず、叫び声ない。全く滾らないお相手ですわ」
 言葉から滲む狂おしいばかりの情緒の氾濫を乗せて、シルヴァーナは流麗な剣閃を無数に走らせた。
 出し惜しみは無し、と言わんばかりに青白い肌の『真の姿』へとその身を変身させたリステル・クローズエデン(なんか青いの・f06520)。
「この身は刃……切り裂く青き呪いの刃……。 呪力……解放! クロックアップモード!」
 冷たき刃の如き、青き呪いのオーラを纏い、リステルはスピードと反応速度が爆発的に増大させていく。
「この姿で悠長に戦ってはいられません、ですから――全力でッ!」
 解き放たれた、ユーベルコードの名は『呪力解放・瞬刻斬光形態(ブルーバースト・クロックアップモード)』、すさまじい能力の増強と引き換えの代償は戦闘終了まで毎秒寿命を削る。
 無銘の刀が呪いの影響で一時的に妖刀と化した形態。冷たき殺気を纏う刃である、愛刀の『呪刀・消銘』を携え、青き呪いをオーラめいて纏うリステルの斬撃が冷たき殺気を纏うことで、装甲を容易く砕くと同時にマインドゴーレムの全身を切り刻み抉った。
「後始末ってなんだか、楽しくないイメージがあるのよね」
「でも、それはやっぱり工夫がたりないだけ。楽しいって思えば楽しくなるわよね」
 意思を持つ魔法の箒の『ウィザードブルーム』を手にレナ・ストリーム(魔女っ子・f34922)はどうすればと、暫時の間に思案をする。
「どう思う? って言って、答えてくれる魔法の箒だったらよかったのだけど」
 悲しいけれど自分で決めないといかないことね、レナはペラペラとそりゃもう口を閉じると死んでしまうのではないかと思うくらいに、言葉を並べ立てる。
「うーん、やっぱり派手なユーベルコードね。これが一番楽しそう、積極的に使っていきましょう」
 レナが選んだユーベルコードは『アルカナ・ブラスター』、激しく振動する原子がぶつかりあうような交錯に生み出された白炎属性の破壊光線が、奔らせた煌きを纏わせマインドゴーレムを見事に打ち倒していくことに成功した。
「さーて、こっちはこれで安心ね。あとは残りの猟兵さん次第かしら」
 すっかりと綺麗になった眼前を尻目に、レナは猟兵の仲間へと思いを馳せるのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

シャーロット・ゴッドチャイルド(サポート)
ダークセイヴァ―の貧しい農村に生まれた聖なる力を宿した女の子です。暗い過去を背負った子ですが、いつも周りに気を使っていて笑顔を絶やしません。

ホーリー・ボルト~光の精霊の力で、光属性の魔法の矢を放ちます。
エレメンタル・ファンタジア~炎の精霊を呼び出し、炎の竜巻を巻き起こす。予想以上の威力のため、制御するのがやっと。
絶望の福音~10秒後の未来を予測する。
生まれながらの光~左の手のひらにある聖痕から他者を癒す。

「私は笑うって決めたの・・・じゃなきゃ、前に進めないもん!」

エロやグロに巻き込まれなければ大体のことは大丈夫です。


陽環・柳火(サポート)
 東方妖怪のグールドライバー×戦巫女です。
 普段の口調は「チンピラ(俺、てめぇ、ぜ、だぜ、じゃん、じゃねぇの? )」

悪い奴らはぶっ潰す。そんな感じにシンプルに考えています。
戦闘では炎系の属性攻撃を交えた武器や護符による攻撃が多い。
冒険等では割と力業を好みますが、護符衣装を分解して作った護符などを操作したりなどの小技も使えます。

 ユーベルコードは指定した物を使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動し他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。お触りなしのお色気までが許容範囲。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


リーヴァルディ・カーライル(サポート)
※【限定解放・血の化身】による分身体

怪力任せな振る舞いは品が無いと感じる
吸血鬼流の礼儀作法に則り行動する高慢な人格

…ふふふ。次はどんな世界かしら?
あの娘の分まで楽しまないとね

はぁ…思いの外、煩わしいものね
太陽の光というのは…

陽光は"影精霊装"の闇に紛れるオーラで防御し、
移動は"血の翼"による空中機動で行い、
魔力を溜めた爪から血の斬撃波を乱れ撃ち、
状況に応じてUCや吸血鬼の能力を使用する

・第六感に訴え魅了、暗示を行う魔眼
・無数の蝙蝠や狼等の眷族を操り攻撃する集団戦術
・残像のように存在感を消し攻撃を透過する霧化…等々

あら、もう終わり?意外と脆いのね?

それじゃあ終わりにしましょうか?


リンカーベル・ウェルスタッド(サポート)
主よ、いと気高き万軍の王よ、どうか私たちを喜びの歌と共に朝を迎えさせて下さい――。
と言う訳で! アーメン、ハレルヤ、デストロイです!

殲滅速度重視で、戦況や敵の種類を考慮して最も効果的なユーベルコードを使用。
武器はその場その場で有効に使用出来るものを選択して使用。
近距離で殴りあう必要が無ければ、弓や銃で狙撃を行う。
周辺に利用できそうな物があれば何でも使って攻撃。
他の猟兵がいれば協力したり支援したりする。

物腰(だけ)は柔らかな聖職者見習い。
無用な争いは好まないため、可能な限りは会話や情報収集でことを進める。
それらが難しい・時間のロスが激しい・他猟兵の目的遂行の邪魔になる場合は力技で解決する。


アネモス・アルビレオ(サポート)
※連携・アドリブ大歓迎です※
冒険!集団!ボス!日常!
いっぱい活躍出来たらいいな!

性別:美少年を司る自称性別:美少年です。
人生エンジョイ勢、喜怒哀楽の喜楽特化型。誰かを非難したり、自画自賛はせず「〇〇さんってすごーい!」と人を褒めて感動して喜ぶタイプです。
各世界を楽しみながら渡り歩き他者をお手伝いすることを喜び積極的に行動します。
「大丈夫。僕に任せて!皆と世界のために美少年パワー発動!」
探索・戦闘どちらにおいてもUCビショーネン・クリエーションを使用、その場に大量の美少年を呼び出し人海戦術で行動します。
 
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
依頼の成功のためでも公序良俗に反する行動はしません。




「ふふ、あの娘の分まで楽しまないとね。いえ、あの娘の分までしっかりと活躍しませんとね」
 こういったのはリーヴァルディ・カーライル(ダンピールの黒騎士・f01841)ではなく、ユーベルコードによって生み出された吸血鬼人格リーヴェの依り代。血の一滴、一本の髪の毛を変異して分身によって生み出された彼女は五感を共有することにより、リーヴァルディ本人の能力とも遜色のない能力を秘めている。
「――さぁ、迸る血鎖の響きにひれ伏しなさい」
 吸血鬼人格リーヴェは魔力を溜めた爪から血の鎖状の斬撃波によって、マインドゴーレムの胴体を両断し、さらには脇腹を深く抉る。体制を崩したゴーレムは図らずとも、リーヴェへと首をたれるような姿勢になってしまう。
「良い心がけね、お礼にそのまま極楽へと連れて行ってあげるわっ!」
 鮮血が靄を舞う、宙に吹き上がり、煙る雨となりて降り頻り――ゴーレムたちは血弾の雨でハチの巣にしていく。
「すごい……私も負けないように頑張らないと」
 刀身にルーンが刻まれた聖なるナイフを携えて、シャーロット・ゴッドチャイルド(絶望の福音・f23202)も同様にマインドゴーレムへと立ち向かう。
「光の精さん、力を貸して.....っ!」
 シャーロットはユーベルコード『ホーリー・ボルト』を発動。それは彼女がアルダワ魔法学園の精霊術の経験を活かして生み出された独自の術式。「弓」と「太陽」のルーンを組み合わせ詠唱する、光の精霊の力を借りた精霊魔法。
「射抜く、どんなに装甲が分厚くても、打ち続けるもん!」
 ホーリー・ボルトは一種のホーミングミサイルめいて自在な軌道を描き、標的に着弾すれば爆発する。何度も被弾する事で完全にマインドゴーレムの装甲ははがれ、天使核が剥き出しになっていく。その隙をシャーロットは逃さず天使核を削ぎ、抉り、深い傷を刻みつける。そうして最後は特大のホーリー・ボルトが打込まれることで、天使核は玻璃の如き音が砕けた。
「主よ、いと気高き万軍の王よ、どうか私たちを喜びの歌と共に朝を迎えさせて下さい――」
「と言う訳で! アーメン、ハレルヤ、デストロイです!」
 一見大人しそうな少女の口から出た言葉は、丁寧な口調から綴られた思えない何とも非常に物騒なものだった。笑みを浮かべてながらマインドゴーレムたちに重なるように空中や地面に指で描いた、不可視の十字印。
「主よ、憐れみたまえ。恐るべき御稜威の王よ、慈悲の泉よ」
「その大いなる光をもって、この魂をお救いください――」
 その解放の言葉、解放の言葉「マグヌス・ハスタ・ルーキス」を合図にユーベルコード『大いなる光の槍(マグヌス・ハスタ・ルーキス)』を解き放つ。
 数多に降り注いだ光槍、膨大な魔力を持った光の槍が突き刺さったマインドゴーレムが奇怪に膨れ、捲れ返り、焼け爛れていくではないか。
「これが神の祝福です、ええ。たぶん。会った事はないですけれど」
「神のとかなんとか、わっかんねーけどよ。ここらのやつをぶっ飛ばせばいいんだろ?」
「――まずは、こいつだ! くらいやがれ」
 爆符『烈火乱れ咲き』によって、陽環・柳火(突撃爆砕火の玉キャット・f28629)は、ばら撒き弾、誘導弾、爆裂弾と様々な弾幕の組み合わせが即座に出せるよう記録された符から、即座に戦場に適した爆裂弾を解き放つ。
 その衝撃によって僅かによろめきながらも、踏みとどまっていたマインドゴーレムへと地獄の焔を灯した脚で足払いによる追撃を行う。
「悪ぃな。ちぃーっと足癖が悪いんだわ」
 それはユーベルコード『黒猫獄焔牢(キャットウォーク・ヘルファイア・ジェイル)』、軌道上に残り続ける炎がマインドゴーレムの装甲を焼き切り抉り、同時に再度振るわれた真一文字の脚撃がオブリビオンの胴をぞぶりと深く切り裂いた!
「はっ、案外大したことないな。さぁ、いくらでもきやがれ。俺が全部相手してやるよ」
「わ! 皆さんすっごーい! 流石は猟兵さんですね」
 アネモス・アルビレオ(神は云った。「美少年あれ」・f17321)は手を叩いて仲間の猟兵の活躍に讃美を繰り返す。
「あとは大丈夫。僕に任せて!皆と世界のために美少年パワー発動!」
「――皆、ぜーんぶ美少年になーれ♪」
 アネモネは掛け声を合図に、周囲の無機物へとユーベルコード『ビショーネン・クリエーション』を発動し、それらを自分と同じ位の美少年と変換し、操作していく。
「ふふ、みんなで取り囲んでやっつけちゃいましょう!」
 まさに数の暴力、その場に大量の美少年を呼び出し人海戦術によって行われる行動。相手が悪かったという言葉は、こういう時に使うのだろう、周囲に無機物がある限り、アネモネは美少年を生みだし続ける。
 例え無謀と思われるような特攻でさえも、行うだけ猟兵に優位に進んでいく。それはオブリビオンからしてみれば、あまりにも美し過ぎる悪夢と呼ぶに相応しい光景だった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

ミーヤ・ロロルド(サポート)
『ご飯をくれる人には、悪い人はいないのにゃ!』
楽しいお祭りやイベント、面白そうな所に野生の勘発動させてくるのにゃ!
UCは、ショータイムの方が使うのが多いのにゃ。でもおやつのUCも使ってみたいのにゃ。
戦いの時は得意のSPDで、ジャンプや早業で、相手を翻弄させる戦い方が好きなのにゃよ。

口調だけど、基本は文末に「にゃ」が多いのにゃ。たまににゃよとか、にゃんねとかを使うのにゃ。

食べるの大好きにゃ! 食べるシナリオなら、大食い使って、沢山食べたいのにゃ♪ でも、極端に辛すぎたり、見るからに虫とかゲテモノは……泣いちゃうのにゃ。
皆と楽しく参加できると嬉しいのにゃ☆

※アドリブ、絡み大歓迎♪ エッチはNGで。


雛里・かすみ(サポート)
 バーチャルキャラクターの戦巫女×UDCメカニックの女性です。
 普段の口調は「明るく朗らか(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
寝起きは「元気ない時もある(私、あなた、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

明るく朗らかな性格の為、
男女分け隔てなくフレンドリーに会話を楽しみます。
どんな状況でも、真面目に取り組み
逆境にも屈しない前向きな性格です。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


ルイズ・ペレンナ(サポート)
『お代は結構ですわよ。けれど懐には注意なさいませね?』
ブラックタールのシーフ × スターライダー
特徴 金目の物が好き 錠前マニア グルメ 快楽主義者 実は恋をしていた
口調 貴婦人(わたくし、あなた、~さん、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)
敵には 高慢(わたくし、あなた、呼び捨て、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)

・金目の物をお宝と認識し獲得するのが行動理念
 直接の機会でなくても獲得出来るかも知れないと思えば動きます

・愛情や人助けのような金銭にならない価値は興味ないですが
 それを大事にする人を貶めもしません。趣味の相違

・利害が一致すれば他人との共闘やサポートはむしろ積極的です


ニケ・ブレジニィ(サポート)
技能を、フル活用します。

仲間を守りつつサポートし、敵を倒すという戦闘スタイルです。

また、このシナリオ内で戦闘不能になったオブリビオンの肉体と魂を、ユーベルコードの『桜の癒やし』で鎮め、転生できるように祈ります。

「…もう鎮まりたまえ、あなたの名を忘れないように私は憶えておいてあげるから…」

リプレイのために、このキャラクターを自由に扱っていただいて、全く問題ありません。


杉崎・まなみ(サポート)
まなみは正当派後衛職のヒロインタイプです
聖職者教育を受講中の学生ですが、特に依頼に縛りは無く、どのような依頼も受けられます
但し人並みに気持ち悪いモノ、怖いもの等は苦手で遭遇した際は多少なりとも嫌がる仕草が欲しいです
甘いモノ、可愛いモノが好きで少し天然な所があります
初対面の人でもあまり物怖じせず、状況を理解して連携を取る動きが出来ます
シリアス2~3:ギャグ7~8割くらいのノリが好みです
ただシリアスもやれますよー

UCは状況に応じて、MS様が好きなのを使ってください

その他、細かい部分はMS様にお任せします



● 最後のゴーレムたちを倒した猟兵たち

「ここに居るのがどうやら最後みたいにゃ!」
「ええ、他の場所から聞こえる音は止みましたから間違えなさそうですね」
 ネコのような耳がついた愛らしい少女のミーヤ・ロロルド(にゃんにゃん元気っ娘・f13185)はいの一番に、飛空艇の状況を察知。それに続いて雛里・かすみ(幻想の案内人・f24096)もまた、飛空艇から通じて聞こえてくる剣戟の音が止んだ事から戦闘が終わった事を直ちに察する。
「さぁ、大詰め。こんな時には臨機応変にやっていかないとだよ!」
「ミーヤも得意のガジェットで援護するにゃ、レッツ! ガジェットショータイムにゃあ!」
 息を合わせた猟兵たち2人が一斉にマインドゴーレムたちへと迫り、猛攻をしかけていく。まずはかすみが強化した脚部により超高速移動。それによって、ぐんと視界が流れ、色つきの奔流めいた景色の中で対手の姿が近づく。
「どっかん、ドッカーンっていくにゃ!」
 ミーヤがユーベルコード『ガジェットショータイム』で作り出したのは激しい衝撃を生むバズーカ砲。マインドゴーレムにそれが直撃すると余波と呼ぶには苛烈すぎる勢いと威力で周囲をゆらし、ゴーレムはよろめく。
 その隙を逃さぬとばかりに、今度は腕力強化形態となったかすみの空中をまるで駆け下るようなかかと落としで、ゴーレムの装甲も容易く破壊していく。
「ふふん、『三変の境地』の真価はまだまだあるんだから! 覇ァッーー!」
 かずみの『三変の境地』の最後の1つ、それは闘気強化形態。天地を揺るがさんばかりの咆哮と共にオーラが形を伴ってマインドゴーレムへと迫る。
「ミーヤのおっきい攻撃もあげるにゃ! お残しは許さないからにゃ!」
 2人の猟兵から放たれた連携により、すっかり飛空艇はもうもうと黒煙が立ち込める。しかし、それも革命剣の一振りで雲散霧消した。
「ふふ、派手な一撃をしていますね」
「全く。あれでは折角貴重な天使核も壊れてしまいます、勿体ないですわよ」
 先ほどの革命剣の持ち主である、ニケ・ブレジニィ(桜の精の王子様・f34154)は言葉を漏らして、ルイズ・ペレンナ(怪盗淑女・f06141)は、マインドゴーレムの内部に浮かぶお宝について言及するように言葉を重ねる。
「確かにタダ働きっていうのは疲れちゃいますけど、それでも助かる人がいるならやらない理由にはなりません」
 アルダワ魔法学園にて、僧侶・神官系学科の学生である、杉崎・まなみ(村娘・f00136)は猟兵として正しき人のあり方で戦ってきた、それは今回も変わらず。これからも違いはないはずだ。
「少なくとも、自分なりの正義で戦っている。だからこそ、迷わずに戦えるんです」
「地神よ……我が祈りに応え光を放て……ホーリーフラッシュ」
 そんなまなみの強い思いに答えるように、杖先端の宝石からまばゆい光が放たれ、マインドゴーレムたちはその動きを止める。
「盗みの極意は目に留まらぬほど速やかに。そして気付かれぬほどに密やかに」
「盗賊の技とブラックタールの腕の組合せは如何かしら?」
 ルイズはその隙を逃さずにユーベルコード『怪盗淑女の早業(ブラックシーブズ・ギャンビット)』を発動することで、猛然たる速度へと瞬く間に加速し、マインドゴーレムたちとの間合いが縮まる。武器受けに必要な強度と後の先を取る敏捷性が強化された魔法の短剣である、『Les Dents du tigre』をまるで時空が歪曲したかのように、直線と曲線を交えた虚実を混ぜ放つことで、瞬く間にマインドゴーレムの天使核だけを抜き取った。
「ふふ、こちらは報酬代わりに貰っておきますね」
 そういうと満足げにルイズは笑い、それに続いてニケも革命剣を悠然と構えてユーベルコードを解き放つ。
「いきます……『ドレスアップ・プリンセス』ッ!」
 ニケは豪華絢爛なドレス姿に変身し、心のドキドキに合わせて鼓動する、空飛ぶ謎のハートの『プリンセスハート』によって大きな身体能力の強化を受ける。――さらには舞い散る花びらによって加速。
 ここが勝負どころと見極め、一気に駆け出すと正真正銘真っ直ぐに突っ込み妖刀世界を革命する意志に呼応して光輝く、美しい細身の剣の『革命剣』を振り抜く。
「このまま一気に終わらせましょう!」
 まなみもまた杖の先端に付いた、魔力を増幅させる力を持つ宝石から魔力の塊を休む間もなく放っていく。万全な状態ならば防がれていたかもしれない。だが既にマインドゴーレムの機能は限界だった。防ぐ事も躱す事も出来ずに攻撃を受けてしまい、その後も猟兵たちの連係によって次々と1体。また1体と機能を停止させていくのだった。

 猟兵たちの活躍によりマインドゴーレムたちの殲滅は完了した。
 どうやら、レジスタンスたちの手によって奪われた天使核も取り戻す事ができたようだ。
 みんなの活躍により、1つの浮遊大陸の平和が屍人帝国の魔の手から守れた。
 どこまでも広がる冒険の空の平和に一歩近づいた、しかし――――まだまだ猟兵たちの出番はありそうだ。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2021年11月23日


挿絵イラスト