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アポカリプス・ランページ⑩〜開宴、回転寿司パーティー!

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 文明崩壊以前は、有人宇宙飛行の研究と管制が行われていたこの地で。
「ううう、飯食べてる時間も勿体無い……」
「空腹が限界になったら、作業しながら食べられる携帯フードがマジ神」
「ごはん? なにそれ美味しいの??」
 不眠不休、最低限の飲食で作業をしているのは、宇宙センターの研究員達。
 いや、ただの研究員ではない。
 彼らは、邪神「ポーシュボス」の支配下で、邪神に捧げる研究をさせられている奴隷。
 ポーシュボスに精神を支配されている彼らは、ひたすら研究に打ち込んでいる。
 美味しいものなんていつ食べたか、分からないくらいに。

●そうだ、回転寿司パーティーをしよう
「最近は回る寿司屋に嵌っている。美味な寿司だけでなく珍しい寿司もあり、また甘味や総菜も回ってくるんだ。最近ではおうち回転寿司などもできるらしいな」
 筧・清史郎(ヤドリガミの剣豪・f00502)は予知を聞きに来てくれた皆に礼を告げ、にこにこ回転寿司について語った後。視た予知の内容を話し始める。
「今回赴いて皆に貰う場所は、文明崩壊以前、アメリカ航空宇宙局……NASAによって有人宇宙飛行の研究と管制が行われていた、宇宙センターの跡地だ」
 だが、そんな宇宙センターの現在は、嘗ての面影もなく。
 邪神「ポーシュボス」の支配下となり、オブリビオンを「超宇宙の恐怖」によって変異強化させるおぞましい施設へと変貌しているのだという。
 そして、この施設に在る研究員達は……まるで、奴隷。
「宇宙センターの奴隷研究員達もまた、ポーシュボスに精神を支配されており、邪神に捧げるおぞましき研究を不眠不休で続けているのだという。なので、今回は彼らに接触してその狂気を取り除き、邪悪な研究をこれ以上進めさせないようにして欲しい」

 そして、その狂気を取り除く方法とは。
 清史郎は、今自分が嵌っているオススメの手段を、雅やかな微笑みで提案する。
「とりあえず、回転寿司を全力で楽しめばいいかと」
 最低限しか研究員達は飲んだり食べたりしていない……まずは、ここが問題だ。
 美味な食事も、作業のために早食いしては意味がない。
 美味しいものを、楽しんで食べたり飲んだりすること。
 それこそ、狂気を取り戻し、人間らしさを取り戻す方法ではないか。
 そして回ってくるお目当ての寿司を待つ間、酒やジュースで一杯やりながら、仕事の愚痴や楽しい会話を交わす。
 それこそ、社畜のストレス解消法……!
 奴隷研究員と寿司や飲み物を摘まみながら、話を聴いたり相談したりもいいし。
 わいわいと皆で楽しんでいる様子をみれば、研究員達の興味もひくだろう。
 慰労会のように歌ったり踊ったりの宴会芸を披露して楽しませるのもいいし。
 食べる側だけでなく、握って振舞う側になるのもいいだろう。
 わさび増し増しロシアン寿司などをキャッキャ楽しんでもいいし。彼らの研究心を刺激するような、独自に考案した創作アポヘル寿司を食べて欲しいという誘い文句もありかもしれない。たとえそれが美味しくても、不味くても、色々な意味で彼らの目が覚めるなんてこともあるだろう。
 とにかく、回転寿司で研究員達の気を引いて。
 美味しいひとときを、全力で楽しんで欲しいというわけだ。
「アメリカで寿司といえば、ロールケーキのような西洋の寿司をこの間食したが、なかなか興味深かったな」
 きっと、カリフォルニアロールのことを言っているのだろう清史郎は、そう言ってから。回転寿司の機材や材料の手配は既にしてある、と伝えた後。
 満開桜のグリモアを掌に咲かせ、皆を回る寿司の宴をするべく宇宙センターへと送り届ける。


志稲愛海
 志稲愛海です。
 よろしくお願いいたします!

 こちらは1フラグメントで完結する「アポカリプス・ランページ」の依頼です。
 確実に受付する期間は【9/14(火)朝8:31~9/16(木)23:59迄】です。
 追加冒頭はありません。人数制限もありません。

●プレイングボーナス
 プレイングボーナス……研究員の狂気を取り除く。

●シナリオ概要等
 おうち回転寿司ならぬ、宇宙センターで回転寿司パーティーをしましょう!

 詳細はOPの通りですが。
 一通り、ネタやシャリなど材料や酒やジュース、甘いものは揃っています。
 回転寿司の廻る機材も手配済、設置済です。
 研究員に直接構わずとも、わいわい寿司パするだけで彼らの興味を引けますし。
 研究員達を誘って楽しんでも勿論構いません!
 全力美味しそうに寿司を食べて、飲み物や甘いものを楽しめば良し、です!

 奴隷研究員と寿司を摘まみ、酒を酌み交わし、話を聴いたり相談するもいいし。
 わさび増し増しロシアン寿司などをキャッキャ楽しんでもまた良いですし。
 慰労会のように歌ったり踊ったりの宴会芸を披露して楽しませたり。
 食べる側だけでなく、握って振舞う側になってもオッケーです。
 独自に考案した創作アポヘル寿司など作ってみるのも研究員の気を引けるかも。
 寿司ネタもお好みのものはありますし。
 回転寿司なので、お好みのサイドメニューや甘味も回っています。
 成人していれば酒類もありますし、未成年でも茶や珈琲紅茶ジュース等あります。
 おひとりでマイペースにでも、皆でわいわいでも、カオスでも。
 とにかく、回転寿司パーティーを楽しむ、そういう内容です!

 公序良俗に反する事、他の人への迷惑行為、未成年の飲酒喫煙は厳禁です。
 締切等はMS個別ページやタグ、Twitterでお知らせします。

●お願い
 同行者がいる場合は【相手の名前(呼称可)と、fからはじまるID】又は【グループ名】のご記入をお忘れなくお願いします。

 グループ参加の人数制限はありません、お一人様~何人ででもどうぞ!
 ですが、ご指定の同行者が参加していない場合は返金となる可能性もあります。

 期間内に送信頂いた内容に問題のないプレイングは全採用したいと思いますが。
 戦争の展開次第ではその限りではないことご了承下さい。

 どうぞお気軽にご参加ください!
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第1章 日常 『ささやかな宴』

POW   :    料理や酒を楽しむ

SPD   :    皆でゲームを楽しむ

WIZ   :    歌や踊りを楽しむ

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

御園・桜花
「亜墨利加の方の好みはスシロール。ネタはマグロ・アボカド・ツナ・サーモンに火を通した物。海苔はカーボン紙を連想させるので見えないように。苦手なネタは、イカ・タコ・イクラ。勉強しましたのでお任せ下さい」

カリフォルニアロール
ドラゴンロール
フライドロール
まず作る
海苔は見せないよう内巻きに
海苔の代わりにネタで巻くレインボーロールやシラチャーソースとマヨネーズたっぷりのスパイシーツナロールも
どれも2ロール作り消費が良いものを花見御膳で大量作成
状態異常:精神の回復効果もつける

途中で唐揚げロールや海老天ロール、飲むためのワンショット酢も準備

「お箸を使わない方が食べやすいものを。注文があれば何でも作りますよ」



 此処は宇宙飛行の研究と管制が行われていた、宇宙センターの跡地。
 そしてそこに設置されたのは、寿司が乗った皿が廻る、回転寿司のレーン。
 けれど、そんな普通ならば驚くような状況にも、奴隷研究員達は構わずに作業を続ける。
 彼らはポーシュボスに精神を支配されており、邪神に捧げるおぞましき研究を不眠不休の飲まず食わずで続けているのだという。
 そんな研究員達を正気に戻すべく、必要なこと……それは、人間らしい美味しいご飯を楽しく食べて貰う事。
 そのために、御園・桜花(桜の精のパーラーメイド・f23155)は早速、彼らが好きそうな寿司を作ることに。
「亜墨利加の方の好みはスシロール」
 寿司は確かに美味しいが、アメリカでは生魚は馴染みが薄く、抵抗があるかもしれないから。
 ネタはマグロ・アボカド・ツナ・サーモンに火を通した物にして。
 海苔も食べる習慣がないだろうし、カーボン紙を連想させるから、見えないように内巻きに。
 選ぶ具材も、しっかり好き嫌いの傾向を事前にリサーチ。
「苦手なネタは、イカ・タコ・イクラ。勉強しましたのでお任せ下さい」
 定番のアボカドやカニかまをくるりと巻いた、カリフォルニアロールは勿論。
 アボカドを周りに巻き付けて、目や触角などを飾りつけたドラゴンロール。
 食べ応え抜群の揚げ物を巻いた、フライドロール。
 いや、それだけではない。
「海苔の代わりにネタで巻くレインボーロールや、シラチャーソースとマヨネーズたっぷりのスパイシーツナロールもどうぞ」
「おお、これが……スシ、か」
「どのような構造になっているんだ?」
 おなかもすいていて、探求心も旺盛な研究員達は、桜花のロール寿司に興味を示して。
 どれも2ロールずつ作り、研究員達の前に並べれば。
「ん、定番のカリフォルニアロールはやはり美味しい」
「スパイシーツナロール、ピリッとして目も覚めるなぁ」
 売り切れになりそうな消費が良いロール寿司は、すかさず展開した『花見御膳』で大量作成!
 ポーシュボスに支配されている精神の回復効果も抜かりなくつけて。
 途中で飽きないように種類を増やし、唐揚げロールや海老天ロールなどを追加。
 飲むためのワンショット酢も用意しています。
「お箸を使わない方が食べやすいものを。注文があれば何でも作りますよ」
「じゃあ、ドラゴンロールのサーモンが美味しかったから、サーモンのスシを食べたいな」
「あーこんなちゃんと食事したの、いつぶりか……」
 桜花の作った寿司を存分に味わいながら、研究員達が徐々に取り戻していくのは。
 寿司を美味しいと感じる、人間らしさ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

フリル・インレアン
ふええ、またしてもわさび増し増しのお寿司です。
アヒル板前さん、私のお寿司がいつもわさび増し増しなんですけどどういうことですか?
ふえ、回転寿司だから私の元にわさび増し増しのお寿司が来るのは偶然って確かにそうですけど・・・。
おかしいですよね。
他の研究員さん達はおいしそうに食べてますし、わさびを我慢しているって訳じゃないですし、うーん。
とりあえず、あのイクラをいただきましょう。
ふえ⁉このイクラもわさび増し増しです。
それじゃあ、この玉子は・・・やっぱりわさび入りになってます。
まさかアヒル板前さん、私がお寿司を取る瞬間にわさび入りに取り換えていませんか?



 確かに、その刺激で正気に戻るかもしれないけれど。
 フリル・インレアン(大きな帽子の物語はまだ終わらない・f19557)は、手にした寿司を見て、おどおどオタオタ。
 だって明らかに、緑色のアレが大量にはみ出しているのが見えるから。
 そう、それは寿司には欠かせない――。
「ふええ、またしてもわさび増し増しのお寿司です」
 ピリリとしてツーンと辛い、わさびです!
 けれど……それにしても、フリルの取った寿司はその量が何だか半端なく多いような……?
 ということで、フリルは苦情を入れる。
「アヒル板前さん、私のお寿司がいつもわさび増し増しなんですけどどういうことですか?」
 ねじり鉢巻きをした、アヒル板前さんに!
 でも、そんな客からの問いにも涼し気に、しれっと答えるアヒル板前さん。
 その言葉を聞いて、フリルはこてりと首を傾ける。
「ふえ、回転寿司だから私の元にわさび増し増しのお寿司が来るのは偶然って確かにそうですけど……」
 ……おかしいですよね、と。
 そろりと周囲を見回してみれば、珍しい回転寿司に興味を惹かれた研究員達も寿司を口に運んでいて。
 ますます、首を捻るフリル。
「他の研究員さん達はおいしそうに食べてますし、わさびを我慢しているって訳じゃないですし、うーん」
 誰も、わさび増し増しで涙目になったり叫んだりとか、していない様子。
 そんな美味しく寿司を食べている研究員達を不思議そうに見た後。
「とりあえず、あのイクラをいただきましょう」
 フリルが次に狙いを定めたのは、ぷちぷち美味しいイクラ!
 そしてくるりと廻って来たイクラの寿司の皿を、さっと手にすれば。
「ふえ!? このイクラもわさび増し増しです」
 またわさび増し増し……!?
 けれどめげずに、もうひと皿取ってみても。
「それじゃあ、この玉子は……やっぱりわさび入りになってます」
 何故だかことごとく、フリルの寿司はわさびがこれでもかと増し増しになっています……?
 だがその謎の現象の理由と犯人に、フリルはとても心当たりがあるから。
 じぃっと疑わしき容疑者へと、立てた仮説をつき付ける。
「まさか、アヒル板前さん」
 ……私がお寿司を取る瞬間にわさび入りに取り換えていませんか? って。
 そっとまたわさび増し増しなサーモンを、フリルの前にさり気なく流しながら。

大成功 🔵​🔵​🔵​

筒石・トオル
創作アポヘル寿司を作ってみようかな。
とは言え、あまりチャレンジャーなタイプではないので、無難にご飯に合うおかずを寿司に組み合わせてみる感じ。

①漬物寿司。茄子や胡瓜の漬物を握り寿司に。インパクト勝負で胡瓜の一本漬けの大きい寿司とかアリかも。
②梅肉なめ茸の軍艦巻き。ノーマルのもいいけど、残暑の季節なので梅肉風味でさっぱりと。
③お茶漬け寿司。軍艦巻きにしお茶漬けの素を振りかけた寿司。寿司を口に入れた直後にお茶を飲み、口の中でお茶漬けを作り上げる一品。

地味なチョイスだけど、美味しいと思うんだ。

気合で休もうとしない研究員はUCで眠らせようかな。



 廻る寿司に研究心を刺激され、興味を示す研究員達もいるけれど。
「あーもう締切まで時間がない~!」
「あとは、あれしてこれして……うう、終わらない……」
 回転寿司には目もくれず、モニターしかみえていない研究員もまだたくさん。
 そんなポーシュボスに洗脳されている奴隷研究員たちへと、筒石・トオル(多重人格者のマジックナイト・f04677)が振舞わんとするのは。
「創作アポヘル寿司を作ってみようかな」
 トオルが独自に編み出した、創作アポヘル寿司!
 とは言え、あまりチャレンジャーなタイプではないので。
 奇抜過ぎない、大体どんな味かは見当がつくような。
 無難にご飯に合うおかずを、寿司に組み合わせてみることに。
 ということで、まずはこれ。
(「茄子や胡瓜の漬物を握り寿司に。インパクト勝負で胡瓜の一本漬けの大きい寿司とかアリかも」)
 ごはんに合うといえば、そう……漬物!
 無難に食べやすい普通サイズの漬物寿司だけでなく、どどーんと大胆に胡瓜を一本そのまま乗せてみたビッグ漬物寿司も作ってみます!
 そして次は、くるりと周囲に海苔を巻いた、軍艦のアポヘル寿司を。
「ノーマルのもいいけど、残暑の季節なので梅肉風味でさっぱりと」
 今まで人間らしい食事を取っていない研究員達の胃が、びっくりしないように。
 さっぱりした味わいの、梅肉なめ茸の軍艦巻きです!
 そしてもう一品、ちょっぴり趣向を凝らしたものも。
 それは、お茶漬け寿司……!?
 軍艦巻きの上に、しお茶漬けの素を振りかけた寿司なのであるが。
 ただ、茶漬けの素をかけたというだけではないのだ。
「寿司を口に入れた直後にお茶を飲んで、口の中でお茶漬けを作り上げる一品だよ」
 口の中で完成するというそれは、まさに、お茶漬け寿司!
 寿司には欠かせないお茶と寿司を組み合わせた、面白発想から生まれた寿司である。
「地味なチョイスだけど、美味しいと思うんだ」
 とりあえず、作業に没頭している研究員に声を掛け、自作の創作アポヘル寿司を食べて貰えば。
「おお、これは大胆にキュウリが乗っている……んん、ポリポリと食べ応えもあるな」
「これは梅肉と何だい? ほうほう、なめ茸か」
「このお茶漬け寿司は、実験のようで楽しいし美味しいな……」
 変わり種のオリジナル寿司ということで、職業柄か興味津々、観察しつつも味を確かめるように口にする研究員達。
 そんな創作アポヘル寿司が気になりながらも。
「うう、寿司も食べたいし寝転がったりもしたいが、俺はこのを作業を終わらせないと……っ、!?」
 ――光よ我が願いを叶えたまえ。
 気合で休もうとしない研究員へとトオルが展開するのは『ヒプノシスリストラクション』。
 普通っぽいけれど色々何気に機能がつけられている眼鏡から、ちかちか点滅する光が放たれれば。
 みんな、すやぁと気持ち良さげに、食後の催眠状態に……!?
 食事も睡眠も、十分に取る事が大事ですから、ええ!

大成功 🔵​🔵​🔵​

ルーシー・ブルーベル
【月光】

オスシの乗ったお皿が動いてる!
ええ、ルーシーは初めてよ
わ、ゆぇパパ!あのオスシは汽車みたいなお皿に乗ってぴゅーんって!
わあわあ大興奮

最初はどうしようかな?悩んでるとお皿が行っちゃう
先ずは…サーモン?に挑戦よ
パパは?マグロね!

いただきます!……――!?
か、辛い、お鼻がツーンってする!
緑のこれはワサビ?
うう、ありがとう…パパは大丈夫?
さすがパパは大人ね
しゅわしゅわジュースでほっと一息

ワサビ以外はおいしかったけど
次は辛くないのが良いな
カンピョウ巻き?は甘くて好き!
キュウリに玉子もワサビないし、おいしいわ!

あれはブルーベリーチーズケーキ!
パパ取って下さる?
うん、コーヒーにする!

ふふー、楽しいね


朧・ユェー
【月光】

おや、お寿司ですねぇ。珍しい
ルーシーちゃんはお寿司初めてですか?
汽車で、これはとてもユニークですねぇ
隣で喜ぶ彼女にふふっと笑って

鮭ですか?じゃ僕はマグロにしましょうか

頂きます
ん、とても新鮮で美味しいですね
おやおや、大丈夫ですか?背中をさすって
これを飲んで
炭酸系のジュースを飲むと辛みが無くなりますよ

かんびょう巻は甘いですから
きゅうりのお寿司
玉子も美味しいですよ?
それは良かったです

おや、ブルーベリーチーズケーキ。これですね?
二つ取って、テーブル
これは珈琲を頼みましょうか?
ブラックと少し甘めの珈琲を

戦うばかりでこんな時間、娘と過ごすのも良いですねぇ



 回転寿司という文字通り、眼前でくるりと回転している寿司たち。
 それは奴隷のように働いている研究員たちの気も勿論惹くものだけれど。
「オスシの乗ったお皿が動いてる!」
「おや、お寿司ですねぇ。珍しい」
 ルーシー・ブルーベル(ミオソティス・f11656)と朧・ユェー(零月ノ鬼・f06712)にとっても、珍しいもので。
 ぱあっと瞳を輝かせるルーシーに、ユェーは訊ねる。
「ルーシーちゃんはお寿司初めてですか?」
「ええ、ルーシーは初めてよ」
 ルーシーはこくりと頷きながら、わくわくと。
 視線をきょろり、巡らせてみれば。
 ぱちくりと思わず大きく瞳を見開いてしまう。
「わ、ゆぇパパ! あのオスシは汽車みたいなお皿に乗ってぴゅーんって!」
 人ではなく、眼前を通過するのは、寿司を乗せた汽車!
「これはとてもユニークですねぇ」
 隣でわあわあ大興奮、無邪気に喜ぶ彼女の姿に、ユェーはふふっと笑み零して。
「最初はどうしようかな? 悩んでるとお皿が行っちゃう」
 迷っている間にも、どんどん目の前を通過して行ってしまう寿司。
 そして、ルーシーが選んだのは。
「先ずは……サーモン? に挑戦よ。パパは?」
「鮭ですか? じゃ僕はマグロにしましょうか」
「マグロね! それもおいしそう!」
 ふたり、じいっとお目当ての寿司が廻って来るのを待ち構えて。
 えいっと手を伸ばせば、無事にゲット!
 そして一緒に、手を合わせて。
「頂きます。ん、とても新鮮で美味しいですね」
「いただきます!」
 それぞれ、マグロとサーモンを、ぱくり!
「……――!?」
 瞬間、ルーシーは目を何度も瞬かせて。
「か、辛い、お鼻がツーンってする!」
 その正体が何か、探ってみれば。
「緑のこれはワサビ?」
「おやおや、大丈夫ですか?」
 中に入っていたワサビの辛さに、思わず涙目に。
 ユェーはそんな彼女の背中を優しくさすってあげながら。
「炭酸系のジュースを飲むと辛みが無くなりますよ」
 ……これを飲んで、と。
 すかさず用意して貰ってルーシーへと手渡したのは、しゅわり弾けるソーダ。
「うう、ありがとう……パパは大丈夫?」
 何ともない様子のユェーに、さすがパパは大人ね、と感心しながらも。
 こくこくとしゅわしゅわジュースを飲んでみれば、辛さも引いて、ほっと一息。
 そして落ち着けば、今度は慎重に、再び廻る寿司たちへとルーシーは目を遣って。
「ワサビ以外はおいしかったけど、次は辛くないのが良いな」
 緑色のワサビの気配がなさそうなものを、よく選んで取ってみる。
 そんなルーシーが次に取ったのは。
「カンピョウ巻き? は甘くて好き!」
 ワサビの入っていない、かんぴょう巻き。
 ちょっぴりおそるおそる、そうっと口にしてみれば……今度は辛くなく、むしろ甘くて。
「かんびょう巻は甘いですから。きゅうりのお寿司や玉子も美味しいですよ?」
「キュウリに玉子もワサビないし、おいしいわ!」
 ユェーおすすめのかっぱ巻きや玉子巻きも、美味しくいただきました!
 そんな美味しそうにはむはむと食べるルーシーの様子を見守りながら、それは良かったです、と微笑むユェー。
 そして寿司を満喫していれば……ルーシーの瞳に飛び込んできたのは。
「あれはブルーベリーチーズケーキ! パパ取って下さる?」
 デザートにぴったりの、ブルーベリーチーズケーキ。
「おや、ブルーベリーチーズケーキ。これですね?」
 ユェーは並んで流れてきたブルーベリーチーズケーキの皿をふたつ、難なく手にしてテーブルに置いて。
「これは珈琲を頼みましょうか?」
「うん、コーヒーにする!」
 ブラックと少し甘めの珈琲を用意して貰って、別腹のデザートタイム。
「ふふー、楽しいね」
 ワサビはツーンと辛くてびっくりしたけれど。
 美味しいだけでなく、回転寿司はとても楽しくて。
「戦うばかりでこんな時間、娘と過ごすのも良いですねぇ」
 にこにこ嬉しそうなルーシーに、ユェーもこくりと頷く。
 働いてばかりの研究員たちは勿論、そして日々戦争に奮闘する猟兵にも。
 こんなホッとできる楽しくて美味しい休息は、きっと必要なものだから。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

尾守・夜野
【ワンダレイ】
名前左側呼び捨て
地籠のみ凌牙よび

ストレスには動物が効くって聞くし、もふもふしてそうなの適当に呼んで愚痴は聞き取り任せる
それも結局俺ではあるけど

俺本体は握り手に回るぞ
「寿司かぁ…随分食べてねぇ気がするな」
材料はベルぜが用意してくれてたからそれを使う
握りは修行がいるって聞くが、俺はしてないので本当に旨いのは無理
多分指示聞けば形は真似出来ると思うが…無難に稲荷寿司とか河童巻きとか作ってる
稲荷寿司の中に、混ぜご飯入れたり変わり種作って飽きさせない構え
ついでに酒が進むように、クリームチーズの醤油着けとか卵の醤油着けとかもそっとベルぜの方に流しとこう…
…俺はジュースのがいいや
酒飲みにどんびき


巨海・蔵人
【ワンダレイ】アドリブ絡み歓迎 各人~さん呼び
パーティー料理、皆勘違いしてる、確かに量もあるし色々取り揃えたくろうど君セレクション、言わぬが花だよね。
ついでにここから変わり種を用意した手巻きエリアも用意、鮨パと言えば、だよね。
僕もお料理仙人の弟子の端くれ、バルタンさんに負けずに料理とグルメ知識、それと物理的に増やした腕で寿司を丁寧かつ大量に提供するよ。
テレビウムドローンに鮨を乗せたお皿を持たせて団体行動パフォーマンス、 歌って踊って研究員の人達の前まで踊るレーンをして楽しんで貰うよ。
UCは食材の追加に調整して使うよ、好きなネタがわいてくる出張コンコンだね。
お茶を飲み残り物はまかせろー


ベルゼ・アール
【ワンダレイ】
回転寿司かぁ、今住んでるUDCアースの家からはちょっと遠いけど食べに行ったことあるわよ
あ、このアタッシェケースにならいくらでも食材が入るから事前にUDCアースで買い出しして持っていくわ
アルコールは買えないので、凌牙とリリー先生に任せるわよ

私自身はお酒飲めないけど、秘書として取引先の重役の接待したり、会社の飲み会でお酌してたから、
そのへん任せて頂戴
あ、私もお寿司のご相伴に…

(しばらくして研究員と愚痴り合い)
でしょう? 上があそこまでフリーダムだと苦労するわよね…
うちの社長も次から次へと思い付きで…!
ありがと凌牙…ねぇ凌牙も聞いて?
(愚痴に凌牙を巻き込む)
あぁ、皆の優しさが染みる…


リーゼロッテ・ローデンヴァルト
【ワンダレイ】
※アドリブ大歓迎
※リリー先生等別称推奨、バルタンさんは『バルたん』
※寿司&酒堪能、夜野さんの動物はモフる

アタシは酒の準備♪
凌牙さん、手足りる?

【マゲイロス】の蛇口2基に【マトリクス・メモリ】行使
『生ビール発生源』『ノンアルコールビール発生源』付与で
キンキンに冷えた飲み放題サーバへ転用
社畜の鬱憤を晴らすなら盛り上がれる量が要るよね♡
(ベルゼさん見つつ)

未成年はソフトドリンクね
※ノンアル提供可否一任

呑み喰い中は社畜勢の悩み愚痴を聞き
更に【ナイスジョーク・ホワイトアイ】で【慰め】

ベルゼさん…お酌、手慣れたモンだね(ぽむ)
ん、バルたんの炙りサーモン絶品っ♪
…蔵人さん、阿修羅寿司職人かね?


地籠・凌牙
【ワンダレイ】アドリブ歓迎
いいよな回転寿司。うまいし手軽。
寿司とサイドメニューは料理上手組に任せて、俺は飲み物をオブリビオン・ストームに引っかからない程度に調達する係だ。
お、リリー先生手伝ってくれんの?助かるぜ!
研究員は成人も多いし、酒もあるとなりゃ尚更目を覚ましてくれんだろ。
未成年組はわかってるとは思うが飲酒禁止だかんな!その為にちゃんとジュースも持ってきたから安心しろって。

で、ベルゼと一緒に研究員にお酌して回って、話を色々聞くがてら【指定UC】で不運を食う。
……何か話聞いてやってたらベルゼの愚痴も始まったがまあうん、普段から大変だもんなお前。
今日はたくさん食えよ……(烏龍茶を注ぎながら)


バルタン・ノーヴェ
【ワンダレイ】
アドリブ絡み大歓迎

凌牙殿、夜野殿、蔵人殿、リリー先生、ベルゼ殿と参加であります!

ヘイ、回転寿司デスネー!
ワタシも食べつつ、ベルゼ殿が用意してくれた食材で寿司を握りマース!
超級料理人の面目躍如デース!
食べる時はお箸を使いマスネー。清潔大事デース。

まだ未成年ゆえ、ドリンクはジュースで。カンパーイ!
オー、蔵人殿のパーティー料理も夜野殿の稲荷寿司も、美味しいデース!

凌牙殿には新鮮なトロサーモンを、リリー先生には炙りサーモンを捧げマース!
ベルゼ殿には取って置きのぶどうジュース(ノンアルコール)を注ぎマショー。どうぞデース。
研究委員のエブリワンにも、リクエストに応じて寿司を振る舞いマスヨー!



 嘗ては、有人宇宙飛行の研究と管制が行われていた宇宙センターというこの場所は。
「回転寿司かぁ、今住んでるUDCアースの家からはちょっと遠いけど食べに行ったことあるわよ」
「いいよな回転寿司。うまいし手軽」
 オブリビオンを「超宇宙の恐怖」によって変異強化させるおぞましい施設、兼、回転寿司パーティーの会場となっていた。
 ベルゼ・アール(怪盗"R"・f32590)と地籠・凌牙(黒き竜の報讐者・f26317)は、食材や飲み物を調達する係。
 何せ、ベルゼのアタッシェケースにはいくらでも食材が入るという優れモノ。
 事前にUDCアースで買い出ししておいた材料をたっぷり持参できるというわけだ。
 凌牙は、寿司とサイドメニューは料理上手組に任せて、オブリビオン・ストームに引っかからない程度に飲み物を調達する係。
 そして、リーゼロッテ・ローデンヴァルト(リリー先生って呼んでよ・f30386)が準備するのは、やはり宴会には欠かせない酒!
「凌牙さん、手足りる?」
「お、リリー先生手伝ってくれんの? 助かるぜ!」
「アルコールは買えないので、凌牙とリリー先生に任せるわよ」
 声を掛けてくれたリリー先生に礼を言って、凌牙は飲み物係を少し手伝って貰って。
 まだ未成年であるベルゼは、成人しているふたりに酒類はお任せ。
 勿論、未成年である面子は、アルコール類は飲めないけれど。
(「研究員は成人も多いし、酒もあるとなりゃ尚更目を覚ましてくれんだろ」)
 奴隷として働かされている、所謂社畜状態な研究員達はきっと、凌牙の思う通り成人している者が多いだろう。
 そしてその作業がブラックだというのならば、酒を飲ませれば、恐らく人間らしさを取り戻すかもしれない。
 久々だろう酒を美味しく味わったり、楽しくへべれけになったり、ブラックな職場に愚痴を言ったりと。
 だからリーゼロッテは、準備万端に。
 マゲイロスの蛇口2基に、マトリクス・メモリを行使。
 そして付与するのは――『生ビール発生源』と『ノンアルコールビール発生源』!
「社畜の鬱憤を晴らすなら盛り上がれる量が要るよね♡」
 キンキンに冷えた飲み放題サーバへと転用しつつ、ベルゼへと視線を向ければ。
「私自身はお酒飲めないけど、秘書として取引先の重役の接待したり、会社の飲み会でお酌してたから」
 ……そのへん任せて頂戴、と。
 そう、とても頼もしい一言が。
 けれど、彼女自身や他の皆の中には、まだ飲めない年齢の人もいるから。
「未成年組はわかってるとは思うが飲酒禁止だかんな!」
「未成年はソフトドリンクね」
 ちゃんと、ノンアルコールやソフトドリンクの用意もあります!
 そんな豊富な寿司用の具材や、酒やジュース等の飲物を3人が調達し、本日の寿司パ会場である元・宇宙センターへと運び込み終えれば。
「ヘイ、回転寿司デスネー!」
 今度は、寿司を握る皆の出番。
 景気よくねじり鉢巻きを巻きながら言った、バルタン・ノーヴェ(雇われバトルサイボーグメイド・f30809)の声に。
「寿司かぁ……随分食べてねぇ気がするな」
 同じく寿司の握り手を担う尾守・夜野(墓守・f05352)は、ふと記憶を辿ってみる。
 ちなみに、寿司を握る彼は本体の彼である。
 そして、普通の寿司だけでなく、巨海・蔵人(おおきなおおきなうたうたい・f25425)が用意してきたのは、サイドメニュー。
 パーティーにはやはり、豪華な料理が必要ですよね!
 けれど蔵人は、そっとその心に思う。
(「パーティー料理、皆勘違いしてる、確かに量もあるし色々取り揃えたくろうど君セレクション」)
 くろうど君セレクションを提供しながらも……言わぬが花だよね、なんて。
 それから、ついでにここから、と。
「鮨パと言えば、だよね」
 鮨パといえば、忘れてはいけません。変わり種を用意した手巻きエリアも抜かりなく用意!
 ということで、いざ!
「超級料理人の面目躍如デース!」
 バルタンは自分もちゃんと食べつつも、超級料理人のその腕を存分に揮って。
 ベルゼが用意した豊富な食材で、寿司を握りマース!
「食べる時はお箸を使いマスネー」
 清潔大事デース、と、ちゃんと衛生面にも気を配るという徹底ぶりです。
 そんなバルタンとお揃いのねじり鉢巻きを、きゅっと。
「僕もお料理仙人の弟子の端くれ」
 蔵人も角に気をつけつつも、気合いを入れて頭に巻いて。
「バルタンさんに負けずに料理とグルメ知識、それと物理的に増やした腕で寿司を丁寧かつ大量に提供するよ」
「……蔵人さん、阿修羅寿司職人かね?」
 思わず瞳をリーゼロッテがぱちくりさせる、物理的阿修羅寿司職人に!?
 さすが、フードファイト動画が伸びるだけあります! いえ……本当はディーバを名乗りたいのだけれど。
 そして、そんなザ・職人! みたいなふたりをちらりと見て。
「握りは修行がいるって聞くが、俺はしてないので本当に旨いのは無理」
 先にそう、断ってはおくけれど。
「多分指示聞けば形は真似出来ると思うが……」
 無難にと作り始めるのは、稲荷寿司や河童巻き。
 けれど、寿司職人の修行はしていなくても。
(「稲荷寿司の中に、混ぜご飯入れたり変わり種作って飽きさせない構え」)
 巧みに工夫して、味変を試みます!
 そして、3人でぎゅぎゅっと寿司を順調に握っていけば。
 その寿司をレーンまで運ぶことにも、手を抜きません。
 蔵人がテレビウムドローンに鮨を乗せたお皿を持たせていけば、団体行動パフォーマンス!
  歌って踊って、研究員達の前まで、踊るレーンをして楽しんで貰います。
「おお……何だか楽しい気分になって、おなか減ってきたなぁ」
「スシ、いただこうかな」
 そう、作業に没頭していた研究員達が、寿司のレーンの前にわくそわ集まり始めて。
 寿司をはむはむと摘まみ始めるけれど、食材不足の心配はありません。
 ベルゼのアタッシェケースにはまだまだ沢山在庫はあるし、蔵人が展開し構築するネットワークが食材追加の調整に使えるのだから。
 そう、それはいわゆるアレです。
「好きなネタがわいてくる出張コンコンだね」
 よく食べ、それに見合った巨体の蔵人でも、存分に美味しく楽しめます!
 ということで、寿司も沢山握って、飲み物もばっちり万全。
 まだ未成年ゆえ、ジュースの入ったグラスを掲げて。
 ――カンパーイ!
 バルタンが、乾杯の音頭を取れば。
「オー、蔵人殿のパーティー料理も夜野殿の稲荷寿司も、美味しいデース!」
 皆もグラスを合わせて、お寿司もくろうど君セレクションも、早速いただきます!
 そして寿司も酒も存分に堪能するリーゼロッテは、感心した様に、ぽむっ。
「ベルゼさん……お酌、手慣れたモンだね」
 自身はまだ酒は飲めないが、さすが秘書として接待や会社の飲み会の席でお酌をする機会が多いだけあって。
 ベルゼの、酒を杯につぐその手付きは、素人のものとは一味も二味も違う手練れ感。
「凌牙殿には新鮮なトロサーモンを、リリー先生には炙りサーモンを捧げマース!」
「お、バルタンのトロサーモン美味そうだな! いただくぜ!」
「ん、バルたんの炙りサーモン絶品っ♪」
 そうもぐもぐと、美味な寿司を頬張る凌牙やリーゼロッテの幸せそうな顔を見て。
「あ、私もお寿司のご相伴に……」
 きょろり視線を巡らせたベルゼの方へと、そっと。
 夜野が流してアシストしておくのは、お酌相手の酒が進むような、クリームチーズの醤油着けや卵の醤油着け。
「残り物はまかせろー」
 お茶を飲み、はむはむぱくぱくと寿司を食べていく蔵人がいれば、どれだけ沢山あっても完食間違いなしです!
 そして、研究員達にアルコールや酒の肴を勧めつつ、はむりと寿司を食べながらも。
「……でしょう? 上があそこまでフリーダムだと苦労するわよね……」
「秘書さんも苦労してるんだな……分かる、よーくわかるよ」
「俺達のボスなんていきなり、『記憶モ、正気モ、最早定かデはナい……』とか言い出すしな、ホント」
「社畜、つらみ……」
「うちの社長も次から次へと思い付きで……!」
 研究員と、めっちゃ愚痴り合うベルゼ。
 そんな、ストレスがいかにも溜まってそうな人たちに。
 ……ストレスには動物が効くって聞くし、と。
 もふもふしてそうなのを適当に呼んで、愚痴は聞き取りを任せる夜野。
(「それも結局俺ではあるけど」)
 本体は寿司職人、彼のひとりはもふもふの癒し系。
 凌牙もベルゼと一緒に研究員達へとお酌して回りながらも。
 そうっと――不幸も、呪いも、何もかも全部俺が喰らってやる……と。
 うんうんと話しを聞きがてら、寿司と一緒に彼らの不運を食いつつ、さり気に吉兆の刻印をぺちっ。
「毎日、何言い出すんですかァァァァ!? って、社長の無茶振りに対して愚痴とかツッコミとか悲鳴上げまくりよ……!」
「まあうん、普段から大変だもんなお前」
 ……何か話聞いてやってたら、ベルゼの愚痴も始まったがまあうん、と。
 彼女の愚痴にも、親身に耳を傾ければ。
「ありがと凌牙……ねぇ凌牙も聞いて?」
「ほら、烏龍茶でも注ごうか。今日はたくさん食えよ……」
 いつも頑張っているベルゼを労う凌牙。
 そしてバルカンも、ノンアルコールのジュースを手に。
「そんなベルゼ殿には、ワタシからも取って置きのぶどうジュースを注ぎマショー。どうぞデース」
「まあまあ。ひとまずさ、食べて飲もうよ♪」
 リーゼロッテも、何気に夜野の動物をもふもふしながらも、社畜勢の悩み愚痴を聞きつつ。
 更に、発動させた『ナイスジョーク・ホワイトアイ』ですかさず慰める。
「あぁ、皆の優しさが染みる……」
「よく考えたらこの研究所、超ブラックすぎるだろ……」
「うっうっ、もう俺、ここ辞めるわ」
 皆からの優しさにしみじみと呟いたベルゼに再びお酌されながら。
 泣いたり嘆いたり正気に戻ったりと色々情緒が忙しい酒飲み研究員達にどんびきしながらも。
「……俺はジュースのがいいや」
 夜野は、おっとりと皆の話を聞きながらもぱくぱく何気に美味しそうに食べまくっている蔵人の隣で、ジュースを口に運んで。
 バルタンは、ストレス解消になったのか、次第に正気に戻り始めた研究員達へとすかさず勧める。
 ――研究委員のエブリワンにも、リクエストに応じて寿司を振る舞いマスヨー! って。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

真宮・響
【真宮家】で参加

アタシ達家族は旅暮らしだから社畜なるものには無縁だが不眠不休でぶっ通しで研究続けるなんて身体が持たないだろう。しっかり食べて、ストレス解消しないと。

研究員は日々疲れてストレス溜まってるだろうから回転寿司の飲み物を研究員と食べながら愚痴とかを全部聞く。溜まったものは全て吐き出してしまった方がいい。これでも育ち盛りの子供2人持ってるから多少の無理な話も聞けるしね。粗方話し終えたら肩を組んで赫灼のグロリアを思いっきり歌う。大声を出せばスッキリするもんだ。研究で煮詰まった頭をすっきりさせようか。

邪神の影響とはいえ社畜とは恐ろしいものだね。働く人の苦労を知ったよ・・・


真宮・奏
【真宮家】で参加

ご飯を食べずに研究とは・・・放っておけません。胃袋ブラックホールの私にとってはご飯は必須。食べないと身体と精神が参ってしまいます!!何とかしないと。

研究員の皆様と共に回転寿司を頂きます!!皆さん、お腹空いたでしょう?一杯食べて元気になりましょう!!ともりもり食べます。(隣の瞬兄さんに口に付いた寿司飯を取ってもらいながら)

そうですね、元気になって貰えるよう、私、踊っちゃいます!!(絢爛のスピリトーソでくるくる踊る)皆さん、暗い研究所に籠りっぱなしで憂鬱でしたよね?こうして楽しんで憂さ晴らししましょう!!


神城・瞬
【真宮家】で参加

不眠不休で研究・・・邪神はなんと辛いことを研究員の皆さんにさせるのでしょうか。ちゃんと食べ、睡眠をとらないと研究する身体が持ちません。何とかしないと。

母さんが研究員の皆さんと話をしにいくので僕は奏のお守りです。奏は際限なく食べるかと思いますのでうっかり喉に詰まらせないように見ていてあげませんと。もちろん僕も食べます。寿司は好きですから(奏の口に付いた寿司飯を取ってあげながら)

そうですね、銀のフルートで清光のベネディクトゥスを奏でて軽やかな音楽で研究員さん達をリラックスさせてあげたいですね。今は一杯食べ、楽しんで休んでください。



 痩せこけた頬に、青白い不健康そうな肌、虚ろな瞳はひたすらディスプレイだけを見てキーボードを一心不乱に叩いている。
 色々な世界や戦場を見てきたけれど、そんな光景を目の当たりにするのは初めてで。
「アタシ達家族は旅暮らしだから社畜なるものには無縁だが、不眠不休でぶっ通しで研究続けるなんて身体が持たないだろう」
 そう……彼らはいわゆる、ブラックな環境で働かされている社畜。
 真宮・響(赫灼の炎・f00434)は、まさに憑りつかれたようにひたすら作業を続ける研究員達を見て、改めて思うのだった。
 ……しっかり食べて、ストレス解消しないと、と。
 社畜というものは分からないが、旅暮らしでもやはり食事も睡眠も取れる時に確りと取っておかないと、身体が持たないことはよく知っているから。
 特に、真宮・奏(絢爛の星・f03210)にとっては、死活問題といえるだろう。。
「ご飯を食べずに研究とは……放っておけません」
 何せ、胃袋ブラックホールの奏にとっては、ご飯は必須。
 だから、眼前の魚が死んだような目をしている研究員の辛さが計り知れないことが、よく分かるのだ。
 だって。
「食べないと身体と精神が参ってしまいます!!」
「不眠不休で研究……邪神はなんと辛いことを研究員の皆さんにさせるのでしょうか。ちゃんと食べ、睡眠をとらないと研究する身体が持ちません」
 神城・瞬(清光の月・f06558)もそう、ふたりの言葉に同意する様に頷いて。
 奏と同時に、こう呟きを落とす……何とかしないと、と。
 やはり、食べる事はエネルギーの源でもあり、何よりも生きていると実感できること。
(「研究員の皆様と共に回転寿司を頂きます!!」)
 奏はそう早速、夢中で作業をしている研究員達に声を掛ける。
「皆さん、お腹空いたでしょう?」
 その声に、研究員達は一瞬、驚いたような反応をするも。
 生気のない顔で振り返り、そしておなかへと手をそえて呟きを落とす。
「そういえば……もう何日、ごはん食べてないんだっけ」
「言われてみれば、おなかすいたかも、しれない?」
 とりあえずまずは、おなかがすいているという状況には気付いて貰えたようだから。
「一杯食べて元気になりましょう!!」
 奏はお手本のように、マグロにイカ、サーモンにはまち、イクラ等々……もりもりと美味しく回転寿司を食べて。
「溜まったものは全て吐き出してしまった方がいい。これでも育ち盛りの子供2人持ってるから多少の無理な話も聞けるしね」
「うっうっ、お姉さん、聞いてくれるのかい」
「考えてみれば、この職場ブラックすぎないか……」
 ……研究員は日々疲れてストレス溜まってるだろうから、と。
 とりあえず寿司に合う茶をそれぞれ差し出しながらも、響は研究員達と寿司を摘まみつつ、愚痴などの話を全部聞いてあげることに。
 そして、響が研究員達と話をしにいく間に、瞬が担うのは。
(「僕は奏のお守りです。奏は際限なく食べるかと思いますのでうっかり喉に詰まらせないように見ていてあげませんと」)
 はむはむと幸せそうに寿司やサイドメニューを食べまくっている、相変わらずな奏を見守って。
 ふと伸ばした手で、口に付いた寿司飯を取ってあげる。
 そして勿論瞬も廻る皿をひとつ取って、はむり。だってやはり彼も、寿司は好きだから。
 それから、一通り社畜の愚痴を聞いてあげれば。
 先程よりもすっきりした顔をしている研究員と、響は肩を組んで。
 ――先へ進む者達に栄光あれ!!
「大声を出せばスッキリするもんだ。研究で煮詰まった頭をすっきりさせようか」
 思いっきり歌うのは『赫灼のグロリア』。
 そんな響の言葉に、奏もぱくりと残っていた寿司を口に運んだ後、こくこくと頷いて。
「そうですね、元気になって貰えるよう、私、踊っちゃいます!!」
 ――張り切って踊っちゃいますよ~!!
 ずっと見ていたいと思う様な、元気で生き生きとしたダンスをくるくると踊り始めれば。
 それに合わせて耳に聞こえるのは、優しい銀のフルートの音色。
 ――貴方の歩む道のりは祝福されていますよ。
 そういわんばかりに優しい『清光のベネディクトゥス』を瞬は響かせながらも、改めて思う。
(「研究員さん達をリラックスさせてあげたいですね」)
 ……今は一杯食べ、楽しんで休んでください、って。
 それから、顔色が戻って来た研究員達へと、奏は持ち前の太陽のような笑顔を向けて紡ぐ。
「皆さん、暗い研究所に籠りっぱなしで憂鬱でしたよね? こうして楽しんで憂さ晴らししましょう!!」
 そして……そうだな、もうこんなブラックな仕事はやってられない、おなかいっぱいになったからゆっくり寝たい、と。
 人間らしさを取り戻し、正気になりつつも口々に呟く研究員達を見て。
 元は箱入り娘であり、その後は実家を出て旅暮らしをしている響は、そっと思うのだった。
(「邪神の影響とはいえ社畜とは恐ろしいものだね」)
 ――働く人の苦労を知ったよ……と。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ミハヤ・ウェルフォード
【白雪坂】

寿司…寿司が流れてる…
天国って実在したんだ
うん食べる!いただきまーす

サーモンを片っ端から取って食べる
サーモン大好きだから飽きないよ
え?高級ネタ?そういえば金色のお皿が全然流れてこないね
…サーモンも私が食べ尽くしてるから流れてこないと嘆いている人いるかも…
サーモンさん、いい人に食べてもらってね(流れていくのを涙を堪えて見送る

えびアボカドオススメ!
はとり先輩がおいしい顔する度にニコニコ
茶碗蒸しやポテト、うどんも来たよ!
ケーキやプリンまで…
…私、やっと実感できたよ
天は人々に幸福を与え賜うたって…

最後まで大トロ来なかったね
これはきっと独り占めしてる犯人がいるはず
はとり先輩、推理お願いします!


柊・はとり
【白雪坂】

回転寿司…絶滅したんじゃなかったのか
全部無料?よしミハヤ食うぞ

目当ては無論高級ネタだが
やはり皆考える事は同じか
全く回ってこない

誰が大トロを独占してるんだ…
推理しながら旬の赤身や光りもの系を食べとくが
ミハヤサーモンばっかで飽きないか?
えびアボカド…女子好きだよなそれ
うまいの?俺も一皿
…うまい(驚

見ろミハヤ
サーモン好き研究員達が正気を取り戻した
サーモンは世界を救うんだ…

もう全く寿司じゃないが
いい食いっぷりだミハヤ
空いた皿でタワーを作れば天にも届きそうな勢い
思わず後光も差す程だが
大トロは全然来ない

席取りって難しい
せめてウニを食いあら汁で〆
ああ任せろ
大トロを止めていた犯人は…
お前か研究員A!



「回転寿司……絶滅したんじゃなかったのか」
「寿司……寿司が流れてる……天国って実在したんだ」
 この崩壊した世界では、とうに絶滅したかと思われたもの。
 そう……それは、寿司! 少なくとも、食べ慣れた芋では決してないのだ。
 アポヘルっ子な柊・はとり(死に損ないのニケ・f25213)とミハヤ・ウェルフォード(閃耀・f24963)にとって、眼前に流れているそれは見紛うなきご馳走。
 いや、どこの世界でも、寿司は皆を幸せにするご馳走に違いない。
 ……しかも。
「全部無料? よしミハヤ食うぞ」
「うん食べる! いただきまーす」
 無料とか、まさに天国!
 早速キラキラと瞳を輝かせながら、ミハヤがまず嬉々と取ったのは、サーモン。
 そして幸せいっぱいの笑顔を宿し、ぱくりと口に運んで味わえば。
 次に取ったのも……そう、サーモン。
 それを食べ終わればさらにサーモン。
 その次もまたサーモン、そして追いサーモン。
「ミハヤ、サーモンばっかで飽きないか?」
「サーモン大好きだから飽きないよ」
 むしろ、ひたすらサーモンを食べられるという幸せ。
 そんなひとりサーモン祭りなミハヤを見遣っているはとりであるが。
 彼のお目当てはといえば――。
「無論高級ネタだが。やはり皆考える事は同じか」
 ……全く回ってこない。
「え? 高級ネタ?そういえば金色のお皿が全然流れてこないね」
 またまたサーモンを頬張りながら、こてりと首を傾けるミハヤも言う様に。
 いくら待っていても、赤や緑と言った凡庸な色の皿に乗った寿司しか回ってこないのだ。
「誰が大トロを独占してるんだ……」
 これは、事件の匂いがする。
 はとりは眼鏡の奥の瞳を光らせ、推理しながらも。
「旬の赤身や光りもの系を食べとくか」
 結構すぐに、妥協する。高校生男子に待ては、やはりつらみだから。
 けれどそんないつまでもお目当ての大トロにありつけないはとりを見て、ミハヤはハッと気が付く。
「……サーモンも私が食べ尽くしてるから流れてこないと嘆いている人いるかも……」
 ちらりと自分達の後に位置取る研究員達は、何だかまだ正気に戻っていないようだ。
 そしてミハヤは、決意する。
 ――サーモンさん、いい人に食べてもらってね。
 まるで鮭を海に放すかのように、サーモンの皿を見送るのだった。流れていくのを、涙を堪えてながら。
 なんという猟兵の鑑……!
 そんな、去り行くサーモンの行方をひたすらじいっと見つめるミハヤの肩を、はとりはそっと、ぽむりとして。
 彼女が見送ったサーモンを取った研究員の顔を見遣った後、ミハヤに告げる。
「見ろミハヤ。サーモン好き研究員達が正気を取り戻した」
 ――サーモンは世界を救うんだ……と。
 そんなひとりの研究員を救ったサーモンも、勿論尊いのだけれども。
「えびアボカド、オススメ!」
 意外と気持ちの切り替えが早いミハヤ。
 そして、遠くから彼女おすすめのえびアボカドが流れてくる気配を感じながらも。
「えびアボカド……女子好きだよなそれ」
 何せお年頃の高校生男子だから、ひとりだったら絶対そんな女子~! みたいな皿は取れないけれど。
「うまいの? 俺も一皿……」
 そっと謎に周囲を窺いつつ、はとりはゲットしたえびアボカドと暫しお見合いした後。
 はむりと、口に運べば……。
「……うまい」
 探偵も驚愕するほどの美味しさです!
 ミハヤは、そんな彼がおいしい顔する度にニコニコと一緒に笑んで。
「茶碗蒸しやポテト、うどんも来たよ! ケーキやプリンまで……」
 それをわくわくきゃっきゃ、一通り全部取ってから。
 じっくりと味わいつつも、呟きを落とすのだった。
「……私、やっと実感できたよ」
 ――天は人々に幸福を与え賜うたって……、と。
「もう全く寿司じゃないが、いい食いっぷりだミハヤ」
 いつの間にかテーブルの上に寿司が皆無なことは、この際、まぁともかく。
 空いた皿でタワーを作れば、ヘヴン……まさに天にも届きそうな勢いで。
 思わずキラキラと幸福の後光も差す程なのだが。
「大トロは全然来ない」
「最後まで大トロ来なかったね」
 結局、金の皿は流れてきませんでした。
 いや、そもそも最初から、勝負は決まっていたのだ。
「席取りって難しい」
 はとりは己の敗因をそう分析しつつ。
 せめてとようやくちょっぴり高めの黒い皿にのったウニを食って、あら汁で〆!
 ミハヤも最後の締めサーモンを、はむっと食べてから。
「これはきっと独り占めしてる犯人がいるはず」
 ……はとり先輩、推理お願いします!
 そう、ビシッと丸投げすれば。
「ああ任せろ」
 もう高校生探偵には、すでにお見通しなのだ。
「大トロを止めていた犯人は……」
 ――お前か研究員A!
 誰よりも一番最初に流れてくる寿司を取れる神席に座っている研究員Aへと、指先を向ける。
 だって、まさに天高く眩いばかりの金の皿タワーを構築していることが、何よりの動かぬ証拠である……!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

七那原・望
【FH】
なのです。いっぱい戦って疲れたのです。
アップルティーを手に……かんぱーいなのですー。

お肉とお魚は苦手なのでそれ以外の美味しそうなの欲しいです。玉子とか。

アボカド?野菜寿司?そういうのもあるのです?初めて知ったのです。

あ、でもでもお寿司よりもスイーツ食べたいのですー。
スイーツそんなに色々あるのです?どれも食べてみたいけれど、少食だからケーキ一個でもお腹いっぱいになっちゃいそうなのです。
澪さん、歌音様、わけっこしませんか?一口ずつだけスイーツ食べたいのですー。
二人がそれならわたしはガトーショコラにするのですー。なんだかオトナっぽいので!

んーーっ♪やっぱり回転寿司に来たらスイーツなのですー♪


栗花落・澪
【FH】
戦争中だけど、やっぱり息抜きは必要だもんね
アイスティー片手に、まずは乾杯を
かんぱーい

僕はサビ抜きがあればそれを優先確保
待ち時間あると手持無沙汰になるし
まぐろやサーモン、いくら等の定番ものの他
珍しいネタも先に少し
小食だけどお寿司のサイズ的にも
分け合えばそれなりには食べれる気がする

二人とも食べたいのある?
気になったらどんどん取ってね
僕が確保した中からもどうぞ
あ、野菜寿司っていうのもあるらしいよ
望さんもこれならいけるんじゃない?

デザートは悩むけど…
白峰さんがチーズケーキなら
僕はミルクレープにしようかな
いいね、これも分けよ

楽しく話しつつ
研究員さんの視線を感じたらそちらにも微笑
一緒に食べます?


白峰・歌音
【FH】
うん、息抜きも必要だぜ♪
レモンティー持って、かんぱーい♪

やっぱ回転寿司だし、回ってる所から取ってみたいな!
いいのか?それじゃあオレは……定番に玉子とまぐろ。それと……炙りサーモン!普通のもおいしいんだけれど、炙ると違った旨味でおいしいんだよなー。

肉と魚はダメとなると……アボガドとか?

スイーツ?どんだけあるんだろ……おお!?すごいラインナップ!?ケーキに和菓子にアイス……パフェまである?
うん、いいぜ!オレも出来るだけ色んなの食べてみたいしな♪
みんなで食べたいもの1つずつ頼んでみるか?オレは……チーズケーキで!

寿司もスイーツも、どっちも最高だったー♪みんなと楽しく食べて、やる気満タンだぜ♪



 いわゆる、社畜である奴隷研究員達にとっても、勿論必要なものであるのだが。
「戦争中だけど、やっぱり息抜きは必要だもんね」
「なのです。いっぱい戦って疲れたのです」
「うん、息抜きも必要だぜ♪」
 日々この世界を救うべく戦いへと赴いている猟兵にとっても、休息は大事!
 誰よりも多く戦場へと赴いている栗花落・澪(泡沫の花・f03165)は、アイスティー片手に、共にこの場へとやって来たふたりの準備ができたのを確認してから。
「かんぱーい」
「かんぱーいなのですー」
「かんぱーい♪」
 アップルティーを掲げた七那原・望(封印されし果実・f04836)と、レモンティーを手にした白峰・歌音(彷徨う渡り鳥のカノン・f23843)と一緒に――乾杯!
 いや、これはれっきとした戦争なのだ。
 元は此処は、有人宇宙飛行の研究と管制が行われていた宇宙センターであったが。
「あー……締切がぁぁっ」
「瞬きする1秒さえも、時間が勿体無い!」
 いまや、ポーシュボスに支配された奴隷という名の社畜と化している研究員達。
 けれど、楽し気に乾杯する3人のことは気になるらしく、ちらっとたまに目を向けてくる。
 そんな研究員達の気を惹くように、乾杯の後、今度は廻る寿司たちを目にする3人。
「やっぱ回転寿司だし、回ってる所から取ってみたいな!」
 歌音がそうじいっと、お目当ての寿司が回ってくるのを待っている間に。
 澪が優先的に確保していくのは、サビ抜きの表示がついている皿。
 まぐろやサーモン、いくら等の定番ものの他にも、珍しいネタも先に少し取っておいてみて。
(「小食だけどお寿司のサイズ的にも、分け合えばそれなりには食べれる気がする」)
 一貫が一口大サイズ程度の寿司は、小食な自分にとっても、沢山色々な種類が楽しめるかもしれないと、そう思いながらも。
「二人とも食べたいのある? 気になったらどんどん取ってね」
 ……僕が確保した中からもどうぞ。
 ずらりと色々な種類の寿司を、ふたりにもお裾分け。
「いいのか? それじゃあオレは……定番に玉子とまぐろ。それと……炙りサーモン!」
 歌音はそして、手にした炙りサーモンを見つめて。
「普通のもおいしいんだけれど、炙ると違った旨味でおいしいんだよなー」
 炙りサーモンの推しポイントを語った後。
 はむりと口に運べば、やっぱりふわり広がってとろけるのは、語った通りの幸せの美味しさ。
 それから望は、きょろりと寿司が廻るレーンを見回してから。
「お肉とお魚は苦手なのでそれ以外の美味しそうなの欲しいです。玉子とか」
 肉と魚以外のネタを探して、じっと流れて来るのを待っていれば。
「肉と魚はダメとなると……アボガドとか?」
「あ、野菜寿司っていうのもあるらしいよ。望さんもこれならいけるんじゃない?」
 ふたりが見つけたのは、望でもいけそうな寿司!
「アボカド? 野菜寿司? そういうのもあるのです? 初めて知ったのです」
 望はふたりの言葉に、そう紡いで返すも。
 真のお目当てを口にするのだった。
「あ、でもでもお寿司よりもスイーツ食べたいのですー」
 そう――それは、スイーツ!
 回転寿司を侮るなかれ。廻っているのは何も、寿司だけではないのだ。
 しかも。
「スイーツ? どんだけあるんだろ……おお!? すごいラインナップ!?」
「スイーツそんなに色々あるのです?」
 メニューを見てみれば、驚きの種類の多さ。
「ケーキに和菓子にアイス……パフェまである?」
 もう全部取って食べたい! と言いたいところなのですが。
「どれも食べてみたいけれど、少食だからケーキ一個でもお腹いっぱいになっちゃいそうなのです」
 望も少食だから、すぐにおなかがいっぱいになりそう。
 でも、そんな時はどうしたらいいか。
 解決方法を、望はちゃんと知っている。
「澪さん、歌音様、わけっこしませんか? 一口ずつだけスイーツ食べたいのですー」
 それは、みんなで少しずつ、分けっこ!
 望の提案に、歌音も勿論、両手を上げて大賛成!
「うん、いいぜ! オレも出来るだけ色んなの食べてみたいしな♪」
 そして自分は何にするかと、再びメニューと睨めっこ。
「みんなで食べたいもの1つずつ頼んでみるか? オレは……チーズケーキで!」
「デザートは悩むけど………白峰さんがチーズケーキなら、僕はミルクレープにしようかな」
 ……いいね、これも分けよ、と。
 澪も丁度流れてきたミルクレープを取って、やっぱり分けっこには賛成!
 チーズケーキにミルクレープ、そして望が選んだのは。
「二人がそれならわたしはガトーショコラにするのですー。なんだかオトナっぽいので!」
 ちょっぴりオトナなデザート、濃厚ガトーショコラに決定!
 それから皆で少しずつシェアし合って、いざ、はむっと口にしてみれば。
「んーーっ♪ やっぱり回転寿司に来たらスイーツなのですー♪」
 望はそう幸せそうに声を上げながら、思わず落ちそうになる頬を掌で抑える。
 いいんです、回転寿司で寿司を食べてもスイーツを食べても……美味しくいただいた者勝ち!
「寿司もスイーツも、どっちも最高だったー♪」
 歌音も満足気にふたりとデザートを楽しみながらも、こう続ける。
 ――みんなと楽しく食べて、やる気満タンだぜ♪ って。
 わいわい食べれば、不思議とその美味しさも増し増しになるから。
 そしてそれは、3人にとっては勿論のこと。
 何気に自分達を見ている研究員達にとっても、それはきっと同じだから。
「一緒に食べます?」
 澪は、ぐぅと鳴ったおなかの音と視線に気付き、微笑みを向ける。
 楽しそうに美味しそうに寿司やスイーツを食べる自分達の姿を見て――空腹という人間らしさを取り戻した、研究員へと。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ヴィオレッタ・エーデルシュタイン
なるほど。お寿司をふるまえばいいのね。
[料理]技能が火を噴くわ。
(無駄にかっぽう着姿)

まずは甘いたれをつけたウナギで巻いたドラゴンロール。
続いてグロ、サーモン、エビ、アボカドを海苔のようにして巻いたレインボーロール。
もう容赦なく食べさせるわよ。
それはもう研究員も猟兵も関係なく食べさせるわ。
食べさせられれば大勝利なのだから。

そして止めは巻きずしに衣をつけてそのまま上げたらディープ・フライド・スシ・ロールよ。

「たまにはちゃんとした食事をとりなさいな」



 何だか、食べ物関連の案件を受けることが多かったのだけれど。
 戦火の只中にあるアポカリプスヘルの地に降り立ったヴィオレッタ・エーデルシュタイン(幸福証明・f03706)は、こくりとひとつ頷く。
 今回の依頼の目的を、理解して。
 そう……ヴィオレッタがこの戦場を訪れて成すこと、それは!
「なるほど。お寿司をふるまえばいいのね」
 ――料理技能が火を噴くわ。
 刹那、すちゃっと身に纏うのは、気合十分な割烹着!
 そしていざ、キッチンという戦場へと向かえば。
 やはり、この地はアメリカ……メイン客層のニーズを鑑みて。
 まず作るのは、甘いたれをつけたウナギでくるりと巻いた、ドラゴンロール。
 さらに続いて、グロ、サーモン、エビ、アボカドを海苔のように巻いたレインボーロール。
「おお……おなかがすいてきたかもしれない」
「俺、レインボーロール好きだったな、仕事に追われて忘れてたけど……」
 そうふらりと引き寄せられるようにやって来たのは、社畜奴隷研究員達。
 ヴィオレッタは、そんな腹ペコさんたちに、容赦なく作ったロール寿司を食べさせる。
「それはもう研究員も猟兵も関係なく食べさせるわ」
 だってこれはれっきとした戦争、スシ・ウォー。
 ええ、そう――誰でも彼でも、とにかく食べさせられれば大勝利なのだから!
 けれど、これだけでは勿論、終わりません。
 そして、止めは!
「巻きずしに衣をつけてそのまま上げたらディープ・フライド・スシ・ロールよ」
 そんな見事なディープ・フライド・スシ・ロールに、おおっと上がる歓声。
 どうやら、すっかり正気にもどったようである研究員達。
 そんな彼らに、割烹着を纏うオカンよろしく、ヴィオレッタは言い放つ。
「たまにはちゃんとした食事をとりなさいな」
 食事と睡眠をしっかりと取ることは、本当にとっても大事ですから!

大成功 🔵​🔵​🔵​

蒼月山・翡翠
確かに、お寿司で宴会は面白そうですね。

とりあえず、色々なネタを取って楽しみますね。
それにしても、この世界にはオブリビオン以外でお寿司を見たことがない人もいるのではないでしょうか?
この海苔が内側に巻き込まれている太巻き…「カルフォルニアロール」?よくわからないですが、こちらを研究員の方におすそ分けしますね!



 やって来たのは、嘗て有人宇宙飛行の研究と管制が行われていた、宇宙センターの跡地。
 そして今は……邪神「ポーシュボス」の支配下にある、おぞましい施設。
 この場所では、オブリビオンを「超宇宙の恐怖」によって変異強化させるという研究が行われているという。
「うう、早くこの作業を終わらせないと……!」
「これが終わったら、あれ……そして次はこれとそれ……ああ時間が足りない!」
 ポーシュボスに洗脳されて不眠不休、最低限しか飲まず食わず働かされている、奴隷研究員達によって。
 けれどその研究を勧めさせるわけにはいかないし。
 人間らしさを完全に失った研究員達を、このままにしておくわけにはいかない。
 なので、彼らに今回、人間らしさを取り戻させるためにやるべきこと――それは。
「確かに、お寿司で宴会は面白そうですね」
 そうこくりと頷いた蒼月山・翡翠(恋焦がれし翡翠桜の娘・f25306)の言う様に、回転寿司パーティーをします!
 研究所にぐるり設置された寿司レーンは、ちょっぴりシュールだけれど。
「とりあえず、色々なネタを取って楽しみますね」
 ネタはお墨付きなくらい新鮮。
 定番のマグロやサーモンは勿論、回転寿司ならではなちょっと変わったネタや巻物、もはや寿司に何も関係ない麺類やパフェなどのスイーツさえ流れているのだ。
 そんな寿司が廻るさまを、緑色の瞳で見つめながらも。
 翡翠はふと、こう思うのだった。
「それにしても、この世界にはオブリビオン以外でお寿司を見たことがない人もいるのではないでしょうか?」
 確かに……マグロの握り寿司みたいなオブリビオンは、いた。
 けれども、この崩壊した週末世界で、本物の寿司を彼らはみたことがないのではないかと。
 むしろ、寿司とはオブリビオンだと思っている可能性すらある。
 だが――彼らは、正気を失っていても研究員。
「この海苔が内側に巻き込まれている太巻き……「カルフォルニアロール」?」
 翡翠は目に飛び込んできた、ちょっぴり寿司にしては珍しい、ロールケーキみたいな見目をした太巻きを手にしてみて。
 よくわからないですが、なんて思いつつも。
 とりあえずソレを取って、研究員の方におすそ分け!
 そして、そんな珍しい寿司のチョイスが、研究心溢れた彼らの心に刺さったらしく。
「なんだ? これはどういう構造になっているんだ?」
「ふむ、興味深い。何より、美味しそうだ」
 ――いただきます、と。
 これまで食に無関心だった研究員達が、はむりとカルフォルニアロールを口にすれば。
「美味い!」
「ああ、何だかおなかがすいてきたな……!」
 その口に広がる美味しさに、ぱっと表情を輝かせて。
 はむはむと、翡翠と一緒に寿司を美味しく楽しみ、人間らしさ……正気を取り戻すのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

瑞月・苺々子
海の無い所に住んでいたから、お魚のお寿司は初めてみたの……。
どれにしようかなぁ。お肉のお寿司もあるのかしら?
でも折角だからお魚を食べなくちゃ!
あっ、あの赤身のお魚おいしそう。マグロ、っていうのね!

注文はいつもママにお願いしてた。
だから、もも、「サビ抜き」しか食べたことなくて……。
今なら食べても……自己責任?かな?
これで泣かなかったら一人前なの!
……ぴえ……からいわ……!ももには早かったみたい……。
オレンジジュースでお口直しなの……。

回るお寿司だけど、一人でご飯なんて大人になった気分!
食後のデザートも食べればもっと大人ね!
イチゴのショートケーキ、あるかなぁ?
やっぱりイチゴは最後に食べなくちゃ!



 嘗ては、有人宇宙飛行の研究と管制が行われていた宇宙センターの跡地で。
 憑りつかれたように作業する研究員達は、食事を取る事すら忘れているようだが。
 きっと、美味しそうにごはんを食べる姿を見れば、思い出してくれるに違いない。
 人間らしく、今自分が腹ペコであるということに。
 そんな研究員達が奴隷の如く働いている施設内に、くるりと今、廻っているもの。
「海の無い所に住んでいたから、お魚のお寿司は初めてみたの……」
 そう……それは、お寿司!
 瑞月・苺々子(苺の花詞・f29455)は、イカやサーモン、エビなどの寿司が乗った皿をじいっと見つめてみて。
 興味深々、視線でお寿司さんと追いかけっこしてから。
「どれにしようかなぁ。お肉のお寿司もあるのかしら?」
 ローストビーフや牛カルビ、唐揚げ軍艦みたいな肉系の寿司にも心惹かれるのだけれど。
 ……でも折角だからお魚を食べなくちゃ!
 初めて食べる、お魚の寿司に挑戦してみます!
 そして、苺々子の目の前に流れてきたのは。
「あっ、あの赤身のお魚おいしそう。マグロ、っていうのね!」
 苺と同じ艶やかな赤をした寿司……マグロの皿を取ってみて。
 まじまじと、マグロのお寿司とお見合いを。
 注文はいつもママにお願いしていたから、これまでは「サビ抜き」しか食べたことがなかったのだけれど。
「今なら食べても……自己責任? かな?」
 ワサビの気配がするマグロのお寿司をそわり、覗き込むように見つめてみた後。
 こくりと決意したように大きく首を縦に振り、苺々子は気合いを入れる。
 ――これで泣かなかったら一人前なの! って。
 そしてドキドキ、大人の階段を一歩のぼるべく……ぱくりっ。
 刹那、お耳と尻尾がピンッ、円らな瞳がより大きく見開かれて。
「……ぴえ……からいわ……!」
 はわわと涙目で手を伸ばしたのは、オレンジジュース。
 そしてお口直しをしながらも、お耳をぺたり。
 ももには早かったみたい……と。
 でも、ワサビはまだちょっとハードルが高かったものの。
「回るお寿司だけど、一人でご飯なんて大人になった気分!」
 自分の好きなものを、自分の好きな時に、好きなペースで食べる。
 そんな、所謂おひとり様ごはんは、何だかちょっぴり大人気分!
 そして、はむりとサビ抜きの寿司を美味しくいただいた後は。
「食後のデザートも食べればもっと大人ね! イチゴのショートケーキ、あるかなぁ?」
 さらに大人な、デザートタイム。
 苺々子は流れてきたお目当てのイチゴショートケーキに狙いを定め、しゅばっとゲットしてから。
 うきうき、嬉々とした笑みを零しながら、すちゃりとフォークをいざ構える。
 ……やっぱりイチゴは最後に食べなくちゃ! って。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ユヴェン・ポシェット
SU☆SHI!
実はあまり食べたことはないのだが美味いよな
しかも、回るなんてワクワクするな!

研究員サン達もしっかり食って、たくさん寝ないと身体壊しちまうだろ。
俺の自慢の家族、ロワの身体は柔らかいし温かいし、もたれかかったらリラックスできるぜ。ふかふかだぞー…なんて更に誘惑してみようか。優しい奴なんだ、ライオンだけどアンタ達を食おうなんてしないから安心してくれ

さて、何を食おうか。やっぱイカかな!
まわすぜ、握るぜ。今まで握った事ないが食材良いから問題ないだろう。
研究員の人達も食いたいもの言わねぇと俺の相棒に全部食われちまうぜ?
ミヌレは小さいが何でも食うしすげぇ食うんだ
ってミヌレ、それは山葵付け過ぎだ



 ポーシュボスに支配され、いわゆる社畜として働かされていた研究員達であったが。
 大半の人が、徐々に正気を取り戻し始めたようだ。
 そんな彼らに人間らしさを再確認させているもの、それはずばり。
 ――SU☆SHI!
「実はあまり食べたことはないのだが美味いよな」
 ユヴェン・ポシェット( ・f01669)は、そうそわりと研究所内に張り巡らされたレーンへと目を向けて。
 子供のように瞳を輝かせ、心躍らせる。
「しかも、回るなんてワクワクするな!」
 次々くるりと流れてくる、SU☆SHIたちに!
 けれどまだ若干名いる、仕事に没頭中の研究員達を見つけて。
「研究員サン達もしっかり食って、たくさん寝ないと身体壊しちまうだろ」
 ――もふもふ、ふかふか。
 ユヴェンはさらに誘惑してみる。
「俺の自慢の家族、ロワの身体は柔らかいし温かいし、もたれかかったらリラックスできるぜ」
 ふかふかだぞー……なんて。
 まるでお布団のような、いやきっとそれ以上に、ぽかぽかふわもふなロアの身体を撫で撫でしながら。
 ちらり視線を向けてきた研究員達を手招きつつ、続ける。
「優しい奴なんだ、ライオンだけどアンタ達を食おうなんてしないから安心してくれ」
 そしてご挨拶するように、尻尾をぱたぱた振るライオンさんの姿を見て。
 研究員達も、そうっと近づいて手を伸ばしてくれば。
「な、なんという、もふもふ……」
「何だか急に眠くなってきたなぁ、埋まりたい……」
 ほわんとロアのもふもふ具合に、呟きを落とす。
 そんな彼らの興味を惹きつけることに成功したユヴェンは、今度は彼らの食欲を取り戻すべく。
「さて、何を食おうか。やっぱイカかな!」
 ――まわすぜ、握るぜ。
 そう、ぎゅっと気合いを入れるべく締めるのは、寿司職人さんのようなねじり鉢巻き。
 ……今まで握った事ないが食材良いから問題ないだろう、なんて。
 密かにそっと思いながらも。
「研究員の人達も食いたいもの言わねぇと俺の相棒に全部食われちまうぜ?」
 ――SU☆SHI!
 そういわんばかりに、超わくそわしている様子の鉱石竜へと目を向けるユヴェン。
「ミヌレは小さいが何でも食うしすげぇ食うんだ」
「それは大変だ。好きなネタが売り切れになる前に、食べておかなきゃだな!」
「そういや、今まで気づかなかったけど……すっごいおなかすいてる」
 ――大将、俺達にもイカひとつ!
 研究員達はレーンの前に座り、そう注文を。
 そして、逸る気持ちを抑えきれぬかのように、ミヌレも握り寿司作りをお手伝い……してくれるものの。
 ちょっぴり自分と似た色味に興味を覚えたのか、ぬりぬり盛り盛り。
 出来たのは……そう!
「ってミヌレ、それは山葵付け過ぎだ」
 違う意味で洗脳から一気に目が覚めそうな、ワサビてんこ盛りなイカの握り寿司です!
 それから存分に好きなだけ、もふもふ、もぐもぐ。
「ああ……おなかもいっぱい、ねむくなってきたなぁ」
 美味しい寿司ともふもふは、アポカリプスヘルを救う。
 ふかふかなロアへと幸せそうに身を埋め、おなかいっぱいになった研究員達は、気持ち良さそうにすやぁ。
 研究員全員の洗脳もすっかり解け、人間らしさを完全に取り戻したのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2021年09月19日


挿絵イラスト