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羅針盤戦争〜フルーティーキャンディー・ショコラタイム

#グリードオーシャン #羅針盤戦争 #七大海嘯 #メロディア・グリード

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 噴き出す間欠泉は、様々な種類のチョコレート。
 ミルク、ホワイト、イチゴ、ビター、最近は抹茶チョコの間欠泉も見つかったとか。
 そして、チョコが固まらない程のあたたかい島の気候は、様々なフルーツを実らせて。
 アリスラビリンスから落ちて来たこの『スイー島』で今日も開かれているのは、フルーツチョコフォンデュのお茶会。

 定番のミルクやホワイト、ビターのチョコは、イチゴにパインにマンゴーやバナナ等々、どのフルーツに纏わせてもぴったり。イチゴチョコには、イチゴチョコ×イチゴなんていうイチゴ尽くしでもいいし。フルーツの他に、ひとくちケーキやシュークリームやマシュマロ等をくるり潜らせても美味しい。抹茶チョコには、バナナやキウイ等のフルーツは勿論、白玉やわらび餅やマシュマロをつけてみても。

 そしてお茶会なのだから、チョコを使った飲み物も豊富。
 ミルクにチョコをとろり加えたショコラショーの上には、ぷかりマシュマロと好みのフルーツも乗せて。 紅茶好きには、ティーショコラショーもおすすめ。
 島のフルーツで作ったマーマレードやジャムと合わせてシナモンで甘酸っぱい味を楽しむのもいいし。豆乳のショコラショーや、爽やかミントのホットチョコレートも美味だ。
 勿論アイスドリンクでも頂け、シャリシャリチョコフルーツフローズンも美味しい。
 チョコドリンクに好きなアイスを浮かべた、チョコレートフロートなんかも。
 さらに、成人していれば、アルコールと組み合わせたドリンクも楽しめる。
 ホットワインチョコレートには甘酸っぱいラズベリーを加えて。ショコラショーにただブランデーをたらしてもおしゃれだし、チョコレートマティーニなどのカクテルも。
 甘々なものから、甘くないチョコドリンクまで、お好みで楽しめるかと。
 勿論、普通の紅茶や飲み物もあるから、甘いスイーツのお口直しにもどうぞ。

 さらに島で最近流行っているのは、様々なキャンディーを使ったふわふわわたあめ。
 好きな味のキャンディーを選んで、くるくるふわふわ、わたあめが作れて楽しめる。
 チョコレートに乗せてもいいし、雲みたいに大きなものを作ってみてもいいし。
 色々な味のキャンディーで作って、少しずつ楽しんでみるのも。

 日頃はこの島の皆を楽しませているはずのチョコレートやキャンディーだけれど。
 まさか、そんな甘いスイーツたちに島の平和が脅かされるだなんて。
 『スイー島』の住民や海賊達は、誰も思ってなどいなかっただろう。
「増殖する私の残滓達スイート・メロディアよ、カルロスを助けなさい」
 突如、島の海域の水が、チョコレートやキャンディー……スイート・メロディアに変貌しただなんて。

●レッツ・チョコレイトタイム!
「甘い物は好きだ。俺は甘いものがとても好きだ」
 何気にとんでもない甘党である筧・清史郎(ヤドリガミの剣豪・f00502)は、大事なことではないけれどそう2回言ってから。
 集まってくれた皆に、視えた予知を語り始める。
「とある海域の海の水全てが突如、チョコレートに変貌した。そしてそんな広大なチョコレートの海から、七大海嘯『桜花』メロディア・グリードと同等の力を持つ分身「増殖する私の残滓達」――スイート・メロディアの大群が次々と出現することが予知された」
 そのスイート・メロディアたちの肉体はチョコレートやキャンディなどでできているのだというが。
 スイーツでできている為、耐久力は低い。
 だが、何百体・何千体と存在するその分身達の攻撃力は、その全てが「七大海嘯と同格」だという。
 なので、攻撃される前に全滅させなければならない。
「そして、このチョコの海域にある島が、アリスラビリンスから落ちて来た『スイー島』という、チョコレートの間欠泉が噴き出し、様々なフルーツが生る島だ。襲撃されると予知される前に到着するので、島でチョコフォンデュなど甘い物で英気を養いつつ、海から迫るスイート・メロディア達を先手で倒して欲しい」
 尚、この島はあたたかいので、ただでさえ弱々なスイート・メロディア達の耐久力は、溶け気味でもっと低くなっているというので。
 島のチョコレートやフルーツやわたあめなどを楽しんだ後、攻撃される前にさくっと倒して欲しい。
「甘い物は正義だが、人々を脅かすようなスイーツは甘味とは認められない。美味しいチョコレートやフルーツチョコフォンデュなどを楽しみつつも、七大海嘯『桜花』の分身達の殲滅もさくっとよろしく頼む」
 清史郎はそう言った後、改めて皆に頭を下げてから。
 掌に満開桜のグリモアを咲かせ、猟兵達をチョコレートの香りする島へと導く。


志稲愛海
 志稲愛海です。
 よろしくお願いいたします!

 こちらは、1フラグメントで完結する「羅針盤戦争」のシナリオです。
 プレイング受付は2/22(月)朝8:31から開始致します。

●プレイングボーナス
 一斉攻撃を受ける前に、可能な限り多くの「増殖する私の残滓達」を倒す。

●シナリオ概要等
 フルーツチョコフォンデュやチョコドリンクやわたあめ等楽しみましょう!と。
 今回は、主にそういう内容です。
 そして楽しみつつ待ち構えて「増殖する私の残滓達」を倒しましょうと。
 とはいえスイート・メロディア達は、UCを設定していれば倒せる耐久性ですので。
 「倒します」「罠仕掛けます」で無双しますし、無くてもUC設定だけでOKです。
 戦闘の前の備えのお茶会を存分に楽しむことメインで全く構いません。

 お茶会の概要は、OPの通りです。
 お好きなフルーツを中心に、他にも色々なものに数種類の味のチョコを纏わせて。
 くるくるチョコフォンデュを楽しめます。
 持ち込みもOKなので、お好みのものにチョコを潜らせて味わって下されば。
 1種類だけでなく、各種チョコファウンテンでの食べ比べも勿論どうぞ!
 器具など必要な道具も全て島に用意されています。わたあめ機もあります。
 チョコレート系のドリンクも楽しめますし、普通の飲物も勿論あります。
 甘いのが苦手な方でも大丈夫な、ビターなものや抹茶のものもあります。
 要は、お好きにチョコなお茶会満喫しましょう! ということです。
 ほのぼの美味しく、わいわい賑やか、沢山食べる競争や色々カオスなど。
 お好きなように楽しんでいただければです!

 公序良俗に反する事、他の人への迷惑行為、未成年の飲酒は厳禁です。
 締切等はMS個別ページやタグ、Twitterでお知らせします。

●お願い
 同行者がいる場合は【相手の名前(呼称可)と、fからはじまるID】又は【グループ名】のご記入をお忘れなくお願いします。

 グループ参加の人数制限はありません、お一人様~何人ででもどうぞ!
 ですが、ご指定の同行者が参加していない場合は返金となる可能性もあります。

 期間内に送信頂いた内容に問題のないプレイングは全採用したい気持ちですが。
 戦争の展開次第ではその限りではないことご了承下さい。

 どうぞお気軽にご参加ください!
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第1章 集団戦 『増殖する私の残滓『スイート・メロディア』』

POW   :    スイート・エンブレイス
【甘い香りと共に抱きしめること】による超高速かつ大威力の一撃を放つ。ただし、自身から30cm以内の対象にしか使えない。
SPD   :    キャンディ・ラプソディ
【肉体を切り離して作った毒入りキャンディ】を給仕している間、戦場にいる肉体を切り離して作った毒入りキャンディを楽しんでいない対象全ての行動速度を5分の1にする。
WIZ   :    チョコレート・ローズ
対象の攻撃を軽減する【融解体】に変身しつつ、【毒を帯びた薔薇の花型チョコレート】で攻撃する。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

オヴィリア・リンフォース
スイー島、そんな楽園のような
島が実在していたのには驚きなのです
住民だけでなく海賊達も居るのです?
そんな島の平和を脅かす
スイート・メロディアは放ってはおけないのです
でも戦う前にエネルギーを補充するのです
沢山のチョコレートにフルーツ、
それらを美味しそうに食べる人達に
目移りしてしまうのです(尻尾を振りながら)
私は猫だからあまりチョコレートが
食べられないのが残念なのです(尻尾をしょぼんと下げる)
でもその分、フルーツ(お任せ)や
キャンディとかを食べてドリンクを美味しく飲むのです
果肉も立派な肉なのです
チョコも少しだけなら大丈夫のはずなのです(もぐもぐ)
お腹を満たしたら分身達に攻撃される前に倒すのです



 話に聞いた時は、本当かなと、ちょっぴり思ったりしたけれど。
「スイー島、そんな楽園のような島が実在していたのには驚きなのです」
 実際に降り立ったその島は――まさに『スイー島』その名の通り、スイーツの楽園。
 ふわりと漂う甘い香りは、猫であるオヴィリア・リンフォース(銀色の魔女猫・f25140)の鼻をより擽って。
 とことこ歩いてみれば、島の人たちの姿も。
「住民だけでなく海賊達も居るのです?」
 けれど、そんな住民や海賊もいる島の平和を脅かす存在が迫っているのだという。
 それは、チョコやキャンディでできているというスイート・メロディアの大軍。
 だが、まだ敵が来るまでにもうちょっと時間があるみたいだし……それに、何より。
「でも戦う前にエネルギーを補充するのです」
 甘い物で英気を養う――ええ、大事なことです。
 そしてオヴィリアは尻尾をふりふり振りながら、じーっと。
 沢山のチョコレートにフルーツ、それらを美味しそうに食べる人達にきょろり、目移りしてしまうのだけれど。
 刹那、ふりふりしていた尻尾が下がって、しょぼん。
「私は猫だからあまりチョコレートが食べられないのが残念なのです」
 でも、島の人や海賊さんが、可愛い猫ちゃんこれどうぞ、と。
 リンゴにバナナに桃など、猫でも美味しく食べられるフルーツをいっぱいくれて。
「果肉も立派な肉なのです」
 摂りすぎなければ大丈夫なイチゴも、美味しくはむり。
 甘いキャンディを食べつつ、フレッシュなドリンクも存分にいただけば。
(「チョコも少しだけなら大丈夫のはずなのです」)
 折角だから、チョコレートもちょっぴりもぐもぐ。
 いっぱい美味しいを満喫して、おなかもいっぱいになれば……ええ、忘れていません。
 やって来たスイート・メロディアたちに攻撃される前に、すかさずにゃにゃっと倒します!

大成功 🔵​🔵​🔵​

ミラ・パーチェ
腹ぺこフレンズ!梓ちゃん(f12881)と!
アドリブ歓迎!

梓ちゃん、梓ちゃん!
チョコレートフォンデュし放題、食べ放題!
これぞ正に、チョコレートの天国よね!夢みたい……!
いざ!腹ぺこフレンズ、しゅっつじーん!

フルーツも色々、チョコも色々
うーん、どんなチョコが合うかしら……?
ふふっ、このくぐらせる瞬間が幸せ……
わーい!おいひぃ……!
貰ってばかりじゃなくて、梓ちゃんにもあーんっ

綿あめも作れるの!?
私、カラフルで超特大の綿あめを
両側から……せーのって、がぶってしたいかも(そわそわ
ぐるぐるー!ぐーるるーん!
途中で色の違うキャンディーをぽぽいっと!

敵には!UCを使って、神の怒りでフルスイング!


甘利・梓
腹ペコフレンズのミラちゃん(f09057)と!

ミラちゃん、ここは夢の世界でしょうか…
チョコが、チョコが湧き出てる…きゃー!!(乙女的幸せ

チョコフォンデュしましょ!私はフルーツの他にひとくちケーキもゲットして、色んなチョコフォンデュを楽しみますよー!
ミルクは定番、ホワイトもいいですね、ビターにケーキも美味しい
抹茶チョコを纏わせた苺もいい感じですよ!ミラちゃん、あーんっ

綿飴も作れるらしいですよ
私、乗れるくらいめっちゃでっかいの作りたいです!ミラちゃんは?
いいですねそれ!がぶーしましょ!
キャンディーいっぱいいれて、そーれ虹色くるくるくるー!

それじゃあ最後にカトラリーセットのナイフで、せーの、どーん!



 甘く漂うチョコレートの香り、たわわになるフルーツたち。
 そして……キラキラとこれでもかと輝く、いつだって腹ぺこな乙女たちの眼差し。
「ミラちゃん、ここは夢の世界でしょうか……」
「梓ちゃん、梓ちゃん! チョコレートフォンデュし放題、食べ放題!」
 緑の視線をぐるり巡らせ、まさに言の葉通り夢心地に呟きを落とした甘利・梓(腹ペコ乙女・f12881)の袖を、逸るようにくいくいと引いて。
 ミラ・パーチェ(夢追い人・f09057)が、様々な味のチョコファウンテンを指差せば。
「チョコが、チョコが湧き出てる……きゃー!!」
「これぞ正に、チョコレートの天国よね! 夢みたい……!」
 刹那弾けるのは、乙女的幸せ。
 そしてふたり顔を見合せ、こくりと大きくひとつ頷き合ってから。
 ――いざ! 腹ぺこフレンズ、しゅっつじーん!
 甘ーい世界へ、それはもう全力で飛び込みます!
 ということで。
「チョコフォンデュしましょ!」
 早速楽しむのは、チョコレートフォンデュ!
 けれど、チョコレートフォンデュと一言に言っても。
「フルーツも色々、チョコも色々。うーん、どんなチョコが合うかしら……?」
 並ぶフルーツは目移りするほど沢山で。
 チョコだって、ミルクにホワイト、イチゴにビター、抹茶まで……沢山あって悩ましい。
 でも何て言ったって、彼女たちは腹ぺこフレンズ。
 梓がゲットしたのは、見るからに甘そうなフルーツたちだけでなく、ひとくちケーキもちゃっかりと。
「色んなチョコフォンデュを楽しみますよー!」
 そんな戦利品に纏わせるチョコだって、これで悩みも一挙に解決。
「ミルクは定番、ホワイトもいいですね、ビターにケーキも絶対美味しいです」
 そう――折角だから、全部の味を楽しみます!
「ふふっ、このくぐらせる瞬間が幸せ……」
 ミラも早速、初手から一番大きなケーキをぷすりとピックに刺して、くるくるっ。
 たっぷりとチョコを纏わせ――ぱくりと口に運べば。
 瞬間、ぱあっと煌めく幸せ笑顔。
 そんなミラに差し出されるのは、もっともっと幸せになる魔法。
「抹茶チョコを纏わせた苺もいい感じですよ!」
 ――ミラちゃん、あーんっ。
 そしてそれを、はむりと頬張れば。
「わーい! おいひぃ……!」
 思わず落ちそうなほっぺたを押さえるミラ。
 でも勿論、貰ってばかりじゃなくて。
 ――梓ちゃんにもあーんっ。
 絶対間違いない王道のコンビ、バナナにミルクチョコを纏わせて、美味しいお返しを。
 けれど此処は、スイー島。チョコレートだけではありません。
「綿飴も作れるらしいですよ」
「綿あめも作れるの!?」
 ふわふわ甘い、わたあめだって作れちゃいます!
 そしてそれぞれ、甘ーい野望を語りだす乙女たち。
「私、乗れるくらいめっちゃでっかいの作りたいです! ミラちゃんは?」
「私、カラフルで超特大の綿あめを、両側から……せーのって、がぶってしたいかも」
 めっちゃでっかい雲みたいなわたあめを一緒に、がぶっ。
 そんな夢みたいな願望も、今なら叶うから。
「いいですねそれ! がぶーしましょ!」
 ――ぐるぐるー! ぐーるるーん!
 ――そーれ虹色くるくるくるー!
 色の違うキャンディーも、ぽぽいっといっぱい入れて。
 超特大虹色わたあめの、出来上がり!
 美味しくて甘いのは勿論、可愛いだって大事な乙女ポイント。
 そんな完成したわたあめをキラキラ見つめ、再びふたり顔を見合わせて頷いてから。
 ――せーので、がぶー!
 しゅわり口で蕩けるのは、虹色可愛い美味しい幸せ。
 そして……そんな幸せを邪魔する輩は、腹ぺこフレンズが決して許しません!
 神の怒りでフルスイング! カトラリーセットのナイフで、せーの、どーん!
 そう……甘い物は大正義なのです!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

落浜・語
【狐扇】
ものすごく甘ったるい匂いだし、戦争中とは思えない光景だよな……。
これで頬が緩まないって訳にはいかないよ。
せっかく時間あるんだし楽しんでしまおう?
仔龍とカラスも食べていいから、あとで頼むな。

甘いものは好きなので、いろんなものをチョコに付けて。
蜜柑とか、イチゴとかチョコと本当相性いいよなぁ。
あーそう言えば、ポテトフライってチョコかかってるの売ってたりするよな。
しょっぱいのと甘いのって相性が良いって言うし、お言葉に甘えてご相伴にあずかろうかな。
そうそう、柿の種ももってきたんだ。これのチョコ掛けもおいしいんだよ。良かったらどうぞ。


吉備・狐珀
【狐扇】

わぁ!チョコレートの甘くて良い香りがしますね!
それに新鮮な果物の香りも!
はっ!いけません、スイート・メロディアの大群が押し寄せてくるというのに…。
…うぅ、だめです。頬が緩んでしまいます。

とはいえ時間はあるようですし、何より英気を養うのは大事ですよね!
オコジョさん達に島の果物を対価に迎え撃つ体制を整えたら準備完了

月代と島の果物や持参したクッキー、マシュマロにチョコレートをくぐらせてパクリ
んんっ!とっても美味しいです!
語さん、ご存じでしたか?
ポテトスティックの塩気とチョコが合うそうなんです。
あとこのオレンジのドライフルーツも!
試してみたくて持ってきたんです。語さんも一緒に食べませんか?



 島に降り立てば、思わずキラキラと瞳が輝いてしまう程に。
「わぁ! チョコレートの甘くて良い香りがしますね! それに新鮮な果物の香りも!」
 迎えてくれるのは、美味しそうで甘ーい沢山の誘惑。
 けれど、吉備・狐珀(狐像のヤドリガミ・f17210)は刹那、はっと我に返って。
「いけません、スイート・メロディアの大群が押し寄せてくるというのに……」
 ぐっと本来の目的を思い返し、気合を……入れようと、するけれど。
 思わず両手を頬に添え、ふるりと首を横に振る。
「……うぅ、だめです。頬が緩んでしまいます」
 溢れる甘味に抗えるだろうか、いや抗えません!
 とはいえ、此処を訪れたのは猟兵の任務のため。
 そんな葛藤をぐるぐると繰り広げる狐珀。
 そして彼女共に島へとやって来た落浜・語(ヤドリガミの天狗連・f03558)も、ぐるりと周囲を見回してから。
「ものすごく甘ったるい匂いだし、戦争中とは思えない光景だよな……」
 うぅ、と唸る狐珀へと視線を移し、その姿に瞳細め紡ぐ。
「これで頬が緩まないって訳にはいかないよ。せっかく時間あるんだし楽しんでしまおう?」
「そうですね! 時間はあるようですし、何より英気を養うのは大事ですよね!」
 そんな、ぱあっと笑顔宿す狐珀を見つめ、こくりと頷いてから。
「仔龍とカラスも食べていいから、あとで頼むな」
「オコジョさん達もよろしくお願いしますね」
 島の果物を対価に、皆で迎え撃つ体制もバッチリ!
 敵の大軍が来ても大丈夫なように整えれば、準備も完了。
 ということで、戦いに備えて英気を養うべく、甘いひとときをいっぱい楽しみます!
 湧き出るチョコファウンテンに、狐珀はそうっと、まずはピックに刺したイチゴを潜らせてみて。
 ドキドキそわそわ、月代と一緒に、ぱくりと口にしてみれば。
「んんっ! とっても美味しいです!」
 思わず零れ落ちる、感嘆の声と満面の笑み。
「蜜柑とか、イチゴとかチョコと本当相性いいよなぁ」
 甘いものは好きだという語も、いろんなものをくるりとチョコに付けてみて。
 はむりと食べれば、ご満悦。
 そんな彼の隣で幸せそうにほわほわ、今度は持参したクッキーやマシュマロにチョコを纏わせながらも。
 ちょっぴりえっへん、狐珀は語に教えてあげる。
「語さん、ご存じでしたか? ポテトスティックの塩気とチョコが合うそうなんです」
「あーそう言えば、ポテトフライってチョコかかってるの売ってたりするよな」
 そういう塩気とチョコの組み合わせも、言われてみれば見たことがあると。
 そう思い返す語に、狐珀は嬉しそうにさらに続ける。
「あとこのオレンジのドライフルーツも! 試してみたくて持ってきたんです」
 ――語さんも一緒に食べませんか? って。
 そんなわくわくと瞳輝かせる彼女に、こくりと頷いてから。
 語がふと取り出すのは、お勧めの一品。
「そうそう、柿の種ももってきたんだ。これのチョコ掛けもおいしいんだよ」
 ――良かったらどうぞ、って。
 フルーツからお菓子、塩気のあるもの等々……いろんなものをくるくるチョコに付けて、ぱくりっ。
 一緒にめいっぱい、甘ーいひとときを満喫します!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

白弾・萠
【ゲーム友】
空くんとご一緒できて嬉しいなぁ。
わあわあ、じゃあ空くんが好きそうなもの見繕ってくるね!
わぁすごいね、チョコフォンデュし放題!最初はいちごを専用のフォークに刺して、ホワイトチョコにつけたり。ショコラショーもあるの?でも今はあったかいから…アイスドリンクある?

空くんの綿あめ?美味しそうー。僕のチョコと交換しない?
どんな味かな…?はわわ、おいしい!こんなの食べたことないよぉ

食べつつ飲みつつ、スイート・メロディアも忘れてないよー。わざと脱力して無防備な状態晒して、敵のUCで攻撃してきたのを受けて反撃しちゃおう。大丈夫、あとは人形がぼこぼこやるからね!
とっても甘くて素敵だね、空くん。


空亡・柚希
【ゲーム友】
わー、空気が甘い。
色々食べたいものはあるけれど、綿あめやってみたいな。ああでも、チョコも、気になる……
そうだ、持ち寄って一緒に食べる?萠さん
好きそうな味、作ってくるよ

イチゴとバニラ、普通の真っ白お砂糖と。……ああ、青いのもいいな。色んなのを少しずつまとめていこう。きれいで美味しい綿あめになりますように。
……なんだか指揮棒振っているみたい。楽しいな、これ

萠さんのチョコも楽しみ
わぁ、苺チョコかな。美味しそうだねぇ
お互いお裾分けしつつ、のんびりとお菓子食べてよう

本来の目的も忘れずに
片手間に人形を組み替えて、スイート・メロディアが近づく前に引き金を引いておこう



 一緒に並んでゲームをすることも、勿論すごく楽しいけれど。
「わー、空気が甘い」
「空くんとご一緒できて嬉しいなぁ」
 たまにはこんな時間も、絶対に楽しい。
 島に降り立った瞬間、漂ってきた良い香りに、空亡・柚希(玩具修理者・f02700)が声を上げれば。
 白弾・萠(エルフの人形遣い・f03616)も、彼と一緒に楽しむこれからのひとときにわくわく。
 そして興味津々、瞳をぐるりと巡らせながら。 
「色々食べたいものはあるけれど、綿あめやってみたいな。ああでも、チョコも、気になる……」
 柚希はそう、うーんと悩まし気に呟くけれど。
 ピカッと閃いたのは、こんな名案。
「そうだ、持ち寄って一緒に食べる? 萠さん。好きそうな味、作ってくるよ」
「わあわあ、じゃあ空くんが好きそうなもの見繕ってくるね!」
 勿論そんな美味しい申し出に、萠もすぐに大賛成!
 彼が色々と取りに行っている間にきりり向き合うのは、甘いチョコレートファウンテン。
「わぁすごいね、チョコフォンデュし放題!」
 そう言いながらも最初に萠が手を伸ばしてみるのは、やっぱりこれ。
 定番で絶対間違いない、いちご!
 それをぷすりと専用のフォークに刺して、ホワイトチョコをくるくるっ。
 次はミルクチョコを纏わせたりと、同じいちごでも沢山違う味をくるり纏わせてみれば。
 ふと、通りかかった島の海賊に声を掛ける。
「ショコラショーもあるの? でも今はあったかいから……アイスドリンクある?」
 冷たいチョコドリンクは勿論、しゃりしゃりのチョコフローズンやチョコフロートまで、冷たい物もちゃんと用意されています!
 そんな萠に、チョコレートはお任せして。
「イチゴとバニラ、普通の真っ白お砂糖と。……ああ、青いのもいいな」
 柚希は、色んな色や味の飴を少しずつまとめた後、ぱらりと。
 わたあめ機へと、甘いあめを降らせてみる。
 ――きれいで美味しい綿あめになりますように、って。
 そしてふわふわ、雲みたいなわたあめを、棒でくるくるっとつかまえて。
「……なんだか指揮棒振っているみたい」
 ふりふり、くるくる……楽しいな、これ、って。
 それから大きくてふわふわな甘い戦利品を手にして。
 萠の元へと、彼女のチョコを楽しみに戻れば。
「空くんの綿あめ? 美味しそうー。僕のチョコと交換しない?」
「わぁ、苺チョコかな。美味しそうだねぇ」
 早速ふたりで、お裾分けの分けっこを。
「どんな味かな……? はわわ、おいしい! こんなの食べたことないよぉ」
「萠さんのチョコもすごく美味しい」
 甘いチョコを纏ったいちごに、しゅわり口の中で溶けるわたあめ。
 ふたりで一緒にのんびりと、とても楽しくて美味しいひとときを。
 けれど勿論、本来の目的も忘れていません。
 片手間に人形を組み替えて、スイート・メロディアたちが近づく前に引き金を引いておく柚希。
 萠も敵達がやってくれば、わざと脱力して攻撃を受けてから反撃!
「大丈夫、あとは人形がぼこぼこやるからね!」
 だからもうちょっとだけ、甘い物を楽しんでも大丈夫そうだから。
 ぼこぼこ敵が倒されてゆく中、もうひとくち、はむりとわたあめを口にして。
 萠は改めて、幸せそうな笑みと一緒に、柚希へと言の葉を向ける。
 ――とっても甘くて素敵だね、空くん、って。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

リゼ・デューイ
レヴォ(f17682)と一緒

ねぇ、レヴォこんなにもたくさんのチョコレートだなんて素敵だね。
僕たち、中々ゆっくり出来なかったからね。
こんな時こそ、お茶会を純粋に楽しもうよ。

一口にチョコといってもこんなに沢山ある。
チョコレートフロートだなんて…すごい贅沢。ん…甘くて美味しい。今度のお茶会の参考にしたいな。
へぇ、こっちはフォンデュだ。
僕はチョコフォンデュは王道のいちごが好きだな。
って、レヴォはそんなに沢山持ってきて…
へぇ、キミが甘い物が好きだったなんてびっくりだ。顔に似合わず可愛らしいよね。

さて、お腹もいっぱいになったし。一仕事しないとね。がんばろうね、相棒。


レヴォネ・セレナイト
リゼ(f20887)と

話には聞いていましたが、これは中々…。
確かに。折角の機会、そのお茶会を楽しみましょうか。

本当にこれだけの物を食べてもいいだなんて…!目移りをしてしまいますね。
夏ではないチョコバナナはなんだか特別感が。
シュテルン、ルーナあなた達も楽しむといい。

これが…!わたあめ…!
思ったよりふわふわな…。これはリゼにも持っていかなければ。きっと喜ぶ。

…リゼ。顔に似合わずは余計では。
あなたは変わった物が好きでしょう?

そうですね。食べた分は働きますよ。
任せて下さい、相棒。



 湧き出す間欠泉は甘いチョコレート、実るフルーツも甘くて沢山。
 そんな『スイー島』のことは、予め聞いてはいたのだけれど。
「話には聞いていましたが、これは中々……」
 実際に降り立ってみれば、ふわり漂う甘い香り。
 レヴォネ・セレナイト(月の加護・f17682)は物珍し気にぐるりと、周囲に視線を巡らせて。
 そんな彼の袖をちょこりと、控えめにそっと引いてから。
「ねぇ、レヴォこんなにもたくさんのチョコレートだなんて素敵だね。僕たち、中々ゆっくり出来なかったからね」
 リゼ・デューイ(雫摘み・f20887)は見上げたレヴォネに、こう続ける。
 ……こんな時こそ、お茶会を純粋に楽しもうよ、って。
 その言葉に、こくりと頷いてから。
「確かに。折角の機会、そのお茶会を楽しみましょうか」
 レヴォネは改めて、甘い物いっぱいのお茶会に瞳を瞬かせる。
「本当にこれだけの物を食べてもいいだなんて……! 目移りをしてしまいますね」
「一口にチョコといってもこんなに沢山ある。チョコレートフロートだなんて……すごい贅沢」
 色んな味のチョコレートが湧き出すファウンテンに、ぷかりアイスが浮いたチョコレートフロート。
 ……今度のお茶会の参考にしたいな、と。
 そうじーっと見つめ呟いた後、リゼが手を伸ばしたのはフルーツの山。
「へぇ、こっちはフォンデュだ。僕はチョコフォンデュは王道のいちごが好きだな」
 ぷすりと手にしたピックで最初に刺してみたのは、やっぱり王道のいちご。
 そしてレヴォネが見つめるのは、これまた間違いない組み合わせ。
「夏ではないチョコバナナはなんだか特別感が」
 そう、絶対美味しいバナナとチョコに心惹かれながらも。
 心なしかそわりとしているような気がする宝玉竜と精霊にも、声を。
「シュテルン、ルーナあなた達も楽しむといい」
 そして嬉しそうな様子のシュテルンとルーナに瞳細めながらも、レヴォネは刹那、はっと瞳を見開く。
 その瞳に飛び込んできたのは――ふわふわした、雲みたいなお菓子。
「これが……! わたあめ……!」
 そう口にしつつも、わたあめ機の前へとすかさず足を運んで。
「思ったよりふわふわな……」
 じっとわたあめを見つめながら、再びこくりと頷くレヴォネ。
 ……これはリゼにも持っていかなければ。きっと喜ぶ、と。
 そして、チョコバナナにわたあめにと、戦利品を手に彼女の元へと戻れば。
「って、レヴォはそんなに沢山持ってきて……」
 両手いっぱいのスイーツに、リゼはそう瞳をぱちくりさせるけれど。
「へぇ、キミが甘い物が好きだったなんてびっくりだ。顔に似合わず可愛らしいよね」
 すぐにそうくすりと、思わず笑み零してしまう。
 そんな彼女の言葉に、今度はレヴォネが瞳を瞬かせる番。
「……リゼ。顔に似合わずは余計では」
 そして、ふわふわなわたあめを差し出しつつも紡ぐ。
 ……あなたは変わった物が好きでしょう? って。
 それから、ふわふわしたそれをそうっと口運んでみれば、しゅわり口の中で溶ける甘さ。
 王道のいちごのチョコフォンデュも、冷たいチョコレートフロートも勿論一緒にいただいて。
 ほわほわ、甘い幸せと満腹感に満たされれば……ええ、忘れていません。
「さて、お腹もいっぱいになったし。一仕事しないとね」
「そうですね。食べた分は働きますよ」
 ……シュテルン、ルーナ、あなた達も、と。
 レヴォネがそうふと海の方を見遣れば、ほぼ溶けかけのスイート・メロディア達が。
 そんな敵の大軍を、ちゃちゃっとやっつけるべく。
「がんばろうね、相棒」
 甘い物も、美味しく十分に補充済。
 ぐっと気合を入れるリゼに、レヴォネは笑んで返す。
 ――任せて下さい、相棒、って。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

硲・葎
シャルちゃん(f01440)と。
フルーツ!チョコ!
これは天国かな!?よし、まずはイチゴにビターチョコをかけてみよう。やっぱりこういう時は大食いしとくべきかな。
ほかのフルーツも切って食べやすいように!
「シャルちゃん、苦しくなったら私に回してね。無理しなくていいから」
やっぱりここは数を引き受けて、シャルちゃんには美味しく食べてもらいたいね。わたあめも食べる?
リンゴのキャンディもあるよ。
私はイチゴの飴にしとこ!
ふわふわの虹色わたあめ可愛いよね!
敵の攻撃の毒入りキャンディは、毒耐性で耐えて。逆に私の毒入りキャンディをプレゼントしよう。
「目には目を!ってね!」


清川・シャル
f01013りっちゃんと

わぁい甘いもの!前日からお腹を空かせて挑みましょう!私は胃袋が小さいので沢山は食べられないので質を重視します。美味しい物を見極めるのです…
いちごメインで行きたいです!旬の季節になってきたし。
でも1番好きなフルーツはりんごなので、りんご掛けチョコは別口でいただきたい。
りんごキャンディもイイネ!
あっ、わたあめも作りたいですね、7色のやつとか!一番好きな味はラムネです。
美味しくてニコニコしちゃいます。ご機嫌ですね!

戦闘対策には片手にそーちゃんを持ってます。怪力で一振りすれば大丈夫でしょう!
りっちゃんの攻撃が万が一混ざらないとも限らないので毒耐性で対応しますね



 これは、戦争なのです。
 戦争……そう、間違いなく猟兵の任務なのですが。
「フルーツ! チョコ! これは天国かな!?」
 降り立った島『スイー島』――此処は天国ですか?
 そう思わず瞳を輝かせるのは、硲・葎(流星の旋律・f01013)。
 いや、この島に迫る脅威を払いに来たのです。れっきとした猟兵のお仕事です。
 けれど一仕事するにも、まずは英気を養って備えたいから。
「よし、まずはイチゴにビターチョコをかけてみよう」
 敵もまだもうちょっとやってこないようであるし、折角だからいっぱい楽しみます!
 ……やっぱりこういう時は大食いしとくべきかな。
 そう葎は思いつつも、イチゴ以外のフルーツも食べやすいように切っておく。
 いや、猟兵のお仕事です。お仕事なのですけれど。
「わぁい甘いもの! 前日からお腹を空かせてきました!」
 清川・シャル(夢探し鬼・f01440)は、前の日からお腹を空かせて挑むという用意周到ぶり。
 いえ、胃袋が小さくて沢山は食べられないから。
「質を重視します。美味しい物を見極めるのです……」
 そうじーっと真剣に、並ぶフルーツやお菓子を品定め。
 そして、ぷすっと手にしたピックで刺してみたのは。
「いちごメインで行きたいです!旬の季節になってきたし」
 葎もビターチョコをくるくるして食べてみた、いちご!
 やはり定番で王道、間違いのない選択。
 そんな慎重に吟味するシャルに声を掛ける葎。
「シャルちゃん、苦しくなったら私に回してね。無理しなくていいから」
 ……やっぱりここは数を引き受けて、シャルちゃんには美味しく食べてもらいたいね、って。
 うきうきしている彼女を見ていると、そう思うから。
 それからシャルは、いちごメインでくるくるはむりと食べていきながらも。
 きりりと見遣る視線の先にあるのは、そう!
「でも1番好きなフルーツはりんごなので、りんご掛けチョコは別口でいただきたい」
 1番好きだという、りんごです!
 そして、チョコレートフォンデュも勿論美味しいけれど。
 此処は『スイー島』と名付けられた島。楽しめる甘い物は、チョコだけではありません。
「わたあめも食べる? リンゴのキャンディもあるよ」
「あっ、わたあめも作りたいですね、7色のやつとか! りんごキャンディもイイネ!」
 葎の言葉に、シャルが手にしたのは。
 りんごキャンディと、そして一番好きなラムネ味。
 それから7色揃えて、ふわふわくるり。甘い雲のような虹色わたがしを棒でつかまえて。
「ふわふわの虹色わたあめ可愛いよね!」
 出来上がっってゆくわたあめを見つめる葎も、そう同意の声を。
 そして、はむりと口にしてみれば、しゅわり溶けた甘い味が口いっぱいに広がって。
 美味しくて思わずニコニコ、ご機嫌に!
 そんなシャルにつられ、笑み零しながら。
「私はイチゴの飴にしとこ!」
 葎が作るのは、やっぱりイチゴのわたあめ。
 どんな味のチョコを纏わせても、ふわふわわたあめにしても、イチゴは絶対に裏切りません、ええ。
 いえ、これは猟兵の任務だということは、満喫しながらも忘れてはいないから。
 片手にわたあめ、もう片手には戦闘対策のそーちゃんを確り持っているシャル。
 この島はあたたかいため、敵の耐久性はさらによっわよわだというので。
「怪力で一振りすれば大丈夫でしょう!」
 ええ、きっとそれで全然問題ないです!
 そして、溶けかけのスイート・メロディアが現れれば。
「目には目を! ってね!」
 葎は毒入りキャンディを放つという敵へと、逆にプレゼントする。
 沢山作り出した、特製の爆発するベリーロリポップを。
 そんな葎の攻撃が万が一混ざらないとも限らないから、シャルも念のため毒耐性で対応しつつも。
 そーちゃんを、ぶんっとフルスイング!
 葎のベリーロリポップが炸裂する中、さくっと一緒に、敵を無双して一掃します!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

忌月・カルタ
バレンタインの時、いろんな人にあげるチョコを3人が必死に奪おうとしてきたから、きっと足りなかったんだよね?ここならいっぱいあるから満足してくれそう・・・(3人は【カルタの作った】チョコを奪い合ってたので、沢山チョコが欲しいわけではない)

みんなの好きなフルーツやチョコをとってきて楽しみます
あ、足りなくなったからちょっと貰ってきますね

カルタがスイーツを取りに行ってる間に、邪魔をされたくないため三人が殲滅している

戻ってきたカルタの横には見知らぬ男性がフルーツ等を運ぶのを手伝っている(カルタは気が付いていないが下心丸見え)

「えっと、戻ってきた・・・みんなどうしたの?」

バレンタインの再来まで、あとわずか



 聞いた予知によれば、この島はきっと自分にうってつけ。
 いや正確には……自分達に、うってつけだろうと。
 そう、そっと『スイー島』へとやって来たのは、忌月・カルタ(愛され系ご主人様と過保護な娘達・f30657)。
 そしてカルタは、ミヅキ、ティラム、メアリの3人の先日の様子を思い出しつつも呟きを落とす。
「バレンタインの時、いろんな人にあげるチョコを3人が必死に奪おうとしてきたから、きっと足りなかったんだよね?」
 けれど、そんなバレンタインの時とは違って。
 甘い香りが漂う島をぐるりと見回しつつ、カルタは続ける。
「ここならいっぱいあるから満足してくれそう……」
 もう3人が奪おうとしないでもいいくらいの甘い物が、この『スイー島』にはあるのだから。
 でも――カルタは知らない。
 3人が、沢山チョコレートが欲しいわけではないことを。
 だって奪い合っていたのは、カルタの作ったチョコだから……!
 けれど、そんな事実を知る由もなく。
 みんなの好きなフルーツやチョコをとってきて、暫くは美味しく楽しんでいたカルタであったのだけれど。
「あ、足りなくなったからちょっと貰ってきますね」
 そうスイーツを取りに行ってる間に、邪魔をされたくない3人がさくっと敵の大軍を殲滅。
 これで存分に、カルタとの時間が楽しめる――そう思った、その時であった。
 戻ってきたカルタの横には、見知らぬ男性が……!?
 彼はフルーツ等を運ぶのを手伝ってくれている、この島の海賊らしいが。
 でも、カルタは気付いていない……何気に彼の下心が丸見えだということに。
 そして、何だか異様な空気が流れていることに、何となく気が付いて。
「えっと、戻ってきた……みんなどうしたの?」
 きょとりと、カルタは不思議そうに首を傾けるけれど。
 でもやはり、彼女は知らないのだった――バレンタインの再来まで、あとわずかだということを。

大成功 🔵​🔵​🔵​

青霧・ノゾミ
あー、それなら凍れ。凍っちゃえ。
砕いて動きを止めてあげる。
チョコの海に氷の塊ぶっこんだら、チョコアイスになるかな?
ミントの葉っぱがほしいところだけど!

とっても甘いチョコのお返しありがとう。
美味しくいただくね。
うん、毒の薔薇のお味は悪くないよ。
僕が倒れないのが不思議かい?
ポイズンスイートなチョコの食べ比べも悪くない。
さあ、おいで。
もっと、もっと食べてと集まって来てくれたら嬉しいね。
もうちょっと、味や形を工夫するといいと思うんだ。
可愛いチョコの君たち。
みんなまとめて、チョコアイスにして食べてあげるよ。
あと盛り付けやラッピングも工夫したいね!
でないと、飽きてしまうから。
量産のチョコも難しいものだよ。



 突如、赴いた『スイー島』へと迫るのは、スイート・メロディアの大軍なのだという。
 そして彼女たちの身体は、チョコレートやキャンディでできているのだと。
 その耐久性こそスイーツでできているので、非情に脆いのだというが。
 けれど攻撃力は七大海嘯と同等という、決して放ってなどおけない存在たち。
 なので、青霧・ノゾミ(氷嵐の王子・f19439)は、彼女たちへと見舞ってあげる。
「あー、それなら凍れ。凍っちゃえ」
 ……砕いて動きを止めてあげる、って。
 空から降り注ぐ、氷塊を。
 チョコレートやキャンディで出来ている彼女たちが次々と出て来るのは、突如海水が変化したチョコレートの海。
 ノゾミはそんな甘いいろに染まった海へと、輝く青い瞳を向けて。
「チョコの海に氷の塊ぶっこんだら、チョコアイスになるかな?」
 その只中に氷塊をぶち込みながらも続ける。
 甘いチョコアイスだけもまぁ美味しいだろうけれど……でも、ミントの葉っぱがほしいところだけど! って。
 けれど、スイート・メロディアたちは、とろりと蕩けるように融解体へと姿を変えつつも。
 ノゾミへと放つのは、毒を帯びた薔薇の花型チョコレート。
 だがその毒入りチョコレートにも、ノゾミは動じる事はない。
「とっても甘いチョコのお返しありがとう。美味しくいただくね」
 ――うん、毒の薔薇のお味は悪くないよ、なんて。
 逆に、スイート・メロディアたちに笑んでみせるほど。
「僕が倒れないのが不思議かい? ポイズンスイートなチョコの食べ比べも悪くない」
 ノゾミが倒れない理由、彼には高い毒に対する耐性があるから。
 だから――さあ、おいで、と。
「もっと、もっと食べてと集まって来てくれたら嬉しいね」
 数多湧いて出てくる彼女たちに、そうは言うけれど。
 ふと首を傾けてひとつ、こうアドバイスを。
「もうちょっと、味や形を工夫するといいと思うんだ」
 ただぽこぽこと同じ姿かたちで沢山出てきても、芸がないから。
 そして再び、ノゾミは彼女たちへと贈ってあげる。
「可愛いチョコの君たち。みんなまとめて、チョコアイスにして食べてあげる」
 それから名案だというように、こう続いて紡ぐ。
「あと盛り付けやラッピングも工夫したいね!」
 ……でないと、飽きてしまうから、と。
 それから、やはり面白みなく同じ姿で湧き出る彼女たちの様子に。
 ノゾミはふうっと溜息をつきつつも、スイート・メロディアたちを見遣り紡ぐ。
 ――量産のチョコも難しいものだよ、って。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ニィエン・バハムート
とにかく数を増やしてのエリア侵略重視なせいか、時たま『何考えてんですのアイツ…』って状況になりますわよね、メロディアの残滓達。
…まあ、考えていてもしょうがありませんの。
どんなバカバカしい状況だろうと竜王を名乗るあの女は残らずぶっ潰し私が真なる竜王であることを証明する…それだけですわ!

とか真面目ぶって考えているようで色んなスイーツを満喫しています。
それこそ全てを【蹂躙】する勢いですわ。
だってメロディアとの戦いでとにかく攻撃しまくったり眠気を防ぐために自傷したりで疲れもダメージも溜まってましたし、仕方ありませんの。
自分へのご褒美ってやつですわー!

なんて、仕事に疲れたOLみたいなことを言いながら。



 様々な味のチョコレートが湧き出し、甘いフルーツがたわわに生る島。
 そんな『スイー島』の近海に、異変が生じるのだという。
 海水が突如、チョコレートと化して。
 チョコやキャンディの身体をした、スイート・メロディアたちの大軍が島に押し寄せるのだと。
 けれど、そんなスイート・メロディアたちの耐久性は、お菓子なので御察し。
 さらにチョコレートの間欠泉が固まらないほどあたたかいこの島では、さらにその耐久力もぺらっぺら。
 とはいえ、攻撃力は七大海嘯と同等だというので。
 攻撃されないうちにさくさくっと殲滅すること……これが今回依頼された内容であるのだけれど。
「とにかく数を増やしてのエリア侵略重視なせいか、時たま『何考えてんですのアイツ……』って状況になりますわよね、メロディアの残滓達」
 チョコレートの海からぽこぽこ現れ始めたスイート・メロディアたちを見遣り、そう呟きを落とすのはニィエン・バハムート(竜王のドラゴニアン(自称)・f26511)。
 けれどすぐに、小さく首を横にふるりと振る。
「……まあ、考えていてもしょうがありませんの」
 だって、ニィエンの一番の目的は。
「どんなバカバカしい状況だろうと竜王を名乗るあの女は残らずぶっ潰し私が真なる竜王であることを証明する……それだけですわ!」
 竜王を名乗るあの女――メロディア・グリードを、彼女の分身を、残らず殲滅すること。
 そして己こそが、真なる竜王であることを証明すること、ただそれだけである。
 ……バハムートは竜王! 誰が何と言おうと竜王なんですの!
 そう、竜王はふたりもいらないのだ。
 キャラかぶりをしているメロディアは分身ともども、さくっと還るべき場所へと送ってやるべきだと。
 ――竜王の息吹で消し飛びなさい! バハムート・オーバード・ヘル・ブロア!
 鮫魔術水魔法と電撃で生まれた特殊爆鳴気炎をもって。
 ひたすら湧いては出る、耐久力激低なスイート・メロディアたちを殲滅してから。
 ……とかなんとか、真面目ぶって考えているようにみえて。
 実はニィエンも何気に、色んなスイーツを満喫しています!
「それこそ全てを蹂躙する勢いですわ」
 そうきりりと、チョコレートを纏わせたイチゴを美味しく頂きながら。
 ……いや、でもそれは仕方がないのだ。
「だってメロディアとの戦いでとにかく攻撃しまくったり眠気を防ぐために自傷したりで疲れもダメージも溜まってましたし、仕方ありませんの」
 疲れた時は、甘い物で癒されたい……!
 そう――これはつまり。
「自分へのご褒美ってやつですわー!」
 頑張った自分への、ご褒美なのです!
 ……なんて、仕事に疲れたOLみたいなことを言いながらも。
 くるくるはむりと癒しを求めて、甘い物を存分に楽しむニィエンであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ビスマス・テルマール
決戦を前に、鋭気を養うと言う意味でも
バレンタインを……迎える前に失恋してしまいましたけど

色々あるみたいですから、楽しみましょうか

先ずは抹茶チョコの間欠泉
マシュマロやバナナや白玉に
くるんとして

あむっ!抹茶チョコの香りが鼻に抜けて

それと同時に甘い抹茶の香りが鼻を抜け追い、味が口の中で広がって……落ち着きますね。

ウルシさんも、良かったら食べますか?
とスッポンに変形した【ウルシ】さんに抹茶チョコで覆った白玉を食べさせます

良い食べっぷりですね。

その後チョコの間欠泉を色々巡った後は
UCで『範囲攻撃』で『属性攻撃(炎)』を付与して、昨年の災難と不運ごと残滓達の一掃をしませんと

※アドリブ絡み掛け合い大歓迎



 チョコレートといえば、バレンタインをどうしても連想するし。
(「バレンタインを……迎える前に失恋してしまいましたけど」)
 抱いていた想いは、叶わなかったけれど。
 でも、訪れたこの『スイー島』には、チョコレートをはじめとした甘い物が沢山あるというから。
「決戦を前に、鋭気を養うと言う意味でも……色々あるみたいですから、楽しみましょうか」
 ビスマス・テルマール(通りすがりのなめろう猟兵・f02021)は、美味しくて甘い物が沢山あるというこの島を存分に満喫しようと、そう思う。
 そしてまず味わうのは、最近発見されたのだという、抹茶チョコの間欠泉。
 チョコレートでも抹茶味のそれはまた濃厚で、渋味と苦味とほのかな甘味が絶妙だという。
 そんな抹茶チョコを、くるんと。
 贅沢に纏わせるのは、マシュマロやバナナや白玉。
 それを口へとぱくり運んで、じっくりと味わえば。
「あむっ! 抹茶チョコの香りが鼻に抜けて。それと同時に甘い抹茶の香りが鼻を抜け追い、味が口の中で広がって……落ち着きますね」
 幸せを感じる落ち着くような美味しさに、ほっこりほこほこ。
 それからふとビスマスは、スッポンに変形したウルシさんにも声を掛ける。
「ウルシさんも、良かったら食べますか?」
 なんてったって、ウルシさんは可変漆塗りのお椀型グルメツール。
 そんなグルメに精通しているウルシさんにも味わって欲しいと。
 くるりと抹茶チョコを纏わせた白玉を、あーんと食べさせてあげるビスマス。
 そしてはむりもぐもぐ美味しそうに食べるウルシさんの様子に、微笑まし気にひとつ頷く。
「良い食べっぷりですね」
 それから、抹茶チョコの間欠泉だけではなく。
 定番のミルクも、甘いホワイトやイチゴも、大人なビターも……ぐるりと一通り、色々な味のチョコの間欠泉を巡った後。
 ビスマスは、チョコレートと化した海から現れた、耐久力よわよわなスイート・メロディアたちへと見舞ってあげる。
 ――昨年の災難と不運ごと残滓達の一掃をしませんと、と。
 チョコやキャンディの身体をした敵の大軍の弱点・炎を付与した、なめろうのご当地パワー宿りし光の旋風刃――『なめろうスプラッシュ・サイクロン』を。

大成功 🔵​🔵​🔵​

荒久根・ジジ
【すごまお】
スイーツサイコー!
島ごとまるっと食べたいくらいだよ
ふふん、ボクは大食いだからねっ

まずはカムイに約束してた
ボクお手製パンケーキを
普通のにふわしゅわリコッタチーズに
虹色のもあるよ!
チョコかけもくぐらすもよし
バナナとか生クリームも鉄板だよね
柘榴も実ってるかな?
甘味飽きたら塩味ポップコーンやサンドイッチもどうぞ

ボクは勿論、料理を食べてくれた人の
笑顔が一番のご馳走だね!
嫌いなのは空腹くらい

わぁ素敵なわたがし!ありがとっ
スマホに撮ったらにこにこ食べちゃう

スイメロはUCで攻撃強化したスナックシューティングでBANG☆
お土産も欲しいし邪魔はやだよ
さ、美味しそうなキミたちも
死ぬほど食べるといいさ


朱赫七・カムイ
【すごまお】

此処がスイー島……実に甘やかな香りがするね
噫、甘味は幸福の味だとはよく言ったものだ
島ごと?ジジは食いしん坊だね

之はパンケーキ!ジジ、ありがとう!
私はパンケーキに目がなくてね
今、そなたが言った食べ方全てを試したいよ
まずはそのまま
次はチョコレートを潜らせて、クリームも添えて
果実も全部試したいな
柘榴まであるなんて!良い島であるね

いたせり尽くせりでサンドイッチも摘みながら問う
私ばかり食べているけれど
ジジはどんなものが好き?

綿飴位なら私にも作れるかな
虹色雲の綿飴を作り、桜チョコを飾りそなたへ

こんなお茶会なら毎日でもいい程だよ
最も、こう襲われてはかなわないけれど
なぎ払い切断するよ
神罰を下そうか



 ぷしゅうっと吹き出すカラフルな間欠泉は甘いチョコレート。
 そこかしこに生っているのは、甘く熟れた濃厚な味わいのフルーツたち。
 大海原に浮かぶこの島は、海賊達からいつしかこう呼ばれるようになったという。
 ――『スイー島』と。
 そんな何の捻りもない名前を付けられる程、ひたすらスイートな島に降り立って。
「スイーツサイコー!」
 開口一番紡ぐのは、荒久根・ジジ(ビザールイーター・f05679)。
 そう発せられたジジの言葉にこくりと頷いて。
「此処がスイー島……実に甘やかな香りがするね」
 朱砂の彩をきょろり、周囲に巡らせてみる朱赫七・カムイ(約倖ノ赫・f30062)。
 チョコレイトは甘くて愛しい味。それをカムイはよく知っているけれど。
 チョコの香りは勿論、漂ってくるのは色々な種類の甘い匂い。
 ふわり仄かに香るそれらはどれも心躍るもので。
「噫、甘味は幸福の味だとはよく言ったものだ」
 そう、それは――とろりと蕩けるような、甘やかな幸せのいろ。
 あちこちに溢れるいろんな味のチョコに、たくさんのフルーツたちが生る島。
 思えばそれはまるで、ひとつのスイーツみたいだから。
「島ごとまるっと食べたいくらいだよ」
 いっそそのまま島ごとぱくりといっても、絶対に美味しいやつ。
 そんなジジの発想に、カムイは朱砂の瞳を瞬かせるけれど。
 すぐに彼女へと向けた瞳細め、笑み咲かせて。
「島ごと? ジジは食いしん坊だね」
「ふふん、ボクは大食いだからねっ」
 えっへん胸張って言ったジジも、鮫歯を見せ笑み返す。
 ということで!
「普通のにふわしゅわリコッタチーズに、虹色のもあるよ!」
 まず最初に楽しむのは、勿論これ。
 約束していた、ジジお手製パンケーキ!
「之はパンケーキ! ジジ、ありがとう!」
「チョコかけもくぐらすもよし、バナナとか生クリームも鉄板だよね。柘榴も実ってたから貰ってきたよ!」
 ……私はパンケーキに目がなくてね、と。
 そうぱあっとわくわく笑み深めるカムイの前に、焼いてきたパンケーキたちを並べるジジ。
 定番のものにフレッシュでミルキーなリコッタチーズ、サイケデリックな虹色のものまで。それに、島で採れたバナナや柘榴などフルーツを添えて。目の前には溢れるチョコファウンテンも。
 お好みに合わせて、どんなパンケーキでもお任せあれ。
 そう色々なものを並べてゆくジジに、にこにことカムイは告げる。
「今、そなたが言った食べ方全てを試したいよ」
 勿論、全部試します!
 まずはそのまま……ぱくり。
 次はチョコレートにくるりと潜らせ、クリームで飾って……はむり。
 前衛的な色彩の虹色パンケーキには、ポップな彩りのイチゴチョコとカラフルなトッピングシュガーをぱらり纏わせて。トロピカルなフルーツと一緒に……もぐもぐ。
 頬張るたびにどれも美味しくて、ほわほわ幸せな気持ちに。
「果実も全部試したいな。柘榴まであるなんて! 良い島であるね」
 チョコフォンデュ定番のフルーツたちは勿論、真っ赤な宝石の如き柘榴。
 そんな、さらにわくわくしているカムイの様子にジジも笑み零して。
「甘味飽きたら塩味ポップコーンやサンドイッチもどうぞ」
 甘い物だけでなく、途中で挟みたくなる甘くないものもばっちり用意しています!
 そんな大好きなパンケーキを存分に味わい、はむはむサンドイッチを摘みながら。
 ふとカムイは首を傾け、ジジに問う。
「私ばかり食べているけれど、ジジはどんなものが好き?」
「ボクは勿論、料理を食べてくれた人の笑顔が一番のご馳走だね!」
 そう……今目の前で美味しそうに食べてくれている、カムイの幸せいっぱいな表情が、何よりの御馳走。
 けれど、そんなジジにも嫌いなものが。
「嫌いなのは空腹くらい」
 それは、腹ペコ。でもこの島には、全く無縁のもの。
 そしてカムイは一等大好きなパンケーキや甘味を楽しみつつも、周囲をぐるりと見回して。
「綿飴位なら私にも作れるかな」
 作ってみるのは、ふわふわ甘いわたあめ。
 先程美味しくいただいたパンケーキみたいな虹のいろを、ぱらりとわたあめ機に降らせれば。ふわふわ生まれた虹色雲を、くるりと棒でつかまえて……その上に、ひらりと咲かせ飾るのは桜チョコ。
 それは、約束のパンケーキや美味しい物を沢山振舞ってくれた、ジジへのお返し。
「わぁ素敵なわたがし! ありがとっ」
 ジジは甘く美味しそうな映える彩りのわたあめをパシャリ、スマートフォンで撮ってから。
 はむっと口にすれば――カムイとお揃いの、にこにこ幸せそうな笑顔に。
「こんなお茶会なら毎日でもいい程だよ」
 カムイはそう、ジジと一緒に微笑みながらも。
 でも、此処に来た本来の目的も、忘れていません。
「最も、こう襲われてはかなわないけれど」
 チョコレートと化した海から湧いて出るのは、スイート・メロディアたち。
 美味しくて楽しいお茶会に水をさすような輩は、なぎ払い切断し神罰を。
「お土産も欲しいし邪魔はやだよ」
 ジジにとっては、どこだってキッチンで、なんだって食材。
 ――さ、美味しそうなキミたちも、死ぬほど食べるといいさ、って。
 チョコやキャンディのメロディアたちだって、スナックシューティングでBANG☆
 カムイと一緒に、さくっと手早く料理しちゃいます!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

逢坂・宵
ザッフィーロ(f06826)と

おやおや、甘味に目がないきみにとっては天国のような島ですね
チョコレートとフルーツに目を輝かせるきみがとても可愛らしくて
眺めているととても楽しくて
そうですねと相槌を打ちつつ手に手を取ってお茶会へ向かいましょう

さっぱりしたオレンジをカットしたものを串に刺し
あまーいチョコレートにくぐらせましょう
ふと差し出されたホワイトチョコがけの苺にはそのままぱくりと口の中へ
うん、甘くてみずみずしくて美味しいですねと笑いましょう
それから手にしたチョコがけオレンジをかれの口元へ差し出します

敵には【天航アストロゲーション】を使い攻撃いたします
ふふ、人の恋路を邪魔する方は、ですよ


ザッフィーロ・アドラツィオーネ
宵f02925と

ちょこれぃとの間欠泉にフルーツが生る島だと…!?
宵、何故俺達の宿から容易に行き来できる場所に無いのだろうな…
そう嬉し気に、だが切なげに呟き宵の手を握り茶会へ

様々な種類の物があるのだな…!
瞳を輝かせ苺やバナナを皿に乗せちょこれぃとに潜らせればミルクチョコレートを纏った苺を宵の口元へと差し出そう
宵の口内に消えたそれと共に向けられる笑みにはつられる様な笑みを
甘味を食す時の幸せな心持ちは肉を得てから変わらぬ物の宵の笑顔を見る幸せの方が大きい事に照れ臭げに瞳を細めつつも
宵が差し出してくれたそれを見れば嬉しそうに口内へ
ああ、本当に甘く、美味いな
敵には【罪告げの黒霧】
…宵との時間は邪魔させん



 今回訪れた島の名は、そう――『スイー島』。
 そしてまさに、その名の通り。
「ちょこれぃとの間欠泉にフルーツが生る島だと……!?」
 ザッフィーロ・アドラツィオーネ(赦しの指輪・f06826)がキラキラと瞳を輝かせるような、甘いものに溢れている島であるという。
 湧き出るチョコレートやふわり香る甘く熟れたフルーツたちを見つめ、キラキラきょろりと視線を巡らせるその姿に。
「おやおや、甘味に目がないきみにとっては天国のような島ですね」
 逢坂・宵(天廻アストロラーベ・f02925)は思わず笑み零してしまう。
 だって、隣のかれのそんな姿がとても可愛らしくて。眺めているととても楽しいから。
 それからふと、巡らせていた銀のいろが自分へと向けば。
「宵、何故俺達の宿から容易に行き来できる場所に無いのだろうな……」
 耳に届くのは、そう嬉し気な、でも何処か切なげな呟き。
 そんな声に、そうですねと相槌を打ちながら、宵はいつもの様に手を伸ばして。
 その手を取って、かれと一緒にお茶会へ。
「様々な種類の物があるのだな……!」
 溢れる色々な味のチョコファウンテンに、沢山の種類の熟れたフルーツ、他にもチョコに潜らせれば美味しいに違いない具材たち。
 さらに瞳輝かせ、ザッフィーロは早速手にした皿に苺やバナナを取ってみてから。
 くるりと甘いミルクチョコレート纏わせた苺を、宵の口元へ。
 そんなふと差し出された甘い甘い果実を、そのままぱくりと口にして。
「うん、甘くてみずみずしくて美味しいですね」
 宵に宿るのは、やっぱり甘い微笑み。
 そんな彼の口の中に消えた苺と向けられる笑みが嬉しくて。
 つられるように笑んで返しながらも、ザッフィーロは思う。
(「甘味を食す時の幸せな心持ちは肉を得てから変わらぬ物の……」)
 ……宵の笑顔を見る幸せの方が大きい、って。
 そしてそんな擽ったいような気持ちに、照れ臭げに瞳を細めつつも。
 今度は、ザッフィーロが甘い幸せを味わう番。
 さっぱりしたオレンジをカットしたものを串に刺し、あまーいチョコレートにくぐらせて。
 宵もそれを、かれの口元へ。
 勿論、差し出してくれたそれを見れば嬉しそうに、ぱかりと口を開けて。
 はむり頬張ったザッフィーロに宿るのは、やっぱり。
「ああ、本当に甘く、美味いな」
 一等甘い、幸せいっぱいの微笑み。
 だから――こんな幸せなひとときに、横槍など入れさせない。
 チョコレートの海から湧いて出るのは、スイート・メロディアたち。
 けれどあたたかいこの島に近づくたびに、耐久力のない彼女たちの身体はさらにとろり溶け出していて。
「……宵との時間は邪魔させん」
 ザッフィーロの見舞う黒い毒霧の吐息が、邪魔者たちを一掃すれば。
 宵も空から隕石を招き、星降る夜を彼女たちへとお見舞いする。
 だって、かれとの甘い甘いひとときは、まだまだこれからだから。
 ――ふふ、人の恋路を邪魔する方は、ですよ、って。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

コノハ・ライゼ
たぬちゃん(f03797)と

あら、まあ。
甘い世界に目を瞬かせた後、綿菓子一直線なたぬちゃん見てまたぱちくり
え、チョコより先にソッチ?
綿菓子好きなのねぇ、と任せて見送る
そうネ、じゃあオレはチョコマティーニを
それから酸味の強い生やドライの果物をビターなチョコにくぐらせ肴にしよう

それから……と少し考え島の人達に道具をお借りしましょ
色々なチョコを少しずつ、バットに薄く塗って固まらせて細かく割ってフレーク状にするの
たぬちゃんが戻ったら綿菓子まみれな姿に笑いつつ
ふわふわにチョコをトッピングしてあげるねぇ

うん?オレは先にお酒頂いてるヨ
あ、抹茶フォンデュするならお煎餅とか欲しいなぁ

敵は【虹渡】で効率よく倒すネ


火狸・さつま
コノf03130と

美味しそ…!!
おめめきらっきら輝かせ
わぁわぁ駆け出す
コノ!コノちゃん!あっち!あれ!ほら!
わーたーがーし~~~っ
ひゅーんと向かってびゅんッと戻ってくる
超巨大な綿菓子手に…しかもふたつ!!
わさわさもあもあ
綿菓子の隙間から覗くおめめ
何気におみみしっぽ綿菓子まみれにして。
コノの分も!作てきた!よ!
えっへん!食べて食べて!と差し出し
トッピングに大喜び
コノ、それなぁに?
もがもが堪能しつつ興味津々
俺も、飲みたぁい!乾杯!したい!
えっ?お、俺、成狐!して!ます!!お酒ください!
あ!抹茶フォンデュ!
お煎餅?あるよ!(すちゃり)

敵には燐火の仔狐嗾ける
コノとの時間!邪魔、しないで!(ぷんすこ!)



 こぽりと溢れ出る間欠泉は色々な味やいろをしたチョコレート。
 そんなチョコの甘香と混ざり合うのは、熟れたフルーツたちの仄かな香り。
 ――あら、まあ。
 眼前に広がるひたすら甘い世界に目を瞬かせた後、思わずそう声を零してから。
 コノハ・ライゼ(空々・f03130)は再びまた、薄氷の瞳をぱちくり。
「美味しそ……!!」
 尻尾もぶんぶん、美味しそうな甘い香りにお耳もぴこぴこ。
 わぁわぁ駆け出した火狸・さつま(タヌキツネ・f03797)のお目当てと、弾むその声を聞いて。
「コノ! コノちゃん! あっち! あれ! ほら!」
 ――わーたーがーし~~~っ。
「え、チョコより先にソッチ?」
 さつまが一直線にまず向かうのは、ふわふわ綿菓子が作れるわたあめ機!
 ひゅーんと向かったその後姿を見送って。
 綿菓子好きなのねぇ、とそっちはお任せすることに。
 そんなさつまがウキウキわたあめを作りに行っている間、コノハはお茶会のテーブルについて。
「そうネ、じゃあオレはチョコマティーニを」
 甘くてまろやか、上品大人な味わいのマティーニと。
 酸味の強い生やドライの果物をビターな噴水にくぐらせて、カクテルの肴に。
 けれど、それだけじゃなくて。 
 それから……と少し考えた後、島の人達に道具を借りるコノハ。
 色々な味のチョコを少しずつ、バットに薄く塗って固まらせ、細かく割ってフレーク状に。
 そうこうしていれば、尻尾をゆらゆら、びゅんッとさつまも戻ってきて。
 その手には、超巨大な綿菓子! しかもふたつ!!
 わさわさもあもあ、ちらりとふわふわの隙間から覗くのはキラキラ輝くおめめ。
 そんなさつまを見て、コノハは思わず笑ってしまう。
 おみみもしっぽも甘いふあふあでいっぱい、綿菓子まみれなその姿に。
「コノの分も! 作てきた! よ!」
 そう大きなふわふわわさわさを手に、えっへん!
 食べて食べて! と差し出されれば。
 雲のようなそれに、ぱらりとコノハが降らせてあげるのはチョコのトッピング。
 そんな甘くて嬉しい魔法をかけてもらって、ますますわぁわぁ大喜びして。
 もがもがわさわさ、しゅわり溶ける食感を堪能しつつも、こてり首を傾けるさつま。
「コノ、それなぁに?」
「うん? オレは先にお酒頂いてるヨ」
 ぱちりと瞬く瞳が見つめる先には、ゆうらり揺れるチョコマティーニ。
 そして……お酒、と聞けば勿論!
「俺も、飲みたぁい! 乾杯! したい!」
 一緒にお揃いのお酒で、乾杯したい!
 でも、アルコールは成人してから――。
「えっ? お、俺、成狐! して! ます!! お酒ください!」
 ええ、大丈夫! 成人ならぬ、ちゃんと成狐していますから!
 そしてふたりでカチリとグラスを合わせ、チョコマティーニで乾杯してから。
 再びぐるり、テーブルに並ぶ甘味たちに視線を巡らせて。
「あ、抹茶フォンデュするならお煎餅とか欲しいなぁ」
「あ! 抹茶フォンデュ! お煎餅? あるよ!」
 呟いたコノハの前に、すちゃり。
 抜かりなくさつまが並べるのは、彼ご所望のお煎餅各種。
 けれど勿論、お仕事も忘れていません。
 チョコレートの海から湧いて出たスイート・メロディアたちを効率よくさくっと一掃していくのは、コノハが架けた淡く広がる虹の帯。
 そしてただでさえあたたかい気候で溶け気味な彼女たちに、ぷんすこ容赦なくさつまが嗾けるのは、愛らしい仔狐の形を成した燐火。
 在るべき海へさっさと還って貰うべく、邪魔者達をさくさく捌いて蕩かしてゆく。
 だって――まだまだ、いっぱい。
「コノとの時間! 邪魔、しないで!」
 ふたりで一緒に、美味しくて甘い時間をたくさん楽しむのだから。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

湯上・アリカ
ヴェール(f00951)と一緒

敵がくるまでお茶会してればいいのよね
なら、今日は2人でいっぱいスイーツ楽しむのよ
2人でフルーツいっぱい採って、あーんとチョコフォンデュにして食べさせ合ったり
……ヴェール、なんだか顔が赤いのよ?
だいじょうぶ?

ん、だいじょうぶなら、本命いくの
ふわふわのおっきなわたあめ!
あまーいフルーツ味のキャンディを使って、ふわふわ大きなものを
もちろん、ひとりじゃ食べきれないから、ヴェールと一緒に、2人でひとつのわたあめなのよ
左右から同時にぱくっと食べ始めて、
最後まで旅切ったら、唇くっついちゃいそう?(くすくす
ヴェールますます真っ赤なの
…あ、ヴェールのほっぺにわたあめのかすが(ぺろっ


ヴェール・フィエーニクス
アリカさん(f00440)と一緒に

島の平和を守る為に…まずはスイーツタイム、です!?
でもアリカさんと一緒なら…!

まずはフルーツをチョコフォンデュにしていただきます
お互いにあーんしたりされたりで…
私はドキドキでたどたどしくなっちゃいます…!

そして今度はおっきなわたあめを…
2人で一つのを、です!?
フルーツ味で甘いのを、両端から一緒にいただきます、ですっ

わたあめもだんだん小さくなって
アリカさんとのお顔の距離が…!
このままだと最後の一口で一緒になっちゃいそうで
ドキドキとお顔の赤さがさらに…!

そこにアリカさんが、わたしのほっぺについてたわたあめをぺろりと!?
それでとうとうドキドキが爆発しちゃうことに!?



 コンキスタドールの脅威にさらされていると聞いて駆け付けた島。
 そこは、色々な味のチョコレートが湧き出て、沢山のフルーツが生っている、その名も『スイー島』。
 この島の近海がチョコへと変わり、お菓子の身体で出来た敵の大軍が押し寄せるのだというけれど。
 そんな敵へと対抗するべく、英気を養うこともきっと大事だから。
「敵がくるまでお茶会してればいいのよね」
 ……なら、今日は2人でいっぱいスイーツ楽しむのよ、と。
 そう隣で口にする湯上・アリカ(こいのか荘のアリカさん・f00440)をちらりと見つつも。
「島の平和を守る為に……まずはスイーツタイム、です!?」
 ヴェール・フィエーニクス(「涙を拭う手」のアサシン・f00951)はぱちりと思わず瞳を瞬かせるけれど。
 ――でもアリカさんと一緒なら……!
 予知された敵を待ち受けながらも、それまで、あまーくておいしい時間を楽しみます!
 まずはふたりで、甘そうに熟れたフルーツを仲良くいっぱい採って。
 それをくるりとチョコファウンテンに浸して、たっぷりチョコを纏わせてから。
 お互いにあーんと、食べさせ合いこ。
 そんな、あーんしたりされたり、チョコフォンデュを楽しみながらも。
 何だかすごくドキドキしちゃって、ついたどたどしくなってしまうヴェール。
 アリカはふと、その顔を覗き込むようにして。
「……ヴェール、なんだか顔が赤いのよ?」
 ……だいじょうぶ? と、首をこてり。
 そして――だ、だいじょうぶです……! とこくこく頷くヴェールの声を聞いて。
「ん、だいじょうぶなら、本命いくの」
 次に楽しむのは、本命……!?
 そう、それは――ふわふわのおっきなわたあめ!
 あまーいフルーツ味のキャンディをいっぱい使って、ふわふわくるくる、特別大きなものを作って。
「もちろん、ひとりじゃ食べきれないから、ヴェールと一緒に、2人でひとつのわたあめなのよ」
「今度はおっきなわたあめを……ふたりで一つのを、です!?」
 仲良くふたりで、おっきなわたあめをいざ、はむりっ。
 フルーツ味の甘ーいふわふわを、両端から一緒にいただきます!
 そしてしゅわりと口に溶ける甘さを堪能しながら、はむはむ食べ進めていけば。
 大きかったわたあめも、だんだん小さくなってきて。
(「アリカさんとのお顔の距離が……!」)
 ヴェールの胸はさらにドキドキ、お顔もさらに真っ赤に……!
 だって、このままだと――最後の一口で、一緒になっちゃいそうだから。
(「最後まで食べ切ったら、唇くっついちゃいそう?」)
 アリカもぱくっと食べていきつつ、そうくすくす。
 ……ヴェールますます真っ赤なの、って。
 どんどん近づく彼女の顔が、もっともっと赤くなっているから。
 そして、もうわたあめの残りもあと少しになった、その時。
 アリカはふと、眼前の彼女を見つめ気が付く。
「……あ、ヴェールのほっぺにわたあめのかすが」
 だから――ぺろっ、と。
 ほっぺについていたわたあめを舐めとってあげれば。
「……!?」
 瞬間、ぼんっと音がしたかと思うくらいに。
 ヴェールのドキドキが、とうとう爆発しちゃいました……!?

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

彩波・いちご
【恋華荘】
まずは全力であま~いチョコを楽しみましょう♪
…甘いのが楽しみなので、理緒さん、七味は遠慮してくださいね(笑顔

という訳でみんなでチョコフォンデュです
辺りにあるフルーツから、これもとても甘くて大粒の苺をセレクト
たっぷりとチョコを絡めて、はい、どうぞ
「あ~ん、してくださいな♪」
皆さんに食べさせていきましょう

…って、苺であって私じゃないですから、チョコまみれのいちごとかいい方がなんだかいかがわしいっ(赤面
あと、アビーさんヘンリさんは、その恰好のまま迫ってこられると、その…(さらに赤面

もちろんお返しも美味しくいただきます
あ~ん
って、口移しでお返しですか?
しかも皆で?
ちょっと待ってー(真っ赤


アビゲイル・ガードナー
【恋華荘】
※従妹のヘンリ(ヘンリエッタ)は双子的関係
※イチゴくんに一目惚れしてデレデレ

アビー達のイチャ会は邪魔させないよっ!
(露出度高い軽装鎧姿、指定UCで華麗に殲滅)

はふ、ただいまーイチゴくんっ♪
(極自然に左右へ侍っていく)

ん、鎧?脱げば普通の服に戻るけど、お姉さん達は
もう一秒でも早く、一緒にチョコフォンデュしたいなー♡

だってほら、そのチョコ苺っ
皆の為に作ってくれてるんでしょ?
うん、食べさせてほしいなー♪
あーんっ…えへへ、おいし♡

アビーからイチゴくんへのお返しはー…
苺ジャム入りティーショコラショーね♪
んむ、んーっ…♡(口移しで飲ませる)

ん?何ならベルちゃんにも、こーゆー鎧見立ててあげよっか♪


フロウヴェル・ゼフィツェン
【恋華荘】の皆と参加なの。
ちょっと遅くなったけどバレンタインパーティな感じなの。皆で目一杯楽しむの…ね、いちご?

…理緒、チョコに辛味は要らないの。

ともあれ皆でチョコフォンデュなの。
いちごに苺を食べさせてもらって…ん、チョコの甘味と苺の甘味がいい感じに混ざって…とっても美味しいの♪
じゃ、ベルからも。マシュマロを軽く炙ったヤツにチョコを塗して…いちご、あーん、なの♪

…って、アビーとヘンリにイチャつかれて照れてるの(ちょっと嫉妬)
ああいう露出高いのが良いなら、ベルも考えるべきかもなの…

ともあれ。
ベルも負けてられないの。チョコの口移し敢行なの!

メロディアはUCで人狼形態になって蹴散らすの。


ヘンリエッタ・アドミラドール
【恋華荘】
※従姉のアビー(アビゲイル)は双子的関係
※イチゴさんに一目惚れしてデレデレ

アビー、イチャ会じゃなくてお茶会ですよ!
(露出度高い軽装鎧姿、指定UCで華麗に殲滅)

只今戻りました、イチゴさんっ♪
(極自然に左右へ侍っていく)

イチゴさん、チョコ苺作りに精が出てますね♪
えっ、食べさせてくれるんですか…?
は、恥ずかしいですが…あーんっ
…はい、とっても美味しいし、とっても嬉しいです…♡

わたしからイチゴさんへのお返しはー…
甘さ控えめの抹茶チョコショーを♪
さ、イチゴさん…んむっ…♡(口移しで飲ませる)
ふふ、如何でしたか?ヘンリお姉さんのチョイス…♪

…ってアビー、何ベルさんを鎧仲間に引き込んでるんですか?


菫宮・理緒
【恋華荘】

チョコフォンデュ?
これは……辛味がたりないよね。

と【辛味セット】を取り出すと、
その瞬間、みんなに取り押さえられ没収されてしまいます。

普通のフォンデュじゃないと食べさせてくれない?
ならしかたないか。

チョコまみれのいちごさんを食べさせてもらえるなんて、
滅多にないもんね、甘いのはよしとしよう(言い方)

ぱくん、といちごさんに差し出されたイチゴを食べたら、
もちろんお返し(口移し)

辛くないからだいじょぶだよ!
(中身はちょっと酸味のラズベリー)

ほらほら、セナさんも、あーん♪
隣にいたセナさんにも、勢いで食べさせちゃおう。
こっちの中身は冷たいアイスだよー♪

え?お返し?ハートだなんて、もうっ(照れ照れ)


セナ・レッドスピア
【恋華荘】
みんなで一緒にチョコフォンデュ、ですね…
って、理緒さん!?さすがに七味は自分が食べる時だけでー!?

改めてみんなで堪能しますっ
その最中、いちごさんが
チョコたっぷりにした苺を差し出してきて
その組み合わせに思わずお顔が赤く!?
そのままたどたどしくもいただいていたら
みんなが口移しでいちごさんに!?
思わず私も一緒になってマシュマロを口移しでお返ししちゃいますっ

それでドキドキしていたら
今度は理緒さんからも差し出されて!?
さらにドキドキアップさせながら
チョコが絡んだアイスをいただいちゃいますっ

理緒さんにもお返しであーんしてあげようと
クッキーをチョコに絡めて差し出します
…よく見たらハート形でした!?



 甘ーく蕩ける色々な味のチョコの間欠泉がぷしゅうっと噴き出して。
 たわわに実るのは、よく熟れた沢山のフルーツたち。
 そんな島全体が甘々な空気に満ちている『スイー島』であるけれど。
 突如島の周辺海域がチョコレートの海と化して……湧き出てきたのは、スイート・メロディアたち。
 このままでは甘々なこの島も、コンキスタドールの脅威にさらされてしまうから。
 まずはさくっと攻撃される前に、耐久性よわよわなスイート・メロディアたちをドーンッと殲滅します!
「アビー達のイチャ会は邪魔させないよっ!」
 甘ーいイチャ会を楽しむ為に……!?
「アビー、イチャ会じゃなくてお茶会ですよ!」
 いえ、イチャ会はちょっとした言い間違い??
 数多の魔力結晶と化した得物を浄化術式と切断刃付き花びらに変えて敵の大軍を華麗に殲滅してゆくアビゲイル・ガードナー(ブライトテンペスト・f31470)の言葉に、氷の鎖を成し氷刃舞う猛吹雪で周囲を満たしながらもツッコむのはヘンリエッタ・アドミラドール(シャドウライトニング・f31471)。
 さらに溶けかけの敵たちを蹴散らすのは人狼――いや、ぴょこり狼耳尻尾を生やした人狼形態のフロウヴェル・ゼフィツェン(時溢れ想満ちて・f01233)。
 そんな華麗な立ち回りで、さくさくっとスイート・メロディアたちを退けた後。
「はふ、ただいまーイチゴくんっ♪」
「只今戻りました、イチゴさんっ♪」
 流石双子的関係のふたり、極自然に彩波・いちご(ないしょの土地神様・f00301)の左右へぴたりと侍っていくアビゲイルとヘンリエッタ。
 くっつかれて赤面するいちごがふとふたりを交互に見遣れば、その顔はさらに真っ赤に。
「アビーさんヘンリさんは、その恰好のまま迫ってこられると、その……」
 だってちょっと大胆な軽装鎧姿のままであったから。
 いちごの言葉に、ふたりは一瞬きょとりとするけれど。
「ん、鎧? 脱げば普通の服に戻るけど、お姉さん達はもう一秒でも早く、一緒にチョコフォンデュしたいなー♡」
 でも武装解除する時間も惜しいくらい、早く甘い時間を一緒に楽しみたかったのです。
 ということで!
「まずは全力であま~いチョコを楽しみましょう♪」
 気を取り直して皆を見回しながら、いちごがそう言えば。
「ちょっと遅くなったけどバレンタインパーティな感じなの。皆で目一杯楽しむの……ね、いちご?」
 チョコや甘い物でいっぱいのテーブルを見つめ、こくりと頷くフロウヴェル。
 そう……眼前の光景はまるで、バレンタインのお茶会。
 そして、セナ・レッドスピア(blood to blood・f03195)の目の前には、甘いチョコレートが溢れ出るファウンテン。
「みんなで一緒にチョコフォンデュ、ですね……」
「チョコフォンデュ?」
 そんなセナの視線を追ってチョコレートファウンテンを見つめてから。
「これは……辛味がたりないよね」
 菫宮・理緒(バーチャルダイバー・f06437)がしゃきんっと取り出すのは、これ!
「って、理緒さん!? さすがに七味は自分が食べる時だけでー!?」
 セナが思わず瞳を見開いてしまうような、辛味セット!?
 いや、理緒が実は辛党で、わさびパウダーやマイ七味唐辛子を持ち歩いている事は知っているけれど。
「……甘いのが楽しみなので、理緒さん、七味は遠慮してくださいね」
「……理緒、チョコに辛味は要らないの」
 今日は笑顔で没収です!
 そう皆で瞬時に取り押さえ、何とか激辛七味チョコは免れたから。
「という訳でみんなでチョコフォンデュです」
 はい、甘いチョコフォンデュを楽しみます!
 沢山並ぶ美味しそうなフルーツの中から、とても甘そうな大粒の苺をじっくり選ぶいちご。
「イチゴさん、チョコ苺作りに精が出てますね♪」
 その様子にヘンリエッタがそう声を掛ければ。
 アビゲイルは、ふふっと笑んでいちごへと視線を向けて。
「だってほら、そのチョコ苺っ。皆の為に作ってくれてるんでしょ?」
「えっ、食べさせてくれるんですか……?」
 ぱちくりと瞳瞬かせるヘンリエッタに、いちごはこくりと頷いてから。
 選んだ苺たちに、たっぷりとチョコを絡めて――はい、どうぞ♪
「あ~ん、してくださいな♪」
 皆へと、あ~ん。
「うん、食べさせてほしいなー♪」
 アビゲイルはそうおねだりして、お口をぱかり。
 くるりチョコを纏った苺を入れて貰えば、嬉しそうに笑み深めて。
「あーんっ……えへへ、おいし♡」
「は、恥ずかしいですが……あーんっ」
 ヘンリエッタも差し出されたチョコ苺を、ぱくり。
「……とっても美味しいし、とっても嬉しいです……♡」
 それからフロウヴェルも、いちごに苺を食べさせて貰って。
「ん、チョコの甘味と苺の甘味がいい感じに混ざって……とっても美味しいの♪」
 やはり、苺ちチョコの組み合わせは間違いない美味しさ。
 それがいちごに食べさせて貰ったものであれば、なおさらで。
「普通のフォンデュじゃないと食べさせてくれない? ならしかたないか」
 辛味セットは速攻で没収されてしまったけれど。
 理緒もあ~んと口を開きながら続ける。
「チョコまみれのいちごさんを食べさせてもらえるなんて、滅多にないもんね、甘いのはよしとしよう」
「……って、苺であって私じゃないですから、チョコまみれのいちごとかいい方がなんだかいかがわしいっ」
 いや、チョコまみれの苺さんには違いないのですが。
 甘いチョコ纏う苺を食べさせてあげながらも、何だかそう赤面してしまういちご。
 そしてセナにもくるりチョコにくぐらせた苺が差し出されれば。
 理緒やいちごの会話もあってか、その組み合わせに思わず顔が赤く……!?
 けれどそのままたどたどしくも、ぱくりとあ~んして貰ったセナは、繰り広げられる眼前の光景に思わず瞳を見開いてしまう。
 いえ、食べさせて貰ったのだから、今度はそのお返しをと。
「……いちご、あーん、なの♪」
 ――じゃ、ベルからも、と。
 フロウヴェルがいちごのお口へと差し出すのは、チョコを塗した軽く炙ったマシュマロ。
 勿論そんなお返しも、あ~んと。美味しくいただくいちごであったのだけれど。
「アビーからイチゴくんへのお返しはー……苺ジャム入りティーショコラショーね♪」
「わたしからイチゴさんへのお返しはー……甘さ控えめの抹茶チョコショーを♪」
 アビゲイルとヘンリエッタからは、それぞれ味の違ったチョコショーなのですが。
「みんなが口移しでいちごさんに!?」
「辛くないからだいじょぶだよ!」
 続く理緒のお返しは激辛ではなく、ちょっと酸味のラズベリー。
 何故か彼女もまた、口移しでお返しを……!?
 いや、お返しはとても嬉しいのですけれど。
「さ、イチゴさん……♡」
「ふふ、如何ですか? ヘンリお姉さんのチョイス……♪」
「って、口移しでお返しですか? しかも皆で?」
 ――ちょっと待ってー、と。
 迫られるいちごの顔は真っ赤。
 セナもそんな展開に驚きながらも、思わず一緒になってマシュマロを口移しでお返し!?
 そしていちごと、彼の左右から迫るアビゲイルとヘンリエッタをちらりと見て。
「……って、アビーとヘンリにイチャつかれて照れてるの」
 むぅ、とちょっぴりフロウヴェルは嫉妬してしまうけれど。
 ふたりの姿を見て、ふと思うのだった。
「ああいう露出高いのが良いなら、ベルも考えるべきかもなの……」
 その声に、アビゲイルは自分達を上から下までじーっと見つめるフロウヴェルに笑み返す。
「ん? 何ならベルちゃんにも、こーゆー鎧見立ててあげよっか♪」
「……ってアビー、何ベルさんを鎧仲間に引き込んでるんですか?」
 そんなフロウヴェルを鎧仲間に勧誘するアビゲイルに、ヘンリエッタはそうすかさずやはりツッコミを入れるけれど。
 大胆な格好はしていないけれど……ともあれ、と。
 ぐっとフロウヴェルも気合を入れて。
「ベルも負けてられないの。チョコの口移し敢行なの!」
「え、皆さん!? ちょっと……待ってー!?」
 チョコまみれのいちごさんのお返しを、みんなで数倍返しします……!?
 そんな、驚きだけどでも何となくいつもの感もある甘い展開の中、理緒は勢いで。
「ほらほら、セナさんも、あーん♪」
 ……こっちの中身は冷たいアイスだよー♪ と。
 ひやりとあまーいアイスをすぐ隣にいるセナにも、あ~ん。
 そしていちごへのお返しにドキドキしていたセナの胸は、さらにドキドキ度アップ……!?
 理緒から差し出されたチョコが絡んだアイスをドキドキしながらも、ぱくり。
 甘く冷たい美味しさに嬉しくなりながらも、お返しにと慌ててきょろり視線を巡らせれば。
 目の前に丁度あったクッキーをわたわたと取って、くるりとピンクのイチゴチョコに絡めてお返しするけれど。
「え? お返し? ハートだなんて、もうっ」
「……よく見たらハート形でした!?」
 あ~んと理緒の口へと運んだそれは、ハートのかたち。
 思わずふたりで照れ照れと、甘さもドキドキ度もぐんと急上昇……!?

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

伊能・龍己
【空と雀】
チョコフォンデュ、楽しみっすね
はじめまして、リアム先輩。オスカー先輩の知り合いなんすね、よろしくお願いします。
チョコも果物も種類があるみたいですし、俺いろんなの作ってみたいっす。

ミルクチョコに、抹茶に、いちごのチョコに……
なんだか目移りしちゃいそうです
先輩方のぶんも、持っていくっすよ
持ち寄っていろいろ食べたいです

チョコにクッキーに紅茶に、おいしいですね
カカオティーとか初めて見たし、多分初めて飲むっす

食べつつ、綿あめに目線が行って
……あ、そうだ。
先輩方、次は綿あめ行ってみませんか?
いろんな色作れるみたいだし、楽しそうっすよ


リアム・ペンタス
【空と雀】
ごきげんようオスカー、お久しぶり
そちらのお友達は龍己というのね?
あたしはリアム、よろしくね

お茶会をしながら敵を待てばいいのね
なら、あたしは飲み物を用意しようかしら

甘いホットチョコレートに、チョコを混ぜたチョコミルクティーに……
もうちょっとさっぱりした飲み物もほしいわね
カカオシェルを淹れたカカオティーと砂糖代わりにチョコシロップも用意して
トレイに乗せて2人の所へ持っていきましょ
ついでに途中でクッキーをもらっていくわ

ふふ、チョコフォンデュも美味しそうね
あたしはクッキーを色んな味のチョコにつけて食べるわ

あら、綿飴もいいわね
食べきれないくらい大きく作ってみたいわ
でもベタベタになっちゃうかしら


オスカー・ローレスト
【空と雀】
リアム、久しぶり……
龍己は……うん、旅団で、知り合って……

……あ、あくまでも戦争中だから、完全に気は抜けない、けども……た、楽しみだとは思う、よ……チョコフォンデュ……

……あ、その……それぞれ気になるものが違うみたい、だし……そ、それぞれ取ってきて持ち寄ってみる、とか、どう、かな……?(おずおず

お、俺は、いちごとか、小さく切られたリンゴとかをミルクチョコに浸してみたい、かな……小さい果物、好き、なんだ……
二人にも、果物持って、行こうかな……

カカオティー……こ、紅茶にチョコっていうのも、あり、なんだね……
龍巳の、マッチャチョコも、美味しそう……

綿あめもいい、ね……ふわふわしてて……



 何処か甘い香りのする海風にさらりと揺れるのは、すべらかな淡桃のいろ。
「ごきげんようオスカー、お久しぶり」
 くるりと星屑を散りばめた傘を手に、リアム・ペンタス(星屑の道標・f19621)はそう、オスカー・ローレスト(小さくとも奮う者・f19434)へと向けた飴色の瞳を細めてから。
 甘いひとときを暫し共にする、彼の傍らの少年へと視線を映して笑む。
「そちらのお友達は龍己というのね?」
「龍己は……うん、旅団で、知り合って……」
 リアムの言葉に、オスカーはこくりと頷いて。
「あたしはリアム、よろしくね」
 ぺこりと頭を下げて確りと挨拶を返すのは、伊能・龍己(鳳雛・f21577)。
「はじめまして、リアム先輩。オスカー先輩の知り合いなんすね、よろしくお願いします」
 リアムと龍己はこれが初めましてだけど、ふたりともオスカーの知人で。
 今回、そんな3人が甘い香り漂うこの島――『スイー島』へと運んだのは。
「チョコフォンデュ、楽しみっすね」
 そう……龍己の言う様に、チョコレートフォンデュパーティーを楽しむため……?
 いや、此処へと赴いた理由は、一応猟兵としてお仕事。
 一見平和に見えるこの『スイー島』に、コンキスタドールの魔の手が及ぶと予知されたのだけれど。
 そろりとオスカーはふたりに交互に視線を向けながらも、龍己の言葉にこくこく。
「……あ、あくまでも戦争中だから、完全に気は抜けない、けども……た、楽しみだとは思う、よ……チョコフォンデュ……」
 現在、この世界は戦争の真っ只中。
 けれどまだ敵の襲撃まで時間も少しありそうだし、甘い物で英気を養うこともきっと大事!
 それに何より、何気にわくわく楽しみな気もしているから。
 オスカーも任務の事は忘れないけれど、折角なのでふたりとチョコフォンデュを楽しみたい気持ち。
「お茶会をしながら敵を待てばいいのね」
 そうリアムが視線を向けるのは、ポットや茶葉など飲み物が並ぶテーブル。
 一方、龍己がじーっと見つめるのは、こぽりと色々な味のチョコが湧き出ているチョコファウンテン。
「チョコも果物も種類があるみたいですし、俺いろんなの作ってみたいっす」
 そんなふたりの視線を、順にそうっと追ってみてから。
 オスカーはおずおずと、こんな提案をふたりにしてみる。
「……あ、その……それぞれ気になるものが違うみたい、だし……そ、それぞれ取ってきて持ち寄ってみる、とか、どう、かな……?」
 ……二人にも、果物持って、こようかな……と。
 オスカーが島で採れた美味しそうなスイーツへと目を向ければ。
「なら、あたしは飲み物を用意しようかしら」
「じゃあ俺は、チョコをいろいろ取ってくるっす。先輩方のぶんも、持ってくるっすよ」
 リアムは飲み物を、龍己はチョコレート担当で決定!
 いろんなものを沢山味わえるように、それぞれ気になる物を持ち寄って楽しむ作戦。
「甘いホットチョコレートに、チョコを混ぜたチョコミルクティーに……もうちょっとさっぱりした飲み物もほしいわね」
 飲み物を早速取りに赴いたリアムは、甘く濃厚なホットチョコレートとチョコミルクティーを作りながらも、そうふと首を傾けてから。
 次に選んだのは、カカオシェルを淹れたカカオティー。砂糖代わりのチョコシロップも添えて。
 それに、ちゃんと抜かりはありません。
 ふたりの元へと戻る途中、飲み物と一緒にトレイに乗せたのは、お茶菓子にぴったりなクッキー。
 そして龍己も、色々な味が湧き出ているチョコレートの噴水に、きょろりと視線巡らせてみて。
「ミルクチョコに、抹茶に、いちごのチョコに……なんだか目移りしちゃいそうです」
 どれも美味しそうで、なかなか決められないから。
 折角だしと、ミルクに抹茶にいちご、気になったファウンテンを全部、テーブルへと順に運んで。
 その間に、オスカーが選ぶのは、美味しそうに熟れて食べ時なフルーツたち。
 おそるおそる手を伸ばしてみながら、気になったものを皿へとそっと取ってゆく。
「お、俺は、いちごとか、小さく切られたリンゴとかをミルクチョコに浸してみたい、かな……」 
 ……小さい果物、好き、なんだ……、って。
 食べやすい小振りな大きさにカットされた、いちごやリンゴを。
 そして皆で持ち寄ったものをテーブルにずらり並べれば。
「チョコにクッキーに紅茶に、おいしいですね」
「ふふ、チョコフォンデュも美味しそうね」
「龍巳の、マッチャチョコも、美味しそう……」
 何とも豪華で美味しそうな、甘ーいお茶会のはじまりはじまり。
 リアムはクッキーを色んな味のチョコにくるりとくぐらせた、チョコクッキーを楽しんで。
 そんな彼が作って持ってきてくれた飲み物を、じっとふたり並んで見つめてみるオスカーと龍己。
「カカオティー……こ、紅茶にチョコっていうのも、あり、なんだね……」
「カカオティーとか初めて見たし、多分初めて飲むっす」
「良い香りでしょ? ヘルシーで美肌効果やリラックス効果もあるのよ」
 そんなカカオティーへとそろり口をつけてみれば。
 爽やかで甘くない味は、甘いスイーツたちのお供にぴったり。
 ミルクチョコや抹茶チョコに小振りのイチゴやリンゴを纏わせ口にすれば、ふわり広がるのは、チョコとフルーツの絶妙に美味しい甘さ。
 そしてチョコフォンデュやドリンクを存分楽しみながらも。
 龍己の瞳にふと飛び込んできたもの、それは――。
「……あ、そうだ。先輩方、次は綿あめ行ってみませんか?」
 ふっわふわであまーい、わたあめ!
「綿あめもいい、ね……ふわふわしてて……」
 そう龍己の提案に、オスカーもそう賛成するようにこくり控えめながらも頷けば。
「いろんな色作れるみたいだし、楽しそうっすよ」
「あら、綿飴もいいわね。食べきれないくらい大きく作ってみたいわ。でもベタベタになっちゃうかしら」
 ちょっぴりベタベタはしてしまうかもしれないけれど。
 折角だから作ってみたいのは、もくもく大きな特別サイズ……!?
 でも3人で連携していざ、はむりと食べてゆけば。
 それを制覇することだって――きっと、楽しく美味しくできるはずだから。
 次は、雲みたいな一等大きくて甘いふわふわわたあめをくるり、皆でつかまえに。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

乱獅子・梓
【不死蝶】
綾、ちゃんと具材は持ってきたか?
さぁ始めるぞ、チョコフォンデュパーティーを!

マシュマロを見て、いいことを思い付く
焔のブレスでマシュマロを軽く炙れば
香ばしい香りとトロトロ食感の
普通とはまた違った味わいが楽しめる

なるほど、それもいいアイデアだな
今度は零のブレスでフルーツ類を冷凍状態に
さっとフォンデュにすれば…
周りのチョコが固まってパリパリの食感に!

じゃあ俺からはこれを
サツマイモ、とうもろこし、ニンジン、かぼちゃ
などの蒸しておいた野菜を出す
スイーツに使われるような甘い野菜だからなかなか合うぞ
それにちゃんと野菜も取らないと栄養が偏るだろう

あ、この仕事が終わったらちゃんと歯を磨くんだぞ


灰神楽・綾
【不死蝶】
いえーい、バッチリだよ
フルーツ、甘いお菓子、塩辛いお菓子、etc…
チョコフォンデュに一番合う具材は何か?
楽しい食べ比べパーティーの始まり始まり

まずは定番のマシュマロ
安定の美味しさだけど、ちょっと甘さが強いから
ビターや抹茶チョコの方がバランスいいかも
あっ、ほんとだ、スモアみたいで美味しい

逆に凍らせるのもありじゃない?
チラッと梓の肩に居る零に視線をやり
わぁい、アイスフルーツだ
熱々はしっかり甘みを感じられるけど
アイスだとさっぱりとしていて何個でも食べられそう

ええ、チョコに野菜って合うの…?
と最初は訝しんだけど言われてみれば確かに
スイートポテトやにんじんのグラッセとかあるもんね

出たオカン属性



 ぷしゅうと噴き出す間欠泉は、甘い香りを漂わせるチョコレート。
 でもチョコレートはチョコレートでも、ミルクやイチゴ、ビターに抹茶と……色々な味。
 だから、そんなとろり溢れるチョコレートたちに。
「綾、ちゃんと具材は持ってきたか?」
「いえーい、バッチリだよ」
 ――チョコフォンデュに一番合う具材は何か?
 定番のフルーツや甘いお菓子は勿論、塩辛いお菓子なんかも、いっぱいくるりとくぐらせて試してみるべく。
 降り立った『スイー島』で、乱獅子・梓(白き焔は誰が為に・f25851)と灰神楽・綾(廃戦場の揚羽・f02235)はいざ、気合を入れる。
「さぁ始めるぞ、チョコフォンデュパーティーを!」
「楽しい食べ比べパーティーの始まり始まり」
 甘くて美味しいひとときを、全力で楽しむために。
 王道から変わり種まで、色々と食べてみたい気持ちだけれど。
 でもまず最初はやはり、定番から。
 ふたりがぷすりとピックにさしてみたのは、マシュマロ。
 綾はまずは、マシュマロにミルクチョコを纏わせ、はむりと口にしてみて。
 もぐもぐとよく味わいながらも、ふと首を傾ける。
「安定の美味しさだけど、ちょっと甘さが強いかな」
 ……ビターや抹茶チョコの方がバランスいいかも、と。
 今度は、別の味のチョコファウンテンへとくぐらせてみる。
 そしてそんなマシュマロをじっと見つめていた梓であったが。
 ピンと、いいことを思い付いて。
 ぱたりと尻尾を振る焔へと視線を向けながら、こう口にする。
「焔のブレスでマシュマロを軽く炙れば、普通とはまた違った味わいが楽しめるんじゃないか?」
 それから試しに、ぶわっと焔のブレスにマシュマロを翳してみれば。
「あっ、ほんとだ、スモアみたいで美味しい」
 梓の閃いた通り、香ばしさとトロトロ食感が、とっても良い感じ!
 そして、炙ってみて美味しいのならば。
「逆に凍らせるのもありじゃない?」
 綾がチラッと視線を向けるのは、梓の肩に居る零。
「なるほど、それもいいアイデアだな」
 梓もこくり綾の言葉に頷き、今度は零にお願いして。
 零のブレスで冷凍状態にしたフルーツ類を、さっとフォンデュにしてみれば……。
「周りのチョコが固まってパリパリの食感に!」
「わぁい、アイスフルーツだ」
 しゃりっとひんやりパリパリな、アイスチョコフルーツに!
「熱々はしっかり甘みを感じられるけど、アイスだとさっぱりとしていて何個でも食べられそう」
 そう熱々と冷え冷えを食べ比べつつ、どちらも美味しく味わう綾。
 そして甘いマシュマロも美味しいけれど。
「じゃあ俺からはこれを」
 梓がテーブルの上に出したのは、サツマイモ、とうもろこし、ニンジン、かぼちゃなど――蒸しておいた野菜……?
「ええ、チョコに野菜って合うの……?」
 そう最初こそ、訝しんだ梓だけれど。
「スイーツに使われるような甘い野菜だからなかなか合うぞ」
「スイートポテトやにんじんのグラッセとかあるもんね」
 言われてみれば確かに、とそう納得。
 そんな綾に、梓はすかさず続ける。
「それにちゃんと野菜も取らないと栄養が偏るだろう」
 いや、栄養バランスも勿論ですけれど。
「あ、この仕事が終わったらちゃんと歯を磨くんだぞ」
「うん、そうだね。焔と零、ちゃんと磨かないとだよ」
「綾、お前もだぞ」
 きぱっとそう言われた綾は、思わず焔と零と顔を見合せてから。
 そっと肩を竦める――出たオカン属性、って。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

無供華・リア
【華庭】
優樹さまとチョコレートフォンデュパーティなのです
お仕事の前には栄養が必要ですものね
たくさん食べなくては!

わたくしティーショコラショーというものを初めて知りました
チョコと紅茶の香りが素敵な相乗効果ですね
濃厚なのにするする飲めてしまいます
飲み物が甘いのでフォンデュはビターチョコで頂きましょうか
果物の甘酸っぱさが引き立ちますわね

優樹さまも遠慮なさらないでくださいね
これから沢山のメロディアさまを斃さねばならないのですから
きっと実質ゼロカロリーというものでございます

こんなに素敵な島に危険なチョコを呼び寄せるだなんて無粋なお方
Decadent Dreamの糸で不幸を呼び
崩れさせて仕舞いましょう


萌庭・優樹
【華庭】
リアさんとパーティ!
ワクワクしちゃいますっ

ミルクのあまーいショコラショーの上へ
苺にオレンジに、と好きなフルーツをいくつも載せて
こんなパーティなら欲張りを発揮したって怒られないはず!
フォンデュは、おれもビターチョコにくぐらせようかなぁ
リアさんの真似しちゃいます、えへへ
ちょっと大人な味わいも楽しんじゃったり

実質ゼロカロリー…!?
そうですよね、これからたっくさん動くんだもん
化学反応の可能性は無限大!
遠慮は一切しないことにしましょうっ

頬張る果物もチョコレートもステキな味に満ち満ちて
お隣に憧れのあなたがいるから、殊更に幸せが溢れるよう
スイーツな敵たちには鷲の嘴で杭打ちを
甘い平和を守りましょう!



 降り立ったその島――『スイー島』にふわり漂うのは、チョコレートやフルーツの甘い香り。
 湧き出す甘い間欠泉は色々な味のチョコレート、それに食べ頃のフルーツを纏わせて。
 目一杯楽しめるというのは、そう!
「優樹さまとチョコレートフォンデュパーティなのです」
 無供華・リア(夢のヤドリギ・f00380)の言う様に、チョコレートフォンデュパーティなお茶会です!
 萌庭・優樹(はるごころ・f00028)もオレンジの瞳を輝かせ、こくりと頷いて。
「リアさんとパーティ! ワクワクしちゃいますっ」
 甘い香りや沢山のスイーツにわくそわと、心躍らせる。
 いや、この島を訪れた目的は依頼……というか今、この世界は実は、戦争真っ只中ではあるのだけれど。
 リアは、ぐっと気合十分。
「お仕事の前には栄養が必要ですものね」
 ――たくさん食べなくては! と。
 お腹がすいては、戦もできませんから。多分。
 ということで、早速ふたり、お茶会の席について。
 まず頂くのは、飲み物から。
 優樹はミルクのあまーいショコラショーの上に、いくつも乗せてみる。
「こんなパーティなら欲張りを発揮したって怒られないはず!」
 苺にオレンジに、と好きなフルーツをたくさん。
「わたくしティーショコラショーというものを初めて知りました」
 リアも香る甘さに、そう紫のいろを湛える瞳を細めてから。
 甘さ揺らめくカップへと口づけてみれば。
「チョコと紅茶の香りが素敵な相乗効果ですね。濃厚なのにするする飲めてしまいます」
 はじめてのそれは、濃厚でふわり甘い幸せの味。
 そんなティーショコラショーが甘いから、ピックに刺したフルーツをくぐらせるのはビターチョコのファウンテン。
 艶やかな唇を開き、ビターチョコ纏う瑞々しい果実をはむりとリアが口にすれば。
「果物の甘酸っぱさが引き立ちますわね」
「おれもビターチョコにくぐらせようかなぁ」
 優樹もちょっぴりだけ背伸びして、えへへとリアの真似っこを。
 ちょっと大人な味わいも楽しんじゃいます。
 とはいえ乙女たち的に少しだけ気になるかもしれないのは、やはりカロリー。
 けれどリアは、きりりときっぱり紡ぐ。
「優樹さまも遠慮なさらないでくださいね、これから沢山のメロディアさまを斃さねばならないのですから」
 そう……そういえば、これは戦争。
 この島を脅かすスイート・メロディアの大軍を斃すべく、自分達は此処に在るのだから。
 まぁお菓子の体で耐久性ぺらっぺらとはいえ……これから敵の群れを迎え撃つということは、つまり。
「きっと実質ゼロカロリーというものでございます」
「実質ゼロカロリー……!?」
 きっと多分、プラマイゼロ!
 そう言い切るリアに、優樹もこくりと頷いて。 
「そうですよね、これからたっくさん動くんだもん」
 ――化学反応の可能性は無限大!
「遠慮は一切しないことにしましょうっ」
 もうひとつ、くるりチョコにくぐらせた果物をぱくりっ。
 そしてもぐもぐしながらも、リアへとそっと瞳を向けつつ優樹は思う。
(「頬張る果物もチョコレートもステキな味に満ち満ちて」)
 ――お隣に憧れのあなたがいるから、殊更に幸せが溢れるよう、って。
 だから……ぽこぽことチョコの海から湧き出てきたスイート・メロディアたちを。
 フリントロック式機械銃の弾丸をぶっ放し、鷲の嘴で優樹が杭打ちにすれば。
「こんなに素敵な島に危険なチョコを呼び寄せるだなんて無粋なお方」
 不可視の『運命の糸』を手繰り、リアは不幸を呼ぶ。危険な甘さは結構だから。
 ――甘い平和を守りましょう!
 スイート・メロディアたちを次々と斃してゆくふたり。
 いっぱい動いて心行くまで、甘いお茶会の続きを楽しむために。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

オブシダン・ソード
【星鯨】

そりゃあもう、僕はぴかぴかしたものと甘いものが大好きだからね
正直もうここに住みたい

その辺のフルーツをもぎもぎしながら七結の後を追うよ
ラズベリーとか良いな、宝石みたいで目移りしちゃう
艶やかな果実をチョコレートで隠してしまうのも、何か贅沢してる感じで好きだよ

そうだねえ、赤い果実の次は緑なんか良いんじゃない?
さっきキウイが生ってたよ
酸味が強い方がチョコと絡むと美味しい気がする

わたあめはねえ、色んな飴を使ってカラフルで特大なやつを作りたいんだけど…
えっ千切れる。これ意外と難しくない?

七結のわたあめは…ああ、君に似合いの色って感じで…その…
上手くできてて羨ましい…!

敵が来たら炎の魔術で攻撃するよ


蘭・七結
【星鯨】

甘やかな香りがするわね
オブシダンさんは、甘味はおすき?
わたしも、とてもすきよ
つい駆け足になってしまいそう
お気持ちに賛同をするわ

チョコレエトのフォンデュをしましょうか
手を伸ばすのは、苺の果実
くうるりと纏わせて
ひと口食めば笑みが溢るるわ

……まあ、ふふ。おいしいわ
苺だけではなくて
別のものも試してしましょうか

キウイもラズベリーもステキね
色鮮やかで心が踊ってしまうの

雲のような綿あめも気になるところ
ほのかに赤らむ色の甘味を仕立ててみましょう
くるくると、回してゆくのだったわね
上手に出来るかしら

チョコレエトに潜らせるのもたのしそう
……ふふ、冗談よ
じわりと溶けてしまうものね

花の嵐でお相手をしましょうか



 吹き抜ける海風に乗ってふわり漂うのは、思わず心躍るような香り。
 こぽりと湧き出す間欠泉は色々な味のチョコレート、たわわに生る熟れたフルーツたちはどれも食べごろで濃厚。
 まさにつけられたその名の通り、此処『スイー島』にはスイートな空気がいっぱい満ちていて。
「甘やかな香りがするわね。オブシダンさんは、甘味はおすき?」
 そう紫の双眸を向け訊ねる蘭・七結(まなくれなゐ・f00421)に、オブシダン・ソード(黒耀石の剣・f00250)は勿論即答する。
「そりゃあもう、僕はぴかぴかしたものと甘いものが大好きだからね」
 ――正直もうここに住みたい、って。
 返って来た彼のそんな言の葉に、七結も笑み咲かせて。
「わたしも、とてもすきよ」
 甘やかな香りが満ちる空の下、つい駆け足になってしまいそうに。
 ……お気持ちに賛同をするわ、って。
 そんな足取り軽い彼女の後をオブシダンは追いつつも、その辺に生るフルーツをもぎもぎ。
 そしてそうっと七結がその手を伸ばしたのは、艶やかなあかの果実。
 彼女の手の中にある瑞々しく甘そうな苺も、キラキラしているけれど。
 オブシダンが見つけたのは、また違ったあかの煌めき。
「ラズベリーとか良いな、宝石みたいで目移りしちゃう」
 完熟した果実の宝石もいくつか拝借。だって、ぴかぴか甘いものは好きだから。
 それから七結が、くうるり苺にチョコレエトを纏わせて。
 接吻けするようにひと口はむりと食めば、溢れるのは幸せ咲かせた笑み。
 オブシダンもぴかぴかの果実を、蕩けるチョコファウンテンへとくぐらせれば。
「艶やかな果実をチョコレートで隠してしまうのも、何か贅沢してる感じで好きだよ」
 ぱくり、贅沢なひとくちを。
 そして思わずふたり顔を見合せ、頷きあって笑み重ねれば。
「……まあ、ふふ。おいしいわ。苺だけではなくて、別のものも試してしましょうか」
「そうだねえ、赤い果実の次は緑なんか良いんじゃない? さっきキウイが生ってたよ」
 ……酸味が強い方がチョコと絡むと美味しい気がする、って。
 美味しさは勿論、見目でも楽しめそうな緑色のキウイを、次はプッシュするオブシダン。
 そんな言の葉に、七結の心もいっそう踊ってしまう。
「キウイもラズベリーもステキね」
 艶やかで色鮮やかな果実たちに、甘ーいチョコを纏わせながら。
 けれど此処は『スイー島』――楽しめる甘味は、チョコやフルーツだけではありません。
 七結の瞳にふと映った気になるそれは、雲のようにふわふわな綿あめ。
 ――ほのかに赤らむ色の甘味を仕立ててみましょう。
 そう早速、ぱらりとわたあめ機に降らせてみるのは、あかのキャンディーたち。
「くるくると、回してゆくのだったわね。上手に出来るかしら」
 それから生まれた赤らむふわふわを、七結はくるりとつかまえて。
「わたあめはねえ、色んな飴を使ってカラフルで特大なやつを作りたいんだけど……」
 オブシダンも虹のような七色わたあめを作るべく、いざ棒を手にくるくる……回してみるものの。
「えっ千切れる。これ意外と難しくない?」
 何だか、しょぼんと貧相に。
 そして、ちらりと七結の手にあるふわふわへと視線を向け、紡ぐ。
「七結のわたあめは……ああ、君に似合いの色って感じで……その……」
 ――上手くできてて羨ましい……! って。
 そんなオブシダンに、七結は悪戯っぽく笑ってみせて。
「チョコレエトに潜らせるのもたのしそう」
「えっ折角そんなにふわふわなのに?」
「そうね、じわりと溶けてしまうものね」
 ぱちりとフードの下の瞳瞬かせる彼に、もう一度笑み返す。
 ……ふふ、冗談よ、って。
 そう――蕩かすのは、わたあめではないから。
 七結は刹那、彼が生み出した炎と遊戯ばせるかのように、花の嵐で一掃する。
 チョコレートの海から生まれたスイート・メロディアたちを。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

月舘・夜彦
【華禱】
何方も魅力的ですがちょこふぉんでゅをやってみたいです

折角なのですから全種類を味わってみたいです
マシュマロやカステラ等付けるものも複数あるようですし
色々な味を楽しめそうですからね
倫太郎、ありがとうございます
一緒に楽しみましょう

この滝……板のチョコレートにしたら何枚になるでしょうね……
このような滝行は魅力的ではありますが、修行にはなりそうにないです
いや、ドロリとしたチョコレートならば呼吸もし辛く
重さもあるので体の負荷も大きいような

堪能しましたら、残滓を倒しましょう
二刀流剣舞『襲嵐』
一撃目を付近の狙い、そこから周囲を巻き込むように攻撃

倫太郎、帰ったら家でもやりましょう
子供達もきっと喜びますよ


篝・倫太郎
【華禱】
中々に悩ましいけど、今回はチョコフォンデュにしとく?

チョコの味も色々あるみたいだし
目指せ、全種類制覇、とかしてみる?
言いながら串に刺したマシュマロやカステラ
ついでにプチシューを夜彦に差し出し

噴水というよりも滝だよな……チョコの滝
なら、このマシュマロやカステラは滝行に挑むあんたみたいなものか
でも温かいから、温泉?

そんな物凄くくだらない話も夜彦となら楽しい
いや、夜彦とならなんだって楽しいけど

たっぷり食べてたっぷり堪能したら
やってきた残滓達を還そう

攻撃力強化で篝火使用
焔の神力で溶かしちまえ!
ついでに風の神力と吹き飛ばしで海まで飛ばそう
範囲攻撃で纏めてさぱーっと!

ん、帰ったら家でもやろうぜ?



 ぷしゅっと湧き出す甘い間欠泉から溢れるチョコレート。
 これを使って、色々な甘い物が楽しめるというのだけれど。
 篝・倫太郎(災禍狩り・f07291)は、うーんと首を傾けながらも、月舘・夜彦(宵待ノ簪・f01521)へとこう訊いてみる。
「中々に悩ましいけど、今回はチョコフォンデュにしとく?」
 折角とろりチョコレートがそこかしこに流れているし、フルーツや具材も豊富だから。
 今回は、チョコレートフォンデュでどうかと。
 そんな彼の声に、夜彦もこくりと頷いて。
「何方も魅力的ですがちょこふぉんでゅをやってみたいです」
 一緒にいざ、甘くて美味しいひとときを楽しみます!
 けれど、一言にチョコレートフォンデュといっても、選択はいっぱい。
 流れ落ちるファウンテンだって、ミルクやイチゴ、ビターに抹茶。
 島に生る色々な種類のフルーツはどれも美味しそうだし、ひとくちスイーツだって用意されている。
 でも……そうであれば、やはりこれしかありません。
「チョコの味も色々あるみたいだし、目指せ、全種類制覇、とかしてみる?」
「折角なのですから全種類を味わってみたいです」
 そう、全制覇すれば、悩むも必要なし!
「マシュマロやカステラ等付けるものも複数あるようですし、色々な味を楽しめそうですからね」
 テーブルに並んだ具材をぐるり一通り見回す夜彦の隣で、さくさくマシュマロやカステラを早速串に刺しつつ。
 ついでにプチシューを彼に差し出す倫太郎。
 それを受け取りつつ、倫太郎、ありがとうございます、と礼を言ってから。
 夜彦はそれをそうっとチョコレートファウンテンにくぐらせてみる。
 ……一緒に楽しみましょう、って。
 それから、あちこちで流れ落ちるチョコレートの風景を見遣り、ふと真剣な表情で紡ぐ。
「この滝……板のチョコレートにしたら何枚になるでしょうね……」
「噴水というよりも滝だよな……チョコの滝」
 そして倫太郎は、自分の手の中の串をじっと見つめてから。
「なら、このマシュマロやカステラは滝行に挑むあんたみたいなものか」
 ……でも温かいから、温泉? なんて。
 そう笑って言ってみるけれど。
「このような滝行は魅力的ではありますが、修行にはなりそうにないです」
 一度はそう言いつつも、夜彦はもう一度考えてみる。
「いや、ドロリとしたチョコレートならば呼吸もし辛く、重さもあるので体の負荷も大きいような……」
 もしかして、逆にいい鍛錬になるかもしれません……!?
 そんなやっぱり生真面目な彼に、倫太郎は思わず噴き出してしまうけれど。
 すぐに幸せそうに琥珀色の瞳を細める。
 だって、こんな物凄くくだらない話も――夜彦となら、楽しいから。
(「いや、夜彦とならなんだって楽しいけど」)
 だから、そんな愉しい時間を邪魔する輩はさくっとご退場願うのみ。
 現れたスイート・メロディアたちへと見舞うのは、二刀流剣舞『襲嵐』の斬撃と焔と風の神力。
 斬り伏せ、溶かして、海まで吹き飛ばして……纏めてさぱーっと一掃します!
 そして夜彦は、改めてチョコレートの滝を見つめつつ、こんな提案を。
「倫太郎、帰ったら家でもやりましょう。子供達もきっと喜びますよ」
 勿論、それに倫太郎が返すのは、この言の葉と微笑み。
 ――ん、帰ったら家でもやろうぜ? って。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

鈴久名・紡
ほう……チョコレートフォンデュ、というのか
噴水のようなのが、チョコファウンテン……
なるほど?
余りこういうのは詳しくないので
島民が楽しんでいるのを観察してから
実践してみようか

カステラやマシュマロを抹茶味のチョコに潜らせよう
串カツのように二度漬けは禁止……?
なるほど……なるほど?
そもそも、串カツはチョコレートに潜らせな……あ、ソースか
そうか、確かに食べさしを潜らせるのはよろしくないな
行くなら初手で遠慮無くたっぷり行こう

同じ食材で他の味を試しても良いだろうか?
食べ比べ、と言うやつだ

各味をたっぷり堪能の後
出現した残滓達には煉獄焔戯を使用して先制攻撃
禮火の氷結能力で固めて葬焔でフルスイングして砕こうか



 甘やかな香りに満ちた島『スイー島』へと降り立って。
 物珍し気に色々とじーっと見つめているのは、鈴久名・紡(境界・f27962)。
 彼にとっては、初めてみるものばかりだから。
「ほう……チョコレートフォンデュ、というのか。噴水のようなのが、チョコファウンテン……」
 くるりとチョコを纏わせて食べる甘味も、流れ落ちるチョコレートの山も。
 余りこういうのは詳しくないからと、島民や周囲の人たちの様子を、なるほど? と観察しつつも。
 紡はひとつこくりと頷く――実践してみようか、と。
 そして選んでみたのは、カステラやマシュマロ。
 それを、最近この島でも流行っているという、抹茶味のチョコに潜らせてみて。
 はむりとひとくち食べてみたあと、ふと首を傾げる。
「串カツのように二度漬けは禁止……?」
 細かい作法がわからなくて。
 そして島民に師事を仰ぎながら再び、なるほど……なるほど? と頷きながらも。
「そもそも、串カツはチョコレートに潜らせな……あ、ソースか」
 つけるものがそもそも違うことに気が付くけれど。
 でもやはり聞けば、似たようなもの??
「そうか、確かに食べさしを潜らせるのはよろしくないな」
 ……行くなら初手で遠慮無くたっぷり行こう、と。
 それから少し慣れてくれば、好奇心もむくむく。
「同じ食材で他の味を試しても良いだろうか?」
 そう――食べ比べ、と言うやつです!
 二度漬けしないように気を付けながら、でもたっぷりと。
 ミルクもイチゴもビターにもくぐらせて、各味を存分に堪能した後は。
 猟兵の仕事も、ちゃんと忘れていません!
 煉獄焔戯を使用して先制攻撃、禮火の氷結能力で固めて葬焔でフルスイング!
 現れたスイート・メロディアたちをさくさくっと砕いていきます!

大成功 🔵​🔵​🔵​

真宮・響
【真宮家】で参加

この依頼の話聞いた途端、奏が物凄く目をキラキラさせて「ぜひ行きたい!!」とノリノリで。まあ、胃袋ブラックホールの奏だし、瞬も隠れ甘味好きだし、行かない理由は無い。

目の前のチョコファウンテンに目を丸くして、早速フルーツにチョコを付け始める子供達を見て、興味があった白玉とわらび餅に抹茶チョコを付けるのをやってみる。できればショコラショーにブランデーを加えたのを嗜みたいねえ。

充分楽しんだらメロディアの残滓達の討伐へ。耐久力は低くてもこの島の脅威になるからねえ。【気合い】【範囲攻撃】を併用した竜牙で一気に薙ぎ払うよ!!


真宮・奏
【真宮家】で参加

チョコ食べ放題!!ぜひ行きましょう!!兄さんも甘いの好きですよねっ(目キラキラ)

ああ、チョコが一杯あります!!兄さん、フルーツにチョコフォンデュ、やりましょう!!いちごにいちごチョコ、パインにビターチョコ、キゥイにホワイトチョコ、ああ、最高です!!ショコラショーにマシュマロ!!満喫します!!あ、ありがとうございます!!(バナナチョコを兄さんに差し出されて)兄さんも苺、どうぞ。

さあ、この素晴らしい島を護る為に邪魔な存在は一掃しましょう!!【範囲攻撃】に信念の一撃で敵集団を薙ぎ払いますよ!!


神城・瞬
【真宮家】で参加

この依頼の事を聞いて隠れ甘味好きの僕が心躍らせたのは言うまでもありません。奏が物凄く目をキラキラさせて「ぜひ行きたい!!」って言ってますしね。

目の前のチョコに思わず笑顔。ええ、早速頂きましょう。オレンジにビターチョコ、バナナにホワイトチョコ、ぶどうに抹茶チョコ、美味しいです。紅茶のショコラショーも一緒に。あ、奏、バナナチョコどうですか?(差し出す)いちごにイチゴチョコですか。頂きます(ぱくり)

さて、この甘味溢れる島の島の為に邪魔者は排除しましょう。【全力魔法】【高速詠唱】【全力魔法】で氷晶の矢を【範囲攻撃】で使用し、纏めて多数を凍り付かせます。



 大海原広がる世界で繰り広げられているのは、そう……戦争。
 しかもそれも佳境、数多の猟兵達がグリモアベースへと足を運んでは戦火へと身を投じて。
 敵を追い詰め、勝利を確実なものにせんと奮闘しているのだが。
 真宮家の面々もその一員として、ある予知された案件のひとつを聞きに赴いたわけであるが。
 この依頼の内容を聞いて、ノリノリにならないわけがなかった。
「チョコ食べ放題!! ぜひ行きましょう!!」
 甘いチョコがそこかしこから湧き出て、完熟フルーツが沢山生るという『スイー島』へと赴く任務に。
 食べる事大好き、甘い物もどんどこいである、真宮・奏(絢爛の星・f03210)が。
 母である真宮・響(赫灼の炎・f00434)の予想通り、この依頼の話を聞いた途端、隣の娘の目はキラッキラ。
 さらにその瞳を神城・瞬(清光の月・f06558)へと向けて。
「兄さんも甘いの好きですよねっ」
 そう問われれば、言うまでもなく、すぐにこくりと頷いて返す瞬。
(「奏が物凄く目をキラキラさせて「ぜひ行きたい!!」って言ってますしね」)
 奏も行く気満々であるし、何より自分も心躍らないわけがなかった。
 だって瞬も、隠れ甘味好きであるのだから。
 そしてそれを、響のよく知っているから。
(「まあ、胃袋ブラックホールの奏だし、瞬も隠れ甘味好きだし、行かない理由は無い」)
 いざ向かうは、甘い楽園『スイー島』。
 いや、この島の近海がチョコレートと化し、そこから湧き出るスイート・メロディアの大軍を倒すこと。
 これが一応、今回の依頼の目的ではあるのだが。
 まだ敵襲までに時間があるというし、おなかが減っては戦もできないので。
「ああ、チョコが一杯あります!! 兄さん、フルーツにチョコフォンデュ、やりましょう!!」
 目の前のチョコファウンテンに目を丸くして、早速ウキウキと皿にフルーツを取ってゆく奏。
 そんな奏の言葉と眼前の甘いチョコレートに瞬も思わず笑顔を宿しながら。
「ええ、早速頂きましょう」
 奏と並んで、これまた濃厚で甘そうなフルーツをいくつも吟味して。
「いちごにいちごチョコ、パインにビターチョコ、キゥイにホワイトチョコ、ああ、最高です!!」
「オレンジにビターチョコ、バナナにホワイトチョコ、ぶどうに抹茶チョコ、美味しいです」
 それぞれのフルーツに合いそうなチョコをくるり纏わせて、存分にぱくり、はむはむ。
 そして早速フルーツにチョコを付け始める子供達を見てから、響も興味があるものをいくつか選んでみて。
 白玉とわらび餅に抹茶チョコを付けるのをやってみる。
 それに、飲み物もやっぱりチョコレート仕様。
 甘いショコラショーにブランデーを加えたものも一緒に響が嗜めば。
「ショコラショーにマシュマロ!! 満喫します!!」
「では僕は、紅茶のショコラショーも一緒に」
 奏と瞬も、それぞれ好みのショコラショーをチョイス。
 それから、ほくほく幸せそうな響の様子を微笑まし気に見つめながら。
「あ、奏、バナナチョコどうですか?」
 瞬がそう差し出したのは、美味しいこと間違いない王道のバナナチョコ。
 それを、ぱあっと瞳輝かせて受け取ってから。
「あ、ありがとうございます!! 兄さんも苺、どうぞ」
「いちごにイチゴチョコですか。頂きます」
 これまた定番最強のチョコ纏わせたイチゴを、奏もお返しに。
 そして瑞々しくて甘いそれを、ぱくりと口にして。
 他にも存分にもぐもぐとチョコ三昧な家族団らんを楽しんでいた、その時。
 ぽこぽことチョコレートの海から姿を現わしたのは、スイート・メロディアの大軍。
 けれど甘い物も十分補充して、おなかもいい感じに満たされたから。
「さて、この甘味溢れる島の島の為に邪魔者は排除しましょう」
「耐久力は低くてもこの島の脅威になるからねえ」
「さあ、この素晴らしい島を護る為に邪魔な存在は一掃しましょう!!」
 食後の運動も兼ねて、油断せずに一仕事!
 メロディアの残滓達の討伐をせんと、気合いを込め範囲攻撃を併用した竜牙で一気に薙ぎ払う響。
 瞬も高速詠唱し全力魔法で生み出した氷晶の矢を広範囲に射放ち、纏めて多数の敵を凍り付かせれば。
 これぞ、甘いもの美味しいものパワー!?
 奏がお見舞いする強烈な信念の一撃が敵の集団へと叩きつけられて。
 在るべき骸の海へと。スイート・メロディアたちを還してゆく。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

朝沼・狭霧
【風月華】アドリブ歓迎
【心情】チョコレートの島、おいしそうだけどカロリーもすごそうね

ベイメリアとベイメリアのペットのフジモトさん(柴犬似の雑種犬)のクッキーを作ってみます
ベイメリアクッキーあまぁくできました(ウィンク
フジモトさんクッキーはまん丸になっちゃいました(汗


スイーツだけ食べてると口が甘くなりそう…
フィーナちゃんの紅茶をありがたく頂きます
うん美味しい。フィーナちゃんはきっとかわらしいお嫁さんになれますね

ミューちゃんの兎綿飴いただきますね
これは耳から食べるのかな?
あーんvミューちゃん美味しいですよ♪
うさうさ~

さよならスィートメロディア
竜だった貴方と戦いたかったですね
一瞥もせず打ち払います


ベイメリア・ミハイロフ
【風月華】
アドリブ歓迎

敵は炎属性の範囲攻撃で一蹴するとして(甘い香りがしそうでございますね)

フィーナさまから紅茶を頂きお礼を申し上げつつ
皆さま、お心のご準備はよろしいでしょうか?
いざ参りましょう!

チョコフォンデュは一通り制覇したく
一番興味がございますのは、白玉に抹茶チョコ
和風なお味はいかがなものでございましょう?

ミューさま、お手の届かない所がございましたら
お抱き上げしますので仰ってくださいませね

まあ、狭霧さま
なんとお素敵なものを…!
とてもおかわいらしゅうございます
頂くのが勿体ない!

ミューさまのわたあめも、おかわいらしゅうございますね
このふわふわ感、狭霧さまとフィーナさまの羽のようでもございます


フィーナ・シェフィールド
【風月華】アドリブOK
チョコフォンデュ…普通に食べるチョコレートも美味しいですけど、フォンデュにするなんて、甘くてとっても素敵な演出ですね♪

みなさんに紅茶を淹れて配ります。
これだけ甘いものが並んでいたら、お砂糖はいらないですね。
狭霧せんせー、褒めても何も出ませんよー(照れ照れ)

ベイメリアさんが白玉を取っているのを見て、真似して一つピックに刺して食べてみます。
帝都でも白玉にチョコレートをつけて食べたことは無かったので、新鮮な感じです♪

あ、ミューさんのウサギのわたあめ、ふわふわしてカワイイですね。
ふふ、食べちゃうのが勿体ないです。

あ、グリードさん、楽しいティータイムの邪魔しないでくださいね!


ミュー・ティフィア
【風月華】で参加
アドリブ歓迎

準備OKです!今日は思う存分スイーツパーティーです!

ティーショコラティー?紅茶は好きですけどそれは初めて聞きました。
うん、甘くて美味しい。紅茶の香りも良いです。
フィーナが淹れてくれた紅茶も美味しいです。
二つの紅茶を交互に飲むだけで幸せになれちゃいそうです!

ありがとうございますベイメリア。
それじゃああのシュークリームを取りたいからお願いしていいですか?
うん、シュークリームとチョコは相性ばっちりです!

わたあめも作れるんですね。
それじゃあ大きなウサギのわたあめを作っちゃいます!
上手に出来たらみんなにも食べさせてあげましょう。はい、狭霧あーん。

敵はアナイアレイションで殲滅!



 とろーり噴き出して流れる間欠泉は、いろんな味のチョコレート。
 降り立った島――『スイー島』にふんわり漂うのは、あまーい空気。
 それは乙女たちにとって、すごく魅力的空間であると同時に。
(「チョコレートの島、おいしそうだけどカロリーもすごそうね」)
 朝沼・狭霧(サギリ先生・f03862)がそっと思う様に、カロリーもかなり高そう……!?
 けれど、折角のチョコレートの島、甘いもの天国なのだから。
「皆さま、お心のご準備はよろしいでしょうか?」
 皆を見回して、きりり。
 ベイメリア・ミハイロフ(紅い羊・f01781)は、乙女の大敵にも恐れることなく言い放つ。
 ――いざ参りましょう! と。
 そんなベイメリアの声に、こくこくうなずいて。
「準備OKです! 今日は思う存分スイーツパーティーです!」
 ぐっと気合を入れる、ミュー・ティフィア(絆の歌姫・f07712)。
 そう! この島を訪れた目的は、スイーツパーティー! ……も、ですけれど。
 一応戦争、『スイー島』の平和を脅かすスイート・メロディアの討伐の為に来たのです。
 とはいえ、まだ敵が現れるまで少し時間がある様であるし、腹ペコでは思う様に戦えないかもしれないし。
 何より、楽しまなきゃ損ですから!
 フィーナ・シェフィールド(天上の演奏家・f22932)は、テーブルに置かれた色とりどりのチョコファウンテンへと視線を巡らせて。
「チョコフォンデュ……普通に食べるチョコレートも美味しいですけど、フォンデュにするなんて、甘くてとっても素敵な演出ですね♪」
 色々なものに様々な味のチョコを纏わせて味わうチョコフォンデュに、わくわく。
 こぽこぽ溢れては流れるチョコレートを見ているだけでも、何だか楽しい気持ちになるけれど。
 またもやきりっと、ベイメリアは皿を手にして。
「チョコフォンデュは一通り制覇したく」
 目指すは当然、全制覇です……!?
 そして沢山並ぶ具材を一通り見回してから、まず最初に手を伸ばしたのは。
「一番興味がございますのは、白玉に抹茶チョコ。和風なお味はいかがなものでございましょう?」
 この島でも最近湧き出て話題だという抹茶チョコのファウンテンに、まんまるな白玉!
 そんなベイメリアに倣って、フィーナも白玉をひとつ、ピックでぷすり。
 それを抹茶チョコにくるりとくぐらせて、真似っこしてみて。
 一緒に、はむりと口に運んでみれば。
「濃厚な抹茶の和の風味が大変おいしゅうございますね」
「帝都でも白玉にチョコレートをつけて食べたことは無かったので、新鮮な感じです♪」
 ほろ苦くも優しい甘さの抹茶チョコは、やはり白玉にぴったりでとても美味しくて。
 満足気にほこほこ笑んでいたベイメリアは、ふと気が付く。
 んしょと、何気に頑張って手を伸ばしているミューの姿に。
「ミューさま、お手の届かない所がございましたら、お抱き上げしますので仰ってくださいませね」
 そんな申し出に、早速有難く甘えるミュー。
「ありがとうございますベイメリア。それじゃああのシュークリームを取りたいからお願いしていいですか?」
 そして抱えて貰って、プチシューをいくつかゲットしてから。
 甘いミルクチョコを纏わせて、ぱくりと食べてみれば。
「うん、シュークリームとチョコは相性ばっちりです!」
 思った通り、間違いない美味しさ!
 そんな3人がチョコフォンデュをきゃっきゃ美味しく楽しんでいる間に。
 狭霧が作ってみているのは、ベイメリアとベイメリアのペットのフジモトさん……!?
 いえ、ベイメリアとフジモトさんのクッキーを焼いてみます!
 そしてドキドキ、オーブンから取り出してみれば――。
「ベイメリアクッキーあまぁくできました」
 そうぱちりとウィンクするほど、あまぁくスイートに焼き上がりました♪
 それから、ベイメリアクッキーの傍らに焼けているのは……丸いクッキー??
 いえ、そのまん丸クッキーは、柴犬似の雑種犬。
「フジモトさんクッキーはまん丸になっちゃいました」
 まん丸ころんとなっちゃった、フジモトさんなのです。
 そして狭霧が、あまぁいベイメリアクッキーとまん丸フジモトさんクッキーをテーブルに並べれば。
「まあ、狭霧さま。なんとお素敵なものを……! とてもおかわいらしゅうございます」
 ――頂くのが勿体ない!
 そう瞳を輝かせつつも感激の声を上げる、ベイメリア本人。
 それから狭霧も、甘いチョコレートをはむはむ口に運んでみるけれど。
「スイーツだけ食べてると口が甘くなりそう……」
 口の中が、甘々になってしまいそう――なんて、思ったその時。
「みなさん、よかったら紅茶をどうぞ。これだけ甘いものが並んでいたら、お砂糖はいらないですね」
 絶妙のタイミングで紅茶を淹れて皆へと配るフィーナ。
 そんなフィーナから紅茶を受け取って、礼を告げるベイメリア。
 狭霧もありがたくひとくち、フィーナの紅茶を頂いてみれば、その美味しさに笑み浮かべて。
「うん美味しい。フィーナちゃんはきっとかわらしいお嫁さんになれますね」
「狭霧せんせー、褒めても何も出ませんよー」
 照れ照れしちゃうフィーナは、かわいいお嫁さんになること太鼓判。
 そしてミューも、テーブルに並ぶポットや飲み物たちにぐるり視線を巡らせてみて。
「ティーショコラティー? 紅茶は好きですけどそれは初めて聞きました」
 まずは興味を惹かれたティーショコラティーへと、そうっと口づけてみれば。
「うん、甘くて美味しい。紅茶の香りも良いです」
 広がる甘さと紅茶の良い香りに、笑みがほわり。
 それから今度は、フィーナが淹れてくれた紅茶を頂けば。
「フィーナが淹れてくれた紅茶も美味しいです」
 さらに、ほこほこ深まる笑み。
 ――二つの紅茶を交互に飲むだけで幸せになれちゃいそうです! って。
 それから美味しい紅茶を飲みながらも、ふとあるものを見つけるミュー。
 それはふわふわした、やっぱり甘ーいお菓子。
「わたあめも作れるんですね」
 色々な味や色のキャンディで作れる、わたあめです!
 そしてミューが早速、張り切って作ってみるのは。
「それじゃあ大きなウサギのわたあめを作っちゃいます!」
 ふわふわもこもこ、甘いウサギさん。
 くるくる、ふわふわのわたあめをつかまえて、形を整えれば……出来上がり!
 なかなか上手にできたから、みんなにも食べさせてあげることに。
「ミューさまのわたあめも、おかわいらしゅうございますね。このふわふわ感、狭霧さまとフィーナさまの羽のようでもございます」
「ミューちゃんの兎綿飴いただきますね。これは耳から食べるのかな?」
「あ、ミューさんのウサギのわたあめ、ふわふわしてカワイイですね。ふふ、食べちゃうのが勿体ないです」
 はむりと口にするなら、やはり長い耳から?
 羽の様にふわふわで可愛いから勿体ない気も確かにするけれど。
 ミューはどこから食べようかとウサギさんを見つめる狭霧へと、やっぱり食べやすそうな耳から差し出す。
「はい、狭霧あーん」
 それを、あーん、とぱくり口にすれば。
「ミューちゃん美味しいですよ♪」
 しゅわり口の中で溶けるような甘さに思わずにこにこ、うさうさ~って。
 そんな微笑まし気に、チョコフォンデュをくるり、紅茶やクッキーを頂きつつ、わたあめをみんなで分けっこして楽しんでいたのに。
 島の周辺に発生したチョコの海からやって来たのは、邪魔者の大軍。
「あ、グリードさん、楽しいティータイムの邪魔しないでくださいね!」
 ただでさえ脆いお菓子の身体をしたスイート・メロディアを砕いていくのは、フィーナの撃ちつける光輝の一撃。
 ミューの撃ち出した矢がさくさくっと敵の大軍を射抜いていけば。
「さよならスィートメロディア。竜だった貴方と戦いたかったですね」
 一瞥もせず打ち払い竜王たる姫君の残滓達を破壊するのは、狭霧の放つ流星の衝撃。
 そしてチョコレートやキャンディのその身を蕩かせて還すのは炎属性の光の矢。
 ベイメリアは抜かりなく皆と共に敵を一蹴しつつも、とろりと溶けてゆく彼女たちを見遣り思うのだった。
 ―ー甘い香りがしそうでございますね、って。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

オリヴィア・ローゼンタール
【Fly High】

激戦続きですし、甘いもので疲労回復しましょう!
それにしてもチョコが噴き出す間欠泉とは……楽園でしょうか?

私はこのシュークリームにたっぷり潜らせて……クリームとチョコがいい感じです!
ミルクで口直しして、澪さんと作ったものを交換っこしましょう
……うん、どちらもおいしいですね

綿菓子ですね、私は……このメロン味のを
澪さんは何味になさいます?

私は6300……文字通り桁違いですね
善行なのですから、誇っても良いと思いますよ

メロディアは【紅炎灼滅砲】で焼き尽くします


劉・涼鈴
【Fly High】

うおー! 島中チョコでいっぱいだー! お腹いっぱい食べるぞー!
今の私ならザンギャバスとも張り合える! ……かも!

ひとくちケーキを次々ひょいパクひょいパクわんこそば状態!
もっしゃもっしゃうまーい!

むにゅむにゅ……これ?
チョコが詰まった白玉! 食感が面白ーい!

わたがしー! 私レモンのやつにするー!
むぉー! もふもふー!

澪の賞金やべーよね!
えーっと、1Gが1万円で……んー、分かんないや!
私は1800だけど、【身外身法】で740人に分身すれば勝てる! ……かなぁ?(さんすうにじしんがない)

メロディアは分身してぼっこぼこにするよ!


栗花落・澪
【Fly High】

甘いものいっぱい食べれると聞いて!
チョコレートフォンデュ、やっぱり定番はいちごだよね
チョコの種類はどれも美味しそうで
色んな組み合わせ試したいな
いちごの甘酸っぱさがあるからさっぱり食べれて美味しいー♪
ひとくちケーキにいちごチョコを付けて食べたりとか

飲み物はティーショコラショーを手に
交換!しよしよ!
わ、涼鈴さんよく食べるね…びっくりしちゃった
何食べてるの?
僕わたあめ気になるなぁ
作るならいちご味…なんか一人いちごフェスしてるな僕(無意識

え、賞金?
んー…正直僕自分のそんなに見てないんだよね
100000超えてたのは見たけど
へへ、誰かの役に立ててるなら充分だよ

メロディアさんは倒します



 大海原広がる世界で繰り広げられている戦争の依頼。
 そう、その案件のひとつを請けてやって来たのだけれど。
 目的の地――『スイー島』に降り立った瞬間、ふわりと漂ってくるのは、美味しそうな香り。
 それは、この地にこぽり湧き出す色々な味のチョコレートとか程よく熟れた沢山のフルーツたちのもの。
 ということで!
「甘いものいっぱい食べれると聞いて!」
 ぐるり琥珀の視線をキラキラと巡らせるのは、栗花落・澪(泡沫の花・f03165)。
 確かに、チョコだってフルーツだってその他スイーツだって、沢山食べられると予知で聞いたけれど。
 一応、この島を脅かす敵の大軍をさくさくっと倒すのが目的……のはず。
 いえ、きっとこれも、戦争を戦い抜くために必要なもの。
「激戦続きですし、甘いもので疲労回復しましょう!」
 ちょっぴり疲れた時は甘い物でほっと一息、それ大事。
 そしてオリヴィア・ローゼンタール(聖槍のクルースニク・f04296)は金の瞳で、やって来た『スイー島』の風景を改めて見つめて。
 思わず、こう呟きを落とす。
「それにしてもチョコが噴き出す間欠泉とは……楽園でしょうか?」
 チョコレートが好きなオリヴィアにとっては、ぷしゅうっとチョコが自然と湧いて出る島だなんて、楽園以外の何物でもありません。まさに彼女の趣向は、この依頼にうってつけです。
 でも、そう何気に溢れるチョコ尽くしな現状にわくわく心躍らせるのは、勿論オリヴィアだけではなく。
「うおー! 島中チョコでいっぱいだー! お腹いっぱい食べるぞー!」
 そう興奮した様に声を上げ、燃えるような紅眼をキラキラ輝かせている劉・涼鈴(豪拳猛蹴・f08865)も一緒。
 甘い物は正義。食べれば疲労も回復して、何よりつよつよ無敵の幸せに満ち溢れるから。
 涼鈴はこくりとひとつ大きく頷いて続ける。
「今の私ならザンギャバスとも張り合える! ……かも!」
 無敵だという鮫牙だって、アチョーってぶん殴ってぼっこぼこにできそう……な気がします!
 そんな、無敵になりそうなくらい英気を養うべくはじめるのは。
 とろりと湧き出ては流れる色々な味のチョコファウンテンが並ぶ、チョコフォンデュのお茶会!
「チョコレートフォンデュ、やっぱり定番はいちごだよね」
 澪が手を伸ばしたのは、チョコと間違いなく相性ぴったりな瑞々しく甘酸っぱいいちご。
 それに纏わせるチョコは、ミルクにビターやイチゴに抹茶と、いくつも種類があるけれど。
「色んな組み合わせ試したいな」
 どれに浸しても美味しそうだから、どれも試しちゃいます!
 そしてまずは定番のミルクチョコにくぐらせてみたいちごをぱくり、口にすれば。
「いちごの甘酸っぱさがあるからさっぱり食べれて美味しいー♪」
 チョコの蕩ける様な甘さに、いちごの果実の甘酸っぱさが加わって、さらに美味しさも増し増しです。
 そして今度は、いちごはいちごでも、ひとくちケーキにいちごチョコを付けて食べてみようとする澪。
 オリヴィアも沢山並ぶフルーツやスイーツの中から、プチシューを選んで。
「私はこのシュークリームにたっぷり潜らせて……クリームとチョコがいい感じです!」
 はむりと口に運んでみれば……シューの中の甘いクリームと、纏わせたチョコの味わいが絶妙です。
 それからミルクで口直ししつつ、オリヴィアは澪へとこんな提案を。
「澪さん、作ったものを交換っこしましょう」
「交換! しよしよ!」
 ティーショコラショーを手に、澪も勿論大賛成!
 おすすめ王道のチョコいちごと美味しかったチョコプチシューを、くるくるチョコにくぐらせて。
「ん、これも美味しい♪」
「……うん、どちらもおいしいですね」
 甘い美味しさを、交換こ。
 それから澪はふと、ぱちりと思わず瞳を瞬かせる。
 ひとくちケーキを次々とひょいパクひょいパク、まるでわんこそば状態!?
 ――もっしゃもっしゃうまーい!
 そうどんどん口に甘いものを運んでいる涼鈴の姿を見て。
「わ、涼鈴さんよく食べるね……びっくりしちゃった」
 それからまた、ひとくちケーキとは別のものへと手を伸ばしてひょいパクする彼女に澪は訊いてみる。
「何食べてるの?」
「むにゅむにゅ……これ?」
 その声に、涼鈴はもぐもぐむにゅむにゅしつつも、幸せそうな笑みとともに返す。
「チョコが詰まった白玉! 食感が面白ーい!」
 そして、食感が面白いといえば。
「僕わたあめ気になるなぁ」
 澪が何気に気になっていたのは、ふわふわあまーいわたあめ!
 折角なので、わたあめも作ってみることに。
 わたあめを作るキャンディも、色々ないろや味がいっぱい。
「私は……このメロン味のを。澪さんは何味になさいます?」
 そうオリヴィアに聞かれ、澪が選んだのは。
「作るならいちご味……なんか一人いちごフェスしてるな僕」
 ええ、無意識なナチュラルひとりいちごフェス、開催中です!
 そして涼鈴も勿論、わたあめもひょいパクするべく。
「わたがしー! 私レモンのやつにするー!」
 レモンのキャンディで大きなわたあめを作って――むぉー! もふもふー!
 もっふりしゅわしゅわはむはむ、やっぱりわんこそば状態……!?
 そんなわたあめを頬張りながらも、涼鈴がふと思い出したのは、コンキスタドールたちが貼りだしていた賞金首一覧。
「澪の賞金やべーよね!」
「え、賞金? んー……正直僕自分のそんなに見てないんだよね。100000超えてたのは見たけど」
「えーっと、1Gが1万円で……んー、分かんないや!」
 澪に掛けられた賞金額が大きすぎて、ただただ首を捻るばかり。
 でも!
「私は1800だけど、身外身法で740人に分身すれば勝てる! ……かなぁ?」
 そう、えっとえっとと、涼鈴は指折り数えてみるけれど……うん、さんすうにじしんがないです。
「私は6300……文字通り桁違いですね」
 オリヴィアもそう澪の賞金額に、改めてそう呟きを落とすも。
 でも、賞金首と聞けば、ちょっぴり悪役っぽい響きだけれど。
 敵から誰よりも多額の賞金を掛けられているということは、誰よりも頑張って多くの戦場を駆けまわっているということだから。
「善行なのですから、誇っても良いと思いますよ」
「へへ、誰かの役に立ててるなら充分だよ」
 オリヴィアの言葉に、そう笑んで返す澪。
 でも――そんな皆の賞金額も、またきっと上がります。
 何故なら、チョコレートの海から襲撃しにやって来たスイート・メロディアたちを、これから殲滅するのだから。
 澪の歌声が響いた刹那、操られ彼女たちを討ち倒していくのは無数の花弁の刃。
 増やした分身の分まで賞金は増えないけれど、涼鈴も耐久性ぺらぺらなお菓子の身体の敵達を、ぼっこぼこにして。
 ただでさえあたたかい気候で溶けかけている敵の群れを、オリヴィアは炎熱宿した極大破壊光線で焼き尽くしていく。
 甘いチョコの楽園のお茶会に、彼女たちは呼んでなどいないから。
 さくさくっと、とろーり全て溶かして、還るべき躯の海へとお引き取り願います!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

アンテ・ルヴナン
【烏屋】

ピザをフォンデュするんだ、って雀たちが張り切ってるみたい
ねえ、エンデ、何だか面白くなりそうじゃない?
私たちも見に行こうよ

苺にバナナ……昔どこかで描かれたものを観たことがあったかな?
塗って、乾いて、楽しんで
フォンデュって絵画みたいだね
飲み物はジョヴァンニのお薦め、カフェモカをお供に
味は……ううん、ごめんなさい
私には難しかったけど、みんなを見ていたら美味しいものなんだって分かったよ

次は綿飴を作ってみようかな
くるくる巻いて、いろんな色が食べられるなんて面白いね
ふふ、そうだね。雀みたいな綺麗な色にしてみるよ
あ、あれ? すごく大きくなっちゃった
せっかくだから……これ、みんなで一緒に食べない?


花綱・雀
【烏屋】

スイーツピザもフォンデュできると聞いて!
スイーツピザが島に無かったら俺の手作りを持ち込みだよ、ピザ窯あるかな、フライパンでもいけるけど。ジョヴァンニ君ピザ窯作れるの!?
(え~好き~みたいな目)

焼き上がった苺とバナナのスイーツピザをチョコフォンデュ! これ間違いのない美味しさだよ!
苺とバナナとチョコ、パーフェクトだよ、ねぇジョヴァンニ君!

エンデ君とアンテ嬢もどう?美味しい?
限定品!限定品だよエンデ君!お得な甘さだね!
そっか、アンテ嬢には少し早かったかもだねぇ、綿あめ、虹色にしたら楽しいかも!

皆は他に何をフォンデュするの?俺はねぇ、一口ケーキやりたい!あとね、チョコフロートも飲みたいなー!


鳥栖・エンデ
【烏屋】

皆でスイーツをチョコフォンデュだ〜
定番はフルーツやマシュマロだけど
雀君たちがピザをフォンデュすると聞いて!
ジョヴァンニ君が石窯作るのも見てみた〜い
アンテちゃんと色々出来上がるのワクワク待ちつつ
ちょっぴり味見も楽しんじゃうよー
甘いものは別腹って言うからね…!

春なイチゴに南国パインに、
ファウンテンの食べ比べも良いなぁ……
綿飴まであるの珍しくってイイね!
出来上がったスイーツピザも勿論楽しむよ〜
此処でしか味わえない甘さって感じ…!

口直しに飲み物選ぶならスッキリ
チョコミントが味変みたいにならないかなぁ
一生分なチョコ味を楽しめたようなそうでもないような
こんな風にまた皆でお茶会を出来たら良いよねぇ


ジョヴァンニ・カフカ
【烏屋】

雀さんのピザへの思いたるや、チョコをも溶かす程ですね
熱い思いに、石窯でもピザ窯でも作ってあげm…え、フライパンでも作れるんですか

ピザをチョコに潜らせる、フォンデュ史上初に立ち会えましたね、エンデさん
苺、バナナ、こんがりピザ生地をチョコにフォンデュ…美味しいの方程式ですね。これテストに出ます

アンテさんへ飲み物のお勧めは、カフェモカ
チョコの甘さとコーヒーのほろ苦さが美味しいです
エンデさんが仰るチョコミントのドリンクも良いですね~
果物にチョコをフォンデュ。何個でもいけそうです
ピザチョコフォンデュもお代わりして、チョコ尽くしを堪能

この一時を邪魔する残滓にはUCぶちかまして退場して頂きましょう



 海の男にとって、何処までも続いているような眼前の大海原も、まぁ浪漫であるのだけれど。
「スイーツピザもフォンデュできると聞いて!」
 何気に海の男であると同時に、何よりも強火ピザ担である花綱・雀(花彩雀鶯・f26205)にとって、ピザこそまさに浪漫。
 ピザとひとことに言っても、定番のチーズ的なものからスイーツ的なものまで色々あるのだ。
 そしてまたひとつ、ピザに抱く野望が叶うかもしれないのだ。ピザをフォンデュするという。
 ということでまずは、スイーツピザを作る事から始めなければいけないのだが。
「スイーツピザが島に無かったら俺の手作りを持ち込みだよ、ピザ窯あるかな」
 そう視線を巡らせる雀の姿に、ジョヴァンニ・カフカ(暁闇・f28965)は改めて、その強火具合を目の当たりにして。
「雀さんのピザへの思いたるや、チョコをも溶かす程ですね」
 自称・便利屋の彼は、雀の熱意にひと肌脱ごうと、こくりひとつ大きく頷く。
 迷子のペット探しから人には言えないあれやこれ、そしてピザ窯作りもどーんとお任せあれ!
「熱い思いに、石窯でもピザ窯でも作ってあげ……」
「フライパンでもいけるけど」
「……え、フライパンでも作れるんですか」
 フライパンでもいけちゃうみたい。
 でもフライパンでちまちま作るよりも、やっぱり。
「ジョヴァンニ君ピザ窯作れるの!?」
 くるくる生地をフライング回転させて、すちゃとピザ窯に入れて焼きたいです! だって浪漫だもん。
 ピザ窯作れる、と聞いて瞳をキラキラとさせる強火ピザ担。え~好き~みたいな目で。
 またまたジョヴァンニへの好感度爆上げです、ピザ担ほんとちょろい。
 そんな、チョコレートが湧き出る島というこの『スイー島』のアイデンティティよりもむしろピザ島なのかなみたいな展開になっている状況を軌道修正してくれたのは、鳥栖・エンデ(悪喰・f27131)。
「皆でスイーツをチョコフォンデュだ〜」
 そう! 色々なチョコレートが湧き出る島で思い切り楽しめるのは、チョコレートフォンデュ!
 エンデは島で採れた濃厚甘いフルーツや用意されたスイーツなど、フォンデュする用に並べられた具材を見遣って。
 ……定番はフルーツやマシュマロだけど、と呟いた後、颯爽と言い放つのだった。
「雀君たちがピザをフォンデュすると聞いて!」
 そんなエンデの声に、アンテ・ルヴナン(蠱惑のヴァニタス・f23952)もこくりと頷く。
「ピザをフォンデュするんだ、って雀たちが張り切ってるみたい」
 アンテにとって、ピザは未知のもの。
 パンの仲間っぽくてなんか平べったくて、海の食べ物かと思ったけどそうではないっぽい、くらいの知識だけれど。
「ジョヴァンニ君が石窯作るのも見てみた〜い」
 そうまずは窯から作らんとしているジョヴァンニに期待の眼差しを向けるエンデの袖を、そっとアンテはくいくい引いてみる。
「ねえ、エンデ、何だか面白くなりそうじゃない?」
 ――私たちも見に行こうよ、って。
 そんな彼女の申し出に頷いて、色々と出来上がるのをワクワク待ちつつも。
 ちゃんと『スイー島』の醍醐味のチョコも、ピザが完成するまで先にちょっぴり楽しむエンデ。
「甘いものは別腹って言うからね……! 春なイチゴに南国パインに、ファウンテンの食べ比べも良いなぁ……」
 それに此処は、チョコ島でもピザ島でもなく、スイー島。
 楽しめる甘い物はチョコだけではありません。
「綿飴まであるの珍しくってイイね!」
 ふわふわわたあめまで作れちゃいます! ちなみに、わたあめ機は作らなくてもあります。
 そして――暫く待っていれば、完成したピザ窯でスイーツピザが焼き上がりました!
 だが、焼き上がっただけで今回はまだ満足できない。
 というかむしろ、やっとこの島のチョコの出番。
「焼き上がった苺とバナナのスイーツピザをチョコフォンデュ! これ間違いのない美味しさだよ!」
 雀はそして遂に、ひとつの野望を達成する。
 とろーり溢れるチョコファウンテンにピザを浸すという、ピザ担でもなかなか経験できないレア体験を。
 そんな愉快でわくわくな展開に、エンデもそわり。
「出来上がったスイーツピザも勿論楽しむよ〜」
「ピザをチョコに潜らせる、フォンデュ史上初に立ち会えましたね、エンデさん」
 その史上初の瞬間に一役買ったジョヴァンニは、立会人となったエンデにもう一度こくりと頷いてから。
「苺とバナナとチョコ、パーフェクトだよ、ねぇジョヴァンニ君!」
「苺、バナナ、こんがりピザ生地をチョコにフォンデュ……美味しいの方程式ですね。これテストに出ます」
 テストに出る確の大事なことで、アンダーライン引いて欲しいくらいです。
 そして、そんな雀とジョヴァンニのふたりをきょろりと見てから。
 アンテはじーっと、眼前のフォンデュされたスイーツピザを見つめ、ふと思い返す。
「苺にバナナ……昔どこかで描かれたものを観たことがあったかな?」
 けれどスイーツピザの調理工程は、何処か見慣れたものに似ているとも思う。
「塗って、乾いて、楽しんで……フォンデュって絵画みたいだね」
 そう、アンテが嘗て在ったもの。まるで、キャンバスの中にひとつの世界を表現する絵画みたいだと。
 そして雀は勿論、ふたりにもフォンデュしたスイーツピザを振舞って。
「エンデ君とアンテ嬢もどう? 美味しい?」
「此処でしか味わえない甘さって感じ……!」
 はむりと食べて言ったエンデの言葉に、全力でこくこくと頷く。
「限定品! 限定品だよエンデ君! お得な甘さだね!」
 だって、何て言ったって史上初ですから!
 そんなスイーツピザやチョコフォンデュを味わっていれば、飲み物も欲しくなるところ。
 ジョヴァンニがアンテへとお勧めする飲み物は、カフェモカ。
「チョコの甘さとコーヒーのほろ苦さが美味しいです」
 そうコトリと眼前に置かれたカップを見つめて、そっと口にしてみたアンテであったけれど。
 味は……ううん、ごめんなさい、と。ちょっぴり、苦かったみたい……?
 ――でも。
「そっか、アンテ嬢には少し早かったかもだねぇ」
「私には難しかったけど、みんなを見ていたら美味しいものなんだって分かったよ」
 またひとつ、新しいことがみんなのおかげで分かったから。
 そんな様子を見遣りつつ、エンデは小さく首を傾けて。
「口直しに飲み物選ぶならスッキリ、チョコミントが味変みたいにならないかなぁ」
「エンデさんが仰るチョコミントのドリンクも良いですね~」
 甘いけれどすっきり爽やかなチョコミントも、なかなかお勧めかも。
 そして飲み物で一息つけば、甘いものを楽しむ時間を再開!
「皆は他に何をフォンデュするの? 俺はねぇ、一口ケーキやりたい! あとね、チョコフロートも飲みたいなー!」
「果物にチョコをフォンデュ。何個でもいけそうです。ピザチョコフォンデュもお代わり頂けますか?」
 ピザチョコフォンデュをやり遂げ、普通のフォンデュやチョコフロートも試してみようと手を伸ばす雀に、ジョヴァンニはそうお願いしチョコ尽くしを堪能して。
 アンテがふと見つけたのは、ふわふわした甘いお菓子。
「次は綿飴を作ってみようかな。くるくる巻いて、いろんな色が食べられるなんて面白いね」
「綿あめ、虹色にしたら楽しいかも!」
「ふふ、そうだね。雀みたいな綺麗な色にしてみるよ」
 雀の提案にこくり頷いてから、んしょっと手を伸ばして。
 虹色のキャンディーたちをぱらりとわたあめ機に降らせ、わたあめ作りに挑戦してみるアンテ。
 そしてふわふわ出て来た雲みたいな虹色のふわふわを、くるくるっと棒でつかまえてみるけれど。
 完成したわたあめに、思わず瞳をぱちくり。
「あ、あれ? すごく大きくなっちゃった」
 顔が見えないくらい、とっても大きなものになっちゃったから。
 でも、それもまた楽しくて。
「せっかくだから……これ、みんなで一緒に食べない?」
 しゅわりふわふわな甘さを、皆にもお裾分け。
 それから一応、此処に来た本来の目的も忘れずに。
 楽しく美味しいひとときを邪魔する残滓に、どーんとユーベルコードをぶちかまして退場して貰ってから。
 エンデは改めて、湧き出す色々な味のチョコレートや漂う甘い香りに瞳を細める。
「一生分なチョコ味を楽しめたようなそうでもないような」
 ――こんな風にまた皆でお茶会を出来たら良いよねぇ、って。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

千家・菊里
【爺守(白)】
美味しいものが色とりどりの選り取りみどり――嗚呼、なんと素晴らしい光景でしょう
此処を荒らすだなんていけません、心して掛かりましょう
(きりっ――とした次の瞬間にはうきうきるんるんフォンデュへ)

敵制圧の前に甘味制覇という壮絶な戦いとは腕が鳴ります
(実際にはぐぅと腹を鳴らしつつ、早速色んな果物と色んな味を堪能)
何処かの世界ではこういうのをショコラとフルーツのマリアージュ、みたいな風に言うんですっけ
いやぁ、此方はどんな組み合わせでも最高に引き立て合うというのに、伊織ときたら――(食気に忠実なのでもぐもぐ黙って味わう、もとい反論はスルー)

あ、敵のおかわりは結構です
UCで一気に溶かしましょう


重松・八雲
【爺守(白)】
うむ、此程の極楽が存在するとは心踊るのう!
絢爛なる甘味の宝を、押し寄せる敵の波に沈める訳にはゆかぬ!
頑張って腹拵えして頑張って極楽を守ろうぞ!
(と宣言するや勢い良くフォンデュに突撃した!)

ふ、若いもんには負けておれん――儂も制覇目指して気合をいれねば!
何、食べた分だけ後で体を動かせば良かろう!
(和洋様々な組み合わせを興味津々に試し、きらきらもぐもぐ満喫!)
まり…??よくわからんがまぁ元気を出せ、伊織!
ほれ、儂一押しの抹茶白玉を恵んでやるぞ!遠慮せず口を開けるが良い~!

むぅ、ちょこはちょこでも敵の押し売りはお断りだのう!
おかわりも平和に楽しむ為、いざ!
鋭気増し増しなUCと覇気で撃退


呉羽・伊織
【爺守(白)】
嗚呼…こんなにも甘く輝く場所に、どーしてまたこんな食気しかない面子で!
敵の海に呑ませる訳にゃいかないってトコは同意だがな、暑苦しい気合で俺まで溶けそーだよ…!
(早速好放題始めた二人を急いで追い)

いやホント何の戦いしてんの――特に菊里、お前最早戦うより食ってる割合の方が多くない??
あと爺サンは糖尿って宿敵に負けないよーに気を付けて!
(ちまちま色んな味を楽しむのとちょいちょいつっこみ入れるので大変忙しい)
…おいコラ何の話始めてんだ、大人しく食気に集中してろ!(山盛果物で菊里の口封じ)
って爺サンこっち来んな、自分で食べるから~!

敵の邪魔まで入るとか!
せめてゆっくり味わわせて~!(UC)



 そこかしこから噴き出し溢れるのは、とろりと甘い色々な味のチョコレート。
 たわわになるフルーツの種類は豊富で、よく熟れていて濃厚でどれも美味しく頂ける食べごろ。
 そんな甘いものパラダイスな島――その名も『スイー島』に降り立って。
 甘い香り運ぶ海風に瞳細め周囲を見回しつつ、千家・菊里(隠逸花・f02716)は思わず感嘆の言の葉を零す。
「美味しいものが色とりどりの選り取りみどり――嗚呼、なんと素晴らしい光景でしょう」
「うむ、此程の極楽が存在するとは心踊るのう!」
 同じく、甘い物大好きな重松・八雲(児爺・f14006)は、子供の様にキラキラ瞳を輝かせるけれど。
 でも、ちゃんと分かっています、ええ。此処に来た目的は、一応。
 こともあろうに、極楽の様なこの島に、スイーツ・メロディアの襲撃があることが予知されたのだ。
「絢爛なる甘味の宝を、押し寄せる敵の波に沈める訳にはゆかぬ!」
 そう、きりりと気合いを入れる八雲に頷いて。
 やっぱりきりっと、菊里も己が成すべき使命を胸に紡ぐ。
「此処を荒らすだなんていけません、心して掛かりましょう」
 そして――次の瞬間には。
 うきうきるんるん、いざチョコレートフォンデュへ!
 宣言するや勢い良くわくわくフォンデュに突撃した、爺様に続いて。
 そんな二人の様子を一通りそっと見守っていた呉羽・伊織(翳・f03578)は、早速遠い目に。
「嗚呼……こんなにも甘く輝く場所に、どーしてまたこんな食気しかない面子で!」
 青い海、白い雲、煌めく太陽、甘いチョコの香り……そして、食気に満ち溢れた狐たちを見遣りながら。
「敵の海に呑ませる訳にゃいかないってトコは同意だがな」
 ――暑苦しい気合で俺まで溶けそーだよ……! って。
 早速好き放題始めた二人を急いで追いつつも、いつもの様に嘆くのだった。
 そしてようやく追いつけば、既にうきうき、瞳輝かせている狐さんたち。
「敵制圧の前に甘味制覇という壮絶な戦いとは腕が鳴ります」
「ふ、若いもんには負けておれん――儂も制覇目指して気合をいれねば! 何、食べた分だけ後で体を動かせば良かろう!」
 普通に甘味全制覇する気満々です! ウン、知ってたけど!
 実際には腕ではなくて、ぐぅと腹を鳴らしつつも、早速色んな果物と色んな味をにこにこ堪能しまくる菊里に負けじと。
 湧き出すチョコファウンテンにわくわくしながら和洋様々な組み合わせを興味津々いっぱい試しては、きらきらもぐもぐ、めっちゃ満喫する八雲。
 そんなふたりと共に席に着けば、大変忙しくなる伊織。
「いやホント何の戦いしてんの――特に菊里、お前最早戦うより食ってる割合の方が多くない?? あと爺サンは糖尿って宿敵に負けないよーに気を付けて!」
 ちまちま色んな味を楽しむことと、ちょいちょい連れの狐たちにつっこみ入れたり保護者することに。
 菊里はそんな伊織に、ちらりとほんの一瞬だけ目を向けて。
「何処かの世界ではこういうのをショコラとフルーツのマリアージュ、みたいな風に言うんですっけ」
 はむりとたっぷりチョコレートを纏わせた苺を口にした後、続ける。
「いやぁ、此方はどんな組み合わせでも最高に引き立て合うというのに、伊織ときたら――」
「……おいコラ何の話始めてんだ、大人しく食気に集中してろ!」
 そう憐れみの目と大きな溜息をつかれた伊織は、テーブルの上におもむろに、どんっと置く。
 菊里の口を封じる、山盛りな果物を。
 いや、相手はそもそも、食気にとっても忠実な菊里なので。
 もぐもぐ黙って味わう……もとい反論は、さくっととっくにスルーしているのですけれど。
 そして、可愛いサイズのチョコプチシューをぱくりと頬張りながらも。
 こてんと首を傾け、伊織へと目を遣る八雲。
「まり……?? よくわからんがまぁ元気を出せ、伊織!」
 そして、ぷすりと目の前にあった白玉をピックに刺し、くるくる楽し気に抹茶チョコに潜らせれば。
「ほれ、儂一押しの抹茶白玉を恵んでやるぞ!」
 ――遠慮せず口を開けるが良い~!
 いい笑顔で伊織へと、あ~ん……!?
 いえ、確かに抹茶白玉は美味しそうなのですけれど。
「って爺サンこっち来んな、自分で食べるから~!」
 気持ちだけで結構、十分デス!
 そして伊織は、はあっと色々疲労とか心労のいろを宿した溜息をついてから。
 折角だから気を取り直して、甘いチョコレートくらいは楽しもうと――思ったのだけど。
「敵の邪魔まで入るとか!」
 空気を読んでか……いや、タイミング悪くチョコの海から迫るのは、スイート・メロディアたち。
 ――せめてゆっくり味わわせて~!
 そう嘆きと共に、変幻自在な敵を眩惑させる暗器を放つ伊織に続いて。
「むぅ、ちょこはちょこでも敵の押し売りはお断りだのう!」
「あ、敵のおかわりは結構です」
 菊里の放つ狐火が、チョコやキャンディでできた耐久性よわよわな敵の集団の体をさらに蕩かして。
 甘い物で英気を養って、鋭気も増し増し!
 展開した『衝天』で戦闘力を増強させ、覇気を乗せて。
 八雲はメロディアの残滓達をさくさくっと撃退するべく、改めて気合を入れる。
 ――おかわりも平和に楽しむ為、いざ! と。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

花川・小町
【花守(紅)】
(三者三様の混沌白組を尻目に、澪ちゃんと二人で上機嫌にきゃっきゃと)
ふふ、あちらは何だか(食気やら爺守やらで)忙しそうだし、私達は私達で仲良く優雅にお茶会しましょ

それにしても不思議な間欠泉ね
眺めても食べても楽しいだなんて最高だわ
それじゃ先ずは――この幸いな一時に乾杯といきましょっか
(猫マシュマロに福ちゃん色なショコランジュを添えた一杯を渡して――ショコラショーの乾杯に始まり、色んな果物とチョコの組み合わせを一緒に堪能して微笑み合い)
あら、それなら一暴れして小腹を空かせ後に、今度は祝勝の二次会なんて如何かしら

敵にはUC衝撃波に炎属性与え凪ぎ払い、纏めてとろりと
幸せの邪魔はさせないわ


鳳来・澪
【花守(紅)】
(混沌とした何かには我関せずで、姐さんときらきら女子会を!)
何や騒がしい人らがおるけど、あれはそっとしとくんでええかな?
はーい、それじゃとびっきりのお茶会にしよね!

(見事な間欠泉につられ気分も更に高く舞い上がり!)
ほんま夢みたいというか、夢と浪漫の塊やねぇ
目と口で、一粒で二度美味しいみたいな!
わ、可愛い!(渡されたショコラショーに感激して、お返しにハートマシュマロと苺で彩られた華やかな一杯を!)
えへへ、じゃあ姐さんにはお礼にこれね!乾杯~!
(そこから次々に色んなフォンデュを楽しんで)
お腹一杯になってきたけど、綿飴も気になるよね…!
わ、名案!

じゃあ一層張り切って勝たんとね!(UC)



 何だか、混沌とした白い人たちのあれやそれが、見えたり聞こえたりした気がするが。
「何や騒がしい人らがおるけど、あれはそっとしとくんでええかな?」
 鳳来・澪(鳳蝶・f10175)はまるで何も無かったかのように、もう我関せずな姿勢で、そっとしておくことに。
 だって、混沌に構っていられません。
 これから女子ふたりで、きゃっきゃきらきら、甘くて美味しい女子会を楽しむのだから!
「ふふ、あちらは何だか忙しそうだし、私達は私達で仲良く優雅にお茶会しましょ」
 主に、食気やら爺守やらで。
 そんな三者三様の混沌白組を尻目に、花川・小町(花遊・f03026)は華の様に笑み咲かせて。
「はーい、それじゃとびっきりのお茶会にしよね!」
 眼前に並ぶ沢山の甘味に上機嫌な様子で、そう返ってきた澪の言葉にもう一度、瞳を細める。
 それから、ふいにぷしゅうっと噴き出した甘いチョコレートの噴水へと目を向ける。
「それにしても不思議な間欠泉ね」
 ……眺めても食べても楽しいだなんて最高だわ、って。
 ふわり漂う甘い香に誘われるように。
 聞こえたそんな声に、澪もこくりと頷いて。
「ほんま夢みたいというか、夢と浪漫の塊やねぇ」
 ――目と口で、一粒で二度美味しいみたいな!
 そう見事に空に上がったチョコの間欠泉につられて、気分も更に高く舞い上がる。
 そんなはしゃぐような澪へと、小町が差し出したのは。
「それじゃ先ずは――この幸いな一時に乾杯といきましょっか」
「わ、可愛い!」
 思わず瞳煌めいて声を上げてしまうほど、甘くて可愛いショコラショー。
 猫マシュマロがちょこんと浮かんで、福ちゃん色なショコランジュを添えた一杯。
 そして渡されたショコラショーに感激しながらも、澪も小町へとお返しを。
「えへへ、じゃあ姐さんにはお礼にこれね!」
 キュートなハートマシュマロと苺で彩られた、華やかな一杯を!
 それから――乾杯~! と、カチリ軽くカップを合わせ、甘いひとくちを楽しんでから。
 色んな果物をくるり、数種類あるチョコへと色々組み合わせてみて。
 一緒にチョコフォンデュをくるくるきゃっきゃ、堪能してはふたり微笑み合う。
 けれど、どれもこれも美味しそうで……つい、ぱくぱく食べていれば、おなかも満足してきて。
 ふと、澪が見つけたのは。
「お腹一杯になってきたけど、綿飴も気になるよね……!」
 雲の様にふわふわで、しゅわりと溶ける甘いわたあめ。
 でもそんな澪の言葉に、小町はふふっと笑んで、こんな提案を。
「あら、それなら一暴れして小腹を空かせ後に、今度は祝勝の二次会なんて如何かしら」
 此処に赴いた目的は一応、敵の群れを一掃することだから。
 ひと暴れした後、存分にまた楽しめばいいじゃない!
「わ、名案!」
 澪は、そんな脳筋……いえ、名案に、ぱっと表情を輝かせてから。
「じゃあ一層張り切って勝たんとね!」
 刹那、チョコレートと化した海から現れ始めたスイート・メロディアへと、なぎなたの衝撃波をぶんっと。
 猟兵としての仕事もきちんとこなします!
 小町も、チョコやキャンディで出来ているという耐久性ぺらっぺらな敵へと、炎宿した衝撃波をお見舞いしてあげて。
 さくさくっと薙ぎ払い、纏めてとろりと蕩かしてゆく。
 ――幸せの邪魔はさせないわ、って。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

茜崎・トヲル
雲珠ちゃん(f22865)と来ーたよ!

やべーあまーい!匂いがあまーい!
んふふ、みわくのチョコパーティー。あまいものラブなひとにはてんごくかもね(えいよーはかたよるかもだけど)
わー雲珠ちゃんがいっぱいおすすめしてくれるよ。おれはよろこんで食べます!
ふふは、どーせしなねーからゴミとかかじってるけど、たべものっておいしーねえ
すしもおいしかったねえ。おれ、この戦争でおいしいものばっかりたべてるよ
雲珠ちゃんフルーツいるー?バナナねおっけー!いっぽんまるごとチョココート!
えっくれるの?わーありがと!アーンでそのままたべます

ここはいいひとがいっぱいだし。じゃまはさせねーぜ、敵のひと!
拘束かさねるぜー!


雨野・雲珠
茜崎さんと!/f18631

さすがふしぎの国から落ちてきた島。
なんと面妖な…しかし夢のような!
ちょこふぉ…ふぉん…チョコの宴ですよ茜崎さん!

マシュマロや果物を漬けてみたり
チョコの香りのお茶を飲んでみたり。
…ゴミはお食事じゃないですからね?

あっ
バナナでお願いしますって言ったら丸ごと…!
間違いないおいしさ、しかし半分食べたあたりで
これだけで満腹になりそうと気づいたので
残りを茜崎さんに押し付けます。
はいって。こう、卑怯にもさりげなく。
雛に餌付け気分

いっぱい美味しいものを食べてほしい俺です
先日の巻きずしもすばらしかったですねえ…

敵は【四之宮】で拘束して足止めです。
このおいしい島に手出しはさせませんよ!



 ぷしゅーっと勢いよく噴き出す間欠泉は、甘いチョコレート。
 しかも色々な味のものがあるのだというし、生っている沢山のフルーツもよく熟れていて甘々。
 そんなグリードオーシャンに落ちて来た島のひとつ、その名も『スイー島』に降り立って。
「やべーあまーい! 匂いがあまーい!」
 きゃっきゃはしゃぐように言った茜崎・トヲル(白雉・f18631)に、こくりと頷く雨野・雲珠(慚愧・f22865)。
 いや、何となく納得はできる。この島は、アリスラビリンスから落ちて来たというから。
「さすがふしぎの国から落ちてきた島。なんと面妖な……しかし夢のような!」
 それからぐるり巡らせていた視線を、トヲルへと向けて。
 ぐっと、雲珠は瞳をキラキラ、桜の花をぽわぽわ咲かせつつも続ける。
「ちょこふぉ……ふぉん……チョコの宴ですよ茜崎さん!」
 ええ! ちょこふぉ、ふぉん……チョコの宴、チョコのお茶会、むしろチョコの祭りなのです!
 そんなちょこふぉんなんとかが言えてなくたって、何も問題ありません。
「んふふ、みわくのチョコパーティー。あまいものラブなひとにはてんごくかもね」
 これから始まるのは、まるで天国かの様な、甘くて魅惑のチョコパーティー!
(「えいよーはかたよるかもだけど」)
 今日だけなら大丈夫、明日からちょっと気を付ければいいのです。
 そんなトヲルと一緒に、雲珠はマシュマロや果物をチョコの噴水に漬けてみたり。
 ふんわりチョコの甘い香りがするお茶を飲んでみたり。
 やはりつい性分で、甲斐甲斐しくいっぱい、美味しいを彼にもおすすめする雲珠。
 それを、わーっと喜んで食べるトヲル。
 それからもぐもぐ味わいながらも、幸せそうに笑み零す。
「ふふは、どーせしなねーからゴミとかかじってるけど、たべものっておいしーねえ」
「……ゴミはお食事じゃないですからね?」
 明るく笑む眼前の彼には、ゴミじゃなくて、いっぱい美味しいものを食べてほしい……。
 そう節に思いながらも、美味しいものと言って思い出すのは、先日のこと。
「先日の巻きずしもすばらしかったですねえ……」
「すしもおいしかったねえ。おれ、この戦争でおいしいものばっかりたべてるよ」
 あの時は別々だったけれど、お互い存分に美味しい巻き寿司を食べたふたり。
 一応今何気に戦争中なのです、この世界。
 でもあの時だって、敵を欺くためのSUSHIパーティーだったのだから! 多分。
 それに、腹が減っては戦はできぬと、偉い人も言っていた気がするので。
「雲珠ちゃんフルーツいるー?」
「あっ、バナナでお願いします」
「バナナねおっけー!」
「って言ったら丸ごと……!」
 バナナを所望した雲珠へとトヲルが差し出したのは、いっぽんまるごとチョココートバナナ!
 それを見て雲珠に蘇るのは、はじめてチョコを食べたあの時のこと――その甘さに鼻血を出したメモリー。
 そう思い出に浸りながらも。めっちゃチョコついているけれど、間違いない美味しさのチョコバナナをもぐもぐ食べ進める雲珠であったが。
 半分ほど食べたあたりで、ハッと気が付く……これだけで満腹になりそう、と。
 ――なので!
「はいっ」
「えっくれるの? わーありがと!」
 残りをトヲルへと押し付けます!
 こう……卑怯にもさりげなく、しれっと何事もない顔して。
 そして、無邪気にアーンしてそのままもぐもぐ食べる彼を見つめ、そっと思うのだった。
(「雛に餌付け気分」)
 何気に鼻血が出ていないか、そっとセルフチェックしながら。
 そんな美味しいチョコレートならば歓迎なのだけど。
「ここはいいひとがいっぱいだし。じゃまはさせねーぜ、敵のひと!」
 チョコレートの海から湧き出るスイート・メロディアたちは願い下げ!
 雲珠が敵を足止めするべく展開した『四之宮』の拘束に、トヲルも拘束を重ねて。
 動きを封じた耐久性よわよわな彼女たちをさくさくと還しながら、雲珠はびしっと言い放つ。
 ――このおいしい島に手出しはさせませんよ! って。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

飛砂・煉月
【桜彼岸】

オレ達とうとう楽園に辿り着いちゃったよ
これは更なるチョコパの予感
甘党の聖域だなー!

ホットチョコにイチゴとマシュマロ浮かせて
更に追いイチゴ
千鶴、あーん
はいはい、ハクもだよな
フォンデュも満喫しつつオレが好きな味?
いま千鶴と食べてる味!

どうせだしホットワインショコラも成人面で欲張ろ
隣の柑橘ジャムのショコラを眺めつつ
キミが飲める歳になったら同じので乾杯しよ
未来の約束

なあ雲みたいにでっかいわたあめ作らね?
千鶴が好きな味選んで~
幹はチョコ
桜はわたあめ
満開の桜だー!
オレも気に入ったからもう一本これ作ろ!

気づいたら時間忘れちゃいそうだけど
さ、ハク仕事だ
どーんと敵焼いちゃって
褒美も此処に有るからってね


宵鍔・千鶴
【桜彼岸】

…辿り着いちゃったね、レン
甘党のサンクチュアリだ

俺が気になるのは、甘いホワイトチョコに
プチケーキとましゅまろ!
勿論きみにもおすそ分け
レンのイチゴも美味そう
って口を開けて待ってみて
運ばれるイチゴに嬉々としてあーんを
きみが好きな味を教えて

ショコラティーに
柑橘ジャムを加えてほっと一息
ホットワインショコラの馨りにくらりとしながらじいと見つめて
未来の乾杯に夢馳せる

ふわふわわたあめ…
大きいの作るなら
桜色、さくら味どう?
チョコを重ねて木の幹に見立て
わたあめ乗せたら
満開の桜の木の出来上がり
ふふ、レンも桜を咲かせる?

あっ、ハク!出番だね
溶かしてくれるの?
ご褒美の甘いチョコ用意しなきゃね。って撫でつつ



 満を持して降り立ったその地は、そう――聖域、サンクチュアリであった。
 飛砂・煉月(渇望の黒狼・f00719)はぐるりと周囲を見回した後。
 隣に居る宵鍔・千鶴(nyx・f00683)と顔を見合せ、同時にこくりと大きく頷き合う。
「オレ達とうとう楽園に辿り着いちゃったよ」
「……辿り着いちゃったね、レン」
 こぽりと湧き出てはとろりと溢れるチョコレート。
 食べごろに熟した濃厚で甘いフルーツたち。
 そして並ぶ、色々な味のチョコファウンテンやスイーツ各種。
 そう――辿り着いてしまった。
「甘党のサンクチュアリだ」
「甘党の聖域だなー!」
 甘党にとっての聖域、パラダイスアイランド『スイー島』に……!
 それから、漂ってくる甘い香りから察知するのは、更なるチョコパの予感!
 ということで!
 煉月がホットチョコにぷかりと浮かせるのは、イチゴとマシュマロ。それに、更に追いイチゴを。
「俺が気になるのは、甘いホワイトチョコに、プチケーキとましゅまろ!」
 千鶴もわくわく、プチケーキとマシュマロにくるり纏わせるのは、一等甘い真白のチョコ。
 勿論、煉月にもお裾分け!
 それに。
「レンのイチゴも美味そう」
 そう口を開けてそうっと待ってみれば。
「千鶴、あーん」
 運ばれるイチゴに瞳をキラキラ、嬉々としてあーんを。
 そしてはむりと幸せそうに味わえば、今度はお返しをあげたいから。
「はいはい、ハクもだよな」
 チョコフォンデュを満喫しつつ、ハクにもあーんしてあげている煉月に千鶴は訊ねる――きみが好きな味を教えて、って。
「オレが好きな味?」
 そうぱちりと瞳を瞬かせた後、返すのは笑顔とこんなこたえ。
 ――いま千鶴と食べてる味! って。
 そして飲み物だって、折角だからチョコ仕様。
「どうせだしホットワインショコラも成人面で欲張ろ」
 見た目で疑われるけれど、しっかり成人していますから!
 ちょっぴり大人なホットワインショコラを頼んだ煉月の隣で、千鶴が口にするのは柑橘ジャムを加えたショコラティー。
 そのあたたかさと爽やかさと仄かな甘さに、ほっと一息つきながらも。
 じいと千鶴が見つめるのは、ちょっぴり馨りにくらりとする煉月のホットワインショコラ。
 そんな彼と柑橘ジャムのショコラを眺めつつ、煉月は瞳を細めて笑み宿す。
「キミが飲める歳になったら同じので乾杯しよ」
 ――未来の約束、って。
 そんな未来の乾杯に夢馳せながら、千鶴もこくりと頷いて。
 ふたりで、約束げんまん。
 それからふと、煉月が見つけたのは……ふわふわな、あの甘味。
「なあ雲みたいにでっかいわたあめ作らね?」
 そう、色々な味や色のキャンディが選べる、わたあめ!
「大きいの作るなら桜色、さくら味どう?」
 千鶴が選んだのは、桜色のさくら味。
 そして、どうせならと――チョコを重ねて木の幹に見立て、ふわりさくらのわたあめを乗せたら。
「満開の桜の木の出来上がり」
 ふたりだけに少し早く訪れた、甘ーい春のいろ。
「満開の桜だー! オレも気に入ったからもう一本これ作ろ!」
「ふふ、レンも桜を咲かせる?」
 そうもう1本、満開桜を咲かせようとするふたりに。
 自分も! と尻尾をぱたぱた、ハクもしっかりアピール。
 そして時間を忘れちゃうほど、楽しくて甘いひとときを楽しんだなら。
「さ、ハク仕事だ。どーんと敵焼いちゃって」
「あっ、ハク! 出番だね。溶かしてくれるの?」
 チョコの海から湧き出るスイート・メロディアたちを、ハクがぶわっと蕩かしていきます!
 そんな大活躍なハクに、褒美も此処に有るからって、煉月が笑えば。
 千鶴も撫で撫でしてあげつつ、微笑み咲かせ頷く――ご褒美の甘いチョコ用意しなきゃね、って。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

パウル・ブラフマン
【邪蛸】
ジャスパーが召還してくれた
ぷちじゃたこ達と家族4人で頑張りまっす☆
ふたりとも海は初めてなんだね。
ジャスパーったら、すっかり子煩悩パパなんだから♪

ぷちじゃすぱーとぷちぱうるがわかりやすいように
フォンデュや綿飴用のピックを手渡して
作り方を優しくレクチャーしていきたいな。

オレがお世話してばかりで食べていないのに気付いた
ぷちじゃすぱーが、パウルパパの分も!って
チョコを塗したバナナを持ってきてくれてタコ感激!
優しくて気遣い上手なトコはジャスパー譲りだよね♪
息子達の成長に頷き笑いあう、あったかい時間。

メロディアさんにはお引き取り願おっか。
展開したKrakeで【カウンター】狙撃をお見舞いしちゃうよ!


ジャスパー・ドゥルジー
【邪蛸】
ぷちじゃたこも呼んで家族でチョコフォンデュを楽しむぜ
初めて見る海に二人ともはしゃいでンなァ
…え? 違ぇよ普通の海はチョコじゃねえって
さっさと事件を解決して本物の海を見せてやんなきゃな

その為にもまずは腹ごしらえ!
片っ端から色々試して好きな組み合わせを見つけたい
間にあったかい紅茶を挟めばいくらでも食えそう
はは、ぷちじゃすぱーはチョコフォンデュにあまーいチョコドリンクか
ってぷちぱうるがめっちゃ綺麗なわたあめ作ってる!
やっぱパウルに似て器用なんだなあ
微笑ましく見守りつつパウルに耳打ち
なんかあいつらちょっと見ないうちに随分立派になったよな

敵はぷちじゃたこの応援受けつつ炎で溶かしちまうぜ



 色々な味のチョコレートの間欠泉が、ぷしゅうっと勢いよく噴き出せばキャッキャ。
 たわわに実る甘いフルーツを、物珍し気にそうっとつんつん。
 グリードオーシャンの大海原に浮かぶ島のひとつ『スイー島』を訪れたのは、パウル・ブラフマン(Devilfish・f04694)とジャスパー・ドゥルジー("D"RIVE・f20695)のパパたちだけではなく。
「ぷちじゃたこ達と家族4人で頑張りまっす☆」
 そう、ジャスパーが召還したぷちじゃたこ達と一緒!
 家族水入らずで楽しむのは、くるくるあまーいチョコレートフォンデュ。
 そして、ふにふにきゃっきゃとはしゃぐ、ぷちじゃたこ達を微笑まし気に見つめながら。
「初めて見る海に二人ともはしゃいでンなァ」
 ジャスパーはふと瞳を瞬かせた後、しっかりと森生まれ森育ちのふたりに教えてあげつつも呟く。
「…え? 違ぇよ普通の海はチョコじゃねえって」
 ――さっさと事件を解決して本物の海を見せてやんなきゃな、って。
「ふたりとも海は初めてなんだね」
 パウルははしゃぐぷちじゃたこ達と、そしてジャスパーパパをにこにこ見つめながら笑み零す。
「ジャスパーったら、すっかり子煩悩パパなんだから♪」
 そして、ぷちじゃたこ達に本物の海を見せてあげるためにも――まずは腹ごしらえ!
 ジャスパーはきょろりとテーブルに並ぶチョコファウンテンやスイーツ、フルーツを一通り眺めてから。
「間にあったかい紅茶を挟めばいくらでも食えそう」
 片っ端から色々試して好きな組み合わせを見つけたい、と気合十分。
 それからふと、ぷちじゃすぱーを見て、思わず笑んでしまう。
「はは、ぷちじゃすぱーはチョコフォンデュにあまーいチョコドリンクか」
 ころんと可愛いプチシューをピンクのイチゴチョコのファウンテンに、んしょんしょとくぐらせて。
 チョコドリンクにはイチゴと星型マシュマロを浮かべているところが、なかなかあざとい。
 パウルは、ぷちじゃすぱーとぷちぱうるがわかりやすいように、と。
 フォンデュや綿飴用のピックを手渡して、作り方を優しくレクチャー。
 そんなパパの真似をしながら、ぷちじゃたこ達もいざチャレンジ!
 その様子を見守っていたジャスパーは思わず瞳をぱちくり。
「ってぷちぱうるがめっちゃ綺麗なわたあめ作ってる!」
 ……やっぱパウルに似て器用なんだなあ、って。
 そしてぷちじゃすぱーが、悪魔尻尾をゆらり、パウルパパへと差し出したのはチョコを塗したバナナ。
 何気にトッピングとして置かれていたハートのカラーチョコがちゃっかりさり気なく飾られているところがまた、ぷちじゃすぱーらしいし。
 お世話してばかりで食べていないことに気付いてくれて、パウルパパの分も! って。
 そう作ったチョコバナナ持ってきてくれたことに、タコ感激!
「優しくて気遣い上手なトコはジャスパー譲りだよね♪」
 一緒に、作ってくれたチョコバナナを半分こしながら、パウルはそう嬉しそうに優しい笑みをぷちじゃすぱーへと向けて。
 かなり高いクオリティーのわたあめを、きゃっきゃふたりで仲良く食べているぷちじゃたこ達を微笑ましく眺めつつも。
 そうっと、ジャスパーパパはパウルパパと、こんなナイショ話を。
 ――なんかあいつらちょっと見ないうちに随分立派になったよな、って。
 パウルはそんな息子達の成長に、一緒に頷き笑いあいつつも。
 ぷちじゃたこ達を見守るジャスパーを、愛し気に見つめて。
 家族4人のあったかい時間に、改めて幸せを感じる。
 けれどパパとして、びしっと格好良いところもみせたいから。
「メロディアさんにはお引き取り願おっか」
「炎で全部溶かしちまおうぜ」
 ――パパたちがんばれー! って。
 一生懸命ふりふりふにふに、ぷちじゃたこ達の心のこもった応援を背に。
 展開したKrakeでパウルパパがカウンター狙撃をお見舞いすれば。
 ジャスパーパパの炎が、スイーツ・メロディアたちをあっという間に溶かして。
 格好良くて強いパパたちに、ぷちじゃたこ達も大興奮!
 そしてパパたちは強いから――きっともうすぐ、ぷちじゃたこ達も見ることができるはず。
 青く澄んだ本物の海を、家族4人で一緒に。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

音琴・ゆえ
【よい(f07328)】とおでかけ

ふおおぉ。チョコ、フォン、デュ!!

あっ猟兵としての初めてのお仕事なのです
ついはしゃいでしまいました
ダイジョーブ、わかってますとも。ゆえは冷静です
…チョコたべほーだい(ぽそっ)

はいはい、ころばないよーにですよー
よいに手を引かれながらチョコタイム

よいも何食べます?
フルーツを全制覇するのも楽しそう
少しずつ色んな種類を食べながら
おっかなびっくり楽しんでいるよいにフルーツと持参したお煎餅を渡しましょう
おぉ…意外とお煎餅合いますね

よいから飲み物を受け取って
あー…よく覚えてやがりましたね
忘れてていいんですケド、うん
照れてねーですし

食べ終わったら協力して倒していきましょう


音琴・よい
【ゆえ姉様(f06786)】と一緒におでかけなのよ!

えっと、お仕事、依頼?…もちろん、がんばるの!!
ゆえ姉様も一緒にね、まずはお茶会を楽しむの!

ちょこふぉんでゅ、実物初めて見たけどすごいのね
チョコの滝みたい。

これつけてもだいじょうぶ?って、すこーしずつチョコをつけてから、いただきます
わぁ!お口の中がチョコでとろけちゃう!おいしいの!いっぱい食べてもいいの??やったぁ

飲み物を探してたらショコラショーに気づいて。
これしってる
去年ゆえ姉様にもらったチョコね!
うれしくなっちゃって、カラフルなマシュマロをのせてゆえ姉様へ
えへへ。去年のおかえしなのよ

いっぱい楽しんだら、戦闘がんばるのよ!



 大海原広がる世界で繰り広げられている戦争も、佳境を迎えていて。
 ぷかりとグリードオーシャンに浮かぶ島のひとつ『スイー島』へと満を持して降り立った音琴・ゆえ(スリーピングテラー・f06786)は、島の様子を見回して口にする。
「ふおおぉ。チョコ、フォン、デュ!!」
 そう――チョコ、フォン、デュ……!?
 あっ、いえいえ、此処を訪れた目的は猟兵のお仕事なのです。しかもはじめての!
 なので、仕方がありません。
「ついはしゃいでしまいました」
 けれど、ゆえはちゃんと出来る子。
「ダイジョーブ、わかってますとも。ゆえは冷静です」
 そしてぐっと気合十分、大きく頷いてから。
 ぱあっと何気に瞳を輝かせ、ぽそっと心に秘める意気込みを呟く。
「……チョコたべほーだい」
 そんな、ある意味やる気満々なゆえの隣で。
「えっと、お仕事、依頼?」
 音琴・よい(ドラゴニアンの聖者・f07328)は、瞳をぱちくりさせるけれど。
 ……もちろん、がんばるの!!
 そう、ぐぐっと気合を入れる。
「ゆえ姉様も一緒にね、まずはお茶会を楽しむの!」
 ということで!
「はいはい、ころばないよーにですよー」
 そう言いつつも、ゆえはよいに手を引かれながら――いざ、チョコタイム!
「ちょこふぉんでゅ、実物初めて見たけどすごいのね」
 ……チョコの滝みたい、って。
 こぽこぽ溢れ出ては流れるチョコレートファウンテンを、じーっと見つめるよいに。
「よいも何食べます? フルーツを全制覇するのも楽しそう」
 そう、くるくるっと少しずつ色んな種類のフルーツをチョコにくぐらせ食べるゆえ。
 そんな様子をそうっと見ながら。
「……これつけてもだいじょうぶ?」
 すこーしずつちみっとチョコをつけてから、そうっと口に運んでみるよい。
 そしてゆえは、おっかなびっくりながらも楽しんでいるよいにも、はい、と手渡す。
 フルーツと持参したお煎餅を。
 それから、自分で持ってきたのだけれど。
「おぉ……意外とお煎餅合いますね」
 しょっぱい煎餅のチョコフォンデュを試してみれば、なかなかいける味!
 よいも見よう見まねで、チョコを纏わせてみたイチゴをぱくりと食べてみれば。
「わぁ! お口の中がチョコでとろけちゃう! おいしいの!」
 ぱちりと瞬かせた瞳が、キラキラ。
「いっぱい食べてもいいの?? やったぁ」
 今度はバナナやオレンジ、ゆえに貰ったお煎餅にも挑戦!
 けれど色々食べていたら、少し喉が渇いたから。
 きょろりと周囲を見回したよいは、これしってる、と。
 あるものに気付いて、呟きを落とす。
 見つけたそれは――ショコラショー。
「去年ゆえ姉様にもらったチョコね!」
 よいはそう思い出して、うれしくなっちゃって。
 カラフルなマシュマロをぷかりのせて、ゆえへと差し出せば。
「あー……よく覚えてやがりましたね。忘れてていいんですケド、うん」
「えへへ。去年のおかえしなのよ」
 にこにこほわほわ微笑んでいるよいを、ゆえはちらりと見て、ぽそり呟く。
 ――照れてねーですし、って。
 そして美味しく一緒にはむはむ甘い物を沢山食べて、ご馳走様すれば。
 チョコレートの海から現れたのは、スイート・メロディアたち。
 いっぱい楽しんだから――今度はふたりで協力して、戦闘がんばります!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

待鳥・鎬
※連携歓迎
※人には丁寧語

チョコレートも節度を持って食べないと体に毒……と言いたい所だけど、この状況でそれは野暮ってものだ
うん、今日は思い切り楽しんじゃおう!

山査子や無花果のドライフルーツを蕩けるチョコレートに潜らせて
個人的には、甘味が濃縮しているドライフルーツにはビターなハイカカオが好みかな
ホットチョコレートにはカルダモン、ナツメグ、シナモン……元気の出る豊かな香りを足して
使い魔の杞柳にもあげようと振り向いたら、口に咥えた山査子にチョコをつけて上手に食べてた
器用だなぁ……というか、一生懸命食べる杞柳可愛すぎる

一通り楽しんだら、新鮮な苺と紅茶で一息
……さて、と
食後の運動といきますかっ(UC発動)



 降り立った瞬間、ふわりと漂ってくる甘くて良い香り。
 島に湧き出てとろりと流れているのは、色々な味のチョコレート。
 実るフルーツの種類も沢山、しかもどれも甘くて濃厚。
 そんな、チョコレートをはじめとした甘い物で溢れている『スイー島』を見回して。
(「チョコレートも節度を持って食べないと体に毒……と言いたい所だけど、この状況でそれは野暮ってものだ」)
 待鳥・鎬(町の便利屋さん・f25865)はこくりとひとつ、大きく頷いて決断する。
 ――うん、今日は思い切り楽しんじゃおう! って。
 ということで、島に流れる様々なチョコレートを使って楽しむのは、チョコレートフォンデュ!
 蕩けるチョコレートに潜らせてみるのは、山査子や無花果のドライフルーツ。
「個人的には、甘味が濃縮しているドライフルーツにはビターなハイカカオが好みかな」
 そうもうひとつ、ドライフルーツをピックにさして、くるりと。
 言葉通りビターなハイカカオのファウンテンへと浸して、ぱくり。
 選んだ飲み物は、ホットチョコレートだけれど。
 カルダモン、ナツメグ、シナモン……足してみるのは、元気の出る豊かな香りたち。
 そして、使い魔の杞柳にもあげようと振り向けば。
「器用だなぁ……」
 思わず鎬は、そう呟きを落とす。
 だって、口に咥えた山査子にチョコをつけて、既に上手に食べていたから。
 そんなはむはむ美味しそうに食べる杞柳を、じーっと暫く見つめて。
 鎬は思わずにはいられない。
「……というか、一生懸命食べる杞柳可愛すぎる」
 そして杞柳と一緒に、チョコレートフォンデュやホットチョコレート、甘い物を存分に一通り味わって楽しめば。
 新鮮な苺と紅茶で、ほっと一息。
 それからふと、チョコレートと化した海へと視線を向けて。
「……さて、と」
 猟兵の仕事も忘れていません!
 現れたスイート・メロディアたちを見遣り、鎬は彼女たちを灼き尽くす光を降らせる。
 ――食後の運動といきますかっ、って。

大成功 🔵​🔵​🔵​

バルタン・ノーヴェ
POW アドリブ絡みOK

素晴らしい島デスネー!
《秘密のバルタンズ》を呼んで、皆で戦の前の腹ごなしデース!
ワタシも目的は物資の補給でありますが。

天然の各種チョコレートも、様々な新鮮なフルーツも、実にグレイト!
摘まみ食いしつつ、格納型メイド用キッチンに収穫・収納して行きマース!
お茶会に出されるドリンクも味わい、レシピを勉強させていただきマスネ!

バルタンズもわたあめやキャンディーを楽しんでおりマスネー!
わたあめの作り方も学びつつ、素材をゲット!
お土産をいっぱい確保したら、海岸線に整列デース!

火炎放射器を構えましたか、エブリワン?
OK! 内蔵式火炎放射器をメロディアに向けて、面制圧して片付けマショー!



 勢いよくぷしゅっと噴き出す間欠泉は、色々な味のチョコレートで。
 甘くて濃厚なフルーツがたくさん生るという島。
 そんな甘い香り漂う『スイー島』に降り立って。
「素晴らしい島デスネー!」
 そう言うやいなや、バルタン・ノーヴェ(雇われバトルサイボーグメイド・f30809)が呼ぶのは、秘密のバルタンズ!
 いえ、この島を訪れた目的は、チョコレートと化した海から現れるというスイート・メロディアたちを倒す、れっきとした依頼。戦争であるのだけれど。
 まだもう少し、そんな敵の大軍が出てくるまで時間もあるようだし。
 何より、腹が減っては戦はできませんから!
「皆で戦の前の腹ごなしデース!」
 ……ワタシも目的は物資の補給でありますが、と紡ぎつつも。
 来たる戦いのために、存分にいっぱい甘い物をいただきまーす!
 早速ぱくりと、島から湧き出るチョコレートやたわわに生るフルーツを口にしてみれば。
「天然の各種チョコレートも、様々な新鮮なフルーツも、実にグレイト!」
 そう摘まみ食いしつつ、物資の補給に勤しむバルタン。
 備えあれば憂いなし。格納型メイド用キッチンにしっかりと収穫し収納していきます!
 それに、勉強も怠らない。
 お茶会に出されるチョコレートドリンクもじっくりと味わい、レシピを学んで。
 バルタンは勿論、秘密のバルタンズたちもきゃっきゃ、わたあめやキャンディーを楽しんでいます!
 そんなわたあめの作り方もしっかりと覚えて、必要な素材もゲット!
 ほくほくと、物資や知識、お土産までいっぱい確保し終えれば
 ――海岸線に整列デース!
「火炎放射器を構えましたか、エブリワン?」
「バルバルバルバル♪」
 きちんと整列してお返事するバルタンズたちに、こくりと頷いて――OK!
 刹那、チョコレートの海から現れたスイート・メロディアたちに、内蔵式火炎放射器をしゃきんと向けて。
 面制圧してさくさくっと片付けちゃいます!

大成功 🔵​🔵​🔵​

ヴィクトル・サリヴァン
わーいチョコ目一杯楽しめそうな気配!
後の歯磨きとか忘れちゃいけないけど何にしようかなーどんな甘味に出会えるかなー。
えっそんな場所がメロディアに襲われるの。
それはよくないね。楽しんだ後で一体残らず返り討ちにしてやらないと。

フルーツチョコフォンデュを存分に楽しむ。
まずは南国なパインをビターチョコでフォンデュ。
フルーツの酸味とチョコの甘味と苦みがいい感じだねー。
ラムレーズンにホワイトチョコも結構いい感じだねー、とか組み合わせ色々挑戦してみるよ。
飲み物は一欠ホワイトチョコ溶かした白黒のホットショコラ。
アルコールも心惹かれるけれど我慢…!
戦闘はUCで炎属性と津波合成して薙ぎ払うよ!

※アドリブ絡み等お任せ



 大海原広がるグリードオーシャンの世界で勃発した戦争。
 それも終結まであともう一押し、佳境を迎えていて。
 依頼を請け颯爽と海に浮かぶ島のひとつに赴いたのは、ヴィクトル・サリヴァン(星見の術士・f06661)。
 そして、ヴィクトルは察知する。
「わーいチョコ目一杯楽しめそうな気配!」
 チョコレートをはじめとした甘いものを、たくさん食べられそうな気配を……!?
 いや、此処はその名も『スイー島』。
 色々な味のチョコレートの間欠泉が噴き出し、甘くて濃厚なフルーツがいっぱい生る島。
 ふんわり漂う甘い香りが、明らかに甘い物食べられますよ感を醸し出している。
 甘い物を食べたら、後の歯磨きは決して忘れてはいけないけれど。
「何にしようかなーどんな甘味に出会えるかなー」
 うきうきと、島を見回すヴィクトル。
 いえ、甘い物も楽しめますけれど……何気に此処に赴いた目的は、敵の襲撃から島を守る依頼です。
「えっ此処がメロディアに襲われるの」
 そう、襲われるのですよ!
 それを聞いて、ヴィクトルはひとつ大きく頷く。
「それはよくないね。楽しんだ後で一体残らず返り討ちにしてやらないと」
 でも、おなかがすいては戦はできません。
 なので敵が来るまでは、フルーツチョコフォンデュを存分に楽しみます!
 そんなヴィクトルがまず試してみるのは、南国なパインをビターチョコでくるりとフォンデュ。
 ビターチョコ纏わせたそれを、ぱくりと口にしてみれば。
「フルーツの酸味とチョコの甘味と苦みがいい感じだねー」
 ほろ苦さとジューシーさと甘さが絶妙です!
 他にも嬉々と、色々な組み合わせに挑戦してみて。
「ラムレーズンにホワイトチョコも結構いい感じだねー」
 頼んだ飲み物は、ヴィクトル自身を思わせる様な、一欠のホワイトチョコ溶かした白黒のホットショコラ。
 一応そういえば戦争だったから、アルコールも心惹かれるけれど今回は我慢……!
 そしてスイート・メロディアたちが現れれば、炎属性と津波を合成してから。
 とろりとお菓子の身体を蕩かせては薙ぎ払って。
 海は海でも、躯の海にさくさくっと送り還していきます!

大成功 🔵​🔵​🔵​

ヘルガ・リープフラウ
【❄花狼】

チョコの泉にお菓子にフルーツ!
ヴォルフと一緒の甘く幸せな時間
本当に夢のようだわ

ねえ、知ってる?
チョコって適度に食べると健康に良いんですって
疲れを癒し、心を安らげ、気力とやる気を押し上げる
かつてUDCアースでは、薬として重宝されたと聞きますわ

……そして「恋の妙薬」としても

ありがとう、ヴォルフ
無事わたくしがこの日を迎えることが出来たのはあなたのおかげよ
あなたがいつまでも健やかであってほしい
もっともっと幸せになってほしい
大人になっても、この先歳を重ねても
この想いは変わらないから

一口ケーキにチョコを潜らせて
お互いに「あーん」と食べさせ合えば
自然に笑みも綻んで

この良き日を祝いましょう
愛してる


ヴォルフガング・エアレーザー
【❄花狼】
チョコといえば甘いものと思っていたが
酒に合うような苦みの強いものも、その上チョコの酒まであるのだな
本当に奥が深い

最初はビターチョコにナッツを付けて甘さ控えめの味を楽しんでみるが
ヘルガにチョコフォンデュしたミニケーキを勧められ
あ…「あーん」?
照れ臭さを感じながらも笑みの零れる自分がいる
彼女がくれた優しい感情を

ほう、チョコにはそんな効果があるのか
まるでお前のようじゃないか
お前の微笑みがあれば俺は百人力だ
そして何より、その心遣いが嬉しい
どんな敵からも守って見せよう

そして……おめでとう、ヘルガ
2月28日はお前の二十歳の誕生日
俺の方こそ、沢山の幸せをありがとう
そして……これからもずっと一緒だ



 大海原の世界を舞台にした戦争も、いよいよ佳境を迎えて。
 予知された敵襲から、この島――『スイー島』を守る任務でやって来たのだけれど。
「チョコの泉にお菓子にフルーツ!」
 ぱあっと笑みが零れ落ちるのは、ヘルガ・リープフラウ(雪割草の聖歌姫・f03378)。
 だって、ふわり漂う甘やかな香りは心躍るし。
 それに何よりも。
「ヴォルフと一緒の甘く幸せな時間、本当に夢のようだわ」
 ヘルガはそう、共に在るヴォルフガング・エアレーザー(蒼き狼騎士・f05120)へと微笑みを向ける。
 そんな愛しい妻へと笑み返してから。
「チョコといえば甘いものと思っていたが。酒に合うような苦みの強いものも、その上チョコの酒まであるのだな」
 ……本当に奥が深い、と。
 様々な味や種類があるチョコレートへと視線を巡らせつつ、呟きを落とせば。
 ふふ、と楽しそうに笑みながら――ねえ、知ってる? って。
 ヘルガは彼を見上げ、訊いてみる。
「チョコって適度に食べると健康に良いんですって」
 それから、首を傾け自分を見つめる彼へと続ける。
「疲れを癒し、心を安らげ、気力とやる気を押し上げる。かつてUDCアースでは、薬として重宝されたと聞きますわ」
 それを聞けば、ヴォルフガングは感心したように頷きながらも紡ぐ。
「ほう、チョコにはそんな効果があるのか」
 ……まるでお前のようじゃないか、って。
「お前の微笑みがあれば俺は百人力だ。そして何より、その心遣いが嬉しい」
 だからヴォルフガングは、いつだって何度だって、妻へと誓うのだ。
 ――どんな敵からも守って見せよう、と。
 そんな言の葉に、嬉し気にそっと青い瞳を細めてから。
 ヘルガは囁くようにもうひとつ、チョコレートが齎す魔法を彼に教えてあげる。
 ――そして「恋の妙薬」としても、って。
 刹那、ヘルガがチョコの噴水に潜らせるのは、一口ケーキ。
 それから互いに、「恋の妙薬」を纏わせた甘やかなケーキを交換こするべく差し出す――「あーん」って。
「あ……「あーん」?」
 ビターチョコにナッツを付け、甘さ控えめの味を楽しんでいたヴォルフガングは、思わずぱちくりと一瞬、瞳を瞬かせてしまうけれど。
 すぐに笑み宿し、口をあけて「あーん」して貰った後、お返しの「あーん」を彼女へと差し出す。
 照れ臭さを感じながらも……笑み零れる自分がいることも、知っている。
 自然に笑み綻ばせる彼女がくれた、優しい感情を受け取りながら。
 いや、今日は一等特別で――年に一度だけの、大切な日。
 ヴォルフガングは妻へと、愛と感謝と祝福を込めて続ける。
「そして……おめでとう、ヘルガ」
 だって、今日――2月28日は、彼女の二十歳の誕生日なのだから。
「ありがとう、ヴォルフ。無事わたくしがこの日を迎えることが出来たのはあなたのおかげよ」
 彼の祝いの言の葉にヘルガは幸せそうに笑んで、想いを紡ぐ。
 ――あなたがいつまでも健やかであってほしい。
 ――もっともっと幸せになってほしい。
「大人になっても、この先歳を重ねても。この想いは変わらないから」
「俺の方こそ、沢山の幸せをありがとう」
 ヴォルフガングはそう礼を言った後。
 そっと伸ばした腕で、彼女を優しく包み込みながらも告げる。
 ――そして……これからもずっと一緒だ、って。
 いつだって、ふたり一緒。
 だからチョコレートの海から湧き出てきたスイート・メロディアだって、あっという間に全て躯の海へと還せたから。
 ――愛してる、って。
 ヘルガはこの良き日を、彼と存分に楽しみ祝う。
 彼の妻として、大人の女性として――ずっと共に在ると誓いながら。
 チョコレートよりも甘い、大切な日の幸せなひとときを。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2021年03月01日


挿絵イラスト