6
初日の出暴走を取り締まれ! 密着猟兵24時大作戦(作者 バートレット
5


#アポカリプスヘル  #ヴォーテックス・シティ  #トンチキシナリオ  #プレイング受付中 


タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#アポカリプスヘル
🔒
#ヴォーテックス・シティ
#トンチキシナリオ
#プレイング受付中


0



●次期キングを決める戦い
「さぁ野郎どもォ、おっぱじめるぞォ!」

 夜闇に響き渡るヒャッハーの大合唱。モヒカンや棘付き肩パッドのいかにもなレイダーたちが気勢を上げる。中央の篝火の炎が、レイダーたちの熱狂をさらに煽っていた。
 ヴォーテックスシティの一角で、レイダーが大集合していたのには理由がある。度重なる猟兵の襲撃で、このエリアを治めるキングが撃破され、後継者がいない状態だったのだ。ヴォーテックス一族の直轄領という暫定的な措置を受けていたものの、ついに新たなキングを決めるため、人間狩り大会が企画されることとなった。

 ヴォーテックスシティからやや離れた村や町を襲い、そこに暮らす一般市民を殺害したり拉致したり。最も戦果を挙げた者が新たなキングとしてヴォーテックス一族に認められる。

「次期キングは俺のものだァ!」
「いいや俺だァ!」
「何でも良い、とにかく暴れようぜェ!!」

 秩序という言葉がどこかへすっ飛んでいったレイダーたちの宴は続く。日の出を合図に出撃だ。

●猟兵24時 in ヴォーテックスシティ
「……という予兆を見たところでわたくし思ったんですの。UDCアースにも似たような習慣がありましたわねぇ、と」

 グリモア猟兵、南六条・ヴィクトリア三世(株式会社UAI最高経営責任者(現職)・f30664)の発言に「いやねーよ」のツッコミが飛ぶ。ややしばらくして猟兵の一人が挙手して「もしかして暴走族の初日の出暴走のことを言っているのか」とおずおずと聞く。

「そうそれですわ!」

 ヴィクトリアは我が意を得たりと、発言した猟兵に閉じた扇子の先を向けて食い気味に言った。とは言え最近は警備も厳しくなって以前のような大々的な暴走行為は見られなくなっている。UDCアースでは暴走族の数も減っているという事情も大きい。

「ま、そんなわけでこの人達、遅れに遅れた初日の出暴走をやらかそうとしているんですのよ。アポカリプスヘルにはこれを取り締まる警察も存在しませんし、我々で取り締まりをしましょうというご提案ですわ」

 さて例のものをお渡ししますわね、と、ヴィクトリアはぱちんと指を鳴らす。すると猟兵たちの目の前にいつの間にか大きな紙袋が現れていた。グリモアベースの神秘である。
 中には山のようなプラスチック爆弾と、「株式会社UAI謹製 ヒャッハーなりきりセット ~これで君も世紀末の住人だ~」と書かれたパッケージが入っている。ヒャッハーなりきりセットには、モヒカン頭のカツラ、肩パッド、サングラスなどが用意されており、これをつければあら不思議、たちまち汚物を消毒したり水があれば狂喜乱舞したりする姿がよく似合うヒャッハーの皆さんの姿へと早変わりである。なんと光学迷彩を応用した技術が使われており、ウォーマシンだろうがテレビウムだろうがヒャッハーにしか見えなくなるのだ。

「暴走行為の取り締まりで最も手っ取り早いのは『暴走行為をさせないこと』ですわ。つまり、ヒャッハーになりきったりこっそり忍び込んだりしながらヴォーテックスシティに潜入、上手いこと爆弾をマシンに装着して起爆。後は爆破から逃れたマシンを徹底的に破壊すればOKですわ」

 上手くいくのかそれ、と訝しむ猟兵たちを他所にどこからともなくドラムロールが鳴り響く。グリモアベースの神秘である(2回目)。

「作戦名は……『初日の出暴走を取り締まれ! 密着猟兵24時大作戦』ですわ!」

 ツクテーン、というドラムの音とともに作戦名の大発表。まるで番組改編期の特番のような作戦名だが、放っておけば周辺の街の市民に危害が及ぶので重要な作戦だ。

「あ、それとひとつ注意が。マシンの規模によっては爆弾での破壊が難しいかもしれませんわ。何か隠してる気がしますわねあのヒャッハーの皆さん。キャバリアをお持ちの方はスタンバっておくことをおすすめしますわ」

 それだけのマシンが出てくる可能性があるということであろう。グリモアの扱いに慣れていないせいか、ポータルを開くのに四苦八苦するヴィクトリアを他所に、猟兵たちは出撃準備を始めた。





第3章 集団戦 『キルドーザーズ』

POW ●キルドーザーズ鉄の掟『遅ェ奴はクソ!』
【敵に向けてチキンレースのような集団突進】を発動する。超高速連続攻撃が可能だが、回避されても中止できない。
SPD ●キルドーザーズ鉄の掟『雑魚は死ね!』
自身の【モヒカン】が輝く間、【同士討ちを全く厭わぬ突進】の攻撃回数が9倍になる。ただし、味方を1回も攻撃しないと寿命が減る。
WIZ ●キルドーザーズ鉄の掟『敵は轢き殺せ!』
【ドーザーブレードを振り回しながらの】突進によって与えたダメージに応じ、対象を後退させる。【雄叫びを上げながら無秩序に走り回る仲間】の協力があれば威力が倍増する。
👑11

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●ヒャッハーアイムイジェクティン
 猟兵たちの猛攻を受け、火を吹いて落ち行く武装飛行船。このまま何事もなく終わるか、と思ったその時、落ちる飛行船から無数のマシンが飛び出す。バイクにドーザーブレードを装着した攻撃的なフォルムが特徴のそのマシンからは、先刻の武装飛行船と同様にパラリラパラリラとホーンの音が威勢よく鳴り響く。邪魔なものをドーザーで片っ端から弾き飛ばす……言うなればキルドーザーと呼ぶべきか。

「こうなったら貴様らだけでも血祭りに上げてやるぜヒャッハー!」
「明日に向かって走るだけだぜヒャッハー!」
「「「ヒャッハー!!」」」

 草木も眠る丑三つ時に、耳をつんざくエキゾーストノート。喧しい夜は続く。真に安らかな夜を取り戻すためには、この騒音を撒き散らすヒャッハーバイク集団をきちんと殲滅しなければならない。猟兵たちとヒャッハーたち、最後の戦いが幕を開ける──!