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怪異の起こる屋敷

#サムライエンパイア

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#サムライエンパイア


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●屋敷の前
 屋敷の入口に子供達が集まっている。
「ここってお化けが出るって噂の館だよなー?」
 館の前に集まる子供達の一人が仲間に確かめる。
「そうだぜ、本当にお化けが出るか確かめようぜ!」
 リーダーと思わしき男の子がそう言うと。
「え~……怖いからやめようよ~」
 一緒に来ていた女の子はこういうのが苦手なのか止めようとする。
「大丈夫だって!お化けなんて出ねぇよ!」
 そう言うと女の子の手を握って中へ行こうとする。
「本当かなぁ……」
 女の子は不安に思いながらも手を引かれ中へ入っていく。

「侵入者が現れたようだね~」
 屋敷に何者かが侵入したのを察知するくノ一。
「私の屋敷に侵入するなんていい度胸だねぇ、捕まえて遊んであげようか」
 くノ一はニヤリと楽しそうに言うと。
「さぁ、お前達侵入者を捕まえておいで!」
 配下の妖狐忍に捕まえてくるように命じた。

●グリモアベース
「皆さん集まってくださいっ」
 蒼薙・瑠奈(妖狐の戦巫女・f12596)が慌てた様子で猟兵達に声をかける。
「お化けが出るという噂を確かめるために子供達が興味本位で中に入ってしまったみたいなんです……場所は」
 瑠奈は地図を取り出し屋敷の場所を指差す。
「ここですね。ここはオブリビオンの拠点にもなっているので子供達が襲われてしまう可能性があるので襲われる前に子供達をこの屋敷から帰してあげてください。手段は皆さんにお任せします」
 瑠奈は猟兵達を見渡した後。
「今回の最終目標は今回のような事件を起こさない為にこの屋敷を拠点にしているオブリビオンの討伐になります。配下との戦いもあり大変だとは思いますが、皆さんならできると信じています!頑張ってください!」
 そうして瑠奈は猟兵達を送り出す。


蒼雪
 こんにちは、初めての人は初めまして蒼雪です。

 今回も懲りもせずサムライエンパイアになります。

 お化けが出るって噂があると子供じゃなくても結構興味本位でそこに行く人が出ますよね、自分はそういうのは苦手なので絶対に行きませんが……!

 それでは皆様のプレイングお待ちしています。
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第1章 冒険 『怪異の館』

POW   :    怪奇は俺だ!お化けのフリをし、子供たちを驚かせ帰らせる

SPD   :    もっと良い場所があるぞ!子供たちを説得し帰らせる

WIZ   :    そこで何をしてる!子供たちを叱って帰らせる

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

アイリス・ファル
お化けの出る屋敷…私も興味があります。(目をキラキラさせて)少し探検に…いえ、まずは私の役目を果たさないと。

子どもたちにはもっと楽しい遊びがあることを伝えて、ここから離れるように説得しましょう。子供たちにエリザが一緒に遊ぶことを伝えて外についてくるようにお願いします。スリリングなことがお望みでしたら【竜魂召喚】で竜を呼んで子供たちを空中散歩に連れて行ってもらいます。あれ、楽しいんですよねえ。



「お化けの出る屋敷…私も興味があります」
 アイリス・ファル(人間のシャーマン・f04666)は目をキラキラさせながら屋敷の前へとたどり着く。
「少し探検に…いえ、まずは私の役目を果たさないと」
 好奇心に負けそうになるがなんとかそれを抑える。

「どこから探しましょう……そこ前で奥には行っていないでしょうし近くから探してみましょうか」
 周囲を注意深く探しながら奥へと進んでいくと物音が聞こえてくる。
「お化けでしょうか?それとも子供達でしょうか?」
 アイリスは正体を確かめるために音のする方へと歩いていく。
「やっぱりお化けが出るって噂は嘘だったんじゃねぇの?」
「まだ来てばっかりだろー!嘘だって決め付けるのは早いって!」
 何も起こらず少し飽き始めた男の子とまだ探したりない男の子の話声が聞こえてくる、物音の正体が子供達だとわかるとアイリスは小走りに近づいていくと
「ねぇ、君たちここで遊ぶのは危ないですよ?」
 男の子達へと声をかける。
「「うわぁ!?」」
 急に後ろから声をかけられビックリし腰を抜かしてしまう男の子達。
「あ……ごめんなさい、驚かしちゃったみたいですね」
 驚かしたことを男の子達に謝ると
「ここは老朽化してていつ倒壊するかわからないですから別の所で遊びましょう?」
 微笑みながら男の子達にここではなく別の所で遊ぶように促す。
「えー、ここより面白そうな所なんてないだろ~」
「それにまだ噂を確かめられてないし」
 別のところで遊ぶ事にノリ気でない子供達にアイリスは更に別の提案をする
「じゃぁ、ここから出るなら竜に乗せてあげましょう」
 アイリスのその言葉に男の子達は
「「ほんと!?!?!?」」
 やはり男の子、竜に食いつく。
「ここから出るなら乗せてあげますよ~?」
 アイリスがそう言うと
「乗せてもらるなら出るよ!」
「うんうん!出る出る!」
 竜に乗りたい男の子達はアイリスの言うことを聞いて一緒に外に出る。外に出るとアイルスは竜を召喚する。
「かっけー!!」
「これは友達に自慢できるな!」
 かなり興奮をしている男の子達を竜に乗せると空中散歩をした後に男の子達を家に送り届ける。

成功 🔵​🔵​🔴​

泉亭・霧千代
SPD

子供の好奇心は旺盛な事で
少々やんちゃする位は微笑ましいでしょうが、流石に今回そうもいかないですからねぇ

先ずはさて置き坊ちゃん方が迷い込んだ場所へ向かい接触しましょう、いかにも『人気のないこの屋敷で思いがけず出くわしてしまった』とでもいう体で
あたしの素性…と言っても芸妓の方を明かし、「近々ここらで皆々様に芸を披露するつもりで人気のない所で練習してた」だなんて…正体見たり何とやらとばかりに口三味線を…
折角だから紙切り芸の一つも披露して魅せつつ「本番の際にはご贔屓を」「今宵はまずはここまで…お互い内緒ですよ?」なんて言い含め穏便に帰しましょう

…この一件が片付けば、本当に演るのもいいかもですねぇ



「子供の好奇心は旺盛な事で少々やんちゃする位は微笑ましいでしょうが、流石に今回そうもいかないですからねぇ」
 泉亭・霧千代(芸と鋏は使いよう・f11834)はやんちゃをした子供達を探しに屋敷の中へと足を踏み入れる。

「坊ちゃん方は何処に行ったんでしょうねぇ」
 音を立てないように耳を澄ましながらゆっくりと歩き子供達がいそうな所を探していくと少し先から物音と話声が聞こえてくる。
「あの部屋と怪しいな、行ってみようぜ」
「え~……もう帰ろうよぉ~」
 気になる部屋へ行こうと女の子の手を引っ張る男の子と怖くて早く帰りたそうにしている女の子の姿を確認すると霧千代は偶然を装って子供達に声をかける。
「おや、坊ちゃん達はここで何をしてるんでしょう?」
 霧千代が声をかける。
「ひゃう!?」
「うわっ!?」
 二人は驚いて声を上げると男の子が
「そ、そっちこそここで何してるんだよ……」
 びくびくとしながらも女の子を後ろに隠しながら霧千代へと逆に質問をしてくる。
「近々ここらで皆々様に芸を披露するつもりで人気のない所で練習してたんですよ。本番で失敗するわけにはいかないですからねぇ」
 そう言うと霧千代は懐から紙と鋏を取り出す。
「それではこちらの紙にご注目!」
 紙に子供達の視線をもっていくと
「ちょきちょきちょきと…犬に猫、鳥に魚、人に妖怪変化まで…何でもこざれの紙切り芸でさぁ」
 華麗に鋏を操り猫やうさぎの形へと切り抜いて女の子へと渡し、男の子には竜やロボットの形に切り抜き渡すと二人共が笑顔を見せる。
「今回はまずはここまで……後で近くの広場でもっとすごいのを披露しますから、本番の際にはご贔屓を」
 霧千代は笑顔で子供達に言うと。
「楽しみだな!」
「うん!すっごい楽しみ!」
 霧千代の紙切り芸に魅了された子供達は目をキラキラとさせる。
「いい子にしてる坊ちゃん達には出来た作品をプレゼントする予定ですから、こんなところに居ないでお家でいい子にしてた方がいいことありますよ?」
 子供達は素直に言うことを聞き霧千代と一緒に屋敷から外に出る。
「このことはお互い内緒ですよ?」
 と子供達に声をかけ見送ると
「…この一件が片付けば、本当に演るのもいいかもですねぇ」

成功 🔵​🔵​🔴​

御狐・稲見之守
おんや、まあ。肝試しとはなんともかわいらしい童達であるのう。どれ、驚かして帰すとするかの。

UC神隠し、通りゃんせ通りゃんせここは何処の細道じゃ…っと。姿を消したまま童の手を引いて、1人ずつ神隠しにあわせてやろ。ふふっ “しー…”じゃよ? (人差し指を口元に当て)

[催眠術]で神隠しされてる間のことを覚えてないことにして童達をどこか離れた場所にリリース。

ーー行きはよいよい、帰りはこわい。こわいながらも通りゃんせ通りゃんせ。



「おんや、まあ。肝試しとはなんともかわいらしい童達であるのう。どれ、驚かして帰すとするかの」
 御狐・稲見之守(お稲見さん・f00307)はそう言うと屋敷に入っていく。

「近場はもう探し終えてるみたいじゃし奥の方に行ってみるかのう」
 稲見之守はゆっくりと奥へと進んで行き、子供達の姿と話声を確認すると
「さぁ、驚かせるとするかの」
 そう言うと子供達に聞こえるか聞こえないかの声の大きさで
「通りゃんせ通りゃんせ 、ここはどこの細道じゃ……」
 稲見之守は姿を消し子供達の元へと向かっていく。
「お、おい!今何か聞こえなかったか!?」
「え?何も聞こえなかったぞ?」
 稲見之守の詠唱が聞こえた男の子は一緒にいた男の子に聞こえなかったか確認するも聞こえていないと言われ少し青ざめている。稲見之守は聞こえていなかった男の子の方の手を握り神隠しを演出する。
「気のせいか……とりあえず次の部屋行ってみようぜ」
 と声を掛けるが返事がない。
「え…!?おい!!悪ふざけはやめろよ!?」
 取り乱す男の子を尻目に稲見之守は手を繋いだ男の子に
「しー…じゃよ?」
 と人差し指を口に当て静かにのジェスチャーを小さい声で声を掛けると手を引いて屋敷から離れた所まで連れて行くと催眠術で消えている間の記憶を忘れさせるとまた屋敷に戻る。
「お…おい……本当にどこいったんだよぉ~……」
 稲見之守が戻ると男の子は座り込んで泣きそうになっていた。
「おやおや、どうしたんじゃ?」
 稲見之守は男の子の肩をぽんぽんと叩きながら声をかける
「一緒にいた友達がきえちゃったんだよぉ~……」
 声をかけられビクッとするがお化けではないと分かると泣きそうな声で答える。
「その友達はどんな子なんじゃ?」
 どんな子か実は知っているが男の子に聞く。
「ふむ、見間違えじゃなかったら屋敷の外で見かけたのう」
 それを聞いた男の子は
「なんであいつ外に……」
「ここは神隠しの噂もあるし、もしかしたら神隠しにあって外に出たのかもしれんのう。一人じゃ危ないだろうから一緒に外の出るのがよかろう」
 稲見之守の提案に男の子は素直に従い一緒に屋敷を出ると催眠術で屋敷の中にいた記憶を忘れさせ家へ帰らせた。

成功 🔵​🔵​🔴​

百鬼・葛葉
普段は孤児院のママですが今回はみんなと同じ子供ですっ!
というわけで…地形を利用しつつ天狐の見えざる糸を張り巡らせて…それ伝いに聞き耳して情報収集
子供たちの物音を探して、迷い込んじゃったフリをしつつ子供たちと合流しますっ
ふぇ…ここ、おばけ出るの…?(うるうる
誘惑でもって若干こちらに注意をもってきつつ、催眠術をかる~くかけて…
あ、あれ…!
そんな風に指さした先に…フォックスファイアで生んだ狐火を揺蕩わせ
催眠術とあわせて、おっきなおばけに見せかけますっ!
み、みんなで逃げましょうっ!
手をつないで、震える子供たちを鼓舞しながら屋敷から全力ダッシュですっ!
頑張って逃げた子供たちにはごほうびに飴ちゃんですっ!



「普段は孤児院のママですが今回はみんなと同じ子供ですっ!」
 百鬼・葛葉(百鬼野狐・f00152)はご褒美の飴ちゃんをポケット等に入れながら屋敷の中へ入っていく。

 葛葉は狐耳をピクピクっとさせながら子供達の話声、足音等を聞き逃さないようにしながらゆっくりと屋敷内の間取りをメモしながら進んでいく。
「なかなか見つからないですねぇ」
 葛葉が小さく呟くと奥の方から足音が聞こえてくる。
「任務開始ですっ!」
 そう言って足音を立てないように曲がり角に先回りをするとタイミングを見計らってぶつかる様に飛び出す。
「わっ…!?」
「うわっ!?」
 先頭を歩いていた男の子とぶつかり葛葉は尻餅をつく。
「な、なんだお前。なんでここにいるんだ?」
 急に現れた葛葉を警戒しながらも手を差し出しながら声をかけてくる。
「人がいてよかったぁ……蝶蝶を追ってたら気がついたらここに……」
 葛葉は不安気な表情をしながら男の子の手を握り立ち上がる。
「そうか、俺たちはお化けが出るって噂を確かめるのにここに来たんだけど」
「ふぇ…ここ、おばけ出るの…?」
 と葛葉が目をうるうるとさせるとあらかじめ放っておいた狐火をふわふわと漂わせる。
「ひ、人魂!?」
 青ざめた表情で葛葉が指さす先には人魂のように見える狐火が浮いている
「ま、マジで出るのかよ!?」
 驚く男の子の前にさらに狐火を集めながら狐火をゆらゆらとさせ大きくなった狐火が怪物に見えるように催眠術をかける。
「み、みんなで逃げましょうっ!」
「あ……でも足が動かない……」
「お、俺も……」
 そんな二人の手を葛葉が掴み引っ張っていく。
「が、がんばって…ください!」
 子供達に声を掛けながら出口までの最短距離を走り抜けて屋敷の外へと出る。
「に、逃げ切れましたね」
「助かった……ありがとう…」
「本当、小さいのに頼りになったよ。ありがとう」
 葛葉に男の子達は各々感謝を述べる
「普段は孤児院のママをしてますからね!」
 誇らしげに男の子達に言うとポケットから飴を出し
「頑張って走ったご褒美の飴ちゃんですよ~」
 男の子達に飴を渡すと
「もう、飴で喜ぶ歳じゃないんだけどなぁ」
 と少し恥ずかし気に受け取り舐め始める。
「まさか本当に出るとはなぁ……」
「だな、皆にはここに近付かないように行ったほうがいいな」
 そう言うともう一度葛葉にお礼を言って帰っていく。
「気をつけて帰るんですよー」
 葛葉は帰っていく二人そう声を掛けた

成功 🔵​🔵​🔴​

織座・このみ
●心情
子供たちが犠牲になるのは、見過ごせないですねぇ


●行動
子供たちを見つけましたら、あたしは物陰に隠れて
ユーベルコード:炎舞・狐火を使いますよぅ

生み出した炎を火の玉のように操りまして、子供達には驚いて帰ってもらいますねぇ

火の玉だけで足りないようなら、姉様に幽霊役として子どもたちの前に出てもらいますよぅ

……全身地獄の炎な姉様なら、十分幽霊に見えそうですしぃ


※内心・思考の口調は、話し言葉と違い訛り気味
共同、アドリブ歓迎



(子供たちが犠牲になるのは、見過ごせないですねぇ)
 子供達を犠牲にはさせないと思いながら織座・このみ(半身は焔となりて傍らに・f04890)は屋敷へと入っていく。

 このみは子供が居そうな所を確認しながら屋敷の中を探索していく。
「なかなか見つからないですねぇ」
 さらに奥へと進んでいくと複数の足音が聞こえる、足音の方へと近づいて行くと今度は話声が聞こえてくる。
「やっぱ噂はウソだったんじゃないかー?」
「だなぁ、ここまで何もなかったしなー」
 このみは何も起こらずつまらなそうにしている男の子達を見つける
「そんなに見たいなら見せてあげますねぇ」
 物陰に隠れると稲穂色の炎を複数男の子達の元へと放つと二人の周りをゆらゆらと火の玉のように浮遊させる
「うわ!?なんだ!?」
「火の玉だ!」
 突如目の前に現れた火の玉に男の子達はかなりびっくりしているのを確認すると火の玉を操り出口の方へと誘導しようとするが。
「火の玉なんかでビビってられるか!」
 男の子故に強がり手に持っていた木の棒で火の玉を叩き落とそうとする。
「これは姉様に手伝ってもらったほうが良さそうですねぇ」
 そう言うと全身地獄の炎の双子の姉「このか」を男の子達の元へと向かってもらう
「う、うわぁ!?」
 このかの姿を確認した男の子が恐怖で腰を抜かす。
「だ、大丈夫か!?」
 もうひとりが声を掛けなんとか立ち上がらせる、そこにゆっくりと迫ってくるこのか。
「や、やばい……逃げるぞ!」
「あ、あぁ……」
 男の子達は全力で走ろうとするが足が震えて美味く走れず時折躓きながらなんとか屋敷から脱出し姿が見えなくなる。
「姉様、ありがとうですぅ」
 このみにお礼を言うと更に子供達がいないか確認をするためまた屋敷に戻っていった

成功 🔵​🔵​🔴​

幻武・極
へえ、ここにお化けが出るんだ。
それってどんなお化けなんだい?
あれ?ボクが聞いた話だとそれはあっちのお屋敷だったと思ったんだけどなあ。
とお化けが出るのはここではなく別の場所だと教えるよ。

だってね、ここに出るのはお化けよりもっと怖いものだからね。
子供達を追い返したら、しっかり準備をしておかないとね。
妖怪退治の時間だしね。



「ここが子供達が入っていった屋敷でいいんだよね」
 幻武・極(最高の武術?を追い求める羅刹・f00331)は地図を見て確認をするとなかへと入っていく。

「まずは子供達を見つけないとだよね」
 子供達を探すためにどんどん奥へと進んでいくと物音が聞こえてくる。
「あっちの方かな?」
 物音の聞こえた方へと進んでいくと子供達が居るのを確認できると極は子供達の方へと近づいていく。
「キミ達ここで何してるのかな?」
 と子供達に声をかける
「うわっ!?びっくりしたぁ……」
 声を掛けられびっくりする男の子は続けて言う
「お化けが出るって噂を確かめに来たんだ、そっちこそ何してるんだよ……」
 男の子がここに居る理由を言い、質問を返してくる。
「あれ?お化けが出る噂のある屋敷ってここじゃなくてあっちの屋敷だったはずだけど」
 極は近くにあった別の屋敷の方を指差して子供達に言うと
「え!?あっち!?」
「そりゃ何も出ないわけだ……」
 子供達は各々それならでないわけだと納得し始める。
「だから、お化けの噂を確かめたかったらあっちの屋敷に行ったほうがいいんじゃないかな?」
 極の言葉に子供達は
「そうだな、そうするか」
「だな、あっちの屋敷に行こうぜ」
 そうして子供達は別の屋敷へと向かっていった。
「これでよしっと……ここに出るのはお化けよりもっと怖いものだからね」
 子供達が見えなくなるとこの後にあるであろう妖怪退治に備え準備を始める。

成功 🔵​🔵​🔴​

弥久・銀花
【WIZ】




こらーっ! こんな所に子供だけで入ってきてはいけません。

物陰から愛刀の白嵐玉椿の白刃を覗かせて、ゆぅっくりと近付いてから、子供達を叱ります。


廃墟って言うのは悪人の溜まり場になっていたり、浮浪者が寝泊りしている場合もあるんですよ。

貴方達が今遭遇したのが、この可愛らしい人狼少女の私で良かったです。 (自画自賛)


想像してみて下さい、これがもしも料理中で、血の滴らせた包丁を持っている、玉葱の飛沫から目を守る為に覆面をしている大男が物陰から出てきたら……。

ほら、耳を済ませて下さい。
直ぐ近くから、あちこちから、床板を踏む軋む音が聞こえてきますね。



それから、私が無害だなんて何時言いましたか……?



「ここが例の屋敷ですね」
 弥久・銀花(隻眼の人狼少女剣士・f00983)は地図を見て目的の屋敷かを確認し中へとは言っていく。

「まだ子供達はこの屋敷にいるんでしょうか」
 ここまで他の猟兵達が子供達を帰した数は12人、それなりの数を帰していた為もう居ないんじゃないかと思いながらも屋敷の中を探していくと奥の方から物音が聞こえてくる。
「まだ居たようですね」
 銀花は愛刀の白嵐玉椿に手を添えながら近づいていき物陰から子供達の前へと飛び出すと
「こらーっ!」
と子供達を叱るように大声を出しながら白嵐玉椿を抜刀しようとする演技もする。
「「うわぁぁぁ!?!?!?」」
 銀花の声と抜刀する仕草で男の子二人は驚いて尻餅をつく。
「こんな所に子供だけで入ってきてはいけません!」
「ご、ご……ごめんなさい……」
 怒られ謝る男の子に銀花は更に続ける
「廃墟って言うのは悪人の溜まり場になっていたり、浮浪者が寝泊りしている場合もあるんですよ?貴方達が今遭遇したのが、この可愛らしい人狼少女の私で良かったです」
 銀花は自分が可愛いと自画自賛しつつ続ける。
「想像してみて下さい……これがもしも料理中で…血の滴らせた包丁を持っていて……玉葱の飛沫から目を守る為に覆面をしている大男が物陰から出てきたら……」
 恐怖を煽るように更に続ける。
「ほら、耳を済ませて下さい……直ぐ近くから……床板を踏む軋む音が聞こえてきますね……」
 ギィ…ギィギィ……と偶然音が鳴る。
「それから、私が無害だなんて何時言いましたか……?」
 銀花は悪い笑みをニィっと浮かべると白嵐玉椿に手をかけ白刃を覗かせる。
「え…?」
「に、逃げるぞ……!」
 銀花の煽りで恐怖していた所に追い打ちをかけられ途中転けそうになりながらも走って屋敷から出て行ったのを確認すると。
「これで最後だといいんですが」
 と呟いた。

成功 🔵​🔵​🔴​

御剣・神夜
SPD行動

こういう場所を見つけると探検してみたくなるのは子供心ゆえにしょうがない事なんでしょうねぇ
とはいえ、危険な目に合わせるわけにもいきませんし、退散してもらいましょうか

子供たちに微笑みながら話しかけて敵対心を抱かれないようにします
警戒されていないとわかったら子供たちにこう言う場所を探検したいのはわかるけど、中は危険がいっぱいで怪我したらお父さんたちが心配しますよ?
お姉ちゃんが調べてきて安全だとわかったら中に入っていいですから、それまで家で待っててもらえますか?
と語りかけて諦めてもらえるよう頑張ります



「こういう場所を見つけると探検してみたくなるのは子供心ゆえにしょうがない事なんでしょうねぇ」
 問題の屋敷を見ながら御剣・神夜(桜花繚乱・f02570)は呟く。
「とはいえ、危険な目に合わせるわけにもいきませんし、退散してもらいましょうか」
 神夜は屋敷に入っていく。

 神夜は怪しそうな場所を確認しながら子供達を探していく。
「流石にもう居なさそうね」
 そう思って戻ろうとした所で奥の方から物音が聞こえてくる。物音がした方へ行くと子供達の話声が聞こえてくる。
「ここも何も出なかったなー」
「じゃぁ、次はあっち行ってみようぜ」
 何も出なければまた次の部屋を探そうとまた奥へと進んでいく。
「こーら、あなた達ここで何してるの?」
 優しく微笑みながら声を掛ける。
「うわっ!?でたぁ…!?」
 とお化けが出たと思い驚く男の子達は走って逃げようとする。
「ま、まって!?私はお化けじゃないですよ!?」
 神夜がそう言うと男の子達は逃げるのを辞めると振り返り神夜の事を観察する。
「え?あ、本当だ。ちゃんと足もある」
「ビックリして損したァ……」
 お化けじゃないと安心したのを見て神夜は男の子達に
「こう言う場所を探検したいのはわかるけど、中は危険がいっぱいで怪我したらお父さんたちが心配しますよ?」
 ここが危ない場所だと所々木が腐りボロボロになっている所、穴のあいている床を指さしながら子供達にここが危ない場所だと教えると
「お姉ちゃんが調べてきて安全だとわかったら中に入っていいですから、それまで家で待っててもらえますか?」
 一旦帰るように説得をする
「えー…やっぱり自分で調べたいよー」
「でも、お父さん達に心配かけたくはないなぁ」
 男の子達は二人で話し合いをし始める。
「自分で調べたいけど、やっぱり心配かけたくないからお姉さんの言う通りするよ」
 調べたい欲求よりも心配をかけたくないという気持ちが勝った男の子達は神夜の言う通りに変えることを決めた。
「それじゃあ、一緒に出ましょうか」
 ぽんぽんと男の子達の頭を撫で少し恥ずかしそうに頬を染める男の子達をつれて一旦外へ出る。
「気をつけて帰るんですよ~?」
 優しく微笑みながら男の子達を見送り再び中へと戻っていく

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 集団戦 『妖狐忍』

POW   :    魅了の術
【全身】から【魅了の術】を放ち、【幻惑】により対象の動きを一時的に封じる。
SPD   :    小刀一閃
【小刀】が命中した対象を切断する。
WIZ   :    狐火
レベル×1個の【狐火】の炎を放つ。全て個別に操作でき、複数合体で強化でき、延焼分も含めて任意に消せる。
👑11
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 奇跡的に妖狐忍に見つかる前に子供達を帰らせることに成功した猟兵達は屋敷を拠点にしているオブリビオンを倒すために再び屋敷の中へと入っていく。

 猟兵達が探索をしていると奥にポツンと扉がひとつだけある怪しげな広間にたどり着き中へ一歩踏み入れると同時に目の前に妖狐忍達がこの先へは行かせないといった感じで道を塞ぐように現れると猟兵達へと遅いかかってくる。
御狐・稲見之守
(真の姿となって)さあて妖狐が相手となれば少ぅし本気を出そうかのう。ひよっこの妖狐共め、この御狐稲見之守が相手してやろうぞ。

【WIZ】UC狐火、さあさ力比べよ妖狐の忍、まとめてかかって来るがいい。ふふっ、彼奴らの狐火を我の狐火で呑み込んで、そのままお返ししてやろう。オブリビオンの走狗とは役者が違うのだよ。

適当に痛めつけたところでこいつらが貯め込んでいる精気を[生命力吸収]でいただくとするかの。なぁに、ちょいと唇から啜るだけさ。全年齢でも安心。



「さあて妖狐が相手となれば少ぅし本気を出そうかのう。ひよっこの妖狐共め、この御狐稲見之守が相手してやろうぞ」
 御狐・稲見之守(お稲見さん・f00307)は幼子のような姿から大人の姿……真の姿へと姿を変える。

「さあさ力比べよ妖狐の忍、まとめてかかって来るがいい」
 そう言うと稲見之守は狐火を放ち背後に待機させる、それを確認した妖狐忍達も狐火を稲見之守へと放つ。
「流石に数が多いがただそれだけ……我の狐火で呑み込んで、そのままお返ししてやろう」
 稲見之守はニヤリとすると24の狐火を巧みに操り妖狐忍の放った狐火を全てを自身の狐火で全て飲み込んでいく。
「他愛もない、オブリビオンの走狗とは役者が違うのだよ」
 妖狐忍の狐火を取り込んだ狐火を妖狐忍達へと向かわせる。妖狐忍は素早い動きで躱すが稲見之守は逃げ道を塞ぐように狐火を操り追い詰めていく。
「これで終いだ」
 そう言うと容赦なくすべての狐火を妖狐忍に命中させそのまま燃やす。そして、弱っているのを確認するとツカツカと近くへいくと
「こいつらが貯め込んでいる精気をいただくとするかの」
 稲見之守は妖狐忍に顔を近づける
「なぁに、ちょいと唇から啜るだけさ」
 妖狐忍に口付けをし妖狐忍から精気を啜る。
「ん……ぷはぁ……」
 充分に精気を吸い取ると口を離す。
「さあ、次は誰が相手になってくれるのかのう?」
 そう言って稲見之守は次の妖狐忍との戦闘を続ける。

成功 🔵​🔵​🔴​

アイリス・ファル
「あなた達が尖兵という事でしょうか。でしたら、どいてもらいます!」

【真の姿解放】一時的に右胸のあたりに刻まれた竜紋が右手の甲の辺りにまで広がる。

高速詠唱を用いて【竜魂召喚】を発動し、鉄の鱗を持った中型の竜を召喚します。相手の小刀や狐火による攻撃も竜の持つ鉄の鱗なら簡単に傷をつけられないでしょう。複数の妖狐忍に向けて爪や尻尾による薙ぎ払いで一気に吹き飛ばします。
魅了の術は竜に効果はあるんでしょうか。もし効果があるなら、【オーラ防御】を纏って、ドラゴンランスで攻撃。魅了の術を中断させます。

※連携・アドリブ可



「あなた達が尖兵という事でしょうか。でしたら、どいてもらいます!」
 部屋に入ると同時にアイリス・ファル(竜の巫女・f04666)の右胸に刻まれた竜紋が右手の甲の辺りにまで広がっていく。
 更にアイリスは鉄の鱗を持った中型の竜を召喚し共に対峙すると妖狐忍が狐火をアイリスに向かい大量に放ってくる。竜は向かってくる狐火とアイリスの間に立つとアイリスを守るように鋭い爪で狐火を切り裂いていく、爪の攻撃が間に合わない狐火は防御力の高い鉄の鱗を生かし身体でガードをする。
「守ってくれてありがとう、反撃と行きましょう!」
 アイリスは竜にお礼を言うと竜の背に乗り共に妖狐忍の元へと飛翔していく。妖狐忍も近づけさせまいと狐火を放つが殆どが竜の鋭い爪で切り裂かれるか硬い鉄の鱗で無効化される竜が対処できなかった分はアイリスがドラゴンランスを使い打ち消していく。
「まずは一人目です!」
 竜の鋭い爪で切り裂いた所にアイリスが竜紋で強化された右手に持ったドラゴンランスで突き刺しトドメをさし串刺しにするとそこに竜が火炎を吐き跡形もなく燃やし尽くす。
「次はあなたです!」
 そうして2人目の妖狐忍を同じ要領で屠ると次々と妖狐忍を倒していく。

成功 🔵​🔵​🔴​

御剣・神夜
やれやれ。危ない所でした
子供たちを妖狐忍に殺させるわけにはいきませんからね
では、貴方達には私たちが引導を渡してあげましょう

魅了の術を使われたら下唇を噛んで体の自由を取り戻そうとする
噛むだけでダメなら血が流れようと噛み千切るほど強く噛んで振りほどこうとする
小刀は野太刀で弾き飛ばして攻撃を攻撃で玉砕しつつ相手に何もさせない
狐火は使われたらどうしようもないので距離を詰めて自分の間合いに持っていく
邪魔だったら斬り払うか避けながら突っ込む
「忍びは本当に搦め手が好きですね。その程度でどうにかなるものでないと教えてあげましょう



「やれやれ。危ない所でした……子供たちを妖狐忍に殺させるわけにはいきませんからね」
 御剣・神夜(桜花繚乱・f02570)は豪刀・牙龍を構える。
「では、貴方達には私たちが引導を渡してあげましょう」

 神夜が牙龍に手を掛け妖狐忍に抜刀しようとした瞬間、妖狐忍が魅了の術で幻惑され神夜は動きを取れなくなる。
「くっ……」
 抜刀体勢で動きを止められた神夜に妖狐忍は小刀を振り下ろそうとする。神夜は幻惑を振り払うために下唇を噛んで体の自由を取り戻そうとするがまだ足りないと判断するとさらに力を入れ唇を噛みちぎった痛みでようやく動けるようになると。

『天武古砕奥義、流走!!』

 目では追えない程の速さで牙龍を振り抜き妖狐忍の小刀を両断する。

「忍びは本当に搦め手が好きですね。その程度でどうにかなるものでないと教えてあげましょう」
 噛み切った場所から流れる血を拭き取りながら牙龍を構え直し妖狐忍との距離を詰める、妖狐忍は再び神夜の動きを幻覚で封じようとするが先ほどの噛み切った傷の痛みで神夜は幻惑に惑わされることなく牙龍を振るう。神夜の振るう牙龍は高速で床を抉えぐるように切り裂きそのまま妖狐忍をも切り裂き両断すると次の妖狐忍の元へと向かう。

成功 🔵​🔵​🔴​

織座・このみ
●心情
一先ず今日のところは、子供達も無事返せましたけどぉ
日が変われば他の子が来たりしそうですし、
危ない方々にはご退散願いましょうねぇ

(姉様ならきっと、そういうんよ。ね?)


●行動
ユーベルコード:多重降臨・神軍顕現
を使いますよぅ

姉様と二人で鉾先鈴を手に
【祈り】を込めた神楽舞を奉げまして、
皆さまに神霊を降ろして強化させていただきますねぇ
「皆さま、まいりますよぅ」



※内心・思考の口調は、プレイング記述の話し言葉と違い、訛り気味
協力、アドリブ歓迎


胡・翠蘭
「あらあら。幽霊の正体見たり枯れ尾花……っていうけど、まさか忍者なオブリビオンとはね」
妖狐は妖狐でも、敵なのならば容赦なくいきましょうか

【SPD】
さて……激痛耐性で被ダメを、快感に昇華させて、ユーベルコードを発動させましょう
毒使いだから、というわけではないけれど……私のユーベルコードの滴らせる粘液の成分に、色んな神経毒を混ぜちゃいながら攻撃して差し上げましょうか
「喰らうのは得意でも、喰らわれる側になると……弱いのかしら?」
ユーベルコードの攻撃を抜けて近づかれたら、ガジェットと鋼糸で属性攻撃して対応しましょう



「あらあら。幽霊の正体見たり枯れ尾花……っていうけど、まさか忍者なオブリビオンとはね」
 胡・翠蘭(鏡花水月・f00676)はガジェットを片手に広間に踏み込む。

「一先ず今日のところは、子供達も無事返せましたけどぉ。日が変われば他の子が来たりしそうですし、危ない方々にはご退散願いましょうねぇ」
 織座・このみ(半身は焔となりて傍らに・f04890)は鉾先鈴を手に翠蘭の隣に立つ。

「妖狐は妖狐でも、敵なのならば容赦なくいきましょうか」
 翠蘭はそう言うと無数の触手を召喚すると粘液に神経毒を仕込む。
「まいりますよぅ」
 翠蘭の後ろでこのみと地獄の炎に身体を変えた双子の姉のこのかが鉾先鈴を手に神楽を舞う。
「素敵な舞いね……」
 翠蘭は二人の少女の祈りの込められた舞いに一時心を奪われる。そして、妖狐忍もその姿に見蕩れ動きを止めてしまう。祈りの込められた鉾先鈴の鈴の音が翠蘭を強化していく。
「すごく力が湧いてくるわ」
 翠蘭は召喚した触手で少女の舞いに見とれている妖狐忍を縛り上げる。縛り上げられた妖狐忍は触手の粘液で快楽が込み上げ頬を赤く染め色っぽい声を出し始める。
「喰らうのは得意でも、喰らわれる側になると……弱いのかしら?」
 翠蘭はさらに触手で締め付けるとそれが快楽と変えられ悦びの表情を浮かべる。さらに粘液に含ませていた神経毒で動けなくなったところをガジェットと漆黒の艶やかな黒髪のウィッグとして使用していた鋼糸でトドメを刺すとその後ろからさらに妖狐忍が飛び出し翠蘭に襲いかかる。
「危ないっ!」
 神楽舞を舞いながらもしっかりと戦場を見ていたこのみは咄嗟に手に持っている鉾先鈴の鉾の部分で妖狐忍の攻撃をなんとか受け止める、受け止められ動きの止まった所を姉のこのかが同じく鉾先鈴の鉾の部分で追い打ちを掛け吹き飛ばす。
「た、助かったわ……ありがとう」
 翠蘭はこのみ達にお礼を言うと先程と同じくガジェットと鋼糸でトドメを刺す。
「この調子で次も行きましょお~」
 そう言うとこのみ達は再び神楽舞を舞い翠蘭のサポートを始める。
「了解よ」
 翠蘭はそう応え次の妖狐忍を触手で捕まえていく。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

泉亭・霧千代
さあて、案の定坊ちゃん嬢ちゃん方の肝試しにしては聊か剣呑なようで。
……あたしの方もこちらの『芸』は見せる訳には行けませんしねぇ、本当に。

SPD
寄って集ってやっとうで斬りかかられる……ぞっとしない話ですねぇ。
とは言え、人数は兎も角やっとうの数ならこっちも負けちゃいられません、それに『切断』ならあたしの十八番。
「錬成カミヤドリ」で鋏をひのふの……しめて18本展開、更に自前の鋏も合わせて、奴さん方があたしに斬りかかる為一斉に飛び掛って来るよう仕向けあわやピンチ……と見せかけた[だまし討ち]、[カウンター]気味に鋏を全て展開しつつ四方八方からの鋏でちょきちょき、ってな風に切断して差し上げましょうかね。



「さあて、案の定坊ちゃん嬢ちゃん方の肝試しにしては聊か剣呑なようで」
 泉亭・霧千代(芸と鋏は使いよう・f11834)は百刻を構え鋭い目つきで妖狐忍を見ると。
「……あたしの方もこちらの『芸』は見せる訳には行けませんしねぇ、本当に」
 霧千代が動き出すと同時に妖狐忍が小刀を手に襲いかかってくる。
「人数は兎も角やっとうの数ならこっちも負けちゃいられません」
 霧千代は百刻の複製を18本を即座に展開する。
「『切断』はあたしの十八番です」
 そう言うと巧みに鋏を操り四方八方から妖狐忍達を狙う。正面の鋏は小刀で弾き落とされるが死角からの鋏は見事に妖狐忍を捉えると本物の百刻にも劣らない切れ味を見せる。妖狐忍達の身体は細かく切断され床に落ち消滅していく。倒した妖狐忍達で見えていなかった妖狐忍が霧千代へと小刀を振り下ろす。

ガキン――!

 霧千代はなんとか反応し初撃は百刻で受け止めるがさらに迫ってくる2擊目は受け止められないと判断しギリギリでバックステップをする、妖狐忍の小刀は霧千代の上着の前面だけを切り裂いていった。

「危なかったですねぇ」
 霧千代は服の切り裂かれた部分を触りながら言うと、即座に百刻を複製しすべてを目の前の妖狐忍の逃げ場を塞ぐように周囲に展開し一斉に妖狐忍へと襲い掛かり再び妖狐忍を細かく切断した。霧千代は再度百刻の複製を展開し次の妖狐忍の元へと向かう。

成功 🔵​🔵​🔴​

弥久・銀花
おや、こんな所にも迷い込んだ子達が居ますね。 (愛刀、白嵐玉椿を抜きつつ)
不法占拠するのでしたら少々痛い目を見て貰います、抵抗すれば命は無いですよ。

え? いえたった今から貴女達の居住権は失われました、天下自在符って便利ですよね。 (言葉で惑わしてから唐突に斬り掛かる銀花)

戦って死ぬか、降伏して死ぬか選びなさい。
逃がしませんよ。


【SPD】
出口付近に陣取って逃がさない様に立ち回ります。

強行突破してきたら鋭刃線閃で応戦です。


(大きな負傷・アドリブOKです)



「おや、こんな所にも迷い込んだ子達が居ますね」
 弥久・銀花(隻眼の人狼少女剣士・f00983)は愛刀白嵐玉椿を引き抜きつつ妖狐忍の方を見ながらさらに続ける。
「少々痛い目を見て貰いますよ」
 言い終わると同時に妖狐忍に一気に接近すると。
「研ぎ澄まされた刃に斬れぬ物無し! 鋭刃線閃!」
 白嵐玉椿を振り抜き妖狐忍を両断する。
「まずは1人目!次はあなたです!」
 次の妖狐忍に向かおうとした瞬間、幻惑に囚われ身動きが取れなくなる。
「動けな……」
 動けなくなった銀花に妖狐忍の2本の小刀が振り下ろされる。
「んぐっ……」
 銀花の体から鮮血が飛び散る。痛いみにより幻惑から開放された銀花は痛みに耐えながら白嵐玉椿を構えると。
「やってくれましたね……逃がしませんよ!」
 そう言うと銀花は血を滴らせながら妖狐忍に近付いていく、それに気がついた妖狐忍は小刀で追い打ちをかけてくる。
「その程度なら……!」
 妖狐忍の振り下ろされる小刀を白嵐玉椿で弾き飛ばすと。
「鋭刃線閃!」
 白嵐玉椿で再び妖狐忍を両断する。
「思った以上にやられましたね……」
 傷は流血量に比べあまり深くなく応急処置だけをし次の妖狐忍を倒しに向かう。

成功 🔵​🔵​🔴​

幻武・極
ここに住み着いたのは狐の忍者だったのか、子供達を無事に逃がせられてよかったよ。

さて、こんなところに潜んでいたということは、何か企てていたのかもしれないね。
ということでキミ達が何をしようとしていたのかしゃべってもらうよ。

数には数で対抗するよ。
バトルキャラクターズで集団戦だね。



「ここに住み着いたのは狐の忍者だったのか、子供達を無事に逃がせられてよかったよ」
 幻武・極(最高の武術?を追い求める羅刹・f00331)は子供達を逃がせたことに安堵すると妖狐忍を睨み付け。
「さて、こんなところに潜んでいたということは、何か企てていたんだよね?ということでキミ達が何をしようとしていたのかしゃべってもらうよ」
 極の言葉に妖狐忍は答えようとはせず襲いかかる。
「話す気はない……か。それならキミ達を倒して奥の親玉に聞くしかないみたいだね」
 そう言うと極は武術家のゲームキャラを召喚する。
「敵の数は……2か。ならっ」
 極は武闘家のキャラを合体させて行き3人にする。3人の額の数字が8が2人、7が1人となる。妖狐忍1人に対し2人で攻撃を開始する。

「まずはキミからだよ!」
 額に8と書かれた武闘家のキャラと共に妖狐忍との距離を詰めると妖狐忍は小刀で武闘家へと攻撃をする、武闘家は避けることもせず攻撃を受けながら掌底を妖狐忍の鳩尾に叩きつけ吹き飛ばす。吹き飛ばされた先には極が拳を構えている。
「これで止め!」
 極は正拳突きを放つ。吹き飛ばされた勢いと極の拳の速さで見事に妖狐忍の身体を極の拳が貫き妖狐忍を倒すとその後ろで武闘家達が同じ要領で最後の妖狐忍を倒した。

成功 🔵​🔵​🔴​




第3章 ボス戦 『邪忍軍の女棟梁』

POW   :    闇闘技・流血乱舞
【手裏剣】が命中した対象に対し、高威力高命中の【血濡れの鉤爪の連撃】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
SPD   :    邪忍法・身代わりの術
完全な脱力状態でユーベルコードを受けると、それを無効化して【呪いの木偶人形】から排出する。失敗すると被害は2倍。
WIZ   :    禁術・影分身
レベル×1体の、【胸元】に1と刻印された戦闘用【妖艶なる分身体】を召喚する。合体させると数字が合計され強くなる。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠エルシー・ナインです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 猟兵達が妖狐忍をすべて倒し守られていた扉を開け中に入るとまたも広い空間が広がっていた。猟兵達が広間を見渡すと奥にソファがありそこには脚を組んで座る一人の女がいた。
「やるじゃない、あれだけいた妖狐忍を全部倒すなんて」
 女は猟兵達を称賛する。
「本当は最初に入ってきた子供を捕まえて遊ぶつもりだったんだけど、貴方達が全員逃がしちゃったから予定が狂っちゃったんだよねぇ~」
 女はため息をついて続ける。
「だから妖狐忍に捕まえてきてもらって遊ぶ予定だったんだけど……まさか全部倒してくるなんてね~」
 少し苛立った様子を見せると
「予定を狂わされてちょっとイライラしちゃったから、貴方達でストレス発散させてもらうからね!」
 そう言うと女は猟兵達へと攻撃を開始する。
弥久・銀花
【SPD】

ふぅ、自供してくれるとは変な人ですね。(失血でちょっと顔色が悪いです)

現行犯と正当防衛の合わせ技で貴方は死刑です、覚悟して下さい。


刀を抜いて、床の畳か絨毯を引き剥がし女棟梁に投げ付けて目晦ましに接近します、手裏剣では迎撃は出来ないでしょうから回避するか体術で対応するかと思います。

私は相手の視界を予測し、投げ付けた物の影に入って全力で接近。
近接戦闘に入ります。

その後は隙が出来るまで刀の間合いに張り付いて、隙が出来たら鋭刃線閃で攻撃です。


え? 板の間だったらですか……?
うーん、他の猟兵さん達の影に隠れて接近します。


(大きな負傷・アドリブOKです)


アイリス・ファル
「ふざけないでください。人はあなたのおもちゃじゃありません。生きているものを弄ぶ資格なんて、あなたにはありません」

邪竜の加護を私の体に降ろして、第六感や五感などの身体の感覚を超強化します。そして、強化された感覚を利用して、確実に相手の隙を見極めて、急所をドラゴンランスで攻撃します。相手からの攻撃は第六感と相手の攻撃の挙動から予測して回避します。身代わりの術を使ったら、脱力状態が解かれる一瞬を超感覚で見極めて攻撃します。

※他猟兵との連携・アドリブ可



「ふざけないでください……人はあなたのおもちゃじゃありません。生きているものを弄ぶ資格なんて、あなたにはありません!」
 アイリス・ファル(竜の巫女・f04666)は怒りを顕にし目の前の女に言い放つと邪竜の加護で自身の感覚を強化する。
「ふぅ、自供してくれるとは変な人ですね」
 弥久・銀花(隻眼の人狼少女剣士・f00983)は妖狐忍との戦いで負った傷からの出血により少しふらつきながらも白嵐玉椿を引き抜き構え続ける。
「現行犯で貴方は死刑です、覚悟して下さい」
 女は楽しそうに応える。
「私にとって人間はおもちゃでしかないんだよね、人の血が流れてるのを見るだけで興奮すんだよねぇ……」
 そう言うと女は既に血を流している銀花を狙い手裏剣を投げる。銀花は失血で避けるのは難しいと判断し白嵐玉椿で床板を剥がしバックステップで斜め後ろに下がり距離を取る。手裏剣は床板がすべて命中した瞬間に女が鉤爪で床板を4つに切り裂くとその隙を銀花は見逃さなかった。
「研ぎ澄まされた刃に斬れぬ物無し! 鋭刃線閃!」
 銀花の白嵐玉椿が煌き女を捉える、しかし親玉だけあり先程とは違い切断することはできなかった。
「ぐぅっ……やるじゃないか、まさか私の方が血を流すことになるなんてね」
 銀花から受けた傷から血を流しながらも楽しそうにしている。
「自分の血でもいいんですね……」
アイリスは少し引き気味に呟くと自分の事を見ていないのを確認すると素早く死角へ周りドラゴンランスを突き出す。
「っ!?」
 女に当たる直前に気が付かれドラゴンランスは女を掠るだけで終わりそのまま突き抜けアイリスは女との距離を取る。
「これを避けますか……」
 そう言うと再びドラゴンランスを構え女へと突き出す。
「あんたのその技はちょっと厄介だね」
 アイリスが自身を強化しているユーベールコードが厄介だなと思い攻撃が当たる前に完全な脱力状態になり無効化を狙う。アイリスは強化した感覚で女が脱力をしたのを察知しなんとか攻撃を逸らし無理やり攻撃を外すと足で急ブレーキを掛ける。そして女をドラゴンランスで狙いながら脱力を解く瞬間を狙う。
「っ!!ここ!!」
 脱力の解除を見極めアイリスはドラゴンランスを女の脇腹に突き刺す。
「んぐっ……!」
 女は脇腹を刺され声を上げると即座にドラゴンランスから体を抜くと二人から距離を取る。
「思った以上にやるね……でも、この程度で私は倒せないよ」
 女はあちこちに傷を負いつつもまだ余裕を見せ手裏剣を構えた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

御剣・神夜
遊ぶ?
命を何だと思ってるんですか?
命は個人の自由で遊んでいい物ではありません。それが分からないなら私たちが遊んであげます
貴方の命で

流血乱舞は手裏剣を食らわないよう気を付ける。もし当たってしまったら野太刀を盾にして連撃を受けきる。威力に腕が弾き飛ばされないよう野太刀の重さと腕力を使って凌ぐ
身代わりの術は使われたら仕方ないので身代わりが間に合わないほどの速さでできるなら一撃を打ち込む
影分身は邪魔をして来ようがこまいが潰す。合体して強い個体が出ると厄介なのでなるべく潰す
「忍びの技、見事なものです。使い方はどうあれ、その技は一流ですね。ですが、心が伴ってません。今度は心の修練も欠かさず行ってください」



「遊ぶ……?命を何だと思ってるんですか?」
 御剣・神夜(桜花繚乱・f02570)は怒りに震えながら女を睨みつける。
「命は個人の自由で遊んでいい物ではありません。それが分からないなら私たちが遊んであげます……貴方の命で……!」
 神夜は豪刀・牙龍を抜き女へと刃を向ける。
「私で遊ぶ?やれるもんならやってみな!」
 そう言うと既に構えていた手裏剣を様々の方向から神夜へと投擲する。初めの内は避けられていたが連続で投げ続けられる手裏剣を避けられなくなりついに牙龍で手裏剣を叩き落とす。
「受けたね……!」
 女はニヤりとすると鉤爪での連続攻撃が始まる

ガキンッ――!!ガキンガキンッ――!!

 神夜が鉤爪を牙龍で受ける音が響き渡る。威力が高く受けるたびに後ろに押し戻されながらもなんとか受け続ける。

「このままだと……!」
 まずい……と思った瞬間敵の連続攻撃が止む。
「受けきられたか……!」
 神夜は受けきったと分かると女を蹴り飛ばし少し距離を取ると。
「忍びの技、見事なものです。使い方はどうあれ、その技は一流ですね……」
 女をの技を褒めると牙龍を構え直すと女との距離を再び詰める。
「天武古砕奥義、流走!!」
 高速で振られる牙龍は床を抉りながら女へと迫る、女は流石は忍者という速さで動くが切り裂かれる。
「やるね、最初に言ってたのが大口じゃないっていうのはわかったよ」
 傷口から血を滴らせながら一度下がる。
「すが、心が伴ってません。今度は心の修練も欠かさず行ってください」
 そうしてまた牙龍を再び構え攻撃に備える。

成功 🔵​🔵​🔴​

御狐・稲見之守
おや、羅刹であるか。遊びたいのであればよいぞ、我が相手になってやっても。……もっとも、果たしてどちらが童であるかな。

【WIZ】UC眩惑の術、[だまし討ち]――影分身相手に同じ数の我がいる幻覚を見せてやろう。ふふ、遊びに付き合ってやる。[催眠術]――“お前は、体を、動かせない” さあて、お前の精気はどんな味であるか……血なまぐさそうではあるが[生命力吸収]してやろう。

鬼よ楽しいか? 我は楽しいぞ。さあ次はなにをして遊ぼうかの。鬼ごっこか、ちゃんばらごっこか。それとも人形遊びがよいかな。



「おや、羅刹であるか。遊びたいのであればよいぞ、我が相手になってやっても。……もっとも、果たしてどちらが童であるかな?」
 既に真の姿となっている御狐・稲見之守(モノノ怪神・f00307)はニヤリと微笑みながら女を見やる。

「ほれ、ふふ、遊びに付き合ってやるぞ?」
 稲見之守が女を煽る。
「舐めた口を……!」
 女は怒りを顕にすると影分身をすると胸元に5と刻印された影分身が10体現れる。その瞬間を待っていた稲見之守は
「さて、お前が胡蝶か、胡蝶がお前か…なんてな……」
 怪しく光る瞳で女と影分身の瞳を見つめ眩惑の術で動きを止めると同時に催眠術をかける。
「「「動けな……な!?貴様も影分身を……!?」」」
 稲見之守が同時にかけた催眠術で自分達と同じ数の稲見之守を見ている女達は驚愕の表情を見せる。
「お前は、体を、動かせない。さあて、お前の精気はどんな味であるか……血なまぐさそうではあるが味見してやろう」
 稲見之守は本体に近付くと口付けをし女から生命力を吸収していく
「やはりあまり美味しくはないな……」
 そう言って稲見之守が女から離れると影分身が消えて行き生命力を奪われた女は膝をつく。
 「さあ次はなにをして遊ぼうかの。鬼ごっこか、ちゃんばらごっこか。それとも人形遊びがよいかな?」
 稲見之守は楽しそうに女に声をかける。

成功 🔵​🔵​🔴​

泉亭・霧千代
さぁて、首尾よく片付けて約束通り坊ちゃん方に芸を披露できればいいんですが

【WIZ】
はは、坊ちゃん方の代わりと言っては何ですが遊びならあたしが一つ、芸の一つも披露しましょうか……なんて、のらりくらりと口三味線弾き、相手の攻撃を躱し乍らつつも手癖でちょき、ちょきと無数の紙切細工を刻み乱れ舞わせます(見切り、パフォーマンス、アート、早業)
舞散り埋め尽くすように視界を封じ、更に分身を含め体に纏わりつき動きを妨害・眩惑する無数の紙切り細工に紛れ乍ら奴さんに近付き(範囲攻撃、目潰し)……そのまま死角から百刻でもって首筋を抉り、断ってあげましょうか(だまし討ち、傷口を抉る、暗殺)


幻武・極
やっぱり、子供達が入り込んでいた事に気づいていたんだね。
子供達を無事に逃がせられてよかったよ。

さて、忍者がこんなところに忍び込んでいた理由を話してもらおうか。

戦闘ではモフィンクスの謎かけを使用するよ。
手裏剣といったらこの技だよね。
幻武流『畳返し』ってね。
その技はこうして手裏剣攻撃防いでしまえばそのあとも当たらないからね。
さあ、モフィンクス、ボクの答えは正解かな?



「やっぱり、子供達が入り込んでいた事に気づいていたんだね。子供達を無事に逃がせられてよかったよ」
 幻武・極(最高の武術?を追い求める羅刹・f00331)は子供達を逃せていた事に安堵する。
「さぁて、首尾よく片付けて約束通り坊ちゃん方に芸を披露できればいいんですが……」
 泉亭・霧千代(芸と鋏は使いよう・f11834)は百刻を構える。
「さて、忍者がこんなところに忍び込んでいた理由を話してもらおうか」
 極は女にといかける。
「忍び込むもなにもここは私の根城だよ。ま、ここに住んでいた人間には消えてもらったけどね」
 女はニヤリとしながら極に答える。
「なんてことを……!絶対に許さないよ……!」
 極は怒りをあらわにする。
「何を許さないって言うんだい?」
 そう言うと女は手裏剣を構え極に向かい投擲する。
「その技の弱点はこれだね!?手裏剣といったらこの技だよね!幻武流『畳返し』!って畳がないから床板返しだね……!」
 極は床板を返し手裏剣を受けた後にその場から距離取ると手裏剣を受けた床板が女の鉤爪の連続攻撃で細切れにされる。
「その技はこうして手裏剣攻撃防いでしまえばそのあとも当たらないからね。さあ、モフィンクス、ボクの答えは正解かな?」
 攻撃を回避する様子を見ていたモフィンクスは焦らすように間を開け正解のジェスチャーをする。
「どうやら正解のようだね。それじゃあ、その技は3分間使用禁止ということで、モフィンクス見張りを任せたよ!」
 そう言って見張りをモフィンクスに任せる。
「くっ……それならこうするまでだよ!」
 女は影分身をすると二人に襲いかかってくる。
「ここはあたしが一つ、芸の一つも披露しましょうか……」
 霧千代は百刻を構えると懐から紙を取り出すと舞うように紙切り芸を披露し周囲を魅了していく。そして様々な形に切られた無数の紙切り細工を女達に放ちまとわりつかせ動きだけでなく紙細工は女達の視覚をも封じる。
「キミすごいね!」
 紙切り芸だけでなく敵の動きを止めた事を素直にすごいと思い霧千代に声をかけると本体に近付き。
「てりゃぁ!!!」
 正拳突きを傷口目掛け放ち吹き飛ばす、その先には霧千代がおり女を受け止める。
「これで止めをさしてあげましょうか」
 そう言うと百刻を女の首に当てると鋭い刃で首を切り落とした。


「さぁて、首尾よく片付けられましたし、約束通り坊ちゃん方に芸を披露をできそうですね」
 そう言って屋敷を出ていく霧千代に
「もしかしてさっきのをどこかでやるのかな?」
 極が声をかける。
「近くの広場で披露する約束をしてるのでよろしければ」
 笑顔で極に言うとその場を後にする。
「面白そうだし行ってみようかな」
 極も霧千代の後に続きその場を後にする。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2019年02月10日


挿絵イラスト