帝竜戦役⑳〜嘘つきはどれだけいますか?
●迷いの森
群竜大陸の一角に、鬱蒼と茂った深い森がある。
ここは、通常の方法では決して出られない、恐るべき迷いの森。
森から出るには、どこかの木に生えている、言葉を話す『正直の実』と『嘘つきの実』が出す問題に正解して、出口を教えて貰うしかない。
正直の実は本当の事しか言わず、嘘つきの実は嘘しか言いません。
さて、正しい道を教えてくれる実は、どれでしょうか?
●グリモアベースにて
「みんな、帝竜戦役お疲れさんやね」
帽子を被った人形少女、メラン・ネメシス(ダークネス・トレーダー・f27087)が、明るい関西弁で猟兵達を出迎えた。
「帝竜もぎょうさん出てきとるわけやけど、残念ながら、今回皆に行ってもらいたい戦場はそれとは別なんよ」
そういってメランはグリモアに表示された戦場の説明を始める。
そこは迷いの森。
通常の方法では決して抜け出ることのできない森。
「ではどうやったらでれるかっちゅーとやな、喋る木の実に道を教えてもらうんよ」
この森には不思議な魔法で言葉を発する木の実が生っているという。
ただし、その実には2種類あって……。
「絶対に本当のことしか言わん『正直の実』と絶対に嘘しか言わん『嘘つきの実』があるんやって。しかもそれ、見た目では全く区別つかんのよ」
肩をすくめて、オーマイガッのポーズをとるメランである。
「せやけど、全員の言葉をよーっく聞けば、どれが嘘つきでどれが正直かはわかるはずや。みんなにはそれを考えて、何とか正解の道を聞き出してほしいんよ」
そういうとメランは転送の準備をする。
「あ、そうそう。この『正直の実と嘘つきの実』やけど、謎に正解すると、ふたつセットで収穫できるんやて。収穫してしまったら、もう喋らへんけど、知能を増幅する効果があるって話で、セットで金貨108枚(108万円)の価値があるそうや。正解できたら採ってくるとええで~」
ほながんばってやー、と言って、メランは転送ゲートを開くのだった。
●再び迷いの森
森の中彷徨っていると、1本の樹に生る6つの実が見えた。
その6つのうち、どれかは正直の実で、どれかが嘘つきの実なのだろう。
だが、外見はどれも同じに見える。
便宜上、左から①~⑥と名付けようか。
左①「正しい道なら自分が知ってるよ」
|②「自分より右側にある実のどれに聞いたって無駄だよ」
|③「左右両端の実の言う事はどっちも嘘だから信じないで」
|④「自分の左右にある実はどっちも嘘つきさ」
|⑤「半分以上の実が本当のことを言っているよ」
右⑥「正解の道を教えてくれるのは1つだけだよ」
さて、どの実に聞けば正解の道を教えてくれるのだろうか……そもそも正直の実が何個あるのかさえ分からないのだが……。
雅瑠璃
これは戦争シナリオです。
冒険1章のみで完結します。
というわけで、こんにちは。またはこんばんは。
雅です。
はい、今回は正直者と嘘つきの論理クイズになりますね。
正直の実を見つけ出すことができれば、その実に道を聞いて先に進めたという扱いになります。
なのでもちろん、プレイングボーナスは謎を解くこと、ですね。
また今回はクイズですので、正解が出てしまうとそれ以上リプレイを書く意味もないわけで……なので、採用に関しては絞らせてもらう事になります。
具体的には。
①不正解の中から面白いもの1つ(あれば)。
②正解者の中からリプレイにしやすいもの1つ~2つをまとめて。
……という形のリプレイにしたいと思います。
プレイングがどれだけ来るかはわかりませんが、全採用はできませんので、そこはご了承くださいませ。
それではプレイングお待ちしております。
第1章 冒険
『迷いの森の謎解き』
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POW : 全ての組み合わせを試す事で、力技で正解に辿り着きます
SPD : 完全に謎は解けていないが、イチかバチかで回答してみる
WIZ : 最も正しい論理的な解決法を展開し、スタイリッシュに謎を解き明かします
👑3
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テティス・ウルカヌス
「ふっふっふー、森の散策をするシーンの撮影ですねっ!
後輩のいちごちゃんがいないのは残念ですが、この天才美少女アイドルのテティスちゃんがバッチリ撮影を成功させましょうっ!」
っと、こんなところにおいしそうな実がなってますね!
って、喋るんですか、これっ!?
なら、ちょっとお話していきましょう。
「樹の実よ樹の実よ樹の実さん、この世で一番可愛いアイドルはだあれ?」
6個の実に質問をしていって、『テティスちゃん』と回答した実に道を聞いて先にすすみましょー!
正直者の言うことは聞いてあげないといけませんよね!
「って、ここはどこですかー!?
いちごちゃーん、へるぷー」
数時間後、私は森で道に迷っていたのでした……
●謎解きシナリオなんだから謎解けよ?!
「ふっふっふー、森の散策をするシーンの撮影ですねっ!」
と、迷いの森にくるなりキメ顔でバチコーンとウインク(ただし片目半開きできちんと閉じられていない出来損ないのシロモノ)をしてみせているテティス・ウルカヌス(天然系自称アイドル・聖なる歌姫・f12406)がいた。
……って、おい、誰だよこいつ連れてきたのは?!
完全に人選ミスだろおい。こいつクイズ番組に出しても、問題さっぱり聞いてない明後日の方向の誤答で、番組盛り上げるどころか微妙な空気にしてスルーされるタイプのやつだぞ?!
保護者どこ行った、保護者―?!
「今回は後輩のいちごちゃんがいないのは残念ですが、この天才美少女アイドルのテティスちゃんがバッチリ撮影を成功させましょうっ!」
おい、後輩。ていうか保護者。責任持ってついて来いよ!
……え、その後輩は、今回案内したグリモア猟兵の同僚だからここには出てこれない?
あ、はい、そうですね。旅団シナリオなら出てこれるのになー、残念だなー。
というわけで、相変わらず猟兵仕事を番組収録だと思ってるアホ……ではなくアイドルのテティスちゃんである。最も彼女を収録する番組が三千世界のどこかに存在しているのかというのは完全に謎だ。あったとしても、喜んで見る人はその後輩くらいしかいないんじゃないだろうか……。
「こんなところにおいしそうな実がなってますね!」
というわけで、件の6つの実の所にやってきたテティスちゃんである。
ここで6つの実に道を尋ねれば、オープニングでも描かれたそれぞれの言葉が聞こえるわけなのだが……。
「って、喋るんですか、これっ!?」
……グリモア猟兵の話を聞かないこいつなので、この反応はわかってた。
「なら、ちょっとお話していきましょう!
樹の実よ樹の実よ樹の実さん、この世で一番可愛いアイドルはだあれ?」
鏡じゃねぇよ!!
そういうメルヘンがしたければアリスラビリンス行けよ!?
「「「「「「えっ
」」」」」」
もちろんそんなことを聞かれるとは思わなかった6つの実は、一同絶句であった。
……が、そこはそれ。
喋る木の実には、喋る木の実のプライドがある。
そのうちいくつかの木の実は、間髪入れずにこう答えたのだった。
「それはもちろんテティスちゃんだよ」
……と。
「正直者の言うことは聞いてあげないといけませんよね!」
というわけで、えっと……それは……と目を逸らして口ごもった2つの木の実のことはまるっと無視して、間髪入れず何も迷わずにテティスちゃんだと声を揃えたその他の実にこの先の道を聞いたテティスちゃん。
ああ、自分を知らないという事は、何と幸せな事か。
賢明な読者の方は、このアホとは違うだろうから、もうおわかりだろう。
一番可愛いアイドルがテティスちゃんだなんて答える奴は、頭のオカシイ後輩を別にすれば、嘘つきだけなんだ、と……。
「って、ここはどこですかー!? いちごちゃーん、へるぷー」
数時間後、森の奥深くで道に迷って後輩に助けを求めるテティスの姿がグリモア猟兵によって確認されたのは言うまでもない。
できればそのまま永遠に迷っていてほしい、というのは、きっと多くの人の感想だだろう……。
苦戦
🔵🔴🔴
ルキ・マーシトロン
⑥が真なら、①〜⑤は嘘となるけど、それだと④が矛盾してしまうから【⑥は嘘】。
次に③が真だとすると①⑥が嘘となり、③を嘘だと言う②④も嘘となる。4つ以上の実が嘘なので⑤も嘘となり、正直は③のみとなるけれど、これは【⑥は嘘】と矛盾する。つまり【③は嘘】だ。
では④が嘘だと仮定しよう。【③は嘘】だから、⑤は正直となるが、その場合は②が嘘となる。すると、②③④⑥が嘘となり、これは⑤と矛盾する。なら仮定が間違っていたということだから、【④は正直】。
となると④を嘘だと言う【②と⑤は嘘】となり、さらに①まで嘘になるとこれでは⑥が真となり【⑥は嘘】と矛盾するから【①は正直】ということ。
正直な実は①と④だね。
パルピ・ペルポル
あーもーややこい。
1個ずつ潰していくしかないわねぇ。
とりあえず確定?できる情報として。
2が正直とすると、3~6が嘘つきということになるけど。
とすると4が正解しか言ってないことになって矛盾するから2は嘘つきね。
5と6は矛盾するからどちらかは嘘。正直の実が2個のときだけ両方嘘が成り立つのよね。
でここからが確信ないんだけどね…。
3が正直だとすると、残りの条件当てはめると矛盾するから3は嘘つきとして。
でも1と6も両方真実だとすると矛盾するからどちらかは嘘なのよね。
でここからパターン考えたら。
正直者:1、4
嘘つき:2、3、5、6
が一番綺麗に収まるんだけど…。4に尋ねてみるわ。
実も貰えるなら貰うわ。
甘甘・ききん
艷やかな毛並みと!ふくよかな体を携えて!賢くて!可愛い狐がやってきた!どうもどうも。やぁやぁどうもどうも。あっはい解きます
6が真だと他は全部偽。4が矛盾。6は常に偽
2が真だと4が矛盾。2は常に偽
5が真だと4は偽。246が偽なので残りは真。でも3が真だと1が偽になって不成立。5は常に偽
真だとって条件に飽きたので偽だとに移ります
1が偽だと3は真で4は偽。12456が偽で6の偽と矛盾。よって1は常に真。すると3は常に偽。35が偽なので4は真。あ、なんかできた。答えは真偽偽真偽偽!
どやぁ。どやどやぁ。賢かろーわたし賢かろー。なー?ほらなー?言ったやろー?あっ、木の実食べます食べます。食レポします。
雷田・赫子
WIZ
矛盾を考えよう
②の発言が正しければ④が矛盾なので②は嘘つき
⑥の発言は正直は⑥だけ=④が矛盾なので⑥は嘘つき
①②③④⑤⑥
嘘 嘘
A:仮に①が正直なら③は嘘つき
①②③④⑤⑥
正嘘嘘 嘘
④が嘘つきだと⑤が矛盾なので④は正直、⑤は嘘つき
①②③④⑤⑥
正嘘嘘正嘘嘘
B:仮に①が嘘つきなら③は正直、④と⑤は嘘つき
①②③④⑤⑥
嘘嘘正嘘嘘嘘
これは⑥が矛盾なので不正解
①と④が正直なので、正しい道を知っていると言う①に道を聞きましょう
●ちゃんと謎解きしました
さて、先程のアホな展開のことは忘れて、普通にこの場にやってきた猟兵の活躍を見てみるとしよう。
「ふむ、これが件の実かな」
一番最初にやってきたのは、ゾンビ少女……のような外見をしているルキ・マーシトロン(🧟♂️・f24589)だった。もちろん(?)男だ。
彼が6つの実に道を尋ねると、オープニングでも描かれたように、それぞれが言葉を話す。
そのうちどれが真実で、どれが嘘なのか、実の見た目では全く判別がつかない。
ルキが軽く悩んでいると、更に猟兵が集まってきて、ちょっとだけ賑やかになる。
賑やかさの中心にいるのは、妖狐の少女の甘甘・ききん(可哀想な 人の振りをする狐・f17353)だ。
「艷やかな毛並みと! ふくよかな体を携えて! 賢くて! 可愛い狐がやってきた! どうもどうも。やぁやぁどうもどうも」
「あ、どうも」
ききんのハイテンションな明るい挨拶に対して、ルキがテンション低く返すと、さすがに空気読み違えたかとききんも真面目になる。
「あっはい解きます」
「ややこしい話よねー、あーもー……」
そんなききんの頭の上で、ちょっとだけ愚痴っぽく頭を抱えているのは、小さなフェアリーのパルピ・ペルポル(見た目詐欺が否定できない・f06499)だ。モフリストでもある彼女は、ききんの狐耳をもふもふしつつ、頭の上で頭をひねっている。
「1個ずつ潰していくしかないわねぇ……」
「ですね。矛盾を考えていきましょう」
続けてやってきた雷田・赫子(人派ドラゴニアンの大胆お姉さん・f27088)も、パルピの言葉に頷いて、思案を始めるのだった。
というわけで、まずは改めて6つの実の言葉を表記しよう。
左①「正しい道なら自分が知ってるよ」
|②「自分より右側にある実のどれに聞いたって無駄だよ」
|③「左右両端の実の言う事はどっちも嘘だから信じないで」
|④「自分の左右にある実はどっちも嘘つきさ」
|⑤「半分以上の実が本当のことを言っているよ」
右⑥「正解の道を教えてくれるのは1つだけだよ」
「まず最初のとっかかりは⑥かな?」
最初に口を開いたのはルキだ。その言葉にききんもそうだねと頷いた。
「⑥が真なら、①〜⑤は全部嘘となるけど、それだと④が本当のことを言っていることになって矛盾してしまう」
「だから、⑥は常に嘘ってことだよ」
ルキの言葉にききんが補足する。赫子とパルピもなるほどと頷いた。
「確かに⑥の発言は、正直の実は⑥だけという事ですものね」
では次はと、今度はパルピが口を出した。
「じゃあ次に確定できる情報として……②が正直だとすると、これは右側の実、つまり③~⑥が嘘つきということになるけど、そうだとすると……」
「先程の⑥と同じで、④の言葉が正直になってしまい、矛盾ですね」
そしてパルピの言葉を赫子が補足する。
ここまでで、①?②嘘③?④?⑤?⑥嘘、ということがわかった。
では次は……?
「⑤と⑥は矛盾するからどちらかは嘘……だよね?」
次の検証を始めたのはまずパルピだった。
「まぁ、既に⑥の方が嘘だってことはわかってるわけだけど」
ルキの言うように、そこは既に検証済みだ。
⑤で言っているのは、正直の実が3個以上あるということ。当然⑥とは矛盾する。
ならば⑤は正しく、正直の実であるのか……というと。
「あ、でも、正直の実が2個のときだけ両方嘘が成り立つのよね?」
「そうですね。だからまだこの時点では⑤の真偽は決められません」
パルピも、話しているうちに自分で気付いたのだろう。赫子がパルピの言葉に頷き、そしてその言葉から続けて、ききんが⑤についての考察をまとめる。
「つまり、⑤が真であるか、正直の実が2つであるかの二択ということ。
で、⑤が真だと、両隣が嘘だと言ってた④は嘘になる。それで②④⑥の3つが嘘なので、⑤の言葉に従うと残りは真ってことになるわけだね」
「でも、③が真だとすると①⑥が嘘になる。そうなると、これで嘘が4つ目になってしまう」
ききんの言葉を、今度はルキが補足する。そして補足されたききんも、わかっていると言わんばかりに大きく頷いて言葉を続けた。
「そう、⑤が真だと③が真になり①が嘘になって⑤が不成立になる。だから⑤は常に嘘ってことだよ!」
「ついでに言うと、③から考え始めても同じですね」
ききんの言葉を認めつつ、赫子はまた別の方向から切れ込んできた。
「③が正しいのなら⑥だけでなく①も嘘という事になりますし、それに……」
「③を嘘だと言う②④も嘘となる、だね?」
赫子の言葉をルキも補足する。
「そしてこれで4つ以上の実が嘘なので⑤も嘘となって……」
「あ、わかった。③が正直だとすると、③以外全部嘘になって矛盾する!」
パルピもそれで閃いたようだ。
「そう、正直の実が③のひとつだけのはずなのに、⑥の言葉まで正しくなってしまい矛盾する。つまり③は嘘だ」
パルピが頷いたのを見て、最後はルキが回答をまとめた。
ここまでで、①?②嘘③嘘④?⑤嘘⑥嘘、ということがわかった。
つまり、この検証が正しいのなら、正直の実は①と④の2つという事になる。
4人は念のために、①と④も検証してみた。
「そもそも最初から、①と⑥も両方真実だとすると矛盾するからどちらかは嘘なんだよね」
というパルピの言葉に全員が頷く。
「もともと⑥は常に嘘である以上、①が嘘だと③が真になって……そしてそれは矛盾するのはもうわかってる。だから、①は常に真だね」
そして①についてはききんが4人を代表して確定させた。
では、④はどうだろうか。
「③は嘘つきである以上、④が嘘つきだと、ここもやはり⑤が矛盾してしまいますね」
「うん。④が嘘だと仮定しよう。その場合、③は嘘なんだから、⑤が正直となるわけだが、その場合は②が嘘となり、つまり②③④⑥が嘘となり、⑤と矛盾する」
④については、赫子とルキが纏めてくれた。
「つまり、仮定が間違っていたということだから、④は正直だ」
最後のルキの言葉をもって検証は終了。
正解は、正直の実は①と④。嘘つきの実は②③⑤⑥の4つという事になる。
「どやぁ。どやどやぁ。賢かろーわたし賢かろー。
なー? ほらなー? 言ったやろー?」
正解が確定したところでまた賑やかになってきた。もちろんききんである。
他の3人は、そんなききんを見て微笑ましそうにしているのだった。
「それじゃ、正直の実はわかったのだし、道を知っているという①に聞いてみましょうか?」
と、赫子は①の実に尋ねて。
「正直の実ならどれも正しい道を教えてくれるんでしょ。なら④にも尋ねてみるわ」
パルピは④の実にも道を聞いてみた。
もちろんどちらも正直の実なので、教えてくれた道は一致している。
「あとは、実ももらえるなら……?」
と、パルピは正直の実に尋ねてみた。
「でも、正直の実は2個しかないから、2セットしかないんじゃ?」
ルキはそう疑問に思ったが、どうやら嘘つきの実が4個あるので、対になる正直の実も4個あったらしい。そのうち2個がもう喋られなくなっていたので今のような状態になっているそうだ。
なので4人はそれぞれ1セットずつ『正直の実と嘘つきの実』を収穫させてもらった。
「あっ、木の実食べます食べます。食レポします!」
「金貨108枚分の食レポか……それは豪勢だね」
ききんとルキの言葉に4人は笑いながら、教えてもらった道を進み、迷いの森を抜けていくのだった。
大成功
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