●グリモアベースにて
「皆さん、召集に応じてくださり、感謝します」
グリモアベースに集まった猟兵達を、万将・紅奈(呪われし蛮狐・f12157)は無表情な視線で見回し、丁寧に頭を下げる。
「今回はアルダワ魔法学園にて『攻略不可能』と言われるエリアの探索を行って貰います」
数多の学生達が挑んでは、全滅の憂き目に合っている、超高難度の隠しエリア。無論、猟兵ならざる学生達ではオブリビオンに対処出来ない、と言う問題もあるが……話はどうもそれだけではないらしい。
「立ちふさがる敵は、猟兵の皆さんにとっても対処の難しい存在ばかりです。過酷な迷宮攻略となるでしょう……ですが、放置しておく訳にもいきません」
今の所は、倒されても迷宮の外に追い出されるだけで、死者などは出ていない。
だが、それがいつまで続くかはわからない。
「危険な依頼となりますが、皆さんの力をお貸し下さい」
第一のフロアは、幻惑の迷宮。
床や壁一面に紋様が刻まれており、そこには極めて強力な催眠の暗示がかけられている。
「この紋様を認識した者は、『自身が勝てないと恐れる敵』の幻影を見る事になります」
単純に強敵であるかもしれないし、苦手意識や過去のトラウマであるかもしれない。とにかく、心の中に感じる恐怖や脅威を、迷宮は暴き出す。
「これらの敵は、幻影ではありますが、あまりにリアルな存在です。視覚のみならず、五感全てに影響しますし、攻撃されれば痛みとダメージを錯覚しますし、呪いや毒と言った状態異常すら発生します。いくらダメージを受けても死ぬ事はありませんが、気絶に追い込まれる可能性は高いでしょう」
逆に、こちらの攻撃は通用しない。幻である以上、倒した所で何度でも蘇る。対処方法は無視する事だけだ。
「ですが……無視するのも難しいでしょう」
一度紋様を認識すれば、目を閉じても幻が消える事はない。見えないままでも、攻撃されれば痛みを感じる。
また、『認識すれば』と言う所が厄介であり、魔法的な探知や、聴覚を利用した反響など、目で見る以外の方法で認識しても幻覚は発生する。回避は難しい。
「ただ、誰か一人でも一定時間耐えさえすれば、紋様は消失し、フロアをクリアする事が可能です。途中で気絶するなどして脱落しても、誰かがクリアすれば次のフロアに一緒に進む事ができます」
また、受けたダメージはあくまで幻なので、クリアすれば完全に消失する。無論、精神に負った傷と疲労はその限りではないが。
第二のフロアは、スポーン・ルーム。魔石からモンスターが延々と湧き出してくる。
「発生する敵自体は、そう強いものではありません。ゴブリン、オーク、スケルトン、ゾンビ、スライム等……まあいわゆる『雑魚』と呼ばれる類の存在ばかりですね。猟兵の皆さんなら、倒す事は容易です」
ただ、数が多い。とにかく数が多い。
「このフロアはかなり広大なのですが……そのフロアを、比喩ではなく敵が埋め尽くしています。そして、倒しても倒しても、魔石から無限湧いて出て来ます」
そこに際限などない。千でも、万でも、いくらでも敵が湧いてくる。猟兵達が敗北するまで、延々と。いくら弱い敵であっても、倒し尽くす事は不可能だ。
「このフロアをクリアする方法は、どこかに隠蔽されている魔石を破壊する事ですが……探知魔法の類を無効化するエンチャントがかかっているので、視認して見つけるしかありません。この雲霞の如き敵を倒しながら魔石を探すのは困難でしょう」
見つけるとしたら、もう、運に頼るぐらいしかないか。人海戦術でなんとか魔石を見つけ出し、破壊する事が出来れば、その魔石から湧いて出た敵も消滅する。
第三のフロアは、ボスルーム。この危険な学園迷宮の主が登場する。
「オブリビオン・シャドウミラー。鏡に映した相手の偽物を映し出し、強化した上で本物を襲わせる力を持つ凶悪なオブリビオンです」
偽物と本物の差異は、左右対称な事と、一部能力が強化される事、オブリビオンでありこちらを攻撃してくる事、ダメージ等は再現されず完全な状態で出現する事。
それらを除けば、偽物は本物と変わらない。能力、装備、ユーベルコードはもちろん、得意とする戦術や、その習熟度すらも。全てにおいて、差異はない。
幸いにして、発生する偽物は、一人の猟兵につき一体だけだ。だが、どんなに強い猟兵でも、『自分よりもさらに強い偽物』を相手にして勝利する事など不可能だろう。
「唯一の勝機は、シャドウミラー本体に戦闘能力がないと、本体を割れば偽物も消滅する事です。偽物を出し抜き、鏡を割るしかありません。もっとも、偽物の方もそれを理解して、こちらを妨害してくるでしょうが……」
厳しい……いや、必敗とも言える戦いになるだろう。だが、それを乗り越え、なんとしても鏡を打ち破らなければならない。
「説明は以上となります。厳しい依頼ですが……誰かが成し遂げねばなりません。諦めねば、必ず道は開ける筈です」
そう言って、紅奈は猟兵達に頭を下げる。
「では、ご無事のお帰りをお待ちしています。いってらっしゃいませ」
一二三四五六
定期依頼:負けプレイを楽しもう。
ごきげんよう。勝てない敵を取り揃えてみました。一二三四五六です。
本依頼は、『敗北ロール』を楽しむための依頼です。
『全力でプレイングを書いたけど不運にも失敗する』のではなく、『不幸な目に遭う事を前提にプレイングを書いて、その希望通りに不幸な目に遭う』と言う感じになります(もちろんキャラクターの方は、マゾヒストでもない限り全力で挑むでしょうが)。
普段の依頼ではどうしても成功を目指す事になるので出来ない、負ける事、ひどい目にあう事を楽しんでくださればと思います。
例によって、ひどい目にあうプレイングを書いてその通りにひどい目にあうだけでも、🔵は獲得出来るし、依頼は進みます。
ひどい目にあう場合も、プレイングに書いてある以上の事はされません。曖昧な場合は安全な方に取りますが、心配な場合は、『これくらいまで希望』とか『これ以上NG』とか書いといても良いです。
あまりに行き過ぎたエログロ行為は、なんとなくぼやかした描写になります。直接的な言葉は使わず、推測は出来るけど断言は出来ないような感じで。
第1章の冒険『幻惑の回廊』は佐伯・晶(邪神(仮)・f19507)さん、第2章の冒険『スポーン・ルーム』はサフィリア・ラズワルド(ドラゴン擬き・f08950)さん、第3章のボス戦『シャドウミラー』はマリアンネ・アーベントロート(ゼーブスタスの催眠術師・f00623)さんの投稿です。ありがとうございます。
補足。
趣旨としては、第1章は『精神的強敵』、第2章が『数的強敵』、第3章が『質的強敵(自分)』という感じになります。
完全に敗北しても、誰かしらが何かしてくれる筈です。思う存分、心ゆくまで負けましょう。
どう負けるかはプレイング次第。無論一二三に投げてくださっても構いません。
第1章でどのような相手と戦うかもプレイングで指定してください。どのような敵でも自由ですが、後の章と被らないように、数が多くなくて自分ではない敵が良いのではと思います。
第2章も同様に。こちらは『雑魚敵』と言う制限がありますが、逆に言えばその範囲内ならどんな敵でも大丈夫です。ただ、『上位悪魔とか自分にとっては雑魚だから!』とか言われると困りますので、一般的な常識の範囲で。あと出現する敵はオブリビオンです。
それでは、皆様のプレイングを楽しみにお待ちしています。
第1章 冒険
『幻惑の回廊』
|
POW : 自ら痛みを得るなど気合いで通り抜ける。
SPD : 目を瞑って進むなど視覚に頼らず通り抜ける。
WIZ : 模様を解析するなど要所を見ずに通り抜ける。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴
|
美国・翠華
【アドリブOK】
…大丈夫、私は死なない、死ねないから
突破してみせる…
…UDCは影響を受けないかしら
こうなったらあいつらに頼るしかないわ。
彼らの指示を受けつつ、迷路の攻略法
壁伝いに進むを選んでみるわ。
でももしUDCが嘘をついて文様を見せてきたら
…私が恐れるものはあの日の夜、私を襲った男、の一人
UDCを得た今なら負けない、と思って突破しようとしたけど
いつの間にか自分の持っていた武器が消えて男の方に…
それを使って延々嬲られ続ける…
気絶しそうになったら無理やり引き起こされてを繰り返す…
死んで意識を失うという選択肢がないせいで
誰かがこの迷宮を抜けるまでこのまま嬲られ続けることになるわ
日和見・カナタ
むむ、攻略不可能なエリア、ですか。
確かに放っておくわけにはいきませんし……それに何より、未攻略ならお宝も残っているはず!
厳しい探索になりそうですが、頑張って突破することにしましょう!
ええっと、私の幻覚は……!?
あれは私の手足を千切ったオーガ……いえ、これが幻覚なんですね!
逃げて時間を稼ごうかと思いましたが、通路の両方を塞がれていてそれも難しそうです。
義肢もいつの間にか生身の手足になってますし、これは再現をするってことなんでしょうか……?
大丈夫……大丈夫、これは幻覚です。
そ、それに、私はもう乗り越えたはず。痛みだって、きっと耐えられ──っ!
【アドリブ、協力歓迎、NGなし】
「むむ、攻略不可能なエリア、ですか。厳しい探索になりそうです。……でも、未攻略ならお宝も残っているはず!」
険しい表情の中に一抹の好奇心をのぞかせるカナタ。
「何より、放っておくわけにはいきませんしね」
「大丈夫、私は死なない、死ねないから……突破してみせる……」
UDCに生かされ不死の身体となった翠華は、その決意を胸に前に進む。
「はい、頼りにしてま……す?」
そんな翠華に声をかけようと横を向いたカナタが見たのは壁。反対側も、後ろもだ。
「なるほど、すでに幻覚が始まっているって事ですね……っ!?」
そして、正面。立ちはだかるのは巨大なオーガ。その姿は、カナタの記憶にしっかりと刻まれている。
「あれは、私の手足を千切ったオーガ……!」
逃げ場はない。迫るオーガを前に身構える。だが、構えたその腕は、普段の義腕ではなく、生身だ。
「なるほど。これも幻……あの時の再現をするってことなんでしょうか……?」
義足も同様に生身である事を確かめる。武器となるガジェットもいつの間にかなくなっている。
「大丈夫……大丈夫、これは幻覚です」
今のカナタは冒険に出る前の無力な少女、オーガに抗う術はない。だが、この過去はすでに乗り越えた過去だ。右腕を握られても、決して怯まない。
「痛みだって、きっと耐えられ──っ!」
だが直後、悲痛な悲鳴が口から迸った。幻とはいえ、鮮血も吹き上がる。
「っ……あ、ぁ……!」
トラウマと激痛が、意地を打ち砕かんとする。涙を滲ませ崩れ落ちそうになるカナタ。
「わ……私は、もう乗り越えた、は……ずっ……!」
だが、必死に自分を鼓舞する。痛みに耐え、懸命に前を見る。
「あ……」
こちらを見下ろすオーガの表情が言っている。『あと3本、有る』と。
「ああああああっ
……!!」
再び迸る鮮血と激痛。
『あと2本』。果たして心挫けずにいられるか――。
目を閉ざし、壁伝いに進む事で、紋様を認識しないように進もうとする翠華。
先導をするのは、己のUDCだ。だが、彼らは決して信頼出来る道案内ではない。
「……こっち、ね?」
言われるがまま、歩みを進め……だが、進んだ先には、壁。頭を打ちつけ、反射的に目を開いた瞬間、視界いっぱいに紋様が広がる。
「くっ、私を騙し
……!?」
抗議する暇もない。一瞬で視界が歪み、そして現れたのは……。
「っ!?」
忘れられる筈もない。かつて自分を襲った男達。死の淵に瀕し、UDCに憑依される原因となった、あの事件の犯人だ。
「まあ……予想はしていたわ」
あの時は抵抗出来ない無力な少女だった。だが、UDCを得た今ならば。
「今度は、負けな……あぐっ!?」
そうして構えた筈のナイフは、己の胸に突き立てられていた。その柄を握るのは、目の前の男。
「どうし……ぐっ……ぁっ!?」
続けざま、マフラーに縛り上げられ、動きを封じられる。翠華が得た筈の力と武器は今、男のものだった。
「そん、な……ん、ぁぁぁっ!?」
動けぬまま、ナイフを何度も突き立てられる。さらに傷口を抉られれば、意識を保ってなどいられない。
「ぁ…………んぐっ!?」
だが、気絶する寸前、腹を殴られた。息苦しさと共に、無理やり覚醒させられる。
「こん、な、のって……あ、ああああっ……!」
何度も何度も傷口を抉られ、意識を失い続ける事も許されない。
得た筈の力を奪われた無力と、終わる事なき痛みによる絶望の中、彼女は死ぬ事もできずに嬲られ続ける。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
ザインクライネ・メーベルナッハ
【アドリブ歓迎NGなし】
私が勝てぬと恐れる敵?騎士たる私にそのようなものがあるはずがなかろう。
攻略不可能な迷宮、私が踏破してみせよう!
というわけで迷宮へ突入。
程なくして現れた存在は…無数の、多種多様な形状の触手の群れ。
恐らく、過去に幾度も触手に辱められた経験が基であろうが…
今度こそは負けん、纏めて切り払ってくれよう!
と挑んだは良いが瞬く間に四肢を捕らえられ裸に剥かれ。
全身を触手に愛撫され、貫かれ、注がれ…
抵抗も長くは続かず、最後には浅ましく声を上げつつ更なる辱めをねだってしまう始末。
「ああ…やはり私は触手には勝てぬぅ…♪」
そのまま幻影が消えるまで愉しみ続けるだろう。
「私が勝てぬと恐れる敵? 騎士たる私にそのようなものがあるはずがなかろう」
確固たる自信を胸に、堂々と迷宮に足を踏み入れたザイネ。そんな彼女の前に立ち塞がるのは無数の触手だ。
「なるほど。過去に幾度も辱められた経験が基、と言う訳か。だが、今度こそは負けん」
強い決意を口にし、バスタードソードを構えるザイネ。
「纏めて切り払い……この攻略不可能な迷宮、私が踏破してみせよう!」
「おぉ、ぉぉぉぉんっ!? らめ、そこはっ……んぉぉぉっ!」
何度目かの頂点に達し、ザイネは迸るような悲鳴を上げた。決意など瞬時に瓦解し、抵抗も長くは続かない。
「そこはっ……ひっ、ぉっ……あっ、んんぅぅっ
……!?」
ザイネの記憶から引きずり出された触手は、ザイネがどこを責められたかも、どこが弱いかも熟知している。
捕らえられて裸に剥かれ、大きな胸やお尻を中心に、全身の弱い部分だけを愛撫される。しかも、その場所に一番フィットした形の触手で、絶妙の強さで念入りに。到底耐えられない。
「じ……焦らさないでっ……ぇっ、ああっ!」
騎士としての覚悟など、どこへやら。浅ましく快楽をねだり腰を振る。すでに何度達したか分からない、だが本番はここから――。
「ああ……やはり私は、触手には勝てぬぅ……おぉぉぉぉぉぉぉぉ♪」
ようやく体内へと侵入して来た触手は、ザイネに合わせつつ、それをほんの少しだけ広げる、完璧な形だ。今までに感じた事のない快楽に、脳が一瞬で焼き付く。
「おぉぉ――おっ、おぉっ……ンンンんぉぉぉ!」
打って変わって乱暴に突き上げられれば、もう快楽の事しか考えられない。意識を失う事すら許されず、白く塗りつぶされた思考の中へ溺れていく……。
成功
🔵🔵🔴
フレミア・レイブラッド
防ぐ方法が無い、っていうのが厄介ね…。
でも、勝てない相手って誰かしら…?幻影の性質上、母様(人間)では無いでしょうけど…。
…フフッ…本当に嫌な幻影ね…あの子に攻撃されるなんて。幻影と解ってはいても、なかなか堪えそうね…。
【サイコキネシス】で動きを封じたり、防御壁を張る、槍で打ち合う等、幻影相手に攻撃を防ぎ続ける等して時間を稼ぐわ…
相手:リラ・レイブラッド
お姉様と呼ぶ、封印中に生き別れになった異母妹。真祖の血は持たないが純粋に吸血鬼として身体能力等は上。戦闘技術や魔力等で総合的には互角。姉妹仲は非常に良かった為、フレミアが本気で戦う事ができない数少ない相手の一人。
性格は明るく無邪気、故に残酷。
「勝てない相手って誰かしら……性質上、人間である母様では無いでしょうけど……」
思案しながら迷宮を歩くフレミア……その背後に突然殺気が生じる。
「お姉……様っ!」
「っ!?」
振り下ろされる魔槍の一撃を、こちらも魔槍で迎え撃つ。だが、自身を上回る力に押され……自ら弾かれる事でなんとか逃れる。
「フフッ……本当に嫌な幻影ね、リラ?」
「そう? 私はお姉さまに会えて嬉しい!」
無邪気に微笑むその幻は、生き別れになった彼女の異母妹。かつては仲睦まじく暮らしていた大事な相手が、フレミアに槍を向ける。
「しかも――お姉様を好きにしていいなんて!」
「っ……!」
無邪気な笑みのまま、リラは再びフレミアに飛びかかってくる。咄嗟にサイコキネシスで押し留めようとするフレミア。
「そんなのじゃ……ダメよ、お姉様……!」
「くっ!?」
人の血の混じらぬ真性の吸血鬼であるリラの身体能力は、フレミアを上回る。念動の妨害は振り払われ、張り巡らせた防御壁も易々と打ち砕かれる。
「お姉様、本気を出さないと……」
「分かっている、わっ……!」
だが、大事な妹を相手に本気で戦う事など出来ない。幸いリラはその巨大な力を持て余しており、防御に徹すれば凌ぎきれない事はない。
「なら、このくらい防げる?」
「くぅっ……!」
だが、攻撃されるだけでも、その心を削られる。その上一切反撃出来ないとなれば、どんどん追い込まれていく。
「ほらほらお姉様、そんなんじゃ、殺しちゃうわ!?」
(なかなか堪える、戦いね……!)
無邪気に、残酷に。姉相手でも決して手を抜かず、リラはその槍を振り下ろしてくる。
心身ともに、致命傷は受けずとも、じわじわと削られるような戦いが続く……。
成功
🔵🔵🔴
秦田・麻弓
負けること多いし大体楽しめるし、そんなに苦手意識が残るような怖い敵みたいなのっていないんですよね。
たとえばそれこそ、いつかのリューコさんみたいにいきなり殴ってきそうな人じゃなければ…あ。
痛いばっかりの敵なら普通に怖いので
後退りながら説得&誘惑を試みます
「ほ、ほら、どうせなら痛いのより気持ち良いやつの方が、良いリアクションしますよー、私反応良い方ですよー…?」
って前にも同じこと言ってたような。
話が通じたら普通に楽しみ…耐えますし、
通じなかったら極められ方の恥ずかしさとか打撃の痛気持ち良さとか、何かしら良いところを探しながら気持ち良くなるよう頑張りますっ
「負けること多いし大体楽しめるし、そんなに苦手意識が残るような怖い敵みたいなのっていないんですよねー……」
だったら何が出るのだろうと、首をひねる麻弓。
「たとえばいきなり殴ってきそうな人じゃなければ……あ」
「あ?」
うっかり思い浮かべてしまったが最後。じろり、とこちらを見下ろして来るのは、筋骨隆々たる巨体の女性。
「い、いや……ほ、ほら、どうせなら痛いのより気持ち良いやつの方が……」
その視線に押されたじろぎながら、ぱたぱたと手を振る麻弓。必死の説得を試みる。
「良いリアクションしますよー、私反応良ぶっ!?」
「煩い、話が長ぇ」
だが、会話を遮るように振り下ろされる拳に、為すすべなく吹き飛ばされた。
「くっ、前に同じ事言った時は気持ちよくして貰えた気がするのに……んぐっ!?」
「何か言ったか? いや、言い直さなくてもいいけど」
さらに踏みつけられ、執拗に踏み躙られる。苦しさに呻き涙を滲ませる麻弓。
「お、ぉぉ……ぐ……でもこれはこれで……んぐぅっ……」
だが麻弓も黙ってやられてはいない。パンチを豊かな胸で防御し、踏み躙りを大事な部分で受け止める。
反撃はしない。だが痛みの中から、貪欲に快楽を求めていく。
「なんだい、もっとやってほしいんだったら……!」
「おごっ……おっ……あ、これ恥ずかし……んぐっ」
コブラツイストを極められれば、密着する豊満な肉体の圧迫を感じつつ、こちらの足を広げさせるように誘導して、無様さと恥ずかしさを全力で感じていく。
「痛気持ち良さも……有りかも……んぎぎぎっ!?」
それはそれとしてすごい痛い。だがその痛さすら、彼女は必死に快楽に変えていこうとする。
成功
🔵🔵🔴
鳴子・このは
ふーん。ノーヒントなら攻略不可能だと思うのかもしれないけど、予め対処法が聞けてれば何とかなりそうな感じじゃない。
幻覚だって分かっているなら無視するのも簡単だしね?
そもそも私、怖いと思ったことないし!
……なーんて思ってたことが私にもありました。
目の前にいる人物の凄まじい殺気で身体が動かないもん。
いやいや、彼は架空の人物でしょ? 話で聞いてた通り幻影に過ぎないはず。
でも、本当にそこに居るみたいに感じるのね。もし仮に本物だったりしたら、私は憐れにも爆発四散……。
ちょっ、待って。来ないで。いま足が竦んで動けないからぁぁぁ‼
大丈夫だと自身に言い聞かせながらも、迫りくる恐怖に耐えれずに失神。
弥久・銀花
アドリブ、他の人との絡み、ピンチシーン歓迎です。
(銀花の恐れる物は自身を物理的に拘束する物とそれを操る者です、過去に囚われていた時は身動きも出来ない状況でただ只管様々な苦痛を与えられ続られる状況でしたのでトラウマです、そしてその時に苦痛を快楽に誤変換してしまう肉体と精神になる直前に救出されました)
……!……!!
首に届くほど高く後ろ手に腕を固められた直立の姿勢で拘束衣に締め上げられた銀花が2輪台車に固定され、独房の並んだ石畳の通路をゆっくりと、独房の中で行われている事を解説付きで運ばれています。
独房の中では、かつての銀花が受けた仕打ちが再現されています。
熱、水、電気、逆さ吊り、餓え、絞め、薬……
グァーネッツォ・リトゥルスムィス
は、どんな強敵でもドンと来いだ
戦って戦って戦い続けて紋様を消耗させてやるぜ
……なぜ迷宮にかわいらしくてモフモフで小さい小さいハムスターがいるんだろう?
もしかしてあいつが敵なのか?
こんな奴敵どころか障害物にもならないぜ、一撃で粉砕して
(涙目で、でも果敢に両手を広げて立塞がるハムスター)
ふ、粉砕、できない!
こんなに小さくともかわいく懸命に生きてる生命を殺せない!
(攻撃できないのをいいことに懸命に噛みついてくる)
ぐ、い、痛い……
痛いけど振りはらえばこいつが怪我しちゃう、そんなのオレの心には耐えられない!
失血で意識が朦朧してきた……まさか攻撃すること自体がオレの心を折る敵を出すなんて、紋様恐るべしだ
「ふーん。ノーヒントなら攻略不可能だと思うのかもしれないけど……」
フロアの概要を振り返りながら、自信満々のこのは。
「予め対処法が聞けてれば何とかなりそうな感じじゃない?」
「おお、どんな強敵でもドンと来いだ!」
グァーネッツォも力強く自分の胸を叩き、堂々と突き進む。
「まあ、フラグだよなぁ……」
そんな二人を見ながら、伊美砂はどうしても楽観的にはなれない。
「自分の弱点は、よーく理解してるんだ……」
この、理解しているからこその嫌な予感。フロアの趣旨を考えれば、『当たる』可能性の高さなど論ずるまでもない。案の定、その視界がぐらりと霞んだかと思うと、目の前に敵が現れる。
「だよなー……!」
まったくもって予想の通り、立ちはだかるのは分厚い装甲の戦車。対するこちらの武器は、手に握られた一枚のコイン。
「いやこれ無理! これで分厚い鉄板ブチ抜くとか普通に無理なの!」
試しに打ち込んでみたが、いい感じに甲高い音を響かせて弾かれた。いや、確かに幻覚である以上、伊美砂の予想通りの結果となるのは当然だが。
「こ、これならどうだ!」
ならばと手榴弾を取り出す。これでも戦車相手には心許ないが、コインよりはマシ……と、ピンに手をかけた所で、パカッ、と開くハッチ。
頭を出した乗員……可愛らしい女の子と目があう。そしてそこから少し上を向くと、いかにもなウィッチハット。
「いや、待て、不思議なマジカルパワーの魔術師は……」
言い切るより先に、彼女はおもむろに指さして来た。途端巻き起こる炎の渦。
「やっぱりなー!!」
全力で身を翻して逃走するその背が、熱に炙られる。試しにコインを魔女に打ち込んでたが、当然バリアに防がれた。
「オレは指先パッチンで炎とか氷とかバリアとか出せない……ぎゃー!?」
当然戦車砲の方もしっかり飛んでくる訳で。慌てて横っ飛びになって回避する。降り注ぐ魔法の雨と戦車砲から、全力で逃走する。
「幻覚だって分かっているなら無視するのも簡単だしね?」
――など思っていた10分前の自分を全力で止めたい。
このはの前に立ちはだかったのは、一人の人間。その顔は良く見えず、性別すらわからないが、その迸る殺気だけはあまりに色濃い。
「……いやいや、彼は架空の人物でしょ? だったら怖くないし。そもそも私、怖いと思ったことないし!」
自信満々な言葉の中に、隠しきれない怯え。幻覚、と切って捨てるには、あまりにもリアルな存在感。気づけば足元がガクガクと震え、一歩下がる事すら出来ない。
「ま、まあ所詮は幻影にすぎないはず、目を閉じれば……」
そう、目を閉じれば見えなくなる筈だ……幻影なら。
……もし、万が一本物なら?
「ちょっ、待って。こ、来ないで……!」
脳裏に浮かんだのは、自分の身体が爆発四散する、あまりに現実的なイメージ。目を閉じるどころか、まばたきすら出来ない。
「い、いま、足が竦んで動けないからぁぁぁ!!」
逃げなくては、と思えば思うほど、足腰から力が抜けていく。
それでも必死に自分を鼓舞し、ようやく、一歩下がり……そこで膝が砕け、尻もちをつく。
「ちょっ……ほんとに、まっ……」
そこで相手を見上げると、ようやく顔が見えた。その、殺気に満ちた、恐ろしい目が、こちらを見下ろして来る。
「……ぁ」
ついに耐えられなくなったこのはは、ぷつん、と意識を手放した。
「なぜ、ハムスター?」
そんな恐ろしい目にあったふたばとは対照的に、グァーネッツォの前に現れたのは小さなハムスターだ。
「こんな奴、敵どころか障害物にもならないぜ、一撃で粉砕して――」
巨大斧を振り上げ、ハムスターを見下ろす。涙目でこちらを見上げ、果敢に両手を広げて立ちふさがるハムスターを――。
「粉砕して……粉砕……で、できない!」
ガクッと膝をつき、斧を下ろす。
「こんな小さくともかわいく懸命に生きてる生命、オレは殺せない!」
がっくりと項垂れるグァーネッツォ。幻影だと分かっていても、その罪悪感には耐えきれない。
「ぐっ!?」
こちらを攻撃して来ない事に気づいたハムスターは、その腕にかぷりと噛み付いて、カリカリと歯を立てて来た。鋭い痛みが走り、顔を歪めるグァーネッツォ。
「痛い……でも、振り払えばこいつが怪我しちゃう……」
それすらも、強い罪悪感を覚えてしまう。その身体から血が流れても、甘んじて受け入れるしかない。
「攻撃すること自体が、オレの心を折る敵を出すなんて」
ちょろちょろと腕を昇ってきたハムスターは、首筋にも噛み付いてきた。動脈から血が流れ、失血の幻覚に意識が遠いていく。
「恐る……べし……だぜ……」
そしてそのまま彼女は、突っ伏して意識を失った。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
※お詫びとお知らせ
プレイングの選択をミスしてしまい、『弥久・銀花』さんと『伊美砂・アクアノート』さんのプレイングを、取り違えてしまいました。
改めてこちらに、銀花さんのリプレイを投下します。申し訳ありません。
●
「……!
……!!」
幻覚が生じるなり、拘束衣に締め上げられた銀花。口枷を嵌められ、後ろ手は高く固められ、ピクリとも動かない。
「今この独房では――」
「……」
拘束された銀花は、二輪台車に載せられ、独房の並んだ石畳の通路を運ばれていく。
一つの独房の前を通った所で、台車を引きずる看守が口を開いた。
「……囚人の水攻めを行っています。逆さ吊りにした上で、水瓶に頭からつけて……もう10分になりますか」
「……!」
解説されるだけで、鮮明に光景が蘇る。自分が水に浸けられたかのように息苦しくなってくる。
幻覚のせいではない。その言葉が、銀花のトラウマを引きずり出したのだ。かつて囚われの身となり、身動き一つ取れぬまま、あらゆる責め苦を受け続けた時の。
「こちらの独房は、熱責めですね。かれこれ1日ほど40度で放置しています」
看守の言葉は淡々と、事実だけを告げる。それが、恐ろしくてしかたがない。
「関節の可動域を試しています。……やりすぎて折れてしまいましたが、まあ構わないでしょう」
「……!」
聞きたくない。だが耳を塞ぐ事すら許されていない。
「ここは……ああ、何もしていませんね」
そんな中、ようやく穏当な言葉を聞き、一瞬胸を撫で下ろす。
「何もせずに放置して、一週間です。雨漏りしているので、まあ運が良ければそれを飲んで生きてるんじゃないでしょうか」
だが、ここに、穏当な牢獄などある筈もない。一瞬の油断が、より強い恐怖で銀花を縛る。
「この部屋は、電気責めですね。どれだけ電圧を上げても耐えられるかの試験を――」
恐ろしい説明は続く。それでも、この説明が続く限りは、彼女にそれが降り注ぐ事はない。説明が終われば――。
伊美砂・アクアノート
【POW 羅漢銭・無影撃】
……自分の弱点は、よーく理解してるんだ…。だが、理解っていてもどうしようもないモンもある…!
【スナイパー20、早業20、暗殺13、2回攻撃10、投擲10】で、ユーベルコードによるコイン射撃…をするんだが、悲しいかな、戦車とか重装甲のマシンにはオレは非常に弱いのだ。あと、不思議なマジカルパワーの魔術師とかも苦手である。……オレは物理攻撃しかできないんだよ!?最高火力がアサルトライフルと手榴弾だぞ!流石にコイン投げじゃ分厚い鉄板ブチ抜くの無理なの!あと魔法とかやめてくれオレは指先パッチンで炎とか氷とかバリアとか出せないのー!? 悲鳴をあげつつ、めっちゃ逃げます。
※お詫びとお知らせ
プレイングの選択をミスしてしまい、『弥久・銀花』さんと『伊美砂・アクアノート』さんのプレイングを、取り違えてしまいました。
改めてこちらに、伊美砂さんのリプレイを含む部分を再投下します。申し訳ありません。
●
「ふーん。ノーヒントなら攻略不可能だと思うのかもしれないけど……」
フロアの概要を振り返りながら、自信満々のこのは。
「予め対処法が聞けてれば何とかなりそうな感じじゃない?」
「おお、どんな強敵でもドンと来いだ!」
グァーネッツォも力強く自分の胸を叩き、堂々と突き進む。
「まあ、フラグだよなぁ……」
そんな二人を見ながら、伊美砂はどうしても楽観的にはなれない。
「自分の弱点は、よーく理解してるんだ……」
この、理解しているからこその嫌な予感。フロアの趣旨を考えれば、『当たる』可能性の高さなど論ずるまでもない。案の定、その視界がぐらりと霞んだかと思うと、目の前に敵が現れる。
「だよなー……!」
まったくもって予想の通り、立ちはだかるのは分厚い装甲の戦車。対するこちらの武器は、手に握られた一枚のコイン。
「いやこれ無理! これで分厚い鉄板ブチ抜くとか普通に無理なの!」
試しに打ち込んでみたが、いい感じに甲高い音を響かせて弾かれた。いや、確かに幻覚である以上、伊美砂の予想通りの結果となるのは当然だが。
「こ、これならどうだ!」
ならばと手榴弾を取り出す。これでも戦車相手には心許ないが、コインよりはマシ……と、ピンに手をかけた所で、パカッ、と開くハッチ。
頭を出した乗員……可愛らしい女の子と目があう。そしてそこから少し上を向くと、いかにもなウィッチハット。
「いや、待て、不思議なマジカルパワーの魔術師は……」
言い切るより先に、彼女はおもむろに指さして来た。途端巻き起こる炎の渦。
「やっぱりなー!!」
全力で身を翻して逃走するその背が、熱に炙られる。試しにコインを魔女に打ち込んでたが、当然バリアに防がれた。
「オレは指先パッチンで炎とか氷とかバリアとか出せない……ぎゃー!?」
当然戦車砲の方もしっかり飛んでくる訳で。慌てて横っ飛びになって回避する。降り注ぐ魔法の雨と戦車砲から、全力で逃走する。
「幻覚だって分かっているなら無視するのも簡単だしね?」
――など思っていた10分前の自分を全力で止めたい。
このはの前に立ちはだかったのは、一人の人間。その顔は良く見えず、性別すらわからないが、その迸る殺気だけはあまりに色濃い。
「……いやいや、彼は架空の人物でしょ? だったら怖くないし。そもそも私、怖いと思ったことないし!」
自信満々な言葉の中に、隠しきれない怯え。幻覚、と切って捨てるには、あまりにもリアルな存在感。気づけば足元がガクガクと震え、一歩下がる事すら出来ない。
「ま、まあ所詮は幻影にすぎないはず、目を閉じれば……」
そう、目を閉じれば見えなくなる筈だ……幻影なら。
……もし、万が一本物なら?
「ちょっ、待って。こ、来ないで……!」
脳裏に浮かんだのは、自分の身体が爆発四散する、あまりに現実的なイメージ。目を閉じるどころか、まばたきすら出来ない。
「い、いま、足が竦んで動けないからぁぁぁ!!」
逃げなくては、と思えば思うほど、足腰から力が抜けていく。
それでも必死に自分を鼓舞し、ようやく、一歩下がり……そこで膝が砕け、尻もちをつく。
「ちょっ……ほんとに、まっ……」
そこで相手を見上げると、ようやく顔が見えた。その、殺気に満ちた、恐ろしい目が、こちらを見下ろして来る。
「……ぁ」
ついに耐えられなくなったこのはは、ぷつん、と意識を手放した。
「なぜ、ハムスター?」
そんな恐ろしい目にあったふたばとは対照的に、グァーネッツォの前に現れたのは小さなハムスターだ。
「こんな奴、敵どころか障害物にもならないぜ、一撃で粉砕して――」
巨大斧を振り上げ、ハムスターを見下ろす。涙目でこちらを見上げ、果敢に両手を広げて立ちふさがるハムスターを――。
「粉砕して……粉砕……で、できない!」
ガクッと膝をつき、斧を下ろす。
「こんな小さくともかわいく懸命に生きてる生命、オレは殺せない!」
がっくりと項垂れるグァーネッツォ。幻影だと分かっていても、その罪悪感には耐えきれない。
「ぐっ!?」
こちらを攻撃して来ない事に気づいたハムスターは、その腕にかぷりと噛み付いて、カリカリと歯を立てて来た。鋭い痛みが走り、顔を歪めるグァーネッツォ。
「痛い……でも、振り払えばこいつが怪我しちゃう……」
それすらも、強い罪悪感を覚えてしまう。その身体から血が流れても、甘んじて受け入れるしかない。
「攻撃すること自体が、オレの心を折る敵を出すなんて」
ちょろちょろと腕を昇ってきたハムスターは、首筋にも噛み付いてきた。動脈から血が流れ、失血の幻覚に意識が遠いていく。
「恐る……べし……だぜ……」
そしてそのまま彼女は、突っ伏して意識を失った。
成功
🔵🔵🔴
アルテミス・カリスト
【恋華荘】
「攻略不可能の迷宮ですか……!
この正義の騎士アルテミスが、その迷宮を攻略してみせましょう!」(フラグ
騎士鎧に大剣という騎士らしい装備で迷宮に突撃していきます。
「ここが最初のトラップ、勝てないと恐れる敵の幻影を見せてくる催眠の暗示ですか。
ですが、このアルテミスに弱点などありませんっ!」(フラグ増設
キリッとした表情で武器を構えますが……
「って、な、なんですか、この触手たちはーっ!?」
まるで本物であるかのような触手に身体中を隅から隅まで這い回られ……
鎧や服の下にまで入り込まれてヌルヌルにされてしまい
騎士としての尊厳を踏みにじられてしまうのでした。
……失礼な。ちゃんと尊厳ありますからねっ!
アイ・リスパー
【恋華荘】
「迷宮のトラップに気をつけないと!」
【チューリングの神託機械】に接続して情報処理能力を強化。
トラップを警戒しながら進みますが……
「はっ、そういえば最初のトラップは認識で発動するタイプでしたーっ!?」
通常の十倍以上の感度になった五感のせいで
トラップの影響を強く受けてしまいます。
「け、けど、私が勝てない敵なんて……!
……いっぱい居ますね」
純粋な力押しとか、電脳魔術が効かない相手とか……
あとは……
「って、きゃ、きゃあああっ、お化けーっ!?」
そう、非科学的な存在。
理解の埒外にあるものたち。
幻影なのか本当にお化けなのか分からない存在に散々追い回され泣き崩れるのでした。
「も、もうやですー」
シルフィール・オベルト
【恋華荘】
最初は裸眼よ
『自身が勝てないと恐れる敵』ね
ふん。さてどれが出るのやら
(死んだ夫が出てくる)
っ!あぁなるほどね!
えぇ確かに散々調教されて屈服させられ人格も歪められたものね!
でも死人に今更従うとでも!(それが主人に対する態度かと怒られ、震えながら眼鏡かけて従順妻になる)
あ、ぅ。も、申し訳ありません、旦那様
(自分が死んでから散々好きにヤッたみたいだな。誰のモノか忘れたみたいだなと、ニヤニヤと厭らしく詰め寄られ)
はい。私は旦那様の妻にも関わらず、旦那様が亡くなられてからその影から抜け出そうとしました
愚かな妻の私にどうか旦那様の素晴らしさをまた教えてください(自分で脱いで淫靡に微笑み、抱かれる
彩波・いちご
【恋華荘】
勝てないと恐れる敵…ですか?
いまいち思いつきませんが
強いて言うなら…
悩んでいたら、仲間たちがそれぞれ囚われているようで、助けなければ
と思ったのですが…
…私が勝てない相手で思い浮かぶのは恋華荘の女性陣なんですよね…
仲間たちの姿を見たのがトリガーになったのか
幻影のシルフィールさんやアルテミスさんに押し倒されて、襲われます、いろんな意味で
「ちょ…ダメです、そんな場合じゃ?!」
逃げようとしても逃れられず、身体を絡めとられるように
私を女子と思い込んだまま百合暴走するアルテミスさん
私をご主人様と呼んで性的に奉仕しようとする眼鏡のシルフィールさん
偽物とわかっていても戦えず、抵抗も出来ず、そのまま…
「攻略不可能の迷宮ですか……! この正義の騎士アルテミスが、その迷宮を攻略してみせましょう!」
あ、これダメだ。
その場にいた恋華荘の仲間たち全員が、アルテミスの堂々たる宣言に対して同じ言葉を頭に浮かべた。
「勝てないと恐れる敵の幻影を見せてくる催眠の暗示ですか。ですが、このアルテミスに弱点などありませんっ!」
そんな周囲の反応に気づかず、アルテミスはキリリとした表情で大剣を構える。
「って、な、なんですか、この触手たちはーっ!?」
即オチした。
「あっ……あっ、だめ、んっ……そんな所にまでっ……あああっ!?」
女騎士は触手には勝てない、そう思い知らせるように、アルテミスの身体を弄ぶ触手たち。鎧の隙間からねじ込まれ、服の隙間にも入り込まれ……余す所なくその肉体を蹂躙される。
「い、いや……そんな……ぬる、ぬるっ……んんぅっ……ああああっ!?」
「は、早い……」
思わず呆然と漏らしたアイだが、こちらも慌てて警戒を強める。
「私も気をつけないと……!」
コンピュータに接続、情報処理能力を強化し、周辺探査を行うアイ。だがその様子に、慌てていちごが声をかける。
「あっ、アイさん、それは……っ!?」
「はっ、そういえば最初のトラップは認識で発動するタイプでしたーっ!?」
もちろん手遅れだった。過敏に周囲の紋様を認識してしまい、一瞬で幻覚に陥ってしまうアイ。
「け、けど、私が勝てない敵なんて……いっぱい居ますね」
現れるのは、聳え立つような巨人。その巨体はアイでは抗いようがない怪力を持ち、頑健な肉体は、多少の魔術など寄せ付けそうにない。
「なるほど、確かにこれは、私の苦手な相……手?」
それでも怯まぬアイの前で、しかしその巨人の頭がぱかっと割れた。そして中から飛び出してくる――。
「きゃ……きゃあああっ、お化けーっ!?」
様々な姿をした、無数の幽霊。アイがよすがとする科学、その埒外にあるもの達。
「来ないで、いやーーー!?」
体力のないアイとは思えぬ速度で、全力の逃走を図る。だがいくら速く逃げた所で、幽霊達は憑かず離れず追ってくる。
「いーーやーーーー!」
「さて、私にはどれ出るのやら……っ」
一方、シルフィールの前で形をなした幻覚は、彼女の死んだ夫……オベルト伯爵。典型した腐敗貴族の男は、生前と同じ姿でシルフィールの前に立つ。
「あぁなるほどね! えぇ、確かに散々調教されて、屈服させられ人格も歪められたものね!」
だが、それはもう乗り越えた過去だ。勝てないなどと言う事はない。
「でも死人に今更従うとでも……」
「それが主人に対する態度か!?」
……そう思っていたのに。その一喝を受けた瞬間、シルフィールの表情が恐怖に歪む。
「さあ、どうなんだ!?」
「あ、ぅ。も、申し訳ありません、旦那様……」
震える手で眼鏡をかけ、人格を切り替える。浮かぶのは、夫に従順な妻の顔。自らを守る人格の仮面。
「それで良い。自分が死んでから散々好きにヤッたみたいだな?」
こちらを見る好色な視線に応えるように、自然と口元に媚びるような笑みが浮かぶ。
「はい……私は旦那様の妻にも関わらず、旦那様が亡くなられてからその影から抜け出そうとしました……」
けれど、抜け出す事はできない。心に食い込んだ枷は、解ける事はない。
「愚かな妻の私にどうか旦那様の素晴らしさをまた教えてください」
「良いだろう。妻の教育は貴族の務めだからな」
自らの身体を、捧げるように晒したシルフィールは、幻の夫に抱かれ淫らに微笑む。
「お前が誰のモノか、よく思い出させてやろう。その、身体にな」
「ありがとう、ございます……んっ、あっ……!」
それに嫌悪を抱く筈の人格は、心の奥底に閉じこもったままだ。
「シルフィールさんまで、幻に……」
淫らな嬌声とともに、上下に激しく身体を動かすシルフィールの姿を見て、顔を赤くするいちご。それとなく視線を反らす。
「……え?」
だが、それが引き金となって彼の前に姿を現す幻覚もまた、妖艶な笑みを浮かべるシルフィールだ。腕を広げ、いちごへと抱きついてくる。
「あっ……ちょ……ダメです、そんな場合じゃ……ああっ?!」
慌てるいちごだが、幻覚相手に説得が通じる筈もない。押し倒されると、そのスカートに手をかけられる。
「ま、待ってください、本当にっ、シルフィールさんっ、あっ、ああっ!?」
「ご主人様……♪」
幻覚シルフィールは止まらない。脱がされ、その豊かな膨らみを押し付けられ……いちごの顔が真っ赤に染まる。
「ん、ぁっ……だめっ
……!?」
「大丈夫……ちゃんとご奉仕しますから……♪」
偽物と分かっていても、反撃など出来ない。『恋華荘の女性達』、それこそ彼にとっての『勝てない敵』なのだから。
「やめ……て、んっ……んん~~~!?」
幻覚シルフィールの激しい奉仕に身体を大きく仰け反らせるいちご。助けを求めるように周囲を見回す。
「ひゃあっ……だめ、ああっ……そこは……そこは本当にっ……」
だがそこで運悪く目に入ってしまう、アルテミスの姿。どうやら相当際どい事になっているらしく、必死に足と閉じて悶え喘いでいる。
「こ、これ以上は、騎士のっ……騎士の尊厳が、ああ、あ~っ!?」
アルテミスに尊厳が残っているのかどうか、一瞬こんな状況でも疑問を抱くいちご。
「……私にだって尊厳はありますよ?」
「あ、っ……!」
その心の疑問に反論してくるアルテミスは、もちろん今触手に迫られている本物ではない。だが、完全に暴走したその表情は本物と差異がない。
「失礼な事を考えたいちごさんにはお仕置きです……そう、これはお仕置きだから仕方ないですよね!」
「や、やめ……んっ、んむぅぅっ!?」
興奮に息を弾ませながら言い訳を口にする幻覚アルテミスに、胸に膨らみを押し付けられ、唇を奪われる。目を見開いて悶えるいちご。
「むふぅっ……んっ、んん~~!」
「あら……こんなに……ご主人様ったら……♪」
その間も下半身には幻覚シルフィールの奉仕が続く。激しい快楽に、何度も身体が跳ね上がる。
三者三様、淫らに悶えるいちご達3人から大分離れた所まで逃げ続けたアイは、ついにスタミナが尽き果てて座り込み、逃げ切れず幽霊達に囲まれていた。
「も、もうやですー……!」
目と耳を塞ぎ、泣きながら蹲るアイ。その身体にひんやりとした感触が走る度、ひぃ、とかひゃあ、とか悲鳴があふれだす。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
ジール・シルバードーン
WIZ
・精神的強敵
昔やたらとジールを目の敵にしてきた高飛車なライバル魔女
取り巻きの男たちと一緒にジールを魔法で打ちのめし
抵抗する力を失ったジールに男達をけしかけ、乱暴させたことがある
勝てないほどの敵っていうならお師匠様かなと思ってたのに
よりによってあんたとはね
黙って耐えるつもりだったけど予定変更、思いっきり抵抗してやるわ!
今のあたしならこんなやつ目じゃない…はずなのに
こっちの魔法が全部上をいかれてしまって勝てる気がしない…!
「またあの時みたいにしてあげるわ」と魔女が笑えばいつの間にかあたしを囲んでた男達が襲ってきて
あの時みたいに…また好き放題されて
悔し涙を流しながら幻が消えるのを耐え続けるの…
クロエ・アスティン
「だ、大丈夫であります。山賊なんて、もう怖くないであります」
迷宮の説明を聞いて、山賊に捕まり奴隷にされていた時のことを思い出して震えだします
最初のうちは襲い掛かってくる山賊の幻影を無視できていたが
自分のことをお気に入りだと称していた豚面の大柄な山賊が現れると恐怖に震えだします
「む、昔の自分と違うであります」とハンマーで殴りかかるが、震えた手足で繰り出す攻撃が通じるはずもなく
這って逃げ出そうとしたところを抑え込まれて、子供の腕ほどもあるイチモツで後ろから犯されてしまう
幻影のくせに「クロエちゃんを犯すのも久し振りブヒね~」とかいいながら痛みで泣け叫ぶクロエを思う存分堪能していく
※アドリブ/連携歓迎
「勝てないほどの敵っていうならお師匠様かなと思ってたのに……」
目の前に立つ幻覚を、強く睨みつけるジール。
「よりによってあんたとはね!」
「あら、当然でしょう?」
そこに立つのは、かつてジール……魔法戦士シルバリードーンを目の敵にして来た、ライバル魔女。その高慢な表情に、怒りがふつふつと沸き起こる。
「予定変更、思いっきり抵抗してやるわ!」
「あら、やってごらんなさいなっ!」
かつてのライバルであろうとも、今のシルバリードーンがこんな奴に負ける筈がない。杖から炎の戦鎚を生じさせ、果敢に挑みかかる。
「……な、なんで、こんなっ!?」
「あらあら……まあ当然ですわね?」
だが、戦いの結果はすぐに出た……彼女の望まぬ結果で。あらゆる魔法は通用せず、逆に魔女の魔法は全てが魔法戦士を打ちのめす。
「またあの時みたいにしてあげるわ」
「っ
……!?」
戦意を失った彼女をいつの間にか取り囲む、男達。魔女の取り巻きたる彼らは、かつても彼女を打ちのめし、そして今も――。
「さあ、たっぷりと好き放題しておやりなさい」
「……ッ!!」
表情を引き攣らせ、逃げようとする……だが取り囲まれ、魔法は全て魔女に封じられ、逃げられない。
「だ、大丈夫であります。山賊なんて、もう怖くないであります」
一方、クロエは目を塞ぎ耳を塞ぎ、必死に恐怖に耐える。かつて山賊に誘拐され、奴隷にされていた彼女にとって、それは消し難いトラウマだ。
それでも、山賊たちの下卑た声を必死に無視し、これは幻覚だと自分に言い聞かせる。
「ブヒ~? クロエちゃん、久しぶりブヒねぇ?」
「ひぃっ!?」
だがそれは、豚面の大柄な山賊が現れるまでの事。かつて自分を『お気に入り』と称していたその姿を見た瞬間、震えが抑えきれなくなる。
「む、昔の自分と違うであります……!」
もう無視は出来ない。だが、屈する訳にはいかない。戦女神への信仰心を胸に、戦鎚で殴りかかる。
「この……このっ!?」
「ブヒィ?」
だが。震える腕に力が入る筈もない。必死に打ち込んでも全て鎧に弾かれ……絶望の中で戦鎚を取り落とす。
「だ……だめ……勝てない……」
逃げようとするが、足も震え、もつれて転倒する。それでも這って逃げようとするクロエに、後ろからずしり、と重みがのしかかった。
「久し振りに……思い出させてやるブヒ~♪」
「ひぃぃぃっ……!」
背中に押し付けられるのは、大きくて、長くて、太くて……子供の腕ほどの大きさを持つその感触に、恐怖は最高潮に達する。
「やめ……いや、……ひっ……いぃぃぃぃぃっっ!?」
それに貫かれる強烈な痛み。目を見開き、いやいやと首を振る。だが、のしかかる重みを跳ね除けられない。
「っ……あっ……こ、のっ……くぅぅっ……!」
屈辱に唇を噛み締め、必死に抵抗するジール。ステッキを奪われて完全に魔法戦士としての力を奪われれば、男達に好き放題されていく。
「また……こん、なの……って」
涙を流し、屈辱と悔しさに呻くが、その身体が動く事はない。幻が消えるのを待って耐え続ける事しか出来ない。
そしてまた、クロエも、過去の記憶に縛り付けられ、トラウマたる山賊の責め苦に悲鳴を上げさせられる。
「ブヒヒ……」
「いや……ああっ、いやあああっ!?」
もう振り払った筈の過去。忘れた筈の過去。それが逃れられず、彼女達を縛り付ける。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
シエナ・リーレイ
■アドリブ絡み可
ジュリエッタ!?とシエナは驚愕します。
『お友達』を求め彷徨うシエナ
脳内辞書に『敵』という概念があるかも怪しい彼女に対し迷宮は別の物を出してきました
現れた者はシエナの仮初の体と全く同じ姿の少女、シエナの最初の『お友達』でした
なんで元気にならないの!?とシエナは混乱します。
今にも自殺しそうな様子の『お友達』にシエナは慌てて彼女を元気にしてきたおまじないをかけます
ですが幻に過ぎない『お友達』には効果がなく、周囲にいる猟兵達を呪詛によって重度の鬱病にして迷宮の幻を強めてゆくでしょう
そして、幻が消えれば狂乱したシエナだけが残されます
何処に行ったの!?とシエナは『お友達』を探します。
御園・ゆず
銃火器の入ったスクールバッグと、ヴァイオリンケースを携えて、いざ。
フロアに一足踏み入れたら、景色が一変。
何時もの『日常』
中学校の教室
女子校であるから、同級生はみんな女の子
そばかすだらけの醜い顔を伏せてやり過ごすも、始まる所謂『いじめ』
朝一で上靴は無いし、教科書の紛失なんて可愛いもの
今日はリーダーの機嫌が悪いのか
理科室で実験ごっこ
既に色々な傷跡がある腕に色々な薬品をかける実験
泣き叫んでも、だれも助けてくれない
逃げたくても、みんなが押さえてくる
振り降ろされるカッター
みんなが笑ってる
いっそ空気になれたら素敵なのに
残酷描写歓迎
性的描写なし
グロ描写歓迎
アドリブ・アレンジ大歓迎
「え……?」
迷宮に足を踏み入れた、その瞬間。ゆずの目前に広がったのは、ごくごく普通の、ありふれた日常。女子中学校の教室だ。
「ほら、次は理科室で移動教室でしょ。さっさと移動しなさいよ、トロいんだから」
「う、うん……ぃっ!?」
同級生に声をかけられ頷くも、すれ違いざまその足を踏みつけられる。上靴は『紛失』したので履いていない。
「あら、ごめんなさい?」
形ばかりの謝罪と、クスクスと耳障りな笑い声。だが、抗議しても無駄だ。嵐をやり過ごすように俯く。
理科の教科書も『紛失』した。教師に叱られ嘲笑されたが、そんな物は可愛いもの。
「今日はー、実験ごっこをやりまーす。あんたは強制参加ね」
授業が終わって昼休みとなると、不機嫌そうなクラスのリーダー格の少女の命令で、取り巻き達が彼女を捕まえる。右腕を机に押し付けられ、その横に並べられる様々な薬品。
「っ……あああっ……!」
一つずつ、腕にかけられていく。すでに傷だらけのその腕に、新しく刻まれる傷痕。流石に耐えられず、激痛で悲鳴を上げてしまう。
「ちょっと、うるさいんですけどー」
皆は嘲笑するばかり。もがいても逃げられない。だが、無駄と分かっていても、むしろ刺激してしまうと分かっていても、しかし痛みに耐えられずに泣き叫ぶ。
一方、シエナはのんびりと迷宮を進んでいた。
「敵……てき? 『お友達』になれるかしら? とシエナは考えます」
彼女の脳内に敵と言う概念は存在しない。ゆえに、彼女の前に敵は現れない。
だが……それでも彼女の前に幻覚は現れる。
「ジュリエッタ!?」
二の句が継げぬほどの驚愕に目を見開くシエナ。自分と同じ姿をしたその幻。
それは、彼女の最初の『お友達』。人形であった彼女の、かつての……最後の所有者。
そしてその命は、今まさに尽きようとしている。それは彼女にとっての、最大の恐怖。
「待ってて、今元気にしてあげるから! とシエナはおまじないをかけます」
彼女の呪詛で、逆に元気になってくれたジュリエッタ。あの頃のようにこれで、と強い呪詛を撒き散らす。
「なんで元気にならないの!? とシエナは混乱します」
だが相手は幻だ。いくら呪っても、それが通じる事がない。必死に呪い続けるシエナの前で、ジュリエッタは自ら命を断ち、消えていく。
「何処に行ったの!? とシエナは『お友達』を探します」
それが死であるとも、幻であったとも、シエナは理解出来ない。ただ、『お友達』の消える姿を見せつけられ、血走った瞳で迷宮を駆け回る。
「どうして、どうして見つからないの! とシエナは必死に探し続けます」
走り回るほどに、シエナの狂乱の度合いは強くなる。だが、決して『お友達』が見つかる事はない。
そうして、シエナが撒き散らした呪詛。それは広がり、ゆずの幻をも巻き込み、悪化させていく。
「うるさいって言ってんでしょ、ブス」
何か昨日嫌な事でもあったのか。不機嫌そうに取り巻きに指図するリーダー。
「そのそばかすだらけの不細工な顔、ちょっとは見れるようにしてやりなさいよ」
「りょうかーい♪」
楽しげに取り巻きが振り上げたのは、カッターナイフ。恐怖に目を見開くゆずだが、対照的に周囲の皆は笑っていて。
「先生には、自分でうっかり怪我したって言いなさいよ……ねっ!」
頬に振り下ろされる刃、幻とは思えぬ鮮烈な痛み。
(いっそ……空気になれればいいのに……)
だがそれは、叶わぬ望み。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
三原・凛花
アドリブ・連携歓迎
H描写歓迎・限度無し
私が恐れる敵…過去のトラウマ…
紋様を見た途端、昔私が通っていた学校の男子生徒達が5,6人程現れる。
あぁ…同じだ…私が処女を奪われた時と…(人数だけは実際より少ないけど)。
そのまま私は彼らに押し倒され、手足を羽交い絞めにされ、服を剥ぎ取られ。
どれだけ必死で抵抗しても、所詮女の私の力じゃ彼らを振り解けず…
分かってる、これは幻。
その気になれば、今の私なら異能の力で簡単に振りほどける筈。
でも、私はそれをしない。
だって私は…もう取り返しの付かない程に穢れてしまっているのだから。
昔はあんなに輪姦されるのが嫌だったのに…今の私は逆にそれを望んでしまっているのだから…!
フランチェスカ・ヴァレンタイン
相対するのは、粗野な言動の男の3人組
・長身の軽薄そうな人間
・筋骨隆々で馬の頭部を持った獣人
・ガタイの良いリザードマン
ええと…?
3対1は少々厄介ですが… 勝てない、と言うほどの相手ではないような…?
攻撃されれば危なげもなく応戦し、優勢に運んでいたものの
――何らかの事情で剥かれてしまって一度貫かれてしまえば、何故かあっさり戦意と腰が砕けるほどに翻弄されてしまい…?
実は全員が特性として”マジカルなアレ”を持っていたらしく、気が付けば3人同時に相手をして嬌態を晒している有り様で
紋様が消失する頃には、瞳にハートマークが浮かんでいるかのような様子でおねだりとご奉仕をするほどにまで堕とされてしまいます?
「ええと……?」
フランチェスカの前に立ちふさがるのは、人間に馬獣人にリザードマン、3人の男。
「確かに3対1は厄介ですが、勝てない、と言うほどの相手ではないような……?」
不思議そうに首を傾げつつ、警戒しながら戦うが、やはり大した敵ではない。あっという間に追い詰めていく。
「これなら、問題な……くっ!?」
だが、仕留めにかかろうと斧槍を振り上げた瞬間、リザードマンがいきなり武器を捨てて掴みかかって来た。爪がフィルムスーツにひっかかり、一気に引き裂かれる。
「っ、少々油断を……んひ、うぅぅぅっ!?」
次いで、後ろから馬獣人が襲いかかり、文字通りに馬らしい『武器』で露出した部分を貫いた。息のあった連携の一撃を受けた瞬間、フランチェスカの腰が砕ける。
「あっ……あっ、んっ……く、はぁっ!?」
続け様の連続攻撃がその身体を激しく揺らすと、下腹の紋が淡く輝く。激しい快楽がその身を襲えば、抗えない……抗おうと言う力を失わせる。
「ど、どうして……ん、むぅっ!?」
確かに流される質だが、それでもこれほどなど……と言う疑問も、残る2人に襲われれば、快楽に塗りつぶされていく。
……彼女が最も勝てない敵、それは『女の敵』。女を無理やりに従わせる魔力とモノを持った男達が、豊かな肢体を蹂躙していく。
「あぁ……同じだ……」
目の前に現れた『敵』。過去のトラウマを目にした凛花は、小さくそう呟いた。
5、6人の男。昔通っていた学校の学生達が、ギラついた目で襲いかかって来る。
「っ……んんっ!」
押し倒され、手足を捕まれ、押さえつけられる。服を剥ぎ取られ、のしかかられる。女の力では、抗えない。
「んぁ、っ……あっ、あああっ……!」
そのまま、その身体を激しく蹂躙される。望まぬ快楽が身体を貫く。
(あの時と……同じ……)
彼女がまだ、見た目通りの年齢であった頃。初めて、乱暴に襲われた時。長き歳月が過ぎても、その記憶は心に刻みつけられている。
(ああ、でも……)
だが。本当はその時とは違う。今の凜花には、聖霊と交信し力を振るえる異能がある。『女の力では抗えない』などと言うことはない。
(でも……違う……)
いや、本当に違うのは、力の有無ではない。
(私は…もう取り返しの付かない程に穢れてしまっている……)
そう。かつては嫌悪し恐怖した快楽を、自ら望むほどに。
「あ、あ……あっ……も……っとぉ
……!!」
代わる代わる、男達が凜花の身体を貪る。強い罪悪感に濡れながらも、彼女はその男達に自ら身体を差し出していく。
「あ、ああ……ああああっ……んん~~!!」
痛みはない。有るのは快楽だけ。罪悪感も次第に悦びへと変わり、その表情は蕩けていく。
「ああ……はぁ、もっと……もっとくださいまし……んむっ……!」
フランチェスカの方も、ついには目にハートマークを浮かべるほどに溺れ、リザードマンと馬獣人に同時に突き上げられながら、軽薄そうな人間に奉仕していく。
快楽に溺れ切った2人に、もはや抵抗の意志は存在しない。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
ドゥルール・ブラッドティアーズ
共闘NG
過度なグロNG
WIZ
私が恐れるのは人間や猟兵。
悪魔の子と呼ばれ、石を投げられた過去と
オブリビオンの魂を宿し、使役する私を
いつか猟兵が始末しに来るであろう未来
容赦ない彼らの攻撃を【見切り・残像】の回避や
【オーラ防御・激痛耐性】で耐え
『暴食朱鞭刃』と【2回攻撃・早業】による刹那の6回攻撃で
幻を蹴散らし、時間を稼ぐ……ッ!?
(突然、人間や猟兵の幻が消滅し
一人の男が現れる。目元は陰になって見えない)
もしかして、パパ!?
唯一、私が憎む吸血鬼。
優しかった母を見捨てた最低の父
「美しく育ったな。我が娘よ」
恐るべき力で組み伏せられ
吸血・陵辱される。
力が抜け、身も心も快楽に堕ちていく
あぁん……パパぁ……❤
ルルの前に立ちはだかったのは、過去と未来。
悪魔の子と彼女を蔑み、石をもって彼女を迫害した過去の人間。
オブリビオンの魂を宿す彼女を、世界のために討伐に来る未来の猟兵。
「ああ……そうよね。でも、屈するつもりはないわ……」
それらの攻撃をかわし、耐え、刃もて散らす。だが、倒しても倒しても幻は潰えない。彼女を迫害した人間は数多といるし、まだ見ぬ未来への恐怖は決して消えないのだから。
「でも、このまま時間を稼げれば
……!?」
だが、幻覚に容赦はない。倒すまでもなく彼らは消滅し、変わって現れるは一人の男。
「もしかして、パパ!?」
「美しく育ったな。我が娘よ」
目元は陰になって見えないが、それは、彼女が唯一憎む吸血鬼。優しかった母を捨て、生まれる前の彼女を捨てた相手。
「くっ……!」
怒りと憎しみをこめ、双剣で斬りかかる。さらに蠍の尾でも、その心臓を狙う。
「だが、力の方はまるでなっていないな」
「ああっ!?」
その剣を片手で防がれ、押し倒される。凄まじい力で組み伏せられれば、どれほど抗っても跳ね返せない。
「父として、お前を教育してやろう」
「いや、やめ……んっ……♪」
憎む男の牙が、首筋に突き立てられる。その瞬間、全身を貫く強烈な快楽。
彼女が普段オブリビオンに与える愛よりずっと乱暴で、それなのに、憎しみを押し流す程に強烈で。
「あぁん……パパぁ……♪」
「そうだ。それで良い」
さらなる陵辱が彼女を襲う。もはや、身も心も快楽に支配され、彼女は悦びとともに、憎むべき相手に身を晒す……。
成功
🔵🔵🔴
ルナ・ステラ
危険な依頼ですが、放っておくわけにはいきませよね...
うぅ...視覚以外でも駄目なんて、これ紋様を認識しないなんて無理ですよ...
女性の悪魔みたいなのが出てきましてが、わたしにとってなぜ強敵なのでしょうか?
UCでやっつけましょう!
えぇ!?わたしの魔法をおいしそうに食べてる!?
(もしかして魔法がきかない!?)
きゃっ!?放してください!
変なところ触らないでくださぃ...
(力が...だんだん抜けて...)
...んぅっ!
(キスされて...魔力がどんどん吸い取れていきます...)
(もぅ...だめです...)
※うまくUCの星にまぎれてタライが相手の頭上に降ってきたら
今のうちに!箒で飛んで時間一杯逃げます!
「うぅ……視覚以外でも駄目なんて、これ紋様を認識しないなんて無理ですよ……」
不安そうに迷宮を歩く彼女の元に現れたのは、女性型の悪魔。
「ん……何が、私にとって強敵なのでしょう?」
不思議そうに思いながら、箒を掲げて流れ星を呼び寄せる。降り注ぐ星々を見上げ、悪魔は大きく口を広げ……。
「あー……んっ♪」
「えええー!?」
その口に収め、美味しそうに丸呑みにしてしまう。
「もしかして、魔法が効かない!?」
なるほどそれならば、ルナにとってはまさしく天敵だ。動揺するルナへと、女悪魔が飛びかかってくる。
「ねぇ……もっと美味しいの頂戴?」
「きゃっ!? 離してください!」
抱きしめられると、悪魔の手が這い回ると、むずがゆさを感じて身を捩る。顔を真っ赤にして逃れようとするが、引き剥がせない。
「変なところ触らないでくださぃ……んっ!?」
「ん~~~♪」
唇を奪われ、美味しそうに魔力を吸い上げられる。悪魔の喉が艶かしく動く度に、心地よく力が抜けていく。
(もう……だめ、です……)
抗う力も意志も蕩けていく。思考が薄れ、それすらも吸い取られていくかのガンッ。
「きゃんっ!」
前後の文脈も何もかもぶった切り、流星に紛れ落ちてきた金ダライが女悪魔の頭を直撃する。唇を離し目を回す女悪魔。
「い、今のうちに!」
慌てて箒に飛び乗って逃走を図るルナ。
「もう……逃さないわぁ?」
「いやぁ、来ないでくださいぃ!」
当然タライ一つで相手が倒せる訳もない。追ってくる女悪魔から、必死に逃げ続ける。
成功
🔵🔵🔴
佐伯・晶
自分が勝てないと思う敵か
まあ、そうなるよね
封印される前の邪神を相手はするのは厳しいからね
司るものは停滞・固定・保存
射撃じゃ弾の時間を停められたら当たらないか
く、体が陶器みたいに硬くなってきた
でもまあ、こちらも多少はその力を使えるから
人形になっても動けないわけじゃないよ
このまま戦っても勝てないし
早く走り抜けようか
幻覚を引き離すのはやっぱ無理か
あれ?なんか頭がぼーっとしてきたような
僕は人形なのに何で走ってるんだ?
いやおかしい、これは精神に影響する人形化か
何とか走り抜けれて良かったよ
球体関節に何かひっかかるな
ああ、下着が噛み込んじゃうのか
ドレス姿に変身して下着脱げば
関節が自由になるね
さて先を急ごうか
「まあ、そうなるよね……」
晶にとっての敵わぬ強敵、それは彼と融合した邪神だ。
今は彼の身に封印されているが、封印される前のそれは、到底勝てる相手ではない。
「……くっ、やっぱり効かないか」
相手は停滞と固定、保存を司る邪神。銃弾を打ち込んだ所で、銃弾の『時間』を止められてしまえば、その身には届かない。
そしてその力は、晶自身にも作用する。徐々に変質していく肉体。
「でも、こちらも多少はその力を使えるからね……!」
完全に引き出せる訳ではないが、それでも彼も同じ邪神と融合している。その力を受けても、完全に固定される事はない……無論、相手を倒せる程に使いこなしている訳でもない。
「勝てないから、逃げさせて貰うよ!」
身を翻し、距離を取る晶。その身体が徐々に陶器のように硬くなって来るが、構わず走る。
「……あれ? 僕は人形なのに何で走ってるんだ……?」
気づけばその姿は人形に変わり、それでも走り続ける晶。だが、思考も停滞を始めたのか、頭がぼんやりとしてくる。
「ん……何か引っかかるな……」
ふと身体を見れば、下着が球体関節に噛み込んで、走りにくい。それに気づくと、ユーベルコードでドレス姿に着替え、躊躇わず下着を脱ぎ捨てる。
「よし、これで関節が自由になったね」
下着をつけず、直にドレスを身に纏い、満足げに頷く晶。
「さて先を急ごうか」
どこまでが正気なのか定かではないまま、彼は人形の姿のまま、再び走り出す。
成功
🔵🔵🔴
第2章 冒険
『スポーン・ルーム』
|
POW : 壊せば止まるでしょ!ひたすら物理で壊していく。
SPD : 正しく解除する手順があるはず!パズルを解くように止めていく。
WIZ : 命令を上書きしちゃえ!魔力や科学力で止める。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
|
変化は唐突であった。
突然に目の前の敵が消滅し、猟兵達は幻覚から解放される。
強力な幻覚の紋様だけに永遠に続く訳ではなかったのだろう。
その幻覚によって隠されていた、次のフロアへの扉が出現する。
ダメージは回復したとはいえ大きく消耗した猟兵も多い。
だが覚悟を決めて扉を開き、次のフロアへと進んだ猟兵達。
彼らが目撃したのは、フロアいっぱいに広がる、数え切れないほどの敵だった。
幸い、一体一体は雑魚と呼べる程度の強さしかない。だが、これだけの数を相手にするのは、あまりに厳しい戦いになるだろう。
それでも、この群れのどこかに隠された魔石を砕かぬ限り、敵は文字通り無限に発生する。
敗北を覚悟で突き進むより、道はない――。
弥久・銀花
アドリブ、他の人との絡み、ピンチシーン歓迎です。
「っ、はぁぁっ! はぁ、はぁ……」
全部の説明を聞いた後に全部同時の責めを受けて、数分って所ですか……
再生能力を習得した後に殺されるって確信したのは初めてです……
・
・
・
さて、次のフロアは……
ワイルドエールで行ける所まで行ってみます
道中で運良く魔石を壊せたら良いんですが
(駄目でした)
「んんっ! んんんっ!!」
蜘蛛の群の出した糸に全身を覆い尽くされてる所に上からスライムの大軍が振って来て、私の体を更に覆い尽くしてその場に固定しました
スライムの体に一緒に入った蜘蛛に対して、スライムは体の密度を高めて蜘蛛を押し潰そうと……
「んぶぅっ!!」
グァーネッツォ・リトゥルスムィス
さっきの幻と違って思う存分戦えそうだ
一騎当千、唯一無二、天下無双を見せてやるぜ!
新しく修得したUC「不可能殺し」で敵を掴んでは
別の敵達に怪力を込めてぶん投げて障子を数十枚一編に破るが如く纏めて倒してやるぜ
ゴブリンやオークなど固体の肉体がある雑魚は勿論、
ゴースト等固体でない雑魚も掴めるのがこのUCの自慢だぜ(誇り顔
勿論このスライムも掴んで投げて、掴んで……
も、持ち上げられない、軽い筈なのに何でだ!?
いや、よく見ると他のスライムと体を繋げてるぞ
一体一体は体が軽くてもオレが持ちあげられない程本能的の協力してるのか!
スライム共が一斉に襲い掛かっても粘着性で逃げられない!?
重量制限だけは無理だったー!!
「っ、はぁぁっ! はぁ、はぁ……同時に全部、やるって……!」
苦しげに、息を切らす銀花。実際に責め苦を受けたのは数分、ダメージも痛みもすでに幻と消えている、それでも精神的な疲労は著しい。
「再生能力を習得した後に、殺されるって確信したのは……初めてです……」
その恐怖を振り払うように、強く首を振ると、強く息を吸い込む。
「……ウゥォォォオオオオン!」
迸る人狼の咆哮が、周囲の無数の敵を薙ぎ倒す。幸い敵は雑魚ばかり、この咆哮の壁を打ち破れるような者はいない。
(行ける所まで、行ってみますか……運良く魔石を壊せたら良いんですが)
叫びと共に、まっすぐに突き進んでいく。
「一騎当千、唯一無二、天下無双を見せてやるぜ!」
桁外れの怪力を見せつけ、敵を持ち上げるグァーネッツォ。
「うぉぉ、どうだっ!」
その敵を派手にめいっぱい、敵陣へとぶん投げ叩きつけた。豪快な衝撃と共に、まとめて数十体の敵を吹き飛ばす。
「バーバリアンの力を見たか!」
手に触れた端から、あらゆる敵を飛び道具へと変えていく。ゴブリンやオークはもちろん、本来掴めぬ低級のゴーストすら、強引に握ってぶん投げる。
「幻じゃなければ、どんなものでも投げてやる……っと?」
そんな快進撃を続けるグァーネッツォは、白い謎の塊を見つけて手を止める。よくよく観察すれば、そこからはみ出る2本の脚。
「んんっ! んんんっ!!」
「うぉ、大丈夫か!?」
それは、途中で力尽き、蜘蛛の群れに襲われた銀花だ。その蜘蛛糸に全身を覆い尽くされ、繭のようになっていく。
「今助けてやるぜ……うぉぉっ!?」
ついに脚すら糸に埋もれた銀花を助けるべく駆け寄るグァーネッツォだが、スライムの群れが壁となって立ちはだかる。
「掴みにくそうだな……けど、オレには関係ないぜ!」
無論、そんなスライムの身体すら、彼女にとっては掴むに問題はない。そのまま握り締め、豪快にぶん投げ……投げ……?
「うぉ、も、持ち上がらない!?」
よくよくみれば、スライム達は結合し、一つの巨大スライムへと変化していた。
その上地面にしっかりと粘着し、ピクリとも動かない。いかに数十トンを持ち上げる怪力だろうと、自分の立つ地面ごとぶん投げるのは不可能だ。
「くっ、知恵はなさそうなのに、本能的な協力を……ぉぉぉぉっ!?」
慌てて手放そうとするが、スライムはグァーネッツォの手にも張り付く。逆にあちらからのしかかって来て、押し潰されていく。
「んんっ……んっ、ん、ぶ!」
当然、巨大スライムの下敷きになるのは銀花もだ。顔を覆われているので状況は理解出来ないが、自分の上にとんでもない重圧がかかっていく事は理解出来る。
「んぶっ、うっ……んっ!」
巻き込まれた蜘蛛ごと、その身体が圧殺されていく。しかも徐々に密度を、重さを増していけば、肺が押し潰され、空気を吐き出してしまう。
「うぉぉっ……お、重いぜっ!?」
「んぶ……ぅっ、ん~~~……!」
必死に抵抗するグァーネッツォですら、その重みを支えきれずに圧殺され苦悶する。
動けぬ銀花に至っては、全身の骨が軋み、内臓を圧迫され、声もなく蜘蛛糸の中で空気を吐き続ける。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
ザインクライネ・メーベルナッハ
【アドリブ歓迎NGなし】
気がつけば触手が消えていた。…うむ、それまで耐えた私の勝ちだな!
(完全に堕ちてたことはスルーする模様)
しかし鎧は着用できる状態にないので、剣だけ持ち全裸で次へ。
…これは。何たる敵の数か。
だがいずれも雑魚、ならばこの剣で以て道を切り開くのみ!
だが尻にゴブリンが飛びついてきたところで、その刺激に感じてしまい攻勢は終了。
押し倒され、ゴブリンやらコボルドやら亜人系の魔物に全身を舐めしゃぶられ、奴らのモノを擦りつけられ銜えられ。
最後はオークに開脚状態で抱え上げられ、極太なモノを押し込まれ…
屈辱、それ故の快感で盛大にイキ果ててしまい。
後は無数の魔物に代わる代わる使われ続けるコトに…
ジール・シルバードーン
WIZ
意地になって魔法を使いすぎたわ…この大量のコボルトどもをどうにかするのは無理ね
「センスマジック」で魔石の位置を特定したらロッドから魔力の剣を出して切りまくりながら一直線!
多少のダメージをものともしないで…といきたかったんだけど、多勢に無勢で
無数のコボルトに囲まれて押し倒されたら後はもうされるがまま…
敵は増え続けるんだから終わりがなくて
何度も種付けと絶頂を繰り返しながら弄ばれる
なんとか這いずってでも魔石にたどり着こうとしても
引きずられて戻されてはまた新しいコボルトが容赦なく襲いかかる
力尽きて抵抗できなくなっても、あたしの体は物のように使い続けられて…
(アドリブ・敗北・えっち歓迎)
フランチェスカ・ヴァレンタイン
かなりヒドい有り様だったものの、全身の汚濁どころか破損したはずのスーツにも傷一つなく
それでも身体は”幻覚の後遺症らしきもの”に苛まれて
はふ… いえ、大丈夫です。ええ、いつものことですし?
それよりも、この先を何とかしませんとねー… どうしてくれましょうか、コレ
爆導索で吹き飛ばすよりも効率的かと、UCを発動
旋条の光刃を纏ったランスチャージでフロアの群れを裂き穿ち――
経路を一掃できたのも束の間、超回復ばりに超スポーンして遡上してきた雑魚敵の津波に呑まれてしまい…?
他の雑魚を薙ぎ倒して殺到するのは、後遺症らしきものが原因で過剰暴走中の聖痕に中てられたオーク達
群がられてしまえば先程よりもヒドい有り様に?
「気がつけば触手が消えていた……うむ、耐えた私の勝ちだな!」
「……あたしはそこまで開き直るのは無理かな」
裸身を晒しても堂々と胸を張るザイネと、ぐったりと肩を落とすジール。
「意地になって魔法を使いすぎたわ……そっちも大丈夫?」
「はふ……いえ、大丈夫です」
フランチェスカは、まだ幻覚の余韻が残っているのか、身体を火照らせふらつく。
「ええ、いつものことですし?」
「うむ! 我らは歴戦の強者という訳だな!」
ザイネはやっぱり無駄に元気そうで、ジールはなんとなく、心理的に距離を取る。
「……まあ、今の状況でこの大量の敵を相手取るのは厳しいかしら」
「でも、この先を何とかしませんとねー。どうしてくれましょうか、コレ」
彼女たちの前に立ちはだかるのは、ゴブリンやコボルト等の亜人系種族、その大軍。
「だがいずれも雑魚、ならばこの剣で以て道を切り開くのみ!」
「ほんと、なんで自信満々……まあでも、それ以外に無いわね!」
堂々とバスタードソードを構えて斬りかかるザイネに続き、ジールもロッドに魔力を注ぎ、魔法戦士剣を生み出して斬り込む。
「一直線に……突き進む!」
「ええ、参りましょうか……!」
フランチェスカも、斧槍の槍先から光焔の刃を迸らせると、その身に纏う。自らの身体を突撃槍としたランスチャージで、敵陣をまっすぐに貫いた。
「ふっ、我らにかかればこのような敵など、んほぉっ!?」
だがそんな突貫の最中、ザイネはあっさりとゴブリンに捕まってしまう。大きな尻に貪りつかれるだけで、あっという間に力が抜けて崩れ落ちた。
「あっ……や、やめろっ……おぉっ、んぉぉっ!!」
一度崩れれば、周囲の敵が一斉に飛びかかってくる。亜人達のざらざらの舌に舐め回される度に、嬌声を上げて悶えるザイネ。
「お楽しみの所申し訳ありませんが……っ!?」
そんなザイネを救出すべく、斧槍を再び構えるフランチェスカ。だが、地を蹴ろうとした瞬間、倒しただけの敵群が再びスポーンする。
「あ、あああああっっ!?」
「ちょ、っと、流石に多ッ!?」
背後から敵の津波に襲われ、呑み込まれて見えなくなるフランチェスカ。ジールはかろうじてかわすものの、避けた津波はそのまま大軍となって襲い掛かってくる。
「く、やっぱりこの辺りに魔石がある、はずなのに……きゃ、ああっ!」
卓越した魔力探知の技量をもって、探知の妨害を貫いていくジール。だが、その魔石の元に辿り着くより先に、コボルトの群れに押し倒される。
「こ、来ないで、この、斬るわよっ……あっ、んっ……くぅっ!?」
数体斬った所で、あまりに多勢に無勢。すぐさま、彼らの欲望の捌け口とされていく。一度捕まれば、あとはされるがまま。
「や、めっ……あっ……んあああっ……く、ぅぅぅっ!?」
這って逃れようとするその背にのしかかられ、弄ばれながら欲望をぶつけられる。その度に、ジールの身体が大きく跳ね上がり、噛み殺せない甘い声が溢れてしまう。
そんな声に、女達の蜜の匂いに引き寄せられ、ますます集まってくる亜人達。
特にフランチェスカへは、目を血走らせたオークが殺到する。
「っ……あっ、やっ……んんんんんんっ!?」
下腹の聖痕から溢れる魅惑の魔力が、彼らを強く刺激する。女の事情をまるで勘案しない、荒々しすぎる蹂躙。
最初は痛みしか感じないほどの乱暴な侵略。だが、慣れた身体はすぐにそこから快楽を感じ始める。
「や、め……むぐっ、むぅぅっ!?」
当然のように口も塞がれ、拒絶の言葉が封じられる。そのまま、拒絶の意志も蕩ける頃には、もう痛みは感じない。溺れるほどの快楽と、穢れた欲望を津波のように浴びせられていく。
無論、拒絶を口に出来ればどうにかなる訳ではない。ザイネは幾度となく首を振るが、構わずオークによって持ち上げられていく。
「ひゃ……めろぉ……んぉぉ……」
脚を大きく開かされ、晒し者とされる屈辱。だが、その屈辱が、姫騎士の心を強く揺さぶる。
「ぃ、ぃいいぃぃぃっ!?」
そこに繰り出された、あまりにも太く暴力的なオークの突き上げ。力強い衝撃が脳天を貫くと同時に、快楽で意識が白く染まる。
「はぁ、はぁ……んひぎ……ぃぃっ!?」
もちろんそれが、魔物達が容赦をする理由にはならない。脱力した身体に、なお殺到して来ると、白んだ意識が強制的に覚醒させられる。
そうして目立つ2人が大型の魔物を引き付けている間に、ジールはなんとか、這って魔石に辿り着こうとする。
「もう……すこ、し……あああああぁぁ……」
そして当然のように、その度に引きずり戻される。希望を与えられ続けるがゆえに、簡単には絶望も出来ない。
「はぁ、ぁ……ひぃっ……!」
見分けのつかないコボルト達にも、個体差がある。無限の相手が代わる代わるに責めかかってくれば、覚悟を決める事すらままならず、与えられる快楽と消耗は大型魔物相手の激しさにも劣らない。
3人の女達の苦難は続く。いつ終わるとも知れず、意識を失う事すら許されない。無限の魔物達の欲望を受け止め続け、真っ白に穢されていく。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
鳴子・このは
「……ハッ! 良かった、生きてた。なーんだ、やっぱりただの幻覚だったじゃない」
人騒がせな迷宮ね!
醜態晒しちゃったし、次のフロアで汚名返上しないとね!
うわぁ、聞いてはいたけどすごい敵の数ね。
魔法の羽扇の【衝撃波】や【吹き飛ばし】の【範囲攻撃】で、とにかく数を減らさないと。
疲れてきたからUCの【自己流・傀儡の術】で、倒したオークとかを何匹か手駒のからくり人形に変えて足止めに使うよ。その間に休憩……。
「って、ちょっと! 突破されるの早いよー。全然休めてないんだけど!」
流石に数が多すぎるっていうか、いつの間にか囲まれてるし!
どこから湧いて出てきたのよー!
「こ、このっ! 来ないでってば!」
※アドリブ歓迎
日和見・カナタ
……手足は…ちゃんと義肢ですね。
まだ痛みますけど、早く次の部屋に向かわなくちゃ…!
探査は『機械蜂』に一任することにしましょう!
私自身は【メルティアサルト】での敵の処理に集中して、少しでも数を減らすよう尽力しますね!
死角は『ガジェットドローン』の《援護射撃》でフォローでカバーしながら、発見までの時間を稼ぎます!
とはいえ、敵の数は膨大です。
幻覚の影響も残っていますし、いつまで保つか…!
【アドリブ・協力歓迎、NGなし】
「……ハッ!」
幻覚が消えて意識を取り戻し、自らの身体を確認すれば、傷一つない。胸を撫で下ろし、明るく笑みを浮かべるこのは。
「なーんだ、やっぱりただの幻覚だったじゃない!」
「ただの幻覚……というには、ちょっとリアル過ぎましたけどね……」
カナタも、自分の手足が義肢である事をしっかりと確かめる。流れた血も受けた傷も、ただの幻。そう分かっていても、心の傷から生じる痛みが、その身を苛む。
だが、痛みを感じようと感じまいと、公平に次のフロアは訪れる。そこにいるのは、果てが見えないほどの敵、敵、敵。
「うわぁ、聞いてはいたけどすごい敵の数ね……」
その敵を前に、魔法の羽扇を握り締め、大きく振りかぶるこのは。
「前のフロアじゃ醜態晒しちゃったし、汚名返上といくわよ!」
振り下ろした扇から生じる突風が敵を吹き飛ばせば、崩れた敵陣にカナタが走り込む。
「多いですけど……少しでも数を減らしていかないと!」
義足で力強く地面を踏みしめながら、赤熱する義腕を左右に広げる。どちらも本来の四肢ではない事に、むしろ安堵を感じるほどに馴染んだその肉体。
「行きます、よっ!」
豪快な両腕のラリアットが、熱でその肉を焼き、周囲の敵を打ち砕く。あらゆる種族を区別なく、片っ端から薙ぎ倒していく。
「それにしても、多いわね!」
だが、苦戦こそせずとも疲労に息を弾ませるこのは。扇を振るう手が重い。
「この調子、で……はぁ、はぁ……!」
カナタも、幻の痛みが消えるどころか、疲労に合わせて強くなる。このままではジリ貧だ。
「よーし、だったらこれで! 足止めしてもらうからねー」
このはは印を組んで地に伏す亜人達を人形へと変えていく。彼らに一時戦線を任せて、その間に休憩を……。
「って、ちょっと! 突破されるの早っ!?」
と、考える暇すらない。変えた端からあっという間に打ち砕かれる人形。
「敵、多いっ……流石に多すぎるっ!?」
「く……時間を稼ぐにも限度が……!」
カナタが飛ばした観測機群も、まだ魔石を見つけていない。疲労は焦りを呼び、焦りはミスを呼ぶ。
「しま……っ!?」
オークの巨体の影に隠れていた小型のゴブリンを見落とし、棍棒で脚を払われる。蹴り砕くもバランスを崩した所に、襲い掛かってくる魔物たち。
「っ、あ、ぐふぅっ……!」
何体か捌くも押し倒され、その腹を踏み抜かれる。唾液を吐き出し悶絶しながら、それでも必死に押しのける。
「ど、退いて……ぐ、ぅ、きつ、い……です……!」
「こ、このっ! 来ないでってば!」
このはの方も、羽扇を振るい続けた腕が痛みを発してくる。だが少しでもペースを落とせば殺到してくる魔物を抑えきれず、痛みに耐えて振り続けるしかない。
「いつまで、こうしてればいいのよー!」
「いつまで、でしょうね……!」
カナタも、腹を抑えて庇う余裕すらなく、苦しさに耐えて義腕を振るい続ける。
今は魔物達を退けられているが、苦痛は増すばかり。その苦痛が限界に達した時、果たしてどうなるか……考えたくもない。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
ルナ・ステラ
ようやく消えました...
魔石を探さないと!ですけど...探知ができないんですか!?
うぅ...蛞蝓みたいなモンスターがいっぱいです...
魔法で簡単にやっつけれますが、キリがないですよぅ...
きゃっ?!いつの間にか這い上がってきてます!?
ひゃん!ペロペロしないでぇ...
(このままだと集中できないです...)
UCでピンチを脱出です!
今度こそ、やられませんよ!
飛んでいればこっちのもんです!
ふひゃあっ!?今度は上から何か飛ばしてきました!?
ネバネバしてて気持ち悪いです...
動けなくて、下に落ちていきます...
いやっ!群がってこないで!
ドレスの外も中も舐めちゃだめぇ!
運がよければ星屑の【一斉発射】で脱出?
「ひゃんっ! ぺ、ペロペロしないでぇ」
ルナへと襲い掛かってくる、蛞蝓のようなモンスター。魔法を撃ち込めば倒すのは簡単だが、数が多すぎる。
「こ、このままじゃ……集中、できない、ですっ……」
脚に這い上がられ、舐められると、走るのはくすぐったさにほのかな快感が混じったような、不思議な感覚。
必死に引き剥がすが、またすぐに昇ってくる。このままではキリがない。
「ティンクルティンクル☆お星様お月様わたしに力を!」
ならば、と覚悟を決めて唱える変身の呪文。恥ずかしいが、そんな事を言っている余裕はない。
「マジカルドレスアップ☆ ……こ、これでぇ!」
顔を火照らせながら煌びやかなドレスを身に纏うと、なんとか上空に退避する。恥ずかしさを振り払うように、首を振るルナ。
「飛んでいればこっちのもんです……ふひゃあっ!?」
が、今度は粘液を飛ばされ、全身を覆い尽くされる。不快感に身を捩るも、身体が重くなり、地面に落ちてしまう。
「いやっ! こ、来ないでぇ!」
そうなれば当然、蛞蝓達は動けぬルナに群がってくる。ドレス姿の彼女に這い回る、無数の舌、舌、舌。
「……だ、だめぇっ!? そこはぁっ!?」
ドレスの上からだけではない。下にまで入り込んでくると、悲鳴が溢れる。必死に星屑の魔弾を放ち、敵群を薙ぎ倒していくが、やはりキリがなく。
「い、いやあああ……っ!? ……ふ、ぇ?」
だが、大事な所を舐められる直前、急に消滅する蛞蝓。どうやら星屑が運良く、蛞蝓の魔石を破壊したようだ。
「い、いまのうちにっ……はぅ……」
消えたのは蛞蝓のみ、他の魔物はまだフロアを蠢いている。今の状況では戦えないと、火照る身体を抑えながら身を隠す。
大成功
🔵🔵🔵
シエナ・リーレイ
■絡みアドリブ可
何処にいるの、返事をしてよ!とシエナは呼びかけます。
ジュリエッタを求め駆けまわる狂乱したシエナ
スカートが翻る度に様々な『お友達』が零れ落ちてゆき、シエナの願いに困惑しながらもあらゆるモノをなぎ倒しつつジュリエッタを探し始めます
皆も手伝って!とシエナは懇願します。
もし、迷宮の生み出す魔物が倒されても消えない場合、迷宮は魔物を呼ぶほど迷宮にとっての敵が増えるという悪循環が始まるでしょう
そうでなくてもスカートの中から際限なく現れる『お友達』の前に迷宮は成す術もなく魔石を砕かれるでしょう
ただ、魔石が砕けた際に魔石生まれの魔物の『お友達』の消失がシエナを更なる狂乱に陥れるかもしれません
美国・翠華
【アドリブOK】
…よくも私を騙して…
「ウマクイッテルトツマンネェカラナ。オマエガ苦シマナイノハ楽シクネエンダヨ。ホラ休ムナヨ」
…やるわよ…
【戦闘】
雑魚の強さは大したことないなら
捨て身で全力攻撃をして魔石を片っ端から攻撃するわ。
何処にあるか第六感で探れれば良いんだけど
それが無理なら全力で戦うのみね。
そのうち数に押されてやられるかもしれないけど
ユーベルコードを使ってでも戦い続けて見せるかな。
四季乃・瑠璃
緋瑪「出遅れたけど、ちょうど良いトコに間に合ったかもね、瑠璃」
瑠璃「多数の敵を殲滅するのは得意分野だしね、緋瑪」
【チェイン】で分身
二人掛かりで【範囲攻撃、早業、鎧無視】接触式ボムを大量に放ち、周囲の敵を一気に爆破殲滅。
そこから緋瑪が一気に大鎌の機巧で斬り込み、周囲の敵を一気に薙ぎ払って斬殺し、更にボムを投下して一気に離脱。
瑠璃は緋瑪をK100で援護しつつ、同じく常にボムで周囲の群れ目掛けて爆破して着実に敵集団を殲滅していくよ。
後は敵の群れが出現する大体のアタリを着け、敵の群れごとジェノサイドノヴァで一気に消し飛ばしてあげる
緋瑪「わたし達はまだまだ元気だしね、任せて」
瑠璃「大量殺戮はお任せ」
「よくも私を騙して……」
「ウマクイッテルトツマンネェカラナ。オマエガ苦シマナイノハ楽シクネエンダヨ」
UDCに対する恨み言をぶつける翠華だが、当然のように開き直られる。
「ホラ休ムナヨ。敵ガ来テルゼ」
「……やるわよ……」
これ以上問い詰めても無駄だし、その暇もない。迫りくる敵の群れを前に、ナイフを構えて突き進む。
「強さは……ふん、大したことないわね……」
もちろん数は無尽蔵。だが、彼女に限っては、それは脅威たり得ない。疲労も、己の傷も、顧みなければ良いだけの事。
「イクラ傷ツイタッテ、死ネル訳ジャネェシナァ?」
「うるさい……くっ……」
無論、痛みは感じる。だがUDCに生かされる彼女は、いくら傷を受けても止まらない。目の前の敵を斬る事だけに専念し続けていると、周囲に爆音が響く。
「出遅れたけど、ちょうど良いトコに間に合ったかもね、瑠璃」
「多数の敵を殲滅するのは得意分野だしね、緋瑪」
楽しげに爆弾をばらまくのは、緋瑪と瑠璃、二人で一人の殺人姫。このフロアから合流した彼女達には幻惑迷宮の疲労はなく、元気よく雑魚敵を爆破していく。
「わたし達はまだまだ元気だしね、任せて」
「大量殺戮はお任せ」
緋瑪が大鎌を振るって前線に飛び込めば、瑠璃が銃撃でそれを援護する。そうして隙を見せればまた爆殺。出現する端から殺せば、いくら現れようと関係ない。
「斬殺して、爆殺して……どんどん殺していくよ♪」
「銃殺も忘れずにね。それとも……滅殺かな」
無数の敵も、殺せる相手が増えるだけ。楽しげに魔物の命を断ち切っていく2人。
「ホラホラ、アッチニ負ケテルゼ。モット頑張レヨ?」
「別に競ってる訳じゃない、けど……」
そろそろ疲労が厳しく、受ける傷も増えて来た翠華。嘆息を漏らすと、その身体を脱力させる。
「良いわ。好きにすれば」
「ソウ来ナクッチャナァ!」
歓喜の声を上げたUDCが、無数の腕を伸ばして翠華の身体を掴んだ。操り人形のごとく翠華の身体を強制的に動かし、今まで以上の鋭い動きで魔物を断ち切っていく。
「っ……くっ……!」
人体の限界を越えて動かされる翠華の痛みは、敵に攻撃されていた時以上だ。だが戦うために必要ならば、躊躇わない。
翠華の苦痛に歓喜するUDCにそう教育されたとも言えるが、知って今更改められるものではない。
そうして倒されていく敵……その中を、シエナが駆け回る。
「何処にいるの、返事をしてよ! とシエナは呼びかけます」
ジュリエッタが消滅した事に狂乱するシエナは、泣きながら叫ぶ。それが迷宮の生み出した幻だったと、彼女は気づいていない。
「皆も手伝って! とシエナは懇願します」
スカートを翻す度に飛び出す『お友達』……生きた人形が敵を薙ぎ倒し、その中を走ってジュリエッタを探し続けるシエナ。
だが当然、どこにも存在しない。探せば探すほど狂乱は深まる。
「あなた達も! ジュリエッタを探して! とシエナはお友達を作ります」
死んだ魔物は消滅するが、その手前、戦闘不能の魔物達を、シエナは次々と人形に変えていく。
増えた『お友達』はまた別の『お友達』候補を作り、次々と膨れ上がる軍勢。
「おー、大分減って来たかな♪」
「じゃあ、そろそろ吹っ飛ばそうか」
そんなシエナの様子には気づかず、緋瑪達は周囲を見回した。無限に湧き続ける魔物達、ならば減れば当然補充される。その出現地点にこそ、魔石が存在するはず。
「「一気に……消し飛ばしてあげる」」
2人の魔力を集めた巨大爆弾が投じられ、吹き飛んでいく魔物達。魔石も巻き込まれて破壊されると、その魔石から生じた魔物の全てが消滅する。
「よし、壊れたみたいだね♪」
「サッサト次ニイクゼェ?」
だが、まだまだフロアに魔石は残っており、その残った魔石から生じる魔物達も尽きない。緋瑪達も翠華も、すぐさま新たな魔物達へと襲いかかる。
そして、3人が立ち去り魔物が消えたその後に。
「どうして、どうしてお友達が消えちゃうの!? とシエナは呆然とします」
壊れた魔石由来の『お友達』が消滅し、シエナはさらなる狂乱に髪を振り乱す。
「ジュリエッタも! お友達も! いなくならないで! とシエナは哀願します」
『お友達』を作れば作るほど、迷宮を広く侵略し、魔石を壊し、そして『お友達』を消滅させる。
その(彼女にとっては)悪循環が、シエナの心を狂わせる。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
アイ・リスパー
【恋華荘】
いちごさんを意識中
「うう、こ、怖かったです……」
いちごさんにしがみついて次のフロアに向かいます。
「こ、今度こそ、皆さんの役に立ってみせますからねっ!」
たくさんの敵が出てくるなら分析役の私の出番です!
【チューリングの神託機械】で情報処理能力を向上。
敵の出現予測ポイントをシミュレーションし……
「って、真下からっ!?」
神託機械の計算結果は、足元からの触手スライム無限湧き。
「やっ、今は神託機械で感覚が敏感ですからっ!」
慌てていちごさんの背中に隠れますが……
触手に身体中を這い回られ、スライムに服を溶かされ、さらにいちごさんに密着して身体中を触られ……
「今は敏感だからダメですーっ!」
アルテミス・カリスト
【恋華荘】
いちごさんは女の子
「雑魚モンスターごとき、この正義の騎士アルテミスの前では
何体いようと同じことです!」(注:一体でも負けるので
いちごさんたちの前で盾になるように剣を構えて立ちはだかりますが……
「なっ、敵が足元からっ!?」
足元から湧き出す触手やスライムを切り裂きながら
いちごさんたちを振り返ります。
「くっ、いちごさんたち、今助けに行きますからねっ!」
何故か私の周りだけ不自然に数が多い触手とスライムを引き連れて
いちごさんたちの元に駆けつけ……
「あっ、きゃああっ」
スライムに滑っていちごさんにぶつかって、
そのまま触手で絡みつかれつつスライムに服を溶かされ
いちごさんに身体中を触られるのでした。
シルフィール・オベルト
【恋華荘】
眼鏡はしたまま、服は着直しました
下ですね。では、これでどうです!
斧のマスターキーで【グランドクラッシャー】で床ごと破壊しますが、魔石は無かったようですぐに触手とスライムが沸いて出ます
大振りで振り下ろした硬直を突かれて、あっという間に拘束されます
スライムに服を溶かされ、幻の夫相手にしてまだ熱が引かない身体を触手に弄ばれ快楽の声を上げてます
そこをいちご様がトラブルを起こし、胸を揉んできた挙げ句に眼鏡を外してしまいます
ハァ!?ちょ、こんな状態でっ
いちご、手を離しなさいっ!
ぶん殴りたくても触手に拘束されて殴れない!
しかも、いちごと触手に嬲られたままで嫌なのに感じてしまうわ!
エロ&アドリブ歓迎
彩波・いちご
【恋華荘】
今度はスライムとか触手が大量にですか?!
自分でもそういう異界生物使いますけど、敵として無限湧きなんて冗談じゃないですよっ
アイさんを庇いつつ、近付く敵を【天使のような悪魔の歌声】で吹き飛ばして、仲間の救出に向かいます
……が、スライムで足を滑らせたり、触手に引っかかったりで、いつものようにとらぶるが
服が溶けてほぼ裸のまま、同じように裸のシルフィールさんの胸を掴むように飛び込んでしまい
眼鏡なしの彼女に怒られますが、後ろからアイさんアルテミスさんが重なったり、触手に絡まれたりで動けません
動こうとすると胸を揉んだりお尻揉んだりと…
ど、どうしましょうこれー?!
そのまま4人裸で絡み合う羽目に…
「うう、こ、怖かったです……」
「大変でしたね……大丈夫ですか?」
幻から解放されても恐怖が消えず、いちごにしがみつくアイ。
「安心してください、アイさん!」
そんな恐怖に震える姿に騎士として発奮したアルテミスは、自信満々、胸を張る。
「雑魚モンスターごとき、この正義の騎士アルテミスの前では、何体いようと同じことです!」
「……」
不安しかない、とは言いにくいが、自分の身は自分で守るしかないと悟ると、アイは万能コンピュータを展開する。
「こ、今度こそ、皆さんの役に立ってみせますからねっ!」
様々な情報を高速処理し、敵の出現を予測する。はじき出した結果は……。
「……真下っ!?」
「あ、足元からっ!?」
地下より湧き出す触手が、前衛に立つアルテミスへと殺到する。慌てて大剣を振るって切り裂くも、斬った端から次々と現れる。全く、キリがない。
「しょ、触手が敵として無限湧きなんて冗談じゃないですよっ」
「ええ、なんとかしなくては……」
自らも触手を操るからこそ、その脅威を強く感じ焦るいちご。ならばと、未だ従順な人格を保つシルフィールが斧を構えて踏み出す。
「下、ならば……これでどうです!」
あらゆる扉を『物理的』に解錠するマスターキー(斧)が、魔石との間の障害を排除せんと振るわれる。地面を破壊し、大穴を穿つ重い一撃。
「シルフィールさん!?」
「あっ、そんな……んんんんっ!?」
だがそれは、むしろ地面の下に潜む敵を呼び起こす。一気に飛び出してきた触手を前にしていちごが警戒を呼びかけるが、重い一撃を放ったばかりのシルフィールでは対応出来ない。
あっという間に絡みつかれ、拘束されていく。
「い、今は、ダメ……んっ……んぁっ、んっ、くぅぅっ!?」
幻によって刻みつけられた疼きは、未だシルフィールの身体から消えていない。その身体を触手によって弄ばれると、溢れる声を止められない。
「あっ、ふ、くが……んんんんんっ!」
さらにスライムまで溢れ出せば、その服があっという間に溶かされていく。裸身を弄ばれれば、声はさらに1オクターブ跳ね上がる。身体を跳ね上げ、甘く悶えてしまう。
「し、シルフィールさんっ、今助けますからね!」
慌てて助けに入ろうとするいちご。その超音波じみた歌声で目の前の敵を破壊していくが、何しろ数が多く、なかなか届かない。
「や、だめ、今、感覚が敏感で……ん~~~~~っ!?」
「アイさんまでっ!?」
さらに、背後に庇ったアイまでも、足元からの敵に捕まってしまう。演算能力を高めた代償に極めて敏感な状態、触手に少し撫でられるだけで脳天に直接快楽を流されているかのようだ。
「ど、どちらを先に……あっ!?」
前方のシルフィールと背後のアイ。2人に気を取られ過ぎたいちごは、足元のスライムに思いっきり脚を滑らせた。自らスライムに突っ込むように転倒する。
「い、いたた……」
「んぁっ!?」
慌てて目の前の膨らみに手をかけ、立ち上がろうとする……が、当然のように、そこにある膨らみはシルフィールの豊かな胸。
「い、いちご様、激し……んっ、んんっ!」
「あっ、ご、ごめんなさ……ええっ!?」
慌てて離れようとするいちごだが、ふと見下ろせばスライムによって崩壊する衣服。狼狽のあまりバランスを崩せば、今度は触手につまづき、後ろに転倒する。
「きゃっ……」
「やっ、待っ、……んん~~~~~っ!?」
悲鳴を上げながらいちごの下敷きになるアイ。ただでさえ敏感な肌にいちごの裸身が擦れると、激しい快感に悲鳴を挙げる。
「ど、退いて、くだっ……んあああ」
「わ、わかってま、むぎゅっ……っ!」
だが退こうにも、いちごの上にのしかかるシルフィール。豊かな胸に押し潰され、顔を真っ赤にして悶えてしまう。
と言うか、いちごが胸を掴んだままだったので、倒れた時に引き倒したのだが。
「は、っ……んっ、胸っ……そんな……激し……」
「いちごさんっ、あ、慌てなくて、いっ……いぃぃぃッ!?」
いちごが焦れば焦るほど、シルフィールの胸は捏ね回され、アイの肌は刺激される。いちごも離れようとはするのだが、努力すればするほど状況が悪化するとらぶる体質。
「くっ、いちごさんたち、今助けに行きますからねっ!」
必死に触手を斬り続けていたアルテミスが、その様子を見て慌てて駆け寄ってくる。
「あっ、きゃああっ!?」
そして案の定、スライムに脚を滑らせて3人へと突っ込み、事態を悪化させた。
「あ、アルテミスさん、大丈夫で……って、多っ!?」
「やぁ、んっ、だ、だめ……ああああっ
……!?」
女騎士の運命なのか、明らかに他の3人より多くの触手を引き連れていたアルテミス。今までは大剣で迎撃していたが、その手が止まれば殺到する触手に一瞬で身体を呑み込まれてしまう。
「あ、ああんっ……はぁっ、だめ、激しすぎっ……」
「や、本当、今は敏感だから……ダ、ダメェェェェ!?」
無論、密着している他の3人にも、その被害は拡大していく。シルフィールの火照った身体が、アイの敏感な身体が隅々まで触手に刺激される。
「な、なんとかしないと……あっ!?」
「ああんっ……いちごさんっ、そんな、とこっ……んんっ!」
そしていちごが逃れようとすればするほど、アルテミスの胸やらお尻やらに触れてしまう。悲鳴を漏らし……その中に露骨に甘いものを混じらせるアルテミス。
「だ、だめですっ、てば、あっ……あっ、でもいちごさんになら……んんんっ!?」
「いやそんな場合じゃっ!? うぅ、ど、どうすれば……っ!」
動けば動くほど状況は悪化するのだが、かと言って動かない訳にもいかない。
と言うか、目の前で3人に激しく喘がれた状態で動かず耐えるなど、年頃の男の娘には土台無理な話である。
「っ……ちょ、っと、いちごっ!? この状況でっ……」
そしてその挙げ句、シルフィールの眼鏡を外してしまう。男嫌いの人格に切り替わり、いちごへの嫌悪を露わにするシルフィール。
「て、手を離しなさい、この……んんんっ!?」
殴りつけてやりたいが、触手のせいで叶わない。どころか、嫌悪する男の身体に身体を擦り付け、甘い声を漏らしてしまう。
「嫌っ、この……後で、覚えてな、あああああんっ!?」
「うぅ、ごめんなさいぃっ!?」
真っ赤な顔で睨みつけられたじろぐいちご。すでに4人とも服は完全に崩壊しており。
「ど、どうしましょうこれー?!」
どうにもならない。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
三原・凛花
アドリブ・連携歓迎
H描写歓迎・限度無し
傷はないけど腰が抜けて立てない。
これで襲われたら…さっきの比じゃない位に滅茶苦茶にされるだろうね…♥
まあ下手に抵抗しても余計に傷を受けるだけだし、大人しく受け入れよう。
無抵抗なのが結局一番傷付かないんだよ、長年の経験で良く分かってる。
そうして私が敵を【誘惑、挑発】して【おびき寄せ】てる間に、「愛し子召喚」で呼んだ息子と娘に魔石を探してもらおう。
輪姦されるだけなら多分私も傷は受けないから、UCも解除されないと思うし。
あぁでも…
母親の私がよがり狂うところを見て子供達はどう思うかな…
それを想像すると…余計に興奮してきちゃった…♥
本当…もう救いようがないね、私は…
秦田・麻弓
はー、ヒドい目に遭いました…でもうん、あれはあれで…
オークやゴブリンの生きた人型とか、スライムや触手の不定形の物とかが多いところで魔石の探索を行います
それらしいものがあったら近付いて確かめます。それで気を取られて捕まったり襲われたりしても仕方ないですよね
身動き取れなくなったらUC使って周囲の敵を引き寄せて、よりもみくちゃにされるように…じゃなくてより他の人への被害を抑えられるようにします
誘惑が効く相手は片っ端から誘うので、予想外の敵とか来たら…それはそれで…へへ
あ、でも怖いのとかあんまり痛いのとかはちょっと…す、少し乱暴な扱いくらいでお願いしますっ
「はー、ヒドい目に遭いました……でもうん、あれはあれで……」
新たな扉を開いた気がする麻弓。思い出してほう、と熱いため息を漏らす。
「ともあれ、探索ですね! さて、出来れば生きた人型とかスライムとか触手とか……」
「んん、んん~~~っ!」
欲望いっぱいに周囲を見回した麻弓の目に入ってきたのは、魔物達に囲まれ、襲われる凛花の姿。コボルトやゴブリンと言った亜人の魔物達が、代わる代わるに彼女を弄ぶ。
「っ、は、はぁ……はぁっ……あぁ、んんっ!?」
幻の余韻で足腰が立たない身体の隅々、ありとあらゆる場所に、彼らの欲望を受け入れる。溢れる声は拒絶ではなく、甘く悶えるような嬌声。
そこに自分と同じ色を感じた麻弓は、すぐさま救出を決意する。
「い、今助けますよー、でも数が多すぎて返り討ちにあっても仕方な、んふぅっ……!」
決意から数秒で捕まった。
「いえ、これは別に羨ましかったとかではなく、身を挺して囮になろうと言う作戦でっ、んっ、あっ、ふぅっ
……!?」
誰に言い訳するのやら。その身で周囲を激しく誘惑し、自らを欲望の捌け口とするように仕向ける麻弓。亜人達を引きつけ、甘い声を漏らす。
「んぁっ……わ、分かる、よ……そう、囮にならなくちゃね……んんんっ!」
「そう、そうなんですよっ、分かって貰え、んひぃっ!!」
獣達の欲望は強く、激しく、そしてその数は無尽蔵。あっという間に服を剥ぎ取られ、全身をもみくちゃにされていく2人。
「抵抗しても、余計に傷を受けるだけだし……んっ!」
「で、ですよね、はあっ……あ、やっ、すごっ……っ!」
頷いているやら身体を揺らされているやら、分からなくなってくるほどの激しい快楽にすっかり溺れる麻弓。だが凜花の方は、言葉どおりにその身を囮にして、霊を魔石探索に向かわせている。
「傷を受けたら、あの子達が消えてしまう、からね……ああ、でも……」
その霊は、凜花の息子と娘。愛しき我が子達は、魔物達に蹂躙される母を見てどう思うか。
「ああ……もう救いようがないね……♪」
それを思って余計に興奮を感じてしまう……そんな自分を蔑みながらも、より激しい快楽に溺れていく凜花。
「なんだかよく分からないけど、んぁっ、わ、分かりますっ……♪」
「そう、かい……んっ……♪」
深い事情は分からないが、見られて喘ぐ姿に共感を抱く麻弓。そんな2人の嬌態に引き付けられ、大型のオーガまでやってくる。
「お、ぉぉ……これは……へ、へへ」
その、聳え立つような逞しさに、麻弓は震えつつも、思わず笑みを漏らして。
「でもあんまり痛いのとかはちょっとなので、少し乱暴なくらいで、えぇぇぇぇぇっ♪」
「いや、これは、少しじゃ済まなそ……おぉぉぉぉっ♪」
あまりに荒々しいオーガの蹂躙。体内で暴れ狂うような衝撃が、さらなる快感をもたらす。
「はぁっ……あっ、き、きつ、ぅ……でも、それ、がっ……♪」
「ああ……こんな姿まで、見られ、てぇぇっ……♪」
当然オーガも2体だけではない。もはやどれだけの欲望を受け止めたか、数えられぬほどの亜人に対して、『囮』となり続ける2人。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
伊美砂・アクアノート
【SPD 結界糸・無風陣】
―――こういうのは、判りやすくて良いね
きゃはは…! 撫で斬りでいいかな?
【早業20、2回攻撃10】【結界糸・無風陣】・・・下手に近づかねェ方がいいぜ? 触れればスパッと斬れる蜘蛛糸の結界だ。コイツは威力の加減が出来ねぇからな…! と、極細糸を展開し斬撃を飛ばす
消耗したら【毒使い10】の毒香水や【破壊工作8】の焼夷手榴弾を炸裂させて敵との間合いを確保。それでも接敵されるようならショットガンのフルオート掃射で前方の敵を削り、敵中に飛び込んで暗器で【だまし討ち5、フェイント5】…他の猟兵が運良く魔石を見つけるまで粘るぜ。【第六感8、視力5、聞き耳5】で一応オレも気にしておく
グラディス・プロトワン
※アドリブ・絡みご自由に
ゴブリン、オーク、スケルトン、ゾンビ、スライム……
アルダワではよく見かける雑魚ばかりだが、とんでもない数だな。
こいつらを倒しながら魔石を探す必要があるということか。
この近くには魔石は見当たらない……やはりもっと奥の方なのか?
無限に雑魚が湧いて出てくるのなら補給には困らなそうだが、終わりの見えない戦いというのは厳しいものがある。
しかも、俺はあまりこういう探し物は得意な方ではない。
他の猟兵が魔石を見つけてくれるのを祈って戦い続けるしかあるまい。
エネルギー吸収による継戦能力には自信があるが、試作型ゆえにいずれ限界が来るだろう。
俺の気力が尽きる前に魔石を破壊したい所だが……
「アルダワではよく見かける雑魚ばかりだが、とんでもない数だな……」
合流したグラディスの前に、立ちふさがる、数多の敵、敵、敵。これほどの数はそう見るものではない。
「まあ、無限に湧くと言うのなら、補給に困る事はなさそうだな」
手近なゴブリンに剣を突き立て、そのエネルギーを吸収していく。質はさほどだが、量が多い。それらを吸い上げながら、ゆっくりと歩みを進めていく。
「だが、この近くには魔石は見当たらない……やはりもっと奥の方なのか?」
「おっとぉ、近づかねェ方がいいぜ?」
さらに進んでいくと、突然に声をかけられた。次の瞬間、目の前のコボルトが一瞬で寸断される。
「そこはもう、あたしの結界なんでね?」
それを成したのは伊美沙だ。張り巡らせた極細の蜘蛛糸が、結界内の魔物達を切り裂いていく。
「ああ……やっぱこういう方が、判りやすくて良いね!」
「ふむ。先のフロアは大変だったのだな」
しみじみとつぶやく伊美沙に、その苦労を感じ取るグラディス。
「まあなー。その点、こういう単純な戦場は楽でいい」
糸を手元に引き戻すと、別方向に展開し直す。次々と切り裂かれていく魔物達。
「きゃはは……! 撫で斬りでいいよねぇ?」
「うむ。では俺も手伝わせて貰おう」
グラディスも糸の領域を迂回しながら、敵からエネルギーを吸収し続ける。彼らの脅威となるような敵は、この場には存在しない。
――数、以外は。
「やー……流石にキリがねぇな!」
「継戦能力には自信があるが……俺は試作型だからな、エネルギーの変換効率が悪い」
延々敵を斬り続け、息を弾ませる伊美沙。グラディスも徐々に動きが鈍りだすが、構わず剣を振るい続ける。
「魔石を探し出したいが……俺はあまりこういう探し物は得意な方ではなくてな」
「オレもなー。ま、そのうち誰かが壊してくれるだろ、っと!」
疲労で精密な糸操作が鈍り始めると、今度は焼夷手榴弾を投げつけ、敵陣を焼き払う。
「ああ、だが、体力よりも気力が厳しいな……むっ!」
それでも倒しきれなかったゴブリンが、グラディスを殴りつける。幸いにしてその装甲を抜くほどの威力ではなく、反撃でエネルギーを吸い尽くした。
「効かぬとはいえ、殴られて気持ちの良いものではない」
「そりゃあなー……でもま、出来るだけ粘るしかない、だろっ!」
ふわり、と毒の香りを漂わせ、近づく魔物の息の根を止める伊美沙。ショットガンで目の前の敵陣をふっ飛ばし、鎖分銅でさらに薙ぎ払っていく。
「もしかしたら運良く魔石が見つかるかも知れないしな!」
「……そうだな。もう一踏ん張りと行こう」
様々な暗器を振るう伊美沙に対し、グラディスは愚直に剣で敵からエネルギーを吸い尽くす。他の兵装もあるが、燃費を考えればこれが一番確実だ。
「こちらが尽きるのが先か、魔石が見つかるのが先か……」
「出来れば前者と願いたいな!」
周囲の戦況にも目を配りながら、敵を迎え撃ち続ける2人。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
ドゥルール・ブラッドティアーズ
共闘NG
グロNG
WIZ
あんなに憎んでたパパに抱かれて
もっとされたいと思うなんて……
本物に会ったら、私は……
……考えるのは後ね。
服を脱ぎ、ゴブリンやオークを【誘惑】
私の体、好きにしていいよ……❤
胸を揉まれ、しゃぶられ
唾液を飲み干すようなキスや
突き殺すような挿入をされ……
順番を待てない子達に、お尻や口内に挿入されたり
腋や足を舐められたり……❤
無限に現れる彼らに何度もイかされるけど
私の体力も【生命力吸収】で無尽蔵。
何発でも相手になるわ!
でも、醜悪な男ばっかりで華が無いわね……
『愛の想起・妖狐桃源郷』で51体の妖狐忍を召喚!
彼女達も精気吸収で体力は無尽蔵。
乱交パーティーを始めましょ。今日は食べ放題よ❤
「あんなに憎んでたパパに、もっとされたいと思うなんて……」
幻を振り払っても、疼きは抑えられない。火照る身体を掻き抱くルル。
「本物に会ったら、私は……いえ、考えるのは後ね」
周囲には魔物達が大量に迫っている。思考を打ち切ったルルは、彼らへと躊躇わず裸身を晒す。
「私の体、好きにしていいよ……あんっ♪」
濃厚な誘惑に引き寄せられ、殺到してくる魔物達。すぐさま押し倒され、欲望の捌け口とされていく。
「ふふ、いきなり激し……んっ……んむっ……んぅぅっ!」
愛撫され、吸われ、突き上げられ。数多の魔物のありとあらゆる欲望が、ルルを襲う。
唇を奪われ、口を満たされ、喘ぎを漏らす事すらままならない。
「んむっ……んっ、んん、ん~~っ!」
敵は無尽蔵、その欲望も無尽蔵。それに答えるべく、ルルもその欲望から生命力を吸い尽くし、自らの糧とする。
吸われ干からびる魔物達……だがそれを理解してもなお、彼らは一時の快楽のため、ルルに群がっていく。
(醜悪な男ばっかりで華が無いわね……?)
身体中を好きにされながらも、そんな思考がちらりとよぎる。ならばと、甘い香りと呼び寄せるのは、数多の妖狐達。
「けほっ……さあ、パーティを始めましょ、むぐぅっ……」
「お任せを……♪」
かろうじて自由になった口で命令を下せば、妖狐達はその魅惑の肢体で魔物達に襲いかかる。
忍の妖艶な技巧と、魔物達の欲望と無尽蔵の数。ぶつかり合うほどに狂宴は加速する。
(ふふ……今日は食べ放題、よ♪)
そして、どこまでも広がる宴の中心で、ルルは快楽に耽溺し続ける。
大成功
🔵🔵🔵
佐伯・晶
相手が数を頼みに攻めてくるなら
範囲攻撃で迎え撃とうかな
球体関節人形だから低温でも
体が固まって動けなくなる事は無いからね
元々叩けば澄んだ音がするくらい硬いし
関節が詰らないように
時々体を叩いて氷を落とそうか
ドレスが砕けそうだけど仕方ないね
また創りなおせばいいし
この当たりに湧いてるのは少女型のホムンクルスかな
石床で創った使い魔に石化させたり凍らせたりして対処
…これは氷像に囲まれて移動できなくなるんじゃ
雲霞のように寄ってくるから段々壁みたいになってきたぞ
凍った胸とか太腿に足を載せて乗り越えていかなきゃ
氷像の上を歩くのはきついなぁ
足を滑らせたら氷像の壁が崩落してくるな
運が良ければ魔石も巻き込まれるかもね
「相手が数を頼みに攻めてくるなら、これで迎え撃てるかな」
周囲に極低温を張り巡らせていく晶。人間が到底生きていけない温度で、魔物達を凍らせていく。
「人形だから出来る無茶だよなぁ……っと」
球体関節の人形と化した晶ですら、関節が凍りつくほど。時折身体を叩いて霜を落とさなければ、身体が動かなくなってしまいそうだ。
「さて、この辺りの敵は、と」
周囲を見回せば、こちらを取り囲む少女型のホムンクルス達……その氷像。
ホムンクルスと言えど、この極低温の中では動ける筈もない。
「おっと、危ない」
中にはなんとか耐えて迫ってくる者もいるが、それは使い魔を差し向けて石化させていく。その迎撃に危なげはない。
「……む。困ったな」
危なげはないが、晶も動けない。氷像と石像で出来た壁に取り囲まれてしまった。
ホムンクルスに知恵はなく、仲間の像を乗り越えて迫ってくる。それらも凍らせていけば、壁は高く聳えて、簡単には乗り越えられそうにない。
「この上を行くのはきついなぁ……よっと」
凍りついたホムンクルスの胸や太腿を足場に、なんとか壁を昇って見る。あまり安定はしないが、登れない事はない。
「……うわっ!?」
が、途中で重みに耐えられず、壁が倒壊した。轟音を立てて次々と崩れ……突然それらの像が消滅する。
「おや。魔石が崩落に巻き込まれたかな?」
運が良かったと頷くと、立ち上がる晶。ふと自分の身体を見れば、凍りついたドレスも今の衝撃で砕けており。
「おっと……」
すぐにそれを作り直すと、気を抜けば固まりそうな関節を動かして、ぎこちなく進んでいく。
大成功
🔵🔵🔵
クロエ・アスティン
「あれは幻、幻だったであります……」精神的疲労を残しつつ、次のフロアへ
他の猟兵と協力し魔石を探して奥に進んでいくが
精神的疲労から攻撃も大振りになり体力を消耗していく
そして、体力が尽きたところをゴブリン達に押し倒されてしまう
前フロアと同様に、尻を高く上げた状態でスカートを捲られ下着をずり下ろされる
今度はゴブリンなんかにと目をぎゅっと閉じた瞬間、ばちーんと先ほどとは異なる痛みが臀部に!
ゴブリン達が笑いながらスパンキングを続け、お尻が真っ赤になって痛みに我慢できず失禁してしまう
「やだ、見ないでくださいです」と泣きじゃくりながらも痛み以外の快感に戸惑いを感じ始める
※アドリブ・連携歓迎/プチM/本番NG
敵陣を突き進むクロエ。ハンマーを振り上げ、群がる敵を叩き潰していく。
「あれは幻、幻だったであります……」
だが、精神的な消耗は激しい。少しでも気を抜けば、頭の中に幻の記憶が浮かんでしまう。
そんな注意力散漫な状況では、攻撃は大ぶりになり、肉体的な疲労も蓄積していく。
「はぁ、はぁ……あっ!?」
そしてついに力尽きた所で、ゴブリンに押し倒されてしまう。前フロア同様に尻を突き上げさせられ、顔を赤くするクロエ。
「く、ゴブリンなどに……ひゃぅんっ!?」
ばちぃぃぃん!
響き渡る乾いた音と、鮮烈な痛み。それが、ゴブリンに尻を叩かれたのだと気づくと、顔が羞恥に赤く染まる。
「なっ……な、何をっ……んぅぅぅっ!?」
振り払う体力は残っていない。上半身を押さえつけられたまま、何度も、何度も尻を叩かれる。
まるで太鼓のように音が響き、真っ赤に染まっていく尻。
「あ、ぐっ……ぁ……や、め……ぇ……」
それが倍近くに腫れ上がった頃には、恥辱によって抵抗する意志すらも奪われて。
痛みのあまり、太腿を温かい感触が流れ落ちていく。
「や、やだ……見ないでくださいです……んぎぃっ……」
それでもなお、ゴブリン達は叩くのを止めない。心折れて泣きじゃくるクロエ。
「やだ……やだぁ……」
うわ言のように繰り返しながら、痛みと恥ずかしさに悶え続ける。
だがそこに混じる、ほのかな快楽。
「や……だぁ……」
未知の扉を開きつつある恐怖にますます涙を溢れさせ……それでもなお、その尻は乾いた音を奏で続ける。
大成功
🔵🔵🔵
御園・ゆず
涙をとめどなく流しながら、茫然
しかし、瞬時に状況を把握
状況を打破するために『埒外』のチカラを使い、敵を屠っていく
スクールバッグからスコーピオンというガトリングを出して、弾丸をばらまいていく
学校で送る『日常』と、優しい時間を過ごせる『猟兵の日常』を守るために
忌々しいこの埒外のチカラを使う
普通でありたいと願ったはずなのに、こうやって埒外のチカラを使うたびに
わたし自身が日常から乖離していく
こんなチカラ欲しくなんてなかった
こんなチカラ猟兵なんて崇高なモノじゃない
わたしは、『埒外』
心をすり減らしながら有象無象を屠っていく
忌々しい『日常』と愛しい『猟兵の日常』を守るために
弾丸の数に比例して埒外になっていく
「うぅ……うぅぅ、こんな……の……」
未だ心を揺さぶる幻に涙をとめどなく流しながら、それを振り払うように首を振り、スクールバックを開くゆず。
そこから取り出したのは無論教科書などではない……全長270mmのガトリング。スコーピオンの名を持つそれが弾丸をばらまき、周囲の敵を駆逐する。
「来ない、で……!」
幻の日常は、否応無しに彼女の心を揺さぶる。それが、どれほど忌まわしいものであったとしても。
「来ないで……お願いだから……!」
その言葉は、敵に対してか、それとも自分に対してか。
猟兵としての日常は、学校でのそれとは対照的に優しいもので。だからこそ、それに並ならぬ嫌悪を覚える。
「こんなチカラ欲しくなんてなかった」
ガトリングが弾丸を吐き出すほど、その身体が変貌していく。
自信と笑顔に満ちた表情。なりたかった自分。
それを表面で演じるだけの、心なき道化の姿に。
「こんなチカラなんて……猟兵なんて、崇高なモノじゃない」
猟兵としての真なる姿、すなわち世界の埒外にある姿。
それは、望んで得たモノでは、決してない。
「わたしは……『埒外』」
欲しかったのは日常。けれど、猟兵とはその埒外にある者。
彼女の望みは、決して叶わない。
「来ない、で……!」
完全に望まぬ姿へと変わり、それでも彼女は弾丸を撃ち続ける。
忌々しい『日常』と愛しい『猟兵の日常』を守るためにチカラを振るうほど。
彼女は『日常』から乖離していく。
大成功
🔵🔵🔵
フレミア・レイブラッド
わたしが幻覚に不覚を取るなんてね…ここからはそうはいかないわ!
【ブラッディ・フォール】で「絢爛業火なる白の王」の「白の王」の姿(女性部分がフレミアといった感じ)へ変化。
【魔性】に自身の【催眠術、誘惑、歌唱】を併せて敵を同士討ちさせ、その隙に【神性】で無数の眷属を次々と生み出し、敵の群れを喰らいつかせて容赦なく蹂躙。死体も残さず喰らい尽くして眷属を次々と増やして敵の発生に対抗。
自身の周囲、射程範囲まで近づけた敵は【創世】攻撃を無効化しつつ周囲一帯ごと焼き尽くしてあげるわ。
1妹の幻覚と戦った事で精神的に非常に消耗。【魔性】の効きや【創世】の火力が不安定だったりするが、なんとか持ち直して突破口を開く
「わたしが幻覚に不覚を取るなんてね……ここからはそうはいかないわ!」
摩耗した心を、怒りによって滾らせて、彼女は過去を身に纏う。
絢爛なるオブリビオン。獣を従えし白き女王。
「さあ……存分に狂いなさい!」
その身より溢れる魔性が、周囲の魔物達を狂気に陥らせる。同士討ちを始める魔物達へと、差し向けるのは、女王の眷属たる無数の白獣。
「全て、喰らいつくしてあげる!」
獣達は、次々と魔物達に喰らい付く。血を啜り、肉を喰らい、骨を噛み砕き、その一欠片すら残さない。
「さあ……もっと……もっとよっ!」
眷属を従えし女王の親征に、抗える魔物などいよう筈もない。その血肉を糧に眷属を増やす事で、無限に湧き出る魔物達に抵抗する。
だが、その振るう力と比例するように、フレミアの額に汗が滲む。
「はぁ、はぁ……」
あまりに大きな力を抑えきれない……訳ではない。真祖の血を引く彼女は、神の力すら操ってみせる。
だが、それは『普段の彼女』なら、の但し書き付きだ。
「リラ……くっ、忘れなさい、あれは幻よ!」
愛しい妹と槍を交えた幻の記憶は、フレミアの精神を摩耗させている。自分に幻と言い聞かせても、忘れられるものではない。
「っ……ぐっ、離れなさい……!」
魔物への支配が鈍り、眷属をかいくぐって肉薄されてしまう。咄嗟にその身から迸らせる、創世の白炎。
荒れ狂う炎の世界は、魔物を近づけない。だが、今の状態でそれほどの力を使えば安定せず、自らの身体も灼かれかねない。
「この……程度っ!」
それを押さえつけるのは意地と誇り。なんとか白炎を掌握しなおすと、周囲の全てを灰燼に変えていく。
大成功
🔵🔵🔵
第3章 ボス戦
『シャドウミラー』
|
POW : 力の影
【鏡に映した相手を歪め力を強化した偽物】が現れ、協力してくれる。それは、自身からレベルの二乗m半径の範囲を移動できる。
SPD : 素早さの影
【鏡に映した相手を歪め素早さを強化した偽物】が現れ、協力してくれる。それは、自身からレベルの二乗m半径の範囲を移動できる。
WIZ : 知性の影
【鏡に映した相手を歪め知性を強化した偽物】が現れ、協力してくれる。それは、自身からレベルの二乗m半径の範囲を移動できる。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
|
無限とも思える敵に苦戦した猟兵達だが、必死に戦い続けた結果、幾人かがスポーンの魔石を砕く事に成功する。
砕かれる度に、あれほどいた魔物達が次々と消滅し……全て砕けた頃には、フロアには信じられないほどの静寂が広がっていた。
ほとんどの猟兵は、肉体も精神もすでに疲労の色は濃い。
だがそれでも重い身体を引きずって進めば……最後の部屋に待っていたのは、黒い鏡が一つ。
そして……そこに映し出される影が、実体を持って、次々と滲み出す。
現れたのは鏡写しの猟兵。
だが彼らは、本物よりも優れた力を持ち、疲労もない完全な状態だ。
戦って勝つ事は、あまりに難しい。
だが、勝てなくても良い。誰かが、偽物をかいくぐって鏡を割る事が出来れば、全ての偽物は消滅する。
もちろん、それすらも難しい。だが、成し遂げねばこのフロアをクリアする事は出来ない……!
ザインクライネ・メーベルナッハ
気付けば魔物の群れが消えていた。
…ここまで耐え切った私の勝ちだな!
だが流石に消耗は激しい。
何とか奥まで来たが…あれは私自身…の影、か?
自分自身になど、負けるわけにはいかん…行くぞ!
と勇んで踏み出した直後、影が惑わす淫欲の視線を発動。
その一撃で倒れた上、影は私を組み敷き自ら鎧を脱ぎ捨て…
そして露になった姿は、自分のものとは思えぬ程美しく欲情をそそるもので。
そう感じてしまえば最早心の歯止めは聞かず。
そのまま私の影と互いの身を貪りあい、犯しあう。
尤も、私自身の方が受け気味ではあるが。
剣の柄を穴へ押し込まれ、それが齎す痛み混じりの快感に喘いでしまったり…
影の消えるまで、快感に溺れ続けるだろう。
「魔物が消えている……ならば耐え切った私の勝ちだな!」
ある意味図太いとも言えるメンタリティで、自信満々に胸を張るザイネ。
とはいえ消耗が激しく、重い身体を引きずって進むと、現れるのは自分自身の影。
「む……自分自身になど、負けるわけにはいかん! 行くぞ!」
凛とした表情を浮かべ、一歩踏み込んで見つめられて爆破されて倒れた。
相変わらず早い。
「く、やはり……消耗が……んぁっ……」
影ザイネの視線に見つめられるほどに、抑えきれない淫欲が沸き起こる。組み敷かれても抗う気力がなく……いや、それもいつもの事かもしれないが。
「な、何を……して……」
『分かっているのだろう? 何をしたいか……何をされたいか……』
だが、目の前で鎧を脱ぎ捨て、見事な裸身をさらず影ザイネに感じる情欲。それはいつも以上に身体を火照らせる。
寸分違わず、自分の姿である筈なのに……。
『さあ、気持ちよくなろう?』
「あ……ああっ……♪」
誘われれば当然のように受け入れて、自らと身体を絡めるザイネ。唇を重ね、互いの間で快楽を交歓する。
「『んっ
……!!』」
絡み合い、捏ね合い、擦り付け合う。だがやはり主導権を奪うのは影ザイネの方だ。
『もっと気持ちよくしてやろう……♪』
「ああ……もっと……んんんんっ♪」
剣の柄を突き立てられ、荒々しくかき回されると、甘い悲鳴が溢れる。痛みすら覚えるが、それが余計に快感を増幅して、身体が何度も跳ね上がる。
『私が何が好きかなど……知り尽くしているのだからな?』
「ん、んん~~……ああああっ!」
喘ぎと悲鳴と嬌声。それらを自らの影に絞り出される快感に、恍惚と酔っていく。
大成功
🔵🔵🔵
弥久・銀花
アドリブ、他の人との絡み、ピンチシーン歓迎です。
「ぶっ! んっ! ぁっ……!」
自分の偽者が出てきて、激しく締め付けられた体では刀を抜く事も出来ずに倒されてしまいました……
今はフロアの片隅で、床から頭が生えてる様な感じで首から下を刀で作った穴に埋められて、周囲の石材を細かく刻んだ石礫で石子詰め
近くの壁から漏れている氷の様な冷たい水が、じわじわと私の居る穴に流れ込み、石に圧迫されている私を冷やしていきます
その状態で偽者が手も足もでない私を刀の鞘で顔面を殴り続けて、もう何分経ったでしょうか……
水位がそろそろ鼻を超えますね……、これでやっと落ち着いて再生を……。
「ごぼっ!?」(水没したまま殴打再開)
「ぶっ! んっ! ぁっ……!」
『弱いですね、私』
これまでのダメージもあり、一瞬で影に打ち倒された銀花。蔑むように見下ろされながら、刀の鞘で殴りつけられる。
「か、はぁ……」
『なんとか言ったらどうなんですか。……言えませんか』
首から下は迷宮の地面に埋まっており、身動きが取れない。殴られる度に身を捩り、その度に、穴を満たす細かい石礫が肌に食い込んでくる。
肺が圧迫され、呼吸もままならない。当然、言葉を発するなど不可能だ。
「っ……ぁ……」
この状態でもう、何分放置されただろうか。時間間隔の狂いそうな責め苦の中、一定の速度でゆっくりと穴に流れ込む冷水だけが、正確な時を理解する手がかりとなる。
もっとも、凍てつくような冷水は、銀花の体温と思考力を容赦なく奪って来るため、計算など出来るはずもないが。
『そろそろ水で一杯になりますね?』
「ぅ、ぐ……」
冷水はすでに首まで到達していた。骨まで冷気に痺れ、そろそろ手足の感覚も無くなってくる。
痛みを感じなくなる事が、良い事ではない。全身が自分のものではないかのようだ。
「っ……!」
そして冷水は鼻まで到達した。これまでも呼吸は困難だったが、それと不可能の間では雲泥の差だ。
(再生……しなくては……)
とはいえ、銀花には不死身とも言える再生能力がある。これほどの責め苦を受けても死ぬ事はない。
「ごぼっ!?」
『何勝手に再生してるんですか、私?』
それを咎めるように、また剣の鞘で殴りつけてくる影。まだ感覚の残っている顔面が容赦なく打たれる度に、呼吸が乱れ、苦しさが増していく。
大成功
🔵🔵🔵
シエナ・リーレイ
■アドリブ絡み可,NG行為なし
シエナ自身は認識出来ていませんが彼女の仮初の体と人格はジュリエッタの亡骸と魂から形成されています
故にシエナにとって自身の鏡像とはジュリエッタの鏡像と同義です
元気な姿の『お友達』にシエナは縋り請われるままに弄ばれます
■
綺麗にしてないとね!
鏡像はシエナの服を剥ぎ取ると彼女を淫らな人形にする為のお手入れを始めます
根元まで咥え込んでやらしいね!
鏡像はシエナの体を徹底的に摘み上げ、擦り上げ、穿り回してゆきます
そして、3つの敏感な突起が固く尖ったまま戻らなくなり、股間の3穴も解れ切ったら仕上げとして周囲の男の鏡像を捕まえてシエナを使わせようとします
これがあなたの正しい姿だよ!
「ああ、ジュリエッタ……とシエナは歓喜の声を口にします」
ようやく、探し求めた最初のお友達を見つけたシエナは、喜んで縋り付く。
対してジュリエッタは満面の微笑みを浮かべて……シエナの服を剥ぎ取った。
「きゃ
……!?」
「綺麗にしてないとね、シエナ!」
もちろん、そのジュリエッタはジュリエッタではなく、シエナの影だ。
だが、シエナの身体を構成するのは、ジュリエッタの亡骸と魂。その影は当然、ジュリエッタと同じ顔をしている。
「素敵な人形にしてあげるね!」
「んんっ!?」
そんな、ジュリエッタの姿をした影が、シエナの身体を弄ぶ。だがシエナはそれに逆らわない。
自分自身がジュリエッタの姿だと知らないシエナにとって、影シエナはジュリエッタそのもの。ならば、人形が持ち主に従うのは当然の事なのだから。
「固くしちゃって、シエナったら、やらしいね!」
「ぁっ……ん、ぁぅっ……!」
大事な部分を摘まれ、念入りに弄られても、抗わない。声を溢れさせて、甘く震えながら、擦り上げられる度に身体が跳ねる。
「これで下準備は完璧だね!」
すっかり弛緩したシエナの身体を、他の相手にも使わせて、より強い快楽を与えていく影シエナ。それでも、シエナは逆らわない。
「ん、ぁっ……はっ……んんっ、んんぁ……っ!」
「これがあなたの正しい姿だよ!」
何度も身体を跳ね上げて、悦楽に溺れ蕩ける様。それを最初の『お友達』に間近で見られながら、シエナは自らの身を快楽に捧げ続ける。
大成功
🔵🔵🔵
三原・凛花
体中が疲労と精液で重い……
身動きする度、胃の中がチャプチャプして、アソコとお尻からボタボタ零れてくる…
普通ならこんな状態で勝てるわけないんだけど…
でも、今の私にあって偽物にないものがたった一つだけある。
それは『色欲』。
さっきまで散々輪姦された私には、体中に『色欲』が染み付いている。
それを「大罪喰らい」で取り込み、戦闘力を上げて偽物に【捨て身の一撃】で突撃するよ。
ねぇ…偽物の私に聞きたいんだけど…
今の私を見てどう思う?
穢い?醜い?おぞましい?
…私はあなたが羨ましいよ、そんなにも綺麗で…
(そう言いつつ、偽物を押し倒して両手を抱え込み、偽物に無理やりキスする。そしてそのまま偽物にレズレイプを試みる)
「身体が……重い……」
身じろぎする度に、淫らな音が響く身体を、苦しげに引きずる凜花。その前に現れた影凜花は当然無傷で、その差は歴然だ。
「ねぇ……偽物の私に聞きたいんだけど……」
『何かしら、私?』
だが、そんな状況でも凜花は動じず、己の影に問いかける。
「今の私を見てどう思う? 穢い? 醜い? おぞましい?」
表情は、陶然と。口から溢れるのは、甘く蕩けるような声。重い身体が、気怠さはそのままに影へと飛びかかる。
「私はあなたが羨ましいよ、そんなにも綺麗で……!」
『ん、きゃっ……あっ!?』
影は無傷で現れる。それは、これまで凜花が受けた責め苦を受けていないという事であり。
即ち、その身が色欲に……聖霊の餌たる大罪に、溺れていないと言う事。
「んんっ……♪」
『んっ、んん~っ!?』
そのまま押し倒し、唇を奪う。聖霊に突き動かされる凜花の力は強く、本来自分より勝る筈の影に、抵抗を許さない。
「ん、ん……ぷは……ぁ……だから……あなたも私と同じにしてあげる……!」
『あ、ああっ……んっ!?』
そのままさらに激しく責めかかっていく凜花。容赦なくその肉体を蹂躙する。自分と同じ姿であろうと関係ない。
無論、凜花が影に快楽を与えれば、影もまた色欲に満たされていく……だが関係ない。影もまた、凜花なのだ。ならば、欲望に溺れていくのも同じこと。
「もっと……もっと気持ちよくなりましょう……?」
『んっ、ああっ……気持ちいい……私……ああっ……!』
凜花は影を犯し、影は凜花に身を捧げる。そこに猟兵としての責務も、影としての存在理由も関係ない。
ただ一時、この瞬間の快楽に身を委ねる事こそ、彼女達の全てなのだから。
大成功
🔵🔵🔵
鳴子・このは
アドリブ歓迎
「もう無理! 右手上がんない……」
左手だけじゃ心許ないけど、鏡一枚叩き割るくらいなら何とかなるかな?
さて、と。後は偽物たちを掻い潜って鏡を割るだけ。
各々の戦闘の隙間を縫って、【高速飛翔術】で突っ込めば簡単に割れるでしょ。
周囲をよく見て、鏡までの進路が空いた一瞬……今っ!!
「ぐっ!」
……誰よ、鏡の手前で叩き落としてくれたのはッ!
あっ、偽物(私)かぁ。
そりゃそうよね。他に追いついてこれる人なんてそうそう居ないもの。
あー、まずいなぁ。落とされたダメージで意識が……。いま気を失ったら、偽物の《自己流・傀儡の術》(※)の餌食……に……(がくり
※戦闘不能者を対象者そっくりの人形に変えて操るUC
「もう無理! 右手上がんない……」
疲労で痺れる腕を抑えながら、周囲の様子を伺うこのは。
戦い続けて体力は心もとない。だが忍者として、まだ諦めてはいない。
「戦う力が残ってないなら……戦わなければ良いだけよね」
周囲では、猟兵達が影と熾烈な闘い(や、それ以外)を繰り広げている。誰もこちらを見ていない。なら、今のうちにシャドウミラーに近づき、叩き割る事も出来る筈。
無論、好機は一瞬。慎重に、絶好のタイミングを計り……そして、ついに鏡と自身との間に、一直線に道が開かれた。
「……今っ!!」
その瞬間を逃さず、その身を吹き荒れる風で覆う。地を蹴っての飛翔、一瞬で最高速に達すると、その速度を乗せて動く左手で鏡を殴りつけようと――。
「ぐっ!」
だが、その拳が届く寸前、このはの体が叩き落された。強く身体を打ちつけ、苦痛に呻く。
「だ、誰よ、邪魔するのはっ……」
『決まってるわ。私よ?』
顔を上げて抗議すれば、そこにいたのは……影このは。
「あっ……」
『私に追いつけるのは私ぐらいしかいないでしょ?』
当然の道理に愕然とするが、今更気づいても手遅れだ。疲労で重い身体に、落下の衝撃がトドメとなり、意識が薄れていく。
「あー……まずい、なぁ……」
『そうよね……まずいわよね?』
満面の微笑みを浮かべる影このはの顔を見ながら、そのまま完全に気絶するこのは……だが直後、その身体がすくりと立ち上がった。
そして、身体が人形に変じていく。
『さあ、どう使ってあげようかしら?』
傀儡の術でこのはを捕らえた影は、悪辣な笑みでこのはの頬を撫でる。
『たっぷり楽しんであげるわ、私?』
大成功
🔵🔵🔵
美国・翠華
【アドリブOK/暴力描写OK】
…今の状態で相手をするには、真の姿しかない…
「俺ノコトモマネシテルノカ?ダッタラチョット気ニ食ワネェナ」
真の姿を発動させ、ユーベルコードで自分にUDCを強制憑依させる。
コレを相手が真似するのなら、相手もUDCを真似してくるということ
きっとUDCは放っておかずに攻撃を仕掛けるわ…
それなら全力で、捨て身の攻撃を仕掛ける。
腐敗性の毒液が体を駆け巡る私は
きっと戦えば戦うほど鏡に向けてそれを飛ばすことができるようになるはず…
『俺ノコトモマネシテルノカ? ダッタラチョット気ニ食ワネェナ』
「だったら……力を貸しなさい」
己に憑くUDCに身体を差し出し、身体を操らせる翠華。
無論嫌悪はあるが、今の状況、背に腹は代えられない。
『イイゼ。俺ハ二人モイラネェンダヨ』
『ソレハコッチノ台詞ダゼ、俺?』
無論、影翠華も同様に、UDCに……影のUDCに身体を明け渡す。
しばし真っ直ぐに睨み合い……そして同時に飛び出し、激突した。
『チッ、役ニ立タネェ……モット動ケ!』
『ハッ、抜カレルカヨ。モット、モットダ!』
影翠華の方が、能力でも状態でも上で、徐々に劣勢を強いられる。肉を切り裂かれ、自身より毒に蝕まれ、激痛に苦しむ翠華。
『あぐっ……がっ
……!?』
もっとも、それは優位に立っている影翠華も似たようなものだ。
目の前の、自分と同じ存在を打ち倒すために、翠華の身体を使う一対のUDC。そこに宿主への容赦など存在する筈もない。
『俺ハ俺ダケデジューブンナンダヨ!』
『ダッタラ俺ガ唯一ノ俺ニナッテヤルゼ!』
ムキになって激しくぶつかり合う度、触手の刃と毒液が飛び散る。それらをロクに避けず、身体が激痛を発していく。何より限界を越えた稼働で全身が悲鳴を上げる。骨も肉も神経も、全てが痛みしか発しない。
影翠華ですらその反動には耐えられない。
『『消エロォォォォォォ!』』
それでも翠華達の身体を好き勝手に操るUDC達の目に映るのは、お互いの存在のみ。
……ゆえに、飛び散る毒が鏡台を腐食させ始めても、影UDCがそれを阻止しようとする事はない。
大成功
🔵🔵🔵
ジール・シルバードーン
…幻覚じゃないんだものね
魔物が消えたって、出されたものが体の中にたっぷり残ってるわ…
体も熱いまんまでコボルトが一匹だけで来ても押し倒されてしまいそう
あたしの目の前にいる「あたし」には、そんなものないんでしょうね
…なんか無性にムカつく!
真の姿を解放!といっても服が元通りになる程度だし、疲れがなくなるわけじゃない
あっちは元気、こっちは疲労困憊なら「ドレインライフ」で吸い尽くしてやるわ!
「あたし」が迎撃してくるのをギリギリで避けて、とにかく接近戦を挑むわ
一矢報いることができればそれでよし!勝てば超ラッキーってね!
なんてね
真の狙いは、鏡から遠ざけることよ
さぁて「あたし」は引っかかってくれるかしら
「幻覚じゃないんだものね……」
身体は重いし、熱い。敵が消えても、今度はその気怠さが消える事はない。お腹を抑えて苦しそうに喘ぐジール。
「コボルト一匹相手でも押し倒されそう……」
『無様ね、あたし?』
そんなジールの前に立つ影ジールは、そのような消耗も火照りもない。ロッドを構えて自信満々にこちらを見つめてくる。
その顔をまじまじと見つめ返すと、なんと言うか、こう……。
「……なんか無性にムカつく!」
怒りと共に、魔法戦士シルバリードーンに変身する。裸身にコスチュームを纏うと、全力で飛びかかる。
『無駄よ、変身したって疲れが消える訳じゃない……』
「わかってるわよ……だからあんたの体力、あたしによこしなさい!」
ロッドは捨て、素手で組みかかる……その手に宿すは吸収の魔力。触れた部分から、相手の生命力を奪い尽くしてやろうとする。
「こっちは空っぽなんだから……吸いやすいでしょうよ!」
『あら、吸わせると思ってるのかしら!?』
当然、影ジールも変身すると、その掌を伸ばし返して来た。ゾクリと震え、慌てて身体を転がす。
「くぅ、ぁ……」
『必死ね、あたし?』
当然派手に動けばお腹の中が暴れ、悶え喘がされてしまう。そこへ影がさらに掌を伸ばして来て……再び避けて逃げ、再び悶絶する。
「んぐぅっ……一矢報いるどころじゃ……」
『戦いにならないわね、あたし?』
こちらを見下してくる自分の顔に、強い屈辱を覚える。
(……なんて、ね)
と同時に。まんまとこちらを追って来た影の姿に、内心密かに溜飲を下げる。
鏡からは大分離れており、影が鏡を庇う事など出来ない。無論ジール自身はそれを利用出来ないが……誰かが砕くまで、逃げ続けようと覚悟を決める。
大成功
🔵🔵🔵
フレミア・レイブラッド
舐めないで欲しいわね…偽者程度に負けられないのよ…!
わたしの全力まで真似できるかしら!
【吸血姫の覚醒】で真の姿を覚醒。
偽者の念は自身の【念動力】で中和しつつ、覚醒で得た速度を活かして超高速戦闘。
真祖の魔力による多属性の魔法【属性攻撃、誘導弾、高速詠唱、全力魔法】で敵を牽制しつつ、魔槍【怪力、早業、残像】での打ち合いやクラウ・ソラスの変幻自在の光刃による変則的な攻撃等、敵を倒して突破する気持ちで全力で戦うわ!
隙あらば仕留めるつもりで戦うけど、倒すのが難しければ、戦闘の中で【神槍グングニル】を発動し、偽者を狙うフリして上手く射軸を合わせてその背後のミラーへ向かって放ち、ミラーを消し飛ばすわ
四季乃・瑠璃
緋瑪「自分を殺すなんてそうそう無い経験だね、瑠璃!」
瑠璃「そうだね…でも、私達の連携まで真似できるかな?」
緋瑪「そういえば、向こうのわたし達も喋れるのかな?良い断末魔聞かせて欲しいね!」
UCで分身&能力・武装強化
二人掛かりで【範囲攻撃、早業、鎧無視】接触式ボムで先制爆破すると同時に敵が大鎌の機巧で斬り込んで来るかボムでの反撃を想定し、K100で牽制射撃しながら後退。
敵の攻撃にボムや大鎌でカウンターを仕掛けつつ、戦場をミラーの近くへ誘導。
ミラー破壊で負けな敵の条件を利用して広範囲攻撃を封じ、逆にこちらはミラーを巻き込んでのボム中心の攻撃にシフト。
ジェノサイドノヴァでミラーごと一気に消し飛ばすよ
「自分を殺すなんてそうそう無い経験だね、瑠璃!」
「そうだね……でも、私達の連携まで真似できるかな?」
先制とばかり、爆弾を投じる瑠璃と緋瑪。だが、2人の影も同時に爆弾を投じ……2人の間で爆発が起きる。
『わたし達に真似出来ないと思ってるのかな?』
『私達に出来る事が、私達に出来ない筈がないよ』
その爆風を挟んで、自動拳銃での牽制。弾丸が肌を掠める。
「ふぅん、喋れるんだ。なら、良い断末魔聞かせて欲しいね!」
『断末魔を上げるのは、そっちのわたし達の方だよ!』
それに合わせて緋瑪が大鎌で斬りかかれば、影緋瑪も同様に。激突する大鎌、炸裂する機巧……まさしくそれは自分自身だ。
『やっぱり私達の方が、私達より強いね?』
その上で影瑠璃が口にしたように、影達の方が能力で勝る。緋瑪もカウンターを狙って凌ぐものの、上手く決めさせては貰えない。
徐々に後退させられ……そちらでは、フレミアが己の影と魔槍で迫り合う。
「舐めないで欲しいわね……偽者程度に負けられないのよ……!」
真祖の爆発的な魔力を身に纏うフレミア。常人には目にも留まらぬほどの速度で飛翔して、幾度も影と激突する。
「わたしの全力まで真似できるかしら!」
『真似出来ないと思っているのかしら、わたし!』
だが影フレミアも、その莫大な魔力を模倣する。魔力の牽制に同じ魔力を合わせ、魔槍で突き掛かれば同様に打ち合って。変幻自在の光刃すら、真っ向からぶつかり合う。
『考える事も同じかしらね、わたし』
「くっ……!」
その魔力は、ほんの少しずつ影の方が有利だ。これまでの消耗も加味すれば、劣勢は否めない。
『どんなに頑張っても、わたしでは、わたしには勝てないわ!』
「っ……んんっ!!」
押し切られ、大きく跳び下がる。屈辱に唇を噛みながら、魔槍を握りしめるフレミア。
「なら、消し飛ばしてあげるわ……」
『無駄よ!』
流し込む魔力が、魔槍を神槍へと変える。だが影フレミアも当然、神槍を携え……真っ向からぶつかりあえば、押し切られるのはこちら。
「……真っ向から、ぶつかればねっ!」
『っ!?』
その狙いを、直前で変化させる。狙いは己の影ではなく、鏡――。
『させるとでもっ!』
投げ放たれた神槍を、影フレミアも神槍で相殺する。だが、鏡を守りながらの分、余裕がない。
『くぅぅぅっ!?』
「あら……わたしには勝てないんじゃなかったのかしら?」
初めて弾き飛ばされ、屈辱に顔を歪めた影フレミアを、フレミアは艶めかしい笑みで見下ろす。
「今だね、瑠璃っ!」
そして莫大な魔力の激突に紛れ、緋瑪と瑠璃もその手を重ね合わせた。生じるのは巨大爆弾。その爆発は、影を鏡ごと吹き飛ばすには十分な火力。
『くっ……!』
『きゃあああっ!?』
影の緋瑪達も巨大爆弾で相殺するが、鏡を傷つけないようにと気を使われた爆発では、全力の爆発を相殺しきれる筈もない。生じた爆風に吹き飛ばされた鏡が、完全に割れずとも大きなヒビが入る。
「ようは……鏡を守らなきゃならない分、そっちが不利って事だよね!」
「いくら私達より強くても、私達は殺せないよ?」
苦痛に呻く自身の影に、純粋な殺意を乗せて微笑む殺人姫。
フレミアもまた、槍を構えて影へと飛びかかる。
「さあ、続けましょうか。わたしが勝つまで、ね!」
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
彩波・いちご
【恋華荘】
先程のスライム触手のおかげで全員ほぼ裸
そして現れたの私達(やはり裸)
「いろんな意味で、これは…」
まずいことになりそうな予感です
偽の私が触手を召喚して皆さんを襲えば
私には、裸眼の偽シルフィールさんが裸のまま暴力を…男嫌いは偽でも一緒なんですね…
偽とわかっていても、大事な人の顔した相手を攻撃するのは躊躇ってしまいますし…というか目の毒過ぎて直視できないというか
偽物さん、せめて少しは隠して?!
見た目全く一緒なんですから、裸のまま私を蹴ったり踏みつけたりしようとしたら視界にモロでー?!
痛い、痛いっ、私そんな趣味ないのですっ
偽物纏めて触手に捉えようとしても、この状況じゃ制御できませーん?!
シルフィール・オベルト
【恋華荘】
前回眼鏡外れて裸眼の男嫌いのままよ
チッ、スライムにやられて全裸なのに偽物相手しないとならないなんて。あら、偽物も全裸なのね
って、偽物が裸眼と眼鏡の2人に増えたわ。面倒な
偽眼鏡がいちごの方に、何しに行くつもりよ!
偽物でも性格そのままなの!?偽物だろうと私の姿で私(裸眼)の前でそういうことをさせるわけないでしょう!
宝剣オベルトを手に【トリニティ・エンハンス】で剣に炎纏わせて妨害するわ!
眼鏡の私の性格では戦闘には向かないでしょう!って、自分と同じ姿なのに戦闘中に胸揉んだりしてくるんじゃないわよ!?
偽眼鏡との戦闘に掛かりきりになるけど、そういえば偽裸眼は?
あ、いちごが暴力振るわれてるわね
アルテミス・カリスト
【恋華荘】
いちごさんは女の子
「そんなっ、私の偽物に……
いちごさんの偽物までっ!?」
全裸の私たちの前に現れたのは、偽物の私達。
【聖なる大剣】で剣に聖なる輝きを宿しますが……
偽物の私も同じく剣を強化してきます。
違うのは、私の剣がオブリビオンのみを斬り裂くものなのに対して、
偽物の剣は猟兵を斬り裂くもの……
苦戦を免れない相手に、私の頬を冷や汗が流れ――
「「きゃああっ!」」
私と偽物、両方まとめて、偽物のいちごさんが召喚した触手に捕らわれて
全身を這いずり回られ、嬌声を上げさせられてしまうのでした。
「「ああっ、いちごさんの触手なら……」」
どうやら偽物はいちごさんと触手に弱いという弱点まで一緒だったようです。
アイ・リスパー
【恋華荘】
いちごさんを意識中
「なるほど、最後は自分自身が相手ということですか……」
すでに服は形を残していませんが、電脳魔術師に服は必須ではありません!
……あ、乙女的には必須なので、いちごさんはこっち見ないように!
って、なんで偽物も服着てないんですかぁっ!?
偽物は私が相手します!
私と偽物は同時に【チューリングの神託機械】にログイン。
【ラプラスの悪魔】を起動して未来予測シミュレーションを実行します。
「お互いに相手の動きの読み合い……
先に動いたほうが負けますね」
膠着した状況で、私と偽物は同時にシミュレーションを完了させます。
その結果は……
二人まとめて偽物のいちごさんの触手に飲み込まれる……?
「いろんな意味で、これは……」
恋華荘の面々の前に現れた偽物達。その姿に、いちごは確信に似た不安を感じ取る。
――絶対ロクな事にならない。
「なるほど、最後は自分自身が相手ということですか……」
真剣な表情を浮かべるアイ。
「とりあえず、いちごさんはこっちもあっちも見ないように! 私の偽物は私が相手をするので!」
「は、はい……」
こちらはスライム触手にやられたせいで裸身を晒しているが、影の方も何故か裸。自分の裸は見られたくないが、影の裸だって当然見られたくない。
「そんな、私の偽物に……いちごさんの偽物までっ!?」
と言う事情を全く無視して、アルテミスは影いちごをじっと見つめたりもするが。まあ幸いと言って良いのか、影の方も大事な部分は魔導書で隠している。
ちなみに影アルテミスの方も当然のように本物のいちごを見つめて来ており。
「『あぅ……』」
「チッ……さっさと片付けるわよ!」
恥じらういちご2人の姿に舌打ちしたシルフィールは、不愉快さを露わにしながら宝剣に炎を纏わせる。
「面倒な事になる前に……って」
そんなシルフィールの目の前で、影シルフィールはもう1つの人格を実体化させる。
影の本体は今のシルフィール同様、裸眼で男嫌いの人格……ならば分身は当然。
『ご主人様……ご奉仕させてくださいませ♪』
「偽物でも性格そのままなの!?」
淫らな笑みを浮かべていちごへと迫ってくる眼鏡で従順な分身。シルフィールは、慌ててその前に立ちはだかる。
「偽物だろうと……私の前で、私の姿で、そういうことをさせるわけないでしょう!」
従順な性格の分身は、戦闘には向かない。自身より強い影であろうと、問題はない。
『きゃっ……もう、乱暴なのは止めましょう……♪』
「って……自分と同じ姿なのに、何すんのよっ!?」
問題はない筈だったのだが。
艶かしく身を寄せ、胸に手を伸ばして来る分身に、狼狽して顔を赤くする。振り払おうとするが、動揺のせいか上手くあしらわれてしまう。
『正義の騎士として、私には負けませんっ!』
「くっ……! ま、まずいです……!」
自らの偽物に苦戦するのはアルテミスも同じだ。オブリビオンのみを斬り裂くアルテミスの剣に対し、影の大剣は猟兵のみを斬り裂く。
鋭く、重い偽物の剣を前に、冷や汗を滲ませる。
「なるほど……偽物との戦い、厄介ですね……」
苦戦する2人の姿に、表情をより険しくするアイ。そんな彼女も、自身の影と真っ向から対峙している。
こちらは動きはない……ように見えるが、その実繰り広げられているのは、高度な予知合戦だ。その高い演算能力で相手の動きを読み合い、未来を予測し合う。
「これは、先に動いたほうが負けますね……」
互いに、相手に動きを読まれているので、迂闊には動けない。相手よりも高度な未来を読み切るしかないと、極限まで演算能力を高めていく。
「『……見えました!』」
そして同時に導き出された未来、それは。
「『……きゃああああああっ!?』」
一緒に影いちごの触手に巻き込まれる未来であった。
「『ま、待って今はっ……今はちょっとっ』」
極限まで演算能力を高めたと言う事は、その代償として感覚が過敏になっていると言う事。触手に襲われてはひとたまりもなく、波に呑まれながら悲鳴を上げる。
触手の波はさらに広がり、アルテミスとその影も呑み込んでいく。
「『きゃああああっ!』」
全身を飲み込まれてしまい、あちらこちらを這いずり回られ……こちらもやはり、揃って悲鳴を上げる。
何しろ触手は女騎士の弱点だ。抵抗など出来る筈もない。
「『あっ、そこは……んんっ……』」
と言うか、その悲鳴は妙に甘く、艶めかしく。抵抗の動きもおざなりで、むしろ自ら身を委ねるかのよう。
「『……でも、いちごさんの触手なら……あぁんっ』」
どうやら、いちごに責められる事を悦ぶ所まで、影は正確に写し取ったようである。
「『ああ、もっと
……!』」
「ってわたしに言われても困りますー!?」
迫られた本物のいちごは、わたわたと両手と首を振る。触手を召喚したのはあくまで影いちご、本物の方は何もしていない。
『チッ……責任取りなさいよ!!』
だがそんないちごに、突然強烈な蹴りが叩き込まれる。呻きを漏らし倒れこんで、見上げればそこにはシルフィール。
『これだから! 男は!』
「あぅっ、だから私に言われても、って言うか偽物ですねっ!?」
偽物のシルフィール本体も当然男嫌いの性格を模倣しており、嫌悪の表情露わにいちごを見下ろしてくる。
『どっちでも良いわよ!』
「よくありませ……痛いっ、痛いっ!?」
ゲシゲシと踏みつけられ、呻きを漏らすいちご。反撃しようにも、相手は偽物とはいえシルフィールの姿。
「大事な人の顔した相手を攻撃するのは……ひぐっ!」
『はぁ、誰が、あなたの、大事な人よ!』
その気遣いも逆鱗に触れ、さらに容赦なく蹴りつけられる。力任せの蹴りを放つ影シルフィール……は、当然裸な訳で。
「偽物さん、せめて少しは隠してー?!」
「『……何見てるのよ!?』」
苛立ちを含んだ声は、本物と偽物の双方から。だが、偽物は隠すどころかより激しく暴力を振るってくるし、本物は分身を相手に手を焼いているので止めに入れない。
「やっ、私そんな趣味ないのですっ!?」
『私だって、あなたのために踏んでる訳じゃないわよ!』
踏み躙られる度に、悲鳴を漏らすいちご。……その間、偽いちごは何をしているかと言えば。
『と、止まりませんーっ!?』
呼び出した触手が暴走して、本物のいちごどうこうの話ではなかった。
「『や、いやっ……無理っ……無理ですからこれ以上はっ!?』」
「『はぁ、はぁ、いちごさんの触手がっ……こんなにっ……情熱的にぃっ……』」
暴走する触手は、過敏な触覚のアイや、すっかり溺れたアルテミスを激しく責め立て続ける。
『うぅ、私のこんな所までコピーしちゃうなんて……どうすれば良いんですかー!』
「だからっ、私に言われてもー!? あぅっ、痛っ!?」
もはや本物も偽物も問わず、この状況を止められるのは誰もいない。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
グラディス・プロトワン
※アドリブお任せ
ここに来るまでに随分と消耗してしまったな。
この状態で強化された自分の偽物と正面から戦うのは厳しい。
幸い、鏡本体に戦闘能力は無いようだ。
ならば本体を狙って一気に決着をつけるしかあるまい。
(あと一歩の所で偽物に捕まってしまう)
届かなかったか……
……!
相手を捕まえたら、俺ならいつもどうする……?
『対象を捕捉……システム起動』
(UC発動と同時に偽物の全身のエネルギー吸収口が動き始め、強烈な脱力感に襲われる)
身体が思うように動かせん……
強化されているとは言え、これ程までにエネルギーを吸収されるとは……
悔しいが、勝負を急ぎ過ぎたのが敗因か。
『良質なエネルギーだな。残さず吸い尽くしてやろう』
『対象の捕捉、捕獲に成功』
「届かなかったか……」
鏡の手前で自身の影に囚われるグラディスは、無念の言葉を漏らした。
「ここまで随分と消耗した。正面から戦うのは厳しかったからな……」
本体を無視して鏡本体を狙う作戦。だがそれはこうして、影グラディスによって阻まれた。消耗しておらず、こちらよりも強い力の影グラディスは、じっと視線を向けて来た。
その視線に、グラディスはある事に思い至る。
「相手を捕まえたら、俺ならいつもどうする……?」
『システム起動』
影グラディスの全身に据え付けられたエネルギー吸収口が作動した。それを見て、慌てて振り払おうとするが、当然逃れる力はない。
「ぐ、おぉぉぉぉぉ……!」
全身からエネルギーが吸収されていく。不完全な試作型のコピーとはいえ、その出力はオリジナル以上。グラディスの全身に強烈な虚脱感が襲う。
「強化されているとは言え……これ程までに……」
またたく間に、全身が干からびていくような感覚。指の一本を動かす力さえ、失われていく。
『良質なエネルギーだな。残さず吸い尽くしてやろう』
「くっ……おぉ……ぉぉぉ……」
だが影グラディスが、その吸収を止める事はない。残さず、は比喩でもなんでもない、ただの事実。グラディスの身体に、一滴のエネルギーすら残すつもりはない。
「勝負を……急ぎ過ぎたのが敗因か……」
悔しさを感じるその思考を行うエネルギーすら影グラディスは容赦なく吸収して来て。
徐々に思考が白く塗りつぶされていく。
大成功
🔵🔵🔵
秦田・麻弓
あの、装備はさっきの部屋で剥がされてどっか行っちゃってるんですけど…鏡の人もやっぱり…
私の偽物ってことは、もしかしたら受け身になって攻撃とかしてこないとかそういう…ってそんな甘いことはないですよねー
そして私の偽物ってことは攻撃もそういう感じですよねきっと。
多分弱点とか好きな、じゃなくて苦手なこととかも全部分かってるでしょうし、体力も残ってないしきっとすぐ捕まって好き放題に…
あっ、それは言っちゃダメですよ、わざとじゃないていでやられてるんですから!
知識とかも一緒なら、色々 バラされたりとかも手強いです。すでにバレバレ?まさかまさかそんなそんな。
フランチェスカ・ヴァレンタイン
我ながら… こう張り付かれると厄介ですわ、ね…ッ!
今も残る道中で受け諸々の痕跡と、その醜態を嘲笑われながらもドッグファイトを
やや無理めの機動で引き剥がそうとするものの、ぴったりと張り付かれたまま蹴りや斧槍でじわじわと甚振られて
虚像を鏡から充分引き離したところで、逆転の一手として伏せていたUCで鏡を直接狙います、が
お見通しとばかりに念動アンカーの制御にあっさり割り込まれ、全身を絡め取られてしまい
あちこち露わで色々丸出しな、とてもBUZAMAな格好で逆に宙に磔されてしまいます?
そのまま一方的に砲撃の的にされれば、鎧装もスーツも残骸となって――
最終的には晒しモノ状態でナニかに供されてしまうでしょうか
「我ながら……こう張り付かれると厄介ですわ、ね……ッ!」
影の自分と、熾烈な空中戦を繰り広げるフランチェスカ。だが、ただでさえ強化された影相手、しかもここまでの消耗はあまりに激しい。
『無様ですわね、わたし。どれほどの醜態を晒して来たのやら……!』
「くっ、んぁっ
……!!」
速度も機動力もあちらが上。斧槍を叩きつけられる度に鎧装が爆ぜ、より屈辱的な姿を強いられる。
『さあ……いかがっ!?』
「ふぐっ……!」
強烈な蹴りが腹に突き刺さり、吹き飛ばされる。だが……それこそ好機とばかり、一気にスラスターで加速して間合いを取る。
「これだけ離れればっ……!」
いくら強化された影でも、追いつくには相当な時間がかかる筈。その間に鏡を狙うべく、ワイヤーアンカーを射出する。
「逆転させてもらい……っ!?」
『あら。許すと思いまして?』
だが、追いつかれるまでもない。影にアンカーの制御を強奪され、フランチェスカは全身を巻き取られていく。大開脚で吊り下げられる、無様な姿。
「くっ
……!?」
『あちらこちらが丸出し。恥ずかしくありませんの?』
影の嘲弄が耳に障るが、もがこうにもビクともしない。はしたない姿を曝け出し、晒し者とされてしまう。
『さて、後は……』
「っ……ぁぁっ!?」
動けなくなったフランチェスカを襲う、影の砲撃。意図的に身体を傷つけず、鎧装だけを剥ぎ取られていく。
……そしてそんな姿を、遠巻きに見つめる視線。
『ああいうのも良いですよねー。好きですよね?』
「す、好きじゃありませんよーほんとですよー……あっ!?」
影麻弓はにっこりと微笑んで、麻弓の脚を開かせた。その状態で固定され、恥ずかしい恰好に顔を赤く染める麻弓。
『隠し事は無駄ですよ。私は私なんですから、私の弱点も好きな事もお見通しです』
「お見通しなんて、そんな、んんっ!?」
麻弓の特に敏感な部分に指が這うと、身体が大きく跳ね上がる。周囲からの視線を遮らないよう、むしろ弄り回す様を見せつけるように動く影麻弓。
『あー、わざとじゃないていでやられてますしねー?』
「それも言っちゃダメですよー!?」
明け透けにいろいろと暴露してくる影に、慌てる麻弓。
『いやでもバレバレですしー』
「いやまさかまさか、そんなそんな」
だが実際の所、麻弓がそういう人間である事は、少しでも接していれば分かる事では有るし。
そしてまた、麻弓自身も自覚があるのだろう。暴露されてもさほど動揺の色がない。
「くっ……手強いです。これは負けても仕方ないですよねー……あんんっ!?」
『そうそう、仕方ないです、と言うていで』
むしろ、『自分の偽物に、隠し事を暴露されながら責められる』と言うそのシチュエーションこそ、この場で麻弓を興奮させる最大の要因であり……結局の所、影を巻き込んで壮大に快楽を貪っているに過ぎないとも言う。
『あっ、あっちは完全に剥かれましたねー。……おお、あんな、激しい』
『あらあら、すっかり注目の的ですわね……!』
影麻弓が麻弓と共にフランチェスカへ熱い視線を注げば、それをあざ笑う影フランチェスカ。
無様な裸身を晒し者とされるフランチェスカに、さらなる責め苦を加えていく。
『全く、中にこんなに溜め込んで……!』
「んっ……ああっ……くっ、んん~っ!?」
フランチェスカが痴態を晒すほど、2人の麻弓はそれをじーっと注視し続ける。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
佐伯・晶
なんでコピーは人間なんだろう
何かひっかかるような…
まあいいや相手が生身なら冷気をばら撒こう
何言ってるんだ?
人形が返事したらおかしいよね
はしたないって
尻も胸もただの陶器の塊だろ
よくわからないや
以下敵(コピー、性格は邪神風)視点
あら、可愛らしいお人形ですの
見たところ心も固定しかかってますし
もう一押しですわね
こちらが凍るより早く心まで人形にできますわ
お人形さん、遊んでも良いですの?
返事ないなら好きにさせて貰いますの
四つん這いにさせてお尻ぺんぺんですの
ってはいてませんのね
すべすべして可愛らしいお尻ですけどはしたないですわ
いっそ胸も出してみましょうか
硬くて冷たいけど綺麗な形ですわね
存分に楽しめそうですの
「……なんで人間なんだろう?」
自身の影と対峙しながら、その姿に疑問を抱く晶。
無論、疑問を抱く晶の方がおかしい。だが、すでに彼女は、自身が人形だと完全に思い込んでいる。
『あら、可愛らしいお人形ですの……その心、固定しかかってますのね』
一方の影晶は、完全に邪神に精神を明け渡しており、嗜虐の笑みで晶を見つめる。
「とにかく、人間なら凍らせて……」
『お人形さん、遊んでも良いですの?』
極低温の冷気を展開しようとする晶だが、先んじて影晶は楽しげに問いかける。晶がそれに答える事はない。
『返事がないなら、好きにさせて貰いますの』
そう言われても人形が返事などしないのは、当然だ。……そう思い込む晶は、完全に身も心も人形そのもので。影晶に四つん這いを強いられても、一切抵抗する事はない。
『あら、はしたないですわ』
「……?」
下着なしで尻を露出させられても、動揺はない。ただの陶器の塊を晒して、何が恥ずかしいのか。
そんな思考しかできず、拒絶も抵抗もしない晶に対する責めは、どんどんエスカレートしていく。
『すべすべして可愛らしい……ですわね!』
陶器の尻に振り下ろされる平手打ち。強い衝撃が人形の身体に響き、澄んだ音を響かせる。
『硬くて冷たいけれど、すべすべ……それにほら、こちらも』
胸も暴かれるが、やはり抵抗はしない。その感触を堪能すべく、影晶はうっとりと撫で回す。
『存分に、楽しめそうですの……♪』
(……まあ、人形だから、楽しまれるのは良い事かな)
そうしてもはや言葉も発する事がなくなった晶は、人形として、その身体を好き勝手に遊ばれ続けていく。
大成功
🔵🔵🔵
クロエ・アスティン
ゴブリン達に剥ぎ取られた下着は見当たらなかったので仕方なくノーパンのまま先に進むであります……
鏡と対峙して生み出される自分自身の偽物
光り輝く聖鎧に身を包んだ偽物の姿は今の自分とは正反対で……自分の理想とするような姿……
いえ、自分みたいなつるぺたにあの鎧(ビキニアーマー)は全然似合ってないでありますが!
自分も負けじと【戦乙女の鎧】を纏った戦乙女の姿に変身であります
偽物の視線に尻を叩かれて感じているようなのは戦女神様の信徒として相応しくないんじゃないかと責められている気がします
それでも!負けないであります!と気合を入れるけど何だか下半身がいつも以上にすーすーするような……?
※アドリブ/連携歓迎
「くっ……なんと言う姿……」
偽物と対峙し、その姿に表情を歪めるクロエ。
光り輝く聖鎧……ビキニアーマーに身を包んだ影クロエは、まさしく彼女が理想とする戦乙女そのものだ。
「それに引き換え、自分は……」
下着を剥がされ、スカートの下はノーパンのまま。お尻は叩かれ続けて真っ赤。理想には程遠い。
「……ま、まあ、偽物の方も、つるぺたにあの鎧は全然似合ってないでありますが!」
自分で言ってて、ちょっと悲しくなって来た。
「……ともあれ! 自分も負けないでありますよ!」
その悲しさを振り払い、戦女神に乞い願うクロエ。服が消滅し、聖なる鎧がその身を包み込む。
「勝負は、これからであります!」
同じ鎧を身に纏った、同じ姿の戦乙女。受けた消耗にせよ地力にせよ、影の方が上……だがクロエも引くわけにはいかない。
「……うぅ、そ、その視線は止めるであります!」
引くわけにはいかないのだが、肉体的な負担よりも、精神的な負担が気になる。
具体的には、『尻を叩かれて感じているようなのが、戦女神様の信徒を名乗るとか』的な感じの視線だ。いや、クロエの被害妄想かもしれないが、影に見つめられているのは紛れもない事実。
「それでも! 負けないでありま……す?」
羞恥と気後れを振り払い、更に激しく打ち合うクロエだが、ふと違和感を感じて下を向く。
……ビキニアーマーの下がない。何故……とか理由を考察している場合ではない。
「まっ……やっ……ちょっ……」
慌てて両手で隠して蹲ろうとするクロエだが、影クロエが腕を掴んで離してくれない。影の怪力も、露出の羞恥も、簡単には振り払えない。
「~~~~~~~っ!?」
声にならない絶叫が、迷宮に響き渡った。
大成功
🔵🔵🔵
伊美砂・アクアノート
【SPD 打縫術・磔展翅】
―――ま、勝てなくていいのなら気楽なモノさ。
精々、底意地悪く立ち回らせてもらうとしよう…!
【2回攻撃10、投擲10】で暗器を投げつける。接近戦よりは中距離で戦い、接敵されそうになったら【罠使い11、毒使い10、破壊工作8】で毒香水と焼夷手榴弾で距離をとる。
遮蔽物があれば、【地形の利用5、拠点防御5】で防戦に持ち込みつつ【打縫術・磔展翅】で投擲。致命傷だけ【第六感8、戦闘知識5、見切り5】で避けつつ、遅滞戦を狙う。・・・本当に、最後にやられそうになったら、【スナイパー20、早業20、暗殺13】で、他猟兵の分身体を狙う。…ただでは倒れないさ。せめて、少しでも削ってやる…!
ルナ・ステラ
うぅ...消耗しているのに、完全な上に強化された自分が相手だなんて...
鏡を壊すしか方法はなさそうですね!
偽物は無視して、一気に行きます!
—地面から!?
きゃあっ!?
(何か拘束されました‼︎)
ミミズ座の星霊さん!?
詠唱無しでしかも、ジョン・ヒルの珍しい星座の星霊さんを召喚するなんて!
ヌルヌルして気持ち悪いです...
(それに這いずり回れると、魔力が吸い取られていって力が...)
—強化の魔法まで!?
あぅ...これ以上強く巻きつかないで!
苦しいです...
《ユニコーンがピンチに駆けつけてくれたら》
...ミミズが逃げていきます?
(そうです!ミミズは光が苦手です!)
偽物が戸惑っているうちに!
鏡を壊します!
「うぅ……これは、鏡を壊すしか方法はなさそうですね……!」
こちらは消耗しており、相手は完全な上に強化されている。勝ち目の無い戦いを避け、影を無視して鏡へと駆けるルナ。
「……きゃあっ!?」
だが、そんなルナの身体が突然、何か長いモノに拘束される。地面から現れたソレは、ルナにしっかりと巻き付いて離れない。
「これは……ミミズ座の星霊さん!? 無詠唱で、こんな珍しい星座の星霊さんを召喚するなんて……」
ミミズ座は、イギリスの博物学者が諧謔で作り上げた、正規とは言えない星座。その星霊を呼び出す事は、ルナには難しい。それを成し遂げる影のルナの魔力にも、動揺を隠しきれない。
「……いや、それより、気持ち悪いですっ……!」
星霊と言えどミミズはミミズ。その感触に対する嫌悪を露わにするルナ。必死に逃げ出そうとする。
『逃しません!』
「あ、ぅぅっ!? く……苦、し……」
だが影ルナはミミズに強化の魔法までかけてしまう。より強い締め付け、そして魔力を奪われる感覚。苦悶と嫌悪に呻きを溢れさせる。
そんなルナから少し離れた場所で、伊美沙も自身の偽物と対峙する。
「――ま、勝てなくていいのなら気楽なモノさ」
目の前の相手は、自分より強い……対峙しただけでそれを直感する。だがそれならば、いっそ開き直れると言うもの。
「精々、底意地悪く立ち回らせてもらうとしようか……!」
駆け出すと同時に袖から飛び出す鎖分銅。相手の鎖分銅とぶつかり合い、絡みながら地面に落ちる。
「ちっ、考える事は同じか」
『当然だろ、私なんだからさっ!』
中距離を保ち、接近を警戒する伊美沙だが、影伊美沙も当然のように同じ距離を保つ。近づけば毒香水やらで迎え撃つつもりだったが、そう簡単に踏み込んでは来ない。と言って同じ距離で戦い続ければジリ貧だ。
「ならっ……!」
大きく跳び下がり、柱の影に隠れる。追ってきた影伊美沙めがけて、次々と袖口から投げ放つ暗器。
「こいつはどうだっ!?」
『無駄……無駄だねっ!』
投げナイフが、毒針が、棒手裏剣が。全て同じ暗器に撃ち落とされる。
改めて思い知る。相手は自分より強いのではない、知恵も戦い方も、全てにおいて勝るのだと。
『そろそろ……諦めなよ!』
「ぐっ!?」
相殺の合間を縫って一本余計に投げつけられたナイフが、左腕に突き刺さる。傷付けられればさらに差は開き……苦し紛れに投げ返すナイフも、大きく逸れてしまう。
『そんなもの、当たらな……』
『きゃっ!?』
いや、逸れたのではない、逸らしたのだ。影伊美沙ではなく、影ルナへと。
一対一では敵わずとも、周囲を巻き込めば、その限りではない。
「ただでは、倒れないさ」
『このっ……私めっ!?』
怒りを露わにする影伊美沙だが、悲鳴に気を取られた隙にまた大きく間合いを取る。どこまでもしぶとく立ち回る伊美沙。
一方、ナイフは影ルナの体勢を大きく崩し……その隙に、ルナを助けに現れるユニコーン。その角が輝くと、ミミズは身を捩ってルナから離れる。
「そうか、ミミズは光を嫌って……ありがとう、ユニコーンさん!」
すぐさまユニコーンに跨り、鏡へと駆けるルナ。力強い角の一撃が、鏡に大きなヒビを入れた。
『くっ……さ、させません!』
ようやく体勢を立て直した影ルナが慌てて鏡の前に星霊を展開する。これ以上の追撃は難しいかと、一旦鏡から大きく離れるルナ。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
ドゥルール・ブラッドティアーズ
共闘NG
グロNG
POW
愛しのアナリシスとの戦いを思い出すわね、私?
あの時は本来のアナリシスを愛する為に必死だったけど
こうして見ると、私も美味しそう❤
真の姿と『欲望解放』で黒炎の翼を持つ全裸の女神に。
私の偽者なら快楽を拒まない。
お互いの体を隅々まで味わいながら【生命力吸収】対決よ❤
最初は偽者の方が強くても
今の私達は、愛欲に比例して強化されるから
気持ちよくなる度に攻守逆転!
無限に愛し合えるのよ❤
なお、無限に増幅する快感に
黒炎の翼を激しく羽ばたかせたり
放電しながら全身を擦りつけ合う事で
炎や電気が撒き散らされ
熱された鏡の硝子が電気を通すなんて
全く予想していない二人だった
【属性攻撃・火炎耐性・電撃耐性】
「愛しのアナリシスとの戦いを思い出すわね、私?」
『ええ……あれは素敵だったわね、私?』
うっとりとした表情で回想し、見つめ合うルルと影ルル。
「こうして見ると、私も美味しそう♪」
『ええ、本当に……愛し合いましょう、私!』
真の姿を……裸身を晒し、黒炎の翼を持つ女神となった2人のルルは、抱き合い、その肢体を絡め合う。
仕掛けたのはどちらからでもない。本物であろうと偽物であろうと、ルルであるなら、快感を拒む筈などないのだから。
「あ、んっ……はぁ、ああんっ♪」
『素敵よ、私……んんんっ♪』
力の強い影ルルの方が、ルルの生命力を吸い上げていく。だが、変わって吸われる快楽に満たされれば、比例してルルの吸い上げる力が強くなる。
『んっ……はぁ、すご、いわっ……♪』
「もっと……もっとよ、私……んはぁっ♪」
当然ルルが吸い返せば、影ルルが快楽に満たされ、より強く吸い上げ返す。
それは、吸収と快楽の永久機関。無限の愛が互いを往復するほどに、快楽は際限なく増していく。
「『んんっ……あ、ああっ……♪』」
重なり合う享楽の声はどこまでも深く。……そして、女神同士の交歓は周囲に破壊を撒き散らす。達する度に翼から黒炎がほとばしり、放電しながら身体を擦り付け合う。
ルル達にとって、それは重要な事ではない。たとえその炎が鏡台を焼き、鏡の硝子が火花を散らそうとも。
「『ああ……ああ、もっと……もっとよぉっ!』」
目の前の自分と無限に愛し合う事を考えれば、どれだけの意味があるだろう?
大成功
🔵🔵🔵
御園・ゆず
わたしは、かもめ
末端の毛細血管が、眼球の毛細血管が
ぶちぶちと切れていくのを感じる
この身に宿す『埒外』のチカラ
大丈夫、相手はわたしのだいっきらいな相手
手加減も、躊躇も無い
むしろ清々しい気分だ
開幕一番に重いヴァイオリンケースを左足を軸に振り回す
側頭部に当てたいけど読まれてるかな
くるり、回った勢いでケースを投げ捨て身軽に
バッグから閃光手榴弾を出して叩きつける
左袖の下に仕込んでいた鋼糸で両足を拘束
腰後ろのホルスターからFNFive-seveNを抜き取り
彼女の額に当てて躊躇いなく引鉄を引く
…はは、勝てっこないのか
自分のこめかみに当てて引鉄を引く
ねぇ、わたしのかわりに
『日常』を送ってよ
跳弾が鏡に行けば僥倖
グァーネッツォ・リトゥルスムィス
偽者であっても災魔に媚び諂うオレの姿は見たくなかったぞ
学園を守る為にもオレ自身の誇りの為にも鏡を壊すぞ
鏡が倒されれば消えちゃうだけあって偽者は鏡近くで守りを固めつつ
アースジャイアントを遠隔操作してオレ達を邪魔しやがる
だが力に溺れて最悪の場合を想定してないみたいだな
『大地との友情合体』のフルパワーを出す条件に
【誰が召喚した大地の巨人か】決めてないから、
偽者の使う大地の巨人と合体して奪ってやるぜ!
フルパワーロボでも強化された偽者が鏡に攻撃させないだろう
だからこそロボ自身のエネルギーを暴走させて自爆の余波で鏡を倒す
偽者を倒せずとも作戦を成功させる
自分の命が惜しい偽者には出来ない本物のオレの大爆発だ!
日和見・カナタ
向こうも疲れていれば良かったんですけど、そう都合よくはいきませんよね。
倒すことは出来ませんが、せめて足止めだけでもさせてもらいます!
『機械蜂』を散布、さらに『ガジェットドローン』のカメラアイも使って相手の観察と行動の予測に全力を注ぎます!
相手も私と同じことが出来ますし完全には予測できないと思いますが、それでも一度はチャンスが巡ってくる…はずです!
その時に≪ダッシュ≫で接近して全力で抑え込んで、私への対処で手一杯にさせましょう!
反撃も来るでしょうが、≪覚悟≫を決めて耐えて見せます!
【アドリブ・協力歓迎、NGなし】
「わたしは、かもめ」
末端の毛細血管が、眼球の毛細血管が、音を立てて切れていくのを感じる。
身体を血の色に赤く染め上げ、ゆずは世界の埒外たる姿を曝け出す。
「だ、大丈夫ですか!?」
「大丈夫、むしろ清々しい気分……!」
カナタが思わずそう声をかけてしまうほどの凄惨な姿……だがゆずの口元に浮かぶのは深い笑み。
「だって……相手はわたしのだいっきらいな相手なんですもの!」
左足を軸に、ヴァイオリンケースを振り回すが、あっさりとかわされる。だが回った勢いでケースを捨てると、バッグから取り出した閃光手榴弾を投げつけた。
『っ……!』
「ほら……だから、死んで……!」
左腕目を閉じた影ゆずの両足を、鋼糸で拘束。腰後ろから自動拳銃を引き抜き、額に突きつける。
『……奇遇ね。わたしもわたしがだいっきらい!』
だがそこまでしても、影ゆずは容易にそれを回避する。5.7mm弾は、虚しくフロアの奥へと消えていった。
「はは、勝てっこないのか……」
「……本当に、大丈夫なんですかね
……!?」
虚ろに笑うゆずの様子を心配そうに横目で伺うカナタ。だが生憎と、そちらばかりを気にしている余裕はない。
「向こうも疲れていれば良かったんですけど、そう都合よくはいきませんよね」
『全部が上手くいく冒険なんてありませんからね、私』
当然、カナタの前には影カナタが立ちはだかる。消耗でも地力でも、こちらの方が不利な戦い。
『行動を予測しようとしても……無駄ですよっ!』
「くぅっ!」
超小型の観測機で相手の動きを観察するが、同時にこちらも観察される。ガジェットのドローンは、お互いを牽制しあって役に立たない。
何より、考え方が同じである以上、意表を突くのは難しい。力の差だけ、影カナタの義腕がカナタを撃つ回数が増える。
『さあ、お前もやってやれ!』
さらに、影グァーネッツォも戦場に介入する。鏡がそろそろボロボロで危ういため、自身は守りを固め、アースジャイアントを遠隔操作。
「くっ……偽者であっても災魔に媚び諂うオレの姿は見たくなかったぞ!」
『媚び諂ってなんかいない。鏡を守るのはオレの意志だぜ!』
影グァーネッツォはそう言って胸を張るが、グァーネッツォ本人にはそうは思えない。
「学園を守る為にもオレ自身の誇りの為にも……その鏡、壊させてもらうぜ!」
叫びと共に、アースジャイアントへと飛びかかる。その巨体は自身の2倍、見上げるほどの巨躯と怪力。
「だが……策に溺れたな!」
『何っ!?』
そのアースジャイアントめがけて、グァーネッツォは勢い良く飛びついた。その身体が巨人の中に沈んでいく。
「オレには、どんな大地の巨人とも友情を結ぶ力があるのを忘れたか!」
友情合体を果たしたグァーネッツォは、その巨体で鏡へと襲いかかる。
『くっ、忘れてたぜ……だがっ、それならもう1度奪い返せば良いだけだ!』
影も合体し、コントロールを奪い取ろうとする。だがそれを見て、グァーネッツォはニヤリと笑う。
「災魔を守るお前には……この作戦はできないだろう!」
『なにっ!?』
巨人のエネルギーを、自ら暴走させる。荒れ狂い、限界を越えて高まる熱。
明らかな異変に、周囲の影もそちらに視線を取られる。
『くっ、まずい
……!?』
真っ先に駆け寄ろうとするのは、その義足を赤熱させた影カナタ。だがその走り出す直前、その腰に義腕がしがみついた。
「行かせませんよ!」
意識が他所に取られた隙を、カナタは逃さない。影カナタを全力で抑え込みにかかる。
『っ、私……は、離してください!』
「ぐっ……離しません!」
赤熱した拳が頭部を撃ち、脳を揺らされ、額から血が流れる。それでも、覚悟を決めたカナタは揺るがない。
「今のうち、です!」
「うぉぉぉぉぉぉぉっっ!?」
そうして稼いだ時間で、臨界を越えたゴーレムがついに崩壊を始める。露出したエネルギーの塊から、迸る光。
『くっ……させない、ぜっ
……!?』
破壊の光から、身を挺して鏡を守る影グァーネッツォだが、自爆のエネルギーに吹き飛ばされる。当然本物のグァーネッツォも吹き飛ばされて壁に叩きつけられるが……幸い、息はあるようだ。
「……ねぇ」
そして。誰もがそちらに気を取られたその一瞬、ゆずは自らのこめかみに銃を宛てがった。
「わたしのかわりに『日常』を送ってよ」
『っ……!』
自らの影に、虚ろな笑みと共にそう声をかけ、彼女は引鉄を引く。
放たれた弾丸は勢い良く跳ね返り……鏡の中心を撃ち抜いて。
『攻略不可能』と言われたその迷宮の核を為した災いの鏡を、粉々に砕け散らした。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵