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【梟宵堂】三夜

都槻・綾 2020年7月4日


『宵にのみ開くという、手紙屋をご存知?』

もはや商いする気は何処ぞの世界に置いて来た、と
うっかり口を滑らせようものならば。
勘定台に行儀よく座る人形が、
音も無く背後に立っているかもしれないから。
きっと明日の朝陽は拝めぬに違いないから。

――なんて、
夏にお約束の怪談めいたことを、
如何にも其れらしく神妙な顔で告げた後。

…せめてほら、カタチだけでも、…ね?

ほぅと店に燈を灯しながら、店主が悪戯っぽく、笑った。



21時~23時辺りを目安の軽い雑談(短文推奨)。
既知も初見も通りすがりの方も、遠慮なく。
宜しければお声を聞かせてくださいな。




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紫丿宮・馨子 2020年7月4日
華折様、わたくしといっしょにお世話をする側ならいかがでしょうか?

それでは、失礼いたしますね(深々とお辞儀をして)
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華折・黒羽 2020年7月4日
木造だと何か不都合があるんですか…?(首傾げ)
あ、おやすみなさい。馨子さん。
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境・花世 2020年7月4日
おやすみ、馨子、気をつけて帰ってね。きみのお家のねこになれる日をわくわくと心待ちに。
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都槻・綾 2020年7月4日
有り難うございます。気をつけてお帰りくださいませねぇ。祝辞、きっと喜んで貰えますよ。(勘定を縫に渡し、深く礼)
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境・花世 2020年7月4日
(だめなおとな一号) 鉄筋コンクリートだったら子萌も猫計画に引き摺り込むちゃんすが……?
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燔・子萌 2020年7月4日
以前ちょっとやらかしてね。今は家無しなんだよ。その時のトラウマのような何かだ。……鉄筋コンクリートの寝殿造か……見てみたいのは確かだ。
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都槻・綾 2020年7月4日
まさか野宿…? 普段は雨風を何処で凌いでいらっしゃるの?
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華折・黒羽 2020年7月4日
俺が世話するとなったら、まず初めにやることはお酒の頻度を抑えさせる事でしょうか…(ふむ、と考え)
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燔・子萌 2020年7月4日
家の焼け跡にビニールシートを張ってるよ。
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華折・黒羽 2020年7月4日
家無し、なんですか?(いったいどんな事をやらかしたんだろうか、とは思ったが聞かず)
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燔・子萌 2020年7月4日
まあまあ、やろうと思えばもう少しマシな住処くらい用意できるけどね。好きでそういう生活してるのさ。
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都槻・綾 2020年7月4日
酒は百薬の長ですよ、黒羽さん。適量適量。
子萌さんは家を燃やしてしまったの?
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境・花世 2020年7月4日
夜にふらっといるの、お散歩というより普通に外で暮らしてたからなんだね……。寒い時はお酒を持っていくから一緒にあったまろう。
(お酒はひつようだよ、という顔でうなずく)
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燔・子萌 2020年7月4日
まあそんなところさ。これからの季節は寒さは大丈夫だけれど、雨風がすこし心配だね。苦手だから。
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華折・黒羽 2020年7月4日
たくましいですね。…あの、木造であれば、応急処置程度の屋根であれば直せますよ。俺も、自分の家は木造なので…。
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華折・黒羽 2020年7月4日
適量…。俺が見る度にいつも飲んでいる気がしますよ?綾さんも、花世さんも(じっ)
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都槻・綾 2020年7月4日
ならば雨季は店へいらっしゃいな。或いは皆で石の家でも造りますか。雨の日は集まって夜通し宴を催すの。
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都槻・綾 2020年7月4日
適量適量。(にっこり)
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燔・子萌 2020年7月5日
本当かい? 凄いなぁ。じゃあ、ビニールシートが台風に飛ばされたりした時はお願いしようかな。
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燔・子萌 2020年7月5日
……三匹のこぶたかい? またさっきみたいに狼さんが来るよ。でも、そうだな。ありがとう。困った時は雨宿りに寄らせてもらうよ。
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境・花世 2020年7月5日
あは、いい考え! そしたら雨の日がきっと楽しみになるよ。(少年のだめなおとなを視るまなざしからそっと目を逸らしつつ)
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華折・黒羽 2020年7月5日
それもうびにーるしーと、というのが飛ばされた時点で、ずぶ濡れ必至だと思います。綾さんもこう言ってますし、嵐が来る時は前もって避難してくださいね…?
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都槻・綾 2020年7月5日
ねぇ、ふふ。石造りのかまくらとか。火鉢を持ち込んで、餅やお握りを焼きましょ。
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華折・黒羽 2020年7月5日
…(縫さんに告げ口しようかと考えている)
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燔・子萌 2020年7月5日
今までもそういう時はネットカフェとかに逃げ込んできたから大丈夫さ。ふふ、石造りのかまくらか……それはもう、かまくらというより窯だね。
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華折・黒羽 2020年7月5日
お握り、焼く時は醤油を塗って焼きたいです。
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燔・子萌 2020年7月5日
味噌も美味しいよ。
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境・花世 2020年7月5日
★突然の飯テロ――!
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都槻・綾 2020年7月5日
あは、窯くら。私達は互いを釉薬として、どんな色の焼き物に仕上がるかしら。
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華折・黒羽 2020年7月5日
お味噌をお握りに塗るんですか?(そわり)
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都槻・綾 2020年7月5日
私は味噌派。
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燔・子萌 2020年7月5日
……僕と綾くんは、多分似たような物になるだろうね。
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境・花世 2020年7月5日
焦げた醤油の香ばしさもいいけど、味噌のこっくりしょっぱい感じもいいよね……おにぎり……。(目を瞑って想いを馳せながら、ふわふわと眠たげに揺れている)
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燔・子萌 2020年7月5日
ああ、朴葉味噌でごはんはいくらでも食べれるからね。一緒に焼いてしまえばそれはもう、だよ。……梅雨を過ぎれば、川辺でバーベキューの季節だ。楽しみだな……。
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都槻・綾 2020年7月5日
(眠り落ちそうな花に縫がそっと毛布をかける)
かよさんは、おやすみなさい?
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華折・黒羽 2020年7月5日
お味噌…(今度試す事を固く決意した)
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華折・黒羽 2020年7月5日
(使ってない座布団をひとつ取って、枕代わりにと花世さんの頭がくるであろう位置に)
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境・花世 2020年7月5日
ん……、(あたたかな感触にありがとうと囁いて、座布団にころんと寝転がる) 帰るのはさみしいから、ここでうとうとしてる、ね。いい夜を、ありがとう。
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燔・子萌 2020年7月5日
そうだな……もう、時間も時間だ。外様の僕はそろそろあばら家に帰らなくてはね。お二人さん、花世ちゃんのこと、よろしくね。
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境・花世 2020年7月5日
(おやすみなさいと告げた声は、きちんと音になっていたろうか)(やがてすうすうと平和な寝息がこぼれた)
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都槻・綾 2020年7月5日
おや、今宵は「あめ」ですよ。(ぱらぱらと飴玉を降らせる)子萌さんも、休んでいってくださいな。
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都槻・綾 2020年7月5日
あなたが居てくれたなら、寝起きのかよさんは、きっと満開に咲うに違いありませんとも。
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都槻・綾 2020年7月5日
黒羽さんも、ご一緒に如何。明日の朝食は、縫に味噌と醤油の焼きおにぎりを作って貰いましょうね。
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華折・黒羽 2020年7月5日
(ぴくり、速やかに反応する耳)お世話に、なります(即答してから縫さんのお手伝いをして持ってきた毛布は人数分)
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燔・子萌 2020年7月5日
……僕は大人だからいいけれど。キャンディで人を手招くのは、怒られても知らないよ。けれど、それならお言葉に甘えようかな。僕もそれを、見てみたいのは確かだ。
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燔・子萌 2020年7月5日
(一粒、薄荷味の飴玉を口に放り込む。)じゃあ、借りるね。(と、近くの紙に、自分の署名を書き込んだ)
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都槻・綾 2020年7月5日
(礼をして毛布を配布)
ふふ、では皆さま。明日の朝食と、満開の花を楽しみに。
おやすみなさいませ。
どうぞ、よき夢を。
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華折・黒羽 2020年7月5日
はい。綾さん、縫さん、子萌さん、おやすみなさい。
(毛布に潜りそわそわ明日のお握りに落ち着かぬ様子も、次第にすやり夢の中)
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都槻・綾 2020年7月5日
(甘やかなあめ降る宵の物語。頁の終結は始まりの一綴り。香ばしき握り飯の湯気が新たな一日を告げるまで、まだもう少し。おやすみなさい)
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都槻・綾 2020年7月5日
―了―
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