梟宵堂
団長：都槻・綾
団員 6
友好 0
『宵にのみ開くという、手紙屋をご存知？』
一葉の手紙を咥え、三日月を止まり木代わりにした白梟。
老獪とも、いやいや単に眠そうとも取れる半眼で、
偶然か必然か、手紙屋へ訪れた客を見つめている。
旅団紹介
――なんと、物好きな。
そう呟いたかどうかは定かではないが、
鳥の意匠の樹の看板が風に揺らいでキィ、と鳴いた。
果たして客商売をする気があるのかさえ謎に満ちている。
陽の沈む頃に漸く、
眠気眼を擦って欠伸をしいしい「開店中」の札を出した店主が、
店番の少女――明らかに日本人形であるが――に、
ねめつけられているのは、きっと日常茶飯事なのだろう。
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）
→退団報告
――なんと、物好きな。
そう呟いたかどうかは定かではないが、
鳥の意匠の樹の看板が風に揺らいでキィ、と鳴いた。
果たして客商売をする気があるのかさえ謎に満ちている。
陽の沈む頃に漸く、
眠気眼を擦って欠伸をしいしい「開店中」の札を出した店主が、
店番の少女――明らかに日本人形であるが――に、
ねめつけられているのは、きっと日常茶飯事なのだろう。
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