【逍遥談義:14】地底湖の冒険
境・花世 2019年11月10日
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アースクライシス2019⑧~渦巻く地底湖を渡れ!
https://tw6.jp/scenario/show?scenario_id=16691
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境・花世 2019年11月10日
恐竜と一緒にあそべる日が来るなんて、すごいね、猟兵やっててよかったねえ。(夏休みの小学生のようにうきうきと恐竜図鑑を縁側に広げている)(はりきってUDCから持ち込んだようす……)イアはプテラノドンとプレシオサウルスとブラキオサウルス、どれがすき?
イア・エエングラ 2019年11月10日
そうなあ、きっとこの目で見たらすっごく大きいのよなあ。ふふ、そうね、良かったこと。(少年さながらの高揚に、ほっこりしながら、広げられた恐竜図鑑を覗き込む)(ぱちり、瞬くのは頭に浮かべるよりもたくさんの
、)…………、そうね、(呪文だろうかとちょっと目を伏せた)皆格好良いけれど、あ、僕この子が好きよう、おくびの長くておててが櫂の子。ぷれ。ぷし、……しおさうるす……。
境・花世 2019年11月10日
海に棲む竜だね、プレシオサウルス。きみと一緒に並んだらうんときれいでかっこいいだろうなあ……。(蒼い泡沫が飛沫く時の狭間、優美に首を擡げるいきものを思い浮かべる)(にっこりした)うん、決めた、この子と遊ぼう!
境・花世 2019年11月10日
わたし、気絶してる対象を傀儡にすることができるから、一匹だけ眠ってもらってあやつってみようか。その背に乗せてもらって湖をいくのなら、他の子も渡るのをゆるしてくれる気がするよ。そんなわけでちょっと恐竜大作戦を練ってみるね。(図鑑の横にノートを広げて、何やらぐりぐりと絵を描き出した)
イア・エエングラ 2019年11月10日
(ぱらり捲る先、ティラノサウルスの背を駆るあなたの姿をふと思う、……逸れた視線を戻し)きっとね、だって優しいと思うのよ。大きいけれど。(ことんと頷き、手を合わせた)やあ、ほんとう。そしたらとっても楽しみねえ。
イア・エエングラ 2019年11月10日
僕はおやすみ、してもらうことはできるのだけれどそのあとは動かせないからねえ。眠るのは気絶に入らないかしら、ちょうっとおとなしくしててもらってから花世にお願い、しよかしら。うん、みっしょんになるねえ。(青いペンでざぶざぶと波を書き足している)(真面目な顔)
境・花世 2019年11月10日
(ノートに描かれた恐竜は存外精緻な線で悠々と波を泳いでゆく)(その背に乗ったちいさな影ふたつは、きっと)
境・花世 2019年11月10日
イア(f01543)と
図鑑の中で幾度も見た恐竜たち!
はしゃぎたい気持ちを押さえて、
イアの眠らせた子を記憶消去銃で気絶させよう
おいで、わたしの可愛い子
涜葬で操る一匹の首が下ろされたなら、
きみと一緒に迷いもなく飛び乗って
悠々と泳ぐその背から湖を見渡そう
近寄ってくるほかの子らがいるなら、
今はきみたちの仲間だよと笑いかけて、
怖がりもせずに鼻を擽るように撫で
大きないきものたちを見上げながら、
雄大な湖面をどこまでもゆく旅は
まるで時の狭間に迷い込んだ刹那の夢――
けれど繋ぐきみの手が握り返してくれるから、
これはきっと、ほんものの冒険だ
醒めぬまま笑い合ってどこまでも行こう
きみとふたり、世界の果てへ
イア・エエングラ 2019年11月10日
花世/f11024と
どこかで啼く声聴こえたならば
花世の開いて見せた頁の世界
何度も確認した姿認めて
怖がらせてしまう前に瓊翠でもっておやすみよう
あとは作戦通りとお任せしたら
夢に見たような冒険へ花世と背なへと駆けだそう
漣ゆく背の大きなこと
悠々としたおてての見事で
ねえ、お前、とても泳ぎが上手ねえ
首元撫でるように撫でながら
周りの子らはお友達かしら
ねえ、ね、あの子も図鑑で見たねえ
まるで入り込んでしまったようね
過る風の心地よさに飛沫跳ねる水面に
楽しいね、とつなぐ手を振りたい心地で握るなら
煌めくあなたの眸が雄弁にお返事してくれるよで
こぼれる笑みと冒険の先
ねえ、どこまで行こうかしら
イア・エエングラ 2019年11月10日
(あなたの描いた恐竜は悠々と紙の上を泳いでいって、目を瞑れば広がるのは鮮やかな色した冒険譚)
境・花世 2019年11月10日
(文字のない冒険譚をぱたんと閉じて小脇にかかえ持つ) きっと今描いたとおりの――ううん、きっとそれ以上に胸の躍る冒険譚が待ってるよ。一緒に駆けて行こう、わたし、はやく恐竜に逢いたくてしかたないんだ!(空いた片手をあなたに差し伸べて、鼓動の高鳴るままにきらきらと笑っている)(そうして駆け出す、その扉へと)
イア・エエングラ 2019年11月10日
ええ、ええ、きっと。きっと。思い描くよりも鮮やかで心に触れる、そんな世界が、待っているよ。(やきつけるのは図鑑の表紙、紙の向こうの世界が待っているならば)やあ、花世、あんまりはりきって転ばないようにねえ。恐竜さんが驚くよう。(伸べられた手とるなら駆けだそう、)(擽られるような心は跳ねるように、言葉より早く文字より早く、捲る頁の向こう側まで)
イア・エエングラ 2019年11月12日
水飛沫も高いお空も、お背中にのって波を行くのも、遠く高く横切る影も。お山のような恐竜たちも、震えるような、鳴き声も。そうしてあなたの、きらめく眸も、今も記憶に鮮やかで。ねえ、ほんとうに、今思い返しても胸の弾むようね。きっと僕ら世界一の探検家になれたねえ。イカダでゆく人らも楽し気で。やあ、無事目的のものも見つけられたみたい。冒険してくれて、ありがとうね、花世。
境・花世 2019年11月14日
恐竜の鱗、ざらざらしてた! 雄大とよべるほどに大きくて、流れるように優美に泳いで、ふしぎな眸のいろをしてた――。(瞼にうつる情景を、あざやかに浮かべて破顔する) 図鑑で見てたよりもっと胸が躍ったのは、きみとおんなじ気持ちを分かち合えたからだね。探検隊はまちがいなく世界一だよ、ありがとう、イア。また一緒に、冒険に行こうね。