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スライムを使う悪戯うさぎの時間停止モノですって?

#アルダワ魔法学園


●迷宮の悪戯兎
「むー。最近学生が全然来てくれないなー?」
 アルダワの地下迷宮の奥で、罠うさぎの変種である刻うさぎは、そう言ってうんうん悩んでいた。
「やっぱり、こいつら繁殖させすぎちゃったのかな?
 みんな警戒してこなくなっちゃった?」
 刻うさぎの言うこいつらとは、趣味で散々品種改良したスライム……ネバメーバの群れだった。刻うさぎの望むようなえっちな悪戯ができるよう様々なお約束ができるようになってしまっている。
「よし、みんな来ないなら、ボクの方から行っちゃおう!」
 ……来ないでください。迷惑です。

●グリモアベースにて
「……というわけで、刻うさぎが大量のネバメーバを引き連れて学園に逆侵攻をしようとしているので、それを迎え撃ってほしいんです……」
 非常に気まずそうに眼を泳がせながら、グリモア猟兵の彩波・いちご(ないしょの土地神様・f00301)は、集まった猟兵達に語っていた。
「刻うさぎもネバメーバも、学園まで侵攻されるととても大変なことになってしまうでしょう。強さでいうのなら猟兵の皆さんにとっては大した敵ではありませんが、学生たちにとっては脅威ですし、何より、その、学生たちがえっちな被害に遭ってしまいます……」
 やはり気まずそうに、いちごはそのえっちな被害についても語る。
「……特にこのネバメーバ、刻うさぎが品種改造でもしたのか、その成分である酸に特徴があるんです……その、服を溶かしたり、ガスを吸い込んだらえっちな気分になっちゃうような……そんな感じの……。そしてそんなネバメーバに襲わせた後で、刻うさぎがいろいろえっちな悪戯をするみたいです……時間を止める能力を悪用して……」
 赤面してだんだんと小声になるいちご。
 普段自分が冒険に行った先でよくそんな目に合っているとらぶるメーカーのいちごではあるが、とうとう予知で自分が直接向かわないものにまでそんなのを引き当ててしまったらしい。
「そういう所に皆さんを送り出すのは本当に申し訳ないのですが、それでもここで侵攻を食い止めないと、それが学園に広がってしまいます。
 えと、一応刻うさぎの悪戯は、触ったり舐めたりとかが中心のようで、そういう意味での危険は少ないかもしれませんけれど、でもとても恥ずかしい目に合う可能性は高いので、十分に注意してください。本当に注意してくださいね?」
 猟兵達を色々な意味で心配そうに懇願するいちごであった。
「終わったら、学園の温泉を貸切にさせてもらっているので、そこでいろいろ汗とか汚れを落とすといいと思います。
 それでは皆さん、よろしくお願いしますっ」
 そう言ってぺこりと頭を下げたいちごは、転送の準備を始めるのだった。


雅瑠璃
 こんにちは。またはこんばんは。
 雅です。

 なんかアルダワのシナリオ作ろうと思ったら、こんなのばかりになってしまいますねぇ、不思議だなぁ(棒)
 というわけで、今回はちょっとえっちなシナリオになっております。

 オープニングでいちごが語っていた事とは裏腹になりますが、基本的にはえっちな悪戯で恥ずかしいことになる依頼と思えばいいかと(笑)

 というわけで、1章では、服を溶かしたりえっちな気分になるガスを噴射するように品種改造されたネバメーバとの集団戦です。
 もちろん倒してほしいわけですが、酷い目に合うだけでも🔵は稼げますので、最終的にはどうにかなります。安心してください(?)

 2章では、今回の元凶の刻うさぎリーダーとの集団戦です。
 時間を止めて触ったり舐めたりの悪戯をしてきます。
 貞操的なピンチはありませんので、下手したら逆に寸止めプレイ的なことになるかもしれませんね(謎)
 もちろんいたずらなんかさせずに倒しちゃってもオッケーですし、悪戯されて悶えていても🔵が稼げればなんとかなりますので安心です。

 3章は日常シーンです。
 アルダワの魔法蒸気温泉でのんびり過ぎしてください。
 男湯・女湯・混浴・個別の家族風呂、どれでもご自由にお使いください。
 戦後の日常シーンなので需要があればグリモア猟兵のいちごを呼ぶこともできますが、一応彼はあんななりでも健康的な男子ですのでお忘れなく(?)
 一応お呼ばれしたらお相手は致します(意味深)

 それではプレイングお待ちしています。
 シナリオ中何処までやっていいのかの目安は、今度から雑記に書くことにしましたので、そちらを参照していただけると、いろいろ事故はないかもしれません。
 よろしくお願いします。
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第1章 集団戦 『ネバメーバ』

POW   :    はじける
【攻撃された際、飛散した肉体の一部 】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
SPD   :    からみつく
【ネバネバ 】【ドロドロ】【ベチャベチャ】を対象に放ち、命中した対象の攻撃力を減らす。全て命中するとユーベルコードを封じる。
WIZ   :    ふきつける
レベル×5本の【酸 】属性の【自身の肉体の一部】を放つ。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

●迷宮からスライムが溢れだす
 猟兵達が転移された場所は迷宮の一角。
 ある程度の広さのある部屋状になった場所。

 だがそこにはすでに、通路から溢れ出したスライム……ネバメーバで埋め尽くされるほどだった。
 地面よりもネバメーバの方が多いのではないか、それくらいの状況。

 刻うさぎリーダーを倒すためにはまず、この溢れ出るネバメーバを何とかしなくてはいけないのは明らかだ。
 ……だが、それまで服はもつだろうか。
 そして、媚薬的な効果のあるらしい酸のガスを吸わずにいられるだろうか……?

 猟兵達にとっていろんな意味で厳しい戦いが始まろうとしていた。
エスペラ・アルベール
ああっ、またアルダワが誤解されそうなダンジョンがっ! 速攻で掃除させてもらうからねっ!

クリュスプリアを使用して【炎の属性攻撃】付きの剣で焼き払っていく。
ボクの魔力でできた氷の服なら、多少溶けてもすぐ直せるし、楽勝らくshぶっ!
(地面に残るネバネバで転び一体のネバメーバの真上へ倒れ、どんどん服が溶けていく)
わあああ! いやいや、落ち着いてもう一度服を作って纏えばいいだけ―――って、あう、す、スライムがくっついたままじゃ纏う端から溶かされて……ちょ、変な場所で動くなぁ……っ!
(くっついたネバメーバにUCを封じられ、悪戦苦闘している間に他のネバメーバが取り囲み……)
◎♥♥


アリスドール・トゥエルブ
「こんな時、ひめさまならきっと皆様をたすけにいくはずです。いそがしいひめさまの代わりにわたしが行ってきます!」

これで、もえつきなさい!と【高速詠唱】で【ウィザード・ミサイル】を乱射です。
スライムのふきつけてくる酸は【盾受け】でガードします。

この調子で行けば殲滅もすぐですねと油断したところ、足元の小さなスライムがスカートの中にもぐりこんで下着を溶かしてしまいます!
ノーパンになってしまったことで恥ずかしさのせいで動きがぎこちなくなって徐々に【盾受け】でガードしきれなくなってしまいます。あわわー。



♀♀



●誤解……とは?
「ああっ、またアルダワが誤解されそうなダンジョンがっ!」
 エスペラ・アルベール(元気爆発笑顔の少女・f00095)は、転送されるなりそんな嘆きを見せていた。
 なにせ彼女の目の前には、床を埋め尽くすほどのスライム……ネバメーバの群れ、群れ、群れ。
「速攻で掃除させてもらうからねっ!」
「はい! こんな時、ひめさまならきっと皆様をたすけにいくはずです。
 いそがしいひめさまの代わりにわたしが行ってきます!」
 エスペラの言葉に応えるように、アリスドール・トゥエルブ(ロ○コン殲滅するドール・f12300)も、主である姫様を思い浮かべて気合を入れた。

「ついてこれるかな、ボクの最高速っ!」
 エスペラは速攻で【クリュスプリア】を使い、魔力で編んだ氷の服を纏っての高速戦闘モードを発動する。さらにネバメーバを燃やそうと自らの剣にも炎の属性を纏わせたあ。
「ボクの魔力でできた氷の服なら、多少溶けてもすぐ直せるしっ!」
 そういって(フラグを立てて)ネバメーバの溢れる中に突入していく。
「これで、もえつきなさい!」
 その背後では、アリスドールもまた同じように炎でネバメーバを蒸発させようと【ウィザード・ミサイル】を高速詠唱で連発していた。
 エスペラの超高速から振り下ろされる炎を纏った剣は、ひと薙ぎで次々とネバメーバを蒸発させていき、アリスドールの放つ魔法の炎の矢はエスペラを襲おうと左右より迫るネバメーバを次々と撃ち落とし燃やしていく。
「この調子で行けば殲滅もすぐですね」
 ネバメーバから噴き出す酸を盾で受け止めながら、こちらもフラグめいたことを言ってしまうアリスドール。
 回収は直後の事だった。

「そうね。楽勝らくsh……ぶっ!」
 超高速でフラグ回収をするエスペラ。地面に残った斬り捨てたネバメーバの残骸を踏んで、きれいに足を滑らせ、群れの中に突っ込んでしまうのだった。
「ああっ、だいじょうぶですかっ」
「わあああ?! あ、いやいや、うん、落ち着いてもう一度服を作って纏えばいいだけ……大丈ぶ……って、あう、す、スライムがくっついたままじゃ纏う端から溶かされて……ちょ、変な場所で動くなぁ……っ!」
 台詞で全て解説してくれている気がするが、エスペラはネバメーバの中で溺れるように、服を新たに纏う余裕もなくどんどんと溶かされていった。
 あっという間にほぼ裸になるほどに溶かされ、ネバメーバがエスペラの胸や股間の上で蠢いている。さらに揮発したガスを吸ってしまい、だんだんと抵抗力がなくなり、蠢くネバメーバに身体がなぞられていくことに抵抗感がなくなっていってしまった。
「ああ、はやくたすけないと……えっ?」
 それを助けようとしたアリスドールだったが、エスペラがもがいている事で跳ねたネバメーバが、きれいに図ったようにアリスドールのスカートの中へと飛び込んでいく。
「ひゃあっ?!」
 スカートの中でショーツに張り付いたネバメーバは、きれいにそれだけを溶かしてしまった。
「あわわ……すーすーします……」
 ノーパンになったことを気にして、盾受けに集中できなくなってしまうアリスドール。少しずつガードしきれずに、ネバメーバの酸を……そしてそれが揮発したガスを浴びていってしまう。ふと傍らを見れば、ネバメーバの中で溺れて服がどんどん失われているエスペラの姿も見える。このままだと自分もそうなってしまう、そんな予感に背筋が寒くなるのだった……。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

ルトルファス・ルーテルガイト
(※◎、♥♥♥♂♀)
(WIZ)
…迷宮には災いが多いと聞くが、これは酷いな。
…こういう時、グリモア猟兵がいかなくて良いのが楽だよな。(いちごさんを見て)
……まぁいい、女性が(色々と)被害にあう前に止めるか。
…あ、外套は大事だから今回は外していこう。

…男の裸なんぞ誰も得しないだろうし、『精霊剣』の『炎霊の加護』の剣で皮膚まで焼かれない程度に「武器受け」で防御しながらさっさと退治で。

…ただ、近くで女性が酸液の餌食になりそうなら身を張って防ぐし、スライムに捕食(?)されてる子は救出優先する。
…もっとも、その後自分の方が被害にあったり…むしろ救った女性から被害を受ける場合は、どうしようもない(フラグ)。


マーリス・シェルスカナ
◎、♥♥♥(※純潔は死守で)♀♀♂♀

(SPD)
Oh No、Dungeonには碌な物が無いネ…。特にLadyに優しくないのはNGネ。
But、Me達が動かないと学生に被害ガ…。
…仕方ないネ、Me達が「人身御供」になるヨ…。(縁起でもない事を)

打撃が効く気しないネ、【選択UC】の光熱攻撃で蒸発させれば良いカシラ?はじける前に距離を取れば…。

アッ、突然飛んできテ!?(避ける間もなく爆散)
Meの服の中に、No!口の中にマデ…アッ、飲んじゃっタ。

…アレ、これ…美味シイ。モット欲しイ…♪
(飲んだ粘体のせいで発情し、自分から口と胸でもっと堪能し始め
更には周りにまで「おすそ分け」しだす宇宙魔女の図)



●おすそ分けの被害者
「Oh No、Dungeonには碌な物が無いネ……。特にLadyに優しくないのはNGネ」
 マーリス・シェルスカナ(宇宙(そら)飛ぶマーリンレディ・f15757)は、転移するなりそう嘆いていた。
 できればこんな迷宮には関わりたくない。とはいえ……。
「But、Me達が動かないと学生に被害ガ……。
 ……仕方ないネ、Me達が『人身御供』になるヨ……」
 状況的に学園にまでこれを侵攻させるわけにはいかないと悲壮な決意をする。
 人身御供とは縁起でもないフラグを立ててしまってはいるが……。
「……人身御供ったって、男の裸なんぞ誰も得しないだろう」
 マーリスと同時に転移してきたルトルファス・ルーテルガイト(ブレード・オブ・スピリティア・f03888)は、そう言って呆れたような顔になった。
「しかし、迷宮には災いが多いと聞くが、これは酷いな。
 ……こういう時、グリモア猟兵がいかなくて良いのが楽だよな」
 自分たちを送り出したグリモア猟兵のいちごを見て、そんな感想を抱いてしまうルトルファスである。ちなみに万一があっては困ると、大事な外套は転移前に脱いできていた。
「まぁいい、女性が色々と被害にあう前に止めるか」
「Yes、全部やっつけるネ」
 2人はそう言うと、迷宮を埋め尽くすネバメーバの群れに挑んでいく。

「打撃が効く気しないネ。光熱攻撃で蒸発させれば良いカシラ?」
「だな。ここは全部燃やして蒸発させてやるさ」
 2人とも対処法として思いついたのは同じ事だった。すなわち火。
 マーリスはさっそく、【SolarLightBlast・Program】を起動させ、電脳空間の中に疑似太陽を顕現させる。その太陽の光を集め、ネバメーバを一気に焼き尽くすべく光熱を放っていった。
「これではじける前に距離を取れば……アッ、突然飛んできテ!?」
 光熱に炙られ爆発したネバメーバの破片……破片といってもまだ服を溶解させる酸は十分保っているそれが、勢いよくマーリスに降り注ぐ。
 が。
「させねえよ」
 そこにはルトルファスが立ちふさがる。
 マーリスを庇うために飛び出してきたルトルファスは、手にした剣に炎の精霊の加護を宿す【精霊剣】で、飛び散る破片を次々と受け止め焼いていった。
「お前の身は俺が守る。だから遠慮なくどんどん焼いてやりな!」
「Thank you1 遠慮なく全力で行かせてもらうヨ!」
 ルトルファスの守護宣言に応え、マーリスは遠慮なく全力でネバメーバを焼いていくのだった。

 なお。結論から言うと、遠慮なさ過ぎた。

 ちゅどおおおおおおおおん。

「Nooooo?!」
「いや、ちょ、これは……っ?!」
 遠慮なく火力の増したマーリスの攻撃で大爆発をしたネバメーバの酸が、とても避けきれないほどに大量に2人に降り注いでいく。
「Meの服に?! No! 口の中にマデ……」
 ルトルファスはマーリスを庇おうと身体を張るが、それでもなおマーリスに降り注ぐネバメーバの酸を防ぎきれるものではなく。
「アッ、飲んじゃっタ」
 その酸……気化してガスになれば媚薬のような成分を発してしまうものを、ごくんと飲み込んでしまった。
「お、おい……大丈夫か?」
「ダイジョウブ……というか、アレ、これ……美味シイ。
 モット欲しイ……♪」
 そして、目がとろんとし頬が紅潮していくマーリス。
 ネバメーバの酸を口にしてしまったことで完全に発情してしまったようだ。ネバメーバの破片を手に取ると、自ら身体に塗り込むように、服の上から自らの胸の刷り込み始めた。
「お、おい……」
 当然そんなことをすると、ルトルファスの見ている前で、マーリスの服は胸からどんどん溶けていき、その胸が露になっていく。
 さらに……。
「見ているというコトは、欲しイというコト?」
「違っ?!」
 ……マーリスは、自分の身体を見ているルトルファスに対し、おすそ分けと称して、びしゃあっとネバメーバの破片をルトルファスの股間へとぶっかけたのだった。

 そのあとナニが飛び出してしまったのかは、割愛しておこう……。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

原宮・早月
うわぁ…これはいかにも酷い目に遭いそうな…
…でも、やらなきゃいけないよね…が、頑張る…

というわけで【衝撃波】でできるだけ遠くからネバメーバを攻撃していくけど…
流れてくるガスのせいでだんだん身体が疼いてきて、頭がぼーっとしてきて…
だんだん近づかれてきてるコトに気付くのが遅れて、そのまま纏わりつかれちゃう。

服を溶かされて直に這い回られて、それが何でか心地良くって…
あまりに気持ち良くって何度も飛んじゃって。

途中でこのままじゃダメと気付いて、忍び寄る侵蝕者で触手を呼ぶけど…
速攻でボク自身が触手に襲われて、それもまた気持ち良くって。
そのまま、他の人達が敵を全滅させるまで身体の中も外も嬲られ続けるかと…



●心地よさに負けない(フラグ)
「うわぁ……これはいかにも酷い目に遭いそうな……」
 迷宮から溢れ出ているネバメーバの群れを見て、原宮・早月(ルードリーム・レイヤード・f14983)は嫌な想像をしていた。
「……でも、やらなきゃいけないよね……。が、頑張る……」
 とはいえそこは猟兵。やらなければいけないことはわかっている。ぎゅっと拳を握ると、向かってくるネバメーバに相対するのだった。

「あっ……ああっ、このままじゃダメ、なのに……」
 決意とは裏腹に、早月は早々にネバメーバに群がられて、その豊満な身体の上を這い回られていた。
 服を溶かしながら身体中を這い回るネバメーバの感触に、次第に心地よさを感じてしまう。
 最初は近付かれないように衝撃波を放ってなるべく遠距離から攻撃していたのだが、攻撃してネバメーバが弾けるたびに吹き出すガスを少しずつ吸ってしまい、それによって身体が疼き、注意力が散漫になって、結局接近を許してしまって今に至っている。
 服はすでにほぼ溶かされ、豊かすぎる乳房は既に晒されてしまっている。その上を這い回るネバメーバから与えられる感触に悶え、ガスで敏感になった身体は心地よい快楽を享受し、既に何度もイカされてしまっていた。
「これ、以上は……ダメ……」
 それでもなんとか事態を打開しようと【忍び寄る侵蝕者】で触手を召喚するのだが……既に快楽に意識を持っていかれてしまっている早月では、それの制御もままならず、ネバメーバだけでなく自ら呼んだ触手にまで身体を弄ばれていく。
「あっ……あっ……ああぁぁっ……」
 完全に服も溶かされ全裸になっている早月は、ネバメーバと触手に、身体の外も内も蹂躙されて、頭の中も真っ白になっていったのだった……。

成功 🔵​🔵​🔴​

フランチェスカ・ヴァレンタイン
ここ(アルダワ)って、こんな案件ばっかりですわね…?(単に貴女がそういう案件に引き寄せられてるだけです)

ともあれ、距離を取っての砲撃で灼き穿って粛々と駆除していきましょうか
近寄るとどうなるかは目に見えるような有り様ですしねー…
ガスだけでしたらスーツの宙戦機能で遮断できるのでは?(フラグ)

…ちょっと数が多すぎてキリがありませんわね
他の方へ注意喚起した上でUCでありったけの爆導索を室内に張り巡らせ、一斉処理と参りましょう…!

…あら? 天井から何か…?

――兵装は無事ながら、気が付けばフィルムスーツは溶かされていて
ガスと聖痕の相乗効果で、無意識に周囲を誘惑する生きたハニートラップへと?

◎♥♥♥♂♀♀♀


ロメオ・ヴェランテナート
これまた随分とファンキーな光景だなァ、おい
オンナの裸はともかく、ヤロウの裸はドコに需要があンだよ…

ま、そうはいっても仕事は仕事だぁな
ガンブレード型のブラスターをUCで連射してスライム共を灼いてくぜ?

ピンチになってるヤツはオンナなら助けてやるが、ヤロウならてめェでどうにかしろ
あァ… 助けた礼は後でじっくり、な? 予定空けとけよ?

服っつーか着てるモンは持たねぇだろーが、まあ別段恥ずかしがるよーなモンでもねェしな。イイ身体だろ?
…あン? ガス? …確かに多少熱り勃ってはいるが、それがどーしたよ

…周りがオンナばっかなら見せ付けてみるか。どォよ?
欲しいヤツがいりゃあ、いくらでもくれてやンぜ?

◎♥♥♥♂♀


セシル・バーナード
♥♥♥

スライムも兎も大人しくしていればいいのに、わざわざ出てきて討たれたいなんてねぇ。マゾなの?

じゃあ、いっちょいきますか。空間裁断。スライムを再生も出来ないくらいにズタズタにしてあげる。
空間裁断を平面状に使って盾にもする。
フォックスファイアも補助で使い、飛沫を出来るだけ焼き尽くすよ。

ん、何だろう? 何だか下半身が熱く……?
周りは半裸の女の子ばっかり。我慢しろって言う方が間違ってるよね。
ねえ、もしよければ、合体しない? 絶対気持ちよくするから。
って、スライムの波が!? あーあ、とうとう被っちゃった。
この服高いんだからね。

まあいいか。どう、ぼくの勃起? 大人並みだよ?

一杯気持ちよくなりたいな。



●邪な気持ちの行方?
「ここって、こんな案件ばっかりですわね……?」
 すっかりアルダワに対しておかしな印象のついてしまったフランチェスカ・ヴァレンタイン(九天華めき舞い穿つもの・f04189)である。
 とはいえ、今回のグリモア猟兵もそうだが、彼女もまた、そういう案件に引き寄せられているだけという説もある。致し方ない事だった。
「これまた随分とファンキーな光景だなァ、おい。
 オンナの裸はともかく、ヤロウの裸はドコに需要があンだよ……」
 そんなことを言いながら、フランチェスカと共に現れたのは、フランチェスカも所属する旅団、航宙戦艦「エアール・レオフリック」の艦長でもあるロメオ・ヴェランテナート(アドミラル・ヴェランテナート・f06320)である。
 加えて今回転移してきたのはこの2人だけではない。
「スライムも兎も大人しくしていればいいのに、わざわざ出てきて討たれたいなんてねぇ。マゾなの?」
 もう1人、軽い口調でそんなことを言うセシル・バーナード(セイレーン・f01207)も続いてやってきた。
「ともあれ、近寄るとどうなるかは目に見えるような有り様ですしねー……ガスだけでしたらスーツの宙戦機能で遮断できないかしら?」
 紅一点であるフランチェスカはそう不安を口にするが、それでもこれが仕事だと仕方なく、迷宮から溢れ出てくるネバメーバと対峙する。
「ま、そうはいっても仕事は仕事だぁな。面倒だが仕方ねぇ」
 ロメオのそんな言葉をきっかけに、3人はネバメーバとの戦闘を開始するのだった。

「じゃあ、いっちょいきますか」
 セシルはさっそく【空間裁断】でネバメーバを次々と切り裂いた。
「距離を取っての砲撃で灼き穿って粛々と駆除していきましょう」
 そして、セシルが切り裂いたネバメーバを燃やし尽くそうと、フランチェスカは次々とネバメーバの群れに砲撃を浴びせていいく。
 ロメオも同様に、ガンブレード型のブラスターを【クイックドロウ】で連射して次々とネバメーバを焼いていった。
 3人に迫るたびに切り裂かれ燃やされていくネバメーバの群れ。一見戦闘は順調のように見える。だが、次々とネバメーバは焼却されていっているのに、なかなか数は減らない。
「……ちょっと数が多すぎてキリがありませんわね」
 フランチェスカでなくても溜め息はつきたくなるだろう。

 少しずつ、溢れて近付いてくるネバメーバ相手に砲撃も追いつかなくなっていく。
「お前ら、ピンチになってたりしねぇか?
 オンナなら助けてやるが、ヤロウならてめェでどうにかしろ」
 ブラスターを撃ちまくりながら、ロメオは2人の方を見ずにそう言い放つ。
「こっちは平気ー」
「わたしも大丈夫ですが……このままでは埒があきませんね。
 大技で一気にやります。巻き込まれないように気を付けて」
 フランチェスカは2人にそう断ると、【虚空に踊り 繰り爆ぜるもの】を使用する。爆導索に換装したワイヤーアンカーを、自分たちに向かってくるネバメーバを囲むように張り巡らせる。
「一斉処理と参りましょう……!」
 爆導索の爆発による激しい轟音とともに、一気にネバメーバが吹き飛ばされていった。
「ヒュゥ。やるじゃねぇか、フランチェスカ。
 けど、ちょいとやりすぎだったかもしれねぇぜ?」
 ネバメーバはこの一撃でほぼ解明つ状態になったようだが、それでもロメオはそんなことを言う。
 その言葉の意味は、フランチェスカにもすぐに分かった。
「えっ? ……あら? 天井から何か……?」
「あ、これ、飛び散った破片がまるで雨みたいに……」
 セシルの言葉を最後まで待つことなく、ネバメーバの破片からなる服を溶かし発情を促す酸の雨が、3人に向かって降り注ぐ。

「やれやれ、これじゃ着てるモンは持たねぇな。
 まあ別段恥ずかしがるよーなモンでもねェしな。イイ身体だろ?」
 降り注いだ雨によってすっかり服を溶かされたロメオは、そう言って筋肉質の体を誇示する。
「あーあ、とうとう被っちゃった。この服高いんだけどね」
 セシルもまた服が溶け裸になり、少年らしい裸体を晒していた。
「あ、あぁ……んっっ……」
 そしてフランチェスカももちろん逃れることはできず、フィルムスーツが溶けて失われ、全裸となってへたり込んでいた。それに加え、男2人とは違い媚薬成分のガスの影響も大きく、身体は紅潮し、吐く息さえも色っぽく、無自覚に誘惑しているような艶めかしさだった。
 そんなフランチェスカを見るロメオとセシルの男性のシンボルは、ガスのせいかそれとも彼女の成果はともかく、固く天に向かっていて……。

 ……このあと3人がどうなったのかはあえて語るまい。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

夢ヶ枝・るこる
■方針
・◎/♥♥♥

■行動
な、何か、非常に恥ずかしい相手ですねぇ(ぷるぷる)。

取り敢えず、これだけ広範囲に相手が広がっているのでしたら、[アームドフォート]を使用した[範囲攻撃]で一掃を狙いますぅ。
多少狙いがずれても、他の相手に当たりそうですし。
何と申しますか、発育の度合いとペースの関係上、服が破損してしまうと次を入手するのが大変ですから、何とか服を溶かされる前に?(ぷるぷる)

な、何か、攻撃している間に体が火照って来た様な?
いつの間にか服の方も、溶けてきている気がしますぅ。
一掃を試みた分、[気化した相手]を多く浴びてしまったのですかねぇ?
はぅぅぅ(とろん、とした目でぷるぷるしながらへたり込む)。


アラディア・スプリガン
【WIZ】

作戦はこう。
まずダガーをネバメーバの群れの中央に【投擲】して、【選択UC】で超次元の竜巻に変換。
ミキサーの様に細かく刻んだ後、一欠片ずつ松明の火で焼き殺していく。

………

焼き殺していくのって、結構地味で時間かかるわね。
焼いてる最中に欠片が寄り集まって再生してきたから、もう一度UCを

…って、ダガー回収し忘れてた!
更に吹き付けられた酸の肉片を避けようとして、ネバメーバの上に尻もちを……
(後の展開はマスターのお好きな様に)

◎♥♥♥


アルニカ・ウィンズ
◎♥♥♥
こういう敵、すごい話も聞くけど、気になっちゃったんだよね……
まあ、わざと捕まる気は無いけどね。

クイックドロウで近づいてきそうなスライムを狙い撃ちするよ。
捕まりそうになったらちょっと空中に飛んで避難してブラスターで撃つ。
手とか足なら大丈夫だけど、翼に付いちゃったらきついかな……

もし捕まっちゃったらどうしよう……あたしほとんど経験無いんだけど……下手に暴れない方がいいかな?ひやっ!?



●好奇心猟兵を殺す?
「こういう敵、すごい話も聞くけど、気になっちゃったんだよね……」
 転移して現れるなりそんなことを言うのは、頭から鳥の羽を生やしたキマイラの少女、アルニカ・ウィンズ(キマイラのブラスターガンナー・f12882)である。
 とはいえ、興味本位で入ってくるには、このダンジョンは少々難易度は高かったかもしれない。色々な意味で。わざと捕まる気はないとは言うものの、わざとではなくても捕まってしまいそうなほどにネバメーバは溢れかえっている。
「な、何か、非常に恥ずかしい相手ですねぇ」
 続けて現れた夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)は、プルプル震えながら、そんなネバメーバを見ていた。もちろんネバメーバそのものが恥ずかしいわけではなく、それに捕まったら恥ずかしい目に合うという事だ。
「さっさと片付けてしましましょう」
 3人目のアラディア・スプリガン(正義の守護妖精・f18520は、クールにそう言うと、ネバメーバの群れを前にダガーを構えた。
「作戦通りいくわよ」
 アラディアの言葉に、るこるもアルニカも頷くと、それぞれの武装を取り出すのだった。

「はぁっ!」
 まずは群れの中心に、アラディアはダガーを投擲する。
 そしてそのダガーを【クライシスゾーン】で超次元の竜巻に変換してネバメーバを巻き上げて、まるでミキサーのように細切れに刻んでいく。
 1人で来ていたのなら、それで巻き上げられた破片を一つ一つ松明で焼いていこうと思っていたが、そんな時間のかかることをする必要はない。
「今よ、お願い」
「はい! 範囲攻撃で一掃しますぅ」
 アラディアの号令とともに、るこるはアームドフォートを展開し、【フルバースト・マキシマム】の一斉砲撃で一気に、竜巻に巻き上げられたネバメーバを粉砕していく。
「何と申しますか、発育の度合いとペースの関係上、服が破損してしまうと次を入手するのが大変ですから、何とか服を溶かされる前にたおさないとですぅ」
 豊満な胸をたゆんと揺らしながら、地味に切実なことを言うるこるだった。
「ま、そうならないようにあたしがいるわけでっ」
 アームドフォートの砲撃で吹き飛ばされて飛び散る破片の中で自分たちに向かって飛んでくるものを、アルニカが【クイックドロウ】による熱戦銃の銃撃で撃ち落としていく。
「あたしもさすがに、手とか足なら大丈夫だけど、翼に付いちゃったらきついしね……」
 こうして3人の連携で次々とネバメーバは蒸発していく。
 どうやら安全に終わりそうだろうか……?
 残念ながら、そう簡単にはいかなかった。

「あ……吹き飛ばされた破片がまた集まって再生しようとしているわね……」
 もともとアメーバ状のスライムだ。破片同士がくっついて大きくなれば、それはまた1個の個体として活動を再開してしまう。
「仕方ない、もう一度竜巻で切り刻んで……」
 そういって懐を探るアラディアだったが。
「……あ、ダガー、回収しないともうない」
 先ほど竜巻に変換してしまったダガーは、砲撃でネバメーバを吹き飛ばしたどさくさの中でどこに行ったのかわからなくなってしまっていた。
「そ、それじゃせめて砲撃だけでもぉ」
「あたしもやるよっ」
 竜巻には巻き込めなくても、しょせんは再生し始めた個体だからと、るこるとアルニカはアームドフォートと熱戦銃で撃っていくが……。
「……な、何か、攻撃している間に体が火照って来た様な?」
「そういえば、私も少しくらくらと……」
 何も不思議はない。先ほどから散々ネバメーバを吹き飛ばし、気化させてきているのだ。既にあたりには媚薬的なガスが充満してきているのである。
 アラディアの竜巻でかき回すことができなくなった以上、そのガスが3人のもとに届くのは必然だった。
 少しずつくらくらとし始める3人。
「ね、ねぇ……もし捕まっちゃったらどうしよう……あたしほとんど経験無いんだけど……下手に暴れない方がいいかな?」
「そういうわけには……」
「い、いつの間にか服の方も、溶けてきている気がしますぅ」
 とうとう目がとろんとしてしまったるこるは、頬を紅潮させたままぺたりと座り込んでしまう。るこるの服は、飛び散ったネバメーバの破片がいつの間にかこびりついており、その豊満すぎる胸がポロリとこぼれていた。
 そして最大火力のるこるからの攻撃がなくなったことで、じわじわと3人を囲むようにネバメーバが迫ってくる。
「くっ……ダガーを取りに行かないと……」
 先ほど飛ばしたダガーを回収し、再び竜巻で吹き飛ばそうとするアラディアだったが、ネバメーバを踏んで足を滑らせてしまい、ネバメーバの上に尻餅をついてしまう。あっという間にネバメーバによってお尻から下半身の服を溶かされていってしまうアラディア。
「あわわ……」
 2人の様子に空を飛んで逃げようとするアルニカだったが、翼にもネバメーバの破片がこびりついてしまったのかうまく飛べず、ふらふらとネバメーバの中に墜落してしまった。そうなるともう、結末はわかりきったもので……。

 そのまま3人は、ガスにより意識朦朧とするままネバメーバに飲み込まれ、じわじわと服を溶かされていくのだった……。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

久遠・翔
アルテミス・カリストさんと参加

久々に一緒に迷宮でも探索しませんかと誘って迷宮に来たら…中身ががらりと変わっている!?

す、すいません…前に来た時は違ったのですが…
と、とにかく戻りましょうっす…(入口がスライムでふさがれ戻れない)

くっ…こ、こうなったら少しでも多く倒さないと!?
高速機動で次々にスライムを斬っていきますが…うぅ、媚薬のせいでくらくらするっす…って、あっ!?(スライム踏んでアルテミスさん巻き込んで転倒+スライムまみれになり服が溶けだす)

や、やばい…抜け出さないと…?(アルテミスさんに捕まれ)
ちょっ、ど、どうしたんっすか…?あっ、ちょっ、まっ…!?(UCの影響で襲われる)

♥♥♥・♀♀・◎


アルテミス・カリスト
久遠翔さんと参加

「久遠さん、冒険のお誘いありがとうございます」

アルダワの地下迷宮に潜ったところ、違和感が。
これは……私がよく知っているスライムの気配っ!?

「久遠さんっ、ここはこの正義の騎士アルテミスにお任せをっ!」

大剣を抜いて前に出ますが……

【騎士の責務】による騎士のお約束ためにスライム系の敵相手には実力が発揮できません。

徐々に服が溶けていき、媚薬の効果も蓄積していきます。

そこに久遠さんとぶつかってしまい……

「久遠さん、私、女の子同士でこんなこといけないとわかってるのですが……」

久遠さんのUCによって魅了されてしまい、ぼーっとした頭で襲いかかってしまうのでした。

♥♥♥・♀♀・◎



●とらぶるめーかー
「久遠さん、冒険のお誘いありがとうございます」
 そういって、女騎士アルテミス・カリスト(正義の騎士・f02293)は、同行者に笑顔でお礼を言う。
 ただ、同行者の方は、そんな彼女の笑顔に答える余裕はなさそうだった。
「久々に一緒に迷宮でも探索と思ったのに……中身ががらりと変わっている!?
 す、すいません……前に来た時は違ったのですが……」
 アルダワの迷宮には何度も潜っている2人だ。慣れのせいか甘く見ていたのだろうか、グリモア猟兵の話を聞いてはいたものの、ここまでとは思っていなかった様子。
「これは……私がよく知っているスライムの気配っ!?」
 今それに気付いたように、アルテミスは叫ぶ。騎士の天敵ゆえ、よく知るというのは間違いではない。
 ……とはいえ、グリモア猟兵はちゃんと説明していましたからね???
「と、とにかく戻りましょうっす……」
 ちょっと待って貴方たち、このスライム……ネバメーバで溢れた状況を何とかするために来たんじゃないんですか???
 なおもちろん、引き返すような道はなく、既に2人はネバメーバに取り囲まれていた。
「くっ……こ、こうなったら少しでも多く倒さないと!?」
「久遠さんっ、ここはこの正義の騎士アルテミスにお任せをっ!」
 何とか切り抜けようと武器を構えるものの、どことなくスライムに対し及び腰な翔に対し、アルテミスは、彼女を守るべく大剣を構えて前に立つ。
 その姿はまさに女騎士の鑑のよう。

 これだけ見ればカッコいいのだが……女騎士のお約束を標準装備しているのがこのアルテミスという少女なのである。相手がスライムだと、女騎士のお約束展開ゆえに、なぜかアルテミスはその実力を発揮できないのだ。
「くっ……こんな雑魚モンスターに遅れをとるなんて……!」
「キリがないっすよ……」
 翔もアルテミスも必死に武器を振るいネバメーバを切り裂いていくが、次第に2人の動きは鈍くなっていく。
 疲労からではない。
 ネバメーバを切り裂くたびに、その媚薬的効果のあるガスが、だんだんとあたりに充満していくからだ。
「なんだか……くらくらしてきたっす」
 媚薬を吸ってしまい、だんだんと肌が紅潮してきた翔は、次第に足に力が入らなくなり、やがてネバメーバの残骸を踏んで足を滑らせてしまった。
「あっ」
「きゃっ?!」
 そのまま翔はアルテミスを押し倒すように、2人纏めて転倒する。
 そして転倒したことにより、ネバメーバの群れの中へと落ちてしまい、2人はそのまま襲われてしまうのだった。
「ふ、服がっ……?!」
「や、やばい……抜け出さないと……?」
 絡み合いもつれ合うまま、2人の服はどんどんと溶けていく。
 なんとか立ち上がろうとする翔だが、それをなぜかアルテミスが翔の腕を掴んで引き留めてしまう。
「ちょっ?!」
「久遠さん、私、女の子同士でこんなこといけないとわかってるのですが……」
 媚薬にやられたためか、翔の【無自覚の魅了】が発動しているからなのか、それとも最近のアルテミスがとある女の子に想いを抱いていることの影響か、……それに関連して、女の子同士という背徳感に酔っているからなのか……、ともかく、アルテミスはすでにいろいろな意味で暴走していた。
「ちょっ、ど、どうしたんっすか……? あっ、ちょっ、まっ……!?」
 そのまま体を入れ替え、逆に翔を押し倒したような格好になったアルテミスは、彼女の上に跨って、服が溶けて露になった豊満な身体に触れていくのだった。
 もちろんアルテミス自身もどんどん服が溶け、今ではほとんど裸同然になっている。
「ああ、いけないってわかってるのに……」
「わかってるならやめてくださいっすー?!」
 アルテミスが正気に返るにはまだしばらく時間が必要そうだった……。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ルナ・ステラ
◎,♥♥

学園まで侵攻何とか食い止めないとですね!

箒に跨って地面には足をつかないように戦いましょうか。
スライムさんたちは【属性攻撃】の氷魔法で凍らせて無力化していきましょうか。

そ、それにしても数が多すぎませんか!?
地面以外にもたくさん...
こほっ...何か吹き付けられました...

あぅ...なんだか体がムズムズして...
ひゃう!小さくなってはじけとんできました!?
いやっ...張り付いてこないで...!!
気持ち悪いだけじゃなくて、ぞわぞわします...

これだけ小さいのを沢山凍らせるのは難しそうです...
―ふぇっ!?服が!?
(ど、どうしよう...)

こうなったら!!
みんな光線で蒸発しちゃってください!


セナ・レッドスピア

♥♥♥
♀♀

不定形な相手…槍も銃も効果が薄そう…
今の私が取れる攻撃手段でより効果的なのは…
悪い予感たっぷりですが、血は血へ・暴喰者形態で「喰らう」事が
一番効果的だと判断し、やむなくそれをメインに戦います

…いけないものを体の中に取り込んじゃうので、その影響は当然…
しかもそのせいで身体も心もいけないものでうずいてしまい、
その隙にネバメーバに襲われちゃう!?

抵抗の為にも暴喰者形態で反撃するけど、数の多さと
いけない成分をさらに取り込んじゃったせいで
最後には服も溶かしつくされて、されるがままになっちゃう!?

しかもそこにさらにネバメーバが追加でやって来たり、
よりたくさんいる所までさらわれちゃうかも…?



●道に落ちていたものを口にしてはいけません
「学園まで侵攻何とか食い止めないとですね!」
 ルナ・ステラ(星と月の魔女っ子・f05304)は、迷宮に転移してすぐ箒に跨り宙に浮いた状態で、辺りのネバメーバの群れを眺めていた。
「不定形な相手……槍も銃も効果が薄そう……」
 ルナとともに転移してきたセナ・レッドスピア(blood to blood・f03195)は、そう言って不安そうな顔をした。確かに相性はあまりよくなさそうだ。
「あ、それなら多分大丈夫です。
 スライムさんたちは、わたしの氷魔法で凍らせて無力化していきましょう」
 だが、ルナのその提案に、セナは安堵したように笑顔を向ける。
「ありがとう。凍ったところなら、私の武器でも倒していけそう」
「いえいえ。それでは張り切っていきましょう!」
 こうして、ルナとセナの戦いが始まった。

 ルナが凍らし、セナがそれを槍で切り砕いていく。このコンビネーションで多くのネバメーバを屠っていく2人だったが……。
「そ、それにしても数が多すぎませんか!?
 地面以外にもたくさん……」
 あまりにもネバメーバの数が多く、早くもルナは泣き言を言い始めた。
「これ、手分けしてやらないと追いつかないですね」
「で、でも、それだとそちらは……」
 手数を増やすためにも、セナは、手分けして当たることを提案する。確かにルナが凍らせてセナがそれを切るというのでは、2人で同じ目標を狙うわけだから効率は良くないだろう。しかしそもそもセナに効果的な手段がないからそうしていたのであったわけだが……。
「悪い予感たっぷりですが、効果的な手段はないわけじゃないんです」
 そう言ってルナと別れたセナは、【血は血へ・暴喰者形態】を発動させ、ネバメーバを捕まえてはそれを喰らっていく。
 自分の取れる攻撃手段では、これが一番効果的だという判断でやむなくの選択だが……よくないもの、ネバメーバの媚薬的な成分を身体に直接取り込むことになるため、その結果は推して知るべしだろう……。
「セナさんっ……こほっ……」
 そして、そんなセナの様子に、声をかけようとしたルナは、ネバメーバから視線を逸らしてしまい、そのせいでまともに、ネバメーバの気化したガスを喰らってしまった。
「けほっ……何か吹き付けられて……。
 あぅ……なんだか体がムズムズして……」
 媚薬効果のガスを吸い込み、一気に体が紅潮したルナは、箒に跨っていることですでに気持ちよさを感じてしまう。箒の上に、ショーツ越しの股間が擦れ、もぞもぞと動くたびにそこに刺激が走っていく。
 やがて箒の制御も出来なくなり、墜落するようにネバメーバの群れの中に墜落してしまうのだった。
「いやっ……張り付いてこないで……!!
 気持ち悪いだけじゃなくて、ぞわぞわします……」
 瞬く間にネバメーバに群がられ、服が溶かされていく。
「ふぇっ!? 服が!?」
 そのままルナの白い裸体が空気に晒されていくのだった。

 一方、そんなネバメーバを喰らっていたセナは、案の定すぐに限界を迎えてしまっていた。
 媚薬成分の酸やガスの元となるネバメーバの身体を、ユーベルコードを使っているとはいえ身体に取り込んでいるのだから、その影響は当然受けている。
 紅潮した肌は疼き、心もまた快楽を求めてしまっていた。。
「あ、ああっ……」
 そうして動きの鈍ったセナに、ネバメーバは次々と群がっていく。
 抵抗しようとはするものの、すっかり媚薬効果で身体が疼いて集中力が失われて行ってるセナでは、すっかりネバメーバに体中を這い回られ、服を溶かされ全裸を晒し、すっかりされるがままにネバメーバに弄ばれてしまっていた。

 セナもルナも、完全にネバメーバに捕らえられてしまい、裸を晒して上気した体の上を這い回られている。
 この状態はルナが最後の力とばかりにユーベルコードを解き放つまで続いた。
「こ、こうなったら、みんな光線で蒸発しちゃってください!」
 最後になんとかルナの【月の女神の裁き】の光で群がるネバメーバを打ち倒したときには、2人はすっかり裸のままぐったりと倒れていたのだった……。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ミラ・グリンネル
「ネバネバはとても苦手なのデス」
温泉しか聞いていなかったミラは目の前に広がるネバメーバをみて思わず呟く。
遠距離戦で戦うことを決意し『フォックス・ファイア』の乱れ撃ちで弾幕を張る。
しかしミラは忘れていた。この戦法で張り付かれずに戦えたことなど一度もないことに。
「なんかこのネバネバ服が溶けるデスヨ!」
温泉しか聞いてなかったミラにお仕置きのように敵の攻撃は容赦なく続く。
「な……なんか服がこすれて肌が敏感な感じがしマス」
温泉しか聞いてなかったミラにお仕置きのように媚薬の効果が発揮する。

ボロボロな薄手の服で男の子が見たら思わず屈んでしまう状態でミラは頑張って敵を倒すのでした。

★絡み・アドリブ歓迎です


刑部・みさき
◎♥♥♥♀♀
他者と共闘歓迎

はわ?
いちごくん、うさぎさんをやっつけてって…
でも、くらげさんたちがいっぱいだね
ねえねえ、みんなでなにしてるの?

ん、ぁ…ふぁれ?
あは、なんだかぽかぽかしてきたね…♪
ひゃわ、だめだよみんなっ
やぁっ、こちょこちょしちゃやだぁっ♡

♪くらげさんは、イーケないんだぁーっ♪

●くらげさんとおはなし
【優しさ】溢れる【動物と話す】為の【念動力】で【コミュ力】発揮
…したせいで催淫ガスに思いっきり曝露(ネバメーバの返事は一任)
味方の救助時まで群がられる(ビキニ等も損壊)

●戦闘?
快楽の嬌声が【歌唱】となり【おおなみとおひさまのうた】起動
『常夏属性の暑い津波』と【衝撃波】が混ざって敵を押し流す


アイ・リスパー
♥♥♥◎
「また、ふしだらなスライム系の災魔ですか。
そう何度もいやらしい目に遭わされると思わないでくださいね!」

ネバメーバが服を溶かすというのなら、【ビルドロボット】で迷宮の壁を材料にして作ったストーンゴーレム型パワードスーツを装着です!

「これなら服は溶けませんし、酸のガスも効きません!」

パワードスーツの岩石の腕を振り回して、ネバメーバたちを退治していきますが……

パワードスーツの内部で感じる違和感。
まるで肌の上を何かが這っているような……

「って、ネバメーバがいつの間にっ!?」

パワードスーツの隙間から侵入したネバメーバによって服を溶かされ
酸による媚薬を思いっきり吸い込んでしまうのでした。


シルフィール・オベルト
最初から眼鏡をかけた調教済み淫乱未亡人状態です

思った以上にネバメーバの数が多いですね
こういうのをUDCアースなどでは敵が8、地面が2などと表現するのでしか?

とりあえず人手が必要ですから【黒薔薇騎士団】で騎士団を呼びますね
あら、今回出てきたのは女騎士と女性兵士達ですね
旦那様の愛人というか半分奴隷だった方々ですが、一緒に抱かれもしましたので旦那様の妻だった私との仲もそう悪くはない方々ですね

彼女らを先行させて駆除させますが、駆除してる途中で媚薬ガスで発情してヤられてしまいましたね
騎士団召喚中は私は戦えませんので、彼女らがやられたら私はどうにも出来ませんね
あっという間に取り囲まれて色々されてしまいます


織笠・アシュリン
全く、あんな申し訳なさそうに言われたら、断れないよ……
嫌な予感しかしないけど、頑張ってこなきゃね!
……あ、服の予備は用意しておくからね!

ネバメーバが七分に床が三分……多っ!?
ともかく、相手の動きを止めなきゃ!
「女神ブリギッド、その火種を貸して……!」
短機関銃の銃身に付けたベイオネットロッドからUC【ウィザード・ミサイル】!
火の女神の火【属性攻撃】を【2回攻撃】で、燃やし尽くしてやるっ!

よし、焼けてる……!
って、焼けた部分が爆ぜて……液体になって吹き出した!?
あちちちちっ!
やっぱり、服が溶けてきたぁっ……!
体も、あつい……
そっか、気化して、ガスに……んぁっ!?
す、少し発散させてくる……(もぞり)


ヴェール・フィエーニクス
◎♥♥♥
※同行&絡みは、恋華荘の人達が参加していたら、おっけーでしたら
その人達とご一緒できればっ

相手の性質と数の多さが合わさってなかなかに不利な感じですが、
何とか対抗するために、シーブズ・ギャンビットでスピードアップして、
速さと手数を増やして攻撃!

でもやっぱり捌き切れずに、ネバメーバに絡まれて、服を溶かされちゃったり、いけない所にまとわりつかれちゃう!?

そのせいで何度もビクッとしちゃってるうちに、ガスも吸ってしまい、
まとわりつきへの反応も、どんどんいけないものに…!?

それでも何とか引きはがしたりで抵抗するけど、
その時の自分の手が触れるのにも反応してしまい、
意識を弾けさせちゃう!?


白銀・ゆのか
(※アドリブ、他者との絡み歓迎)

「呼吸するだけで、胸の奥が熱い……長時間は…危険かし、らっ!」
『乱気閃』をネバメーバたちの前で凪ぎ払うようにすることで、いけない気持ちになるガスをネバメーバごと吹き散らそうと試みるわ。
…流石に充満しきってかき混ぜるだけ…なんてことにならなければいいけど…っ!

(吹き散らしたせいで細かいねばねば飛沫も飛んできちゃったら…)
ふぁ!?な、なにかいま、服の隙間にすぽって!?
ふぁ、や、くすぐ、た、背中もぞもぞしてるぅ!?
だ、だれかとってぇ~!?
(あたふた袴や着物の隙間に入った極小ネバメーバ飛沫にバッタんごろごろ悶えて…!)


パニーニャ・エルシード
(※絡み、アドリブはお任せします
今回は主人格がパニーニャです。)

パニーニャ「なんでこんなもの繁殖させたのよ…意味ワカンナイ…!」
アザレア『…ダンジョン自体の、需要とか?』

オルタナティブ・ダブルで分裂し、手数を増やしつつ…
片やぼやき、片や面倒そうなまま、ネバメーバへ向けて…ロッドで突き入れ、
衝撃波を流し込むことで、ねばねばごと吹き飛ばしを試みます。

問題は…
アザレア『ん、危な…』
パニーニャ「わぷ!?けほっ!?今かかったんだけど!?」
アザレア『こっちもさっき胸にかかったし…?おあいこ?』
互いに避けると何故か射線がもう一人にあってしまい…
元に戻ったら二人の服の溶けた部分まで合体して大惨事に…



●恋華荘の大冒険
「いちごちゃんの頼みだしねぇ……」
「全く、あんな申し訳なさそうに言われたら、断れないよ……」
 迷宮に転移するなり、白銀・ゆのか(恋華荘の若女将・f01487)と織笠・アシュリン(魔女系ネットラジオパーソナリティ・f14609)の2人は苦笑して顔を見合わせる。
 この2人だけではなく、この後続いてくる者もそうだが、彼女たちは皆、今回の依頼をしたグリモア猟兵の彩波・いちごが管理人をしている寮、恋華荘に住む女性たちだ。
「いちごくん、うさぎさんをやっつけてっていってたけど……でも、くらげさんたちがいっぱいだね」
「ネバネバはとても苦手なのデス。ミラは早く温泉に入りたいデスヨ」
 続けて、身体の成長の割には中身は幼い刑部・みさき(おひさまのゆりかごぷかぷかまぁめいど・f05490)と、ここにいるメンバー中おそらく最強のボディの持ち主であるミラ・グリンネル(妖狐の精霊術士・f05737)がやってきた。
 確かに刻うさぎの討伐が主目的だし、終われば温泉も待っているが、くらげさん……ネバメーバをその前に倒さなければ始まらない。
「入寮して初めての仕事がこれか……なんでこんなもの繁殖させたのよ……意味ワカンナイ……!」
『……ダンジョン自体の、需要とか?』
 そう言って嘆くのは、つい先日寮の仲間に加わったばかりのパニーニャ・エルシード(現世と隠世の栞花・f15849)だ。なおパニーニャは多重人格であるため、内心では別人格のアザレアがパニーニャに応えるように軽くツッコミを入れていた。
「相手の性質と数の多さが合わさってなかなかに不利な感じですが……」
「また、ふしだらなスライム系の災魔ですか。
 そう何度もいやらしい目に遭わされると思わないでくださいね!」
 メンバー中最年少ながらも一番落ち着いていそうなヴェール・フィエーニクス(「涙を拭う手」のアサシン・f00951)の呟きに応えるように、恋華荘の中でもある種のそういう依頼のベテランになりつつあるアイ・リスパー(電脳の天使・f07909)は気合を入れていた。どことなくフラグ臭がするのは、きっと気にしてはいけない。
「それにしても思った以上にネバメーバの数が多いですね。
 こういうのを敵が8地面が2などと表現するのでしたか?」
 そしてメンバー中最年長のシルフィール・オベルト(未亡人のオベルト伯爵夫人・f15789)が最後に現れる。こちらもパニーニャ同様多重人格者なのだが、彼女の場合は眼鏡のオンオフで性格が切り替わるタイプ。現在は眼鏡をかけている、従順な妻モードである。もっとも実際は未亡人で夫はおらず、現在は代わりに寮の管理人を主と呼んでいるわけだが。
「さすがにネバメーバが7分に地面が3分くらいで……それでも多いけどっ」
 シルフィールの言葉に、アシュリンが一応反論する。でも本人も言うように大差はない。
「嫌な予感しかしないけど、頑張ってこなきゃね!
 ……あ、服の予備は用意してきた?」
 アシュリンはそう皆に声をかけるが……。
「離れて戦えば大丈夫デス!」
 ネバメーバから距離を取りつつ【フォックスファイア】を展開して遠距離戦の構えのミラや、
「大丈夫です! これなら服は溶けませんし、酸のガスも効きません!」
 いつの間にか迷宮の壁から【ビルドロボット】で作り出したストーンゴーレムのようなパワードスーツを身に纏っているアイ、
「とりあえず私は直接戦わずに、騎士団を呼びますね。人手は必要でしょうから」
 【黒薔薇騎士団】でかつての部下である騎士団の女性たちを召喚して、自分では戦わないシルフィールなどなど、ネバメーバ……というか服を溶かす酸の対策はそれなりにみんな考えているようだが、服の予備というのはあまり考慮にはなかったらしい。
「だ、大丈夫かな……?」
「お宿の浴衣でも持ってきたらよかったかしら……?」
 アシュリンとゆのかは不安が募るばかりだった。

 ともあれ、総勢8名がネバメーバ殲滅に向けて動き出す。
 まず動き出したのは、シルフィールの召喚した騎士団だ。彼女のかつての夫のお手付き騎士団だという面々だが、戦闘力はそれなりに。先行してネバメーバを切り裂いていく。
 それと同時に、石のスーツに身を包んだアイも前に立った。巨大な拳で次々とネバメーバを叩きつぶしていく。
「乱れ撃ちで弾幕を張りマスヨ」
「女神ブリギッド、その火種を貸して……!」
 それを援護するのはミラの狐火と、アシュリンの短機関銃から放たれる【ウィザード・ミサイル】の炎の矢だ。騎士団が切り裂いたネバメーバを次々と焼いていく。
「速さと手数を増やしていきますっ!」
「仕方ない、わねっ!」
『数が多くて面倒……』
 そして援護射撃をする2人を守るのは、この2人……いや3人。【シーブズ・ギャンビット】でスピードアップしたヴェールと、【オルタナティブ・ダブル】で分身したパニーニャとアザレアだ。
 ヴェールは真面目に一生懸命にダガーを振るい、パニーニャは愚痴りながら、アザレアは面倒くさそうに、それぞれロッドを振るって衝撃波を叩きこみ、三者三葉に近付いてくるネバメーバに対処していた。
 そして一行の中心人物であるゆのかは……。
「少しずつ、ガスが充満してきてる……長時間は…危険かし、らっ!」
 手にした薙刀を振るい【乱気閃】による風で、ネバメーバの酸が揮発した媚薬的効果のあるガスを吹き飛ばそうととしていた。
「……流石に充満しきってかき混ぜるだけ……なんてことにならなければいいけど……っ!」
 微妙にフラグめいたことを呟きつつ。

 とにかく8人は協力して次々とネバメーバを片付けていく。
 まぁ、8人といっても、シルフィールは部下の騎士団任せだし、パニーニャとアザレアはダブルなので実質1人だが……。
 ん?
 ちょっと待て。
 ダブルの2人を数えて8人という事は、もともとやってきた恋華荘のメンバー的には1人足りない。
 最後の1人、みさきはいったい何をしているのか、というと……。
「ねえねえ、くらげさん、みんなでなにしてるの?」
 くらげさんこと、ネバメーバに話しかけていた。
 あの、貴方何をしにきたのかちゃんとわかっていますよね……?
 とにかく無邪気すぎるみさきは、動物と会話するように、ネバメーバに話しかけていた。
 果たしてネバメーバにそれに答えるだけの知性があるのかはかなり疑問ではあるが、ぷるぷる震えるくらげさんの反応を見るだけで、みさきとしては楽しそうである。
「えっ、くらげさん、もっとがんばる……?」
 本当にそんな意思をネバメーバが示したのかはわからない。だけれども、みさきはネバメーバの様子からそんな言葉を感じた様子。
 そしてその次の瞬間、だいぶん駆逐されていたはずのネバメーバの残りが、一斉に爆発したかのように増殖し、大量の酸とガスを噴き出したのだった。
「わっ、くらげさんは、イーケないんだぁーっ♪」
 そしてなぜか楽しそうに、みさきはそれに飲み込まれていく……。

「な、何っ?!」
「急にネバネバの勢いが増したデス?」
 みさきとの会話がきっかけなのかはわからないが、急激に増殖したネバメーバと、そのガスや酸の飛沫が、戦っていた面々を一気に襲っていく。
 まずは数だけ多い、シルフィール配下の女騎士団だ。大量の媚薬ガスを浴びてしまった彼女たちは、あっという間に発情し、ぺたりと崩れ落ちてしまった。そもそも彼女たちは、シルフィール(眼鏡モード)同様に、彼女の元夫に調教され開発されていた集団、快楽にはとても弱いのだ。そのままネバメーバに飲み込まれて、服が溶かされ体中を這い回るネバメーバの感触に悶えていた。
 そして、彼女たちを召喚している最中は戦えないシルフィールもにもネバメーバは迫る。あっという間に飲み込まれて服を溶かされていく。そして彼女の調教済みの身体もまた、服を溶かしたネバメーバが直に肌を這い回る感覚に悶えてしまうのだった。
「あっ、あああっっ……」
 そしてもちろん、被害はシルフィールだけにはおさまらない。シルフィール自身がネバメーバに襲われたことで、召喚されていた女騎士団は消え、その数で押しとどめていた分のネバメーバも一気に他の皆に襲い掛かってきたのだから。
 その結果……。
「なんかこのネバネバ服が溶けるデスヨ!」
「あちちちちっ! やっぱり、服が溶けてきたぁっ……!」
「捌ききれないですっ?!」
「わぷ!? けほっ!? 今かかったんだけど!?」
『こっちもさっき胸にかかったし……? おあいこ?』
「ふぁ!? な、なにかいま、服の隙間にすぽって!?」
 ミラ、アシュリン、ヴェール、パニーニャ&アザレア、ゆのかと、次々とネバメーバの酸の飛沫を喰らって、じわじわと服を溶かしていった。
「……って、ネバメーバがいつの間にっ!?」
 さらにはアイの石造りのパワードスーツの中にまでネバメーバの飛沫や破片は入り込んでいく。
 そして当然のように、充満しつつあるガスが、彼女たちを蝕んでいくのだった。

「な……なんか服がこすれて肌が敏感な感じがしマス」
 ミラはそれでもまだ、戦闘は継続していた。だが、じわじわと溶ける服が肌に擦れ、ガスを吸って敏感になっている肌を刺激していく。メンバー中随一の豊かなバストの重みに、溶けかかった服では耐えられなくなり、やがてポロリとこぼれて、ミラが戦おうとするたびにぶるぶると揺れていた。
 もともとが薄手の服だったため、このまま全て溶けてしまうのも時間の問題だろうか……。
「裸になるのは、みんなしかいないからいいデスけど……身体が熱い、デスヨ……」
 次第に足もふらつき、視界に靄がかかり、戦闘を継続できなくなっていく。

「体も、あつい……そっか、気化して、ガスに……んぁっ!?」
 アシュリンもガスを吸ってしまい身体の火照りが抑えられなくなっていた。
 こちらも既に胸を晒した格好になっており、その上を取り憑いたネバメーバが蠢いている。その身体を這う感触がまた、アシュリンに更なる快楽を与えていく。次第に立つのもつらくなって武器を取り落とし、ぺたりと座り込んでしまった。
「す、少し発散させ、なくちゃ……」
 そして、トロンとした目となって、自ら溶けかけているホットパンツの上から、股間にもぞりと手を走らせるのだった。ネバメーバの酸で、自らホットパンツも溶かすように……もぞもぞと。

「ひゃうっ?!」
 もともとが薄着のヴェールだ。捌ききれなかったネバメーバの酸を全身に浴び、既に服はほぼ溶けて、幼い肢体をすべて晒すような事になってしまっていた。
「ふぁ、ああ……っ……」
 そしてガスも吸い込んで火照った身体は、もうヴェールの自由にはならず、そのままネバメーバの上にぺたりと倒れこんでしまう。
 もちろんそうなると、ネバメーバが薄い胸や幼いお尻や股の上を這い回ることになり、敏感になった身体をさらに刺激していく。
「ふひゃぁああ?!」
 それでもなんとか立ち上がり、ネバメーバを引き剥がそうとするのだが、そんな自分の動きや、引き剥がそうと身体に触れる自分の手すら、いまのヴェールにとっては敵だった。
 そのままヴェールの意識は弾けて飛んでいく……。

 パニーニャとアザレアは、ダブルで分身したままなんとかネバメーバから逃れようともがいている。
 だが、パニーニャが避けるとそれはアザレアに、アザレアが避けるとそれはパニーニャにと、偶然か必然化、なぜか互いに足を引っ張りあうことになってしまっていた。その結果、2人の服はもう、2人分足しても全然隠せないほど溶けてしまい、ただの身体に張り付いた布切れのようになってしまっている。
『ああ……もう面倒になってきた……』
「ちょっとぉ、このままじゃ大惨事だってば!」
 これ以上抵抗しても無駄だと半ばあきらめてしまったアザレアを、まだ耐えようとするパニーニャが叱咤する。
 だが、そんな2人もじわじわとガスを吸い、それによって体が敏感になってきていたのは隠せない。
「あっ、……あああーーーーっっ?!」
『ちょ……なに、これ……っっ、っっ……』
 やがてネバメーバの破片で足を滑らせたパニーニャが、アザレアを押し倒すような格好で転び、2人の身体が重なると、胸と胸が、股と股が重なり合い、互いの敏感な身体を刺激しって、2人纏めて意識が飛んでしまうのだった。

「ふぁ、や、くすぐ、た、背中もぞもぞしてるぅ!?」
 和服の隙間にすぽっとネバメーバが入り込んでしまっていたゆのかは、あたふたとそれを取り出そうとジタバタしていた。
「だ、だれかとってぇ~!?」
 もちろん、そんなことをしている間に、じわじわと着物は溶けていく。
 そして大騒ぎをしてしまったことで、ガスも思いっきり吸い込んでしまうのだった。
「やっと、とれ、た……」
 ジタバタしているのが功を奏して、何とか身体からネバメーバを引き剥がすことはできたが、それは同時に半ば溶かされていた着物を自ら引き剥がして肌を晒してしまっていることに他ならない。
 そしてその時の服の残骸が擦れる刺激で、一瞬頭が真っ白になって、へたり込んでしまうのだった。
「ふわ、ぁ……」

「きゃああああっっ?!」
 アイは石のスーツの中で逃げ場もなく、体中をネバメーバに蹂躙されていた。
 いったいどこの隙間から潜り込んだのかはわからないが、わずかでも入り込んでいたのがいればそれで十分。内部でアイの服はことごとくが溶かされ、その薄い胸の上をネバメーバがもぞもぞと這い回っていく。
「や、め……て、っ……」
 そして、次第にそれに耐えられなくなった藍の集中が途切れ、石のパワードスーツは分解して、全裸になったアイがポロンと排出されて、ネバメーバの中へと倒れこむ。
 すでに媚薬のガスも思いっきり吸い込んでしまっていたアイにはもう抵抗する余裕はなく、あとはネバメーバが身体を這い回るのに任せているのだった……。

「あは、なんだかぽかぽかしてきたね……♪」
 そして真っ先にくらげさん……ネバメーバに飲み込まれていったみさきは、既に身に纏っているビキニ等の衣装をすべて溶かされ、完全な全裸のまま、ネバメーバに身を任せていた。
「ひゃわ、だめだよみんなっ。やぁっ、こちょこちょしちゃやだぁっ♥」
 なぜかとても楽しそうに、くらげさんのこちょこちょ……要するに体の上を這い回るネバメーバの感触を楽しんでいる。
 もちろん既に媚薬のガスは吸い込んでいるため、幼い言動とは裏腹に、豊かな身体は紅潮し色気を放っていた。
「ふわぁ……♪ なんだかふわふわで、きもちいいね……♥」
 快楽を素直に受け入れてしまっているからか、他のメンバーと違い、精神的には余裕があるのだろうか、みさきは気持ちよさげに歌いだす。
「ああああ~~~~っっっ♥」
 本当に気持ちよさそうな嬌声が、ユーベルコード【おおなみとおひさまのうた】となって、やがて大津波を生んでいく。
 みさき自身は果たしてどこまで意識していたのか不明だが、みさきの歌で呼び起こされた大津波は、そのまま恋華荘のメンバー全員とそれに群がるネバメーバを巻き込んで、そしてすべてのネバメーバを洗い流していったのだった。

 結果的には、これで、ネバメーバは一掃されることとなった。
 ただ、みさき以外は、その勝利を喜べるような状態ではなさそうではある。
 服も大部分が洗い流されてしまっていた。そして十分すぎるほどのガスを吸った身体の火照りは、果たしてこの水で冷やされたのだろうか、それは彼女たちにしかわからない。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 ボス戦 『刻うさぎリーダー』

POW   :    時繰りの外套(クロック・クローク)
自身に【時間の流れが制御できるようにするマント】をまとい、高速移動と【攻撃を減速・停止させる力場】の放射を可能とする。ただし、戦闘終了まで毎秒寿命を削る。
SPD   :    時間厳守です(タイム・リストリクション)
【時間の長さを宣言しつつ投げたカード】が命中した対象にルールを宣告し、破ったらダメージを与える。簡単に守れるルールほど威力が高い。
WIZ   :    うさぎの世界(ウォッチ・オブ・ホワイトラビット)
【半径レベルm以内の自分以外が静止する空間】が命中した対象に対し、高威力高命中の【攻撃】や【回避不能のいたずら】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
👑11
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●刻うさぎリーダー
「あーあ、せっかくいっぱい繁殖させたのに。ほとんどダメになっちゃった……」

 紆余曲折あって、ネバメーバのほとんどが駆逐された後、迷宮の奥から刻うさぎリーダーが姿を現した。
 ネバメーバがなくなったことを残念そうに思いつつ、それらが十分仕事はしたことを、猟兵達を見て確認していた。

「ま、いいや。それじゃ今度はボクがいろいろ悪戯させてもらうねっ」

 そうにっこりと笑って、刻うさぎは手にしている時計を操作し始めるのだった。


 現状、猟兵達の多くは服が溶かされ、媚薬ガスを十分吸ってしまっているような状況だ。
 先ほど最後にネバメーバが洗い流されたとはいえ、各自の影響までが消え去ったとは限らない。
 まずは自分の衣服や、ガスを吸ったあとの状態を確認しておくべきだろう。
 そのうえで、刻うさぎの時間を止めての悪戯に対処しつつ、刻うさぎを倒してもらいたい。

 かくして猟兵達の戦いは始まる。
エスペラ・アルベール
あんなはた迷惑な奴を増やしたのはキミだね……っ!
(魔力の氷による衣服で急場凌ぎ、ガスによって頭がボーっと)

パイロエクリクスで自分を囲むように炎を出せば、時間を止められてmにゃうっ!?
(炎が全て出る前に時を止められ、呆気なく餌食に)
ちょっ、んあっ、少し、ひゃうっ、タイム……っ!
(炎で攻撃なり防御なりしようとする度に時を止められ全身にイタズラを繰り返され。
 氷の衣服も快感でコントロールを失った炎で溶かしてしまい、相手が満足するまで弱々しく抵抗しながら好き勝手される)
さ、最後の一発……っ
(満足し去っていく背後目掛けて、残る炎を撃って力尽きる)

◎♥♥♥


アリスドール・トゥエルブ
「あわ、あわわー。こ、このままでは見えてしまいます」
少し動いただけで大事な部分が見えてしまいそうなボロボロの服を押さえています。
媚薬ガスと猟兵たちのあられもない姿のせいで、体内の魔力炉も暴走寸前っ!

刻うさぎを近づけまいと【高速詠唱】で【ウィザード・ミサイル】を発射するが
服を押さえるのに必死で狙いもままならない状況に……

結局近づかれて好き勝手いたずらされちゃいます。

球体関節の目立つお人形さんみたいな見た目だけど、小さなお胸は普通に柔らかい。
こっちはどうなってるのだろうとボロボロのスカートを捲られた瞬間、羞恥心が限界に達して魔力炉が大暴走!
辺り構わず【ウィザード・ミサイル】を乱射です。


♥♥
♀♀



●うさぎの悪戯の始まり
「あんなはた迷惑な奴を増やしたのはキミだね……っ!」
 先ほどスライムで溺れて服のほとんどを失っていたエスペラ・アルベール(元気爆発笑顔の少女・f00095)は、氷の魔力でひとまず急場しのぎの服を作りながら、刻うさぎリーダーに問いかけていた。いやまぁ答えは聞くまでもないのだが。
「そうだよー。ボクの特製。気に入ってくれた?」
「気に入るわけないっ!」
「そ、そうですよ……って、あわ、あわわー。
 こ、このままでは見えてしまいます」
 その傍らで、エスペラよりはましだけども溶けかけてボロボロの服のスカートを必死になって抑えて伸ばしながら、アリスドール・トゥエルブ(ロ○コン殲滅するドール・f12300)はもじもじしている。何せ溶けて短くなってしまったスカートの下は、ぱんつが溶かされていてノーパンなのだから。
 ちなみに2人とも媚薬ガスも十分吸い込んでいるため、顔が赤い。アリスドールのもじもじには、スカートを抑える以外の意味も含まれているかもしれない。アリスドールの体内の魔力炉は暴走寸前だった。
「と、とにかく、これ以上はやらせないんだから!」
 そう言いながらエスペラは【パイロエクリクス】で自らを囲むように防御も兼ねて炎を呼び出す。
「そ、そうです。ちかづかせませんよ」
 アリスドールも【ウィザード・ミサイル】を唱え、炎の矢を生み出した。
 そして2人が炎で刻うさぎに攻撃をしようとした時、刻うさぎは手に持つ時計を操作した。

「炎は危ないなー。でも、こうすれば平気だもんね」
 2人は炎を放った状態のまま固まっている。2人だけでなく、放たれた炎も空中で静止している。
「それじゃどうしよっかなー?」
 刻うさぎは時の止まった2人にてくてくと近づいていった。

「にゃうっ!?」
「あわわっ?!」
 2人が気が付くと、服が乱れ、胸のあたりから急激に快感が全身に走った。
 止まっていた間にされた刺激が一気に押し寄せてきたらしい。つまり止まっていた間に胸に悪戯されていたという事に……。
「2殷ともおっぱい小さいねー。でも十分柔らかかったよ。
 人形さんの胸も結構柔らかいのはびっくり」
「?!」
「ちょっ?!」
 2人にそう声をかけたところで、刻うさぎは再び時間を止めた。

「んあっ、少し、ひゃうっ、タイム……っ! ひゃぁぁああ……っっ」
 次に時間が動いた時、どれだけ胸を弄られていたのか、一気に押し寄せる感覚にエスペラは腰が抜けて、膝をついてしまっていた。
「いっぱいもんだから、少しは大きくなるといいねっ」
 そんな刻うさぎの軽口に反応する余裕もなく、エスペラは出していた炎の制御をしきれなくなってしまい、氷の魔力で産んだ代用の服を溶かしてしまう。その結果、エスペラの小さな胸が露になっていた。

「えっ……きゃああああああ?!」
 一方のアリスドールは、スカートの前部分が完全に破けて失われており、ノーパンの大事な部分が丸見えになっていた。
「あ、ごめんね。スカートボロボロだったから、捲れたら破れちゃったよ」
「~~~~~?!?!?!」
 羞恥心が爆発して一気に真っ赤になったアリスドールは、魔力炉が暴走したのか、辺りかまわず炎の矢を乱射していた。
「あ、あぶないなっ……?!」
 時間を止めつつそれを避け、逃げようとする刻うさぎだが、その背後めがけて、エスペラの最期の力で放った炎が飛んでくる。
「このっ……!」
「熱っっ?!」
 そのまま刻うさぎは2人のもとから離れて逃げていくが、身体を悪戯されたことによる快楽で腰が抜け羞恥心が爆発している2人には、それを追う元気はなかった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

セシル・バーナード
◎♥♥♥♂♂ or ♂♀

「恥ずかしさ耐性」発動中。全裸でも平気!
うん、まだ発情してるかな、ぼく? あの兎を犯したら気持ちいいだろうなぁ。
でも、倒さなきゃいけないんだっけ?
空間裁断で兎の周囲に不可視の空間断裂の刃を無数に配置する。
例え時間を止めようと、自分から空間断裂に触れたらすっぱりいくからね。
君が時間使いなら、ぼくは空間使いだ。どちらが上か、勝負だよ。

兎に空間裁断が効かなかったら、皆を庇うような耐性で次元装甲を発動。
この状態をどうやって破るつもりかな?

攻撃対象がぼくから移ったようなら次元装甲を解除して、空間断裂で首を落とす。
オブリビオンに情けは無用。

あーあ、可愛い子だったのにもったいないな。


フランチェスカ・ヴァレンタイン
兵装類は全くの無傷ながら、フィルムスーツだけが溶けて全裸なある意味アレな格好で
ガスを吸った影響は何故か発散(意味深)されていて極少かと
…よくよく見ればナニかが垂れていたりといった痕跡は散見されつつ

応戦は下手に近寄ると時間停止の餌食でしょうし、影響を受けない距離から砲撃を叩き込んでいきます
時計とマントさえ壊しきれば、あとは距離を詰めてUCで…!

――実際にはその距離でも時間停止の影響下で。停止の度に悪戯(意味深)されていて、徐々にガスの影響と同様な状態に?
…最終的には、即座に襲われても残当な恥ずかしいポーズをとらされて男性陣の目の前にご開帳状態で配置されるとか、そんな感じでしょうか

◎♥♥♥♂♀♀♀


ロメオ・ヴェランテナート
散々抜いたせいか大人しくなってやがるし、ガスの影響は残ってなさそうだな。…丸出しだけどよ
まァ… 接近戦はヤるつもりねェし、問題ねーだろ。たぶんな

戦闘はとりあえず様子見かねェ… 少なくとも他のヤツに対して時間を止めてるのを観察して動作の癖を掴むまでは、な
癖を掴んだらUCで動作の出鼻を挫いて妨害すりゃいいだろ。俺に対しての時間停止はカットさせてもらうぜ?
おら、どうしたどうした。腰が引けてンぞ?(そう言って時間停止を妨害しながら丸出しでじわじわ迫る色黒細マッチョ)

さて… 他の連中はどんな有り様かねェ?
(寸止めで悶えてるよーなのがいれば)場合によっては助けてやらんでもねーが。…どーするよ?

◎♥♥♥♂♀



●何があったのでしょうねぇ?
「ガスを吸った影響は何故か発散されてますか……裸に兵装という格好はかなりあれですが……」
 フィルムスーツが溶けて失われ、全裸に兵装だけ残っているフランチェスカ・ヴァレンタイン(九天華めき舞い穿つもの・f04189)は、そう言ってため息をついていた。なお、彼女の体にはいろいろと何かが垂れていたりとか痕跡があるが、気にしないでおきましょう。
「とりあえず大人しくなってやがるし、ガスの影響は残ってなさそうだな。……丸出しだけどよ」
 その傍らには、筋肉質な裸体を隠すこともない裸の男……ロメオ・ヴェランテナート(アドミラル・ヴェランテナート・f06320)もいた。
「うん、まだ発情してるかな、ぼく?」
 そしてさらにその傍らでそんなことを言っているのは、同じく全裸のセシル・バーナード(セイレーン・f01207)だ。彼は、すっきりとおさまった大人2人と違い、まだ何かものほしそうにじーっとある一点を見つめていた。
「ん、もしかしてボク見られてる?」
 その視線の先にいたのは刻うさぎだった。
「んー……あまりいたずら的に面白くなさそうだけどなぁ?」
 といいつつも、近付いてくる刻うさぎである。
「かわいいけど、倒さなきゃいけないんだっけ?」
「そうですよ」
「まァ…時間止めるなんつーのも、近付かねぇなら問題ねーだろ。たぶんな」
 セシルの言葉に、フランチェスカもロメオも頷き、戦闘が始まった。
「え? 戦いなんてヤダよ?」
 ……刻うさぎにその気がなくてもだ。

「君が時間使いなら、ぼくは空間使いだ。どちらが上か、勝負だよ」
 セシルはそう言うと、【空間裁断】で刻うさぎの周囲に不可視の空間断裂の刃を無数にばらまいた。
「例え時間を止めようと、自分から空間断裂に触れたらすっぱりいくからね」
 さらにセシルに続いてフランチェスカも遠距離から攻撃を開始する。
「下手に近寄ると時間停止の餌食でしょうしね、それなら距離を保ったまま」
 残った武装を使っての砲撃が雨あられと、刻うさぎを襲っていった。
「わー、こわいこわい。じゃあ、お言葉に甘えてー」
 そんな2人の攻撃に晒されながら、刻うさぎは時計を操作する。

「わー、おっきーい」
「えっ」
 3人が気が付くと、刻うさぎはいつの間にか近付いてきていて、フランチェスカの胸を揉んでいた。
「あっ、んっっ……」
 先ほどの媚薬ガスの効果がまだ完全には抜けきっていなかったのか、少し弄られただけでまた身体が火照りだし、時間が止まっていた間にされた感覚が一気に襲ってきたために一瞬で腰が抜けて、フランチェスカはへたり込んでしまった。
「そんな……っ」
「空間裁断が効かなかった?」
 へたり込むフランチェスカと、逃れていたずらを済ませていた刻うさぎを見て、セシルは驚いている。
「けど見てたぜ。その時計動かすとこをよ」
 だが、そんな刻うさぎに向かって、ロメオはフルチンのままゆっくりと近づいていった。
「わー、こわーい……えいっ」
「させねェよ」
 先ほど2人と違って攻撃していなかったロメオは、刻うさぎの時を止める動作を見ていたのだ。そして今もまた再び時を止めようとした刻うさぎの機先を制するように、【クイックドロウ】でブラスターを撃つ。
「わああっ」
「こうしてりゃ、もう時間は止められねェだろ?
 おら、どうしたどうした。腰が引けてンぞ?」
「むむむ……」
 ロメオの攻撃で時を止めるタイミングを失った刻うさぎは、じわじわ近付いてくるロメオに怯えるように後ずさりしていた。
「それじゃ、可愛い子だから勿体ないけど、オブリビオンに情けは無用」
 そしてその隙をついて、再びセシルが空間裁断を刻うさぎの首を狙って放つ。
 不可視の刃が刻うさぎの首を瞬時に斬りおとす……かに見えたが。
「こっちは疲れるからあまり使いたくないんだけどなー」
 刻うさぎが【時繰りの外套】を振るうと、3人の動きが急に遅くなり、そして不可視の刃すら途中で止まってしまった。
 先ほど見た時計の操作でなかったため、ロメオも妨害も出来ず、刻うさぎは首を狙った攻撃から逃れていた。
「なにィ?!」
「また効かなかった?!」
 一旦動けるようになったロメオとセシルが驚愕していると、再び時が止まった。

「おっぱい大きいのもっといたずらしたかったけど、もう行くねー」
 時間が再び動き出したあと、刻うさぎのそんな声が聞こえた気はするのだが、既にその姿はなかった。
「えっ……?」
 代わりに2人の前には、大きく脚を広げて、自らの手でさらにその秘部まで広げる格好にさせられていたフランチェスカの姿があった。
 時間を止められた後に、最後の悪戯でそんな恰好をさせられていたようだが、もちろんフランチェスカも何が起こっているのかよくわかっていない。
 ただ、また身体を弄られた時に与えられた感覚で、すっかり媚薬の影響がぶり返したまま放置されていたフランチェスカだった。
「なんだ、ウサギにやられ足りねぇのか、また何か垂れてるじゃねぇか」
「ちぇ、いっちゃったか。あのうさぎとも気持ちよくなりたかったかなぁ……でも今はこっちの方が大変そうだしね」
 セシルの言葉通り、刻うさぎは既に別の所に向かってしまっているようだ。
 なのでロメオとセシルは助けてやろうかとばかりに、脚を広げているフランチェスカに覆いかぶさっていくのだった。
 その後の3人の事は語らないでおこう……。

苦戦 🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

久遠・翔
アルテミス・カリストさんと参加

うぅぅ…服も全部溶けて、しかも媚薬とさっきの行為で体が火照ったままっす…
せめて服着ないと…って、あれ?更衣室がある?
中は…これならなんとか体隠せそうっすね…と、アルテミスさんと一緒に中に入って何故か迷宮で手に入った服に着替えますが、そこで隠れていた敵に時間厳守ですを食らい時間内に着替えないと媚薬の効果増して発情すると言われ急いで着替える羽目に…

着替えに戸惑い時間が迫る
で、残り数秒で服に引っかかりアルテミスさんと敵を押し倒すように倒れ時間が0に
いきなり来た快感に耐えますが…あれ?なんかアルテミスさんだけじゃなくて敵も発情してない!?(UCの影響)
♥♥♥・♀♀・◎


アルテミス・カリスト
久遠翔さんと同行

「うう、スライムによって服が溶けてしまいました……」

心許ない格好で迷宮を進んでいきますが、そこには何故か更衣室が。

「あそこなら服がありそうですねっ」(どう見ても罠です

更衣室で見つけた服を着ようとしますが、そこに現れた刻うさぎに【時間厳守です】で『制限時間内に着替えられないと罰ゲーム』と言い渡されてしまいます。

い、急いで着替えないとっ!

ですが、慌てて着替えようとしたせいで、一緒に着替えていた久遠さんを押し倒してしまい……

「あっ、ごめんなさいっ!
また手が勝手にっ!」

そして制限時間内に着替えられなかった罰のダメージは、着替えた服を【防具破壊】するのでした。

♥♥♥♀♀◎



●とらぶるめーかーず
「うう、スライムによって服が溶けてしまいました……」
「服も全部溶けて、しかも体が火照ったままっす……」
 アルテミス・カリスト(正義の騎士・f02293)と久遠・翔(性別迷子・f00042)のコンビは、ネバメーバに服をすべて溶かされた全裸のままとぼとぼと歩いていた。ついでに媚薬ガスを吸い込んで身体の火照ったままである。
 それでも先ほどまでのアルテミスの暴走はおさまったようで、今は元凶たる刻うさぎリーダーの元へと向かっていた。

 その途中。
「あれ? 更衣室がある?」
「あそこなら服がありそうですねっ」
 このフロアの隅に小部屋があるのを発見した。
 本当に更衣室かどうかはわからないというか、どう見てもただの迷宮の一区画なのだが、2人はまだ媚薬でポーっとしてるのか、躊躇いなくそこに入ってしまうのだった。
 果たしてそこには、刻うさぎリーダーの予備の服があった。
「ちょうどいいです、これに着替えましょう?」
「サイズ小さそうっすけど……仕方ないっすね」
 もちろん2人の体格には、刻うさぎの服は小さすぎる。それでもなんとか身体は隠せるかと強引に着ようとして……。
「あーっ。それボクの服!」
 先ほどの場所から次の悪戯相手を探していた刻うさぎに見つかった。
「仕方ないなー。いいよ、着替えるっていうのなら、30秒以内ね?」
「「えっ」」
 刻うさぎは自分の服を着ようとしていた2人に、【時間厳守です】のカードを投げつける。
 カードが張り付いた2人には、ぴしゃんと雷に打たれたようなダメージが走る。
 そこから逃れるためには、言われたとおりの時間内に刻うさぎの小さな服を着なくてはいけないのだが……もちろん無理だった。
「うわあぁっ?!」
「きゃぁっ?!」
 そもそもサイズもあってない服を短い時間制限で切れるはずもなく、それでもなんとかしようと慌てたアルテミスは、脚をもつれさせて翔を押し倒すように倒れてしまった。
 そして時間が切れて、びりびりっと電気が走るようにダメージを受ける2人。
 ただ、先ほど十分に媚薬ガスを吸い込んでしまっていた2人にとっては、その刺激も次第に快楽になっていくのだった。
「あっ、ごめんなさいっ! また手が勝手にっ!」
 やがてその快楽で理性のタガが外れたか、そんなことを言いながら、すっかり発情した様子で翔を襲っていくアルテミス。
 彼女はいつの間にか【防具破壊】によって中途半端に羽織かけた刻うさぎの服を自ら破壊することで、時間厳守のダメージからは逃れていたのだが……つまり今の彼女のこれは完全にただの発情状態である。
「や、やめてくださいっすー?!」
 翔は悲鳴を上げるが、アルテミスは全く止まらなかった。
「ボクも混ぜてよー♪」
 そしてついでのように、刻うさぎもそんな状況に混じって、2人の身体を存分に触っていくのだった。
 翔の普段はさらしに抑えられている豊満な胸や、そこを襲っているアルテミスのお尻などを、たっぷり悪戯して満足した刻うさぎは、2人を放置してそこを離れていくのだった。

「あーあ、楽しかったけど、予備の服は無くなっちゃったなー。
 この後外套とか破かれたらどうしようかなー?」
 ……どうやら間接的にだが、2人は刻うさぎにダメージは与えていた模様。
 だけどそんなことを知る由もなく、アルテミスは翔を襲い続けていたのである。
 いつ正気に戻れるかは、誰にもわからないのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

夢ヶ枝・るこる
■方針
・◎/♥♥♥

■状態
・或る程度意識は回復しているが、どことなく呆けている
・[服]は殆ど破れ、ほぼ[下着姿]に

■行動
は、恥ずかしい状況ですが、何とか頑張りますぅ。
少々[反動]が怖いですが、【指定UC】を使用しましょう。
何か忘れている気はしますが、強化された[身体能力]で斬りかかりましょう。
[薬への抵抗力]も[身体能力]ですので、これで回復出来れば?

(胸を悪戯されて、再び目が蕩けて)
い、一体、どこを触っているのですかぁ?
さ、サイズを測らないで下さい、耳元で囁かないで下さいぃ!
ま、また育っているみたいですし、恥ずかしいですぅぅ!

……[媚薬の影響下]にある[感度]も、一種の[身体能力]でしたねぇ。


アルニカ・ウィンズ
◎/♥♥♥♀♀♂♀
うう、ネバメーバに墜落したから服が全然残ってないよぉ……ほとんど隠せてないし……こんな危険な危険なの、もう増やさせないよ!

胸を左腕で隠しながらクイックドロウで相手のカードを落としつつブラスターを当てていくよ。あんまり動けないから撃ち合うしかない!

こんな格好なのに、体が熱くてドキドキするし、変な気分……(気が散って落とし損ねたカードが命中してしまう)しまった!?

(熱にうなされるままルールに従ってしまう)あ……あんまりひどいことは、しないで、ひゃうっ!?あうう……


アラディア・スプリガン
【SPD】◎♥♥♥

「いや…来ないで…」
ほぼ全裸の状態で、周りに武器も無し。
服の残骸で体を隠すようにしながら、怯えたふりをして、刻うさぎを【誘き寄せ】る。
刻うさぎのUCで、『体を隠すな』というルールに従い、【覚悟】を決め、全てをさらけ出す。
その後もルールを使ったHな悪戯をされるが、何とか【恥ずかしさ耐性】で我慢して従う。(悪戯の内容はマスターにお任せ)

……そろそろね。

刻うさぎが調子に乗って油断したところで、予め今回の【選択UC】で呼んで、隠れさせていたヴィラン(詳細は秘密の設定参照)に武器のダガーをこちらに投げさせ、受け取る!
そして【呪詛】の念を込めて【なぎ払い】、【2回攻撃】で反撃開始よ。



●悪戯カードゲーム
「うう、服が全然残ってないよぉ……ほとんど隠せてないし……」
 先程の戦いでネバメーバに墜落したアルニカ・ウィンズ(キマイラのブラスターガンナー・f12882)は、ほぼ裸になっている状態だった。腕で胸を隠すように、自らの身体を抱いている。
 その傍らには、ほぼ下着姿となったままボーっとしている夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)もいる。先ほどの媚薬の影響も残っているのか、まだ呆けたままだった。
「いや……来ないで……」
 そしてこちらに気付いた刻うさぎを見て、怯えたように自らの身体を抱いているのは、アラディア・スプリガン(正義の守護妖精・f18520)だ。彼女もまたほとんど裸同然の格好となっており、何とか服の残骸で大事な所を隠していた。
「来ないでって言われたら、行くしかないよねー?」
 そんな3人の所に、刻うさぎが近づいてきた。

「は、恥ずかしい状況ですが、何とか頑張りますぅ」
 刻うさぎが近づいたことによってハッと気が付いたるこるは、【豊乳女神の加護・夢鏡】を使い自らを強化して刻うさぎに殴りかかっていった。
「こんな危険な危険なの、もう増やさせないよ!」
 そして同時にアルニカは、何とか虚勢を張り、左腕で胸を隠しながら【クイックドロウ】でブラスターを撃ってるこるの援護をする。
「わっと、と、危ないなぁ」
 とはいえ、そんな裸同然の格好なのにいまだ先程の影響が残っているのか、身体が厚くなっているアルニカの射撃は、刻うさぎには命中しない。殴りかかってくるるこるの攻撃は外套の力を使って避けていく。
 そんな戦闘の最中、刻うさぎは、何か悪戯を思いついたような顔で、るこるとアルニカ、そしてまだ座って様子を窺っている……戦いには参加しないで何か準備をしていたらしいアラディアも含めた3人に向けてカードを投げた。
「それじゃみんな、1分間! 裸を隠さない!」
「「「えっ」」」」
 カードの命中した3人に、ぴしゃんと雷に打たれたようなダメージが走る。ダメージから逃れるためには、カードを投げた際の命令に従わなければいけない。
「くっ……」
 覚悟を決めたアラディアは、自ら身体を開いて肌を晒していく。小柄ながらもプロポーションのいい身体、白い肌が羞恥に朱に染まりながら、ふるふると揺れる胸。そして地面に座り込んだまま脚をMの字に広げ、その奥まで包み隠さず晒している。
「あ……あんまりひどいことは、しないで……」
 身体に走る熱に促されるように、弱々しくそう呟きながら、アルニカもまた胸を押さえていた腕を下ろしていく。こんな状態なのにドキドキが止まらない。頭の翼や手足の異形と違い、晒された胴体は人の身体で、美しい裸体だった。
「うぁっ……ああっ……」
 ダメージにびくびくとるこるの豊満な身体が揺れる。命令は裸を晒すことだから、まだ下着のあるるこるは、自らそれを脱がなくてはいけなかった。ユーベルコードで強化された身体能力だが、同時に感度も強化されていたため、ダメージの刺激さえも快楽に変換され、そして命令に逆らうという思考尾が溶けていってしまう。下着を自ら脱ぎ捨てると、豊満すぎる身体を惜しみなくさらすのだった。
「うんうん、いい眺めだねー」
 3人の晒された身体をじっくり眺め、刻うさぎはご満悦だった。
 さらに刻うさぎはその状態で時を止め、隠すものの無くなった3人の胸やお尻を好き放題に揉んでいく。
 そして時が動き出すと、与えられた刺激が一気に3人に襲い掛かった。
「ひゃうっ!?」
 アルニカは悲鳴を上げて崩れ落ちる。
「調子に乗って……見てなさいよ……」
 アラディアは、腰が抜けて崩れかけながらも、恥ずかしさを我慢しつつ耐えて、刻うさぎを睨みつける。
「い、いつまで、触っているのですかぁ?」
 そしてるこるは、未だにその豊かな胸を揉まれ続けていた。
「これほんとおっきいねぇ? サイズは……これくらい?」
 刻うさぎは、るこるの耳元で、揉んだ感触から推測するサイズを問う。
「さ、サイズを測らないで下さい! 耳元で囁かないで下さいぃ!
 ま、また育っているみたいですし、恥ずかしいですぅぅ!」
 それに対して、るこるはただ悲鳴を上げるばかりだった。

「……彼女の胸に夢中になってるし、今がチャンスね」
 調子に乗ってるこるを揉み続ける刻うさぎを見て、アラディアは先程【Opportunistic villain】にて呼び出していたヴィラン……スキンヘッドで筋骨隆々な黒人の巨体がいったいどこに隠れていたのか……から、予備の武器のダガーを投げ渡してもらっていた。
「いたずらもそこまでよっ!」
「えっ、まだ動けたの?!」
 へたり込んでいたのは演技だったか、完全にノーマークだったアラディアからの不意打ちで反撃され、刻うさぎは先程悪戯に使った手持ちのカードを取り落としてしまう。
「やばっ、ちょっと楽しみすぎたかな」
 そのまま連続で薙ぎ払われ、ダメージも受けた刻うさぎは、3人をその場に残して別の所へと逃走した。
「あっ、待ちなさいっ……このっ」
 3人とも、先ほどされた悪戯のせいで、それを追うことはできなかったのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

原宮・早月
◎♥♥♥♀♀♂♀

(現状:全裸・がっつり発情)

あ…可愛い男の子…じゃなくって、あれがオブリビオン…だよね。
なら、やっつけないと…
(でも向ける目線は妙に熱い)

疼く身体を抑えながら、【衝撃波】で攻撃するけど、悪戯されてるうちにだんだん我慢が効かなくなって…
獣性の呼び声を発動して、こっちから兎さんに飛び掛っちゃう。
(早月自身も兎っぽい姿に変化)

そのまま押し倒して跨って、腰を振って。
いっぱい気持ちよくさせながら、ボクも気持ちよくなって…
逃げられたら強化したスピードで追いかけたり、おっぱいやお股を強調して誘惑して。
完全に振り切られるまで、思いっきり搾り取っちゃうと思う…


マーリス・シェルスカナ
◎、♥♥♥(※純潔は死守で)♀♀♂♀
(WIZ)
(ガス吸う所か「原液」飲み干した発情魔女
帽子以外、服の役目を果たしてない状態)

Aha♪悪いウサギさんハッケン、悪い子はお仕置きですヨ❤
n、その時計で何する、アレ…体が動かナク(ウサギの世界直撃)
アァン、動けない間に弄ばレテ、こんなのハジメテ…♪
(回避不能の悪戯(意味深)を受けて)

アレ…終わり?デハ次は「Meの番」ネ❤
(【選択UC】で「うさぎの世界」を再現、ウサギ娘の時を止めて)
次にコレ(いつの間に採取したネバメーバ酸)でユーの服を溶かシテ、ユーの体中に塗っテ、後はお返シの【回避不能のいたずら(淫靡)】をするだけネ…❤
(Meが気絶するまで続くヨ♪)


ルトルファス・ルーテルガイト
(※◎、♥♥♥♂♀)
(WIZ)
…くそ、「持っていかれた」(勘違いされそうな重低音ヴォイス)
(※ズボンの溶けた部分を足部分の布を使って修復
前章より脆いが、剥き出しの儘より『マシ』の筈)
…さてあの兎か、よくもヤッてくれたな?(※実行犯は別の人)
…女の子といえど許さん、お仕置きだ。(剣を構え)

(しかし殺気に「ヤバイ!?」と察した兎に即時止めされ、武装を奪われ
またズボンの脆い部分を見つけられてしまい、また破かれて
更に弄られ、兎が満足する儘に弄ばれる光景がそこに見える…。
(※好きなように悪戯(意味深)してください)

(だが、動ける様になった瞬間に兎を捕まえれば)
…お仕置きだ(と容赦ない尻叩きの刑に処す)



●発情痴態
「…くそ、持っていかれた」
 深刻そうな低音ヴォイスで、ルトルファス・ルーテルガイト(ブレード・オブ・スピリティア・f03888)はそう呟く。
 シリアスなその口調からは、まるで禁忌を犯したために大切なものを失ったようにも思えるが、実際はズボンが溶かされて股間がモロ出し状態になってしまっているだけである。
 もっとも、それは既に溶け残った部分の布を使ってなんとか隠し、マシな状態にはなっている。
「……さてあの兎か、よくもヤッてくれたな?」
 ルトルファスの視線は、先ほどの場所より逃げてきていた刻うさぎを捕らえていた。
 そんな彼の近くには、ズボンを溶かした真犯人ことマーリス・シェルスカナ(宇宙(そら)飛ぶマーリンレディ・f15757)がいた。
 マーリスは、媚薬成分のガスを吸うどころか、そのもとになったスライムの原液を直に摂取してしまっているため、完全に発情状態だった。ちなみに服はもう残っておらず、素っ裸にただ帽子だけ被った格好である。
「Aha♪ 悪いウサギさんハッケン、悪い子はお仕置きですヨ?」
「あ……可愛い子……じゃなくって、あれがオブリビオン……だよね。
 なら、やっつけないと……」
 さらに近場には、もう1人完全に発情している状態の原宮・早月(ルードリーム・レイヤード・f14983)も、全裸のまま佇んでいた。一応はまだ猟兵としての役目は忘れてないようだが、刻うさぎを見つめる視線は妙に熱い。
「わ。お姉ちゃんたちのその様子だと、いっぱい遊べそうかな?」
 先ほど受けたダメージもなんのその、そんなマーリスと早月の様子に気付いた刻うさぎは近づいてくるのだった。

「お前、そういや女か?男か?
 いやどっちでもきっちりお仕置きしてやるけどな」
 発情している2人をなるべく見ないように前に出たルトルファスは、殺気を放ちつつ剣を構えながら、ふと疑問に思ったことを尋ねてみた。
「え? ボク? 男だよー。
 だから悪戯するなら女の子相手がいいんだけどねー?」
「男か。ならますます容赦はしな……」
 殺気に当てられたからか、刻うさぎはそう言うと即座に時間を止める。
 剣を構えたままの状態でぴたっと止まったルトルファスの身体をジロジロと眺める刻うさぎは、彼のズボンの状況に気付いて、いいこと思いついたとばかりに、軽く補修されたそれに手を加えていくのだった。
「……い。……いいっ?!」
 時が動き出したとき、既に刻うさぎはそこにいなかった。代わりに折角の補修が無慈悲に壊され、再びモロ出しになったルトルファスの姿がそこにあった。
 ついでにぺちぺちとそこに悪戯されていたのか一気に股間に刺激が襲ってきて、先ほどの媚薬の影響もまだ残っていたこともあり、そこを膨らませたままがくりと膝をついてしまうのだった。

 そして刻うさぎは、ルトルファスに悪戯した後、時間が止まっている間にマーリスのもとに向かっていた。
「ン、その時計で何する、アレ……体が動かナク……」
 そしてマーリスの前で再び時を止めると、マーリスの意外と大きな胸を揉み始め、その先端に吸い付いて舐めだすのだった。マーリスの桜色の先端が、吸われるごとにぴくぴくと震えている。たっぷりとそれを味わった後、刻うさぎは再び時間を動かした。
「お姉さんとってもおいしかったよー♪」
「アァン、動けない間に弄ばレテ、こんなのハジメテ……♪」
 時が動き出すと、胸を弄られた感覚が一気にマーリスを襲ってくる。
 完全に火照った身体で、ぺたりと座り込んだまま、それでもまだ物足りなさそうに、自分から離れていった刻うさぎを見つめているのだった。
 その刻うさぎは、今度は早月の胸を揉んでいた。
「すっごいおっきいよねー、お姉さん」
「あんっ……」
 完全に発情していた早月は、その豊かな胸をこねくり回されるたびに嬌声をあげ、意識が蕩けていく。やがて刻うさぎが胸だけでなく、お尻や股間までも触りだすと、早月はだんだんと我慢が効かなくなり、【獣性の呼び声】で自らもうさぎのような獣人の姿に変身しつつ、逆に刻うさぎに襲い掛かっていった。
「ボク、もう我慢できない……?」
「え、ちょっとまって、ボクそこまではっ?!」
 自分に跨って腰を擦り付ける早月に、逆に怯えて刻うさぎは再び時を止め、そこから抜け出すのだった。
 ついでに、時を止めている間に早月の身体を移動させ、まだ膝をついたままだったルトルファスの元へと運んでおく。その状態で時間を動かす刻うさぎ。
「お、おいいい?!」
「ボクも気持ちよくなってきて……んあんっ」
 時が動き出したとき、発情している早月はそのままルトルファスに覆いかぶさっていく……。

「あービックリした。お姉さんの性欲強すぎ……」
 だが、早月から逃れた刻うさぎは、こちらも発情中のマーリスに再び捕まってしまった。
「アレ……終わり? デハ次はMeの番ネ?」
 マーリスはそう言うと【Analyze And Reproduction】で刻うさぎの【うさぎの世界】を再現してみせる。
「えっ?!」
 逆にぴたっと動きを止められてしまう刻うさぎに、マーリスはいつの間に採取していたのか、ネバメーバの酸を取り出すと、先ほどルトルファスにおすそ分けしたように、刻うさぎにもぶっかけるのだった。
「ユーの服を溶かシテ、ユーの体中に塗っテ、後はお返シのいたずらをするだけネ……?」
「わ、わ、ちょっと待ってーー?!」
 マーリスのぶっかけた酸によって、刻うさぎの外套は溶かされてしまった。
 さらにマーリスは刻うさぎを捕まえると、その身体を撫でまわし、悪戯を返していく。そんなマーリスから、再び時を止めて逃げ出す刻うさぎだった。

「あー、もぉ……お姉さんたち発情しすぎ……」
「全部お前のせいだろうが」
「えっ」
 マーリスから逃れた刻うさぎを、早月を何とか振り払ってきたルトルファスが捕まえる。
 そのままぺしぃんと、ルトルファスは刻うさぎのお尻をひっぱたくのだった。
「いったーーー?!」
「……お仕置きだ」
 そのまま容赦ない尻叩きは、ルトルファスが更に追いすがってきた早月に捕まるまで続いたという。
「もっと気持ちいいこと、しよ……?」
「だからそんな場合じゃないだろ?!」

 発情した早月に逆に助けられる格好になった刻うさぎは、逃げるようにこの場を後にして離れていく。

 ちなみにマーリスは、刻うさぎにいろいろ悪戯して満足したのか、ルトルファスと早月の攻防をよそに、すやすやとすっかり気を失っていたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

刑部・みさき
◎♥♥♥♀♀
寮生共闘歓迎

はふ、ぽかぽかぁ…
きゅんきゅんするよぉ…
ぐす、いちごくぅん…

あ、イケないうさぎさんだっ
くらげさんたち、きゅうくつだー!っておこってたよ?
だからおしおき♪

ひゃん!?
いたずら、やぁぁっ♡

●WIZ重視
【イルカさんのだいすきなもの】でフープ全力生成
大半は挙動や場所をずらしつつ【念動力】で兎の周囲を跳ね回らせ
時間静止中でも通り辛い形で足止め(上から見ると花か渦潮型)
残りは【誘導弾】として兎を追尾、寮生の攻撃に繋ぐ
(以上全て【野生の勘】)

●天然
前章のガスで発情中
野生児故に全裸への羞恥は薄いが未だ性知識薄く火照る体を持て余す
なので兎の卑猥な悪戯にも敏感だが何故かいちごの笑顔ばかり想う


パニーニャ・エルシード
◎♥♥♥
(※今回のメイン人格(兼、主な弄られ側はパニーニャ)

アザレア『流石に服取りに行く時間は…ないよね…』
パニーニャ「次から絶対持ってこなきゃ…まずこの兎を何とかしないと!」

外見こそ可愛らしいけど、オブリビオンだし…!
「余計な事される前にさっさと倒……ひゃんっ!?」
ロッドを構えて早技で一気にラッシュしてみようとするけど…
当たりそうなのにするっと抜けられるし、避けるたびにつんってつつかれるしっ…!?


『(ぁー…理屈は、判った)パニーニャ、変わって』
アザレアの取った打開策は…強引に身体能力をUCであげてのカウンター!
『倍速で動くなら、その上で間合いを見計るだけ』
「何処のアニメ理論よぉ!?」


白銀・ゆのか
◎♥♥♥

「ぅうう…まだくらくらする…」
半端にボロボロな着物が摺れるだけで、
お腹の奥が熱くって、足の力も抜けそうだけど…
「ここを通したら、上の学園の子達も…やら、せないっ…!」
上で無事を待ついちごの顔を思い浮かべて…頬を叩いて喝入れ!
理性振り絞り、兔リーダーさんにグラップルを試みるわ。

逃げられるたびに、変な声出ちゃうし、腿とかお尻とか胸とかも変な感触するしっ…!
でも…
「つか、まぇたっ!」
(胸元に抱き捉えたら…もう逃がさないっ…!)
「ぇっちないたずら。はっ……めっ!!」
拳骨(という名の灰燼拳)で、お仕置き、ですっ!

…気が緩んだら、いちごが欲しくなってきちゃった…早く戻りたいなぁ…


シルフィール・オベルト

♥♥♥
♂♀

ドレスは完全に解けて裸眼鏡状態で、全身濡れて水も滴るなんとやらです
媚薬ガスで発情したままで、脚に伝う液体は水ではなく自前ですね

宝剣オベルトを杖代わりにしてなんとか立ってます。その、すぐにへたり込んで慰めたくなるのを我慢して
こんな状態ではなにも出来ないので【オルタナティブ・ダブル】で眼鏡なしの私を呼びます
もう一人の私は、私の惨状に喚いていましたが、急に静かになったと思ったら、何時の間にかもう一人の私も裸に剥かれて眼鏡かけられてました。あ、時間止めてやられましたか
そうなったら残るのは発情してる従順淫乱未亡人と、発情はしてなくても普通に従順淫乱未亡人の2人ですね
これはもう据え膳状態ですね


ヴェール・フィエーニクス
◎♥♥♥♀♀
絡み・アドリブ歓迎です

先の戦闘でいっぱいやられちゃったせいで、
服は全部溶けてしまった上に、いけない気持ちで
心も体もうずうずしてしまっていますが
何とか必死に抑えつつ戦闘!

時間がかかればかかるほどあぶなさが増していきそうなので
「差し伸べる、救いの手」で速攻を!

けど、相手は待ち構えている体制なのと、
こちらのいけない気持ちを抑えながらな状況が相まって
ギリギリ届かずに止められちゃう!?

そこからは刻うさぎにいたずらをたっぷりされてしまい
動けるようになった瞬間に、された事が一気にやって来て…

いけない絶叫をあげながら、意識を爆発させてしまいますっ

その後、朦朧とした中、また刻うさぎがやってきて…


ミラ・グリンネル
【恋華荘】で参加
「時間を止める能力デスカ!?厨二心が惹かれる能力……スターなプラチナなやつデスネ」
日本文化に毒されているミラは呟く。もちろん攻めも受けもバッチリだ!

「時間を止める能力の対抗方法は最近知りましたヨ!流れる血の跡が増えたら攻撃すれば良いのデス!」
時間を止めると吹き飛ばすの違いが分かっていないミラ
突如、襲われる悪戯な攻撃に身体が思わず反応してしまう
「やんっ……なんで!?血の跡は変化ないデスヨ!」
血の流れも止まるから意味ないな!

刻うさぎの悪戯により媚薬効果が再発し、妖狐パワーを発揮しつつ近くにいる知った女性を襲うミラは、もちろん百合文化も嗜んでいるのだった。

◎♥♥♀♀:恋華荘の面子で


アイ・リスパー
♥♥♥♀♀
「うう、酷い目に遭いました……」

ネバメーバによって服を溶かされた挙げ句、媚薬ガスを思いっきり吸い込んでしまい、頭がぼうっとしてしまいます。

「と、とにかく、まずは服を何とかしないとっ!」

【電脳の天使】でマジカル☆アイに変身すれば、少なくとも衣装は装着できます!

そのあとで、この元凶の災魔にお仕置きですっ!

「というわけで、変身っ!」

ですが変身プロセスが始まった瞬間。
時繰りの外套によって変身のバンクシーンがスロー再生な状態になってしまい……

「ちょ、ちょっと、変身中に手を出すのは反則ですよっ!?
って、そこはダメですっ!」

ゆっくり変身しているところに、色々とイタズラをされてしまうのでした。


織笠・アシュリン
「まだ辛いけど、何とか……んっ」
発散しきれなかったけど、何とか戦える!
替えの服に着替えて戦闘!

【ウィザード・ミサイル】を【2回攻撃】で、【属性攻撃】も乗せて連続発射!
動きながら撃てば、いたずらなんてできな……ひゃぁっ!?
服を着てても、影響の残った身体はいたずらされると、反応して、変な声っ、出るっ……!!
こ、腰砕けになりそうになるけど、動きながら、弾丸も交えて撃って……
「せっかく着替えたのに、これじゃ、意味ないっ……!」
いじられて、ひどいことになってる、ね……
「も、だめ……足、たたな……っっっっ!!」
身体を震わせつつ陥落、でも弾丸とUCで作ったキルゾーンに誘い込む!
タダでは負けないよ!

◎♥♥



●恋華荘の大冒険2
「うう、酷い目に遭いました……」
 アイ・リスパー(電脳の天使・f07909)の台詞を聞くまでもなく、恋華荘から来た8名はぐったりしていた。
 みんなほぼ裸の状態で、媚薬ガスもたっぷり吸ってしまい、挙げ句の果てに津波で押し流されてしまったのだから無理もない。
「はふ、ぽかぽかぁ……きゅんきゅんするよぉ……。ぐす、いちごくぅん……」
 その津波の犯人である刑部・みさき(おひさまのゆりかごぷかぷかまぁめいど・f05490)は、発情して火照っている身体に戸惑っていた。発育のいい豊かなプロポーションに反し、性的知識のほとんどない幼いともいえる思考の持ち主ゆえ仕方ないのだろう。ちなみに呟いたのは、恋華荘の管理人であるグリモア猟兵の名である。
「ぅうう……まだくらくらする……」
 白銀・ゆのか(恋華荘の若女将・f01487)もまた、ふらつく頭をおさえ、自分の状態を確認していた。彼女は今回の面子のなかではほぼ唯一、まだ服が多少残っている。もっともかろうじて着物であったことがわかるような、ギリギリ大事なところは隠せているだけの布切れ状態だが……。
『流石に服取りに行く時間は……ないよね……』
「次から絶対着替え持ってこなきゃ……」
 内心から語りかける別人格のアザレアに答えつつ、パニーニャ・エルシード(現世と隠世の栞花・f15849)はそう口に出した。言うまでもなくパニーニャも全裸である。
「だから着替え持ってきたか聞いたのに……」
 周りのさんざんな状況を見回し、織笠・アシュリン(魔女系ネットラジオパーソナリティ・f14609)はそうため息をついた。
 彼女は今でこそ全裸になっているが、唯一、着替えを持ってきていた。ただし、着替えをいれていた荷物も先程一緒に流されていたので……。
「う……湿ってる……けど裸よりマシだし、まだ辛いけど、何とか……んっ」
 発散しきれなかった身体に濡れた服と逆境ではあるが、それでもまだ一番ましな状況なのだし。
 そんなアシュリンの視線の先には、全裸状態の3人がいた。
「ああ、身体が……こんな状態では何もできそうにないですね……」
 裸に眼鏡だけ残した格好のシルフィール・オベルト(未亡人のオベルト伯爵夫人・f15789)は、水溜まりの上に崩れ落ちそうな身体を法権を杖代わりにして、内股をもじもじと震わせながらなんとか立っていた。ちなみに水溜まりは自前のもの。詳しくは説明を避けようと思う。崩れ落ちそうになっているのも、力尽きようとしているとかではなさそうだが、こちらも詳しくは言及を避ける。
「すっかり身体が熱いデスネ」
 ミラ・グリンネル(妖狐の精霊術士・f05737)は、発情したからなのか妖狐の耳と尻尾をぴょこんと出していた。もちろん全裸のままだ。
「時間がかかればかかるほどあぶなさが増していきそうなので、早く倒してしまいましょうですっ」
 赤面してひときわ幼い裸体をもじもじさせているのはヴェール・フィエーニクス(「涙を拭う手」のアサシン・f00951)だ。メンバー中最年少の彼女のひときわ幼い肢体さえ、紅潮して震えている。
 そのヴェールは、こちらに向かってきていた刻うさぎの姿を捉えていた。

「うー、酷い目に合った。外套まだ使えるかなぁ……そろそろ悪戯も潮時かなぁ……?」
 先ほどの戦いで外套を半ば溶かされてしまった刻うさぎ。用意していた予備もとある猟兵のせいですでに失われている。
 そんな刻うさぎが、恋華荘一行を見つけた。
「ん? んー、悪戯したい子いっぱい。でも人数多いなぁ、どうしようかなぁ?」
 それでも悪戯したい心が上回ったのか、ホイホイ近づいてくるのだった。

「いき、ますっ」
「と、とにかく、まずは服を何とかしないとっ!」
 ヴェールが刻うさぎに駆けていくのを見て敵の接近に気付いたアイは、全裸のままでは戦えないと【電脳の天使】でマジカル☆アイに変身し、衣装を身に纏おうとする。
「というわけで、変身っ!」
「ええい、まだ使えるよねっ。時繰りの外套っ」
 ヴェールに接近され【差し伸べる、救いの手】の斬撃で攻撃されそうになり、さらに近くではアイが変身しようとするのを見た刻うさぎは、半ば溶けている外套を振りまわし、周りの時間をスローにした。
 まるで魔法少女の攻撃バンクと変身バンクをスロー再生で見ているような感覚。
 裸のままダガーを振るうヴェールのモーションがゆっくりと再生され、アイにいたっては衣装がスローでじわじわと形作られようとしている最中だ。刻うさぎはそんな2人に近づいて、薄い胸をさわさわと撫でるのだった。
「ひゃああああぁっ?!」
「ちょ、ちょっと、変身中に手を出すのは反則ですよっ!?」
「うーん、おっぱい大きな人いっぱいいるのに、わざわざうっすいの触る意味はなかったかなー?」
 ヴェールとアイの胸を触って溜め息をついた刻うさぎは、手を2人の股へと伸ばし、左右の指で同時に2人のクレパスをなぞりだした。
「な、な、何言ってるんですか……って、そこはダメですっ!」
「あうっ……いけない気持ちが爆発しそうですっ……」
 股を弄られる感覚に背中がぞわっとなる2人。いやなのに、媚薬に冒された身体はそれを快楽と感じてしまう。
 そんな時間は、急に通常再生になったために、終了した。
「あっ……外套がダメになっちゃった」
 元々溶けかけていた刻うさぎの外套が、これで完全に使い物にならなくなったのだ。
 しかし、ブンっと大きく攻撃が空振りしたヴェールも、せっかく変身完了したアイも、弄られていた感覚が一気に襲ってきたことで、達してしまい、2人仲良くそのまま膝から崩れ落ちてしまうのだった。

「なるほど、あれが時間を止める能力デスカ!?
 厨二心が惹かれる能力、アニメで見ましたヨ」
「あんなことをやられるのでしたら、こんなフラフラの身体では対抗できそうにありませんね……」
 ヴェールとアイがやられるさまを近くで見ていたミラやシルフィールは、次に自分たちの所に向かってくる刻うさぎに対応すべく対策を練った。
「何? なんなのよこの惨状は?! あの男のせい? これだから男ってやつは……」
 シルフィールは、動けない自分の代わりにと、眼鏡なしの人格を【オルタナティブ・ダブル】で召喚し、代わりに立ち向かわせようとする。
 そして一方のミラは……。
「時間を止める能力の対抗方法はアニメで見ましたヨ!
 流れる血の跡が急に増えたら、攻撃されてる証拠なのデス!」
 さすがに血は流れていないので、先ほど濡れた時の水滴を指先から垂らしてドヤ顔になる。
「へぇ……うまくいくかやってみる?」
「させないわ!」
 時計を使って時を止めようとする刻うさぎに対し、それを阻止しようと眼鏡なしのシルフィールが、眼鏡アリからかっぱらった宝剣を手に斬りかかってくるが、……一歩遅く時は止まった。
「ふー。やっぱり人数多いと気を遣うなー。
 その分悪戯し甲斐はあるけどね?」
 さてどうしようかと首をひねった刻うさぎは、とりあえず時間の止まっている間に、どこからか取り出した眼鏡をシルフィール(分身)にかけて、そしてついでにシルフィール(分身)の着ていた服も脱がすと、シルフィール(本体)とミラのもとに行き、楽しそうに2人の豊満な胸を揉み比べしてから時間を動かした。
「あんっ……はぁ、はぁ、もっと……」
「やんっ……なんで!? 水滴の数は変化ないデスヨ!?」
「いや、だって、時間止まったら水滴も止まるでしょ。何か別の能力と勘違いしてない?
 それよりもお姉さんたち大きくてずっしりって感じだねー。もっと遊ばせてー」
 そんなことを言った刻うさぎは、さらに時間を止めて、ミラとシルフィールの胸を揉みまくり、たっぷりと堪能してから2人(3人?)を放置して時間を動かした。
 刻うさぎが去った後、一気に襲い掛かってくる胸への快楽で媚薬効果の再発したミラは、発情が止められない様子で、同じように快楽に崩れ落ちているシルフィール×2に襲い掛かっていくのだった。シルフィール達も、眼鏡モードだと従順かつ調教済みの性格のため、それを拒むことなく……後は描写を控えておこう。
 ちなみに近くにいたヴェールとアイも巻き込まれたらしい。

「あー……外見こそ可愛らしいけど、やっぱりオブリビオン……」
「ここを通したら、学園の子達もこんな目に……やら、せないっ……!」
 裸のままロッドを構えているパニーニャと、頬を叩いて気合を入れなおし、拳を構えたゆのかが、ミラたちの元から離れて向かってきた刻うさぎを迎え撃つ。
「次はお姉さんたちが遊んでくれるのかなー?」
 もちろん刻うさぎはさくっと時計を操作して時を止める。
「余計な事される前にさっさと倒……ひゃんっ!?」
「きゃっ?! いつの間にっ」
 時間が動き出したとき、ゆのかは残っていた着物の残骸も全て取り去られて裸に剥かれていたし、そのうえでパニーニャと共にお尻を揉まれていた。先ほど胸はたっぷり堪能したからだろうか、今度は後ろから攻める刻うさぎである。
「このっ!」
 パニーニャのロッドとゆのかの拳が繰り返し刻うさぎを狙うが、そのたびに時が止まり、胸やお尻や太ももに刺激を与えられていく。
「ひゃああん?!」
「これ、以上は……っ」
 敏感になった身体に与えられる刺激に膝をつく2人だった。

「このままじゃまずいっ。援護するっ」
「イケないうさぎさんっ。くらげさんたちもおこってたよ?
 だからおしおき♪」
 そこにアシュリンの【ウィザード・ミサイル】による炎の矢と、みさきの【イルカさんのだいすきなもの】による光の輪が、援護攻撃として刻うさぎを狙っていった。
「わわ、あぶないなぁ」
「これだけ撃てば、いたずらなんてできな……」
 アシュリンの言葉は最後まで言えなかった。その時点で時を止めた刻うさぎは、濡れた服を着ているアシュリンを、胸やお尻が見える程度に脱がしていく。
「ひゃぁっ!?」
 時間が動き出したところで、半端に脱がされた服が絡み転んでしまうアシュリン。
「せっかく着替えたのに、これじゃ、意味ないっ……!」
「ひゃん!? いたずら、やぁぁっ♥」
 もちろん脱がしただけでは終わらない。アシュリンもみさきも、時が止まった間にさんざん身体を弄られていた。2人とも媚薬に冒され敏感になっていたため、その刺激が一気に襲い掛かってきたことで腰砕けになってしまう。
「も、だめ……足、たたな……っっっっ!!」
「やああっ、いちごくんっ、いちごくんっ……」
 その後も何度も連続して胸を揉まれ、お尻を撫でられ、身体を弄られた2人は、嬌声をあげたままへたり込んでしまった。みさきに至っては、触られる感触についつい管理人の顔を思い浮かべてとろんとしていたりする。
「それじゃもう一度あっちのお姉さんたちに……って、えっ?!」
 だが、アシュリンとみさきの2人の攻撃は、それでもまだ死んでいなかった。アシュリンのウィザード・ミサイルを避けていった先で、誘導弾となったみさきの光の輪が刻うさぎに着弾する。
「いったたたた……」
 そのダメージで足の止まった刻うさぎの元へ、パニーニャ……いやいつの間にか入れ替わっていたアザレアが高速で近付いて攻撃を叩きこむ。
「やば、時間を止め……あいったぁーー?!」
 時間を止めようとした刻うさぎの、時計を操作する動作よりも早く放たれた一撃。【双血融合深化】によって強化された速度で強引に打開してみせたアザレアである。
「時が止まるなら、その上で間合いを見計るだけ」
 何処のアニメ理論よ……と、内側に引っ込んだパニーニャのツッコミが聞こえた気もしたが、とにかくクリーンヒットして吹き飛ばされた刻うさぎ。それを今度はゆのかが、抱きしめるように捕まえる。
「つか、まぇたっ!」
 さすがに胸元に抱き捉えたら、刻うさぎも逃れられない。拳をぎゅっと握ったゆのかは、拳骨という名の【灰燼拳】を刻うさぎにお見舞いする。
「ぇっちないたずら。はっ……めっ!!」
「あいったぁーーーー!!」
 脳天に大きなダメージを受けた刻うさぎは、涙目で、抱きかかえられた体制のままゆのかに悪戯をしかえす。具体的には胸の先端に舌を伸ばしてぺろりと舐めた。
「ん、もぉ……れろっ」
「はうんっ?!」
 それでさすがに手を放したゆのかの元から、ぴゅーっと逃げていく刻うさぎである。
「はぁ……もぉ……、こんなに身体が火照ってきちゃったら、いちごが欲しくなってきちゃった……早く戻りたいなぁ……」
 そんなことを呟きつつ、気が緩んだのか、ゆのかもぺたりとその場に座り込むのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ルナ・ステラ
◎、♥♥

うぅ...服が溶かされちゃって恥ずかしいです...
何とか残った(穴あきですが)マントで隠しながら戦いましょう...

攻撃される前に魔法で!

あれ?魔法が止まって?
いつ間にそんなに近くに!?
(速い!)

ひゃん!
舐めないでください!
そ、そんなところ触らないで!
ペロペロしないでよぅ...

(とにかく距離を!)
コメットブースターで【吹き飛ばし】ます!

はぁ...何とかなりましたが、もう一回されたら!!
(何か反撃のきっかけは?
さっき高速移動したとき、最短距離の直線だった...そうだ!来る方向がわかるなら!)

【罠使い】でソーン(足止め、遅延)のカードを設置します。罠にかかったら今度こそ魔法で!

うまくいって!


セナ・レッドスピア
◎♥♥♥♀♀

前回の戦闘のせいで、すっぽんぽんな上に
媚薬効果も残っていて、かなりあぶない状況ですが
必死に我慢して戦います!

刻印覚醒「血力励起」を発動させようとするけど、
前回戦った相手が相手だけに、血が無かった上に、
取り込んだものもほとんどが媚薬だったせいでほとんど効果が出ず…

それでもめげずに刻うさぎに攻撃して、そこからのUC発動で逆転
しようとするけど…
それを読まれて止められて、いたずらされちゃいます

そして、動けるようになった瞬間に、された事が一気に体にやって来て
いけない叫びをあげながら、
気絶しちゃいそうなくらい感じてしまいます!?

そこに、声が途切れた瞬間にまた止められて、再びいたずらされて…!?



●悪戯したい本能には逆らえない
「はぁ、はぁ……いっぱい楽しんだけど、そろそろ潮時かなぁ。
 外套ももうないし、だいぶん消耗しちゃったし……」
 先ほど拳骨を喰らうなど大きなダメージを受けた刻うさぎは、そろそろ撤退しようかどうか考えていた。
 が、視界に裸の女性が入ったことで、やっぱりまだ悪戯したくなり、ホイホイとそちらへ向かっていくのだった。

「うぅ……服が溶かされちゃって恥ずかしいです……」
 ルナ・ステラ(星と月の魔女っ子・f05304)は、穴あきになったものの何とか溶け残ったマントで身体を隠そうとしていた。
「かなりあぶない状況ですね……」
 その傍らには、すっぽんぽんのままのセナ・レッドスピア(blood to blood・f03195)がへたりこんでいた。
 セナは【刻印覚醒「血力励起」】を使って自己強化を図ろうとしている。
「……さっきの相手じゃ血の補充はできなかったし、どこまで効果あるか……」
 取り込んだ血を媒介として強化する技なのだが、取り込めたのが媚薬では、効果はとても怪しいことになっている。
 刻うさぎは、そんな2人に悪戯しようと、ダメージを受けていても懲りることなく近づいてくるのだった。

「うぅ、来るなら、やられる前に魔法で!」
 マントで身体を隠そうと悪戦苦闘しつつも、ルナは近づいてくる刻うさぎに向かって【ウィザード・ミサイル】を解き放った。
 セナもまた立ち上がって武器を構える。
 そしてもちろん、刻うさぎは時間を止めた。
「いつ間にそんなに近くに!?
 ひゃん! 舐めないでください!」
 時を止めている間に一気に近付いていた刻うさぎは、ルナの胸にすり寄ると、ぺろぺろと胸を舐めている。さらに空いた手はルナのお尻を撫でまわしている。媚薬に冒されている身体にこの刺激は強すぎて、ルナの脚がふるふると震えていた。
「ペロペロしないでよぅ……そんなところ触らないでぇ……」
 弱々しく涙目になってしまっているルナを助けようと、セナは媚薬効果の残る身体を必死に動かし、刻うさぎに攻撃を仕掛けていく。
「おっと、今度はこっちかな?」
「ひゃああああ?!」
 だが、刻うさぎは再び時を止めてセナの攻撃を回避すると、今度はセナの胸に吸い付いて舐め始めるのだった。
 血力励起で媚薬を励起させてしまっていたセナには、通常よりもはるかに強力な快楽の波が押し寄せてくる。脚ががくがく震え、大きな嬌声をあげるとあっという間に一度達してしまった。
「あれ、お姉さんすごい反応、だったらこっちはどうかな?」
 その反応を見た刻うさぎは、再び時を止めると今度は舐める箇所を股間へと移し、クレパスを舌でなぞるように舐めていく。 
「ああっ、……あああああっっ……んああぁっっ……」
 そして時が動き出した途端、股間に受けた刺激の波が、一気にセナの意識を刈り取って洗い流していく。
 頭が真っ白になるほどの快楽の洪水に流されたセナは、そのまま膝から崩れ落ちるのだった。
 その反応が気に入ったのか、それでもなお刻うさぎのセナへの悪戯はおさまらなかった。何度も何度も身体を跳ねらせて意識が飛んでしまうセナ。
「それ以上やらせませんっ」
 そこに魔法の矢が飛んできた。セナが犠牲になっている間に距離を取ったルナの攻撃だ。
「おっと、今度はこっちかな?」
 ぐったりとして、時々ぴくぴくと動いているセナをその場に離し、刻うさぎは再び時間を止める。そして再びルナに悪戯しようと近付き……。
「って、あれ、足が……?!」
 ところが、刻うさぎは途中で足が止まってしまい、時間停止も解除されてしまう。
「やった、うまくいきました!」
 ルナは、時を止めた刻うさぎが、直線的に移動していることに気付き、その進路に足止めのルーンカードのトラップを仕掛けていたのだ。
 そしてその一瞬足が止まった隙に、ルナの魔法の矢が刻うさぎを直撃するのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

佐伯・晶
◎♥♥♥
一先ずドレス姿に変身して隠さないと
って下着が溶けてるから色々擦れてやばいし
スカートが気になって動きづらい。
というか媚薬ガスのせいで腰が抜けて力が入らない。

いたずらされると頭がぼーっとする。
まずい、封印による石化が始まる。
(徐々に体が色を失い硬くなっていく)

時を止めてドレスの胸の部分をずり下げられ
元に戻そうとする度に時間を止めて邪魔され
最初は荒い呼吸に合わせて弾んでいた胸も
段々動かなくなっていく。
硬くても感覚は残っており
興味津々で触れられると思わず声をあげてしまうが
止めようにも緩慢にしか動けず。

最後はスカートをたくし上げたポーズに変えられ
大事な部分を隠したくとも動けないまま淫らな石像に。


ネーヤ・ティオモ
皆様より遅れてしまいました…ガスこそ吸い込みはしましたが、何かズルしたような申し訳無さが…
せめて…いたずらっ子のお守りだけでも、務めさせて貰います…!

わたしは「相手の興味を引き続けることでチャンスを作る」作戦で行きます。
悪戯をされる度に耐えつつUCを発動させ
「悪戯するたびに胸が大きくなる」と思わせます。
なんかその、大きい胸…好きそうですし。
もし、わたしの胸に興味を示し、何度でも…発動させて来たらチャンス
夢中になっているところを撫でてあげたり、望まれれば飲ませてあげたりして引き止め
目一杯大きくなった所で思いっきり、胸の下敷きにしちゃいます!

…それまでに足腰が立つかが気掛かりですが…
◎♥♥♥



●悪戯の終焉
「あー……さすがにもう、いいか、な……どうしようかな……?」
 かなりのダメージを負った刻うさぎは、これ以上はいいかと迷宮の奥に帰ろうとしていた。だけれども、まだ悪戯をしていない女の子を見つけたら、ついつい目が行ってしまうのが刻うさぎの欠点でもある。
「あ、まだ服着てるお姉さんがいたの?
 ……んー。よし、もうちょっとだけ、いっちゃおー」

 そんな感じで刻うさぎに見つかったのは、出遅れてこの迷宮に転移してきた2人の猟兵だった。
 ひとりは、まだネバメーバが残っていた最後のギリギリにやってきて、出合頭に服をすべて溶かされていた佐伯・晶(邪神(仮)・f19507)だ。
 晶は下着まで溶かされてしまっていたので、仕方なく【ドレスアップ・プリンセス】を使ってドレス姿に変身していたところである。
 とはいえ、下着もない状態でドレスを着る羽目になり、ブラの無い胸は擦れるのが気になって仕方がない。最後のギリギリとはいえ媚薬ガスは吸い込んでしまっているからなおさらだ
「……スカートもなんだか落ち着かないな……気になって動きずらい……」
 それに普段は男性のような服装を好むだけに、ドレス姿というのはどうにも調子の出ない晶である。
 もう一人は本当にネバメーバの脅威が去った後にやってきて、本当に服が完全に無事なネーヤ・ティオモ(枯れ得ぬ純白の源泉・f13967)である。
「何かズルしたような申し訳無さが……」
 彼女は本当にあとから来たため、ガスこそ多少吸ってしまってはいるが、服に関してはなんだか他の猟兵に対し申し訳ないような気持ちになっていたりする。
「せめて……いたずらっ子のお守りだけでも、務めさせて貰います……!」
 そう拳をぎゅっと握って決意するネーヤは、こちらに向かって近づいてきていた刻うさぎを迎え撃つべく身構えるのだった。

 もちろん、近付くと同時に時は止まる。

「うーん、2人とも服着てるんだねー。じゃあ、どれどれ……っと」
 とりあえず時の止まっている間に、刻うさぎは明のドレスの胸元をグイっと下げ、ネーヤの服も前ボタンをはずしてグイっと広げて、2人の胸を露出させることにした。
「ひゃっ?!」
「なっ?!」
 時間が動き出したら、胸が丸出しになっていて驚く2人。晶はさらに、現在進行形で揉まれていた。
「ん、あれ、なんだかおっぱい硬くなってきた……?」
「やめろっ。はなせーっ!」
 媚薬の影響で頭がポーっとする中、それでも晶は刻うさぎを引き剥がそうともがく。だが、そんな彼女の動きとは別に、少しずつ彼女の体が硬くなっていくのだった。
(「まずい、封印による石化が始まる」)
 もともと石になって封じられていた彼女の身体は、新進が弱ってくると再び石に戻ろうとしてしまう。今回は媚薬に冒され、胸を揉まれるなど快楽を受けることでその封印が始まってしまっているようだ。
「やめ、ろ……触るな……っ」
「ふーん。硬くなってるのに、感じてるんだ。面白ーい」
 晶の呼吸が荒くなり、弾んでいた胸も何度も揉まれるたびに次第に硬くなっていってしまう。
「こ、こっちのおっぱいは、柔らかいですよっ」
 硬くなり動けなくなっていく晶の身体で遊んでいる刻うさぎを見て、そんな晶を助けるために、ネーヤは自分に刻うさぎを惹きつけようとする。
「あー、そうだね。そろそろ硬くなって触り心地悪くなってきたし」
 刻うさぎはあっさりと食いついて、ネーヤの胸へと飛び込んできた。
 ちなみに晶は、腕もだんだん硬くなっているのを見た刻うさぎによって、スカートをめくって中を見せている格好のまま放置されていた……。

「ん、あれ? おっぱい大きくなってない?」
 時を止めてはネーヤの胸を揉みまくっていた刻うさぎは、やがてその変化に気付いた。
 まるで時を止めて動かすたびに胸が大きくなっているような。
「なんかその、大きい胸の方が……好きそうですし」
 そんなことを言いながら、ネーヤは刻うさぎを胸に抱きしめると、その頭を撫でていた。揉まれている感触と媚薬の影響で発情してしまっているのか、そこにはもう刻うさぎが胸を揉むのとやめさせようという意思はなかった。
 とはいえ、胸が大きくなっていっているのは、【純白の祝福】による効果だ。
 ネーヤは刻うさぎの興味を引き、自らに引き留めるために、ユーベルコードで胸を膨らませつつ、刻うさぎの好きなようにやらせていた。
 このまま、晶か、あるいはほかの猟兵達が回復するまで自分で引き付けていられれば……あるいはそうでなくてもこのままこの胸で……ネーナはそう考えて、耐えている。
「んむっ……ちゅぅ……」
「はぅっんっっ」
 やがて刻うさぎは調子に乗って、ネーヤの胸の先端に吸い付き始める。
 すっかり夢中になっている刻うさぎは、ネーヤの胸がさらに大きくなっていることには気づいていなかった。
「こ、これだけ大きくなったら……ええいっ」
「んぐっっ?!」
 胸がはちきれんばかりに大きくなったネーヤは、ここがチャンスとばかりに、吸い付いている刻うさぎを抱えたまま、自ら前に倒れた。
 本当のことを言えば、散々胸からの刺激を受けて、足腰が立たなくなっていることもあるのだが、それでも、このまま大きな胸で刻うさぎを押しつぶしていく。
「もがっ……もががっっ……っ…………」
 胸につぶされ呼吸できなくなった刻うさぎは、ジタバタと胸の下でもがいていたが、やがて完全に窒息して動かなくなる。
 これまでさんざんダメージを受けて弱っていこともあり、そのまま刻うさぎの息の根は止まって、骸の海へと返っていくのだった。

「何とか、なりました……でももう足腰が、立てません……」
 殊勲のネーナは、そのままぐったりと倒れていて、そしてその傍らにはまだ石化の解けない晶が、胸丸出しでスカートをめくって股間を見せている淫らな石像となって佇んでいたのだった。

 それでも、猟兵達のいろんな意味での活躍で、刻うさぎの迷宮逆侵攻は防がれたのである。
 本当にお疲れ様!
 あとは温泉でのんびり身体を癒してほしい。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 日常 『アルダワ式・魔法蒸気温泉』

POW   :    熱い湯やサウナに長く漬かり疲労回復

SPD   :    たっぷりの泡で全身を洗ってピッカピカ

WIZ   :    魔力も込めたミストで身体の芯から疲れを追い出そう

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

●アルダワ温泉で休息を
 刻うさぎの迷宮逆侵攻を防ぎ切った猟兵達は、いろんな意味で疲れた体を引きずって学園に戻ってきた。

 学園では、既にグリモア猟兵が皆を待っていて、貸切にした温泉を猟兵達の為に用意している。
 男湯、女湯、混浴、あるいは身内だけで浸かれる家族風呂。はたまたサウナも。
 何処でも自由に使ってくれて構わない。
 散々ネバメーバや刻うさぎにいろいろされた身体を洗い流して、ゆっくり休んでほしい。
 もしも何か用事があるならば、呼んでくれればグリモア猟兵も付き合ってはくれるだろう。
 逆に呼ばれなければ邪魔はしないので、のんびりもできるだろう。

 どうか一時楽しんでもらいたい。
 あまり羽目は外しすぎないように。
夢ヶ枝・るこる
■方針
・【POW】使用
・アド/絡◎

■行動
な、何とか、無事に戻って来られましたねぇ。
【UC】の使用中に、かなり『胸』を揉まれたからだと思いますが、反動が『一時的な胸の肥大化』の形で出てしまった様で、歩くだけでも大変な程の『大きさ』と『重さ』になっておりますから、帰るのも大変でしたぁ。

折角ですので、『女湯』の方に入らせていただきますぅ。
この状態ですと、狭い『内風呂』ではゆっくり浸かれませんから、人前に出るのは少々恥ずかしいですが、仕方が有りません。
『甘いお飲み物』等を胸にのせていただきつつ、ゆっくりさせていただきますぅ。
後は、一部が残って成長、という形にならないと有難いですねぇ(遠い目/ふらぐ)。


ネーヤ・ティオモ
わたしのダメージはそんなんでもないですし、お疲れの皆様のために先にロビーに愛用のレモングラスのアイスティーもご用意しておきましょう。
疲れにも効きますし、香りが爽やかで気分もとってもスッキリするのです。
ダイエット効果とかもあるって聞きますし、よろしければ猟兵さんも学園の方も問わず、召し上がって下さいませ。

さて、では…貸し切りのお風呂ですね!楽しみです!
楽し…
……ううっ、胸が浮いてちゃんと浸かれません…
こんな妙な苦悩に直面することになるなんて…!
搾れば早く元に戻るでしょうけど…流石に公共の場所でそんな事は…
完全に戻るまではサウナでゆったり、汗を流すとしましょう。

◎(❤の有無は自由にお任せします)


佐伯・晶
◎♥♥♥
魔力ミストに設置された
恍惚の表情で何かを摘まむ様に両手を上げた少女の裸婦像
結露した水滴が緩んだ口元や形良い双丘
肉感的な臀部や太腿を伝い滴っている。
解呪が難しく自力回復するまで放置された晶である。
(媚薬ガ…スごと石…化してえ…ぃ響が残…て…るし、
 ぅごいて発…散もできないし、恥ずゅ…かしぃし最悪だ)
と水滴が肌を伝う度に思考が中断。
精巧な彫像と勘違いされ無遠慮に扱われるかも。

何とか動けるようになると軋む体で浴槽へ
のんびり湯に漬かるも周囲は裸の女性達
(め、目のやり場に困る。いや、今は気にするのがおかしいのか?
 この姿で男湯行く訳にもいかないし…。)
ガスと硬化が収まるまで悶々と過ごしましたとさ


アルニカ・ウィンズ
【SPD判定】
◎♥♥♥
うさぎ相手にはあんまり力になれなかったな。倒せたから良かったけど。一緒に戦ってくれた二人にちゃんとお礼言わないと。

ネバメーバの破片とか残ってないか確認しながら翼から体の隅までしっかり洗ってから温泉に入ってゆっくりする。
結構大きい人多かったな……。(戦闘中に見えた胸のサイズを思い出して自分の胸を触る)でもあんまり大きくてもアレかな。スポーツしにくいかな。

二人ともありがとう。あたし一人だったら勝てなかったかもしれないよ。

(女湯想定ですが、一緒に戦ったお二人のいる湯に入ります。)


アリスドール・トゥエルブ
「ううう、ひどいめにあいました」
久しぶりの学園の温泉……恥ずかしいのでタオルを垂らして胸から下を隠しながら浴室に入りますが……お湯にタオルをつけるのはマナー違反でしたよね?
媚薬ガスがまだ残っているのでしょうか……一緒に入ってる猟兵の方の裸を見るとなんだかぽわぽわします。

浴室内で刻うさぎに言われたことを気にして自分の胸をぺたぺたもみもみ。(なんだか変な気分に)
元々はそういう方向けの用途で作られたので仕方ないのですが……やはり小さいのでしょうか?
うさぎは小さいけど柔らかいとも言ってましたが……オブリビオンの言うことは信用できませんっ!

ここは比較検証して(orさせて)もらいましょうー


♀♀
♥♥


アラディア・スプリガン
【SPD】◎♥♥♥

ゴング(前回、【選択UC】で呼んだヴィランの名)が、仕事の『報酬』として、私との混浴を要求してきた。

…丁寧に蹴飛ばして男湯に放り込み、私は女湯で今までの汚れを落とすことにする。

………

髪や体の全面は綺麗になったけど、誰か背中を洗ってくれないかしら?
あら、洗ってくれるの? ありがとうゴング…

って、いつの間に入ってきたっ!?
【2回攻撃】で顔面・鳩尾を殴り、髪…は無いから、耳を引っ張って女湯から連れ出す。
仕方ないから家族風呂へ連れ込んで、お望みどうり二人きりで混浴してあげる。

まぁ彼のスケベな性格を考えれば、ただお風呂に浸かるだけじゃ済まなくなるけど…
いいわ、それが今回の『報酬』よ。


ルナ・ステラ
◎♥♥♀♀

セナさん大丈夫だったでしょうか...
助けてくれてありがとうございました。

それにしても、散々な敵たちでした...
あぅ...さっき悪戯された所がまだ変な感じがします...
温泉でしっかりリフレッシュしましょう!
さすがに温泉では酷い目に合いませんよね...?(フラグ?)

もし可能なら、
温泉から上がったら楽器演奏して皆さんを癒しましょうか?
喜んでもらえると嬉しいな♩


セナ・レッドスピア
◎♀♀

※絡みなどは、ご指定がありましたら歓迎ですっ

これまでの戦闘で、いっぱいやられちゃったのが残ってるままだと、帰りにまた同じような目にあいそう…
なので、温泉でリフレッシュ、しちゃいます。

もし、先の戦闘で助けていただいたり、巻き込んだりしちゃった、
ルナ・ステラさんがいたら、
お礼や、お詫びのあいさつを
したり、一緒にのんびり過ごしていけたらっ
(ここは、いなかったら省略おっけーです)

もし、一人で過ごす事になりそうだったら、温泉の心地よさに、うとうとしちゃいます

この後で何かに巻き込まれちゃうかどうかは、MSさまにお任せしちゃいます



●女湯
 女湯に通じる脱衣所の中に、1体の石像が運び込まれていた。
 石像というか、刻うさぎとの戦闘中に、己の身体にかかった呪いの為に石化してしまっていた佐伯・晶(邪神(仮)・f19507)である。
 恍惚とした表情のまま石像と化している晶は、露になっている双丘に結露した水滴が流れ、めくりあげたスカートの奥、石のクレパスを晒したまま、ただそこに佇んでいた。
(「媚薬ガ……スごと、石……化して、え……ぃ響が、残…て……るし、ぅごいて発……散もできないし、恥ずゅ……かしぃし、最悪だ……」)
 意識だけはあるが、何もできないのだった。

「えっと、アイスティー、置いておきますね。
 疲れにも効きますし、香りが爽やかで気分もとってもスッキリするのです。
 石化が溶けたら飲んでくださいですよ」
 ネーヤ・ティオモ(枯れ得ぬ純白の源泉・f13967)は、そんな石像の晶の前に、カップに入れたアイスティーをお供えしていた。
 最後は共に戦ったネーヤなので、晶の状況は知っているし、これが今できる精いっぱいなのだろう。
「私の演奏で解呪できればよかったんですけどね」
 ルナ・ステラ(星と月の魔女っ子・f05304)はそういって申し訳なさそうにする。ルナは、皆を癒すためにと、この場で【癒しの音色をみなさんに~星に願いを、月に祈りを~】の演奏をしたのだが、それは他の仲間たちを癒すことはできても、晶の呪いには効かなかった。とりあえず解呪できなかった以上、あとは自然につけるのを待つしかないのだ。
「仕方ないですよ。それよりルナさん、素敵な演奏ありがとうございました。
 お礼といっては何ですが、ルナさんもどうぞ。ダイエット効果とかもあるっていいますし、よろしければ召し上がって下さいませ」
 ネーヤは、自分は最後戦っただけであまり疲れていないからと、ルナが癒しの演奏をしている間、アイスティーを淹れていたのだ。そのうち1つは晶へのお供えに。そして、まずはルナに。
「ありがとう、ネーヤさん」
「皆さんもどうぞー」
 ルナに渡したあと、他の女湯メンバーにも振舞っていく。
「ありがとうございますぅ。
 はー。それにしても、何とか無事に戻って来られましたねぇ……」
 ネーヤから受け取ったカップを胸の上に乗せ、タピオカチャレンジ的に飲んでいるのは、夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)であった。
「ダイエットに効くなら、この胸も少しは小さくなればいいんですけどねぇ……」
 戦闘中に使ったユーベルコードの反動で、通常よりも胸が大きくなってしまっているるこるは、そう言ってため息を吐く。
「ああ、気持ちわかります。私も……」
 同じく戦闘中に使ったユーベルコードの反動で通常よりも胸が大きくなってしまっているネーヤは、深く深く頷くのだった。

「さて、では……貸し切りのお風呂ですね! 楽しみです!」
 紅茶を片付け終わったネーヤの声を合図に、晶の石像を残したまま、一行は服を脱ぎ女湯へと向かっていく。
「……あんたは男湯に行ってなさい!」
 なお、アラディア・スプリガン(正義の守護妖精・f18520)は、自分についてきたゴング……戦闘中にユーベルコードで呼び出したヴィランの男……を蹴りだしてから、他のメンバーの後を追っていった。

「ネバメーバの破片とか、身体に残ってないよな……?」
 アルニカ・ウィンズ(キマイラのブラスターガンナー・f12882)は、湯船に浸かる前に丁寧に身体を洗っていた。
 洗いながら、近くにいたるこると、あとから入ってきたアラディアに声をかける。
「うさぎとの戦いじゃ、あまり力になれなくてごめん。2人とも、ほんとありがとうね。あたし一人だったら勝てなかった」
 丁寧に謝罪の言葉を口にするアルニカに対し、るこるもアラディアも、気にするなと微笑みかけた。
「いえ、そんな。私もほとんど胸揉まれていただけでしたし……」
「気にしないでいいのよ。お互い様だわ。それより、きちんと汚れをおとしましょう? 隣、いいかしら?」
「ええ、うん。もちろん」
「あ、私は湯船に行きますねぇ。胸が大きくなっちゃってますから、広いお風呂でないと入れませんし……」
 るこるはそういうと、大きな胸を揺らしながら、そそくさと湯船へ向かっていく。胸の事が恥ずかしいという気持ちもあるのだろう。
「あ、うん。いってらっしゃい。
 ……大きかったな……」
 そんなるこるを見送ったアルニカだったが、つい自分の胸に手を当ててしまうのだった。あまり大きくない自分の胸を触りながら、何か遠い目になってしまう。
「ああ、でも、あんまり大きくてもアレかな。スポーツしにくいかな……?」
「あまり気にするほどのことじゃないわよ?」
 そういうアラディアは、るこるほどではないにせよ、十分あるので、あまり慰めにはなっていないかもしれない。
「それより、背中流してもらえるかしら?」
 会話しながら、身体の正面を洗い流したアラディアは、アルニカに頼んだつもりでそういった。
 ……応えたのはゴングだった。
「あ、ありがとう、ゴング……、……って、いつの間に入ってきたぁ?!」
 ノリツッコミ的に反応したアラディアは、即座にゴングに目潰しをかまし、鳩尾に一撃与える。悶絶するゴングの耳を引っ張って引きずっていくアラディアを、アルニカは身体を隠しつつ、目を点にして見送っていた。
「え、えっと……」
「ごめんなさい。迷惑かけたわね。
 ……こいつがしつこいし、迷惑だから、私は家族風呂の方にでも行くことにするわ……」
「あ、うん、いってらっしゃい……。
 ……あたしも湯に浸かってこよう……」
 ゴングをずるずる引きずって出ていくアラディアを見送り、アルニカも湯船に行くのだった。

 さて、その湯船では……。
「それにしても、散々な敵たちでした……。
 悪戯された所がまだ変な感じがします……」
「ううう、ひどいめにあいました……なんだかまだ身体がぽわぽわします……」
「これまでの戦闘でいっぱいやられちゃいましたからね……温泉でリフレッシュしないとです」
 ルナとアリスドール・トゥエルブ(ロ○コン殲滅するドール・f12300)とセナ・レッドスピア(blood to blood・f03195)がのんびりと湯に浸かっていた。3人ともまだ媚薬の影響は残っているのかもしれない。
「セナさんは大丈夫ですか……?
 とにかくいろいろと助けてくれてありがとうございました」
「あ、いえ、私の方こそ、助けられましたし、巻き込んじゃいましたし、お礼言わせてくださいです」
 セナとルナは、戦いの最中のことを思い出している。この2人はずっとここまでペアで戦ってきていたため、一緒にネバメーバにやられ刻うさぎにやられてきていた。思い出すと2人とも恥ずかしいのか、まるでお見合いのように真っ赤になってしまっている。
 ちなみに、ルナは助けてくれてと言ったが、どちらかというとセナの方が助けられていた気がしないでもない。
「でも、とりあえず、あとはのんびり過ごせそうですね」
「ですよね。さすがに温泉では酷い目に合いませんよね……?」
 ルナはそうフラグめいた事をいってセナと顔を向き合わせるが、とりあえずフラグの事は忘れて、アリスドールも交えてのんびりと浸かっていた。
 そのアリスドールはというと、身体を隠していたタオルを、さすがに湯につけるのはマナー違反という事で今は外しているわけなのだが、それで湯の中に見える自分の身体に対し、何か思う所がありそうだ。
「どうしたんですか?」
「……元々はそういう方向けの用途で作られたので仕方ないのですが……やはり小さいのでしょうか?」
 自分で胸をペタペタ揉み揉みと。どうやら刻うさぎに言われたことを気にしてしまっている様子。
「気にすることではないと思いますけれど……?」
「うさぎは小さいけど柔らかいとも言ってましたが……」
 ルナはそういうが、やはり気になるようで、だからといって、オブリビオンの言葉が慰めになるわけもない。
「よし。ここは比較検証させてもらいましょうー!」
「ええっ?!」
 媚薬が残ってた影響なのだろうか、そういって顔を赤くしながら拳を握って立ち上がるアリスドールだった。
「あわわっ?!」
 まず真っ先に犠牲になったのは、温泉の心地良さにうとうとしていたセナだった。
 アリスドールやルナよりはある胸をふにふにと揉まれて、ビックリして飛び起きるセナ。
「うーん、私よりは大きいですけれど、これくらいだと大差ないですよね?」
「あ、あのあのっ、どちらでもいいですから、そろそろ手を離していただけるとっ」
 真っ赤になって抗議するセナの声に、アリスドールは素直に手を離す。セナの声にちょっとだけ艶を感じたので、これ以上やってはいけないと理性のブレーキも効いたのだろう。
 では次は、とルナの方を向くが、ルナの場合はアリスドールと大差ない。
「やっぱりあっちの方ですよね?」
 なので、アリスドールはすぐさま別の方を見た。その視線の先にはもちろん、るこるとネーヤがいる。

「……ううっ、胸が浮いてちゃんと浸かれません……。
 こんな妙な苦悩に直面することになるなんて……!」
 アリスドールの視線の先で、ネーヤは涙していた。
 膨らみすぎた胸がぷかぷか浮かぶので、肩までゆっくり浸かることができないのだ。
「でも、歩くだけでも大変な大きさと重さですから、湯に浸かってれば楽ではありますねぇ。
 後は、一部が残って成長、という形にならないと有難いんですけどねぇ……」
 ちょっと遠い目でフラグめいたことを言いながら、るこるも話を合わせていた。
「それはそうですけど、でも早く戻りたいですよー。
 搾れば早く元に戻るでしょうけど……」
 さすがに公共の場でそんなことは……と言いかけたネーヤの胸に、背後から忍び寄る手があった。
 アリスドールである。
「なるほど。搾ればいいんですね。比較検証するついでにやっちゃいましょう」
「えっ」
 アリスドールはこのまま、ネーヤとるこる相手に十分に比較検証をさせてもらうのだった。
「あ、あまりやりすぎないように……」
 温泉でひどい目に合いませんようにと思ったのはフラグだったかなと、ついてきたルナは思うのだった。最もひどい目に合っているのはルナではないが。
「えっと、なにしてるの……?」
「えとえと……あまり気にしない方がいいと思いますですっ」
 さらに合流したアルニカに、赤面したままのセナは、ちょっと慌てながらもそう答えるのだった。

「何とか動けるように、なったか……」
 さて一方、脱衣所に放置されていた晶である。
 まだ完全に溶けていないので少し身体は軋むが、ある低後は動けるようになってきたので、ネーヤがお供えしてくれたアイスティーを飲むと浴槽へ向かおうとした。
「あら、元に戻れたのね?」
 そこで、ゴングを引きずって出てきたアラディアと遭遇する。
「なんとか……えと、それは……?」
 晶もさすがに引きずっている男の事が気になるらしい。
「さすがに女湯にこいつが乱入してくるの放ってはおけないから、私はこいつと家族風呂に行くつもり。
 他のみんなはまだ中でのんびりしているから、あなたは行くといいわ」
 それだけ言って、アラディアは出ていった。
 このあとアラディアはゴングと家族風呂で2人だけの混浴をし、そこで彼に報酬(意味深)を支払うことになるのだが、それはまた別のお話。

 呆気にとられたまま、晶は女湯へと入っていく。
(「といっても、目のやり場に困るんだよな……」)
 晶は、邪神に取り憑かれたがゆえに女性となっているが、元はそうではないため、どうしても気にはしてしまう。
(「いや、今は気にするのがおかしいのか?
  この姿で男湯行く訳にもいかないし……」)
 理屈ではわかっていても、そのあたり抵抗あるのは仕方ないだろう。
 アリスドールがネーヤやるこるあるいはルナやセナ、アルニカ相手に、比較検証と称して大騒ぎになっているあたりを見ないように晶は視線を逸らし、ひとり湯船でのんびりすることにした。

「あ、晶さん戻れたんですね?
 それじゃもう一度、癒しの演奏しましょうか」
 晶が来たことに気付いたルナは、いったんあがって楽器を取ってきて、そして温泉の中で演奏を開始する。
「きれいな曲です……ようやく本当にのんびりできそうですね。
 またうとうとしちゃいそうです……」
 言いながらうとうとしだしたセナをはじめ、先ほどまで騒いでいた皆もゆっくりとその優しい癒しの曲に抱かれるように、女湯中が癒されていくのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

マーリス・シェルスカナ
◎、♥♥♥♀♀♂♀
(pow)
(※発情してから気絶するまでの記憶がすっぽり抜けています。……都合良すぎ?本当なんだから仕方ない。)
…u~n、Meは一体何をしていたのデスカ?ネバメーバが爆散した後の記憶が全く無いシ、気付いたら全裸で入口に倒れたてたシ、何か……とても迷惑をかけちゃった様ナ?……デモ誰に聞いても、いちごサンに聞いても、何故か答えてくれないネ。(チラリといちごサンの方を見ながら)

唯一の手がかりハ…もうコレ(いつの間に採取したネバメーバ酸)ダケ、アトは成果無しなんて…コレではscientistとしての名が廃りマス。

せめて、コレと…この温泉の効能だけハ研究して、成果を持ち帰らないト。


ルトルファス・ルーテルガイト
◎♥♥♥♂♀
(POW)
(あらすじ:青年は迷宮の中で、『巨乳』で『全裸』の『がっつり発情』した『うさぎのような獣人の姿』の『バーチャルキャラクター』に【思いっきり搾り取られました】♪)

…俺、良く生きて帰ってこれたよ…うん。(ゲッソリして)
…だが猟兵の戦いに終わりはない、温泉に浸かったら次の依頼だ。
……でも、もう少しだけ休んでもいいよな?(ブクブクと)

……バーチャルキャラクターのあの子には、(会えたら)ちゃんと謝っておこう。
…いや、俺もしっかりと止められずに結局流されてしまったのも、悪いんだしさ…。

…出来ればこの先、この様な迷宮が二度と出てこない様…切に願うばかりだ。(フラグ)


原宮・早月
◎♥♥♥♂♀
いちごさん同行希望

身体の疲れと火照りを癒すためにお風呂にのんびり浸かろうかと…
…と思ってたら、そこにいちごさんが居て…女湯のつもりで入ったら、間違えて混浴に入っちゃったみたい…。

引き返すのも悪い気がしたから、そのままお湯に浸かることに。
…前に別の依頼で一緒した時、大変なコトになったのもあって、気まずいというかこっちからお話するのがまともにできなくて…

結局、居た堪れなくなって上がるコトにしたのだけど…
その拍子にバランスを崩して、いちごさんに向かって倒れこんじゃう。
…ボクの胸の間にいちごさんの顔が埋まるような形で。
「あ、ご、ごめんなさい…っ」
でも、なんだかあまり離れる気になれないかも…


フランチェスカ・ヴァレンタイン
◎♥♥♥♂♀♀♀

はふ… いったいナニをしにきたのやらな感じではありましたけれども、ええ
…考えてみれば此処ではわりと平常運転でしたわね…?

などとやや遠くを見ながらゆっくりとお湯に浸かれる場所を探して湯船の中をうろうろと
そのうち女湯と内部で繋がっていたらしい混浴エリアへ迷い込んでしまい…?

見廻りかはたまたナニカから逃げてきたのか、いちごさんとの遭遇など
違和感がほぼ仕事をしていないのとのぼせ気味で適当ぼんやり思考なため、自然体での対応かと

成り行きでまったりとご一緒しつつ
間近での艶めかしく無防備な有り様でトラブるを誘発したり、いちごさんの性別をこれでもかと思い知らされてしまう(意味深)かもしれません?



●混浴
 ~これまでのあらすじ~
 青年は迷宮の中で、巨乳の魔女にぶっかけられて思いっきりポロリしたり、巨乳で全裸の発情したうさぎのような獣人姿のバーチャルキャラクターに思いっきり搾り取られたりしました。

「……俺、良く生きて帰ってこれたよ……うん」
 ルトルファス・ルーテルガイト(ブレード・オブ・スピリティア・f03888)はぐったりした様子で温泉に浸かっていた。
「猟兵の戦いに終わりはない、温泉に浸かったら次の依頼だ。
 ……でも、もう少しだけ休んでもいいよな?」
 そんなことを言いながら、口のあたりまで湯船に浸かってブクブクと泡を吐いている。
 あの魔女とは風呂に来る前に会ったけどやっぱり気まずいし、あとでバーチャルキャラクターの子に会ったら色々謝りたいけれど……と、そんなことを思いつつ、のんびりと浸かっていたら、当のその人がやってきたのが見えた。
「え、あれ……?」
 そう、彼が入っているのは混浴である。
 どうやらまだのんびりはできないのかもしれない。

「はふ……いったいナニをしにきたのやらな感じではありましたけれども、ええ……考えてみれば此処ではわりと平常運転でしたわね……?」
 そんなことを言いながら、フランチェスカ・ヴァレンタイン(九天華めき舞い穿つもの・f04189)は、やや遠い目をしながら、のんびりできそうな場所を探してうろついていた。
「あら……? あれはいちごさん?
 見回りか、それとも誰かを探しているのかしら……?」
 そんな中、グリモア猟兵のいちごの姿を見かけたフランチェスカは、それに特に違和感を感じなかったこともあって、ふとそちらに足を向けるのだった。

 さて、そのいちごである。
 彼……見た目が少女にしか見えないうえに、わざわざバスタオルを胸まで覆っているので、違和感が全く仕事をしていないが彼である……は、寮の仲間を探しに混浴まで様子を見に来たのだが、目的の面々が見つからないまま、マーリス・シェルスカナ(宇宙(そら)飛ぶマーリンレディ・f15757)に捕まってしまっていたのだった。
「いちごサン? いちごサンも何も教えてくれないノ?」
「い、いえ、ですから、私は現地に行ってませんから、具体的に何があったのかなんて……」
 どうやらマーリスは、迷宮でネバメーバに襲われた後の記憶がない様子。媚薬的成分に突き動かされた部分は完全に正気ではなかったという事なのだろう。
「誰に聞いても、何故か答えてくれないネ。
 デモ気付いたら全裸で入口に倒れたてたシ、何か……とても迷惑をかけちゃった様ナ……」
 ちなみにルトルファスにも尋ねてみたが、覚えていないことを知ると、気まずそうに目を逸らして、それならいいと何も言わなかったらしい。
 それでいちごなら何か知らないかと捕まえて尋ねているのだった。
 聞かれたいちごは、赤面して視線を逸らしながら当たり障りのない事を言っていた。何せいちごが違和感を発揮していないせいか、マーリスは裸のまま何も隠さずにいちごにに迫って(問い詰めて)いるのだからして。
「どうして目が泳いでばかりで、何も答えないノ?
 Meは一体何をしていたのか、いちごサン知らないデスカ?」
「だから、それは迷宮内で一緒していた人に聞いた方が……」
 そう言っていちごは、あたりをきょろきょろして見まわして、助けを求めるように、近くの湯船に移動してきたフランチェスカに視線を向けたが……。
「と、言われましても。私も彼女とはほとんどご一緒はしていませんし……」
 フランチェスカもまた、いちごが全く違和感を発揮していないため、ごく自然に受け答えするのだった。
 なお、湯船から身を乗り出して上半身が湯の外に出ているフランチェスカも、当然裸のため、やっぱりいちごの視線は泳いでいたという。

「身体の疲れと火照りを癒すためにお風呂にのんびり浸かろうかと……と思って女湯のつもりで入ったんだけど……」
 間違えて混浴に入っちゃったみたい……と恥ずかしそうに、タオルでは隠しきれない豊満な胸を揺らしている原宮・早月(ルードリーム・レイヤード・f14983)である。
「こんにちは……えっと……」
「あ、その……」
 今更出ていくのもなんだし、とりあえず混浴でもいいかと歩いていた早月は、ルトルファスとばったり出会っていたのだった。
「さっきは、ごめん。……その、俺もしっかりと止められずに結局流されてしまったのも、悪いんだしさ……」
「う、ううん……ボクの方こそ、我を忘れちゃって……」
 お互い気まずいまま謝りあって、そして言葉に詰まるのだった。
「そ、それじゃ、ボクもう行くね……」」
「あ、ああ。……出来ればこの先、お互いこの様な事は起こらないように願うばかりだ」
 結局いたたまれなくなったのか、早月は恥ずかしそうに頭を下げて踵を返し、ルトルファスも背を向けて再び湯に浸かるのだった。
(「フラグじゃないよな……?」)
 ルトルファスはそんなことも思ったが、それは今はわからない事である。

 そして早月は、ルトルファスの元からパタパタと駆けるように離れていって……。
「あ、いちごさん……」
「えっ」
 いちごを見かけた早月は、以前の依頼でいちごとも気まずいことになったことがあるのを思い出してつい視線を逸らしてしま……ったのが悪かったのか、マーリスとフランチェスカの間でおろおろしていたいちごにぶつかってしまった。
「きゃっ?!」
 ばしゃーん。
 そのまま早月の豊満な胸でいちごを押し倒す格好になり、2人纏めてフランチェスカのいる湯船へと落ちていく。それを、フランチェスカの豊満な胸が受け止めることになり、結果いちごは2人の胸の谷間に挟まれるような格好でもがくことになったのだった。
「あ、ご、ごめんなさい……っ」
「い、いえ、わたしは大丈夫ですけれど……あら、いちごさん本当に男の人だったのですね?」
 倒れたはずみにタオルの外れていたいちごの何かを見たのか触れたのか、フランチェスカは今更ながらにそのことに気付いていた。
(「なんだろう……なんだか離れるのもったいないような……」)
 そしてなぜかあまり離れる気にならなかった早月は、そのまましばらくフランチェスカと共にいちごを挟んでいるのだった。

 なお、マーリスはどうしていたかというと。
「……u~n、結局Meがどうしていたのかはわからずじまいデスネ。
 唯一の手がかりハ……もうコレダケ」
 なぜかまだもっていた、ネバメーバの酸を取り出していた。
「アトは成果無しなんて……コレではscientistとしての名が廃りマス。
 せめて、コレと……この温泉の効能だけハ研究して、成果を持ち帰らないト」
 そしてマーリスは、その酸をお湯に混ぜるという暴挙に出た。フランチェスカと早月といちごがもがいていたお湯へと。

 その後、マーリスがどんな効能を研究できたのかは定かではない……。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

アイ・リスパー
【恋華荘】
グリモア猟兵との絡み希望

「うう、スライムに媚薬にウサギの悪戯と酷い目に遭いました……」

べとべとの身体と、火照った身体を引きずって学園に戻ってきました。
こんな格好、いちごさんに見られるわけにはいきません。
グリモアベースに戻る前に温泉で身体を綺麗にしていきましょう。

「あら、他の寮生の方でしょうか?」

『恋華荘貸し切り』と書かれた案内板を見て、一緒に入ろうと貸し切りの家族風呂に向かいます。

「あ、もう皆さん入っているのですね……
って、い、いちごさんっ!?」

何故かお風呂に入っていたいちごさんに驚きますが、仕方ありません。
一緒にお風呂に入ろうとし……
石鹸で足を滑らせていちごさんと絡み合うのでした。


アルテミス・カリスト
【恋華荘】
グリモア猟兵との絡み希望

「あ、寮の皆さんも来ていたのですね」

『恋華荘貸し切り』という家族風呂の表示を見て、汗を流していこうと、いちごさんを誘って温泉に向かいます。

寮では何故かお風呂のタイミングが合わないのですが、
女の子同士なんですから、一緒に入っても不自然じゃないですよね。

服を脱いでいちごさんと一緒に湯気に満ちたお風呂に入り……

「さあ、せっかくですから身体を洗いっこしましょう、いちごさん」

いちごさんに身体を洗ってもらったあと、
私も隅々までいちごさんの身体を洗いますね。

え、胸が当たってる?
そんなの気にしなくていいじゃないですか。
女の子同士なんですから。

そして、とらぶるが……

♥♥♥♂♀


刑部・みさき
◎♥♥♥♀♀♂♀
【いちごくん呼び出し】
寮生との絡みも歓迎

はぅん…
あついよ、あついよぉっ…
ぐす、えぐっ…
いちごくん、どこぉ…?

あ、いちごくんだぁ…♥
いちごくぅんっ♪(だぎゅむにゅ)

あのね、わたしたち、がんばったよ
でもねでもね、くらげさんとあそんでから
カラダがきゅんきゅんぽかぽかつらいよぉっ!
ね、わたし、どうしよう…?(うるうる)

●もうがまんできない
未だガスの影響と兎の悪戯で発情中

経験から「いちごくんなら助けてくれる」と確信
見つけ次第ユベコを使ってでも飛びつき
火照った南国日焼けボディで熱烈ハグ

情欲の炎への対処を「だいすきないちごくん」に乞う
入浴中なので全裸、ユベコはハグ時に解除
応対&とらぶるは一任


ミラ・グリンネル
【恋華荘】で参加。いちご君も

「恋華荘×イチゴ。こうなることは分かっていたデスネ」
身体のネバネバも洗い流し湯船に浸かりながらミラはお酒を飲みながら生暖かい目で見守る。ミラは大人の女性なのである。決してお酒を優先したわけではない

同じように温泉を楽しんでいる他の女の子とガールズトーク
お互いの身体を触りながら褒め合ったりとか

でもやっぱりイチゴが気になるのかその表情はやせ我慢。(狐耳をぴくぴくさせながら身体を震わせている)
「やっぱりミラも仲間に入れるデスヨー!」
他の女の子の腕を引っ張りながらルパンダイブが如く皆の輪に飛び込む。揉んだり揉まれたり
やっぱりみんなで温泉は楽しまないとデスネ!

◎♥♥♀♀🍓


パニーニャ・エルシード
◎♥♥♥
(※メインはパニーニャ視点)
(家族風呂)

無事撃退はできたけど…
正直変な感じにうずうずするし、
何よりアザレアが強引に攻撃できた代償が…っ
あ、あちこち筋肉痛が~…!

いちごちゃん…ちょと手を貸して…!
背中だけ洗ってくれると嬉しいなって…だめ、かしら?


あ、そこそこ、良い具合に気持ちい…(ぽへー、と背中洗ってもらってホッコリしてたから…『アザレアが静かすぎる』ことに気付かず)


(アザレア視点)
いちごに洗ってもらうだけなのも…もったいないから…
彼にも、そしてパニーニャにも気づかれないよう…『オルタナティブ・ダブル』出現、で二人の背後から…

…ぇい♪(ぎゅ、とソープつけた体で、いちごの背を洗っちゃう♪


白銀・ゆのか
◎♥♥♥
(いちごちゃん達と家族風呂)



無事に終わったけど…
思いっきり高ぶっちゃったり、
何だかんだでべとべとしちゃった体を、お湯でさっぱりさせたいな…

湯船に浸かったまま、火照りごと湯に溶かすように…静かに…しず、か…


いちごちゃんが…とてもとらぶるに巻き込まれすぎてる、よう、な…(遠い目)


家族風呂ではっちゃけたくはなるでしょうけど、過度のとらぶるはめ、ですよー?
なので、こちらの神様は預かっちゃいますね♪
(避難させる意味でも、抱き抱えるように一緒のお風呂に引きずり込んじゃおうと♪)

ぎゅっと当てながらも…なにもしない時間を満喫できたら、嬉しいな。

…高ぶっちゃった体は…帰ってから、ね?


シルフィール・オベルト

♥♥♥
♂♀

ご主人様のいちご様を呼んで恋華荘の皆様と家族風呂で過ごします

お風呂場ですので当然裸ですが、眼鏡はしたままです
眼鏡を外したら大惨事になってしまいます、というか大惨事にしてしまうでしょうから
ですので、眼鏡は絶対外しません。ご主人様のご主人様が酷いことになってしまいますから

お風呂場ではご主人様にご奉仕しますよ
胸をスポンジ代わりにお背中洗ったり、ご主人様のご主人様をお口で綺麗にしたり
最後までヤルのは、流石に僭越ですかね?
あ、それとも私よりも他の若い娘のがよかったでしょうか?
ともあれ、今回はグリモア傭兵お疲れ様でした。どうか私を使ってゆっくり疲れを癒やしてください


織笠・アシュリン
つ、疲れた……お風呂、入ろう!
いちごー、来てー!
これだけが楽しみ……って本人には言えないけどね!

多分【恋華荘】面子は同じこと考えてるだろうなぁ
「たーいへんだったんだからねー!」
だから誰よりも早く(行くつもりで)いちごに突貫!
え、床滑ってっ、あわわわわっ!?
そのままいちごに飛び込んで……胸とか押し付けて……!
オーバーヒートしちゃう……ぷしゅぅ
※いちごに無自覚な想いを抱いてます

とりあえず、色々と絡むよ!
「お陰でひどい目に遭ったよ……!」とお話したり
「うひゃぁっ!?変な所触らないでよぉっ!」
誰かのとらぶるに巻き込まれたり
「こ、こんなのばっかりぃぃっ……」
寛ぐはずが、息も絶え絶えに……

◎♥♥♥


ヴェール・フィエーニクス

いちごさんを始め、
恋華荘のみんなと一緒に温泉にご一緒させていただきますっ

※みんなからあれこれされるのは大歓迎
こちらからは、相手がOKなら、ささやかな反撃させても大丈夫です

恋華荘の温泉でご一緒してる時よりどきどきしちゃうのは
いけないことされちゃった余韻がまだ残ってるから、かも…?

そうやってほわほわしてたら、
ご一緒してる人から不意打ちされちゃうかも!?
「はわわっ!? 私はいろいろちっちゃいですから柔らかくもないですのでー!?」

しばらく不意打ちされ続けた後、思わず駆け出して、
意図せずいちごさんの方に突撃しちゃうかも!?

そうしたら、追いかけてきた人と一緒に
いちごさんとのとらぶる、発生しちゃうかも!?



●家族風呂~恋華荘の日常
 混浴でいろいろあった結果、何とかそこから離れてきたグリモア猟兵のいちごは、家族風呂のひとつへと逃れてきていた。
「皆さんこっちだったんですね……。いつの間に恋華荘貸切なんて……」
 温泉の貸切の手配をしていたいちごだったが、彼の寮の仲間たちはもっと手際が良かったらしい。いつの間にか家族風呂のひとつを自分たち用に確保していたようだ。
「あ、いちごさん。一緒に汗を流しましょうって誘おうと思ってたんですよ。
 ……あら、寮の皆さんも来ていたのですね?」
 そんないちごに声をかけたのは、アルテミス・カリスト(正義の騎士・f02293)だった。彼女は他の寮生とは別行動だったため、寮の仲間が来ていたこと自体知らなかったようだ。
「いちごさんと2人じゃないのは残念ですけど、寮ではなかなかお風呂一緒になる機会もないですし、女の子同士裸で親睦を深めましょう」
 普段寮ではなぜかアルテミスはタイミングが合わずに一緒になる機会はなかったが、そのせいもあるのか、彼女はいちごを女性だと思い込んでいる。……というかいちご本人は何度も説明しているのだが、思い込みが激しくて男だと認識してもらえないのだ。
 そんなアルテミスに手を引かれるままに、いちごは恋華荘が貸切にしている家族風呂へと連れ込まれるのだった。
 もちろん、裸です。

 さて、アルテミスに連れ込まれたいちごだったが、貸切家族風呂の中ではすでに、恋華荘の乙女たちが入浴を楽しんでいた。
 2人が来る数分前のこと。
「うう、スライムに媚薬にウサギの悪戯と酷い目に遭いました……」
 べとべとになり火照った身体を何とかしようと、アイ・リスパー(電脳の天使・f07909)もここにやってきていた。
「あ、アイー! こっちこっち」
「皆さん先にきてたんですね」
 アイが入ってきたのに気づいて、すでに湯船に浸かっていた織笠・アシュリン(魔女系ネットラジオパーソナリティ・f14609)が手を振って出迎える。
 どうやら恋華荘として一緒に戦った面々8人の中では、アイが一番最後だったらしい。
「いちごくん、どこぉ……?」
 いちごがアイの後ろに一緒にきていないのかと、アシュリンのそばで浸かっていた刑部・みさき(おひさまのゆりかごぷかぷかまぁめいど・f05490)が、きょろきょろと首を動す。どうやらアシュリンとみさきは、いちごが来たら一番乗りで飛び込もうと、入り口に近いあたりで待っているらしい。
「えっ、いちごさん?!」
 みさきの声に驚愕するアイ。恋華荘のメンバーのほとんどは、寮での日常がそうであるがゆえにいちごとの混浴に抵抗はないのだが、アイはまだそこまで慣れてはいない様子。
「イチゴならまだ来てないデスヨ」
 背後を振り向いて赤面するアイに、湯船の中ですでに熱燗を飲んでいるミラ・グリンネル(妖狐の精霊術士・f05737)から声がかかる。
「ご主人様にもお声がけはしましたけれど、他にも用事はあるからあとで行くといっていました」
 いちごの事を(なぜか)ご主人様と呼ぶ未亡人のシルフィール・オベルト(未亡人のオベルト伯爵夫人・f15789)が、ミラの言葉を引き継ぐ。彼女ももちろん成人済みなので、ミラと一緒に湯船の中で晩酌をしていた。ちなみに眼鏡はしたままである。曇らないお風呂用眼鏡らしい。眼鏡がないと男を嫌悪する人格に切り替わってしまうので、いろいろな意味での安全のためだろう。主にいちごの。
「まぁ、イチゴのことデス、ここと間違えて普通の混浴に行って、そこで何かとらぶるしてるかもしれませんネ」
「あはは……さすがにいちごちゃんでも……、……ありえそう……」
 ミラの軽口に、否定しようとしても否定しきれない苦笑を浮かべたのは、白銀・ゆのか(恋華荘の若女将・f01487)だった。彼女はまだ未成年なのでお酌には付き合えないが、いろいろな昂りや火照りを流すかのように湯船に浸かってぽやーっとして遠くを見ていた。
「いちごちゃんが……どこかでとてもとらぶるに巻き込まれてる、よう、な……」
 遠い目をするゆのか。ほとんどの者はそれに同調してうんうんと頷く。さすがに同居している面々である。よくわかっていらっしゃる。
「え、まさかそんなに……?」
 寮に住むようになって日の浅いパニーニャ・エルシード(現世と隠世の栞花・f15849)だけが、そんな彼女たちの様子に戸惑いを見せていた。まだ直接の実害がないためか、パニーニャ的にはただのかわいい子程度の印象だったのだろう。
 ちなみにパニーニャは、先ほど無理をし過ぎた反動で筋肉痛になっているのを休めるため、ゆったりと湯船に浸かっている。
「でも、いちごさんが来るにしても、来ないにしても、寮とは別の場所で皆さんと一緒にお風呂するのは、なんだかどきどきしちゃいますですね」
 そんなパニーニャの傍らで少しだけぽーっとしながら、最年少のヴェール・フィエーニクス(「涙を拭う手」のアサシン・f00951)は呟いた。といいつつそのどきどきは、先ほどの戦闘で色々された余韻がまだ残ってるからかも……などとついつい呟いてしまうヴェールである。
「ほほう、ヴェールはなにされたデス?」
「ひゃうっ?!」
 そんなヴェールの呟きを聞き逃すミラではなかった。いつの間にか背後に忍び寄り、その薄い胸を撫でる悪戯へと走っている。
「はわわっ!? 私はいろいろちっちゃいですから柔らかくもないですのでー!?」
「そんなことないデス。これはこれで楽しいデスヨ?」
「うわぁ……」
 ミラに悪戯されてわたわたしつつ、逃れようともがくヴェールを見て、パニーニャはちょっとだけ引いていた。
「これがいつものってわけ……?」
「だいたいこんな感じですねぇ」
 ゆのかがのほほんというように、これはこれで恋華荘の平常運転である。

「さあ、せっかくですから身体を洗いっこしましょう、いちごさん」
「え、いえ、それは……その……」
 というわけで、アルテミスに連れられて浴室に入ってきたいちごである。 
「あ、いちごくんだぁ……♪」
「いちごー、こっちー!」
「えっ、いちごさんっ?!」
 さっそくいちごが来たことに気付いたアシュリンとみさきが、ざばぁっと湯船から立ち上がり、一番最初にいちごに接しようと駆け付けてくる。ついでにアイは、いちごに見られる前に身体をきれいにしようとして洗っている最中だったが、そしたら真っ先にいちごが(アルテミスに手を引かれるまま)自分のいる洗い場に向かってくるので、慌てていた。
 なお、3人ともいちごを連れてきたアルテミスの事は目に入っていない様子。

 どんっ。

「あわわわわっ!?」
「はぅんっ」
 そして、急いで駆けてきたアシュリンとみさきは、アイが身体を流していた石鹸の泡に足を滑らせ、そして如何なるミラクルが起きたのか、アイとアルテミスを巻き込んで4人がかりでいちごと絡み合いながら倒れているのだった。
 慌てすぎて足を滑らせたアシュリンとみさきを受け止めようとしたのか、いちごの両手は綺麗に2人の胸を掴んでおり、そのいちごはアルテミスの脚の間を枕にするように横たわっていて、そしていちごの腰のあたりにしがみつく格好でアイが倒れている。
「いちごちゃんが……またまたとらぶるに巻き込まれすぎてる、よう、な……」
「恋華荘×イチゴ。こうなることは分かっていたデスネ」
 湯船の中からそんな様子を見ていたゆのかは遠い目をし、ミラは楽しそうに笑っているのでした。
「また、こんなのばっかりぃぃっ……もぉ、いちごっ。たーいへんだったんだからねー!」
「いちごくぅんっ♪ あのね、わたしたち、がんばったよ。
 でもねでもね、くらげさんとあそんでからカラダがきゅんきゅんぽかぽかなの」
「2人とも、わかりましたからとりあえずどいてーーーー!?」
 それでもこんな、いちごの両手に柔らかい感触を押し付けたままの体勢でもまだ、いちごに迫ろうとするアシュリンとみさきは、いろいろな意味で状況に慣れ過ぎのような気はします……。

「とりあえず、落ち着きました?」
「「はーい」」
 なんとか落ち着いた後、いちご含めて皆で洗いっこという事になり、結局いちごが皆の背中を流すことになった。
「それじゃ、順番に背中流しますね……って増えてる?」
「いちごちゃん、私もちょと手を貸してほしいなって……」
「身体を洗うというのでしたら、私はご主人さまにご奉仕しようかと」
 ……のだが、その時点でパニーニャとシルフィールもこちらにきていたりする。ちなみにヴェールはまだミラに捕まっていたし、ゆのかはそんな状況をまだ傍観している。
 全員洗った後どうなるのか……という考えたくない女難を先送りにしたいちごは、順番に背中を流していくのだった。

「お陰でひどい目に遭ったよ……!」
 最初はアシュリンだった。一応念願の一番乗りは果たしたと言えるだろうか。
 恥ずかしさはあるだろうけれど、これだけが楽しみだったんだし、恋華荘の面子は多かれ少なかれ同じことは考えていそうだから先んじたかったし……とは本人には言えないアシュリンである。自分自身の気持ちも無自覚なので仕方ない。
「ほんとお疲れ様です……っていうか、さっきのひどい目はごめんなさい」
「それはいいんだけど……うひゃぁっ!? 変な所触らないでよぉっ!」
「へ、変なとこって、背中流してるだけですけどぉっ?!」
 先ほど自分から胸を押し付けたような格好になったとはいえ、普通にお世話されているのはまだ恥ずかしいらしく、背中から感じる感覚に敏感になるアシュリンだった。でも、やり取り自体は幸せそうである。

「はぅん……♪ おせなかきもちいい。ぽかぽかしてるの」
 次はみさきだった。精神年齢に反して体は成長しているため、いちごもいろいろ気を遣う相手だ。
「それはよかったです。他におかしなところとかありませんか?」
「う~ん、むねのところとかキュンキュンしててつらいのぉっ。いちごくん、まえもさすってくれるぅ?」
「それは、だめですっ!」
 洗っている最中に急に振り向いて、育っている南国日焼けボディを曝け出すみさき。羞恥心という概念はないらしい。
「まだ背中流してる最中ですから、ほら、前を向いててください」
「はーい」
 いちごのいう事に素直には従うが、それでも反応からまだ媚薬の影響が抜けきっていなさそうなのが見て取れる。
「はい、これでおしまいです」
 なので、背中を流し終えたら、即座に振り向いてそのまま全身でいちごに抱きついてくる。
「わーい、いちごくんありがとぉっ!」
「わわ、ちょっとぉ?!」
 順番待ちの周りの人に引き剥がされるまで、しばらくいちごにスリスリしていたみさきであった。

「あふ……背中流してもらうの気持ちいいです。
 前の方もお願いしていいですか?」
「よくないです」
「いいじゃないですか。女同士ですから気にすることないですよ。私もいちごさんの身体隅々まで洗ってあげますし」
 次はアルテミスだった。アルテミスの場合、メンバー中唯一いちごの事を女と思い込んでいるのだが、同時に、女性であるいちごに対して邪な欲望を持っていたりする。なので背中を洗い終えたとみるや、こちらも振り返って、そして即座にいちごの腕を胸に抱え込む。
「ちょっと、当たってますって?!」
「え、胸ですか? そんなの気にしなくていいじゃないですか、女同士ですし……」
「だからぁ……」
 ちなみにアルテミスのこの認識に対して、他の人も何も言わないわけではないのだが、結局彼女の脳が認識しないのだから意味はないのだった。
「アルテミスさん、いちごさんが嫌がってるじゃないですか」
「え? 嫌なんですか?」
「い、いえ、嫌というかその……とりあえず順番待ちしてる人もいますし……」
 脇からのアイの指摘に、答えがしどろもどろになるながらも、何とかアルテミスを離そうとするいちご。そしてそれを手伝って引き剥がそうとするアイ。
 とらぶる発生装置のような3人がまとめて動いて何も起こらないはずがなかった。
 またしても倒されて、アイとアルテミスの間に挟まってしまういちごだったとさ。
「きゃぁっ」
「またですかー?!」
 なお、これで恥ずかしがったアイは、そのまま逃げるように湯船に潜ってしまうのでした。

「あ、そこそこ、良い具合に気持ちいい……」
「それはよかったです」
 気を取り直して次はパニーニャだった。戦闘中に無理して筋肉痛だったこともあり、身体をマッサージがてら流してもらうのはとても気持ちよさそうだ。
 ちなみにパニーニャは二重人格で、身体の中にはもう1人アザレアという人格ア宿っている。2人ともいちごの事が気に入っているというのは同じなので、パニーニャだけがいちごとスキンシップしている状況に内心のアザレアが何も言わないのは不自然なのだが……気持ちよさに浮かれるパニーニャは気付いていなかった。
(『いちごに洗ってもらうだけなのも……もったいないから……』)
 気付いたら、オルタナティブ・ダブルの分身体となって顕現したアザレアが、いちごの背後に立っていた。そして……。
『……ぇい♪』
「はわっ?!」
 ソープを付けた胸をいちごの背中に押し付けるのだった。
「ちょ、ちょっと……?!」
「何してるのアザレアー?!」
 背中の感触に驚愕するいちごと、分身が出ていたことに気付かず慌てるパニーニャを横目に、そのままアザレアは胸をいちごに押し付けて擦りだす。
「あら、先を越されてしまいましたね。私もご主人様にしようと思っていましたのに……」
 そしてそういいながら、シルフィールも近づいて、アザレアと半分分け合うように、同じように自分の胸にソープをかけると、いちごの背中に押し付けるのだった。
「シルフィールさんまで?!」
「もっといろいろとご主人様の此処にご奉仕してもいいんですけれど、この場では無粋でしょうし、せめてこれくらいはさせてくださいな?」
 言いながらいちごの前の方に手を伸ばすシルフィールである。
「や、ちょ……」
「あ、それとも私よりも他の若い娘のがよかったでしょうか?」
「そうじゃなくてですねぇ?!」
 そのままアザレアとシルフィールに捕まって背中を洗われてしまういちご。
「2人だけでずるいですっ!」
「私だっていちごを洗いたいのにっ!」
 さらには順番待ちしていたアルテミスやアシュリンなんかも参戦してくるのだった。
 ……ここまでくると、モテているというよりも女難のような気がしないでもない。

「みんなー、貸切ではっちゃけたくはなるでしょうけど、過度のとらぶるはめ、ですよー?」
 さすがに状況が混乱してきたのを見かねてか、湯船の中からゆのかの注意がとんでくる。
「アイは、あの中にいなくてよかったデス?」
 その傍らで、湯船に入って真っ赤になっているアイに、ミラは尋ねてみた。
「さ、さすがに恥ずかしいですし……」
「えー? ほんとにいいんデスか?」
 とか何とかアイに言っているミラだが、実をいうとミラ自身も混ざりたいのか、ぴょこんと飛び出した狐耳がうずうず動いていたりする。ミラもやっぱりいちごが気になってやせ我慢している様子。代わりにというべきか、今度はアイを捕まえて抱き寄せて悪戯を始めていたりする。
「わ、私、いちごさんたすけてきますですっ」
 アイの犠牲(?)で解放されたのを幸いにと、ヴェールは湯船から飛び出して、いちごたちの方に向かって駆けていくのだった。
「ひゃああああ?!」
 ……そして、シルフィールやアザレアから逃れて離れようとしたいちごに衝突して、押し倒されてしまうヴェールである。
「あ、ご、ごめんなさい……」
「い、いえ……」
 ヴェールはそのまま、いちごの腕の下で真っ赤になって固まっていた。
「いちごくん、つーかまーえたーっ♪」
「ご主人様は幼い子の方がいいのですか?」
「何言ってるんですかー?!」
 そしてそんないちごを追いかけてきた他のメンバーがいちごを再び囲むのを見て、うずうずが我慢できなくなったのか、ミラもまた湯船から立ち上がって飛び込んでくる。
「やっぱりミラも仲間に入れるデスヨー!」
「うわあぁっ?!」
 そのままミラは他の面々からいちごをかっさらって、自分の懐に抱き寄せる。
「あン……♪ もー、イチゴはミラのおっぱいが好きなんデスからー♪」
 その際にいちごの手紙らの豊満な胸を掴む格好になってしまったのを見て、ミラは楽しそうに言う。
「やっぱり大きい方がいいんですかっ!?」
 そしてそれを聞いたアイは、絶望的な表情で立ち上がるのだった。

 このあとゆのか以外の面々でしばらくくんずほぐれつといちごの取り合いがあったという……。
「はい。とらぶるのやりすぎはめっ、ですよー?
 なので、こちらの神様は預かっちゃいますね♪」
 最後には見かねたゆのかが、いちごを避難させたのだった。

「いちごちゃん、大丈夫?」
「な、なんとか……」
 ゆのかに抱きかかえられるように湯船に逃れたいちごは、ようやく一息ついていた。
 ぎゅっと胸を当てながらも抱き寄せているゆのかに、安心して身体を預けているいちご。
 ゆのかもまた、2人での何もしない時間を満喫していた。
 他のメンバーも、いちごとゆのかの付き合いが長い事は知っているので、ゆのかなら仕方ないかと大人しく……。
「って、結局ユノカが独り占めしてるだけデス!」
「独り占めはずるいですよっ!」
 ……大人しい時間は長続きしなかったようだ。

 結局このあとも10人での大騒ぎな時間は続くのだった。
 ある意味これも恋華荘の日常である。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年07月01日


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#アルダワ魔法学園


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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠中村・裕美です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト