バトルオブフラワーズ⑩〜何度でもエモり倒せ!
●バトルオブフラワーズ
「まじびびった! だってモンキーやられてっし!」
キマイラフューチャー内部、システム・フラワーズ。咲き乱れる花々によってできた足場の上で、カワイイ怪人『ラビットバニー』は愛用の【赤べこキャノン】の頭を撫でていた。
「あいつあーしらの中で最強っていうか、誰も勝てる訳ねーって思ってたんですけど!」
そのまま赤べこに語りかけるのはラビットバニー。
「でもまあ、あーしが全員始末すりゃいいか。なんつっても、あーしのユーベルコードは『絶対無敵バリア』! どんな攻撃も、あーしには全部無効なんだから。それで負けるわけなくない?」
その言葉にうんうんと頷く赤べこ。というか、ラビットバニーがうんうんと頷かせていた。
「まーなんとかなるっしょ! アゲてくぞー!」
●グリモアベース
「……兎狩りの……時間よ」
集まった猟兵達にそう語りかけるのはグリモア猟兵の中村・裕美(捻じくれクラッカー・f01705)だ。
「……そうそう。……まずは……エイプモンキー撃破……お疲れ。……そんな訳で……次の敵よ」
そう言うと、裕美は今回の作戦について説明を始める。
「……次の敵は……カワイイ怪人『ラビットバニー』よ。……今度は……こいつを倒さないと……システム・フラワーズの奥に行けない」
しかも、オブリビオンの特性で、倒しても何度も蘇ってくるようだ。
「……けれど……短期間で何度も倒せば……復活してこなくなる。……今までの戦いでも……実証済みね。……倒せれば……だけど」
相手は怪人軍団の幹部のひとり。そう簡単に倒せる相手ではない。
「……戦闘力が高いのもそうだけど……更に厄介なのが……『絶対無敵バリア』よ。……あらゆる攻撃やユーベルコードが通用しないと……思ってもらった方がいいわ」
ただし、その無敵のバリアにも弱点はあるという。
「……そのバリア……気が緩むと……解けちゃうらしいのよね。……具体的に言うと……彼女が『エモい!』って思うと解除でされちゃうみたい」
しかもエモいと思う基準は割とガバガバだとか。
「……かわいさ……男らしさ……おもしろさ……血だらけで立ち上がる様子……突然のパンチラ……手段は問わないから……彼女がエモいと思うものを見せてバリアを解除する。……まずそれが第一段階。……逆にそれが出来ないと……勝ち目がまったくないわ」
そして、バリアなしでも強敵なので、バリア解除後も油断してはいけないようだ。
「……それじゃ……みんな……頼んだわよ」
裕美はそう言うと、猟兵達を戦場へ送り出すのだった。
麦門冬
こんにちは、マスターの麦門冬(むぎとふゆ)です。5月も中旬に入りましたが、幹部はまだまだ残っていて、なかなか気の抜けない状況です。
今回の敵、カワイイ怪人『ラビットバニー』と戦闘する際には以下のような特殊ルールが発生します。
====================
ラビットバニーは必ず、猟兵に先制して『絶対無敵バリアを展開するユーベルコード(POW、SPD、WIZ)』を使ってきます。
絶対無敵バリアは本当に絶対無敵で、あらゆる攻撃を無効化しますが、「ラビットバニーがエモい物を目撃する」と、精神集中が乱れてバリアが消滅します。
ラビットバニーのエモい基準はかなりユルいので、バリアの解除は比較的容易と思われますが、バリアなしでも彼女は相当の実力者です。
====================
彼女へ攻撃が通用するかは、猟兵達のエモさにかかっています。
それでは、皆様のエモいプレイングをお待ちしております。
第1章 ボス戦
『カワイイ怪人『ラビットバニー』』
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POW : 赤べこキャノン
【絶対無敵バリア展開後、赤べこキャノン】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD : うさちゃんカンフー
【絶対無敵バリア展開後、兎面の目が光る】事で【うさちゃんカンフーモード】に変身し、スピードと反応速度が爆発的に増大する。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
WIZ : おはなハッキング
【絶対無敵バリア展開後、両手の指先】から【システム・フラワーズ制御ビーム】を放ち、【花の足場を自在に操作する事】により対象の動きを一時的に封じる。
👑11
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メイスン・ドットハック
【WIZ】
エモいことのー。逆に難しいじゃけどのー
恥など犬に食わせてしまえ、ということかのー
ラビットバニーの目の前で猫耳、猫尻尾を装着
さらに猫肉球もつけと、にゃんにゃんポーズをとる
表情は乏しいながら上目遣いの猫擬態は、おそらくエモい絵だと、伝聞で
バリアを解除したら電脳魔術でミサイルを撃ち込もうとするが、恐らく足場を動かされて妨害されるだろう
それを予期して移動される前に電脳窓を設置
ラビットバニーが攻撃の瞬間に電脳窓を開いて電脳空間に退避
さらに初期位置の電脳窓に移動して、死角からミサイル斉射でダメージを狙う(一斉発射、誘導弾)
これでダメージが入らなかったら無理をせず、退避しながら、地雷を起爆する
●アメ猫メイスン
(エモいことのー。逆に難しいじゃけどのー。恥など犬に食わせてしまえ、ということかのー)
「何それ!エモーい!」
ピロリーン、ピロリーンと携帯端末でクリスタリアンの少女、メイスン・ドットハック(ウィザード級ハッカー(引き籠り)・f03092)を撮影するラビットバニー。なぜこうも夢中になっているのか。それはメイスンの格好にあった。
彼女はラビットバニーの目の前で猫耳猫尻尾、そして更に肉球手袋を装着し、にゃんにゃん、と猫っぽいポーズをとっていた。そして、表情は乏しいながらも上目遣いで見てきたのだ。
(これがエモいだろうと聞いてはいたが、予想以上の反応じゃのー)
「その気のない表情が逆に猫っぽくてヤバイっしょ!アメジスト製の猫!略してアメ猫!ヤバイ!」
ピロリーン、ピロリーン。今度はメイスンをバックに自撮りを始めた。完全にバリアは解けている。
「これはもっと近づかないとダメっしょ!」
ラビットバニーの手からビームが放たれ、ふわりと足場の花が揺らめく。彼女の【おはなハッキング】で周囲の花が彼女に掌握されたのだ。足場の花を高速で動かし、メイスンに迫ってくる。
「攻撃とは違ったけども、準備は間に合ったよーじゃのー」
メイスンの方も【隠れ家への小道】により、空中に電脳窓を設置し、中へ逃げ込む。
「何それ!すごいサイバーでめっちゃエモくない?」
ラビットバニーはそう言いながら、花を手裏剣のように飛ばしてくるが、その時にはメイスンは電脳窓から姿を消す。そして新しい電脳窓が出現したと思ったら、メイスンの姿が映る。
「なんか電脳戦て感じでチョー燃える!」
次々に花を投げ込むが、メイスンは別の窓へと移っていき、的を絞らせない。そして、電脳窓の中に入った花は、メイスンだけが窓から窓へのアクセス権を持っているため、それ以上の追尾が出来ない。
「あれー?猫ちゃんどこ行ったかな?」
ラビットバニーは周囲を見回すが、メイスンを見失ったらしくキョロキョロと見回す。
(隙だらけじゃのー)
ラビットバニーの死角にある電脳窓の一つ……最初に作った電脳窓に潜んでいるメイスンはそのまま電脳魔術を駆使し、ミサイルを作り出す。
「みーっけ!」
だが、ミサイルが出来上がるよりも先にラニットバニーはメイスンの方をぐるんと向くと、高速で迫ってくる。手つきがメイスンを撫でくり回そうとする構えだ。
(何でこっちがバレ……こいつか!)
電脳空間内に所在なく浮かんでいる花がメイスンの方を向いているのに気づく。
(手足としてだけではなく、目としても機能するとはのー)
このままでは、ミサイルを飛ばす前に捕まって摩耗するくらい撫でくりまわされてしまう!だが、
「ぎゃわーっ!」
ラビットバニーの足元で爆発が起こる。ミサイル攻撃が不発になりそうな時を想定して、メイスンがあらかじめ仕掛けていた電脳魔術による地雷だ。
「まさか、こちらの動きを呼んできたとはのー」
いつものような飄々とした感じで、メイスンはミサイルの一斉発射をラビットバニーに撃ち込む。
「きゃああ!もう、何なのよ!」
攻撃の手応えは十分なようだ。
「けども、このくらいが引き際かのー?」
相手はハッキング能力の持ち主だ。電脳魔術士であるメイスンだからこそ、その恐ろしさは知っている。また、花を介して何かやってくる可能性もないわけではない。
「ほんじゃ、後は任せるかのー」
ラビットバニーから離れるように電脳窓を次々生成して、メイスンは戦場から離れるのだった。
成功
🔵🔵🔴
朱雀・慧華
【ANGELS】で参加
私は白猫さんパジャマー!
行くよミッキュ!
【動物使い】でミッキュを敵に先行させ注意を引き
その間に私は【ダッシュ】しながら
朝焼け色の★七色空絵筆の【アートパフォーマンス】で
空間に翼の生えた動物を描いては逃げを繰り返す
隙があれば花畑からお花を拝借
ウサギのおねーちゃん見て見てー、花吹雪ー!
無邪気な満面笑顔で
両手でバニーさんにお花をばさーっとかける
えへへ、おねーちゃんの花畑もすっごく綺麗!
【UC】を発動
青空モチーフの★七色空絵具を空中に巻き
このエリアの空を美しい星空に変化
これまでに描いた動物達に命を与え
自由に動き回らせることで夢のような世界を演出し
最後は動物達のもふもふアタック!
栗花落・澪
【ANGELS】で参加
真面目なバトルの筈なのに
こんな格好で参加する日が来るとは思わなかったデス…
(ピンクの垂れウサミミな着ぐるみパジャマ)
敵の攻撃を翼で【空中戦】回避しながら
着地のたび足場に美しい【破魔】の★花園形成
時折風の【属性攻撃、全力魔法】で花弁を舞い上げ視界妨害
時折花園の中で尻尾を強調したフリフリ【ダンス】で【誘惑】
はっ、恥ずかしくないもんばーか!(恥らうツンデレ)
バリアが解けたら朱雀さんと合わせて【指定UC】発動
足場に広げた破魔の花弁を再度風の全力魔法で舞い上げながら
上空からも鈴蘭を召喚することによる【範囲攻撃】+【優しい祈り】で
極力痛みを与えないよう敵を気遣いつつ攻撃
●あにまるあたっく
「真面目なバトルの筈なのに、こんな格好で参加する日が来るとは思わなかったデス…」
そう言いながら戦場に現れたのは栗花落・澪(泡沫の花・f03165)だ。彼はピンクの垂れウサミミな着ぐるみパジャマを着ている。
「私は白猫さんパジャマー!」
一緒に戦場に降り立つは白猫の着ぐるみパジャマを着た朱雀・慧華(純真天使・f17361)。
「はー、可愛いわー。素材もいいのに更に着ぐるみパジャマとか反則っしょ。そこの少年、半ズボンガーターもやばかったけど、こっちの格好もエモいわ」
そう言ってラビットバニーは二人をピロリーンと撮影する。
「行くよミッキュ!」
慧華が羽の生えたフェネック、ミッキュをラビットバニーにけしかける。
「更にフェネック! しかも羽が生えてるとかガチエモいんですけど!」
すかさずミッキュを抱き上げて、わしゃわしゃと撫でくりまわすラビットバニー。先程のアメ猫を捕獲できなかった分もあるのだろうか。容赦なく撫で回す。ミッキュもまんざらでもないようだ。
「ウサギのおねーちゃん見て見てー」
慧華の声がした方を見ると、慧華が両手いっぱいに足元に咲いていた花を積んで抱えていた。
「花吹雪ー!」
無邪気な笑顔で、抱えていた花を両手でバッと放ち、ラビットバニーにかける。
「えへへ、おねーちゃんの花畑もすっごく綺麗!」
「尊い!」
舞い散る花に中にいる慧華をピロリーンと撮影するラビットバニー。
「そしてこっちもシャッターチャーンス!」
「わ!気づかれてた!」
時折、尻尾フリフリダンスをしようとして気を引こうとするものの、恥ずかくてあまり自己主張できていないどころか、全力の風魔法で姿を隠そうとしたりとかやっていた澪もピロリーンと撮影する。
「少年さー、この前のお誘いのときもそうだけど、恥ずかしがらないで思いっきりやろーよ!まあ、恥ずかしがっているのも、それはそれでいじらしくてエモいからおねーさん好きよー」
「はっ、恥ずかしくないもんばーか!」
ラビットバニーの言葉につい、ツンツンした態度で言ってしまう澪。もしかしたらこういうリアクション期待されて、声をかけられたのかもしれないが。
「ふふふ、少年も尊いねえ。……さて、そろそろ本気を出しちゃおうかな」
二人の可愛らしさとミッキュの毛並みを堪能したラビットバニーに、バリアを張り続ける気力はない。
「朱雀さん、いくよ!」
澪は風を舞わせ、花弁を巻き上げる。尻尾フリフリダンスをしながらも、足場の花に破魔の力を込めていたのだ。
「罪を背負いし者達に、清浄なる裁きを与えん」
澪の【plumes de l'ange】により、天空から鈴蘭の花びらが現れ、足元の花弁と合流してラビットバニーに襲いかかる。
「ほー、少年の魔法は何度見ても綺麗だね。こりゃ、映えそうだわ」
のんきなことを言いながらも、指先からビームを放つラビットバニー。ビームはかなの嵐に飲み込まれ、消える。
「せめて、極力痛みはないよう……に!?」
澪の放った花の嵐がラビットバニーを飲み込もうとした時、花の嵐が生き物のようにUターンし、澪に襲いかかる。
「ッ!」
「あーしもね、花を操るのは得意なんだよね。この前みたいにはいかないよ」
先程のビーム、ラビットバニーの【おはなハッキング】のシステム・フラワーズ制御ビームによって、足場として咲いていた花を、呼び出した鈴蘭の花ごと巻き込んで制御してしまったようだ。
咄嗟に飛んで難を逃れる澪。花弁を舞い上げて目くらましを試みるが、その花弁を通して澪の存在を感知できているのか、しつこく花の嵐が襲いかかる。
「花弁に込められた優しさ。少年の気持ちはこっちに伝わってっから。だからあーしも痛みが長引くようなことはしなガハァッ!!」
ラビットバニーの脇腹に何かが直撃する。
「ん?これ、羊?」
その正体を確認すると、翼の生えた羊だった。
「お待たせー」
そう声をかけられたほうを見ると、翼の生えた動物たちを引き連れた慧華の姿だ。
「朱雀さん!」
「いっぱい描いてたら遅くなっちゃった」
翼の生えた動物たち。これらは全て慧華の【具現化する夢】によって実体を持った絵画だ。七色空絵具を空中に撒き、星空を作ることで、その空間を、動物たちが飛び回れるように作り変えてゆく。
「朱雀ちゃん、だっけ?かなりエモい技持ってるじゃん」
ピロリーンと自由に飛び回る動物達を撮影するラビットバニー。底はある意味は夢のような空間となっている。
「でも、落書きはちゃんと消さないといけないからさー!」
「みんな、もふもふアタックだよ!」
号令と共に動物達をけしかける慧華。その動物達に花弁を飛ばして迎撃するラビットバニー。
動物達の勢いが良かったのか、はたまた「もふもふアタック」という食らってみたいと思ってしまう単語がヒットしたのかは分からない。だが、花弁を掻い潜ってこれた動物達の攻撃がラビットバニーに直撃したのは紛れもない事実。
「モフモフ、チョーエモいじゃん」
ラビットバニーにダメージを与えることに成功したようだ。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
ドゥルール・ブラッドティアーズ
ソロ希望・WIZ
エモい事をすればいいのね?
『狂愛』で 31体の小さな分身体に。
夜魔の翼による【空中戦】や【見切り】で足場操作に対処。
あえて何体か転倒させられたり
お花の髪飾りを作ってラビットバニーにプレゼントする等
妖精のような可愛さで【誘惑】
「お姉さん、あそぼ~♪」
「お姉さんにこれあげる~♪」
バリアが消えたら彼女の全身に纏わり付き
31体がかりで【吸血】や【生命力吸収】を行う。
【催眠術】による魅了も上乗せして
彼女の心身ともに 至極の快楽を与え、逃がさない
「お姉さん大好き~❤」
「お姉さん、おっぱい大きい~❤」
「いっぱいキスしちゃうね~❤」
蝶のように舞い、軍隊アリのように貪る。
それが ラストグラトニー
●ゆるきゅうけつき
「次はどんなエモい子達が待ってるのかな?」
モフモフヘヴンから無事戻ってきたラビットバニー。そこに待っていたのは、
「お姉さん、あそぼ~♪」
二頭身のツインテール少女だった。
「うわっエモッ! なんかのマスコットっぽい!」
そして横から声をかけられる。
「お姉さんにこれあげる~♪」
声のした方を見ると、同じ姿のツインテール少女が頭に飾る花の輪っかを作ってラビットバニーに差し出していた。
「わお、ありがとー。双子かな?」
そう思ったのもつかの間、
「お姉さん」
「お姉さ~ん」
「お姉さ…きゃっ」
わらわらと同じような二頭身のツインテール少女が出てきた(そして一人転んだ)。その数、実に31体。
何を隠そう、これらはすべてドゥルール・ブラッドティアーズ(狂愛の吸血姫・f10671)が【狂愛】によって分裂した姿である。
「多っ!なんかそれぞれにご当地の格好させたりしてみたいくらいに多っ!これ、全員入りきるかなー?」
などと言いつつもピロリーンと撮影するラビットバニー。ラビットバニーのエモいセンサーにはしっかり引っかかったようで、バリアは既に消えている。
そして、バリアがなくなっていることを確認すると、
「お姉さん大好き~」
「お姉さん、おっぱい大きい~」
「いっぱいキスしちゃうね~」
二頭身のツインテール少女ことドゥルール達が飛びついてきた。
「おわっ!」
咄嗟に【おはなハッキング】で手に持っていた花輪を操り、飛びついてくるドゥルール達から身を護る。
「とんだエロガキじゃんかー」
足場の花の花弁を飛ばし、茎を伸ばして動きを妨害するが、マントをコウモリの翼のように変形させてひらひらとすり抜ける。そして、すり抜けた一体がラビットバニーに取り付いて吸血をする。
「あいだだだ!」
蝶のように舞い、軍隊アリのように貪る。それが ラストグラトニー(狂愛)である。
「まー、でもあれか。可愛い見た目でこういうことやってくるのもギャップってやつ?こういうのもエモいよね!」
ラビットバニーのエモい判定はガバかった。
「よーし、そんなにひっつきたいならトコトン付き合ってやろうじゃないの!カワイイものの扱いなら誰にも負けないっての!」
カワイイ怪人は伊達じゃないとばかりにドゥルール達のうちの一体をよーしよしよしとワシャワシャ撫でくりまわす。
「おっしゃー、かかってこいっての!」
こうしてカワイイ怪人ラビットバニーは全ドゥルールが大人しくなるまでかわいがり続けるのだった。
成功
🔵🔵🔴
朝倉・くしな
【くショコな】
エモ…それは乙女の心意気…
って感じで二人で対峙します
エモいUCといえば……合体UC!
ショコさんと私のUCを混ぜ合わせましょう
私のUCは服を脱がないと意味無いのでショコさんを私が脱がします
え、頭巾以外は全部ですよ?全部
※羞恥心なし
(なんとなく鏡映しに同じポーズしながら
次はショコさんのチョコですね
あーん……(もぐと貰うと、そのまま口に咥えたチョコをショコさんの口まで持っていって口移しする
美味しい
と、これで二人のUCの条件を同時に満たしなんやかんやな感じに互いに強化されてスピードアップなハズですね
という訳でそのままUCを放ちます
カンフーの動きだろうが二重強化された速度なら当てられるはず
ショコ・ライラ
【くショコな】
エモ…それは乙女の心模様…
とか言いながら二人で並び立ち
くしなんのシーブス…うん?ジャッジメントクルセイド?まあいいや、UCに合わせて私も(強化とかされないけど)服を脱いで…
あっ、えっ?全部?え?…わ、わかりました
※羞恥心はある
※でもポーズ取る
ええと、それで私の方はっ
あ、うん、チョコ…おわっ
(口移しされて数秒硬直するも、何とか食べて)
…あ、うん、あの、私も強化完了しました
ええと。こうして二人のUCの条件を同時に満たすことで合体UCとなり更に強くなるのだ
たぶん
エモ達成したらバリア解除の瞬間を【見切り】、即座に【クイックドロウ】
相手の攻撃も【フェイント】かけて回避しつつ【カウンター】だ
●あなたと私のUC混ぜ混ぜ
「エモ…それは乙女の心意気…」
花咲く足場に尼僧姿の羅刹の少女、朝倉・くしな(鬼道羅刹僧・f06448)はスタッと着地する。
「エモ…それは乙女の心模様…」
花咲く足場にチョコレートカラーのスニーキングスーツを纏った少女、ショコ・ライラ(そこにちょこんとショコライラ・f17060)はスタッと着地する。
「「二人はくショコな!!」」
そしてビシッとポーズを決め、ラビットバニーと退治する。
「おおっ! いかにも戦うヒロインっぽい感じでチョーエモい!」
ピロリーンと携帯端末の撮影ボタンを押すラビットバニー。二人のエモい登場にテンションブチ上がりだ。
「ショコさん、相手は強敵です。エモいユーベルコードといえば……合体ユーベルコード! ショコさんと私のユーベルコードを混ぜ合わせましょう」
相手は怪人軍団の幹部のひとり。それを打倒するためにとくしなは提案し、ショコはそれに応じる。
「オッケー。それじゃあ、私は何をすればいい?」
「まず服を脱ぎます」
「……え?」
「まず服を脱ぎます」
「いや、聞こえていなかったわけじゃないから」
突然の発言に戸惑うショコだが、当のくしなは既に頭巾を残し全裸状態になっていた。13歳とは思えない体つきである。
「私の【ジャッジメントクルセイド】は服を脱がないと意味無いので」
「それって、ジャッジメントクルセイドじゃなくてシーブズ……」
「ジャッジメントクルセイドです」
「まあ、いいけど」
「いいんだ!?」
素直に脱衣を受け入れるショコに思わずツッコミを入れるラビットバニー。そして「あっ、えっ?全部?え?」「え、頭巾以外は全部ですよ?全部」「…わ、わかりました。でも、ガンベルトだけは」とショコがくしなに脱がされるのを律儀に待つ。ピロリーン。
ちなみにショコも14歳とは思えない体つきである。
「くしなパートは完了です」
ビシッと堂々とポーズをとるくしな。全裸で。
「これで強化されてるのかな……?」
恥ずかしがりながらも鏡合わせにポーズをとるショコ。全裸で。
「これなかなかにエモい……っていうかエモじゃなくてエロだこれええええ!!」
なんだか「ズガーン」とか「ガビーン」とか効果音が聞こえてきそうな勢いで絶叫するラビットバニー。ピロリーン。
「合体ユーベルコードをする為なので仕方ないのです。エロいとか思った方がエロいんです。やーい、スケベー」
「そ、そう。これは合体のためだから仕方ないのよ」
「ハァ!? あーしはエロくねーし!」
反論するラビットバニーだが、豊満な体つきでバニースーツ姿なので説得力はない。
「次はショコさんのチョコですね」
「ええと、それで私の方はっ……!」
あーんと口を開けて待っているくしな。
「あ、うん、チョコ…おわっ」
ショコがくしなの口にチョコをもぐっと咥えさせると、くしなは身長差のあるショコの首に腕を回して、顔を近づけさせる。そして、咥えたチョコをショコに口移しで食べさせる。ピロリーン。
「!!!!」
あまりのことに硬直しながらも、受け取ったチョコを食べるショコ。ラビットバニーは「これ絶対(舌)入ってるよね?」とか「SNSに上げたら絶対即BANでしょ。捨てアカ作らないと」とか言いながら待ってくれている。ピロリーン、ピロリーン。
「美味しい。と、これで二人のユーベルコードの条件を同時に満たしなんやかんやな感じに互いに強化されてスピードアップなハズですね」
チョコを食べ終わり、そっと口元に手を当てるくしな。美味しかったのはチョコのことだろう。
「…あ、うん、あの、私も強化完了しました。ええと。こうして二人のユーベルコードの条件を同時に満たすことで合体ユーベルコードとなり更に強くなるのだ……たぶん」
顔を赤くしながらもショコは宣言する。自身の【チョコフェス】の効果により、身も心も満たされた上で戦闘力が増強される。その効果がくしなにも及んでいるのか、そしてショコが全裸になって実際、機動力が向上していのかは分からない。
ただし、相対的にであれば、この合体技で二人の戦闘力は確実に向上している。
「あーもうこれ、ガチエモ通り過ぎてガチヤバっしょ。二人の温度差とかもマジ上がるし、尊さも感じられる」
ラビットバニーはさっきの様子をSNSに投稿しようとしていて戦闘どころではなかった。もちろんバリアも解除されている。
「ちょ、それ、送信しちゃダメ!」
「いいや!限界だ押すね!」
ショコがそれに気づき止めようとするも、ラビットバニーは送信のボタンに手をかける。
「隙あり」
「あびゃんっ!!」
そしてこの状況で唯一戦闘を最優先としていたくしなはラビットバニーに指を向け、自身の【ジャッジメントクルセイド】で攻撃する。降り注ぐ天からの光。
通常であれば、戦闘力差やらユーベルコードの相性やらで当てることすら難しかったであろう攻撃をクリーンヒットさせる。ついでに、携帯端末をいじるのに夢中で放置してあった【赤べこキャノン】撃ち抜き、遠くへ吹き飛ばす。
「ああっ! よくもあーしの赤べこちゃんを! 絶対許さないし!」
兎面が光り、【うさちゃんカンフー】モードとなって高速で接近するラビットバニー。
「速い! けれど!」
戦闘に頭を切り替えたショコは、敵の動きを見切るとリボルバー型ビームキャノン【Swing, swing, swing!!】を抜きざま、熱光線を浴びせる。
「そんな攻撃当たるわけないっしょ!」
跳躍して回避。そして【おはなハッキング】の支配がまだ残っていたのか、空中に花の足場を作り、そこから跳躍してショコに飛び蹴りを浴びせようとする。
「それを待ってた! くしなちゃん!」
「オッケーです!」
ラビットバニーを跳ばせたのはショコの誘導。
「Fire!!」
「全裸とチョコの二重強化、その威力を知りなさい!」
前方からのカウンター気味に入るビーム砲、そしてくしなのジャッジメントクルセイドによる上方からの光線、2つの光がラビットバニーのところで交差する。
「これって十字砲火ってやつ? 合体攻撃とかチョーエモいんですけど……」
その言葉を残し、ラビットバニーは塵となり、骸の海へ還っていった。
「いえーい、やりました」
「なんかなったわね」
ラビットバニー撃破にハイタッチする二人。
「けれど、油断はできないわね」
ラビットバニーは倒されても何度でも蘇ってくる。そして、彼女を倒しても他の怪人幹部や首領の『ドン・フリーダム』が残っている。
「大丈夫、私達なら勝てます」
そう言うとくしなは胸を張った。全裸で。
「うん、とりあえずくしなちゃんは服を着ようか。……私もだけど」
そしてこの状況で唯一戦闘を最優先としていたくしなはラビットバニーに指を向け、自身の【ジャッジメントクルセイド】で攻撃する。降り注ぐ天からの光。
通常であれば、戦闘力差やらユーベルコードの相性やらで当てることすら難しかったであろう攻撃をクリーンヒットさせる。ついでに、携帯端末をいじるのに夢中で放置してあった【赤べこキャノン】撃ち抜き、遠くへ吹き飛ばす。
「ああっ! よくもあーしの赤べこちゃんを! 絶対許さないし!」
兎面が光り、【うさちゃんカンフー】モードとなって高速で接近するラビットバニー。
「速い! けれど!」
戦闘に頭を切り替えたショコは、敵の動きを見切るとリボルバー型ビームキャノン【Swing, swing, swing!!】を抜きざま、熱光線を浴びせる。
「そんな攻撃当たるわけないっしょ!」
跳躍して回避。そして【おはなハッキング】の支配がまだ残っていたのか、空中に花の足場を作り、そこから跳躍してショコに飛び蹴りを浴びせようとする。
「それを待ってた! くしなちゃん!」
「オッケーです!」
ラビットバニーを跳ばせたのはショコの誘導。
「Fire!!」
「全裸とチョコの二重強化、その威力を知りなさい!」
前方からのカウンター気味に入るビーム砲、そしてくしなのジャッジメントクルセイドによる上方からの光線、2つの光がラビットバニーのところで交差する。
「これって十字砲火ってやつ? 合体攻撃とかチョーエモいんですけど……」
その言葉を残し、ラビットバニーは塵となり、骸の海へ還っていった。
「いえーい、やりました」
「なんかなったわね」
ラビットバニー撃破にハイタッチする二人。
「けれど、油断はできないわね」
ラビットバニーは倒されても何度でも蘇ってくる。そして、彼女を倒しても他の怪人幹部や首領の『ドン・フリーダム』が残っている。
「大丈夫、私達なら勝てます」
そう言うとくしなは胸を張った。全裸で。
「うん、とりあえずくしなちゃんは服を着ようか。……私もだけど」
成功
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