全世界決戦体制『黙示録指令先制抑止戦』
――ヨーロッパのDIVIDE支部へと、多数のデウスエクス集団による『明らかに無茶な人類襲撃事件』の予知が、とあるグリモア猟兵から報告される。
戦略も軍令も何もない『ただ闇雲に人類を襲撃してはグラビティ・チェインを簒奪するだけの凶行』であり、ケルベロスや六番目の猟兵による察知及び介入も全く考慮されていない杜撰な作戦だ。
この無軌道かつ散発的な事件には、とある『
十二剣神』が直接関与している。
「その名は『太陽神スーパーアポロン』、グリモアからは『太陽神の称号を冠することからも分かるように非常に強大なデウスエクス』……との事ですが、策謀や軍略に疎く地球の戦力を舐めているとの事ですわ」
今回の事件を予知したグリモア猟兵であるケルベロス、アンジェリカ・ディマンシュ(ケルベロスブレイド命名者・f40793)はそう言ってブリーフィングを開始する。
「スーパーアポロンは自らの配下であるデウスエクス達に『
黙示録指令』を下しましたが……その目的は『人類鏖殺』という大言壮語……」
策も戦略性も何もない、散発的な襲撃であるが……それでも『
十二剣神』、その中でも『太陽神』の名を冠した存在に影響を受けたデウスエクス達は強敵である。
戦闘能力を大幅に強化されるだけでなく、理性や自我を失い本能のままにグラビティ・チェインを簒奪する……つまり人類を殺戮する存在になり果てているデウスエクスが、波濤の如く地球生命に襲い掛かるのだ。
「なので、それらの軍勢が人々に襲い掛かる前にこちらから奇襲を仕掛けるのですわ」
アンジェリカはそう言って次の説明に移る。
「現在『
黙示録指令』を受けたデウスエクスの軍勢は、ヨーロッパの森林地帯の奥に出現しましたわ。そこに先んじて襲撃を仕掛け、都市部への侵攻を阻止するのですわ」
送り込まれる『
黙示録指令』の影響により操られたデウスエクスの軍勢……いや、波濤は全部で三つのフェーズが存在する。
「第一波、第二波は通常の集団戦級デウスエクスを強化した戦闘能力。第三波はボス級……一個体で現場指揮官を担えるほどの、更に強力なデウスエクス『達』ですわ」
つまり、一体に着き複数の猟兵やケルベロスがいて攻略できるデウスエクスが、群れを成している上に理性も自我も無い獣と化して襲い掛かって来るので。
勿論、そのデウスエクス達にも『
黙示録指令』による強化は施されている。
「ですが、第二波のフェーズで
決戦配備が現場に到着し、皆様を支援してくれますわ」
その恩恵を受け、この愚かなる襲撃を阻止する――それが、今回の六番目の猟兵とケルベロスの目的だ。
「皆様、どうかご武運を」
アンジェリカも、典雅な笑みで君達を見送るのであった。
黒代朝希
いよいよ、ケルベロスの物語……
分かたれた世界も大詰めでしょうか。
その時に出てくるは、懐かしき名――因果なものですね。
集団戦、集団戦、ボス戦の純戦シナリオとなります。
第一章は断章無しでプレイング受付、第二章以降は断章投下後にプレイングを受付します。
それでは、皆様の素晴らしいプレイングをお待ちしております。
第1章 集団戦
『クルウルクの落とし子』
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POW : くる う くるうるく!
対象の【全身】に【うごめく植物】を生やし、戦闘能力を増加する。また、効果発動中は対象の[全身]を自在に操作できる。
SPD : くるうるく ゆぐどらす なうぐりふ!
【自身の蔓】を地形に突き刺し、戦場内の地形を滑る【粘液を分泌しながら繁茂する植物】で覆う。滑りやすさは発動時に調節できる。
WIZ : ろう ろう くるうるく!
レベル×10m内のどこかに【おぞましき攻性植物の幻影】を召喚する。[おぞましき攻性植物の幻影]を見た敵は全て、【狂気】によるダメージを受ける。
👑11
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マチルダ・バレンタイン
ケルブレ世界から来たヴァルキュリアの鎧装騎兵
普段着がメイド服
戦闘前にスカウトドローン群を展開し【偵察、索敵、情報収集】をする
戦闘時はバスターグレイブと23式複合兵装ユニットの【エネルギー弾、誘導弾】の【一斉発射、砲撃】で攻撃。
接近戦になったらゲシュタルトグレイブの【切り込み、なぎ払い、急所突き】で攻撃
敵の攻撃は【ジャストガード】で受けるか【第六感、見切り】で回避する。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとは黒代MSにお任せします。
最初に戦場へと辿り着いたのは、マチルダ・バレンタイン(ヴァルキュリアの鎧装騎兵・f40886)。
ケルベロスブレイド世界からやってきた、ヴァルキュリアの鎧装騎兵は普段着としているメイド服を靡かせて『クルウルクの落とし子』……理性を失い全身にうごめく植物を生やしながら目につく生物を鏖殺せんと猛り迫るデウスエクスの群れへと対応。
「みんな、お願い!――『サモン・ヴァルキュリアーズ』!」
起動したユーベルコードの詳細は『自身と同じ装備を持つ歩兵小隊150隊の人数のヴァルキュリアを召喚し、陣形を展開する事で自身も強化する』という代物。
歩兵小隊を組んでマチルダは『バスターグレイブ』と『23式複合兵装ユニット』……銃身下部にグレイブの刀身が取り付けられたバスターランチャーに加えてレールガン、8連誘導弾ポッド、連装レーザー砲を二つずつ揃える事で構成された背部ユニットを活用し、迫り来る植物を撃墜しながら『クルウルクの落とし子』を殲滅していく。
「接近戦に持ち込めれば、チャンスがあると思いましたか?」
一閃――因果律そのものを破壊する、アスガルド神により創造された「選ばれし者の槍」である『ゲシュタルトグレイブ』を振るい肉薄してきた『クルウルクの落とし子』を『デウスエクスが存在する因果』諸共両断し、続いて近くにいた落とし子の心臓を穿つマチルダ――四方八方から迫るデウスエクスの攻撃を、ヴァルキュリアの支援を受けながら最小限の傷と消耗で銀髪の鎧装騎兵は抑え込む。
「さて、まだまだですよ」
右手に『ゲシュタルトグレイブ』を、左手に『バスターグレイブ』を握りマチルダは『クルウルクの落とし子』の群れに挑んでいく――
大成功
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天羽・キリネ
太陽神スーパーアポロン。
軍略には疎いみたいだけど、力押しはそれはそれで厄介ね。
けれど、この世界の人々を見捨てる選択肢などありえないわ。
守り抜くわよ。
第一波は…迫力のある敵ね。
でも問題ないわ。
全部削り切ってあげる!
二丁拳銃を構えて、【銃嵐崩城】!
装甲を削る銃弾の嵐で、うごめく植物ごと削り飛ばしてあげるわ。
うごめく植物がなくなれば戦闘能力増強効果も低くなるのではないかしら。
ならなくてもいいけど。
それに制圧効果もあるから、抑え込むのに役立つはずよ。
「
十二剣神が一柱『太陽神スーパーアポロン』……軍略には疎いみたいだけど、力押しはそれはそれで厄介ね」
露出度の高い格好をして天羽・キリネ(ガンダンサー・f44490)……特務機関DIVIDEに所属している、シャドウエルフのケルベロスはリボルバー拳銃を二丁構えて『クルウルクの落とし子』へと銃撃。
装甲破壊効果を宿す弾丸を二分以上射出するユーベルコード『
銃嵐崩城』を用いてデウスエクスの群れを殲滅していく。
「この嵐に耐えられるかしら……この世界の人々を見捨てる選択肢などありえないわ――守り抜くわよ」
殺到する『クルウルクの落とし子』の群れへとガンスリンガーとして銃撃技能を以て、弾丸を叩き込んでいくキリネ。
更に玄武拳士としての防衛と守護に特化した体術も活用し、デウスエクスのユーベルコード『くる う くるうるく!』による植物操作で差し向けられた蔓を撃ち落としていく。
「迫力のある敵ね……でも問題ないわ。全部削り切ってあげる!」
二丁拳銃を構え、両手でトリガーを引き……ユーベルコードによる装甲を破壊する効果を宿す弾丸を掃射。
蠢く植物ごと削り飛ばすべく、銃弾の嵐を展開するケルベロス。
弾丸が『クルウルクの落とし子』に命中する度に、蠢く植物が吹き飛ばされ……ユーベルコードの効果による戦闘能力増強効果も、減少する。
「まぁ、ならなくてもいいけど――制圧効果もあるから、抑え込むのに役立つはずよ」
やがて制圧効果も活用し……自分の周囲にいる『クルウルクの落とし子』を掃討した後、キリネは一息つくのであった。
大成功
🔵🔵🔵
クローネ・マックローネ
NGなし、絡みOK、アドリブ歓迎
【SPD判定】
強調したい時は「★」を、それ以外の時は「♪」を語尾につけるよ♪
こっちでもアポロンの性格は変わらないみたいだね…♪
地球と猟兵を舐めた事、後悔させてやろうか★
【空中浮遊/空中機動】で滑りやすくなった地面から浮いた状態で行動するね♪
UCは『ワタシの空飛ぶドラゴニアンちゃん達』
ドラゴニアンちゃん達を召喚するよ♪
ドラゴニアンちゃん達は銃器による【弾幕】とドラゴンブレスによる【焼却】、クローネちゃんはネクロオーブから放つ【エネルギー弾】で攻撃するね♪
敵の攻撃は【第六感/見切り/身かわし/空中機動】で可能な限り避けるよ♪
「何というか、同一人物? いや同一デウスエクス……ではないとはいえ、
こっちでもアポロンの性格は変わらないみたいだね……♪」
溜息を付き、クローネ・マックローネ(
闇と
神を従える者・f05148)は自身に宿る『ケルベロスの魂』から呼び起こされる記憶を思い返していく。
彼女が内包しているケルベロスは『
異世界』と呼ばれる世界であるが、そこでも『太陽神』を名乗るデウスエクス『太陽神アポロン』は愚鈍の極みであった。
しかし、そのスペックは『ケルベロスブレイド世界総ての”太陽”、即ち”恒星”を統べる』という特級の権能を保有しているほどであった。
「まぁ、同じ様に頭がアレなら付け入る隙はあるね……地球と猟兵、そしてケルベロスを舐めた事、後悔させてやろうか★」
クローネは飛行を開始。
滑りやすくなった地面から浮いた状態で行動し、距離を離した所でユーベルコード『
ワタシの空飛ぶドラゴニアンちゃん達』を発動。
163人の『漆黒の肌を持つ人派の女性ドラゴニアン』を召喚し、ドラゴンブレスや銃等の遠距離武器で火力支援を行ってもらう。
「こちらも、ネクロオーブを以て……!」
クローネとは死者……『ダークネスと灼滅者、デウスエクスとケルベロス』の魂を大量に取り込み、結果『闇の簒奪者にして、神の蒐集者』というべき埒外を保有する『六番目の猟兵』となった存在。
召喚したオブリビオンを操る、呪われた宝珠を掲げ……呼び出したデウスエクスの力を具現化し、そのまま『クルウルクの落とし子』の群れへと放射するのであった。
大成功
🔵🔵🔵
クロム・チタノ
傾国参戦
我等猟兵を無視しての鏖殺宣言、身の程弁えぬ傲岸不遜な行い誠に不愉快です
その傲慢を正しましょう!
ルイナ、まずは貴女の炎で全身に生やしたうごめく植物を焼き尽くして差し上げなさい
今度は蔓を地面に指して植物で覆いましたか、しかし何やら粘液のようなものを分泌している様子
主が不愉快ならばその下僕も不快ですね?永久懲罰発動、終身氷結
凍える冷風は次第に凍結を引き起こす、やがて分泌した粘液ごと凍らせ氷結の氷の棺に閉じ込めてしまうのです
如何なる植物も温度が無ければ繁殖不可能、さてそれでは朱鳥トドメを、鬼の力を解き放ち氷の棺ごと砕いてしまいなさい!
さあ、愚かしい妄言の代償を払って頂きましょう
ルイナ・ラヴ
傾国参戦
なんと無謀かつ邪悪な、『人類鏖殺』など決して捨て置けません!
その身をうごめく植物で鎧うとはなんと奇怪な
ええクロムさん【援護射撃】します、妖刀開放、蒼き炎に焼かれて消えろ!
蒼炎に炙られて堪らず粘液を分泌して炎を消したようですがそれはクロムさんの前では悪手ですね
冷風は粘液の温度を極端に下げ、凍結させて身動きを封じてしまうのですから
氷の棺が完成ですね、お見事な手並みです!
ならば後は朱鳥さんにお願いします、吸血鬼も西洋の鬼なのでしょうが東洋の鬼の怪力は侮れませんね、瞬く間に氷の棺に閉じ込められた者共を砕き尽くすとは
さあ、悪逆無道を止めに参りましょう!
山岡・朱鳥
傾国参戦
これはまた、大言壮語を宣ったものねえ?私達猟兵をナメてるみたいなら思い知らせるだけよ
まずは二人のターンね、私は鬼の血の【封印を解く】のと【力溜め】でいつでも暴れられる準備をしとこうかしら
植物は炎に弱いと相場は決まっているけど、それと同じだけ寒さもまた弱点よね?
あっという間に凍結してしまったみたいね、棺に入れる手間が省けて良いんじゃない?
まあ、その氷で出来た棺ごと砕くんだけどねえ!
鬼の血よ、目覚めろ!
鬼の戦鎚を【限界突破】した【怪力】で思いっきり叩き付けてあげるわ
氷の棺に閉じ込められた状態で避けることなんて不可能だしね、そのまま砕け散りなさい!
さあて、猟兵を侮るとどうなるか教えてあげるわ
「我等猟兵を無視しての鏖殺宣言、身の程弁えぬ傲岸不遜な行い……誠に、不愉快です」
クロム・チタノ(傾国狂戦士・f32170)は顔を顰め、迫り来る『クルウルクの落とし子』を纏めて凍結し粉砕していく。
ユーベルコード『
凍える無慈悲な氷の棺』による凍える冷風を放って足止めの凍結を展開し、氷結の氷の棺に閉じ込める異能は広域に広がり、植物の肉体を持つデウスエクスを次々と凍てつかせていく。
「その傲慢を正しましょう!――ルイナ、まずは貴女の炎で全身に生やしたうごめく植物を焼き尽くして差し上げなさい。動きは封じてあります」
「ええクロムさん……しかし、その身をうごめく植物で鎧うとはなんと奇怪な……」
クロムはルイナ・ラヴ(戦う魔術研究者・f38750)にユーベルコード『
蒼き炎の妖刀』の発動を命じ、凍結して動けなくなった『クルウルクの落とし子』を焼却する様に計らう。
ルイナの方も『妖刀より放たれた蒼炎』を放出し、植物操作ユーベルコード諸共焼き尽くしていく。
「蒼炎に炙られて堪らず、粘液を分泌して炎を消したようですが……クロムさんの前では悪手ですね」
「主が不愉快ならばその下僕も不快ですね?――永久懲罰発動、終身氷結」
対抗する様に『クルウルクの落とし子』が放った『粘液を分泌しながら繁茂する植物で全身を覆うユーベルコード』も、クロムの凍結系ユーベルコードとの相性差で封じられる。
「しかし、まぁ……大言壮語を宣ったものねえ?――私達『六番目の猟兵』をナメてるみたいなら、思い知らせるだけよ」
そこに山岡・朱鳥(呪われた鬼の血・f41465)が加勢――クロムとルイナが『クルウルクの落とし子』と交戦していた時間、自身の肉体に宿る鬼の血の封印を解放し、そのまま力をチャージしていた彼女は、刀が通じない頑丈な相手に対抗するためのウォーハンマー『鬼の戦鎚』を取り出す。
「植物は炎に弱いと相場は決まっているけど、それと同じだけ寒さもまた弱点よね?」
瞬間、目に留まらぬ速さで『クルウルクの落とし子』の氷像へと肉薄し――そのまますれ違いざまに次々と『鬼の戦鎚』を叩き付け、粉砕していく朱鳥。
氷の棺に閉じ込められた状態で避けること等、不可能……まして現在、朱鳥はユーベルコード『
剛力戦鎚打ち』を発動しているのだ。
例え身動きが取れる状況であっても、戦槌の一撃で粉砕される運命は変わっていなかったのは想像に難くない――
「そのまま砕け散りなさい!」
「見事なお手並みです!」
「ああ――さて、如何なる植物も温度が無ければ繁殖不可能……そして、先に交戦した猟兵によって個体数が減っている模様です」
朱鳥が一通り氷像になったデウスエクスを粉砕し、ルイナがその手並みを称賛した所でクロムが声を掛ける。
現在、第一波のデウスエクスの軍勢は壊滅状態……だからこそ、クロムは掃討戦に移る事を宣言。
「さあ、愚かしい妄言の代償を払って頂きましょう」
「ええ――悪逆無道を、止めに参りましょう!」
「さあて……猟兵――『六番目の猟兵』を侮るとどうなるか、教えてあげるわ」
そうして三人は一斉にユーベルコードを起動。
クロムが粘膜で防御しようとする『クルウルクの落とし子』の全身を粘膜ごと凍結させ、ルイナが蒼き炎を放射して焼き尽くし、朱鳥が『鬼の戦槌』で粉砕していく。
このコンビネーションは、デウスエクス『クルウルクの落とし子』という植物の特性を持つ種族にとって絶望的なまでに相性が悪い。
クロムが言っていた通り、低温や高熱に植物は非常に弱い。
例えユーベルコード等の効果で強化されても、同じ属性を持つユーベルコードをぶつけられれば……結果は、答えるまでも無い。
『くる う くるうるく!』
『くるうるく ゆぐどらす なうぐりふ!』
『くるく――』
「うるさいわよ」
鳴き声を上げながら、最後の三個体が朱鳥達に襲い掛かり……ルイナの蒼き炎とクロムの凍結現象が飛来する前に、一体は『鬼の戦槌』によって叩き潰される。
「永久懲罰発動、終身氷結――『
凍える無慈悲な氷の棺』」
「蒼き炎に焼かれて消えろ――『
蒼き炎の妖刀』」
やがて残る二体も……それぞれ凍結と焼却の結末に、辿り着くのであった。
大成功
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第2章 集団戦
『ユミルの子』
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POW : 感染拳撃
自身の【拳】を【病魔】化して攻撃し、ダメージと【侵食】の状態異常を与える。
SPD : 苦痛の叫び
【病毒に爛れた喉】から大音量を放ち、聞こえる範囲の敵全員を【恐怖】状態にする。敵や反響物が多い程、威力が上昇する。
WIZ : 肉片融合
全身を【自身の肉体から千切れた肉片】で覆い、自身が敵から受けた【負傷】に比例した戦闘力増強と、生命力吸収能力を得る。
👑11
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第一波である『クルウルクの落とし子』を全滅させても、まだ『
黙示録指令』は終わらない。
第二波たる軍勢『ユミルの子』がたった今、到着した。
彼らも理性等は失われている……だからこそ、その『病毒肉体』を用いるユーベルコードは脅威となり得る。
ましてや、軍勢を成しているのだ。
「――到着しました!
決戦配備、準備完了です!」
だからこそ、ケルベロスと六番目の猟兵は自分達だけで戦わない。
――やってきたのは、
決戦配備を届けにやってきた決戦都市の人々。
彼らの応援を受けて、君達は『ユミルの子』の軍勢に立ち向かうのだ。
プレイングボーナス:
決戦配備を活用する。
クローネ・マックローネ
NGなし、絡みOK、アドリブ歓迎
【POW判定】
強調したい時は「★」を、それ以外の時は「♪」を語尾につけるよ♪
決戦配備は「ディフェンダー」を要請★
バリケードを構築してもらって、『ユミルの子』の軍勢が近づきにくい状態にしてもらうよ♪
離れた位置から一方的に攻め立てるね♪
UCは『クローネちゃんのアイスエルフ軍団★』
アイスエルフちゃん達を召喚するよ♪
アイスエルフちゃん達は氷結輪による【切断】と氷のブレスによる【凍結攻撃】、クローネちゃんはネクロオーブから放つ氷属性の【エネルギー弾】による【凍結攻撃】で戦うね♪
敵の攻撃は【第六感/見切り/身かわし/空中機動】で可能な限り避けるよ♪
「
決戦配備は「ディフェンダー」を要請★――バリケードを構築してもらって、『ユミルの子』の軍勢が近づきにくい状態にしてもらうよ♪」
クローネ・マックローネ(
闇と
神を従える者・f05148)は、離れた位置から一方的に攻め立てるべく『ディフェンダー』の
決戦配備による多種多様な防御障壁を展開。
彼我……デウスエクスと『ケルベロス』の間に障壁が張り巡らされた事で、拳を病魔化させて攻撃するユーベルコード『感染拳撃』を遮り、クローネが一方的に遠距離攻撃する状況を創り出していく。
「アイスエルフちゃん達を召喚するよ♪――『
クローネちゃんのアイスエルフ軍団★』……!」
クローネが内包する魂の内、163体の『漆黒の肌を持つ色っぽいアイスエルフ』がクローネに跪く形で召喚され、氷属性の攻撃を執行。
氷結輪等の武器を投げつけ、氷雪の特性を宿すブレス攻撃で『ユミルの子』をアイスエルフ達は薙ぎ払っていく。
「勿論、クローネちゃんの魂に内包されている魂がこの子達だから……クローネちゃん自身も、この子達の属性を引き出せるんだよ★」
ネクロオーブを掲げ、氷属性のエネルギー弾を展開。
デウスエクスの軍勢に殺到する凍結現象を引き起こす弾丸が、着弾すると同時に『ユミルの子』の肉体を凍結させていく。
「さ、どんどん行こう!」
元気な声を上げ、クローネはアイスエルフ達と連携しながら『ユミルの子』の群れを氷像に変えていくのであった。
大成功
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天羽・キリネ
第二波の到着ね。でも目的は変わらない。
あいつらを倒して人々を守る。それだけよ。
同じ到着でも、決戦配備の到着はありがたいわね。
それじゃあ、スナイパー支援を要請するわ。
ユミルの子、やつらの拳は厄介よ。だから遠距離から支援攻撃してもらうわ。
そして、ユミルの子がミサイル砲台や狙撃部隊のもとへ行かないよう、押しとどめる役目を私が担うわ。
二丁拳銃で【銃嵐崩城】。
銃弾の嵐で削り尽くしてあげる。
敵の攻撃は見切って躱すわ。
容易に当てられると思わないことね。
「第二波の到着ね……でも目的は変わらない」
天羽・キリネ(ガンダンサー・f44490)に取ってやるべき事はただ一つ――ケルベロスディバイドの民間人の保護である。
「あいつらを倒して人々を守る――それだけよ」
両手にリボルバー銃を構え、キリネは『ユミルの子』達へと銃撃を決行。
再びユーベルコード『
銃嵐崩城』を起動させ、二丁拳銃から装甲破壊効果を宿す弾丸を射出していく。
「それに、同じ到着でも
決戦配備の到着はありがたいわね……それじゃあ、スナイパー支援を要請するわ」
瞬間、遠方から『ユミルの子』へと狙撃弾幕が突き刺さる。
眉間や左胸、腹部などを穿つように張り巡らされる弾幕は、デウスエクスを撃滅する事は無くとも……ケルベロスであるキリネの銃撃を決定的な致命打にする効果が確かにあった。
「ユミルの子、やつらの拳は厄介……だから遠距離から支援攻撃してもらうわね」
動きやすさ重視の服を纏い、2丁の拳銃を用いて戦うキリネにとって被弾とは致命的なもの。
増しては病毒を纏う拳を振るう『感染拳撃』というユーベルコードは、絶対に食らってはいけない攻撃であった。
「銃弾の嵐で削り尽くしてあげる……容易に当てられると思わないことね」
銃弾の雨嵐を展開し、デウスエクスの装甲を破壊する。
更に制圧効果によってミサイル砲台や狙撃部隊の元へ『ユミルの子』が赴かない様にするという徹底的な戦術が、キリネの優位を保ち続ける要因であり……
「さ、この嵐に耐えられるかしら……?」
遠距離から一方的に、弾幕を用いて『ユミルの子』をシャドウエルフのケルベロスは鎮圧していくのであった。
大成功
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クロム・チタノ
傾国参戦
成る程、良い装備です、私はクラッシャーを用いてUCの威力を上昇させましょう
全身が病魔で覆われている相手とまともにぶつかるのは得策ではありませんね
ルイナは敵の初撃を盾で受けつつ使い魔を用いて撹乱して下さい、後はこちらのターンそして反撃の暇は与えません
朱鳥は鬼術を使用して敵の動きを封じて下さい、チタノドライブ始動、反抗粒子砲発射
この身は兵士にして兵器、顔のキズさえ使命を遂行する為の武器なのです、その炎は消えませんよ?貴方達の暴虐に抗する強い反抗の思いが炎となりその身を炙り続けるのです
敵は最早まともに戦える状態ではありません、切り込み殲滅して下さい、しかし油断はしないようにお願いします
ルイナ・ラヴ
傾国参戦
悍ましき落し子の群れですね、我等猟兵がその宿痾ごと骸の海に還しましょう
当代の主にして王ルイナ・ラヴの名の下に
今回は敵の初動を受ける盾、ならばディフェンダーで凝血の盾の耐久力を上げるのみ
次なる一手は使い魔たるコウモリ達よ、超音波攻撃で敵陣を混乱に陥れなさい!
これは朱鳥さんのUCですね、洪水が音波で撹乱されている敵の膝下を流れ足の自由を奪って行く
クロムさん、そんなところからも攻撃を放てるとは、これは敵も虚を突かれたでしょう!
敵は身動きを封じられ炙られ混乱しての三重苦、しかし悪意の化身に情けは無用!妖刀の力を開放して朱鳥さんと共に残敵に斬り込みます
相手は病魔の群れ、最後まで油断なく参ります!
山岡・朱鳥
傾国参戦
鬼には暴虐が似つかわしい、ならば私が選ぶデバイスはクラッシャーね
成る程、凝血の盾なら相手の侵食を受けずに防御出来るわね
混乱しているところに失礼、知っている?山岡の鬼には三つの眼がある、それに因んだ三つの魔術もね!
大規模な洪水は膝下まで浸水して下半身の自由を完全に奪う、その状態ではクロムの攻撃を防ぐことも躱すことも出来ないでしょうね!
燃えてるところに悪いけど妖刀を紅蓮の炎で包んで更なる追い討ちよ?
最後まで手抜きはしないわ、疾風の魔力で私とルイナのスピードを強化して混乱している敵に駄目押しで斬り込むわよ
火傷と洪水で動きの鈍った敵の動きじゃこの速度は捉えられない、傾国は皆非情なのよ?
「成程、良い装備ですね……私はクラッシャーを用いてユーベルコードの威力を上昇させましょう」
全身が病魔で覆われている相手とまともにぶつかるのは得策ではない――クロム・チタノ(傾国狂戦士・f32170)は堅実な結論を下す。
決戦配備の中でも攻撃力強化に特化した恩恵を授かり、クロムは『
反抗粒子砲』を発動――
射出されるは『自身の顔の傷口から発射する光線』……このクロムの攻撃に合わせ、ルイナ・ラヴ(戦う魔術研究者・f38750)はディフェンダーの効果により『凝血の盾』の耐久力を上げて防御していく。
「ルイナは敵の初撃を盾で受けつつ、相手の使い魔を用いて撹乱して下さい、後はこちらのターンですからね」
「分かりました――悍ましき落し子の群れ、我等猟兵がその宿痾ごと骸の海に還しましょう」
ユーベルコード『
主にして王成り』を本格発動し、『凝血の盾』だけでなく『妖刀の力の解放』と『超音波を発する使い魔のコウモリ達』の術を行使し、ルイナは『ユミルの子』を追い詰める。
超音波攻撃で敵陣を混乱に陥れながら、妖刀の力を解放して斬滅――その様子を、三人目の猟兵が見据えていた。
「鬼には暴虐が似つかわしい、ならば私が選ぶデバイスは……クラッシャーね」
山岡・朱鳥(呪われた鬼の血・f41465)――サムライエンパイアの今は滅んだ武士の家系の生まれであり、先祖が禁断の鬼の力に手を出した事で一族が呪われ鬼の血が混ざった混血存在。
「混乱しているところに失礼――知っている? 山岡の鬼には三つの眼がある……それに因んだ三つの魔術もね!」
そのユーベルコードの名は『鬼術「鬼の三眼
」』……『鬼の妖刀を強化する紅蓮の炎』、『敵の移動速度を低下させる足止めの洪水』、『自身のスピードを上げる疾風の魔力』の三つで己を強化し、現象を行使する異能だ。
今回朱鳥は『敵の移動速度を低下させる足止めの洪水』を展開――膝下まで浸水し、下半身の自由を完全に奪う大規模な洪水が『ユミルの子』らの動きを封じる。
「その状態ではクロムの攻撃を防ぐことも躱すことも……出来ないでしょうね!」
クロムの『
反抗粒子砲』を喰らい、炎上する『ユミルの子』へと朱鳥は『鬼の妖刀を強化する紅蓮の炎』で追撃。
更に『自身のスピードを上げる疾風の魔力』を応用して『自身とルイナのスピードを強化』する事で、他者にもスピード強化を施す事に朱鳥は成功……そこにルイナも追撃を繰り出す。
「最後まで手抜きはしないわ……悪く思わないで、とは言わないわ」
「敵は身動きを封じられ炙られ混乱しての三重苦……しかし悪意の化身に情けは無用!」
「敵は最早まともに戦える状態ではありません……切り込み殲滅して下さい」
クロムの指示に従い、ルイナと朱鳥は駄目押し――トドメを刺していく。
「油断はしないようにお願いしますね」
「相手は病魔の群れ、最後まで油断なく参ります!」
「火傷と洪水で動きの鈍った敵の動きじゃこの速度は捉えられない……傾国は皆、非情なのよ?」
やがて
決戦配備の恩恵を受け、強化された傾国の面子は『ユミルの子』を完全殲滅するのであった――
大成功
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第3章 ボス戦
『魔竜デストラクション・ブラック』
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POW : 殲滅!デストラクション・インパクト
単純で重い【前足】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
SPD : 焼却!デストラクション・ブレス
【口】から【超高熱のドラゴンブレス】を放ち、レベルm半径内の敵全員を攻撃する。発動前の【タメ】時間に応じて威力アップ。
WIZ : 召喚!クリエイション・サヴァント
レベル×1体の【竜牙兵やオーク、ドラグナー】を召喚する。[竜牙兵やオーク、ドラグナー]は【炎】属性の戦闘能力を持ち、十分な時間があれば城や街を築く。
👑11
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ーー迸るは、竜の咆哮。
本来、一体で戦況を指揮出来るほどの実力を持つデウスエクス『魔竜デストラクション・ブラック』が、群れを成してやってきたのだ。
無論、
決戦配備を持ってしても依然として危機である。
これを打破するために……猟兵とケルベロスよ、全霊を尽くせ。
天羽・キリネ
…ドラゴンの大軍。スーパーオーダーで戦闘力が上がってることもあって、間違いなく脅威ね。
でも負けてあげるわけにはいかないのよね。
いえ、違うわね。
掛かってきなさい。全員倒してあげる。
ジャマーの決戦配備を要請するわ。
バイオガス散布や戦闘ヘリによる攪乱をしてもらうわ。
そして私は【銃踊】。
ひらり、ひらりと踊るように動いて翻弄し、攻撃を回避。
何処を見ているのかしら?私はこっちよ。
ちゃんと狙わないと私に攻撃を当てることなどできないわよ?
隙あらば竜鱗すら穿つ(鎧無視攻撃)銃弾を撃ち込んでいくわね。
「……ドラゴンの大軍。
黙示録指令で戦闘力が上がってることもあって、間違いなく脅威ね」
その暴威を前に、天羽・キリネ(ガンダンサー・f44490)は両手に握るリボルバー銃を握り締める。
迫り来る『魔竜デストラクション・ブラック』の軍勢を前に、笑みを浮かべながら。
「でも負けてあげるわけにはいかないのよね……いえ、違うわね」
ユーベルコード『
銃踊』、発動。
二丁拳銃、格闘、刃物で攻撃を行い一つでもダメージを与えた場合、再行動を可能とする異能。
――そう、集団戦において無類の強さを発揮するユーベルコードだ。
「さぁ、始めましょう。私たちのダンスを――掛かってきなさい。全員倒してあげる」
瞬間、戦場全体にバイオガス散布や戦闘ヘリによる攪乱が実施される。
ジャマーの
決戦配備による攪乱攻撃であり、理性と自我が無い
獣の群れ相手でもそれは非常に有効であった。
「何処を見ているのかしら?――私はこっちよ」
バイオガスで視覚と嗅覚を潰された『魔竜デストラクション・ブラック』の一体に、キリネは弾丸を叩き込んでそのまま連撃を開始。
瞬く間にナイフと日本刀で切り刻んでいき、解体した後……すぐ隣にいた『魔竜デストラクション・ブラック』に弾丸を打ち込んでいく。
「ちゃんと狙わないと私に攻撃を当てることなどできないわよ?」
隙あらば、竜の固い鱗……ドラゴンの鎧を穿つ銃弾を叩き込み、キリネは『魔竜デストラクション・ブラック』の群れに立ち向かっていく――
大成功
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マチルダ・バレンタイン
【POW】
絡み・アドリブ歓迎
ポジション:スナイパー
最後はドラゴンの群れですか。ダメ押しのつもりでしょうがやらせませんよ。
UCで呼び出したヴァルキュリア達に射撃陣形を組ませて攻撃力を上昇させます。
スナイパーの支援射撃を受けつつ、バスターグレイブと複合兵装ユニットの【砲撃・誘導弾・レーザー射撃】の【一斉発射・弾幕・範囲攻撃】による【制圧射撃】で敵を削りつつ、接近戦距離になったら【切り込み・薙ぎ払い・急所突き】で対応します。
敵の攻撃は【第六感・見切り・心眼】で回避するか【ジャストガード・盾受け】で防御したのちに【カウンター・シールドバッシュ】で反撃します。
「ここは通しません!」
「最後はドラゴンの群れですか――ダメ押しのつもりでしょうがやらせませんよ」
マチルダ・バレンタイン(ヴァルキュリアの鎧装騎兵・f40886)は
決戦配備のスパイパーを要請。
ユーベルコード『サモン・ヴァルキュリアーズ』によって呼び出したヴァルキュリア達に射撃陣形を組ませて攻撃力を上昇させていく。
その数、151歩兵小隊――その人員、いやヴァルキュリア達がマチルダと同じ装備を着用し、陣形を展開しているのだ。
「ここは通しません!」
戦乙女の名に違わず、マチルダとヴァルキュリア達の歩兵小隊は『バスターグレイブ』と『複合兵装ユニット』による砲撃と白兵戦等を『魔竜デストラクション・ブラック』へと敢行。
数の力と利を活用し、そのままドラゴンの群れを押していく……!
「と、危ないッ!」
近づきすぎたヴァルキュリアの一人を、マチルダは救助――前足を叩きつけるドラゴンのユーベルコード『殲滅!デストラクション・インパクト』は、地面のみを叩き粉砕。
これは『魔竜デストラクション・ブラック』の隙となり、マチルダはヴァルキュリア達に指示を出してレールガン二つ、8連誘導弾ポッド二つ、連装レーザー砲二つで構成された背部ユニットを自身を含めて全員分展開。
そのまま、レールガンやレーザー砲の砲撃を開始――ユーベルコード『殲滅!デストラクション・インパクト』を外して体勢を崩したドラゴンを飲み込み、粉砕していく。
「さぁ、このまま殲滅しましょう!」
ヴァルキュリア達を鼓舞しながら、マチルダは『バスターグレイブ』を構えて残ったドラゴンに切り込む。
その姿が、ヴァルキュリア達の士気を向上させるのに十分なものであった。
大成功
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クロム・チタノ
傾国参戦
魔竜は古来より退治されるが運命、ならば傾国の力を以てその暴虐に反抗しましょう
ルイナは魔法陣を展開して備えておいて下さい
次は私が皆の盾となり敵を封じましょう、デバイスはディフェンダーを選択、モード変更ヒツギを展開
氷の棺に変形して敵の攻撃を受け止めつつ凍結波で敵の肉体を凍結させて行きます
口も手足も凍ればブレスも巨足での攻撃も不可能、成る程召喚ですか?中々芸達者な魔竜ですね
出番です朱鳥、禁足地を侵す者に罰を、此処からは魔竜の領域では無い事を教えて上げなさい!
天変地異の前には召喚された魔物等成す術無し
さあルイナ今こそ終焉の木漏れ日を、月と大地と海原に絆の縁は最早無い、ならば
山岡・朱鳥
傾国参戦
装備するデバイスはそのままクラッシャーを使用
最後の最後でまた厄介なのが現れたわね?それでも私達が成すべきことは変わらない、鬼の進軍魅せようぞ!
いくら竜って言ってもトカゲ、凍結を防ぐ手立ては無いわ、性懲りもなく雑魚共の召喚かしら?
いいわ、此処からは鬼の禁足地、ここは禁忌の恐処、踏み入った報いを受けなさい!
クロムの氷を氷塊の大津波に変えて魔竜ごと召喚された魔物共を呑み込むわ
煉󠄁獄の火炎が大竜巻となり動けない相手を一掃する、私はオニ、鬼の山岡よ!
後はルイナに任せるわ、天変地異の後には終焉が訪れる、無慈悲な木漏れ日によってねえ!
ルイナ・ラヴ
傾国参戦
この戦いに逢魔ヶ刻が訪れたのです、ならば私はクラッシャーを装備して魔術に集中するのみ
クロムさんの氷の棺は攻防一体、護りと共にその凍結波が魔竜の全てを凍てつかせてしまいます
鬼の力は天変地異と云う大いなる厄災となり召喚された全ての魔物呑み込みそのまま凍える魔竜の肉体さえも破壊して行きます
ええクロムさん、ならば逢魔が刻をくれ!
極彩色の魔法陣が重なり合って無慈悲なる終焉の木漏れ日を魔竜の上に落とすのです
竜退治は斯くして閉幕、この世界に迫る危機も一応の排除が出来ましたね
しかし世界に災いある限り我等猟兵の戦いは終わりません、しかし今だけは、|万来の喝采を《一時の平穏を》!
「魔竜は古来より退治されるが運命、ならば傾国の力を以てその暴虐に反抗しましょう――ルイナは魔法陣を展開して備えておいて下さい」
「ええクロムさん――ならば逢魔が刻をくれ!」
クロム・チタノ(傾国狂戦士・f32170)の言葉に対し、ルイナ・ラヴ(戦う魔術研究者・f38750)は猛々しく叫ぶ。
ユーベルコード『
色彩豊かな終焉へ』、発動……それは逢魔ヶ刻の訪れを合図として、予め仕掛けておいた複数の『極彩色の魔方陣』で囲まれた内部に『終焉の木漏れ日』を落とす現象展開ユーベルコード。
「次は私が皆の盾となり敵を封じましょう……ディフェンダー選択、モード変更ヒツギを展開」
その起動を完遂させるべく、クロムはユーベルコード『
凍える力の棺』を発動。
対象の攻撃を軽減する氷の棺に変身しつつ、凍結波で攻撃するユーベルコードがルイナに迫る竜牙兵やオーク、ドラグナーと炎属性の現象と魔法を凍てつかせる。
「この戦いに逢魔ヶ刻が訪れたのです、ならば私は……魔術に集中するのみ!」
「その通りよ……しかし、最後の最後でまた厄介なのが現れたわね?」
クラッシャーの
決戦配備を以て『極彩色の魔方陣』の出力を上昇させていくルイナ。
その隣に、山岡・朱鳥(呪われた鬼の血・f41465)……彼女は鬼の妖刀「山岡」が放つ真紅の輝きを制御し、ドラゴンの群れに切り込んでいく。
「それでも私達が成すべきことは変わらない、鬼の進軍魅せようぞ!」
ユーベルコード『
禁忌【鬼の災い】』を発動――クロムの放つ冷気を媒介として、鬼の災いを朱鳥は練り上げていく。
「いくら竜って言ってもトカゲ、凍結を防ぐ手立ては無いわ――その上で、性懲りもなく雑魚共の召喚かしら?」
クロムが放つ氷を氷塊の大津波に変え、魔竜ごと召喚された魔物共を呑み込んでいく朱鳥。
「口も手足も凍ればブレスも巨足での攻撃も不可能ならば……成る程召喚ですか? 中々芸達者な魔竜ですね」
その光景を見て、クロムは皮肉を放つ。
――ルイナが構築した『極彩色の魔法陣』が重なり合い、慣性……『無慈悲なる終焉の木漏れ日』が魔竜の上に落とされると同時に。
「と、生き残りも居ましたか……出番です朱鳥、禁足地を侵す者に罰を、此処からは魔竜の領域では無い事を教えて上げなさい!」
「ええ……私はオニ、鬼の山岡よ!」
煉󠄁獄の火炎が大竜巻となり、生き残ったが動けない『魔竜デストラクション・ブラック』の残党を一掃。
ダメ押しとしてクロムが絶対零度の氷の礫の弾幕を放ち、押し潰していく。
「竜退治は斯くして閉幕……この世界に迫る危機も、一応の排除が出来ましたね」
「ええ、竜と鬼とは本来結びつきが強いものだけど……」
「反抗はなりました。チタノも礼賛しているでしょう」
傾国の奮闘により
十二剣神『太陽神スーパーアポロン』が放った『
黙示録指令』による地球生命の虐殺は阻止された。
正に、ルイナの言う通り危機を排除出来た事なのだろう。
「しかし世界に災いある限り……我等猟兵――『六番目の猟兵』の戦いは終わりません」
そう、大きな戦いを交えて『六番目の猟兵』が勝利しない限り世界における平和は訪れない。
だけど、今だけはこう宣言しても良いだろう。
「――
万来の喝采を!」
ルイナの言葉は、ケルベロスディバイドの世界に響いていくのであった。
大成功
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