ゲルマン・ギョウザ・グローバル作戦
「ゲルマン・ギョウザ・グローバル作戦……通称『GGG』の目的とは一つ、この世界を真に統べるお方であるグローバルジャスティス様のオブリビオン・フォーミュラ化への布石である」
今は亡き大首領……レオナルドダヴィンチ、かつてご当地怪人の名手となったラグナロクである存在に哀悼を示した後、五大ご当地幹部の一人『ゲルマンシャーク』は宇都宮餃子怪人達へと語り掛ける。
「ジャスティスベースがあるフィレンツェも既に灼滅者勢力に制圧済み。故に他にオブリビオン化しているご当地幹部にドーター・マリア等……各地で奮闘している同胞にも連絡がつかない」
最早、滅びたオブリビオンダークネス達はほぼ同志と言っていいのだがしかし、そこは旧きダークネス。
足並みをそろえるのは難しい。
「我らご当地怪人ならば違うのだが……通信網の遮断だけはどうにもならぬ」
苦り切った顔で、しかし『ゲルマンシャーク』は諦めない。
「『
GGG』作戦とは、宇都宮市に点在する餃子ショップ……栃木県のご当地怪人の拠点であった場所から餃子販売を用いてご当地パワーを獲得し、グローバルジャスティス様の復活の礎とする……其れさえできれば」
彼は見上げる。主の形見と言える品物を――『ダークネス強化改造施設』。
栃木県の郊外の地下深くにあるその秘密基地に、遂に辿り着いたご当地幹部は凛然と戦いを始めていく。
「――ご当地怪人の誇りはここにあり! そしてそれ以上に――グローバルジャスティス様に栄光あれ!」
本来ならオブリビオンの軍団が出来上がり、人類社会を脅かす事が可能な装置を……大首領の復活に賭けるべく、ドイツのご当地幹部は宣する。
全ては、本来の『世界の支配者』に捧げる忠誠の為にであった。
「ご当地怪人の大首領『グローバルジャスティス』、その最大の武器は圧倒的なカリスマによる全ご当地怪人の極限まで極まった忠誠心と言えるでしょう」
その為、彼の形見である『ダークネス強化改造施設』がその直属の配下であるご当地幹部に手に渡れば……予知の通りとなる。
「何せ『グローバルジャスティス』はご当地怪人のサイキックハーツ……オブリビオン・フォーミュラの資格は確かに持ち合わせているでしょう」
故に、かの大首領がオブリビオン・フォーミュラとして蘇る事は避けなければならない。
グリモア猟兵として七草・聖理(光の弓矢は闇無き世界で始まる・f43834)は武蔵坂学園に集まった灼滅者やエスパー、ダークネス……そして六番目の猟兵達に話の続きを聞かせていく。
「現在、宇都宮市を中心として栃木県各地では新規ブランドの餃子チェーン店が展開されています。これは勿論、ご当地怪人の工作によって開かれたご当地パワーの収集作戦です」
この栃木県中のご当地パワーを集め、今回『GGG』作戦を進めているご当地幹部『ゲルマンシャーク』は『グローバルジャスティス』をオブリビオン・フォーミュラ化させようと四苦八苦している。
其れを阻止するために、まずは件の餃子店へと潜入する事だ。
「ある程度潜入し、殴り込める余地や準備を整えたら『宇都宮餃子怪人』との戦いになります。フライ返しによる吹き飛ばし攻撃や餃子の皮包みによる無力化ユーベルコードを使いますので、それらへの対策準備を整えて戦って下さい」
彼らを制圧した後は、店内のバックヤード内に存在する物資や情報から割り出した地下秘密基地へと殴り込み『ゲルマンシャーク』との対決となる。
「飛行能力とゲルマンのご当地パワーを用いたダークネス召喚・強化のユーベルコードを用いますが、皆さんなら敵わない相手ではない筈です」
だからこそ、油断はなさらない様――聖理はそう言って君達を見送るのであった。
黒代朝希
ご当地怪人シナリオ、第二弾です。
今度はゲルマンシャークの物語となります。
第一章。
宇都宮市周辺で展開している新規餃子チェーン店……ご当地怪人の作戦拠点に潜入し、餃子を食べたりしながら襲撃の準備などを済ませる章となります。
第二章。
今回の作戦を行っていた『宇都宮餃子怪人』達との戦いです。
こちらが強襲する為、有利に立ち回れるでしょう。
第三章。
栃木県中のご当地パワーを回収し『グローバルジャスティス』を復活させようとしていた『ゲルマンシャーク』との戦いです。
地下の秘密基地内での戦いですが、広々としている為『ゲルマンシャーク』得意の空中戦は十分に発揮できます。
十分に準備を整えて、戦いを挑んでください。
それでは、皆様の素晴らしいプレイングをお待ちしております。
第1章 冒険
『やけに賑やかなお店を調査しよう!』
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POW : 流れに任せて色々見よう
SPD : こっそりサンプルを取ってみよう
WIZ : 観察してみよう
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クローネ・マックローネ
NGなし、絡みOK、アドリブ歓迎
【WIZ判定】
真剣口調でいくよ
ご当地怪人のサイキックハーツ『グローバルジャスティス』…
灼滅者達は彼等を超えて今という可能性を掴み取ったんだ
それをひっくり返させる訳には、いかないね
さて、まずは
新規餃子チェーン店に潜入しようか
UC『クローネちゃんのご当地怪人変貌★』でご当地怪人形態に変身して、堂々と潜入するね
【演技】技能でご当地怪人らしく振舞うよ
餃子を食べたりしながら、拠点内の【情報収集】を行い、襲撃の準備を進めるよ
「ご当地怪人のサイキックハーツ『グローバルジャスティス』……
灼滅者達は彼等を超えて今という可能性を掴み取ったんだ」
更に言えば『グローバルジャスティス』は全てのご当地怪人が辿る末路……ダークネス種族の絶滅が確定したとはいえ、最後には自らの理想を灼滅者に託したのだ。
託された想いを穢させるわけにはいかないと、クローネ・マックローネ(
闇と
神を従える者・f05148)はユーベルコード『
クローネちゃんのご当地怪人変貌★』を発動する。
「ご当地パワーを上手く使えば空も飛べる……皆知ってるね?」
ご当地怪人に変身するユーベルコードを用い、クローネは餃子チェーン店へと堂々と潜入。
ユーベルコードによる変身だ、ここにゲルマンシャークなど高位のご当地怪人がいたなら兎も角として、末端が早々見破れるものではない。
「餃子は? ホラ、ご当地名物を食べておかないと」
「ああ、それは正気の沙汰ではないからな。ほらよ」
すぐ傍で餃子を焼いていたご当地怪人から餃子を受け取り、バックヤードで餃子を食べ進めていくクローネ。
演技の技能もあり、餃子チェーン店に配備されたご当地怪人には疑われていない様子だ。
「……ひっくり返させる訳には、いかないね」
あの初夏の大決戦……その中で全てをかけて破れた男の無念と希望を抱き、灼滅者はサイキックハーツの摂理を完全に否定し覆した。
無駄にはしない――心中でそう呟きながら、クローネは襲撃の準備と情報収集を進めていくのであった。
大成功
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勝沼・澪
大人しく改心して餃子を広める活動に注力していれば撃たれなかったものを……。まあ、ヒーローとしてダークネス強化改造施設とやらには興味がある。道具も使い様と言うしねぇ。
一般人を装って呑気に餃子を食べるついでに【DSKノーズ】で相手の臭いを覚える。それを頼りにして相手の本部の場所を割り出すとしよう。こちらの追跡を警戒しない相手とは思わないが、彼らには「業」の臭いはどう対処しようにも策がないからねぇ。消えてるかどうかどころか、認知すらできないんだから。
「大人しく改心して餃子を広める活動に注力していれば撃たれなかったものを……まあ、ヒーローとしてダークネス強化改造施設とやらには興味がある」
一般人を装って呑気に餃子を食べるフリをしながら、勝沼・澪(デモノイドヒューマンのダークヒーロー・f44220)はご当地怪人が運営している餃子チェーン店に潜入。
秘かに澪はユーベルコード『
DSKノーズ』を発動……敵であるご当地怪人から香る「業」の臭いを嗅ぎ続ける事で、その時間に比例して『次の行動』の成功率を上昇させていく。
「(色物に見えて、やっぱり業の臭いがするねぇ……他人の血を浴びに浴びた罪の臭いが)」
強化された嗅覚を頼りにし、相手の本部の場所を割り出すべく澪は餃子を堪能するフリを続けていく。
「こちらの追跡を警戒しない相手とは思わないが、彼らには「業」の臭いはどう対処しようにも策がないからねぇ……消えてるかどうかどころか、認知すらできないんだから」
ダークネスとは本質的に邪悪……現在、生き残りは人類と共存を可能としているが、逆を言えばオブリビオン化する事で更に思考や思想等が歪んだ
復活ダークネスは、澪にとって非常に『臭う』存在である事だろう。
「……だからこそ、今度こそ」
偶然見かけた同世代の灼熱者の姿に憧れて、ヒーローになるのが夢だった女の子は儀式に身を投じ……次に目が覚めた時は、全てに決着が着いていた澪にとって、
復活ダークネスとの戦いは特別なものだ。
無辜の
民を守る為にも、彼女は精神を集中させてご当地怪人の「業」の臭いを嗅ぎ分けていくのであった。
大成功
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ガシーン・ドドキング
【アドリブ・連携OK】
ほー、ご当地パワーってやつはここまで手が込んでる物から作られるんだな
餃子店なら俺様のネオガッタイを使えば裏から侵入できるかもしれないぞ。
裏っていうのは厨房側の事だな、いざ襲撃するって時に挟み撃ちに出来るわけだ。
世の中には業務用自動餃子焼き機なんてものがあるらしいからな、こいつとネオガッタイして餃子焼きマシンになりバックヤードから移動、暫くは設備として様子を伺うぞ。
「ほー、ご当地パワーってやつはここまで手が込んでる物から作られるんだな――餃子店なら俺様のネオガッタイを使えば裏から侵入できるかもしれないぞ」
ガシーン・ドドキング(ネオガッタイヘッド!機械ならなんでも合体できるぜ!・f40528)……男性AIの小型ロボットにしてボディを収納することでキャバリアの頭部になって合体出来、あらゆる世界のロボットに対応する為に作られた『ネオガッタイシステム』を搭載していたロボットはユーベルコード『ネオガッタイ!!』を発動。
「裏っていうのは厨房側の事だな、いざ襲撃するって時に挟み撃ちに出来るわけだ」
世の中には業務用自動餃子焼き機なんというものがある。
その事に目を付けたガシーンは、その機材と『ネオガッタイ!!』を行っていく。
「おい、もうすぐ交代だぞ」
「ああ、分かっている……ん?自動餃子焼き機、こんな感じだったかな……」
そう言って宇都宮のギョウザ怪人は『ネオガッタイ!!』で業務用自動餃子焼き機と合体したガシーンを運び込んでいく。
「(こいつとネオガッタイして餃子焼きマシンになりバックヤードから移動、暫くは設備として様子を伺うぞ)」
上手く餃子チェーン店に潜入したガシーンは、設備になり切りながら店内を観察していくのであった――
大成功
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第2章 集団戦
『宇都宮餃子怪人』
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POW : 宇都宮アツアツ餃子返し
【フライ返し】のスイングで近接範囲の敵全員にダメージを与え、100m吹き飛ばす。
SPD : 宇都宮餃子の皮包み
【マント状の巨大餃子の皮】で近接攻撃し、命中した部位ひとつをレベル秒間使用不能にする。
WIZ : 美味!宇都宮餃子!
手持ちの食材を用い、10秒でレベル×1品の料理を作る。料理毎に別々の状態異常・負傷・呪詛を治療する。
👑11
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「――これは、何かが潜入している?」
「決まっている。灼滅者達だ」
「しかし……いや、今すぐに警戒態勢を取れ!」
何か違和感を察知したご当地怪人達。
だが、既に武蔵坂学園からの資格は潜入している。
――今なら、強襲を仕掛ける事が出来るだろう。
ガシーン・ドドキング
【アドリブ・連携OK】
俺様の持ってる物で店内まで入り込めるのはトップラン号くらいか。
仕方ないから呼び出して自動運転で駆けつけるまでは自動餃子焼き機の姿で戦うか、作戦通り厨房から動いて後ろから奇襲をしかけるぞ、この姿でも手は動くし近接攻撃や焼いた餃子を飛ばすなりは出来るだろう。
車が到着したらドドキングトップランにネオガッタイだ!
「俺様の持ってる物で店内まで入り込めるのはトップラン号くらいか……仕方ない」
故、ガシーン・ドドキング(ネオガッタイヘッド!機械ならなんでも合体できるぜ!・f40528)……ボディを収納することでキャバリアの頭部になり、合体出来る『ネオガッタイシステム』を持つ六番目の猟兵たるロボットヘッドは、キャバリア『スラッシュ・アイン』等を呼び出して自動運転で駆けつけるまでは自動餃子焼き機の姿で戦っていく。
「作戦通り厨房から動いて後ろから奇襲をしかけるぞ」
「曲者め!」
勿論、ご当地怪人……『宇都宮餃子怪人』の方も黙ってはいない。
ユーベルコード『宇都宮餃子の皮包み』……『マント状の巨大餃子の皮』で近接攻撃を行い、命中した部位ひとつを数分間使用不能にするユーベルコードを以て、ガシーンの動きを封じようとする。
「やるな……と、言いたい所だが」
ガシーンは自動餃子焼き機の姿で『宇都宮餃子怪人』の『宇都宮餃子の皮包み』を回避しながら反撃を叩き込む。
その手つきは慣れたもの……元より合体システムを核とする六番目の猟兵――何と合体しているかでコンディションが落ちる等、そうそうないのだろう。
「この姿でも手は動くし近接攻撃や焼いた餃子を飛ばすなりは出来るだろう……車が到着したらドドキングトップランにネオガッタイだ!」
ガシーンは自身の所有するキングトップラン号と合体するユーベルコード『ネオガッタイ!ドドキングトップラン!!』を発動。
「――スピードなら負けんぞ!! ネオガッタイ! ドドキングトップラン!!」
自身の移動速度と戦闘力を増強し、ご当地怪人を殲滅していく――
大成功
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クローネ・マックローネ
NGなし、絡みOK、アドリブ歓迎
【SPD判定】
真剣口調でいくよ
さて、頃合かな
戦力を召喚して、内側から食い破る様に攻めていくね
UCは『クローネちゃんのご当地怪人変身★』
ご当地怪人にはご当地怪人をぶつけようか
ワタシが過去に取り込んだ
死霊の中から選んだ「近江和蝋燭怪人」に変身して、更に多数のご当地怪人を召喚するよ
ご当地名産品の【武器を投げつける】攻撃や【ご当地パワー/武器から光線】によるご当地ビームで攻撃するよ
敵の攻撃は【第六感/野生の勘/心眼/見切り/身かわし】で避けるね
「さて、頃合かな」
クローネ・マックローネ(
闇と
神を従える者・f05148)はユーベルコード『
クローネちゃんのご当地怪人変身★』を発動。
滋賀県の名産『近江和蝋燭』のご当地パワーを纏う「真の姿」に変身し『様々なご当地の名産品で戦うご当地怪人』の召喚能力を獲得したクローネは『宇都宮餃子怪人』と戦っていく。
「――ワタシが過去に取り込んだ
死霊の中から選んだ、「近江和蝋燭怪人」に変身する……其れがワタシのご当地怪人への変身ユーベルコードだよ」
だからこそ、クローネはこう告げる。
「――ワロワロワロワロ! クローネちゃん、いや、ワタシの名は近江和蝋燭怪人! 今からアナタをなんやかんやで倒す者だ!」
「貴様!――グローバルジャスティス様に栄光あれ!」
クローネは161体のご当地名産品の武器を投げつける攻撃やご当地パワーによって具現化した武器によるご当地ビームで攻撃していく。
敵である『宇都宮餃子怪人』の攻撃は第六感や見切りを用いて回避。
ユーベルコード『宇都宮餃子の皮包み』による『マント状の巨大餃子の皮』での束縛攻撃を捌いた後、クローネは再度ご当地ビームを充填。
「――さぁ、グローバルジャスティスの元へと行きなさい」
静謐で真剣な声で、クローネは『宇都宮餃子怪人』に語り掛け……一人のご当地怪人が、ご当地ビームによって撃ち貫かれていくのであった。
大成功
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勝沼・澪
ご当地怪人に喧嘩を売られるまではのんびりと餃子を食べていよう。……うるさいねぇ。ゆっくり食べていたところだろう?
同じ店内で他の猟兵が戦い出したなら同じく食事をしに来ていた一般人と一緒に店外へ避難。外で一般人が捕まって人質にされることは避けたいからねぇ。
襲いかかってきたら注射器をポイっと投げて、ご当地怪人の足元でパリンと割る。
【DGBリサイクル】だ。そっちが先に暴れ出したんだ。苦情は当然の権利と思うがね?
「お前も灼滅者だな!」
「……うるさいねぇ。ゆっくり食べていたところだろう?」
勝沼・澪(デモノイドヒューマンのダークヒーロー・f44220)が灼滅者である事に『宇都宮餃子怪人』が気が付き、攻撃をしてきた時には遅かった。
何せ、彼女はノコノコとご当地怪人の前にただ出た訳ではない――同じく食事をしに来ていた一般人を一緒に店外へと出て誘導、そのまま避難させていたのだ。
「外で一般人が捕まって人質にされることは避けたいからねぇ」
「黙れ!――『美味!宇都宮餃子!』!」
調理器具を手に取り、そのまま澪を餃子の具……肉餡にせんと包囲網を敷いて襲い掛かるご当地怪人。
しかし言った筈だ――遅かった、と。
「こうなったらもう戻せないからねぇ」
パリン、と……『宇都宮餃子怪人』達の足元でポイッと投げ捨てられた注射器が割れる。
――即座に、効果は現れた。
餃子のご当地怪人としての餃子の頭部……それらが皆、一様に変色していくではないか。
「――経年劣化で毒物と化した私の体組織だ」
それが再生用注射器……戦闘で削れた体を補填するために自分の体の一部を事前に詰めた注射器に注入されていたアンプルの正体。
デモノイドとは化学的な能力に目覚める個体も少なくない――偶然見かけた同世代の灼熱者の姿に憧れて、ヒーローになるのが夢だった澪だからこそ、デモノイドとデモノイドヒューマンに纏わる基礎的な特性を突き詰めたユーベルコードに開眼するのもおかしくない話だろう。
「……『
DGBリサイクル』、そっちが先に暴れ出したんだ。苦情は当然の権利と思うがね?」
このユーベルコードには相手を拘束する性質もある。
……『宇都宮餃子怪人』達に、打つ術はもう存在していなかった。
大成功
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政木・朱鞠(サポート)
確かに集団相手の対応は厄介だけど悩む時間が勿体ないし、困っている人をほったらかしにしてたら、あっと言う間に未来が過去に喰い潰され無いように、今は目の前のターゲットを倒すことに集中しないとね…。
死ぬこと以外はかすり傷とまでは言わないけど、ここで退くわけには行かないよね。
戦闘
相手は多勢…手数で押し負けないようにしないとね。
武器は拷問具『荊野鎖』をチョイスして、『咎力封じ』を使用して動きを封じて、【鎧砕き】や【鎧無視攻撃】の技能を使い【傷口をえぐる】でダメージを与える戦法を取ろうかな。
アドリブ連帯歓迎
「確かに集団相手の対応は厄介だけど悩む時間が勿体ないし……」
最後に到着したのは、政木・朱鞠(狐龍の姫忍・f00521)。
妖狐の化身忍者は自身の足で踏んでいる影から『金属鎖状の触手』を放出し、戦場内全ての『攻撃的行動』を無効化するユーベルコード『忍法・鋳薔薇姫』を使用。
161秒以上使用した場合、命を落とす危険なユーベルコードであるが……今回、既に先行した六番目の猟兵と灼滅者がご当地怪人を殲滅仕掛けている事もあり、朱鞠は勝負に出た。
「ユーベルコードの展開中は全ての『攻撃的行動』を無効化する……逆を言えば」
――解除したら、即座に『攻撃的行動』を取れるという事。
朱鞠は有利な位置取りを速やかに行い、即座にユーベルコードを解除。
そのまま拷問具『荊野鎖』を振るい……『宇都宮餃子怪人』の残党を殲滅していく。
「これで、ご当地幹部の元へと行けそうだね」
そう言って朱鞠は拷問具『荊野鎖』を収納し、ドイツのご当地幹部『ゲルマンシャーク』が座す場所へと向かうのであった。
成功
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第3章 ボス戦
『ゲルマンシャーク』
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POW : パンツァーファウスト
【プロペラ戦闘機の翼】を生やしてレベル×5km/hで飛翔し、[プロペラ戦闘機の翼]を見た任意の対象全てに希望と戦闘力強化を与える。
SPD : ノーズプロペラアタック
【プロペラ】に【ゲルマン魂】を注ぎ込み変形させる。変形後の[プロペラ]による攻撃は、【大量出血】の状態異常を追加で与える。
WIZ : ゲルマン再生光線
自身の【サイキックエナジー】を代償に、1〜12体の【ドイツ風味再生ダークネス】を召喚する。戦闘力は高いが、召喚数に応じた量の代償が必要。
👑11
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「――来たか」
一人……広大な地下の秘密基地で、彼は灼滅者と六番目の猟兵を待ち受けていた。
その名は『ゲルマンシャーク』……ご当地怪人の幹部であるご当地幹部の一人だ。
「既に多大なる支障が出ているが……しかし」
諦めない――全ては偉大なる大首領の復活の為に――
「グローバルジャスティス様に栄光あれ!」
刹那に『ゲルマンシャーク』は飛翔……戦いの火蓋は切られたのであった。
皇・銀静
ゲルマンシャーク…ご当地四大幹部だったか
「主ー☆空中戦だよ☆何だかパンツァーキャバリアみたいだね☆このグリムちゃんを使おうよ☆」
ふん…いいだろう…十分役に立てよ?
【戦闘知識】
ゲルマンシャークの動きと攻撃パターン把握
ネームドたるお前と戦えるってのも中々にオブビリオンも猟兵も楽しいもほだなぁ?
【念動力・空中戦・弾幕】
UC発動
超高速で飛び回りながら念動光弾を叩き込み
【二回攻撃・切断・属性攻撃・串刺し】
魔剣による連続斬撃と槍に切り替えての串刺しでの蹂躙
まともに戦う事なく散ったお前と戦う機会が得られる
オブビリオンも猟兵も本当に面白いよな?
だがお前も過去の夢だ…だが…夢は何時か覚めるもの
お前もされ!
「ゲルマンシャーク……ご当地四大幹部だったか」
『主ー☆ 空中戦だよ☆ 何だかパンツァーキャバリアみたいだね☆ このグリムちゃんを使おうよ☆』
「ふん……いいだろう……十分役に立てよ?」
ゲルマンシャークの動きと攻撃パターンを把握しながら皇・銀静(陰月・f43999)は絶対神機『グリームニル』に乗り込んで戦っていく。
「ネームドたるお前と戦えるってのも……中々にオブビリオンも猟兵も楽しいもほだなぁ?」
「楽しいも何もない――グローバルジャスティス様に栄光あれ!」
主亡き世界にて、オブリビオン化したご当地幹部『ゲルマンシャーク』が目指す未来はただ一つ。
――グローバルジャスティスがオブリビオン・フォーミュラとしてこのサイキックハーツ世界にカタストロフを齎す事だ。
「――『
絶対戦術機構『勝利の神』』、グリム……お前の力を見せてみろ」
「分かったよ主☆グリムちゃんの凄い所みせちゃうよ☆」
繰り広げるは空中戦。
ご当地幹部の方はユーベルコード『ノーズプロペラアタック』……プロペラに『ゲルマン魂』を注ぎ込み変形させ、攻撃した対象に大量出血の状態異常を付与する変形型ユーベルコードで絶対神機『グリームニル』へと痛打を与えるべく突貫。
対して銀静達は未来視を利用した回避と武装による必中攻撃で『ゲルマンシャーク』へと肉薄していく――
「まともに戦う事なく散ったお前と戦う機会が得られる……オブビリオンも猟兵も本当に面白いよな?」
しかし、オブリビオンはあくまで『過去』である。
「だがお前も過去の夢だ……だが……夢は何時か覚めるもの――お前も去れ!」
夢から覚めるべく、銀静は『グリームニル』の操縦桿を握り締めて『ゲルマンシャーク』のプロペラを攻撃。
更にプロペラを変形させながら追撃していく――
大成功
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勝沼・澪
栃木のご当地パワーをゲルマン魂に変換? とんだロンダリングだねぇ。それを栃木のご当地怪人が許していることにも失望だ。だって、自分たちの地元に誇りがないということの裏返しだろう?
しかしチェーン店の下にこんな広い部屋があるとはね。手当たり次第に撃ち込んでも当てられなさそうだ。……なら一気に薙ぎ払うとするか。君達、念の為耳を抑えといてくれたまえ。
【DSAダウン】。大地を揺るがす力のある大絶叫を食らって飛び続けることが君には出来るかな?
「栃木のご当地パワーをゲルマン魂に変換?――とんだロンダリングだねぇ……それを栃木のご当地怪人が許していることにも失望だ」
失望を隠さずに勝沼・澪(デモノイドヒューマンのダークヒーロー・f44220)はご当地幹部『ゲルマンシャーク』へとこれ見よがしに溜息を付く。
「だって、自分たちの地元に誇りがないということの裏返しだろう?」
「……反論は出来ん。だが――グローバルジャスティス様こそ、全てのご当地怪人……いや、総てのダークネスの希望なのだ」
痛烈な澪の言葉に対し、ドイツのご当地幹部は真摯に言葉を返す……大首領たるグローバルジャスティスへの中世と共に。
刹那に『ゲルマンシャーク』は飛翔を開始――ユーベルコード『ノーズプロペラアタック』を起動させ、プロペラに『ゲルマン魂』を注ぎ込む事で変形させてながら澪へと強襲を仕掛けていく。
「しかしチェーン店の下にこんな広い部屋があるとはね。手当たり次第に撃ち込んでも当てられなさそうだ」
だからこそ、デモノイドヒューマンたる澪は深く息を吸い込み深呼吸……
――大地を揺るがすほどの絶叫が、戦場内に鳴り響く。
「なら一気に薙ぎ払う――諸君、戦場内に突入する前に『深呼吸したら即座に耳を抑えといてくれたまえ』と言った約束を守ってくれて何よりだ」
大地を揺るがす力のある大絶叫……ユーベルコード『
DSAダウン』を食らい、ゲルマン魂を注ぎ込まれたプロペラをデモノイドヒューマンにぶつける前に『ゲルマンシャーク』は墜落し固い床に激突するのであった。
大成功
🔵🔵🔵
エルンスト・ノルテ(サポート)
■口調
猟兵・一般の方:温和/丁寧:私 ~です、でしょうか系
敵:冷淡:私 ~だ、だな言い切り系
■武器
主:ハルバード
副:クリーピーコイン/仕込み杖(傘)
-
戦闘なら前衛に
重いものを動かしたりは得意かな
探索は…結論出ぬ事をグズグズ考えて時間食うくらいならドアぶち破れば早くないか、というタイプかもな
戦闘であれ探索であれ、作戦/指示のある方がいらっしゃれば、その方の指示に従う
余計な思考の削ぎ落とされて私も動きやすい
(UC:Pleasure of OBEDIENT)
それらがないなら、ないなりに、出来る最善(UC)を選ぶ
元職は騎士だし、公序良俗に反する行いの求めは拒む
「これがご当地幹部……一見愉快だが、その実相当な実力者ですね――見て覚えろ、見て盗めと、俺も新兵の頃はよく言われたものだよ」
ガーディアンのエンドブレイカーであるエルンスト・ノルテ(遊子・f42026)は即座にユーベルコード『
Hawklike eye』を発動。
相手のユーベルコード『ゲルマン再生光線』に対し……同じく『ゲルマン再生光線』を放って相殺し、無効化する事で地力での勝負にもつれ込ませていく。
「成程、面白い!」
「――こちらも」
瞬間『ゲルマンシャーク』は武器を振るってエルンストに襲い掛かり――エルンストの方は矛先には鋭利な舌を覗かせ、斧をばその片翼として柄に絡まる禍つ蛇の意匠を有するハルバート『Schlarg』をぶつけていく。
そのまま鍔迫り合いになり、スペックは圧倒的に上である『ゲルマンシャーク』が押し切ろうとするが――
「こちらも、伊達にエンドブレイカーではないのでね」
しかし、六番目の猟兵の中でも基礎戦闘能力に長けているエンドブレイカーであるエルンストは叩き割る様に『Schlarg』を振るい、逆に押し通すのであった――
成功
🔵🔵🔴
クローネ・マックローネ
NGなし、絡みOK、アドリブ歓迎
【SPD判定】
真剣口調でいくよ
『久しぶり』…ということにしておこうか、ゲルマンシャーク
…グローバルジャスティスは、
灼滅者に力を受け継がせて死んだよ
人類がいかなる未来へと至るのか、見れない事を残念がりながらね
アナタ達としては到底納得できないんだろうけど…老人をたたき起こすもんじゃあないよ
UCは『クローネちゃんのご当地闘法★』
真の姿の一つとして、近江和蝋燭怪人形態に変身して戦うよ
【ご当地パワー/踏みつけ】によるご当地キックや【ご当地パワー/急所突き】によるご当地突き、【ご当地パワー/武器を投げつける】によるご当地ボム、【ご当地パワー/武器から光線】によるご当地ビームで攻撃するよ
敵の攻撃は【第六感/野生の勘/心眼/見切り/身かわし】で避けるね
「――『久しぶり』……ということにしておこうか、ゲルマンシャーク……グローバルジャスティスは、
灼滅者達に力を受け継がせて死んだよ」
「……貴様は……そうか、そういう事か」
一瞬で『ゲルマンシャーク』はクローネ・マックローネ(
闇と
神を従える者・f05148)の姿を見て『理解』した。
「オブリビオンダークネスの間で噂になっていた『闇の簒奪者にして、神の蒐集者』を名乗る六番目の猟兵がいると聞いていたが……成程、貴様だったか」
「彼は人類がいかなる未来へと至るのか、見れない事を残念がりながら……だけど、確かに
灼滅者達に未来を託した」
静かに、クローネはご当地怪人との最終決戦『グローバルジャスティス』……2018年の初夏に起こったダークネス、いやサイキックハーツの摂理との最終決戦における第二戦――フェレンツェでの出来事を『ゲルマンシャーク』に語る。
「アナタ達としては到底納得できないんだろうけど……老人をたたき起こすもんじゃあないよ」
「……確かに、な」
ふと、寂しげな笑みを浮かべて『ゲルマンシャーク』はクローネと向き合う。
「我も分かってはいたのだろうな……灼滅者とは、あの方が未来を託すに足る存在であると」
しかし、しかしだ。
「……グローバルジャスティス様に栄光あれ……主君を討たれて黙っていられるものか」
「そうだろうね」
クローネの方も、既に迎撃準備は出来ている。
ユーベルコード『
クローネちゃんのご当地闘法★』、発動――
相手の方もユーベルコード『ノーズプロペラアタック』を駆動させている。
「ご当地怪人……」
「灼滅者……」
いざ、最後の戦いを始めよう。
――プロペラにゲルマン魂が注がれる。
それは命中した場合、相手に大量出血の状態異常を付与する魂の御業。
――ご当地パワーの暗黒面が励起する。
それは『一点を突くご当地キックとご当地突き』と『広範囲を薙ぎ払うご当地ビームとご当地名産品ボム』の二つの戦闘スタイルを切り替えて戦う融合の御業。
ぶつかり合う、その果てに……
「……悔しいものだ、ご当地怪人の力で破られるとは……」
「……相変わらずの、ゲルマン魂だったよ……」
頬をプロペラで軽く切り裂かれ、ドクドクと鮮血が溢れるクローネ。
その様子を見ながら、悔しそうに顔を歪めながらご当地突きで心臓をプロペラ諸共破壊された『ゲルマンシャーク』は地面へと墜落し、激突の衝撃と共に骸の海へと帰っていくのであった。
大成功
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