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エルデナント事変・潮騒の艦隊

#クロムキャバリア #エルデナント共和国 #エルデナント事変



「早速依頼を説明させてもらうよ。」
 猟兵を前にレオナ・トレーセ(対キャバリア用ヒト型決戦兵器・f39431)は切り出した。
「クロムキャバリア世界、エルデナント共和国海軍の艦隊がオブリビオンマシンの襲撃に遭う予兆がでたよ。皆にはこの艦隊の護衛および襲撃の阻止をしてもらいたい。」
 エルデナント共和国はピエル・モンティロ陸軍准将率いる陸軍急進派を中核とするクーデター勢力『救済軍』が首都を電撃的に占拠し不安定な情勢下に置かれている。
 『救済軍』は首都占領後、共和国北部の大多数の都市を掌握すると南下を開始したが、南部州はこれに対抗すべく連合軍を組織。かつて「民衆の英雄」と謳われた老将、クリストフ・トッド退役中将を最高司令官として救済軍と対峙していた。
 また救済軍による拘束を免れた少数の閣僚は隣国オーンスタイン公国で亡命政府を樹立。本土から追い出される形となった共和国海軍とともに国土奪還を目指し行動を開始していた。


「…とまぁ、このように群雄割拠、言葉を選ばないなら混沌とした情勢に陥っているというのがエルデナント共和国の現状だよ。じゃあ次は護衛対象の説明だね。」
 レオナはそう言い、スクリーンに1枚のスライドを表示させた。そこには若い女性士官の写真と戦闘母艦、そして軍艦と民間船からなる艦隊の写真が映し出された。
「共和国海軍通商航路護衛部隊…艦隊指揮官の名前を取ってバグレンティアス艦隊と呼ばれる部隊だ。艦隊は共和国最南端ラム島パンダート海軍基地を出港、同共和国カルノパ州ベンジャミン海軍補給基地を目指して航行している。指揮官はクラリエッタ・バグレンティアス大佐。弱冠22歳で艦隊を任されている共和国海軍創設以来の才女だ。」
 通商航路護衛部隊の主な任務は共和国の交易船舶を海賊から護ること。即ち、対艦戦よりも対キャバリア戦に特化したクロムキャバリア世界ならではの戦闘集団であった。
「旗艦はシナトラ級戦闘母艦のネームシップ『シナトラ』。UDCアースで言うところの戦艦空母だね。いわゆる万能艦というやつでキャバリア運用能力を持つ戦艦だ。艦隊の両舷を固めるのはエルエイ級キャバリア駆逐艦『マイウェイ』『ヤングハート』。小型レーザー砲塔を多数搭載したキャバリア・キラーだね。艦隊の基本戦力はこの三隻で、残りは橋頭堡確保用の人員物資を搭載した輸送艦と数合わせのアームストロング級揚陸艦だ。」
 戦艦とキャバリア母艦の間の子、キャバリア駆逐艦。海上戦力としては十分すぎるほどだが、それでもオブリビオンマシン相手となれば分が悪い。となれば一騎当千と名高い猟兵達の出番である。
「この依頼の正否はエルデナント共和国の今後に大きく影響するはずだよ。なによりオブリビオンマシンは放置できないからね。皆の健闘を祈るよ。」
 そう言ってレオナは猟兵達の転送を開始した。


マーシャル後藤
 マーシャル後藤です。
 久しぶりのクロムキャバリアシナリオですね。対戦よろしくお願いします。
 本シナリオは過去シナリオ「監獄島の戦い」「隧道を這い出て来るモノ」「激録キャバリア犯罪前線!」に登場するエルデナント共和国を舞台としていますが事前知識ゼロでもお楽しみいただけるので実際安心です。

 第一章は集団戦となります。
 救済軍のゴルド軍曹率いる「沿岸警備愚連隊」との戦闘になります。
 愚連隊の名にふさわしい不良軍人の集団ですが技能は高く、戦闘力は高めです。
 また搭乗している「アマランサス」は長時間の海上行動を可能とする水上戦闘用ユニットが脚部に増設されており、地上と変わらぬ戦闘機動を可能としています。

 第二章はボス戦となります。
 救済軍沿岸警備隊長のボスコーン中佐がオブリビオンマシン「Fortress」に搭乗し艦隊に襲い掛かります。
 鈍足ではありますが、主砲やミサイルによる長射程攻撃、高火力のグレネード、重機関銃による弾幕展開とあらゆる射程に対応した攻撃を持ち、加えて重厚な装甲を有しています。

 第三章は冒険となります。
 バグレンティアス艦隊を無事に共和国本土ベンジャミン海軍補給基地に送り届けると早速情報を聞きつけた現地の独立系メディア「ラジオ・ブラザーフッド」への出演依頼を受けることになります。
 人気DJのマクセル・Oと共に武勇伝を語るもヨシ、歌や演奏のパフォーマンスをするもヨシ、前線の兵士や市民を楽しませるジョークを披露するもヨシです。

●プレイング募集について
 第一章は断章追加後から募集開始となります。
 また受け付け締め切りや、第二章以降の募集開始等についてはタグにてお知らせします。

 それでは皆様のご参加をお待ちしております!
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第1章 集団戦 『アマランサス』

POW   :    BSビームライフル・RSダブルバズーカ
【ビームライフル】か【ダブルバズーカ】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD   :    BXビームソード
【ビームソード】が命中した対象を切断する。
WIZ   :    一般兵用リミッター解除
【一般兵用の操縦系リミッターを解除する】事で【本来のエース専用高性能クロムキャバリア】に変身し、スピードと反応速度が爆発的に増大する。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
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「レーダーに反応アリ!方位015から高速で進入中!機影多数!」
「データ出ました!識別、共和国陸軍…いえ、救済軍所属キャバリアです!」
 バグレンティアス艦隊旗艦シナトラの艦橋にレーダー監視員の声が響く。
 クラリエッタは深呼吸し、制帽を被りなおす。艦長に就任してから今日まで続く、戦場において平常心を保つための儀式だ。
 これまでも通商航路を脅かす海賊を相手に命のやり取りを――戦場のヴァージンは捨ててきたはずだが、いつもの言葉が上手く出てこないのは同胞相手故か。
「指揮官、とうに分水嶺は越えています。速やかに、ご命令を。」
 副官が耳元で囁き促す。そうだ、私は艦隊指揮官。将兵と共和国の命運を握っているのだ。
 己を奮い立たせるように、脳内で繰り返し。一呼吸を置いてインカムに凛とした声を乗せる。
「全艦に伝達。総員、第一級戦闘配置につけ。繰り返す第一級戦闘配置につけ。これより我が艦隊は救済軍との戦闘に突入する!」

 一方、バグレンティアス艦隊の北北東海上では救済軍支配地域から出撃した沿岸警備愚連隊が深紅のキャバリア「アマランサス」を駆っていた。
「そういえば知ってますか軍曹。相手の艦隊指揮官、企業連合の令嬢らしいですぜ。」
「ほう、続けろ。」
 暇を持て余していたのか部下の一人から飛び出した話題にゴルドは食いついた。
「バグレンティアス艦隊のクラリエッタ・バグレンティアスと言えば我ら救済軍が目の敵にしている企業連合の序列5位『バグレンティアス・フード』の社長令嬢でしてね。昔新聞に載ってたのをチラッと見たんですが、かなりの上玉ですぜ。」
「お前新聞なんて読めたのかよギャハハハハ!」
 別の隊員が割り込んで揶揄う。品性が感じられず聞く者を不快にさせる笑い声にゴルドはうんざりするが、良い情報が聞けたとほくそ笑んでいた。
「よし、お前ら。旗艦は沈めるな。その令嬢指揮官ってのは俺がいただく。他の艦を死ぬ気で沈めたらおこぼれ位はくれてやる。」
「いいんですかい?中佐の命令じゃあ海の藻屑にしろって…。」
「馬っ鹿おめぇ、俺達ぁ命令不服従上等の愚連隊だ。それに現場判断ってやつだ。令嬢を人質に取れば企業連合を強請るネタにもなるってワケよ。」
「流石軍曹、悪知恵が絶好調ですなぁ!ワハハハ!」
「そうと決まれば実行あるまでだ!煙幕をばら撒いたら全機散開、各自の判断で艦隊に食らいつけ!」
 目をギラギラと輝かせた野蛮な猛獣たちは吠えるがごとくアマランサスのスラスターをふかし、目前に迫る艦隊へと襲い掛かるのであった。
ヴィリー・フランツ
※タイフーンカスタムに搭乗
心情:報奨金は然程期待出来なさそうな国だが…まぁコネクションを作るのは大事だな、出撃する。
手段:【オーバーフレーム換装:水中戦闘型(移動力▲ 装甲▼)】に換装、バラクーダガンの魚雷は接触しなくても炸裂する磁気信管に設定する。
母艦からの出撃後は水中を移動、魚雷は無誘導だから相手の動きを予想して射出する、時折浮上して肩のピラニアミサイルを発射、こっちは誘導弾だから雑に狙っても大丈夫だろう。
1回の攻撃毎に潜航、攻撃位置を変えて敵の撹乱も試みる。

近接戦ではスパイクシールドによる打突攻撃、ハイドロジェットの加速で勢い良く突っ込むぞ。
敵の命?知らん、愚連隊なら覚悟出来てる連中だろ



●眼下の猟兵
 「シナトラ」後部甲板上に一機のキャバリアの姿があった。
 テンペスト社製「ML-TC タイフーンカスタム」。タイフーンシリーズの中でも最高級グレードに位置づけられる名機であり、猟兵ヴィリー・フランツ(スペースノイドの傭兵・f27848)の乗機である。
「猟兵、貴官の発艦を許可する。」
「おう、しっかり稼がせてもらうぜ。」
(…って言ってはみたが、然程期待出来なさそうだ。が、まぁコネクションを作るのは大事だな。)
 管制官に聞こえぬよう、ヴィリーは心の裡で独り言ちながら甲板から海面に降り、愚連隊が張った煙幕に向けて潜行・・を開始した。

「ヒィーハァー、一番乗り貰いィ!……おわぁーっ!?」
「馬鹿野郎!あんなウスノロ弾喰らってんじゃねぇ!」
 煙幕を突っ切って出てきたアマランサスを待ち受けていたのはシナトラ、ヤングハート、マイウェイ三隻が放つ砲弾幕。注意散漫なアマランサスが不幸にもシナトラの40cm主砲の直撃を受けて爆発四散する。
「シナトラは後回しだ!オードブルの雑魚をまずは片付けろ!」
 次々と飛び出してくるアマランサスの愚連隊は弾幕を掻い潜り、海面を舐めるように走り抜ける。
 2つに分離した集団の一つがシナトラの横を通り抜け、後方の輸送船・揚陸船団を視界に捉えたその時だった。
「目標ォ!前方の輸送船団!バズーカ構えェい!撃……グワーッ!?」
「なにっ、なんだぁっ!?」
 突如吹き上がった水柱に飲まれ信号をロストするアマランサスに愚連隊の動きが止まった。

「ビビってんじゃねぇ。愚連隊なら覚悟出来てるんだろ?」
 海中に潜んでいたタイフーンカスタムがバラクーダガン無誘導魚雷発射機による追撃を開始する。
 短射程ながらも、爆薬を満載した高速魚雷の一撃は一機、また一機と深紅のキャバリアを海の藻屑に変えてゆく。

「クソーっ海中だ!海中から撃って来てやがる!」
「潜水艦が来てるなんてブリーフィングで聞いてねぇぞ!」
「そもそもやってねぇよブリーフィング!」
「こっちだよ、三流野郎!」
 突如レーダーから消えた一団と予想外の攻撃に浮足立つ愚連隊の背後から、飛沫とともに飛び出したタイフーンカスタム。
 直後肩部ポッドから放たれるピラニアミサイルがアマランサスの装甲を食い破り爆発四散!
「つ、強え…!こんな手札隠してやがったのか!?」
 ピラニアミサイルの被弾を免れたアマランサスは驚愕と共に反射的にビームライフルを構える。が、それよりも速くタイフーンカスタムはハイドロジェット機構による加速でアマランサスに迫る。
 構えるはスパイクシールド鋲付き防盾。ビームライフルの銃身を明後日の方向に跳ね上げつつ、全重量を載せた殺人的タックルでアマランサスのコックピット区画を圧し潰す!
「グワーッ!?」アマランサスは爆発四散!
「陸地じゃどうかは知らんけどな、踏んだ場数が違うんだよ。場数がな。」
 もう聞こえちゃいないだろうが。新たな獲物を求めて潜行しながらヴィリーは独り言ちた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

フレスベルク・メリアグレース
さて、わたくしも宣誓しますか

――メリアグレース聖教皇国は、エルデナント共和国海軍を支持
これより、武装介入を開始します
戦力は――わたくし、フレスベルグ・メリアグレース一人が行います

瞬間、展開された領域内に入った救済軍のキャバリアや砲弾等を一斉に『爆破』する事で対処
わたくしの『領域内の爆弾化した存在による爆弾の異能』が、UC『一般兵用リミッター解除』で強化されたアマランサスを一斉に爆破処理していきます

クラリエッタ・バグレンティアス大佐
わたくしが艦隊の防衛を行います
貴方は進んでください

そう言って近づく砲弾やキャバリアを爆破させていきます



●すべては聖女の御手に
アメンボ海軍野郎ども、猟兵を雇ってやがったか!」
「それがなんだ!船に貼り付きゃ奴らも簡単には手が出せねぇぜ!各自死にたくなきゃリミッターを外せ、短時間程度なら死にはしねぇ!」
 愚連隊はタフでなければ務まらない。ゴルドは狼狽える隊員に命令を飛ばすや否や自機のリミッター解除機構を起動、すぐさまアマランサスは別物じみた機動力を得て艦隊へと直進し始めた。
「クソクソクソ…全員続け!俺はやるぜ!」
「俺は死なねぇ俺は死なねぇ俺はしなねぇ…うおおおっ!」
 ゴルドに続いて次々とリミッターを外した愚連隊のアマランサスが艦隊へと殺到する。

「近接戦を仕掛けてくるか…!ミサイルによる迎撃急げ!」
「駄目です速すぎる、ロックオン間に合いません!」
「ヤングハート、レーザー砲撃限界まであと僅か!」
「マイウェイ、レーザー冷却のためCIWS実弾近接防御に移行!」
「消耗が激しすぎる…!」
 クラリエッタは苦虫を嚙み潰す。海賊相手に敵なしの鉄壁の防御がここまで食い破られるとは。
 猟兵の協力を得られたことで楽観的になっていた己を恥じながら、最悪の場合に備えて次の命令を出す。
「各艦に通達。総員アボルダージュ移乗攻撃に備え……」
「それには及びませんよ、バグレンティアス大佐。」

 神騎・『ノインツェーン』がシナトラに降り立ち、フレスベルク・メリアグレース(メリアグレース第十六代教皇にして神子代理・f32263)がクラリエッタに語りかける。
「あれは、ノインツェーン…?もしや、あなたは…!」
「おや、ご存じでしたか?えぇ、ご想像の通りですよ大佐。――メリアグレース聖教皇国は、エルデナント共和国海軍を支持。これより、武装介入を開始します。」
 フレスベルクが凛とした声で宣誓すると同時に艦隊の周囲に神聖な領域が現れた。
「…何する気かわからんが、ありゃヤバそうだ。」
 獣めいた直感に従い、ゴルドはすぐさま単騎で領域から離脱する。これから起きる事を考えれば、それは正解であった。
「崩壊するは肉体と精神と魂魄。それは魂に宿る衝動を以て奈落を具象化する元型、その名を赤き糸の結合者ファム・ファタールと呼ぶ。」
 フレスベルクが祈りを込めて聖句を唱える。其れは拒絶の祈り。己を裡から脅かす悪性を敵を排する徹底した拒絶の顕れである。
 そして今、アマランサスを排すべく聖句は唱えられた。

「よ、よしっ!タッチダウン――」アマランサス爆発四散!
「な、なんだ!計器が――!」アマランサス爆発四散!
「ひ、ひひっ、ヒィ……!」アマランサス爆発四散!
 爆発、爆発、多重爆発である。
 弾幕を文字通り死に物狂いで掻い潜るも、愚連隊を待ち受けていたのは艦隊に触れる事すら許されぬ絶対不可避の爆発。
 聖女が創り生みたもうた、深域の奈落絶対爆破領域は艦隊の盾となり、アマランサスの一切の接近を許さなかった。

「クラリエッタ・バグレンティアス大佐、貴官ら艦隊は私が守護します。どうかご武運を、貴方は進んでください。」
「ありがとうございます、フレスベルク猊下。……各艦被害状況を報告!」
「こちらマイウェイ、被害軽微!レーザー冷却完了、射撃戦スタンバイ!」
「こちらヤングハート!艦も人員も被害無し!レーザー冷却中!」
 続いて輸送船、揚陸艦など後続艦船から続々報告が入り、シナトラの艦橋は慌ただしくなっていった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

カーバンクル・スカルン
なーんか離れている間にめちゃくちゃなことになってるじゃない。ハリガン司法長官も大したことは出来なかったか。それとももうちょいあの時陸軍をシメとくべきだったか?

まあ、いいや。勝ち馬に乗らせてもらうとしよう。散々暴れ回っている猟兵に便乗する形で【集団懲罰】を発動、救済軍のお仲間が受けている物と全く同じ痛みと恐怖の感情を全員に植え付ける。受けてないはずのダメージ認識にパイロットもキャバリアも混乱してエラーを吐き出して、棒立ちになるだろ。

陸軍は大人しく陸にとじこもってろ、海に出てくんじゃねぇ溺れるだろうが。



●後悔先に立たず
「なーんか離れている間にめちゃくちゃなことになってるじゃない。ハリガン司法長官も大したことは出来なかったか。」
 カーバンクル・スカルン(クリスタリアンの懲罰騎士・f12355)は過去に関わったエルデナント共和国絡みの事件を思い返す。
 港湾占拠事件に始まり、生体キャバリア暴走事件、アル・チザム島刑務所でのトーマス・ハリガン司法長官救出作戦。
 犯罪結社のボス、旧体制時代の遺産、そして三つ目の事件で確定的になった共和国陸軍の関与。
「まさか国家分断レベルになってるとはねぇ…もうちょいあの時陸軍をシメとくべきだったか?」
 とはいえ過ぎたことだ、とカーバンクルは思考を切り替える。未だ愚連隊は健在であったからだ。

「チクショー、このままじゃ骨折り損だぜ!」
「ところで軍曹はどこに行ったんだ?さっきのでやられたか?」
 艦隊に一撃加えるどころか、近づくことさえままならぬとなれば愚連隊と言えど攻めあぐねるのは必定であった。
 加えて彼らをこの地獄へと連れてきた張本人のゴルドの姿が見えない。
「…どうするよ?このままバックレるか?」
「逃げ帰ったら敵前逃亡と命令不服従、投降しても軍法会議で銃殺だ。そんなのゴメンだ。」
「まだ燃料は十分ある。シミャーズ辺りでやり過ごしゃあ……。」
 軍への忠誠もなく、身勝手な面々がそう思い至るのも無理はない。言い出しっぺを中心に次第に逃亡を図ろうとする一団ができあがる。

「おっと、そうは問屋がなんとやらだ。――刑罰執行。」
 理由はどうあれ、こんな軍事行動に参加している連中だ。若い芽のうちに摘むに限る。
 カーバンクルの力ある言葉は猟兵に撃破されたアマランサスのダメージデータを拾い上げ、無傷のアマランサスへと降りかかった。
「な、ダメージアラート!?」
「機関停止!?ま、まずい!海の藻屑になっちまう!」
「どこだ!どこから攻撃された!誰も気づかなかったのか!?」
 突然発生した機体の異常に愚連隊はパニックに陥った。被弾、操縦不能、浸水発生、機体温度の上昇……この戦場において既に発生した数々のエラー警告・・・・・がアマランサスの動きを止める。
 それは猟兵を敵に回した戦場において最大級の愚である。手隙になった猟兵に目をつけられ新たな獲物とされてしまうからである。
「のこのこ海に出てきたツケだ、大人しく陸にとじこもってればよかったろうに。」
 後悔先に立たずとはよく言ったものだと、カーバンクルは思うのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

エドゥアルト・ルーデル
ちょっと空飛ぼうとすると被害が出るからと怒られる…オブリビオンフォーミュラになって滅ぼしたいぐらいクソたれの世界だがそれでも楽しみ方はあるでござる
わかるでござるか?

わからんかご友人バグレンティアス氏!難しい目標を照準しぶち抜く!針穴通すような技を決めるのがエレガントなんだ!
という訳で【架空兵器】召喚!単角有翼馬の名を冠した巨大レールキャノン付き超巨大潜水艦でござるよ
素敵だァ…

反撃も許さぬ超長距離攻撃からちいちゃい目標共をぶち抜く精密狙撃んでござる…戦を舐めた奴らの度肝も抜けるだろ?まあ命も抜けるんだが…
スロー…スロー…クイッククイックスロー…撃ちー方始め!
命が砕けていく…素敵だァ…



●救済軍「救済」計画
「ちょっと空飛ぼうとすると被害が出るからと怒られる…オブリビオンフォーミュラになって滅ぼしたいぐらいクソたれの世界だがそれでも楽しみ方はあるでござる……わかるでござるか?」
「…え?え?もしかして私に話しかけてます?」
 エドゥアルト・ルーデル(黒髭・f10354)の唐突な問いかけにクラリエッタは困惑した。あまりに突然だったので素の口調になるほどに。なんたって社長令嬢ですからね、育ちが良いのだ。

「わからんかご友人バグレンティアス氏!難しい目標を照準しぶち抜く!針穴通すような技を決めるのがエレガントなんだ!怪物潜水艦浮上開始!救済軍だぁ?上等だコノヤロウ、逆に救済してやるでござるァ!!」
 エドゥアルドはシナトラ艦橋から浮上してきた潜水艦めがけて決断的跳躍!そして五点着地!
「ちょ、飛ッ…え、えぇ!?」急展開に追いつけないクラリエッタ!猟兵のイクサではどんなことでも起こり得るのだ!
「目標、愚連隊のマネキンみたいなモブパイロット。わかるでござる?」
「……キャバリアでなく人を撃つ、精密狙撃?」
「やはりわから……わかるでござるか!素敵だァ…。なら話は早ぇーわ!精密狙撃戦、用ゥー意!」
 猟兵のイクサに素早く順応したクラリエッタに感心しつつエドゥアルドは潜水艦に搭載されたレールガンを起動、生き残りの愚連隊アマランサスに狙いを定め始める。
「スロー…クイッククイックスロー…いいぞぉ~。撃ちー方始め!」

「本当に潜水艦出てきたぞ、どうすんだオイ!?」
「知るか!そんなことより……ロックオン警告!?ど……グワーッ!」アマランサス爆発四散!
「潜水艦だ、潜水……グワーッ!」アマランサス爆発四散!
「この距離を……グワーッ!」アマランサス爆発四散!
 潜水艦のレールガンから連続で放たれる超高速飛翔体がアマランサスのコックピットをぶち抜いてゆく!
「ムハハハ!戦を舐めた奴らの度肝も抜いてやるでござるよォ!もちろん命もぶち抜くんだけどネ!」
 百万点のオリジナル笑顔を浮かべるエドゥアルドは次々とアマランサスを撃破……ではなく「救済」してゆくのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

防人・拓也
リベレーションゼロに搭乗。
やれやれ…ガラの悪い傭兵連中でも雇ったのか、敵さんは。
指定UCを発動し、敵の動きをレーダーで確認。煙幕を張って視界を遮り、全機散開か。
護衛の戦闘艦達には守れる範囲の限界点がある。敵が狡猾な連中なら食い破るとしたら、恐らく…戦闘艦の攻撃が届きにくい後方に位置している揚陸艦達だ。
そうと決まればすぐにスラスターをふかして急行。
敵機にビームライフルで牽制しつつ、その間にファンネルを飛ばして、レール砲で撃墜を狙いつつ、レール砲が避けられた保険として敵機の死角からファンネルで撃墜する。
敵機の攻撃は回避するか、ビームシールドでガード。
近距離ならばビームサーベルで迎撃。隙あらばレール砲を至近距離で撃ち込む。
敵機達が集団になって攻撃してきたらビームライフル、レール砲、ファンネル、大口径ビーム砲の計11門によるフルバーストアタックで一掃する。
今回ばかりは相手が悪かったな。こちとら幾多の修羅場を潜り抜けてきた兵士なんでね。伊達に准将の階級を有しているわけじゃない。
アドリブ・連携可。




「やれやれ…ガラの悪い傭兵連中でも雇ったのか、敵さんは。」
 最新鋭キャバリア『XMEMFX-00-LZ リベレーションゼロ』のコックピットから防人・拓也(奇跡の復活を遂げた原初の魔眼ゼロノメの開眼者・f23769)は未だ濃く残り続ける煙幕を睨んでいた。
 既に愚連隊は猟兵達の活躍により壊滅は時間の問題であった。しかし未だに悪運が強く、技量に優れた者たちが残っていた。
 つまり、この手の戦い方――恐らく不正規戦闘、非対称戦闘を得意とする手練れ、というのが拓也の推測だった。
「であれば愚連隊の次の一手は……。」

「よしっ、やっぱりこっちは手薄だ!」
「猟兵の奴ら、今頃煙幕とにらめっこ・・・・・だろうよ!」
 ゴルドの作戦は実にシンプルだった。煙幕を焚けるだけ焚き、襲撃地点を絞らせないことである。
 ただそれでは猟兵どころか艦隊全ての目が煙幕全体に向いてしまうのは明白である。故に序盤は部下たちを護衛艦群にぶち当てたのだ。
 追いはぎハイウェイマンめいた強襲戦法、あからさまな蛮勇的振る舞い、そして「愚連隊」というネームバリュー。
 理性を顧みない『タフネスだけが取り柄のキャバリア乗り』を装ってしまえば、愚連隊隊長ゴルドの策は成るのだ。
「結果を出せば手段なんてのは何でもいいんだ。一銭の得にもならんのは悔しいが…輸送船団をぶちのめせば俺たちの勝ちだ!」
 縦長に伸びた艦隊、その最後尾。
 艦隊の目を欺いたゴルド達は、共和国本土に送り届けるべき積荷――輸送船団の真横に躍り出ていたのだ。

「やはりそう来るか。読みやすくて助かる。」
「なにっ!アバーッ!?」
 一機のアマランサスがビームに穿たれ爆発四散!
 愚連隊の策を看破し、急行してきたリベレーションゼロのビームライフル狙撃である。
「ちぃーっ!散開だ!相手は一機、囲んで叩け!」
 ゴルドの号令にあわせアマランサスはリベレーションゼロに襲い掛かる。
 対する拓也は多数のアマランサスを相手取るにあたりファンネルを展開しスラスターをふかし後退しながら迎撃態勢に入る。
「くそ!なんて速さだ、ロックオンできね…アバーッ!」カウンター射撃を喰らい、アマランサス爆発四散!
「シールドがもたねぇ……グワーッ!」ファンネルの集中砲火を浴び、アマランサス爆発四散!
「出力低下!だめだ、追いつけ……グワーッ!」アマランサス、海面激突!大破!

「結局残ったのは俺だけかよ!……こうなりゃやぶれかぶれだ。手前ぇのタマだけでも獲ったらぁ!」
 ゴルドはバズーカ、ライフルを放棄すると盾とビームソードを構えリベレーションゼロに吶喊する。身軽になったおかげか、他のアマランサスに比べ一段と機動力が高まっている。
「…っ!指揮官機は別格か!」
 一気に間合いを詰められた拓也はシールドでゴルドの一撃を防ぎ、ライフルからビームサーベルに素早く持ち替え横薙ぎに一閃。ゴルドは余裕をもってこれを回避!
「ハッハァー!やるじゃねぇか手前ぇ!」
「お前もな。だが次で決めさせてもらう。」
「抜かせぇ!イヤーッ!」ゴルドの雄たけびと共にアマランサスがビームソードを振り上げ再突撃。
「……そこだ!」対するリベレーションゼロはアマランサスに対し盾を振り上げ腕部を打撃!さらに斬撃を受け流すと、アマランサスのがら空きの胴にサーベルの斬撃を叩き込んだ!

「グワーッ!ば、馬鹿なぁ!こんな所で、こんな所でやられちまうなんて……!」
「今回ばかりは相手が悪かったな。お前さんと同じように、こっちも幾多の修羅場を潜り抜けてきた兵士なんでね。」
 アマランサス・ゴルド機、爆発四散!


「こちら旗艦シナトラ。敵部隊の反応消失を確認した。貴官らの活躍により艦隊の損害も最小限に抑えられた。支援に感謝す――。」

「警告!多数のミサイルアラート!方位030!」
「種別巡航ミサイル!シナトラ、ヤングハート、マイウェイに向けて接近中!迎撃急げ!」
「こちらマイウェイ!旗艦シナトラはやらせん!援護する!」
「迎撃間に合いません!着弾まで4…3…2…!」
「衝撃に備えろー!」

 一難去ってまた一難。
 愚連隊の退場を見計らったかのように、無数のミサイルが艦隊を襲った。
 カルノパ州ベンジャミン海軍補給基地まであと僅か。公開の終わりを目前に、強敵が立ちはだかる。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 ボス戦 『Fortress』

POW   :    要塞からの火力支援
【背部に背負った多連装ミサイル】が命中した対象に対し、高威力高命中の【同じく背部に背負った主砲】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
SPD   :    要塞への接近阻止
【足の間】から【重機関銃の乱射】を放ち、【弾幕】により対象の動きを一時的に封じる。
WIZ   :    要塞による掃討
【両腕のグレネードランチャー】が命中した箇所を破壊する。敵が体勢を崩していれば、より致命的な箇所に命中する。
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 ミサイルは艦隊右翼から直撃。シナトラ、ヤングハートはマイウェイが盾となったことで被害を抑えることができたが、当のマイウェイは艦首損壊、右舷浸水。辛うじて航行不能は免れたものの、レーザー用バッテリーの浸水により事実上の戦闘不能である。
「なんてことだ!いったいどこから…!」
「新たな機影を捕捉!方位030、巨大キャバリア『Fortress』と推定!」

「ふむ…思った以上にしぶといな。それにしても愚連隊の連中……腕が立つと聞いていたから送り出してみれば、救済軍の威光に浴していながらなんとも情けない。」
 バグレンティアス艦隊の被害状況を確認した救済軍沿岸警備隊長ボスコーンはため息をつきながら『Fortress』の機動を再開した。
 共和国陸軍では砲兵隊として様々な軍事作戦に従事、加えてキャバリアで困難な狙撃をこなした回数は数知れず。
 故に規格外の砲撃力と比類なき装甲を有する「Fortress」の能力をもってすれば敵無し……と、ボスコーンは自信に満ち溢れていた。
 そして何よりボスコーンは企業連合を人一倍嫌悪している男であった。
 それは旧体制時代のエルデナント有数の大貴族であったボスコーン家が、没落後にその資産の多くを企業に売り払い今日に至るまで艱難辛苦の日々を過ごさねばならなかったというものであった。
 とはいえそれは資産を売り払った先祖に問題があるはずなので……要するに逆恨みである。オブリビオンマシンなどなくとも既におかしくなっていたのだ。
「奸賊相手に降伏勧告は不要。まずは猟兵を殲滅し、次は死にぞこないの護衛艦と木っ端の輸送船を潰してくれる…!」

「『Fortress』……攻守ともに優れた機体だと聞いているが。」
「唯一の短所は鈍足との事ですが、障害物の無いこの大海原ではほぼ射程圏内です。」
「輸送船団がやられては作戦失敗だ。ここで仕留めるしかない!」
 シナトラ艦橋では緊急招集された幹部が喧々諤々の議論を交わしていた。
 最終的に無傷のシナトラのみ艦隊を離脱、猟兵と共に『Fortress』の撃破に向かうとの方針が取られた。
「旗艦を敵に晒すのは愚策かもしれないが…火力・射程・鈍足ならシナトラだって負けてはいない。」
「点検させましたが主砲は損害無し。40cm砲弾の直撃であればやつの装甲をしても致命打は免れないでしょう。問題はタイミングです。猟兵達への対処に気を取られている隙に的確にぶち込めればいいのですが…。」
「そこは猟兵達が上手くやってくれることを祈るしか…いや、猟兵達ならやってくれるさ。」
 猟兵達を信じるべきだ。と言い切ったクラリエッタに幹部たちは無言で頷いた。
「ありがとう、皆。……我が艦はこれより敵キャバリア『Fortress』との直接交戦に入る!これまでに類を見ない激戦が予想されるが諸君らの奮励努力がこの難局を乗り越えるための鍵となる!」
「旗艦シナトラよりマイウェイ、ヤングハートへ。船団護衛を引き継ぐ。無事本土に届けてくれ。」
「こちらヤングハート。三女マイウェイの世話なら任せてくれ。伊達に次女二番艦はやってないんでな。」
 
 斯くして猟兵達と一隻の戦闘母艦はFortressとの戦闘に挑む。
 共和国の興廃、この一戦にあり。
ヴィリー・フランツ
アドリブ連携OK
タイフーンカスタム【オーバーフレーム換装:水中戦闘型 攻撃力▲防御力▼】
心情:昔は脅威だったFortress級大型機も今となっちゃ然程も怖くねぇな。
手段:「グレイトォ!」
魚雷とミサイルの補給と装備換装して再出撃、射出後は直ぐに潜航、その大層な主砲も水中じゃ無用の長物だ、仰角も下げられねぇから撃ち込みすら出来ねぇだろ。
魚雷は磁気信管、奴の船底を吹っ飛ばしてやる。
撃ち尽くしたら投棄して隙を見て水上へ浮上し滑空、奴のミサイルは此方のピラニアミサイルで相殺を試みる、サブジェネレーター起動、BS特火重イオン粒子砲スタンバイ!チャージを加速して対艦ビーム砲をしこたま食らわせてやる!!



●攻略法
「あの戦艦みたいなキャバリアと撃ち合う!?もうだめだ、終わりだァ…。」
「オイオイオイ、臆病風に吹かれるのは構いやしねぇがよ。補給はしっかり頼むぜ?」
「いや、すまねぇフランツの旦那。ただよ、あんな砲撃をするやつ相手に勝てる未来が見えねえんだ。」
「ほぉう?だったらお前さん運がいいぜ。あいつの攻略法を生で拝めるんだからな。――よし、補給終わったな。タイフーンカスタムでるぜ!」
 Fortress級大型機。クロムキャバリア世界に縁の深い猟兵達にとっては馴染み深い相手であり、勿論ヴィリーもその一人だ。
 故に何も迷いを持たず、潜行・・を開始した。

「むっ、シナトラ単艦だと?その大砲ならこのFortressとも殴り合えるという気か、舐めた真似……をっ!?」
 ボスコーンの激情はすぐさま驚愕に変わった。下から突き上げられるような衝撃に脚部へのダメージアラートがけたたましく鳴り響く。
「ば、馬鹿な!まさか猟兵……一体、どこから!?グワーッ!……まさか、下!?」
 さらなる衝撃。レーダーには先と変わらずシナトラ以外の反応はない。ともなればボスコーンも気が付く。
 なんでも跳ね返す重装甲とはとても便利で安心感がある。しかしそれらは総じて重いものだ。
 戦車然り、キャバリア然り。重装甲を積むというコトは機動力を殺すことである。そして装甲を積み過ぎて動けなくなれ最早兵器としては欠陥品である。
 であれば不要な装甲を削り総重量を軽くしなければならない。
 例えば、陸地では最も被弾しなさそうな底部などがそうだ。
「正解、だが時間切れた!」
 Fortress直下、でタイフーンカスタムが最後の魚雷をぶち当てる。三度の衝撃はFortressの姿勢を大きく崩させた。
「シナトラへ、砲撃要請!こちらの動きにあわせろ!」
「わかった!主砲用意!」
 ヴィリーが躍り出ると想像通りFortressは前傾に沈み込むような体勢になっていた。
「やってくれたな猟兵!」ボスコーンはミサイルを射出する。目標はタイフーンカスタム!
「食いついた!」ヴィリーはこれに対しピラニアミサイルで全弾迎撃!Fortressの注意は完全にタイフーンカスタムに向けられている。
「あとはヒットアンドゴーでフィニッシュだ…サブジェネレーター起動、BS特火重イオン粒子砲レディ!」
「目標敵キャバリアFortress!40cm主砲砲撃用意!」

「ファイア!」
「撃てぇー!」

「グ、グワーッ!馬鹿なーーっ!」
 タイフーンカスタムの対艦レーザーが、シナトラの40cm徹甲砲弾がほぼ同時のタイミングでFortressに直撃!
 比類なき装甲力をしても無視できない衝撃力にボスコーンはたまらず叫びを上げざるをえなかった…!

大成功 🔵​🔵​🔵​

カーバンクル・スカルン
他の人達がFortressに突撃しているのをシナトラのブリッジに居座って眺めているとしましょう。私泳げないし、キャバリアになっても海上で動く機構無いし。

その代わりにシナトラに対して【クリスタライズ】を発動して、相手のレーダーに捕捉されないようにしよう。熱は隠しきれないから、それに対するレーダーが入ってたらマズイけど……零細貴族のキャバリアにそんな多種多様な機構は積まれてないだろ、たぶん。

砲手さん、タイミングなんて気にしなくていいさ。あっちに動く気がないならピカピカ光線とか弾とか撃ち出してるだけのただの的だろう? 一発で確実に仕留めてやれ。



●不可視の艦
「…なにっ、シナトラが消えたっ!?」
 猟兵の攻勢を辛くも凌ぎ切ったボスコーンは驚きの声を上げた。
 周囲は島影の一つもない絶海。あのシナトラの巨体を如何にして隠せようか。

「おー、慌ててる慌ててる。さて大佐、ネタが割れる前にもう一発ぶちかますとしましょうか。」
「本当に不可視にするとは…まるで潜水艦乗りになったようだ。」
 戦闘母艦シナトラの艦橋では光学迷彩を発動したカーバンクルとクラリエッタが話し合っていた。
 本来、シナトラ級相当の大型艦を光学迷彩で覆いつくすには膨大な電力消費を要するうえ、稼働時間も限られる。
 共和国海軍においても何度も頓挫していた技術なだけに、クラリエッタの驚きは計り知れないだろう。
「とは言え光学的な偽装だけですのでね、機関熱や航跡を消せるわけではないのでご注意を。」
「チャンスは一度きりか…砲術班、聞いての通りだ。やれるな?」
「針穴に糸を通す気でやってやります、大佐!」
「頼むよ砲手さん。キャバリアもない私にはあなた達が頼りなんだから。」
「一発でやってやる、任せてくださいよ!」
 シナトラの主砲が海上のFortressを狙うべく旋回を開始する。それから間もなくすると、Fortressもシナトラに主砲を向け始めた。
「うわっ、まさかバレた?」
「いや、間に合った・・・・・。主砲、撃てーっ!」
 クラリエッタの号令と同時に放たれた40cm砲弾は轟音を上げながらFortressの胴体に吸い込まれるように飛翔し着弾した。
「着弾確認!二発とも有効打!」
「おぉーやるじゃん!素直に凄いなぁ!」
「よくやった砲術班!機関最大、反撃に備えろ!」
 半分だけは戦艦である戦闘母艦。しかし戦艦の魂はここにあり、と誇示するような気持のいい一撃であった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

防人・拓也
引き続きリベレーションゼロに搭乗。
正に海に浮かぶ火薬庫ってところか。だが、火力ならこいつも負けていない。
「ファントム1-0からシナトラへ。主砲発射の準備を頼む。俺が攻撃を作るから、合図で撃て」
と無線でシナトラへ伝える。敵は既にシナトラの主砲による攻撃を受けているし、次の攻撃にも警戒しているはずだ。
指定UCを発動しつつ、相手の攻撃を予測。鈍足な敵は攻撃を回避するのが困難だろうから、とってくる手段は…ミサイルによる弾幕で相手の攻撃を妨害しつつ、主砲で仕留める…だろう。
もしそうしてきたらファンネルを展開し
「ターゲット、マルチロックオン…当たれ!」
と高出力大口径ビーム砲以外の火砲による一斉射撃でミサイルを迎撃。更に高出力大口径ビーム砲で敵の主砲を攻撃して損傷させる。
「今だ、撃て!」
とシナトラに連絡し、主砲を発射させる。砲弾の命中を確認し、まだ敵が戦闘可能であったら
「ターゲット、ロックオン。これで終わりだ!」
と今度は自機の全火砲による一斉射撃のフルバーストアタックで敵を撃ち抜く。
アドリブ・連携可。


エドゥアルト・ルーデル
「合体」をします

何をって?もちろんさっきの潜水航空巡洋艦と母艦シナトラをだけど?
何でって?したくなったからだけど?ヒャアがまんできねぇ!そーれがっちゃんこ!よし!よし!ヨシッ!
ホントは4隻合体して人型戦艦へ大変身させたかったが帰っちゃったからしょうがないね

さあ救済しに行こうぜ
正面から堂々と砲撃でぶち殺すだけですぞバグレンティアス氏!
イメージだ!ミサイルを全て叩き落せる倍どころではない対空砲火に深海でも平気な外殻装甲!
強大な艦!よく飛ぶ砲!威力ある弾!愚鈍な敵!正確な狙い!後は死があれば完成する!!
あのキャバリア如きの存在意義を本艦で粉砕するんだ!素敵だァ…!

元に戻るのかって?さあ…



●禁断の「二度撃ち」
「拙者、この窮地を打開する策がありますでござる。……「合体」をします。」
「なんて?」
 エドゥアルトが何を言ってるかわからねーという猫めいた表情を浮かべるクラリエッタ。
「「合体」をします。」
「いやもうそれは聞いたんだが!?何と何が合体するんだ!?」
「えー、エルデナントの天頂に輝く一等星にして才色兼備のクラリエッタ・バグレンティアス大佐をしてわからんのでござるか?先刻の狙撃意図はわかっていたのに?」
「上げてるのか下げてるのかすらわからんのだが!?」

「まぁ落ち着いてくれ大佐。恐らくコイツ黒髭は文字通り「合体」させる気だ。…シナトラと先ほどの巨大潜水艦を。」
 混沌としたコントに待ったをかけたのはリベレーションゼロに搭乗する拓也。Fortressとの戦闘に備え死神の予測術ユーベルコードを発動していたが、どういう訳かこの会話にも適応されていたようだ。
 ユーベルコードってすごい。

「よく考えてみるでござる。ここまで猟兵だけじゃなくシナトラにもボコられてFortressのヘイトの堪り具合は最高潮のハズでござる。となれば次の一戦で決着をつけねば泥沼は必定。」
「総力戦に挑むのであればユーベルコードでシナトラそのものを強化して臨むべき、という事か。……大佐、俺は悪くない作戦だと思う。シナトラの砲戦能力は高い。敵もこの艦の脅威度を上げているだろう。」
「身を守るにしても必要、という訳ですか。」
 拓也は静かに頷く。この確認でようやくクラリエッタも決心がついたようだ。

「わかっ――」
「ヒャアがまんできねぇ!そーれがっちゃんこ!よし!よし!ヨシッ!」
「「   」」
 拓也とクラリエッタは絶句した。「合体を承認しよう」と心の中で思ったのなら、その時既に合体が終わっていたのだ。
 エドゥアルトの魔改造によりさらに巨大化した船体は深海水圧にも耐えうる強度を獲得、増設された2基のポンプジェットスクリュープロペラで巡航速度は爆増。
 そして何より大口径速射式レールガン2基に大量の対空火器という矛と盾の欲張りセットもついてきた。
 もうシナトラの名残が艦橋と主砲ぐらいしかないレベルの魔改造です。本当にありがとうございました。
「強大な艦!よく飛ぶ砲!威力ある弾!愚鈍な敵!正確な狙い!後は死があれば完成する!!さあ救済しに行こうぜ、正面から堂々と砲撃でぶち殺すだけですぞ。」
 仕事をやり切った男エドゥアルトは白い歯を見せて笑っていた。

「……ファントム1-0からシナトラへ。色々と大変なことになっているのは承知しているが主砲発射の準備を頼む。俺が攻撃で隙を作るから、合図で撃て。」
「シナトラからファントム1-0。了解した、よくわからん砲とかも色々生えてきたが……問題ない、全部ぶち込んでやる!」

「なんだあれ……なんだあれ!?なに!?」
 ボスコーンはパニックで限界であった。ここまで猟兵の無茶苦茶な戦闘能力にいたぶられ続け、その挙句にトンチキを超えたトンチキである合体兵器を目の当たりにしたのである。本来であればドクターストップをかけるべきなのだが、絶海の戦場にはレフェリーもセコンドも、ましてやドクターも存在しない!
「う……うおおあああ!?」
 半狂乱に叫びながらミサイルや砲撃を魔改造シナトラに浴びせかけるボスコーン。並みの艦船であれば轟沈確実であっただろう。しかし今やFortressに勝るとも劣らない防御力を得たシナトラには蚊ほども効かぬのだ。
「おおおおおお……ぐおっ!?」
「あまりにも背後ががら空き過ぎてな。すまんがここで討たせてもらうぞ。」
「き、貴様ァアアア!」
 Fortressの背後に回ったリベレーションゼロは躊躇なくビームを二発叩き込む。Fortress小爆発!
 激高したボスコーンは近接防御用の機関砲による反撃を目論むも、機体の旋回がリベレーションゼロの機動力に追いつかない!やぶれかぶれの対空ミサイル乱射!
「それは想定内だ。ターゲット、マルチロックオン…当たれ!」
 リベレーションゼロ、展開したファンネルでミサイル全弾迎撃に成功!そしてすかさず高威力モードに変形させたビームライフルにエネルギーを急速充填。しかしFortressの主砲がリベレーションゼロに向けられる!
「ふ、ふはははあはははは!チェックメイトだ!」リベレーションゼロ、万事休す!

「今だ、撃て!」
全砲・・撃てーっ!」
 拓也の合図とともに魔改造シナトラが間髪入れず砲撃開始!Fortressに全弾直撃!Fortress大爆発!
「グワーッ!お、囮だとぉおおお!?グワーッ!」続けてリベレーションゼロのビーム砲撃!Fortressさらに大爆発!
「正解は両方とも本命だ。しかしまだ形を保っているとはな……。」
 拓也はそうつぶやきながらも、この戦いの終わりが近づいているのを感じ取っていた。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

フレスベルク・メリアグレース
痴れ者よ
嫉妬の逆恨みほど醜悪なものはありません
故、煉獄の炎が如き溶岩で焼かれなさい

あらゆる無効化概念を突破する純然物理属性の指定した対象のみに影響を与える溶岩の眷獣が、両腕のグレネードランチャー諸共オブリビオンマシンを焼き尽くしていきます
これがわたくしのUC…ボスコーン、貴方の自慢のオブリビオンマシンも相当なものですが…わたくしは六番目の猟兵
あの上空に座す暴走衛星を撃墜する事を本気で出来ると思っている狂信の持ち主故…
貴方は、貴方の自慢と共に心中出来ますか?

そう言って溶岩の熱線をボスコーンに射出する




「あの…いつの間にかシナトラの雰囲気が変わった気がするのですが。」
「猊下、実はかくかくしかじかでして……。」
「まるまるうまうま……なるほど、委細承知しました。操船大変でしょうが、皆様の腕前を信じています。私はこの戦いに終止符を打ちに行きます。」
「はっ!猊下もどうかご武運を!」

 魔改造シナトラの艦橋から降り、フレスベルクが向かったのは前部甲板。従来の主砲に加え電磁砲やミサイル発射装置が所狭しと配置され、しかしその力強さは太古の神代に語られる大神の住処を彷彿とさせるだろう。
 カツンカツンと歩んだ先に待ち受けるはシナトラの船首であり、その先に臨むはオブリビオンマシン。
 世界の狂気の象徴にして根源。人をゆがめる狂気の産物。
 それを打ち滅ぼすは猟兵である。猟兵でなければ成しえない。故にフレスベルクは一歩、また一歩と船首への歩みを止めない。
 そして歩みを止めた時、ようやくフレスベルクの舞台は整うのであった。
 
「ヌゥー!まだだ!まだ終わってなど、終わらせなどしない!我が血の復讐は!一族の恩讐は!果たされねばならん!」
 ボスコーンは生きていた。Fortressの頑丈さの賜物か、それとも単純に悪運が強いのか。何はともあれボスコーンの狂気が陰る兆しはなく、ギラギラとした目を魔改造シナトラへと向けていた。
「おやめなさい、痴れ者よ。嫉妬の逆恨みほど醜悪なものはありません。」
 潮騒の中、フレスベルクの凛とした声が響き渡り、ボスコーンの注意が艦から聖女へと逸れる。
「嫉妬?嫉妬だと!貴様に、何がわかる!私の、私達の何がわかる!?」
「勿論、手に取るようにわかりますとも。しかし矛先を向ける相手をあなたは違えている。誇り高き軍人が、国家に国民に銃剣を突きつけてよい法があるのでしょうか?」
「黙れ黙れ黙れ黙れ黙れぇい!私は救済軍のボスコーン中佐だ!我らは共和国の宿痾たる企業連合を裁き、傀儡を排し、共和国を正道へと導くのだ!企業連合に与する賊など、同胞とて生かしてはおけん!」
 フレスベルクの説法もボスコーンの耳には届かない。果たして如何な半生を過ごし、如何な狂道を歩んできたのか。ここまで恨みだけで行動できるのか。それを知るのはボスコーンただ一人である。
 とはいえ狂道を往くはボスコーンただ一人にあらず。フレスベルクもまた、殲禍炎剣を墜とし、空を取り戻さんと道を求め続ける信仰の狂徒である。
 狂人と狂徒。狂気と狂信。であらば言葉は不要、とフレスベルクは判断し実力行使に移った。
「その熱く燃え滾る土にして火は、小賢しき無に帰す概念を貫き術者を燃やし尽くす。」
 シナトラとFortressをつなぐ直線状に時空のゆがみとともに高熱反応が現れる。ボスコーンはこれに対して迎撃態勢をとる。

「彼は王、純然なる世界の理に属する者である。」
 先ずゆがみから現れたのは灼熱する前脚であった。続いて形容しがたき頭部、これもまた灼熱の最中にあり、かろうじて獣めいた形状であると判断ができるであろう。

「このっ……化け物があああ!」その言葉は何に向けて放たれたのか。
 Fortressの両湾に備え付けられたグレネードランチャーが火を噴く。時空のゆがみから這い出てこようとする「何か」とその後ろのフレスベルクとシナトラを倒すべく、連射を続ける。しかし「何か」は意にも介さず上半身を海上に現した。

物理王の溶岩獣インウォカティオ・ラーワ・ゲオロギア――眼前の敵を煉獄の炎にて焼き払わん!」
 「何か」――即ち物理王の溶岩獣インウォカティオ・ラーワ・ゲオロギアはフレスベルクに応えるがごとくその重々しき顎を開く。
 ボスコーンはその口腔内めがけてグレネードを放つが当の溶岩獣はやはり意にも返さない。爆発する前に全て溶かしてしまうからだ。
 そのうちグレネードランチャー発射機から乾いた金属音が響いた。しかしボスコーンは引き金を引き続ける。
 カチカチ、カチカチ。
「まだだ、まだ我が復讐が、救済が―――」
 Fortressめがけて超高温の熱線が放たれた。比類なき装甲も、膨大な火薬も炸薬も全て溶け、中心を一直線に穿たれたオブリビオンマシンは沈黙して海中に没したのである。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第3章 日常 『戦場のDJ』

POW   :    自慢の歌声や演奏を披露する

SPD   :    愉快なトークで盛り上げる

WIZ   :    深い話を聞かせる

👑5
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●ラジオ・ブラザーフッド
 ハロー、エルデナント!カルノパからマクセル・Oが共和国全土にお伝えするぜ!
 さて今日は色々あったみたいだ!
 まずは最前線スラボレー運河から最新情報だ。今日も救済軍のマヌケ連中が南進を企てて、我らが南部州連合軍が見事に阻止!これで何連勝だ?勝ちすぎてわかんねぇな!じゃあ次だ!
 西部マチスン州じゃ相変らず鉱業用キャバリアが暴走中だ。旅行に行くやつは注意しろよ?量産キャバリアじゃすぐにスクラップになっちまうからな!ハイ次!
 企業連合から食料プラントの……緊急ニュース?海軍……マジかよ神様!ヘイヘイよぉよぉよぉ兄弟たち!ビッグニュースだ!
 みんな我が国にも海軍が居た事を覚えてるよな?そう!救済軍に追い出されたあの海軍だ!
 それがなんと、今日ここカルノパ州のベンジャミン基地に戻って来たそうだ!しかも物資や兵隊を満載にしてな!
 どうやら海軍は猟兵を味方につけて救済軍の海上封鎖を突破してきたそうだ。
 で!うちの敏腕スタッフがその猟兵に出演を持ち掛けたんだと!仕事熱心で俺、涙が出そうだよ!
 さぁっ!という事で番組内容を一部変更して猟兵とのトークタイムだ!一体どんな連中が来るんだろうなぁ!

 そういや猟兵ってのは超おっかないって話をよく聞くんだがよ……大丈夫だよな?知らない?マジか。
フレスベルク・メリアグレース
始めまして
フレスベルク・メリアグレースと言います
本日は、席を設けて下さりありがとうございます

今回は、海軍の戦力を比喩も誇張も無く喧伝し、この国の民を安堵させるよう語り掛けていきます
交渉と弁論をUCの域まで昇華させるUCを用いて、この国の士気を高められれば幸いです

南部州連合軍についても聞きたいですね
常勝を誇る理由を客人として問いかけ、更に西部の工業用キャバリアの暴走についても
……オブリビオンマシンだったら、こちらの案件ですからね
内心でそう呟きながら、良く通る声でラジオの答弁を行っていきます



●メリアグレース讃美歌「天に願いを、地に愛を」
 ラジオから厳かな旋律とともに聖歌隊によるコーラスが流れてくる。
 クロムキャバリア世界の宗教学に詳しい猟兵諸氏であれば特徴的な歌詞からメリアグレース聖教皇国の讃美歌の一つであるとわかるであろう。
「よぉ兄弟。チャンネルを間違えたか?って不安になってるだろうが安心してくれ。こちらはラジオ・ブラザーフッド。今流れてるのはゲストを迎えるための選曲だ。では早速お呼びしよう、猟兵にして……メリアグレース聖教皇国第十六代教皇、フレスベルク・メリアグレース教皇猊下!」
「はじめましてリスナーの皆様。ご紹介にあずかりましたフレスベルク・メリアグレースです。本日は、席を設けて下さりありがとうございます。」
「こちらこそ出演を快諾いただき光栄の極みだ……おっと、こういう砕けた感じってNGだった?」
「構いませんよ。あなたの番組なのですから進めやすいようにお願いしますね。」
「猊下が直々にそう言ってくれると助かるぜ。ふぅー…。」
 マクセル・Oは額の汗をぬぐうフリをしながら笑い、フレスベルクも微笑み返す。
「それじゃあ早速行ってみようか。猊下は猟兵として共和国海軍の艦隊護衛に参加していたそうだね。実際海軍の調子はどうなんだい?先に入港してたマイウェイは被害を受けたそうだが……。」
「マイウェイの被弾は敵のミサイルによる奇襲からシナトラとヤングハートを救った、いうなれば名誉戦傷です。私達が対峙した救済軍は数が多く、使用するキャバリアの性能も高い。しかし指揮官のクラリエッタ・バグレンティアス大佐以下全ての将兵の士気は高く思えました。」
 フレスベルクの言葉にはその物腰の柔らかさを感じさせる口調からは想像もつかない凄みがあった。
 比喩や誇張と言った吟遊詩人が好むドラマ性が省かれた、その目で見た事実をマクセル・Oとラジオのリスナーに語った。
 宗教に携わる、ましてや一大宗教の最高位に座する故か、フレスベルクの説明は並のスポークスマンが話すそれとは全く異なり、聞く者の心に響くものを残した。マクセル・Oに至っては目に涙をにじませている。
「……ですのでエルデナント共和国の市民の皆様。どうかご安心ください。共和国海軍の精強さは健在です。」
「……ワーオ。これまで色々なゲストを招いて色々な話を聞いてきたが、これほど説得力に溢れていたのは今も昔も猊下が一番だよ。そうだ、ついでに何か質問とかあるかい?」
「質問ですか?」
 マクセル・Oの言葉にフレスベルクは考えた。そういえばここラジオ局への移動中に聞いた内容は共和国の国内情勢について語っていたはずだ。
「そうですね、共和国の実情……南部州連合軍とについて伺っても?」
「あぁ、お安い御用だ!実際この特番をやる前はその話題を扱うつもりだったしな。」
 今後またこの国に絡んだ事件が発生するやもしれない。フレスベルクは決断的にこの話題を選び、幸運にも最新の情報を得る機会を得た。

「番組の最初の方で話してたんだが、スラボレー運河の渡河を図った救済軍を破ったっていうのが最新ニュースだな。しかも今日はトッド中将が直々に指揮していたそうなんだ。」
「クリストフ・トッド退役中将、確か民衆の英雄と呼ばれている方ですよね?」
「その通り!中将は高齢であれこそ共和国軍の対キャバリア戦術の第一人者なのさ。最高司令官に推されたのも頷けるってもんさ。」
 マクセル・O曰く、歩兵戦力で効率的にキャバリアを撃破する『対キャバリア歩兵構想』を確立させた軍略家であり、キャバリア後進国であった共和国を周辺国の軍事圧力から守り抜いた英雄として教科書に載っているほどなのだそうだ。
「とはいえ北部を取り戻すには人も物資も足りてなかったって言うのが南部州連合軍の悩みの種だった。そこに海軍が戻って来た!」
「最高の指揮官に潤沢な物資、さらに海上からの圧力。正に『鬼に金棒』という事ですね。」
「まったくだ!俺らもこの内戦にはうんざりしていたからな。パパッと終わってくれることを祈るぜ。……っと、ここでいったんコマーシャルだ。猊下、改めて今日はありがとうな!」
「はい、こちらこそありがとうございました。一日でも早くエルデナント共和国に平穏な日々が戻る事をお祈りいたします。」

大成功 🔵​🔵​🔵​

ヴィリー・フランツ
心情:さてラジオ番組と言っても、何を喋りゃいいやら。

手段:「│グッドモーニング、エルデナント!《good morning Erudinanto!》」
何時もの野戦服を脱いで勲章付けて糊の効いた制服に袖を通す、まぁお茶の間には俺の姿なんぞ見えんがな。
それで元気よく挨拶したら何を話す?ルナジャワ民主共和国のゲリラ掃討作戦の苦労話でも聞くか?冗談だ、そっちのリクエストが無けりゃシミャーズ藩国のトンデモ話しで良いか?

葉巻は良いか?放送機器を傷めるから駄目、そりゃそうか、でそっちから他に聞くことはあるか?軍の広報部から予算は降りてるから機密以外の事なら今なら旅行記を聞き放題だぜ。



●共和国海兵隊軍歌「海兵旗に忠誠!」
 コマーシャルが明けるとラジオからは軽快なマーチングソングが流れてきた。
 これはエルデナント共和国の国民ならだれもが一度は聞くであろう「海兵旗に忠誠!」だ。
「さて次の猟兵はこの人だ、ミスター・ヴィリー・フランツ!」
グッドモーニング、エルデナント!good morning Erudinanto!
「お、ノリがいいねぇ!」
 傭兵稼業もイメージ戦略は欠かせない。ヴィリーは普段の野戦服姿ではなく、式典用の赤いベレーに糊の効いたブラウンのブレザーとスラックスの正装姿で挑んでいた。
「お堅いのよりかはこれぐらいが良いだろ?ところで葉巻は良いか?」
「葉巻だって?よぉよぉよぉよぉ、さすがにそれはマズイって!」
「そうか…まぁ仕方ないもんな、放送機器を傷めるから駄目だよな…。」
 ヴィリーが取り出しかけた葉巻をしまおうとすると……なんたることか!マクセル・Oの手には手巻き煙草!
「いや吸う気マンマンかよ!」
「エッヘヘヘヘ!旦那と同じくらいマクセル・Oはノリがいいのさ!大丈夫だって、ちゃんと空気清浄機回してるし!」
「本当かぁ?……まぁアンタほどのDJが言うんだ。お言葉に甘えさせてもらうぜ。」
 ヴィリーとマクセル・Oはそれぞれ葉巻と煙草に火をつけ、一服した。
「フゥー、やっぱり煙草は良いもんだなぁ。そうだヴィリー、アンタは猟兵である前に傭兵なんだってな。ってことは武勇伝には事欠かないんじゃないか?」
「勿論、色々あるぜ。そうだな……折角だしルナジャワ民主共和国のゲリラ掃討作戦の苦労話でも聞くか?」
 「ルナジャ……ゲッホゲッホ!」ヴィリーの言葉に思わず咽るマクセル・O。ルナジャワ民主共和国と言えば悪名高い民族間の武力衝突が未だ続く国だ。
 この時勢にルナジャワの話は刺激が強すぎる。メディアの仕事が長いマクセル・Oは本能的にそれを理解して焦ったのだ。
「ヘイヘイヘイヘイ、ちょっと待てよミスター。流石にそれはオンエアできないぜ。」
「すまん、流石に冗談だ。」
「マジで勘弁してくれよ……よし、それじゃあ仕切り直しだ。なにかこう……全年齢向けな感じので頼む!」
「全年齢…全年齢か…。じゃあシミャーズの仕事の話がよさそうだな。」
「シミャーズっていうとシミャーズ藩国のことか?『ボッケモンファイター・チェスト』の?」
「知ってるなら話が早いな。」
「勿論だぜメーン!俺は20年来のファンなんだ!」
 シミャーズ藩国、白兵戦最強と謡われる「シミャーズ戦士」や独自の戦闘理念「チェスト」で知られるクロムキャバリア世界の国家である。『ボッケモンファイター・チェスト』とは同国発の映画シリーズであり、ここエルデナント共和国においてもコアなファンが存在するのだ。
 そしてかつてヴィリーは二度、シミャーズ藩国にまつわるオブリビオンマシン事案に関わっていた。
「そう、その『ボッケモンファイター・チェスト』の撮影現場でキャバリアの暴走事件にも出動しててな。盾越しとはいえチェストは堪えたぜ。」
「ヘイヘイヘイ、チェストを防御うけたのか!?」
「チェストミサイルをだけどな。いわゆるチェスト、つまり近接攻撃は受けたらお終いだ。二撃不要とはよくぞ言ったものだぜ。」
「マジか!よし、よし!OK、ミスター・フランツ。その話もっと詳しく頼むぜ。こういうのは滅多に聞けないからな!……と、その前にコマーシャルだ!」
 このラジオ放送の翌日、エルデナント共和国のレンタルビデオ店や書店でシミャーズ藩国関連の商品に関する問い合わせが殺到したのだとか。
 そしてマクセル・Oは『ボッケモンファイター・チェスト』シリーズ全作を一気見した。

大成功 🔵​🔵​🔵​

防人・拓也
「超おっかない、ねぇ…。まぁ、その認識はあながち間違ってはいないだろうな」
と言い戦闘服の光学迷彩を解除し、(魔力の一部を足元に寄せて、魔力で天井に張り付いている的な原理で)天井に足を付けて逆さまになった状態でDJの前に突然登場。
忍者みたい? この国でも忍者の文化が伝わっているのか? 別に俺は忍者ではないぞ。
とりあえず床に着地し、普通に席に着く。
武勇伝を聞かせろって? 俺よりも面白い武勇伝を聞かせてくれる猟兵がいるから、そっちに聞いた方がいいぞ。俺なんて配下を率いて20倍くらいの兵力を策を用いて撃退したくらいだ。
数? その時は約350対18だったかな。ほら、規模が小さいだろ?
アドリブ・連携可。



●スシ・ボーイズ「ニンジャ・カラテ・スシ!」
 ブンズーブブンズーン。ブンブブンズーン。
 先の二曲とは打って変わりテクノめいた演奏と「ハラキリ!」「カトンジツ!」「ホクトヒサツ・ケン!」など力強いシャウト・リリックを繰り出す楽曲が流れる。
クロムキャバリア世界の音楽事情に詳しい猟兵諸氏であれば、これがシティーボーイの間で絶賛流行中のアーティスト・グループ「スシ・ボーイズ」が手掛けたヒットナンバー「ニンジャ・カラテ・スシ!」であることが分かるであろう。
「ヘイヘイヘイ、なんだってニンジャ・ソングなんだ。お次の猟兵はニンジャってか?……冗談はさておき次の猟兵だ!」
 マクセル・Oは手慣れた様子で紹介しようとするが、当の猟兵が現れない。
「……放送事故か?」彼がつぶやいた次の瞬間!
「Wasshoi!」スタジオの天井から猟兵、防人・拓也がコマめいて回転しつつ着地!ウルトラC!
「ワッザ!ニンジャ!?」
「ドーモ、猟兵の防人です。その反応、どうやら忍者についての知識はあるんだな。意外だ。」
「知ってるさ!ニンジャって言やぁカラテとシュリケンでキャバリアを瞬殺するキリングマシーン・ヒューマン!だろ?」
「…俺の知ってる忍者じゃなさそうだな。そして俺は実際ニンジャではない。」マクセル・Oの偏ったニンジャ知識に苦笑するしかない拓也。

「OK、じゃあ拓也、リスナー向けに何か猟兵の凄さが伝わる事…そうだな、これぞっていう武勇伝とかはあるか?」
 「武勇伝か…。」拓也は暫し考える。ここクロムキャバリア世界において多くの依頼をこなしてきたからこそ、「これぞという武勇伝」を選ぶのは難しい話だ。
 唸り続けること約10秒。「あ」と声を上げて何かを思い出した拓也はマクセル・Oに向き合った。
「ニージェ・カイマンって知ってるか?」
「そりゃ勿論!ニージェ・カイマンっていやぁ『セブンス・ゴスペル』の人気歌姫じゃないか。」
「彼女と共闘したことがあるんだ。一度だけだが。」
「~~~~~~~~ッッ!!!!」膝を叩きながら声にならない悲鳴を上げるマクセル・O!
 拓也の話はホラでもなければ誇張でもなく、まぎれもない事実であった!かつてシミャーズ藩国にて行われた「大覇乱祭」のバトルロイヤルを勝ち残り、「災厄チェスト」と呼ばれるオブリビオンマシンと交戦した際に拓也とニージェは共闘していた。なんならお茶までしてるんだぞ!しかもニージェ以外にも乙女チックな美女もいてさァ!
「だっておま……ズルじゃんそんなの!!ルックスは良いし、女にモテる!リスナー諸君は見えてないから俺の口から言わせてもらうぞ、拓也はイケメンだぞ!」
「ブーッ!!」
 唐突なマクセル・Oのイケメン発言に拓也は飲んでいた茶を吹き出した。
「い、いや……モテるかどうかは本人の性格次第だが、まぁ…仕事柄それなりに色々な出会いみたいなのはあるな。」
「モテるやつ独特の言葉チョイス!くぅ~っ、あやかりてぇなぁ~!」
 そういうところやぞマクセル・O。
 翌日『セブンス・ゴスペル』に「ニージェと拓也は付き合ってるのか?」といった質問が山と言うほど送り付けられたそうだが、それはまた別のお話……。

大成功 🔵​🔵​🔵​

カーバンクル・スカルン
現役の軍人さんを呼ぶわけにいかないのと猟兵っていうトンデモ勢力がこちらに与していることをアピールする……絶好の舞台おしごとね。
でもこういうプロパガンダには関わらない主義なんだ、ごめんなー……と【クリスタライズ】で逃走。それにしてもおっかない連中か……あのDJ、中々分かってるね。

にしてもスラボレー運河の小競り合いにマチスン州の暴走キャバリアねぇ。イザベラさんやレオナさんが食いつくかは知らないけど。

さーて、お待たせ待った?

入った倉庫の天井から吊り下げられているのは捕獲した救済軍の面々。私は用意しておいた工具をちらつかす。

私の小粋なトークで口を割って欲しいな? 実力行使に出る前にさ?


エドゥアルト・ルーデル
トークショーに現れたのはよくわからない人物だ
見た目普通なんだか普通じゃないんだか…悪い奴じゃあなさそうだがこれといって特徴のない…影の薄いような…
果てしてこいつは猟兵なのか?

拙者が知る訳ないだろう知らない人でござる
だっていちいちインタビュー受けるの面倒だし…適当にその辺にいた知らない人を送り込んでおいたんでござる
何語るかって?さあ…知らね、お任せでいいんじゃない?

とりあえず拙者は旗艦へ!戦い足りねぇんだわ!
休んでいる暇はないでござるよバグレンティアス氏出撃だ!この船はこの程度じゃ満足しちゃいないでござるよ!新たな敵ボコボコにしに行こうぜ!いないなら適当な隣国でもいいぞ!



●イェーガー・オフレコード
「さて次の猟兵は……あ、一人は予定付かず?まぁ仕方ないか。じゃあ飛ばして……よし、次の猟兵はエドゥアルト・ルーデル!」
 マクセル・Oはドタキャン程度で狼狽えない。これでもエルデナント共和国屈指の人気ラジオ番組のDJ、タフでなければ務まらない。
 しかし彼をしても狼狽える事態が発生した。

「……。」
 トークショーに現れたのはよくわからない人物だ。
 見た目普通なんだか普通じゃないんだか…悪い奴じゃあなさそうだがこれといって特徴のない…影の薄いような…。
(猟兵の姿か?これが…)
 マクセル・OのDJ第六感が告げる!これは明らかな放送事故なのだ!認めたくはないが……明らかに放送事故なのだ!
 幸いにしてスタッフたちは気づいていない。入って来た男は素性が知れぬが、おかしなマネをする気配もない。
「(だったらイケるぜ!!!)よぉよぉよぉ、思ったよりシャイなやつが入って来たぜ!」


「えぇ~?私以外にもドタキャンした人いたの?プロパガンダに関わらないってのが矜持とはいえDJの人には同情しちゃうなー……。」
 ところ変わって某所の倉庫。カーバンクルはブラザーフッド・ラジオを聴きながら独り言ちる。
「んー!んー!」
「ん、ああごめんごめん。ちょうど用意が終わったところだからね。轡外してあげる。」
 そして椅子に縛り付けられた男・・・・・・・・・・・に向き直る。男は救済軍の一員、つまり先の戦いで撃破された愚連隊の一人である。
「まぁ全員縛り上げてってのは流石に目立つからね。ロッティ宝くじに当たったとでも思ってよ。」
「ぶはぁっ……な、なにが望みだ?一兵卒の俺から聞き出せる事なんざ、たかが知れてるだろ?」
 男はカーバンクルが用意したであろう工具箱に目をやる。そしてこれから何をされるかを理解して先手を打った。
「いやいや謙遜謙遜。あんな機体アマランサスに乗ってるような兵隊がペーペーな訳ないでしょ。」しかしカーバンクルはこれを切って捨てる。
「……何が聞きたい。」男は観念して平和的なインタビューを受けることにした。
「それじゃあマチスン州の暴走キャバリアについて。さっきラジオで流れてたでしょ?」
「めちゃくちゃ内陸の話じゃねぇか……。」「なに?工具要る?」
「待て待て待て!……正直詳しいことは知らん。だがあの辺は南部州連合軍にとって重要拠点の一つになってるはずだ。それこそ運河を要塞化するためのコンクリートに必要な石灰とかのな。」
 曰く、マチスン州は共和国内でも有数の石灰岩採掘場があり、民営化する以前は国営採掘場をいくつも有していたそうだ。
「キャバリアの暴走ってのが採掘場に関係してるのかはわからんが、要塞建設に支障がでるほど深刻なら救済軍も乾坤一擲で仕掛けてくるだろ。」
「ふーむ、確かに……。でもいいの?そんなベラベラ喋っちゃって。」
「生憎愛国心は品切れでね。それに戻ったところで縛り首待ったなしだ。」
 カーバンクルは聞き出すだけ聞き出したのちに男を州警察に引き渡し、作戦報告書を作成してグリモア猟兵に提出した。
 海軍の本土帰還とともにエルデナント共和国の情勢は大きく動くだろう。しかしどう動くかはまだ混沌の向こう側である。


「Heeeeey!!バグレンティアス氏ぃ!」
「ギャーーーー!なんでここにいるんだお前ええええ!?」
 ところ変わってベンジャミン海軍補給基地。魔改造された戦闘母艦シナトラの執務室に転がり込んできたエドゥアルトに対しクラリエッタは悲鳴を上げていた。
「だ、だって……そうだラジオ!ラジオに出てるんじゃないの!?」
『え、なになに?ダッハハハハ!なんだそれ最高に面白いな!?』
 クラリエッタがラジオチャンネルをブラザーフッド・ラジオにあわせるとマクセル・Oが大爆笑しているところであった。
「え?拙者じゃないでござるよ。いちいちインタビュー受けるの面倒だし…適当にその辺にいた知らない人を送り込んでおいたんでござる。」
「    」
 そう、聡明な猟兵諸氏はもうお気づきの事だろう。
 すり替えておいたのさユーベルコード!

「休んでいる暇はないでござるよバグレンティアス氏出撃だ!この船はこの程度じゃ満足しちゃいないでござるよ!拙者戦い足りねぇんだわ!」
「いや、ちょ…ちょ待て……ぐえっ!?」
 そう言ってクラリエッタの首根っこを掴んでエドゥアルトは艦橋へと歩き始める。
「新たな敵ボコボコにしに行こうぜ!とりあえず沿岸の救済軍基地ぶん殴るでござる?いないなら適当な隣国でもいいぞ!」
「イヤーッ!う あ あ あ あ!……イヤーッ!」
「グワーッ!」
 ゴウランガ!クラリエッタはマリナー瞬発力で両足を振り上げエドゥアルトの側頭部を襲撃!エドゥアルト思わず手を放したたらを踏む!
「イヤーッ!イヤーッ!」「グワーッ!」クラリエッタは続けざまにキャノン・ツキを二度打ち!エドゥアルトは身体をくの字に曲げて吹っ飛ぶ!
「サ……サヨナラ!」エドゥアルトはそのまま海に転落!ナムアミダブツ!
 こうして一人の海軍士官の活躍により、魔改造シナトラは無事守られたのであった……。


「……それじゃあ今日の放送はここまで、明日もまた聞いてくれよな兄弟!ブラザーフッド・ラジオ、マクセル・Oがお送りしたぜ!」

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2025年01月24日


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#クロムキャバリア
#エルデナント共和国
#エルデナント事変


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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠フォルティナ・シエロです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト