魔導書悪魔王遊戯
●
悪魔王遊戯
「どうやら一段落ついたようっスね」
メガネをクイッとしてエンターキーをターン!とすれば、サイバースペースがいつもの状態に元通り。
魔界裁判長『ジャッジメントガール』は、神王サンサーラが消え失せたのを見届けて、巨大なガベルの柄に手を乗せる。
「とは言っても、デビルキングワールドに戻るのはなかなか難しいっスね。仕方ないっス。ここは悪魔契約書をささっと作って元の世界に戻るっスよ。とゆーわけで……」
がさごそ、と懐から取り出したのは魔導書。
「ここに猟兵から盗ごほんごほん拝借したとてもすごい魔導書があるっス。これを、こうして――」
ぱっ、と開いて光が周囲に満ちる。
サイバースペースの仮想現実を上書きする
世界干渉の力は、その効力を遺憾なく発揮した。
サイバースペース内に展開されたのは、超巨大な図書館。
遥か上空へと続く巨大螺旋型の大書架だ。その彼方は霞んでいて、どこまで続いているのか健闘もつかない。
「完成っス! さあ、悪魔王遊戯で契約書のインクをがっぽがっぽと稼ぐっスよ!」
と、何かしら避難の声が聞こえたのか聞こえていないのか、ジャッジメントガールは人差し指を立てて舌打ち、左右に振る。
「いいっスか、魔導書は今自分の手の内にあるっス。そして今この巨大な図書館を作ったのは自分っス。つまりこの図書館の主は自分ってことっス! はい論破っスね!」
●司書、これは一体……?
「いやちょっと待ってあれ僕の魔導書だし僕の
叡智ノ書架だよね!!? 勝手に人のもの盗らないでくれる!!?」
大声。
アイン・セラフィナイト(全智の蒐集者・f15171)が予知で見た内容に激烈にツッコミである。
「あ、いやでもサイバースペース上に出来たものだから結局僕の本当の書架ってわけじゃ……うーん……」
ブツブツと独り言を言っているところ悪いが、緊急の要件である。
集まった猟兵の一人が、説明を促した。
「あ、えっと……サクラミラージュの戦争で僕たちを助けてくれた者の一人、ジャッジメントガールなんだけど、キャンピーくんはどこかにまたいなくなっちゃったからデビルキングワールドに戻りたくても戻れなくなったんだよね」
ただいま、キャンピーくん行方不明。神王サンサーラを抑え込んだジャッジメントガールは元の世界に戻りたくても戻れない状況である。
「それで、ジャッジメントガールは元の世界に戻るために、『悪魔契約書』を作ろうとしてるんだ。ガチデビルも作ってたあの契約書は、他世界に移動が可能な重要なアイテムなんだ」
そこで、魔術によって映し出されたのは黒いインクだ。
「悪魔契約書を書くためには、『悪魔インク』が必要になる。その製法は悪魔ごとに違ってて、ジャッジメントガールの場合は『
悪魔王遊戯がクリアされた時に発散されるパワー』がインクの素材となるらしいよ」
ということで、猟兵たちの出番である。
「今回、ジャッジメントガールが作り出した悪魔王遊戯の会場は巨大な螺旋状の大書架だよ……あれ僕の書架……いや……うん……」
すごく遠い目。
「で、ジャッジメントガールはその書架の最上階で待ち構えてるよ。途中は危険な罠……本棚に格納された数多の魔導書がひとりでに開いて、僕達に尽きることのない
属性攻撃を放ってくるから、気を付けて」
数多の魔導書から撃ち出される魔法攻撃。何かしらの対策は必要になるだろう。
「それを突破すれば、ジャッジメントガールとの対決だね。この最上階も周囲が巨大な本棚になっていて、魔導書が自動的に属性攻撃を放ってくるけど、逆に魔導書を回収してそこに記述されている魔法を放つことも可能そうだよ。まあユーベルコード並のすごい強い魔法とかは使えないとは思うけど……使い方次第、かな?」
そして、とアインが続ける。
「最後はサイバースペース内でジャッジメントガールが悪魔契約書を書く作業に入るね。サイバースペースの環境はどんな環境でも設定仕放題だから、最後は世界を書き換えて色々遊びや息抜きに利用するのも良いかも」
悪魔契約書の編纂はシビアだ。
もし契約書の記述に抜けがあったら、世界移動時に死んでしまう可能性もある。
だからこそ、このジャッジメントガールの悪魔王遊戯をクリアして、契約書を書くための悪魔インクをたくさん回収しなくてはならない。
転移の光が周囲を包む。
転移先はサイバーザナドゥ、サイバースペース。巨大螺旋の大書架内だ。
「……ジャッジメントガールを元の世界に返すためにも頑張ろうね」
僕の書架……という小さな声が、転移する寸前にまた聞こえた。
夕陽
大書架、奪われた。(奪われてない)
OPをご覧頂きましてありがとうございます。
ジャッジメントガール救出シナリオとなります。
このシナリオのクリア本数が多いほど、ジャッジメントガールがデビルキングワールドへ帰還できる可能性が高くなります。
以下、補足です。
第1章では、悪魔王遊戯に挑みます。
サイバースペース内は巨大な螺旋を描く大書架と化しており、最上階を目指して疾走します。
ただし、書架内に置かれた数多の魔導書が、際限ない魔法(数々の属性攻撃)を放ってくるので、対策をしながら突き進みましょう。
第2章では、ジャッジメントガールとの対決になります。
第1章と同じく、周囲の魔導書が魔法を放ってきますが、魔導書を回収してその魔法を使用することも出来ます。使用したい魔法をプレイングに記載して下さい。
ただし、あまりにも強力な魔法は使えません。(唱えたら相手は死ぬ!とか)
第3章では、悪魔インクを回収できたジャッジメントガールの悪魔契約書作成に付き合います。
とはいっても、サイバースペース内の環境を弄って、ジャッジメントガールと息抜きするのもOKです。選択肢は無限大ですので、お気軽にプレイングに記載して下さい。
以上、プレイングお待ちしております!
第1章 冒険
『高層ビルを上れ』
|
POW : 邪魔するものを蹴散らして、ひたすら階段を駆け上がる。
SPD : 変装する、外壁を登るなど、警備の目を掻い潜って進む。
WIZ : エレベーターをハッキングするなど、ショートカットできるルートを探す。
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アリス・セカンドカラー
お任せプレ、汝が為したいように為すがよい。
まぁ魔力とかそういうエネルギー的なのは私的には
おやつも同然なので障害にはなりえないわね。
それはそれとして興味深い魔導書が……これさっき皆が蔵書したのがなぜか魔導書になってるのも混ざってなーい?まぁいいや、面白そうなのは
魂の契約で持ち主を私に上書きしちゃいましょ♪
ま、これは本筋じゃないのでちゃちゃっと登ってしまいましょ
遥か頭上へと続く螺旋の書架に、アリス・セカンドカラー(不可思議な腐敗の混沌魔術師ケイオト艶魔少女・f05202)は降り立った。
グリモア猟兵の書架の形はしているが、あくまでもこれはサイバースペースによって再現させられた仮初の書架ではある、のだが。
「これはまた、すごい量の魔導書ね」
そう呟きながら、アリスは走る。
本棚から溢れ出るように、魔導書がひとりでに飛翔する。
襲い来るのは数々の属性魔法だ。
「まぁ魔力とかそういうエネルギー的なのは、私的にはおやつも同然なので障害にはなりえないわね」
他者に寄生しそのエナジーを糧に生きるサイキックヴァンパイアの彼女にとって、魔力とはいわばただの食料に過ぎない。
全てを焼き尽くす炎も、押し流すような水の怒濤も、その全てが魔力から出来ているのであれば尚更だ。
侵入者を排除する攻撃はしかし、アリスに触れる前に再び魔力に変換されて霞となる。
「それはそれとして……興味深い魔導書があるわね」
本棚の一つに手を触れて引き出してみれば、数々の
ルールブック。
それが魔導書に置換され、様々な属性を持った魔法の書へと変わっているのだ。
「これさっき皆が蔵書したのがなぜか魔導書になってるのも混ざってなーい?」
すごく見覚えのある魔導書ばかりだった。
ルールブックに記載されている情報が魔導書として置換されている以上、何かしら役に立つだろう。
「面白そうなのは持ち主を私に上書きしちゃいましょうか♪」
ユーベルコード【
魂の契約】によって、一部の魔導書がアリスを主として登録されたようだ。
このサイバースペースが終わりを告げるまでの期間ではあるが、ジャッジメントガールとの対決においても有利なものとなるに違いない。
遥か上空へと続く螺旋の道を走りながら、時折飛んでくる魔法攻撃をつまみ食いしていくアリスであった。
大成功
🔵🔵🔵
尾守・夜野
「んー…これデビキン的には褒めるべき?」
でもなぁアイン盗まれて(?)困ってるらしいし…早めに解決出来たらいいなで来たぞ
攻撃の激しさに大きい書架とか憧れるなーとか凄い現実逃避して結果としてUCの出力向上するぞ
攻撃力・跳躍力…すなわち脚力とかも上がってるだろうから移動力向上し
魅力上昇で集中砲火も食らう
「…今すぐ回れ右して帰りたい」
本は読む物で攻撃してくる物じゃねぇと思うんだ
…それとも魔導書界隈だとそーなのか?
元より記憶曖昧だし、多分間違えて覚え直す
UDCアース系の魔導書ならありそうだけど…他世界とかのもそうなんだ
黒纏で防御しながら移動
攻撃頻度上がるにつれてやる気が下がり脚力あがるぞ
アドリブ連携歓迎
「んー…これデビキン的には褒めるべき?」
サイバースペース上に展開された書架に転移してきた猟兵、尾守・夜野(一応生前は成人済な物で。・f05352)が独りごちる。
デビルキングワールドの悪魔としては、おそらくとんでもなく周りの悪魔から称賛されるに違いない。
「でもなぁアイン盗まれて困ってるらしいし……」
実際は、魔導書のみで書架そのものを奪われたわけではない、はずである。たぶん。
「……まあ、とにかく登っていくか」
螺旋が連なる道を突き進むが、それに呼応して魔導書の束が飛来してくるのは御愛嬌。
魔法弾が連射され、夜野へと襲い来る。
……とにもかくにも、面倒くさい、というのが一番。
(大きい書架とか憧れるなー)
もはや、目の前の惨状から目を背けるレベルである。
体を打つ魔法の弾丸、遥か遠方へ続く螺旋の道。流石に現実逃避。
「……今すぐ回れ右して帰りたい」
そもそも、本は読むものであって攻撃してくるものではないはずである。
だが、猟兵の持ち物は多岐に渡る。かたやキャバリア、かたや魔導書、かたや超巨大戦艦などなど。
「……それとも魔導書界隈だとそーなのか?」
というより、猟兵界隈と言った方が正しいのかもしれない。
夜野のユーベルコード【朝三【墓死】】が発動する。それは、自身へのネガティブな感情によって自身の能力を底上げするユーベルコードだ。
襲い来る魔法攻撃を『黒纏』で防御しながら、向上した脚力で書架を登っていった。
「UDCアース系の魔導書ならありそうだけど…他世界とかのもそうなんだ」
あくまでも、魔導書は魔法知識の書かれた本ではあるが、UDCアース産の魔導書はそこにあるだけで人の精神を蝕むものばかりだと思うので、そこは閉口しておく。
大成功
🔵🔵🔵
カシム・ディーン
「ご主人サマー☆ここアイン君の図書館だよ☆アイン君ってば☆」
なんだと!?しかしここはサイバースペース…!これは本を取り放題じゃねーか!これは秋の読書祭りだぁぁぉ!
「読書の秋だぞ☆」
よし!アイン秘蔵のエロ本やソウルブラザーのごく普通の本を探してやるぜー!
【属性攻撃・情報収集・戦闘知識・念動力・盗み攻撃・盗み・瞬間思考】
襲ってくる本には即座に属性を解析
五行相克の法則を利用して克する属性魔法で相殺して無力化して念動力で動きを封じてゲット!(火なら水というか
土なら木とか)
僕はインテリだからな!読みまくってやるぜ!
後はエロ本とごく普通の本を探すぞー!
「ひゃっはー☆」
これも依頼達成の為だから仕方ないな!!
「ご主人サマー☆ここアイン君の図書館だよ☆アイン君ってば☆」
「なんだと!? しかしここはサイバースペース…! これは本を取り放題じゃねーか! これは秋の読書祭りだぁぁぉ!」
「読書の秋だぞ☆」
転移してきて速攻ハイテンション。
カシム・ディーン(小さな竜眼・f12217)がメルクリウス――メルシーの言葉にガッツポーズである。
「よし!アイン秘蔵のエロ本やソウルブラザーのごく普通の本を探してやるぜー!」
方向性。
ジャッジメントガールを帰還されるための書架踏破なのだが、主に目的が色々と違っている。
そんなこんなしてる中でも、書架内の魔導書は牙を剥く。
螺旋の道を走り抜けるカシムの前に、炎が、水が、雷が、数多の魔法が飛んでくる――!
「よっしゃ! 見切った! 五行相剋、水剋火に土剋水、雷は……木に落ちてもらうか!」
五行を制する判断力。魔法にはそれに見合った対策を。魔導書から放たれる魔法をすぐに解析し、それを相殺する一撃を放つ。
「僕はインテリだからな! 読みまくってやるぜ!」
というわけで、昇りながら魔導書を拝借。
「エロ本とごく普通の本を探すぞー!」
「ひゃっはー☆」
と、そこで。
「! この薄さ、間違いない、エロ本だ!」
ばっ、と手にとってタイトルを閲覧。
なんか、ガチデビルがビームスプリッターの触手にボコボコにされてる本。
カシム、即魔導書を遥か彼方へ投擲。司書が黙っちゃいない。
「なんかとんでもねーもの見たぞおい!!」
ちなみにここ、ジャッジメントガールがイメージで作った書架なのよね。(お察しください)
大成功
🔵🔵🔵
夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎
■行動
悪魔契約書に、その様な能力と制限が。
色々と大変ですが、やってみますぅ。
『FAS』により飛行後【燦華】を発動、『祭礼の女神紋』により全『祭器』共々、全身を『光』に変換しますねぇ。
『螺旋型』ということであれば、飛行状態なら中心部等を利用して『階段』を登らず『上』を目指すことは可能でしょうが、目立つ中心部だと狙い撃ちにされる可能性が高いですので、『隙間に入り込む能力』で『魔道書』が狙い様の無い『大書架』故の『本や本棚の隙間』を縫うか、『本棚の裏』を抜けるようにして飛行し上方を目指しますぅ。
どうしても『隙間』が途絶える箇所では『光速』を利用し狙われる前に突破して対処しますねぇ。
悪魔王遊戯はまだまだ続く。
「悪魔契約書に、その様な能力と制限が」
悪魔たちにとっての悪魔インクの作成は、その悪魔の本質から生み出される、といったところだろうか。
ガチデビルはともかくとして、ジャッジメントガールについてはこの遊戯自体が悪魔の権能の表れなのかもしれない。
「色々と大変ですが、やってみますぅ」
夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)の祭器が輝きを放つ。
『FAS』によって現れたオーラの翼によって飛翔し、遥か頭上を見上げる。
「大いなる豊饒の女神、その象徴せし欠片の一つを我が身へ」
そして体の全てが、光と成る。
【豊乳女神の加護・燦華】は、自身の肉体を様々な波長の電磁波へ変異させるユーベルコードだ。
魔導書に様々な魔法が記載され、それが具現化し襲いかかってくるのであれば、その魔導書が対処できない状態で突破すれば良い。
しかし、念には念を。
「飛行状態なら中心部を飛んで上に登っても良かったかもしれませんが、集中砲火されかねませんよねぇ」
周囲が、魔導書保管の本棚となれば、中央部分を飛翔する行為がどれほど自殺行為なのかも、明白だった。
るこるが光となり、螺旋をゆく。
掻い潜るような光の残滓が線を引き、魔導書と魔導書の合間を縫うように閃光がちらついた。
魔法攻撃など、この状態ではどうやっても命中はしないだろう。
「さてさて、ジャッジメントガールさんにお会いしましょう」
大成功
🔵🔵🔵
バルタン・ノーヴェ
POW アドリブ連携歓迎
オー、アイン殿の叡智ノ書架が接収されるとは!
おのれジャッジメントガール殿、文字数稼ぎで略してジャッガ殿!
非難の声を代弁しに向かいマース!
HAHAHA!
螺旋の大書架で登頂レース! 滑走靴による推進機動が役立ちマスネー!
手摺りを足場に本棚を遮蔽に魔法攻撃を潜り抜け!
テンションを上げて突き進みマース!
ヒャッハー!
あとはまー、邪魔する書物と進路をふさぐ魔法的サムシング(障壁系とか結界系とか)を平和的に排除するべく、万能鍋を構えマース!
本は本でも食べられる本になってもらいマース!
バリアブレイクの練習にもなりマスネー!
ん-、これが結界の味! テイスティであります!
「オー、アイン殿の叡智ノ書架が接収されるとは!」
仮想の大書架内に現れるのは、バルタン・ノーヴェ(雇われバトルサイボーグメイド・f30809)だ。
「おのれジャッジメントガール殿、略してジャッガ殿!」
文字数稼ぎは大事。
「非難の声を代弁しに向かいマース!」
とりあえずグリモア猟兵が遠い目をしているに違いない。
「HAHAHA! 螺旋の大書架で登頂レースデスネ!」
陸海空対応型滑走靴が、備え付けられた推進機構によって加速する。
まるで滑り出すように、バルタンが螺旋の道を辿っていく。
飛来する魔法攻撃は、本棚にある魔導書の数々から。しかしそれを掻い潜るのは猟兵の十八番、と言ったところだろう。
滑走靴が唸りを上げて、あり得ない推進軌道を描く。
まるで中空をくるくると回るように、本棚や手すりを遮蔽物として、飛び交う魔法攻撃をくぐり抜けていく。
「ヒャッハー! 突撃デース!」
そこで立ちはだかったのは、魔力によって構築された網状のエネルギー縄……某映画で見たことある気がするのはスルー。
「ナイス食料! 早速調理しマース!」
カンカン、と鳴らすのは、バルタンが携行している万能鍋。
ユーベルコード【コック・バルタン】によって魔導書と魔力は万能鍋へとすっぽりと収まる。というか吸引力の変わらない、という感じ。
魔力は果たして無機物なのかどうかは置いておく。汝は無機物。
くるっと翻せば、バリア焼きそばの出来上がりである。
「ん-、これが結界の味! テイスティであります!」
魔法飛び交う危険地帯を、焼きそばの皿を片手にちっとも揺るがせることなく突き進めるのも、料理長の手腕である。すごい安定感。
大成功
🔵🔵🔵
アリス・フェアリィハート
アドリブ連携歓迎
【WIZ】
私達にご助力下さった
ジャッジメントガールさんを
ご無事に
元の世界に帰して差し上げる
為に…ですね
UCで
翼の騎士達を喚び
【大軍指揮】で騎士達を
幾つかの隊に分け
魔導書の【属性攻撃】への
加護等を付け
攻撃等
【第六感】【心眼】【残像】
【結界術】【オーラ防御】等で
防御行動し
(騎士達にも【結界術】【オーラ防御】等をかけ)
魔導書の【属性攻撃】に
対処しつつ、
自身も
クイーンオブハートキーを手に
【ハートのA】達も
展開
【破魔】を込めた
【全力魔法】や
【誘導弾】の【一斉発射】【弾幕】で
騎士達と共に
【集団戦術】で
魔導書に対処し
騎士達と共に
翼で飛翔
【空中戦】等で
突破
『最上階目指して…頑張りましょう…!』
最上階まで、もうすぐだろうか。
上空が霞で覆われて見えなかった先、大きな広間だろう巨大な天蓋がそこにある。
だが、ここで油断する訳にはいかない。
「私達にご助力下さったジャッジメントガールさんを…ご無事に元の世界に帰して差し上げる為に…ですね」
アリス・フェアリィハート(不思議の国の天司神姫アリス・f01939)の碧眼が、ユーベルコードの超常にきらり、と輝く。
アリスの真後ろから陽炎のように――怒濤の如く馳せ参じたのは、【ロイヤルプリンセスガード・スターホワイトナイツ】たちだ。
光輝く超兵装を身に纏い、その双翼をばさりと鳴らす。
『姫を御護りするために』
騎士たちが呼応し、散開する。
しかしそれは雑多な拡散ではなく、訓練された的確な分散だった。
襲い来る魔導書の魔法攻撃を見切り、加護を纒ってアリスを守る。
激烈な魔法の閃光と騎士たちの属性攻撃が中空に咲いた。
それは、空間を彩る極彩だった。
地水火風、数多の属性が書架内に冴えて煌めき、その攻撃が星刻騎士団たちによって制圧されていく。
「私も…加勢します…!」
ハート細工の金の鍵――クイーンオブハートキーを構えたアリスが、魔力を集中させて前方へと発散させる――!
きらびやかな魔法攻撃が閃き、魔導書の魔法がたちまちに相殺された。
ジュエルハート達たちが周囲に咲き乱れ、襲い来る神秘を撃墜する。
こくり、と頷いたアリスと騎士たちが、翼を羽撃かせて書架内を舞った。
「最上階目指して…頑張りましょう…!」
空間を彩る魔法の先、ジャッジメントガールが待つ空間はすぐそこだ。
大成功
🔵🔵🔵
第2章 ボス戦
『魔界裁判長『ジャッジメントガール』』
|
POW : 証拠品押収!
【ジャッジメントハンマー】が命中した物品ひとつを、自身の装備する【証拠品入れ】の中に転移させる(入らないものは転移できない)。
SPD : 全会一致裁判官
X体の【絶対冤罪裁判官】を召喚する。[絶対冤罪裁判官]は自身と同じ能力を持つが、生命力を共有し、X倍多くダメージを受ける。
WIZ : ジャッジメントエコー
戦場内に【ハンマーで台座を叩いた音】を放ち、命中した対象全員の行動を自在に操れる。ただし、13秒ごとに自身の寿命を削る。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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●ジャッジメントガールin巨大図書館
「どうやら来たようっスね!」
最上階にたどり着いた猟兵たちに、魔界裁判長『ジャッジメントガール』は巨大なガベルに手を置いた。
「悪魔王遊戯はクライマックスっス! この自分の大きな図書館の中で、いざ尋常に勝負っスよ!」
自分の、を強調しまくるこの悪魔、とてもワルワル。
「それにしても証拠品として押収したコレがこんな役に立つなんて思わなかったっスね」
その証拠品、証拠法に違反してませんか?
と、色々とツッコみたいことは置いておいて、周囲に存在する魔導書の数々は未だに浮遊しており、こちらへ魔法攻撃を放とうと待機している。
ジャッジメントガールを撃破し悪魔王遊戯の勝者となるべく、猟兵たちは武器を手に取った。
アリス・フェアリィハート
アドリブ連携歓迎
【SPD】
ジャッジメントガールさんに
ご無事に
ご帰還頂く為にも…
ガールさんと
勝負ですね…☆
『にしても…ガールさん…こんな大きな書架をお持ちでしたなんて…?』(←知らぬが花?)
翼で飛翔
【空中機動】
【空中戦】等で
立体的に立回り
攻撃等
【第六感】【心眼】【残像】
【通常攻撃無効】
【結界術】【オーラ防御】で
防御・回避し
【第六感】【心眼】【早業】
総動員し
UC発動
戦場全体に
焔の蜘蛛糸領界発生
UCとも組合せ
クイーンオブハートキーを手に
【ハートのA】達も展開
魔導書の攻撃に対応した【属性攻撃】や【破魔】を込めた
【全力魔法】や
【誘導弾】の【一緒発射】【弾幕】で
攻撃
『ガールさんの為にも…頑張らなきゃ…!』
「ジャッジメントガールさんにご無事に…ご帰還頂く為にも…」
クイーンオブハートキーを構えて、アリス・フェアリィハート(不思議の国の天司神姫アリス・f01939)がジャッジメントガールの前に立つ。
「この場所で勝負ですね…☆」
「協力感謝っスよ! それじゃ早速勝負っス!」
ジャッジメントガールも巨大なガベルを構えて戦闘態勢に入った。
悪魔王遊戯にて発散されるエネルギーがインクになるのなら、思う存分戦ってこそ、だろう。
「にしても…ガールさん…こんな大きな書架をお持ちでしたなんて…?」
「フッフッフ……裁判長たるもの、法律書の保管庫はしっかりと持っておくものっス!」
絶対に何かが違う気がするが。
ジャッジメントガールのユーベルコードが解放され、戦場に絶対冤罪裁判官が召喚される。
その数、三体。
しかし、この裁判官たちは、ジャッジメントガールと同等の力を持つ強敵だ。
そして魔導書の束が、一斉に魔法攻撃を開始する。
魔法攻撃から逃れるため、アリスが翼を羽撃かせて飛翔した。
それを追うように、裁判官たちもまた恐るべき跳躍力を以てアリスを襲う――!
振り下ろされるガベルを高機動で回避しながら、こちらへと接近してきたジャッジメントガールの一撃を結界術とオーラ防御の複合防御で迎え撃った。
その衝撃によってアリスの軌道が揺らぐが、なんとか持ち堪えたようだ。
「空中戦についてくるなんて…やっぱりガールさんは…すごいですね…」
「褒めても何も出ないっスよー!」
「でも…負けられません…!」
アリスのユーベルコードが戦場に閃く。
空中を揺蕩うように飛翔したアリスの周囲から拡散するように、力場が展開されていく。
「――全てを灼く紅蓮の星焔の蜘蛛糸…全てを癒す銀なる星の蜘蛛糸――それらの領界を…!」
ちら、と火花の瞬きと共に、戦場が火に咲いた。
それは、星焔の蜘蛛糸領界。
【アトラクナクア・ヴァーミリオンウェブ】は、万象全てを焼き尽くす蜘蛛糸の領域だ。
ハートのAたちが周囲に展開されれば、アリスの魔法領域は完成する。
「あなたの為にも…頑張らなきゃ…!」
「こ、これはすごいことになってるっスね
……!?」
焔の糸が爆ぜた。
数多の魔法弾が戦場に満ち、魔導書の魔法がたちまちにかき消される。
周囲を覆う圧倒的な範囲攻撃に、ジャッジメントガールと裁判官が炎の嵐に呑まれたのだった。
大成功
🔵🔵🔵
夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎
■行動
ええ、始めましょうかぁ。
『FAS』により飛行し【匸勹】を発動、『祭礼の女神紋』の効果で全『祭器』と私自身を『認識されない状態』にしますねぇ。
そして[結界術]による『遮音結界』を形成、呼びかけに大声で「回答」しても聞こえない状態にし、目当ての『魔道書』を探しましょう。
無事『風の声(声や音が別の位置から聞こえる)』の魔術を発動出来れば、呼びかけへの「回答」は、誤った位置から声が聞こえることになる分、却って居場所の把握を難しく出来ますぅ。
後は『FMS』のバリアで守り『祭器』が奪われたら『FLS』で召喚して回収、周囲に配置した『FRS』『FSS』の[砲撃]で包囲攻撃しますねぇ。
「流石我らが7thKINGっスね……! 油断はできないっスが、それでこそ悪魔インクがたくさん貯まるというものっスよ!」
「悪魔王遊戯がインク作成の糧というならば、協力しますよぉ」
夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)がジャッジメントガールに語りかければ、本当に助かるっスね、と笑顔で応える。
「それじゃあ、早速始めるっス!」
「ええ、始めましょうかぁ」
祭器の翼を以て飛翔、そして、言葉を紡ぐ。
「大いなる豊饒の女神の使徒の名に於いて、窺いえぬ祝福の帷帳を此処に」
るこるの姿が、たちまちに消え失せた。
【豊乳女神の加護・匸勹】が、祭器の力を超強化させて、自身は他者から認識されない状態になったのだ。
さらに結界術による音を遮断する結界を構築すれば、準備は完了である。
「消えたっスか!?」
「これで、私の位置は分かりませんよねぇ」
「!? いいや、そこっスね!」
ジャッジメントハンマーを叩きつけるが、その一撃は虚しく空を切る。
そこで、ジャッジメントガールは気付くだろう。魔法攻撃を再現なく撃ち続ける魔導書の中に、明らかに猟兵が支配下に置いた魔導書があることを。
それは、風属性の魔導書。風の声の魔術によって、音が発生する居場所を撹乱させる魔導書だ。
「魔導書をたくさん置いたのが仇になりましたねぇ」
「ぐぬぬ……流石は7thKING、やることがワルワルっス!」
祭器のFRSとFSSが具現化する。
砲台とビームシールドの砲門が一斉に展開されれば、魔導書の魔法を超える砲撃の嵐が、ジャッジメントガールを襲ったのだった。
大成功
🔵🔵🔵
カシム・ディーン
おいこらジャッジメントガール!略してジャガ!
これだけ大きな図書館なのにえっちな本があれしかないってどういうことだぁ!
「ごく普通の本もなかったぞ☆アイン君の図書館をパクったのにそれがないのはおかしいぞ☆」
【情報収集・視力・戦闘知識】
ジャガの動きと戦い方の癖を解析
周辺の魔導書には前の章でゲットした本で相殺
尚壊させない
図書館ではお静かに…
アインが言ってる気がするな
【属性攻撃・迷彩】
光水属性を己達に付与
光学迷彩で存在を隠し水の障壁で音を隠蔽
【念動力・弾幕・空中戦】
UC発動
超絶速度で飛び回り念動光弾を全員に叩き込み
【二回攻撃・切断・盗み攻撃・盗み・電撃】
鎌剣と打刀で切り刻み電撃を流し込み金目の物を強奪!
「ふぅ……やっぱり悪魔王遊戯は最高っスよね!」
「おいこらジャッジメントガール! 略してジャガ!」
そこで登場したのは、カシム・ディーン(小さな竜眼・f12217)。めちゃくちゃ怒ってる。
「これだけ大きな図書館なのにえっちな本があれしかないってどういうことだぁ!」
「ごく普通の本もなかったぞ☆アイン君の図書館をパクったのにそれがないのはおかしいぞ☆」
怒るの至極当然、こんなにも魔導書あるのにそっち系の魔導書がないのはどういうことか。
しっかりと説明して下さいという念。
「何を言ってるんスか! そもそもパクってないし、ガチデビルとビームスプリッターの激闘を描いた魔導書、最高じゃないっスか!」
悪びれもなく。
「んなもん見たくねーよ! なんであんなものと触手のバトルを見なきゃいけないんだ!」
「欲張りさんっスねぇ、7thKINGは。仕方ないっス、ここは自分秘蔵のガチデビルと勇者リリリリ激闘本をっスね……」
埒が明かないので、戦闘開始。戦闘開始です。
「というわけで裁判官! 自分たちの冤罪判決力を見せつけるっスよ!」
三人の裁判官たちは、ジャッジメントガールと同等の能力と力を持つ。
襲いかかってくる裁判官たちを、カシムは周囲から飛んでくる魔法攻撃をあらかじめ回収しておいた魔導書で相殺し――巨大ながベルハンマーの一撃を、動体視力を以て回避していった。
「図書館ではお静かに…アインが言ってる気がするな」
なお今現在、グリモア猟兵は自分の書架でないことを言い聞かせている。
刹那の内に属性を身に纏い、光と水の属性によって自身に迷彩を施した。
水の障壁で音を隠蔽し――準備は完了だ。
「ま、また隠れられたっス!?」
「いくぞ、メルシー!」
「ラジャったよご主人サマ♪」
【ロバーズランペイジ】の力が、カシムとメルシーの二人に宿る。
圧倒的な速度で飛翔しながら、戦場に剣閃が刹那に迸った。
一瞬の剣戟と共に、裁判官たちとジャッジメントガールが、その刃に瞬く間に蹂躙されたのだ。
「すごい速度っス……!」
「もっと良い魔導書を用意しておくんだな」
「……それなら、ガチデビルと――」
「それはもう良いんだよ!?」
大成功
🔵🔵🔵

アリス・セカンドカラー
お任せプレ、汝が為したいように為すがよい。
魔導書にはさっき回収した
魔導書で対処するとして。
音とは空気の振動であり、振動とはエネルギーである。よって
エナジードレインしてしまえば無効化できる。
『承認するっす』
ジャッジ(ドッペル)ちゃんの承認&カウンターのジャッジメントエコー!え、対価?ジャッジ(オリジナル)ちゃんの(ピー)よ❤というわけで、ジャッジ(ドッペル)ちゃんは喜々としてジャッジ(オリジナル)を操ってゆりんゆりんなキャットファイトに興じるでしょう。
もちろん私も
キャットファイトに交じるわよ❤
「魔導書を自分から盗むなんて、やはり7thKING半端ないっス!」
色々なことを棚に上げて呟くジャッジメントガール。これは悪魔。
「あら、どんどんいかせてもらうわよ」
アリス・セカンドカラー(不可思議な腐敗の
混沌魔術師艶魔少女・f05202)がクスリ、と笑う。
いつの間にか拝借していた魔導書を広げれば、こちらへ襲いかかってくる魔法が魔法と拮抗する――!
「よしよし、準備は万端ね。それじゃ、頼まれてた新刊をここに、ドッペルさんドッペルさん、ジャッジちゃんに化けておいでませ❤」
ユーベルコードの超常が発現。【悪魔召喚「ドッペルガール」】によってアリスの高速描画から描き出された悪魔『ジャッジメントガールのドッペルゲンガー』が召喚される。
これにはモノホンジャッジメントガール、目を剥いた。
「あ、あれ!? ちょっ、それ自分じゃないっスか!?」
ぐぎぎ、と明確に狼狽するジャッジメントガールさん。奪われるってそういうことよジャッジメントガールさん。
「速戦即決っス! ジャッジメントエコー!」
ジャッジメントガールのハンマーが台座を叩く。響いた音がアリスに襲いかかる、が。
「音とは空気の振動であり、振動とはエネルギーである。よってエナジードレインしてしまえば無効化できる、ってね。はいジャッジちゃん」
『承認するっす』
カウンターのジャッジメントエコーが炸裂。カカーン、となってカウンター成功である。
「くっ……自分のユーベルコードを相殺するほどのカウンター……! こんなもの、対価にできるものなんてないはずっスよ……!」
「え、対価? ジャッジ(オリジナル)ちゃんの(ピー)よ❤」
禁則事項です。
何か、色々と気付いたジャッジメントガール。明らかに動揺&顔真っ赤。
「ふ、おおおおお!?」
「はい、それじゃキャットファイトかーいし❤」
「いぎゃああああああああ!! なんっスかこれー!!?」
本物と偽物のキャットファイト開始。
そこにアリスも混じって色々とお察し状態。
描写? R-18なんで。
大成功
🔵🔵🔵
ウィズ・ザー
SPDアドリブや連携歓迎
1章の裏で参加は出来なかった物の、稲妻の飛竜に変化して一気に追い付く!
「出遅れちまったぜェ〜まだ、やってるかァ?」
(さァ、いざ!魔法バイキング!!
って言いてェトコだけど。今回ガールにパワー譲らなきゃならねェンだよなァ?)
(ぢゃ、今回は魔法の打ち合いと洒落込もうぢゃねェの!)
闇霊の装使用。変化した巨狼はニィと牙剥き、背から生えた枯れ枝の翼の触手を伸ばして先を爪の形状に変化させる
出来る限りの数を有効範囲内に入れ、
先制攻撃で次元断爪。最大20の奪った魔導書で魔法連発(ヒャッハー!!)
当然、仲間を巻き添えにはせず、援護を辞さない
「楽しいなァ!オイ!!」
後で怒られたら多分反省する
ばちり、と空間に稲妻が走る。
爆ぜた雷は書架最上階に降り立ち、すぐに元の姿へと形を変えた。
「出遅れちまったぜェ〜まだ、やってるかァ?」
ウィズ・ザー(闇蜥蜴・f11239)は、周囲の状況を見渡して間に合ったことに気付く。セーフ。
「むむ、これはまた新たな
挑戦者っスね! 悪魔王遊戯は続くっスよ!」
「おーいいねェ。魔法もたくさんあるみたいだしなァ」
周囲を見渡せば、魔導書が臨戦態勢。とはいえ、ウィズの力で取り込むことも可能ではある、が。
「魔法バイキング!!って言いてェトコだけど。今回ガールにパワー譲らなきゃならねェンだよなァ?」
「構わないっスよ! 参加してくれるだけでもインクチャージOKっスからね!」
「マジかァ。でもま、ここは遊戯を盛り上げるかァ。――ぢゃ」
闇霊の装によって闇蜥蜴の様相が変異する。巨狼の如き闇が牙をむき出しにして嗤い、翼の爪が空間をたちまちに薙いだ。
空間に刻まれた断層は距離の概念さえも切り裂く超常の一撃だ。
【次元断爪】によって周囲の魔導書が引き寄せられる。
所有者の移った魔導書、その数20。それがジャッジメントガールに向けられる――!
「今回は魔法の打ち合いと洒落込もうぢゃねェの!」
瞬間、眼前に閃く魔法の数々。
数多の属性攻撃が、ジャッジメントガールに呼び出されていた裁判官たちをも巻き込む怒濤の連続攻撃と化す。
「ヒャッハー!! 楽しいなァ! オイ!!」
「うぐぐ、この魔法攻撃はなかなかに曲者っス!」
そんな魔法攻撃の雨に、ジャッジメントガールと裁判官達もその場から動けないようだ。
書物は大切に……と言いたいところだが、実際のところこの書架はコピーみたいなものなので、司書的には全然OKだったりするかもしれないたぶん。
戦場を飛び交う魔法攻撃の中、怒られないかな、なんて思っていたウィズだった。
大成功
🔵🔵🔵
バルタン・ノーヴェ
アドリブ連携歓迎
ドーモ、ジャッガ殿! 先日の大戦ではお世話になりマシター!
こうして勝負するのも久しぶりデスナ……懐かしいデスネ!
それはそれとして。書架を略奪した版権の裁きを受けてもらいマショー!
魔導書の攻撃をファルシオンで受け流しつつ、肉薄を試みマース!
先程料理したバリア焼きそばも駆使すれば、たいていの魔法攻撃は防げるはずデース!
そして、ジャッジメントハンマーが命中した武器は押収されてしまうので!
断罪者、発動!
防ぎきれない数の刃を降り注げればオーケーデース!
断罪者への対応に意識を向けている隙に懐へ踏み込みマシテ!
アイン殿に代わり、被告人に判決を下しマース!
YOU、斬る(KILL)ペナルティ!
「ドーモ、ジャッガ殿! 先日の大戦ではお世話になりマシター!」
挨拶と感謝は大事。
バルタン・ノーヴェ(雇われバトルサイボーグメイド・f30809)の言葉に、ジャッジメントガールはいえいえっス、と短く返した。
「でもそれはそれ、これはこれっスよね! いざ勝負っスよ!」
「こうして勝負するのも久しぶりデスナ……懐かしいデスネ! それはそれとして。書架を略奪した版権の裁きを受けてもらいマショー!」
二次創作のガイドラインはしっかり読みましょう、というお話。
周囲の本棚から魔導書が浮かび上がる。魔法攻撃の嵐の中、バルタンはファルシオン風サムライソードを構えて受け流す。
そして真正面から襲い来る魔法攻撃は、バリア焼きそばが全てを弾き返す。これは一体。
「何を言ってるっスか! 今の所有者は自分っスよ! からのそのファルシオンは接収っス!」
「そうはさせまセーン! この現場は……断罪しなければならない者がいマスネ!」
きらり、とファルシオンの切っ先がユーベルコードの超常に瞬いた。
瞬間、刃がぎらりと弾けて上空へ弾け飛ぶ。
はえ、とばかりに上を向いたジャッジメントガールが、瞠目する。
「【
断罪者】、発動デース!」
戦場に降り注ぐ、属性を纏った刃の雨。それは、バルタンが断罪すべきと判断した対象を優先して攻撃する。
つまり。
「アイン殿に代わり、被告人に判決を下しマース!」
ジャッジメントハンマーを盾にして防いでいるジャッジメントガールの真横はがら空きだ。
「YOU、斬る(KILL)ペナルティ!」
ファルシオンの切っ先が、ジャッジメントガールを薙いだ。
きん、と鳴った音の後、ジャッジメントガールはハンマーを手放して、地面に膝をついた。
「じ、自分がまさか判決負けするとは思わなかったっスよ……!」
ばらばら、とサイバースペースの環境変化が終わりを告げる。
魔導書の力は底を尽き、無機質な電脳の世界へと再び戻っていった。
悪魔インクは――どのくらい取れただろうか。
大成功
🔵🔵🔵
第3章 日常
『サイバースペースの休日』
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POW : 広い空間でスポーツやアクティビティを楽しむ
SPD : 超高性能かつリアルな電子ゲームで遊ぶ
WIZ : 空中飛行や異世界旅行の気分を味わえる、体験型のアトラクションで遊ぶ
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●契約書作成開始
「自分がまさか判決負けするとは……やっぱり7thKINGの力は偉大、っスね!」
サイバースペース特有のグリッド線の引かれた無機質な空間に戻った後、ジャッジメントガールは寝っ転がりながらそんなことを言ってくる。
「でも、悪魔インクが確保できたっス! これで悪魔契約書を書くっスよ!」
と、手元に悪魔マークの付いたインク入れと、そこそこな溜まり具合の悪魔インク。
羊皮紙のような紙を取り出して、早速悪魔契約書を書いていくジャッジメントガールであるが、
「それとも、自分となんかするっスか? 最高品質の悪魔契約書のためには、息抜きも必要っスよね」
というわけで、サイバースペースの環境を弄って、ジャッジメントガールと息抜きするのも良いかもしれないし、悪魔契約書のフォローに回るのも猟兵の仕事、だろう。
……鼻歌を歌いながら契約書を書いているジャッジメントガールに、ちょっと心配になってきた猟兵である。
夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎
■行動
はい、お疲れ様でしたぁ。
それにしても、「これだけ準備が必要な品を十分な数用意してばら撒く」想定とは、ガチデビルさんも流石に優秀でしたねぇ。
ただ、当時ジャッジメントガールさんは、「悪魔契約書」を「呪いの侵略蔵書」と仰っていた気が?
一応、尋ねてみますかねぇ?
何をするにしても「食事」での息抜きは有ってよいですし、【豊饒佳饌】で[料理]を強化しまして。
キャンプ用のスキレットで「ガーリックシュリンプ」を作り、別途コーヒーをご用意、息抜きのタイミングで食べられるようにしておきますぅ。
一応「キャンプ料理」ですし、「悪魔契約書」の負担も考えますと、キャンピーくんが来てくれませんかねぇ?
「はい、お疲れ様でしたぁ」
ジャッジメントガールの言葉にそう返答したのは、夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)だ。
「それにしても、「これだけ準備が必要な品を十分な数用意してばら撒く」想定とは、ガチデビルさんも流石に優秀でしたねぇ」
「1stKINGの用意周到さは群を抜いてるっスからねぇ。無事倒せたのはみんなのおかげっスよ」
「そういえば、「悪魔契約書」を「呪いの侵略蔵書」と仰っていたと思いましたが……?」
「そりゃもちろんそうっスよ! だって無理やり働かされるんスよ!? 無断欠勤、自宅警備こそが悪魔たちのワルワルの証明っス!」
「ああ、そういう話でしたかぁ」
……果たして、そういう話なのかどうか。
「では、悪魔インクで悪魔契約書を書くジャッジメントガールさんに、食事での息抜きをご提供しますねぇ」
「本当っスか! ありがたいっスね!」
と、るこるのユーベルコード【豊乳女神の加護・豊饒佳饌】が発動。
料理技能が料理人以上の凄い領域に立っている状態で、キャンプ用のスキレットを用意。
ガーリックの匂いが食欲をそそる、ガーリックシュリンプを凄まじい手際の良さで作っていく。
「おおー! 高級デビル料理にも負けない料理っスねこれは!」
「ええ、どうぞぉ」
というわけで、ガーリックシュリンプをもぐもぐしてうまーとなっているジャッジメントガールの傍ら、ふむ、と周囲を見渡するこる。
「キャンプ料理ですし、キャンピーくんが来てくれることを期待したのですが、やはり厳しそうですねぇ」
山本親分の秘伝コーヒー豆ぐらいでもあれば、話は別だろうが……どの世界にいるのかも不明なキャンピーくんをおびき寄せるのはなかなかに困難だろう。
「よし、引き続き悪魔契約書を作るっスよー!」
「はい、お粗末様ですぅ」
大成功
🔵🔵🔵
尾守・夜野
んー…こんな機会そうそうねぇだろうしジャッジメントガールと遊ぶぞ
「んなら息抜きに散歩にでも行こうや
設定いじれば俺が知ってる限りになるが他の世界を軽く散歩してる気分くらいにはなるだろうし」
ブルカティアとかスペシとかグリシャンあたりはミニゲーム的に乗り物でもあれば楽しいんでねぇかな
最終的にデビキンの風景再現を入れる散歩コースならいい感じに息抜きと気合いが入るのでは???
疲労とかによるミスはUCでカバー
散歩中、雑談がてら契約書の書き方聞いてたからあからさまにおかしいところは聞いてたんで推敲は入れるだろ
アドリブ連携歓迎
(こんな機会そうそうねぇだろうし、ジャッジメントガールと遊ぶか)
なにしろ、目の前の人物は1stKINGがいた頃からずっと存在している悪魔である。
尾守・夜野(一応生前は成人済な物で。・f05352)は、ジャッジメントガールへ声をかける。
「んなら息抜きに散歩にでも行こうや。設定いじれば俺が知ってる限りになるが他の世界を軽く散歩してる気分くらいにはなるだろうし」
「む、それはいい考えっスね!」
夜野がサイバースペースの設定を改変する。
変化した先は、雲海に包まれた世界――ブルーアルカディアの仮想現実。
浮島から、飛翔する竜や飛空船を遠くに見る。
やがて、仮想現実は変質し、グリードオーシャンの島々が広がった。
「おおー! 絶景っスね!」
ヤシの木に手を触れたジャッジメントガールが、ハンマーを振り被ろうとしているところを見て夜野が静止の声を上げる。
仮想だし仕方ないっスね、なんていいながら引き下がった。
「そんじゃ、次は宇宙だな」
変化したのは無限の宇宙。
ちっぽけな二人を飲み込む宇宙が360度広がっていく。
「これはまたすごいっス!」
「じゃ、最後はここだ」
サイバースペースの設定が書き換われば、映し出されるのはジャッジメントガールの故郷であるデビルキングワールドの世界だ。
「再現度高いっスね! ちょうどデビルスイーツのカフェがあるっス。ここで悪魔契約書を書いていくっスよ」
と、仮想現実にできたカフェの椅子に座って、ジャッジメントガールが悪魔契約書の作成を始めた。
二人で契約書内容を見比べれば、誤字や脱字もなくなるだろう。
机の上に置かれていた絢爛な仮想デビルスイーツが、二人の行く末を見守っていたのだった。
大成功
🔵🔵🔵

アリス・セカンドカラー
お任せプレ、汝が為したいように為すがよい。
ではでは私は料理を提供しましょう。
ハニー煮込みのはちみつ入りハンバーグでも作りましょうか。ソースもはちみつソースにしてはちみつ尽くしにしましょ。書類仕事で疲れた頭には甘味がよく効くでしょ?てことで付け合わせもフルーツにしておきましょ。
え、買い出しにいった様子もなのにどうやって材料を調達したかって?ははっ。封神式?なんのことかわからないわー。
そんなことよりも、はい、あーん❤これなら作業しながら食べれるでしょ?だから、ほら、あーん❤
サイバースペース内にて悪魔契約書を書き始めたジャッジメントガールへ、ふふふ、と妖しい笑みを浮かべる者が一人。
「ではでは私は料理を提供しましょう」
アリス・セカンドカラー(不可思議な腐敗の
混沌魔術師艶魔少女・f05202)の言葉に、ジャッジメントガールがおおー、と声を漏らす。
「やっぱりこういう時は摘めるものがないとっスよね!」
というわけで、調理開始。
数十分後。
すごい甘い匂いが立ち込めるサイバースペース内。
「はい、おまたせ」
「この香りは一体何っスか!?」
皿の上に盛られているのは、はちみつソースがめっちゃもりもりかけられたハンバーグ。しかも中身もはちみつ入りである。
圧倒的はちみつ。
「な、なんかデビルスイーツよりもとてつもないものが出てきたっスね……」
「書類仕事で疲れた頭には甘味がよく効くでしょ? てことで付け合わせもフルーツにしておきましょ」
もうなんていうか、はちみつが丸ごと皿に置かれてる感じ。
「そういえばなんスが、どこで食材を――」
「ああっといけない手が滑ってーーー」
有無を言わせないはちみつハンバーグ in ジャッジメントガールのお口。
もきゅもきゅし始めた悪魔へにんまりと笑って。
「ま、まあ味はそこまで悪くはないっスね……」
「あなたは悪魔契約書を書いて、私は糖分補充のために口に運ぶ。これこそ共同作業ね。はい、あーん❤」
「むぐむぐ……」
めっちゃくちゃきつそう。
「いや、もういいっス――」
「そんな事言わずにほら、あーん❤」
ひたすらはちみつを食べながらの悪魔契約書作り。捗らない訳がない。(たぶん)
大成功
🔵🔵🔵
カシム・ディーン
折角なので後学のためにも悪魔契約書の出きる様子と内容も確認するか
後は…図書館探検するかな?
のんびりと良いルーン魔術の本とかアイン秘蔵のエロ本とかごく普通の本をさがすとすっか!
「折角ならアイン君の図書館に更に似せておこうよ☆叡知の書架電子書籍版だぞ☆F○○○○だぞ☆」
それはありだな!と言うわけで色々弄っておく!
後は僕の活躍記録とかなろう系で描いたのもいれておくぞ!
「メルシーのジャパニア建国や動乱とか諸々のはなしも追加するぞ☆折角なら動画も見れるようにしちゃえ☆」
と、ジャガが暇そうなら息抜きにポップコーンも用意して見たりしてくつろぐぞ!
「これでメルシーの偉大さが分かっちゃうぞ☆」
アホっぷりじゃね?
と、はちみつハンバーグを嗜み続けているジャッジメントガールをよそに、再び展開された書架内をさすらうのは。
「のんびりと良いルーン魔術の本とかアイン秘蔵のエロ本とかごく普通の本をさがすとすっか!」
手段がもう根本的に違う猟兵一名。
カシム・ディーン(小さな竜眼・f12217)が、螺旋の書架の書物を漁りまくっている!
「折角ならアイン君の図書館に更に似せておこうよ☆ 叡知の書架電子書籍版だぞ☆ F○○○○だぞ☆」
叡智ノ書架は物理本だけとなっております。
「よし、ここに僕の活動記録となろう系で書いたものを入れてと……!」
「メルシーのジャパニア建国や動乱とか諸々のはなしも追加するぞ☆折角なら動画も見れるようにしちゃえ☆ これでメルシーの偉大さが分かっちゃうぞ☆」
「……アホっぷりじゃね?」
書架とは一体。
「おっと、この本は……!」
書架内から引き出した書物にふむふむするカシム。
『普通への第一歩』
『ニュートラルイズベスト』
『基本的な立ち振舞い、そのマナーについて』
「ごく普通本きたーーーー!!!」
ごく普通本ってなんだ。
いわくつきのようなそうでないようなHowto本を片手に書架の屋上へと再び疾走。本確保完了である。それでいいのか。
「ジャガ! この本貰ってくぞ! それとポップコーンいる?」
「甘いもの食べすぎて胃もたれしてるっス……まあ塩分があるのはありがたいっスね……」
へなへなしながら悪魔契約書作成中である。
その後、ポップコーンをもぐもぐし始めたジャッジメントガールとごく普通本を読みました。めでたしめでたし。(?)
大成功
🔵🔵🔵

アリス・フェアリィハート
アドリブ
他の方との絡み
歓迎
ガールさんも
ずっと
悪魔契約書を
書いているっていうのも…
気が滅入るでしょうし…
UCの
分身ちゃんも連れて
私達と
ちょっと気晴らしを
しませんか
と
ガールさんを
お誘い♪
『そういえば…ガールさん、甘いものとか、お好きですか…?甘いものや、美味しいものは、元気が出ますから…♪』
分身『あたし達も、
ココの料理とかスイーツって…あんまし馴染みがないからね~。ガールさん、アリスやあたし達と一緒に…お茶会とか、食べ歩きとか、どう?』
ガールさんとご一緒に
サイバースペースでの
食べ歩きに…♪
『わ☆ガールさん、見て下さいっ…こんなスイーツ、見た事ないですっ…☆』
「ガールさんも、ずっと悪魔契約書を書いているっていうのも…気が滅入るでしょうし…」
アリス・フェアリィハート(不思議の国の天司神姫アリス・f01939)が必至で悪魔契約書を書いているジャッジメントガールを見て、そう呟く。
なにしろ、失敗すれば自らの死に繋がるのだ。少しも油断できず、精神力も相当使うに違いない。
よし、と小さく呟いて。
ユーベルコード【
何者でもないメアリーアン】が発動すれば、アリスの分身がもう一人召喚される。
「ガールさん。私達と、ちょっと気晴らしをしませんか」
「気晴らしっスか? 助かるっス、ちょっと行き詰まってたところなんスよ」
サイバースペースが、絢爛のネオンに満ちた飲食店街に切り替わる。
「そういえば…ガールさん、甘いものとか、お好きですか…? 甘いものや、美味しいものは、元気が出ますから…♪』
「いいっスね!
この世界のスイーツはまったく分からないんスよね」
『あたし達も、
ココの料理とかスイーツって…あんまし馴染みがないからね~。ガールさん、アリスやあたし達と一緒に…お茶会とか、食べ歩きとか、どう?』
分身たるアリスの言葉に、ジャッジメントガールが嬉しそうに頷いた。
サイバーザナドゥの料理は、デビルキングワールドに負けず劣らず奇抜なものばかりだ。
スゴイウマイスシ、なる寿司のような料理は、味はもちろん寿司そのものであるが、食感などがどことなく違ったり。
虹色に光るスイーツに、分身のアリスがわぁ、と声を漏らす。
『わ☆ガールさん、見て下さいっ…こんなスイーツ、見た事ないですっ…☆』
「デビルスイーツと同じですごい虹色っスね! よし、早速食べてみるっスよ!」
と、一口食べて互いに顔を見合わせてにこりと微笑む。
サイバーザナドゥのスイーツも、どうやら絶品のようだ。
紅茶に似た不思議な飲み物も堪能した後――ジャッジメントガールはやがて悪魔契約書を綴り終えるだろう。
「ふー。ひとまず悪魔契約書は完成っス! 助太刀感謝っスよ! もうちょっとインクを稼いで、より精度の高い契約書にする予定っス。またデビルキングワールドで会えることを楽しみにしてるっスよー!」
故郷への帰還まで、あともう少し。
大成功
🔵🔵🔵