帝都櫻大戰㉒〜ヘリオライトが貴方達を照らす様に
「成程……この島は」
「ケルベロス……絶空獣に由来する、特異な重力を持つ宇宙に関連する島の様であるな」
憑装――かのサムライエンパイアのオブリビオン・フォーミュラと似たユーベルコード……但し『特定のオブリビオン』ではなく『世界』を憑依させ、その特性を引き出す兵装やユーベルコードを発現させる能力の持ち主……『幻朧帝イティハーサ』と『カルロス・グリード』は得心が言ったように呟く。
「となれば、来るのは……」
「ヘリオライダーでは無かろう。そもそも『過去』を持つ世界の予知能力者、運命予報士、エクスブレイン等はグリモア猟兵と比べ……というよりグリモア猟兵が破格過ぎる」
「万能戦艦でもなかろうよ……つまり、『ブレイド』ではなく『ディバイド』の方だ」
予測を立てた二人はならば早い方が良い、と言わんばかりに……『幻朧帝イティハーサ』は『カルロス・グリード』の鎧となる。
「黒の王がアラベスクをそうしたようにな」
「よせ、その例えは我が自意識を……」
そんな風に言葉を交わし、二つの世界のオブリビオン・フォーミュラは六番目の猟兵『第六猟兵』を迎え撃つべく準備を整えていく。
――自分達の予測が見当違いで……『ブレイド』の方だと理解せずに。
「しかし、わたくしもグリモア猟兵の一人……その島には彼ら二人のオブリビオン・フォーミュラの命に届き得る『刃』がある事を確認しましたわ」
礼儀良く一礼した後、ケルベロスのグリモア猟兵であるアンジェリカ・ディマンシュ(ケルベロスブレイド命名者・f40793)は第三戦線の戦場の一つ……『幻朧帝イティハーサ』のユーベルコードにより想像された侵略新世界『グリードオーシャン・アルゴ』について説明する。
「この戦場は幻朧帝を鎧として纏ったカルロス単騎との一騎打ちです。先制攻撃を行わない代わりに『幻朧帝イティハーサ』の力を引き出し、ユーベルコードを強化させている様です」
しかし、このカルロスと戦う島にはとある物品……『刃』が眠っている。
其れはケルベロスディバイドの
決戦配備……に、似た代物。
――『
ジェットパッカー型』、『
装着場所、腕の本数は自由の巨大機械腕型』、『
小型通信機型』、『
靴型』、『
強化ゴーグル型』、『
ドローン型』の六つ。
島として確立した際、その島には誰もいなくて島に辿り着いた人々が拾って改造したとの事。
「つまり『
原型』とは性能が違う、と……いえ、何でもありませんわ」
ともあれ、この六つの兵装を用いれば……不思議と六番目の猟兵は大幅に強化されるとの事だ。
「放置されていたのを稼働させた結果、使い捨てになってしまいますが……思い切り、活用して下さいな」
そんな風に――懐旧だろうか? そんな感情を見せたアンジェリカは笑みを六番目の猟兵達……『新たなるケルベロス』に向けるのであった。
黒代朝希
懐かしきかな、東京の……。
無人の保管庫が何かしらの理由で『グリードオーシャン・アルゴ』に『
兵装』だけ施設諸共漂着し、アルゴの人々が改造した『過去』を持つ兵装を活用するシナリオとなります。
プレイングボーナス……
他世界文明の
遺物を利用して戦う。
が存在します。
それでは、皆様の素晴らしいプレイングをお待ちしております。
第1章 ボス戦
『カルロス・グリード幻朧態』
|
POW : 海王の矢
【無限に広がりゆく大海】から無限に供給される【『死の海水』の矢】を、レベル分間射撃し続ける。足を止めて撃つと攻撃速度3倍。
SPD : 王錫海巨人
全長=年齢mの【『海水の巨人鎧』を纏った姿】に変身し、レベル×100km/hの飛翔、年齢×1人の運搬、【生命を蝕む呪いの海水拳】による攻撃を可能にする。
WIZ : インヴェイジョン・オーシャン
全身を【数万トンに及ぶ海水】で覆い、自身の【侵略への欲望】に比例した戦闘力増強と、最大でレベル×100km/hに達する飛翔能力を得る。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
|
アイリス・フォーゲット
黒代朝希マスターにおまかせします。かっこいいアイリス・フォーゲットをお願いします!
強きをくじき弱きを護る。アリスナイトとして前衛に立つことが多いがサウンドソルジャーとしても一級品。
「私が護ってあげるから安心して」
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
アドリブ/連携歓迎。エログロはNG。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
「これは……懐かしい? そんな感慨がどこかに……」
アイリス・フォーゲット(小鳥の止まり木・f43246)は不思議な感覚に戸惑いながらも、ヴァルキュリアとしてユーベルコード『アリスナイト・イマジネイション』を発動。
全身に装着される無敵の戦闘鎧は、ヴァルキュリア……戦乙女の如き意匠を有しており、そこにサウンドソルジャーとして音響系ユーベルコード・技能を増幅する権能が施されていく。
「使うのは……『
靴型』かな」
足に装着した
決戦配備の使い心地を確認しながら、アイリスは戦場内を一気に疾走。
グリードオーシャンのオブリビオン・フォーミュラにして他世界侵略船団コンキスタドール……四番目の猟兵『コンキスタドール』の王であるカルロス・グリードの放つユーベルコードに対応していく。
「喰らえ――『海王の矢』、『死の海水』の矢によって蝕まれるとよい」
無限に広がりゆく大海から無限に供給されるユーベルコード『海王の矢』。
その対策としてアイリスはヴァルキュリアとして飛翔しながら、無敵の戦闘鎧を用いて『死の海水』の矢の弾幕を受け止めながら反撃を開始。
空中を蹴るは、『
靴型』の
決戦配備。
そこから弾幕の空いている部分を見つけ、そこからカルロス・グリードへとアイリスは突撃していく。
「チッ、これだから六番目の猟兵は……!」
「言っておくけど、貴方の慢心の様に思えるわよ?」
そのままカルロス・グリードの肩口に『
靴型』を用いた踵落としが直撃・
骨の異音を鳴り響かせながら、カルロスは後退するのであった。
大成功
🔵🔵🔵
氷霄・かぐら
海〜。
今回の戦争でいろんな世界にいったけど、ここもゆっくりはしてられないみたいね。
さてと、これが言われたやつね?
うーんこの、違うものなのに久しぶりって思う不思議な感じ。
ディフェンダー用のデバイスを使わせてもらおうかしら。
デバイスをアームドフォートに統合して回避型に。敵の攻撃を避けながら接近して、こちらの攻撃をおみまいしてあげるわ。
デバイスで強化してるし多少被弾しても大丈夫…よね?
あ、大きな一撃が狙えるならデバイスの腕で思いっきり叩いてあげましょうか。
「海〜……今回の戦争でいろんな世界にいったけど、ここもゆっくりはしてられないみたいね」
氷霄・かぐら(地球人の鎧装騎兵・f41059)……ケルベロスブレイドからゲートを介してやってきた『異世界のケルベロス』は、馴染み深く懐かしいその
決戦配備の改造品を手にする。
「さてと、これが言われたやつね?……うーんこの、違うものなのに久しぶりって思う不思議な感じ」
かぐらが装着するのは、ディフェンダー用のデバイス……即ち、『装着場所、腕の本数は自由の巨大機械腕型』だ。
それらをかぐらはアームドフォートに統合して回避型に――ユーベルコード『タクティカル・トランスフォーム』で『デバイス』を統合したアームドフォートの回比率を10倍に増幅。
カルロスのユーベルコードによる『死の海水』の矢を巧みに回避しながら肉薄を試み――
「デバイスで強化してるし多少被弾しても大丈夫……よね?」
しかし『死の海水』……その性質上、過信は危険だろう。
其れとは別にかぐらは『死の海水』という性質・概念に対して心当たりがあった。
「……これ『デスバレス』の水じゃないわよね?」
かつて故郷たる『ケルベロスブレイド』におけるグラビティ・チェイン枯渇の原因であるとある領域の性質を思い返すかぐら。
思えば……『死神』の性質とはオブリビオンに酷似していた。
「まぁ……今はこの海賊を撃破しなきゃだけど……」
大きく巨大機械腕をアームドフォートごと振りかぶり、カルロスを吹き飛ばしていくかぐら。
「……仮にこの海水が『デスバレス』だとしたら……」
件の、冥府の王を思い返して『異世界のケルベロス』は神妙な顔つきになるのであった。
大成功
🔵🔵🔵
シノギ・リンダリンダリンダ
あぁカルロス・グリード
お前がどんな思いで、どんな考えで、どんな手段でこの世界を手に入れ、侵略をしようとしているのか
もはやそれはどうでもいいです。もう、お前から略奪できるものはほとんど残っていないのですから。蹂躙してあげますね、
玩具のよしみです
靴型の遺物をはき、【世界権能強奪:新たな歴史で切り裂く者】を発動
この新たな世界に、さらに世界を上書きする
呪詛と、蹂躙と、略奪に塗れた私の世界を
己の中に眠る数多の呪詛が漂い、その記憶を、その魂を穢す
遺物の靴で踊るように歩き回る毎に、それは広がっていく
お前の崇高な目的も、願いも
全部全部。私に略奪され、蹂躙されてください
もうカーテンコールですよ?
「あぁカルロス・グリード……お前がどんな思いで、どんな考えで、どんな手段でこの世界を手に入れ、侵略をしようとしているのか――もはやそれはどうでもいいです」
「――ッ!? シノギ・リンダリンダリンダァッ!!」
これまで鉄面皮を変えなかったカルロスであったが、ジャマーの『靴型』のデバイスを装着してやってきたシノギ・リンダリンダリンダ(
強欲の溟海・f03214)を確認した途端に激昂。
シノギには『羅針盤戦争』や今回の戦争等で、カルロスは何度も蹂躙と略奪の限りを尽くされたのである。
「もう、お前から略奪できるものはほとんど残っていないのですから――蹂躙してあげますね、
玩具のよしみです」
「ほざけェッ!」
ユーベルコード『海王の矢』を発動させ、シノギを仕留めようとするカルロス……しかし、今回は――
「お前の発想自体には、参考になるのは事実です――『
世界権能強奪:新たな歴史で切り裂く者』」
瞬間、呪詛と略奪に塗れた己の歴史――『グリードオーシャン・アルゴ』を『徐々に侵略する海賊の世界』で侵食していくシノギ。
「この新たな世界に、さらに世界を上書きする――呪詛と、蹂躙と、略奪に塗れた私の世界を」
シノギの中に眠る数多の呪詛が漂い、その記憶を、その魂を穢していく――正に『コンキスタドール』の如く。
遺物の靴で踊るように歩き回る毎に『グリードオーシャン・アルゴ』中に呪詛は広がり続ける……
「お前の崇高な目的も、願いも……全部全部。私に略奪され、蹂躙されてください――もうカーテンコールですよ?」
「――」
カルロスは叫ぼうとした。
しかし、届かない。
「お前の全てを蹂躙してあげますよ、私の歴史で」
正に……
自分という存在の反証の如く――ユーベルコードも何もかも『完璧』であった。
大成功
🔵🔵🔵
ルーノ・リゾストムトルンナ
※アドリブ歓迎
ベンヌ「まさか、ケルベロスディバイドの並行世界の島があるとは…」
ベンヌにディフェンダーを装備していくぞ!
【滑空】でUC発動中のカルロスに近づいてディフェンダーを伸ばし、海水の中に突っ込んで直接『サイキックブラスト』で攻撃だ!
グリードオーシャンのエチゼンクラゲとカトレアウミウシのハーフの深海人として、ルーノ・リゾストムトルンナ(軟体系ハーフ少年とメガリスキャバリアたち・f34159)は侵略新世界『グリードオーシャン・アルゴ』の存在を放置できなかった。
「まさか、ケルベロスディバイドの並行世界の島があるとは……」
クロムキャバリアのキャバリアにおいて自我を持つキャバリアはそう珍しいものではない。
――『鋼の凰ルクスベンヌ』、ルーノが所持するスーパーロボットの一人は『
ケルベロスディバイドの平行世界』という世界の概念と、其れに由来する独自の
決戦配備を前に驚きを隠せない様だ。
「ベンヌにディフェンダーを装備していくぞ!」
ユーベルコード『インヴェイジョン・オーシャン』によって全身を『数万トンに及ぶ海水』で覆っているカルロスに向けてディフェンダーの『装着場所、腕の本数は自由の巨大機械腕型』の
決戦配備を伸ばしてそこから海水を媒介として『サイキックブラスト』の電撃をルーノは叩き込んでいく――
大成功
🔵🔵🔵

陽環・柳火
「このアームドフォートと相性が良さそうなのはこいつがケルベロスディバイド製だからか?気のせいかも知れねーどよ」
【火車合体】で『紅蓮獅子大火輪』を起点に多数の兵装と合体する
「行くぜお前ら!」
【空中機動】で敵まで迫り、死の海の矢はゴーグルで補足して【弾幕】で撃ち落としたり機械腕で防いだり。更にはドローンを飛ばして広がる大海を【破魔】【浄化】で大海の力を封じる
「これで終いにしようぜカルロス・グリード!!」
靴パーツに【属性攻撃】で強化された『炎』を灯し、蹴りを叩き込み機械腕で『追撃』のパンチを叩き込む
その他、兵装で使ってもらいたい機能などを余すことなく使っておくので、アドリブ等お任せ
「このアームドフォートと相性が良さそうなのはこいつがケルベロスディバイド製だからか?……気のせいかも知れねーけどよ」
陽環・柳火(突撃爆砕火の玉キャット・f28629)は自身の所持するアームドフォート『紅蓮獅子大火輪』に『
装着場所、腕の本数は自由の巨大機械腕型』のデバイスを装着。
そこからユーベルコード『火車合体』で『獅子型車輪パーツを背負うアームドフォート』……『車輪のついた乗り物や車輪状の物』と合体した時にポテンシャルを特に発揮する合体型ユーベルコードで更にデバイスを合一化していく。
「これで終いにしようぜ……カルロス・グリード!!」
ゴーグルで補足する事で死の海の矢を回避していき、避けられそうにない矢は弾幕で撃ち落としたり機械腕で防いで対応していく柳火。
そこからドローンを飛ばし――広がる大海に対して破魔と浄化の力……大海の力をエネルギーの供給源とするカルロスのユーベルコードの根源を柳火は封じようとする。
「まだだ!」
カルロスも黙ってはいない。
機動力を放棄し、そのまま増加した弾幕で柳火を殲滅しようとする――
「余すことなく、無機物の特性を活かす……それが『火車合体』っていうユーベルコードの本質なんでな」
しかし、靴型の
決戦配備を活用し大きく跳躍する事で矢衾になる事を火車の東方妖怪は回避。
そこから、強化された『炎』を灯し、カルロスの顔面に蹴りを叩き込んでノックバック。
無防備な所から機械腕で、追撃のパンチを叩き込んでいく!
「これで、終わりだ!」
最後に、柳火はデバイスと大きく融合合体したアームドフォート『紅蓮獅子大火輪』を一斉掃射するのであった。
大成功
🔵🔵🔵
フェル・オオヤマ
・心境
想像する世界はきっと運命を変えたんだ1
未来は私たちの手で作り掴む物!それを否定させはしないよ!
・戦闘
ヘリオンデバイスはあるって聞いたけど…
光る小剣もあったりするのかな?あるのなら追撃で使いたいね!
ジャマーのデバイスを使わせて貰うよ!
そしてマインドリングも装備!なんだか昔を思い出すなぁ
敵の攻撃にはダッシュや翼飛行で回避しつつマインドソードで反撃
チャンスがあると見たら敵の装甲が諸そうな場所へ接近して
[我竜転生]を発動!
ドラゴニアンの基本コンボの
ユーベルコード、味わえッ!
ブレイク!足止め!炎!これら纏めてくらえ!
他キャラとの連携・アドリブ歓迎
「
想像する世界はきっと、運命を変えたんだ!――未来は私たちの手で作り掴む物!……それを否定させはしないよ! カルロス・グリード! 幻朧帝イティハーサ!」
ヘリオライトの如き明るい歌詞を口遊みながら、フェル・オオヤマ(氷焔操る紅の竜姫士・f40802)はへリオンデバイスだけでなく
光る小剣も確保。
ジャマーの
決戦配備を使い、靴型のデバイスを装着し――マインドリングもフェルは装備していく。
「なんだか昔を思い出すなぁ……」
かつてのケルベロスブレイドでの戦いはヘリオンライダーのへリオンに乗り込み、グラビティ以外での攻撃を無効化するケルベロスとしての特性を使った戦闘体制であった。
少し勝手が違うケルベロスディバイドの戦いとは、やはり根本から異なるという物だ。
「それじゃあ教えてあげるよ――ドラゴニアンの基本コンボ! まずは爪で貫く! そして尻尾で動きを封じて……最後は真っ黒こげってね!」
ユーベルコード『我竜転生』による『硬化した竜爪』の一撃でカルロス・グリードの防御を砕き、そこから『太い竜の尻尾』を叩きつけてダウンさせるフェル。
カウンターとして飛来する『死の海水』の矢に対しては、マインドソードを振るって切り落として対応していく。
「ドラゴニアンの基本コンボのユーベルコード……いや、グラビティ――味わえッ!」
最後にフェルは、炎の息でカルロス・グリードにトドメを刺していく――
「これら纏めて……味わうと良いよ」
追撃として『ブレイク』、『足止め』、『炎』の効果を叩き込みながら。
大成功
🔵🔵🔵
クローネ・マックローネ
NGなし、絡みOK、アドリブ歓迎
【POW判定】
真剣口調で話すよ
これは…!
…うん、覚えている
ワタシの中の
魂が、覚えている
まさかヘリオンデバイスを手にする事になるなんて…!
有効活用、させてもらうよ!
使用する
遺物は『
ジェットパッカー型』
これで飛行状態になって機動力をあげるよ
使い方はワタシの中の
魂に教えてもらうね
性能は異なるようだけど、基本は同じはずだし
UCは『ワタシのエインヘリアル変身』
エインヘリアルの姿に変身するよ
これでゾディアックソードの射程外からのダメージを全て100分の1まで減衰させるね
攻撃はゾディアックソードによる
【切断】と
【凍結攻撃/範囲攻撃】で行うよ
敵の攻撃は【第六感/野生の勘/心眼/空中機動/空中浮遊】で回避するね
カルロス、そして幻朧帝イティハーサ!
アナタ達はここで打ち倒す!
それがワタシ達の…
六番目の猟兵としての使命だから!
「これは
……!……うん、覚えている――ワタシの中の
魂が、覚えている」
クローネ・マックローネ(
闇と
神を従える者・f05148)にとって、この戦場にて獲得した『デバイス』の意味は大きい。
「まさか今、ヘリオンデバイスを手にする事になるなんて……!――有効活用、させてもらうよ!」
クローネが手に取る
遺物は『
ジェットパッカー型』。
このジェットパッカーを装着して飛翔状態となり、機動力を高める狙いだ。
「使い方はワタシの中の
魂に教えてもらうね――性能は異なるようだけど、基本は同じはずだし」
そうして飛翔状態のまま、クローネはユーベルコード『
ワタシのエインヘリアル変身』を発動。
――『光り輝く星霊甲冑を纏ったエインヘリアル』に変身する、変身型ユーベルコード。
武器は『ゾディアックソード』しか使えないものの、代わりに『ゾディアックソード』の射程外からのダメージは全て100分の1となる。
「――『ゾディアックブレイク』! 『ゾディアックミラージュ』!」
剣を振るい、切断攻撃を仕掛けると同時に広範囲の凍結攻撃をカルロス・グリード達に叩き込んでいくクローネ。
その感覚は、懐かしいのか……或いは。
「ク……ここまでだというのか!」
「認めぬ……未来に属する存在が儂……『
歴史』を凌駕し得る等と……」
「これが現実だよ――カルロス、そして幻朧帝イティハーサ! アナタ達はここで打ち倒す!」
そうして、クローネ・マックローネ……『闇の簒奪者にして、神の蒐集者』を名乗る、灼滅者とダークネス、ケルベロスとデウスエクスの魂を大量に内包する『生命体の埒外』を保有する『六番目の猟兵』は宣誓の言葉を叫ぶ。
「それがワタシ達の……『
六番目の猟兵』としての使命だから!」
一閃――其れが振るわれると同時に『幻朧帝イティハーサ』の力を宿していた『カルロス・グリード』の首が胴体と泣き別れになる。
瞬間、生首と胴体は凍結して良き……やがて粉みじんとなって消失する。
「――必ず、全ての世界に虹を架けるよ」
――『六番目の猟兵』……『新たなるケルベロス』として、クローネの中に宿る『
魂』は侵略新世界『グリードオーシャン・アルゴ』を破壊するのであった。
大成功
🔵🔵🔵