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帝都櫻大戰⑧~光明トランスポーター

#サクラミラージュ #アルダワ魔法学園 #帝都櫻大戰 #第二戦線 #護国鉄神零號 #しあわせな王子さま


●桜乱れ咲く、迷宮深くで
 煌めく魔力の弾丸が雨あられと降り注ぎ、ケットシーの格闘娘を吹き飛ばす。
 傍らでは飛ぶように迫った剛腕がミレナリィドールの青年射手へと襲い掛かり、それを助けるべく割り込んだ人間の槍騎士の前で、真鍮の魔導兵は殊更眩い青光を解き放った。
「っ――!!」
「炎は怒り、風は抗う! 其は灼熱する叛逆の雄叫!」
 響き渡る詠唱の源は人派ドラゴニアンの女魔術師。
 渾身の一撃であろう炎の巨壁は敵味方を引き離すように噴き上がり、自爆攻撃から間一髪で逃れた学生たちは態勢を立て直した――が、しかし。
「なんなんだよ、こいつらの異様な強さは……」
「ねえどうするの!? このままじゃあたしたち――」
 遂に迷宮深くで果ててしまうのかもしれない。
 誰もが想像しかけていた未来を追い払うかのように、槍騎士が得物を振りかざす。
「みんな諦めるな! 全力で、生き残るんだ……!」
 奮起を促す声と眼差しは未だ力強く。
 けれども、手にした刃の風切る音は心許ない――。

●従者の語るところによれば
「帝都櫻大戰は“第二戦線”へと移行いたしました」
 ルーリィ・アルバローズ(従者・f35033)が戦場絵図を裏返し、そこに十二の世界の名を記す。
「戦火は櫻花幻朧界サクラミラージュ以外にまで拡がっています。例えば此方――大量の幻朧桜と共にアルダワ魔法学園に現れたエンシェント・レヰス『護国鉄神零號』は、幻朧帝の干渉により強大化した力で地下迷宮を掌握、各所に『鉄神真鍮兵器ガジエツト』で武装した凶悪な災魔たちを放っているようです」
 その一つがルーリィの視た魔導ゴーレムの群れ。
「鉄神真鍮兵器で改良されたそれは、非常に強力な攻撃性能で近距離打撃戦、中距離射撃戦に対応し、場合によっては自爆による無差別攻撃すら行うらしく」
 アルダワの精鋭学生たちが応戦にあったが、残念ながら既に敗走寸前といった様子。
「……という事で、御主人様の出番でございます。苦戦する学生たちのもとに颯爽と駆けつけ、鉄神配下の凶悪化した災魔を尽く打ち砕いてくださいませ。……ああ、迷宮の広大さを案ずる必要はありません」
 戦場となる地点までは、西洋親分『しあわせな王子さま』が導いてくれるという。
「キャンピーくんの力でアルダワに現れた王子は、体表の黄金を剥がすことで苦しむ者の元へ繋がる『雲の道』を作り出せるそうです。学生たちを、そしてアルダワを守るために、ここは遠慮なく“一肌剥いて”いただきましょう」
 微笑みながら述べて、ルーリィは猟兵たちの健闘を祈る。

「――では、いってらっしゃいませ」


天枷由良
 あまかせです。よろしくお願いします。

●プレイングボーナス(下記に基づく行動で判定が有利になります)
 ……「雲の道」を使い、学生のピンチに駆け付ける/鉄神真鍮兵器ガジエツトに対処する/しあわせな王子さまと協力して戦う。

 敵は真鍮製の魔導ゴーレムです。
 王子の本務は猟兵の輸送ですが、必要であれば剣術で援護してくれます。

 ご参加お待ちしております。
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第1章 集団戦 『ラビリンスセンチネル』

POW   :    アクセルブースト
【脚部に内蔵した推進器で急接近し】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD   :    マジックバーレッジ
【腕部に内蔵された魔術機関】から【多量の魔力の弾丸】を放ち、【弾幕を張ること】により対象の動きを一時的に封じる。
WIZ   :    コアスーサイド
【魔力炉を自壊させ暴走した魔力】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
👑11
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山吹・夕凪
この世界の『さいわい』を紡ぐ学生たちを守り、未来へ繋ぐ為に
一切に臆することなく、この身と刃にていざ参りましょう
強敵を前に絶望することなく抗い、奮戦する学生たちは正しいのだと示す為にも

「あなた達の紡いだ今までを、私が引き継ぎます」

雲の道で一駆けすれば、学生たちを守るように風を操る術で霊的防護を宿す
旋風を結界の如くと張り巡らせ
私は学生と災魔を遮るように前へと出てUC『白夜の剣姿』

弾幕と化す敵の魔力の弾丸は黒き剣風でパリィしつつ、間隙を縫うように早業で放つは凍結攻撃を乗せた冷たき白の剣風
狙うはガジェット
凍て付かせて強化機能を止めます

後は一気に接近しながら急所を見抜き、魔導ゴーレムの核へと刃を一閃と



 一片の黄金から生まれた雲の道を駆け抜けていく。
 それは“さいわい”求めて世界渡る嫋やかな花嵐。
 或いは未来あす喰らわんと染み出た骸を祓う北颪。
「――これ、は……」
 得物を構えたままの槍騎士が目を瞬かせる。
 傷つき、疲弊した身体を守るように忽然と渦巻いた旋風は、力強くも優しい。

「あなた達の紡いだ今までを、私が引き継ぎます」
 風音の切れ目に届く、穏やかなれど凛々しい声。
 こつ、と迷宮の石畳を鳴らして進み出た山吹・夕凪(雪色の吐息・f43325)の姿に、学生たちは息を呑む。
 他方、侵略の尖兵と化した魔導ゴーレムたちは品位を見極める眼など持たない。
 それが判断するのは敵か否か。そして己が行く手を阻むように立ちはだかる者は、紛うことなき敵。
 ずらりと居並ぶ人形たちが腕を上げ、連なる金色の輪の先から青い炎が迸る。

 そして再び、世界から言葉が消えた。
 戦場を埋め尽くさんとばかりに撃ち出される魔弾。
 それを尽く受けては払い除ける夕凪の黒い剣風。
 護られたまま見守るしかない学生たちの視線の先で、いつ終わるともしれぬ応酬の狭間に白の剣風が閃く。
 恐ろしいほどに冷やかな一撃。狙うは魔導ゴーレムの躯体に備わる不自然な輝き。
 それこそがエンシェント・レヰス『護国鉄神零號』の施した『鉄神真鍮兵器ガジエツト』であれば――凍り付いた装備からの補助を失い、魔導ゴーレムたちの砲撃が緩む。
 刹那、ぐっと踏み込んだ夕凪は人形を動かす“核”を見抜き、黒刀を振り抜く。
 断末魔の叫びなど無い。ただ微かな鈴の響きの後、迷宮には木偶の群れの崩れ落ちる音が鳴り渡った。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ミュー・ティフィア
精霊転身・光と水の歌姫!

雲の道で学生の所へ駆け着けたらすぐに虹の障壁とポリフォニーの結界術で敵のユーベルコードや攻撃を防いで学生達を護ります。

間に合った!ありがとうございます、しあわせな王子さま!みんな無事ですか?!怪我とかは?

怪我人がいたらリチェルカーレで回復力を限界突破させた浄化魔法で治癒します!

みんなの事は私が護ります!だから安心して攻めてください!此処を切り抜けて誰一人欠けずに帰りましょう!

学生のみんなやしあわせな王子さまの動きをしっかり見ながら敵の攻撃は虹の障壁でガードしてみんなを攻撃から護ります!
コピーした魔力弾の弾幕で敵の動きを封じつつみんなで力を合わせて殲滅です!



 迷宮の奥深くに忽然と架かる虹。
 それは窮地に視た瑞兆の幻影などでなく、現実に差し伸べられた救いの手。
 魔導ゴーレムの放つ弾丸を尽く受け止めて、なお輝く七色の盾と宙を舞う魔導書に目を瞬かせるアルダワ魔法学園の学生たちは、次いで訪れた光明そのものの声を聞く。
「間に合った! ありがとうございます、しあわせな王子さま!」
 金の彫像じみた相手に礼を告げてから、ミュー・ティフィア(絆の歌姫・f07712)は学生たちに問いかけた。
「みんな無事ですか?! 怪我とかは?」
「あ、ああ……」
 未だ事態を飲み込めていないのか、当惑気味の槍騎士が頷きかけた面を横に逸らす。
 そこにへたり込むケットシーの娘は気丈に振る舞っていたが、よほどの激戦を繰り広げた後なのだろう。表情は歪み、戦装束は破れ、あちこちの毛が血に汚れている。
 それを見過ごせるミューではない。翼の装飾が施された美しい杖を一振りすれば、応急処置ほどの治癒術も神の御業となって、ケットシーのみならず学生四人すべての痛みと穢れを拭い去る。
「みんなの事は私が護ります! だから安心して攻めてください!」
 そして誰一人欠かすことなく、窮地を切り抜けて学園へと帰還するのだ。
 相反する光と闇を宿す双頭刃を手に、さながら導きの女神の如く皆を鼓舞するミュー。
 応じて進み出る四人の学生たちはそれぞれに構えて、続く『しあわせな王子さま』の黄金の剣の輝きが、再び戦いの幕を切って落とした。

 ケットシーの娘が魔導ゴーレムへと殴りかかり、それをミレナリィドールの青年射手が援護する。
 傍らでは槍騎士が猛然と得物を振るい、竜人の女魔術師が喚ぶ炎は渦巻いて敵を攫う。
 学生の奮戦を見ながら王子も刃を浴びせかけ、それら全てを視界と思考に収めたミューは虹の障壁で防いだ魔弾の雨をゴーレムたちへと突き返す。
 戦場を埋め尽くさんとばかりに放った攻撃が裏目に出るとは、さしもの鉄神真鍮兵器ガジエツトでも予想はできなかったか。
 逃げ場を失ったゴーレムたちは反攻をまともに受けて、猟兵と西洋親分と魔法学園生の前に屍代わりの土塊を次々と晒すことになった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ツォーナ・ロチェアーダ
鉄神真鍮兵器ガジエツトで強化されてるとの事ですが、ならばガジェッティアとしてなおさら負けられません!
とはいえやはり興味はありますよね、ゴーレムの破片を調べれば何か分かるでしょうか?
学生の皆さんを助けるのは勿論ですが…折角です、ボク自身の興味も満たしてしまいましょう!

突っ込んでくるならお誂え向きです!
シールドバッシュするように受け止め、そのまま衝撃波を発射!
攻撃を受けた直後なので7倍となったカウンターインパクトで自爆する前に纏めて破壊して上げます!
しかしこれだけの数、何体かは学生に向かうかも…。
しあわせな王子さんは学生の皆さんを守ってあげてください!

あ、隙がれば欠片も拾っちゃいます!



 魔導蒸気機械ガジェットに夢と理想を求めるガジェッティアなら、未知に興味をそそられるのは至極当然。
 好奇心は猫を殺すとも言うが、さりとて彼女を突き動かす理由の一つがそれであることは間違いなく。
「勿論、学生の皆さんを助けるのが最優先ではありますが……!」
 ついでに何か得られるものがあったなら、それはそれ、僥倖というもの。
 ツォーナ・ロチェアーダ(世界を渡る大海の剣・f01913)は『しあわせな王子さま』が作り出した雲の道を、使命感と期待に駆られてひた走る。
 終点は――程なく見えた。
 数多の魔導ゴーレムたち。苦戦を強いられている四人の学生。
「それ以上はやらせませんよ1」
 劣勢だというなら押し返せばよい。
 その為に来たのだと、ツォーナは駆けて来た勢いそのままに盾を展開、突撃してくる魔導ゴーレムの一体を真っ向から受け止める。
 瞬間、おおっ、と湧く声は庇った学生の一人から。
 ちらりと目を向ければ、そのミレナリィドールの手には銃型ガジェット。
 どうやらロマンを追い求めるガジェッティア同志である様子。
 バングル型ガジェット“カーバングル”の盾形態への変形も目ざとく捉えたのだろう。ならば。
「この盾の役割が防御だけではないところ、見せてあげましょう!」
 気迫と共に繰り出す盾殴り、からの衝撃波放出。
 攻撃を受けた直後ゆえに平時の7倍に膨れ上がったカウンターの威力は、『鉄神真鍮兵器ガジエツト』で強化されているはずの魔導ゴーレムを、ただ一撃で粉微塵に打ち砕く。
「……ああっ」
 ちょっとやりすぎてしまったかもしれない。
 しかし首の皮一枚残したせいで自爆されても困りもの。
 とはいえ……と、唸るツォーナににじり寄る群れ。そうだ、獲物はまだまだ沢山いる。
 学生たちを盾一枚で守り切れるか、不安が過るくらいには残っている。
「しあわせな王子さん!」
「ああ、任せておくれ」
 ツォーナの意に応じて、西洋親分も戦場に立つ。
「勇敢な学生達は僕が守ろう。だから――」
 ゴーレムを相手取り、存分に力を振るってくれたまえ。
 続く言葉に頷きを返して、ツォーナは盾を構えなおすと次なる敵を迎え撃つ。
 その直前、足元にあった煌めく欠片を、手早く懐へと収めながら。

大成功 🔵​🔵​🔵​

セツナ・フィアネーヴ
……すまない、感謝する!まずは「雲の道」を辿って学生たちの元に急ぐ!

学生たちの所にたどり着いたら『竜神機ケラヴノス』が出られるのならケラヴノスの翼『竜神嵐翼』が起こす嵐の防壁で、無理そうなら友の精霊『アリシア』の光の結界によって相手のの攻撃から生徒たちを庇うぞ

身を削っての支援を受けて、危機に陥った生徒の救援に臨んでいるんだ
……短時間で決めさせてもらう!UC【滅びの風】を放ち、相手の持つエネルギーそのものを減衰させる事で「魔力」弾幕を弱体化させ、その隙を突いて一気に踏み込んでの『封竜槍アドウェルス』を構えての《鎧無視》の《ランスチャージ》で《串刺し》にして仕留めるぞ…!!

※アドリブ等歓迎です



 それが彼の在り方であるとはいえ、文字通り“身を削って”の支援となれば頭も下がる。
「……すまない、感謝する!」
「構わないよ。それよりも――」
「ああ、必ず!」
 勇敢な学生たちを、そして世界アルダワを守り抜く。
 王子の微笑みに決意と眼差しで応えて、セツナ・フィアネーヴ(災禍貫く竜槍・f26235)は雲の道を駆け抜ける。
 一歩ごとに強く、速く。踏み出す脚は距離と時間を圧縮して、転げるように戦場へと辿り着いた竜騎士の視界にまず映ったのは、傷ついた四人の学生たち。
 彼らを守るに相応しいのは何か。
(「ケラヴノス……いや、アリシア!」)
 場と状況を鑑みれば、嵐を巻き起こすより光の結界を張るべきだろう。
 瞬時の判断で戦法を切り替えると間一髪、ゴーレムたちの繰り出した弾幕が光に弾かれて迷宮の其処彼処を穿つ。
 その無秩序な破壊が、セツナの戦意をより一層掻き立てた。
 時間を掛けてはいられない。
「一気に決めさせてもらう! ――吹き荒れろ!」
 背に生じた黒竜の翼で一薙ぎ。
 漆黒の暴風に呑まれ、討つべき災魔が放つ魔力の礫は勢いを失っていく。
 そうして生まれた間隙を縫うようにして踏み込み、繰り出すは“封竜槍アドウェルス”での渾身の一撃。
 竜牙を突き立てるが如き鋭さの前では、ゴーレムの躯体も鉄神真鍮兵器ガジエツトも等しく無力。
 芯を串刺しにされた人形は脆くも崩れ去り、それ一つでは到底足りぬと荒れ狂うセツナの槍撃は、侵略者に滅びを、アルダワには平穏を齎していく。

大成功 🔵​🔵​🔵​

夜刀神・鏡介
まさかこの戦いが、他世界にまで及ぶ事になるとは
もはやサクラミラージュだけの問題ではなくなったが……発端を考えればやはり、頑張らないといけないな

利剣を片手にバイク『八咫烏』に騎乗して。王子さまが用意してくれた雲の道を走り

戦場に到着したらゴーレム連中の注意を惹き付ける所から。変わらずバイクで走って接近すれば、走行音に気付いてくれるだろう
敵の弾幕を回避してかいくぐり、すれ違いざまに斬撃を叩き込む
狙いは弾丸を減らす為の腕か、或いは自爆対策としての脚部

弾丸が減れば攻撃を凌ぎやすくなるし、自爆を止められなくても脚を潰しておけば離脱しやすくなる

この戦場に集まった人達は、誰一人として死なせはしないさ



 戦火とは容易く拡がりゆくもの。
 十二もの世界を巻き込んで尚続く、けれどもこれは“帝都櫻大戰”なのだ。
 枝葉が何処まで伸びようとも、根がサクラミラージュにある事は変わりない。
 なればこそ、奮戦を誓って戦場を駆け巡る。
 同じ桜の下に根差す夜刀神・鏡介(道を貫く一刀・f28122)の姿は今、“雲の道”の只中にあった。
 変わらず刃を手に、八咫烏と名付けられた二輪バイクへと跨って。
(「これに気付かないほどの愚鈍ではないだろう」)
 悪路も走破する相棒の力強さと存在感なら敵を惹きつけるはず。
 鏡介の目論見は――はたして見事に的中し、アルダワの学生と対していた魔導ゴーレムたちの頑健な躯体は、次々と騒々しい闖入者の方を向く。
 エンシェント・レヰス『護国鉄神零號』によって鉄神真鍮兵器ガジェットを加えられたというそれらは、迷宮の中にあって些か不自然とすら思えるほど眩い輝きを纏っていた。
(「……来るか」)
 煌めきから目を逸らさずにスロットル全開。
 突撃せんとする猟兵に魔導ゴーレムたちが腕を向ける。黄金を輪切りにしたようなそれの内からは、原動機にも似た音が響き始める。
 先端からは蒸気じみたものが噴出して――青い光が迸った刹那、撃ち出されたのは魔力の弾丸。
 逃げ場を与えまいと戦場を一瞬で埋め尽くすそれを、しかし鏡介は僅かな発射間隔のずれを見切って潜り抜ける。
 そしてすれ違いざま、魔導ゴーレムの腕を斬り捨てれば圧倒的に思えた弾幕は薄れ、足を斬り払えば捨て鉢の攻撃も未然に防がれる。
(「誰一人として死なせはしないさ」)
 その為に為すべきを為す。
 歴戦の風格を湛え、着実に戦場を支配していく鏡介の前では、もはや魔導ゴーレムの群れなど木偶の坊にすぎない。

大成功 🔵​🔵​🔵​

霧島・絶奈
◆心情
嘗ての敵と轡を並べる…
其れもまた愉しい『逢瀬』と為るでしょう

◆行動
「雲の道」を利用し学生の許へ急行
到着と同時に【罠使い】の技を行使
複数の「魔法で敵を識別するサーメート」と「白燐発煙弾」を【衝撃波】で戦場に投射

遠近に隙が無くとも狙いを定められなければ無意味です
其の上罠の攻撃で撹乱されれば攻撃方向を正確に測れません

さあ王子様も共に踊りましょう

『獣ノ爪牙』を使用
王子様とも連携した【集団戦術】による【範囲攻撃】で敵を鏖殺
学生から引き離す様に押し出せば安全も確保出来るでしょう

私自身も【範囲攻撃】する【マヒ攻撃】の【衝撃波】で【二回攻撃】

負傷は【各種耐性】と【オーラ防御】で軽減し【生命力吸収】で回復



 戦場へと転がり込むように襲い来る爆炎。視界を埋め尽くす白煙。
 それらが何故、自分たちを一切脅かさないのか。
 疲弊した学生達には理解が追い付かない。
 けれども神の戯れは、下々の事情など意に介さず進んでいく。
 主演は霧島・絶奈(暗き獣・f20096)、助演は西洋親分のしあわせな王子さま。
 舞台を賑やかすのは魂なき人形。土塊を真鍮で彩った魔導機械。
「――さあ、共に踊りましょう」
「お望みとあれば」
 かつての敵と手を取り合って、披露する演目は……屍山血河を齎す災厄の一幕。
 手始めに砲兵の一斉射が降り注ぎ、それが止むのも待たずに押し寄せたのは屍者の軍勢による槍衾。
 背筋が凍るなどというものではない、その恐ろしい突進はアルダワの学生達の方を上流として、異様な圧力で魔導ゴーレムの群れを迷宮の奥深くへと押し戻す。
 そうして安全圏を確保したなら、あとは只々喰らいつくすだけ。
 もはや何をどうしても終末に至るのは変わりない。それを与えるのが砲兵の射撃か、数多の槍か。或いは獣の牙か、黄金の剣か。はたまた、畏れ多くも神そのものが下す寵愛の如き破滅か。
 いずれであろうと、魔導ゴーレムは嘆く事も許されぬまま土塊に還っていく。
「愉しいかな?」
「……ええ、とても」
 全能じみた神でも、何者かと轡を並べる感覚ばかりは只一人だけで得られるものでない。
 その機会を与えてくれたと考えれば、魔導ゴーレムにも丁寧かつ周到かつ綿密な鏖殺で応えてやるべきだろう。
「最後までお付き合いいただけますか?」
「もちろん協力するよ」
 微笑みと共に黄金の剣が閃き、合わせるように刃が薙ぐ。
 爆炎と白煙で世界を封じられた魔導ゴーレムたちに、それを止める術はない。

大成功 🔵​🔵​🔵​

久遠寺・遥翔
アドリブ連携歓迎
西洋親分とは大祓百鬼夜行の時に散々戦った仲で今回は共に戦えることを喜んでいる
その縁で既に連携していくつかの戦場で学生を助けている
引き続き雲の道を使わせてもらって学生の元に駆けつけるぜ

到着したらまずは[心眼]で相手を見る
奴が装備している鉄神真鍮兵器を[メカニック]技術と[戦闘知識]を以て弱点を[見切り]破壊を優先
UCによる超高速飛行から焔の剣による[範囲攻撃]で敵集団を蹂躙する
撃ち漏らしは親分の剣で追撃を頼むぜ
敵の急接近も[第六感]で察知し[残像]で回避だ



「まだ行けるな?」
「だいじょうぶ。遠慮なく使っておくれ」
 ただそれだけの言葉を交わす中にも喜びが滲む。
 大祓百鬼夜行――かつてカクリヨファンタズムで起きた戦いの最中、幾度となく斬り結んだ西洋親分『しあわせな王子さま』との共闘。
 あの時は志を同じくしながらも刃を交えるしかなかった相手と、真に手を取り合って世界の危機に立ち向かえるという状況に、久遠寺・遥翔(焔の機神イグニシオン/『黒鋼』の騎士・f01190)は得難いものを感じていた。
(「親分の“覚悟”は微塵も揺らいじゃいない」)
 元より疑いようもなかったそれは、躊躇いもなく黄金を剥がす王子の在り様を前に、輝かしい確信へと昇華している。
 ならば、遥翔もそれに相応しいだけの振る舞いを見せねばなるまい。雲の道を駆け抜け、苦境に喘ぐアルダワの学生たちのもとへと馳せ参じ、彼らと世界を脅かすものを打ち払って。
「――行くぜ!」
 裂帛の気合と共に狙うは、魔導ゴーレムの各所に散りばめられた偽りの煌めき。
 心眼で見抜くそれこそが後付けの『鉄神真鍮兵器ガジエツト』だと、知識を総動員して断じたならば為すべきは唯一つ。
天焔解放オーバーフロウ――フレアライザー・ヘヴンッ!」
 漆黒と黄金の焔を纏って、音を軽く置き去りにする速さで翔び、掲げるは黒焔の神剣。
 賢しくも脚部推進器を全開に突撃してきたゴーレムを勘と残像で弄び、繰り出した焔は魔導ゴーレムの群れを尽く飲み込んで――素体との材質の違いか、『鉄神真鍮兵器ガジエツト』が先に燃え尽きてしまえば、そこに残るのは木偶同然。
「さすがだね」
 焔の威力を知る『しあわせな王子さま』が感嘆と共に追撃を仕掛ける。
 そうして炎の剣と黄金の刃は、桜花と共に現れた災魔の群れを徹底的に蹂躙していく。

大成功 🔵​🔵​🔵​

朱鷺透・小枝子
「雲の道」を駆け戦場に駆け付け『雷霆架台』発動!
叫び上げろ!雷霆架台!!ライカ・ブラスター!!

戦場内全ての敵へ破壊光線と電撃熱光を放ち行動妨害!
【継続ダメージ】電撃熱で魔導ゴーレムの真鍮を溶解させ、機能不全を起こさせる!

まだだ、壊せ、彼らを追わせはしない!!

メガスラスター【推力移動】騎兵刀を魔導ゴーレムへ叩きつけ【呪詛】
破壊の呪詛物質を開放!崩壊させる!!

壊し、壊して壊し尽くせ!!学生達と王子に報いる為に!!!
壊せー!!!

人工魔眼の【動体視力】で【瞬間思考力】行動を起こそうとする魔導ゴーレムたちを素早く認識し、【早業】で破壊光線と電撃熱光を放ち、行動阻害、そうしてまた敵を壊しに掛かる!!



 黄金が紡ぐ雲の道。その頂から降る雷の如く。
 朱鷺透・小枝子(亡国の戦塵ジカクナキアクリョウ・f29924)は戦場に現れるなり、吼える。
「叫び上げろ! 雷霆架台ライカ・ブラスター!!」
 蒼い光子を発する線状の模様を帯びて、撃ち放たれる破壊光線と電撃熱光は正しく狂飆。
 もはや天の裁きにすら等しいそれも、しかし窮地の学生たちにとっては救いの手。
 離脱していく四人の影を魔導ゴーレムたちの視線と言うべき気配が追う――が、しかし。
「追わせはしない!!」
 全力全開の小枝子が身体ごと突っ込んで、叩きつけた騎兵刀から解き放つは呪詛と化した純粋な意志。
 壊せ! 壊せ!! 壊せ!!! 壊し尽くせ!!!!
学生達かれらと王子に報いる為に!! 壊せー!!!」
 裂帛の叫びを受けた魔導ゴーレムは崩壊を迎え、獲物を失った小枝子の人工魔眼は目ざとくも反撃に出ようとする敵を捉える。
 瞬間、再び放たれる破壊光線と電撃熱光。
 強化部品であるはずの『鉄神真鍮兵器ガジエツト』も逆効果となったか、融解したそれに動きを鈍らせる魔導ゴーレムなど、格好の的。
「壊して、壊して、壊して壊して壊して――壊す!!!」
 実に清々しい叫声も、振るわれる騎兵刀も止めようがなく。
 やがて学生たちが完全に撤退した戦場には、おびただしい量の瓦礫と猛る猟兵、そして猛者を称える王子の姿だけが残されるのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2024年09月15日


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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト