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帝都櫻大戰⑤〜美味爛漫、花盛り

#サクラミラージュ #帝都櫻大戰 #第一戦線


 これまで密かに行ってきた秘境への旅の果て。
 浮島となりて飛来する「冬桜」を、元の場所へと還す時。
 さあ、はじめよう――灯篭燈る夜に、美味な花宴を。
 花も団子も、楽しむ心。これこそが秘されし『幻朧封じの儀』の力となるのだから。

「ただ、団子を片手に宴をしているようにしか見えない? ふふ、でもそれだけでいいんだよ、美味しい楽しい等の幸せな気持ちが沢山満ちて咲き誇れば」
 ……これは、そういう儀式なのだから、なんて。
 ふわり笑み咲かせる皇族の手には、桜餡の花が咲いた見目も華やかな串団子。
 そう、聞こえよく言えば美食、要は食いしん坊な皇族の儀式は、美味な宴だという。
 そしてその傍ら見事な手際で団子を作るのは、皇族お抱えだという和菓子職人。彼がいつも一緒だという看板娘の黒猫さんの姿もある。
 これまでは、彼らだけで「冬桜」を鎮める儀式をしてきたが、「浮島」となった今、猟兵達の力を借りたいと皇族は言う。
 だから――目一杯、美味しく楽しいひとときを過ごして欲しい、と。

 みたらしに磯辺に黒蜜きなこ、餡子にずんだに、花見といえばの三色団子。
 甘い物が好きな人も、甘い物が苦手な人も、皆が楽しめるもの――それが、団子。
 そんな定番の味は勿論、苺や蜜柑や紅芋や柚子などを混ぜて作ったパステルカラーの餡を絞って咲かせたカラフルな花団子、桜色の餡を絞って飾った花が爛漫に咲く桜団子、看板娘な黒猫さんの黒ごま団子に、兎やヒヨコやパンダや犬や猫等々の好きな動物のお顔で作ってくれる創作動物さん団子、それに猟兵達仕様にと創作されたモーラット団子、何かには激辛団子やロシアン団子なんてものも。
 甘い団子に甘くない団子と種類豊富で、甘党も辛党も楽しめるし、味変だってできる。
 花見らしく串に刺してもくれるし、ひとつずつ皿に盛ってもくれるし。
 好きな団子と、抹茶やバニラなどのアイスや、桜型の最中や涼やかな寒天、苺や蜜柑などの果物や餡子等々、好きなように組み合わせたオリジナル団子パフェーやあんみつにすることもできる。
 また、団子によく合う飲み物も用意されている。抹茶やほうじ茶や緑茶、湯を注ぐと花咲く工芸茶などの各種茶類に。柚子の風味が爽やかな乙女サイダーやハイカラさんレレモネードやモンスカッシュなどのソフトドリンク各種も用意されていて。成人していれば、ピリッと辛口の『大正桜』と甘やかな味わいの『浪漫嵐』という2種類の日本酒、ウヰスキー、桜ビールなどの酒類も楽しめるので。団子をつまみながら酒宴というのもまた良いだろう。
 それに、職人の手伝いをして団子つくりをしてみても良いだろう。職人気質な彼は寡黙だが歓迎してくれるし、人懐っこい黒猫さんも喜ぶだろう。また、皇族の護衛をしつつ、ゆるりとお喋りに興じるのもまた良いのではないか。

「とにかく、美味しく楽しく、幸せがいっぱい満ちれば満ちるほど、儀式は成功するから……好きなだけ食べて、好きなように過ごして、花の夜宴を一緒に楽しんで欲しい」
 にゃあと愛想良く鳴く黒猫も、黙々と団子を作る職人も、張り切っているから。
 桜の意匠の灯篭が数多燈る中、美味爛漫な花盛りの宴が今、はじまる。
 さあ、浮島を元の場所に還すために――いざ、花も団子も、楽しもう。

●食べ盛り、花盛り
「俺は、花も団子も猫さんも、とても好きだ」
 筧・清史郎(桜の君・f00502)はそう笑み咲かせた後、今回の案件の詳細を語る。
「『帝都櫻大戦』第一戦線の戦いが既に始まっているが、サクラミラージュ各地の秘境に咲いていた幻朧桜……「冬桜」と総称されるそれらが何故か、周辺の土地諸共「浮島」となって、現地の人々や影朧を満載したまま、帝都に飛来してくるという。そしてサクラミラージュの皇族達が、「浮島」の一つを鎮めるべく出陣しようとしているので、今回皆にはその皇族の手助けをして欲しい」
 これまで皇族達は人目を忍んで密かに冬桜の元を訪れ、秘されし『幻朧封じの儀』によって櫻花幻想界サクラミラージュによる幻朧帝の封印を今日まで維持していたのだという。そんな彼らに今回は同道して『幻朧封じの儀』に協力し、「浮島」を元の場所に還す……今回はそのような依頼であるが。この『幻朧封じの儀』の形式は皇族一人一人で異なるという。
「今回皆に同道してもらう皇族の秘されし『幻朧封じの儀』とは、花の夜宴だそうだ。桜の意匠の灯篭が数多燈る中、美味に舌鼓を打ち、楽しく過ごして、満ちる幸福を力にする儀式なのだという。やはり花見には団子、ということで、好きなだけ様々な団子や団子に合った飲み物なども用意されているというので、目一杯満喫してほしい、とのことだ」
 それは一見、ただの花の夜宴であるが、それで良いのだと。
 美味に酔い痴れ、ひとときを楽しみ、幸せをいっぱいに満たすこと、それこそが秘されし『幻朧封じの儀』なのだから。
 清史郎はそこまで説明した後、改めて皆を見回して。
「皆はどのような団子が好きだろうか。俺は特に甘いものが好きだな。酒も好きだな」
 掌に満開桜を咲かせ、猟兵達を送り届ける。
 美味爛漫、花盛りの櫻花幻想界サクラミラージュの世界へと。


志稲愛海
 志稲愛海です。
 よろしくお願いいたします!

 こちらは、1フラグメントで完結する『帝都櫻大戰』のシナリオです。

 受付開始日等はシナリオタグやMSページで連絡いたします。
 追加冒頭はありません。

●プレイングボーナス
 皇族を護衛する/皇族の「幻朧封じの儀」に協力する。

●シナリオ概要等
 美味しく楽しく、花の夜宴を目一杯満喫してください!

 団子や団子をアレンジしたもの、飲み物などが好きなだけ振舞われます。
 OPに記載のないものもありますので。
 ありそうなものであれば、お好みでご指定いただければです。
 食べたり飲んだり、お喋りしたりまったりしたり、団子作りや猫と戯れる等。
 楽しく美味しく過ごしていただければです!

 わいわい賑やかにでも、まったり静かにでも、甘々でも、カオスでも。
 どの様な雰囲気でもお好みで、皆様それぞれ宴を楽しんでいただければと!

 お声掛けあれば、案内役の清史郎や当方のグリモア猟兵もご一緒いたします。
 どのグリモア猟兵でも、面識ありなしに関わらずお気軽にどうぞ。

●お願い
 同行者がいる場合は【相手の名前(呼称可)と、fからはじまるID】又は【グループ名】のご記入をお願いします。

 グループ参加の人数制限はありません、お一人様~何人ででもどうぞ!
 ですが、同行者が参加していない場合は返金となる可能性もあります。

 公序良俗に反する事、他人への迷惑行為、未成年の飲酒喫煙は厳禁です。
 あとは皆様らしく、どうぞご自由に!

 ご参加お待ちしております!
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第1章 日常 『夜桜の宴』

POW   :    花見に適した場所を確保する。

SPD   :    周囲を散策しながら夜桜を楽しむ。

WIZ   :    提灯の灯りを調整し、最も桜が美しく見える光量を模索する。

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🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
ルイーグ・ソイル
志稲愛海マスターにおまかせします。かっこいいルイーグ・ソイルをお願いします!

寒がりの人狼グールドライバー × シンフォニア
UCは必要に応じて、どれでも使用します。
過去の記憶が無いのですが、表面上は気にせず、温厚:気さくな感じです。
実は用心深いので、行動する前に一呼吸して思案します。
口調は男性的(オレ、アンタ、~っす、~っすよ、~っすね、~っすか?)
大切な人には 丁寧(オレ、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)
色恋沙汰にはあまり反応しません。
使用武器は「棘の付いた金属の鈍器」です。
連携アドリブ歓迎です。人当たりのいいお兄ちゃん的に描いていただけますと幸いです、宜しくお願いします。



 はらり、ひらりと、桜花びらがただひたすら舞い降る中。
 ルイーグ・ソイル(寒がり人狼グールドライバー・f14784)がやって来たのは、戦争真っ只中のサクラミラージュの世界……のはずなのだけれど。
 人当たりの良さそうな雰囲気はそのままに、でも念のため、用心深く周囲をさり気なく見遣ってみれば。
 黙々と団子を作る職人と、にゃあと鳴く看板娘の黒猫と、そしてゆるりと美味しそうに団子を食べている皇族の姿が。
 それに自分と同じ猟兵達の姿も沢山あって、桜の意匠が施された灯篭が燈る中、花の夜宴に皆が興じている。
 そう――今回の任務は、皇族が行う『幻朧封じの儀』の手伝いをして、浮島となった冬桜を元の場所に還すことなのだけれど。
 その儀式の力になるというのが、美味しく楽しく幸せな気持ちで場をいっぱいに満たすこと、らしく。
 故に、戦争中だとは一見すると微塵も思えないが、宴を楽しむことはれっきとした任務なのである。
 そして桜が咲き誇り宴が開かれている風景を歩きつつ一呼吸して、ルイーグは思案した後。
 この場所は幸い寒くなどもなく過ごしやすいし、事前にグリモアベースで話は聞いていたから。
「オレにも、おすすめの団子をもらってもいいっすか?」
 ルイーグは気さくにそう、団子職人の彼へと声を掛けてみて。
 そして団子ができるのを待っていれば、足元でふいに、にゃーん、と。
 てしてしじゃれてくる人懐っこい黒猫に気づけば、屈んでよしよしと撫でてあげる。
 それから、出来上がった団子を職人から受け取って礼を告げた後、ゆるっと過ごせそうな場所を見つけて、腰を下ろしてみて。
 危険なこともなさそうであるから、儀式の手伝いをするべく、花も団子も楽しむことにする。
 職人が作ってくれたおすすめの串団子は、定番のみたらし串と磯辺串に、見目も美しい桜餡の花団子串、そして可愛らしい黒猫さんごま団子串。
 甘かったりしょっぱかったりと味変もできて、見た目も凝っているラインナップで。
 まずはひとつ、口に運んでみれば、思わず大きく頷いて紡ぐ。
「すごく美味しいっす……!」
 もちもちした食感は少し新鮮で、噛めば広がるのは優しい味わい。
 そして一緒につけてくれた茶と一緒に、美味しくゆっくりと団子を楽しんでいれば。
 ルイーグはふと、オレンジの瞳を細める。
 ひらりくるりと、手に持っている花団子を飾った、桜のひとひらに。

大成功 🔵​🔵​🔵​

阿夜訶志・サイカ
よ、せー様
タダ酒飲めるって?

ひとつご相伴に与ろうってな
いける口なのは充分知ってるからな、ダーリンにも付き合って貰うぜ
(何かあったとき、真っ当な風除けがあった方がいいからな)

一口で摘まめる系の団子は、甘くても塩っぱくても、肴に好いな
酒は辛口のがいいだろ、甘ったるくなる……(とかぶつくさ言い)
和洋関わらず、合うか合わないか比べるのを理由に、色々呑むぜ
せー様も、なんやかんや、どんな組み合わせでも拘りねぇんだろ
美味けりゃいいって大雑把なのがいいとこだ

そうだ、煙草持ってるか?
(一応、此所で吸えるか聴くが、何にせよ離れて)吸う
これも立派な幻朧封じの儀だってんなら、心置きなく

おう、締め切りの話だけはすんな



 はらり、ひらりと舞い降る花びらを仄か照らす、桜の意匠咲かせる提灯の燈火たち。
 そしてそんな夜桜の風景を背負う男は、見目だけみれば非常に絵になっているのだが。
 此処へと寄越したこの男が、見た目のような雅な男ではないことは身を持って知ってはいるとはいえ。
 阿夜訶志・サイカ(ひとでなし・f25924)は、何より懲りない性分の男だから。
「よ、せー様。タダ酒飲めるって?」
 ……ひとつご相伴に与ろうってな、と。
 やはり第一声、それである。
 けれどその認識に間違ったところは、今回は一応なく。 
「ふふ、酒だけではなく、団子も好きなだけ食べていいぞ」
 たとえ奢ってと言われたところで、清史郎が笑みを絶やすことはないだろう。たとえ、裏が合ってもなかろうとも。
 まぁひとりで好きに飲み食いしてもよかったのだが。
「いける口なのは充分知ってるからな、ダーリンにも付き合って貰うぜ」
 そう気安く肩を叩くサイカにだって、思惑はあるのだ。
(「何かあったとき、真っ当な風除けがあった方がいいからな」) 
 果たして有事の際、風除けになるのはどちらだろうか、むしろ嵐の中へと飛び込んだかもしれない……なんてことを思えるのならば、何かと売られたり売られたり狩られたりなどはしないだろうが。
 金を払わずに酒が飲めて美味い物が食えるとあらば、話に乗らない手はないから。
「よし、せー様、とってこい。酒も団子も、ありったけだ!」
 自分で取ってくる思考など微塵もない態度で、当然の如くご機嫌に言い放って。
 早速清史郎にお酌されれば、勿論返杯する素振りなど微塵もみせずに。
「一口で摘まめる系の団子は、甘くても塩っぱくても、肴に好いな」
 酒のつまみに、見目麗しい花団子も、可愛い猫さん団子も、躊躇なく口へと放り込んで。
「日本酒は辛口と甘口、サイカはどちらが好みだろうか」
「酒は辛口のがいいだろ、甘ったるくなる……」
 何となく気持ち、甘い系が多い気がする団子を、ピリッと刺激のある酒で調和しつつ飲み食いしながら。 
「せー様も、なんやかんや、どんな組み合わせでも拘りねぇんだろ」
 ……美味けりゃいいって大雑把なのがいいとこだ、と。
 霞でも食ってそうな見目の男が決してそうではないことをサイカは知っているし。
 混ざっていた激辛団子を食べた時だけ、少し訝し気に清史郎の飲んでいる甘口の酒をかっぱらっては勝手に口にしたものの。
 食べられるものは食べるし、酒も団子も上質なものだということは、それこそ何だって口にしてきたからこそわかるし。
 ましてやそれがタダとなれば、余計に美味いというものだ。
 それに、酒を呷り腹が満たされれば。
「そうだ、煙草持ってるか?」
 宴の賑わいから離れて吹かす、人から貰う一本もまた美味。
 何せ、幸せな気持ちが力となるらしいから……これも立派な幻朧封じの儀だってんなら、心置きなく、と。
 当然のように火をつけて貰い、自分の一本に火をつける清史郎を後目に、サイカは早速一服。
「俺の主も作家であったが、締切や取り立てに追われている際に良く吸っていた銘柄だ」
 そう訊けば、思わず反射的に周囲を見回すも。
 確かに、きつめの一本は、何かと逃避したい時にはうってつけではあるが。
 心無しか楽し気な視線を隣から感じながらも、ただこれだけサイカは言っておく。
 ……おう、締め切りの話だけはすんな、と。

大成功 🔵​🔵​🔵​

真宮・律
【調和の絆】家族6人で参加する

まあ、サクラミラージュの秘密が一気に暴露されたが、俺たち家族が愛した世界は多くの人が守る為に努力してる。なら、できることで貢献しようか。

子供4人はサクラミラージュの甘味が大好きだ。俺も響も。花団子に黒ごま団子。バニラアイスも加えてあんみつにしようか。ああ、家族もあんみつにするようだ。子供たちの団子は動物だが。ああ、成人済みの奏と瞬も星羅と朔兎も楽しそうだ。やっぱり子供心はうしなってないか。

ドリンクは未成人の子もいるしノンアルで。うん、美味しいな。美味しいものをたっぷり食べるのは幸せの原点だ。楽しそうな子供達をみて響と微笑みあう。これが守りたい風景だ。


真宮・響
【調和の絆】家族6人で参加

まあ、いきなり家族6人で住んでいるサクラミラージュの盛大すぎる謎が一気に暴露されて幼い星羅と朔兎は「??!?」の表情だったが。まあ、思う通りにさせる訳にはいかないんだよね。大事なのはちゃんと守り抜くことだ。

なので、家族6人が愛するサクラミラージュの団子を食べに来た!!ずんだ団子、桜だんごに寒天に苺に蜜柑。あんみつにしようか。家族は皆あんみつにするようだ。子供達の団子が動物型になっているのがらしいというか。

歳の差はあるんだが、子供達4人はとても仲がいい。成人済みの二人は本当にまっすぐ育ってくれた。こういう風景こそ守るべきものだ。律と微笑みながら乙女サイダーを飲む。


真宮・奏
【調和の絆】家族6人で参加

いきなり私たちの住んでいる世界が幻だといきなり明かされて最初はびっくりしましたが、これからが勝負ですね。本当に家族が愛したこの世界の営みが本当に幻にならないように。できることをやりましょう。

実は私と瞬さんはサクラミラージュの甘味が大好きでして。連れ回したら星羅と朔兎も虜になりました。星羅、ヒヨコさん団子きにいったようだ。私は犬さん団子にします。団子は苺に紅芋!!星羅も苺好きですか。それに動物団子を加えて抹茶アイスに最中、苺もつけてあんみつだ!!瞬さんも朔兎もてんこ盛りだなあ。星羅もだけど。

そうだね、また家族で美味しい甘味食べれるように守らなきゃね!!頂きます!!


神城・瞬
【調和の絆】家族6人で参加

まあ、サクラミラージュが幻の世界だと暴露されてびっくりしましたが、僕たち家族の愛したサクラミラージュの営みを本当に幻にしない為に。これからですね。

星羅と朔兎が目を丸くして明らかに動揺してましたし。美味しいサクラミラージュの団子、食べにいきましょう。幼い二人は大好きですしね。

朔兎は兎団子ですか?まあ、君が月の兎ですし。僕も兎にしましょう。君が白で僕が黄色。桜団子好みなんですか。僕もです。抹茶アイスと寒天にみかんであんみつ。朔兎は寒天が最中なんですがそれ意外は同じ。本当に似てますよね。血繋がってないんですが。魂似てるんですね。

子供4人で食べる甘味。幸せですね。


神城・星羅
【調和の絆】家族6人で参加

確かに今まで住んでいた馴染み深い世界が我が故郷と同じだったとは、流石に朔兎様と思考停止しましたよ。流石に保護してくれた家族はすぐ情報収集始めた・・・凄い。あ、美味しいサクラミラージュの甘味!!食べたいです(釣られた}

ああ、ヒヨコさん団子!!苺の餡の団子も最高!!え、あんみつにできるんですね。バニラアイスに・・・寒天、苺にさっきの団子!!ああ、美味しそうな甘味ができました!!あ、姉様も兄様も朔兎様のあんみつもいいですね。

あ、こういう日常、憧れていたんです。歳の差はあるんですが、こうして仲良くきょうだい4人過ごす。守らなきゃ。この世界を。いただきます。


源・朔兎
【調和の絆】で参加

まあ、いきなり住んでる世界が俺の生まれ故郷と同じ仕組みといきなり言われて目を白黒させて星羅と硬直した。でも星羅追っかけて押しかけてきた俺も大事にしてくれるような家族はすぐ情報を集め始めた。

え?美味しい団子を一杯食べれる!!行っていいのか?(釣られた}俺は兎団子・・・俺月の兎だし!!瞬さんは三日月兎だな!!柚子団子にアイスに最中であんみつ!1え?瞬さんアイスの種類同じ?8歳歳の差あるし、血つながってないけど、魂の質が似てるって信じていいかもな。

そうだな、律さんと響さんの子供4人が仲良く過ごす日常ってなんかいいな?この日常を守らないとな!!よし、まずは食べる!!



 家族皆で仲良く日々を送って来た、常桜の世界が一変。
 美しく咲く幻朧桜が、何故1年中満開に咲き誇っていたのか。
 そして、この世界に在る幻朧帝の正体が今、暴かれる事となって。
 家族が住む世界に、戦争が起きたのである。
 だがそんな有事にも、家族の大黒柱のひとりである真宮・律(黄昏の雷鳴・f38364)は、そのような事実に驚きはしたものの、動揺することはなく。
「まあ、サクラミラージュの秘密が一気に暴露されたが、俺たち家族が愛した世界は多くの人が守る為に努力してる」
 ……なら、できることで貢献しようか、と。
 これまで沢山の戦場を駆け、そして別の世界が同じように危機に晒されれば家族と共に赴いていたのだから……今回も、同じように情報を集めて行動するのみ。
 この世界の崩壊を防ぐために、いつものように家族一団となって。
 それは、真宮・奏(絢爛の星・f03210)にとっても同じ気持ちで。
「いきなり私たちの住んでいる世界が幻だといきなり明かされて最初はびっくりしましたが、これからが勝負ですね」
 びっくりする気持ちを覚えながらも、これまでの経験から、切り替えはすぐに。
「本当に家族が愛したこの世界の営みが本当に幻にならないように。できることをやりましょう」
「まあ、サクラミラージュが幻の世界だと暴露されてびっくりしましたが、僕たち家族の愛したサクラミラージュの営みを本当に幻にしない為に。これからですね」
 神城・瞬(清光の月・f06558)だって勿論、一緒なのだから。
 とはいえ、両親は勿論、慣れている自分や奏とは、やはり違って。
(「星羅と朔兎が目を丸くして明らかに動揺してましたし」)
 瞬が思い返すのは、戦争が始まり、事実が明らかになった時のふたりの様子。
(「まあ、いきなり家族6人で住んでいるサクラミラージュの盛大すぎる謎が一気に暴露されて幼い星羅と朔兎は「??!?」の表情だったが」)
 真宮・響(赫灼の炎・f00434)も、その時の神城・星羅(黎明の希望・f42858)と源・朔兎(既望の彩光・f43270)の反応を思い出しながらも。
 でもやはり、胸に抱く思いは、律や瞬や奏と変わらない。
「まあ、思う通りにさせる訳にはいかないんだよね。大事なのはちゃんと守り抜くことだ」
 そして、その星羅と朔兎はといえば。
「確かに今まで住んでいた馴染み深い世界が我が故郷と同じだったとは、流石に朔兎様と思考停止しましたよ」
「まあ、いきなり住んでる世界が俺の生まれ故郷と同じ仕組みといきなり言われて目を白黒させて星羅と硬直した」
 やはり驚きは大きく、何が起こったのか、どういうことなのか、と。
 聞いたばかりの当初は、状況を理解しようにも、ふたり揃って思考が止まってしまったが。
 でも、そんな自分達の様子を確りと分かってくれながらも。
(「流石に保護してくれた家族はすぐ情報収集始めた……凄い」)
(「でも星羅追っかけて押しかけてきた俺も大事にしてくれるような家族はすぐ情報を集め始めた」)
 即座に動き出し、やるべき行動に移っていた他の家族達の姿に関心したのである。
 だから、かなり驚いたとはいえ、自分達も固まってばかりではいられないっていう気持ちに随分となれたから。
 皆で、サクラミラージュの世界を救うために、成すべきことをやる、と。
 やって来たのが、そう――この世界の皇族による、『幻朧封じの儀』が行われるという場所。
 そして、その儀式の力になるべく、今回協力する手段はといえば。
「なので、家族6人が愛するサクラミラージュの団子を食べに来た!!」
 響の言うようように、愛するサクラミラージュの団子を食べることです……!?
 一見すると、儀式の場所は、花を愛でながら美味しい団子を食べる宴以外のなにものでもないが。
 でも、それで本当に良いのだという。
 幸せな気持ちで場が満たされれば、その力で、浮島となった冬桜を元の場所へと還せるというのだ。
 それにこの任務は、自分達にぴったりだと律は思う。
(「子供4人はサクラミラージュの甘味が大好きだ。俺も響も」)
 家族みんな、この世界の甘味が大好きなのだから。
 そしてやはり食べることとなれば、奏がわくわくしないわけはなく。
(「実は私と瞬さんはサクラミラージュの甘味が大好きでして。連れ回したら星羅と朔兎も虜になりました」)
 自分だけでではなく瞬もかなりの甘味好きであるし、そんな自分達が連れまわしたふたりだって、とても気に入ってくれたから。
 瞬は響の言葉に続いて、こうこれからやるべきことを改めて言葉にする。
「美味しいサクラミラージュの団子、食べにいきましょう」
 そして勿論、それを聞けば。
「え? 美味しい団子を一杯食べれる!! 行っていいのか?」
「あ、美味しいサクラミラージュの甘味!! 食べたいです」
 しっかりと釣られる、朔兎と星羅。
 そんな戦争ではあるのだけれど、瞳をキラキラとさせるふたりに……幼い二人は大好きですしね、と。
 瞬は瞳を細めて、いざ家族と共に、花と団子の夜宴へ!
 皇族お抱えだという団子職人が作る団子は、どれも美味しそうだけれど。
 特に星羅の目を惹いたのは。
「ああ、ヒヨコさん団子!!]
 キュートなぴよぴよヒヨコさん団子!
 そんなヒヨコさん団子に目を奪われ、気に入った様子の星羅を見守りながらも、奏も注文を。
「私は犬さん団子にします。団子は苺に紅芋!!」
「苺の餡の団子も最高!!」
「星羅も苺好きですか」
 そしてお揃いの、ピンク色が綺麗で甘酸っぱい餡が美味しそうな、苺餡の団子も。
 それから律も、響と並んで選んでみれば。
「花団子に黒ごま団子。バニラアイスも加えてあんみつにしようか」
「ずんだ団子、桜だんごに寒天に苺に蜜柑。あんみつにしようか」
 それぞれ選んだ好みのもので、夫婦そろって、あんみつにすることに。
 いえ、それは何も、夫婦だけではなくて。
「それに動物団子を加えて抹茶アイスに最中、苺もつけてあんみつだ!!」
「え、あんみつにできるんですね」
 奏も盛り盛りの、あんみつに!
 そんな声と盛られたあんみつを見れば、星羅もそわりと視線を巡らせて。
「バニラアイスに……寒天、苺にさっきの団子!!」
 わくわくと好きなものを同じように盛ってみれば。
 ぱあっと瞳輝かせる視線の先には、そう。
「ああ、美味しそうな甘味ができました!!」
 大好きなものでいっぱいの甘味の出来上がり!
 律と響は、そんな子供たちの嬉々とした姿を見つめながら。
「ああ、家族もあんみつにするようだ。子供たちの団子は動物だが」
「子供達の団子が動物型になっているのがらしいというか」
 そうふたりで、微笑ましく思うし。
 それに――勿論。
「俺は兎団子……俺月の兎だし!!」
「朔兎は兎団子ですか? まあ、君が月の兎ですし。僕も兎にしましょう」
 ……君が白で僕が黄色、と。
 そう赤の瞳を細めて紡いでから。
 さらに他にも気になるものをそれぞれ、器に取ってみれば。
「瞬さんは三日月兎だな!! 柚子団子にアイスに最中であんみつ!!」
「桜団子好みなんですか。僕もです。抹茶アイスと寒天にみかんであんみつ」
 やはりふたりが作るのも、他の家族たちと同じ、あんみつです!
 それから自分達が盛ったものを見比べれば、瞬はこう続ける。
「朔兎は寒天が最中なんですがそれ意外は同じ。本当に似てますよね」
「え? 瞬さんアイスの種類同じ?」
 そんな声に、朔兎は思わずぱちりと瞳を瞬かせるも。
「血繋がってないんですが。魂似てるんですね」
「8歳歳の差あるし、血つながってないけど、魂の質が似てるって信じていいかもな」
 不思議な魂の縁を強く感じつつも、そう微笑む。
 そして奏は、ふたりのあんみつにも目を向けて。
「瞬さんも朔兎もてんこ盛りだなあ」
「あ、姉様も兄様も朔兎様のあんみつもいいですね」
 そう言った星羅の器を見て笑う……星羅もだけど、なんて。
 そして律は、未成人の子もいるしとノンアルコールのドリンクを選びながらも。
(「ああ、成人済みの奏と瞬も星羅と朔兎も楽しそうだ」)
 大きくなった奏と瞬を見つめつつも、でもやはりこう思ってほっこりするのだった。
 甘いものを目一杯楽しむ姿に……やっぱり子供心はうしなってないか、って。
 それから仲良く皆お揃いで、それぞれのあんみつを作り終えれば。
 子供たちで集まって食べることに。
 そしてくるりと皆を見回した後、星羅は心に灯る今の感情を言葉にして。
「あ、こういう日常、憧れていたんです」
「そうだな、律さんと響さんの子供4人が仲良く過ごす日常ってなんかいいな?」
 うんうんと続けた朔兎に頷いてから、こう改めて強くその心に思う。
「歳の差はあるんですが、こうして仲良くきょうだい4人過ごす」
 ――守らなきゃ。この世界を、と。
 そんな気合十分な姿に、奏も大きく頷いて。
「そうだね、また家族で美味しい甘味食べれるように守らなきゃね!!」
「この日常を守らないとな!! よし、まずは食べる!!」
 朔兎も張り切って、ありったけの力になるように、まずはたくさん食べます!!
 ということで、4人揃って顔を見合わせれば――いただきます!
 一緒に仲良くはむりとひと匙頬張れば、満ち溢れるのは甘やかな美味しさと幸せな気持ち。
 瞬はそんな瞳をキラキラと輝かせて甘味を楽しむ3人に瞳を細めてから。
「子供4人で食べる甘味。幸せですね」
 勿論彼自身も、沢山の甘味と幸せを堪能するつもり。
 そして響は改めて、そんな子供たちを見て、嬉しく思うのだ。
「歳の差はあるんだが、子供達4人はとても仲がいい。成人済みの二人は本当にまっすぐ育ってくれた」
 律も子供たちと同じように、あんみつを口に運んで。
「うん、美味しいな。美味しいものをたっぷり食べるのは幸せの原点だ」
「こういう風景こそ守るべきものだ」
 乙女サイダーを飲む響とふたり、楽しそうな子供たちを見て微笑みながら。
 彼女の言葉に、頷いて返す――これが守りたい風景だ、と。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

終夜・嵐吾
せーちゃんに声かけて

酒が飲めるならいく!!
…し、しかし甘味がある?
これは…これはまたせーちゃんにやられるやつじゃ…
いや、今回は酒をただただ飲みたい気分じゃと言うて甘いものを回避…できるじゃろか…(尻尾が右往左往)

酒を飲んで美味しいもの食べて花見して
それで儀式になるとはの
せーちゃん、そっちの酒も飲みたい!
今日は甘味より酒の日なんじゃ
じゃから甘味はちとあってもええけど、つまみ程度でええんよ

えっ、か、甘味とってくる?
追加?
少しで…あっ、きいてない!
あっ、あっ、だ、だんごそんなに!
や、やばい!
あれは甘さに溺死する!!
こ、ここは酔って寝たふりでやりすごすんじゃ
甘味が山と積まれようともわしは、寝たふり…!



 ――酒が飲めるならいく!!
 美味い酒があると聞けば、終夜・嵐吾(灰青・f05366)が即決しないはずはなく。
 尻尾もうきうきと揺れていたのだけれど。
 酒にすっかり気を取られていたが、宴の席に赴けばハッと気が付く。
「……し、しかし甘味がある?」
 そう、目に入ったのは甘味。団子である。
 いや、団子は好きなのだ。甘い物も、嫌いでは決してない。
 ただ……どろ甘激甘てんこ盛りという、頭がおかしい量の甘味は遠慮したく。
 けれど箱ゆえにか、いくら言っても甘味地獄を容赦なく毎度自分へと与えてくる友。
(「これは……これはまたせーちゃんにやられるやつじゃ……」)
 そう尻尾もゆらり、警戒態勢になってしまうのだけれど。
 でもやはり、酒の誘惑には抗えないから。
(「いや、今回は酒をただただ飲みたい気分じゃと言うて甘いものを回避……できるじゃろか……」)
 そう作戦を立てるも、尻尾が右往左往してしまうのは、これまで成功した試しがないからである。
 だが、今回はいける気がする……! なんて、過去からそっと目を逸らすことにして。
「せーちゃん、美味い酒をたらふく飲も!」
 さり気なく酒をアピールしながらも、友へと声を掛ければ。
 ああ、存分に飲もう、といつものように返ってくる微笑み。
 友は甘味も好きだが酒も好きなので、いけるかもしれない……?
 そう淡い希望を抱きながらも酒を見れば、尻尾もゆらゆらのうきうき。
「酒を飲んで美味しいもの食べて花見して、それで儀式になるとはの」
 早速酒を調達し、自分の分の甘くない団子を友よりも先に確保すれば、ご機嫌に。
「らんらんは辛口の酒にしたのか? 俺は甘口のものをと」
「せーちゃん、そっちの酒も飲みたい!」
「らんらんのも飲ませてくれ。ふふ、交換こだな」
 互いに酒を酌み交わし、酒盛り開始。いい感じである!
 なので、へらりと笑み宿しながらも、さらなるアピールを試みる嵐吾。
「今日は甘味より酒の日なんじゃ。じゃから甘味はちとあってもええけど、つまみ程度でええんよ」
 こう言えば、いつものように、どろ甘激甘盛り盛り甘味など出てくるはずはない……。
 そう嵐吾はほわほわほろ酔い気分で、甘くない団子を幸せそうに口にするも。
「団子がなくなったな。酒と一緒に俺が取ってこよう」
「えっ、か、甘味とってくる? 追加?」
 刹那、お耳がぴこんっ。何だか嫌な予感しかしないのだけれど。
 今日は酒の日! とあれだけ言って聞かせているのだから、きっと大丈夫――。
「お楽しみは後に取っておく、というものだと、俺はきちんと知っているぞ」
「いや、わしは少しで……あっ、きいてない!」
 ――大丈夫そうでは、何だかない気配。
 わかっているぞ、みたいな得意顔で団子を追加しにいった友の様子は不安しかなく。
 ……そして。
「ふふ、とても美味しそうだな。沢山取ってきたので、遠慮せず食べてくれ」
「あっ、あっ、だ、だんごそんなに!」
 ――や、やばい! あれは甘さに溺死する!!
 尻尾もぶわぶわ、味覚が死ぬ未来を突きつけられれば。
 こうなったら、最後の手段……!
「ん? らんらん? 酔って寝てしまったのか?」
(「こ、ここは酔って寝たふりでやりすごすんじゃ」)
 首を傾ける清史郎に背を向けてごろんと、狸寝入りならぬ、狐寝入りです!
 そして、右往左往する尻尾をガン見しつつも、ふと友が再び職人の元へと向かった気配を感じながらも。
 ――甘味が山と積まれようともわしは、寝たふり……!
 そう心に強く決める嵐吾であったけれども。
 ……友が幸せな気持ちで満たされるよう、目覚めた時のさぷらいずだ、と。
 箱がうきうき、どろ甘激甘てんこ盛り団子パフェを作っているなどとは知る由もなく。
 さらにそれをいつものように口にねじ込まれる甘味地獄が待っていることを、寝過ごしてやり過ごせると思っているこの時の嵐吾は、まだ知らないのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

雪華・風月
【雪星花】
はい、確かに綺麗な桜…そして…

皇族お抱えの和菓子職人の一品…
流石に色々と目移りしますね!
えっわっはい写真ですか?葎さん(と不慣れなピース)
あいでぃ…?映写機付き電話はあまり詳しくなく…

飲み物は工芸茶面白そうですね…同じくそれを
甘味は……とりあえず普通の甘味を全て一品ずつ
良いですね澪さん、猟兵達仕様のモーラット団子…!
味もさぞ……是非食べましょう…!

みたらし…砂糖醤油の甘辛さが絶品…この塩梅比率がまさに職人芸か…
花団子も果物の味を生かした酸味や甘み、そして綺麗な見た目と流石の品…正に食べ物の工芸品…!

葎さん此方の黒猫さんの黒ごま団子も如何でしょう
ごまの香ばしさが中々絶妙で更に可愛いです


栗花落・澪
【雪星花】

綺麗な場所だねぇ
夜の空気が涼やかで、桜が華やかで儚くて

それはそれとして
素敵な甘味がいっぱい食べれるんだし
甘味天国、楽しまないとね!

写真かぁ、硲さん準備良いね
いいよ!
ほら、雪華さんもっ(ピース
ID……ご、ごめん…操作教えて…(最近ようやく写真保存と電話帳交換だけ覚えた

僕は悩むけど、桜団子と兎団子、苺アイスに果物のいちごと
桜に合わせてピンクや赤系色で統一した団子パフェ貰おうかな
あまり量は食べれないから一度の満足感と見栄え重視

あと、モーラット団子!
お皿に3つもらって、皆で食べようよ

飲み物は工芸茶にしてお花で統一
お湯で咲くなんて素敵だよね

可能なら黒猫さんも触ってみたいなぁ、なんて…もふもふ…


硲・葎
【雪星花】
桜見れてラッキー!澪ちゃんたちに会えたから余計に綺麗に
見えるよ!ちょっと写真撮っとこ☆
2人とも笑って!
送るからあとでID教えてね♪
え、分かんない?じゃあやり方教えるよ☆

わ、お菓子もかわいいー!
パフェにしちゃおうかな?
いちご大福の和風なパフェ。抹茶もありかも、だけど、工芸茶って1度いただいてみたかったんだよね。
どんなのか興味あるし。
お茶はみんなお揃いだねえ♪
んん、パフェも餡子とクリームがよく合ってる!甘さがクリームの方が控えめでいい感じ♪


わ、澪ちゃんお団子もらってきてくれたの?
モーラット団子……!これはかわいいなあ!
いいお土産話ができそうだよ☆
風月ちゃんありがと!1口いただきまーす♪



 サクラミラージュの世界の真実が明らかになり、始まった帝都櫻大戰。
 けれど、そのような激しい戦いが繰り広げられているとは思えぬような。
「綺麗な場所だねぇ。夜の空気が涼やかで、桜が華やかで儚くて」
 桜の意匠が施された灯篭が数多燈る満開桜咲く夜は、栗花落・澪(泡沫の花・f03165)の言うように、戦いの気配を感じさせぬほど静かだ。
 いや、けれどそのような静謐な空気も、当然なのかもしれない。
 皇族による、浮島となった冬桜を元の場所へと還す儀式がこの場で行われるのだというから。
 そして、儀式を成功させるために協力して欲しい、と要請を受けたわけであるが。
 雪華・風月(若輩侍少女・f22820)も、まるで今の夜桜の風景のように、黒の瞳にも見つめる桜を咲かせて。
「はい、確かに綺麗な桜……そして……」
 儚くも見事に咲き誇る桜から、ちらりと視線を移す。
 皇族の儀式の力の源となるもの。
 それは、美味しいや楽しいというような幸せな気持ちだというから。
「それはそれとして、素敵な甘味がいっぱい食べれるんだし。甘味天国、楽しまないとね!」
 そう、開かれた夜宴で、花も団子も目一杯楽しむこと!
 そんな澪の言葉に思わずこくりと大きく頷く風月は、何気に本人は隠しているつもりであるようだが、実は甘い物好き。
 だからつい、何気にそわそわとしてしまうのだけれど。
「桜見れてラッキー! 澪ちゃんたちに会えたから余計に綺麗に見えるよ!」
 硲・葎(流星の旋律・f01013)はそうすかさず、カメラを向けて。
「ちょっと写真撮っとこ☆」
「写真かぁ、硲さん準備良いね。いいよ!」
「2人とも笑って!」
 まずは記念に一枚、桜とともに記念撮影!
 そんな葎の声に、風月は瞳を瞬かせて。
「えっわっはい写真ですか? 葎さん」
「ほら、雪華さんもっ」
 澪に促されれば、不慣れながらもピース!
 皆お揃いのピースで、ぱしゃりとシャッターが切られれば。
「うん、バッチリ! 送るからあとでID教えてね♪」
 撮った画像を確認して葎は頷きながらも、そうふたりへと目向けるのだけれど。
「あいでぃ……? 映写機付き電話はあまり詳しくなく……」
「ID……ご、ごめん……操作教えて……」
 そういう類のものの操作があまり分からない風月と、最近ようやく写真保存と電話帳交換だけ覚えたという澪はちょっぴり困り顔。
 けれどこれから、美味しい物を食べながらお喋りする時間はあるのだから。
「え、分かんない? じゃあやり方教えるよ☆」
 葎先生がやり方をレクチャーしてくれます!
 ということで、花の夜宴を楽しむべく、まずは団子を貰いに行くことに。
「わ、お菓子もかわいいー!」
「皇族お抱えの和菓子職人の一品……流石に色々と目移りしますね!」
 並ぶ団子は美味しそうなのは勿論のこと、職人の技術が光る出来栄え。
 美しかったり、はたまた可愛かったり、味も多彩で、どれにしようかと迷ってしまうのだけれど。
「僕は悩むけど、桜団子と兎団子、苺アイスに果物のいちごと、桜に合わせてピンクや赤系色で統一した団子パフェ貰おうかな」
「パフェにしちゃおうかな? いちご大福の和風なパフェ」
 澪と葎は同じ春色な和風パフェでも、それぞれ違った和菓子を使ったパフェに。
 澪はあまり量は食べれないからと、一度の満足感と見栄え重視で作ってもらって。
 葎はもちもちで大粒の苺が入っている、いちご大福の和風パフェに。
 そしてふたりが、そんな桜兎団子パフェといちご大福パフェを頼んだ後。
 風月も職人さんへと、こうお願いするのだった。
「甘味は……とりあえず普通の甘味を全て一品ずつ」
 悩むくらいならば、全制覇が正義です!
 そしてそれぞれ選んだ好きな甘味をテーブルに並べればいざ、いただきます! ……の、その前に。
 澪はもうひとつ、見つけて貰っておいた団子を追加する。
「あと、モーラット団子! お皿に3つもらってきたから、皆で食べようよ」
「わ、澪ちゃんお団子もらってきてくれたの?」
「良いですね澪さん、猟兵達仕様のモーラット団子……!」
 そう――もきゅもきゅもきゅっと、3つ仲良く並んだモーラット団子です!
 さすがは職人技、とてもキュートすぎる完成度で。
「モーラット団子……! これはかわいいなあ! いいお土産話ができそうだよ☆」
「味もさぞ……是非食べましょう……!」
 味だって、きっと絶品に違いないから。
 各々の甘味と一緒に、お団子モーラット三兄弟も、写真にぱしゃり!
 そして、団子に添える飲み物は。
「もしよければ、工芸茶にしてみない? お湯で咲くなんて素敵だよね」
「抹茶もありかも、だけど、工芸茶って1度いただいてみたかったんだよね。どんなのか興味あるし」
「飲み物は工芸茶面白そうですね……同じくそれを」
 皆でお揃いの、工芸茶にしてみて。
 お湯を注げば、ふわりと茶器の中で花開いたのは。
「お茶はみんなお揃いだねえ♪」
 3人お揃いの、橙色と黄色の千寿菊――マリーゴールドの花。
 職人さん曰く、マリーゴールドには『悪を挫く』『勇者』といった花言葉があるとのことで。
 戦場を征く猟兵にぴったりであり、そして、明るく咲き誇る花が3人のようだから、と選んでくれたという。
 そして桜咲く下、千寿菊のお茶をいただきながら。
 お待ちかねの甘味を、いただきます……!
「みたらし……砂糖醤油の甘辛さが絶品……この塩梅比率がまさに職人芸か……」
 はむりとまずは、定番のみたらし団子を食べてみた風月は、唸るようにそうほわりと言葉を紡いで。
 次に手を伸ばして口にするのは、華やかに咲いた花団子。
 そして、これも勿論。
「花団子も果物の味を生かした酸味や甘み、そして綺麗な見た目と流石の品……正に食べ物の工芸品……!」
 見目も舌の大満足、満ち溢れる幸せ。
 そして、可愛くてちょっぴり多めに貰ってきたから。
「んん、パフェも餡子とクリームがよく合ってる! 甘さがクリームの方が控えめでいい感じ♪」
「葎さん此方の黒猫さんの黒ごま団子も如何でしょう。ごまの香ばしさが中々絶妙で更に可愛いです」
 いちご大福パフェを至福の表情で味わっている葎にも、美味しい黒猫さん団子をお裾分けして。
「風月ちゃんありがと! 1口いただきまーす♪」
 はむっと口にすれば、ほわほわと葎も咲かせる、美味しくて可愛くて楽しい幸せ。
 それから、そんな黒猫さん団子を目にすれば、澪はふと思い出す。
「看板娘な黒猫さんも触ってみたいなぁ、なんて……」
 団子を貰うときに見かけた、もふもふな黒猫さんのことを。
 そして、そう思っていれば……にゃーん、と。
 営業上手な黒猫さんが遊びにきてくれて、撫でて欲しそうに甘えてきたから。
 花も団子も、そしてもふもふも、沢山堪能して――幸せをいっぱい咲かせます!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

イヴ・エルフィンストーン
争い事は苦手ですが
大正浪漫なお茶会を楽しんでお力になれるならぜひ!
紗矢さんもよかったらご一緒しませんか?
またスイーツをいっぱい食べて頑張りましょう!

この桜のお団子すごく綺麗で可愛いです!
でもいろいろ食べたくて迷ってしまいますね
まあ、パフェーを作れるんですか?
これならお団子がたくさん食べられますよ紗矢さん…!
パフェー作りに挑戦しましょう!

一番下には贅沢にフルーツ寒天を!
その上に抹茶アイスと桜アイスの層を重ねて
一番上には桜団子を…わあ、ナノナノさん団子もあるんですね
イヴはこの子にします
黒蜜をかけて花見お茶会パフェーの完成です

紗矢さんはどんなパフェーができましたか?
乙女サイダーと一緒にいただきます!



 暴かれた常桜の世界の諸悪の根源と、勃発する大きな戦。
 討つべき相手は、『不死の帝』こと『幻朧帝イティハーサ』であるというが。
 敵に刃を向けることだけが、戦争ではない。
 ということで!
(「争い事は苦手ですが、大正浪漫なお茶会を楽しんでお力になれるならぜひ!」)
 イヴ・エルフィンストーン(灼滅者の魔法使い・f43984)が足を運んだのは、多分戦場である花の夜宴。
 いや、これはれっきとした、戦争に勝つための任務。
 浮島となった冬桜を元の場所に還すため、必要な儀式を執り行う皇族の力になるべく。
 美味しくて楽しい宴に参加し、この場所を幸せな気持ちでいっぱいにすること。
 それが今、自分達がやるべきことなのだから。
「紗矢さんもよかったらご一緒しませんか?」
 ひとりではなく友達と一緒の方が、キャッキャ楽しくて幸せに違いないと。
「またスイーツをいっぱい食べて頑張りましょう!」
「ああ、皇族の力になれるよう、沢山食べよう」
 この間も楽しくスイーツを一緒に楽しんだ紗矢も一緒に、いざ甘やかな宴へ!
 ということで、うきうきと女子ふたり、早速団子を貰いに赴けば。
「この桜のお団子すごく綺麗で可愛いです!」
「動物さんの団子も、とても可愛い……」
「でもいろいろ食べたくて迷ってしまいますね」
 色々な種類や味の団子を前に、つい目移りしてしまうのだけれど。
「まあ、パフェーを作れるんですか? これならお団子がたくさん食べられますよ紗矢さん……!」
「パフェーか、それはいいな。作ってみよう、イヴ」
 ふたりが挑戦するのは、お団子パフェー作り!
 イヴはうきうき、気になる具材を選んでから。
 器の一番下には、贅沢にフルーツ寒天を!
 そしてその上に、彩りも綺麗な、抹茶アイスと桜アイスの層を重ねて。
「一番上には桜団子を……わあ、ナノナノさん団子もあるんですね」
 ……イヴはこの子にします! と。
 キュートなナノナノ団子を一番上に、ちょこん。
 あとは、大正浪漫な和の風情をさらに感じるような黒蜜をとろりとかけて。
「花見お茶会パフェーの完成です!」
 可愛くて美味しそうな、乙女の団子和パフェーの出来上がり!
 そしてわくわくと女子二人、それぞれのパフェ―をテーブルに並べてみれば。
「紗矢さんはどんなパフェーができましたか?」
「わたしは、動物さん団子のバケツプリンパフェーにしてみた」
「紗矢さんのすごく大きなプリンパフェーも、動物園みたいで素敵です!」
「イヴの和パフェーも、とても綺麗で美味しそうだな」
 キャッキャふたりで見せあいこしたあと。
 乾杯したひやしゅわ乙女サイダーと一緒にいざ、いただきます!

大成功 🔵​🔵​🔵​

榎木・陽桜
【真陽葵】

真秀さん、今日はご紹介、なのです
葵桜さんです
異世界のあたしの娘…なのですよ
(やっぱり慣れなくて照れてる)
(親になった気分、に、頬を膨らませた。全然親らしくない)

何はともあれスイーツなのです!
お団子とお茶を楽しむことで儀式のお手伝いもできるって何だか素敵ですね

あたしは、花団子食べてみたいです
団子パフェーも捨て難いですよね
(問われれば)
はいです、真剣度は高いと思います
ね、真秀さん!(拳握り、同意求め)

和菓子の栄養価聞いたらここで楽しむのも怖くなくなりますよね♪
シェアはあたしも賛成なのです!
真秀さん、あとで写真いただいてもいいですか?

お茶は、紅茶で楽しみたいです♪
ほうじ茶もいいですよね


榛名・真秀
【真陽葵】 

わ、可愛い子だなって思ったら
陽桜ちゃんの娘さん!
会いたかったよー
わたしは榛名真秀だよ
よろしくね!
ふふ、仲良しだね

綺麗な黒髪はお父さん譲り?
こうして陽桜ちゃんとね
学生時代もスイーツ食べながら恋バナしてたんだ!

今日はお団子
洋菓子はもちろん和菓子も好き!
和菓子は植物性の原料が多いから低カロリーなんだよ
ま、糖質は高いけどね!

わたしは一通り制覇したいな
動物お団子は可愛く写真にも収めなきゃ
うん、写真送るね!
そう葵桜ちゃん
わたしたちスイーツが大好きなの!
ね、シェアしたらいっぱい食べられるし
話も弾んで楽しいよね♪
合間にほうじ茶飲んでほっこり
桜も綺麗だねー
スイーツ食べることで救われる世界もあるんだね


榎木・葵桜
【真陽葵】

(娘と紹介する異世界の母が照れる様子に笑って)
わーい、真秀さん!
初めまして、榎木葵桜です!
陽桜さんがお世話になってます、なーんて、私が親になった気分♪

真秀さんもお父さん知ってるんだね!
恋バナいいな!
私も聞きたい!
そして私もロマンス欲しい!(どさくさ)

二人ともスイーツ好き?
わーい、仲間!

おおー、真秀さんすごい!
糖質はともかく低カロリーだなんて和菓子もすごい!
じゃあ思いっきり楽しめちゃうね♪

カラフル団子も動物さんお団子も食べてみたいし
桜パフェはシェアしたい!
制覇は賛成!
お茶も色々楽しむね

うふふ、そうそう
スイーツ食べたりとか、作ったりは世界も救えるんだよ♪
だからこの先も楽しんでいこう♪



 その時もやはり、ふたりで仲良くいつものようにスイーツを食べながら。
 榎木・陽桜(ねがいうた・f44147)が榛名・真秀(スイーツ好き魔法使い・f43950)に告げた、本人も驚きの出来事の報告。
 それを聞いた真秀も、とても驚いたのだけれど……今度また会わせてね、って。
 約束を交わしたのは、つい先日のことだった。
 そして今日、陽桜が連れてきたのは――あの時、写真で見た少女。
「真秀さん、今日はご紹介、なのです。葵桜さんです」
 ――異世界のあたしの娘……なのですよ、と。
 事前に話してはいたのだけれど、やっぱり慣れなくて照れてしまう陽桜。
 でも真秀は話を聞いた時から、会いたいって思っていたから。
「わ、可愛い子だなって思ったら、陽桜ちゃんの娘さん! 会いたかったよー」
 周囲に咲く満開桜のように、そう嬉しさをぱっと咲かせて。
「わたしは榛名真秀だよ。よろしくね!」
「わーい、真秀さん! 初めまして、榎木葵桜です!」
 榎木・葵桜(桜舞・f06218)も真秀に笑み返しながらも、娘と紹介する異世界の母が照れる様子に笑って。
「陽桜さんがお世話になってます、なーんて、私が親になった気分♪」
 そんな娘の声を聞けば、むぅと頬を膨らませる陽桜。ええ、全然親らしくありません。
 そしてそんな親子のやりとりに……ふふ、仲良しだね、なんて真秀も笑ってから。
 改めて葵桜を見れば、写真で見た時よりも、より一層思う。
「綺麗な黒髪はお父さん譲り?」
「真秀さんもお父さん知ってるんだね!」
 それから葵桜の言葉に、こくりと頷いて答える。
「こうして陽桜ちゃんとね、学生時代もスイーツ食べながら恋バナしてたんだ!」
 学生時代から、今だってずっとそう。
 甘いスイーツと恋バナは、乙女の嗜みですから!
 そして勿論、葵桜だって。
「恋バナいいな! 私も聞きたい! そして私もロマンス欲しい!」
 甘いスイーツと恋バナ大好きな、どさくさに紛れてロマンス求むな、乙女なのです。
 いや、自分の恋バナを娘にするというのも、親として恥ずかしい気もするから。
「何はともあれスイーツなのです!」
 陽桜はそう、改めてこの場に来た目的を口にする。
 周囲を見回せば、すでに美味しく楽しんでいる人たちの姿が見えるから。
 まずは、団子を作って提供してくれるという職人さんの元へと向かう。
 いや、戦火の只中にある世界とは思えない、ただの楽しい宴に見えるけれど。
「お団子とお茶を楽しむことで儀式のお手伝いもできるって何だか素敵ですね」
 スイーツを目一杯楽しむこと、これも立派な猟兵としての任務なのです……!
 ということで勿論、葵桜も思い切り楽しむつもりだけれど。
「二人ともスイーツ好き?」
 スイーツを食べながら恋バナをそていた、という時点で、当然嫌いではないことはふんわりとわかりつつも。
 そう改めて訊いてみた葵桜の言葉に、即答するふたり。
「はいです、真剣度は高いと思います。ね、真秀さん!」
「そう葵桜ちゃん。わたしたちスイーツが大好きなの!」
 力強く拳握り、同意を求める陽桜に、同じように力強く真秀も告げれば。
「わーい、仲間!」
 やはりスイーツ好きな母の面影がある満面の笑顔を、ぱっと咲かせる葵桜。
 そしてスイーツ好き仲間な葵桜も一緒に。
「今日はお団子、洋菓子はもちろん和菓子も好き!」
 真秀は本日の素敵なスイーツとの出会いに、胸をときめかせながらも。
「和菓子は植物性の原料が多いから低カロリーなんだよ」
 やはり女子としては気になるカロリーについても、スイーツに囲まれた日々を送る栄養士としてずばり解説。
 そうプロの言葉を聞けば、感心しながらも瞳がキラキラ。
「おおー、真秀さんすごい!」
「ま、糖質は高いけどね!」
「糖質はともかく低カロリーだなんて和菓子もすごい! じゃあ思いっきり楽しめちゃうね♪」
「和菓子の栄養価聞いたらここで楽しむのも怖くなくなりますよね♪」
 心置きなくたくさん食べちゃう気もますます満々です!
 ということで、何を食べようかと、改めてお品書きへと視線を向けて。
「わたしは一通り制覇したいな。動物お団子は可愛く写真にも収めなきゃ」
「真秀さん、あとで写真いただいてもいいですか?」
「うん、写真送るね!」
 食べちゃっても、写真を振り返ればいつだって美味しく楽しい気分になれるから。
 真秀へとそう、陽桜はお願いした後。
「あたしは、花団子食べてみたいです。団子パフェーも捨て難いですよね」
 花団子を頼みつつ、そうちょっぴり悩んでしまうけれど。
「カラフル団子も動物さんお団子も食べてみたいし制覇は賛成! 桜パフェはシェアしたい!」
 葵桜の言葉に、すぐにうんうんと頷いて返して。
「シェアはあたしも賛成なのです!」
「ね、シェアしたらいっぱい食べられるし、話も弾んで楽しいよね♪」
 パフェーは仲良くシェアすることに決定。
 そして、より沢山食べられるようにと。
「お茶は、紅茶で楽しみたいです♪ ほうじ茶もいいですよね」
 お茶も色々と選んで、楽しんでみることにして。
 紅茶を楽しむ陽桜の隣で、真秀はスイーツとお喋りの合間にほうじ茶を飲んでほっこり。
 そして自分達の仲間に入るかのように、ひらりと。
 遊びにきたひとひらが、並ぶスイーツをより彩る様を見た後。
「桜も綺麗だねー」
 花も団子もふたりと一緒に全力で楽しみつつ、やはり真秀は恋焦がれ胸をときめかせる。
 ……スイーツ食べることで救われる世界もあるんだね、って。
 その言葉に、葵桜もうんうんと頷いて返す。
「うふふ、そうそう。スイーツ食べたりとか、作ったりは世界も救えるんだよ♪」
 ……だからこの先も楽しんでいこう♪
 そう、儀式だってきっと大成功間違いなしの、満開の幸せを咲き誇らせながら。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

マシュマローネ・アラモード
【エイツア】
モワ!お団子がいっぱいですわ!まるでお祭りのよう!

みなさんは何になさいますか?
私はぷかぷかアニマル餡蜜にしました!ひよこ🐥さんにうさぎ🐰さん、パンダ🐼さんもぷかぷか浮かんで可愛く仕上げていただきました!
くぬぎちゃんのはモーラット!こんな可愛い感じになるのですわね、かわいい!
黒猫団子もかわいいですし、気に入ったものは写真に納めましょう。

柚子風味の乙女サイダーと合わせて……。
お祭りの成功と、無事をお祈りしてみなさん乾杯しましょうか!

サクラミラージュはエイリアンツアーズにとっても、大切な旅行先のひとつです、それだけではありませんが、この素敵な場所をお守りしたい気持ちは私も同じです。


三上・くぬぎ
【エイツア】でおでかけです!

わーい、おだんごのお祭りですー! おだんごいっぱい、すごいですー!
いっぱいありすぎて、どれを食べるか迷っちゃうです
うーん(キョロキョロ)
……もきゅっ? モーラット団子なんてあるですね くぬぎ、これにするです!
それと三色団子と、飲み物はハイカラさんレモネードをおねがいするです

わぁ、マシュマローネさんのあんみつ、動物さんいっぱいでとってもかわいいですー✨
ジャスパーさんのパフェーもいろいろのってておいしそうです!
かんぱいですか! いいですね!
お祭りが成功しますように! かんぱーい!


ジャスパー・ドゥルジー
【エイツア】
宴だー!
え、違う?幻朧封じの儀?
ええとつまり……
宴だー!

前にサクミラで食べたパフェーがめちゃうまだったから
今回も団子パフェーにしてもらおっかな
メインは黒猫な黒ごま団子に桜最中
もちろんアイスやフルーツもたんまりと
あったかいほうじ茶でいただくぜ
うたg……儀式が無事成功して
今回も俺らの完全勝利で終わりますよーに
かんぱーい!

皆の団子もむっちゃ可愛いし美味そうじゃん
動物園みてえなにぎやか餡蜜も映えるし
モーラット団子なんてあるんだな!?
ちっちぇえくぬぎみたいでよくできてるぜ


パウル・ブラフマン
【エイツア】
どもー!エイリアンツアーズでっす☆
今日はクルーさん達と宴…もとい儀式のお手伝いに来たよ!
皇族さんにご挨拶がてら
オススメの夜宴スポットも聞いておこっと♪

ワァオ!お団子種類めっちゃあるね~。
マロちゃんの餡蜜はゆめかわだし
ジャスパーのパフェはとってもゴージャス☆
モラ団子をチョイスしたくぬぎちゃんに一瞬驚くも
本人が嬉しそうだからいいかな、とほっこり。
オレは定番の花団子をチョイス。
うふふ、お皿の上が花畑みたい。

イイね!皆で乾杯しよ!
オレは気になってた銘柄の大正桜で。
マロちゃんの音頭で景気よく、気分はまるで壮行会。

サクミラはエイツアにとってもお世話になってきた世界。
イマこそ恩返しの時、だよね♪



 はらり、ひらりと、いつだって桜が咲いている世界。
 そしてもう何度もこれまで皆で訪れているこの地にやって来たのは。
「どもー! エイリアンツアーズでっす☆」
 いつもの様に旗をふりふりして先導するパウル・ブラフマン(Devilfish・f04694)と、エイリアンツアーズのクルーの面々。
 そんな、戦争真っ只中なサクラミラージュの世界へと赴いた、今回の目的はというと。
 ジャスパー・ドゥルジー("D"RIVE・f20695)は、満を持して口にする。
「宴だー!」
「今日はクルーさん達と宴……もとい儀式のお手伝いに来たよ!」
 パウルはそうはしゃぐジャスパーを見つめて笑いつつも、そう今回儀式を行う皇族へとご挨拶して。
 パウルの声に、紫とピンクが混じり合う瞳をぱちりと瞬かせてから。
「え、違う? 幻朧封じの儀?」
 尻尾をゆらり、ちょっぴりジャスパーは考えてみたのだけれど。
「ええとつまり……宴だー!」
 そうです、宴です!! きっと間違っていません、ええ。
 とりあえず、楽しくキャッキャ過ごして幸せな気持ちになればオッケー!
 だからそのためにも、パウルは皇族へとちゃっかりしっかり、オススメの夜宴スポットも聞いてみて。
 勧められた、桜の景色が美しく臨める場所を確保してから。
 宴を楽しむために、皇族お抱えの職人に、団子を作って貰いに皆と赴く。
 そう、浮島となった冬桜を元に戻すための儀式に必要な力は、いっぱいの幸せなきもち。
 美味しい楽しい、その気持ちで場が満ちれば、儀式も成功するというから。
 儀式という名の花の夜宴を目一杯楽しむ、それが猟兵達が今回やるべきことである。
 ということで!
 マシュマローネ・アラモード(第一皇女『兎の皇女』・f38748)は、眼前の多彩な甘味に思わず声を上げて。
「モワ! お団子がいっぱいですわ! まるでお祭りのよう!」
「わーい、おだんごのお祭りですー! おだんごいっぱい、すごいですー!」
 三上・くぬぎ(アウトドア派・f35607)も、マシュマローネと顔を見合わせた後、嬉しくてぴょこりっ。
 パウルも、一緒に見よう♪ と1冊のお品書きをジャスパーと一緒にチェックしながらも。
「ワァオ! お団子種類めっちゃあるね~」
「みなさんは何になさいますか?」
「いっぱいありすぎて、どれを食べるか迷っちゃうです」
 マシュマローネの問いにそう答えつつ、あれもこれもと目移りしちゃうくぬぎ。
 皆に訊いてみたマシュマローネも、どれにするか悩んだのだけれど。
「私はぷかぷかアニマル餡蜜にしました!」
 決めたのは、ひよこ🐥さんにうさぎ🐰さん、それにパンダ🐼さんまで。
「可愛く仕上げていただきました!」
 そんな動物団子さんたちが、ぷかぷか仲良くキュートに浮かんだ、アニマル餡蜜!
 それから、うーんとキョロキョロしていたくぬぎがふと見つめたのは。
「……もきゅっ? モーラット団子なんてあるですね」
 ――くぬぎ、これにするです! と。
 何気に自分に瓜二つな、ころころモーラット団子に!
 そして可愛いモラ団子に、柔らかな色合いの三色団子も添えて貰って。
 モーラットなくぬぎがうきうきと受け取った、モーラット団子が並ぶお皿をマシュマローネも覗いてみれば。
「くぬぎちゃんのはモーラット! こんな可愛い感じになるのですわね、かわいい!」
 まんまるキュートなお団子たちに、思わずきゅん。
 くぬぎもマシュマローネの選んだ甘味を見れば、尻尾もゆらゆら。
「わぁ、マシュマローネさんのあんみつ、動物さんいっぱいでとってもかわいいですー✨」
 ぷかぷか浮いている動物さんたちのあんみつの可愛さに、キャッキャはしゃいじゃう。
 そしてジャスパーが選んでみたのは。
「前にサクミラで食べたパフェーがめちゃうまだったから、今回も団子パフェーにしてもらおっかな」
 以前この世界で食べてみて美味しかった、団子パフェ―に。
 メインは、可愛らしい黒猫さんごま団子と、この世界を思わせる桜最中。
 器にはもちろん、アイスやフルーツもたんまりと盛って貰って。
 可愛くてお洒落で豪勢な、団子パフェーの出来上がり!
 そしてパウルがチョイスしたのは、花団子。
 お皿に小さくて甘い花たちを乗せて貰えば、咲いた甘味に瞳を細める。
 ……うふふ、お皿の上が花畑みたい、なんて。
 それから甘味を選び終われば、次は団子に合わせた飲み物選びを。
「飲み物は、柚子風味の乙女サイダーと合わせて……」
「くぬぎは、ハイカラさんレモネードをおねがいするです」
「じゃあ俺は、あったかいほうじ茶でいただくぜ」
「オレは気になってた銘柄の大正桜で」
 飲み物も皆それぞれ、好きなものを選び終われば。
 マシュマローネはくるりと皆を見回して、こんな提案を。
「お祭りの成功と、無事をお祈りしてみなさん乾杯しましょうか!」
 そして勿論、皆もそれぞれの飲み物を手にして。
「かんぱいですか! いいですね!」
「イイね! 皆で乾杯しよ!」
 マシュマローネの音頭に合わせて、いざ!
「お祭りが成功しますように! かんぱーい!」
「うたげ……儀式が無事成功して、今回も俺らの完全勝利で終わりますよーに」
 ――かんぱーい!
 かちりと景気よく杯を掲げ、重ね合わせれば、気分はまるで壮行会。
 そしてほうじ茶をひとくち飲んでほっこりした後、お団子の黒猫さんをすいっとスプーンで掬いつつも。
「皆の団子もむっちゃ可愛いし美味そうじゃん。動物園みてえなにぎやか餡蜜も映えるし、パウルのは花畑みたいで綺麗だな」
 それからふと、瞳をぱちくりとさせて。
「モーラット団子なんてあるんだな!? ちっちぇえくぬぎみたいでよくできてるぜ」
 そんなジャスパーの声を聞きながら、パウルは彼女そっくりなモラ団子をチョイスしたくぬぎに一瞬驚くも。
「わぁ、パウルさんはお団子のお花畑できれいです! ジャスパーさんのパフェーもいろいろのってておいしそうです!」
「くぬぎちゃんのお団子も……うん、かわいいね♪」
(「本人が嬉しそうだからいいかな」)
 そうほっこりしつつも、パウルは笑んで返してから。 
「マロちゃんの餡蜜はゆめかわだし、ジャスパーのパフェはとってもゴージャス☆」
「黒猫団子もかわいいですし、気に入ったものは写真に納めましょう」
 マシュマローネは可愛いスイーツたちと、そしてお祭りのような宴のような、そんな儀式を楽しむ皆の様子も、ぱしゃりと写真にたくさん収めて。
「ジャスパー、オレの花団子もいる?」
「いるいる! 猫さんと交換しようぜ」
 何気にうきうき揺れる彼の尻尾を見れば、パウルもとても幸せな気持ちに。
 でもこんな楽しい気持ちになったのは何も、今だけではなくて。
(「サクラミラージュはエイリアンツアーズにとっても、大切な旅行先のひとつです」)
 マシュマローネは皆と一緒に、楽しい時間を思い切り満喫しながらも、改めて思う。
 それだけではありませんが――この素敵な場所をお守りしたい気持ちは私も同じです、と。
 そしてパウルも、ひらりと舞い降ってきた桜のひとひらを、そっと手のひらに招いてみながら。
「サクミラはエイツアにとってもお世話になってきた世界」
 だから、幸せな気持ちで場をいっぱいに満たすべく、まだまだクルーの皆と思いきり楽しむつもり。
 いつだって桜咲くこの世界の景色を一緒に眺めながら……イマこそ恩返しの時、だよね♪ って。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

桐藤・紫詠
みたらし団子を下さいな
洋食舌になった余ですが、上質なみたらし団子は良いです…
このコクがたまらないのですよ

お茶は8月に採れた三番茶をもらいましょう
焙じ茶にして飲んでも良いかもしれませんね

お団子とお茶を平らげた後は、詩を謡いましょうか
桜夢 意識があれば 秋深し
10月は来ますよ
いえ、迎えさせます

私達、六番目の猟兵が……このサクラミラージュを紡いでいきましょう
櫻花幻想界…そこに意識と形と、名残があるなら…何度だって現を上書きしましょう
ええ、余は、私は、その為に存在しているのですから

平安歌人の六番目の猟兵として、櫻花幻想界を紡ぐ決意を描きながら



 散ることのない、季節外れの桜。
 何故この世界に咲く桜が散らずに常に満開なのか、その真実が暴かれて。
 始まった、帝都櫻大戰の只中ではあるのだけれど。
 大きな戦いがまさに今起こっているとは思えぬほど、桐藤・紫詠(黄泉詩の皇族・f42817)が足を踏み入れたその地は穏やかな空気が漂っていて。
 その理由のひとつは、見目も舌も楽しめる、ずらりと並んだ多彩な団子たち。
 一見すると、ただ甘味に舌鼓を打って、花の夜宴を楽しんでいるようにしか見えないが。
 だがこれも、戦を制するための大事な猟兵としての任務。
 花も団子も心行くままに楽しむこと、それこそが皇族が行う『幻朧封じの儀』の力となると。
 だから紫詠も、皇族お抱えであるという職人にこう声を掛けて。
「みたらし団子を下さいな」
 焼き立て出来立てのみたらし団子を受け取り、はむりと口に運んでみれば。
 感嘆の溜息と共に、紡ぎ落される言の葉。
「洋食舌になった余ですが、上質なみたらし団子は良いです……」
 ケーキなどの洋菓子もまたとても魅力的であるが、和菓子でしか摂取できない味わいがあるのだ。
 そう……このコクがたまらないのですよ、と。
 そして絶妙な甘辛さのみたらしの味にぴったりな、8月に採れた三番茶を合わせれば。
 よりほっこりと、幸せな気持ちに浸ってしまって。
「焙じ茶にして飲んでも良いかもしれませんね」
 わくわくと、また別の味わいと合わせる楽しみを見出す。
 それから、お団子とお茶を平らげた後、紫詠は花咲く夜に詩を謡う。
 ――桜夢 意識があれば 秋深し
 夏が過ぎ、秋へと移ろっている最中に起こった、この帝都櫻大戰。
 この戦いを制しなければ、サクラミラージュの未来はない。
 けれど、紡いだ詩のように、紫詠は桜舞う中で断言する。
「10月は来ますよ」
 ……いえ、迎えさせます、と。
「私達、六番目の猟兵が……このサクラミラージュを紡いでいきましょう」
 そう、櫻花幻想界……そこに意識と形と、名残があるのならば。
 ……何度だって現を上書きしましょう、と。
 ひらり舞い散る満開桜の花びらと戯れるかのように、今のひとときを楽しむことにする。
 帝都櫻大戰を制するために、この世界を守るために。
「ええ、余は、私は、その為に存在しているのですから」
 平安歌人の六番目の猟兵として、櫻花幻想界を紡ぐ決意を描きながら。

大成功 🔵​🔵​🔵​

八重咲・風鈴
儀式が宴……少し変わった感じもするけど、俺にとってはのんびできるし、これなら手伝えそうだからいいなぁなんて、ゆるゆると笑ってお父さんに声をかけながら、気の向くまま、まずはお団子作りを手伝ってみようかなぁ。

こういうのは中々経験できないし、楽しそうだなぁと笑いながら、おねがいしますと頭を下げてお団子作りを。
自分の分は桜あんを使ったもの、お父さんのは昔ながらのみたらし団子。

多少形は不格好かもしれないが、それも楽しいと思いつつ、出来たら2人でのんびりとお茶でも飲みながら食べよう。



 訪れたサクラミラージュは今、帝都櫻大戰が勃発していて。
 この世界の存続をかけた戦いが、この世界の各地で行われているというけれど。
 それでも、足を運んだこの世界の景色は、相も変わらず、満開桜が咲き誇っていて。
 たとえそれが諸悪を隠す幻朧であれ、静かで儚い雰囲気を醸しだしているし。
 特に、八重咲・風鈴(旅する羽衣人・f43372)がやって来たこの地は、戦争が起こっている世界だとは思えぬような。
 ふわり漂う甘い香と楽し気な空気に満ちていた。
 それもそのはず、浮島となった冬桜を元の場所に還す『幻朧封じの儀』の力となるのは、この場を満たす幸せな気持ち。
 そしてそのために、儀式を行う皇族のお抱え職人が団子などの甘味や飲み物を提供し、花の夜宴が開かれているのだから。
 ということで、風鈴は猟兵として皇族の儀式に協力するため、この場を訪れたわけであるが。
「儀式が宴……少し変わった感じもするけど」
 でも、話を聞いた時に、風鈴は思ったから。
 ……俺にとってはのんびできるし、これなら手伝えそうだからいいなぁ、なんて。
 だから、ゆるゆると笑って、お父さんに声をかけながらも気の向くまま。
 こういうのは中々経験できないし、楽しそうだなぁと笑いながら。
(「まずはお団子作りを手伝ってみようかなぁ」)
 ということで――和菓子職人さんに、おねがいしますとぺこりと頭を下げて。
 お父さんと一緒にやってみるのは、お団子作り。
 そして、自分の団子は周囲に咲き誇る彩りと同じ、桜あんを使ったものを。
 お父さんのものは、定番で間違いのない美味しさの、昔ながらのみたらし団子。
 ちょっと楕円になったり、大きさがひとつずつ微妙に違ったりと、多少形は不格好かもしれないけれど。
 風鈴がそれでもゆるりと笑うのは、それもまた楽しいと、そう思うからで。
 出来はそれなりだけれど、それぞれの団子が無事に出来上がれば。
 美しい桜の景色を眺めながら、まったりと。
 お父さんとふたりでのんびりとお茶でも飲みながら、花も団子も、楽しむことに。

大成功 🔵​🔵​🔵​

落浜・語
【狐扇】

一口に儀式と言っても千差万別だしな。
こういう形の儀式があっても、不思議じゃない、のかも?
(しっかりもふもふする様子に、微笑みながら)

団子もいろいろあるんだなぁ。
でも、定番が好きだからみたらしと磯部、あんこにするか。あと緑茶
日本酒もちょっと気にはなってるんだよな……一口だけ、とかもらえるかな。
狐珀が選んだのもおいしそうだ。看板猫のおすすめなら、きっとおいしいんだろうな。

やっぱり、出来立て柔らかいのっておいしいな。普段買うのってちょっと固くなってるのもあるし。
気持ちが下向いてちゃ、できることもできなくなるしな。
そういう意味じゃ、すごく理に適ってる儀式だなって思うよ


吉備・狐珀
【狐扇】

美味しいお団子を頂いて、宴を楽しんで
そう過ごすことで儀式が成功するというのだから
儀式も様々ですね、語さん
(しっかり、お猫様をもふもふ)

お団子はどれを頂きましょうか
定番の三色団子に餡子やきな粉も美味しそうですし…
桜餡も美味しそうです
(悩みながらも、もふもふする手は止まらない)

語さん、お待たせしました!
選んだお団子は桜餡、黒ごま、三色団子
お猫様がお勧めして下さいました

お団子もちもちしていて美味しいですね!
桜餡の甘さも丁度良くて
儀式ということを忘れてしまいそう

少し不思議な儀式だなと思っていたのですけれど
楽しいとか幸福感とか満たされた持ちって何よりも勝る力ですよね
素晴らしい儀式ですね、語さん!



 サクラミラージュの世界の未来を握る、大きな戦い。
 そんな帝都櫻大戰の真っ最中である……はずなのだけれど。
 足を運んだその場所で開かれているのは、花や団子を楽しむ花の夜宴。
 その光景だけを見れば、この世界で今まさに戦争が起こっているだなんて、想像もつかないんだけれど。
 でも此処に訪れた猟兵達が担うのは、この世界の命運をかけた儀式の手伝いのため。
 吉備・狐珀(狐像のヤドリガミ・f17210)は事前に聞いた話を思い返しながらも。
「美味しいお団子を頂いて、宴を楽しんで。そう過ごすことで儀式が成功するというのだから、儀式も様々ですね、語さん」
 人懐っこい黒猫さんと早速じゃれ合いながら、しっかりともふもふ。
 そしてそんなしっかりもふもふする彼女の様子に、微笑みながらも。
「一口に儀式と言っても千差万別だしな。こういう形の儀式があっても、不思議じゃない、のかも?」
 落浜・語(ヤドリガミの天狗連・f03558)は、くるりと視線を巡らせてみて。
 桜の意匠が施された灯篭が沢山灯る中、狐珀と見つめるのは、眼前に並ぶ甘味たち。
「団子もいろいろあるんだなぁ」
 そう、それは団子。
 ひとことに団子と言っても、見目も味も、種類豊富で。
 美味しいや楽しいという幸せな気持ちが満ちれば、皇族の儀式の力となるというから。
 狐珀も語と一緒に、じいと真剣に見遣って。
「お団子はどれを頂きましょうか。定番の三色団子に餡子やきな粉も美味しそうですし……桜餡も美味しそうです」
 悩みながらもしっかりと、それはもしっかりと、もふもふする手は止まらない。
 いや、幸せな気持ちにほわほわとなるのだから、ある意味もふもふも、儀式の力になる……かも、しれない。
 そしてさすが皇族お抱えの団子職人の作ったものというだけあり、花が咲いたような見目のものだとか、動物さんなどのキュートな団子まで、凝ったものも多くみられるけれど。
「でも、定番が好きだからみたらしと磯部、あんこにするか。あと緑茶」
 定番のものが好みということもあり、それに職人も材料も逸品であるならば、定番を頼めば間違いないと。
 語はそういくつか選んで、飲み物は緑茶を貰うことにしたものの。
「日本酒もちょっと気にはなってるんだよな……」
 ……一口だけ、とかもらえるかな、なんて。
 ちらりと団子職人へと目を向けてみれば。
 語の呟きが聞こえたのか、寡黙な職人がふいに差し出したのは、お猪口。
 そして辛口の『大正桜』も甘口の『浪漫桜』も、どちらもひとくちずつ堪能させて貰えば。
「語さん、お待たせしました!」
 狐珀も選んだ団子をテーブルへと並べる。
 琥珀の団子は、桜餡、黒ごま、三色団子の三種類。
 そして、何故この味にしたかといえば。
「お猫様がお勧めして下さいました」
 そう――お猫様の導きのまま。
 語も、琥珀の持って来た団子に目を向ければ。
「狐珀が選んだのもおいしそうだ。看板猫のおすすめなら、きっとおいしいんだろうな」
 にゃあ、と聞こえるのは、どこま自信満々そうな猫の鳴き声。
 ということで、折角団子も焼き立てで出来立てだから。
 早速、いざ――いただきます!
 同時にひとくち、はむりと口にしてみれば。
 これまたお揃いで、大きくこくりと頷いてしまう。
「お団子もちもちしていて美味しいですね!」
「やっぱり、出来立て柔らかいのっておいしいな。普段買うのってちょっと固くなってるのもあるし」
 もちもちした、出来立てだからこそ味わえる食感と。
「桜餡の甘さも丁度良くて、絶妙です!」
 口の中にふわりと広がるのは、優しくて甘やかな味。
 そして思わず落ちそうな頬に手を添えながらも……儀式ということを忘れてしまいそう、なんて琥珀は思ってしまうけれど。
 改めて周囲を見回してみた後、隣の語へと視線を向けて紡ぐ。
「少し不思議な儀式だなと思っていたのですけれど、楽しいとか幸福感とか満たされた持ちって何よりも勝る力ですよね」
「気持ちが下向いてちゃ、できることもできなくなるしな」
 ……そういう意味じゃ、すごく理に適ってる儀式だなって思うよ、って。
 やはり戦争中の世界とは思えない花の夜宴に、語も頷くのだった。
 だって……素晴らしい儀式ですね、語さん! って。
 そうほわほわもふもふ、満面の笑顔を咲かせる彼女を見れば――今日も琥珀がかわいい、と。
 語まで幸せな気持ちになるし、守りたいって思う大きな力にもなることを、知っているから。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

リシェア・リン
【銀の褥】
儀式って堅苦しいイメージがあったけど、美味しい儀式もあるのね
辛いのも好きだけど、甘いのも大好き!
冬の桜って神秘的なのよね、雪の白と桜色がとても綺麗なの

わ、激辛のお団子もある!私はこれと…乙女サイダーが気になるわ
辛い物の後に炭酸は、辛さがきりっと引き立つのよー
ティーシャさんのわにさん団子は見付かった?
あははー…私もお酒は飲めるようになったけど、今はやめておこうかな
甘いのや辛いの、甘じょっぱいのや色形…本当に色々あるわねぇ

ふふ、私も着物って滅多に着ないから新鮮かも
ちょっと動きづらいけど、お団子みたいに色や柄が綺麗で目移りしちゃった
ねえ、折角だからお団子、お土産にいくつか買っていきましょ?


ティーシャ・アノーヴン
【銀の褥】

お団子を食べる、と言うことですか?
これが儀式だなんて、ああでも・・・お祭りと言うのは総じて何かしらの儀式だとか聞きますわね。
冬桜・・・とても綺麗ですね。これが飛来するだなんてちょっと想像出来ません。

お花見?と言えばお酒ですが・・・残念ですが、今日はやめておきましょう。
お団子とお茶で。わにのお団子はあるかしら・・・ふふ。
お団子の創作も凄いですね、技術もさることながら、発想も。
食べ物を彩ると言うのは文化の証ですね。

それにしてもこの・・・浴衣と言うのはやはりちょっと歩き難い。かも。
お腹もちょっと苦しいですし、こういうものなのです?
帯は緩めにして貰ったはずなのですが・・・ふふ、慣れませんね。



 現在、訪れたサクラミラージュの世界は、戦争真っ只中であって。
 この場所で行われるのは、皇族による秘されし儀式『幻朧封じの儀』であるというが。
 その儀式の手伝いにやって来たのだけれど。
 ひとりひとり皇族によって、儀式の内容は違うという話ではあるものの。
「儀式って堅苦しいイメージがあったけど、美味しい儀式もあるのね」
 ……辛いのも好きだけど、甘いのも大好き! と。
 心躍らせつつも口を開いたリシェア・リン(薫衣草シュンイーツァオ・f00073)の言うように、今回は美味しい儀式!?
 そして周囲を見回しつつも、こてりと首を傾げて。
「お団子を食べる、と言うことですか?」
 ティーシャ・アノーヴン(シルバーティアラ・f02332)はそう不思議そうな様子ではあるが。
「これが儀式だなんて、ああでも……お祭りと言うのは総じて何かしらの儀式だとか聞きますわね」
 そう思いなおせば、何だか納得できるような気がしないでもない。
 とはいえ、開かれている花の夜宴は、戦争中だとは思えないほどに一見すると楽し気で。
 それに、たとえ真実を隠す幻朧であるとしても、やはり満開桜を見れば思うから。
「冬の桜って神秘的なのよね、雪の白と桜色がとても綺麗なの」
「冬桜……とても綺麗ですね。これが飛来するだなんてちょっと想像出来ません」
 いつだって咲き誇る、この世界の桜は美しい、と。
 本来ならば咲くはずのない季節の桜を見上げながら。
 そして浮島となりて飛来し、戦いへ被害を齎すその前に……儀式を成功させ、元の場所に冬桜を戻す必要があるから。
 その力にしっかりとなるべく、花も団子も、目一杯楽しみます!
 というわけでふたりも、皇族お抱えの職人に団子や飲み物を貰いに行ってみれば。
 リシェアはうきうき、テンションがあがってしまう。 
「わ、激辛のお団子もある! 私はこれと……乙女サイダーが気になるわ」
 ……辛い物の後に炭酸は、辛さがきりっと引き立つのよー、なんて。
 他の人が同じように食べて飲んだら、舌がぴりぴり半端なく痛くなって涙目になりそうしかない選択を嬉々とするも。
 リシェアからすればこれが、好みの味の組み合わせなのだから。
 そしてティーシャもお品書きに一通り目を通してから。
「お花見? と言えばお酒ですが……残念ですが、今日はやめておきましょう。お団子とお茶で」
「あははー……私もお酒は飲めるようになったけど、今はやめておこうかな」
 リシェアも、乙女サイダーがあることだし、アルコールはなしに。
 それからきょろりと視線め巡らせながらも、ティーシャはこう続けるのだった。
「わにのお団子はあるかしら……ふふ」
 色々な動物の団子もあるというのだから、可愛くて格好良いわにの団子だって、あるはず……?
 そして、その結果はというと。
「ティーシャさんのわにさん団子は見付かった?」
「訊ねてみたら、わにの団子はありませんでしたが。でも職人の方が、特別に作ってくださいました」
「わ、すごい! わにさん団子……!」
 わに団子はなかったのだけれど、ありました……!
 そんなわに団子に、ほわほわご機嫌になりながらも。
「お団子の創作も凄いですね、技術もさることながら、発想も」
「甘いのや辛いの、甘じょっぱいのや色形……本当に色々あるわねぇ」
「食べ物を彩ると言うのは文化の証ですね」
 リシェアと共に、そうしみじみとティーシャは口にしながらも。
 わに団子を食べてみれば、あんこが中に入ったよもぎ味。
 そんな、花の夜宴を楽しんでいるティーシャだけれど。
「それにしてもこの……浴衣と言うのはやはりちょっと歩き難い。かも」
 折角だからと、宴の雰囲気にぴったりな浴衣を着てきたものの。
「お腹もちょっと苦しいですし、こういうものなのです?」
「ふふ、私も着物って滅多に着ないから新鮮かも」
 着慣れないティーシャにとっては、浴衣は動き辛く窮屈な感じがして。
 でもリシェアは、普段とは少し違った互いの格好に心躍るように瞳を細めて。
「ちょっと動きづらいけど、お団子みたいに色や柄が綺麗で目移りしちゃった」
「帯は緩めにして貰ったはずなのですが……ふふ、慣れませんね」
 そんな動き辛さもご愛敬、ティーシャも楽し気に笑み零して。
 リシェアはティーシャへとこう、わくわくと提案を。
「ねえ、折角だからお団子、お土産にいくつか買っていきましょ?」
 今も美味しくて楽しい幸せを感じながら自然と笑みも零れるのだけれど。
 帰ってからも、この美味しい幸せを味わいたいって、そう思うから。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

天風・光華
いつき兄様(f37164)と
呼び方は兄様なの!

甘いの沢山なの!すごいのー!
「うん!皇族さんありがとうございますなの!」
お礼しながら何食べるか迷っちゃうの!

「どれもおいしそうなの!」
で、でもご飯たべれなくなっちゃったらだめーなの
だから今日はとっても厳選なのー
「わ!兄様兄様、沢山いいのー?!」
お餅も御団子もたくさんにしちゃうのー!

あるいてたらおなかくーってなっちゃうけど
食べる人も選んでる人も皇族さんも
みんなとってもうれしそうで幸せそうで
なんだかとってもうれしくなっちゃうの!
「兄様!一緒に食べるのー」

お団子さんもとっても甘くって
それに兄様と食べれるのとっても幸せ!
「うんなの!お礼たくさんいうの!」


深山・樹
妹の天風・光華(f37163)と
呼び方はみつか

お団子、黒蜜アイス、きなこ餅
みつかの好きなものばかり
「皇族さんにありがとうございますだね」
僕も好きだから嬉しいな

夢中なみつかが可愛すぎて自然とずっと笑顔だよ

今日はみつか自分で選びたいみたい
大きくなったなあってそれも嬉しくて
あ、後のご飯気にして厳選しすぎてる…?
「儀式で大事な事だから今日はいっぱい食べていいんだよ」

嬉しそうにはしゃいで沢山貰っておなかが鳴って
「こっち空いてるよ」
少し離れた空いた所にリード

「みつかの厳選、全部美味しいよ」
二人でお腹いっぱいでまた笑顔
「職人さんにもお礼言おうね」
って言うと打てば響く可愛い返事

戦争だけど本当に来られて良かった



 目の前にずらりと並べられているのは、お団子に、黒蜜アイス、きなこ餅。
 そして、それらはそう。
「甘いの沢山なの! すごいのー!」
 わくわくはしゃぐ妹――天風・光華(木漏れ日の子・f37163)の好きなものばかりだから。
 深山・樹(処刑人・f37164)は、ぴょこんと嬉しそうに跳ねる妹にこう微笑む。
「皇族さんにありがとうございますだね」
 みつかが楽しそうなことが一番だけれど。
 僕も好きだから嬉しいな……って、そう樹は思うから。
 でもやっぱり、何よりも。
「うん! 皇族さんありがとうございますなの!」
 きちんとお礼しながらも、何食べるか迷っちゃうの! なんて。
 夢中な妹が可愛すぎて、自然とずっと笑顔の樹である。
 それから職人さんのところへと改めて足を運んで。
「どれもおいしそうなの!」
 そうきょろりと沢山の団子を見つめるその姿を見れば、ふと樹は察する。
(「今日はみつか自分で選びたいみたい」)
 ……大きくなったなあって、それも嬉しくて。
 けれども何だか、視線をいったりきたりさせるばかりで、なかなか選べない様子……?
 そう……光華が悩んでいる、その理由は。
(「で、でもご飯たべれなくなっちゃったらだめーなの。だから今日はとっても厳選なのー」)
(「あ、後のご飯気にして厳選しすぎてる……?」)
 甘い物を食べすぎて、その後のごはんが食べられなくなることを気にしているから。
 だから樹は、光華へとこう告げてあげる。
「儀式で大事な事だから今日はいっぱい食べていいんだよ」
 そしてその声を聞けば。
「わ! 兄様兄様、沢山いいのー!?」
 ぱあっと笑顔がキラキラ、満開に咲いて。
 光華はるんるん、先程とはうって変わって、気になるものに手を伸ばす。
「お餅も御団子もたくさんにしちゃうのー!」
 好きなものをいっぱい選んじゃいます!
 そしてうきうき嬉しそうにはしゃいでいるからか、沢山美味しそうなものを貰ってか、選び終わって歩いていれば……くー、って。
 沢山美味しいものも貰って、おなかがつい鳴ってしまうけれど。
 でも光華は、なんだかとってもうれしくなっちゃう。
 食べる人も選んでいる人も皇族も――皆がとってもうれしそうで、幸せそうだと思えば。
 それから、ぐっと気合十分。
「兄様! 一緒に食べるのー」
 そう兄へと告げれば。
「こっち空いてるよ」
 可愛いおなかの虫の音を聞きながらも、樹は少し離れた空いた所に光華をリードして。
 ようやく並んで腰を落ちつければ――いただきます!
 それに今日は、後のごはんのことを気にせずに食べていいって言われたから。
 はむはむと団子を口にすれば、ほわりと光華に宿るのは、幸せいっぱいな笑顔。
 だって、お団子さんもとっても甘くて美味しいし。
 それに何よりも。
「みつかの厳選、全部美味しいよ」
 ――兄様と食べれるのとっても幸せ! って。
 そしてふたりお揃いでお腹いっぱいになれば、また顔を見合わせて笑顔になっちゃって。
「職人さんにもお礼言おうね」
「うんなの! お礼たくさんいうの!」
 打てば響くそんな可愛い返事を聞けば……戦争だけど本当に来られて良かった、って。
 樹の心もほわほわ、愛おしくてあったかい、そんな幸せな気持ちでいっぱいに。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

四王天・燦
《狐姉妹》

陽の気を用いる儀式に違いない
皇族さんらを護衛兼見学しながら楽みましょ
儀式らしくねーなぁ

職人さんには月見団子を頼むよ
三日月(月齢は適当にお願いします)と桜を眺めて一杯やるぜ

ささ、ほむもどうぞ
暗黒純米吟醸・夏搾りです
喉越し爽やか・五臓六腑に暗黒パワーが染みわたる(気がするだけだ)ぜ
妹の酒癖を見たいのが姉なのよ
顔色変わらんなー

そしてアタシは三杯目でテンション↑になります
カンパーイ♪
流石に風情を壊さない程度に留めるのは大人です
三毛猫を膝に乗せて撫でながら盃でいただきましょ
風情あるだろと、ほむにドヤ顔するぜ

そして飲み過ぎて真っ先に寝落ちするのでした
猫さん共々、妹がどうにかしてくれっしょ


四王天・焔
《狐姉妹》

■心情
今日は燦姉と、サクラミラージュでのお花見だね。
団子も沢山食べられるみたいだし、嬉しいな。

■行動
皇族の方々に危険が及ばない様に、常に注意は配らせておく様にするね。
その上で、焔達は燦姉と一緒に団子を食べながら楽しむよ。
燦姉、暗黒純米吟醸・夏搾り、どうもありがとうね!
焔も今年からお酒が飲めるようになったから、
こうやって一緒に飲み交わす事ができて嬉しいな。

焔は結構お酒に強い方だから、あまり酔ったりはしない方かな。
酔い気味な燦姉をしっかりと落ち着かせてあげるよ。
燦姉、あまり酔い過ぎない様に気を付けてねー。

わぁ、膝に猫さんを乗せての盃でお酒を嗜む……良いなぁ。
焔にも猫さん撫でさせてー。



 帝都櫻大戰の真っ只中ではあるのだけれど。
 四王天・焔(妖の薔薇・f04438)の尻尾たちも、わくわくゆらり。
(「今日は燦姉と、サクラミラージュでのお花見だね」)
 ……団子も沢山食べられるみたいだし、嬉しいな。
 そう思いながらもやって来たのは、桜の意匠が美しい灯篭が沢山燈る花の夜宴。
 いや、お花見には違いないし、美味しい団子もふるまわれるとのことで、楽しみではあるのだけれど。
 今日は、『幻朧封じの儀』を行うという皇族の護衛と、儀式への協力のためにここにはやってきたのだから。
 皇族に危険が及ばぬ様に、常に注意は配らせておきつつも。
 その上で、焔は姉である四王天・燦(月夜の翼ルナ・ウォーカー・f04448)と一緒に団子を食べながら楽しむつもり。
 訪れたこの場所は、一見すれば戦争などどこ吹く風、楽しい宴にゆるり興じているようにしか見えないのだけれど。
 この場に満ちる幸せな気持ちを力にして、儀式を行うと聞いたから。
(「陽の気を用いる儀式に違いない」)
 燦はそう思いつつ、やはり妹と同じように思う。
 ……皇族さんらを護衛兼見学しながら楽みましょ、って。
 それから周囲を見回してみれば、ぽつり。
「儀式らしくねーなぁ」
 やはり改めてみても、団子を食べながら花見の宴をわいわいやっているようにしか見えないのである。
 とはいえ、折角美味しい団子を振舞ってくれるというのだから。
 燦が団子職人に頼んだのは、月見団子。
 月は月でも、栗の餡で繊月を象っている、三日月団子である。
 そしてそんな三日月と桜を肴に、一杯。
「ささ、ほむもどうぞ。暗黒純米吟醸・夏搾りです」
 ――喉越し爽やか・五臓六腑に暗黒パワーが染みわたるぜ、と。
 焔の分も夏搾りを注いであげるのだけれど。
 いや……暗黒パワーが染みわたる、気がするだけ??
 いえ、こういうものはそう思ったもの勝ちです、ええ。
 それから焔も喜んで、酒が満ちる杯を受け取って。
「燦姉、暗黒純米吟醸・夏搾り、どうもありがとうね!」
 改めて思うのだった。
「焔も今年からお酒が飲めるようになったから、こうやって一緒に飲み交わす事ができて嬉しいな」
 そして燦は、夏搾りを口にする妹の様子をじいと見つめて。
(「妹の酒癖を見たいのが姉なのよ」)
 そう暫くの間、眺めてみるものの。
「顔色変わらんなー」
「焔は結構お酒に強い方だから、あまり酔ったりはしない方かな」
 全然変わった様子が見られません。
 そして、一方。
「カンパーイ♪」
「燦姉、あまり酔い過ぎない様に気を付けてねー」
 燦は、三杯目でテンションがあげあげになって。
 酔い気味な姉をしっかりと落ち着かせてあげるべく、声を掛ける焔。
 いや、流石に風情を壊さない程度に留めるのは大人です、なんて。
 上がったテンションのまま言っても、ちょっぴり説得力はない気がしないでもないとはいえ。
 でもまだ、酔い潰れるほどまでは達していないから。
 ふいに、てしてしっとじゃれる様にちょっかいをかけてきた三毛猫を膝にぽふりと乗せて。
 ――撫でながら盃でいただきましょ、なんて。
 風情あるだろと、妹にドヤ顔です!
 そして、そんな姉と猫さんを見つめれば。
「わぁ、膝に猫さんを乗せての盃でお酒を嗜む……良いなぁ」
 ……焔にも猫さん撫でさせてー、って。
 そう、猫さんをなでなでもふもふしていた焔であるが。
 そんな猫と戯れる妹を肴に、ぐびっと何杯目かの酒を呷れば――ぱたり。
「燦姉?」
 ……猫さん共々、妹がどうにかしてくれっしょ。
 なんて丸投げしつつも、飲み過ぎて真っ先に寝落ちする燦なのでした。
 いや、すやぁと寝落ちしても幸せな気持ちならば、儀式的にはそれでよし……なのです、きっと。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

エアン・エルフォード
【蜜檸檬】
呼称:もも

そうだね、幸せが力になるというのは素敵だ
花見に団子か…いい儀式だな
俺達も全力で協力しよう

和菓子職人の団子捌きに感心しつつ
黒胡麻の団子が食べたくてね
もちっとした食感と、香ばしく風味豊かな胡麻のハーモニー
それに辛口の日本酒『大正桜』を合わせてみたいんだ
きっと美味いと思う

ももは何を頼むの?

一緒に連れてきた姉弟猫達がバスケットから顔を覗かせ
団子の甘い香りに誘われたかな(微笑ましさに笑って
ん?
なるほど、手土産か
しっかりしていて偉いぞ
気に入ってもらえるといいな

看板黒猫とのやり取りを
まるで我が子を見守るような気持ちで眺め
受け入れてもらえたならホッとする

同じよう想いだったのか、夫婦で笑顔に


モモカ・エルフォード
【蜜檸檬】
呼称:えあんさん

封印のための力の源が、みんなが感じる幸せな気持ちっていうの、すごく素敵よね!…ももたちも張り切って楽しまなくちゃよね♪

うん、ももも職人さんにお願いしたいお団子を考えてきたの
(さまざまなフルーツ餡を中身がわからないよう1つづつ包んだ『食べてみてのお楽しみ団子とフレッシュフルーツの盛り合わせ』)
甘いお団子に飽きたら果物でさっぱりして、えあんさんもまたお団子食べられるかなってv

子猫たちにも大好きなとろとろのおやつを…と思ったら
んん?お口に咥えてどこに行くの?
あ!職人さんの黒猫さんにお近付きのプレゼントね

旦那さまと顔を見合わせて、笑顔になる
この温かな気持ちも、力になるといいな



 サクラミラージュで始まった、帝都櫻大戰。
 得物を手に戦うことも、猟兵として勿論、やるべきことではあるのだけれど。
 でも、そうではなくても、この桜が咲き誇る世界を救う力になれるのだ。
 たとえば、浮島となって飛来してくるという冬桜を元の場所に還す『幻朧封じの儀』。
 それを行う皇族の力になるべく、手伝うことができるのだという。
 そして、ひとりひとり皇族によって儀式の内容は異なるようだが、今回お手伝いする皇族の儀式というのは。
「封印のための力の源が、みんなが感じる幸せな気持ちっていうの、すごく素敵よね!」
 そう、モモカ・エルフォード(お昼ね羽根まくら・f34544)の言うように、この場を幸せな気持ちでいっぱいに満たすこと。
 そんなモモカの言葉に、エアン・エルフォード(Windermere・f34543)も瞳を細めつつ頷いて返して。
「そうだね、幸せが力になるというのは素敵だ」
 幸せな気持ちになるために開かれている宴へと目を遣れば、改めて思う。
「花見に団子か……いい儀式だな」
「……ももたちも張り切って楽しまなくちゃよね♪」
 美味しいとか、楽しいとか、幸せな気持ちをいっぱい感じれば感じるほど、力になれるというから。
 ……俺達も全力で協力しよう、と。
 エアンもモモカと一緒に、張り切っていざ、花も団子も楽しむ気満々です!
 そしてやはり、花見といえば団子。
 幸せな気持ちになるようにと、美味しい団子を作って振舞ってくれるという、皇族お抱えの和菓子職人の元へと早速足を運んでみれば。
 寡黙な職人気質のその鮮やかな団子捌きに、エアンは感心しつつも。
「黒胡麻の団子が食べたくてね」
 作りたてほやほやの、もちっとした食感と、香ばしく風味豊かな胡麻のハーモニー。
「それに辛口の日本酒『大正桜』を合わせてみたいんだ」
 そうお願いしつつも確信する――きっと美味いと思う、と。
 それから、出来上がりを楽しみにしつつも、妻へと目を向けて訊いてみれば。
「ももは何を頼むの?」
「うん、ももも職人さんにお願いしたいお団子を考えてきたの」
 モモカがお願いするのは、色々なフルーツ餡を使った餡団子なのだけれど。
 普通の餡団子とは、ちょっぴり違って。
 さまざまなフルーツ餡を中身がわからないよう1つづつ包んでもらうよう頼めば。
 そう、モモカが作って貰ったのは――『食べてみてのお楽しみ団子とフレッシュフルーツの盛り合わせ』!
「甘いお団子に飽きたら果物でさっぱりして、えあんさんもまたお団子食べられるかなって」
 いわゆる味変も、どんな味が当たるか、どきどき楽しい全部当たりのお団子に。
 そして団子を作って貰う間、待っていれば――ひょこり。
「団子の甘い香りに誘われたかな」
 バスケットからふいに顔を覗かせた、一緒に連れてきた姉弟猫達の微笑ましさにエアンは笑って。
 モモカがそんな子猫たちにも大好きなとろとろのおやつを……と思ったら。
「……ん?」
「んん? お口に咥えてどこに行くの?」
 エアンとモモカは同時に、すぐにはおやつを食べずに、とことこと歩きだした姉弟猫達の様子に、揃って首を傾げるも。
 にゃあ、とひと鳴き聞こえたその時、二匹が向かった先に気づく。
「あ! 職人さんの黒猫さんにお近付きのプレゼントね」
「なるほど、手土産か。しっかりしていて偉いぞ」
 ……気に入ってもらえるといいな、って。
 エアンがそっと見つめるのは、職人の黒猫さんへとおやつを差し出す姉弟猫達の姿。
 そして看板猫さんが、おやつをくんくんと嗅ぐ様子をモモカも見守っていれば。
 にゃーん、と喜んで、姉弟猫達とじゃれあう黒猫さん。
 そして、まるで我が子を見守るような気持ちで眺めていたエアンは、受け入れてもらえたことにホッとして。
 ふと隣を見れば、モモカも同じように胸を撫で下ろしているようで。
 ふたり顔を見合わせれば、笑顔になる。
 だって、ふたり同じような想いだったんだって、わかったから。
 そしてモモカは、花も団子も、そして仲良しになった猫たちのほっこりする交流の様子も、大好きな旦那さまと全部一緒に楽しんで。
 ほわほわと幸せな気持ちを咲かせ、満開桜を見上げながらも思うのだった。
 ……この温かな気持ちも、力になるといいな、って。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

晶津・黄花
ユカ姉(f26919)と一緒に参加デス!
お団子食べながらお花見できると聞いて!

種類もいっぱいでどれ食べようか迷うデスけど…
黒蜜きな粉・ずんだ・みたらしの三つにするデス。
飲み物は合うヤツを見繕って貰えたらと!

ユカ姉と二人並んで座って、桜を眺めながらお団子食べるデス。
この時期でもお花見ができるってのがこの世界の面白い処デスよね。

黒蜜きな粉は甘いデスし、ずんだは濃厚な味わいデスし、みたらしは香ばしいデスし。
どれも美味しいデス。
ユカ姉も食べてみるデス!はい、あーん♪

ユカ姉のもお返しに食べさせてもらうデス。
んー、こっちも美味しいデス♪

ユカ姉と二人でこうしてるの…楽しくて、幸せデス…♪
大好きデス、ユカ姉♪


晶津・紫
オウカちゃん(f26920)と参加するよ
後、メイド人形のシキさんをお世話用に
※シキさんの外見はJC→側準拠

何を食べようかな?ま、迷うかも…うぅん
結局選んだ3串は桜団子・モーラット団子・三色団子
飲み物は合うものを選んでもらおうっと

お花見で役に立てるなら喜んで参加できるし
本当にキレイだよね…えへへ

お団子はキレイだし可愛いし甘さも好きかな…
え?あ、あーんっ…♪はむ、ん…おいしいねっ
ボクもオウカちゃんに差し出し…あーんっ♪

あっ…この三色団子、ボクら3人モチーフかも
この紅芋は紫だし、こっちの蜜柑はキレイな黄
コレは、多分黒猫さんの面倒見てるシキさん…?
※3つめの詳細一任

ボクも幸せ…オウカちゃん、大好き…♪



 仲良く双子の姉妹で訪れたのは、サクラミラージュの世界。
 そう……まさに今、帝都櫻大戰という大きな戦いが始まったばかりなのだけれど。
 晶津・黄花(魔法戦士ジュエル・シトリン・f26920)が、晶津・紫(魔法戦士ジュエル・アメジスト・f26919)と一緒にやって来たのは。
 ――お団子食べながらお花見できると聞いて!
 満開桜を眺めながら、美味しい団子などが振舞われるという、花の夜宴……?
 いや、一見すると、ただ団子を食べて桜を愛でている、戦争など無縁のような宴に見えるが。
 これもれっきとした猟兵の仕事、冬桜を諫めるための皇族の儀式の手伝いなのである。
 美味しく楽しく過ごして、幸せが沢山満ちれば満ちるほど、儀式の手助けになるのだというから。
 紫はそろりと、職人が作った多彩な種類の団子を見遣りつつ。
「何を食べようかな? ま、迷うかも……うぅん」
 そう目移りしてしまって、迷ってしまって。
 黄花も同じように悩まし気に、一通り団子を見回した後。
「種類もいっぱいでどれ食べようか迷うデスけど……黒蜜きな粉・ずんだ・みたらしの三つにするデス」
 職人へと注文を伝えれば。
 黄花が頼んだ後もさらに迷いつつ、紫が結局選んだのは。
「えっと……桜団子とモーラット団子、あとひとつは、三色団子にしようかな……」
 この3串にしてみて。
 飲み物はお任せにしてみれば、お揃いで用意されたのは、まるでアメトリンのような。
 黄色のレモンシロップと紫のハーブティーが二層になった、爽やかなドリンク。
 それから、団子と飲み物を手に、満開桜が咲く樹の下へと移動して。
 ふたり仲良く並んで座れば、桜を眺めながら一緒にお団子を味わうことに。
 他の世界ならば、今の季節には見ることのできない桜の風景。
「この時期でもお花見ができるってのがこの世界の面白い処デスよね」
「お花見で役に立てるなら喜んで参加できるし、本当にキレイだよね……えへへ」
 黄花の言葉に、紫もこくりと頷いてから。
「お団子はキレイだし可愛いし甘さも好きかな……」
 そうほんわか、作って貰った団子を改めて見つめていれば。
「黒蜜きな粉は甘いデスし、ずんだは濃厚な味わいデスし、みたらしは香ばしいデスし。どれも美味しいデス」
 黄花はまずはひとつずつ、選んだ串団子をもぐもぐと口にしてから。
「ユカ姉も食べてみるデス! はい、あーん♪」
「え? あ、あーんっ……♪ はむ、ん……おいしいねっ」
 不意打ちのあーんに、瞳をぱちりと瞬かせた紫だけど。
 はむ、と甘やかな黒蜜きな粉の団子をお裾分けして貰えば、お返しを。
「ボクもオウカちゃんに、桜餡のお団子を……あーんっ♪」
「あーん♪ ……んー、こっちも美味しいデス♪」
 紫にお返しに食べさせてもらって、仲良く交換こ。
 それから、紫はふと手にした団子を見つめてみて。
「あっ……この三色団子、ボクら3人モチーフかも。この紅芋は紫だし、こっちの蜜柑はキレイな黄」
 そして最後の、黒ごま団子を見遣れば。
「コレは、多分黒猫さんの面倒見てるシキさん……?」
 そうシキさんと団子を見比べて、こてりと小さく首を傾ける紫。
 それから黄花は、そんな紫を見つめて。
「ユカ姉と二人でこうしてるの……楽しくて、幸せデス……♪」
 幸せが沢山満ちれば、儀式の力にもなるというから。
 今、心に満ちている気持ちを言の葉にする。
「……大好きデス、ユカ姉♪」
 そしてそんな、団子よりも甘い幸せに酔い痴れながらも。
「ボクも幸せ……」
 紫も気持ちを告げる――オウカちゃん、大好き……♪ って。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

雨野・雲珠
友前さんと!(f33207)

友前さん、何召し上がります?
俺は花団子と、黒猫さんの黒ゴマ団子
お団子が甘いから緑茶かな…
へへへ、こういう儀式なら大歓迎です

土台そのものが突然崩れたようで
戦争が始まってからこっち、落ち着きませんが…
…皆さんが桜の下、楽しそうにしておられると
なんだかほっとします
うんと昔、こんなふうに見上げる人たちを
嬉しく眺めていたような
この方(冬桜)も、今夜は賑やかに思うでしょうね
元居た場所に戻れたらよいのですけど

以前、神隠しされてこちらにいらしたと…
さぞやご苦労なさったのでは?
(本物の人間様というパワーワードに咽る)
そ…そっか、幽世にひとの子はいないんですっけ
…なにしたのかなー…


友前・巴
雨野様と(f22865)

まあ、素敵。
私、この景色だけで胸が一杯です。
…けれど、はい。折角ですし私も可愛らしい黒猫さんを。
甘味に緑茶は良いですね。
ええ、とても素敵な儀式です。

土台が崩れても、こうして笑い会えておられる皆様は大丈夫ですよ。
ほっとするのも道理かと。

…桜の花は咲く毎、人々の笑顔と明るい喧騒をこそ見る物ですものね。
うふふ、なるほど……貴方の幹が逞しく力強い理由が分かった気がします。

神隠しですか?
まあ、戸惑いましたけれど。幽世と此処の文化に然程酷い落差はありせんでしたし。
それに……寧ろ『わあ本物の人間様だあ』と興奮してしまってその、色々暴走してしまった様な…

…ヒミツです☆(笑って誤魔化す)



 満開に咲く夜桜をただ愛でるだけでも、儚く美しいというのに。
 燈された桜の意匠の灯篭が並び、満開桜を照らす様は幻想的で。
 空を見上げれば、ひらりらと舞い降る桜花びらたちが仄かな光に照らされて、煌めき纏う姿は星のよう。
 そんな花の夜宴が開かれているという地にやって来た友前・巴(三毒・f33207)は、穏やかに微笑んで。
「まあ、素敵。私、この景色だけで胸が一杯です」
 そう燈火に照る夜桜の光景に、感嘆の言葉を紡ぐも。
 ……けれど、はい、と。
 今回此処に来た理由を思い返していれば、耳に届くのは、共に訪れた雨野・雲珠(慚愧・f22865)の声。
「友前さん、何召し上がります?」
 そしてきょろりと雲珠は並ぶ団子を見回してから。
 皇族お抱えだという職人へと、こう注文を。
「俺は花団子と、黒猫さんの黒ゴマ団子。お団子が甘いから緑茶かな……」
 そして彼に訊ねられた巴も、お揃いで。
「折角ですし私も可愛らしい黒猫さんを。甘味に緑茶は良いですね」
 この美しい景色だけでも心は満ちているのだけれど、もっと咲き誇らせるためにいただいてみるのは、黒猫さんゴマ団子。
 そして出来上がった団子を受け取れば、雲珠は思わずほわりとして。
「へへへ、こういう儀式なら大歓迎です」
「ええ、とても素敵な儀式です」
 巴もそう、頷いて返す。
 一見、団子を食べながら、桜の花見に興じているかのような風景。
 いや、実際にここにいる人達は花の夜宴を楽しんでいるので、花見に興じていると言っても間違いではないのだが。
 この宴は、冬桜を諫めるために執り行われなければならない、秘されし『幻朧封じの儀』であって。
 儀式をする皇族の手助けをするための、れっきとした猟兵の仕事……では、あるのだけれど。
 ただ、美味しく楽しく過ごしてくれて、幸せで心満たしてくれれば、儀式の力になると、そう皇族は言う。
 そして、大きな戦が始まっているとは思えぬような、眼前の風景だけれど。
 暴かれた真実や諸悪の存在、この世界の未来がどうなるか決まる、戦争のことを思えば。
「土台そのものが突然崩れたようで。戦争が始まってからこっち、落ち着きませんが……」
 やはり雲珠の心は、そわりと落ち着かないのだけれど。
 でも、改めてくるりと周囲に視線を向ければ、その瞳を細めて。
「……皆さんが桜の下、楽しそうにしておられると、なんだかほっとします」
 そうそっと、紡ぐ言葉を咲かせれば。
 巴もこの場に満ちる感情を彼の隣で眺めながら告げる。
「土台が崩れても、こうして笑い会えておられる皆様は大丈夫ですよ」 
 ……ほっとするのも道理かと、と。
 そして雲珠は、己の朧げな記憶と眼前の光景を重ね合わせる。
「うんと昔、こんなふうに見上げる人たちを、嬉しく眺めていたような」
「……桜の花は咲く毎、人々の笑顔と明るい喧騒をこそ見る物ですものね」
 そして巴に小さく笑んで頷いてから、雲珠は満開に咲く桜を見つめながらも願う。
「この方も、今夜は賑やかに思うでしょうね」
 ……元居た場所に戻れたらよいのですけど、と。
 この方こと冬桜を元の場所に還してあげるための手助けを、改めてしたいと思う。
 巴は、そんな彼を見遣って、楽し気に小さく笑って。
「うふふ、なるほど……貴方の幹が逞しく力強い理由が分かった気がします」
 穏やかにそう言の葉を咲かせるのだった。
 それから雲珠は、今度は。
「以前、神隠しされてこちらにいらしたと……さぞやご苦労なさったのでは?」
 そんな巴の昔話を訪いてみるも。
「神隠しですか? まあ、戸惑いましたけれど。幽世と此処の文化に然程酷い落差はありせんでしたし」
 そう告げた後、巴はこてりと微か首を傾けつつも、こう続けるのだった。
「それに……寧ろ『わあ本物の人間様だあ』と興奮してしまってその、色々暴走してしまった様な……」
 そして、本物の人間様、だなんて。
 そんなパワーワードを訊いた雲珠は、思わずぶほっと咽ってしまうも。
「そ……そっか、幽世にひとの子はいないんですっけ」
 興奮だの、色々暴走だのの詳細が気になってしまう雲珠は、彼女をちらり。
「……なにしたのかなー……」
 だがそんな呟きや視線にも、巴はいつものように穏やかな物腰で、笑って返すだけ。
 ひらりはらりと桜舞う中……ヒミツです☆ なんて、そう誤魔化すように。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

馬県・義透
四人で一人の複合型悪霊。生前は戦友

第一『疾き者』唯一忍者
一人称:私 のほほん

陰海月や霹靂と一緒に来ましたー。
それに…ええ、この世界だと『彼ら』もねー。
ふふ、桜団子なのは一致して。ええ、陰海月はパフェにしてますねー。可愛いです。
私はねー、折角なのて『大正桜』もいただいてますよ。


陰海月「ぷっきゅ!」
『彼ら』こと帝都ベアーと帝都うさぎのぬいぐるみも連れてきたよ!一緒に見よう!
ぼくは桜団子パフェにした!桜満載だよ!美味しい!
お茶は…温かいほうじ茶!
霹靂「クエー」
桜団子もぐもぐ。綺麗で美味しいなぁ。



 訪れた桜咲く夜宴の風景も、今まさに戦争が起こっている世界のものとは到底思えないけれど。
 ――陰海月や霹靂と一緒に来ましたー。
 そう、やって来た馬県・義透(死天山彷徨う四悪霊・f28057)――今日は、第一『疾き者』である彼の、のほほんとした言動も、大きな戦が起こっている最中とは思えない緩さであるが。
 ぷっきゅーとふわふわ揺れる陰海月や、クエーと鳴く霹靂がそわそわしているのも、これから行うことを思えば当然で。
 そして今日は、陰海月や霹靂だけではなく。
「それに……ええ、この世界だと『彼ら』もねー」
 そんな『疾き者』の言葉に、陰海月も、ぷっきゅ!
 だって『彼ら』は、陰海月のお気に入りの子たちなのだから。
 ――帝都ベアーと帝都うさぎのぬいぐるみも連れてきたよ! 一緒に見よう! って。
 ぷきゅぷっきゅ、桜舞う空をふわふわとはしゃいでいる。
 ということで、これから参加するのは、美味しいものが沢山の花の夜宴。
 戦争中に、呑気に宴……? なんて、一見思ってしまうのも無理はない。
 けれど実はこの宴は、戦争を制するために必要な儀式で。
 幸せな気持ちでこの場を満たすために、美味しい楽しいひとときを過ごして欲しいと。
 儀式を執り行う皇族は、猟兵達に告げて。
 美味しく花見を楽しんでもらうために、お抱え和菓子職人が作る団子や飲み物を振舞ってくれるのだという。
 ということで、儀式の力になるべく、早速皆で団子を貰いに足を運んでみれば。
「ふふ、桜団子なのは一致して」
 まずは、皆揃って気になった桜団子はいくつか頼むことにして。
「ぷっきゅ! ぷきゅー♪」
 ――ぼくは桜団子パフェにした!
 そうちょっぴり得意気にゆらゆら、ご機嫌な陰海月に『疾き者』もほんわか笑み返して。
「ええ、陰海月はパフェにしてますねー。可愛いです」
 霹靂はもっぱら、桜団子にそわそわクエー。
 そして団子には飲み物もつきものだから。
「ぷっきゅー!」
 ――お茶は……温かいほうじ茶!
 そう団子によく合うチョイスをする陰海月に笑んでから。
「私はねー、折角なのて『大正桜』もいただいてますよ」
 『疾き者』が選んだ、ピリッと辛みのある味わいの日本酒は、甘い団子の口直しにだってぴったり。
 それから戦利品を抱えて、飲食ができそうな場所に陣取れば。
 帝都ベアーと帝都うさぎも、ちょこんと座らせてから。
 いざ、貰ってきた美味しいものを並べれば――いざ、いただきます!
 『疾き者』が霹靂へと桜団子を出してあげれば、もぐもぐと。
 嬉しそうに団子を食べながら、再びクエー。
 ――綺麗で美味しいなぁ、なんて。
 それから、わくわく桜団子パフェをぱくり、頬張った陰海月は嬉々と。
 ――桜満載だよ! 美味しい!
 霹靂と並んで、うきうき甘味を楽しんで。
 そんな皆をのほほんと見つめつつ、『疾き者』も桜団子を口に運ぶ。
 これならば幸せな心もいっぱい満たされるだろう、とほわほわ微笑みながら。

大成功 🔵​🔵​🔵​

夜刀神・鏡介
島を浮かせて移動させる奴がいれば、それを元の場所に戻せる人もいる
これでも色々なものを見てきたつもりだが。なんというか……世界は広いな
などと感心している場合じゃない。今はこの儀式……というか、宴会を楽しむとしよう

濃いめのお茶と甘い団子を幾つか貰ったら、喧騒から少しだけ離れた所で頂くことにする
別に賑やかなのが嫌いな訳じゃない。というか寧ろ好きな方だけど
今だけはちょっとだけ静かにしていたい気分なんだ……などと内心で呟いて
風景や賑やかに騒ぐ人達をぼんやりと眺めたりしながら

それでも、一通り食べ終えたら今度は喧騒に紛れる事にするよ
静かなのも賑やかなのも、両方を楽しんでこそだろう



 桜の意匠が施された明かりに照る桜花びらが、はらりと舞い降る夜を征きながら。
 夜刀神・鏡介(道を貫く一刀・f28122)は、浮島となった冬桜を元の場所に還すべく、儀式を行う皇族の姿を見遣り思う。
(「島を浮かせて移動させる奴がいれば、それを元の場所に戻せる人もいる」)
 ……これでも色々なものを見てきたつもりだが、と。
 そして、感心したようにぽつりと言葉を紡ぎ落とす。
「なんというか……世界は広いな」
 とはいえ、すぐに気を取り直して。
 周囲を見回しつつ、鏡介はやるべきことを成すために、聞いた話を思い返して。
(「今はこの儀式……というか、宴会を楽しむとしよう」)
 どう見ても、団子を片手に宴をしているとしか見えない眼前の光景に暫し身を置くことにする。
 この宴は、戦を制するためにも必要な一手。
 戦争とはただ敵を得物で斬り伏せることだけやればいいというものではないことを、数え切れぬほどの戦場を駆けてきた鏡介はよく知っている。
 だから、それがたとえ食いしん坊な皇族の趣味趣向であったとしても。
 美味しく楽しく、幸せな気持ちをこの場に満たすことが力になると。
 しかもご丁寧にお抱え和菓子職人までつれてきて、美味な団子などを振舞ってくれるのだというから。
 鏡介も職人の元へと足を運び、濃いめのお茶と甘い団子を幾つか貰って。
 それから、喧騒から少しだけ離れた所で、それらを頂くことにする。
 いや、別に賑やかな場所やことが嫌いな訳ではない。
(「というか寧ろ好きな方だけど」)
 人の少ない場所までやって来れば、内心で呟く。
 ――今だけはちょっとだけ静かにしていたい気分なんだ……なんて。
 特に誰か言い訳をしたい相手なども此処にはいないのだけれど。
 そして静かに、風景や賑やかに騒ぐ人達をぼんやりと眺めたりしながらも。
 でもそれでも、一通り美味しかった団子を食べ終えたら。
 鏡介は今度は逆に、人々の喧騒に紛れる事にする。
 物事は表裏一体とはよく言うし、知らないことだって、世界には数え切れぬほど満ち溢れているから。
 だからこそ……静かなのも賑やかなのも、両方を楽しんでこそだろう、なんて。

大成功 🔵​🔵​🔵​

千曲・花近
『冬桜』を鎮めるには、お団子食べてお酒飲んで……
いいねぇ、美味しいのも楽しいのも、人助けも好き!

桜餡をたっぷり乗せてもらったお団子と、甘口の日本酒の『浪漫嵐』とともに
静かな、だけど『冬桜』の荘厳な姿を眺められる場所でひとりでお花見しようかな

いい感じの場所を見つけたら腰を落ち着けて、お酒とお団子で『冬桜』鑑賞

……桜かぁ
俺は自分の世界の桜しか見たことがなかったんだけど、この世界の桜は荘厳というか、ちょっと畏怖を感じる、気がする
けど、綺麗なのはどこの世界も桜も同じ

持ってきた三味線取り出して、さくらにまつわる民謡を口遊くちずさんだら、この『冬桜』も喜んでくれるかな?
楽しんでくれるかな?



 本来ならば咲かぬ季節に、満開に咲いている桜。
 そんな不思議な異世界の光景が物珍しくもあり。
 また、事前に聞いた話が、千曲・花近(信濃の花唄い・f43966)にとって興味をそそるものであったりもして。
 今は実は戦争中なのであるのだけれど、わくわくとしながらも。
 ここへ来た目的や自分がやるべきことを、花近は口にする。
「『冬桜』を鎮めるには、お団子食べてお酒飲んで……いいねぇ、美味しいのも楽しいのも、人助けも好き!」
 足を踏み入れた眼前の光景は、一見すれば、どこからどう見ても完全に宴。
 戦争とは程遠そうな、美味に舌鼓を打ち、桜をほわりと愛でる、そんな空気感なのだけれど。
 でも、冬桜を諫めるための儀式に必要な力は、美味しく楽しく過ごした人たちの幸せに満ちた気持ちで。
 それに儀式を行う皇族が、お抱え和菓子職人を連れてきて、団子を振舞ってくれるというのだから。
 皇族の儀式の手助けもできて、美味しく楽しい時間も過ごせるなんて、至福以外のなにものでもない。
 というわけで、うきうきと職人の元へと赴いて。
 要望通り桜餡をたっぷりと乗せて貰ったお団子と、甘口の味わいだという日本酒『浪漫桜』をお供に。
 花近はひとり、花見に興じることにする。
 静かな、けれども『冬桜』の荘厳な姿を眺められる場所で。
 そして、いい感じの場所を見つけたら腰を落ち着けて。
 お酒とお団子をいただきながら、見上げる蒼穹の瞳にも『冬桜』の姿を咲かせれば。
「……桜かぁ」
 そう呟きを落としつつも。
(「俺は自分の世界の桜しか見たことがなかったんだけど、この世界の桜は荘厳というか、ちょっと畏怖を感じる、気がする」)
 その存在感に思わずちょっぴり圧倒される。
 けれど、花近はにこにこ『浪漫桜』で乾杯しながらも、こうもやはり思うのだ。
 ……綺麗なのはどこの世界の桜も同じ、って。
 知っている桜は春に咲き誇りそして短い間に散っていく。だから儚いのかと、そう思っていたけれど。
 花近はふと持ってきた三味線取り出して口遊む。さくらにまつわる民謡を。
 ――この『冬桜』も喜んでくれるかな? 楽しんでくれるかな? なんて。
 幸せな気持ちが、儀式の助けとなる力になるというのならば。
 自分達だけでなく、元の場所に還る花にもそう感じて欲しいと、花近は唄ってあげる。
 年中咲いているというのに、やはり儚さを感じる『冬桜』のために――さくらのうたを。

大成功 🔵​🔵​🔵​

リリスフィア・スターライト
強気だけれど猫好きな人格のリリスで
バディペットのリンフォースと参加するわ。

宴に参加すればいいだけなのね。
少し物足りないけれど、楽しませてもらうわ。
(黒猫さんに視線は釘付け)

色々な形の団子があるわね。
食べるのが少しもったいないぐらいだけど、
モーラット団子とかどんな味なのか気になるわ。
それらの団子とパフェを一緒に食べたら凄く美味しそうね。
お茶も忘れないわよ。
これも儀式は成功させる為だからね。

リンフォースにも何か食べさせてあげようかと
思っていたら黒猫さんにべったりのようね。
尻尾を元気良く振って仲良しになったみたいね。
本当はもふもふしたかったけれど、邪魔するのも悪いし
このまま猫達の様子を眺めているわ。



 桜舞う中を、バディペットのリンフォースと共に歩きながら。
 リリスフィア・スターライト(プリズムジョーカー・f02074)はこう口にする。
「宴に参加すればいいだけなのね。少し物足りないけれど、楽しませてもらうわ」
 そう、今の彼女は、強気な人格のリリス。
 そしてリリスの瞳は、何気に見つけた黒猫さんに釘付け。
 何せリリスは強気だけど、猫好きなのだから。
 ということで、看板娘の黒猫ちゃんは引き続き、そわりと気になりつつも。
「色々な形の団子があるわね」
 並ぶ様々な団子を一通り見回してみてから。
「食べるのが少しもったいないぐらいだけど、モーラット団子とかどんな味なのか気になるわ。それらの団子とパフェを一緒に食べたら凄く美味しそうね」
 まんまるころりとしたキュートなモーラット団子たちで作るパフェをふと想像してみれば、可愛くて美味しそう……!
 そして胸の内ではうきうきしながらも、お茶も忘れずに頼んでから。
 リリスは宴を満喫しつつも、こう念のため紡いでおく――これも儀式は成功させる為だからね、と。
 そして一緒にいたはずのリンフォースにも何か食べさせてあげようかと思っていたのだけれど。
(「黒猫さんにべったりのようね」)
 ゆらゆらふりふり、尻尾を元気良く振る2匹の姿をみれば、すっかり仲良しになっている模様。
 だから、本当はもふもふしたかったリリスなのだけれど……邪魔するのも悪いし、なんて。
 このまま猫達の様子を眺めていることにする。
 それだけでも、心の内ではほわほわ、幸せな気持ちになるから。

大成功 🔵​🔵​🔵​

玄羽・レン
※アドリブ絡み可

人造灼滅者ですがブランクは長く、コレが猟兵の初陣
という事で鉄火場はひとまず…今は夜桜と宴席を楽しみます
時同じく皇族殿下の護衛&話し相手に興じましょう

ああ、桜団子の美しさと美味に顔が綻びます
こう見えても少女趣味が強いモダンガールでして
抹茶のほろ苦さにも雅を感じる事ができますよ
※清楚なワンピースにBU同様の眼鏡&歯車装飾

大戦後武蔵野市の図書館に勤めた事もあり教養は相応
皇族殿下の話にも一応着いていけるとは思います
歴史の差異から和歌等まで…恋愛等は羞恥が勝ちますが
※誰かを想っている素振りはあるかも?

照れ隠しも兼ねて黒猫さんを撫でるのも乙でしょう
…こんな天下泰平が、戦後も続くといいですね



 元居た世界が別の世界と繋がる前も、人造灼滅者として戦場へと赴いていたのだけれど。
 玄羽・レン(『元』対歯車のコッペリア・f44108)は、今回が猟兵としての初陣であり、ブランクも長いから。
(「という事で鉄火場はひとまず……今は夜桜と宴席を楽しみます」)
 赴いたその場所に広がっているのは、夜の闇を提灯が照らす桜の風景。
 今、この世界で戦争が起こっているとは思えないほどに、そこはゆったりとしていて。
 皆が団子などの甘味を片手に、満開桜を楽しんで宴をしている……ように、見えるのだけれど。
 レンが目を向ける人物は、この世界の皇族のひとり。
 この皇族が、浮島となった冬桜を元の場所に還すための儀式をしているというが。
 儀式の成功のために力を貸して欲しいと、今回要請があったのだ。
 そしてその内容こそがそう、宴。
 とにかく美味しく楽しく過ごして、幸せな気持ちになること。
 なので、恐らく戦闘が発生せず、且つ戦争にも貢献できるという、猟兵に覚醒したばかりのレンにとってはうってつけの機会であると思ったから。
 花の夜宴を楽しみながらも、儀式を行う皇族の護衛や話し相手にも興じることにするレン。
 ということで、ピンクの餡が花を咲かせた桜団子をお願いして、はむりとひとくち食べてみれば。
 ……ああ、と思わず溜息を漏らし、顔を綻ばせる。
 桜団子の見目美しさと口に広がる美味に。
 だってレンは、清楚なワンピースを纏い、眼鏡と歯車装飾したモダンガールなのだから。
(「抹茶のほろ苦さにも雅を感じる事ができますよ」)
 それに教養だって、大戦後武蔵野市の図書館に勤めた事もあり、相応にあるから。
(「皇族殿下の話にも一応着いていけるとは思います」)
 むしろ、皇族との会話で生じる歴史の差異が興味深くもあり、和歌の嗜みだってあるし。
「ふむ、素敵な歌を詠むのだね。贈る相手などがいるのかな」
「それは……その、いない……というわけでは、ないのですが……」
 そんな恋愛話は……ちょっぴり羞恥が勝ってしまうものの。
 皇族は、そうか、とレンの素振りや反応ににこり。
 にゃーんと甘えてきた黒猫さんを撫でてみたりしながらも。
「……こんな天下泰平が、戦後も続くといいですね」
 自分との会話に楽し気な様子の皇族へとそう告げながら、照れ隠しも兼ねて、黒猫さんを引き続きもふもふするレンであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

琶咲・輝乃
(顔の右半分を隠すお面と着流しを着用。右眼を通る十字傷あり)

楽しくお花見しているだけで良いなんて、とても楽しい儀式だね
一応、お仕事も兼ねてだからいつものお面は着けたままだけど、ボクも色々と美味しいものとか堪能させてもらおうかな

和菓子で色んな形にできるのは知っていたけれど
色んな動物の形にできたりするのは最早芸術作品だよね
見て良し、食べて楽しむのも良しなのは良いことづくめだ

皇族の方に許可がもらえれば
この宴会の様子や菓子職人さんの仕事ぶりとかを絵に描き残したいな
もちろん、黒猫さんも忘れてないよ

完成した絵は皇族の方や菓子職人さんにあげよう

この楽しいひと時をいつでも思い出せるように、ね

アドリブ
絡み歓迎



 猟兵として、大きな戦いが起こっているサクラミラージュの世界へと。
 琶咲・輝乃(紡ぎし絆を想い守護を誓う者・f43836)は、いざ赴いた……のだけれど。
 夜を照らす桜提灯に、ひらり舞う満開桜の花びら、そしてふわりと漂う甘やかで美味しそうな香り。
 そんな周囲を改めてくるりと見回してみてから。
「楽しくお花見しているだけで良いなんて、とても楽しい儀式だね」
 一応、着流しを纏い、猟兵の仕事も兼ねてではあるから、いつものお面は着けたままだけれど。
 輝乃は桜色に染まる夜を歩き出す……ボクも色々と美味しいものとか堪能させてもらおうかな、って。
 今回の任務は、言ってしまえば、美味しい団子を食べて花の夜宴を楽しもう、というものなのだが。
 ただの宴に見えて、これは冬桜を諫めるための皇族の儀式なのだ。
 その力となるのは、儀式の場にいる者たちの、美味しいや楽しいなどの幸せな気持ち。
 だから、しっかりと儀式を成功させるべく、輝乃はこのひとときを楽しむことにして。
 皇族お抱えの職人の作る団子たちを見つめれば、思わずお面の下の瞳を柔く細める。
「和菓子で色んな形にできるのは知っていたけれど、色んな動物の形にできたりするのは最早芸術作品だよね」
 ……見て良し、食べて楽しむのも良しなのは良いことづくめだ、と。
 そしてこの宴の様子や、見事な和菓子職人の仕事ぶり、それに自分も描いてとお強請りしているかのように甘える黒猫さんだって勿論のこと。
 ほかにも嬉しい楽しいと思ったことを、いっぱい描き残したいって思ったから。
 絵を描く許可を皇族に申し出れば、むしろ描いたものを是非見せて欲しい、と喜んでくれて。
 輝乃はそこかしこに咲く幸せを見つけては、筆を走らせて。
 完成した絵を皇族や職人さんにあげれば、幸せのお返しにと貰ったのは、愛らしい黒猫さん和菓子詰め合わせ。
 何より、描いた絵を喜んでくれる姿に、嬉しくて幸せな気持ちになるのは。
 こんな気持ちを込めて、輝乃は贈った絵を描いていたから。
 ……この楽しいひと時をいつでも思い出せるように、ね、って。

大成功 🔵​🔵​🔵​

夜鳥・藍
甘い物!
……こほん、失礼いたしました。
ではお腹が許す限り順番にいただきましょう。(……串団子で5本くらいは大丈夫かしら?)
甘味祭りなのだから一人よりも誰かと一緒の方がいいわね。
月のカードを媒体に白銀を呼びだして一緒に食べましょう。
白銀は体が大きいから邪魔にならないように端の方にいて貰って、でも有事の際は皇族の方を優先でお守りしてね。

自分用にみたらしと胡麻餡が好きなのでそれは確実に確保します。あとはヨモギと。これらは甘い物が苦手そうな白銀も多分好きだと思うから彼の分も。
ほうじ茶と共に二人分もって白銀の下へ戻るのだけれど。
ね、どうしてお酒の方に白銀の視線が行ってるかしら?
花より団子よりお酒?



 桜の意匠が繊細な灯篭が仄か照らす、満開桜咲く夜に。
 一等キラキラと輝きをみせるのは。
 ――甘い物!
 夜鳥・藍(宙の瞳・f32891)の宙色の瞳である。
 今回のお仕事は、宴に参加して、美味しい団子を好きなだけ食べていいというものだから。
 しかも皇族お抱えの和菓子職人が作る団子と聞けば、わくわくしないわけがないのだけれど。
 ハッと藍は、一瞬我に返って。
「……こほん、失礼いたしました」
 そう甘味に滾った心を少しだけ落ち着かせてから。
 改めていざ、気合を入れて、こくりと頷きつつも臨む。
「ではお腹が許す限り順番にいただきましょう」
 美味しい楽しいというような感情が、皇族が行う儀式の力となると聞いたし。
 そんな皇族の力になるために、眼前で開かれている宴を存分に満喫しようと思うから。
 気合を入れつつも、食べ過ぎて逆に苦しくならないようにと。
(「……串団子で5本くらいは大丈夫かしら?」)
 そう自分のおなかとも、しっかり相談を。
 そしてひとり気ままにでもよいのだけれど、でも甘味祭りなのだからと。
(「一人よりも誰かと一緒の方がいいわね」)
 刹那、一緒に食べましょう、と月のカードを媒体に呼び出したのは白銀。
 白銀は体が大きいから色々沢山食べられそうだけれど、邪魔にならないように端の方にいて貰いつつ。
「でも有事の際は皇族の方を優先でお守りしてね」
 一応、この世界は戦争の真っただ中だから、そうもお願いしておいて。
 そわりと団子を貰いにいけば、まずは確実に、自分用にみたらしと胡麻餡のものを確保。
 いえ、その理由は好きな団子だからです。
(「あとはヨモギと。これらは甘い物が苦手そうな白銀も多分好きだと思うから彼の分も」)
 というわけで、無理なくお互いが美味しく食べられそうな味と数を選んでみて。
 ほうじ茶と共に二人分もって白銀のところへと戻る藍だけれど。
 ふと待っている姿を見て、藍はこう思わずにはいられないのであった。
 ……ね、どうしてお酒の方に白銀の視線が行ってるかしら? なんて。
 じいと酒をひたすら見つめる、そんな視線の先に気づけば。

大成功 🔵​🔵​🔵​

有栖川・夏介
※アドリブ歓迎

1人で食べるのも味気ないので、筧・清史郎君に声をかけてみます
甘いものお好きですよね?

あんこ、みたらし、よもぎに桜、ずんだと黒ゴマ……ええと、とにかく目についたものは全部食べます
食べられる時に食べておかないと、この先何が起きるかわからないですし
(※黙々と団子を【大食い】。次の品へ進もうとした時に手を止める)

……む、ウサギのお団子
動物型のお団子(特にウサギ)は避けたつもりだったんですが、無意識にとってきてしまったのか……

……どうしようか
(ウサギ団子をじっ…と見つめ、フリーズ)
………
………
(長い沈黙の後、ぱくり)
……美味しいです。美味しいですけど、これはもういいかな……



 団子が好きなだけ食べられる、夜桜の下で行われる宴。
 いや、一応これも皇族の儀式を手伝うための猟兵の仕事。
 美味しく楽しく宴を楽しんで、生じた幸せな気持ちを、儀式成功のための力にするのだというから。
 団子を目一杯食べに……いえ、猟兵としてやるべきことを成すために、宴の席に訪れた有栖川・夏介(白兎の夢はみない・f06470)。
 そして1人で食べるのも味気ないと思ったから。
「甘いものお好きですよね?」
「ああ、とても好きだ」
 声を掛けたのは、この場所へと皆を送った清史郎。
 そして夏介は早速、団子を貰いにいって。
 あんこにみたらし、よもぎに桜、ずんだと黒ゴマ――。
「ええと、食べられる時に食べておかないと、この先何が起きるかわからないですし」
 そう……とにかく目についたものは全部食べます!
 そんな夏介の言葉に清史郎も、ああその通りだな、なんて同意するように頷いて。
 あんこにみたらし、よもぎに桜、ずんだと黒ゴマ――。
 何気に大食い同士であったふたりは、黙々と大量取って来た団子を美味しく食べまくって。
 そして次の団子へと手を伸ばそうとした、夏介であったが。
「……む、ウサギのお団子」
 動きを止めてじいと見つめるのは、ウサギさん団子。
(「動物型のお団子は避けたつもりだったんですが、無意識にとってきてしまったのか……」)
 それも、特に避けていたウサギを取ってきてしまった。
「……どうしようか」
 夏介はそう呟きを落としながら、ウサギ団子をじっ……と見つめ、暫くフリーズしていたけれど。
「…………」
 一度取って来たものを戻すわけにもいかないから。
 とはいえ、目が合えば尚更、固まってしまって。
「…………」
 けれども、長い沈黙の後、意を決して――ぱくり。
 そして、こくりと頷いてひところ。
「……美味しいです」
 それから、そんな様子の夏介に清史郎は気が付いて。
「おお、これは愛らしい兎さん団子だな」
 にこにこ微笑んだと思えば、躊躇なく、ぱくり。
 とても美味だと笑む、実は感情の機微に疎い清史郎に、ぱちりと夏介は瞳を瞬かせるけれど。
「美味しいですけど、これはもういいかな……」
 もしもまたうっかり間違って取ってきてしまえば、その時は彼にあげようと、そっと思うのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ココ・ロロ
えへへ、どれもおいしそうで食べたくなっちゃいますが~…
職人さん!ココもお手伝いしますので
おだんごの作り方、教えてください!

ココ、動物さんのおだんごを作ってみたいのですよ
うさぎさんに犬さん、鳥さんもかわいいですが…
ふふ、とってもかわいいモデルさんがいますから
ねこさんだんごに挑戦です…!

んむむ…もちもちしてて上手くカタチにならないですね
ここはどうするのですか?
ふんふん…こうしてー…
ふふー。ココ、コツというのをつかんだ気がします!

黒ゴマねこさんにみたらしねこさん
サクラ色と白と緑なねこさんを並べて~三色ねこさん!
黄色いアンコに模様を描いて~トラねこさん!
ふふ、どの子もみんなかわいくおいしく出来ました!



 桜が満開に咲く夜、美味しそうに団子を食べている人を見れば。
「えへへ、どれもおいしそうで食べたくなっちゃいますが~……」
 尻尾もゆらりら、ココ・ロロ(ひだまり・f40324)まで楽しい気持ちになっちゃうのだけれど。
 でも、ココが今回挑戦してみるのは。
「職人さん! ココもお手伝いしますので、おだんごの作り方、教えてください!」
 まあるくて美味しい幸せいっぱいのお団子作り!
 そして、どんな団子を作りたいかと訊かれれば、迷わずに答えるココ。
「ココ、動物さんのおだんごを作ってみたいのですよ」
 というわけで、動物さんのお団子作りにチャレンジしてみるのだけれど。
 次に決めないといけないのは、動物さんは動物さんでも、どんな動物さんを作るか。
「うさぎさんに犬さん、鳥さんもかわいいですが……」
 動物さんが好きなココは、そう色々な動物さんの名前を口にしてみるも。
 でもふと、お耳をぴこり。
「ふふ、とってもかわいいモデルさんがいますから」
 看板娘な黒猫さんを見つければ、こくりとひとつ頷いて。
「ねこさんだんごに挑戦です……!」
 そうと決まれば、お団子の生地を猫さんの形にしてみるのだけれど。
「んむむ……もちもちしてて上手くカタチにならないですね。ここはどうするのですか?」
「まずは丸い団子を作るんだ。それを摘まんで耳の形をつくってもいいし、別で作った耳をつけるとまあるくできるな」
「ふんふん……でしたら、お耳をこうしてー……」
 そう教えて貰いながらも、くるくる丸めては、お耳をそうっと作っていって。
「なかなか上手じゃないか」
「ふふー。ココ、コツというのをつかんだ気がします!」
 コツを掴んで褒められれば、尻尾もえっへん、いつもよりも大きく揺れて。
 ココは猫さんの型の団子を沢山作っていって。
「黒ゴマねこさんに、ひだまりみたらしねこさん、サクラ色と白と緑なねこさんを並べて~三色ねこさん! 黄色いアンコに模様を描いて~トラねこさん!」
 お皿ににゃーんと並ぶのは、いっぱいの種類や色柄のカラフルなねこさんたち!
 ということで。
「ふふ、どの子もみんなかわいくおいしく出来ました!」
 職人さんや看板猫さんも大きく頷くほどの、花丸満点な、しあわせねこさん団子の出来上がりです!

大成功 🔵​🔵​🔵​

ティーゲル・ホルテンマイヤー
これは何とも雅な夜宴でございましょう
花より団子とも申されますが、上も下も百花繚乱となればお互いに引き立て合わせておりますね

それに実は私は大の甘党でして
このような厳つい風貌で度々誤解を受けたりしますが、今宵は私の好きなように頂きたいと思います(甘味重点のアメリカ人盛り
ですが、酒を嗜む趣味もございますので…醤油ダレの旨味やコク深いみたらし団子などはピリッと辛口の『大正桜』で
逆に甘さを引き立てるために少しだけ塩味を感じます餡の団子には甘やかな味わいの『浪漫嵐』と組み合わせて楽しみましょう

団子と日本酒は米同士
同じ素材で作られていてもお互いに無いものを補う合うとは、何とも不思議なものでございます



 戦争の只中にある桜咲く地に足を踏み入れたのは、ティーゲル・ホルテンマイヤー(虎執事・f27012)。
 だが、一見すると猛々しい人虎なのだけれど、ひとたび動けば、その所作は物腰柔らかな紳士然。
 そう、彼は、家事炊事洗濯に、ハイテク装備の開発とメンテナンス、さらに自らも戦いに出る、万能執事なのだ。
 けれど今日のティーゲルは、給仕をする執事としてではなく。
「これは何とも雅な夜宴でございましょう」
 ひらりと舞い降る花びらを手のひらにそっと優しく招きながら、くるりと視線を巡らせて。
「花より団子とも申されますが、上も下も百花繚乱となればお互いに引き立て合わせておりますね」
 数多の桜灯篭が仄か燈り、夜桜を照らしては彩る、そのような幻想的な花の光景を暫し眺めてから。
 ゆらりと虎の尻尾を無意識に揺らすのは、視線の先に見つけたから。
「それに実は私は大の甘党でして」
 職人が作った、見目も舌も楽しめる絶品の団子が並ぶさまを。
 そして今日は給仕をするほうではなく、おもてなしを喜んで受ける側に回ることにして。
「このような厳つい風貌で度々誤解を受けたりしますが、今宵は私の好きなように頂きたいと思います」
 器に盛っていくのは勿論甘味重点の、しかもアメリカ人盛り!
 それから盛り盛りスイーツマウンテンを執事スキルで器用に難無く持ちつつも。
「ですが、酒を嗜む趣味もございますので……」
 食べる団子に合わせて次は、日本酒二種類も確保。
「醤油ダレの旨味やコク深いみたらし団子などはピリッと辛口の『大正桜』で。逆に甘さを引き立てるために少しだけ塩味を感じます餡の団子には甘やかな味わいの『浪漫嵐』と組み合わせて楽しみましょう」
 そして宣言通り、今日は好きなように、甘味も酒も調達し終えれば。
 まるでピラミッドのように大量に詰まれた絶品の甘い団子を、ティーゲルは酒と共にいざ堪能して。
「団子と日本酒は米同士。同じ素材で作られていてもお互いに無いものを補う合うとは、何とも不思議なものでございます」
 そう味わいながらも、ふと柔く瞳を細める。
 ひらりとふいに舞い降り、酒の器に浮かんだ桜色のひとひらの風情に、尻尾をご機嫌に揺らめかせながら。

大成功 🔵​🔵​🔵​

雨河・知香
ティモール(f08034)と。

やっぱり秘境の冬桜の方が封印緩み易くなってたのかねえ?
楽しめば楽しむ程儀式が上手くいくならそれに乗らない話もない。
たっぷり楽しもうじゃないか!

団子も色々あるんだね…桜団子メインに黒ごま団子も…いやモーラット団子も捨てがたい…!
飲み物はハイカラさんレモンスカッシュってのは…どんなものなのかちょっと興味あるねえ。
去年の夏以来だけどティモールも誘って夜桜の宴を楽しもう。
春でもないのに咲き誇る桜ってのは中々いいねぇ。
団子や飲み物を味わい桜を眺め、涼しくなってきた夜風を感じたり。
味の感想とかティモールにも聞いたり、まったり時間を過ごし夜宴を楽しめたら。

※アドリブ絡み等お任せ



 いつもの如く、サクラミラージュの地には桜が咲き誇っているけれど。
「やっぱり秘境の冬桜の方が封印緩み易くなってたのかねえ?」
 この世界に年中咲く桜の理由や、暴かれた諸悪の正体など。
 帝都櫻大戰も始まり、この世界の命運をかけた戦いが繰り広げられているのだが。
 雨河・知香(白熊ウィッチドクター・f40900)は、このままでは浮島となって飛来するという冬桜を見遣りながらも。
「楽しめば楽しむ程儀式が上手くいくならそれに乗らない話もない」
 ……たっぷり楽しもうじゃないか! と。
 特に焦るような様子などなく、快活で安心感のある雰囲気で場を和ませるように笑めば。
 向かうのは、皇族お抱えだという団子職人のところ。
 これから執り行われる皇族の儀式の力となるのは、美味しいや楽しいなどの幸せな気持ちだという。
 幸せな気持ちがこの場に満ちれば満ちるほど、儀式は成功するというのだから。
 美味しく楽しく、全力で宴に参加しない手はないというもので。
 そのやさしくあたたかい雰囲気からか、懐いてくる看板猫さんを大きな手でそっと撫でてあげてから。
「団子も色々あるんだね……桜団子メインに黒ごま団子も……いやモーラット団子も捨てがたい……!」
 そう思いのほか沢山の種類がある団子に目移りしていれば。
 あ、知香~と通りかかったのは、ティモール。
 そして去年の夏も遊んだティモールも誘って、花の夜宴を一緒に楽しむことに。
「僕はやっぱり、オサレな花団子にしようかと思うよ! 知香は何にする?」
「そうだね……気になるものが多くてねえ。桜団子に黒ごま団子も……いや、やっぱり、モーラット団子も……」
「じゃあ、気になるそれ全部! なんてどう?」
 ふたりでシェアすれば、色々食べられると思う! と言うから。
 とりあえずこれ以上絞れない、桜団子と黒ごま団子、モーラット団子を買ってみて。
「飲み物はハイカラさんレモンスカッシュってのは……どんなものなのかちょっと興味あるねえ」
「ハイカラさん、オサレな感じだね! 僕もそれにするよ~」
 飲み物はふたり一緒の、ハイカラさんレモンスカッシュに。
 そして団子や飲み物を選び終われば、桜が綺麗に見える場所で。
「春でもないのに咲き誇る桜ってのは中々いいねぇ」
「うんうん、最初びっくりしちゃったけど、綺麗だよね」
 花も団子も、そしてお喋りも、目一杯楽しむことに。
「わ、団子どれも美味しい! でも僕は特に、黒ごま団子が好きかな~」
「黒ごま団子、食べてみようかねえ……ん、もちもちしていて、作りたてはやっぱり美味しいねえ」
 団子や飲み物を味わいながら桜を眺めて、涼しくなってきた夜風の心地良さを感じたりしながらも。
 ふたりでほわほわ、まったりと幸せが沢山咲いている夜宴を楽しむ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

朱赫七・カムイ
⛩神櫻

美味爛漫とは良い例えだね

花見と言えば花見団子だ
もちもちとして美味しくて私も団子は好きだよ
花団子は可愛らしく
桜団子は絶対食べたい
種類も豊富でどれにしようか迷ってしまう
はは!本当だ
食べるのが勿体なくなるモーラットの団子だ
ホムラ団子は…似たのはあるやもしれない
ご機嫌に団子を選ぶ巫女は実に可愛らしい
喜んでくれてよかった

ん?酒が?
サヨは酒癖が悪いからといつも飲酒を禁じていたが
いいよ、サヨ
私と共にある、今ならいい
お団子と一緒に美味しい酒も頂こうか
私は浪漫嵐にしよう

酔うと甘えたになる彼のこと
可愛らしく食べさせてくれたりで私も最高に幸せだ
ほらお返しにサヨにも食べさせてあげる

倖を咲かせる宴だ
今日は、特別に


誘名・櫻宵
🌸神櫻

ふふ、桜の下のお団子宴が儀式だなんてなんて粋なのかしら!

絢爛に咲き誇る甘味達にきらりと瞳を輝かせ
私もお団子好きなの
定番のお団子も変わり種もいいわ
このモーラット団子とか愛嬌があるわ
ホムラ団子もあればいいのにね
花団子に創作団子にと気になるの全部を選んでいく

お団子に合うお酒もあるようだけど──チラと伺う
きっと駄目だって言われるはず
え?いいの?お酒、飲んでも?
今日の神様は太っ腹ね!
私、大正桜にする!
お団子と一緒にお酒も楽しみ全部制覇の勢いで味わっていく

カムイ、こっちのお団子も美味しいわよ
ぱくりと食べさせてあげればまたひとつ
笑顔の花が咲く

美味しく食べられることは幸せなこと
倖の花を沢山咲かせましょ



 散ることのない幻朧桜は、大きな戦いの最中であっても、やはり満開に咲き誇っていて。
 この世界に危機が訪れているなんて、この場所の景色だけみれば、誰もが思いもしないだろう。
 そんな辺境の地に咲く冬桜を諫めるための、皇族の儀式。
 その手伝いをするべく、猟兵達は桜灯篭が燈る花の夜宴にやって来たのだ。
 この場を幸せな気持ちでいっぱいに満たせば、儀式も成功するのだというから。
 そして、そんな幸せな気持ちになるために咲き誇るのは、何も美しい桜だけではなくて。
「美味爛漫とは良い例えだね」
 朱砂の彩宿す桜の龍瞳を細める朱赫七・カムイ(禍福ノ禍津・f30062)の言うように、美味も爛漫。
 誘名・櫻宵(咲樂咲麗・f02768)も満開桜に負けないくらいに笑み咲かせて。
「ふふ、桜の下のお団子宴が儀式だなんてなんて粋なのかしら!」
「花見と言えば花見団子だ。もちもちとして美味しくて私も団子は好きだよ」
「私もお団子好きなの」
 皇族お抱えの団子職人の方へと視線向ければ、絢爛に咲き誇る甘味達を見つけて。
 きらりと瞳を輝かせ、櫻宵はカムイと共に、甘やかな幸せを余すことなく堪能するつもり。
 だから早速、花見のお供にする団子を選んでみることにするのだけれど。
「花団子は可愛らしく、桜団子は絶対食べたい。種類も豊富でどれにしようか迷ってしまう」
「定番のお団子も変わり種もいいわ。このモーラット団子とか愛嬌があるわ」
「はは! 本当だ、食べるのが勿体なくなるモーラットの団子だ」
 ふたりであれはこれはと選ぶ時間から、楽しくて幸せが咲いて。
「ホムラ団子もあればいいのにね」
「ホムラ団子は……似たのはあるやもしれない」
 そう真剣に探していれば、職人に創作団子のリクエストもできると聞いて。
 早速、不死烏の雛なホムラ団子を作って貰えば、クオリティ高くかわいくて、食べることがなかなかできない問題が。
 それから櫻宵は、花団子に創作団子にと気になるものを全部を選んでいって。
 カムイはその姿を見れば、ほわりと嬉しくて幸せな気持ちになる。
(「ご機嫌に団子を選ぶ巫女は実に可愛らしい」)
 ……喜んでくれてよかった、って。
 けれど、ふと櫻宵の動きが一瞬だけ止まって。
「お団子に合うお酒もあるようだけど──」
 きっと駄目だって言われるはず、ってわかっているけれど。
 チラと桜惑のまなざしを何気にむけつつ、伺ってみれば――。
「ん? 酒が? サヨは酒癖が悪いからといつも飲酒を禁じていたが。いいよ、サヨ」
「え? いいの? お酒、飲んでも?」
 思わぬこたえに、訊いた櫻宵がとてもびっくりしてしまって。
 カムイはこくと頷いて、こう続ける――私と共にある、今ならいい、と。
 そう改めて許可が出れば、ぱあっと櫻宵の笑顔も煌めき咲いて。
「今日の神様は太っ腹ね!」
「お団子と一緒に美味しい酒も頂こうか。私は浪漫嵐にしよう」
「私、大正桜にする!」
 今日限りのお酒解禁ではしゃぐ櫻宵を見れば、酒癖が悪いのは困ったこととはいえ。
 こうやって自分が一緒の時にたまに許すのも良いなと、カムイもつられて嬉しくなって。
 お団子と一緒にお酒も楽しむべく、全部制覇の勢いで櫻宵は嬉々と味わっていきながらも。
「カムイ、こっちのお団子も美味しいわよ」
 団子をひとつ、ぱくりとカムイに食べさせてあげれば。
 仄か染まった顔で、またひとつ……そう笑顔の花を咲かせる。
 そんな己の巫女のことを、カムイはよく知っているから。
(「酔うと甘えたになる彼のこと、可愛らしく食べさせてくれたりで」)
 もうひとつと差し出された団子も、はむりと口にしながらも。
 共に笑顔の花を爛漫に開かせる――私も最高に幸せだ、って。
 そして食べさせてもらえば、勿論。
「ほらお返しにサヨにも食べさせてあげる」
 お返しも甘やかに、今度は食べさせてあげながらも。
 カムイはこの場にあたたかな力が宿るのを感じる。
 そう、だってこれは、倖を咲かせる宴なのだから――今日は、特別に、と。
 そして櫻宵も、花も団子も酒も、存分に満喫しつつも。
「美味しく食べられることは幸せなこと」
 まさに美味爛漫、まだまだ沢山、特別な今日を楽しむつもり。
 ――倖の花を沢山咲かせましょ、って。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

朧・ユェー
【月光】

夜桜、いつみても桜は綺麗ですねぇ
皇族の「幻朧封じの儀」なので気を引き締めると思ったのですが
とても楽しそうです
沢山楽しむお花見をしましょう

ルーシーちゃん、お団子作りしませんか?
ふふっ、何を作るか内緒ですね

餡子を包んでこねこねこね
形を作っていく、ララちゃんそっくりの青ウサギとまん丸黒雛
どうしても作りたくなってしまうのですよねぇこのホルム?と肩に乗ってる黒雛を見て
ぴぃ?と黒雛は首を傾げる

あ互い作ったお団子を食べ合う事に
おやおや、案の定喜んでくれましたが食べるのを困ってますね
ルーシーちゃんのは、向日葵が綺麗で出来てますね。とても上手です。
海苔で巻いたのも美味しそうです
醤油の味がして美味しい

飲み物、何にしますか?
団子と言ったら抹茶ですかね?
こういう所で抹茶をたてるのも良いですよね

抹茶をたてる一色を用意して
座って抹茶をたてていく
どうぞと彼女に差し出して
ふふっ、ありがとうねぇ
ぴぃと嬉しそうに鳴いた
彼女に抹茶の仕方を教えて
ん、とっても美味しいです

ルーシーちゃん楽しめましたか?
僕は楽しいですよ


ルーシー・ブルーベル
【月光】

ルーシーも夜桜だいすきよ!
楽しいでいっぱいにすれば儀式は成功するのね?
うんとステキなお花見にしましょう!

お団子もつくりたいわ!
それならお互いナイショで作って、後で見せっこしましょうか

職人さんに教わりながらお団子作り
丸餅の上にレモン餡とチョコ餡を絞って飾って…こ、こう?かしら?
何とか向日葵の出来上がり!
後は…、そう、甘くない味にしましょう
ゆぇパパは甘いのが得意ではないから…
職人さん、何がいいかしら
オショウユを塗って、海苔を乗せて
こちらも完成!
パパ、そちらは出来た?

せーの!で、見せっこ
…わああ、ララと黒ヒナさんだわ!
お団子でもこんなソックリに出来るなんて
パパは本当にお上手ね
…ふふ、本当にこの黒ヒナさんのまん丸な感じはソックリ
でも…ううう、もう!パパ!
またこんな可愛いお団子、食べにくくなってしまうってご存じなのに!
食べますけど!

ええ、抹茶がいいわ!
パパと黒ヒナさんにはルーシーがたてさせてね?
ふふふー、ありがとう
パパと黒ヒナさんのも、これで大丈夫かしら
良かった!

ええ!とっても楽しいわ!



 春の季節が巡ってくるたびに、何度もこれまで観てきたはずだし。
 サクラミラージュの世界においては、いつだって、年中満開に咲いているというのに。
「夜桜、いつみても桜は綺麗ですねぇ」
「ルーシーも夜桜だいすきよ!」
 夜空に浮かび上がるように咲き誇る夜桜を見上げれば、何度だってそう思ってしまう。
 けれど、今宵はただ夜桜を楽しむだけではなくて、猟兵のお仕事。
 とはいえ……眼前に広がるのは、どこからどう見ても、美味しい団子を味わいながら桜を愛でる夜の宴の光景。
 朧・ユェー(零月ノ鬼・f06712)は、そんな桜提灯照る宴の様子を眺めつつも紡ぐ。
「皇族の「幻朧封じの儀」なので気を引き締めると思ったのですが、とても楽しそうです」
 そう、この宴はただの花見の宴ではなく、冬桜を諫めるための『幻朧封じの儀』。
 今回はその儀式を行う皇族を手伝い、儀式成功のための力を生み出して欲しいというものであるが。
 その儀式を成功に導く力というのが。
「楽しいでいっぱいにすれば儀式は成功するのね?」
 ルーシー・ブルーベル(ミオソティス・f11656)の言う通り、美味しいとか楽しいとか嬉しいとか。
 そんな幸せな気持ちでこの場をいっぱいに満たすことが力となり、儀式も成功するということだから。
 そういうことならば、勿論!
「うんとステキなお花見にしましょう!」
「沢山楽しむお花見をしましょう」
 ルーシーとユェーは顔を見合わせて頷き合う。
 幸せいっぱいなひとときになるようにと。
 そして美味しい幸せを感じて欲しいと、皇族のお抱え和菓子職人が好きなだけ団子を振舞ってくれるという。
 でも、そんな職人さんの絶品団子もいいのだけれど。
 ユェーはルーシーへと、こんなお誘いを。
「ルーシーちゃん、お団子作りしませんか?」
 食べるだけでなく、自分達で団子を作ってみよう、と。
 そう聞けば、ルーシーもすぐに頷いて返して。
「お団子もつくりたいわ!」
 それから、楽しい追加要素をもうひとつ。
「それならお互いナイショで作って、後で見せっこしましょうか」
「ふふっ、何を作るか内緒ですね」
 ということで、まずはふたり別々に、お団子作りに挑戦!
 ユェは器用に餡子を包んで、こねこねこね、と。
 形を作っていくのは、そう。
(「ララちゃんそっくりの青ウサギとまん丸黒雛」)
「どうしても作りたくなってしまうのですよねぇこのホルム?」
 そう己の肩に乗っている、お団子みたいにまん丸な子を見れば。
 ――ぴぃ? とこてり、不思議そうに首を傾げる黒雛。
 そしてユェーが順調に作業を進めている同じ頃。
 ルーシーは職人さんに教わりながらお団子作りを。
「丸餅の上にレモン餡とチョコ餡を絞って飾って……こ、こう? かしら?」
「固まった餡が詰まっていると綺麗に絞れないから、途中でぎゅっと握って詰まりを取るといい」
「ぎゅっと……あ、固まりがとれたわ」
 そうこう教えて貰いながら――何とか向日葵咲くお団子の出来上がり!
 そして、もうひとつ。
「後は……、そう、甘くない味にしましょう。ゆぇパパは甘いのが得意ではないから……」
 けれどお団子は甘いイメージが強くて、甘くないものがパッと思い浮かばないから。
「職人さん、何がいいかしら」
 ルーシーはまた、職人さんことお団子師匠にそう訊いてみれば。
「磯辺団子なんていいかもな」
「イソベ? それの作り方、教えてくださるかしら」
 ということで、作り方を教わりながら、今度は甘くない磯辺団子を作ってみることにして。
「オショウユを塗って、海苔を乗せて……」
 香ばしい醤油が食欲をそそる甘くない団子、こちらも完成です!
 そして……パパ、そちらは出来た? と声を掛けてみれば、完成しているとのことだから。
 お互い作った団子を見せ合って、食べ合うことに。
 だからまずは――せーの! で、見せっこ!
 ユェーの団子を見た瞬間、ルーシーは思わず声を上げちゃう。
「……わああ、ララと黒ヒナさんだわ! お団子でもこんなソックリに出来るなんて、パパは本当にお上手ね」
 そう感心しながらも、ちらりと黒ヒナさんを見れば、思わず笑んでしまう。
 ……ふふ、本当にこの黒ヒナさんのまん丸な感じはソックリ、って。
 黒ヒナさん、お団子に向いています……!?
 いえ、とっても可愛くてすごいのだけれど……いやむしろ、本物さながらの出来で、とっても可愛いからこそ。
「でも……ううう、もう! パパ!」
 ルーシーは物申すのだった。
「またこんな可愛いお団子、食べにくくなってしまうってご存じなのに!」
 ……食べますけど! と頬をちょっぴりぷくり。
 そんな彼女の様子に、ユェー微笑んで。
「おやおや、案の定喜んでくれましたが食べるのを困ってますね」
 そうなるかなと思っていた反応をしてくれる彼女を愛らしく思う。
 むぅと葛藤している本人には言えないけれども。
 それからユェーが見つめるのは、ルーシーの作ったお団子。
「ルーシーちゃんのは、向日葵が綺麗で出来てますね。とても上手です」
 一生懸命作ったのだなと分かる甘い向日葵を見れば、ほっこりとして。
「海苔で巻いたのも美味しそうです。醤油の味がして美味しい」
 甘い物があまり得意ではない自分の好みにちゃんと合わせて作ってくれたことが、嬉しい。
 それから、団子には欠かせないこれも忘れずに。
「飲み物、何にしますか? 団子と言ったら抹茶ですかね?」
 ユェーがそう首を傾けて言えば、ルーシーもこくり。
「ええ、抹茶がいいわ!」
「こういう所で抹茶をたてるのも良いですよね」
「パパと黒ヒナさんにはルーシーがたてさせてね?」
 やはり飲み物も自分達でたてた抹茶にすることに。
 そしてますはユェーから、道具を一式を用意した後、座って抹茶をたてていく。
 それからたておわれば――どうぞ、と。そう彼女に差し出して。
「ふふふー、ありがとう」
 そう笑んだルーシーが、次は抹茶をたてる番。
 教えて貰った通りに、丁寧に頑張ってたててみれば。
「パパと黒ヒナさんのも、これで大丈夫かしら」
「ふふっ、ありがとうねぇ」
 ユェーの言葉と同時に、ぴぃと黒ヒナさんも嬉しそうに鳴いて。
 いざ、口にしてみれば。
「ん、とっても美味しいです」
 大変結構でした、とお墨付きの花丸なお点前です!
 ちゃんとできたかちょっぴりドキドキしていたルーシーは、その言葉に安心したように笑み咲かせて。
「良かった!」
 ふたりでお互いにたてた抹茶と秘密で作り合った団子を、美味しく楽しくいただいて。
 ユェーは、ぎゅっと目を瞑りながらも自分の作った団子を食べる様子に笑みながらも。
「ルーシーちゃん楽しめましたか?」
 優しい微笑みを向け、そしてこう続ける――僕は楽しいですよ、って。
 そして、ルーシーも勿論。
「ええ! とっても楽しいわ!」
 美味しくて楽しくて嬉しい、そんな幸せいっぱいのひとときに大きく頷いて。
 沢山のしあわせが満開に咲き誇れば、刹那。
 舞い吹雪く桜吹雪の中――咲き乱れる冬桜が、元の場所へと還ったのだった。
 そう、皇族の儀式が無事に成功したのだ。
 猟兵達の幸せな気持ちの力で満ち溢れた、美味爛漫、笑顔満開な夜に。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2024年09月10日


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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト