獣人世界大戦⑱〜はじまり狙う者
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「おーおー、クライマックスやん。そんならちゃちゃっと手ぇ出して、終わらせに行こか~!」
戦争を楽しんでいる様子のシェルム・シャッヘ(
姿見えぬ処刑人・f37977)は用意した地図に書かれた次の戦場をぺちぺち叩いて、今回の相手を説明する。
第一戦線よりずっと戦い続けている有頂天道人。二度目の撃破を迎え、今度こそ立ち上がることはないだろうと思われていたが……ある者の手によって三度蘇った。
覚えている者は覚えているだろう。獣人戦線よりも遥か前に見つかった世界の戦争にて現れた、己を骸の海そのものだと称していた者――鴻鈞道人。
その際には数多のグリモア猟兵を蝕んで、無理矢理戦わせるなんて手を取ったこともあった。
そんな鴻鈞道人の手によって「再孵化」させられた結果、有頂天道人は骸の海からより濃い「渾沌化」を纏った状態で帰ってきたという。
しかも戦場に凍ることのない骸の海を雨として降らせ、戦場を汚染していた。
じゃあ有頂天道人も危ないんじゃない? となるだろうが、そこはちゃんと有頂天道人も対策済み。なんと
機械化義体を装備することで骸の海を回避し、肉体汚染を受けないどころか自分の力に変えるという強硬手段を取っていた。
「ここまでやられるんやったら、それを乗り越えてボコボコにするほうがおもろくない? ってことで、骸の海の汚染に対処して、バチボコにやってこーやないの!」
シェルム曰く、有頂天道人はある目的のためにまだ動き続けている。それを食い止めようぜ! と。
その目的はずばり「はじまりの猟兵」の拉致。彼女が有頂天道人に捕らえられてしまえば、彼女が渡したかった情報を受け取ることが難しくなるかもしれない。
「ボコボコにして情報ももらってく。一石二鳥やん?」
悪い笑顔を浮かべてシェルムは囁く。
まるで悪戯好きの子供が、悪さを企むかのように。
御影イズミ
閲覧ありがとうございます、御影イズミです。
獣人戦線ってことで欲叫びます。
猫の獣人まだああああああぁぁぁぁぁ
!!!???(12回目)
初めての方はMSページを読んで頂ければと思います。
またMS自身は過去作未履修なため、過去作に関するネタが出た場合はプレイングを流させていただきます。
この点についてはご了承くださいませ。
●採用について
「シナリオの成功数に到達する🔵の確保が確定した時点」で締め切ります。
現時点では全員採用を目標にしていますが、戦線ルールが発生しているためタイミングによっては採用されない可能性もあります。
ただし、人数や内容によっては採用の確約が出来ません。
また採用が難しいと判断したプレイングはお返し致しますのでご了承ください。
●場所:骸の海が降り注ぐ広場
大した障害物などはなく、開けた現場です。
雨となった骸の海が降り注ぐ以外は特に注釈するようなものはなく。
キャバリアの使用、飛行は問題なく使用可能です。
●プレイングボーナス:骸の海による肉体汚染に対処する/骸の海による有頂天道人の強化に対処する。
どちらかでボーナス入ります。
現場は常に骸の海が雨となって降り注ぐため、現場にいるだけで肉体汚染が広がり猟兵達は常に痛みが続いています。
逆に有頂天道人はこの骸の海を使い強化をしているため、この強化にどう対処するかが問われます。
皆様の素敵なプレイング、お待ち致しております。
第1章 ボス戦
『渾沌氏「有頂天道人」undefined』
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POW : 渾沌孤拳 undefined nackle
全身に【undefined】を帯び、戦場内全ての敵の行動を【undefined】で妨害可能になる。成功するとダメージと移動阻止。
SPD : 渾沌奇脚 undefined asault
【undefined】姿勢のまま、レベルkm/hで移動できる。移動中は、攻擊が命中した敵に【undefined】の状態異常を与える。
WIZ : 渾沌妖血 undefined blood
術者の血液に触れたあらゆる対象は、血液が除去されるまで、全ての知覚が【undefined】で埋め尽くされる。
👑11
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空桐・清導
WIZ
アドリブや連携も大歓迎だ
「やはり、バックにいたのはお前か!鴻鈞道人!!
何をしでかすつもりか分からないが、
はじまりの猟兵は渡さないぜ!」
有頂天道人にビシリと指をさす
「しかし、再孵化って奴は本当に厄介だぜ……。」
ぼそりと呟いて拳を構える
雨が降り出すと同時にUC発動
虹の結晶のような装甲が増設
『お任せください、マスター。。』
雨にノイズが走ると、それは清導を強化、有頂天道人を弱体化する
『法則付与:外部からの強化、弱体化のパラメータは反転せよ。
例外:ダメージ。』
雨が回復してくれることで自己強化の極み
[限界突破]が普段の何倍もの振れ幅となる
血液は光焔で蒸発させて拳を叩き込む
最後に必殺キックでトドメだ!
バルタン・ノーヴェ
アドリブ連携歓迎
二度あることは三度ある、デスネー!
降り注ぐ地獄絵図もとい骸の海への対処法を用意しつつ、参りマース!
戦場を支配する渾沌雨を防ぐべく、遮蔽物を展開しマース!
「骸式兵装展開、笠の番!」
有頂天道人を巻き込んで九龍城砦の複製で覆いマース!
この九龍城が侵食されて崩れる前にボコらせていただきマース!
汚染した骸の海でどれほどパワーアップしていても、城砦に触れれば視聴嗅覚は奪取できマース!
undefinedされようと、当人が認識されなければ精度は甘いもの!
空気の流れ的な触覚で特定されぬよう気を付けて、風下からファルシオンで襲撃しマース!
貴方がカンフーを捨てていなければ、第六感が働いたかもデスネ!
●二度あることは……
「やはり、バックにいたのはお前か! 鴻鈞道人!!」
「二度あることはなんとやら、なかなか厄介な相手デース!」
空桐・清導(ブレイザイン・f28542)とバルタン・ノーヴェ(雇われバトルサイボーグメイド・f30809)の2名は同時に有頂天道人の前に到達。彼の者を再孵化させた存在――鴻鈞道人に対して眉を顰めてはいたが、アイコンタクトを取ってお互いのやることを決める。
「バルタン、雨の対処は!?」
「もちろん準備済みデース! ――骸式兵装展開、笠の番!!」
バルタンは雨となった骸の海から清導とバルタンを守り、有頂天道人の強化を防ぐためにユーベルコード『
模倣様式・香港摩天楼』を使い、半径153メートルの範囲を九龍城砦の複製で覆い尽くす。
九龍城砦は過去戦った相手の持っていた建築物。それを多少改良したのが今回の複製であり、有頂天道人が天井を破ろうものなら触れた部分から視覚と嗅覚による感知能力を奪い取る。
「HAHAHA! 先んじて視覚と嗅覚さえ奪えば、こちらを認識しての攻撃は難しいデショウネ!」
「よくやった! けど……」
清導が空を見上げれば、思った以上に骸の海による侵食が早い。持って数分と言ったところのようで、バルタンは急ぎ有頂天道人と距離を詰め、近距離での戦いに持ち込んでいく。
有頂天道人はどうにかバルタンと清導に向けて全身に纏った[undefined]や血液を飛ばそうとするが、視覚と嗅覚を奪われた今では音と肌に伝わる感覚だけが彼の攻撃範囲。それらに触れてはならないとわかっている以上、2人は揃って回避するのみだ。
「っ! バルタン!」
咄嗟に清導はバルタンの手を引いて、有頂天道人から引き剥がす。その直後に骸の海の雨が九龍城砦の屋根を丸く侵食し、先程までバルタンがいた場所に降り注いだ。
「セーフ……!」
「あ、危なかった……清導殿、助かりマシタ!」
ギリギリのところで回避はできたが、有頂天道人は逆に強化されてしまった。まだ視覚と聴覚を奪ったままには出来ているが、それでも嗅覚が鋭敏になったことで2人をより捕捉しやすくなったようだ。
それなら次はと、清導が動き出す。電子妖精『レイ』に骸の海の雨によって強化された有頂天道人のデータを送り、ユーベルコード『Blazein> Overlay.exe』を発動、レイによる戦場構築が始まった。
『法則:パラメータ
逆転起動、例外処理:
損害。骸の海によるパラメータ変更データ処理……完了。
逆転世界への移動処理完了しました』
戦場構築が完了するや否や、ぐらりと足元を揺らがせる有頂天道人。骸の海によって強化されるはずの身体は逆に弱体化を受け、己の身を滅ぼす厄災へと変貌している。
匂いからして骸の海には何も起きていないはずだ。それなのに、何故こんなにも痛みがあるのか? 聴覚を失っている有頂天道人には、世界が再構築されたことなんて気づきやしない。
「よし! バルタン、もう一度畳み掛けるぞ!」
「OK、畳み掛けマスヨ! ただ、穴が空いてるので風の向きにはご注意!」
「っとと、そうだった!」
九龍城砦に穴が空いたことで、匂いが風に乗ってしまうのは御愛嬌。しかし清導が光焔を使うことで有頂天道人が飛ばす血液を焼き尽くし、焼けた匂いで辺りを充満させるため匂いで2人を追いかけることは不可能だ。
例え風が巻き上げたとしても、焼け焦げというのは他の匂いよりも残り続けてしまう。故に最高の隠れ場所を2人は得ていた。
「バルタン、決めるぞ!」
「アイアイサー!」
完全に有頂天道人が2人を捕捉出来なくなったところで、お互いの息を合わせて有頂天道人を穿つ。
その一撃は、2度も蘇った者には大きなダメージを残すこととなった。
大成功
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夜刀神・鏡介
二度あることは三度あるとはいうが、本当に三回出てくる奴があるかって感じだ
だが、何度出てこようと倒すまで……だ
神刀の封印を解除して、幽の型【鬼哭】を発動。一時的にオブリビオンと化す事で戦闘能力を強化
有頂天道人も義体が必要という事は、オブリビオンであっても汚染には耐えられないのだろうが……それでも、生身で浴びるよりは幾らかマシな筈
尤も、このUCは制限時間があるからどうせ長時間は戦えない
敵の姿勢がどうであっても、相手の主たる攻撃手段は拳法と渾沌化した肉体の筈
高速で動いてくるのは厄介だが、それでもきちんと動きを見れば仕掛けてくるタイミングは分かる
なら、上手く捌いてカウンターで敵の体勢を崩しにかかろう
●達人の間合い
「2度あることは3度ある、とは言うが……いや本当に3回も出てくるやつがあるか? あるか……」
有頂天道人を前に大きくため息をついた夜刀神・鏡介(道を探す者・f28122)。これまで何度か蘇ってきた大敵はいたが、せいぜい2度目が限度で3度目は見受けられなかったので『多分有頂天道人も2度目で終わりだろうな』と思っていた矢先のこれである。
これこそ本当の3度目の正直、最後の綱渡りと言ったところ。彼を止めなければはじまりの猟兵は鴻鈞道人のもとへと連れて行かれるため、急ぎ止める必要があった。
「――剣鬼解放。加減はしない」
ユーベルコード『幽の型【鬼哭】』を解放、神刀ヲ侵食スル悪霊と合体して一時的にオブリビオン化する鏡介。骸の海が雨となって降り注ぐのなら、生身でいるよりはオブリビオンとなれば多少は耐えうると判断した。
その予想は大当たり。骸の海の雨はオブリビオンとなっても侵蝕はするが、生身のときよりは遥かに侵蝕速度が遅くゆるやかだ。
「これなら……!」
距離を詰め、有頂天道人に向けて一閃放ってみると威力も速度も低減せず、有頂天道人の身体を掠める。
有頂天道人は超速で動いてギリギリ回避していくが、近距離でなければ攻撃を撃つ方法がないため回避も紙一重を見極めるしか無く、絶好の距離感で鏡介と対面する。
(けど、時間配分を間違えないようにしないとな……)
鏡介のオブリビオン化は一時的なもの。自身の持つ神刀を封じる霊力がなくなればその場で眠ってしまうため、早い段階でケリを付ける必要があった。
故に鏡介はどんな動きでどれだけ霊力が減るかを確認しつつ、最低限の動きで有頂天道人の攻撃を避けてはすれ違いざまに斬りかかって細かなダメージを蓄積。霊力を最小限に抑えつつ、出来る限り少ない動きで攻撃を続けた。
その様相はまさに達人の域に達していることに本人達は気づいていない。
達人と達人の戦いは誰も知らぬうちに、気づけば有頂天道人のほうがズタズタに切り裂かれているほどに進んでいた。
大成功
🔵🔵🔵
鳴上・冬季
渋い顔で
「骸の海の影響も
混沌の諸相の影響も避けようとするとかなり戦術が限られるのですよ。…合一・真黄巾力士」
追加UC
仙術・万病回春
敵と同身長の黄巾力士に融合
仙術とオーラ防御で骸の海の悪影響遮断
返り血含めた混沌の諸相による知覚と行動への制限はUCでかかった傍から解除
飛行しながら誘導弾に雷属性乗せ金磚連射
敵のサイバー部分へのダメージ重ねる
最終的には零距離でガンフー
敵が人型をしているだけで関節も急所も異なると考え銃把で敵の攻撃捌きつつ逆の手の金磚で零距離連射し敵の肉体(総量)を削る方向で戦闘
駄目元で口内に金磚突っ込み連射も
最後は敵の攻撃にカウンターで貫手し体内に最大規模の雷撃
●雨が降るなら雷も
「骸の海の影響も
渾沌の諸相の影響も避けようとすると、かなり戦術が限られるのですよ……」
少々渋い顔をした鳴上・冬季(野狐上がりの妖仙・f32734)。降り注ぐ骸の海の雨は有頂天道人の力を強化して、猟兵達に痛みを与え続ける代物だ。故にそれの対処を取るとなれば相応の準備をしなければならない。
「けれど、まあ。準備をしていないわけではないので……」
ユーベルコード『合一・真黄巾力士』を使い、有頂天道人と同じ大きさまで巨大化した黄巾力士と合体すると、鋼の身体を身に纏う冬季。
骸の海の悪影響を仙術と練り上げた気によって遮断すると、ある程度距離を取りながら黄巾力士専用で用意された宝貝・金磚を展開。雨に合わせて雷属性を纏わせ、有頂天道人の
機械化義体へとダメージを重ねていく。
バチバチと歪な音を立てる義体は何度か雷を吸収することでその機能が一瞬停止。骸の海による強化をほんの数秒だけ受け取れなかった時間が出来たが、その隙に冬季は距離を詰め、零距離ガンフーで有頂天道人の身体に穴を開ける。
人のカタチを取っているとは言え、動物のそれだ。関節や急所も違うと考えた冬季は銃把で有頂天道人の攻撃をさばきつつ、逆の手に添えた金磚で零距離射撃を行い肉を削る方向でダメージを与えていった。
「……くっ……!」
だが、有頂天道人の血液は厄介なもの。血液が拭われるまで全ての知覚を[undefined]で埋め尽くし、冬季の手を止めてしまう。
……と言っても、それを見越した上で冬季は黄巾力士の力を借りた。別の回復用ユーベルコードを事前に黄巾力士に搭載しておくことで自動的に治療用仙術が発動し、それを相手に返すのだから。
「そういえば、雨なのに雷が無いのは寂しいですね?」
ざあざあと降り注ぐ雨の中、何かが物足りないと呟いた冬季。
これだけの大雨なのだから少しぐらい、大きな雷が欲しいと笑った彼は――……。
攻撃してきた有頂天道人の腕を避雷針として、最大級の雷撃を叩き込んだ。
大成功
🔵🔵🔵