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獣人世界大戦⑧〜白虎租界任侠伝【結】漸ノ篇

#獣人戦線 #獣人世界大戦 #第一戦線 #人民租界 #シャングリラ・シュミセン #白虎租界任侠伝 #白虎幇


「獣人戦線で大規模な軍事活動が確認されたよっ! 予兆を視た人もいるだろうけど、今月は獣人戦線へ軍事介入してゆくからねっ!」
 蛇塚・レモン(白鱗蛇神憑きのシャーマンクイーン・f05152)は招集に応じてくれた猟兵達へ、今回の任務内容を伝達した。

「どういう絡繰を使ったのか、人民租界に多数存在する須弥山型都市シャングリラ・シュミセン……ひとつの山を改造した仙術サイバー都市の数々に『有頂天道人』と名乗る強大なオブリビオンが同時に複数現れて、たちまち全ての須弥山を制圧しちゃったよっ!」
 これはつまり、中国大陸全土が人民租界軍に制圧されたことを意味する。
 ゆえに、猟兵達は各須弥山型都市シャングリラ・シュミセンを奪還しなくてはならない。

「既に他のグリモア猟兵の導きで『有頂天道人』の元へ駆け付けている猟兵達は大勢いるっぽい! けれど、それだけじゃダメなんだよっ!」
 レモン曰く、有頂天道人が居座る有頂天天蓋ウチョウテン・ルーフに至る道は、多数の『人民租界のオブリビオン』によって封鎖されている為、これを蹴散らさなければならないのだ。その軍勢はあまりにも数が多い為、猟兵だけの力ではいくら時間があっても足りない。
 だが……オブリビオンに襲われている街の住民達を助けることができれば(或いは過去にこの街で何らかの冒険を成し遂げたことがあれば)、現地のサイバー仙人やサイキック宿星武侠、ヤクザ寵姫などなどが猟兵を信用のおける友と認め、義によって助太刀してくれると予知で判明したのだ!
「ちょうど、これから転送する街は白虎達の相互組織『白虎幇パイフーパン』の縄張りだよっ! 何度もあたいの予知で協力関係を築いた彼らとなら、オブリビオンを倒す事で共闘を持ちかけられるはずだよっ!」
 義体化したサイバー武侠の白虎獣人集団の実力はなかなかのものだ。
 こうしている今も街を守るべく奮起しているだろう。

「この任務は首謀者がいる有頂天天蓋ウチョウテン・ルーフまでの道を切り拓く重要な任務だよっ! 確かに派手さはないけど、困ってる街に人々を助けるのはみんなの役目だからねっ!」
 レモンは猟兵達を奮起させると、グリモアを輝かせて戦地への転送を開始した。

 果たして、猟兵達は中国大陸の街ひとつを奪還することが出来るのだろうか……?


七転 十五起
 このシナリオは戦争シナリオ『獣人世界大戦』の中国大陸での戦いを描きます。
 ボスまでの道を切り拓く仕事も、立派な役目ですぞ!
 なぎてん はねおきです。

●プレイングボーナス
 現地住民の信頼を得ることで、彼らと協力して敵を蹴散らす。

 現在、街を自治するサイバー武侠集団『白虎幇パイフーパン』が人民租界軍と交戦中。
 猟兵達は転送直後に、両者の激突に軍事介入後、『白虎幇』と共闘を取り付けてください。
 過去に『白虎幇』と共闘した猟兵の皆さんは『どのシナリオで協力したか』を添えて下さい。
(もちろん、今まで面識がなくても彼らの前でオブリビオンを派手にぶっ飛ばすだけでOKです!)
 あとはプレイングボーナス通り、白虎達とどのように共闘するかプレイングまで明記願います。

●その他
 コンビやチームなど複数名様でのご参加を検討される場合は、必ずプレイング冒頭部分に【お相手の呼称とID】若しくは【チーム名】を明記していただきますよう、お願い致します。
(大人数での場合は、チームの総勢が何名様かをプレイング内に添えていただければ、全員のプレイングが出揃うまで待つことも可能ですが、その際は参加者全員のオーバーロード投稿を強く推奨します)
 なお、本シナリオは戦争の進行状況に応じて、全てのプレイングを採用できない可能性があります。
 予めご了承くださいませ。

 それでは、皆様のご参加をお待ちしてます!
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第1章 集団戦 『パワード・キュートルーパー』

POW   :    エネルギーバッテリー
自身の【耳部アーマー】を【敵を追尾するエネルギー弾を発射する砲身】に変形する。変形中は攻撃力・射程が3倍、移動力は0になる。
SPD   :    スパーキングストーム
自分の体を【放電】させる攻撃で、近接範囲内の全員にダメージと【感電】の状態異常を与える。
WIZ   :    ブレストビーム
【胸部砲撃装置】から【破壊光線】を放ち、レベルm半径内の敵全員を攻撃する。発動前の【チャージ】時間に応じて威力アップ。
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カシム・ディーン
白虎幇との協力…全部?
一応奴らの関連する依頼全部参加してる気がするぞ?

「ご主人サマー☆有頂天な人への道を開くならあれだよね♥」
くそがぁぁぁ!!僕の怒りが有頂天だ馬鹿野郎!?

地獄のUC起動
【集団戦術・戦闘知識・情報収集・視力】
協力してくれる白虎達の能力と敵戦力の把握

【属性攻撃・迷彩】
幼女軍団と竜眼号に光水属性を付与
光学迷彩で存在を隠し水の障壁で匂いや音を隠蔽

幼女軍団
10師団
竜眼号の護衛
残り半分
【集団戦術・弾幕・念動力・スナイパー】
念動光弾による蹂躙と共に胸部砲撃装置を狙っての破壊
【二回攻撃・切断・盗み攻撃・盗み】
後は鎌剣で切り刻み金目の物は根こそぎ強奪!
「売ればいい稼ぎになるんだぞ☆」



 カシム・ディーン(小さな竜眼・f12217)はふと、これまでの任務を振り返っていた。
「僕達が関わってきた白虎幇との協力って……全部じゃね? 一応、奴らの関連する依頼全部参加してる気がするぞ?」
「これは恩を押し売りしても文句言われないね☆」
 相棒のメルシーがやる気満々である。
 カシムはその様子に嫌な予感を抱き、上空に飛行戦艦『竜眼号』を召喚した。
「よーし☆ メルシー、頑張っちゃうぞ☆」
「で、具体的にはどうするつもりだてめー?」
「ご主人サマだって分かってるクセに☆ こんな数の暴力を前に有頂天な人への道を開くなら、あれだよね♥」
「くそがぁぁぁ!! 僕の怒りが有頂天だ馬鹿野郎がっ!」
「ということでご主人サマ☆ 今すぐ竜眼号の中で(魔力を)どぴゅどぴゅ出しましょうね~♥」
「おい白虎幇の白虎共、聞こえるか!? これから僕は人身御供になる! 踏ん張れねーなら容赦しねーぞごらぁぁぁぁあぁ……――!」
 カシムはメルシーと共に竜眼号にアブダクションされながら叫ぶと、戦艦内でひときわ大きな悲鳴を上げたのだった。

「アッーーーーーーーーーーーーーーーーー!」

 ナムサン!
 憐れカシムはメルシーに魔力をしごき出されて昇天してしまった!
 その代わりに、戦艦から飛び出してきたのは3000万人の幼女メルシー軍団であった!
「「ひゃっはー☆」」
「「自分、蹂躙いいっすか?(迫真)」」
「「飛行部隊は光学迷彩魔術でステルス爆撃だゾ~☆」」
「「地上部隊は白虎さん達を援護するぞ☆」」
「というか、メルシー達で戦艦を操作して艦載砲をぶっ放せばよくないかな?」
「賛成ー☆ 前から竜眼号って戦艦って言ってる割にはラブホ以外の活用してないもんね☆」
 ……ということで、ここに地獄の軍団(+飛行戦艦の大火力)が降臨してしまった。
 サイバー化されたオブリビオン軍団こと『パワード・キュートルーパー』の精鋭部隊は胸部砲撃装置から破壊光線を放ち、周囲の白虎達を焼き殺さんとするのだが……。
「おっぱいビームだよ☆ メルシー達でもやらないおっぱいビームだよ☆」
「メルシー達に機械パーツを見せると……転売したくて喜ぶんDA☆」
「というか3000万人+巨大戦艦の超火力におっぱいビームで勝てると思ったのかな?」
「メルシー達はメカ属性でもヤッちまう性癖なんだZE☆」
「†悔い改めて†」
 そこからはただの虐殺シーンであった……。
 敵軍のユーベルコードは威力を上げるためにチャージ状態に入る。
 そこを魔砲カドゥケウスの弾幕と竜眼号の艦載砲で上空から狙われては、敵軍もひとたまりもない。
 更に地上部隊のメルシー達が、文字通りぺんぺん草ひとつも残さぬ猛烈な進撃で戦場を更地に変えてゆく。
「パーツは売ればいい稼ぎになるんだぞ☆」
「おらヨツンヴァインになれよ☆ かわいがりだぞ☆」
 ビーム大鎌剣ハルペーで解体されたウサギ兵達は、幼女メルシー達に心まで破壊されながら蹂躙されてゆくのだった……。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ジャン・ジャックロウ
【野良犬部隊】歩兵班、総員戦闘開始ッ!オラオラ、オブリビオン共を押し込んでいけえッ!
…と、よう。アンタらが『白虎幇』で合ってるな?助太刀に来てやったぜ。存分に恩を感じてくんな、なんてな。ヒャッハッハッハッ!

どうやら敵共は自分の体を放電させる範囲攻撃を仕掛けてくるみたいだな。野良犬部隊総員、距離を開けてアサルトライフルを撃ち続けながら、白虎幇の連中を援護しな。
さて、俺も働くとしますかねぇ。
『銃剣【ダカーハ】』で撃ち抜いてやるぜ。

野郎共、撃って撃って撃ちまくれぇッ!敵共に何がさせる隙を与えるなよッ!


【技能・集団戦術、大軍指揮】
【アドリブ歓迎】



 ところ変わってジャン・ジャックロウ(野良犬共を統べる部隊長・f39920)は、自身を慕って付いてきてくれる『野良犬部隊』と共に最前線で交戦中であった。
「歩兵班272名、総員戦闘開始ッ! オラオラ、オブリビオン共を押し込んでいけえッ!」
 凄まじいマズルフラッシュの眩しさとけたたましい銃撃音が入り乱れる中、ジャンは『白虎幇』の首領に挨拶をしていた。
「……と、見つけたぜ。よう。アンタらが『白虎幇』の首領で合ってるな? 助太刀に来てやったぜ。存分に恩を感じてくんな、なんてな。ヒャッハッハッハッ!」
「あんたも猟兵なのか? 他の地域でも猟兵が助けてくれたと、既に報告が入っている。感謝する。このまま敵の首魁までの道を切り拓いてほしい!」
 首領の言葉にジャンは犬歯を覗かせて笑みを返した。
「任せておけッ! さぁ、こっからはド派手に行こうじゃねえか!」
 ジャンも自ら銃剣【ダカーハ】を手に取り、迫りくる『パワード・キュートルーパー』軍団を撃ち抜いてゆく。
 しかし、時折飛んでくる電撃に足止めを喰らってもいた。
「おっと! どうやら敵共は自分の体を放電させる範囲攻撃を仕掛けてくるみたいだな。野良犬部隊総員、距離を開けてアサルトライフルを撃ち続けながら、白虎幇の連中を援護しな! 野郎共、撃って撃って撃ちまくれぇッ! 敵共に何がさせる隙を与えるなよッ!」
 電撃で相手が感電させてくるなら、こっちは手数の多さと途切れない攻撃で無理矢理押し切るのみ!
 まるで東国の島国の『魔王』と呼ばれた武将が用いた、時間差の射撃戦術!
 弾切れになった部隊を下がらせて次の部隊が射撃を開始、弾を込め終えたら前後交代し続けることで、絶えず銃撃を放つことが出来るのだ。
「さて、俺もそろそろ暴れるかね。パンツァーキャバリア【グラオザーム】! 出るぜ!」
 ジャンは虎の子のパンツァーキャバリア【グラオザーム】に乗って、敵軍のド真ん中へ戦車砲と地上掃射ガトリング砲で味方の戦線を強力に押し上げてみせる。
「野良犬部隊、ここにありだぜッ! オラオラオラーッ! 死にてえ奴からかかってこいッ!」
 その後も歩兵部隊とキャバリアの戦力の後押しを受け、白虎達は敵戦力を街の外れまで追いやることに成功したのだった!

大成功 🔵​🔵​🔵​

鳴上・冬季
白虎租界任侠伝~戦乙女の泪雨~で共闘

「お久しぶりです。ご機嫌よろしくはないでしょうが、そうでなければ、再会もないことです。諦めていただきましょうか」
嗤う

「雑魚敵を蹴散らすのは私の得意とするところです。あれらを無力化して道を切り開きますので、貴方達はその隙に住民を助け有頂天天蓋へ攻め入って下さい。…鏖殺せよ、黄巾力士火行軍・改」
・制圧射撃で敵の行動阻害5体
・砲頭から徹甲炸裂焼夷弾連射し鎧無視・無差別攻撃で敵を蹂躙する5体
・上記2班をオーラ防御で庇う5体
上記15体を1隊として10隊計150体黄巾力士召喚
空中から地上敵の掃討戦に入る

自分と普段連れ歩く黄巾力士は空中から戦場俯瞰
竜脈使い全黄巾力士を強化



「お久しぶりです。ご機嫌よろしくはないでしょうが、そうでなければ、再会もないことです。諦めていただきましょうか」
 鳴上・冬季(野狐上がりの妖仙・f32734)は白虎達に顔を突き合わせるなり、彼独特の言い回しで嘲笑った。
 白虎達の中に鳴上のことを知っている者が偶然いたので、顔をしかめる仲間の白虎達を宥めてもらうことに。
「アンタも変わりないようだな……相変わらず口が悪いこった」
「口が悪いのではありません。自分の感受性豊かな心を惜しげもなくダイレクトに私の口から述べさせていただいているのです」
「訂正だ。アンタは口も悪ければ性格も悪かったな」
「それはまた、つまらぬご冗談を」
 白虎が肩を竦める様子に、鳴上は再び嗤う。
「さて。目的地ははるか遠くに。ならば道中の邪魔な機械兎はこちらにお任せください。雑魚敵を蹴散らすのは私の得意とするところです。あれらを無力化して道を切り開きますので、貴方達はその隙に住民を助け有頂天天蓋へ攻め入って下さい」
「ああ、頼むぜ仙人さんよ。けど、あんな大軍をどうやって切り拓くんだよ……?」
 白虎の疑問に、鳴上は行動で回答した。
 鳴上が手をかざした先に、みるみるうちに人間サイズの自律思考戦車型宝貝・黄巾力士が数多く召喚されていくのだ。
「……鏖殺せよ、黄巾力士火行軍・改」
 こうして召喚された152体の黄巾力士火行軍・改の軍団は、一斉にサイバー化したオブリビオン軍団へ突撃を開始した。
 先行した5体が制圧射撃で敵の行動阻害すると、それを追従する5体が砲頭から徹甲炸裂焼夷弾を連射する事で無差別攻撃で硬いアーマーを纏った敵を蹂躙し始める。更にこれら2班をオーラ防御で庇う5体を含めたグループを1隊として全10隊を編成。このすべてが時速760kmの高速飛行を行いながら、空中から地上敵の掃討戦に入るのだ。
「機械兎ご自慢の放電も、上空に届かなければ無意味です。それでは白虎の皆さん、あとはよろしくお願いしますね。私は後方から龍脈を操り、貴方がたに金行の気を強めて耐感電性を高めますので。雷は木行。ならば金剋木は必然でしょう」
 金行を纏った白虎達は、敵の放電を受けても痺れて動けなくなることなどなく、勇猛果敢に攻め入ってゆく。
 こうして鳴上は自ら手を汚さずに、戦場を支配することで白虎達の窮地を救ってみせるのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

宝海院・棗
「ここの人たちに会ったことはないけど、協力してもらえるようにしないとね」

敵が白虎幇の人たちに攻撃してきた場合、【結界術】【オーラ防御】【武器落とし】を駆使して守る

白虎幇の面々との会話では【コミュ力】【優しさ】で敵意がないこと、協力したいことを伝える。その上で連携の作戦も考える(後方支援や、敵の隙を突いての追撃やカウンターなど)

戦闘時、上述の防御系技能に加え、【残像】【空中戦】【スライディング】【空中浮遊】【滑空】【空中機動】を活かした攪乱を交えつつ、【範囲攻撃】【なぎ払い】を乗せたUCで纏めて絡めとり、【敵を盾にする】【誘導弾】【2回攻撃】で投げつけて他の敵にも攻撃!



 宝海院・棗(もち・ぷに・とろり。・f02014)は大量のパワード・キュートルーパー達を前に意気込んだ。
「ここの人たちに会ったことはないけど、協力してもらえるようにしないとね」
 敵が白虎幇の人たちに攻撃してきたので、すぐさま【結界術】【オーラ防御】【武器落とし】を駆使して彼らを守る。
「助かった! アンタも猟兵なのか?」
 白虎達こと白虎幇の面々との会話では【コミュ力】【優しさ】で敵意がないこと、協力したいことを伝える。その上で連携の作戦も考える。
「白虎の皆を半分ずつのグループに。後方支援や、敵の隙を突いての追撃やカウンターなどができるといいな」
 早速、宝海院の指示に従うと、白虎達は見違えて動きがよくなった。
「上手くいったみたいだね。それじゃ、ウサギさん達は私の趣味に付き合って?」
 宝海院はユーベルコードで胸と両腕からリボンを解き放つと、破壊光線を放つ敵たちをがんじがらめにしてみせた。更に破壊光線を回避するべく【残像】【空中戦】【スライディング】【空中浮遊】【滑空】【空中機動】を活かした攪乱を交えつつ、【範囲攻撃】【なぎ払い】を応用して絡めとった【敵を盾にする】【誘導弾】【2回攻撃】で投げつけて他の敵にも攻撃!
「そのまま大人しくしててね」
 敵同士がぶつかってさらにリボンは絡まり合い、次々と敵は動きが取れなくなって無力化してゆくのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

テラ・ウィンディア
御三家
(ゲスト
戦争で白虎さん達がピンチなら助けるんだぞ!
白虎租界任侠伝と九龍城砦渾沌邪神加加阿闘争に参加してるぞ!
…ってやっぱり白虎さんがむきむきマッチョに…!

禰宜家コンビには自己紹介
うん!剣姉ちゃんは宜しくな!(自分が年上と気づいてない

ってふぎゃぁぁ!?(ころちゃんに吸われ

「何してますかロクシアス兄様ぁぁ!?」

【戦闘知識】
敵陣の陣形と動きと能力の把握
仲間達に情報共有

UC準備開始
皆!時間を稼いでくれ!
【見切り・第六感・残像・空中戦】
飛び回りながら残像を残し攻撃を回避
【二回攻撃・切断・串刺し・早業】
槍と剣太刀を切り替えながら連続斬撃刺突

【重量攻撃・弾幕】
UC発動!
超重力波砲で薙ぎ払う!


皇・絶華
御三家
白虎租界任侠伝と他二つで白虎達と協力
神機の主発動中
おお…剣に麻斗…お前達も協力してくれるのか…ぜっちゃん感動だ!
「お、お前ら…帰った方がいいぞ…!」

ころちゃん
対テラ
「おお!何とも麗しき少年ではないか!うむ!少女のような中性的な所も善い!どうだ?朕の愛妾にならぬか?ってぐわぁぁぁ!」(テラ吸い炸裂!そしてヘカテにぶっ飛ばされる
共闘
【薬品調合・バーサーク】
UC発動
白虎達と共闘猟兵神機全員にチョコドリンクを振舞い超絶強化!
さ「ぐげがぁぁぁぁ!?」
白「「WOOOOO!!」」
こ「ぴょごわぁぁ!?」
【二回攻撃・貫通攻撃・乱れ打ち・念動力】
念動光弾乱射ところちゃんのデンプシー
むきむき白虎達で大暴れ☆


禰宜・剣
御三家
此処が異世界…獣人戦線…妖怪…じゃないのね?絶華叔父様
「どうやら戦争の気配だねー?僕達が負けた大戦と同じ戦いが起きてるみたいなんだよー?」
!!それなら…負けるわけにはいかないわ!

ええと…テラだっけ?猟兵ではあんたが先輩だろうけどあたしがお姉ちゃんだからね!(えっへん。自分が年下と気づいてない

時間を稼ぐ…別に叩き潰してもいいのよね?
「剣ちゃんそれは死亡フラグだよ?」
泰河叔父様何言ってるの!?

カカオ汁飲んで…ふぎゅうう…!!

UC発動!
自分の傷を恐れず飛び込んで叩き潰すわ!むきむき白虎さん達と息を合わせて殲滅して
テラの砲撃はちゃんと退避するわよ!
「凄い攻撃だねー?」
あたしも負けない!!


禰宜・麻斗
御三家
絶華叔父様が協力してくれるなら…百人力…です(冷や汗だらだら

此処は僕達と違う人達が戦ってるんですね…そして…禍津妖大戦と同じ戦いが起きようとしてる…それなら負ける訳にはいきません!
僕達の世界の悲劇を起こさせない!

UC発動
白虎さん達と共に攻撃を仕掛けて貰って

…これ…飲むんですね…(ふるふる
(ごくん)んぐ…んぁぁああああ!!

(敵集団を殲滅できるレベルまで成長しちゃう…むきむきに

first come rock(姉とじゃんけんで遊んでたのを思い出しながら

極限まで力を収束させた拳で敵陣をぶっ飛ばす
ころちゃんと一緒に拳を叩き込む

…もう…おやすみ…(少しだけ敵に対して冥福を祈りながら粉砕



 禰宜・麻斗(平安貴族(従五位下)の臘月の陰陽師・f42869)と禰宜・剣(銀雷閃・f42842)が初めて獣人戦線を訪れた。
 剣が見たこともない建築様式の建物の数々を見渡しながら呟く。
「此処が異世界……獣人戦線……。あれは妖怪……じゃないのね、叔父様?」
 剣の隣にいる使役鬼がこれに答えた。
「どうやら戦争の気配だねー? 僕達が負けた大戦と同じ戦いが起きてるみたいなんだよー?」
「そんな!! だったら……この任務、負けるわけにはいかないわ!」
 アヤカシエンパイアはオブリビオンにほぼほぼ滅ぼされかけている世界だ。
 異世界とはいえ、あんな思いをこの世界に住む人々にさせるわけにはいかない。
 剣が強い意志を示す傍ら、皇・絶華(影月・f40792)は瞳の輝きが消えかかったまま凄惨な笑みを浮かべていた。
「おお……剣に麻斗……お前達も協力してくれるのか……! ぜっちゃん感動だ!」
「お、お前ら! 今すぐ帰った方がいいぞ!」
 警告を促す下僕のサートゥルヌスだが、即座に鼻の穴からカカオ汁を注入されては狂した。
「ぐげがぁぁぁぁちぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽーん!!!」
「うむ! 今日もさっちゃんはキマッてるな! おやおや、今日は股関節を外して両足をぶん回す人間芝刈り機アタックか! 神機は人間よりも可動域が広いのが利点だな!」
 絶華、遂にお手製のチョコが麻薬レベルのドーピング剤だと理解したようだ。
 上半身と下半身をねじって暴れ出すサートゥルヌスの姿を見て、明らかに実験結果に満足するマッドサイエンティストめいた満足感を得ていた!
 コワイ!
「絶華叔父様が協力してくれるなら……百人力……です」
 そう告げる麻斗であるが、サートゥルヌスの狂った様子に冷や汗が止まらない!
 そこへテラ・ウィンディア(炎玉の竜騎士・f04499)が合流したのだが、カオスな状況にまだ気づいていない。
「戦争で白虎さん達がピンチなら助けるんだぞ! って、げえっ! ぜっちゃん!? ……って事はやっぱり、白虎さんがむきむきマッチョに……!」
「「WOOOOO!!」」
 今、気付いた。
 絶華は白虎達に「パワーを与えてやろう!」といって、自身が調合した漢方薬チョコと特濃カカオ汁を振舞いだした。それらを摂取した白虎達の筋肉は異常にバンプアップして筋肉ダルマと成り果て、凄まじい膂力で敵軍を圧倒し始めたのだ!
「ああ! 本当にあなたが関わるとカオスな状況に陥りますね!」
 テラの相棒兼保護者のヘカテイアが頭を抱えている。
 そんな2人の元へ禰宜家の2人が挨拶をしに来た。
「どうも、禰宜家現当主の禰宜・麻斗です。こちらは姉の……」
「禰宜・剣よ! そしてこちらの使役鬼が泰河叔父様よ!」
「よろしくねー? なんだか死んだ親戚にキミは似てるんだよー?」
 小柄な使役鬼はへらへらと笑うも、一部の隙も見せていないことは戦士のテラには丸わかりだった。
「その鬼……すごく強いな……それを扱える剣も、相当な使い手だな!」
「褒めても何も出ないわよ? あ、ええと……テラだっけ? 猟兵ではあんたが先輩だろうけど、おっきいあたしの方がお姉ちゃんだからね!」
 えっへんと胸を張る剣。溢れる姉オーラに、テラも「ちっちゃい言うな!」とクレームを入れるはずの気概が吹っ飛ばされてしまった。
「そ、そっか……! お姉ちゃんなら仕方がないな! あ、おれは15歳なんだ! そうなると剣は18くらいか? 背が大きいもんな!」
 ニコニコ笑顔で見詰めるテラ。
 だが剣の顔は若干引きつっていた。
(い、言えないわ! 実年齢はあたしが年下だって!)
 13歳の剣、老けて見える問題が発生した瞬間である。
「おいそこ! だべっている暇なんかないぞ! さあ! 我がチョコを摂取してパワーを獲得するのだ!」
 ここで絶華がキマッた顔つきで幼女コロニスと漢方薬チョコを立て続けに投げ付けた。
「うっひょーっ☆ 何とも麗しき女装少年ではないか! ぺたんこワンピ最高であるぞぉぉぉ! ハグしてくんかくんか! すーはすーはー! 女装男子の空気を缶詰にして永久保管したい! 女装男子の汗を天日干しにして塩を作っておにぎり握って食べてみたい!」
「おれは! おんなだぁぁぁ!」
 テラは闘気を炎へ変換した拳の一撃を幼女の顔面に叩き込んだ!
 すると幼女の身体が爆散し、その飛び散った骨肉がショットガンの散弾めいてサイバーウサギ達を面制圧で穴だらけにしてみせた!
「ちょ! テラぁぁ!? ロクシアス兄様を粉砕して敵を処理するとか、怒りで我を失ってますよ!」
「ヘカテ! おれは! “れでえ”だろ! 男と間違える奴は! コロス!」
「あ、ロクシアス兄様、これは完全にあなたが悪いです。テラの地雷を踏み抜きましたね」
 ヘカテイアは掌でプルプル震えるコロニスの肉片に語り掛ける。
 すると肉片がちっちゃい金髪幼女に変身!
「なん、だと……? あれで女なのか? ヘカテイアよ、もっと栄養のあるものを食べさせよ! 朕はボンキュッボンのおなごしか認めんぞ! 故に華奢な美男子が生えるのが世の理……!」
「ああ、叡智王の兄皇なだけはありますね……不死身具合もアレ並ですか……」
 叡智皇の3000万部隊もコロニスもそのうちできてしまうのではないか、と気が遠くなるヘカテイア。
 絶華特製のカカオ汁なら、そんなチートも可能になりそうだ。
 ただしその場合、幼女姿のコロニスの身体を生きたまま数千の骨肉片に粉砕するところから始めなくてはならなそうだが。
「とにかく! 朕は小さくなっても不死身である! 絶華よ! チョコを持てぃ!」
「おお! コロちゃん自ら私のチョコを所望するとは! 嬉しいぞ!」
「うむ、味はヨモツヘグリよりも劣る最悪さだが、その効き目は確実である故な! さあ、朕の口にチョコを捧げよ!」
 あーんと口を開けるコロニス。しかし、次の瞬間、違和感を覚えたのは腕であった。
「痛い! ってお注射ナンデ!?」
「どうやらコロちゃんは苦いチョコが苦手のようだからな! 私は考えたのだ……『別に効果があるなら経口摂取にこだわらなくてもいいのでは?』と! これなら味覚など気にしなくていいからな!」
「それ本格的にヤバいお薬になるからアウトってアッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
 こうしてチョコを直接血管注射されたコロニスは3000匹に増殖・狂戦士化し、敵のエネルギー弾を拳で弾き返しては殴り掛かってゆくのだった。
 このカオスを眺めていた禰宜家は、いよいよ覚悟を決めて申し出た。
「ここは、あたしが時間を稼ぐ……だから、その“ちょこ”とやらを頂戴! あ、でもあのウサギ共……別に叩き潰してもいいのよね?」
「剣ちゃん、それは死亡フラグだよ?」
「泰河叔父様、何言ってるの?」
 剣は他世界のネットミームや死亡フラグなど知る由もない。
 絶華から奪うようにして特濃カカオ汁を飲み干すと、何か知らんけど頭から角が生えたではないか!
「ワケワカラナイヨカヲルクン! オンキリキリアスカエロエロアザラックソワカ!」
 七色に発光しながら剣は脇からビームを乱射!
 更にユーベルコード『四門開門・桜花』で身体能力の限界を突破すると、W脇ビームで無双状態で戦場を駆け抜け始めた。
「うわぁ……剣ちゃん、すごいねー?」
 ドン引きしながら使役鬼は剛腕を顕現させてサイバーウサギ達をぶん殴ってゆく。
「あたしにこんな真の力があっただなんて! “ちょこ”の力はすごいわ!」
 誇らしげに脇を見せ付けながらランウェイめいて戦場を闊歩する姉の姿に、何故か麻斗は目を輝かせていた。
「剣姉様、さすがです! な、なら! 僕だって! う、ぐっ! おえええええぇぇえぇ!」
 姉のように強くなりたいと願う麻斗もまた、絶華のカカオ汁を一気に飲み干す!
 その不味さに味覚を完全に破壊されながらも、麻斗の身体もまた七色に染まって巨大化してゆく!
「うおおおお! 無敵だぁぁぁ!」
 ムキムキ巨躯の大男に変身した麻斗は、何故か軽快な三味線と琵琶のエイトビートが織りなす戦闘BGMと共に敵の群れを体当たりで吹き飛ばし始めたではないか!
「ジャンプ力も凄いです! 空中を殴ったら金貨が出てきました! キノコを食べたら残機が増えます! 残機?」
「おい禰宜家コンビ! それ以上はいけないぞ!」
 テラは歯止めが利かなくなった戦場に終止符を打つべく、一気に大技を繰り出す!
「星々よ……空の虚空よ……。原初より存在し……全てを繋ぎながら……全てを圧壊し虚無へ至り……そして万物を生誕せし原初と至るその力を今こそ示せ!」
 このユーベルコードは詠唱時間の長さに比例して威力が増す!
 幸い、周囲のカオスによってテラが狙われることなく、十分な詠唱時間を確保することが出来たのは幸いだった。
「私も頑張りますよ! 体術は慣れませんが……!」
 ヘカテイアもテラの真っ赤な槍を借り受け、近接戦闘で敵を薙ぎ払ってゆく。
 そして遂に時は来た。
「いくぞ……! メガ・グラビティブラスト」
 超重力砲が戦場の大半を飲み込んでゆくと、サイバーウサギ達を圧縮・崩壊させてこの世界から塵ひとつ残らずに消し去ってみせたのだった!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

叢雲・凪
※ ハーフメンポ  ゴスパンク衣装の獣人戦線スタイル

戦地の激戦区に佇むニンジャが一人…

「フゥゥゥ…」

ハーフメンポの隙間からジゴクめいた蒸気を吐き出し 血走った灼熱の瞳でオブリビオンを睨みつける。

「ドーモ はじめまして ジンライ…」 (覇気+威圧+礼儀作法

奥ゆかしいアイサツだが隠そうともしない抜き身の【殺意】! それは一筋の雷電! それは刹那の雷光!!

「フォックスです」 一呼吸の後 白黒の交差したマフラーが生成され首に巻かれる。

「お前達がオブリビオンで…」

「モータルを襲ったのなら…」

「殺す理由はそれだけで十分だ」(瞳に白黒のスパークが灯る! コワイ! 

雷の特性を持っているか… 相手が悪かったな。
ボクは雷の扱いに特化している。

UC:疾雷を用いて 肉体に雷の特性を付与。オブリビオンの放電攻撃と同調しよう。

素早くダッシュ+残像+リミッター解除を用いて距離を詰め 決断的カラテ(属性攻撃)で反撃。

「イヤッーーーー!!!」

適格に急所… 頭部のみを破壊するように高速で移動しつつカラテ!!


箒星・仄々
都市を取り返しましょう!
獣人さんたちの世界をオブリビオンさんの好きにさせてなるものですか

白虎さんたちはとっても奮闘しておられますね
オブリビオンさんにひるまず立ち向かうお姿に
こちらまで勇気づけられます
猟兵として負けてはいられません
「戦乙女」で共闘したご縁もあります
及ばすながら猫の手をお貸ししましょう

白虎さん方をいい感じにペロっとして摩擦を減じます
サイバー機巧がより滑らかに動くようになったり
体表がつるっとして攻撃を受け流せるようにします

更に毛皮が濡れていることで
電気をアースさせて感電を防ぎますよ

こんな風に白虎さん方を支援しながら
私もつるつる~と滑走して
キュートルーパーさん方をぺろっとして転倒させたり
将棋倒しにさせます
キュートルーパーさん同士で感電してもらいましょう

終幕
竪琴で鎮魂曲を奏でます
海で静かな眠りを

白虎さん方もお疲れさまでした!
この世界を必ず守り抜きます!



 SPAAAAAAAAAAAAARKING!
 サイバーウサギ『パワード・キュートルーパー』の軍勢が一斉に電撃を放射する!
「イヤーッ!」
 それを寸でのところで大ジャンプで回避する、赤黒いゴスパンク衣装をまとったニンジャの女がカラテシャウト!
「純水絶縁体バリアーです! 都市を取り返しましょう! 獣人さんたちの世界をオブリビオンさんの好きにさせてなるものですか!」
 そして竪琴を掻き鳴らして水魔術を操る黒猫猟兵が、共闘する白虎達を電撃から守り抜く!
 よく勘違いされるが、本来、水は絶縁体なのだ。なので魔法で生成した純度100%の超純水を盾にすることで、敵の電撃に対するムテキ・ウォールとしてぶつけたのだ!
「た、助かったぜ! さすが仄々の旦那はお強いぜ!」
 白虎達が苦戦していた電撃をこうもあっさりと防いでみせた黒猫猟兵の箒星・仄々(ケットシーのシンフォニア・f07689)を、彼らは称賛する事で自らを鼓舞する。
「旦那と一緒なら怖くねぇぜ!」
「俺達の縄張りシマを荒らす奴はブッ倒す!」
「一緒に戦いやしょう、旦那! なんでもいうこと聞きますぜ!」
 白虎達の熱い信頼を寄せられる箒星は、唐突に彼らへ妙な願いを申し出た。
「では、皆さんの毛皮をペロペロ舐めさせてください。摩擦抵抗力を奪うアレを行いますので」
 白虎達は顔を見合わせるが、その中に伝聞で箒星の事を知っている者がいた。
「何でもつるつるにして無敵になっちまうって話だ。本当ッスか?」
 箒星はエッヘンと胸と髭を張って告げた。
「勿論です。それに白虎さんたちはとっても奮闘しておられて何よりです。皆さんがオブリビオンさんにひるまず立ち向かうお姿に、こちらまで勇気づけられます。猟兵として負けてはいられません。かつて敵基地の強襲作戦……通称『戦乙女』作戦で共闘したご縁もあります。及ばすながら猫の手、いえ猫の舌をお貸ししましょう」
 こうして箒星は白虎達の体毛をペロペロと高速で舐め回していった。
 その一方で、金色のブッダ像の掌に孫悟空めいて着地するは、赤黒いゴスパンク衣装をまとったニンジャの女こと叢雲・凪(断罪の黒き雷【ジンライ・フォックス】・f27072)!
「フゥゥゥ……よもや集団アンブッシュとは。どうやら、この先に居座る飼い主はペットの躾がなってないと見える」
 ハーフメンポの隙間からジゴクめいた蒸気を吐き出し、血走った灼熱の瞳でサーバー化オブリビオン軍団を地上から13mの高所で見下す。
 彼女は奥ゆかしく胸の前で合掌すると、チャドーの呼吸と共に直角オジギを敢行した。
「ドーモ、はじめまして。ジンライ……」
 放たれる覇気と殺気、そして黄金ブッダ像の掌で行われるアイサツという特殊なアトモスフィアがニンジャの神秘を増強する!
「フォックスです」
 一呼吸の後、白黒の稲妻が首元で交差すれば、一瞬にしてマフラーが生成されて首に巻かれる。戦場の血風の中で禍々しくたなびくニンジャの……マフラー!
 コワイ!
「お前達がオブリビオンで……」
 ジンライ・フォックスがサイバー化ウサギを人差し指で指差す。
「モータルを襲ったのなら……」
 続いて彼女の後ろを親指で差し示す。
「殺す理由はそれだけで十分だ」
 彼女の瞳に白黒のスパークが灯る!
 スゴイコワイ! 
「お前達は雷の特性を持っているのか……だが相手が悪かったな。ボクは雷の扱いに特化している。お前達を殺せるニンジャは、ここにいるぞ」
 ジンライ・フォックスは黄金ブッダ像の掌から決断的に飛び降りる!
「イヤーッ!」
 着地は猟兵の身体能力と五点着地でノーダメージ!
 そのまま地を転がって起き上がると、カラテシャウトと共にユーベルコード『疾雷しつらい』を発動!
「雷は何者にも捕らえられない……疾雷! イヤッーーーー!!!」
 おお! ゴウランガ!
 その身体を黒雷に変じさせたジンライ・フォックスは、光の速さで幾多のサイバー化ウサギ達の心臓や脳を一瞬で貫いてみせる!
「電撃に電撃は通用しない……むしろ、勢い付かせるだけだ」
 生命体の限界を超えた機動力は戦場に無数の残像を残し、敵軍はどれが本物のジンライ・フォックスか見分けがつかぬまま、本物にオタッシャされてゆくのだ!
「イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ!!」
「グワーッ!」
「グワーッ!」
「グワーッ!」
「グワーッ!」
「バカナーッ!」
「アバーッ!」
 ものの10秒でウサギの死骸が街のあちこちに山積みにされてゆく!
「的確に決断的カラテを急所へ叩き込む……フーリンカザン、フーリンカザン……!」
 黒雷の死神は白虎達の窮地へ颯爽と駆け付けては一瞬で敵を屠って、再び転戦を繰り返す。
 ニンジャの活躍に白虎達の一部でリアルヌンジャ……ニンジャを超越したニンジャの存在を囁く者も現れる程ほどの大活躍であった。
「こうしてはいられません。私達もGO!ですよ~」
 ようやく高速ペロペロが終わった箒星の部隊は、全員が一斉に腹這いになって魚雷めいて突撃開始!
「電撃対策は私にお任せください。超純水バリアーで白虎さん達をお守りします!」
「「ヒャッハー!」」
 白虎達がピンボールめいて地面を乱反射することで、敵の足元重点で攻撃が殺到!
 転んだ敵は滑り寄る箒星のすれ違い高速ペロペロで装甲を剥がされて無力化され、中身は白虎達とジンライ・フォックスの格好の標的になっていった。時折、味方のサイバー化ウサギの電撃が直撃するし、装甲がなければただの弱い兎獣人のままなのは火を見るよりも明らかであった。
 あとはただ、猟兵達と白虎達の猛攻の前に、敵軍は撤退を余儀なくされるのであった。

「ジンライ・フォックスさんも、白虎さん方もお疲れさまでした! 私はこの世界を必ず守り抜きます!」
「……ボクも戦おう。多くの人がオブリビオンによって苦しめられている。許せるものか」
 箒星は殺したオブリビオンへ慈悲の鎮魂曲を奏で、ジンライ・フォックスは殺し損ねたオブリビオンへ憎悪を燃やす。
 猟兵達の戦いはこれからだ。
 まもなく、第二戦線が開幕する……!

<了>

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2024年05月10日


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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト