蟲の苗床とされた彼女の末路
●
「ちっ、虫もどきめ、墜ちろ!」
乱暴な口調の少女はグレネードを放つ。
しかし、襲い掛かってくる蜂人間とも言うべき昆虫ミュータントの群れには当たらない。
そのうち背後の死角から襲い掛かってきたミュータントに拘束され、そのまま上空へと連れ去られてしまう。
「げぇっ!? く、くそ、離しやがれ……! 離……がっ!? あ
……!?」
そして反撃する間もなく、毒針を刺された少女は、全身が瞬く間に麻痺して無力化されてしまったのだった。
ひとりアポカリプスヘルにて、
昆虫ミュータントを退治しにやって来た少女……槇島・アンナ(砲煙弾雨の破壊魔術士・f42325)だったが、こうして敗北して囚われの身になってしまったのであった。
ぶぶぶぶぶ……。
空中でホバリングするかのように、アンナを抱えたまま浮かぶミュータントは、まるで巨大で長大な男性器のような形の産卵管を露わにする。
「ぎ、がっ
……!?」
空中に浮かんだまま、アンナの
膣内へと産卵管を差し込んでいくミュータント。通常の人間のモノよりも長くて太いモノを強引にねじ込まれて、アンナは苦しげな呻き声をあげた。
だが、アンナの苦しみなど、ミュータントにとっては何の関係もない。ただ必要なのは、自身の卵を返すための苗床だけなのだから。
アンナの子宮にまで届き貫いた産卵管は、そのまま子供を育む場所を産み落とした卵で占拠していく。胎内に大きなミュータントの卵を植え付けられ、アンナのお腹はまるで妊婦のように膨らんでいった。
「う、……や、めろ……、こんな……」
お腹がパンパンになるまで卵を注ぎ込まれ、ビクンビクンと痙攣するアンナ。
しかし、アンナの受難はまだまだこの程度では終わらない。
子宮の中に植え付けられた卵は、ミュータントの生命力ゆえか、産卵管が抜かれてから間もなく、あっという間に孵化の時を迎えてしまう。ぼこ、ぼこ、ぼこと、アンナの産道を通って、異形のミュータントの子供が這いだしてきた。
「ああああっっ……う、うまれ……ああああああっっっ!?」
異形の子供がアンナの産道をこじ開けるように潜り抜け、アンナのワレメを広げて次々と飛び出っていく。
もちろんその出産自体が、アンナにとっては身体の内側をえぐられるような刺激を与えてくる。幸か不幸か、アンナに注入された麻痺毒が、その痛みを緩和しているからか、その刺激は一種の官能の刺激として脳に認識されてしまい、アンナは胎からミュータントの子供が飛び立つたびに、軽い絶頂を強制的に与えられてしまっていた。
「あ、へ……ま、まだ、来るのか……?」
胎の中からすべての子供が飛び立って、これでようやく終わったかと思ったアンナだったが、本当の受難はまだまだこれからが本番だった。
なぜなら、アンナの身体を苗床にしたいミュータントは、今彼女を捕まえている1匹だけではなかったからだ。
空中に吊り下げられたまま、ミュータントたちの間で、
苗床の取り合いが始まってしまった。
「や、めろ……、くる、なぁ……!」
複数のミュータントがアンナにとりつき、そのうち1匹が先程出産したばかりの膣に産卵管を突き挿す。
「あ、がっ……そ、そっちは、ちが……うっっっ!?」
さらに場所を取られたからか、別のミュータントは、アンナのお尻の穴に産卵管を挿してきた。
子宮だけではなく、直腸から大腸にまで卵を産みつけられるアンナ。
それは先程と同じように、体内で瞬く間に育ち、孵化の時を迎えていく。
膣内をゴリゴリ削りながら、直腸をグイグイと広げながら、ミュータントの子供たちが生まれていく。
「んほおおおおおおおおおおおっっっっっ……」
痛みが麻痺した身体は、それらの出産さえ、激しい快楽と脳に誤認させてしまい、生まれるごとに強制的に絶頂させられ、頭の中が真っ白になっていくのだった。
それからしばらくののち。
アポカリプスヘルの荒野に、子宮にも直腸にもパンパンに卵を詰められて、ビクビクと痙攣しているアンナが放置されていた。
すでに何度も孵化からの出産を体験させられ、何度も絶頂させられてアヘ顔を晒したまま。
時折やってくる昆虫ミュータントに卵を産みつけられ、そして出産を繰り返すだけの苗床として……。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴