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バトル・オブ・オリンピア⑯〜逆境の宇宙サッカー!

#アスリートアース #バトル・オブ・オリンピア #サッカー #サッカー・フォーミュラ『エル・ティグレ』


●サッカー・フォーミュラ『エル・ティグレ』
「アハハッ、Mr.ホームランのマヌケめ、アタシにフォーミュラを与えた事を忘れていたな!?」
 『エル・ティグレ』が楽しそうに笑う。
「宇宙史上初めて第三銀河を統一した最強のギャラクシィリーガー!
 それがこのアタシ、究極美少女『エル・ティグレ』だ!
 アハハッ! 宇宙だぞ宇宙!
 アスリートアースなんてちんまい星の大会なんぞ、配下のギャラクシィリーガー達があっという間に征服しちまうぜ!」
 そんなノリノリの勢いでアスリートアースへと乗り込む!

「えっ、配下が勝手に『ギャラクシィリーグサッカー』を開催してる……???
 え? しかももう敗北してる?????
 つまりアタシは猟兵の配下……ってこと?
 えーっと、猟兵さん。サッカー勝負で勝ったら、アタシが上ってことで……ダメですかね?」
 配下がギャラクシィリーグサッカーで敗北し、猟兵の支配下となってしまったエル・ティグレは逆境に追い込まれ、ぺこぺこと頭を下げて泣きの一回で勝負を頼み込んだ。

●グリモアベース
「ギャラクシィリーグサッカーで勝利したことで、サッカー・フォーミュラ『エル・ティグレ』を支配下にできたよ! でもエルさんはこのまま配下になるのは納得できないから、猟兵とちゃんと勝負したいんだって」
 ラフィロワ・ベルシルト(幸せ運ぶ星のうた・f04751)がギャラクシィリーグサッカーによる配下の敗北で、猟兵の配下になってしまったサッカー・フォーミュラ『エル・ティグレ』が勝負を頼み込んでいることを伝える。
「仲良くなるんだったらしっかりと勝負して納得してもらいたいよね。だから相手の得意な宇宙サッカーで勝負で勝者を決めよう!」
 宇宙サッカーで勝負し、白黒をはっきり決める事となる。

「宇宙サッカーのルールはいろいろあるみたいだけど、今回はボールの撃ち合いみたいだよ!
 エルさんが髪の中に封印している第三銀河にきらめく幾つもの「暗黒星雲」を、サッカーボールの形にしてユーベルコードの力を上乗せして蹴ってくるよ!」
 エル・ティグレがボールを作って先制攻撃をしてくる。暗黒星雲はユーベルコードを飲み込み喰らう恐るべきユーベルコードとなっている。
「でもそのボールを奪えたら、こっちが暗黒星雲の力を使えるから、一気に形勢逆転できるかもしれないよ!」
 宇宙規模であってもあくまで競技はサッカーだ。ボールを持った方が圧倒的なアドバンテージを得られる。いかにボールを奪うかが重要になるだろう。

「宇宙サッカーで負けたらエルさんも敗北を納得して、みんなと仲良くなってくれると思うから、本気の宇宙サッカー勝負で勝利を掴もう!」
 サッカー選手にはサッカーで勝負を決めるのがスポーツの鉄則だ。そして勝負が終わればノーサイドの精神で握手するのがスポーツ選手というもの。
 ラフィロワはがんばってと応援してエル・ティグレの待つフィールドへと猟兵を送り出した。


天木一
 こんにちは天木一です。
 サッカー・フォーミュラ『エル・ティグレ』と宇宙サッカーで勝負をしましょう!

 ⑫の敗北でエル・ティグレは猟兵の配下となっていますが、泣きの一回で勝負を挑んでいます。
 先制して暗黒星雲ボールを使ったユーベルコードによる必殺シュートを撃ってきます。いかにボールを奪い撃ち返すかが勝敗を分けるでしょう。
 敵の先制攻撃に対処する/暗黒星雲攻撃を奪って使いこなすとプレイングボーナスを得られます。

 複数人で参加する方は最初にグループ名などをご記入ください。
 プレイングの締め切り日などは決まり次第タグにて。
 それでは宇宙サッカーでエル・ティグレを打ち破り、敗北を納得させてあげましょう!
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第1章 ボス戦 『エル・ティグレ』

POW   :    ティグレ・スーパーノヴァ
【蹴りつけたサッカーボール】に【猛虎の如く吼え猛る超新星の輝き】を注ぎ込み変形させる。変形後の[蹴りつけたサッカーボール]による攻撃は、【重力反転】の状態異常を追加で与える。
SPD   :    ダークネビュラ・タイフーン
【「獣」の形に変幻する暗黒星雲のエネルギー】を纏いレベル×100km/hで疾走する。疾走中は攻撃力・回避力・受けるダメージが4倍になる。
WIZ   :    銀河猛虎帝
光輝く【ギャラクシィエンプレス】に変身する。武器は【己の肉体】しか使えないが、[己の肉体]の射程外からのダメージは全て100分の1。
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●泣きの一回
「よく来たね! アタシが究極美少女『エル・ティグレ』だ!
 ……あ、よく来てくれました。アタシがフォーミュラをやらせてもらってるエル・ティグレです」
 威勢よく名乗りを上げたサッカー・フォーミュラ『エル・ティグレ』が、配下が『ギャラクシィリーグサッカー』で敗北して、自分もまた猟兵の配下になっていることを思い出して敬語を使う。
「配下が負けたのは仕方ない……だがまだアタシは納得してな、ません! アタシと宇宙サッカー勝負をして、アンタらが勝ったら上だって認めるっます!」
 使い慣れない敬語に苦労しながらもエル・ティグレは闘志を燃やす。
「互いにシュートを撃ち合って、多くゴールを入れるか最後まで立ってたほうが勝ちだです! それじゃあアタシから行くぜ!」
 エル・ティグレが髪の中に封印している第三銀河にきらめく幾つもの「暗黒星雲」の一つをとんでもない力を秘めたボールに変え、試合の準備は整った!
ベルト・ラムバルド
アドリブ上等

え?泣きの一回?んも~しょうがないな~エルちゃんは…一回だけだからね?
よし!ならば騎士ベルト・ラムバルドが相手する!じゃあGKやるね~

キャバリア操縦し参戦!
情報収集で敵の動きを戦闘演算で予想し
放たれる球をカリスマオーラを全身に纏い瞬間思考力で見切りキャッチ!
リミッター解除と限界突破で放たれた球を全力で吹き飛ばされぬようにしっかりと鉄壁が如き守備で捕らえる!

エルちゃん強すぎ~もちっと手加減してほしい…
ともかく!暗黒星雲パワーをたっぷりとお見舞いしてやる!
球を放り投げたらUCを発動し滅茶苦茶な軌道で飛び回り暗黒星雲パワー纏う球をシュート!

国へ帰るんだな。お前にも家族がいるだろう…



●宇宙サッカー勝負!
「え? 泣きの一回? んも~しょうがないな~エルちゃんは‥…一回だけだからね?」
 ベルト・ラムバルド(自称、光明の暗黒騎士・f36452)が仕方がないと涙目の『エル・ティグレ』からの勝負を受けることにした。
「ほんとだな!? ならひと勝負お願いします!」
 エルが喜んで笑顔を見せ、暗黒星雲で作り出したサッカーボールを足元に置いた。
「よし! ならば騎士ベルト・ラムバルドが相手する! じゃあGKやるね~」
 ベルトはキャバリア【パロメデス】に搭乗し、ゴールポストの前で構える。
「へへ、いくぜ!」
 ボールから一足飛びで大きく後退したエルが獣の形に変幻する暗黒星雲のエネルギーを纏い、飛ぶように疾走してボールを蹴った!
 唸りを上げて砲弾のように飛ぶボールがベルトへと襲い掛かる。
「凄まじいエネルギーだが、このパロメデスならば!」
 真剣な顔になったベルトはカリスマオーラを全身に纏って瞬間思考力で弾道を予測し、パロメデスのリミッターを解除して限界を超える出力を出してボールをキャッチする。パロメデスの手にボールが当たると爆発したようにエネルギーが弾け、そのまま押し切ろうとするが、ベルトは全力で押さえ込み鉄壁の如き守備でボールを捕えた!

「は? え? 嘘でしょ。アタシのボールを止めた???」
 信じられないとエルがあんぐりと口を開けてそれを見ていた。
「エルちゃん強すぎ~もちっと手加減してほしい……」
 パロメデスの両腕に甚大だダメージがあり、表情を緩めたベルトは完全にオーバーホール行きだと嘆く。
「ともかく! 暗黒星雲パワーをたっぷりとお見舞いしてやる!」
 奪い取ったボールを放り投げ、ユーベルコード『オーバーブースト・マキシマイザー』を発動してキャバリアをとんでもない速度で飛翔させると、滅茶苦茶な軌道で飛び回りその勢いで暗黒星雲パワー纏うボールを蹴ってシュートを放った!
「ちょっまっ!!」
 我に返ったエルが慌ててボールを受け止めるが、暗黒星雲のエネルギーが爆発して吹っ飛ばし、ボールごとゴールネットに突き刺さった。
「ぐぇ………」
「国へ帰るんだな。お前にも家族がいるだろう……」
 そう決め台詞を言って崩れ落ちるエルにベルトは背を向けた……。

大成功 🔵​🔵​🔵​

国栖ヶ谷・鈴鹿
天木一マスターにおまかせします。かっこいい国栖ヶ谷・鈴鹿をお願いします!



ハイカラさんの天才発明家&パテシエイルの多才なパーラーメイド。
お手製の二挺銃の扱いと、小回りの利くフロヲトバイの紅路夢、空鯨型航空巡航艇ヨナ、ワンオフのスーパーキャバリア阿穹羅と、守護稲荷きこやんの護法術、ハイカラさんの後光のパワーを駆使した、発明と天性の才能を武器に明るくも自信に溢れた心持ちで挑みます。


対策は球に飲み込ませるUCをとても役立たずなものを選ぶ事!
コレで球が弱体化してくれれば、ボールはキャッチ!
あとは球にエル・ティグレやギャラクシィリーガーのUCを利用して戦陣を切っていこう!



「待て待て! 1点取られただけ! まだ時間はある! 次の勝負だ!!」
 エルがまだ終わっていないと新たなボールを生み出し、次の猟兵に呼びかける。
「サッカーで勝負か、いいよ! 勝負しよう! 天才のぼくはサッカーをやってもすごいから!」
 国栖ヶ谷・鈴鹿(命短し恋せよ乙女ハイカラさん・f23254)が笑顔で勝負を受ける。
「ほんとかっ! よし! やろうぜ!!」
 エルもほっと笑顔になって光輝くギャラクシィエンプレスへと変身し、ボールをドリブルして突っ込む。
「あのボールがユーベルコードを飲み込むなら、役に立たないものを飲み込ませる!」
 鈴鹿がユーベルコード『世紀末の役立たずジイニアズカビパン』を発動し、世紀の失敗作のカビパンを召喚して突っ込ませる。それがボールにぶつかると吸い込まれるようにあっさり飲み込み喰らわれた。
「そんなもんじゃアタシは止められないぜ! いっくぞー!!」
 エルはボールを蹴りシュートを放つ!
「あっ???」
 だがそのシュートは勢いがなく平凡なスピードしか出ない。
「役立たずなものを飲み込めば弱体化される!」
 予想通りと鈴鹿は跳躍してボールをキャッチした。

「ここからはぼくのターン!」
「やらせるかよ!」
 鈴鹿がドリブルするとその前に輝くエルが立ち塞がる。しかしボールの力にUCが吸い込まれ、ギャラクシィエンプレスの変身が解けてしまう。
「しまっ――」
「シュート!!」
 その隙に躱した鈴鹿が鮮やかにシュートを放ち、ぽすっとゴールネットを揺らした。
「ああああっ! やっちまったーーーー!!」
「これが天才のサッカーさ!」
 がっくりと肩を落とすエルに、鈴鹿がどうだと自慢げな笑みを向けた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

霧島・絶奈
◆心情
サッカーは不慣れですが…
愉しみましょう
この『逢瀬』を

◆行動
先制攻撃対策として【オーラ防御】を多重展開
角度を付けて受け流しつつ挟み込む事で反射を防ぎボールを奪取

貴女のユーベルコードは自己強化系且つ防御を増す物…
暗黒星雲とは相性が悪い様ですね

【範囲攻撃】する【マヒ攻撃】の【衝撃波】で【二回攻撃】
ダメージは軽減出来ても、麻痺の無効化は叶いませんよ

更に『涅槃寂静』にて行使する「死」属性の「ブラックホール」を込めてシュートを放ち【範囲攻撃】
暗黒星雲でユーベルコードを喰われ、ブラックホールに引き摺り込まれる…
宇宙サッカーらしい手でしょう?

負傷は【各種耐性】と【オーラ防御】で軽減し【生命力吸収】で回復



「ま、まだ2点差! いける! ここから逆転なんてサッカーじゃよくあること! ほらほら! 次は誰だ!!」
 エルは自分を励まし、まだ諦めるような点差じゃないと暗黒星雲のボールを生み出した。
「サッカーは不慣れですが……愉しみましょう。この『逢瀬』を」
 霧島・絶奈(暗き獣・f20096)は球蹴りを見て、球技ならともかくぶつけ合うなら問題ないとオーラを多重展開して護りを固める。
「そんなディフェンス突き破ってやる!」
 エルは光輝くギャラクシィエンプレスに変身すると、勢いをつけてボールを蹴りシュートを放った! ボールは加速する砲弾のように真っ直ぐ飛ぶ。
「強烈なシュートですが、此方を狙うのなら軌道は分かっています」
 絶奈はオーラの盾に角度を付けて衝撃を受け流し、数枚のオーラシールドが破れようとも構わず挟み込むようにして反射を防ぎ、どんどん勢いを殺してとうとう止まったボールを空中に固定して奪取に成功した。

「アタシのシュートを!? なら奪い返せばいいだけだ!」
 エルが駆け出してボールに向かって跳躍する。
「貴女のユーベルコードは自己強化系且つ防御を増す物……暗黒星雲とは相性が悪い様ですね」
 絶奈はボールを後退させ、代わりに衝撃波を叩き込む。だが微風程度にしか届かなかった。
「こんなもの効かないっ! ……足がっ?」
「ダメージは軽減出来ても、麻痺の無効化は叶いませんよ」
 衝撃波に組み込んだ麻痺の効果を浴びせエルの動きが僅かに鈍る。
「では此方のシュートを受けてもらいましょう」
 絶奈は足元にボールを置くと、ユーベルコード『涅槃寂静ヨクト』を発動し、黒き死を内包したブラックホールを込めながらシュートを放った!
 辺りの全てを吸い込むような引力を持ったボールが渦巻きながら飛んでいく。
「ちょっと! 体が引っ張られ――!!」
「暗黒星雲でユーベルコードを喰われ、ブラックホールに引き摺り込まれる……宇宙サッカーらしい手でしょう?」
 絶奈が微笑む視線の先で、エルはボールにUCを食われ、元の身体に戻るとブラックホールの引力に振り回されて吹っ飛んだ。
「うわああああああっ!!!!」
 ボールはそのままゴールに飛びネットを揺らした。
「ゴールです」
 絶奈は一点を奪い次の猟兵と交代した。

大成功 🔵​🔵​🔵​

日輪・黒玉
……なんというか、どうにも気が抜ける相手が多いですね
ですが、勝負は勝負
誇り高き人狼である私の力を見せてあげます

ボールを受け止める必要はありません
必要なのはボールの動きを予測し、弾き返す……それだけです
神経を集中させ、エル・ティグレの脚とボールに集中
ボールが蹴られた瞬間、予測したコース目掛けて飛び出し、全力の蹴りでボールを弾き飛ばします
どこへ、などとは考えません
大事なのはボールを蹴り飛ばすことです

ボールが弾かれれば、僅かでも隙ができる筈
その隙を突き、弾いたボールを追いかけ捉えます

今度はこちらの番、です
誇り高き人狼のシュートを味わいなさい!
速さを乗せた渾身の蹴りをボールに撃ち込み、蹴り飛ばします!



「もう一回! もう一回お願いします! 次は本気だから!!!」
 エルがもう一勝負と頭を下げる。
「……なんというか、どうにも気が抜ける相手が多いですね」
 そんな姿を見た日輪・黒玉(日輪の子・f03556)の緊張が緩みそうになる。
「ですが、勝負は勝負。誇り高き人狼である私の力を見せてあげます」
 勝負である以上本気でいかねばと気合を入れ直し、相手の前に立った。
「おおっ! 勝負してくれるのか!! よっし! 今度こそ勝つ!!!」
 元気を取り戻したエルが暗黒星雲ボールを生み出した。
「ボールを受け止める必要はありません。必要なのはボールの動きを予測し、弾き返す……それだけです」
 黒玉は神経を集中させ、一瞬も見逃すまいとエルの脚とボールに集中する。
「いくぞぉ!!」
 勢いをつけてエルがシュートを放つ!
「そこ――」
 ボールが蹴られた瞬間、黒玉が予測したコース目掛けて飛び出し、全力の蹴りでボールを弾き飛ばす!
 どこへなどと考えはしない。ともかくシュートを防ぐことだけを考えて反射的に身体を動かしていた。
「なにぃっ!?」
 シュートを防がれたエルが驚きの声を上げ、高々と上がったボールを見上げる。その隙に黒玉は止まらずに駆け出し、先にボールの落下地点に入った。
「しまった!」
 慌ててエルもボールを奪いにくるが、時すでに遅く黒玉が足でトラップして足元に収める。

「今度はこちらの番、です」
 エルの方向へと向け、ボールを転がすとユーベルコード『黒玉狼の乱舞ウィンドミル』を発動し一気に加速してシュート態勢に入る。
「誇り高き人狼のシュートを味わいなさい!」
 相手を上回る速度で放たれたシュートは、獲物を狙う獣のように疾走した!
「止めないとっ!!!」
 エルがギャラクシィエンプレスに変身して体で受け止めるが、ボールに当たった瞬間にUCは食われて変身が解け、腹にボールが直撃してそのまま一緒にゴールへと飛んでいった。
「うわああああぁぁぁぁ………!!!」
 ゴールしてボールと共にエルはネットに絡まった。
「これが人狼の力です!」
 誇り高き人狼の力を示し、黒玉は得点を挙げた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

真宮・響
まあ、サッカーを極めた大将が配下の勝手な勇み足で対戦相手の勢力下に入るの極めて屈辱だろうね。納得できないだろう。分かる。なら正面切ってのサッカー勝負で趨勢を決めようか!!それでいいかい?ティグレ嬢。

敵の先制攻撃か・・・【残像】【心眼】【見切り】【死角攻撃】を駆使してボールを回避し、隙をみて【スライディング】でボールを奪う!!ボール、頂いたよ!!

スーパージャスティス発動!!【限界突破】【気合い】を込めて全力でドリブル、奪い返される前にゴールにシュートだ!!

まあ、こういっては何だが、チームを率いるキャプテンとしては制御しきれないメンバーは大変だろうね。でも勝ちはもらうよ?勝負の世界は厳しい。


真宮・律
まあ、調子に乗って攻め込もうとしていたらすでに試合終わっていたと。大将として、チームのキャプテンとしてきちんと配下を制御するのも務めだと思うが、ただでさえ落ち込んでる相手だ。追い討ちはやめとくか。

リベンジマッチ上等だ、受けてたつぜ。相手はサッカーを極めた達人だ。決して油断はしない。【瞬間思考力】【気配察知】【勝負勘】を駆使してボールの軌道を見切り、上手く足で奪い返して制御する。なるほど、少々暴れん坊だが何とかなるか。

お返しだ!!火雷の意志発動!!【怪力】【限界突破】も合わせてボールを蹴り返す!!悪いんだが勝負に手加減はしない!!この試合、勝たせてもらう!!



「くっ、まだだ! まだ勝負は終わっていない!」
 悔しそうにしながらもエルはすぐにセンターラインに戻る。
「まあ、サッカーを極めた大将が配下の勝手な勇み足で対戦相手の勢力下に入るの極めて屈辱だろうね。納得できないだろう。分かる。なら正面切ってのサッカー勝負で趨勢を決めようか!! それでいいかい?ティグレ嬢」
「ああ! ありがとう!! 感謝の気持ちを籠めて全力で相手をするぜ!」
 勝負を承諾してくれた真宮・響(赫灼の炎・f00434)に、エルは心から感謝して暗黒星雲を圧縮してサッカーボールを生み出した。
「行くぜ!」
 エルはサッカーボールに足でワンタッチし、猛虎の如く吼え猛る超新星の輝きを注ぎ込んで楕円に変形させると、思い切りシュートして響を狙う。
「敵の先制攻撃か……」
 響は残像を残して敵の狙いを惑わせ、ボールの動きから目を離さずに軌道を見切る。
「当たればどこまでもぶっ飛んでいくぜ!!」
 自信溢れる必殺シュートが轟音を立てて右に左にと揺れながら直撃コースを取って飛来する
「なら当たらなければいいだけ!」
 響は上体を逸らしてボールを躱した。近くを通り過ぎただけでも強烈な衝撃波に見舞われるが、地面を転がって耐える。

「アタシの必殺シュートを躱した!? それならもう一度だ!!」
 エルは弾き返ってきたボールを胸でトラップして足元に落とす。
「もう一度はないさ」
 そこへ響がスライディングでボールを奪う!
「なにっ!?」
「ボール、頂いたよ!!」
 ボールを足元に置いた響はユーベルコード『スーパー・ジャスティス』を発動し、黄金のオーラを纏い意思の力を高めるほどに身体能力を高める。
「行くよ!」
 そしてエルがドリブルして駆け出す。
「なら奪い返すだけだ!!」
 そこへエルがお返しとスライディングするが、響はボールをキープしながら跳躍して躱し、空中でボレーシュートを放ってゴールに突き刺した!
「そんな、馬鹿な!! ああっ! このままだとほんとに配下にされてしまう!!!」
「まあ、こういっては何だが、チームを率いるキャプテンとしては制御しきれないメンバーは大変だろうね。でも勝ちはもらうよ? 勝負の世界は厳しい」
 絶望的な顔をして両膝をついたエルに響が慰めの言葉をかけた。

「ああ……うぐああああっ! まだあと少し時間はある! その間に全員ノックアウトするか点を取りまくればいいだけだ!」
 最後のアディショナルタイムが終わるまで諦めはしないと咆える。
「まあ、調子に乗って攻め込もうとしていたらすでに試合終わっていたと。大将として、チームのキャプテンとしてきちんと配下を制御するのも務めだと思うが、ただでさえ落ち込んでる相手だ。追い討ちはやめとくか」
 真宮・律(黄昏の雷鳴・f38364)はこれ以上追い詰めるのも可哀想に思って言葉を慎む。
「もう一度勝負だ! 早く早く! 次は誰だ!!」
「リベンジマッチ上等だ、受けてたつぜ」
 焦って余裕のないエルの前に律が立ち塞がった。
(相手はサッカーを極めた達人だ。決して油断はしない)
 そんな状況でも律は油断なく敵の出方を見極める。」
「絶対に勝つ、絶対だ!!!」
 気合を入れたエルが先ほどよりも丁寧にボールをこねるように蹴って猛虎の如く吼え猛る超新星の輝きをたっぷり込めて形を変え、輝けるボールを全力で蹴った!
「唸れっ! 必殺スーパーノヴァ!!!」
 眩く輝くボールが右に左にと高速移動しながら襲い掛かる。
「どんな軌道を描こうともボールが飛んで来るだけだ」
 律はそのボールが飛んで来るまでの一瞬に集中力を高めて軌道を見切り、右に跳んで躱した。
「ええっ! なんでぇ!?」
 躱されるとは思わずエルが目を見開いて驚く。

「残念だが、俺達は必殺の一撃を放つような敵には慣れてるんだ。それに瞬にも同じ技を使っただろう?」
 律が壁に跳ね返ったボールを足でトラップする。するとまだ光を帯びたボールが暴れようとするのを踏んで押さえ込む。
「なるほど、少々暴れん坊だが何とかなるか」
 律はボールを制御してシュートの態勢に入る。
「お返しだ!! 火雷の意志発動!!」
 ユーベルコード『火雷の意志ホノイカヅチノイシ』を発動し、全身を燃え上がる雷の炎のオーラで覆い、屈せぬ意志を燃やして身体能力を高めてシュートを放つ!
「悪いんだが勝負に手加減はしない!! この試合、勝たせてもらう!!」
 放たれたシュートは雷の炎を纏い、猛々しく唸りを上げるような轟音と共にゴールを狙う。
「止めるっ!!」
 必死にエルがそのボールを弾こうと蹴るが、逆に自分が吹っ飛ばされてボールはゴールネットを突き破った。

「まだ! まだ終わってない!!」
 エルが新たなボールを作って蹴り出す。その動きは絶望的な状況で精彩を欠いていた。
「残念だけどもう終わり」
 その前に割り込んだ響がボールをカットする。
「こんな凡ミスをアタシが!!!」
 慌ててエルがボールを取り戻そうとするが、すぐに響はパスをする。
「律!」
「任せろ!」
 響からのパスを律が受け、ゴールに向かってシュートを決めた。そこでホイッスルが鳴り響き、猟兵の圧勝で試合が終了した。
「あ、あああああああっ!!! これで猟兵の手下決定じゃんかーーーーー!!!!!」
 エルが気力が尽きてフィールドに倒れ込む。
「あーあー、しょーがないか。こんな状況の勝負とはいえ、真剣勝負に負けたんだし。認めるよ、しょうがないし………。
 でも……あー悔しいぜ!! 配下どもは後で絶対説教と特訓だ!!! いいサッカーだっ……でしたよ!!」
 上体を起こしたエルがさっぱりした顔で猟兵の実力を認め、勝者に賛辞を送った。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2024年01月26日


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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト