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【サポート優先】牙の王ッ!

#ゴッドゲームオンライン

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#ゴッドゲームオンライン


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 これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。

●ゴッドゲームオンライン
 大規模な『高難易度レイドクエスト』がバグプロトコルに乗っ取られ、多数のプレイヤーがその犠牲にされようとしていた。
 元々は、やり込みプレイヤー向けの高難易度クエストであったが、バグによって破壊されたため、今やこのクエストは『生存確率0%の超凶悪クエスト』に成り果ててしまったようである。
 だが、レイドの性質上、このクエストには極めて多数の廃人プレイヤーが同時参加しているため、彼らの犠牲を抑えつつ、この狂ったレイドクエストに挑まなければならなくなった。
 まずはレイドクエストの最終ボスに挑むため、『サイボーグジャイアント』を倒して、『挑戦権』を得る必要があるようだ。
 サイボーグジャイアントは、強力なモンスター種族『ヒルジャイアント(丘巨人)』がバグプロトコル化した姿で、機械化した事によって腕力と知力が強化されているらしい。
 ただし、サイボーグジャイアントを倒す事が出来たとしても、大量の『竜牙兵』が湧き出し、押し寄せてくるようである。
 竜牙兵達は竜の牙を触媒に創造された魔法生物がバグプロトコル化したモノで、一体一体が様々な武器を使う達人級の戦士のようだ。
 この竜牙兵達を一掃する事が出来れば、『竜牙兵・指揮官』 と戦う事が出来る。
 竜牙兵・指揮官は、超越級の戦士であり、指揮官としても優れているため、注意をして欲しいと言う事だった。
 その事を踏まえた上で、高難易度レイドクエストを攻略してほしいと言う事だった。


ゆうきつかさ
 この依頼はサポート優先です。
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第1章 ボス戦 『サイボーグジャイアント』

POW   :    ギガンティックパンチ
【渾身】の【ロケットパンチ】で、レベルmの直線上に「通常の3倍÷攻撃対象数」ダメージを与える。
SPD   :    機鬼壊界拳
【両拳】を【ロケットブースト】で加速し攻撃する。装甲で防がれた場合、装甲を破壊し本体に命中するまで攻撃を継続する。
WIZ   :    ジェットランページ
【肉体の機械化部位】から【生命エネルギー】を噴出しながら、レベル×5km/hで直進突撃する。2回まで方向転換可能。
👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

クリスティナ・バイエンス(サポート)
火の神の名を持つキャバリアに選ばれたサイキックキャバリア乗り
水着みたいな格好なのは、コックピットが蒸し風呂みたいに熱いから仕方なくだからね

正直キャバリアを降りての戦闘はあまり得意じゃないのよ
でもキャバリアを使っての戦いは任せてね、みんな炎で薙ぎ払ってやるわ
とはいえ、必要ないところで炎を使うつもりはないの危ないもんね
使わなくても私の〔炎神機カグツチ〕は十分強いもの

よろしくね!


エリス・シルフィード(サポート)
『それじゃあ皆、宜しくね♪』
 オラトリオの戦巫女×シンフォニア、18歳の女です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」、大切な人には「少女(わたし、あなた、呼び捨て、だね、だよ、だよね、なのかな? )」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


試作機・庚(サポート)
はーい呼ばれてなくても参上する庚さんデスよ
サポート参加ってやつデスね

…サポート参加って何書けばいいんデスかね?
とりあえず口調はこれでわかると思うんデスけど…
まぁ私はその時々で色々変わるデスから気にしない気にしない
私が出来ることなら大体の事はするデス
あーけど、基本私はハピエン厨デスからあまりにも酷いことはしないデス
私がされる分には基本何されても別に問題ないデスけど…
私以外の奴…例え敵でもあまりにも可愛そうだと感じたら手を差し伸べる場合があるデス
まぁ必要があればやることやるんデスけどね
仕事デスし
なんでそこの判断は任せるデース

こんなもんでいいデスかね…?
あっ忘れてた『UCの詠唱は自由にどうぞ』デスよ


鈴乃宮・影華(サポート)
「どうも、銀誓館の方から助っ人に来ました」
銀誓館学園所属の能力者……もとい、猟兵の鈴乃宮です

かつての様にイグニッションカードを掲げ
「――|起動《イグニッション》!」で各種装備を展開
友人から教わった剣術や
体内に棲む黒燐蟲を使役するユーベルコードを主に使用

TPO次第では
キャバリアの制御AIである『E.N.M.A』が主体となるユーベルコードを使用したり
『轟蘭華』や乗り物に搭載した重火器をブッ放したり
「|神機召喚《アクセス》――|起動《イグニッション》!」からのキャバリア召喚で暴れます

例え依頼の成功の為でも、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
不明な点はお任せします


ウルスラ・ロザーノ(サポート)
いつもテンション高いとは言われるなー、確かに誰に対してもフレンドリーな対応しようと心掛けとる
といっても銀誓館の学生時代から能力者をしてきたんでな
救えるもんはできるだけ救う、でも倒すべき敵は必ず討伐すべしっちゅー方針や

戦法はヒット&アウェイ型、戦場全体を広く利用して戦うで
基本は中距離
レーザービット射撃やナイフの蹴り込みで牽制しつつ、
エアシューズで、地上は高速で駆け回り、空中も地形とか足掛かりに利用して軽業のように跳ね回るよ
敵からの攻撃は、すべて見切って受け流したりの回避で凌ぐよ

攻め込む機会を見つけたら奇襲を仕掛けるで
一気に接近して、蹴撃やその斬撃波を叩き込む!
サッカーボールのシュートは必殺技や!


シン・クレスケンス(サポート)
◆人物像
落ち着いた雰囲気を持つ穏やかな青年。窮地でも動じず冷静な状況判断で切り抜ける。

◆戦闘
魔術や詠唱銃(【破魔】の魔力を込めた銀の銃弾)による攻撃が主。
魔力のコントロールに長け、射撃の腕も確か。
作戦次第では、闇色の武器を召喚して前衛を務めることもある。

◆特技
・情報収集や追跡、索敵など
・料理も得意

◆UDC『ツキ』
シンに取り憑いているUDCで闇色の狼の姿をしている。
魂や魔力の匂いを嗅ぎ分けての追跡や索敵が得意。
戦闘は鋭い牙や爪を用いて行う。

◆口調
・シン
僕/相手はさん付け(使役は呼び捨て)
です、ます、ですか?等丁寧で穏やかな話し方
・ツキ
俺/お前、呼び捨て
だぜ、だろ、じゃないか?等男性的な話し方


仲佐・衣吹(サポート)
キレイなもの、カワイイもの、ぶち壊そうなんて許さないんだから
バトルだって芸術よ。美しく戦いなさい!

お相手するはアタシことネイル
美術好きな女性人格よ

口調はいわゆる女言葉かしら
身のこなしが一番軽いみたいで
接近戦より距離をとってダガーで戦うのが好きよ
お気に入り技はシーブズ・ギャンビット

よく使う手は
外套を投げつけて囮や目暗ましからの一撃
ルーンソードで戦ってる途中で手放して虚を突き、袖口から隠し武器としてダガー
光属性を付けたルーンカルテを落としといて、タイミングを見て目潰しフラッシュ
こんなところかしらね

アイテムやユーベルコードはお好きに選んでくれていいわ
使えるものは全部使って、華麗に美しく戦いましょ!


諏訪野・啓太郎(サポート)
『唯のろくでなしの旅烏ですよ。』
 スペースノイドのスターライダー×電脳魔術士、31歳の男です。
 普段の口調は「男性的(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)」、負傷した仲間には「元気に(俺、~くん、~さん、だね、だよ、~かい?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


ディノ・ニックス(サポート)
 ゲームプレイヤーの魔喰者(モンスターイーター)×黒燐蟲使い、15歳の男です。
 普段の口調は野生児(オレ、呼び捨て、言い捨て)
考え事中は中の人(俺、~君、~さん、だ、だな、だろう、なのか?)です。
 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


アスハ・ゾート(サポート)
…ラスボスの魔女×UDCエージェント、28歳の女だよ。
…普段の口調は「無口(わたし、あなた、呼び捨て、だね、だよ、だよね、なのかな? )」。
…時々「神のような(私、あなた、呼び捨て、だね、だよ、だよね、なのかな? )」だね。
…普段の口調の時は全ての台詞をひらがな表記にしてね。

…基本的に眠たげ。
…敵が攻撃してきたとしてもどうでも良さげに振舞うよ。
…他者には見えないナニカが認識できていて、会話する時もあるね。

…ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動するね。他の猟兵に迷惑をかける行為はしないよ。
…絡みOK、NGなし。
…後はおまかせするよ。よろしくおねがいするね。


ネッド・アロナックス(サポート)
めずらしい そざいはある?
なければ じょうほうを しいれて かえろうかな!
(※セリフはひらがな+カタカナ+空白で話します)

探し物や調べ物は楽しくて得意だよ
"くらげほうき"や"ゆきソリ"で空を飛んだり泳いだりしてヒトや物も運ぶよ

戦闘はサポートに回ることが多いかな
手強い敵は基本隠れながら隙を作って逃げる!
"クリーピングコイン"で物をひっかけて飛ばしたり
"しろくじら"の歌で余所見をさせたりね

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し多少の怪我は厭わず積極的に行動します
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
また例え依頼の成功のためでも公序良俗に反する行動はしません
あとはおまかせ
よろしくおねがいします!


筒石・トオル(サポート)
「邪魔をしないでくれるかな」
「油断大敵ってね」
「ここは任せて」
正面切って戦うよりも、敵の動きを封じたり、属性防御を固めて盾や囮となったり、味方が倒し切れなかった敵にトドメを刺して確実に倒すなど、味方の安全性を高めるように動く。
ユーベルコード使用はお任せ。
使用しない場合は、熱線銃での援護射撃を主に行う。
人見知りではあるが人嫌いではないし、味方が傷付くのは凄く嫌。
戦うのも本当は好きではないが、誰かを守る為には戦う。
もふもふに弱い。敵がもふもふだと気が緩みがちになるが、仕事はきちんと行う……ホントだよ?


リア・スプレーギ(サポート)
様々な世界へ可愛いものを見たり趣き酒の仕入れたりしてる傍らに猟兵活動をしている元エンドブレイカーのヴァルキリー

可愛いものが大好き、そのストライクゾーンはかなり広い。可愛い動物などは勿論の事些細な事でも可愛いと言う。

基本的に人がいいので命や心を大事に行動し相手の心に寄り添おうとする、例えそれが敵であっても(倒すときはしっかりと倒す、それな可愛いものでも)

主に太刀と身に宿す魔獣の力を引き出して変化した爪や尾などの肉弾戦やまれに召喚術を使いながらどちらが有利なのかを判断しながら戦う。
また連れている鴉のクローは非戦闘員なので戦闘には参加させずに安全な場所へ避難させている

共闘OK
過剰なエログロNG


小宮・あき(サポート)
お困りの方がいる、と聞いて参りました。
スポット参戦のような形でフラリと。



◆性格・人柄

敬虔な聖職者として猟兵に目覚めた、人間の聖者。
です・ます口調の礼儀正しい女性。
ピンクの髪に、透き通る水色の瞳が特徴的。
ふふ、と微笑み、愛らしい見た目で佇んでいますが、
本業は商人。ホテル経営者。冷静で非情な心も持ち合わせています。
また敬虔な聖職者故、邪教徒や魔女に寛容さが無く、苛烈な面も持ちます。

既婚者。
神と夫に報告できない行動は、絶対に取りません。



◆戦闘
ユーベルコードは指定したもので臨機応変に。
基本は後衛の魔法職。

・範囲魔法(神罰)
・回復(コルセオ)
・避難誘導・人手が必要な作業(戦場のハレム) 等


シホ・エーデルワイス(サポート)
助太刀します!


人柄

普段は物静かで儚げな雰囲気ですが
戦闘時は仲間が活躍しやすい様
積極的に支援します


心情

仲間と力を合わせる事で
どんな困難にも乗り越えられると信じています


基本行動

味方や救助対象が危険に晒されたら身の危険を顧みず庇い
疲労を気にせず治療します

一見自殺行為に見える事もあるかもしれませんが
誰も悲しませたくないと思っており
UCや技能を駆使して生き残ろうとします

またUC【贖罪】により楽には死ねません

ですが
心配させない様
苦しくても明るく振る舞います


戦闘

味方がいれば回復と支援に専念します
攻撃は主に聖銃二丁を使用


戦後
オブリビオンに憎悪等は感じず
悪逆非道な敵でも倒したら
命を頂いた事に弔いの祈りを捧げます


アレクサンドラ・ヒュンディン(サポート)
人狼の力持ち×ミュータントヒーローです
普段の口調は「私、~さん、です、ます、でしょう、でしょうか?」、気にいったら「私、あなた、~さん、ね、よ、なの、なの?」

性格は内気で人と目を合わせるのが苦手ですが、人嫌いなわけではなく事件解決には積極的です
戦闘スタイルは力任せで、ダメージはライフで受けるタイプです

日常や冒険の場合、食べ物があるとやる気が増します

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!




「なんだ、コイツは!」
「……強い、強すぎるッ!」
「こんなの規格外だ、勝てる訳がねぇ!」
 廃人プレイヤー達が荒々しく息を吐き捨て、恨めしそうにサイボーグジャイアントを睨みつけた。
「……相手にならんな。まさか、これで本気か。廃人プレイヤーが聞いて呆れる。まさか、無駄に時間を潰していただけか? それとも、雑魚ばかりと戦っていたのか? どちらにしても、拍子抜けだ」
 サイボーグジャイアントが、廃プレイヤー達を冷たく見下ろした。
 どうやら、本気を出す必要性を感じられなかったため、途中から手を抜いているようである。
 それでも、廃人プレイヤー達にとっては、強敵。
 文字通り、手も足も出ないようである。
「……準備体操にもならなかったようね」
 そんな中、クリスティナ・バイエンス(炎のキャバリア乗り・f30044)が炎神機カグツチ(キャバリア)に登場し、サイボーグジャイアントの前に降り立った。
「お前達は、俺を満足させてくれるのか?」
 サイボーグジャイアントが、フンと鼻を鳴らした。
 今まで負け知らずだった事もあり、猟兵達を過小評価しているようである。
「……もちろん♪」
 エリス・シルフィード(金色の巫女・f10648)が、サイボーグジャイアントを見つめてニコッと笑った。
「その言葉……、ハッタリではないといいんだが……。まあ、いい。試してみれば、イイのだから……何の問題もない!」
 次の瞬間、サイボーグジャイアントがダッシュで間合いを詰め、猟兵達に殴り掛かった。
「もちろん、ハッタリでは、ありまセンよ? 今から証拠を見せマショウ」
 すぐさま、試作機・庚(神殺し・f30104)がリミッターを解除し、サイボーグジャイアントに空中戦を仕掛けて回避した。
「ほお……、面白い。ならば、手加減する必要はないか。80%の力で相手をしてやろう!」
 サイボーグジャイアントが全身の筋肉を隆起させ、猟兵達に特攻を仕掛けていった。
「ええ……、必要ありません。むしろ、手加減をしていたら、痛い目に遭いますよ?」
 即座に、鈴乃宮・影華(暗がりにて咲く影の華・f35699)が、サイボーグジャイアントの攻撃を見切って、斬撃波を繰り出した。
「ぐぬ……、調子に乗るな! 俺は、まだ本気を出していないッ! そっちこそ、命を捨てる覚悟で向かって来い!」
 サイボーグジャイアントが傷ついた身体を庇いながら、誘導弾を放って牽制した。
「そのわりに、だいぶ焦っているようやな? ひょっとして、『こんなはずでは……!』って思っているんか?」
 ウルスラ・ロザーノ(鈴振り燕・f35438)が軽く皮肉を言いながら、ダンスを踊るようにして、誘導弾を受け流した。
「ば、馬鹿なっ! 今まで、こんな事……なかったはずなのに……ハッ!」
 サイボーグジャイアントが、ハッとした表情を浮かべた。
 思わず『こんなはずでは……』と口走ってしまったため、とても嫌な気持ちになっているようだ。
「僕等を甘く見ない方がいいですよ」
 それに合わせて、シン・クレスケンス(真理を探求する眼・f09866)が2回攻撃を繰り出し、生命力と魔力を吸収した。
「ぐぬぬ、ふざけた真似を……! だが、まだだ! まだ、やれる! 真の恐怖は、これからだァァァァァァ!」
 サイボーグジャイアントが、悔しそうに拳を震わせた。
 本来であれば、対等に戦えるだけの実力があると思っていたため、悔しさと絶望で心の中がグチャグチャになっていた。
「アタシの仲間が言ったはずよ。手加減をしていたら、痛い目に遭うって。それでも、本気を出さないって言うのなら、痛い目に遭わせてあげる」
 仲佐・衣吹(多重人格者のマジックナイト・f02831)が、サイボーグジャイアントに警告しながら、全力魔法をブチ当てた。
「……ならば、すべて潰すだけだァァァァァァァ! 消えろ、消えろ、消えてしまえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
 サイボーグジャイアントが血反吐を吐きながら、ケモノの如く叫び声を響かせた。
「その割には、覚悟が足りないな? 本気で殺す気なら、このくらいはするべきだぜ」
 それに合わせて、諏訪野・啓太郎(さすらいのライダー・f20403)が捨て身の一撃を放ち、鎧無視攻撃を繰り出した。
「だったら、これで、どうだァァァァァァァァァァァ! オラオラオラエラァ!」
 サイボーグジャイアントがロケットブーストで両拳を加速し、本能の赴くまま猟兵達に殴り掛かった。
「さっきと比べたら、段違いに良くなったけど、まだまだね」
 すぐさま、衣吹がサイボーグジャイアントのパンチを受け流し、騙し討ちを仕掛けて離脱した。
「な、何故だ! 今のは確実だったはずなのに……! それなのに、何で当たらなかったんだ! こんなの、まぐれだ!」
 サイボーグジャイアントが信じられない様子で、ギチギチと歯を鳴らした。
「……そら、当たり前や。ボク等の方が強いんやから……」
 ウルスラが【El Camino de Santiago(ジュンレイセイロ)】を発動させ、空中を走る不可視のサイキックの道を召喚した。
「……そんな訳がないだろ! 俺の方が百倍強いッ! 絶対に……強い! それなのに、なんで、こんな事に……! あ、悪夢だ。こんなの、現実じゃない! あってはならない事なんだ! それなのに……それなのに……!」
 サイボーグジャイアントが、こめかみを激しくピクつかせた。
「それなら、証拠を見せて下さい。本当に強いのなら、それを証明できますよね?」
 次の瞬間、影華が【神斬蟲・黒燐装攻(ディバインブレイド・アームドカース)】を発動させ、rキャバリアの両掌から神殺しの呪詛を纏った黒燐蟲のスタンピードを放った。
「ああ、みせてやろう。いま……すぐに! その時に後悔しても手遅れだぞ? 例え、肉の塊になったとしても、俺が手加減する事はないッ!」
 サイボーグジャイアントが両目を血走らせ、肉体の機械化部位から生命エネルギーを噴出し、後先考えず猟兵達に突っ込んでいった。
「そう簡単に、倒せると思ったか?」
 すぐさま、啓太郎が【エレクトロレギオン】を発動させ、小型の戦闘用機械兵器達(670体)を召喚して盾代わりにした。
「ぐ、ぐぬ……、小賢しい真似を! そんな事をしても無駄なのに……! オラオラオラオラオラァ!」
 サイボーグジャイアントが、小型の戦闘用機械兵器達をブン殴って、容赦なく破壊していった。
「!」
 それでも怯む事なく、小型の戦闘用機械兵器達が、ワラワラとサイボーグジャイアントに襲い掛かった。
「……少しだけ眠ってもらうよ」
 その隙をつくようにして、クリスティナが【煙幕弾発射機構(スモーク・ディスチャージャー)】で催眠煙幕を放ち、サイボーグジャイアントを眠らせようとした。
「こんなところで……眠って……たまるかァ!」
 サイボーグジャイアントが殺気立った様子で、むりやり身体を動かそうとした。
「うぐ……ぐぐぐ……。駄目だ……身体が……!」
 だが、激しい睡魔に襲われ、身体が重く、思うように動かなかった。
「いまのうちに治療しておくわね」
 それに合わせて、エリスが【シンフォニック・キュア】で歌声を響かせ、仲間達の傷を治療していった。
「馬鹿にするなァ! この程度の事で……眠ってなるものかァ! 起きろ、起きろ、起きろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
 サイボーグジャイアントが自分の身体を傷つけ、強引に目を覚ました。
「神の威を借りし槍よ、我が命に従い、立ち塞がるモノを打ち倒せ!」
 次の瞬間、シンが【雷霆の槍の召喚(サモン・ケラウノス)】を発動させ、革手袋の下に隠れた手の紋から魔法陣を展開し、雷の槍を顕現してサイボーグジャイアントの身体を貫いた。
「あば、ばばばば……!」
 その一撃を喰らったサイボーグジャイアントが感電し、間の抜けた声を響かせた。
「これが一つの到達点ってやつデスね」
 続いて、庚が【到達点(グランド・フィナーレ)】を発動させ、雷の槍を顕現してサイボーグジャイアントの身体を再び貫いた。
「うぐ……ぐぐぐぐぐっ! まだだ、まだ……やれる! これで決着がついたと思ったら、大間違いだ!」
 そう言ってサイボーグジャイアントが歯を食いしばり、全身の筋肉を隆起させた。


「はあはあ……。やはり、100%……いや、120%の力で戦うべきだったか。……ならば、全力で戦うのみ! これからが本気だ! ……容赦はしない!」
 サイボーグジャイアントが拘束具を外してリミッターを解除し、全身の筋肉を極限まで隆起させた。
「……オマエ、強いのか」
 ディノ・ニックス(ゲームプレイヤーの魔喰者(モンスターイーター)・f42090)が、サイボーグジャイアントに対して問いかけた。
「ああ、強い。シャレ抜きでな。普段は、拘束具で力を抑えていたが、それどころではないからなァ! さあ、恐怖しろ、絶望しろ!」
 サイボーグジャイアントが鬼のような形相を浮かべ、一気に間合いを詰めて猟兵達に殴り掛かった。
「拍子抜けだね、本当に……」
 それに合わせて、アスハ・ゾート(万物知らぬ有害なる魔女・f34478)が死角から攻撃を仕掛け、サイボーグジャイアントに恐怖を与えた。
「うぐ、ぐぐぐ……。このオレに恐怖を与えるとは、なかなかだな! だが、オレの実力は、こんなモンじゃない!」
 サイボーグジャイアントがケモノの如く吠えながら、荒々しく息を吐きながら猟兵達を殴って殴って殴りまくった。
「……邪魔をしないでくれるかな」
 それと同時に、筒石・トオル(多重人格者のマジックナイト・f04677)が残像を繰り出し、傷口を抉って生命力を吸収した。
「オ、オレが攻撃していたのは、すべて残像だったのか!? あ、あり得ない。だが、まったく手応えがなかったむ。そう考えると……うぐぐ」
 その一撃を喰らったサイボーグジャイアントが、悔しそうに拳を震わせた。
「ああ、すべて残像だ。ただし、私はホンモノだがな」
 次の瞬間、リア・スプレーギ(碧眼は世界の夕焼け空を見つめる・f39230)が居合い斬りを放ち、サイボーグジャイアントの胸に傷をつけた。
「ぐ、ぐぬぅ……、何故だ! 何故、こんな事に!」
 サイボーグジャイアントが胸元を押さえたまま、地面を蹴って猟兵達に体当たりを仕掛けてきた。
「いくら強力な攻撃であっても、当たらなければ意味がありませんよ?」
 即座に、シホ・エーデルワイス(捧げるもの・f03442)が、サイボーグジャイアントの体当たりを見切り、強烈なカウンターを繰り出した。
「ぐ、ぐぐ、確かに……、その通りだ。だからこそ、負けられない。わざわざ危険を冒してまで、リミッターを解除したのだから……」
 サイボーグジャイアントが両目を血走らせ、荒々しく息を吐き捨てた。
 度重なる戦いで傷を負った事もあり、身体のあちこちが悲鳴を上げていた。
 それでも、逃げ出す訳にはいかないため、力の限り戦う事しか選択肢が残されていなかった。
「それじゃ あなたを たおして そざいを もらうね」
 そんな中、ネッド・アロナックス(ガムゴム人の冒険商人・f41694)が、サイボーグジャイアントに攻撃を仕掛けていった。
「そ、素材だと!? 何故、それを!」
 サイボーグジャイアントが、ハッとした表情を浮かべ、その場から飛び退いた。
 どうやら、ドロップ率が低いものの、レアアイテムを持っているようである。
「ええ、素材です。その様子だと、持ってますね……?」
 アレクサンドラ・ヒュンディン(狗孤鈍狼・f25572)が、サイボーグジャイアントに視線を送った。
「それは、その……いや、まあ、持っていると言えば、持っているかも知れないが……」
 サイボーグジャイアントが、しどろもどろになった。
「さあ、このまま一気に倒してしまいましょう」
 それに合わせて、小宮・あき(人間の聖者・f03848)がマスケット銃で狙い撃ち、サイボーグジャイアントの体勢を崩した。
「……言ったはずだ、ここで倒れる訳にはいかない、と!」
 サイボーグジャイアントが歯を食いしばり、渾身のロケットパンチを放とうとした。
「さぁ、行け! 可愛いコインの兄弟達!」
 その邪魔をするようにして、リアが【夕焼けの宝箱(キラキラカワイイコインノキョウダイタチ)】を発動させ、夕焼け色の宝箱から大量の空飛ぶ金貨を放ち、サイボーグジャイアントの邪魔をした。
「こ、こら、邪魔だ! うぐ、ぐぐぐ、ええい、鬱陶しい!」
 サイボーグジャイアントがイラついた様子で、大量の空飛ぶ金貨を振り払った。
 しかし、大量の空飛ぶ金貨が執拗に纏わりついてきたため、ロケットパンチを放つ事が出来なかった。
「ところで そざいは どこにあるの?」
 そんな中、ネッドが【ガムゴムフォーム】で自身の肉体をガムゴム化した後、サイボーグジャイアントのまわりを跳ね回った。
「だから、鬱陶しいと……言っているだろうがァァァァァァァア!」
 その事に腹を立てたサイボーグジャイアントが、殺気立った様子でネッド達に吠えた。
「それじゃ はなれるね」
 その拍子に、ネッドが空飛ぶ金貨と共に、サイボーグジャイアントから離れた。
「タイミング、バッチリだね。……これで狙う事が出来る」
 それと同時に、トオルが【極楽鳥花嵐(ストレリチアストーム)】を発動させ、ルーンソードを無数の極楽鳥花の花びらに変え、サイボーグジャイアントの身体を切り裂いた。
「ゆ、許さん……! 絶対……殺す!」
 サイボーグジャイアントが怒り狂った様子で、肉体の機械化部位から生命エネルギーを噴出させ、猟兵達に突っ込んでいった。
「本物、どーれだ♪」
 すぐさま、あきが【戦場のハレム(ダミー)】を発動させ、掌に1と刻印された戦闘用の服を着たあきソックリの人物145体を召喚し、サイボーグジャイアントの注意を引いた。
「ぐ、ぐぬぬっ! ホンモノは……どいつだ!」
 その事に動揺したサイボーグジャイアントが、手当たり次第にブン殴った。
 しかし、サイボーグジャイアントが殴った相手は、すべてニセモノ。
 サイボーグジャイアントには、ホンモノの見分けがつかないため、混乱しているようだった。
「そんな事じゃ、私達を倒す事なんて出来ませんよ?」
 そこに追い打ちを掛けるようにして、アレクサンドラが【猫の毛づくろい】で摩擦抵抗を極限まで減らし、サイボーグジャイアントに空中戦を仕掛けて吹き飛ばした。
「ぐ、ぐぬっ! まだ、だっ!」
 それでも、サイボーグジャイアントが両足に力を入れて踏ん張り、両目をギラつかせた。
「……ひとつ、きいてもいいかな? そこまでして戦う理由は? 何か使命でもあるの?」
 アスハが【わたしはといをなげかけるもの(クエスチョン)】を発動させ、普段は閉じている下半身の目から青い触手の塊を召喚し、青い触手と狂気の力で攻撃した。
「そんなモノはない。ある訳がないだろ! ただ、目の前の敵を倒すだけだ!」
 サイボーグジャイアントが傷つく事も恐れず、機械化部位から生命エネルギーを噴出し、再び殴りかかってきた。
「……そうか」
 すぐさま、ディノが【スキルクロス・リユニオン】を発動させ、カウンターと捨て身の一撃を組み合わせたマキシマムカウンターを繰り出した。
「うおっ!」
 その拍子に、サイボーグジャイアントが、ドシンと尻餅をついた。
「……ルノ!」
「精霊と共に鍛えた上げた精霊銃の力!見せてあげる!」
 シホが【奏手】精霊を奏でし者ルノリスト(カナデテ・セイレイヲカナデシモノエーデルワイス)で、精霊銃を念導力で操る機械人形を呼び、連携を取りながら、捨て身の一撃を繰り出した。
「ぐお、ば、馬鹿なっ! このオレが……こんなところで……ぐわあああああ!」
 その一撃を喰らったサイボーグジャイアントが断末魔を響かせ、跡形も残さず消し飛んだ。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​




第2章 集団戦 『竜牙兵』

POW   :    竜牙兵の剛撃
単純で重い【武器】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
SPD   :    竜牙兵の連撃
【武器】【シールドバッシュ(盾による殴り)】【蹴り】で攻撃し、ひとつでもダメージを与えれば再攻撃できる(何度でも可/対象変更も可)。
WIZ   :    竜牙兵の真撃
自身が装備する【武器】から【闘気の刃】を放ち、レベルm半径内の敵全員にダメージと【回復不能】の状態異常を与える。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

納花・ピンチン(サポート)
ブギーモンスターの勇者×殺人鬼
布を被ってから9年が経ちましたわ
普段はお嬢様口調で、時々関西弁がちょこっと
……って、勉強中なんですわ!

あくまでお仕置きをしに来ているから
あまり殺伐とした戦い方はしませんわ
武器も直前で刃を返して叩いたり
その光景はギャグになることが多いですわ

商人街出身、お話しや交渉なんかも好きです
小さなスイーツや飴ちゃんを渡して一緒に食べると
色々話してくれるんですわ

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し
多少の怪我は厭わず積極的に行動します
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
また例え依頼の成功の為でも
公序良俗に反する行動はしません

あとはおまかせ
ほないっちょ、よろしくおねがいします


鈴乃宮・影華(サポート)
「どうも、銀誓館の方から助っ人に来ました」
銀誓館学園所属の能力者……もとい、猟兵の鈴乃宮です

かつての様にイグニッションカードを掲げ
「――|起動《イグニッション》!」で各種装備を展開
友人から教わった剣術や
体内に棲む黒燐蟲を使役するユーベルコードを主に使用

TPO次第では
キャバリアの制御AIである『E.N.M.A』が主体となるユーベルコードを使用したり
『轟蘭華』や乗り物に搭載した重火器をブッ放したり
「|神機召喚《アクセス》――|起動《イグニッション》!」からのキャバリア召喚で暴れます

例え依頼の成功の為でも、他の猟兵に迷惑をかけるような行為はしません
不明な点はお任せします


ナーダ・セッツァー(サポート)
顔を隠し、喪服に身を包み、兄弟と半分に分けたロザリオを身につける。
兄弟と同じ装丁の仕込み杖を持ち、隠すのは槍。
オラトリオの翼は出さない。
髪に咲く花は山荷葉。

弱者を救済し、悪を裁く。
全ては亡き我が神のため。
憐れなるモノに神の御加護を。
その為ならばこの身が、手が紅く染まろうと悔いはない。

尊大な口調だが他人を下に見ている訳では無い。
他人には他人の価値がある。
だが我が神を侮辱するのは万死に値する。
神のみもとに逝くがいい。

戦闘は仕込み杖(槍)での肉弾戦、又は硝子のような山荷葉の花を風に舞わせて切り刻む。
回復?殺られる前に殺れば必要ないな。




「……なんだ、騒がしいッ!」
「どうやら、サイボーグジャイアントが、撃破されたようだな」
「カッカッカッ! サイボーグジャイアントなど、お飾りの大将! 倒されたところで、どうと言う事はない」
 その騒ぎを聞きつけた竜牙兵達が、物陰からワラワラと現れた。
「あらあら、随分と威勢がいいのですのね? それならば、纏めてズンバラリンで切り裂いて差し上げますわ」
 納花・ピンチン(ブギーモンスターの勇者・f31878)が、勇者の剣を素振りしながら、竜牙兵達に対して言い放った。
「カッカッカッ、これは面白い!」
「我々も随分と甘く見られたモノだなァ!」
「どうやら、我等の実力を、まったく理解していないようだなァ!」
 竜牙兵達が小馬鹿にした様子で、ゲスな笑い声を響かせた。
 この様子では、サイボーグジャイアントとの戦いで疲れ果て、戦う事が出来ないと思い込んでいるのだろう。
 弱った状態であれば、負ける事がないと思い込んでいるようだ。
「それは、こっちの台詞です。そもそも、あなた達、強いんですか? どう見ても、サイボーグジャイアントの方が強そうに見えますが……」
 鈴乃宮・影華(暗がりにて咲く影の華・f35699)が、竜牙兵達に対して冷たい視線を送った。
「もちろん!」
「……当たり前だ!」
「まあ、多少、大袈裟に……いや、何でもない」
 竜牙兵達が、しどろもどろになりながら、意味もなく胸を張った。
「……自信がないのだな?」
 ナーダ・セッツァー(地に満たせ神の威光・f35750)が、色々と察した様子でボソリと呟いた。
「いや、そんな事はない!」
「むしろ、自信に満ち溢れているからなっ!」
「そ、そうだ! 俺達が力を合わせれば、何も怖いモノなどない!」
 竜牙兵達が動揺した気持ちを誤魔化すようにして、キッパリと言い放った。
「それなら、全力を出しても、かまいませんわね?」
 すぐさま、ピンチンが【ブギー・ブギーフェイス】で知恵の布を脱ぎ、おぞましき異形の鹿に変身した後、長く伸び血を啜る肉の槍で、目の前の竜牙兵を破壊した。
「ば、馬鹿なっ!」
「これは、マズイぞ、ハッタリじゃねぇ!」
「とにかく、やるぞ、やっちまえぇぇぇぇぇ!」
 それを目の当たりにした竜牙兵達が、動揺した様子で特攻を仕掛けてきた。
「……では、その脅威、お返しします」
 そこに追い打ちを掛けるようにして、影華が【黒燐弾・鏡影華(イマジンカンパニー・リフレクション)】を発動させ、黒燐蟲が纏った『錬銀』の欠片に竜牙兵達の攻撃を映し取り、そのまま纏めて弾き返した。
「ぎゃああああ!」
「な、何故だ、これでは……」
「ま、まぐれだ、こんなの、まぐれだ! 俺達の方が強い!」
 竜牙兵達が動揺した様子で、あたふたとし始めた。
「……残念だったな、思い通りにいかなくて……」
 次の瞬間、ナーダが【鈴蘭の嵐】を発動させ、裁きの雷(槍)を無数の鈴蘭の花びらに変え、竜牙兵達を蹴散らしていった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

モニカ・メイソン(サポート)
 ゲームプレイヤーとしてゴッドゲームオンラインに参加しています。バグプロトコルの事件もいちクエストとしてこなします。
 持ち前のゲームセンスを活かして、柔軟に状況へ対応します。目的を達成するために、ダメージを受けることも厭いません。
 この世界をゲームとして見ていますが、NPCやドラゴンプロトコルに対しても、人として対応します。


シン・クレスケンス(サポート)
◆人物像
落ち着いた雰囲気を持つ穏やかな青年。窮地でも動じず冷静な状況判断で切り抜ける。

◆戦闘
魔術や詠唱銃(【破魔】の魔力を込めた銀の銃弾)による攻撃が主。
魔力のコントロールに長け、射撃の腕も確か。
作戦次第では、闇色の武器を召喚して前衛を務めることもある。

◆特技
・情報収集や追跡、索敵など
・料理も得意

◆UDC『ツキ』
シンに取り憑いているUDCで闇色の狼の姿をしている。
魂や魔力の匂いを嗅ぎ分けての追跡や索敵が得意。
戦闘は鋭い牙や爪を用いて行う。

◆口調
・シン
僕/相手はさん付け(使役は呼び捨て)
です、ます、ですか?等丁寧で穏やかな話し方
・ツキ
俺/お前、呼び捨て
だぜ、だろ、じゃないか?等男性的な話し方


アトシュ・スカーレット(サポート)
性格
悪ガキから少し成長したが、やっぱり戦うのは好き
大人に見られるように見た目的にも精神的にも背伸びしている
目の前で助けられる人がいるなら積極的に救おうとする
口調は「〜だな。」など男性的

戦闘
【呪詛(腐敗)】と「棘」を組み合わせ、万物を強引に腐敗させる方法をついに編み出した
前衛も後衛もやれる万能型だが、前衛の方が好き
複数の武器を同時に操ることも可能
高速戦闘も力任せの戦闘も状況に応じて使い分ける
(装備していれば)キャバリアにも対応可
光や聖属性は使えません

非戦闘
聞き耳などを駆使した情報収集を中心とする
化術で動物に化けて偵察することも


札神・遊狐(サポート)
妖狐のカードデュエリスト×パーラーメイド、23歳の女じゃ。
普段の口調は「老齢の妖狐っぽい口調(わらわ、お前さん、じゃ、のう、じゃろう、じゃろうか?)」、
演技時は「カワイコぶる(わたしぃ、~様、ですぅ、ますぅ、でしょ~、でしょお?)」じゃ。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用する。
多少の怪我は厭わず積極的に行動するぞ。
他の猟兵に迷惑をかける行為はせんな。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はせん。
後はMS様におまかせするわ。
よろしくおねがいするのう!


藤堂・こずゑ(サポート)
あまり見た目妖狐っぽくないけど、妖狐なの

右目を何とか見せない、見ない様に生きてるわ
妖狐な部分は出したくないから…

依頼に拘りは無いわ
誰とでも連携し、どんなのでも遂行してみせるわよ
日常パートはアンニュイな感じでクールに過ごすわ
一応喜怒哀楽はあるつもり

戦闘パートは古流剣術で挑むけど…
流派は忘れちゃった
マイナーだから廃れちゃったみたい

振るう刀は宵桜(ヨイザクラ)ね
可愛いでしょ

大気の流れを読んで攻撃したり避けたり、後の先を得意とするわ

UCはどれでも使用し、攻撃するUCばかりだけど…
他の猟兵との連携などで避けて敵を引き付ける必要がある時は『流水の動き』を使ってね

後はマスター様にお任せするわ
宜しくね


ネッド・アロナックス(サポート)
めずらしい そざいはある?
なければ じょうほうを しいれて かえろうかな!
(※セリフはひらがな+カタカナ+空白で話します)

探し物や調べ物は楽しくて得意だよ
"くらげほうき"や"ゆきソリ"で空を飛んだり泳いだりしてヒトや物も運ぶよ

戦闘はサポートに回ることが多いかな
手強い敵は基本隠れながら隙を作って逃げる!
"クリーピングコイン"で物をひっかけて飛ばしたり
"しろくじら"の歌で余所見をさせたりね

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し多少の怪我は厭わず積極的に行動します
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
また例え依頼の成功のためでも公序良俗に反する行動はしません
あとはおまかせ
よろしくおねがいします!


四十物・寧々(サポート)
※サポートプレイング

多少の怪我や失敗は厭わず積極的に行動し、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。

その上で現在の状況に対応できる人格で行動します。
シナリオ進行に必要な言動など青丸稼ぎに役立てて下さい。

使用ユーベルコードの指定はありません。
「成功」の結果で書けそうなものを一つステータス画面からお選び下さい。フラグメント次第で不使用も可です。

アイテムもご自由にお使い下さい。
服装系は提案の一例としてアイテムの最後尾から装備としております。

あとはお任せ致します。
宜しくお願い致します。


バジル・サラザール(サポート)
『毒を盛って毒で制す、なんてね』
『大丈夫!?』
『あまり無理はしないでね』

年齢 32歳 女 7月25日生まれ
外見 167.6cm 青い瞳 緑髪 普通の肌
特徴 手足が長い 長髪 面倒見がいい 爬虫類が好き 胸が小さい
口調 女性的 私、相手の名前+ちゃん、ね、よ、なの、かしら?

下半身が蛇とのキマイラな闇医者×UDCエージェント
いわゆるラミア
バジリスク型UDCを宿しているらしい
表の顔は薬剤師、本人曰く薬剤師が本業
その割には大抵変な薬を作っている
毒の扱いに長け、毒を扱う戦闘を得意とする
医術の心得で簡単な治療も可能
マッドサイエンティストだが、怪我した人をほおっておけない一面も

アドリブ、連携歓迎


不破・静武(サポート)
年齢イコール彼女イナイ歴なので基本的な行動原理は「リア充爆発しろ」「リア充は死ね」です。オブリビオンは彼の中では全員リア充です。リア充に見えそうにないオブリビオンに対しては最初はやる気なさそうにしますが、状況を前進させる意思は一応あるので無理やり理屈をつけてリア充と決めつけます。一度敵とみなせば以降はもう容赦はしません。
オブリビオンに対しては基本的には『リア充ころし(焼却)』と『ガソリン』を併用して消毒という名の焼却を図ります。状況に応じて『リア充ころし(爆破)』や『リア充爆破スイッチ』等を併用して物理的にリア充爆発しろを実現させようとします。
見た目がやられ役なので逆襲くらう展開も可能です。


クローネ・マックローネ(サポート)
普段の口調は「クローネちゃん(自分の名前+ちゃん、相手の名前+ちゃん、だね♪、だよ!、だよね★、なのかな?)」
真剣な時は「クローネ(ワタシ、相手の名前+ちゃん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」
普段の口調の時は頻繁に★や♪を語尾に付けるよ♪

基本は一般人の安全を優先で♪
多少の怪我は厭わず積極的に動くね♪
他の猟兵に迷惑はかけないよ♪
シリアスな場面では状況の解決を優先するよ
コメディ色が強い場合はその場のノリを楽しむ方向で動くね♪
えっち系はばっちこい★状態変化もばっちこい♪
絡みOK、NG無しだよ★

UCは状況に応じてMS様が好きなのを使ってね★

後はMS様におまかせするね♪
よろしくおねがいします★


吐院・ぐるめ(サポート)
 人間の「ぐるぐるバット」アスリート×シャーマン、18歳の女です。
 普段の口調は「キャプテン(私、あなた、~さん、だ、だね、だろう、だよね?)」、真剣な時は蒼白「(私、あなた、~さん、言い捨て)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


ミルディア・ディスティン(サポート)
「サポート?請われれば頑張るのにゃ!」
 UDCでメカニックして生計を立ててるのにゃ。
 『俺が傭兵で出撃して少し足しにしてるがな?』
 ※自己催眠でお人好しで好戦的な男性人格に切り替わりますがデータは変わりません。

 ユーベルコードはシナリオで必要としたものをどれでも使用します。
 痛いことに対する忌避感はかなり低く、また痛みに性的興奮を覚えるタイプなので、命に関わらなければ積極的に行動します。
 公序良俗は理解しており、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。むしろ積極的に助ける方です。
 記載の無い箇所はお任せします。よろしくおねがいします。


小宮・あき(サポート)
お困りの方がいる、と聞いて参りました。
スポット参戦のような形でフラリと。



◆性格・人柄

敬虔な聖職者として猟兵に目覚めた、人間の聖者。
です・ます口調の礼儀正しい女性。
ピンクの髪に、透き通る水色の瞳が特徴的。
ふふ、と微笑み、愛らしい見た目で佇んでいますが、
本業は商人。ホテル経営者。冷静で非情な心も持ち合わせています。
また敬虔な聖職者故、邪教徒や魔女に寛容さが無く、苛烈な面も持ちます。

既婚者。
神と夫に報告できない行動は、絶対に取りません。



◆戦闘
ユーベルコードは指定したもので臨機応変に。
基本は後衛の魔法職。

・範囲魔法(神罰)
・回復(コルセオ)
・避難誘導・人手が必要な作業(戦場のハレム) 等


シホ・エーデルワイス(サポート)
助太刀します!


人柄

普段は物静かで儚げな雰囲気ですが
戦闘時は仲間が活躍しやすい様
積極的に支援します


心情

仲間と力を合わせる事で
どんな困難にも乗り越えられると信じています


基本行動

味方や救助対象が危険に晒されたら身の危険を顧みず庇い
疲労を気にせず治療します

一見自殺行為に見える事もあるかもしれませんが
誰も悲しませたくないと思っており
UCや技能を駆使して生き残ろうとします

またUC【贖罪】により楽には死ねません

ですが
心配させない様
苦しくても明るく振る舞います


戦闘

味方がいれば回復と支援に専念します
攻撃は主に聖銃二丁を使用


戦後
オブリビオンに憎悪等は感じず
悪逆非道な敵でも倒したら
命を頂いた事に弔いの祈りを捧げます


ミスティ・ストレルカ(サポート)
基本方針は専守防衛・他者フォローです
サポート故、連携重視のお任せ

知らない人にはどうにも気後れしてしまうけど
それでも他の人が怪我するのも嫌なので押すところは押すのですよ
主にサモン・シープ等攻撃系のUCで他者行動の隙を消す様に立ち回るのです
中遠距離をとり全体を掴む感じですね

防御系の技能で時間稼ぎも行けますので
生まれながらの光での前線維持、魔力性防御障壁の囮役も…ちょっと怖いけど
でもでも、みんなの居場所を守るのですよー

そうそう、えっちなのはいけないと思います。
興味がない…訳ではないですがひつじさんが怖い雰囲気纏って凄い勢いで止めにツッコんでくるのです
年齢制限がどうとか、らしいです




「グガァァァ、何故だ!」
「オレ達は強いはずなのに!」
「まさか、本当にコイツ等……いやいや、そんな訳がない!」
 竜牙兵達が現実を受け入れられない様子で、激しく拳を震わせた。
 ハッキリ言って、予想外。
 思っていた以上に苦戦を強いられたため、少し焦っているようである。
「何も驚く事ではありません。……相手が悪かったと言う事です」
 シン・クレスケンス(真理を探求する眼・f09866)が、落ち着いた様子で答えを返した。
「相手が悪かった……だとぉ!」
「いやいや、そんなはずはない。お前達はザコだ!」
「それとも、何か!? 俺達に見る目がないって言いたいのか!?」
 竜牙兵達がイラついた様子で、猟兵達に迫ってきた。
 だが、実際に、節穴。
 見る目がないだけでなく、冷静な判断力も失っていた。
「実際に、節穴じゃねえか! オレ達の実力が分かっていたら、わざわざ、そんな強気でいられる訳がないからなっ!」
 そんな空気を察したアトシュ・スカーレット(神擬の人擬・f00811)が、キッパリと言い放った。
「……調子に乗るなっ!」
「お前達が強い訳ないだろ!」
「そ、そうだ! さっきのだって、まぐれだしなァ!」
 竜牙兵達が逆ギレ気味に、叫び声を響かせた。
 だが、節穴と言われて、シックリきた。
 自分達は、弱い。
 シャレ抜きで、弱い。
 そう自覚してしまうほど、圧倒的な力の差があった。
「その割には、焦っている気が……」
 モニカ・メイソン(プロゲーマー・f42013)が、竜牙兵達に視線を送った。
「いや、そんな事はない」
「そ、そうだ。お前達など、怖くない!」
「だから、遠慮せず掛かって来い。返り討ちにしてやろう! 俺達は強いからなっ!」
 竜牙兵達は、そう思い込む事で、自我を保とうとしていた。
「……なら、試してみるか? 楽しみじゃのう。それだけ強がっているのだから、わらわ達がド肝を抜くほどの力を隠しているのじゃろう?」
 札神・遊狐(妖狐のカードデュエリスト・f41463)が、含みのある笑みを浮かべた。
「ああ、もちろん!」
「さっきのは様子見だしな!」
「それに、もう少ししたら、援軍も来るから、覚悟しておけ!」
 竜牙兵達が後ろをチラ見しつつ、必要以上に胸を張った。
 しかし、ノープラン。
 今にも両手を上げそうな勢いで、何も考えていなかった。
「だったら、のんびりしている暇はなさそうね」
 藤堂・こずゑ(一閃・f23510)が残像を繰り出しながら、宵桜(退魔刀)をギュッと握り締め、目にも留まらぬ早業で、二回攻撃を繰り出した。
「……ちょっ!」
「念仏を唱える暇もねぇ!」
「……とにかく、盾を構えろ、身を護れ!」
 竜牙兵達が色々な意味で危機感を覚え、一斉に盾を構えた。
 だが、盾を構えたところで、猟兵達の攻撃を防げる保証はなかった。
「……と言うか、背後がガラ空きだぜ」
 その間に、アトシュが【転移術・花弁式(テレポート・ネルケ)】を発動させ、黒い薔薇の花弁】と共に、竜牙兵達の背後に出現した。
「ゲェェェェ! いつの間に!」
「まさか、まわり込んでいやがったのか!?」
「い、いや、コイツはテレポートしてきたぞ!」
 竜牙兵達が魔の抜けた声を上げ、一斉に尻餅をついた。
「そろそろ、覚悟は出来た?」
 それに合わせて、モニカが【アルテミスカード】を発動させ、攻撃回数を倍加するカードを使い、竜牙兵達が連続攻撃を繰り出した。
「……畜生ッ! 俺達が前しか見てねぇ事を利用しやがって!」
「そもそも、背後から攻撃したら駄目だろ! それでも正義の味方か!」
「そ、そうだ! これでも、俺達は純粋だから、ずっと前しか見てねぇんだよっ!」
 竜牙兵達が盾で身を護りながら、口汚い言葉で猟兵達を罵った。
 だが、何を言っても、猟兵達のメンタルを削るほど、破壊力のある言葉を発する事は出来なかった。
「召喚! 狐火九尾!」
 それと同時に、遊狐が【デュエリストカード】でカード化したユーベルコードを使い、周囲に火の玉を浮かべる九尾の狐を召喚した。
 遊狐によって召喚された九尾の狐は火の玉を飛ばし、竜牙兵達を次々と炎に包んでいった。
「あ、熱ィ!」
「こんなところで、負ける訳には……」
「もう少しの辛抱だ。必ず仲間が……助けに……来る!」
 竜牙兵達が歯を食いしばり、盾を構えたまま、少しずつ距離を縮めてきた。
「混沌から産まれし槍よ、我が命に従い、立ち塞がるモノを封じ殲滅せよ!」
 その間に、シンが【殲滅の槍の召喚(サモン・アナイアレイター)】を発動させ、幾何学模様を描いて複雑に飛翔しながら、未知の材質の黒槍で竜牙兵達に包囲攻撃を仕掛けた。
「ぎゃあ!」
「嘘だろ、オイ!」
「このままだと全滅じゃねえか!」
 その事に危機感を覚えた竜牙兵達が、盾を構えたまま後退した。
「残念だったわね、このままだと、本当に全滅してしまうわよ?」
 そこに追い打ちを掛けるようにして、こずゑが【廻し逆突き(マワシサカツキ)】を発動させ、盾で弾かれた刀の反動を利用し、背後で刀を左手に持ち替え、先頭にいた竜牙兵に突きを繰り出し、吹き飛ばした。


「ち……、畜生ッ!」
「こんなところで負けたら、俺達のプライドが許さねぇ」
「そ、そうだ! そろそろ、本気を出すぞ! 俺達の本気を、な!」
 竜牙兵達が盾を構えたまま、激しく声を震わせた。
「本気……ですか」
 四十物・寧々(あいもの・ねね・f28377)が、複雑な気持ちになった。
 どう見ても、竜牙兵達は全力で戦っていた。
 その状況で、本気を出したとしても、たかが知れていた。
「なんだ、その目は!」
「俺達は断じて、雑魚ではない!」
「お前等、心のリミッターを解除するぞ! うおおおお!」
 そんな空気を察した竜牙兵達が、わざと大声を上げて、強くなったフリをした。
「……で?」
 クローネ・マックローネ(快楽至上主義な死霊術士・f05148)が、不思議そうに首を傾げた。
「いや、もっと驚くところだろ」
「ゲゲェ、コイツはやべぇ、とか言うべきだぞ?」
「そ、そうだ! 普通だったら、腰を抜かしているところだぞ!」
 竜牙兵達が信じられない様子で、クローネにツッコミを入れた。
 本来であれば、猟兵達が驚き、動揺しているはずなので、『ヤバイ、死ぬ!』という気持ちが強まった。
「それよりも そざい」
 そんな中、ネッド・アロナックス(ガムゴム人の冒険商人・f41694)が鋭利な刃物を使って、竜牙兵達の身体をガリガリと削って素材をゲットしようとした。
「ちょっと待てぇぇぇぇぇぇ!」
「勝手に俺達から素材を奪うなっ!」
「……と言うか、気が早すぎだろ!?」
 その事に気づいた竜牙兵達が、ドン引きした様子で後退した。
「お前等……リア充だろ? 他の奴は騙せても、オレを騙す事は出来ない」
 それと同時に、不破・静武(人間の非モテの味方・f37639)が、竜牙兵達をジロリと睨みつけた。
「な、何を根拠に、そんな事を……」
「……聞いた事がある。ニオイで、リア充と、非リアを区別する奴がいる、と……」
「まさか、コイツが、噂の……いや、そんなはずはない。そもそも、オレ達はリア充……なのか?」
 竜牙兵達が顔を真合わせ、気まずい様子で汗を流した。
 まったくモテ無いと言ったら嘘になるが、リア充かと言えば、そうとも言えなかった。
「まあ、私は、どちらでもいいんだけど……。それよりも、そろそろ本気の力を見せてくれる?」
 バジル・サラザール(猛毒系女史・f01544)が、竜牙兵達に視線を送った。
「そ、そうだな」
「このままだと、ハッタリだと思われるしなっ!」
「いくぞ、お前等! 俺達の恐ろしさを思い知らせてやれ!」
 竜牙兵達が覚悟を決めた様子で剣を振り上げ、一斉に襲い掛かってきた。
「そんなことより そざい ちょうだい」
 即座に、ネッドがフェイントでかわし、再び鋭利な刃物を使って、竜牙兵達の身体をガリガリと削った。
「だから、素材をゲットしようとするなァ!」
「採り放題じゃないぞ、ゴラァァァァァァァァ!」
「こ、こら、やめっ! 素材を持って、逃げるなァァ!」
 その攻撃を喰らった竜牙兵達がイラついた様子で、ネッドの後を追いかけ始めた。
「そうやって、追い掛け回すのは、良くないよ?」
 続いて、クローネが【ワタシの悪夢の復讐部隊(ブラック・ドリームイーター・トルーパー)】を発動させ、嫌悪の感情が欠落したドリームイーター(147体)達を召喚し、雪崩の如く勢いで竜牙兵達を攻撃させた。
「こ、このままでは!」
「増援は、まだかっ! まだなのか!」
「もう俺達で戦うしかない! シャレにならない事になる前に……!」
 その事に危機感を覚えた竜牙兵達が、剣から闘気の刃を飛ばし、ドリームイーター達を蹴散らしていった。
「……そこまでです」
 それに合わせて、寧々が【アンディファインド・フューチャー・キッス】を発動させ、成人した自分のようなサキュバス型UDCを召喚し、投げキッスを飛ばして、竜牙兵達を魅了した。
「だ、駄目だ。何も考えられねぇ」
「身体も、まったく……動かない……!」
「動け……動け……動けぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
 竜牙兵達が寧々に魅了され、逆らう事が出来なくなった。
「今のうちに、悪いものを取り除いておきましょうか」
 続いて、バジルが【ハイパーデトックス】を発動させ、薬剤を籠めた極細注射針を放ち、竜牙兵達の肉体を傷つけず、体内の毒や菌、ウイルスのみを攻撃した。
「だ、駄目だ!」
「頭が痛い、割れそうだ」
「か、身体の力が抜けていく」
 その影響で竜牙兵達が、一斉にガックリと膝をついた。
「リア充は消毒だ~~!!」
 次の瞬間、静武が【汚物は消毒だ(リアジュウハショウドクダ)】を発動させ、リア充に対する怒りから炎を生み出し、竜牙兵達を次々と炎に包むのだった。


「みんな、大丈夫……じゃないな、これは」
「ま、まさか、アイツ等が、全滅……したのか!?」
「そ、そんなはずはねぇ! アイツ等は、そこそこ強かったはず。だとしたら、コツイ等……、そこそこ強い奴より、強いって訳か」
 増援にやってきた竜牙兵達が目の当たりにしたのは、猟兵達との戦いで無残に散った仲間達の姿であった。
「……何だかイラッとするのは何故だろう」
 吐院・ぐるめ(虹色の彼方・f39773)が、複雑な気持ちになった。
 おそらく、褒められていない。
 いや、間違いなく、馬鹿にされている。
 そう実感してしまうほど、竜牙兵達の言葉には悪意があった。
「それは、こっちの台詞だ!」
「よくも、仲間をやりやがったな!」
「アイツ等、普段は可愛らしい編みぐるみを作るほど、メルヘンチックな奴等だったのに!」
 竜牙兵達がイラついた様子で、激しい殺意を猟兵達に向けた。
「それ……、絶対に嘘にゃ」
 ミルディア・ディスティン(UDCの不可思議メカニック・f04581)が、ジト目で竜牙兵達を睨みつけた。
「いや……、本当だ」
「そ、そうだ、編みぐるみが好きだった……はず」
「ば、馬鹿っ! そんな事を言ったら、バレ……あっ!」
 竜牙兵達がドキッとした様子で、猟兵達に視線を送った。
 だが、いまさら言った言葉を飲み込む事は出来ず、気まずい雰囲気が辺りに漂った。
「嘘……だったのですか?」
 ミスティ・ストレルカ(白羽に願う・f10486)が、気まずい様子で視線を逸らした。
 危うく信じてしまいそうになってしまったため、竜牙兵達に対する不信感が爆発しそうな勢いで膨らんだ。
「いや、それは……」
「編みぐるみ……好きだったよ……なあ」
「あ、ああ、好きだった! 間違いない!」
 竜牙兵達が動揺した様子で、力強く頷いた。
 しかし、嘘がバレた後では、すべてが茶番。
 猟兵達も、みんな揃って、冷ややかな視線を送っていた。
「とりあえず、始めましょうか」
 小宮・あき(人間の聖者・f03848)が、苦笑いを浮かべた。
 このまま茶番劇を続けても、双方にメリットがないと判断したのか、気持ちの切り替えが早かった。
「え? いや、まあ……そうだな」
「確かに……。俺達は仲間の仇を討つため、正々堂々と……」
「いや、待て。それで勝てん。俺達らしく、邪道で行くぞおおおお!」
 竜牙兵達がケモノの如く吠えながら、力任せに剣を振り下ろした。
「ようやく……本性を現しましたね」
 それと同時に、シホ・エーデルワイス(捧げるもの・f03442)が、竜牙兵達が攻撃を見切り、オーラ防御を展開しながら、捨て身の一撃を繰り出した。
「ぎゃあ!?」
「ちょっと待て! シャレ抜きで強いぞ!?」
「誰だ、雑魚の集まりとか言っていた奴は……!」
 その事に動揺した竜牙兵達が、一斉に盾を構えて後退した。
「そんな事をしても無駄ですよー」
 それに合わせて、ミスティが【サモニング・ガイスト】を発動させ、古代の戦士の霊を召喚した。
 召喚された古代の戦士の霊は、槍で竜牙兵達を串刺しにすると、そのまま炎で焼いた。
「ぎゃああああ!」
「あ、熱いィィィィィィィ!」
「お、落ち着け! たった一体、増えただけだ!」
 竜牙兵達が動揺した様子で、さらに後退していった。
「残念ですが、一体だけではありません」
 そこに追い打ちを掛けるようにして、シホが【守霊】今は亡き守護騎士達の勇姿(シュレイ・ソハレイゲンナルエーデルワイスナイツ)を発動させ、人命救助に長けた守護騎士団(1450体)を召喚し、盾を構えたまま突っ込んで、竜牙兵達をマヒさせた。
「し、しまった!」
「ち、畜生、身体が動かねぇ!」
「もう駄目だ、限界だァァァァァァァァ!」
 そんな中、戦意を喪失させた竜牙兵が、ドサクサに紛れて逃げ出した。
「絶対に……逃がしません」
 続いて、あきが【光の鎖(チェイン)】を発動させ、使用者にしか見えない光の鎖で互いを繋いだ。
「うご!」
 その拍子に、竜牙兵達が顔から地面に突っ込み、骨の欠片が飛び散った。
「自業自得だ」
「普通、逃げるか、この状況で」
「先に死んどけ。裏切るものが!」
 そのため、竜牙兵達の反応も、冷ややかだった。
「それじゃ、リーダーっぽいのを見つけたから、倒しちゃうね」
 それと同時に、ぐるめが【基本姿勢(グルグルバット)】を発動させ、リーダーと思しき竜牙兵に、めまいと嘔吐の状態異常を与えた。
「あ、頭が……。おい、誰か肩を貸してくれ。……って、誰も、いないのか? なんで、返事をしない。俺が倒されたら、終わりだぞ? ま、まさか、逃げたのか!?」
 リーダーと思しき竜牙兵がビクっと身体を震わせ、フラつく頭で辺りを見回した。
 どうやら、リーダーの存在がバレてしまったため、勝ち目がないと判断して逃げ出してしまったようである。
「それじゃ、さよなら、にゃ!」
 次の瞬間、ミルディアが仲間達と連携を取って、リーダーと思しき竜牙兵に攻撃を仕掛けていった。
「ちょ、ちょっと待ってくれ! おいおい、嘘だろ! 大した活躍も出来ず、死ぬのってぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ! いーやーだぁぁぁぁぁぁ!」
 そして、リーダーと思しき竜牙兵は、自分の身を護る事さえ出来ず、猟兵達の攻撃を喰らって、為す術もなく力尽きるのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​




第3章 ボス戦 『竜牙兵・指揮官』

POW   :    竜王の武威
【闘気を帯びた武器】が命中した敵を【返し刀】で追撃する。また、敵のあらゆる攻撃を[返し刀]で受け止め[闘気を帯びた武器]で反撃する。
SPD   :    竜王の呼気
【闘気を帯びた武器】から、戦場全体に「敵味方を識別する【荒ぶる炎の渦】」を放ち、ダメージと【消えない炎】の状態異常を与える。
WIZ   :    竜王の爪牙
レベルm半径内の敵全てを、幾何学模様を描き複雑に飛翔する、レベル×10本の【闘気の刃】で包囲攻撃する。
👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠アッティラ・ドラゴンロードです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

火土金水・明
「初めてのゴッドゲームオンラインの世界です。気を引き締めていきましょう。」「私は攻撃をしつつ、味方の猟兵のみなさんの回復を受け持ちますね。」
【SPD】で攻撃です。
攻撃は、【継続ダメージ】と【鎧無視攻撃】と【貫通攻撃】を付け【フェイント】を絡めた【巷に金色の雨の降るごとく】を【範囲攻撃】にして、『竜牙兵・指揮官』が何処に移動しても巻き込めるようにして【2回攻撃】します。相手の攻撃に関しては【第六感】【残像】【オーラ防御】で、ダメージの軽減を試みます。
「(攻撃を回避したら)残念、それは残像です。」「私の役目は少しでもダメージを与えて次の猟兵の方に繋げる事です。」
アドリブや他の方との絡み等は、お任せします。




「グワハハハハハハッ! まさか竜牙兵達を蹴散らし、ここまで来る奴がいたとは!」
 『竜牙兵・指揮官』がドヤ顔で、高笑いを響かせた。
 どうやら、ここまで来る者がいるとは思っていなかったらしく、少し驚いているようだった。
 だが、竜牙兵・指揮官は全く動揺しておらず、むしろ興奮しているようだった。
「調子に乗るにも、今だけだ!」
「……今日が年貢の納め時だからな!」
「さあ、正義の一撃を受けやがれぇぇええ!」
 そんな中、廃人プレイヤー達が後先考えずに、雄叫びを上げて突っ込んでいった。
 この様子では、猟兵達に面倒事を押しつけて、手柄を奪おうとしているのだろう。
 竜牙兵・指揮官さえ倒してしまえば、こっちのモンと言わんばかりに、ヤル気満々であった。
「……愚かな」
 竜牙兵・指揮官がフンと鼻を鳴らし、闘気を帯びた武器から荒ぶる炎の渦を放ち、廃人プレイヤー達を一瞬にして消し炭に変えた。
「ひ、ひぃ!」
「ば、化け物っ!」
「う、嘘だろ、強いぞ、コイツ」
 途端に、廃人プレイヤー達が戦意を喪失させ、腰を抜かして泣き言を言った。
(初めてのゴッドゲームオンラインの世界……、油断は禁物ですね)
 それを目の当たりにした火土金水・明(夜闇のウィザード・f01561)が、オーラ防御を展開して間合いを取った。
「愚か、愚か、愚かなりぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」
 その間も、竜牙兵・指揮官は闘気を帯びた武器から荒ぶる炎の渦を放ち、廃人プレイヤー達を容赦なく蹴散らしていった。
「む、無理ぃ!」
「あ、後は頼むぞ!」
「俺達は応援するから!」
 廃人プレイヤー達が戦意を喪失させ、明にすべて丸投げをして、脱兎の如く逃げ出した。
 おそらく、攻撃の射程範囲まで逃げて、おいしいところを奪うつもりでいるのだろう。
「……仕方がありませんね。廃人プレイヤーさんが逃げる時間を稼ぎましょうか」
 そんな空気を察した明が深い溜息を漏らし、継続ダメージと鎧無視攻撃、貫通攻撃を付与し、フェイントを絡めた【巷に金色の雨の降るごとく(ゴールドレイン)】を範囲攻撃にして、虹色の稲妻を落とし、竜牙兵・指揮官を2回攻撃するのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

風薙・澪(サポート)
戦闘は剣、ポンプアクション散弾銃、魔法を主に使って戦う。
近距離は剣、中距離は銃、遠距離は魔法が主な攻撃手段だが、
状況に応じて距離に拘らず扱う時もある。
敵が少ないときは、逆に剣、銃で隙を作り魔法で止めを刺す。

剣も銃も基本は両手で扱う為、右手に剣、左手銃のような二刀流的なことはほぼしない。
剣は両手持ちではあるものの軽快に扱い、フットワークを軽くして戦う。

銃はほぼ9粒装弾の散弾を使っているが、対象を打ち抜けないときなどはスラッグ(一粒弾)も使う。
いずれにせよ射程はあまり長くない。
弾倉はチューブマガジンで後入先出。(最後に込めた弾薬が最初に撃ち出される)
弾薬入手はUDCではなく別世界から入手している


クリム・フラム(サポート)
火炎と爆発とレーザーがメインのブックメイカーの女の子です。

口調はですます調ですが、概ね声が大きい感じです。

行動方針は主に2つで最低限の安全策を取ってから飛び込んで炎と爆破で解決しようとするスタイルと、
情報を集めて分析しながら探索や戦闘を進めていく方向です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


小宮・あき(サポート)
お困りの方がいる、と聞いて参りました。
スポット参戦のような形でフラリと。



◆性格・人柄

敬虔な聖職者として猟兵に目覚めた、人間の聖者。
です・ます口調の礼儀正しい女性。
ピンクの髪に、透き通る水色の瞳が特徴的。
ふふ、と微笑み、愛らしい見た目で佇んでいますが、
本業は商人。ホテル経営者。冷静で非情な心も持ち合わせています。
また敬虔な聖職者故、邪教徒や魔女に寛容さが無く、苛烈な面も持ちます。

既婚者。
神と夫に報告できない行動は、絶対に取りません。



◆戦闘
ユーベルコードは指定したもので臨機応変に。
基本は後衛の魔法職。

・範囲魔法(神罰)
・回復(コルセオ)
・拘束(光の鎖)
・人手が必要な作業(戦場のハレム) 等




「うぐぐっ! さっきは油断したが、もう怖いモノなど、何もない。俺にはコイツ等がいるからなッ!」
 竜牙兵・指揮官がイラついた様子で、指をパチンと鳴らして、竜牙兵達を呼び寄せた。
「うおおお!」
「ブッ殺してやるぜえぇぇ!」
 竜牙兵達は無駄にテンションが高く、色々な意味でヤル気満々になっていた。
「ひょっとして、それで勝ったつもりなの?」
 風薙・澪(ウィザードウォーリア・f17869)が第六感を駆使して、先制属性攻撃を繰り出した。
「うぐっ! 強い!」
「だが、俺達は、お前達によって倒された竜牙兵達をベースにしている!」
「つまり、俺達はお前達の行動パターンをすべて熟知しているの……ぐわああああ!」
 その一撃を喰らった竜牙兵達が、木っ端微塵に砕け散った。
「ば、馬鹿なっ! 俺の特別製だぞ? それなのに……何故!」
 それを目の当たりにした竜牙兵・指揮官が、ギチギチと歯を鳴らした。
「例え、特別製であっても、負けるつもりはありませんから……」
 クリム・フラム(図書室のパイロマニア・f36977)がオーラ防御を展開しながら、第六感を駆使して空中戦を仕掛け、エネルギー弾を撃って、竜牙兵達を爆破していった。
「ち、畜生っ!」
「ふざけやがって!」
「それでも、俺達は……特別製だァ!」
 竜牙兵達が一斉に盾を構え、猟兵達に迫っていった。
「その割には、何の策もなく、特攻するんですね」
 小宮・あき(人間の聖者・f03848)が、呆れた様子で溜息を洩らした。
「た、確かに……。お、おい。もう、ちょっと考えて……頑張れ!」
 竜牙兵・指揮官が、曖昧な指示をした。
「お、おうっ!」
 竜牙兵達もフワッとした感じで、何となく指示に従った。
 だが、あまりにもフワッとしているせいで、指示に従った竜牙兵達も、よく分かっておらず、『ガンガンいこうぜ!』並みに曖昧だった。
「それじゃ、こっちから行くわよ」
 その隙をつくようにして、澪が【三界祝聖(トライエレメンタルブレス)】を発動させ、炎の精霊力、水の精霊力、風の精霊力で自らを強化し、全力魔法で竜牙兵達に攻撃を仕掛けていった。
「お前達の犠牲は無駄にしない。これでも……喰らええええええ!」
 そんな中、竜牙兵・指揮官が闘気を帯びた刀を振り下ろし、衝撃波を発生させて地面をガリガリと削っていった。
「天にまします我らの父よ」
 すぐさま、あきが【主の祈り(アーメン)】を発動させ、完全な脱力状態でユーベルコードを受け止め、それを無効化して讃美歌から排出した。
「ぐわあああああああ!」
 その一撃を喰らった竜牙兵・指揮官が、為す術もなく宙を舞った。
「せっかくですから、この魔導書を読み解いてみましょうか。魔導書自体はニセモノですが、情念だけはホンモノですから……」
 それに合わせて、クリムが【黒百合の偽魔導書(トームオブブラックリリィ)】を発動させ、炎の精霊力、水の精霊力、風の精霊力で自らを強化し、エネルギー弾をブチ当て、竜牙兵・指揮官の身体を炎に包んだ。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

クローネ・マックローネ(サポート)
普段の口調は「クローネちゃん(自分の名前+ちゃん、相手の名前+ちゃん、だね♪、だよ!、だよね★、なのかな?)」
真剣な時は「クローネ(ワタシ、相手の名前+ちゃん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」
普段の口調の時は頻繁に★や♪を語尾に付けるよ♪

基本は一般人の安全を優先で♪
多少の怪我は厭わず積極的に動くね♪
他の猟兵に迷惑はかけないよ♪
シリアスな場面では状況の解決を優先するよ
コメディ色が強い場合はその場のノリを楽しむ方向で動くね♪
えっち系はばっちこい★状態変化もばっちこい♪
絡みOK、NG無しだよ★

UCは状況に応じてMS様が好きなのを使ってね★

後はMS様におまかせするね♪
よろしくおねがいします★


諏訪野・啓太郎(サポート)
『唯のろくでなしの旅烏ですよ。』
 スペースノイドのスターライダー×電脳魔術士、31歳の男です。
 普段の口調は「男性的(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)」、負傷した仲間には「元気に(俺、~くん、~さん、だね、だよ、~かい?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


フラン・レオニズ(サポート)
※アドリブ連携、歓迎

どんなゲームもやってみよう精神の人外姿のゲームプレイヤー
俺的に、レアモン狙いとか…収集要素や未知なモノが好きだな。
モンスターを見ると悪食意識が顔を覗かせ「どんな味がするのだろう」と恍惚な表情を、それ以外は割とドライ

位置的には遠中距離
ブラック・グリード(wiz)、バプテスマ(wiz)どっかーん的な?

寄ってきた敵は御触り現金、構わず足蹴やぶん殴るぜb
近距離は サクラメント(wiz)で自身を強化して
ドラゴンテイルで吹き飛ばす?ジェズルで殴る?魔喰部位で踏み潰す?…的な?

多少無茶行動もゲームだしOK…まあ、公序良俗も他の猟兵に迷惑をかける行為も無し、目を付けられちゃ敵わないじゃん。


バジル・サラザール(サポート)
『毒を盛って毒で制す、なんてね』
『大丈夫!?』
『あまり無理はしないでね』

年齢 32歳 女 7月25日生まれ
外見 167.6cm 青い瞳 緑髪 普通の肌
特徴 手足が長い 長髪 面倒見がいい 爬虫類が好き 胸が小さい
口調 女性的 私、相手の名前+ちゃん、ね、よ、なの、かしら?

下半身が蛇とのキマイラな闇医者×UDCエージェント
いわゆるラミア
バジリスク型UDCを宿しているらしい
表の顔は薬剤師、本人曰く薬剤師が本業
その割には大抵変な薬を作っている
毒の扱いに長け、毒を扱う戦闘を得意とする
医術の心得で簡単な治療も可能
マッドサイエンティストだが、怪我した人をほおっておけない一面も

アドリブ、連携歓迎


樂文・スイ(サポート)
一人称:俺
二人称:君、お前
女性、子供にはくん、ちゃん付け、男性には呼び捨て
口調は~だね、~だよ系で飄々としている
人助けは完全にヒトへの好意から。
ヒトの死を見るのも好きだが、あくまで自分の手で殺してこそと思っているので敵の殺戮を許すようなことはない。立場上殺人衝動は敵を倒すことで紛らわせている(我慢してる)
表向きは人好きのする明るいお兄さんで楽しいこと大好き!なノリ
残酷な面は敵対した相手にしか見せないようにしている
攻撃としては傷口をえぐる、誘惑、威圧など
防御としては毒耐性、医術など使用
物騒なキャラだがシナリオ内で一般人や仲間に危害を加えるなど迷惑行為はしない
UCは活性化されたものどれでも使用可


春霞・遙(サポート)
UDC組織に所属して、UDC関連の一般病院に勤務している小児科医です。
行動の基本方針は困っている人が居るなら助けたい、人に害をなす存在があるなら退けたい。
戦う力はあまりないですけど、自分が傷を負うとしてもみなさんのお手伝いができれば嬉しいです。

基本的に補助に徹します。
「医術」「援護射撃」「情報収集」から、【仕掛け折り紙】【葬送花】での目くらましや演出、【生まれながらの光】【悪霊祓いのまじない】で照明や目印を付けるなども行えるかと思います。
攻撃は拳銃による射撃か杖術が基本で、その他はUCを使用します。
【悔恨の射手】【未来へ捧ぐ無償の愛】は基本的に使用しません。

シリアス以外ならいたずら好きの面も。


ミスティ・ストレルカ(サポート)
基本方針は専守防衛・他者フォローです
サポート故、連携重視のお任せ

知らない人にはどうにも気後れしてしまうけど
それでも他の人が怪我するのも嫌なので押すところは押すのですよ
主にサモン・シープ等攻撃系のUCで他者行動の隙を消す様に立ち回るのです
中遠距離をとり全体を掴む感じですね

防御系の技能で時間稼ぎも行けますので
生まれながらの光での前線維持、魔力性防御障壁の囮役も…ちょっと怖いけど
でもでも、みんなの居場所を守るのですよー

そうそう、えっちなのはいけないと思います。
興味がない…訳ではないですがひつじさんが怖い雰囲気纏って凄い勢いで止めにツッコんでくるのです
年齢制限がどうとか、らしいです


アス・ブリューゲルト(サポート)
「手が足りないなら、力を貸すぞ……」
いつもクールに、事件に参加する流れになります。
戦いや判定では、POWメインで、状況に応じてSPD等クリアしやすい能力を使用します。
「隙を見せるとは……そこだ!」
UCも状況によって、使いやすいものを使います。
主に銃撃UCやヴァリアブル~をメインに使います。剣術は相手が幽霊っぽい相手に使います。
相手が巨大な敵またはキャバリアの場合は、こちらもキャバリアに騎乗して戦います。
戦いにも慣れてきて、同じ猟兵には親しみを覚え始めました。
息を合わせて攻撃したり、庇うようなこともします。
特に女性は家族の事もあり、守ろうとする意欲が高いです。
※アドリブ・絡み大歓迎、18禁NG。


アレクサンドラ・ヒュンディン(サポート)
人狼の力持ち×ミュータントヒーローです
普段の口調は「私、~さん、です、ます、でしょう、でしょうか?」、気にいったら「私、あなた、~さん、ね、よ、なの、なの?」

性格は内気で人と目を合わせるのが苦手ですが、人嫌いなわけではなく事件解決には積極的です
戦闘スタイルは力任せで、ダメージはライフで受けるタイプです

日常や冒険の場合、食べ物があるとやる気が増します

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


飯綱・杏子(サポート)
ジビエ|食材《オブリビオン》がヒト型でなければ料理して喰らうっす
ヒト型の|食材《オブリビオン》を料理するときはこちらがヒト型を辞めるのが|マナー《マイルール》っす

リビングアーマーや宇宙船の類だってきっと貝類みたいに美味しい可食部があるし、食器としても活用するっす
どんなに癖のある|肉《ジビエ》でも濃い味付けにすれば食えない肉はないっす

悪魔だから|毒は利かない《【毒耐性】持ち》っす。酔うけど。腐敗も発酵もわたしには一緒っす
あと|八つ裂きにされても死なない《【切断部位の接続】持ち》っす

シナリオの傾向によっては、ヒト型を性的な意味で食い散らかしてもいいっすよ
白子もミルクも大好きっす


諏訪野・みすず(サポート)
とにかく突撃して、ボスをぶっ飛ばします。「みすずちゃんにはパパ以外は、勝てないよー!」「このままじゃマズいよね」アドリブ、共闘歓迎です。


音駆螺・鬱詐偽(サポート)
世界に蔓延る悪を懲らしめるネガティブアイドル鬱詐偽さん
ただいま参上。
・・・って、どうしてこんな恥ずかしいセリフを言わないといけないのよ。
うう、これも番組の為なのね。



自身の命綱である番組の為、多少の苦難や困難は仕方なく行います。
むしろ持ち前の不運によりおいしい場面を呼び込んでくれるかと思います。
ただし、ネガティブとはいえアイドルですのでマイナスイメージとなる仕事はすべて却下でお願いします。
ユーベルコードや技能はご自由に使わせてください。
どうぞ、当番組のネガティブアイドルをお役立てください。
                      プロデューサーより


紫洲川・珠璃(サポート)
キャラの雰囲気は落ち着いたお姉さんの感じです
口数はどちらかというと少なく物静か

戦闘は果敢に攻め入り、
足は止めず常に動き回り、奇策より正攻法を好みます
武器は主に一振りの刀(虚鐵)を両手持ちで使い、たまに脇差として所持している二本目を抜きます

ボスのような大物相手ではまず相手の機動力を削いでから有効打を狙いにかかるので特に序盤は機動部位(主に足)を手数を多くして攻撃し、
中~終盤は基幹部位(頭や胴体など)を高威力の一撃で狙います

ユーベルコードは以下の順で制御しやすい(と彼女が思っている)ので利用しますが、
状況に応じて適切なものを利用します

【使いやすい】⇔【使いづらい】
炎狐=妖剣解放<黒狐召喚<神狐召喚


ラムダ・ツァオ(サポート)
ラムダよ、よろしく。
相手が強いのなら、削れる機会は逃さず、相手に隙は見せず、
長期戦を覚悟して着実に狙うのがいいわね。
勿論、隙があれば見逃したくないけど。
見切ったり足には自信があるけど、過信せずに落ち着いて戦況を見極めるわ。

行動指針としては以下の3通りが主。
1.囮役としてボスの注意を引き付け、味方の攻撃を当てやすくする。
2.ボスの移動手段→攻撃手段の優先順で奪っていく。
3.仕留められそうな場合は積極的に仕留めに行く。
 (他に仕留めたい人がいればその手助け)

台詞回しや立ち位置などは無理のない範囲でご随意に。
ユーベルコードは状況に応じて使い分けます。
アドリブ・連携歓迎


向・存(サポート)
もし手助けが必要でしたらお手伝いするのですよぉ~。
得意なのは近接戦闘とか、【情報収集】も兼ねた見回りとかお話を伺うのも好きですよぉ~。
非道なことをなされる方には手加減無用、全力で参らせていただきますねぇ~。
大丈夫ですよぉ~。手足の二・三本くらいもげてもなんとかなりますのでぇ~。

ユーベルコードの出し惜しみをするつもりはありませんよぉ~。
使いどころに迷ったときはぁ、ご同輩に相談するのも良いですねぇ~。
あとは最後まで油断大敵、【咄嗟の一撃】も放てるように【逃亡阻止】は意識しておきましょう~。
堅実にきちんと片づけたら、皆で美味しいものでも食べて帰りましょう~。
※アドリブ・連携歓迎


アニカ・エドフェルト(サポート)
「、」が、多めな感じで、しゃべります。
小柄ながらも、精いっぱい、がんばる、そんな、格闘家、です。

戦い方ですが、至近距離での、格闘戦を、挑みます。
ユーベルコードは、どれでもOK。
完封は、せずに(出来ずに)、相手の攻撃も、食らいながら、必死に、戦います。
ストーリー進行や、判定に、問題がないなら、個人としては、敗北でも、大丈夫です。
勝つも、負けるも、ぎりぎりな、感じ。
相手も、しっかり、立てられると、いいな、と。

あとはいろいろ、おまかせ、しますっ


子豚・オーロラ(サポート)
人間の妖剣士×寵姫、22歳の女です。
普段の口調は「豚房流の女(私、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」、リラックス中は「子豚家の女(わたし、あなた、呼び捨て、ねぇ、ねぇん、でしょお、なのぉ?)」です。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません

五刀流と一刀流を使い分け、相手のや依頼のタイプに合わせお色気行動と剣士としての真剣な動きを使い分けます

武人タイプには敵でも敬意を払いますが、騙し討ち等の戦術を嫌っているわけではありません

あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


納花・ピンチン(サポート)
ブギーモンスターの勇者×殺人鬼
布を被ってから9年が経ちましたわ
普段はお嬢様口調で、時々関西弁がちょこっと
……って、勉強中なんですわ!

あくまでお仕置きをしに来ているから
あまり殺伐とした戦い方はしませんわ
武器も直前で刃を返して叩いたり
その光景はギャグになることが多いですわ

商人街出身、お話しや交渉なんかも好きです
小さなスイーツや飴ちゃんを渡して一緒に食べると
色々話してくれるんですわ

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し
多少の怪我は厭わず積極的に行動します
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
また例え依頼の成功の為でも
公序良俗に反する行動はしません

あとはおまかせ
ほないっちょ、よろしくおねがいします




「ぐおおおおおおお! 熱いィィィィィィィイ! お、おい、お前等! 早く、火を消せぇぇぇぇぇぇ!」
 その攻撃をモロに食らった竜牙兵・指揮官が、炎に包まれながら、地面をゴロゴロと転がった。
「えっ?」
「ええっ!?」
 だが、竜牙兵達は、オロオロ、あたふた。
 とりあえず、水を掛けたものの、なかなか炎が消えず、竜牙兵・指揮官がグッタリとした。
「ひょっとして……死んだ?」
 クローネ・マックローネ(快楽至上主義な死霊術士・f05148)が、竜牙兵・指揮官の死亡を何となく確認した後、なむなむと両手を合わせた。
「とっても、イイ……上司でしたァァァァァァァァァァ」
 その言葉を聞いた竜牙兵達が、一斉に涙っぽいモノを流した。
「……って、殺すな、勝手に! と、とにかく、俺の傷が癒えるまで時間を稼げ! さすがに、辛い。この状況では……。俺の影武者を呼んで来い! 時間くらい稼ぐ事が出来るだろ!」
 竜牙兵・指揮官がフラフラしながら、竜牙兵達に連れられ逃げていった。
「……って、この状況で逃げるのかよっ!」
 諏訪野・啓太郎(さすらいのライダー・f20403)が、ビシィッとツッコミを入れた。
「し、仕方ないだろうがっ! こっちは死にかけているんだ! 空気、読めや!」
 竜牙兵・指揮官が逆ギレ気味に吠えながら、ペッと唾を吐き捨てた。
「……と言うか、そんな義理……ないわよね?」
 バジル・サラザール(猛毒系女史・f01544)がクールな表情を浮かべ、竜牙兵・指揮官に毒属性攻撃を仕掛けた。
「ぐわああああ! 余計な事をするなぁぁぁぁぁぁぁ! 死んだら、どうするゥ!」
 竜牙兵・指揮官が猛毒状態に陥り、薄れゆく意識の中で、呪いの言葉を吐き捨てた。
「はあはあ、どうやら、間に合ったようっすね。……影武者っす。これで、もう大丈夫っすよ!」
 そんな中、竜牙兵・指揮官の影武者が現れ、ハイテンションで親指をビシィッと立てた。
「それじゃ、始めようか。影武者を倒したら、ホンモノを倒してもイイんだよね?」
 樂文・スイ(欺瞞と忘却・f39286)がノリノリとした様子で、竜牙兵・指揮官の影武者に問いかけた。
「いや……、確かオイラ以外にも、影武者がいたはずっす。まあ、本体さえ倒してしまえば、何の問題もないんっすけど……」
 竜牙兵・指揮官の影武者が、苦笑いを浮かべた。
「もしくは、あなたを無視して、ホンモノの後を追うか、ですね」
 春霞・遙(子供のお医者さん・f09880)がニコッと笑って、竜牙兵・指揮官の影武者を見つめた。
「そ、それは駄目っす。せっかく、オイラが時間を稼いでいるのに、それが無駄になっちゃうっす!」
 竜牙兵・指揮官の影武者が、困った様子で首を振った。
「じゃあ、倒していいんだな?」
 フラン・レオニズ(下手物雑喰・f42000)が、疑いの眼差しを送った。
「い、いや、それは、それで困るんっすが……」
 竜牙兵・指揮官の影武者が、複雑な気持ちになりながら、フワフワッと視線を泳がせた。
「まあ、いいや。どうせ、みんな倒すつもりだったからね」
 そんな中、スイがサクッと気持ちを切り替え、【因果律の天狐(ラプラスノカイカ)】を発動させ、後先考えない殺戮衝動を解放し、竜牙兵・指揮官の影武者のツキを奪って不幸を与え、自分自身に幸運を付与した。
「うう、やっぱり、そうなるっすか。まあ、それも想定内……っすけどね!」
 竜牙兵・指揮官の影武者が、闘気を帯びた剣を振り下ろし、荒ぶる炎の渦を放った。
「悪いけど、こっちも想定内よ」
 それに合わせて、バジルが【バジリスク・スモッグ】を猛毒のガスを放ち、大爆発を起こして竜牙兵・指揮官の影武者を吹き飛ばした。
「ぐわあああああああああああ!」
 その爆発に巻き込まれた竜牙兵・指揮官の影武者が、華麗に宙を舞ってポテッと落ちた。
「クルクルクログロクローネちゃん♪ カワイイサキュバスちゃんになぁ~れ★」
 それに合わせて、クローネが【クローネちゃんの淫魔変身★(ブラック・サキュバス・メタモルフォーゼ)】を発動させ、吸精と魅了の能力を持つ漆黒肌のサキュバスに変身した。
「よ、よくも、やったっすね! 絶対に、許さないっすよ!」
 竜牙兵・指揮官の影武者がズタボロになりながら、幾何学模様を描き複雑に飛翔し、闘気の刃を放っていった。
「へぇ……、なかなか、やるじゃん。でも、まあ……想定内だな、これは……」
 フランが【ディスペルサークル】を発動させ、勢いよく杖を掲げて、黒魔法陣で竜牙兵・指揮官の影武者にダメージを与えた。
 それと同時に、闘気の刃が頬をかすめたものの、フランはまったく動じなかった。
「あばばばばばばばば……!」
 一方、竜牙兵・指揮官の影武者は黒魔法陣を喰らって、真っ黒な煙をプハッと吐いた。
「風に舞う薄紅の嬰児よ……、惑う命の導きと成れ」
 その流れに乗るようにして、遙が【葬送花(タムケノハナ)】を発動させ、杖から溢れる光を竜牙兵・指揮官の影武者に向け、数多の薄桃色の花吹雪でダメージを与えた。
「ちょ、ちょっ、待つっす! 待ってくれっすぅぅぅぅぅ!」
 その花吹雪に巻き込まれた竜牙兵・指揮官の影武者が、何やら早口で叫びながら血反吐を噴いた。
「これでとどめだ、決めるぜ!」
 次の瞬間、啓太郎が【スーパーフィニッシュ】で全武装を一斉に発射し、竜牙兵・指揮官の影武者に風穴を開けた。
「ま、まさか、こんなところで……死ぬなんて……」
 そう言って竜牙兵・指揮官の影武者が、地面に突っ伏し息絶えた。


「他の奴等は、何故倒されたか。それは鍛え方が足りなかったせいだ! ……分かるか。この意味が! だが、お前達は違う! 筋肉が、お前達に力を与えてくれる!」
 一方、別の竜牙兵・指揮官の影武者が、竜牙兵達を前にして、力強く訴えた。
(……筋肉……?)
 竜牙兵達は、困惑した。
 筋肉……何処にある。
 何処をどう見ても、筋肉っぽいモノはない。
 無駄に熱く語っている竜牙兵・指揮官の影武者も、筋肉らしいモノはない。
「あの……筋肉は、どこです?」
 ミスティ・ストレルカ(白羽に願う・f10486)が、キョトンとした表情を浮かべた。
「お前には、見えないのか。このムッチリとした筋肉が……。まあ、それも仕方のない事だ。俺の筋肉は賢い奴しか見えないからな!」
 竜牙兵・指揮官の影武者が、えっへんと胸を張った。
(……み、見えない……)
 竜牙兵達が無言で、サッと視線を逸らした。
「悪いが、俺にも見えないが……」
 アス・ブリューゲルト(蒼銀の騎士・f13168)が、クールに答えを返した。
「ハッハッハッ! 愚かな、愚かな、愚かなァ! ほら、見ろ。ここに愚か者が……って、どうしたお前等、引き笑いなどして。まさか、お前達も見えない訳じゃ……ないよなぁ?」
 竜牙兵・指揮官の影武者がムッとした様子で、竜牙兵達の顔色を窺った。
「い、いや、その……」
「み、み、見えないっす」
「いやあ、まあ、たまに見えるような気が……」
 竜牙兵達が、しどろもどろになりながら、乾いた笑いを響かせた。
「それって、見えないのでは……?」
 アレクサンドラ・ヒュンディン(狗孤鈍狼・f25572)が、竜牙兵達にツッコミを入れた。
「いやいやいや、見えます、見えます、見えますとも! バッチリ、クッキリ、見えますとも! いやー、こことか、こことか、凄いですもの! 分からない訳がないですよー」
 竜牙兵達が必死になって、ある事、無い事、褒め始めた。
「お前等……何も見えてないな?」
 竜牙兵・指揮官の影武者が、殺意のオーラを身に纏った。
「その筋肉が見えるのは、おそらく愚か者だけよ」
 音駆螺・鬱詐偽(帰ってきたネガティブアイドル・f25431)が高いところに立って、竜牙兵・指揮官の影武者を見下ろした。
「な、な、何者だ!」
 その事に気づいた竜牙兵・指揮官の影武者が、殺気立った様子で吠えた。
「世界に蔓延る悪を懲らしめるネガティブアイドル鬱詐偽さん、ただいま参上。べ、別に恥ずかしくなんてないから……」
 鬱詐偽が恥ずかしそうにしながら、何となくポーズを決めた。
「ネガティブアイドルだと!? そんな奴は、筋肉の敵だ!」
 竜牙兵・指揮官の影武者が、凄まじい殺意を鬱詐偽に向けた。
「筋肉……って訳には、骨ばっかりっすね。それでも、まあ……イイ出汁が出そうっすから、美味しく戴くつもりっすけど……」
 そんな中、飯綱・杏子(悪食の飯テロリスト・f32261)が、じゅるりとヨダレを垂らした。
「ハハハハハッ! 面白い事を言うじゃないか! まさか、もう勝ったつもりでいるとは……」
 竜牙兵・指揮官の影武者が、ポージングを繰り出した。
「悪いけど、みすずちゃんの敵じゃないね」
 それに合わせて、諏訪野・みすず(不思議系ダンサー・f00636)がダンスを踊るようにして間合いを詰め、力を溜めて竜牙兵・指揮官の影武者を殴った。
「ぐぬっ! やるじゃないか! だが、筋肉は……裏切らない!」
 竜牙兵・指揮官の影武者が、気合と根性で何とか、その場に踏み留まった。
「裏切るも何も、そもそも存在していないと思うんだけど……。ひょっとして、ソウルフレンズ的なモノなの? まあ、どちらにしても、倒す事に変わりはないのだけれど……」
 鬱詐偽が複雑な気持ちになりながら、【グッドナイス・ブレイヴァー】を発動させ、戦闘力のない動画撮影ドローンを召喚し、視聴者の応援を受け、自分自身をパワーアップさせた。
「お前等の目は節穴かァァァ! この筋肉が見えないなんて……」
 竜牙兵・指揮官の影武者が怒り狂った様子で、全身の筋肉を隆起させたような素振りを見せた。
 だが、そう思い込んでいるだけで、肉体的に変化は……ない。
「そんなニセモノの筋肉には負けないの」
 ミスティが【サモニング・ガイスト】で古代の戦士の霊を召喚し、槍と炎で竜牙兵・指揮官の影武者に攻撃を仕掛けた。
「ハハハハハッ! いいぞ、いいぞ! もっと、だ! もっと、俺を興奮させろ!」
 竜牙兵・指揮官の影武者が、古代の戦士の霊を殴って、殴って、殴りまくった。
「す、すげぇ!」
「これが影武者の……いや、筋肉の力……なのか」
「俺には見えねぇ。いや、見えなかった。だが、今なら見える。見とれてしまうほど、立派な筋肉が……!」
 竜牙兵が感動した様子で、拳をギュッと握り締めた。
「例え、どんなに強くても、みすずちゃんの敵じゃないよっ!」
 みすずが【スチームエンジン】を発動させ、バールのようなものに蒸気エンジンを搭載し、一気に間合いを詰めながら、竜牙兵達を蹴散らし、捨て身の一撃で竜牙兵・指揮官の影武者の傷口を抉った。
「ぐ、ぐ、ぐぐ……、やるじゃないか。だが、お前達の存在は邪魔だ! 俺にとって……いや、世界にとって! だから死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
 竜牙兵・指揮官が雄叫びを響かせ、闘気を帯びた拳から荒ぶる炎の渦を放ち、猟兵達の身体を炎に包んだ。
「これは、なかなか。……ですが、私も負けません……!」
 それと同時に、アレクサンドラが【裁剞貫髪(サイキカンパツ)】で髪の一本一本を固く鋭くした後、自在に動く斬撃を繰り出し、竜牙兵・指揮官の影武者の身体を斬り裂いた。
「ハハハハハッ! ぬるい、ぬるい。この程度で、俺の筋肉を傷つけられると思ったら、大間違いだ!」
 そう言いつつも、竜牙兵・指揮官の影武者の身体は傷だらけであった。
 だが、やせ我慢。
 常人であれば、腰を抜かすほどの勢いで、竜牙兵・指揮官の影武者は、痛みを我慢していた。
「そんな事をしても、何の意味があるのか分からないが、これ以上相手をするのも時間の無駄だ。故に……斬るッ!」
 次の瞬間、アスが【クレセントスラッシュ】でフォースセイバーを振り下ろし、竜牙兵・指揮官の影武者の利き腕を切断した。
「お、お、俺の腕がァァァァァァァァァァァァァァァァァ!」
 竜牙兵・指揮官の影武者が悲鳴を上げ、恐怖で声を震わせた。
「それじゃ、いただきますっす」
 それに合わせて、杏子が【フードファイト・ワイルドモード】で全身の細胞が活性化させ、竜牙兵・指揮官の影武者をバリバリと喰らうのだった。


「一体、いつまで待たせる気だ。危うく、寝落ちするところだったぞ」
 竜牙兵・指揮官が禍々しいオーラを漂わせ、猟兵達の前に姿を現した。
 影武者達が時間を稼いでいる間に、肉体的にも、精神的にも、回復したらしく、負ける気がしないと言わんばかりに殺気立っていた。
「……だいぶ傷は癒えたようね」
 紫洲川・珠璃(夜を追う者・f00262)が、竜牙兵を盾代わりにしながら、少しずつ間合いを取った。
「ああ、その通りだ。何も怖いモノはない。しばらく休んだおかげで、体力も回復したしな。後はお前達を倒すだけだ。おっと、先に忠告しておくが、人質は無意味だ。例え手下であっても、ぶっ壊す!」
 竜牙兵・指揮官がフンと鼻を鳴らし、衝撃波を飛ばして、竜牙兵を木っ端微塵に破壊下。
「……って、そんな事をしたら、自分の首を締めるだけだと思うけど……。もう少し冷静になった。それを見た他の部下は、どう思う? 『ああ、コイツは、部下であっても、容赦がないんだな』って思うでしょ? そうなったら、最後。命を捨ててまで、あなたを守りたいって思う人は、いないと思うけど……」
 ラムダ・ツァオ(影・f00001)が、鋭いツッコミを入れた。
「確かに……」
 竜牙兵のひとりが、ボソリと呟いた。
「何か勘違いをしているようだが、お前達を作り出したのは、この俺だ! 俺の気持ち次第で、消し炭にする事だって出来るんだ。それでも、俺の命令に従わないって言うのか?」
 竜牙兵・指揮官がイラついた様子で、竜牙兵達に問いかけた。
「い、いや、それは……」
「俺達、一生ついていくっす! そうだよな、みんな!」
「あ、ああ、もちろん、だとも! 例え、この身が灰になったとしても!」
 竜牙兵達が動揺しつつも、力強くコクコクと頷いた。
「そんな事を言っていると、後で酷い目に遭っちゃいますよぉ~」
 向・存(葭萌の幽鬼・f34837)が、警告混じりに呟いた。
「うぐぐ……、そう言われてもなぁ」
「ま、まあ、言っている事は……分かるんだけどさぁ」
 竜牙兵達が困った様子で、言葉を詰まらせた。
「おい、お前等! 何をやっている! 早く、コイツ等を、やれ!」
 竜牙兵・指揮官がムッとした様子で、まわりにいた竜牙兵達を嗾けた。
「「「は、はいっ!」」」
 竜牙兵達が覚悟を決めた様子で、一斉に剣を振り上げ、猟兵達に襲い掛かった。
「そんな、事をしても、無駄、ですよ」
 すぐさま、アニカ・エドフェルト(小さな小さな拳闘士見習い・f04762)が空中戦を仕掛け、力を溜めてカウンターを繰り出し、竜牙兵達を吹き飛ばした。
「「「負けて……たまるかァ!」」」
 そんな中、竜牙兵達が自分自身を鼓舞し、捨て身の一撃を繰り出した。
「ならば、纏めて倒すだけです!」
 それと同時に、子豚・オーロラ(豚房流剣士・f02440)が力を溜めて力任せに斬撃波を放ち、竜牙兵達の体勢を崩して、傷口を抉った。
「うぐぐ……」
「こんなところで、負ける訳には……」
「いっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
 竜牙兵達が荒々しく息を吐きながら、捨て身の覚悟で次々と攻撃を繰り出した。
「みんな返り討ちにして、差し上げますわ」
 納花・ピンチン(ブギーモンスターの勇者・f31878)が勇者の剣をブンブンと振り回し、竜牙兵達をズンバラリンと斬り捨てた。
「ぎゃあ!」
「どわあっ!」
「ひぃぃぃぃぃ!」
 その一撃を喰らった竜牙兵達が悲鳴を上げ、バラバラになって崩れ落ちた。
「ぐ、ぐぬう……、まさか、こんなにも呆気なく倒されてしまうとは……」
 竜牙兵・指揮官が闘気を帯びた剣で、猟兵達に斬りかかった。
「豚房流は剣術のみにあらず、これより魅せるは武と肉の宴!」
 すぐさま、オーロラが【百肉繚乱(ヒャクニクリョウラン)】を発動させ、様々な世界の豚房流戦士の霊を召喚した。
 豚房流戦士の霊は、ばるるんと胸を揺らしながら、舞い踊るようにして、竜牙兵・指揮官の剣を弾いた。
「なかなか、やるようだが、俺を倒すんだったら、もう少し気合を入れるんだなっ!」
 竜牙兵・指揮官が闘気を帯びた剣から、荒ぶる炎の渦を放った。
 それが地面をガリガリと削りながら、猟兵達に迫ってきた。
「その程度の炎で、アタシを大人しくさせる事が出来ると思ったら、大間違いですわ」
 次の瞬間、ピンチンが【ブギー・ブギーフェイス】で知恵の布を脱ぎ、おぞましき異形の鹿に変身した後、長く伸び血を啜る肉の槍で竜牙兵・指揮官の身体を貫いた。
「ぐは……ぎぎぎ……ぎ……ぎぃ! よくも、よくも、やったな、ゴミクズの分際で! ……許さん! 絶対に……許さあああん!」
 竜牙兵・指揮官が怒り狂った様子で、猟兵達に殺気を放った。
 それだけで、一般人であれば、腰を抜かしてしまうものの、猟兵達はまったく動じていなかった。
「それは、ちょっと酷くありませんかぁ~」
 即座に、存が咄嗟の一撃を繰り出し、竜牙兵・指揮官に生命力を吸収した。
「酷いのは、そっちの方だ。俺の命を削りやがって!」
 竜牙兵・指揮官がフラついた様子で、ガックリと膝をついた。
「し、司令官殿……」
 それを目の当たりにした竜牙兵達が、不安そうにしながら駆け寄った。
「だったら、俺の……盾になれぇぇぇぇぇぇ!」
 その事に苛立ちを覚えた竜牙兵・指揮官が、竜牙兵達を掴み取り、力任せに放り投げた。
「我、此処に喚び顕すは、狐軍の将。暗きに顕れ、黒きに還る、漆黒の獣将よ。今一時なれど、其の力、共に振るわん」
 それと同時に、珠璃が【黒狐召喚(コクコショウカン)】で漆黒の狐を召喚して騎乗し、素早い身のこなしで竜牙兵達を避けていった。
「ええい、ナマイキな!」
 竜牙兵・指揮官がイラついた様子で、竜牙兵達を次々と投げていった。
「……ちょっ!」
 だが、竜牙兵達からすれば、たまったものではない。
 何とか竜牙兵・指揮官の考えを改めさせようとしているものの、為す術もなく宙を舞い、地面に落下して木っ端微塵に砕け散った。
「いい加減にしないと、怒るわよ」
 その流れ弾(?)に当たったラムダが、こめかみを激しくピクつかせ、【幻影少女(ヴィジョン・アリス)】で竜牙兵・指揮官の刀身を映し、相手が愛おしいと思うものの幻影で攻撃した。
 その幻影は、ビルダー体型の肉々しい竜牙兵・指揮官であった。
「よくも、俺の秘密を暴露しやがったなァァァァァァァァァ!」
 竜牙兵・指揮官が怒り狂った様子で、猟兵達に襲い掛かった。
「これで、終わりに、します」
 次の瞬間、アニカが【庭球天使(テニスエンジェル)】を発動させ、破壊天使(デストロイエンジェル)の力をテニスボールに宿し、竜牙兵・指揮官めがけて射出した。
「ぐが……ががが……がああああああああああああああああ!」
 その一撃を喰らった竜牙兵・指揮官が断末魔を響かせ、木っ端微塵に砕け散った。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2024年01月01日


挿絵イラスト