【サポート優先】魂をすするモノ達
これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。
●アックス&ウィザーズ
『群竜大陸』は、変わらず過酷な大地であった。
そんな大地に勇猛果敢な入植者達が集まり、次第に集落が増えていった。
集落には冒険者ギルドがあり、モンスター退治を生業とする冒険者達も乗り込んできているようだ。
「……という訳で、今回は冒険者のフリをしてほしいんだよ。冒険者のフリをすると言っても、やる事は、いつもと同じ。まあ、それっぽい恰好をしておいた方が雰囲気も出るんだけど、気にしなくても、何とかなるんだよ」
ガジルの話では、賢者の子供達『クラスD・廃棄物』がモンスターに紛れて、魂喰らいの森にやってきた冒険者達の命を奪っているらしい。
「賢者の子供達の目的は、生きる事。例え、どんな手段を使ってでも生き残ろうとしているから注意してほしいんだよ。おそらく、冒険者達を襲っているのも、生きていくために邪魔だから……。冒険者達は、賢者の子供達をモンスター扱いしているから、そのまま何もしなければ、殺される事が分かっているようなんだよ。
また『復讐勇者の躯』が賢者の子供達を束ねているため、入植者達に危険が及ぶ前に倒してほしいと言う事だった。
復讐勇者の躯は、魔王に敗北した勇者の骸らしく、自分に過酷な運命を課した人類に対して、激しい恨みを持っているらしい。
その上、復讐勇者の躯は魂を啜る能力を有しているため、楽しい思い出を強く心に念じ、魂すすりに対抗してほしいと言う事のようである。
第1章 集団戦
『賢者の子供達『クラスD・廃棄物』』
|
POW : 少しでもいい…今を生きたい
【自分の命を削りながら強制的に片目が竜の瞳】に覚醒して【竜人】に変身し、戦闘能力が爆発的に増大する。ただし、戦闘終了まで毎秒寿命を削る。
SPD : 猟兵…!やだ……殺処分は…やだぁ…助けて…ぇ…!
【自分(賢者の子供達)が殺されるという恐怖】の感情を与える事に成功した対象に、召喚した【賢者の子に融合していたボロボロの翼の子竜】から、高命中力の【各属性のブレス】を飛ばす。
WIZ : 怖い…怖いよ…だけど…皆…守る…死なせない…!
自身の【竜の因子を暴走させ、もう停止不能状態の体】から【自分自身の命の本流たる魔力波】を放出し、戦場内全ての【賢者の子供達が受けた痛みや傷】を無力化する。ただし1日にレベル秒以上使用すると死ぬ。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴
|
ウルスラ・ロザーノ(サポート)
いつもテンション高いとは言われるなー、確かに誰に対してもフレンドリーな対応しようと心掛けとる
といっても銀誓館の学生時代から能力者をしてきたんでな
救えるもんはできるだけ救う、でも倒すべき敵は必ず討伐すべしっちゅー方針や
戦法はヒット&アウェイ型、戦場全体を広く利用して戦うで
基本は中距離
レーザービット射撃やナイフの蹴り込みで牽制しつつ、
エアシューズで、地上は高速で駆け回り、空中も地形とか足掛かりに利用して軽業のように跳ね回るよ
敵からの攻撃は、すべて見切って受け流したりの回避で凌ぐよ
攻め込む機会を見つけたら奇襲を仕掛けるで
一気に接近して、蹴撃やその斬撃波を叩き込む!
サッカーボールのシュートは必殺技や!
吐院・ぐるめ(サポート)
人間の「ぐるぐるバット」アスリート×シャーマン、17歳の女です。
普段の口調は「キャプテン(私、あなた、~さん、だ、だね、だろう、だよね?)」、真剣な時は蒼白「(私、あなた、~さん、言い捨て)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
エダ・サルファー(サポート)
アックス&ウィザーズ出身の聖職者で冒険者です。
義侠心が強く直情的な傾向があります。
一方で、冒険者としての経験から割り切るのも切り替えるのも早いです。
自分の思想や信条、信仰を押し付けることはしません。
他人のそれも基本的に否定はしません。
聖職者っぽいことはたまにします。
難しいことを考えるのが苦手で、大抵のことは力と祈りで解決できると言って憚りません。
とはいえ、必要とあらば多少は頭を使う努力をします。
戦闘スタイルは格闘で、ユーベルコードは状況とノリで指定のものをどれでも使います。
ただ、ここぞでは必殺聖拳突きを使うことが多いです。
以上を基本の傾向として、状況に応じて適当に動かしていただければ幸いです。
仲佐・衣吹(サポート)
キレイなもの、カワイイもの、ぶち壊そうなんて許さないんだから
バトルだって芸術よ。美しく戦いなさい!
お相手するはアタシことネイル
美術好きな女性人格よ
口調はいわゆる女言葉かしら
身のこなしが一番軽いみたいで
接近戦より距離をとってダガーで戦うのが好きよ
お気に入り技はシーブズ・ギャンビット
よく使う手は
外套を投げつけて囮や目暗ましからの一撃
ルーンソードで戦ってる途中で手放して虚を突き、袖口から隠し武器としてダガー
光属性を付けたルーンカルテを落としといて、タイミングを見て目潰しフラッシュ
こんなところかしらね
アイテムやユーベルコードはお好きに選んでくれていいわ
使えるものは全部使って、華麗に美しく戦いましょ!
ティエル・ティエリエル(サポート)
◆キャラ特徴
ボクっ娘で天真爛漫、お転婆なフェアリーのお姫様です。
王家に伝わる細身のレイピアを使った空中からのヒット&アウェイで戦うのが得意な女の子です。
・冒険大好きお姫様
・珍しいものにも興味津々
・ノブレス・オブリージュの精神で弱者を放っておけないよ
・ドヤ顔がよく似合う
・困ったら動物さんに協力を!
◆戦闘方法
・背中の翅で羽ばたいて「空中戦」や「空中浮遊」で空から攻撃するよ
・レイピアに風を纏わせて「属性攻撃」でチクチクするよ
・対空攻撃が激しそうなら【ライオンライド】
・レイピアでの攻撃が効かない敵には【お姫様ビーム】でどかーんと攻撃
夜城・さくら(サポート)
キャバリアでの戦闘をメインに。
『オーバーフレーム換装』では、装甲を犠牲に攻撃力か射程を上げて仲間を援護するように攻撃します。【スナイパー】技能使用。
手数が必要な時は『無限射撃地獄』です。敵がビット攻撃してきた際には相殺するように展開することも。
キャバリア以外では、『ギタギタ血まみれの外科手術』で仲間の治癒と戦闘力増強に励みます。
「ちょっと痛いですよ? でも大丈夫。すぐに元気すぎるくらいになりますからね」
笑顔でノコギリを振るいます。大丈夫怖くない怖くない。
藍沢・瑠璃(サポート)
【性格】
自分に自信がなくて基本的にネガティブな思考ですが臆病というわけではなく意外と思い切りはいい性格をしています。
強い相手には相応にビビりますが弱そうな相手(集団敵)には基本的に強気です。
普段は敬語で一人称は「ボク」です。
【戦闘】
ボス的にはビビりつつもなるべく油断させて隙に怪力を生かした接近戦で圧倒しようとします。基本は接近戦しか能がありません。
集団的では一転して強気になって敵陣に突っ込んで格闘で蹂躙したり怪力で(文字通り)ちぎっては投げして戦います。
基本的に接近戦しか能がありません。
出水宮・カガリ(サポート)
ひとが戦ってはいけない。戦うことは、痛いことだ。そういうものを退けて隔てるのが、門の役目だ。
<得意>
守りは得意だ。カガリのある場所が、境界だとも。
盾として、存分に使うといい。
<苦手>
名前は覚えにくくてなぁ。特徴(○○の)で呼ぶぞ。
細かいのと、素早いのもあまり。
<戦闘>
カガリは不動の門だからな、回避はしないぞ。
雑に壊すのは、できなくはないが。
<冒険・日常>
盾を足場にしたり、籠絡の(籠絡の鉄柵)を大きくして乗ったり。
小さいまま飛ばすこともできるぞ。
カガリ自身は、大きいので。隠れることは苦手だが。
じっと見て、誘惑とか。できるようだ。
そんな感じだろうか。
あとはまるっと、おまかせだ。
よろしく、よろしく。
グレナディン・サンライズ(サポート)
『ここはこの年寄りに任せてもらおうかね?』
『こう見えても、まだまだ衰えちゃいないよ』
年齢3桁の婆。
スペースシップワールド出身の元宇宙海賊。
主な武装はフォースセイバーとブラスター。
戦闘スタイルは基本的には前衛遊撃。敵を翻弄するような戦いを好む。
グルメではない酒好き。
年齢なりの経験を積んでいるので、冷静さと余裕をなくすことはない。
口調(あたし、あんた、だね、だよ、~かい?)
ゾンビーヌ・ロッテンローズ(サポート)
デッドマンのコミックマスター×自由農夫、18歳の女です
普段の口調は「女性的(わたくし、~様、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)」、心を許したら「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です
ゾンビとして蘇った文字通りの『腐』女子
男性が好きですが恋愛対象でなく、妄想のネタとして男同士でくっつけることを好みます
口調は作っているもので、本性は内気な陰キャです
ユーベルコードは所持する物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
春霞・遙(サポート)
UDC組織に所属して、UDC関連の一般病院に勤務している小児科医です。
行動の基本方針は困っている人が居るなら助けたい、人に害をなす存在があるなら退けたい。
戦う力はあまりないですけど、自分が傷を負うとしてもみなさんのお手伝いができれば嬉しいです。
基本的に補助に徹します。
「医術」「援護射撃」「情報収集」から、【仕掛け折り紙】【葬送花】での目くらましや演出、【生まれながらの光】【悪霊祓いのまじない】で照明や目印を付けるなども行えるかと思います。
攻撃は拳銃による射撃か杖術が基本で、その他はUCを使用します。
【悔恨の射手】【未来へ捧ぐ無償の愛】は基本的に使用しません。
シリアス以外ならいたずら好きの面も。
アスハ・ゾート(サポート)
…ラスボスの魔女×UDCエージェント、28歳の女だよ。
…普段の口調は「無口(わたし、あなた、呼び捨て、だね、だよ、だよね、なのかな? )」。
…時々「神のような(私、あなた、呼び捨て、だね、だよ、だよね、なのかな? )」だね。
…普段の口調の時は全ての台詞をひらがな表記にしてね。
…基本的に眠たげ。
…敵が攻撃してきたとしてもどうでも良さげに振舞うよ。
…他者には見えないナニカが認識できていて、会話する時もあるね。
…ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動するね。他の猟兵に迷惑をかける行為はしないよ。
…絡みOK、NGなし。
…後はおまかせするよ。よろしくおねがいするね。
●
「死にたくない、死にたくない!」
「何で冒険者達は、ボク等を狙うの?」
「そりゃ、僕達が『モンスター』だからさ」
集落に冒険者ギルドが出来てからと言うもの、賢者の子供達『クラスD・廃棄物』は眠れぬ夜を過ごしていた。
それでも、最初の頃は話し合いで解決しようとした時もあったらしい。
しかし、冒険者達が聞く耳を持たなかったため、賢者の子供達の中で冒険者は敵であり、排除すべき存在であると言う考えが広まっていった。
その事が原因で、余計に冒険者達との関係が悪化したようである。
「とりあえず、話だけでも聞いて!」
そんな中、吐院・ぐるめ(虹色の彼方・f39773)が、賢者の子供達の前に陣取った。
「嫌だよ、そんなの。……お断り!」
「そもそも、ボク等がキミ達の言葉を信じると思っていたのかい?」
「それに、何を話し合うって言うんだい? キミ達、猟兵だろ? だったら、敵じゃん!」
賢者の子供達が、警戒心をあらわにした。
この様子では、よほど酷い目に遭ってきたのだろう。
そのため、何を言われても、信用する事が出来ないと言うのが、本音のようである。
「この状況で、ボク等に敵意はないと言っても、信じてもらえないんやろうなー」
ウルスラ・ロザーノ(鈴振り燕・f35438)が、複雑な気持ちになった。
「そうやって、ボク等を騙すつもりだろ!」
「もう誰も信じない。信じる必要も……ない!」
「だって、そうだろ? みんな殺してしまえばいいんだから……!」
賢者の子供達が殺気立った様子で、不気味な笑みを浮かべた。
「どうやら、交渉決裂のようだね」
エダ・サルファー(格闘聖職者・f05398)が、深い溜息を洩らした。
何とか説得して、戦闘を回避しようと思ったが、何を言っても無駄のようである。
「当たり前だよ。僕等は誰も信じない」
「それに、お前達は僕等にとって敵だから……」
「そんな奴等と仲良くするつもりは微塵もないね」
賢者の子供達が自分の命を削りながら、強制的に片目を竜の瞳に覚醒させて竜人に変身し、猟兵達に攻撃を仕掛けていった。
「……少しは冷静になりなさい。あなた達、死にたくないんでしょ? だったら、少しくらい話を聞いてもいいと思うけど……」
仲佐・衣吹(多重人格者のマジックナイト・f02831)が、賢者の子供達に視線を送った。
「何度も同じ事を言わせるな!」
「僕等は絶対に、お前達を信じない」
「だから、ここで死んでもらうよ。……悪いけど!」
賢者の子供達が興奮した様子で、猟兵達めがけて炎のブレスを吐いた。
それが地面を削るようにして燃やしながら、次々と猟兵達に迫ってきた。
「一体、何処を狙っているの? ボクは、ここだよ!」
すぐさま、ティエル・ティエリエル(おてんば妖精姫・f01244)がオーラ防御を展開し、ダンスを踊りながらブレスを見切り、鎧無視属性攻撃を繰り出した。
「う、嘘でしょ!?」
「このブレスを避けた奴なんて、今までいないのに!」
「こ、こんなの、まぐれだ! ……あり得ない! きっと、何か仕掛けがあるはず!」
その攻撃をモロに食らった賢者の子供達が、警戒した様子で後退していった。
「しゅわっとへんしんだーー☆」
それに合わせて、ティエルが【妖精姫大変身(ウルトラフェアリー)】を発動させ、3分間だけ自分自身を巨大化(10m)させた。
「デ、デカイッ!」
「……って、そんな事を言っている場合じゃない!」
「とにかく、逃げるよ、全力で! このままだと、ヤバイ!」
その事に危機感を覚えた賢者の子供達が、蜘蛛の子を散らすようにして逃げていった。
「……逃がさないよっ!」
すぐさま、ティエルが賢者の子供達の行く手を阻み、手当たり次第に蹴散らしていった。
「うう……、やだ! 死にたくない!」
「た、助けて……誰か……助けてよぉ……」
「怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い!」
その途端、賢者の子供達が殺される恐怖に襲われ、融合していたボロボロの翼の子竜から、各属性のブレスを飛ばした。
「……って、怖いのは、ボク等の方や!」
ウルスラが身の危険を感じながら、【スカイステッパー】を使い、空中を蹴って次々とブレスを避けた。
「うう……、怖いよぉ……」
「やっぱり、駄目だ、猟兵達は、死神だ!」
「死にたくない、死にたくない、死にたくない!」
それと同時に、賢者の子供達が竜の因子を暴走させ、停止不能状態の体から、自分自身の命の本流たる魔力波を放出し、仲間達が受けた傷や痛みを無力化した。
「そんな事をしたって……無駄……だから! あれ、あれれれ? 本当に効かないの?」
その間に、ぐるめが【オリジナル・スタイル】で、独特な構えと呼吸法で攻撃力をアップさせ、賢者の子供達に攻撃を仕掛けていった。
「それは、こっちの台詞だよ」
「……何をやっても無駄だからッ!」
「だから、イイ加減に諦め……ぐはっ!」
次の瞬間、賢者の子供達が血反吐を吐いて、次々と倒れていった。
「……油断したわね」
それに合わせて、衣吹が【黒影剣】で闇のオーラを纏い、背後から斬りつけて、賢者の子供達の生命力を奪っていった。
「い、いつの間に!」
「まさか、これが猟兵の力っ!」
「それじゃ、ボク等に勝ち目は……ううっ!」
賢者の子供達が怯えた様子で、ジリジリと後ずさった。
そこで、ようやく実感した。
自分達が猟兵の実力を過小評価し、甘く見ていた事を……!
「……極める!」
エダが【聖職者式極支(セイショクシャシキキョクシ)】を発動させ、祈りを込めた極技で賢者の子供達の腕や脚を破壊していった。
「ぐはっ!」
「つ、強い……」
「やっぱり、コイツ等、ヤバイよっ!」
その攻撃をモロに食らった賢者の子供達が、警戒した様子で間合いを取った。
●
「うう、なんで、ボク等だけ、こんな目に……」
「……こうなったのも、すべて猟兵のせいだッ!」
「猟兵達さえいなければ、こんな目に遭う事も無かったのに……!」
賢者の子供達が恨めしそうな表情を浮かべ、猟兵達をジロリと睨みつけた。
それは逆恨みであったが、賢者の子供達にとっては、些細な事だった。
「それは誤解です……と言っても、無駄のようですね」
夜城・さくら(不思議ちゃんの量産型キャバリア・f30006)が量産型キャバリアAZに搭乗し、賢者の子供達に見下ろした。
「……当たり前だろ!」
「お前達が存在している限り、ボク達が救われる事はないんだから!」
「そもそも、ボク等がこんな目に遭っているのは、お前達が原因じゃないかッ!」
賢者の子供達が両目を血走らせ、恨みの言葉を吐き捨てた。
それは、ほとんど八つ当たりであったものの、賢者の子供達が考えを改める事はなかった。
「い、いや、それは、誤解です……。だって、ボク等は何もしていないし……」
藍沢・瑠璃(ヤドリガミのゴッドハンド・f37583)が、気まずい様子で汗を流した。
「だから、何……?」
「それで、許されると思っているの?」
「そんな訳ないじゃん! キミ達の存在自体、罪なんだから……!」
賢者の子供達が念動力を使って、猟兵達に大量の小石をぶつけてきた。
「存在自体……、罪か」
出水宮・カガリ(死都の城門・f04556)が大量の小石を払い除け、深い溜息を漏らした。
賢者の子供達に、何があったのか分からない。
だが、それを容易に想像する事が出来るほど、みんな敵意を剥き出しにしていた。
「ああ、そうさ」
「さあ、罪を償え!」
「お前達が、すべて悪い!」
賢者の子供達が八つ当たり気味に、激しい怒りを爆発させ、全力魔法で攻撃を仕掛けてきた。
「やれやれ、少しは信じてほしいものだねぇ。そんなに、あたしらが信じられないのかい?」
グレナディン・サンライズ(永遠の挑戦者・f00626)が、呆れた様子でフォースセーバーを握り締め、2回攻撃を繰り出し、賢者の子供達を斬り捨てた。
賢者の子供達は口では『……死にたくない!』と言いつつ、自ら進んで死亡率を高めているような印象を受けた。
「何度も同じ事を言わせるなっ!」
「……お前達を信じるつもりはない!」
「アンタ達が猟兵と言う時点で、信じる価値はないからねっ!」
賢者の子供達は瞳をギラつかせ、皮肉混じりに呟いた。
「……とは言え、このまま倒してしまうのは、勿体ないですわね。もっと、こう……妄想を膨らませる材料として……ブツブツ……
ゾンビーヌ・ロッテンローズ(元カルト組織「リビング・デッド魔導会」の腐薔薇姫・f40316)が、危険な妄想を膨らませた。
「お、お前……、何を考えている!」
「いや、フフッて、笑うな、怖いから!」
「駄目だっ! それ以上、ヤツにネタを与えるなっ!」
賢者の子供達はドン引きした様子で、全身に鳥肌を立たせた。
本能的に危険を感じ取ったのか、まったく身動きが取れなくなった。
「ところで、覚悟は出来ているの? 私達のケンカを売ると言う事は、命を落とす危険があると言う事だけど……」
春霞・遙(子供のお医者さん・f09880)が【謎を喰らう触手の群れ】を発動させ、賢者の子供達に疑問を与え、紫の触手のかたまりを絡みつかせた。
「もちろん……ある!」
「えっ? いや、死にたくないよっ!」
「だって、ボク等、生きるために戦っているんだよねぇ? う、うわあああ!」
その言葉に動揺した賢者の子供達が、激しく目を泳がせ、謎を喰らう触手の餌食になった。
「何と言うか……矛盾しているのね? 死にたいの? それとも、行きたいの?」
アスハ・ゾート(万物知らぬ有害なる魔女・f34478)が、不思議そうに首を傾げた。
「そりゃ、生きたいさ」
「でも、そのためには、お前達が邪魔だ!」
「お前達が存在している限り、ボク達は安心して眠れない。もちろん、冒険者達も邪魔だけど、お前達さえ倒してしまえば、あんな奴等、すぐに一掃できるからね」
賢者の子供達が、強気な態度で反論した。
「……そうかい。だったら、遠慮はいらないねぇ!」
グレナディンが賢者の子供達に警告しながら、【理力榴弾(フォース・グレネーダー)】を発動させ、炸裂する攻撃的なオーラの塊を放った。
「うぐっ!」
「負ける……ものかァァァァァァァァ!」
「ボク等は、必ず勝つ! 絶対に……勝つ! 勝つ、勝つ、勝つ!」
賢者の子供達が自分の命を削りながら、強制的に片目を竜の瞳に覚醒させ、再び竜人に変身すると、何かに取りつかれた様子で殴りかかってきた。
「……ZZZZ……ZZ……」
そんな中、アスハが【わたしはだみんをむさぼるもの(スリープ)】を発動させ、全身を安眠用絶対無敵形態に変え、あらゆる攻撃に対して、ほぼ無敵になった。
「なんだよ、コイツ!」
「いくら殴っても、駄目じゃん!」
「とにかく、殴れ! ブン殴れッ!」
賢者の子供達が半ばヤケになりつつ、アスハを殴って、殴って、殴りまくった。
だが、アスハをまったく傷つける事が出来なかったため、荒々しく息を吐き捨てた。
「本当は、こんな荒っぽい事はしたくないけど……」
瑠璃が覚悟を決めて深呼吸をした後、【びったんびったん】を発動させ、賢者の子供達の足を掴んで力任せに振り回した。
「こ、これじゃ、近づけない!」
「く、来るなっ! 仲間達を傷つけるのは、嫌だ!」
「でも、どうすれば……どうすればいいんだ! うぐ……ぐぐぐっ!」
賢者の子供達が動揺した様子で、ジリジリと後ずさった。
「ある意味、お前達も、被害者。なるべく苦しませたくはないのだが……」
カガリが複雑な気持ちになりながら、【出水宮之門(ヨミドノサエ)】を発動させ、潜る者が強く望んだ場所に通じる鉄門扉の門を潜って、仲間達のいる賢者の子供達の背後にテレポートした後、結界術とオーラ防御を展開し、破魔の力を宿した全力魔法をブチ当てた。
「い、いつの間に!」
「確かに、さっきまで、ここに……!」
「これだから、猟兵って嫌なんだ! 何を考えているのか、分からないからさっ!」
賢者の子供達が恨めしそうに、ブツブツと愚痴をこぼした。
「ちょっと痛いですよ? でも大丈夫。すぐに元気すぎるくらいになりますからね」
その間に、さくらが【ギタギタ血まみれ外科手術】を使い、医療ノコギリで仲間達を肉体改造し、一時的に戦闘力を増強した。
「負ける……ものか!」
「僕等は生きるんだ! 例え、どんな犠牲を払っても!」
「そのためには、お前達が邪魔だ! だから、ここで死ねぇぇぇ!」
賢者の子供達が竜の因子を暴走させ、自分自身の命の本流たる魔力波を放出し、仲間達の痛みや傷を一時的に無力化した。
「これで……また戦える!」
賢者の子供達がケモノの如く吠えながら、猟兵達に殴り掛かった。
「それ以上、無理をしたところで、結果は見えていると思うけど……。考えを改めるのなら、いまのうちよ。私達だって、殺しを楽しんでいる訳ではないのだから……」
遙が真剣な表情を浮かべ、賢者の子供達の説得を試みた。
「嫌だね、絶対に……!」
「だから、これ以上、ボク等を惑わせるなっ!」
「それでも、僕等の考えを改めさせたいって言うのなら、キミ達が死ねばいい!」
賢者の子供達が、不気味な笑い声を響かせた。
「それなら……これも……運命……という訳ですわね……」
次の瞬間、ゾンビーヌが【命を喰らい薔薇の世界は広がる(エターナルロッテンワールド)】を発動させ、無限に増殖し続ける薔薇を放出した。
「な、なんだ、これは!」
「痛い、痛い、痛い、痛い!」
「ぐぎ、ぎぎぎ……があああああ!む
次の瞬間、賢者の子供達が悲鳴をあげ、薔薇に身体を食い破られて腐り落ちた。
そこから新たな薔薇の花が咲き、新たな値物を狙うようにして、ユラユラと身体を揺らすのだった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴
カシム・ディーン
竜眼号搭乗
………
「ご、ご主人サマ…この賢者の子供達って…!ご主人サマの…!」
…メルシー…僕の魔力を全部持っていけ
奴らを…全部捕らえろ(魔力全供給しぱたり)
「ご主人サマ…うん、分かったよ☆任せて☆」
UC発動
【属性攻撃・迷彩】
光水属性を竜眼号とメルシー軍団に付与
光学迷彩で存在を隠し水の障壁で匂いや音を隠蔽
竜眼号は上空に待機
全軍展開!
【属性攻撃・浄化・念動力・空中戦・盗み】
賢者の子供達はけして傷つけない
闇属性の弾丸で意識のみを攻撃(痛みなし。眠くなる)し気絶や念動力で動けなくしたりUC発動を妨害して群がってそのままお持ち帰り!
可能な限り…出来れば全員須く捕縛して竜眼号に拉致!
「ご主人サマの命令だぞ☆」
「君達は殺さないぞ☆」
「このままここにいても怖い勇者や他の猟兵さん達に殺されちゃうぞ☆」
「だからメルシー達と一緒にくるんだぞ☆」
…要はコイツらに入植者を襲わせなければいいんだろ?
なら須く捕縛してやる
…おめーらは運がいいな
大抵の奴らは全員ぶっ殺がこのカシムさんのスタンスだが今回はサービスだ
●
「………」
そんな中、カシム・ディーン(小さな竜眼・f12217)が、帝竜大戦艦『竜眼号』に搭乗し、賢者の子供達を見下ろした。
賢者の子供達は『竜眼号』に気づいて、何やら騒いでいたものの、迂闊に攻撃すべきではないと判断したのか、警戒しているようだった。
『ご、ご主人サマ……この賢者の子供達って……! ご主人サマの……!』
メルシー(界導神機『メルクリウス』)が、驚いた様子で声を上げた。
「……メルシー……僕の魔力を全部、持っていけ。奴らを……全部捕らえろ」
カシムがメルシーに魔力をすべて供給し、糸の切れた人形のように崩れ落ちた。
『ご主人サマ……、分かったよ☆ 後は……任せて☆』
次の瞬間、【対軍撃滅機構『戦争と死の神』(メルシーハルノヨウジョマツリ)】が発動し、幼女メルシー1450師団と、同数の小型化したキャバリア武装を召喚し、光学迷彩で存在を隠すと、水の障壁で匂いや音を隠蔽した。
「何か……嫌な予感がする」
賢者の子供のひとりが、警戒心をあらわにした。
だが、空に浮かんでいるのは、『竜眼号』のみ。
それでも、不安な気持ちが膨らんでいるため、身体の震えが止まらなくなった。
「何も見えないけど……」
「ひょっとして、ビビッているのか?」
しかし、まわりにいた賢者の子供達は、何の気配も感じていないようだった。
『全軍展開! 賢者の子供達は決して傷つけたら駄目だよ☆』
その隙をつくようにして、メルシーが幼女メルシー軍団に指示を出し、【属性攻撃・浄化・念動力・空中戦・盗み】を駆使して、闇属性の弾丸を放ち、賢者の子供達の意識を奪っていった。
「……うぐ」
「ぎゃあっ!」
「い、一体、何が起こっているの!?」
その途端、賢者の子供達がパニックに陥り、あたふたと逃げ始めた。
だが、メルシー達の姿がまったく見えないため、逃げるだけ時間の無駄だった。
そうしているうちに賢者の子供達が倒れていき、地面に突っ伏したまま動かなくなった。
「みんな安心して☆ ご主人サマの命令だから、誰も殺さないぞ☆ このままここにいても怖い勇者や他の猟兵さん達に殺されちゃうから、だからメルシー達と一緒にくるんだぞ☆」
その間に、メルシーが賢者の子供達を捕縛し、竜眼号に連れ帰った。
「……おめーらは運がいいな。大抵の奴らは全員ぶっ殺すのが、このカシムさんのスタンスだが今回はサービスだ」
そう言ってカシムが、賢者の子供達を見下ろした。
大成功
🔵🔵🔵
第2章 ボス戦
『復讐勇者の躯』
|
POW : 燃え上がる憎しみは体をも燃やす
【復讐の蒼い炎 】が命中した対象にダメージを与えるが、外れても地形【を復讐の青い炎で燃やし】、その上に立つ自身の戦闘力を高める。
SPD : 憎しみと復讐の連鎖
自身の【振りまく復讐の蒼い炎 】が輝く間、【元勇者の剣・遺志剣】の攻撃回数が9倍になる。ただし、味方を1回も攻撃しないと寿命が減る。
WIZ : 無念に死んだ者を、殺した奴を生かしてはおけぬ
対象への質問と共に、【家族が描かれた燃える絵画 】から【勇者の物語で死んでいった人々】を召喚する。満足な答えを得るまで、勇者の物語で死んでいった人々は対象を【復讐の蒼い炎】で攻撃する。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴
|
ミルケン・ピーチ(サポート)
『ミルケンピーチ、参上!』
常識的だけどやられ属性の17歳の桃姫、無邪気で元気な6歳のぺしぇ、体育会系褐色ギャルのアカリの三人のボディの内依頼に合わせた誰かで出撃
口調は
『桃姫:私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?』
『ぺしぇ:自分の名前、くん、ちゃん、だよ』
『アカリ:あたし、相手の名前+ちゃん、~っす、~っすよ、~っすね、~っすか?』
マスクのミルケンはほぼ喋りません
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
公序良俗に反する行動はそういう依頼でない限りしません
後はお任せ、よろしくお願いします!
ミスティ・ストレルカ(サポート)
基本方針は専守防衛・他者フォローです
サポート故、連携重視のお任せ
知らない人にはどうにも気後れしてしまうけど
それでも他の人が怪我するのも嫌なので押すところは押すのですよ
主にサモン・シープ等攻撃系のUCで他者行動の隙を消す様に立ち回るのです
中遠距離をとり全体を掴む感じですね
防御系の技能で時間稼ぎも行けますので
生まれながらの光での前線維持、魔力性防御障壁の囮役も…ちょっと怖いけど
でもでも、みんなの居場所を守るのですよー
そうそう、えっちなのはいけないと思います。
興味がない…訳ではないですがひつじさんが怖い雰囲気纏って凄い勢いで止めにツッコんでくるのです
年齢制限がどうとか、らしいです
タカシ・セイヒ(サポート)
元アルダワの生徒異端児セイヒです
感心は魔術探求にありますが猟兵としての仕事を疎かには致しません
場を乱さず他の猟兵の皆さまと協力して事件の解決に従事して参ります
魔術師なのであまり前に出ての近接戦は得意ではありませんが魔術の撃ち合いや後方支援や援護等で皆さまのお役に立ちたいと思います
珍しい魔術や遺跡等には好奇心が先走りたまに暴走することもありますが出来るだけ自制して参ります
腕が四本も有りますので素早い作業等もお役に立てると思います
本業は魔術研究者なのでその知識をいかして対魔術や対魔獣でもお役に立つと思いますのでどうぞよろしくお願い致します。
四条・眠斗(サポート)
ぅゅ……くぅ……あらぁ?
いつの間にか始まってましたかぁ?
さっさと事件を解決しないとぉ、安心してもうひと眠りできませんからねぇ。
ユーベルコードは出し惜しみしても仕方ありませんからぁ、
一気に片づけるつもりでやっちゃいましょう。
こう見えてもぉ、腕には少し自信があるのですよぉ。
それにぃ、様子を見てる間にまた眠くなっちゃっても困っちゃいますしぃ。
荒事じゃなくてぇ、楽しいことならめいっぱい楽しんじゃいましょう。
のんびりできるところとかぁ、動物さんがたくさんいるところなんか素敵ですよねぇ。
でもぉ、身体を動かすのも好きですよぉ。
お互いに納得の上で全力が出せると一番良いですよねぇ。
※アドリブ・絡み歓迎
アンガンチュール・アルヴィトル(サポート)
えっと…エンジェルのバロックメイカー×死霊術士、28歳の女です。
普段の口調は「僕っ娘(僕、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」。
大切な人には「少女(わたし、あなた、~さん、ね、よ、なの、なの?)」です。
吃音気味です。
…自分で言うのもなんですが、基本的に怖がりで、慎重に動く事を好みます。
自分で何かしようとすると高確率で失敗すると思っているので、可能な限り召喚したバロックレギオンにやらせたがります。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
絡みOK、NGなし。
あとはおまかせします。よろしくおねがいします…。
飯綱・杏子(サポート)
食材がヒト型でなければ料理して喰らうっす
ヒト型の
食材を料理するときはこちらがヒト型を辞めるのが
マナーっす
心配ないっす。宇宙船やリビングアーマーの類だって貝類みたいに美味しい可食部があるっす
どんなに癖のある
肉でもカレーや甘露煮みたいに濃い味付けにすれば食えない肉はないっす。
悪魔だから
毒は利かないっす。酔うけど。腐敗も発酵もわたしには一緒っす
あと
八つ裂きにされても死なないっす
シナリオの傾向によっては、ヒト型を性的な意味で食い散らかしてもいいっすよ
白子もミルクも大好きっす
納花・ピンチン(サポート)
ブギーモンスターの勇者×殺人鬼
布を被ってから9年が経ちましたわ
普段はお嬢様口調で、時々関西弁がちょこっと
……って、勉強中なんですわ!
あくまでお仕置きをしに来ているから
あまり殺伐とした戦い方はしませんわ
武器も直前で刃を返して叩いたり
その光景はギャグになることが多いですわ
商人街出身、お話しや交渉なんかも好きです
小さなスイーツや飴ちゃんを渡して一緒に食べると
色々話してくれるんですわ
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し
多少の怪我は厭わず積極的に行動します
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
また例え依頼の成功の為でも
公序良俗に反する行動はしません
あとはおまかせ
ほないっちょ、よろしくおねがいします
グレナディン・サンライズ(サポート)
『ここはこの年寄りに任せてもらおうかね?』
『こう見えても、まだまだ衰えちゃいないよ』
年齢3桁の婆。
スペースシップワールド出身の元宇宙海賊。
主な武装はフォースセイバーとブラスター。
戦闘スタイルは基本的には前衛遊撃。敵を翻弄するような戦いを好む。
グルメではない酒好き。
年齢なりの経験を積んでいるので、冷静さと余裕をなくすことはない。
口調(あたし、あんた、だね、だよ、~かい?)
仲佐・衣吹(サポート)
キレイなもの、カワイイもの、ぶち壊そうなんて許さないんだから
バトルだって芸術よ。美しく戦いなさい!
お相手するはアタシことネイル
美術好きな女性人格よ
口調はいわゆる女言葉かしら
身のこなしが一番軽いみたいで
接近戦より距離をとってダガーで戦うのが好きよ
お気に入り技はシーブズ・ギャンビット
よく使う手は
外套を投げつけて囮や目暗ましからの一撃
ルーンソードで戦ってる途中で手放して虚を突き、袖口から隠し武器としてダガー
光属性を付けたルーンカルテを落としといて、タイミングを見て目潰しフラッシュ
こんなところかしらね
アイテムやユーベルコードはお好きに選んでくれていいわ
使えるものは全部使って、華麗に美しく戦いましょ!
日下・彼方(サポート)
人間のUDCエージェント × 月のエアライダーの女です
戦闘での役割はレガリアスシューズを使っての空中戦、
影の狼を使役して斥候・偵察ができます
武器は通常大型ナイフを使用しますが
強敵には太刀・槍を持ち出す事もあります
普段は(私、君、呼び捨て、だ、だな、だろう、なのか?)
機嫌が悪いと (私、~様、です、ます、でしょう、ですか?)
性格は受けた仕事はキッチリこなす仕事人のような感じです
仕事から抜けると一転惚けた風になります
ユーベルコードは必要に応じて、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
●
「やれやれ、余計な真似を……。あのまま奴等が育っていれば、俺の役に立っていたはずなのに……。それをお前達のせいで、台無しだ!」
『復讐勇者の躯』がイラついた様子で、猟兵達の前に現れた。
猟兵達のせいで、すべて台無し。
そのせいで、怒り狂っているものの、骨だけの身体になってしまったため、表情が分かりづらかった。
「ほ……、骨が喋ってる!?」
アンガンチュール・アルヴィトル(ブロウクンハート・エンジェル・f34491)が、ドン引きした様子で仰け反った。
普段であれば、ここまで驚かないものの、復讐勇者の躯がおどろおどろしい雰囲気を漂わせ、アンガンチュールの前に現れたため、腰を抜かすほど驚いているようである。
「それが何か、問題でも……」
復讐勇者の躯が骨の状態でも分かるほど、ドヤ顔を浮かべた。
ハッキリ言えば問題があるものの、『ファンタジーの世界なら、普通だから』と言わんばかりに胸を張っていた。
「確かに、何の問題もありませんね。例え、あなたが何であれ、ここで倒してしまうのですから……」
タカシ・セイヒ(探究者の成れの果て・f37132)が、キッパリと答えを返した。
「フハ、フハハハハハハッ! 面白い事を言うじゃないか。もう勝ったつもりでいるのか、忌々しいッ!」
復讐勇者の躯がタカシに対して、ネットリと纏わりつくような殺気を放った。
だが、タカシはまったく怯んでおらず、何もなかったように落ち着いていた。
「……だったら、君は神にでもなったつもりか」
日下・彼方(舞う灰の追跡者・f14654)が、復讐勇者の躯に冷たい視線を送った。
「フハハハハッ! まあ、そんなところだ。さあ、俺を崇めろ、この俺を……!」
復讐勇者の躯が高笑いを響かせながら、禍々しいオーラを漂わせた。
「そんなの、お断りよ。一体、過去に何があったのか、まったく興味がないし、聞きたくもないけど……キレイなもの、カワイイもの、ぶち壊そうなんて許さないんだから」
仲佐・衣吹(多重人格者のマジックナイト・f02831)が、嫌悪感をあらわにした。
「俺の過去を……効かないのか!? 普通は聞くだろ、この状況なら……。いや、聞くべきだろ! 頼むから、聞いてくれ! この日のために、頑張って練習したのに、すべてが無駄になるじゃないか!」
復讐勇者の躯が驚いた様子で、悲鳴を上げた。
おそらく、生前はヘッポコ系勇者だったのだろう。
それが嫌というほど、分かってしまうほど、残念感が満載であった。
「大丈夫っす。倒したら、ちゃんと美味しく……って、骨だと食べるところがないっすね。でも、ダシにするなら、ワンチャンあると思うっす!」
飯綱・杏子(飯テロリスト・f32261)が、自信満々に親指をグッと立てた。
「俺をダシにするじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
復讐勇者の躯がムッとした様子で、杏子に鋭いツッコミを入れた。
それは復讐勇者の躯にとって、触れてはいけない禁断のネタ。
みんなが、そう思っている事は自覚していたものの、あえてその事を指摘されると腹が立って仕方がないようだった。
「もう一度、聞く。俺の過去が知りたいか?」
復讐勇者の躯が質問と共に、家族が描かれた燃える絵画から、勇者の物語で死んでいった人々を召喚し、復讐の蒼い炎で衣吹を攻撃した。
「やってくれるじゃない。少しは同情していたのに、こんな事をするなんて……。でも、あなたの過去に興味はないの……!」
衣吹が蒼い炎に包まれながら、ルーンソードを手放して虚を突き、袖口からダガーを取り出し、復讐勇者の躯に斬りかかった。
「……クッ! 小賢しい真似を!」
復讐勇者の躯が傷口を庇いながら、恨めしそうに猟兵達を睨みつけた。
「……等価交換だ」
それに合わせて、タカシが【禁忌の事象操作(フォビドゥンイマジネーション)】を発動させ、10秒以内に起こった不利になる事象を無効化し、衣吹を蒼い炎の中から助け出すと、自らの幸福な記憶ひとつを心的外傷に改竄した。
「余計な真似を……。こんな事をしても、まったく意味がないのに……。まさか、仲間が攻撃を喰らうたび、こんな事をするのか。それこそ、滑稽。……実に愚か」
復讐勇者の躯が小馬鹿にした様子で、フンと鼻を鳴らした。
「……今、油断したな?」
それと同時に、彼方が【影狼投射(カゲロウトウシャ)】を発動させ、復讐勇者の躯に煽りの感情を与え、召喚した影狼から影の鎖を放って、一時的に復讐勇者の躯を拘束した。
「うぐ……、身体が……。身体が……動かない! うぐ……ぐぐぐ……」
その事に気づいた復讐勇者の躯が、悔しそうにギチギチと歯を鳴らした。
「それじゃ、気合を入れていくっすよ」
その間に、杏子が【フードファイト・ワイルドモード】で肉を食べる事によって、全身の細胞を活性化させて、戦闘力を増加させた後、ただの肉叩きで復讐勇者の躯をブン殴った。
「うぐ……ぐぐぐ……ふざけやがって!」
復讐勇者の躯が杏子を牽制するようにして、復讐の蒼い炎を解き放った。
「僕等が受けた心の痛み……、お、思い知れっ……!」
次の瞬間、アンガンチュールが【リベンジ・バロック】を発動させ、召喚したバロックレギオンの口から、仲間達が受けた精神的苦痛をエネルギーにして、黒い光線を復讐勇者の躯に放った。
「ググ、グググググ、なかなかやるじゃないか。しかし、俺が受けた怒りは、この痛みの十倍……いや、数百倍だ!」
復讐勇者の躯が気合と根性とノリと勢いで、何となく痛みを耐えた。
●
「ええい、小賢しい奴等め! こんな事をして、許される訳がないのに! 俺は勇者だぞ! 世界を救った勇者だ! いや、その前に死んでしまったが……。そんな事は些細な問題だ! 俺は偉いんだ! 世界最強は……俺だあああああああ!」
復讐勇者の躯が怒り狂った様子で、ケモノの如く吠えた。
「ミルケンピーチ、参上! みんな、助けに来たよっ!」
そんな中、ミルケン・ピーチ(魔法少女ミルケンピーチ・f15261)が、シュタッと地面に降り立った。
「ええい、何人増えても同じ事だ! お前達は絶対に勝てない! この俺には……絶対に!」
復讐勇者の躯が怒り狂った様子で、復讐の蒼い炎を放ち、まわりのモノを燃やしていった。
「ここはこの年寄りに任せてもらおうかね? こう見えても、まだまだ衰えちゃいないからねぇ」
その間に、グレナディン・サンライズ(永遠の挑戦者・f00626)が死角から回り込み、フォースセイバーで斬りかかった。
「ぐ、ぐぐっ! まさか、背後から襲い掛かってくるとは……。ひ、卑怯だぞ! 猟兵なら正々堂々と正面から攻めるべきだ!」
復讐勇者の躯が動揺した様子で、ブツブツと愚痴をこぼした。
だからと言って、それに従わなければいけないというルールはない。
「それなら、真正面からズンバラリンと切り刻んで差し上げますわ」
納花・ピンチン(ブギーモンスターの勇者・f31878)がノリノリな様子で、勇者の剣を振り下ろした。
「ま、まさか、お前も勇者なのか……!? 俺以外にも勇者がいたなんて……! そんな事……あり得るのか!? だとしたら、俺は……俺は……うわあああああああああ!」
その事に動揺した復讐勇者の躯が、パニックに陥った様子で頭を抱えた。
「あら、あららららら? ひょっとして、また眠ってしまったのでしょうか? 先程まで確かに起きていたはずなんですが……」
四条・眠斗(白雪の眠り姫・f37257)が、気まずい様子で汗を流した。
正直、いつから眠っていたのか分からない。
何となく、覚えている事があるものの、それが現実なのか、夢なのか、判断する事が出来なかった。
「この状況で……眠っていたのか
……!?」
復讐勇者の躯が、唖然とした様子で言葉を失った。
色々とツッコミを入れたい気持ちがあるものの、あまりにも予想外の事が起こっているため、それ以上言葉が出て来ないようだった。
「でも、ちょっと、眠くなってきたですよー……」
ミスティ・ストレルカ(白羽に願う・f10486)も、ふわあ……とアクビをした。
「いや、状況ッ! そもそも寝るような空気じゃないだろ……って、そのまま二人で毛布にダイブするんじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
復讐勇者の躯が怒る狂った様子で、復讐の蒼い炎を放った。
だが、頭に血が上り過ぎたせいで、見当違いのところが燃えた。
「一体、何処を狙っているんだい。そんな攻撃じゃ、そのうちハエが止まるよっ!」
グレナディンが軽く皮肉を言いながら、【コズミック・ギャンビット】を発動させ、レイガンによる素早い一撃を放ち、復讐勇者の躯を撃ち抜いた。
「……うぐっ! ふざけやがって! 俺は勇者だぞ! 勇者に逆らう奴など、この世にいらない!」
復讐勇者の躯が復讐の蒼い炎を輝かせ、元勇者の剣である遺志剣を振り回した。
「まだまだザクザクいきますわよっ!」
それを迎え撃つようにして、ピンチンが【九死殺戮刃】で瞳を輝かせ、殺戮刃物の攻撃回数が9倍にした後、復讐勇者の躯をザクザクと斬りつけた。
「やはり、俺は勇者ではないのか!? いや、違う。俺は勇者だ! この世で唯一の勇者だああああああああああああああ!」
復讐勇者の躯をが再び復讐の蒼い炎を輝かせ、何かに取りつかれた様子で遺志剣を振り回した。
「こんなに熱いと眠れませんねぇ~、少し冷やしてしまいましょうかぁ~」
そんな中、眠斗が【氷雪地獄】で猛烈な吹雪を発生させ、復讐勇者の躯にダメージを与えた。
その間に、仲間達に雪だるまアーマーを装着させ、攻撃力と防御力を強化した。
「さ、寒っ! こんなに寒いと、骨身に染みる……って、いまのシャレじゃないからな。だから『……あ、やっちゃったね』みたいな顔をするな! こっちの方が恥ずかしくなってくるじゃねぇか!」
復讐勇者の躯が動揺した様子で、その場の空気を変えようとした。
だが、薄ら寒い雰囲気を消し去る事が出来なかったため、恥ずかしい気持ちでいっぱいになっているようだった。
「いまのうちに、みんなの傷を癒しておくですよー」
ミスティが【雪の雫の望む場所(スノードロップサンクチュアリ)】で、自らの花と翼から溢れた生命力で此処に在ろうとする意志を持った光を発生させ、まわりにいた仲間達の傷をいやしていった。
「……余計な真似を! だったら、ひとりだけでも、道連れにしてやるぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
復讐勇者の躯が殺気立った様子で、猟兵達に突っ込んていった。
「ぽよぽよお肉で飛んでっちゃえ! ミルケンインパクト!」
次の瞬間、ミルケンが【ミルケンインパクト】を発動させ、ヒップアタックを繰り出し、復讐勇者の躯を吹き飛ばした。
「ちょっと待て! こんなの、御褒美じゃないかァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!」
復讐勇者の躯は、とても幸せそうだった。
骨でも分かるヘヴンスマイルを浮かべていた。
それ故に、猟兵達は、ドン引きだった。
そして、復讐勇者の躯の身体が、華麗に宙を舞った。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴
カシム・ディーン
よぅ復讐勇者
僕知ってるぞ
お前…あれだろ?
なろう系の勇者だろ?
まぁ…魔王なんぞよりヴァルギリオスこそが脅威だったわけだがな?
対魂啜り
今迄の楽しい思い出…フィアとの思い出やメルシーとのどたばた冒険劇
これはとても楽しい物だったし今も続いている
「メルシーはご主人サマと出会えて楽しいぞ♥いっぱいいっぱいメルシーをいじめてくれるしね♥」(どM!
ま、筋違いな復讐の標的にされるなんざ冗談じゃねー
だから…存分に抵抗させて貰うぞ
UC発動
同時に幸運の神も発動
【属性攻撃・迷彩】
光水属性を己達に付与
光学迷彩で存在を隠し水の障壁で匂いや音を隠蔽
【念動力・弾幕】
念動光弾を乱射して動きを止め
【二回攻撃・切断・盗み攻撃・盗み・電撃】
殺しにかかるなら
当然殺られて全てを奪われる覚悟はできてるよなぁ!
鎌剣と打刀で切り刻み
電撃を叩き込み動きを封じた処で超絶速度の斬撃を叩き込み金目の物を根こそぎ強奪にかかる!
復讐は判るぞ?
僕だって傷つけられたらやった奴に怒りを存分にぶつけてやりたいしな
だがおめーの復讐相手はいねー
だから…もう眠れ
●
「ググ……、何故だ。何故、この俺が……こんな目に……」
復讐勇者の躯にとって予想外だったのは、猟兵達が想像以上に強かった事だった。
そもそも、魔王に敗北した時から、運命は下り坂であった。
それでも、『まだ大丈夫ッ! 俺なら、やれる』と自分自身に言い聞かせ、何とかここまで頑張ってきたものの、『ひょっとして、ヤバイんじゃないか、俺っ!?』と思ってしまうほど、危機的状況に陥っている事を自覚した。
「よぅ、復讐勇者。僕は知ってるぞ。お前……あれだろ? なろう系の勇者だろ? まぁ……魔王なんぞよりヴァルギリオスこそが脅威だったわけだがな?」
そんな中、カシム・ディーン(小さな竜眼・f12217)が、復讐勇者の躯の前に陣取った。
「言いたい事は、それだけか」
復讐勇者の躯が、本能で理解した。
目の前の敵を倒さなければ、自分に未来はない、と……。
例え、命を落とすほど、危険な状況に陥ったとしても、コイツだけは倒さなければいけない、と……!
「ならば……滅びよ!」
復讐勇者の躯が復讐の蒼い炎を輝かせ、元勇者の剣を振り上げた。
「いや、どういう理屈だよ、それ!」
カシムが条件反射でツッコミを入れながら、【メルシー&カシム『ロバーズランペイジ』(キシントトウゾクノダイジュウリン)】と、【限定運命操作機構『幸運の神』(フェイトコントロールシステム)】を発動させ、飛翔しながら3倍の速さに加速しつつ、メルシー(メルクリウス少女形態)と高機動連携攻撃を繰り出した。
『こんなヤツ、やっつけちゃおう、ご主人サマ☆』
それに合わせて、メルシーが高次元に干渉する見えざる手を放ち、因果律操作・運命干渉・敵の運命干渉妨害効果によって、カシムの攻撃成功率を高め、光学迷彩で存在を隠しつつ、水の障壁で匂いや音を隠蔽し、念動光弾を乱射して動きを止めた。
「うぐ……、まだ、だ!」
復讐勇者の躯が殺気立った様子で、カシム達の魂を啜ろうとした。
「へぇ、その状況でも、魂が啜れるのか? まあ、何の問題もないけどな」
カシムが落ち着いた様子で、今までの楽しい思い出を思い浮かべた。
『メルシーはご主人サマと出会えて楽しいぞ♥ いっぱいいっぱいメルシーをいじめてくれるしね♥』
メルシーもドM全開で、幸せそうな表情を浮かべた。
「ば、馬鹿なっ! ……あり得ない!」
復讐勇者の躯が信じられない様子で、言葉を失った。
「まあ、復讐したい気持ちは判る。僕だって傷つけられたら、やった奴に怒りを存分にぶつけてやりたいしな。だが、おめーの復讐相手は、いねー。それに、こんな事をしたんだから、当然殺られて全てを奪われる覚悟はできてるよなぁ! そもそも、筋違いな復讐の標的にされるなんざ冗談じゃねー。だから……そろそろ眠りやがれ!」
カシムがBX鎌剣『ハルペー』と、打刀 魔禍祓霆裏『神雷』で切り込み、電撃を叩き込んで完全に動きを封じ込め、超絶速度の斬撃を放って、金目の物を根こそぎ奪い取った。
「む、無念……。こんなところで……ぐはっ!」
そう言って復讐勇者の躯が断末魔を響かせ、身も心も塵と化すのであった。
大成功
🔵🔵🔵