VSデビルズナンバー~かみさまのいる場所~
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暗い、昏い、森の何処か。
鬱蒼と木々が生い茂るその場所に、ソレは堂々と鎮座していた。
『ほっほっほ…もうすぐじゃ…』
木製の身体を震わせて、ソレはカタカタと硬い音を鳴らす。
『妾の美貌を以てすれば、人間なんぞイチコロ…直ぐに妾の虜になりおった』
カタカタカタと、硬い音は更に強く鳴らされる。
笑っているのだ。
人の脆さに、これから自分に捧げられる供物に。
『ほっほっほ…久しぶりの人の子は、さぞ美味かろうなぁ…』
カタ、カタ、カタ、と、小刻みにに揺れるソレの顔は、醜く歪んでいた。
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「Hello、ハロー!ガラテアでございます!今回は緊急のお呼び出しに応じて下さり、誠にありがとうございます!」
ガラテア・オートマトン(アスタリスク・f12062)が、慌てた様子であなた達の前に現れる。
「兎に角時間が惜しいので、早速説明へと入らさせて頂きます!コチラをご覧下さい」
そう言うと、ガラテアは空中にホログラムディスプレイを投影する。
「場所はUDCアースのとある辺境の山村集落。平和でしたその集落に、突如としてカルト集団が襲撃を行ってきました。戦う術を持たない村民の皆さんは抵抗も出来ず捕まってしまいまして、村はあっという間に制圧されてしまいました…」
それに対してUDC組織も黙ってはいない。組織は直ぐ様救出部隊を派遣し、一部のカルト教信者を捕縛、鎮圧する事に成功はしたが、残った信者達が村人全員を人質に取り山村の小学校に立て籠もってしまった。
「今現在、UDC組織の部隊とカルト教信者達は睨み合いを続け、膠着状態にあります」
信者達が立て籠もっている小学校は山頂に建てられており、正面校門以外からの侵入は、崖のような急な斜面や山肌に密集して生えている木々のせいで難しい。
人質開放の為の交渉も平行線であり、このままでは時間だけが流れて埒が明かない。
「なので、コチラから襲撃を仕掛けます」
あっさりスッパリと、ガラテアは言い切った。
「私が学校内部へと直接転移を行いますので、その後猟兵の皆さんは速やかに校舎内の信者の制圧、及び人質の救出を行って貰います。いやー!便利ですね転移能力!」
調子のいいように言うと、コホンと咳払いをし、改めて説明を続けるガラテア。
「転移場所は一階にあります倉庫として利用されています空き教室。現場部隊からの情報で、人質の皆さんはそれぞれ、本校舎の一階の理科室、二階の音楽室、そして校舎に隣接しています体育館内の三箇所に分けられまして監禁されているとの話です。空き教室の目の前は校舎玄関で、近くには二階への階段、体育館へと繋がる外廊下への扉もあります。監禁部屋には真っ直ぐに迎えるでしょう」
また、拘束した信者から、立て籠もっている信者の人数は10名という事も分かっている。
カルト教信者の扱いは、UDC組織からの要望で重要参考人として取り調べがしたいとの事なので、可能な限り生かして捉えて欲しい、とガラテアは言う。
「説明としましては以上となります。人質となっている村人の安否は、猟兵である皆さんの活躍にかかっています。どうか、頑張って下さい!」
赤黒い
赤黒いです。勝手にシリーズ化させて頂いておりますVSデビルズナンバー依頼です。本当にありがとうございます。
今回は信者達が人質を取って立て籠もっている村の小学校にカチコミに行きます。説明にもあるように小学校内に直接転移されます。速さが重要なのでノリと勢いを大事にして特攻して下さい。
UDC組織が派遣しました部隊は、信者達が逃げないように正面校門で陣取っています。開放した人質や、捉えた信者達は彼らに引き渡せば後は彼らが勝手に処置してくれます。
それでは、よろしくお願いします。
第1章 冒険
『強行突破』
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POW : POW技能(肉体や気合い)でどうにかする
SPD : SPD技能(素早さや技量)でどうにかする
WIZ : WIZ技能(魔力や賢さ)でどうにかする
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【重要】【誠に申し訳ありませんが、MSプロフィール欄をご確認下さい】
【更新】【03/30(土)08:30より、プレイング受付再開致します】
六六六・たかし
【アドリブ歓迎】
ふん、またあんたの依頼か。世話になるな。
それにしても馬鹿な連中だ、あいつらデビルズナンバーからしてみれば
連中だって殺戮の対象であることには変わりない。
自ら死にに行ってるようなもんだ。
そんな連中を生け捕りにしろとは…中々無茶な注文をするもんだな。
まぁいい、俺にやってやれないことはない。
なぜなら俺はたかしだから。
【POW】
俺が直接攻撃したらやりすぎる可能性がある。
ここはUC『悪魔の童女(デビルガール)』…つまりは「ざしきわらし」お前に任せる。
まず俺は「存在感」と「パフォーマンス」で連中の目を引く
お前の「呪詛」で上手く連中の動きを止めるんだ。
「フェイント」になるはずだ。
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現代にしては珍しい木造の校舎。
一階の突き当りの先に、人質が捕らえられている理科教室はあった。
その扉前の廊下では、カルト教団員である二人の男が見張りに当たっていた。
如何にもな白い衣服に、何処で手に入れたのか、手には小銃を装備している。
その表情に余裕はない。当たり前と言えばそうだ。
彼らは人質こそ取ってはいるが、それだけだ。唯一の逃げ道を封じられている以上、立て籠もり、時間を稼ぐしか無い。『人質は生かして渡さなければならないから』。
緊迫した空気が流れる中、それは起こった。
突然の騒音。遠くからでも判別できるエンジンの駆動音と窓が割れる音。
緊張の糸が張り詰めていた教団員は驚き、何事かと確認するためにその場より動こうとする。
だが、彼ら二人の前に、一人の男が現れる。
「どこへ行くつもりだ。お前達」
六六六・たかし(悪魔の数字・f04492)が、廊下の中央で堂々と立ち塞がる。
教団員達は更に驚く。目の前に妙に怪しい男が現れたのだから。咄嗟に銃をたかしへと向ける教団員。
だが彼らの銃の引き金が引かれることは無かった。
重い。銃が、腕が、全身が。引き金を引くことも儘ならない重圧が二人の教団員を襲う。
下に、下に。重さに耐えきれず次第に崩れていく教団員を見下ろしながら、たかしが近づいてゆく。
「俺が直接手を出せば、無事では済まない可能性があるからな。…ご苦労だ、ざしきわらし」
既に倒れ込み意識を失っている教団員の後ろから、【悪魔の童女(デビルガール)】により透明化していた和装の人形「ざしきわらし」が姿を現す。
教団員を襲った重圧は「ざしきわらし」が放つ呪詛によるものだ。『この程度朝飯前よ!』と、ざしきわらしは胸を張る。
「さて…コイツラには色々思う所はあるが、まずは人質の開放だな」
そう言うと真っ直ぐに理科教室へと向かうたかし。
扉を開け、人質達を見つけるやいなや、たかしは声を掛けた。
「もう心配はいらない。あんた達は助かる」
なぜなら俺はたかしだから。
堂々と言い放つたかしの姿は、とても頼もしいものに見えた。
成功
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波狼・拓哉
カチコミじゃー!…実はこういうの得意だったりするんだよね。
さてさて、まーこういうのって廊下とかは何かしらの方法で見守ってたりするだろうしね。空き教室なら窓もあるだろう。窓開けてフック付きロープで地形を利用し目立たたないように二階まで登攀して窓伝いに進んで音楽室を目指そう。
音楽室を見つけたら信者が窓見てないタイミングで窓開けて突入!人質に目を閉じるように伝えミミックを召喚し恐怖を与え人質の盾に。恐怖で怯んだ瞬間に戦闘知識からモデルガンのグリップでの当身を引き出しそこにいる信者全員に早業の当身を。後はロープで縛って制圧完了と。
…行けそうなら他のとこも手伝いに向かうかなー。
(アドリブ絡み歓迎)
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同時刻、校舎二階の音楽室。
此方にも人質が捕らえられ、扉の前には教団員二人、教室内部に一人が見張りとしていた。
そして当然、彼らもまた突然起こった謎の騒音に気づき、音の居場所を確認していた。
どうやら音は体育館の方から聞こえてきたようだ。二人と一人、場所は違えど、全員が窓の近くにまで寄り、同じ方向へと目を向けていた。
その隙を、波狼・拓哉(ミミクリーサモナー・f04253)は見逃さなかった。
校舎の外を移動し、フック付きワイヤーを使い登攀し、二階の窓際で見つからない様に待機していた波狼は、ここぞとばかりに窓を突き破る。
教団員が体育館を見ている窓とは逆の方向から突入する波狼。
「全員目を閉じて!」
開口一番、そう叫ぶ波狼。急な命令に、身動きの取れない人質はそうする他無く、教団員は驚き、一瞬だけ判断が遅れた。
【偽正・偽箱基態(ミミクリー・スタンダート)】。教団員の目の前に箱型生命体の霊が召喚され、手に持つ小銃を箱の角で弾き飛ばす。
その間に、波狼は教団員へと距離を詰め、鳩尾に一撃を入れ、頭が下がった所にモデルガンのグリップを後頭部へと叩き込む。
教団員は気を失い、そのまま倒れ込んでしまう。
そしてこれだけ騒ぎを起こせば、扉の外の教団員も異変に気づき教室内へと入ってくるが、
箱型生命体から放たれる煙のようなエクトプラズムが、二人の教団員を包み込む。
得体の知れない生暖かな煙に包まれた教団員は怖気づき、動きが止まってしまう。
その隙を逃さず、波狼は再び当身を繰り出す。
「これでよし、と」
三名の教団員をロープで縛り上げ、人質も開放した波狼。
後はUDC組織の部隊に引き渡すだけだが…ふと、体育館の方へと目を向ける。
「向こうは大丈夫かな…?」
騒音を起こした当人の事を考えながら、波狼は心配するように遠くを覗いた。
成功
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月山・カムイ
転送前に他の猟兵と相談して、手薄な部分に回る
人質を取られている訳ですから、距離の長い範囲攻撃で一気に制圧していきましょう
入り口からの突入は任せて窓から突入
2階だろうと体育館だろうと宇宙バイク駆使すればどうとでもなるでしょう
窓を破って突入して注目を集め、一気にユーベルコードで武器を奪い手足を斬りつけて無力化していく
間違って村人を斬らないようには注意
申し訳ないが返り血を浴びる位はしてもらいます
何の為にこの村を襲って村人を人質にしてるのかは知りません
というか、なんの為に立てこもってるんですか、貴方達
悪いですが、無力化させていただきますよ!
村人のケアは地元UDC組織に任せて
ただの戦う剣となろう
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校舎と隣り合った位置にある体育館。
最も多くの人質が収容され、最も多くの見張りが割り当てられている場所。
当然、警戒もより強い。
理科室よりも、音楽室よりも。体育館内の空気は張り詰めていた。
そしてその空気は一台のバイクが窓をぶち破って侵入してきたことで破壊された。
バイクの乗り手は月山・カムイ(絶影・f01363)。これほど派手な突入は、彼自身が提案したことであった。
即ち、注目を惹き付ける囮と、他の猟兵が突入する為の合図の2つを兼ね備えた作戦。
事実、月山の突入は他の教室にまで聞こえ、猟兵達の手助けとなった。
そして今、体育館内でも小さな混乱が起こっていた。突然の襲撃、それもバイクによる単騎での突撃。
虚を突かれた教団員が、半狂乱しながら小銃を月山へと放つ。
だが手元のおぼつかない状況の、狙いの定まっていない弾丸など、届くはずもなく。
バイクを乗り捨てた月山が一息で教団員にまで肉薄する。
「殺しはしません。ですが」
【無響剣舞・絶影(アウトレイジ・ソードダンス)】。小銃を弾き、手を、足を、身体を、小太刀『絶影』による無数の斬撃が、教団員の体制を崩すまで放たれる。
僅かな悲鳴、叫ぶことさえ月山の斬撃は許さなかった。教団員の真白い衣服に血が滲む。手足の筋を斬られ、床に這いつくばりながら悶え苦しむ教団員。
「痛みは受けてもらいます。貴方達にかける情けはありません」
ただ戦う剣となる。
この戦いにおいて、己に最初に課した誓い。
月山は漆黒の瞳で教団員を見下ろし、無力化を確認した後、すぐに次へと視線を向けた。
大成功
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霑国・永一
なんてことだー、卑劣な狂信者どもめー、絶対人質を救って見せるー。
……さて、建前上の振る舞いはおしまい。信者さえ潰せるなら、人質など些細な話だ。では……『俺様の出番って訳だなァ?』
一応複数行けるなら攻略箇所は体育館→理科室→音楽室という感じに向かう予定
狂気の戦鬼を発動。
入り口付近までは【忍び足・迷彩】で慎重に、内部に入ると同時に【ダッシュ】で高速移動、信者たちを軒並み死なない程度に叩きのめす。
念の為人質との間に割って入るようにし、遠ざける
武器を持ってるのならば、【早業・盗み・盗み攻撃】にて、高速移動の最中に奪い取って破壊しておく
「ハハハハッ!非殺は癪だがお前らから人質を盗むってのも面白れぇッ!」
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騒動が起こっている体育館の外、霑国・永一(盗みの名SAN値・f01542)が静かに潜んでいた。
「なんてことだー、卑劣な狂信者どもめー、絶対人質を救って見せるー…さて」
建前としては十分と、霑国はいよいよ動き出す。
人質云々は『やりたい奴』にやらせればいい。霑国の狙いは最初から別であった
割れた窓から身を乗り出した瞬間に、人の良い笑顔から、粗暴な嗤い顔へと。
「ハハハハッ!愉しませなァッ!信者共ォッ!」
【盗み纏う狂気の戦鬼(スチールオウガ)】。容赦のない戦闘狂の人格が、混乱する信者の背後へと一気に詰め寄る。
振り向く猶予も、反応する一瞬すら与えず、信者の後頭部を掴んだ霑国はそのまま力任せに顔面を床へ叩きつける。
もう一人の信者がようやく銃口を霑国へと向けるが、それも遅い。
引き金を――引けない。否、銃を既に持っていない。
高速で移動する霑国が、既に奪い、分解し、信者の目の前で破壊している。
反撃――その思考に至る前に、霑国の掌底が衝撃波と共に信者の鳩尾へと放たれる。
まるでマンガ表現のように、吹き飛び体育館の壁へと激突する信者。
あまりに過激。それでも信者達にはまだ息があった。どれだけ戦いに狂っていようとも、霑国の人格は忘れてはいなかったし、守りもした。
霑国は嘲笑う。
「ハハハハッ!非殺は癪だが、お前らから人質を盗むってのも面白れぇッ!」
信者を潰す。それさえ出来れば、それでいいのだと。
大成功
🔵🔵🔵
響・夜姫
やる事はシンプル。私向けの案件だね。
一応、【気絶攻撃】用の銃弾を使おう。
辺り処が悪いと、怪我をするかもだけど。
悪人に、慈悲は無い。なむー。
……理科室は備品の被害が危なそうだし。体育館に行こ。
堂々と正面から突入。
注意をひきつけ、敵の武器を【クイックドロウ/先制攻撃/スナイパー】で狙って破壊・無力化。
「ちょっと、怖いかもしれないけど。皆、助けるから」
人質に被害を加えようとしたら、そいつを最優先で排除。
敵にだけ当たる軌道の【誘導弾/2回攻撃】で確実に倒す。
敵の銃弾は【武器受け/オーラ防御】。
無力化したらとりあえず【踏みつけ】る。
「痛い思いをしたくなかったら。投降するのが、おすすめ」
○
体育館外。校門からは死角となる、外廊下の体育館入口前。
そこにも信者が一人、見張りとして立っていた。
体育館内にいる子供達は、我らが神が最も求めている最上級の供物。なんとしても死守しなければ。
我らが神。我らが、神…?
ふらりと、唐突に目眩が起こる。
「やる事はシンプル。私向きだね」
そこへ聞こえてくる言葉。
慌てて銃と視線を向けるが、突如として手に襲う衝撃で、銃を落としてしまう。
信者の視線の先には、二丁の拳銃を構えている少女の姿が映っていた。
響・夜姫(真冬の月の夢・f11389)は、構えた手を降ろさずに、更に銃弾を信者へと向け、撃つ。
銃弾は吸い込まれるように信者の額へと撃ち込まれ、そのまま意識を失うだろう。
「悪人に、慈悲はない。なむー」
とは言え、本当に慈悲が無いわけではない。
撃ち込んだ弾丸は非殺傷の特殊ゴム弾。倒れている信者の額からは血が流れているが、大事では無いと響は判断する。これ以上の追撃も必要ない。
そして周囲に気づいた様子の人も見えない。
響は待機している猟兵達へ合図を送る。
そして、敷地内全体に響き渡る騒音が起こった。
大成功
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第2章 集団戦
『六零二『デビルズナンバーはやし』』
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POW : 悪魔の枝葉(デビルリーフ)
【刃物のように鋭い木の葉】が命中した対象を切断する。
SPD : 悪魔の花粉(デビルポレン)
【目が痒くなる特殊な花粉】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
WIZ : 悪魔の樹枝(デビルブランチ)
レベル×5本の【刺突】属性の【鋭く伸びた木の枝】を放つ。
👑11
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猟兵達に活躍により、人質は開放され、信者達も全て捕らえられた。
人質を乗せた救急車も、信者を乗せた護送車も見送り、
後のことはUDC組織に任せ、猟兵達もいざ帰ろうとした、その時、
周囲の様子がおかしい。猟兵の一人が咄嗟に気づき、他の猟兵達も続いてその異変に気づく。
風もないのに、敷地周辺の木々がざわめいている。ガサガサとした音が近づいてくる
そして現れる複数の異形。
密集した木々が集まり、ウネウネと根を動かし、取り付けられたような不気味な表情を浮かべている。
そして身体に刻まれている、謎の『602』の数字。
デビルズナンバーはやしが、険しい山肌の斜面を登って現れる。
そして猟兵の姿を見つけるなり、一斉に襲いかかってきた!
戦闘だ!
波狼・拓哉
…救急車と護送車大丈夫だよね?一応違う方向から出てきたよねこいつら?
さて燃や…燃や…だめだ、山火事になる未来しか見えねぇ。ミミック龍で頼むわ。狂気を狂気で塗りつぶし真の狂気を教えてあげな。あんまり効きそうにないけど。後は物理的に砕き割ってあげな?ほら密集してるから一本一本は貧弱そうじゃん?
自分は衝撃波込めた弾で木の葉や木の枝撃ち落としたり、花粉が密集してる所に撃ち込んで衝撃波で散らしたりしてサポートに回ろう。攻撃は向けられたやられるしかないし、地形を利用してロープ使て三次元的に動き回ったりして目立たないよう行動しよう。
(アドリブ絡み歓迎)
月山・カムイ
どんなオブリビオンが出てくるのかと思っていましたが……樹木ですか?
数字が刻まれているということはデビルズナンバー、でしょうか?
とはいえ、数を頼りに襲い来る相手なら、やるべきことは決まっていますね
斬り刻むのみです
一気に間合いを詰めてゆき、伐採していく
散らされた枝葉を視認して、他の猟兵へ届く前に切り散らかしていく
斬るのは幹よりも枝を
相手の攻撃手段を切り裂き、無効化していく
幹は他に任せましょう、斬れなくもないでしょうが……まぁ、小太刀ですので難しいんですよね
攻撃手段は奪った、あとはおまかせします、というスタイル
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「…救急車と護送車大丈夫だよね?一応違う方向から出てきたよねこいつら?」
「今の所、間違いなく。目の前からやって来ているので全てですね」
狼狽える波狼・拓哉(ミミクリーサモナー・f04253)に月山・カムイ(絶影・f01363)が冷静に答える。
確かにUDC組織が派遣した部隊は安全を確認した上で見送った。そして今も何かしらの異常は、部隊が向かった方向からは聞こえてこない。
少なくとも、今目の前にいるオブリビオンは自分達に襲いかかろうとしている。
…自分達は自分達で、奴らに集中するので良さそうだと猟兵達は判断する。
「数字が刻まれているということはデビルズナンバー、でしょうか?」
「かもな。燃や…すのは、流石にまずいか」
波狼も月山も、デビルズナンバーと呼ばれるオブリビオンとは交戦経験がある。
だから、とは言わないが、直ぐ様にどう戦うべきかと意識を切り替える。
「所詮は数を頼りに襲いかかる相手。であればやるべきことは決まっています」
姿勢は低く、何時でも掛け出せるように。月山は小太刀『絶影』の柄を握る。
波狼もまたモデルガンを握りしめ、迫るはやしの群れを見据えていた。
月山が飛び出す。弾丸の如き速さで、はやしたちとの間合いを詰める。
だが月山が飛び出すのと同時に、はやしたちも動き出していた。
頭を揺らし、自らの木の葉を散らすはやし。その木の葉が、自ら意思を持つかのように宙に浮き、月山目掛けて鋭く飛んでいく。
波狼がモデルガンより銃弾を木の葉を狙い放つ。衝撃波が込められた弾丸は、木の葉を確かに撃ち落としていく。
月山自身も、抜いた小太刀で木の葉を防ぎ、一気に走り抜けていく。
そして、はやしたちは月山の間合いに入る。
「音も無く――その身に刻め」
【無響剣舞・絶影(アウトレイジ・ソードダンス)】。秒間数千万にも及ぶ斬撃が、範囲内にいるはやしたちを一息に切り刻んでいく。
葉を、枝を、斬撃ははやしから戦う術を奪っていく。
冬の枯れ枝の如き姿となったはやしに、更に追い打ちが掛けられる。
龍だ。
波狼の放った【偽正・龍滅咆哮(ドラゴン・ロア)】が、容赦なくはやしたちを蹂躙していく。
大きく開いた顎が、太く靭やかな尾が、はやしたちを砕き割る。
止めとばかりに放たれる咆哮が、既に破片となっているはやしごと爆破させ、骸の海にへとその存在を送り返す。
圧倒的な戦力の違い。それでも尚、はやしは猟兵達へと群れをなして押しかけていく。
まだ戦いは続いている。
大成功
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霑国・永一
おや、一難去ってまた一難か。環境破壊する人間に自然が直接お仕置きにでも来たのかな?それじゃ、人間らしく環境破壊してあげなきゃねぇ。割り箸に加工してあげるよ、木々たち
基本的に敵たちから距離を取り、一番近いのから順番に狂気の銃創にて弾丸を撃ち込んで破壊していく。【早業・鎧無視攻撃】
【視力】にて敵の挙動は観察し、花粉放ちそうだなってやつは優先的に狙うようにする。放たれても一応口元は手で押さえるとかして体内に入らないように努力はするか。目は……眼鏡でなんとか
まぁあんまり危ないなら防ぐんじゃなく【逃げ足・ダッシュ】で逃げてまた距離取るしかないかな
「杉の木といい、緑を増やせばいいってもんじゃないよ」
響・夜姫
・POW
はやし。
……ハヤシライスではなく?
「木かー。食べられないし、燃やそう」
敵の攻撃をサバーニャの【武器受け/オーラ防御】で捌きながら、
主に二丁拳銃から華焔を【範囲攻撃/一斉発射】。
こう、ガンアクション的な感じで。連射。
サバーニャからは通常弾砲撃。
気分は銃撃戦。
「乱れ撃つ、ぜー。燃え散れー」
当たれば燃えるし、倒すまで消すつもりはないので。
連携・絡み・アドリブ可。
他の猟兵に【援護射撃】を行う。攻撃の隙を作ったりとか注意をそらしたりとか。
「ところで、今更だけど。アレ、なんだったの」
※よくわからないまま銃向けてた
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「一難去ってまた一難か。環境破壊する人間に、自然が直接お仕置きにでも来たのかな?」
蠢いているはやしたちを見て、霑国・永一(盗みの名SAN値・f01542)は呑気な感想を溢す。
「はやし。…ハヤシライスではなく?」
そんな霑国よりも呑気な事を、響・夜姫(真冬の月の夢・f11389)は心底残念そうに呟いた。
「むー。木は食べられないなー」
「クッ…、そうだね。今は出来ても、精々割り箸加工くらいだろうねぇ」
響の言動に、つい喉を鳴らして笑う霑国。
そんな響は頬を膨らませて、はやしたちを見据える。
「しょうがない。食べられないなら、燃やそう」
二丁の愛銃を手にし、背部に背負う浮遊砲盾『サバーニャ』を展開する響。
「いいね。人間らしく環境破壊と洒落込もうか」
霑国も黒いトカレフ銃を手にして、臨戦態勢へ。
確かな理由など、この二人は求めていない。ただ戦えればそれで良いのだという、漠然とした「頑なな戦意」だけが存在していた。
同じ獲物を扱う二人の戦いは、シンプルで判りやすいもの。
即ち、銃撃戦であった。
響が浮遊砲盾『サバーニャ』を全面に展開しつつ、響と共に霑国が後方から銃撃する。
ニ丁拳銃のみならず、浮遊砲盾にもよる砲撃も合わせた響の圧倒的な連射。
戦場の中でも冷静に敵の動きを分析し、的確な銃撃を放つ霑国の射撃。
互いの穴を埋めるような攻撃は、はやしの群れを確実に減らしていく。
はやしたちも無抵抗ではない。
鋭い木の葉を飛ばし反撃するが、響の盾が阻み、二人に届かせない。
この調子で。霑国がそう思っていた矢先、一体のはやしの不可思議な挙動を、見逃さなかった。
小刻みに震えるはやし。木の葉を散らすような動きでない。もっと細かな物をふるい落とすかのような動き。
「花粉が来ます。よろしくお願いしますね」
「む。りょーかーい」
霑国の言葉に、響が頷く。
「乱れ撃つ、ぜー。燃え散れー」
はやしから散布される花粉攻撃。だがそれは、炎によって一切残さず燃やし尽くされた。
【華焔(フレイムショット)】。広範囲に渡って放たれた焔の華が、はやしの群れを燃やしていく。
炎が吹き上げ、花粉は上空へ舞い上がり、散らす火の粉で残さず焼く。
炎上するはやしたち。更に突如として無音の破壊がはやしたちを襲いかかる。
【盗み貫く狂気の銃創(スチールスカー)】。霑国の音もなく放たれた銃弾が、はやしの傷をメキメキと広げ、分解していく。
確実に、着実に、はやしたちの数は減っていく。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
六六六・たかし
【アドリブ歓迎】
ちっ…遅かったか。
既に群体型デビルズナンバーが出現してるとはな…。
余計なことをしてくれたもんだ…。
まぁ丁度いい前座だ、残らず切り刻んでくれる。
【POW】
あいつらの攻撃…直接命中したらかかしでも厳しそうだな…。
ならばもう1回頼むぞ「ざしきわらし」
デビルズナンバーはやしを「呪詛」によって動きを遅くし接近する。
「呪詛」の効果が切れる前に俺の「たかしブレード」による必殺技を繰り出す。
お前らごときには勿体無い技だ、心して受けるが良い。(「なぎ払い」「衝撃波」「力溜め」使用)
『デビル!!たかし!!ストラッシュ
!!!!!』
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「ちっ…遅かったか」
六六六・たかし(悪魔の数字・f04492)は、はやしの群れを見て思わず呟く。
「既に群体型デビルズナンバーが出現してるとはな…余計なことをしてくれたもんだ…」
群体型…何かしらの物体に寄生することによって数を増やすデビルズナンバー。
周囲が自然に囲まれたこの土地であれば、はやしがここまで増えるのは当然の理屈だろう。
もっと早くあの教団員たちを捕らえ、凶行に走らせさえしなければ…そこまで考えて、たかしは首を振る。
どちらにせよ、デビルズナンバーは人質を追うのではなく、今この場にいる自分達に襲いかかった。
目先の餌を選んだ。つまり、奴らも『奴』も未だ不完全。焦っている証拠に他ならない。
たかしは、超魔銃剣『たかしブレード』を構える。
「丁度いい前座だ、残らず切り刻んでくれる」
たかしが駆ける。たかしには既に勝利までの道筋が見えていた。
何故?なぜなら彼はたかしだから。
「ざしきわらし!もう一度動きを止めろ!」
『了解!』と、小さな童女が躍り出て、はやしの群れへと呪詛を放つ。
押しつぶす様な重圧がはやしに掛かり、動きが鈍る。それだけに終わらせない。
「そのまま糸で纏めろ、かかし!お前も手伝え!」
『わかったべ!』と、どこからともなく表れた屈強な案山子人形も飛び出す。
『ざしきわらし』と『かかし』が、動けないはやしの群れをグルリと一周する。
たかしの十指とからくり人形達に繋がれた糸が、輪を作る。
そしてたかしと『かかし』が力任せに糸を引けば、はやしたちは一箇所へと纏められる!
「お前らごときには勿体無い技だ、心して受けるが良い」
『たかしブレード』に、悪魔の力が充填される。
エネルギーの刃が、より力強く輝き、迸る!
『たかしブレード』から放たれる、たかし必殺の一撃!
「デビル!たかし!!ストラッシュ!!!」
――刃は振るわれた。たかしの背に、最早はやしは残っていない。
切断された樹木の肉体は、地面に還ること無く、骸の海へと消えていった。
大成功
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第3章 ボス戦
『五九四『デビルズナンバーこけし』』
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POW : 悪魔の本性(デビルリヴィール)
【自身の美しい顔が醜くなること】を代償に自身の装備武器の封印を解いて【顔面を捕食モード】に変化させ、殺傷力を増す。
SPD : 悪魔の紫煙(デビルスモーク)
【相手をこけしに変える煙】が命中した対象にルールを宣告し、破ったらダメージを与える。簡単に守れるルールほど威力が高い。
WIZ : 悪魔の軍勢(デビルトルーパー)
レベル×5体の、小型の戦闘用【こけし】を召喚し戦わせる。程々の強さを持つが、一撃で消滅する。
👑11
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全ての『デビルズナンバーはやし』を殲滅した猟兵達。だがまだ安心は出来なかった。
『おのれ…!許さぬぞ猟兵共…!』
怒りに満ちた女性の声が、あなた達のいる場所に響き渡る。
そして突然に起こる地震。…何かが、地面の下よりせり上がってくる!
『妾の贄を奪いよって…おかげで妾の美貌は未だ不完全じゃ!腹立たしい!』
表れたのは、「594」の数字を刻む巨大なコケシ。その禍々しい異様は見た目のみならず、雰囲気からも感じ取れるだろう。
『この恨み…貴様らから奪わねば気がすまぬ!一人残らず喰ろうてやろうぞ!』
大口を開き、本性を見せるオブリビオン――「デビルズナンバーこけし」があなた達に襲いかかる!
月山・カムイ
……美貌?
下らない、本当に下らないですね
そのこけしフェイスの為に、贄を用意させられた信徒どもに、少し同情の念すら湧いてきますよ
呆れ顔で絶影を抜き払い、ブラッドガイストで殺戮捕食態へ移行
ここで終わらせてあげましょう、骸の海へ還る事もさせず、滅ぼし尽くしてやる
一気に接敵して喰らい合いを始める
放たれる悪魔の軍勢を切り払い、本性を表したその顔と互いに喰らい合う戦いを始める
一人で突出せず、他の猟兵との連携を重視
特にわらわらと顕れる悪魔の軍勢を手数で斬り裂いていく
問題は放たれる紫煙だが、これは無視して突き進む
多少の不利は構わない、そこに付け込もうとした時が他の猟兵にとってのチャンスになるのなら
●
「…美貌?」
月山・カムイ(絶影・f01363)は『デビルズナンバーこけし』の放った言葉に、呆れていた。
「下らない、本当に下らないですね」
『…下らない、じゃと?』
小太刀『絶影』をこけしへと突きつけて、月山がその鋭い視線を向ける。
「そのこけしフェイスの為に、贄を用意させられた信徒どもに、少し同情の念すら湧いてきますよ」
月山の意思に応えるように、『絶影』が形を変えていく。
【ブラッド・ガイスト】。赤い刀身はより紅く。飢餓の衝動に刃を軋ませ、疾く獲物を喰らわせろと訴える。
「ここで終わらせてあげましょう、骸の海へ還る事もさせず、滅ぼし尽くしてやる」
『ほざけ小僧!』
こけしの胴が真っ二つに割れ、中から小さなこけしが波となって解き放たれる。
小さいながらも、牙を見せて襲いかかるミニこけしたち。
それを物ともせず、『絶影』の紅い斬撃が波を断ち割る。
斬撃は波をかき分け、前へ前へと突き進んでいく。足りない、足りない、物足りない。飢える刃は荒れ狂う。この程度では、満たされないと。
『おのれ!ならば直接妾が喰ろうてやる!』
こけしの顔が醜く割れ、悍ましい捕食形態へ。開いた大口が真っ直ぐに月山へ飛来する。
「望む所、喰らい合いましょう」
ガギィ!連なる牙の咀嚼と紅い刃の歯軋りが火花を散らしてせめぎ合う。
両者一切譲らない力押し。軍配が上がったのは。
飛び散る鉄片。一筋の紅。
十字に割れる、こけしの面。
月山の『絶影』が、こけしの捕食に喰らい勝つ。
『アッ…ギャアアアアア!』
あまりの痛みに絶叫するこけし。顔面を深く切り裂かれたと言うのに、どうやらまだ生きているらしい。
暴れ足りないと主張する『絶影』を、鞘に無理矢理に収める月山。自分の役目は一旦ここまでだと、こけしから距離を取る。
未だ痛みに悶えるこけし。月山の作った大きな隙は、次の猟兵の行動へと活かされるだろう。
大成功
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波狼・拓哉
美貌…美貌?………美貌?(大事なことなので二回聞いた)
えーあーうん。取り敢えずその目の形が悪いんじゃない?それさえなければ可愛いとは思うよ?後お肌のはりとかなら生贄より化粧水使え。最近の効果が凄いから。
とか言うけど周りに迷惑かけるようじゃねぇ。悪いけどもう一度沈みなおして貰うよ?さあ、化け撃ちなミミック!攪乱しつつ狙っていきな!後空中移動の際に煙吹き飛ばしたり出来ない?いけそう?
自分は衝撃波込めた弾を装填しつつ周りのサポートに。小型こけしに撃ち込んだり、ロープで捕食時の行動制限したりしよ。
ルールは…まあ、自分は破らないようにしとこうかな。ミミックは関係なしに破るけど。
(アドリブ絡み歓迎)
響・夜姫
アドリブ・連携OK
・POW
……なにあれ。
「とりあえず。ふぁいやー」
徐にフルバースト・マキシマム。
あとは中距離を維持しつつ、【範囲攻撃/誘導弾/一斉発射】で二丁拳銃の銃撃とサバーニャの砲撃の雨あられ。
敵の攻撃の相殺も狙いつつ、断続的にフルバースト。
「こういう相手は、要塞戦法。火力で圧倒する。聖書にもそう書いてある。たぶん」
防御はサバーニャの【オーラ防御/武器受け】に任せ、接近されたら【零距離射撃】でズドン。
「こけしは動かない。常識」
他の猟兵と動く場合は、【援護射撃】でサポートとフォローを。
攻撃の隙を作ったり、被弾時の時間稼ぎをしたり。
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「美貌……美貌?」
波狼・拓哉(ミミクリーサモナー・f04253)は困惑していた。表れたこけしは、何処からどう見ても美とはかけ離れた存在だったから。
とりあえず少しでも綺麗になれるようにアドバイスでも…そう考えていた矢先。
「ふぁいやー」
気の抜けた声と轟く砲音。こけしが爆煙に包まれる。
響・夜姫(真冬の月の夢・f11389)には、どうでもよかった。目の前に現れた美を宣う輩の存在の詮索など、始めから不要だと。
だからこその、【フルバースト・マキシマム】。
途切れることのない砲撃が、こけしを圧倒し続ける。
「こういう相手は、要塞戦法。火力で圧倒する。聖書にもそう書いてある。たぶん」
どうにもやる気の見えない言葉で、容赦のない攻撃を続ける響。
今は、それで良いのだ。
「…結局、周りに迷惑かけるようじゃねぇ」
波狼は、箱型生命体を呼び出す。
「骸の海にもう一度沈み直して貰うよ。さあ、化け撃ちなミミック!」
【偽正・械滅光線(バトルシップ・ドーン)】。宇宙戦艦へと化けた箱型生命体が、目標目掛けて飛翔する。
響の弾幕に、宇宙戦艦の光線が加わる。最早こけしの姿をうまく確認することも出来ない。
『ふっ、ふざけるなぁ!!』
それでもまだ尚、抵抗するのはオブリビオンとしての強度の高さ故か。
瞬間、こけしの巨体が高速で飛び出してくる。
弾幕など、気にするのは無駄だと悟ったか、受け続けても尚止まらない。
狙いは響。この弾幕の元凶。あの小娘を仕留めれさえすれば、反撃も叶う。
十字に割れた大口が四方に広がり、響に牙を見せる。勢いそのままに喰らおうとして、
ズドン。
分かりきっていたかのように、響の砲撃がゼロ距離でこけしの大口に叩き込まれる。
「こけしは動かない。常識」
『カッ…カ…』
大口に風通りの良い『穴』が開けられ、叫ぶことも出来ないこけし。
「おっと、油断しすぎじゃないか?」
掛けられるは波狼の声と、彼が投げはなったロープ。
匠に操るロープはこけしの首に引っかかり、波狼は宙に浮くこけしの巨体を地面へと引っ張り落とす。
「そら!追撃だ!」
箱型生命体の光線が、衝撃波を込めた銃撃が、こけしの木造の身体を砕いていく。
状況は、猟兵有利に進んでいた。
大成功
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霑国・永一
ん~?こけし界隈では君は美人な方なのかな?人間視点じゃその辺全然わからないなぁ。まぁいいや、そういうことにしといてあげるよ。ほら、怒ると美貌とやらが台無しさ。
狂気の予知を発動。
遠距離より【早業・鎧無視攻撃】にて弾丸を撃ち込み続け、ダメージを蓄積させていく。
相手の思考を盗み読み、悪魔の紫煙を発動するタイミングになったら、その使用範囲、方向を特定、当たらない位置へと退避する。【逃げ足・見切り・ダッシュ】
ついでに銃撃もして悪魔の紫煙とか使うの妨害も視野にしておく。
もし煙受けたら攻撃制限以外の内容なら守るか
「奪われるのは御免だなぁ。俺はシーフだからね、一方的に奪う側だよ」
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『オォォォ…オオオ!!』
口に風穴を開けられ、まともな言葉も話せなくなったこけし。
それでも、唸る。まだ倒れぬ、と怒りに身を燃やして。
「ん~?こけし界隈では君は美人な方なのかな?人間視点じゃその辺全然わからないなぁ」
ギョロリ、とこけしの目が声の方へと向く。
霑国・永一(盗みの名SAN値・f01542)がとぼけたように呟いている。
否、実際とぼけているのだろう。
「まぁいいや、そういうことにしといてあげるよ。ほら、怒ると美貌とやらが台無しさ」
神経を逆なでする、柔らかい声。耐え難い、耐え難い。怒りが思考を塗りつぶしていく。
「ああ、でも。もう気にすることもないよ。だって、今の顔の方が似合っているから」
―――!!!
絶叫。怒りの爆発。まともな理性など、今ので吹き飛んだ。
大口を開けての突撃。今までで一番の速度だろう。
「(まぁ、読み切ってるんだけどね)」
黒のトカレフで銃撃を行いつつ、霑国はほんの少し、足を動かし、位置を変える。
銃撃程度では最早止まらぬぞ。こけしが霑国のいた場所を、地面を刳りながら通り過ぎる。
…?
通り過ぎて、気づく。攻撃が当たっていないではないか。
地面の刳れている場所から、ほんの少しズレた場所に、霑国は立っている。
【盗み読む狂気の予知(スチールプリディクション)】。既に、こけしの思考を霑国は「盗み」終えていた。
だからこそ、次にこけしが何をしてくるのかも、霑国には分かっていた。
全身から噴き出そうとしている、紫の煙。命中した物をこけしに変える、【悪魔の紫煙】
「…奪われるのは御免だなぁ。俺はシーフだからね、一方的に奪う側だよ」
自由でありたい。だからこそ、ルールを押し付けられる攻撃はゴメンだと、霑国は再度、トカレフより銃撃を放つ。
精密な銃撃は、こけしの両目を的確に射抜いた。
視界が奪われては、狙うべき相手も分からない。
紫煙は霑国の位置とは違う、明後日の方向へ放たれ、無情にも消え去っていく。
ダメージも蓄積し、視界も奪われたこけし。決着の時が近づいていた。
大成功
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六六六・たかし
【アドリブ歓迎】
ふん、お前は美貌という外見以前に内面が最悪だからそっちをどうにかしたほうがいいんじゃないか?
まぁそんなことを心配する必要ももうないがな、なぜならお前はここで俺に倒されるからな。
そう俺こそはたかし、数字と共にこの名前をその身体に刻んでおくがいい。
大…変…身…!!
(「かかし」と融合することでD№たかしかかしモードになる)
【SPD】
この煙を無視して突っ込むわけにはいかないだろう。
だが、所詮は煙。荒れ狂う風には敵うはずがない。
「たかしチャクラム」を指で高速回転させ突風を生み出し、煙を排除する。
そして…そのまま高速回転したチャクラムで攻撃。
デビル!たかし!!シュート!!!!
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何故だ。何故だ。何故こんな事になった。
ただ美しくなりたかっただけなのに。妾を敬ってくれるのが嬉しかっただけなのに。
何処で間違えた。
「何もかも、最初からだ」
こけしの前に、六六六・たかし(悪魔の数字・f04492)が立つ。
何なのだ、こいつは。何故デビルズナンバーでありながら、妾の前にかしずかない。
「美貌、美貌とお前は言うが、外見以前に内面が最悪だ。そっちをどうにかした方がいい」
黙れ。
「尤も、そんなことを心配する必要ももうないがな」
黙れ。
「なぜならお前は、ここで俺に倒されるからな」
『黙れぇぇぇ!!』
こけしの全身から吹き出す、【悪魔の紫煙】。勢いよく吹き出したソレは、容易くたかしを飲み込むだろう。
『妾は、神じゃ!』
あの愚かな人間共は、そう望んだ。
『神じゃからこそ、完璧に成らねばいかぬ!』
縋るものがないからこそ、妾を呼び出した。
『だから人を喰らう…魂を喰らい、力を取り戻す!それの何が可怪しい!』
どうしろというのだ。殺戮オブジェクトでしかない、自分に。
どうしろと。
「――だから、何もかもだ」
滞留していた紫煙が吹き飛ぶ。風が、轟々と吹き荒れる。
煙の中心にいたたかしは無傷だ。こけしに変わっているどころか、姿そのものが変わっている。
表現するならば『案山子(スケアクロウ)』。
【六六六悪魔の大変身(スーパーデビルチェンジ)】により『かかし』と融合し変身した、『たかしかかしモード』!。
「他人を利用して手に入れた力など、例えどんなものでも碌でもないものでしかない」
たかしの指に嵌められた、『超魔円剣・たかしチャクラム』が風を巻き上げて回転する。
「それに気づけなかった、お前の存在自体が間違いだ!」
『貴様…貴様は…!』
「そう――俺こそはたかし」
――数字と共にこの名前をその身体に刻んでおくがいい。
高速回転する『たかしチャクラム』が投げ放たれる。
鋭く研ぎ澄まされた嵐を纏った『たかしチャクラム』は、こけしへと吸い込まれるように飛び、
木片を巻き上げ、木屑を散らして、こけしの身体を真っ二つにする。
「――デビルたかしシュート」
舞い戻ってきた『たかしチャクラム』を回収して、たかしは静かに、しかし力強く、
「必殺技」の名を囁いた。
一時はどうなるかとも思われたが、出現したオブリビオンも全て排除され、
UDCアースの片田舎で起こった人質事件は解決された。
デビルズナンバーこけしも、世界との縁が断ち切られた事で、二度と出現することも無いだろう。
猟兵達は今度こそ、安心して帰路へついた。
大成功
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最終結果:成功
完成日:2019年04月12日
宿敵
『五九四『デビルズナンバーこけし』』
を撃破!
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