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エンドブレイカーの戦い⑧〜美味咲くや、奈落大宴会!

#エンドブレイカー! #エンドブレイカーの戦い #霊峰天舞アマツカグラ

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#霊峰天舞アマツカグラ


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 霊峰天舞アマツカグラ。
 巨大な二本の天津太刀を頂く「霊峰アマツ」を中心に広がる都市国家であるが。
 その霊峰の地下に存在するのは、大空洞『奈落』。
 そして、そんな『奈落』を会場に、盛大に行われるのは――そう、大宴会!

 この大宴会で振舞われるのは、様々な種類の美味三昧な食べ物や飲み物。
 景気良く、焼き肉や鉄板焼きを楽しむのもいいし。
 寄せ鍋からキムチ鍋、すき焼きに、闇鍋まで……? 各種鍋を皆で楽しんだり。
 寿司やてんぷら、おでんに串揚げ等々、美味な料理に余すことなく舌鼓を打ったり。
 秋らしい栗とサツマイモと林檎を使ったおこわも、やはり絶品。

 そして、酒やジュースの杯を景気良く掲げて乾杯すれば、気分も上々!
 酒類も、定番のものは勿論、焼酎カクテルや日本酒カクテルなど和のカクテルに。
 梅酒や果実酒やヨーグルト酒などを使った和リキュールのカクテルは、アルコール抜きでも作ってもらえるというので、未成年や酒類が苦手な人でも楽しめる。
 ほうじ茶や緑茶や抹茶のラテ等の和ラテもまた良いし、他の飲み物も用意されている。

 それに勿論、お楽しみの甘味だって、沢山用意されている。
 みたらし団子にあん団子やきなこ団子、甘党ではないならば黒胡麻団子や醤油団子や磯部団子なども、焼き立てで提供してくれるとのことだし。
 あんみつや羊羹や大福などの和菓子は勿論のこと。
 抹茶パフェにほうじ茶パフェ、和紅茶パフェといった、秋の和パフェ各種も楽しめて。
 ほうじ茶プリンに抹茶ロール、鯛焼きや、可愛らしいうさぎ饅頭などの甘いものや。
 酒の肴にぴったりな、摘まめる揚げ物や枝豆や焼き鳥などの美味なつまみ各種。
 激辛がひとつとは限らない、運試しのロシアン稲荷寿司なんかもあるみたい……?

 そんな、奈落に持ち込まれた沢山の食べ物や飲み物は、勿論好きなだけ楽しめるし。
 士気高揚は勿論、楽しく宴が盛り上がれば、何らかの加護があるかもしれないようだ。
 それにこの地は、こんこんと湧き出る温泉が有名だというが。
 会場の奈落にも足湯できる場所があるというので、足だけではあるが、温泉を楽しみつつ美味しい物をいただけるという。
 そして――飲めや食えやの豪華三昧な宴を、思い切り楽しむこと。
 それが今、この会場に足を踏み入れた猟兵達のやるべきことであるから。
 さぁいざ、美味で楽しい戦勝祈願の宴に、存分に興じよう。

●美味三昧の大宴会!
「……というわけなので、霊峰天舞アマツカグラの奈落で催される大宴会に参加しよう」
 筧・清史郎(ヤドリガミの剣豪・f00502)はそう雅やかに微笑み、話を聞きに来てくれた皆を見回して礼を告げた後。
「かつてこの都市国家の地下深くに広がる「奈落」には、『此華咲夜若津姫』が封じられており、人類の魔女『此華咲夜若津姫』は既に亡くなったというが。彼女の「ぼうや達」に対する慈愛は今なおこの地に残されており、そのためか、アマツカグラ地下に広がる「奈落」で賑やかな大宴会を行い、彼女に猟兵達の「元気な姿」を示すことで、今後の戦いに有利に働く「何らかの加護」が得られる可能性が予知された。なので、その加護を得るべく、大宴会に参加する……それが今回の俺達がやるべきことだ」
 告げるのは、今回赴く場所で猟兵達が行なうべきこと。
 そう――それは、奈落で行われる宴会を楽しむこと。
 奈落に持ち込まれた食べ物や飲み物は様々で、全て勿論食べ放題。
 東方の都市国家であるからか和のものも多いが、今回の大宴会で持ち込まれているのは和に限らず、様々なものがあるというし。予め用意されている料理や甘味等を味わうのは勿論、器具や食材などは揃っているので自分達で焼き肉や鍋などを好みで楽しめる。
 とにかく、美味しく楽しく賑やかに、元気な姿でそれぞれ楽しもう、というわけだ。
「楽しむ、といってもひとぞれぞれの楽しみ方があるからな。皆で賑やかにであったり、ひとりで存分好きなものを好きなだけ目一杯楽しんだり、静かに過ごすのもまた楽しみ方のひとつ。それぞれが好きな過ごし方で楽しめれば、きっと加護も得られるだろう」
 清史郎は、俺は食べることが好きだがやはり甘味が楽しみだ、と笑みながらも。
 満開桜を掌に咲かせ、猟兵の皆を導く。
 大宴会が催される、霊峰天舞アマツカグラの奈落へと。


志稲愛海
 志稲愛海です。
 よろしくお願いいたします!

 こちらは1章構成の「エンドブレイカーの戦い」のシナリオです。
 プレイング受付期間は、シナリオタグやMSページをご確認ください。
 追加冒頭はありません。

 霊峰天舞アマツカグラの奈落で行われる大宴会を、思い切り楽しんでください!
 プレイングボーナスは『宴会に参加し、盛り上がる』ことです!

 料理や飲み物や甘味などが、食べ放題で振舞われます。
 OPに記載のない、他の料理や甘味や飲み物もありますので。
 ありそうなものであれば、お好みでご指定いただければです。
 そしてアマツカグラといえば温泉、足湯もあります。

 わいわい賑やかにでも、まったり静かにでも、甘々でも、カオスでも。
 どの様な雰囲気でもお好みで、皆様それぞれ宴を楽しんでいただければです!

 お声掛けあれば、案内役の清史郎や当方のグリモア猟兵もご一緒いたします。
 どのグリモア猟兵でも、面識ありなしに関わらずお気軽にどうぞ。

●お願い
 同行者がいる場合は【相手の名前(呼称可)と、fからはじまるID】又は【グループ名】のご記入をお願いします。

 グループ参加の人数制限はありません、お一人様~何人ででもどうぞ!
 ですが、同行者が参加していない場合は返金となる可能性もあります。

 公序良俗に反する事、他人への迷惑行為、未成年の飲酒喫煙は厳禁です。
 食べ物を食べられないほど粗末にするような行動も、マスタリングや返金させて頂く場合があります。
 あとは皆様らしく、どうぞご自由に!

 ご参加お待ちしております!
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第1章 日常 『奈落大宴会』

POW   :    豪勢な宴会料理を楽しむ

SPD   :    宴会芸や話芸で場を盛り上げる

WIZ   :    自慢の料理や飲み物を持ち込み、給仕する

イラスト:麦白子

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

高柳・源三郎
「宴会か、ここにある酒を全種類飲みたいのう」と言う気持ちで参加します。
会場の酒を堪能しつつ、自身の高い宴会技能や旅芸人の経験で他の人のサポートや場を盛り上げる事も忘れない。
それでも宴会に馴染めない人がいるなら「高柳一座の小道具」で皿やコップなどの食器類を作り出して持たせ、宴会技能100の効果で宴会を楽しめるようにします。



 辿り着いた地に聳え立つのは、巨大な二本の天津太刀を頂く火山・霊峰アマツ。
 そんな霊峰を中心に広がる、独自の文化を持つ東方の都市国家が、今回訪れた『霊峰天舞アマツカグラ』であるが。
 霊峰天舞アマツカグラの地下には、宴会が楽しめたり多くの良質な温泉が点在する広大な空間――『奈落』が存在する。
 そして、アマツカグラで信仰されて来た「火那山津見神」と彼女の力「神火」。
 エンドブレイカーの世界で大きな戦いが繰り広げられている今、その加護を得られれば、何らかの大きな力になるという予知がされたのだが。
 それを得るために、猟兵達がこの奈落でやるべきこと、それは。
(「宴会か、ここにある酒を全種類飲みたいのう」)
 そんな気持ちでやって来た高柳・源三郎(幕府に目をつけられた|旅芸人《 呑んだくれ野郎 》・f15710)も参加する、大宴会!
 この地は、東方の独自の文化、和を思わせるものが多いが。
 それだけに限らず、奈落の大宴会場には、各地から様々な食べ物や酒が運ばれていて。
 宴会と言えばやはり、|旅芸人座長《 呑兵衛 》の出番!
 日本酒からビールや焼酎に洋酒まで、会場の酒を堪能しつつ飲みまくりながらも。
「とりあえず一杯どうかのう? ほれ、では乾杯じゃ」
 たぬき人形の「たろう」や「はな」と共に場を盛り上げたり、他の人のサポートも源三郎は忘れない。
 そう、それは高い宴会技能や旅芸人の経験の賜物。
 それでも宴会に馴染めない人を見つければ、源三郎が作り出すのは、お手製の皿やコップなどの食器類。
 それを持たせて酒を注ぎつつ、源三郎は参加者が宴会を楽しめるように、宴会技能を駆使して場を賑やかにする。
 宴会を皆が楽しめれば、「火那山津見神」の「神火」の加護も得られるし。
 それに何より――源三郎にとっての生きがいは、笑顔と酒なのだから。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ヴィオレッタ・エーデルシュタイン
ええ、楽しむことが正義ならたっぷり楽しみましょう。

最近控えてきたから体重は問題ないわ。
流石にお酒は今回は自重…(あと数か月よ)
狙うのは甘味よ、甘味。

「和紅茶パフェ各種お願いするわっ」
ええ、今の私、何も怖くない(フラグを立てます)

べつばらべつばらべつばら。
そんな呪文をつぶやくヤドリガミをグリモア猟兵さんが目撃したらしいわね。



 今、このエンドブレイカーの世界は危機に瀕し、大きな戦いが生じている真っ只中。
 そんな世界にある都市国家のひとつ『霊峰天舞アマツカグラ』へとやって来たのは、ヴィオレッタ・エーデルシュタイン(幸福証明・f03706)。
 さらに彼女や他の猟兵が足を向けるのは、この都市国家の地下に広がるという『奈落』。
 それは、この奈落で大宴会を催して、今は亡き『此華咲夜若津姫』の慈愛が残るこの地で元気な姿を示すことができれば、今後の戦いに有利に働く「何らかの加護」が得られる可能性が予知されたからである。
 となれば、これからやるべきことは単純明快。
「ええ、楽しむことが正義ならたっぷり楽しみましょう」
 そう、思い切り大宴会を楽しみます!
 そんな会場を色の違う双眸でくるりと見回せば、この地のものは勿論のこと。
 各地から集められ持ち込まれたご馳走がいっぱい。
 それらは全部美味しそうで、気になったものを片っ端から食べたくなるも。
 そうなれば、乙女として気になるのは、やはり体重……?
「最近控えてきたから体重は問題ないわ」
 いいえ、問題ありません!
 そしてヴィオレッタがふと見つけるのは、沢山並ぶアルコール類。
 ヤドリガミゆえに、本当の年齢は三桁なのだけれど、見た目は未成年。
 そのため、美味しそうな酒を飲むことが叶わず、何度我慢をしてきたかわからないけれど。
「流石にお酒は今回は自重……」
 ヴィオレッタは自分に言って聞かせる――あと数か月よ、って。
 だから今は、もう少しだけお預けな酒から視線を移して。
 気合を入れて見つめるのは、そう!
「和紅茶パフェ各種お願いするわっ」
 ……狙うのは甘味よ、甘味。
 そう気合い十分で注文する、甘い物!
「ええ、今の私、何も怖くない」
 何だかフラグを立てている気しかしないけれど。
 宴会に参加しているグリモア猟兵は目撃したらしい……?
 ――べつばらべつばらべつばら。
 そんな呪文をつぶやく、ヤドリガミの姿を。

大成功 🔵​🔵​🔵​

アリス・フェアリィハート
【アリスと白兎】

【ミルフィ・クロノラヴィット(f20031)】と参加

アドリブ歓迎

アマツカグラ…ここに
此華咲夜若津姫さんの
『想い』が…

『若津姫さんの想いに…応える為の宴会なんですね…はい、目一杯楽しみましょう…♪』

私は
クリームソーダで乾杯

焼き肉や寄せ鍋などの
様々な料理や

ケーキやタルト、パフェ、団子等
スイーツ類を
ミルフィと楽しみ

『ん♪…ミルフィ、お料理…とっても美味しいですね…♪って、大丈夫ですか!?』

お料理等を堪能した後は
『温泉』――足湯に
ミルフィと浸かりながら
ゆるりとしたひとときを
楽しみます♪

『私達を…見守って下さる若津姫さんの為にも…』

そう
祈りつつ
UCで歌を口ずさみ…
ミルフィと
宴を楽しみます


ミルフィ・クロノラヴィット
【アリスと白兎】

【アリス・フェアリィハート(f01939)】姫様と参加

アドリブ歓迎

このアマツカグラに
かの
『此華咲夜若津姫』様が…

『アリス姫様…若津姫様を、安心させて差し上げる為にも…この宴、目一杯楽しみましょう…!』

わたくしは
ノンアルコールカクテルで

焼き肉や寄せ鍋等
様々な料理や

団子やタルト、ケーキ、パフェ等
スイーツ類を
アリス姫様と楽しみ

『どの料理も…絶品ですわね♪…んっ!?寿司の山葵も…中々☆(少々涙目』

お料理等堪能した後は
『温泉』――足湯に
アリス姫様と浸かり
ゆるりとしたひとときを
楽しみ…♪

『そうですわね…きっと…若津姫様も…見守って下さいますわ…』

アリス姫様の歌に
耳を傾けつつ
宴を楽しみますわ



 この地に降り立ち、二本の天津太刀を抱く霊峰を見上げた後。
 足を向けたのは、この地に広がる地下――『奈落』。
 そして彼の地に残されているのは、大いなる慈愛。
「このアマツカグラに、かの『此華咲夜若津姫』様が……」
「アマツカグラ……ここに、此華咲夜若津姫さんの『想い』が……」
 そう、それはミルフィ・クロノラヴィット(ストライダー白兎ホワイトラビット・f20031)とアリス・フェアリィハート(不思議の国の天司姫アリス・f01939)が、その存在や想いに気持ちを馳せる『此華咲夜若津姫』のもので。
 燃え盛る『神火』を目にしつつ、ミルフィはアリスへと紡ぐ。
「アリス姫様……若津姫様を、安心させて差し上げる為にも……この宴、目一杯楽しみましょう……!」
 自分達に今できるのは、彼女へと元気な姿をみせること。
 この『奈落』で行なわれる、大宴会に参加して。
 そんなミルフィの言葉に、アリスも大きくひとつ頷いて返して。
「若津姫さんの想いに……応える為の宴会なんですね……はい、目一杯楽しみましょう……♪」
 ふたりでいざ、奈落の大宴会を存分に堪能します!
 アマツカグラのものだけではなく、様々な地から集められた食べ物や飲み物。
 でもやはり宴会だから、ふたりがまず選んだのは飲み物。
 アリスはしゅわり弾けるソーダにぷかりとアイスが浮かんだクリームソーダで。
 ミルフィはアマツカグラならではな和リキュールで作られたノンアルコールカクテルで。
 かの姫を想いながら――乾杯!
 そして楽しむのは、好きなものを好きなだけ食べられる料理。
 焼肉をじゅうと焼いて、寄せ鍋であっさりと味変したり。
 一品料理も気になるものがあれば、取ってきてみてはふたりで食べてみたり。
「ん♪ ……ミルフィ、お料理……とっても美味しいですね……♪」
「どの料理も……絶品ですわね♪ ……んっ!?」
「って、大丈夫ですか!?」
「寿司の山葵も……中々☆」
 山葵にツーンときちゃって少々涙目になっちゃうことも、ご愛敬。
 様々な料理をいただいて、おなかも心も幸せいっぱい……になるのは、まだ早いのです。
 そう……ケーキやタルト、パフェに団子等。
 いわゆる別腹のスイーツ類も、ふたり一緒に目一杯堪能します!
 そして余すことなく美味しい物を沢山堪能した後のお楽しみは、そう――『温泉』。
 このアマツカグラといえば、良質な温泉が湧き出ている地でもあるから。
 足湯にちゃぷりとふたり並んで浸かりながら、一緒にほっこり楽しむのは、ゆるりとしたひととき。
 それから足湯に浸かりながらも、アリスは口遊む。
「私達を……見守って下さる若津姫さんの為にも……」
 プリンセス・シンフォニック・キュアの歌声を、『此華咲夜若津姫』に届くように。
 この広い奈落に優しく響かせて。
 ミルフィもその旋律に耳を傾ける。
「そうですわね……きっと……若津姫様も……見守って下さいますわ……」
 宴を目一杯楽しんで、その元気で健やかな姿を、かの姫へとしっかりとみせるように。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

南天庵・琥珀
【アカシヤ】

亨次と……今日は金時も一緒だな
足湯に酒か……俺は未成年だから酒は駄目だけど
和リキュールのノンアルコールカクテルならいけるかな?
あ、みかんがある
果肉入りなのか
これにしようかな

亨次はやっぱり研究熱心だな
寿司、天ぷら、おでん、串揚げ、焼き鳥、団子に和菓子にプリン……
いっぱい持ってきたな
あ、うさぎ饅頭貰っていいかな?

桶?
あ、それいいな金時
俺のも浮かべていいか?
……うーん、そうか
そうだな、ちょっとだけ乗せて写真撮ろう
(ケルベビフォンでぱしゃり)

折角だから金時と亨次も撮るぞ
え、俺のことも撮ってくれるのか
ありがとう
この写真は家族に送ろうかな……


明・金時
【アカシヤ】

俺も混ざってよかったのか?
んじゃ、遠慮なく

おお、足湯がある
湯に浸かりながら酒飲むのも乙なモンだ
久しぶりに楽しませて貰うかね
日本酒を貰おうか
徳利に入ってる奴な

おーおー、大量に持ってきてら
これでちゃんと残さず食えるッてンだから大したモンだよなァ
俺も焼き鳥貰おうかね
やっぱ塩だよな

借りてきた桶に徳利浮かべて、っと
ンー? いいけど琥珀、お前さんのは冷たい奴だろ
温くならねェか?
そうだなァ……ちょっとだけ乗せて
写真撮ったら引き上げるのはどうだ?
雰囲気は楽しめるだろ

お、写真撮ってくれンのか
撮り終わったら貸せよ
琥珀のことは俺が撮ってやる
(何故か慣れた手付きでスマホ撮影をこなすサクラミラージュ出身)


山立・亨次
【アカシヤ】

ブルーアルカディアで南天庵とは宴会に行ったが
明と行くのは初めてか

……俺はほうじ茶ラテでいい
その代わり、持ち込めそうな食べ物は食えるだけ持っていく
パフェは溶けそうだからやめとくか
ロシアン稲荷寿司がどれほどの辛さなのかも気になるな
(※激辛に当たっても平然としているが、飲み物を多めに飲んだり足湯から一旦足を出したりはしている)

残すと罰が当たるからな
加減は見極めてる
二人共好きに持っていけばいい

ああ、温泉酒でよく見るアレな
確かにカクテルだとなかなか見ないな
ま、撮ってすぐ引き上げればいいんじゃないか

(写真は無愛想ながらも撮られつつ)
(前にもやたら慣れた手付きで俺のスマホ弄ってたな、と金時を見)



 前にも、こうやって宴会を楽しんだ事があったけれど。
「亨次と……今日は金時も一緒だな」
「ブルーアルカディアで南天庵とは宴会に行ったが、明と行くのは初めてか」
 その時は、南天庵・琥珀(ナイトタイムドリーマー・f36445)と山立・亨次(人間の猟理師・f37635)のふたりで。
 世界も、どこまでも続く大空が広がるブルーアルカディアであった。
 でも今日は、またその時とはちょっと違って。
「俺も混ざってよかったのか?」
 ……んじゃ、遠慮なく、なんて。
 瞳細める明・金時(アカシヤ・f36638)も一緒で。
 やって来たのは、エンドブレイカーの世界にある都市国家のひとつ・アマツカグラ。
 天を仰げば、巨大な二本の天津太刀をいだく霊峰アマツの姿が圧巻で。
 けれど今回の宴会会場は、そんなアマツカグラの地下……広大な『奈落』である。
 そんな奈落では、この地のものは勿論、他の地から持ち込まれた食べ物や飲み物でいっぱいで。
 それに、アマツカグラといえば。
「おお、足湯がある」
 そう、金時が見つけた温泉。
 今回の会場内にあるのは、足が浸けられるくらいのいわゆる足湯であるが。
「湯に浸かりながら酒飲むのも乙なモンだ。久しぶりに楽しませて貰うかね」
 ということで、金時が選ぶ飲み物はこれ。
「日本酒を貰おうか。徳利に入ってる奴な」
「足湯に酒か……俺は未成年だから酒は駄目だけど、和リキュールのノンアルコールカクテルならいけるかな?」
 年齢的にまだ琥珀はお酒とはいかないけれど。
 雰囲気を味わえる、アルコール抜きの和リキュールのカクテルも用意されていて。
 その味も色々あるようだから、一通り見回してみれば。
「あ、みかんがある。果肉入りなのか、これにしようかな」
 琥珀が選んだのは、ノンアルコールの果肉入りみかんの和リキュールカクテル。
 そして、亨次はというと。
「……俺はほうじ茶ラテでいい」
 琥珀と同じ未成年であるし、この地らしいほうじ茶ラテをチョイス。
 いや、でもその代わり、やはり。
 ……持ち込めそうな食べ物は食えるだけ持っていく、と。
 気になった料理を見つけては、手に取って。
「パフェは溶けそうだからやめとくか」
 沢山色々食べている間に溶けてしまいそうな和パフェは今回はやめてみる亨次。
 そんな彼が取って来た料理へと、琥珀は改めて視線を巡らせて。
「亨次はやっぱり研究熱心だな」
 わかってはいたけれど、思わず言葉を漏らす……いっぱい持ってきたな、って。
 だって琥珀の目の前に並べられているのは、寿司、天ぷら、おでん、串揚げ、焼き鳥、団子に和菓子にプリン……他、豪華で大量なラインナップ。
 そんなずらり並べられた料理に、金時は笑って。
「おーおー、大量に持ってきてら。これでちゃんと残さず食えるッてンだから大したモンだよなァ」
「残すと罰が当たるからな。加減は見極めてる」
 猟理師として探求心のままに、けれど勿論残すなんてことはせずに。
 琥珀の言っていた通り研究熱心な亨次は、早速、取って来た料理に手を伸ばしながらも。
「二人共好きに持っていけばいい」
 ふたりにもお裾分け。
 そんなたくさんの料理を見回していた琥珀が、ふと見つけたのは。 
「あ、うさぎ饅頭貰っていいかな?」
 雪兎のように真っ白くて可愛い、うさぎ饅頭。
 そんなうさぎさんを掌にちょこりと乗せてみる琥珀に続いて。
「俺も焼き鳥貰おうかね」
 金時は酒のつまみにもぴったりな、焼き鳥を貰うことに。
 とはいえ、ひとことに焼き鳥といっても――たれ派? 塩派?? 
「やっぱ塩だよな」
 金時は塩派のようです。
 そして、亨次はやっぱり研究熱心だから。
「ロシアン稲荷寿司がどれほどの辛さなのかも気になるな」
 そうひとつ、選んだ稲荷寿司をはむり。
 もぐもぐするその表情は、特に何ら変わらず平然とはしているけれど。
 ええ――けれど。
「…………」
 ぐびぐびっとほうじ茶ラテを多めに飲んだり。
 そっと何気に足湯から一旦足を出したりする、初手で激辛を引いたらしい亨次であった。
 そんな様子を後目に、金時がやってみるのは。
「借りてきた桶に徳利浮かべて、っと」
「桶?」
 きょとりとする琥珀に、亨次は続ける。
「ああ、温泉酒でよく見るアレな」
 そう、桶に日本酒を乗せて、ぷかりと温泉に浮かべるアレです。
 そんなぷかぷか浮かぶ徳利や御猪口を見て、琥珀も自分のみかん和リキュールカクテルを手にして。
「あ、それいいな金時。俺のも浮かべていいか?」
 ちょっぴりそわりとしながら、訊いてみるものの。
「ンー? いいけど琥珀、お前さんのは冷たい奴だろ。温くならねェか?」
「確かにカクテルだとなかなか見ないな」
「……うーん、そうか」
 ふたりの言葉に、少しだけ残念そう。
 けれどそんな琥珀の様子に、金時はこう提案してみる。
「そうだなァ……ちょっとだけ乗せて、写真撮ったら引き上げるのはどうだ? 雰囲気は楽しめるだろ」
「ま、撮ってすぐ引き上げればいいんじゃないか」
 亨次もはむはむ料理を食べながら、そう頷けば。
「そうだな、ちょっとだけ乗せて写真撮ろう」
 金時を真似てみるように、桶の中にカクテルをそうっと入れて。
 ぷかりと温泉に浮かせたその様子を、ケルベビフォンでぱしゃり。
 そんな温泉酒ならぬ温泉ノンアルみかんカクテルに、満足そうに瞳を細めた後。
「折角だから金時と亨次も撮るぞ」
「お、写真撮ってくれンのか」
 写真を撮られ慣れている感じの金時と、不愛想ながらも特に拒否などもしない亨次の姿にもシャッターを切れば。
「撮り終わったら貸せよ。琥珀のことは俺が撮ってやる」
「え、俺のことも撮ってくれるのか」
 金時の思わぬ申し出に、瞳をぱちりと一瞬する琥珀だけれど。
 ケルベビフォンを手渡せば、何故か慣れた手付きで――ぱしゃっ。
 スマートフォン撮影を難なくこなすサクラミラージュ出身。
 そんな金時を見つつ、そっと思い出す亨次。
(「前にもやたら慣れた手付きで俺のスマホ弄ってたな」)
 そして撮って貰った琥珀は、ありがとう、と礼を言いつつも。
 その名と同じ色を湛える瞳を細め、そして年相応の笑みをそっと宿しながら呟きを落とす。
 賑やかな宴会が催される中――この写真は家族に送ろうかな……なんて。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

梟別・玲頼
椿(f35440)と

遠近感バカになるな、あのデケェ刀
デビキンの戦争で遠目で見たあの女の人…若津姫なら軽々振り抜くんだろうけど

奈落…って地獄の親戚みたいな場所で宴会ってのも何ともだけど
故人や神に捧げる宴ってどこも変わらないんだな

温泉の宴会場とか何故その歳で知ってんだよ、と笑いつつ
秋の味覚から頂くか
あ、オレもノンアル
その…酒癖宜しくねぇらしいんだよオレ
乾杯っと
栗美味いな、これ

デザートを取りに急ぐ姿に苦笑い
別に走らなくてもメシは逃げねぇぜ?
オレは抹茶のクリーム餡蜜にでもしとくわ
焙じ茶と共に舌鼓
余所の世界でもこーいう和文化あって料理似てるのも面白いよなぁ

また…うん、そうだな
椿が…(貴女が、望むなら)


冬霧・椿
レラお兄さん(梟別・玲頼・f28577)と一緒です

わぁ、刀が乗ってます…?
向かうのは地下ですね、奈落と言うんですね

宴会場…これ見た事あります、温泉とかにあるののすごく大きいのです
何から食べましょうか、迷いますね

悩みつつ秋野菜の天麩羅と栗おこわを
ノンアルコールのカクテル(林檎味)をお願いして
乾杯、です
ご飯おいしいですね、お野菜と栗が甘くて好きです

食べ終わったら甘味へ
こっちの方が楽しみなのは急ぎ方で分かってしまう

和紅茶パフェ…これにします!
いそいそと一つ頂き、緑茶ラテと共に
おいしいです、紅茶の香りがとても強くてでもいやな感じがしないです

いっしょに来られて良かったです、またお出かけしましょうね



 うんと顔を上げて、見上げた先の空。
「わぁ、刀が乗ってます……?」
 冬霧・椿(白姫・f35440)が重ねた己の空色に映るのは、巨大な二本の太刀。
 そして、まるでその巨大な二振りの刀掛けかの如く聳える、霊峰アマツ。
 そう……今回足を運んだのは、エンドブレイカー世界の都市国家のひとつ、霊峰天舞アマツカグラ。
 こてりと首を傾けて二本の天津太刀を見上げる椿と同じく、霊峰の頂に在るそれを見遣りながら。
「遠近感バカになるな、あのデケェ刀」
 梟別・玲頼(風詠の琥珀・f28577)がふと思い出すのは、過去の戦争で見たかの姫のこと。
 ……デビキンの戦争で遠目で見たあの女の人……若津姫なら軽々振り抜くんだろうけど、なんて。
 そう呟きを落としながらも、彼女の加護が今でも残されている地を歩んで。
 足を向ける先は、先程見上げていた空とは逆の――。
「向かうのは地下ですね、奈落と言うんですね」
 アマツカグラの地下に存在する広大な空間『奈落』。
 そしてこの奈落で開かれているのは、賑やかな大宴会!
 今は亡き『此華咲夜若津姫』に元気な姿をみせれば、何らかの加護が得られるかもしれない、と予知されたから。
 大宴会を楽しもうと、そういう目的で今回この場に赴いた二人であるが。
「奈落……って地獄の親戚みたいな場所で宴会ってのも何ともだけど。故人や神に捧げる宴ってどこも変わらないんだな」
 宴会に興じている人たちの様子を見回しながら、玲頼がそう言えば。
 椿はこくりと頷いてから、ちょっぴりだけえっへん。
「宴会場……これ見た事あります、温泉とかにあるののすごく大きいのです」
「温泉の宴会場とか何故その歳で知ってんだよ」
 思わず玲頼はそう笑いつつ。
 そわりと並ぶご馳走をきょろきょろ見回してみる椿。
「何から食べましょうか、迷いますね」
 どれも美味しそうで、なかなか決められないけれど。
「秋の味覚から頂くか」
 玲頼のそんな声を聞けば、彼と一緒に並んで、一足早い秋の味覚探しを。
 そして悩みつつ取ってみたのは、秋野菜の天麩羅と栗おこわ。
 それからあと、忘れてはならないこれも。
「あとは、お酒じゃないカクテル……味は、林檎でお願いするのです」
「あ、オレもノンアル」
 未成年な椿は当然、アルコールなしのものしか頼めないのだけれど。
 玲頼は年齢的には、お酒自体は飲めるのだ。飲めるのだけれど。
「その……酒癖宜しくねぇらしいんだよオレ」
 どのような酔い方をするのか、自分ではわからないのだけれど。
 聞いた話を思えば、椿と一緒なのに酒を飲むことはさすがにできないから。
 彼女と同じ秋の和カクテル、林檎リキュールのものをお願いして。
「乾杯、です」
「乾杯っと」
 かちりとふたりグラスを合わせ乾杯した後、早速口にしてみるのは、ふたりで見つけた秋メニュー。
 そして、はむりと食べた瞬間、同時に瞳をぱちり。
「ご飯おいしいですね、お野菜と栗が甘くて好きです」
「栗美味いな、これ」
 口の中に広がるほくほくの秋が、とても美味しくて。
 そしてはむはむごはんを食べ終われば、椿はそわり。
 そう、まだご馳走様ではない……というかむしろ、これからがわくわくだということが。
「別に走らなくてもメシは逃げねぇぜ?」
 デザートを取りに急ぐ姿に苦笑いする彼にだって、分かってしまうほど。
 でも楽しみで、きょろりと忙しく、並ぶ甘味へと視線がいったりきたりするけれど。
「和紅茶パフェ……これにします!」
 緑茶ラテと共にいそいそうきうきと椿が手にしたのは、和紅茶パフェ。
 そして玲頼が何を選んだのか、そっと目を向けてみれば。
「オレは抹茶のクリーム餡蜜にでもしとくわ」
 一緒に注文している焙じ茶にもぴったりな、これまた美味しそうな抹茶クリーム餡蜜。
 デザートは逃げないけれど、でも一刻も早く味わいたくて。
 椿は早速、和紅茶パフェをひと掬い。
 ぱくりと食べてみれば、刹那、瞳がキラキラ。
「おいしいです、紅茶の香りがとても強くてでもいやな感じがしないです」
 玲頼はそうほこほこ食べている幸せそうな様子を見守りつつ、同じように甘味に舌鼓を打って。
「余所の世界でもこーいう和文化あって料理似てるのも面白いよなぁ」
 まじまじと目の前の餡蜜を眺めながらも紡ぐ。
 和を思わせる世界や場所は何気に多いけれど、でも、それぞれ趣きが違っていて。
 そしてまたひとつ、新しい世界を知る。椿と一緒にこうやって。
 それがまた、玲頼にとっては面白くて、そして――。
 そんなことを思っていれば、つぶらな紫の空色が不意に自分の姿を映して。
「いっしょに来られて良かったです、またお出かけしましょうね」
 無垢な雪の色を微か揺らし、そうふんわり笑みと共に向けられれば。
「また……うん、そうだな」
 玲頼は彼女へと頷き返してから。
 そして、紡ぐ。
「椿が……」
 過ぎ行く夏も、来たる秋も、ふたりの故郷を思わせる冬の季節になっても――そう。
(「貴女が、望むなら」)

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

レイチェル・ノースロップ
【ノースロップ家】
そういう催しならニンジャヒーロー・スワローテイルはお休み
代わりにレイチェルとしてオフを楽しませて貰うわね
飲んで騒いでの大宴会だそうだけど、ここはフォーマルなナイトドレスを着ていくのが|大人《レディ》としての嗜みよ?

さ、ティーゲル
今夜は無礼講よ
主人と執事の立場は忘れて楽しみましょ
お料理もお酒も自分で取って食べる
堅苦しい上流階級のパーティ形式だと、草葉の陰で見守っている魔女様にシツレイでしょ?

自分で握ったお寿司も良いけど他人に握って貰ったお寿司も美味しいわね
あら…舞踏場もあるみたい
どう、ティーゲル…|𝑆𝑢𝑟𝑒《ええ》,| 𝐼'𝑑 𝑙𝑜𝑣𝑒 𝑡𝑜《喜んで》.


ティーゲル・ホルテンマイヤー
【ノースロップ家】

レイチェルお嬢様が夜会にご出席されるとの事でしたので|付添い《お目付け》で御伴しましたが…まさかこのような催しとは露知らずでした
夏休みとして頂いたお休みの一件がありますので、おおよそ察しが出来ております

…働き詰めですので休めという事でございますね?
承りました
では、お飲み物を取りに…おっと、これは失礼
共にお飲み物を取りに参るでしたね
お嬢様は日本酒カクテル、私はヨーグルトの和リキュールを頂いて、立食スタイルで様々なお料理やお菓子を堪能させて貰います

足湯温泉とは別の一角に和洋折衷なダンス・ホールがございますね
…|𝑆ℎ𝑎𝑙𝑙 𝑤𝑒 𝑑𝑎𝑛𝑐𝑒《踊りましょうか》?



 大きな戦いが連日起こっている、エンドブレイカーの世界。
 そんな世界に赴いたならいざ、ニンジャヒーロー・スワローテイルの出番!
 ……では、今回はなく。
 足を踏み入れた都市国家、アマツカグラの地下に広がる奈落へとやって来たレイチェル・ノースロップ(ニンジャネーム「スワローテイル」・f16433)は、いつものニンジャヒーローではない。
「そういう催しならニンジャヒーロー・スワローテイルはお休み」
 ……代わりにレイチェルとしてオフを楽しませて貰うわね、って。
 この広大な場所で催されているという大規模な宴へと出席するべく訪れたのだ。
 今回の宴は、いかに楽しむかが重要。そうすれば、亡き今もこの地に慈愛を残すというかの姫の加護が受けられるようだから。
 その主旨を理解し、レイチェルはレイチェルなりに楽しませて貰うことにする。
「飲んで騒いでの大宴会だそうだけど、ここはフォーマルなナイトドレスを着ていくのが|大人《レディ 》としての嗜みよ?」
 そんな彼女の|付添い《 お目付け 》で御伴しているのは、ティーゲル・ホルテンマイヤー(虎執事・f27012)。
 いや、レイチェルお嬢様が夜会に出席するということは聞いてはいたし。
 だからこそ、共にこの地を訪れたわけであるが。
「……まさかこのような催しとは露知らずでした」
 そう言葉を落とすティーゲルは、けれど、おおよそ察しはついていたのだ。
 つい先日、休みなさい、と言われて強引に取る事になった、夏休みのことを思えば。
 レイチェルの今回の目的のひとつ、それはやはり彼の思った通り。
「さ、ティーゲル。今夜は無礼講よ。主人と執事の立場は忘れて楽しみましょ」
「……働き詰めですので休めという事でございますね?」
 主と執事としてではなく、いち個人として休んで楽しむように、とのことだろう。
 それに、この奈落での大宴会自体も、受けられる加護を得る為、目一杯楽しむようにというものであるから。
 ――承りました。
 そうレイチェルへと返すティーゲルだけれど。
 何せ休み方がわからないし、甲斐甲斐しく自然と動く癖がついてしまっているから。
「では、お飲み物を取りに……おっと、これは失礼」
 つい、主人の分まで当たり前に取ってこようとしてしまうものの。
「共にお飲み物を取りに参るでしたね」
「堅苦しい上流階級のパーティ形式だと、草葉の陰で見守っている魔女様にシツレイでしょ?」
 レイチェルの傍に自然と添ってしまうけれど、今回は一緒に飲み物を取りに行って。
 日本酒カクテルを手に取った彼女に続いて、ヨーグルトの和リキュールカクテルをいただくことにして。
 グラスを掲げられれば、そっとこのひとときに、共に乾杯を。
 そして立食スタイルで、様々な料理や菓子を堪能するべく舌鼓を打てば。
「自分で握ったお寿司も良いけど他人に握って貰ったお寿司も美味しいわね」
 そうレイチェルも、この地ならではなおこわや寿司をはじめとして、気になった料理を自分で取りにいっては味わっていく。
 それに、この奈落に用意されているのは何も、食べ物や飲み物だけではなくて。
「あら……舞踏場もあるみたい」
「足湯温泉とは別の一角に和洋折衷なダンス・ホールがございますね」
 檜舞台に和楽器、けれど和にとらわれぬ自由な曲調の音楽が流れる中。
 それぞれ好きなようにダンスに興じる人々の姿をみれば。
 そう――今日は、無礼講と告げられ、そしてそれを承ったのだから。
「どう、ティーゲル……」
 そう自分へと視線を向けるレイチェルへと、ティーゲルはその手を差し出す。
 ……|𝑆ℎ𝑎𝑙𝑙 𝑤𝑒 𝑑𝑎𝑛𝑐𝑒《 踊りましょうか 》?
 彼女へと、そうダンスの誘いかけて。
 そして、彼の大きな掌に己の手を重ねたレイチェルは。
 ……|𝑆𝑢𝑟𝑒《 ええ 》,|𝐼'𝑑 𝑙𝑜𝑣𝑒 𝑡𝑜《 喜んで 》.
 今宵はそう、特別だから。
 艶やかな笑みと共に言の葉を返せば、賑やかな奈落のダンス・ホールへとエスコートされるのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

御園・桜花
「家で色々な鍋を1度に楽しむのは経済的にも卓の大きさ的にも難しいですから。取り皿持って色々なお鍋を楽しめるなんて最高です」
目が綺羅綺羅

「今日は鍋を食べ尽くしたら足湯でのんびりです、お~~!」
手振上げ

「寄せ鍋、トマト鍋、キムチ鍋にレタス鍋…|貝焼き《かやき》もあります!」

「さっぱり美味しいです。流石夏向きの鍋」
檸檬と香菜入りの鶏ガラスープ仕立てのレタス鍋を頬張ったら、寄せ鍋、トマト鍋、キムチ鍋と味の濃い方へ

「鱈は寄せ鍋にもキムチ鍋にも合います、美味しい!」
「此れがくじら貝焼き…伝統食らしい落ち着いた感じで、ミズも身体の中から綺麗にしてくれそうで最高です」

ぽっこりお腹で足湯へ
「今日は大満足です」



 これは戦争、そして赴くのは戦場ではあるのだけれど。
 正確にいえば、戦勝祈願も兼ねて、この地で信仰されているかの姫の加護を受けるためなのだが。
 ともかく、御園・桜花(桜の精のパーラーメイド・f23155)の目はキラキラと輝いていた。
「家で色々な鍋を1度に楽しむのは経済的にも卓の大きさ的にも難しいですから。取り皿持って色々なお鍋を楽しめるなんて最高です」
 うきうきと早速、鍋をセットし、気になった具材を取りつつも。
 高々と、大宴会が繰り広げられている奈落の空へと意気揚々、手を振り上げる桜花。
「今日は鍋を食べ尽くしたら足湯でのんびりです、お~~!」
 そう、並みならぬ気合いである……!
 いや、今回の奈落大宴会は、楽しんでなんぼ。
 目一杯満喫すればするほど、この地に慈愛を残す、かの姫も喜ぶだろうから。
 元気いっぱいな姿をるんるん見せるべく、桜花は遠慮しません。
「寄せ鍋、トマト鍋、キムチ鍋にレタス鍋……貝焼きかやきもあります!」
 そしてただ闇雲に食べるのではなく、きっちりと策も怠らない。
「さっぱり美味しいです。流石夏向きの鍋」
 爽やかな味わいの、檸檬と香菜入りの鶏ガラスープ仕立てのレタス鍋を頬張ったなら。
 寄せ鍋、トマト鍋、キムチ鍋……と、味の濃いものへと順に食べていく。
 そう、開幕からがっつりした味のものを食べると、沢山食べられなくなるから。
 そのあたりも抜かりなく意識し、工夫して。
「鱈は寄せ鍋にもキムチ鍋にも合います、美味しい!」
 ぱくぱく、もぐもぐ。
「此れがくじら貝焼き……伝統食らしい落ち着いた感じで、ミズも身体の中から綺麗にしてくれそうで最高です」
 はむはむ、むしゃむしゃ。
 存分に、気になったものを取っては食べ、これでもかと満喫すれば。
 やはり今日も、お腹がぽっこり。
 そしてほっこりのんびり足湯に浸かりながら。
「今日は大満足です」
 そう大宴会を楽しみまくっている桜花はすでにもう、幸せいっぱい加護いっぱい。

大成功 🔵​🔵​🔵​

鳴上・冬季
「宴会ですか。ならば参加しないわけにはいきませんね」
嗤う

「大阪まで足を伸ばしたことはありませんが、関西のすき焼きには興味があります」
焼肉に砂糖ぶっかけ
「…これはなかなか好みの味です」
暫く砂糖をぶっかけ食べ続けてから甘味処へ

「うっかりさっきの卓から砂糖を持ってきてしまいました。これは使いきらないといけません」
嗤う

普段あまり食べない黒胡麻団子・醤油団子・磯部団子を手に取り砂糖を山盛りにかけて食べる

「これはもう一巡は必要でしょうか」
辛口焼き鳥や天麩羅の一角に移動
上から砂糖をバンバンかけたり大根おろしにドサッと混ぜたりして使い切り食べる

「たまには目先が変わるのも悪くないですね」
最後は普通に甘味で締める



 足を踏み入れた奈落に並ぶのは、沢山の料理や飲み物。
 そして――そう、甘味。
 アマツカグラの広大な地下・奈落で催されているのは。
「宴会ですか。ならば参加しないわけにはいきませんね」
 そう嗤う鳴上・冬季(野狐上がりの妖仙・f32734)のいうように、宴会……いえ、大宴会です!
 全力で楽しみ、元気な姿をみせることで、この地に慈愛を残す亡き姫の加護を得られるようであるというので。
 早速目一杯、冬季は宴を楽しむことにする。
 やはり、ここはいつものように甘味10人分……?
 いいえ、意外にも彼の前には、ぐつぐつ煮えている鍋が。
「大阪まで足を伸ばしたことはありませんが、関西のすき焼きには興味があります」
 そう、すき焼きである。
 すき焼きでは、あるのだが……すちゃりと冬季が手にするのはやはりこれ、砂糖。
 そして盛り盛りに掬ったそれを、全て投入!
 豪快にぶっかけ、そして口に運んでみれば、満足気に嗤って。
 次に焼肉をじゅうっとしてみるけれど……焼肉にも勿論、砂糖をぶっかけて。
「……これはなかなか好みの味です」
 暫くいわゆる追い砂糖をぶっかけては食べ続ける冬季。
 傍から見れば驚愕の砂糖の量であるが、でも食べている本人はあくまで、涼やかに美味しそうに。
 そしてやはり、行かないわけはありません。
 料理を堪能した冬季が向かうのは、甘味処。
 だがふと、あることに気付き、首を傾ける。
「うっかりさっきの卓から砂糖を持ってきてしまいました。これは使いきらないといけません」
 そしてうっかり持ってきてしまった砂糖をまた盛り盛りすくい、嗤って。
 ちょっぴりいつもと趣向を変えて頼んでみた、普段はあまり食べない黒胡麻団子・醤油団子・磯辺団子を手に取れば……どさっ。
 やはり砂糖を山盛りにかけて食べます!
 それも食べ終わった後、冬季は賑やかな宴会場となっている奈落を見回しつつも。
「これはもう一巡は必要でしょうか」
 次に移動した先で購入してみるのは、これまた普段は買わないだろう、辛口焼き鳥や天麩羅。
 いえ、持ってきてしまった砂糖は使い切らなければですから……?
 買った辛い物の上から、砂糖をバンバンかけたり大根おろしにドサッと混ぜたりして。
「たまには目先が変わるのも悪くないですね」
 普通にぺろりと食べ終わり、ご馳走様……なわけはなくて。
 最後は普通に大盛りの甘味で締めるのだった。甘いものは別腹、冬季の胃袋は無限大です。

大成功 🔵​🔵​🔵​

フリル・インレアン
ふえ?『此華咲夜若津姫』さんって、デビルキングワールドの戦争の時にいた山よりも大きい人ですよね?
そんな人がなんで地下に封印されていたんですか?
よく、それだけの広い空間がありましたよね。
でも、そんなことはどうでもいいんです!
まさか、大宴会の出し物がとてつもなく大きいなんてことはないですよね?
そんなことはないって、それはよかったです。
私でも大きすぎるのにアヒルさんからしたら……それは無理なレベルですから。
アヒルさんの機嫌を損ねてしまいます。
……ふええ、全部口にしてしまってました。
アヒルさん許してください。
ほら、宴会なんですから楽しくいきましょ、アヒルさーん。



 大きな戦いが勃発した、エンドブレイカーの世界であるが。
 その世界に存在する都市国家のひとつであるアマツカグラに慈愛を今もなお齎す存在。
 それは今は亡き『此華咲夜若津姫』。
 この世界へと行き来できるようになったのは比較的最近であるが。
 フリル・インレアン(大きな|帽子の物語《 👒 🦆  》はまだ終わらない・f19557)はもっと前に、かの姫の名前を知っていた。
 そう、それは過去に起こった戦争でのこと。
「ふえ?『此華咲夜若津姫』さんって、デビルキングワールドの戦争の時にいた山よりも大きい人ですよね?」
 さらに、そんな身体の大きな彼女が。
「そんな人がなんで地下に封印されていたんですか?」
 思わず瞳をぱちりと瞬くフリルであるのだけれど。
 さらにくるりと奈落を見回して、こてりと首を傾ける。
 ……よく、それだけの広い空間がありましたよね、なんて。
 この奈落も確かに広大だが、『此華咲夜若津姫』の体の大きさを考えれば、そう思わずにはいられない。
 けれど、色々と気になることはあるけれど。
「でも、そんなことはどうでもいいんです!」
 フリルは大きな帽子をぎゅっと押さえつつ、今回此処に赴いた目的を改めて思い返す。
 この奈落で行われている大宴会を思いきり楽しみ、元気な姿を見せること。
 そうすれば、何らかの加護が受けられるという話だから。
 いざフリルも大宴会を楽し……もうと、思うのだけれど。
 ちょっぴりだけ、こう不安に。
「まさか、大宴会の出し物がとてつもなく大きいなんてことはないですよね?」
 でも見てみた限り、沢山の種類や量はあれど、サイズは普通のものがほとんどのようで。
「そんなことはないって、それはよかったです」
 アヒルさんにもそう言われれば、その点は安心……?
 それにもしも、大宴会のものがとてつもなく大きかったら、大変なことになっているだろう。
「私でも大きすぎるのにアヒルさんからしたら……それは無理なレベルですから。アヒルさんの機嫌を損ねてしまいます」
 アヒルさんの機嫌的にも。
 そこまで言ったフリルは、ハッとした表情を宿して。
「……ふええ、全部口にしてしまってました」
 ――アヒルさん許してください、って。
 そう慌てて言った後、何か言いたげなアヒルさんをフリルは促す。
「ほら、宴会なんですから楽しくいきましょ、アヒルさーん」
 ちょっぴり雲行きがあやしくなったその機嫌を、美味しいものや楽しい時間を過ごして、直してもらうために。

大成功 🔵​🔵​🔵​

リィムス・インファルクス
【恋華荘】
※いちごをご主人様と認識

お世話になっております皆様が宴会を催されるという事にて、メイドとして給仕を致しに参ります!

空いた杯にお酒をお注ぎしたり、おつまみを調達して参りましたり。
空き瓶空き皿等の片づけも私にお任せを!
あ、ご所望の品などございましたらば何なりとご用命を。第一宇宙速度にてお持ちします!

私は飲食しないのか、ですか?
メイドは皆様の楽しまれるご様子が一番の御馳走にございます!
寧ろご主人様どうぞ!はい、あーんっと!

おや、ご主人様お疲れですか?
でしたらばメイドが膝枕をば!さあご遠慮なく!

お酒は返杯に限り頂きますが、酔っ払ったりは致しません。
メイドたる者、酒は飲んでも飲まれるな、です!


清里・柚月
【恋華荘】
7月にいちごくんが二十歳になったんで、そのお祝いも兼ねて存分にお酒を飲み交わそう!
ってコトでリンちゃん(りんご)と一緒に来ましたー♪
※自分が呑みたいだけとも言う

日本酒とか焼酎とかをしっかり確保して、リンちゃんと一緒にいちごくんを逃がさないようキープして。
それじゃーいちごくんの成人を祝して!乾杯ー!

いやー、それにしてもこうやっていちごくんと一緒にお酒飲める日が来るなんてねぇ。
いちごくんも成長したなぁ…なんて感慨深く。
色んな女の子にいっぱい愛されるようにもなって…
※視線の先では絶賛とらぶる中の模様

…私もなんだか寂しくなってきちゃったな。
リンちゃーん、慰めてー♪
※酔ってる


黒岩・りんご
【恋華荘】
いちごさんが20歳の誕生日を迎えたので、この機会にたっぷり飲ませてあげましょう♪という名目でわたくしが飲みに来ましたわ♥
※宴会できれば名目は何でもいい系呑兵衛

乾杯の前に、まずはいちごさんの肩を抱いて抱き寄せて逃がさないようにしましょうね
そしてなみなみと日本酒を注いであげて…ではでは乾杯♪

そのあとは、酔っ払ってとらぶるを起こすであろういちごさんの醜態を肴にしながら、クトさんに注いでもらったり、柚月さんや喜久子さん達を絡みあったり
クトさんを抱き寄せてふにふにしたり、柚月さんに慰めのキスをしたりと、2人を愛で愛でしたり、喜久子さんとは嫌味の応酬したりといつものようにお酒を楽しみましょうね♥


アビゲイル・ガードナー
【恋華荘】
※イチゴくんに無条件の愛情と肯定
※双子同然のヘンリと連動

かんぱーいっ☆(赤ワインを掲げ)

えへへー…遂にこの日が来たんだね、イチゴくんっ
ほら、前はぶどうジュースだったし?
あの夜からずっと一緒に…って想ってたんだよ、アビー達♪

そそ、ずっと真っ赤だったね…こーしてさ♪
※タンキニ等の薄着でいちごの片腕を抱く

「コレじゃ飲めません」って?
ふふー、こうすればだいじょーぶ♪…んきゅっ♡
※ワインを口移しでイチゴくんに注ぎ込む

どうかなー、オトナになった証明のお味は♡
…きゃふっ、ビックリの拍子に胸揉まれちゃった
あは、流石にちょっと刺激的だったかなー?

って他の娘ともとらぶる?
イチゴくんは成人しても健在だね♪


天堂・喜久子
【恋華荘】
普段お世話になっているいちごさんに初めてのお酒を楽しんでもらう会…のはずですけど、りんごさんはどうせほろ酔いでウザ絡みするでしょうし、ある程度わたくしがブレーキ役にならないといけませんね?

いちごさんには初めてのお酒を美味しいと思ってもらいたいですし、りんごさん達が無茶な飲み方をさせないように注意しつつ
久々のアマツ料理も一緒に楽しみましょう
武芸者としてエンドブレイカーしていたのもかなり昔ですしね、懐かしい…

…などと感慨に浸っているとりんごさんが揶揄ってくるので嫌味を返します
別に愛でる相手が不在だからって寂しくありませんわよ?
いつでも女の子に悪戯する事しか考えないりんごさんとは違うのです


彩波・いちご
【恋華荘】
20歳になった私にお酒を教えると寮の呑兵衛たちに引っ張り込まれました

ひとまず乾杯はしましたが…りんごさんも柚月さんもひたすら私に注いできて
周り見渡しても助けてくれそうな人は…喜久子さんは知らん顔ですし…
アビーさんヘンリさんは私の両脇を固めて逃げられず、左右から迫られ口移しで飲まされ…
リィムスさんが口直しにおつまみ食べさせてくれますけど…それよりお酒の勢いを止めて…!

隙を見て左右2人を振りほどいて脱出!(その際2人の身体に触れた気はしますけど(汗
でも一気に酔いが回ってふらっと…正面にいたクトさん?リィムスさん?を押し倒す格好でバッタリと…
…あ、柔らかい枕が…このまま眠くなって…(すやぁ


ヘンリエッタ・アドミラドール
【恋華荘】
※イチゴさんに無条件の愛情と肯定
※双子同然のアビーと連動

かんぱーいっ☆(赤ワインを掲げ)

やっとイチゴさんとお酒が酌み交わせますね
以前の『乾杯』からずっと夢見てた事なんです
ふふ、幸せな酔いを堪能できるといいんですが♪

今日は酒の肴を食べさせてあげましょうか?
あーんって…ええ、あの夜みたいに♪
※日焼け肌&タンキニ等の薄着でいちごの逆腕を抱きつつ

ってアビー、何してるんですかっ
もう…抜け駆けはダメですよ?はい、イチゴさん…んむ♡
※アビーに続き口移しでイチゴさんにワインを注ぐ

ひゃんっ!?イチゴさんの手がわたし達の胸を…
やっぱり調子に乗りすぎましたかね、ふふっ♪
※乱痴気騒ぎにもアビー共々微笑ましげ


ヴィクトーリヤ・ルビンスカヤ
【恋華荘】
※主人格のクト(銀髪碧眼)で参加
※いちごちゃんは女子認識で一貫

え、お誕生日?そういえばそうだったの!
ふふっ、おめでとういちごちゃん
コレでオトナのオンナの仲間入りなのね♪

りんごお姉さまはお酒が呑めればご機嫌だけど
初体験で酔い潰しちゃったら可哀想なのよ?
だからクトがお姉さまの横についてブレーキなの

クトは甘口のお酒で…かんぱーいっ♪
お姉さまのお陰で辛口も少し慣れたけど
クトの好みはやっぱり甘口なのよ?

はい、お姉さま御酌するのよー♪
…ひゃんっ、いちごちゃん!?
皆見てるから押し倒しちゃダメなのー!

そしてりんごお姉さまってば
酔いの勢いでクト達を愛でてるのよ?
抱きしめて頭撫でたり胸をさわふに…もう♡



 やって来たのは、戦争真っ只中のエンドブレイカーの世界。
 そして霊峰天舞アマツカグラの地下に広がる『奈落』で繰り広げられているのは大宴会!
 いや、戦争の最中だからこそ、目一杯宴会を楽しまなければならないのだ。
 楽しんだら楽しんだだけ、この地に慈愛を残す亡き『此華咲夜若津姫』に元気な姿をみせれば、何らかの加護があるというから。
 ということで、皆でやって来た奈落大宴会であるけれど。
 加護を得るためであることは勿論なのだけれど、恋華荘の皆のもうひとつの大きな目的は。
「7月にいちごくんが二十歳になったんで、そのお祝いも兼ねて存分にお酒を飲み交わそう!」
「いちごさんが20歳の誕生日を迎えたので、この機会にたっぷり飲ませてあげましょう♪」
 そう、彩波・いちご(ないしょの土地神様・f00301)の20歳の誕生日をお酒を酌み交わしながらお祝いしちゃおう! と。
「ってコトでリンちゃんと一緒に来ましたー♪」
 黒岩・りんご(禁断の果実・f00537)と共に奈落の宴会場にやってきた、清里・柚月(N.D.O・f26171)であるが……実は、自分が呑みたいだけ?
 そして、りんごも。
「という名目でわたくしが飲みに来ましたわ♥」
 ……宴会できれば名目は何でもいい系呑兵衛!?
 そんなりんごの様子に目を向けて。
「普段お世話になっているいちごさんに初めてのお酒を楽しんでもらう会……のはずですけど」
 天堂・喜久子(闇夜に咲く白菊・f36790)は、趣味や性格も近しく魂の双子とも言える彼女へと。
「りんごさんはどうせほろ酔いでウザ絡みするでしょうし、ある程度わたくしがブレーキ役にならないといけませんね?」
 いつものようにそう嫌味を紡ぎつつも、その動向を見張って。
 リィムス・インファルクス(宇宙侍女スペースメイド・f40194)も、今日も明るく元気にテンション高め!
「お世話になっております皆様が宴会を催されるという事にて、メイドとして給仕を致しに参ります!」
 ご主人様と認識しているいちごや皆のために、張り切っています!
 そんな皆の言葉を聞いたヴィクトーリヤ・ルビンスカヤ(スターナイトクルセイダー・f18623)――今は銀髪碧眼の主人格・クトは、いちごへと視線を向けて。
「え、お誕生日?そういえばそうだったの! ふふっ、おめでとういちごちゃん」
 ……コレでオトナのオンナの仲間入りなのね♪ って。
 そう、20歳の誕生日をお祝いします!
 いえ、ちょっぴり間違っている部分もあるけれど……いちごのことは女の子だと思っているクトだから、そういう意味では多分間違ってはいないし。
「りんごお姉さまはお酒が呑めればご機嫌だけど、初体験で酔い潰しちゃったら可哀想なのよ?」
 ……だからクトがお姉さまの横についてブレーキなの、と。
 いちごの様子を気にかけておくことに。
 そんな、早速賑やかな面々をくるりと見回す、本日の主役であるいちごであるが。
(「20歳になった私にお酒を教えると寮の呑兵衛たちに引っ張り込まれました」)
 つまりは、ええ――そういうことです!
 そして、皆へと視線を巡らせている間に。
「まずはいちごさんを抱き寄せて逃がさないようにしましょうね」
「日本酒とか焼酎とかはしっかり確保したし、リンちゃんと一緒にいちごくんを逃がさないようキープ!」
「……!?」
 乾杯の前に、早速りんごに肩を抱かれ、柚月にもがっちり脇を固められて。
 乾杯するためにいちごの杯に注がれるのは、日本酒。そう……なみなみと!
 そして準備ができれば。
「……ではでは乾杯♪」
「それじゃーいちごくんの成人を祝して! 乾杯ー!」
 それぞれ、キャッキャ飲み物を掲げて――乾杯!
「かんぱーいっ☆」
「かんぱーいっ☆」
 アビゲイル・ガードナー(ブライトテンペスト・f31470)とヘンリエッタ・アドミラドール(シャドウライトニング・f31471)も、さすが双子同然の姉妹。はもるように声を合わせ、同じ赤ワインを掲げて乾杯!
 クトも甘口のお酒で……かんぱーいっ♪
「お姉さまのお陰で辛口も少し慣れたけど、クトの好みはやっぱり甘口なのよ?」
 あんなこともこんなことも、色々な味のお酒も、お姉さまに教えて貰ったクトであるけれど。
 好きなのはやっぱり、甘いお酒。
 いや、お祝いしてくれるのは、いちごは勿論嬉しいのだけれど。
(「ひとまず乾杯はしましたが……」)
 杯が空く度に、ひたすらりんごも柚月も、日本酒やら焼酎やら注いでくるし。
 周り見渡しても助けてくれそうな人は……とそっと視線を巡らせた先には、喜久子の姿があるけれど。
「武芸者としてエンドブレイカーしていたのもかなり昔ですしね、懐かしい……」
 ……久々のアマツ料理も一緒に楽しみましょう、と。
(「……喜久子さんは知らん顔ですし……」)
 過去の思い出に浸りつつ、アマツ料理を堪能中。
 いや、喜久子自身は、いちごには初めてのお酒を美味しいと思ってもらいたいと思っているし。
 りんご達が無茶な飲み方をさせないように、注意したりもしているのです、ええ。
 そして助けてくれそうな人を探すいちごが次に視線を向けたのは、リィムス。
 けれど目が合えば、すかさす空いた杯にお酒を注いでくれて。
「私は飲食しないのか、ですか? メイドは皆様の楽しまれるご様子が一番の御馳走にございます!」
 ――寧ろご主人様どうぞ! はい、あーんっと! と。
 おつまみの調達をしては、食べさせてくれたり。
「空き瓶空き皿等の片づけも私にお任せを! あ、ご所望の品などございましたらば何なりとご用命を」
 ……第一宇宙速度にてお持ちします! なんて、やはりテンション高くて元気。
 そしていつの間にかまたお酒が注がれてしまって、でも注いでくれたことに礼を告げつつも彼女にも返杯して。
 そんな返す盃に限りいただくリィムスだけど、当然酔っ払ったりはしません。
 だって、そう!
「メイドたる者、酒は飲んでも飲まれるな、です!」
 メイドとしての仕事を全うするべく、せっせと再び給仕に勤しみます!
 そんなお仕事中の彼女に助けを求めるのもだし……なんて思っていれば。
「えへへー……遂にこの日が来たんだね、イチゴくんっ。ほら、前はぶどうジュースだったし?」
 ――あの夜からずっと一緒に……って想ってたんだよ、アビー達♪
 そう口にするアビゲイルに、ヘンリエッタも頷いて。
「今日は酒の肴を食べさせてあげましょうか? あーんって……ええ、あの夜みたいに♪」
「そそ、ずっと真っ赤だったね……こーしてさ♪」
 タンキニ等の薄着でいちごの片腕をぎゅうっとアビゲイルが抱けば。
 ヘンリエッタも、日焼け肌&タンキニ等の薄着でいちごの逆腕を抱きつつ、息ぴったりの連携です!
 そんなふたりに私両脇を固められて逃げられないいちごであるが。
 コレじゃ飲めません、なんて言ってみれば。
「ふふー、こうすればだいじょーぶ♪」
 ――……んきゅっ♡
 ワインを口移しでいちごに注ぎ込むアビゲイル。
 そんな行動を見て。
「ってアビー、何してるんですかっ。もう……抜け駆けはダメですよ? はい、イチゴさん」
 ――……んむ♡
 アビゲイルに続いて、やっぱりいちごへとワインを注ぐヘンリエッタ。当然、口移しで。
「……ふぐッ、!?」
 そんな左右から迫られ口移しでワインを飲まされたいちごだけれど。
 隙を見て、左右のふたりを振りほどいて脱出! したものの。
「どうかなー、オトナになった証明のお味は♡ ……きゃふっ」
「ひゃんっ!?」
 その際ふたりの身体に触れた気がするいちご。
 ふにふにっとした、柔らかい感触が手のひらに残っているから。
 そんなびっくりの拍子に彼の手が胸とか胸に触れて、思わず声が出ちゃったふたりだけれど。
「あは、流石にちょっと刺激的だったかなー?」
「やっぱり調子に乗りすぎましたかね、ふふっ♪」
 ふたり顔を見合わせては、微笑ましげに笑み宿して。
「いやー、それにしてもこうやっていちごくんと一緒にお酒飲める日が来るなんてねぇ」
 いちごくんも成長したなぁ……なんて、酒を飲みつつ感慨深く紡ぐ柚月だけれど。
 眼前の光景を見遣れば、こうも続ける。
「色んな女の子にいっぱい愛されるようにもなって……」
 絶賛とらぶる中なその様子に。
 そしてりんごも、酔っ払ってとらぶるを起こすであろうと思っていたいちごの醜態を肴にしながらも。
「はい、お姉さま御酌するのよー♪」
 クトから御酌して貰おうとした、その時だった。
(「なんだか、一気に酔いが回って……」)
 沢山日本酒やら焼酎やらワインやらを注がれて、思わずふらっとしたいちごが。
「……ひゃんっ、いちごちゃん!? 皆見てるから押し倒しちゃダメなのー!」
 正面にいたクトを押し倒す格好で、バッタリ。
 そして倒れた後に感じる、ふにっとした感触に身を委ねて。
「……あ、柔らかい枕が……このまま眠くなって……」
「おや、ご主人様お疲れですか? でしたらばメイドが膝枕をば! さあご遠慮なく!」
 リィムスの膝の上で、すやぁっと夢の中へ。
 そんなすややかな彼を見て。
「って他の娘ともとらぶる? イチゴくんは成人しても健在だね♪」
 アビゲイルがそう言えば、柚月もぽつり。
「……私もなんだか寂しくなってきちゃったな」
 そして――リンちゃーん、慰めてー♪ って。
 酔ってりんごにぎゅうっと絡みにいけば。
 りんごはそんな柚月に慰めのキスをしたり。
「りんごお姉さまってば……もう♡」
 酔いの勢いでクトを抱き寄せて、頭を撫でたり胸をさわふにして、ふにふに愛でたり。
「喜久子さんも楽しんでいるのかしら?」
 そう喜久子を揶揄ってみたりしてみれば。
「別に愛でる相手が不在だからって寂しくありませんわよ? いつでも女の子に悪戯する事しか考えないりんごさんとは違うのです」
 喜久子もすかさず嫌味を返したり。
 主役がすやぁと寝ちゃった後も、それぞれ大宴会を心行くまで楽しんでいます!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

フィーナ・シェフィールド
【風月華】のみなさんと。アドリブ歓迎!

サクラミラージュの和食を思いだしながら料理を選んでいると、
「あ、これ!」
ちょっと前に帝都でいただいた、山葵漬けの入った酢飯を油揚げで包んだ『山葵稲荷』を見つけて、お皿に取り分けます。
一つ口に入れると、甘くて出汁の効いたお揚げと、ほろりと崩れる酢飯、ちょっぴり辛い山葵漬け。
「翔さん、これ美味しいですよ♪」
のんびり眺めている翔さんに、『ろしあん』って書いてあったところから持ってきた稲荷寿司を一つお薦め、一緒に頂きます(判定はダイスで)。

その隣で、お淑やかに次々とお料理をいただいているラップトップさんを見てびっくり。

他のみなさんも一緒に、宴会を心から楽しみます♪


ラップトップ・アイヴァー
今日は【風月華】のみなさんと一緒に…なのですけど。
いっぱい食べ物を食べるって、生前は中々出来ないことでしたの。プロスポーツ選手になって必死に努力する傍ら、我慢もしないといけないのには、もうずっと慣れてますの。

猟兵になってしまった今では、食べても全然太らない。
けれど、折角ですもの。この中にあるものだったらどれが好きとか、そういうお話も載って差し上げましょう。

ふふ、翔さんも杏平さんもフィーナさんも、楽しんでいらして…なんだかほほえましいですわ。

…ん? フィーナさん、どうして驚いているので……あっ、

これはその、美味しくて、つい…なんだか、恥ずかしいですわ……

《良かったね、お姉ちゃん》

美希〜…!


駒城・杏平
【風月華】アドリブ歓迎、名前、呼び捨て
皆と一緒に宴会を楽しむよ
いろんな食べ物やら飲み物もあるんだね。
なんかすごいな…

…ろしあん?僕はやめておくよ
…気を付けてね
大丈夫?飲み物いる?


何にするか…迷うな…。
あ、団子もあるんだね
別に甘党というわけでもないけど
きなこ団子は美味いよね

あ、緑茶を頂こうかな

みんなが食べてるものも美味しいそうだね。

え?仕草が女の子?
僕は男だからそんなことはないと思うけど…
そう思うってことはなにかそういう経験をしたってこと?


久遠・翔
【風月華】

のんびりと刺身など和食を食べながら宴会風景を眺めています
この3人とはあまり接点がなかったのでいい機会と思いつつ好きな食べ物や好きな事なんかを食事の合間に聞いていきます

おっと、フィーナさんが稲荷寿司を…これ好きなんですよね。どこにありました?(もぐもぐ)
指さした先には「ろしあん」(判定はダイスで)

ハズレを引いたら盛大に吹き出しますがフィーナさんがハズレだったら介抱します…飲み物で回復しますかね?(汗)

ラップトップさんが恥ずかしがっているのを見てどうしたんっすかと首傾げるがはぐらかされます

杏平さんは…うん、どう見ても仕草が女の子じゃないっすかね?(汗)
反論されたら俺は男っすよ?と言います



 足を踏み入れたそこは広大で、しかもとても賑やか。
 そう、皆でやって来たのは、霊峰天舞アマツカグラの地下にある『奈落』。
 そしてここで今、盛大に開かれているのは――大宴会!
 今回は、この奈落大宴会を目一杯楽しんで、『此華咲夜若津姫』の加護を得ようという目的であるが。
「いろんな食べ物やら飲み物もあるんだね」
 風月華の皆と一緒に宴会を楽しむべく、この奈落を訪れた駒城・杏平(銀河魔法美少年テイルグリーン・f05938)は、思わずきょろり。
 アマツカグラのものは勿論、各地から持ち寄られた料理や飲み物や甘味がずらりと並んで。
 広大な宴会会場には、この地自慢の名湯が楽しめる足湯まであって。
 沢山の人が、大宴会に興じているから。
 なんかすごいな……って、思わずそう呟きつつ、杏平も大宴会に参加することに。
 そんな色々な食べ物を前にして、ラップトップ・アイヴァー(動く姫君・f37972)――プロスポーツ選手の姉、シエルは思い返す。
「いっぱい食べ物を食べるって、生前は中々出来ないことでしたの」
 プロスポーツ選手になって必死に努力していた生前の日々を。
 だからその傍ら、我慢もしないといけないことには、もうずっと慣れていて。
 でも、猟兵になってしまった今では、食べても全然太らなくなったのだけれど。
 ……けれど、折角ですもの、と。
「この中にあるものだったら、みなさんはどれが好きですの?」
 そういう話も皆としてみることにして。
 久遠・翔(性別迷子・f00042)は宴会風景を眺めながら、のんびりと料理をはむはむ。
「刺身とか和食、好きなんですよね。おすすめとかどれかあります?」
 今回一緒に大宴会にきている面々とはあまり接点がなかったから、いい機会と思いつつ。
 好きな食べ物や好きな事なんかを、食事の合間に聞いてみれば。
「あ、これ!」
 そう声を上げるのは、フィーナ・シェフィールド(天上の演奏家・f22932)。
 サクラミラージュの和食を思いだしながら料理を選んでいたフィーナであったけれど。
 見つけて、お皿に取り分けたのは、そう。
 少し前に帝都でいただいた、山葵漬けの入った酢飯を油揚げで包んだ『山葵稲荷』!
 そして一つ口に入れてみると、じゅわり、ほろり、そしてちょっぴりぴりり。
 甘くて出汁の効いたお揚げと、口の中で崩れる酢飯、ちょっぴり辛い山葵漬け。
「翔さん、これ美味しいですよ♪」
 フィーナはそうのんびり眺めている翔にも、稲荷寿司を一つおすすめして。
「おっと、稲荷寿司……これ好きなんですよね。どこにありました?」
「この稲荷寿司ですか? あそこから取ってきました!」
 そうフィーナが指した先には――『ろしあん』って書いてあります!?
 それに気づいた杏平は、同じように稲荷寿司をすすめられたけれど。
「……ろしあん? 僕はやめておくよ」
 ……気を付けてね、と一応声をかけておくことに。
 それからフィーナと翔は一緒に、ぱくっとひとつずつ取った稲荷寿司を食べてみれば――。
「ん、美味しいです♪」
「……ッ、!!?」
 美味しそうに稲荷寿司を食べるフィーナの隣で、瞳を大きく見開く翔。
 そして見事激辛のハズレを引けば、溜まらず盛大に吹き出して。
「大丈夫? 飲み物いる?」
 ……飲み物で回復しますかね? って。
 そう飲み物を渡してくれる杏平に返したかった翔だけれど、舌がぴりぴりして全然喋れません。
 そして、ぱくりと料理をいただきながらも。
「ふふ、翔さんも杏平さんもフィーナさんも、楽しんでいらして……なんだかほほえましいですわ」 
 そんなロシアンで悲喜交々な皆の様子を、微笑まし気に見つめながらも。
 とりあえず何気にひたすら食べているシエル。
 杏平は悶える翔に飲み物を渡した後、改めて料理台へと目を向けて。
「何にするか……迷うな……」
 そうこてりと小さく首を傾けて迷ってしまうけれど。
「あ、団子もあるんだね。別に甘党というわけでもないけど、きなこ団子は美味いよね。あ、緑茶も頂こうかな」
 焼きたてのきなこ団子と緑茶を選んで、いただくことに。
 ロシアンはまぁ、ちょっとやっぱり遠慮したいとはいえ。
「みんなが食べてるものも美味しいそうだね」
 それ以外の料理は、どれも美味しそう。
 そしてフィーナはふと、隣へと向けてみれば、思わずびっくりしてしまう。
 お淑やかに、でも次々と料理を食べていくシエルを見て。
 そんなフィーナの様子に、不思議そうにするけれど。
「……ん? フィーナさん、どうして驚いているので……あっ」
 視線が沢山ずらりと自分の目の前に並んでいる料理に向いていることに気付いたシエルは、瞳を瞬かせて。
「これはその、美味しくて、つい……なんだか、恥ずかしいですわ……」
《良かったね、お姉ちゃん》
 何だかほっこりと和むように言った妹の言葉に、さらに顔を赤らめる。
 ――美希〜……! って。
 そんな様子に、ようやく喋ることができるくらい復活した翔は首を傾げて。
「ラップトップさん、どうしたんっすか」
 そう訊いてみるけれど、なんでもありませんの、なんてはぐらかされて。
 首を傾けたまま、ふと視線を移せば。
「杏平さんは……うん、どう見ても仕草が女の子じゃないっすかね?」
 きなこ団子をぱくり。幸せそうに口に運ぶ彼に、思わずそう紡ぐけれど。
「え? 仕草が女の子? 僕は男だからそんなことはないと思うけど……そう思うってことはなにかそういう経験をしたってこと?」
 そう返されれば、俺は男っすよ? と翔も告げる。
 いや、普通の男の子だし、普通の男の子だったふたりだけれど。
 でもそれを知らない傍から見たら……風月華の大宴会は、女子会のようにしか見えません。
 けれど、美味しくて楽しいことには間違いはないから。
 フィーナは目一杯、引き続き楽しむことにする。
 風月華の皆とは勿論のこと――心から、この会場にいる他の皆も一緒に。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

馬飼家・ヤング
※アドリブ&他猟兵との絡み大歓迎!

いやー、この世界の皆さんも分かっとるやん
「腹が減っては戦は出来ん」は万国共通の至言やで!
ほな早速、満漢全席いただきまーす!
(もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ)

しかも自分で作ってもええのん?
ほなせっかくやから鉄板とコンロも用意して
ナニワ名物コナモン屋台や!!
たこ焼き! お好み焼き! 焼きそば! オムそば!
海の幸もたっぷりあるから海鮮ミックス焼きも出来るで!
でもって屋台名物焼きもろこしに串焼きにタイ焼きも!
祭りや祭りや、ワッショーイ!!

わいら猟兵だけやのうて、みんなも遠慮なく飲んで食うてパーッとやりや!
かーっ、日本酒ウマー!!
ウマい飯はわいらを裏切らへんで!!



 大宴会が繰り広げられている、賑やかなアマツカグラの『奈落』に満を持して降り立って。
 満足気にうんうんと大きく頷くのは、馬飼家・ヤング(テレビウムのちっさいおっちゃん・f12992)。
「いやー、この世界の皆さんも分かっとるやん」
 ――「腹が減っては戦は出来ん」は万国共通の至言やで! と。
 今このエンドブレイカーの世界は、戦争真っ只中であるのだけれど。
 いや、だからこそ、美味しいものは正義!
 しかも宴会を楽しめば楽しむほど、『此華咲夜若津姫』の何らかの加護があるようだから。
 ヤングにとって、これほど適した戦場はないだろう。
 ということで!
「ほな早速、満漢全席いただきまーす!」
 ――もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ。
 開幕から、めっちゃ食べまくりです!
 けれど、ただもぐもぐしまくるだけのヤングではない。
「しかも自分で作ってもええのん?」
 見れば、焼肉や鍋や鉄板焼きを楽しんでいる人たちもいることに気付いたから。
 ……ほなせっかくやから、と用意したのは、鉄板とコンロ。
 ヤングが展開するのは、そう!
「ナニワ名物コナモン屋台や!!」
 ――たこ焼き! お好み焼き! 焼きそば! オムそば!
「海の幸もたっぷりあるから海鮮ミックス焼きも出来るで!」
 びしいっと海鮮ミックス焼きも一丁上がり!
 いや、みんな大好きコナモンは勿論のこと。
「でもって屋台名物焼きもろこしに串焼きにタイ焼きも!」
 ……祭りや祭りや、ワッショーイ!!
 文句なしに、祭りの様相をみせる大宴会を楽しみまくっています!
 とはいえ、自分も当然楽しんではいるけれど。
「おっちゃん、タコ焼きひとふねくださーい!」
「わいら猟兵だけやのうて、みんなも遠慮なく飲んで食うてパーッとやりや!」
 リクエストを受ければ、皆にもドヤァと美味しいものをすかさず作ってあげて。
「かーっ、日本酒ウマー!!」
 酒を口にしつつ一息つけば、改めて大きく頷くヤング。
 戦争も、そして屋台で調理も、仕事した後の一杯は格別であるし。
 それに何よりも声を大にして言うほど、思うから――ウマい飯はわいらを裏切らへんで!! って。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ティタ・ノシュタリア
ここがアマツカグラ……はじめて来ました!
楽しめばいいんですよね?得意分野ですっ!

えっとえっと、飲み物は抹茶ラテで。お茶請けは何にしましょう?
お団子もいいですし……ロシアン稲荷寿司?そういうのもあるんですね……?
楽しそうにきょろきょろ。そして目にとまったのは
わあっ……うさぎさんのお饅頭ですっ!かわいいっ……!
あのあの!このお饅頭、今食べるのと、あとちょっぴりおみやげにしてもいいですか?

む、温泉が有名なんですね。じゃあじゃあ、体験しなくっちゃです!
足湯にそうっと浸かって、抹茶ラテとお饅頭をいただいて
のんびりした時間。足先から心までぽかぽかするよう
聞こえてくる宴会の賑やかさに、くすっと笑みをこぼして



 逸るようにこの世界にわくわく降り立ったのは。
 好奇心旺盛な、ちょっぴりおてんばなお姫様。
 だって、まだ見ぬいくつもの世界は、いつだって心躍るし。
「ここがアマツカグラ……はじめて来ました!」
 やってきたこのエンドブレイカーの世界の、霊峰天舞アマツカグラは初めて訪れたのだから。
 とても大きな二本の天津太刀を頂く霊峰も物珍しいし、和を思わせる風景や雰囲気も、知っている似た世界のものともまた違うもので。
 色々と見て回りたい気持ちもとてもあるのだけれど。
 今回、ティタ・ノシュタリア(夢を見る|宇宙《 そら 》・f38779)がここにやって来た目的は。
「楽しめばいいんですよね? 得意分野ですっ!」
 足を運んだアマツカグラの地下『奈落』で行われているという大宴会を楽しむため!
 旅をしていろんなところを見て回るのも好きだけれど、賑やか楽しそうな催しを楽しむことも大得意!
 だから早速、わくわくと周囲を見回してみて。
 沢山並ぶ料理や飲み物、甘味をくるりと一通りチェックすれば。
「えっとえっと、飲み物は抹茶ラテで。お茶請けは何にしましょう?」
 まずは飲み物は抹茶ラテにしようってすぐに決まったのだけれど。
 数えきれないくらいある美味しいものに、ちょっぴり迷ってしまう。
「お団子もいいですし……ロシアン稲荷寿司? そういうのもあるんですね……?」
 見るからに美味しそうなものは勿論、ちょっぴり変わったものにだって、興味津々。
 楽しそうにきょろきょろと、あれこれ見ては悩んでいたものの。
 ふと、そんなティタの瞳に飛び込んできたのは。
「わあっ……うさぎさんのお饅頭ですっ! かわいいっ……!」
 ちょこんといっぱい並んだ、うさぎ饅頭たち。
 そして、食べ物を用意してくれている地元の人を見かければ。
「あのあの! このお饅頭、今食べるのと、あとちょっぴりおみやげにしてもいいですか?」
 そう訊いてみると、快くオッケーが。
 そんなお持ち帰りするうさぎさんは、改めて取ることにして。
 とりあえず、今食べる分だけ、ちょこりとお皿に乗せて。
 さあ、どこで食べよう……そう改めて周囲を見回してみれば。
「む、温泉が有名なんですね。じゃあじゃあ、体験しなくっちゃです!」
 ほかほかの足湯を体験しながら、うきうきといただくことに。
 足湯にそうっと浸かってみたら、ほわりと心地良くて。
 抹茶ラテとお饅頭をいただきながら、のんびりほっこり美味しい時間。
 そして、ティタは思わずくすっと笑みをこぼしてしまう。
 だって、皆とっても楽しそうな――聞こえてくる宴会の賑やかさに。
 それから、うさぎ饅頭の優しい甘さにほこほこ、心躍る新しい世界を満喫しつつもティタは思う。
 ……足先から心までぽかぽかするよう、って。

大成功 🔵​🔵​🔵​

コナタ・クガサネ
【灰青】
あ、せーさま~!ん?せーさまの友達?
僕はコナタ、よろしくね~
…それにしても
お互い言いたいことはなんとなくわかる
髪色に瞳色…似てる
……もしかしてっ、僕の生き別れのお兄様…!?
わーんあいたかったよにいさま~!!

あはは、いやうん
そんなことないのはわかってるけど…
でも本当にそうなら僕もそのうち狐の耳と尻尾がはえるかもしれないね~
ふっさふさのふっわふわのが

さ、宴会だしおいしいもの食べよ
ほらお稲荷さんおいしいよぉ(ろしあん)
(あっ、それ僕が寄せたあたりのお稲荷)

ほらほら甘い物!
甘いのほどほどがいい?
せーさまのパフェすご…僕もちょいもらお
あー、僕にはちょい甘かな
…てか、この人いじるの面白そう(うず


終夜・嵐吾
【灰青】
あ、せーちゃんおった~
んっ?話に聞いておった新たなお友達かの、よろしくの
わしは嵐吾という…
うむ。似ておるの
いや、わしには兄弟なんておらんからの
兄ではないからの!絶対違うからの!

あっ、そんな事いうたらせーちゃんが本気にしてしまうっ
同じ毛色でも見分けがつく?
そらわしの尻尾のほうがふっさりじゃろ

お稲荷さんか、ではひとつ(もぐ)
っ!!?? げふっ!!
ろ、ろ゛しあ゛んっ

ぐぬ、む、ちょこが程よい…
うう、そしてやはり甘さほどほどがいい
えっ、せーちゃんもう大丈夫じゃよ?
そのパフェはいらんぞ?いら、むぐっ!
…っ、甘すぎじゃろ!
はー!?これがちょい甘?
な、何を…いって…??
まさか、汝せーちゃんの仲間かっ!



 転送を終え、大宴会の会場となっている『奈落』へとやってきたその姿を見つけて。
「あ、せーさま~!」
「あ、せーちゃんおった~」
 同時に清史郎に声を掛けたのは、コナタ・クガサネ(枯の忍者・f39077)と終夜・嵐吾(灰青・f05366)であった。
 それから、お互い顔を見合わせて瞳をぱちり。
「ん? せーさまの友達? 僕はコナタ、よろしくね~」
「んっ? 話に聞いておった新たなお友達かの、よろしくの」
「俺のいちばんの友のらんらんと、ウマが合って先日友達になったコナタだ」
 清史郎がそう互いを紹介する中、コナタはせーさまのいちばんの友という彼のことをまじまじと見てみる。
 ぴこっと動くお耳に、ゆうらり揺れる尻尾。
「わしは嵐吾という……」
 そう自己紹介する狐さんをみれば……それにしても、と。
(「お互い言いたいことはなんとなくわかる」)
 だって、コナタも思うから。
「髪色に瞳色……似てる」
「うむ。似ておるの」
 灰青の髪に、琥珀色の瞳。
 何だか、親が一緒な気すらするくらい雰囲気が似ている容姿。
 そして、そんなそっくりな琥珀の色をハッと大きく見開いて。
「……もしかしてっ、僕の生き別れのお兄様……!?」
 ……わーんあいたかったよにいさま~!!
 なんて、ちょっとコナタが言ってみれば。
「おお、そうなのか?」
 真に受ける箱と、にいさま~! と呼ぶ彼の声に、お耳をぴこんっ。
「いや、わしには兄弟なんておらんからの!」
 ふたりを交互に見ては、ぶんぶん首を横に振って。
「兄ではないからの! 絶対違うからの!」
 兄であることを全否定する嵐吾。
 そんな、やけにむきになる様子に小さく首を傾けつつも。
「あはは、いやうん。そんなことないのはわかってるけど……」
 改めて他人の空似にしてはそっくりなその姿を見つつも、コナタはこう続ける。
「でも本当にそうなら僕もそのうち狐の耳と尻尾がはえるかもしれないね~。ふっさふさのふっわふわのが」
「……何?」
 それに瞬時に反応したのは、耳と尻尾がないことが唯一の悩みだという箱。
「あっ、そんな事いうたらせーちゃんが本気にしてしまうっ」
 そんな箱に、せーちゃんそんなことないからの、と一応言っておきながらも。
「同じ毛色でも見分けがつく?」
 嵐吾もじいと、コナタを見つめてみるけれど。
 でも、ふさふさ尻尾を揺らして、ふんふん。
「そらわしの尻尾のほうがふっさりじゃろ」
「ああ、らんらんの尻尾は極上のふわもこだからな」
 ふわもこ大好きな友もお墨付きの、ふわふわもこもこな尻尾ですから!
 ……という具合に、出会ったふたりであるが。
「さ、宴会だしおいしいもの食べよ」
「ああ、そうだな。全て制覇しよう」
「せーさま、すご……ほらお稲荷さんおいしいよぉ」
 しれっと全制覇宣言するせーさまに瞳瞬かせつつも、コナタはずいっとおすすめする。
 美味しそうな稲荷寿司を。せーさまの友達、狐だし。
 そして、嵐吾が手を伸ばせば。
「お稲荷さんか、ではひとつ」
 刹那、コナタはまた瞳を見開く。
 だって、それは――。
(「あっ、それ僕が寄せたあたりのお稲荷」)
 ロシアン稲荷寿司の、当たりのお稲荷さんだったから。
 でも興味が湧いて、敢えて何も言わずに見守ってみれば。
 瞬間、ふわもこしっぽが、ぶわわわっ!!
「っ!!?? げふっ!! ろ、ろ゛しあ゛んっ」
「ほらほら甘い物!」
 ですよねーと、コナタは悶える嵐吾へとチョコレートを差し出して。
「ぐぬ、む、ちょこが程よい……うう、そしてやはり甘さほどほどがいい」
「甘いのほどほどがいい?」
 切実に呟かれたその声にコナタが首を傾けた、その時。
「ふふ、丁度良い時にきたな」
 るるんと笑む清史郎の目の前にどんっと置かれたのは、そう。
 いかにもどろ甘で、トッピング増し増しの盛り盛りなビッグパフェ。
 そして、それを見て戦慄する嵐吾。
 だって多分、きっとおそらく。
「勿論、甘いものが好きならんらんにもお裾分けしよう」
 やっぱり~~!
 ということで、もうお約束です。
「えっ、せーちゃんもう大丈夫じゃよ? そのパフェはいらんぞ? いら、むぐっ!」
 ……そう遠慮するな、といつものように、ずぼっ!
「……っ、甘すぎじゃろ!」
 どろどろ激甘なひとさじを容赦なく、お口に突っ込まれました!
 そして今度は甘さに悶えながらも。
「せーさまのパフェすご……僕もちょいもらお」
「!」
 コナタの言葉に、お耳がぴこっ。
 ふるふると首を振る嵐吾……それは食べてはならぬ! と。
 だが、嵐吾の予想に反して。
「あー、僕にはちょい甘かな」
「!!?」
 聞こえたその声に、高速瞬きする嵐吾。
「はー!? これがちょい甘? な、何を……いって……??」
 それからふたりを見た後、ハッと瞳を見開く。
「まさか、汝せーちゃんの仲間かっ!」
 パフェをうきうき食べつつ、ココアも堪能している甘味大魔王・せーさまと。
 新たに現れた、大魔王とウマが合うというコナタを、交互に見遣って。
 そして、よく動く尻尾をにこにこ見つめる清史郎を後目に、コナタはうずうず。
 ……てか、この人いじるの面白そう、って。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

城島・冬青
【うさぎ団】

きゃっほー!
今日は無礼講です

幽兵さんがすっかり出来上がっている
これが酒に溺れるってことなんですね
私まだ未成年なんで…とやんわり断ってノンアル果実酒を頼みます
あと1年…

焼き鳥良いですね!
みんなお腹空いてますし沢山頼みましょう
焼き鳥を取り分ける時にアヤネさんのお皿にしっかりねぎまの焼き鳥を入れます
お葱はお肉と一緒に食べると美味しいですから!
城島、嘘は言いません!!
ほら!都月さんもこう言ってるじゃないですか

ロシアン稲荷寿司ですと?!
うぅ…美味しい寿司に当たりますように…
美味しい!よかったー
幽兵さんは酔いが激辛で醒めましたかね?

……アヤネさん
今のでビール何本目ですか?!
飲み過ぎですよ!


花屋敷・幽兵
【うさぎ団】
よし!久しぶりの活動だ!弾けていくぞぉ!
舌鼓も下心も打ちまくりだぜ!ぽんぽこぽーん!
お飲み物はおビールにしようかしら
アヤネさんもふ…冬青さんも素敵なお召し物ねん
おっと口調が何故かお釜に

もっと飲めよー、色気たぬきにもはやどっちかわからん澪よー
先輩の酒が飲めねえのか?
ふっ、性別不明の2人よ
確かめてやんよ!(お仕置き希望)ありがとうございます、我々の業界ではご褒美です

なんだよロシアン稲荷って…
このご時世大丈夫か?
おっと俺はこのお稲荷さんを選ぶぜ
ふん…何だこの、何??
込み上げる情熱…ッ!くそ、そこのエセ中国人!お茶をくれぇ!
つか何かカシュカシュ言ってんな
アヤネ…どうなってんだあの腹…?


木常野・都月
【うさぎ団】
宴会だ!
久々に大勢だから、楽しみです!
楽しめば良いんですよね?
俺は、桃の果実酒にします!

兎の饅頭、可愛いですね!
栗花落先輩、パフェ残ったら、俺食べますよ?

焼き鳥!焼き鳥!
(冬青さんの話を聞いて)
そうですよ、ねぎま美味いですよ?(もぐもぐ)

ロシアン稲荷……
狐、じゃないけど狐に似た妖狐がハズレはダメだ!これだ!
よし、いただきます!
うん、美味い!これは美味い稲荷寿司(もぐもぐ)。

アヤネさんが止まらない……
俺もおかわり!今度は梅酒!

幽兵さん、俺は狸じゃなくて狐!
狸とは違う!ほら尻尾とか!
(自分の尻尾に抱きつきつつ)
これは踏むのが礼儀?ふみっふみっ

幽兵さん、大丈夫です!?
梅酒ならありますよ?


アヤネ・ラグランジェ
【うさぎ団】
仰ぎ見れば山の上に巨大な刀

これは壮観だ
物理的に抜くのは難しそうだネ

カシュッ
カンパーイ!

酒は飲んでも呑まれるなってネ
まあユーヘイはいつもあんな感じでしょ
カシュッ

レイは甘いものに目がないネ

まずは肉
焼き鳥?いいネ
えーこの串半分肉じゃないじゃない?!
む、さすがソヨゴ
確かに美味しいネ
BBQは全部肉派だけど間に野菜もアリ?
カシュッ

ロシアン稲荷寿司?
僕はノーサンキュー
でもソヨゴが食べるなら付き合おうか

これは間違いなくサラダ
カシュッ

いいネ
ツヅキも飲む?と梅酒渡し

エセ中国人って僕?
失礼な
本場香港仕込みの日本語だネ

はいビール
と彼に差し出す

酔わない体質なんだけど
酔ったフリで
ソヨゴにふにゃーんと甘えたり


栗花落・澪
【うさぎ団】

確かにこの面子は久しぶりかも
そうそう盛り上がればいいんだよー、全力で!

ノンアルコールの果実酒気になるかな
やっぱり甘味は外せない!
どれも美味しそうで気になるけど…可愛いから兎饅頭にしよう
食べられそうなら紅茶パフェも…

皆で食べられるもの頼むのもいいかもね
焼き鳥とかどう?

え、わからんって何が?
まさかとは思うけど、性別の事じゃないよねぇ?
花屋敷さんはとりあえず一回踏んどきます

あ、ロシアン…やる?
辛味は苦手だけど、やるなら負けたくない…!
自分の勘を信じて……よし、これ!
いただきます…!(ぱく
…ん、美味しい!
よかったぁー…

花屋敷さんはやっぱり持ってるなぁー…
ところで…アヤネさん凄く飲んでない?



 足を踏み入れた地――霊峰天舞アマツカグラでひときわ目を惹くのは、やはり。
「これは壮観だ」
 ふと仰ぎ見たアヤネ・ラグランジェ(十二の結び目を解き放つ者・f00432)の視線の先。
 そう……霊峰アマツが頂く、山の上の巨大な二本の天津太刀。
「物理的に抜くのは難しそうだネ」
 そんな二振りの太刀はあまりにも大きすぎて、どう考えても自分達には到底抜けそうにないけれど。
 見応えある霊峰の風景とは暫くお別れして。
 赴くのは、アマツカグラの地下に広がる空間『奈落』。
 そしてこの奈落で開かれ、今回皆で訪れた催しは。
「宴会だ! 久々に大勢だから、楽しみです!」
 尻尾をご機嫌にゆらゆら、木常野・都月(妖狐ヒト見習いの精霊術士・f21384)が言う様に、大宴会です!
 都月の声に、栗花落・澪(泡沫の花・f03165)もこくりと頷いて。
「確かにこの面子は久しぶりかも」
 栗花落・澪(泡沫の花・f03165)がくるりとお久しぶりな面々を見回せば。
 城島・冬青(六百六十九番目の宿木・f00669)のテンションも上がりまくり!
「きゃっほー! 今日は無礼講です」
「よし! 久しぶりの活動だ! 弾けていくぞぉ!」
 ……舌鼓も下心も打ちまくりだぜ! ぽんぽこぽーん!
 花屋敷・幽兵(粗忽なダークヒーロー・f20301)はお久しぶりでも色々相変わらずなようです。
 そして今回、この奈落大宴会に参加する目的は、この地に慈愛残す『此華咲夜若津姫』の加護を受けるため。
 そのために、猟兵達がやるべきことは、そう!
「楽しめば良いんですよね?」
「そうそう盛り上がればいいんだよー、全力で!」
 都月や澪の言う様に、宴会を目一杯楽しんで、全力で盛り上がること!
 ということで、やはり宴会といえば、まずは。
「俺は、桃の果実酒にします!」
「ノンアルコールの果実酒気になるかな」
 飲み物を決めて、乾杯です!
「お飲み物はおビールにしようかしら。アヤネさんもふ……冬青さんも素敵なお召し物ねん」
 何故か口調が謎のオネエになっている幽兵も、おっと、と気を取り直しておビールを手にして。
「幽兵さんがすっかり出来上がっている」
 まだ飲む前から何故か出来上がっている幽兵に、なるほどといわんばかりに頷く冬青。
「これが酒に溺れるってことなんですね」
「酒は飲んでも呑まれるなってネ。まあユーヘイはいつもあんな感じでしょ」
 ――カシュッ。
 そんなアヤネの様子を見遣りつつ、冬青が頼むのはノンアル果実酒
「私まだ未成年なんで……」
 年齢的にアルコールは勿論飲めないのであるが。
 冬青は酒を嬉々と手にする成人している面々を見て、こうぼそり。
「あと1年……」
 解禁まで、もう少しだけ我慢です、ええ。
 ということで、アヤネは高々とビール缶を掲げて。
 ――カンパーイ!
 皆でいざ乾杯、大宴会のはじまりです!
 そしてまた、アヤネの手元で――カシュッ。
 そう音が鳴る中、澪が手を伸ばすのは。
「やっぱり甘味は外せない!」
 沢山の種類が並ぶ、甘い物です!
 食べ物や飲み物、そして甘味だって、各地から持ち寄られて揃っている奈落宴会で。
「どれも美味しそうで気になるけど……可愛いから兎饅頭にしよう」
 澪がまず選んだのは、ちょこんとキュートに並んでいるうさぎ饅頭。
 いや、それだけではありません。
「兎の饅頭、可愛いですね!」
「食べられそうなら紅茶パフェも……」
「栗花落先輩、パフェ残ったら、俺食べますよ?」
 都月と協力して、気になっていた和紅茶パフェも!
 そんなスイーツにわくわくしている姿を見て。
「レイは甘いものに目がないネ」
 言ったアヤネが気になっているのは。
「まずは肉」
 肉です!
 その言葉を聞いて、澪はくるりと一通り料理を見回してから。
「皆で食べられるもの頼むのもいいかもね。焼き鳥とかどう?」
 こう、提案してみれば。
「焼き鳥良いですね! みんなお腹空いてますし沢山頼みましょう」
「焼き鳥! 焼き鳥!」
「焼き鳥? いいネ」
 勿論、満場一致で賛成!
 そしてテーブルに並べられた焼き鳥を冬青は取り分けて。
「えーこの串半分肉じゃないじゃない!?」
 アヤネの皿にしっかり淹れるのは、ねぎまの焼き鳥。
 それから、ふるふる首を横に振るアヤネに、ぴしゃりと言い放つ。
「お葱はお肉と一緒に食べると美味しいですから!」
 ……城島、嘘は言いません!! と。
 その声に、早速もぐもぐ焼き鳥を口にする都月もこくりと頷いて。
「そうですよ、ねぎま美味いですよ?」
 頬張る美味しさに、尻尾もご機嫌にゆらゆら。
「ほら! 都月さんもこう言ってるじゃないですか」
 そう言われれば、食べないわけにはいかないから。
 じいとねぎまを見つめた後、はむりと口に運んでみたアヤネは。
「む、さすがソヨゴ。確かに美味しいネ」
 ……BBQは全部肉派だけど間に野菜もアリ? なんて。
 思いがけず美味しいねぎまを見つめつつ、首を傾けながらも。
 ――カシュッ。
 そして、飲む前から出来上がっていた幽兵であるが。
「もっと飲めよー、色気たぬきにもはやどっちかわからん澪よー」
 ……先輩の酒が飲めねえのか?
 おビールでもっと出来上がって、絡み酒。
 そんな酔っ払いに絡まれた澪と都月は、同時に彼に視線を向けて。
「え、わからんって何が? まさかとは思うけど、性別の事じゃないよねぇ?」
「幽兵さん、俺は狸じゃなくて狐! 狸とは違う! ほら尻尾とか!」
 自分の尻尾に抱きつきつつ、澪とともに返す都月だけれど。
「ふっ、性別不明の2人よ。確かめてやんよ!」
 それでも懲りない酔っ払いは――はい、お仕置きの時間です……!
 といいことで――げしいっ!
 とりあえず幽兵のことを1回踏んでおく澪。
 そしてそれを見た都月も。
「これは踏むのが礼儀?」
 さらに――ふみっふみっ。
「ありがとうございます、我々の業界ではご褒美です」
 そう1回どころではなく踏まれる幽兵だけれど。
 よく考えて欲しい、どちらもれっきとした男子です。
 それとも、男子でもOKの性癖なのか、とりあえず踏まれる彼のどえむ趣向は誰にもわからない。
 ということで、幽兵も踏んでおいたことであるし。
 澪は再び皆に提案する。ふと目についた、それを。
「あ、ロシアン……やる?」
 そう、ロシアン稲荷寿司タイム!
「なんだよロシアン稲荷って……このご時世大丈夫か?」
 そうは言う幽兵であるけれど。
 何気にどえむには、ご褒美かもしれない……?
 そして狐尻尾を揺らしながら、じいと一見どれも美味しそうに見えるお稲荷さんを都月は見つめて。
「ロシアン稲荷……狐、じゃないけど狐に似た妖狐がハズレはダメだ! これだ!」
「辛味は苦手だけど、やるなら負けたくない…! 自分の勘を信じて……よし、これ!」
 都月に続いて、澪もひとつ選んでみて。
「ロシアン稲荷寿司? 僕はノーサンキュー」
「ロシアン稲荷寿司ですと!?」
 最初は拒否したアヤネだけれど、何気に参加する気な冬青の姿を見て。
 ……でもソヨゴが食べるなら付き合おうか。
 そうひとつずつ、稲荷寿司を手にして。
「おっと俺はこのお稲荷さんを選ぶぜ」
 幽兵も、ここで参加しなければどえむが廃る、当然稲荷寿司へと手を伸ばして。
 皆、それぞれ顔を見合わせれば――せーの!
「いただきます……! ……ん、美味しい! よかったぁー……」
「よし、いただきます! うん、美味い! これは美味い稲荷寿司」
 澪のは、普通に美味しい稲荷寿司!
 お耳をぴこりと緊張したけれど、都月も狐に似た妖怪の面目を保って、美味しいお稲荷さんをもぐもぐ。
 そして、冬青もおそるおそる食べてみれば。
「うぅ……美味しい寿司に当たりますように……美味しい! よかったー」
「ん、これは間違いなくサラダ」
 ――カシュッ。
 アヤネともども、セーフ!
 ということで。
 男らしく、豪快に口にした幽兵であったが。
「ふん……何だこの、何?? 込み上げる情熱……ッ!」
 口の中がある意味、とっても情熱的に!
 そしてその激辛という情熱を引き当てて悶える幽兵に。
「くそ、そこのエセ中国人! お茶をくれぇ!」
「エセ中国人って僕? 失礼な。本場香港仕込みの日本語だネ」
 ――カシュッ。
「はいビール」
「幽兵さん、大丈夫です!? 梅酒ならありますよ?」
 アヤネと都月が差し出すのは、お茶……ではなく、酒です。
 そしてさらに口の中がカオスになっている彼を、冬青と澪も見遣って。
「幽兵さんは酔いが激辛で醒めましたかね?」
「花屋敷さんはやっぱり持ってるなぁー……」
 ――カシュッ。
 澪はもう何度目かわからないその音のする方へと目を向け、ようやくツッコミを入れる。
「ところで……アヤネさん凄く飲んでない?」
「つか何かカシュカシュ言ってんな。アヤネ……どうなってんだあの腹……?」
「アヤネさんが止まらない……俺もおかわり! 今度は梅酒!」
「いいネ、ツヅキも飲む?」
 そうまた、カシュッと――いきそうになるけれど。
「……アヤネさん。今のでビール何本目ですか!?」
 びしいっと言い放つ冬青に甘えて、ふにゃーん。
 酔わない体質なのだけど、しれっと酔ったフリです!
 でも今日は無礼講だから……再び、カシュッ?
「飲み過ぎですよ!」
 酒は飲んでも飲まれるな、だってまだまだ楽しい大宴会は続くのですから!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

真宮・奏
義兄の瞬(f06558)と参加

奈落にいらっしゃった大いなる方に元気な姿をお見せすればいいのですね。此華咲夜若津姫、スケールが大きいお母さんって感じですかね。楽しむのがいいのなら存分に楽しみましょう!!もう美味しそうな匂いが・・・

まず焼き肉です!!後串揚げにおこわ!!う〜ん、美味しい!!兄さんも結構箸を付けてますね?食べてるのは天ぷらですか。

ああ、兄さんなら甘味も欲しいですよね。各種団子、抹茶パフェ、抹茶ロール!!兄さんは密かにパフェ全種類制覇してますね!?流石。

後一ヶ月でお酒飲めるんですが、残念。抹茶ラテにします!!

ああ、幾らでも食べれます。楽しむ姿を喜ぶのはまさにお母さん、って感じですよね。


神城・瞬
義妹の奏(f03210)と参加

その身滅んでも人を慈しむ心は残ってる・・・。此華咲夜若津姫、まさに大いなる母って感じですね。彼の方を喜ばせる為、元気に宴を楽しみますか。ああ、もう奏が料理に目をキラキラさせています。

奏と共に焼き肉をいただきながらおこわと天ぷらを頂きます。ええ、美味しく頂いていますよ。奏も一杯食べているようで。

僕としては各種甘味も見逃せません。各種団子も見逃せませんが、三種類の和風パフェも心惹かれますね・・・全部頂いてしまいましょう。

飲み物は果実酒を頂きます。奏は一ヶ月足りないですね。残念。

ああ、楽しいですよ。本当に。その宴が彼の方の心に響けばいいですね。



 霊峰アマツが頂く二本の巨大な天津太刀。
 そしてそんな霊峰を中心に広がる都市国家が今回やって来た、霊峰天舞アマツカグラであるが。
 そんなアマツカグラでも、向かうのは地下。
 今回の目的地である、広大な空間『奈落』である。
 真宮・奏(絢爛の星・f03210)はそんな奈落へと、義兄の神城・瞬(清光の月・f06558)と赴いたのだが。
「奈落にいらっしゃった大いなる方に元気な姿をお見せすればいいのですね。此華咲夜若津姫、スケールが大きいお母さんって感じですかね」
「その身滅んでも人を慈しむ心は残ってる……。此華咲夜若津姫、まさに大いなる母って感じですね」
 目的は、此の地を今もなお慈しむ、此華咲夜若津姫へと元気な姿をみせること。
 そのために、この奈落では今、盛大に催されているのだ。
「彼の方を喜ばせる為、元気に宴を楽しみますか」
 そう、参加するのは、賑やかな奈落大宴会!
 そして奏は、すでに気合い十分。
「楽しむのがいいのなら存分に楽しみましょう!!」
 ――もう美味しそうな匂いが……。
 ぐるりと宴会場に視線を巡らせれば。
「ああ、もう奏が料理に目をキラキラさせています」
 瞬の言う様に、瞳が輝いています!
 けれどそれも頷ける。
 奈落に持ち込まれたのは、このアマツカグラのものは勿論のこと、各地から様々な食べ物や飲み物、甘味まで。
 それから逸るようにわくわくと席についた奏は。
「まず焼き肉です!! 後串揚げにおこわ!!」
 ……う〜ん、美味しい!!
 早速、めっちゃ満喫しています、ええ。
 けれど美味しいものを堪能しているのは、何も奏だけではなくて。
「兄さんも結構箸を付けてますね?食べてるのは天ぷらですか」
「ええ、美味しく頂いていますよ。奏も一杯食べているようで」
 瞬だって、奏と共に焼き肉をいただきながら、おこわと天ぷらにも舌鼓。
 そして勿論、欠かせないのは。
「僕としては各種甘味も見逃せません」
「ああ、兄さんなら甘味も欲しいですよね」
 ということで、ぺろりと美味しく焼き肉や串揚げやおこわ、天ぷらを食べ終わった後。
「各種団子、抹茶パフェ、抹茶ロール!!」
「各種団子も見逃せませんが、三種類の和風パフェも心惹かれますね……全部頂いてしまいましょう」
「兄さんは密かにパフェ全種類制覇してますね!? 流石」
 別腹すぎるデザートも、余すことなくいっぱい存分にふたりで食べちゃいます!
 それから少し休憩にと、飲み物を選んで。
「飲み物は果実酒を頂きます。奏は一ヶ月足りないですね。残念」
「後一ヶ月でお酒飲めるんですが、残念。抹茶ラテにします!!」
 今日はまだお預けだけれど……奏が、瞬が飲んでいるようなお酒を楽しめるまで、あともう少し。
 そんな間近な未来を楽しみに、改めて乾杯した後。
「ああ、幾らでも食べれます」
 ええ、まだまだこれからが本番です!?
 再びうきうきと美味しい物を選んではほくほくと食べて。
「楽しむ姿を喜ぶのはまさにお母さん、って感じですよね」
「ああ、楽しいですよ。本当に」
 自分達は母のあたたかさを知っているから。
 ふたりは、この地に在ったお母さんが喜ぶように、目一杯全力で大宴会を楽しむ。
 ……この宴が彼の方の心に響けばいいですね、って。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

夏彦・星彩
【ココ彩】
EB世界も大宴会も初めてふたりになるぞー
オトナか気にせず此処では食べ放題、
好きなものをいっぱい楽しも〜

アマツカグラは和風なとこらしいので
見覚えあるような和菓子も沢山あるような〜
星彩は全ての美味しいを愛するものだが
焼き立て団子は気になって…!
色んな味あるが、しょっぱさ引き立つ
磯部団子は美味しいお裾分けもしよ〜

ココの気になるはどれだろうなぁ
ウサギ饅頭も鯛焼きもおいしそうだぞー
中身が見えない魚ワクワクするなぁ(味お任せ
チョコやカスタードな洋風もウマいと思って
ココのと半分こしたら美味しいが沢山だ〜

ぽかぽか足湯も体験したら
甘いものも、宴会の雰囲気も
お腹いっぱい楽しめて何よりだぞぅ


ココ・ロロ
【ココ彩】
どこもにぎやかで楽しそうです!
ふふー、ココ達もいっぱい食べちゃいましょ~!

わがしというのですね
あまいのだけじゃなくて、しょっぱいのも…
どれにしようか迷っちゃいます
サイさんの好きなおいしい、ココにもくださいな

むむ…見ただけじゃわからないのもありますね
あっ、うさぎさんの…おまんじゅー?
いくつかもらってサイさんと食べましょー
お魚さんはたいやき…ですか?
味がいくつかあるのですね
ココはこれと~これ!(味お任せ
ふふー、何味でしょう
ドキドキしちゃいますね
サイさん、ココのと半分こしましょ~!

あしゆー?というのもあるみたいですよ!
あそこでゆっくり食べましょうか
ぽかぽか、あまあま
えへへ、しあわせ~ですね



 わくわく、どきどき……だって、初めてがいっぱい。
 エンドブレイカーの世界も、大宴会も、ふたりにとっては初体験。
 でも、会場となっている霊峰天舞アマツカグラの地下『奈落』に足を踏み入れれば。
「どこもにぎやかで楽しそうです!」
 ココ・ロロ(ひだまり・f40324)は興味津々、そうっと視線を巡らせてみた瞳をキラキラ。
 そしてこういうのを、無礼講、というらしい。
 そう……大人も子供も関係なく、皆で思いきり自由に楽しめばそれで良し!
 というわけで、アマツカグラのものから他各地から持ち込まれた食べ物飲み物は、全部食べ放題という話だから。
 夏彦・星彩(アルベード・f38088)だって、存分にココと一緒に堪能するつもり。
「好きなものをいっぱい楽しも〜」
「ふふー、ココ達もいっぱい食べちゃいましょ~!」
 そして今回訪れたアマツカグラは、和の雰囲気漂う世界のようだから。
「見覚えあるような和菓子も沢山あるような〜」
 星彩が見つめるのは、馴染みがあるものもある、たくさんの和風な甘味たち。
 逆にココにとっては尻尾もゆうらり、見たことないものばかりで。
「わがしというのですね」
「星彩は全ての美味しいを愛するものだが焼き立て団子は気になって……!」
 そうそわりとしながら星彩が向かうのは、色々な味の団子を焼いて提供している場所。
「色んな味あるが、しょっぱさ引き立つ磯辺団子は美味しいお裾分けもしよ〜」
「あまいのだけじゃなくて、しょっぱいのも……」
 おかし、というから甘いのかと思いきや、そうじゃないものもいっぱいらしくて。
 ……サイさんの好きなおいしい、ココにもくださいな。
 そう美味しいものを知っている彼にお願いしつつも、改めてきょろり。
「どれにしようか迷っちゃいます。むむ……見ただけじゃわからないのもありますね」
 見れば見るほどどれも美味しそうで、ますます悩んでしまう。
 そして……ココの気になるはどれだろうなぁ、なんて、そんな様子を星彩が見守っていれば。
 ココのお耳が、ぴこんっ。
「あっ、うさぎさんの……おまんじゅー?」
 見つけたのは、ちょこんと大皿にお行儀良く並ぶ、うさぎ饅頭たち。
 そしてそれを、自分のと星彩もいくつか貰って。
 ひとつ見つければ、さらに続いて、お耳もぴこぴこっ。
「お魚さんはたいやき……ですか?」
「ウサギ饅頭も鯛焼きもおいしそうだぞー」
 星彩と並んで覗き込んでみるのは、鯛焼き。
「味がいくつかあるのですね」
 聞けば、中身が色々違うみたいだから。
「ココはこれと~これ!」
 とりあえず目についたものをいくつか受け取れば。
「中身が見えない魚ワクワクするなぁ」
「ふふー、何味でしょう。ドキドキしちゃいますね」
 ふたりでドキドキ、顔を見合わせて頷き合えば――ぱくりっ。
「チョコやカスタードな洋風もウマいと思っていたが、星彩のはミルク餡だったぞー」
「ココのは……白いあんこ、ですか?」
 見た目は同じ様なお揃いの色をしていたけれど。
 食べてみればそれぞれ、和風と洋風の、白餡とミルク餡。
 でも、ぱかっと半分に割って。
「サイさん、ココのと半分こしましょ~!」
「ココのと半分こしたら美味しいが沢山だ〜」
 美味しいや嬉しいを、ふたりで半分こ。
 それから、ふたりで尻尾をゆらゆら、どこで食べようかと視線を巡らせていれば。
「あしゆー? というのもあるみたいですよ! あそこでゆっくり食べましょうか」
 そうっとドキドキ、見様見真似で足を温泉に浸けてみて。
 並んで座って戦利品を沢山ひろげて、美味しいものをいっぱい、分けあいっこすれば。
 ぽかぽか、あまあま――とっても幸せな心地。
 そんな足湯もふたりで体験してみつつ、星彩は焼き立て団子をぱくり。
「甘いものも、宴会の雰囲気も、お腹いっぱい楽しめて何よりだぞぅ」
「えへへ、しあわせ~ですね」
 初めての大宴会は、ふたりでどきどきわくわく、美味しいものもたくさんで。
 またひとつ一緒に知れた、とっても楽しいひととき。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

オリビア・ドースティン
【同行者:ウィリアム・バークリー(f01788)】

宴会で英気を養うのは間違いないですからね、腹ごしらえも兼ねているのでしょう
「暦は秋ですし食材も豊富ですね」

では食べやすい水炊きを確保してウィリアム様と鍋を囲みます
「鶏肉や白菜にキノコなど癖が少ないので食べやすいですしポン酢でさっぱりといただいてください」
加減を見て新しい具材(つみれや豆腐など)を追加しつつ楽しみます

「具材はもういいですね、〆を作りましょう」
最後にうどんを入れて一煮立ちさせて卵で軽く閉じてこねぎをちらして完成です
「出汁も溶け込んでますし最後までいただきましょう」

二人で美味しくいただいたらごちそうさまでした
では戦争も頑張りましょう


ウィリアム・バークリー
オリビア(f28150)と

これはまた広大な空間だね。昔の戦争で見た巨大な女の人が入っていても窮屈じゃなさそうだ。
宴会と攻略とどう繋がるのかよく分からないけど、せっかくだからご相伴にあずかろう。

地の底はまだ秋でもひんやりして、鍋がほしくなるね。
ぼくがテーブル抑えるから、オリビアは鍋の確保お願い。

はい、オリビア、お疲れ様。まずは何?
へぇ、水炊きっていうの? ぐつぐつと美味しそうに煮立ってる。冷めないうちに食べよう。
このポン酢が、またよく合うね。

もう食べ尽くした鍋をどうするの?
あ、うどん入れるのか。この土地ならではの食べ方だ。
じゃあ、最後まで味わい尽くそうか。

ふぅ、いっぱい食べたね。
ご馳走様でした。



 大きな戦いが連日繰り広げられている、エンドブレイカーの世界。
 そして今回赴いたのは、その中の都市国家のひとつ、霊峰天舞アマツカグラであるが。
 巨大な二本の天津太刀を頂く霊峰アマツが望める風景――ではなくて。
「これはまた広大な空間だね。昔の戦争で見た巨大な女の人が入っていても窮屈じゃなさそうだ」
 足を運んだのは、アマツカグラの広大な地下『奈落』である。
 そんな奈落へと、ウィリアム・バークリー(“聖願ホーリーウィッシュ”/氷聖・f01788)とオリビア・ドースティン(ウィリアム様専属メイド・f28150)がやって来た目的は――そう、この場所で開かれている、大宴会に参加するため。
 戦争中とは思えない、豪勢な食べ物や飲み物が並ぶ、賑やかな光景。
 ウィリアムはその様子に視線を巡らせながら、小さく首を傾けるけれど。
「宴会と攻略とどう繋がるのかよく分からないけど、せっかくだからご相伴にあずかろう」
 ここにきた自分達がやるべきことは、この宴会を目一杯楽しむことだと聞いているし。
 そうすることで、何らかの加護が得られるらしいということであるし。
「宴会で英気を養うのは間違いないですからね、腹ごしらえも兼ねているのでしょう」
 オリビアの言う通り、いわゆる、腹が減っては戦はできぬ、というものかもしれない。
 何より、各地より持ち込まれた様々な種類の料理は美味しそうだから。
 細かいことは気にせずに、大宴会を楽しむべく、歩みをすすめれば。
「地の底はまだ秋でもひんやりして、鍋がほしくなるね」
 ウィリアムの目にとまったのは、あたたかそうな鍋。
「暦は秋ですし食材も豊富ですね」
「ぼくがテーブル抑えるから、オリビアは鍋の確保お願い」
 食材選びはメイドである彼女の得意分野だろうから、オリビアに任せて。
 テーブルを確保して待つウィリアム。
 そして色々な食材と一緒に戻って来た彼女へと。
「はい、オリビア、お疲れ様。まずは何?」
 労いの言葉と問いを向けてみれば。
「鶏肉や白菜にキノコなど癖が少ないので食べやすいですしポン酢でさっぱりといただいてください」
 オリビアが選んだのは、食べやすい水炊き。
 鍋を囲みながらそう食べ方を告げつつ、具材を入れていって。
 いい具合に煮えたものから、ウィリアムの皿へとよそっていく。
 そんな様子に、ウィリアムも興味津々。
「へぇ、水炊きっていうの? ぐつぐつと美味しそうに煮立ってる。冷めないうちに食べよう」
 オリビアが食べやすいとすすめてくれた鶏肉をひとくち、口に運んでみれば。
「このポン酢が、またよく合うね」
 知っているチキン料理とはまた違った、旨味たっぷりの爽やかな味わい。
 オリビアはそう水炊きを堪能する主人の様子を見ながらも。
「豆腐は熱いのでお気を付けください」
「じゃあ、豆腐はもう少し冷まして食べてみるよ。この肉の団子は大丈夫?」
 加減を見て、つみれや豆腐などの新しい具材も追加しつつ、主人と共に鍋を囲んで楽しんで。
 鍋に投入した具材は全て食べ終わった……はずなのだけれど。
「具材はもういいですね」
「もう食べ尽くした鍋をどうするの?」
 再び具材のない鍋につけられた火に、首を傾けるウィリアム。
 そんな主人に、オリビアは手際良く作業しながらも答える。
「〆を作りましょう」
「あ、うどん入れるのか。この土地ならではの食べ方だ」
「出汁も溶け込んでますし最後までいただきましょう」
 それは、初めて味わう食べ方だけれど。見るからに美味しそうであるし。
 何より、彼女に任せておけば安心だから。
「じゃあ、最後まで味わい尽くそうか」
 郷に入っては郷に従え……この土地の食べ方で、残さずいただくことに。
 そしてそんな締めのうどんも、やはり美味しくて。
「ふぅ、いっぱい食べたね。ご馳走様でした」
「ごちそうさまでした」
 オリビアは手を合わせた後、抜かりなく片付けをはじめながらも、水炊きを存分に堪能した主人へと続ける。
 ……では戦争も頑張りましょう、と。
 美味しく楽しく宴を楽しんで、英気も充分養えたし――この地をいまだ慈しむ姫の加護もきっと、受けられるに違いないから。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

藤崎・美雪
【一応WIZ】
アドリブ連携大歓迎
清史郎さん同行希望
指定UCは演出

宴会とあらば、喜んで参加させていただこう
まあ、カフェオーナーとして、宴会場の片隅にカフェコーナーは用意するが

というわけで、指定UCで淹れたコーヒーや他の飲み物を
宴会参加者に振る舞おう
清史郎さんもよければ一杯、どうだ?

実はエンドブレイカー! 世界の料理やスイーツにも興味があるので
折を見て宴会場を回り、色々少しずつ味わってみよう
ふむ…和が多めだが和洋折衷な雰囲気は良き良き
どこかUDCアースのお祭りに近いものを感じるかもしれぬな

ところで、闇鍋には何が入っているのだ?
(食材を聞いて)…ちょっと私は遠慮しておきたいかも?



 今まさに、戦火の只中にあるエンドブレイカーの世界。
 そして都市国家のひとつ、霊峰天舞アマツカグラへと降り立った藤崎・美雪(癒しの歌を奏でる歌姫・f06504)は気合十分に。
「宴会とあらば、喜んで参加させていただこう」
 アマツカグラの地下に広がる『奈落』へと赴けば、エプロンを颯爽とつけて準備万端。
 奈落で催されている大宴会の片隅に用意するのは、そう――カフェコーナー。
 この大宴会を盛り上げる一助となればというはからいだ。
 何せ、今回この奈落大宴会に参加した猟兵達がやるべきことは、とにかく目一杯楽しむこと。
 そうすれば、この地にいまだ満ちるかの姫の慈しみの加護を受けることができるらしい。
 それになにより、やはり美雪はカフェオーナー。
 というわけで、早速。
「私の喫茶の特製ブレンドコーヒー、召し上がれ。コーヒーが苦手な方には別の飲み物を提供するぞ」
 振舞うのはやはりこれ、ユーベルコード印のスノウホワイト特製ブレンドコーヒー!
 淹れたコーヒーをはじめ、他の飲み物まで、その人ごとの好みに合わせて。
 癒やしの香気漂う極上の飲み物を提供していく。
 そして、そんな香気に誘われて。
「おお、とても良い香りだな」
「清史郎さんもよければ一杯、どうだ?」
 やって来た清史郎にも、スノウホワイト特製ブレンドコーヒーを一杯淹れて差し出して。
 砂糖を何だかすごく入れていた気もするが、雅やかに味わう彼の様子はほこほこご満悦。
 そして、一通り飲み物を振舞った後。
「ふむ……和が多めだが和洋折衷な雰囲気は良き良き。どこかUDCアースのお祭りに近いものを感じるかもしれぬな」
 実は美雪は、このエンドブレイカー! 世界の料理やスイーツにも興味があるから。
 折を見て広い宴会場をくるりと回ってみて。
 美味しく堪能している参加者の感想なども聞きつつ、自分も色々少しずつ味わってみる。
 そして、ふと目についたそれをまじまじと見つめてみて。
「ところで、闇鍋には何が入っているのだ?」
「俺は、先程食べてみて美味しかった鯛焼きを入れてみた」
「清史郎さん、それ、もう溶けてるんじゃ……」
 何だか楽しそうに笑む彼に、そうツッコんでから。
 ……食べられるものだからまだいいのか? なんて一瞬思いかけるも。
 気を取り直し、ふるりと首を横に振って。
「……ちょっと私は遠慮しておきたいかも?」
 カオスの予感しかしない闇鍋はやはり、丁重にお断りするのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

鈴鹿・小春
右京センパイ(f35357)と!

うわー凄い場所!
此華咲夜若津姫は凄い大きな魔女だったらしいけど地下でもこの広さなら納得…!
僕はぼうやじゃないけど一杯楽しんでるとこ見せて盛り上がっちゃおー!

右京センパイ見つけてごあいさーつ!
一緒に景気よく乾杯しません?
酔っ払うのは後が大変かもなのでなんか見かけた美味しそうなジュースでも。
種類は書いてないけども、とりあえずごー!
意外と酸味強くてビックリするかもだけど宴会だしそういう事もあるよね!
鉄板焼きで色々海の幸山の幸を一緒に美味しく焼き上げ味わって…右京センパイやっぱ料理上手いなーとか思ったり。
世界違っても料理の腕は裏切らない、のかも?

※アドリブ絡み等お任せ



 仰いだ空に見えた、霊峰の頂にある巨大な二本の天津太刀も見応えある風景だけれど。
「うわー凄い場所!」
 鈴鹿・小春(万彩の剣・f36941)は、くるりと視線を巡らせた瞳を思わずぱちり。
 やって来たのは、この霊峰天舞アマツカグラの地下に広がる『奈落』。
 いや、広大だとは聞いてはいたけれど。
「此華咲夜若津姫は凄い大きな魔女だったらしいけど地下でもこの広さなら納得……!」
 そのあまりの広さに思わず驚くも、うんうんとすぐに頷いてから。
 今なおこの地に残されているという、彼女の「ぼうや達」に対する慈愛による「何らかの加護」を得るために。
「僕はぼうやじゃないけど一杯楽しんでるとこ見せて盛り上がっちゃおー!」
 小春はこの奈落で繰り広げられている大宴会にいざ、参戦!
 それからふと見つけたのは、地下の奈落でも目立つ赤い髪。
「右京センパイ、こんにちはー!」
「お、小春も来てたのか!」
 たまたま居合わせた、右京であった。
 そして折角、この場所で出会ったのだから。
「一緒に景気よく乾杯しません?」
「おお、いいな! パーッと楽しく乾杯するぞっ」
 まずは何か飲み物で、乾杯することに!
 この大宴会には、アルコール類も沢山用意されているというけれど。
「酔っ払うのは後が大変かもなのでなんか見かけた美味しそうなジュースでも」
 念の為、今回はジュースで乾杯することにして。
 よく何のジュースかは書いてなかったけれど……近くにあったものをふたつ取って。
「右京センパイ、よかったらどうぞ!」
「お、ありがとな! 気が利くな、小春。俺の髪みたいに赤いジュースか!」
「僕のは、レモネードかな?」
 とりあえず景気良く、乾杯!
 そしてやはり景気良く、ごー! ぐびっと同時に飲んでみれば。
「!?」
「……ッ!!?」
 小春のは、やたらすっぱすぎるレモネード。
 そして右京のは、めっちゃめちゃ辛いハバネロドリンク!?
 そう……実はそのドリンク台は、罰ゲーム用ドリンクコーナーでした!!
 そんな超すっぱいレモネードを飲んで、その強い酸味にびっくりしたものの。
「宴会だしそういう事もあるよね!」
「そ、そうだな……えっ、そうなのか?」
 まだ激辛のダメージを負っている右京は首を傾げるけれど。
「右京センパイ、鉄板焼きしません?」
「おお、いいな! この俺の腕の見せどころだな!」
 色々口の中に生じる衝撃には慣れている右京は気を取り直し、そうドヤ顔。
 それから今度こそ平和に美味しく。
 海の幸も山の幸も、良い感じに沢山焼き上げて。
 皿によそわれたそれをひとくち食べてみれば、絶妙な焼き加減。
 そんな、おかんかのように、焼いては皿にのせてくれる様々な食材を楽しみながら。
(「……右京センパイやっぱ料理上手いなー」)
 俄然張り切るその姿を見つめつつ、小春は思うのだった。
 ……世界違っても料理の腕は裏切らない、のかも? なんて。
 そう、きっと美味しいは万国共通――楽しくわいわい食べれば尚更です!

大成功 🔵​🔵​🔵​

叶・灯環
【月環】

いやはや。其処彼処で美味そうな香りがしますねぇ
アンタ食えないものは…はは、愚問でしたか
では端から端まで!行ってみましょう

おこわに天ぷらと串揚げ
お、すき焼きいいですねぇ
もちろんご相伴預かりますとも
林檎が入ったおこわなんて初めてだがいけるな
うんうん、エビは天ぷらも串揚げでも優秀。すげぇ美味い
ユアは気に入ったもんありました?
鶏天めちゃくちゃ美味そう
追加で頂くの決定だな
たまご天ぷらも割ってからくる視覚の暴力
間違いない。一等これが、なんて選べませんね

へえ。アルコール抜きでも作ってくれるのか
俺はまだ飲めないからアルコール抜きで
詳しくないんでお任せでお願いしてもいいですか?甘いと嬉しいです
ユアはどうします?確か成人してましたよね
俺に気を遣わず酒を飲んでいいんですよ
ははっ欲望に忠実よろしい事で
それじゃ乾杯!
一口飲んで余程のことがない限りは美味しく頂く

食いもんはどれも美味いし
温泉足湯もあって極楽すぎる
流石に一日じゃゆっくりと見て回れませんからね
また必ず訪れましょう
次は甘味制覇してみたいものです


月守・ユア
【月環】

お~♪豪華な宴のラインナップ!
ふふっ、食べられないものはないよ
食えるもの食べていこうじゃないかっ

僕はてんぷらと…お、贅沢にすき焼きも食べてみる?
一緒に食べようよ、すき焼き!
おこわもいいね
秋の味覚にいっぱいで美味しそ!
てんぷらは鶏天とか美味しいっ
外はサクサク、中はジューシー
天つゆで食べても、塩味で食べても…うまっ
お、たまご天ぷらもあるよ!中をわると…半熟!
どれもこれも美味しくて…お気に入りが選べません(きりっ)

飲みものは…お酒もある…!
いいね、ノンアルカクテルでも作ってもらえるんだ
…うっ、一人、酒を飲むなんて――黒糖リキュールのミルク割りお願いしまーす!
(大人の欲望には抗えません!)
飲みものが来たら、乾杯♪とグラスを掲げて
一口飲めばほんわり広がる甘い味わいに、はぁ…と感動を零す
酒でも甘味、万歳~♪
甘味好きとしては本当にたまらない

はぁ…アマツカグラ、なんて良き国なんだ
戦が終わったらまた遊びに来ようか
うんうん、温泉があるのもまた魅力!
お、大賛成!甘味も腹はち切れるくらい食べよう



 飲めや歌えや、美味咲くや――訪れたのは、豪華三昧な宴。
 その会場は、巨大な二本の天津太刀を頂く「霊峰アマツ」を望める……ような場所ではなくて。
 アマツカグラの霊峰の地下に存在する大空洞『奈落』。
 けれどある意味、ぐるりと見回すその風景は絶景。
「お~♪ 豪華な宴のラインナップ!」
「いやはや。其処彼処で美味そうな香りがしますねぇ」
 豪華絢爛、美味佳肴、各地から集めたとびきりの料理や飲み物を景気良くご賞味あれ。
 宴会を目一杯楽しむことで、この地に今も尚満ちる魔女の慈愛の加護を受けられるという。
 そんな猟兵としての任務は勿論、ご馳走並ぶ宴の様子を見回す月守・ユア(月影ノ彼岸花・f19326)の気合は十分だから。
「アンタ食えないものは……」
「ふふっ、食べられないものはないよ」
 向けられた叶・灯環(あまつかぜ・f38935)の視線や問いに、迷わず笑んで返して。
「はは、愚問でしたか」
「食えるもの食べていこうじゃないかっ」
「では端から端まで! 行ってみましょう」
 そんな彼女の姿を映した紫苑の瞳を細め、灯環だって勿論食い倒れるつもり。
 そして改めて料理を眺めてみれば、早速気になったのは。
「おこわに天ぷらと串揚げ……」
 もっちりほこほこ、栗とサツマイモと林檎を使ったアマツカグラ名物の秋のおこわに。
 カラッとさくさく揚げたての天ぷらに、さっくりふわふわなバリエーションに富んだ串揚げ。
「僕はてんぷらと……お、贅沢にすき焼きも食べてみる?」
「お、すき焼きいいですねぇ」
「一緒に食べようよ、すき焼き!」
「もちろんご相伴預かりますとも」
 そして、甘辛の割り下がしっかりしみ込んだ牛肉や野菜が具材が絶品の贅沢なすき焼き!
 灯環はそう頷いて返しつつ、まずはおこわをはむりと口に運んでみれば。
「林檎が入ったおこわなんて初めてだがいけるな」
「おこわもいいね。秋の味覚にいっぱいで美味しそ!」
 もっちりふっくらおこわに、ほんのり林檎の甘さが思いのほかマッチしていて。
 ほくほくな栗やねっとりした芋とまた違った、柔らかいけれどしゃきっとした食感がまた良い感じ。
 そんな秋の味覚満載のおこわを堪能しながらも。
 次に箸を向けるのは、食欲そそる揚げ物。
「うんうん、エビは天ぷらも串揚げでも優秀。すげぇ美味い」
 さくさくカラッと揚がった海老の天ぷらは、噛めばぷりぷり。
 ソースでいただく串揚げになれば、また違った濃厚な美味しさで。
「ユアは気に入ったもんありました?」
「てんぷらは鶏天とか美味しいっ。天つゆで食べても、塩味で食べても……うまっ」
 ユアのお気に入りの一品は、鶏天。
 さくっとした軽やかさの後におとずれる、じゅわっと柔らかい鶏の美味しさは、天つゆと塩のどちらでいただいても幸せ。
 それは見ているだけでもわかるし、そわりとしてしまうくらいだから。
「鶏天めちゃくちゃ美味そう。追加で頂くの決定だな」
 次は鶏天もいただこうと、灯環の決意も固い。
 そして次から次へと押し寄せるのは。
「お、たまご天ぷらもあるよ!」
 たまごの天ぷらを箸で割って見れば……とろ~り、半熟!
 そう、まさに視覚の暴力。
 だからユアはきりっと、こう断言せざるを得ないのである。
「どれもこれも美味しくて……お気に入りが選べません」
「間違いない。一等これが、なんて選べませんね」
 何度目になるかわからない頷きを返す灯環も当然、それに異議など全くありません。
 いや、沢山の種類があるのは何も食べ物だけではなく。
「飲みものは……お酒もある……! いいね、ノンアルカクテルでも作ってもらえるんだ」
「へえ。アルコール抜きでも作ってくれるのか」
 飲み物だって、各種酒類からノンアルコールのものまで、選り取り見取り。
 お品書きをみていれば、あれもこれもと目移りしてしまうから。
「俺はまだ飲めないからアルコール抜きで。詳しくないんでお任せでお願いしてもいいですか?」
 ……甘いと嬉しいです、と灯環はお任せで注文してから。
「ユアはどうします? 確か成人してましたよね。俺に気を遣わず酒を飲んでいいんですよ」
 そう連れを見遣れば……ふるふると首を横に振りながらも、ユアも飲み物の注文を告げる。
「……うっ、一人、酒を飲むなんて――黒糖リキュールのミルク割りお願いしまーす!」
 ええ、大人の欲望には抗えません!
 そうアルコールの到着にうきうきする彼女に、灯環は思わず笑み零して。
「ははっ欲望に忠実よろしい事で」
 運ばれてきたのは、ユアの黒糖リキュールのミルク割りと、彼女のものと合わせて作られた灯環の甘い黒糖きなこミルク。
 飲み物を手にすれば、奈落の空へと掲げて――。
「それじゃ乾杯!」
「乾杯♪」
 かちりとグラスを合わせあって、乾杯!
 一口飲めば、口の中にお互い広がるのは、ほんわり甘い味わい。
「はぁ……酒でも甘味、万歳~♪」
 思わず溜息とともに感動が零れてしまう。
 甘味好きとしては本当にたまりません!
 それに、ふたりが食べ物や飲み物、甘いものと一緒に楽しむのは。
「はぁ……アマツカグラ、なんて良き国なんだ」
「食いもんはどれも美味いし、温泉足湯もあって極楽すぎる」
「うんうん、温泉があるのもまた魅力!」
 アマツカグラにこんこんと湧く温泉!
 この奈落の宴会会場でも足湯が堪能出来て。
 美味しい物に舌鼓を打ちながら、ぬくぬくな足湯にじわりと浸かれば、また気分は最高。
 そして今回は宴会がメインだから足湯だけだけれど。
「戦が終わったらまた遊びに来ようか」
「流石に一日じゃゆっくりと見て回れませんからね。また必ず訪れましょう」
 ちゃぷりと聞こえる水音も心地良く、まろやかな湯にゆっくりと浸かってもみたいし。
 東方の風情が色濃い景色を見て回るのもまた楽しいだろうし。
 それに、やはり何よりも。
「次は甘味制覇してみたいものです」
「お、大賛成! 甘味も腹はち切れるくらい食べよう」
 甘味の全制覇をふたりで果たすために――平和を取り戻したこの地への再訪を、約束げんまん。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ミラ・オルトリア
【想焔】

なんて賑やかな宴の会場っ
心も躍らせて焔誠くんと視線を合わせる

「あっち!足湯があるって!
温泉って私、初めてみるよ!」
温泉楽しみながら美味しい物もいただけるって…!
知識では知っているけど足湯も初めての経験
食事をしながらというのは至福な事と本で読んだ事がある

スイーツをお供に足湯にいこう!
焔誠くんは何にする?
私はね、この秋の和パフェ♪

足湯に浸かれば爪先から温まってゆく
はわぁ…と気の抜けた声を零す
そして一口食べるパフェには言葉にならない幸福で胸いっぱい!
「ほっぺ落ちそうってこの事なんだね!」
幸せにほんわり笑み咲かせ
戯れに頬を突かれると
「ふふ、焔誠くんも食べてみなよっ」

戯れ乍ら
パフェと足湯の環境を見渡す
「私もこんな風に至福をお届けできるようになりたいなぁ
癒される上に美味しいスイーツを届けられたら
皆の心に花を咲かせられるかなって…」
いつでも幸せは絶えずここにあるよって

力になってくれる
彼の優しさに心まで温もりが広がるよう
「ありがとう
焔誠くんの優しさも寄り添ってくれるから
私、いっぱい頑張れるんだ」


黄・焔誠
【想焔】
アドリブ歓迎

_

奈落と言うからどんな所かと思えば、…大層賑やかなことで。
隣のミラと目が合えば、フと微笑い

へえ、温泉
俺も経験はないな、……どこかで記憶を落っことして来てなければの話だが
湯船とは違うものなのか、と少しばかり興味を示し

パフェを頬張り幸せそうな顔する姫さんを見て瞳細め
ほっぺが落ちそうとはこの事なんだねと笑うミラの頬を軽く突いて
「落っこちたらちゃんと拾ってくっつけてやるよ」
なんて戯れを口にしたりして

たい焼きを頭からガブリと食べつつ彼女の話を聴く
「俺から見れば、お前はもう既に、その心と歌で兵らを癒しているように見えるが」
飾り気のない、素直な言葉でそう伝え
「…お前の、他者に真っ直ぐ向き合うその姿勢に、救われた者も多かろうな」
新メニュー考案もパフォーマンス練習も、俺で力になれることなら付き合おう

──幸せは絶えずここにある
(「……眩しいな」)
けど、それでいい
彼女は光の差す場所が、よく似合う



 霊峰天舞アマツカグラ――その都市国家の中心に聳えるのは、巨大な二本の天津太刀を頂く「霊峰アマツ」。
 そして今回足を運ぶのは、霊峰の地下に存在する大空洞『奈落』。
 そんな広大な奈落で盛大に行われているのは。
「なんて賑やかな宴の会場っ」
 そう――くるりと周囲を見回しミラ・オルトリア(デュナミス・f39953)が言ったような、大宴会!
「奈落と言うからどんな所かと思えば、……大層賑やかなことで」
 黄・焔誠(フレイムブリンガー・f40079)も届いた声に頷き、ふと隣へと目を遣れば。
 フと微笑い零すのは、心躍らせている彼女と視線がぱちりと合ったから。
 ミラも重なる視線に逸る気持ちを隠せぬように、声弾ませて。
「あっち! 足湯があるって! 温泉って私、初めてみるよ!」
 温泉楽しみながら美味しい物もいただけるって……!
 なんて、わくわくと湯気がほわり立つ方向を指しつつ、もう一度焔誠を見上げれば。
「へえ、温泉。俺も経験はないな、……どこかで記憶を落っことして来てなければの話だが」
 彼女の指先を追ってみた焔誠も……湯船とは違うものなのか、と少しばかり興味を抱いた模様。
 ざっと辿ってみた記憶には、温泉を経験した覚えがないから。
 けれど、初めてでも、ミラは識っているのだ。
(「食事をしながらというのは至福な事と本で読んだ事がある」)
 でも知識では知っているけど、温泉は勿論、足湯も初めての経験で。
 むしろ本で読んでしっているからこそ、それを実際に出来る今が、どきどき嬉しくて期待も大。
 そして、温泉に足を早く浸してみたいっていう好奇心もむくむくわいているけれど。
 ミラが足湯に行く前に向かったのは。
「スイーツをお供に足湯にいこう! 焔誠くんは何にする?」
 美味しくて甘い物が沢山並んでいる、デザートコーナー。
 ちょこり可愛い食べやすいうさぎ饅頭やお団子とかもある中で。
 ミラが手に取ったのは、そう。
「私はね、この秋の和パフェ♪」
 甘い味覚が贅沢に重ねられた、秋満載の和パフェ!
 甘いモンブランクリームの下に、濃厚な抹茶とマロンのアイスに、食感も楽しめる寒天やゼリー。
 天辺に飾られたお月様のような栗の甘露煮の隣には、うさぎさん団子がちょこり。
 そんな和パフェを連れて、焔誠と共に今度こそいざ足湯へと向かえば。
 そろりと足湯に浸かった瞬間ミラの口から零れたのは、はわぁ……と気の抜けた声。
 だって、じわりと爪先から温まってゆく感覚が心地良くて。
 ふたり並んでちゃぷりと座れば、早速お楽しみの和パフェをいただきます!
 そしてひとくち食べてみれば、口に広がる甘さと美味しさに、ほわぁっと。
「ほっぺ落ちそうってこの事なんだね!」
 言葉にならない幸福に満たされて胸いっぱい!
 そんな幸せそうにパフェを頬張る彼女を映す銀の瞳を細めながら。
 幸せいっぱいなその頬を軽く戯れにつんと突いて。
「落っこちたらちゃんと拾ってくっつけてやるよ」
 言った焔誠に、ミラはもうひとくちはむりと口に運び、咲かせた笑みを返して。
「ふふ、焔誠くんも食べてみなよっ」
 焔誠も言われた通り、頭からたい焼きをガブリ。
 ふたり戯れつつ、甘味と足湯を存分に堪能しながらも。
 ふと、至福のパフェと、足湯やそれを楽しむ人たちの様子を見渡すミラ。
 そして心に思い描く想いを言の葉にする。
「私もこんな風に至福をお届けできるようになりたいなぁ。癒される上に美味しいスイーツを届けられたら、皆の心に花を咲かせられるかなって……」
 ――いつでも幸せは絶えずここにあるよ、って。
 唄うように甘やかに、たくさんの皆の心にいっぱい花を咲かせられるような、幸せお届け人になりたいと。
 そしてそんな彼女の話を鯛焼きを食べつつも聴いた焔誠は、こうミラへと伝える。
「俺から見れば、お前はもう既に、その心と歌で兵らを癒しているように見えるが」
 飾り気のない、素直な言葉で。
 だって、想い語る隣の彼女を見ている今も、やはり思うのだから。
「……お前の、他者に真っ直ぐ向き合うその姿勢に、救われた者も多かろうな」
 だからこそ、焔誠はこれから先も。
 ……新メニュー考案もパフォーマンス練習も、俺で力になれることなら付き合おう、と。
 彼女の咲かせた想いを花開かせたいと、そっと手を差し伸べたいと思う。
「ありがとう、焔誠くんの優しさも寄り添ってくれるから。私、いっぱい頑張れるんだ」
 力になってくれる、その優しさに心まで温もりが広がるよう……なんて。
 自分の声にそう笑むミラが。
 そして――幸せは絶えずここにある、と。
 そんな彼女の想いの言の葉が。
 焔誠にとっては――とても。
(「……眩しいな」)
 光に満ちていて、キラキラと輝いている。眩いと思うくらいに。
 それから改めて、その想い燃ゆる焔に、銀の瞳をもう一度細めて。
 ――けど、それでいい。
 そう焔誠は、そっとその心に灯すのだった。
 口に広がる鯛焼きの優しい美味しさを堪能しながらも。
 幸せそうに笑み咲かせるその姿に――彼女は光の差す場所が、よく似合う、って。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

アルフィード・クローフィ
【雲蜘蛛】

奈落って楽しそうだね!
俺の知ってる奈落と違うな!
そうそう、地獄も楽しくしないとね!

あっ!足湯!!
足湯しながらご飯食べよう!!
うん!極楽だね!ここは天国なのかな!
ん?お酌してくれるの?ありがとう!
ん、環ちゃんからのお酌のお酒は美味しい!
じゃ、俺もお酌するね!梅酒が好きなの?じゃそれを!

おこわか!和食の一つだよね!もちもち美味しいし!
ふふっ、秋の味覚だね!
俺?んーー、じゃうさぎお饅頭やお団子食べるー!
ご飯も良いけど!鍋美味しそうだし!
でも俺は環ちゃんが作ってくれた鍋今度食べたーい!
目がはえて鳴き声するの?わぁー!珍しいお鍋だね!普通に見たいし食べたいよ!
うさぎお饅頭美味しいよ?
環ちゃんも食べる?
次は何しようかなぁ
運試しのロシアン稲荷寿司?
何が入ってるのかな?

試しに頂きまーす!
ん、美味しい!ちょっとピリリして!
わぁ!環ちゃんも当たりだね!良い事あるかも!


雨絡・環
【雲蜘蛛】

あら、あらあら
此処は奈落というのですね
わたくしの知るものとも異なりますねえ
ほほほ、本当の地獄がこんな賑やかでしたら楽しそうですこと

ではお言葉に甘えてたんと楽しむと致しましょう
あの辺りは足湯も一緒に出来そうですよ
では失礼して
湯に足先を浸せば心地よいこと
極楽と言った方が相応しいのではなくて?
アルフィードさん、お酌を致しましょうか
さあご一献
それは宜しゅう御座いました
わたくしは梅酒を頂きましょう
ま、恐れ入ります

それとおこわを
芋栗南瓜は女の好む代表格
その内の芋栗が入ったおこわとあっては
アルフィードさんは何を召し上がりますか?
甘味も良いですねえ
わたくしが作る鍋料理、ですか
これからは鍋物が美味しくなりますものねえ
では今度挑戦致しましょう
わたくしが作ると何故か目が生えたり鳴き声がしますけれども
よろしくて?

ええ、お饅頭も頂きましょう
おこわと交換で
ろしあん稲荷寿司?とは
では一緒に頂いてみましょうか

はい、いただきます
あら、あらあら
わたくしのも辛くて何とも刺激的なお味
でもちゃぁんと美味しいわ



 此の地の底は果たして、地獄か極楽か。
 巨大な二本の天津太刀頂く霊峰アマツの地下に広がるこの場所は。
「あら、あらあら。此処は奈落というのですね」
「奈落って楽しそうだね! 俺の知ってる奈落と違うな!」
「わたくしの知るものとも異なりますねえ」
 そう、奈落――なのだけれど。
 くるりと視線巡らせたその様相は、雨絡・環(からからからり・f28317)とアルフィード・クローフィ(仮面神父・f00525)の知る奈落とは違っていて。
 繰り広げられているのは、飲めや歌えや、やんややんやと賑やかな大宴会。
 けれど、むしろ奈落が地獄か天国かなんてどちらでもよくて。
「ほほほ、本当の地獄がこんな賑やかでしたら楽しそうですこと」
「そうそう、地獄も楽しくしないとね!」
 どっちだって何だって、楽しければそれが何より!
 だから環は、改めて宴の会場を見回してみて。
「ではお言葉に甘えてたんと楽しむと致しましょう。あの辺りは足湯も一緒に出来そうですよ」
「あっ! 足湯!! 足湯しながらご飯食べよう!!」
 環が見つけたほわりと湯気立つ足湯を見れば、アルフィードもきゃっきゃ。
 ということで、そうっと素足になって、ちゃぽり。
「では失礼して」
 ふたり一緒に、湯に足先を浸せば……じわりほわほわ、心地よいこと。
 染み入るようなぽかぽかの温もりに、環が感嘆の息とともに紡げば。
「極楽と言った方が相応しいのではなくて?」
「うん! 極楽だね! ここは天国なのかな!」
 奈落は地獄だけれど、でも極楽で天国です……?
 そしてさらなる極楽な心地へとアルフィードを誘ってくれるのは。
「アルフィードさん、お酌を致しましょうか」 
「ん? お酌してくれるの? ありがとう!」
 ――さあご一献、と環が杯へと注ぐ酒。
 それをくいっとやれば、ほわほわ。
「ん、環ちゃんからのお酌のお酒は美味しい!」
「それは宜しゅう御座いました」
 でもそれは何も、アルフィードだけの極楽ではなくて。
「わたくしは梅酒を頂きましょう」
「じゃ、俺もお酌するね! 梅酒が好きなの? じゃそれを!」
「ま、恐れ入ります」
 環の杯を満たすのは、こっくりまろやかな味わいの梅酒の返杯。
 最初の一杯をそれぞれ口にして、酒ならではな風味や喉越しを楽しみながら。
 環がそわりと手を伸ばすのは。
「それとおこわを」
「おこわか! 和食の一つだよね! もちもち美味しいし!」
「芋栗南瓜は女の好む代表格。その内の芋栗が入ったおこわとあっては」
「ふふっ、秋の味覚だね!」
 まさに季節も、食欲の秋真っ盛り。
 秋の味覚がほっこりたっぷりと炊きこまれた、もっちり食感のおこわは外せないし。
「アルフィードさんは何を召し上がりますか?」
「俺? んーー、じゃうさぎお饅頭やお団子食べるー!」
「甘味も良いですねえ」
 見目も可愛くて味もばっちり美味な、うさぎさん饅頭や団子などのスイーツも欠かせない。
 そんな沢山の美味な味わいをふたり一緒に堪能しながらも。
 アルフィードは環へと、こんなお強請りを。
「ご飯も良いけど! 鍋美味しそうだし! でも俺は環ちゃんが作ってくれた鍋今度食べたーい!」
「わたくしが作る鍋料理、ですか。これからは鍋物が美味しくなりますものねえ」
 秋はそう、鍋も美味しい季節。
 それが環の手製となれば、アルフィードはきゃっきゃ嬉しくなること間違いなしなのだけれど。
 ……では今度挑戦致しましょう、と了承しつつ頷いた環は、こう付けくわえておく。
「わたくしが作ると何故か目が生えたり鳴き声がしますけれども、よろしくて?」
「目がはえて鳴き声するの?」
 そんな予想斜め上な、ある意味賑やかな鍋になるという彼女の言葉に、アルフィードは瞳を瞬かせるけれど。
「わぁー! 珍しいお鍋だね! 普通に見たいし食べたいよ!」
 普通の鍋でも嬉しいのに、もっとわくわく、期待の眼差しを。
 それから、ちょこりと。
「うさぎお饅頭美味しいよ? 環ちゃんも食べる?」
「ええ、お饅頭も頂きましょう。おこわと交換で」
 お饅頭のうさぎさんを彼女の手のひらにも乗せてあげて、おこわと交換こ。
 それも互いにはむはむ、美味しくいただけば。
「次は何しようかなぁ」
 まだまだ味わっていないものも沢山。
 きょろりと再び視線を巡らせてみたアルフィードの目に留まったのは。
「運試しのロシアン稲荷寿司? 何が入ってるのかな?」
 どれも普通の稲荷寿司に一見みえるが……いくつか激辛の当たりがしれっとまざっているという、ドキドキのロシアン稲荷寿司!
 そんな運試しの一品に、ふたりで並んで、興味津々。
「ろしあん稲荷寿司? とは。では一緒に頂いてみましょうか」
「試しに頂きまーす!」
「はい、いただきます」
 ひとつずつ選んだものを、いざ――いただきます!
 よーくしっかりと味わうようにもぐもぐすれば。
 その結果や、いかに。
「ん、美味しい! ちょっとピリリして!」
「あら、あらあら。わたくしのも辛くて何とも刺激的なお味」
 仲良くふたり揃って、激辛のお稲荷さんでした!?
 けれど、楽し気にきゃっきゃうふふと笑み合って。
 そんなふたりの反応に首を傾げ食べてみた現地の人が悶えてしまっている、その姿を後目に。
「でもちゃぁんと美味しいわ」
「わぁ! 環ちゃんも当たりだね! 良い事あるかも!」
 ええ、ピリリもまた刺激的で美味し楽し!
 何より、この大宴会を目一杯楽しむこと……それがこの地に慈愛残す魔女が、何よりも喜ぶことで。
 おなかも心も満たされて、魔女の加護まで得られれば。
 美味も笑顔も奈落にいっぱい咲いて――それこそまさに、良いこと尽くし。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2023年10月01日


挿絵イラスト