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秋の味覚と紅葉狩り

#スペースシップワールド #スペースオペラワールド


「よし。リゾート惑星に遊びにいこう!」
 スペースオペラワールドには、他の惑星ではお目にかかれない特殊な観光資源を持つ惑星がいくつも存在するらしい。それらは『リゾート惑星』と呼ばれ、来客を楽しませているのだという。
 その噂を聞いたらしい聞いたリユラ・リュリラ(落陽と宵闇の隙間・f27592)が、わくわくした瞳で語り掛ける。

「ヤタラクリハエル星って知ってる?いわゆる『リゾート惑星』ってやつなんだけど。名前の通りとっておきの栗が味わえる場所でね。そこが『テラフォーミング・エレメンツ『テラ』』ってオブリビオンに襲撃される未来が予知されたんだよね」
 地図と資料を示しながら説明していく。
 本来ならば『テラ』はおとなしい性質のオブリビオンだが、植物園を作る性質がある。
 栗を観光資源にしているヤタラクリハエル星からしてみたら、貴重な観光資源である栗の森をつぶされる危機という訳だ。

「まあ、オブリビオンはちゃちゃっと追い払ってもらって。そうすれば、ヤタラクリハエル星の人たちが、美味しい栗や栗料理、栗スイーツなんかを振舞ってくれるんだって。今の季節にぴったりじゃない?」
 どうやらリユラの目的はそちらのようだ。
「綺麗な紅葉が見られる星も近くにあるみたいだから、一足先に秋を満喫して来たら、きっと楽しいんじゃないかな」
 栗に、紅葉。まだ9月に入ったばかりで少しフライング感がなくもないが、貴重な秋の味覚と景色は、きっと猟兵達を楽しませてくれるだろう。

「まずはオブリビオンとの戦いだね。そのあとはゆっくり楽しんで来てくれるとうれしいな。がんばってきてね!」
 リユラは手をふってあなた達を送り出した。


あかばね
 はじめまして、またはこんにちは。あかばねと申します。
 1章のみ戦闘、2・3章はお遊びのシナリオです。
 一足早く秋を楽しみましょう!ぜひお誘いあわせでお楽しみください。
 2・3章はできるだけゆっくりプレイングの時間を取る予定です。

『第一章:『テラフォーミング・エレメンツ『テラ』』
 ボス戦です。ヤタラクリハエル星を植物園化しようとやってきました。
 基本は穏やかな性質ですが、栗だらけになってしまったこの星の生態系の乱れを憂いてやって来ました。
『第二章:ヤタラクリハエル星と秋の味覚』
『第三章:コーヨー星の風情を楽しもう!』
 日常のお遊び章です。ぜひ栗料理・栗スイーツに舌鼓をうったり、
 紅葉狩りを楽しんだりしていってください。
 この章のみ、お呼びがあればリユラがお邪魔します。

 同行者がいらっしゃる場合は【相手のお名前とID】もしくは【タグ】をお願いします。
 また、アドリブ可の場合は『◎』
 同行可の場合は『◆』
 一人で参加したい場合は『×』
 文字数節約にご利用ください。

 楽しんで頂けるように頑張ります。
 それでは、プレイングをお待ちしております!
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第1章 ボス戦 『テラフォーミング・エレメンツ『テラ』』

POW   :    アストロジカル・ジオメトリクス
レベルm半径内の敵全てを、幾何学模様を描き複雑に飛翔する、レベル×10本の【星の生まれる星屑の素】で包囲攻撃する。
SPD   :    トーキング・ハーバリウム
対象に【希望する植物】を生やし、自身とのテレパシー会話を可能にする。対象に【任意的に解ける、友好的な気持ち】の状態異常を与える事も可能。
WIZ   :    ボタニカル・プラネット
レベルm半径内を【植物の生い茂る豊かな生存圏】とする。敵味方全て、範囲内にいる間は【植物を愛し、活かす技能やUC】が強化され、【それ以外】が弱体化される。
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イリスフィーナ・シェフィールド
◎◆

悪意はないのかもしれませんが押し付けられる善意も迷惑なものです。
まぁこの星が最初から栗だらけだったのか弄くり回してこうなったのかは知りませんが。
最初からこうだったなら見当違いの余計なお世話ですし。
そうでなかったとしても人間とは自分勝手な生き物なので運が悪かったと思ってお帰りくださいね。
わたくしも観光したいので、誰か人の住んでない星でもテラフォーミングするとよろしいですわ。

包囲攻撃に対してプロテクション・ウォール。
防御しながら接近して拳で持って叩きのめします。




 悪意はないのかもしれないが、押し付けられる善意も迷惑なものだ。
 降り注ぐ花――『テラ』が振りまいたものだ――を見上げて、イリスフィーナ・シェフィールド(相互扶助のスーパーヒロイン・f39772)はため息をつく。
「まぁこの星が最初から栗だらけだったのか弄くり回してこうなったのかは知りませんが……」
 しかし、もし最初からこうだったなら見当違いの余計なお世話である。
 果たしてその生態系からこの星の名前が付いたのが先か、それともこの星がそう作り上げられその名がついたのかは、今ではもうわからない過去の彼方の話の用で。
 訊ねてもこの星の住人は首を傾げるばかりだった。
「そうでなかったとしても人間とは自分勝手な生き物なので、運が悪かったと思ってお帰りくださいね」
 イリスフィーナも折角だから秋らしいこの星を観光してみたいという気持ちがあった。だからこうして呼びかけに応じてくれたのだ。

 ふわふわと花を振りまき、テラフォーミングを進めようとする『テラ』がこちらの警戒に気づいたのか、すこし不思議そうな顔をした後、辺りに星屑の素を浮かべた。
 その一つ一つは一見きらきらとして愛らしいものに見えるが、命中すれば地面に大穴を開けるシロモノであることをイリスフィーナはその猟兵としての経験から察知した。
「危ない……!空間湾曲、プロテクションウォール!」
 片手を構えれば辺りに湾曲結界が展開される。
 星屑の素は、幸い彼女の結界を破る程の強度はなく、また彼女の広範囲の結界の盾は、足元の栗林を敵の攻撃から守った。

 そのまま勢いをつけて地面を蹴ると、巨大な結界の盾を叩きつけるように投げつける。星屑の素ごと敵にぶつけてしまおうという作戦だ。
「さっさとお帰りになって、するのでしたら、誰か人の住んでない星でもテラフォーミングするとよろしいですわ」
 鈍重な音を立てて、結界の盾は『テラ』へと命中し、押し返した。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ティティス・ティファーナ
SPDで判定
*アドリブ歓迎

「友好的と言えどもオブリビオンの都合上の友好ならば駆逐し撃滅する」
『マルチスタイル・サイコミュ・ファンネルビット』でファンネルビットを創造して展開し敵の作意や害意から1分先の未来を予知しながら行動し、敵の攻撃を空間飛翔して避けてレーザービームとリニアロングボウによる攻撃で敵を各個撃破しながら必要に応じて透明化して視聴嗅覚を阻害しながら猟兵との連携も計りながら要望や素振りに対して光通信で応対しながら最適化と対応を計り行動します。

「あくまでも自己欲求を優先するならば猟兵として完膚無きまでに駆逐し撃滅するまでだ」
と各個足る意思と決意を胸に挑みます。




「友好的と言えどもオブリビオンの都合上の友好ならば駆逐し撃滅する」
 ティティス・ティファーナ(召喚獣「アストラル・エレメント(幽魔月精)」・f35555)は迎撃態勢に入り、『テラ』を待った。
 ふと、ぽんと気の抜けた音が気がしたかと思うと、彼女の頭には鈴蘭がまるで花飾りの様に生えていた――否、生えようとしていた。敵の放ったテレパシーを可能にする植物、その種子だ。
 し、それもティティスの予知のうちだ。この敵の攻撃は大してこちらに悪意的な効果を与えない。『テラ』に対して友好的な気持ちが微かに芽生えるらしいが、それも振り払おうと思えば容易にできる程度のものだ。
 故に、彼女はその種子を容易に避ける事が出来た。一分先の未来を予知できる彼女にとってはたやすいことだ。
 大した効果もない攻撃だ、無視しても良かったが、戦闘中に敵の声が聞こえたところで惑わされるだけだ。

 ぽぽぽ、と音を立てて、敵は繰り返し種子を放つ。それらをレーザービームとリニアロングボウで全て的確に撃ち落としていく。軌道を読むのはお手の物だ。この程度の撃墜など彼女にとっては造作もないことである。
「あくまでも自己欲求を優先するならば猟兵として完膚無きまでに駆逐し撃滅するまでだ」
 テラフォーミングという一見綺麗な目的でも、栗の収穫を生業に暮らしているこの星を無理に生態破壊することは住人のためにならないことは一目瞭然――つまり、どんなに温厚にみえてもあれはやはりオブリビオンであり、自己の欲求を優先する過去の亡霊なのだ。
 ならば、護らねば。
 そんな確固たる意志を胸に刻み、彼女は『テラ』に向けてマルチスタイル・サイコミュ・ファンネルビットを放った。

大成功 🔵​🔵​🔵​

鳴上・冬季


「人の営みに口を出しても、疎まれるだけでしょうに」
嗤う

「しかも植生が気に入らぬからと踏み潰す。命を命と思わぬ、その所業のどこが人と変わりましょう」
嗤う

「人が作った神あり、神が作った人あり。傲慢さが似かようもむべなるかな」
嗤う

「結局敵であることに変わりはありません。疾く骸の海へ帰るがいい。…揺蕩え、羊魚の夢」
仙術+功夫で仙丹を指弾
敵に自力覚醒不可・致死ダメージの痛覚ありの悪夢(全くUCが効かず抜き捨てようとした草木に無力に嬲り殺される夢)与える

自分は風火輪
黄巾力士は飛来椅で上空を飛行しながら敵眺め

「生い茂る草木には全く影響がなく、草木を踏みもしない以上、この上なく植物に配慮したでしょう?」
嗤う




「人の営みに口を出しても、疎まれるだけでしょうに」
 呆れた口調でオブリビオンを見上げるは、鳴上・冬季(野狐上がりの妖仙・f32734)だ。その口元には冷笑が浮かんでいる。
「しかも植生が気に入らぬからと踏み潰す。命を命と思わぬ、その所業のどこが人と変わりましょう」
 たとえこの星の栗の木が移り住んできた住人の植えたものであったとしても、それを無理矢理自分の願うものに造り変えるえるのは、環境の更生などではない。ただ或る色の絵画を、気に入らないからと違う色に塗り替えるだけの行為である。
「人が作った神あり、神が作った人あり。傲慢さが似かようもむべなるかな」
 せいぜい五十歩百歩というところである。それを冬季は理解していた。人が願って作り上げられた神、自らの似姿として神に作られた人間。どちらも同じようなものだ。――ならば傲慢さは、人や神の本質か。
 まあ、どちらにせよ。
「結局敵であることに変わりはありません。疾く骸の海へ帰るがいい。…揺蕩え、羊魚の夢」
 歪んだ神はこの星とその住人のためにもここで潰すに限る。
 冬季は功夫の一撃を放つ。敵は動き自体はそれ程素早くないのか、それともその程度の一撃は大したことは無いと甘く見ていたのか、呆気なくその一撃を受ける。
 しかし、彼の仙術は一撃を当ててしまえばこちらのもの。
 
「貴方達には、さぞ良く効くことでしょう。永の夢に揺蕩い、苦しんで逝きなさい」
 『テラ』が悲鳴を上げる。その目蓋は閉じ、眠っているように見える。
 ――そう、それは悪夢。
 目覚める事も出来ず、自らが抜き捨てようとした栗の木に逆に襲われ、栗のイガを大いに投げつけられる夢だ。

 人は、夢でも致死量の痛覚を感じると強いショックを受ける。オブリビオンも果たしてそうなのだろうか。
 冬季たちは上空を飛行しながら敵を眺め。
「生い茂る草木には全く影響がなく、草木を踏みもしない以上、この上なく植物に配慮したでしょう?」
 『テラ』の叫ぶ声を聞きながら、冷ややかに嗤った。

大成功 🔵​🔵​🔵​

明月院・琳琅
◎◆
「何やらまた面倒な事がおきているようだのう…折角の食欲の秋だと言うのに。」
前回の初陣から暫く経ち次なる依頼を受けた琳琅。
妾…もとい皆が楽しみにしている秋の味覚を台無しにされてなるものか!
破魔の結界術を展開し洗脳されている猟兵がいてもその洗脳が解けるようにする。
相手の生やしてきた植物に対して咄嗟の一撃で仙術を繰り出し大量の桃の花弁を発生させ相手の方へと植物諸共押し返す。
花弁で相手の視覚を遮ったその隙にUCを発動、相手に確実に攻撃を与えていく。
「上辺だけの友好など要らぬわ…‼」
自分だけの身勝手な思い込みで正義を振りかざす事は断固として許す訳にはいかない。




「何やらまた面倒な事がおきているようだのう…折角の食欲の秋だと言うのに」
 空をふわふわと花を散らしながら舞う『テラ』を見上げながら、明月院・琳琅(羽衣人の戦巫女・f41225)はぽつりと零す。彼女にとっては二度目の依頼である。
「妾…もとい皆が楽しみにしている秋の味覚を台無しにされてなるものか!」
 折角の秋の味覚だ、それに何よりこの星の人たちの生業を奪う訳にも行かない。断固として引く気はなかった。

 まず琳琅は破魔の結界術を展開する。洗脳された猟兵たちがいたら救うためだ。幸い、不快洗脳を受けた猟兵はいなかったようで、結界に守られた仲間は彼女に『ありがとう!』と礼を言うと戦線へ戻っていく。
 敵意を感じた『テラ』は無数の種子を放つ。あれを埋め込まれれば敵からのテレパシーを受け洗脳されることは他の猟兵や事前情報で把握済みだ。
「数ならこちらも負けぬぞ!全て撃ち落としてやろうぞ」
 咄嗟の一撃。大量の愛らしい桃の花弁が辺りを包む。それは琳琅を護る盾となり、種子を撃ち落とす刃となる。
「上辺だけの友好など要らぬわ…!!」
 敵を睨み、花弁の数をさらに増やす。それは種子を撃ち落としきると、敵へと向かい追い払うように切り裂き始める。

 種子をすべてを撃ち落され、攻撃を受ければ『テラ』は焦りの表情を見せる。このままでは競り負けると思ったのだろう。種子を撃ち込むのを諦め、植物の蔓を伸ばし始める。
「その程度、お見通しだ」
 勢いを増した花弁はその植物たちさえも切り裂く。
 攻撃の手段が通じず焦る『テラ』を見、琳琅は余裕の笑みを見せるのだった。
「ここは汝の居場所ではない。さっさと骸の海に還るがよい」

大成功 🔵​🔵​🔵​

ケイラ・ローク
◎◆
栗だらけを憂いて植物園を作りに来たって…植物の女神様みたいなファンシーな外観なのに結構めちゃくちゃな思考回路ねっ
きゃっヤダなんかあたしの猫耳に花がぁ~💦
これテレパシー?コミュ力詰め込み♥
はろー?あたしはキマイラのケイラ!栗だらけも良くない?栗という種族にはこの星きっと天国だし~?あたしの故郷なんか野生の植物なんかもう無いよ
一旦なんか絶滅したっぽいからその辺の草も再現植物とか野生化したクローンプランツだったりだったり
白いシャツ脱いでUC!負けん気で特攻、体勢崩すよ!
フラワービームとナイフでダンスのように踏みつけ切断、レーザー射撃!
テラちゃん
この星に構うより砂漠化した星で植物園造ってほしいな




「栗だらけを憂いて植物園を作りに来たって…」
 植物の女神様みたいなファンシーな外観をしているわりに、めちゃくちゃな思考回路である。ケイラ・ローク(トパーズとアメジスト・f18523)は思わずくすりと笑ってしまった。それは一種の優しさであろうが、この年にとっては余計なお世話である。

 『テラ』はこちらに向かってくる彼女も敵と捉えたのだろう。小さな種子を弾丸のように弾いてくる。
「きゃっ、ヤダ、なんかあたしの猫耳に花がぁ~!」
 ぽぽ、と音を立てて耳に植え付けられ芽吹くは愛らしい白バラ。見ようによっては髪飾りのようで綺麗だが。
『――あなたは、この星を正しいと思っているの……?』
 それは『テラ』とのテレパシー会話を可能にする種子である。
「これテレパシー?コミュ力詰め込み♡」
 きゃっきゃと今の状況を楽しんでいるように見えるケイラに、『テラ』はどこか戸惑っているようである。眉を寄せ、首を傾げている。
「はろー?あたしはキマイラのケイラ!」
 オブリビオンとして存在し、友好的に話し掛けたとしても無視されたり否定される事が多かった『テラ』は、やや困惑しているようである。
 ケイラは続ける。
「栗だらけも良くない?栗という種族にはこの星きっと天国だし~?あたしはあんまり好きじゃないけど、栗虫とかにとっても楽園なんじゃないかな~?」
『しかし、一種だけの植物の星など、生態系に偏りが……病にも弱いでしょう』
「あたしの故郷なんか野生の植物なんかもう無いよ」
 そう諭す。キマイラフューチャー生まれのケイラにとって、野生の植物とは珍しいものであった。一度滅んだかの世界にとっては、辺りで見られる草はほぼ再現植物や野生化したクローンプランツばかりなのである。

「さて、申し訳ないけど、そういうことだから、テラちゃんにはそろそろお帰り頂こうかなー!」
 身軽になるため纏っていた白シャツを脱ぎ捨て、黒のタンクトップになる。ダガーを構え、花の光線を放ちつつ切りつける。
 その姿はさながら花の舞姫。
 身軽にステップを踏み切りつけ、『テラ』の花や襲い来る植物たちを散らした。


「テラちゃん!この星に構うより砂漠化した星で植物園造ってほしいな~!」
 ケイラは手をふる。

 『テラ』はいよいよもって自らがこの星にとって歓迎されていない、これ以上近づけない事に気づいたのだろう。
 この星は、これで生態系を保っている。
 それを理解した『テラ』は、どこか寂しげに花弁を散らしながら、この星を去っていくのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 日常 『ヤタラクリハエル星と秋の味覚』

POW   :    厚意に甘えて栗に舌鼓をうつ

SPD   :    厚意に甘えて栗に舌鼓をうつ

WIZ   :    厚意に甘えて栗に舌鼓をうつ

👑5
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 こうして、この星を襲っていた脅威は去った。
「ありがとうございます、これでこの星も無事、やっていけます」
 ヤタラクリハエル星の人たちは感謝の眼差しであなたたちを称える。

「ちょうどこれからの時期、収穫祭の祭りなんです。よろしかったら楽しんでいって下さいね」
 見れば、脅威が去ったあとに住人達が屋台を設営している。
 甘栗に栗おこわ、グラッセやモンブランをはじめとした栗スイーツ、さまざまな栗料理……エトセトラ、エトセトラ。
 栗にまつわるものなら何でもあるのだろう。
 おみやげ用の収穫したばかりの生の栗や、イガグリ状態の栗なんかも並んでいる。
 感謝の気持ちとして、猟兵には無料で振舞ってくれるのだという。

 さあ、みんなで楽しもう!
鳴上・冬季
「栗金団、マロングラッセ、栗の渋皮煮、栗の甘露煮、マロンペースト、モンブランくらいまでは私もすぐに浮かびますが。他にどんな甘味があるのか。実に楽しみです」
嗤う

栗羊羹と栗のパウンドケーキはそれぞれ10本ずつ購入
渋皮煮甘露煮マロンペーストは大瓶10個ずつ
モンブランも各種10個ずつ購入し全て壺中天の時のない部屋へし舞い込む

「リキュールもありましたか。成程」
マロンリキュールも10本買い込む

「ああ、たまには蒸しパンもありですね」
栗蒸しパンも10個購入

マロングラッセは100個
栗大福も10個購入

「ふむ。秋の宴用ならもっと珍奇なものが欲しいですねえ」
見映えと味で特徴的な物がないか聞いて回り更に十人前ずつ購入




 無数の屋台の間を冬季は歩いていた。
 住人たちはみな、脅威が去ったことに安堵の表情を浮かべ、救ってくれたあなたがたに笑顔を向けてくれていた。
「さて、栗金団、マロングラッセ、栗の渋皮煮、栗の甘露煮、マロンペースト、モンブランくらいまでは私もすぐに浮かびますが。他にどんな甘味があるのか。実に楽しみです」
 何を買おうか、と迷っていると、「あなた、助けてくれた猟兵さんでしょう?」とあちこちから声が掛かる。
「ええ…まあ」
「よかったら、うちのパウンドケーキを持ってってくださいよ」
「うちのマロンペーストも絶品ですよ!」
 売り込み……ではないのだろう。払おうとしたところ、お陰様でこれからもやっていけます、お代は結構ですよ、と断られてしまった。
「ああ……でしたら、数が多くてすみませんが、10個ずつ」
「ええ、どうぞどうぞ」
 気づいたら様々な栗菓子を持たされていた。栗羊羹と栗のパウンドケーキ、渋皮煮甘露煮にマロンペースト。それぞれ10個ずつ。それだけですっかり両手はふさがってしまった。
 しかし冬季には『宝貝・壺中天』がある。買い込んだ収穫を淹れるにはもってこいの無限倉庫だ。
 モンブランも10個ほど。時の流れが自由自在なその中では、生ものだってお手の物である。
「ふむ、宴となれば酒も要りますね」
 リキュールを10本買い込む。栗をモチーフにしたであろう愛らしい見た目の瓶のそれは、そのまま飲むだけではなく、アイスクリームや紅茶にも合うだろう。
「たまには蒸しパンもありですね」
 こちらも同じ数だけ買い込む。なお、マロングラッセを100個下さい、と言った時には、そのあまりの数に店員もびっくりしていた。一緒に並んでいた栗大福も買い込む。

「ふむ。秋の宴用ならもっと珍奇なものが欲しいですねえ」
 ついでに栗おこわも買い込みながら、冬季はあたりをきょろきょろと見て回る。
 定番なものなら様々並んでいるが、珍奇なものとなるとなかなか難しい。
 そんな中見つけたのは、「自分で作るモンブランセット」という大きな機材だった。
 人の身長程ある、かき氷機ににた形状のそれは、上の入れ物にモンブランクリームを充填してプレスすると、下から細くなったクリームが出てくるそうだ。それを下で更に盛ればモンブランになるという寸法だ。
「モンブランならもう勝ってしまいましたが…」
 しかし、こういうものは自分で作る楽しさもある。これはこれで楽しそうだ、と冬季はひとつ貰っていくことにした。

 これだけいろいろあれば、栗三昧の宴が楽しめそうだ。
 喜んでくれそうな友人の面々を思い出し、冬季は笑った。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ケイラ・ローク
◎◆
栗の種類もメニューもよりどりみどりね!
キマフューのチビたち(孤児院で世話してるキマイラ達)や仲の良い人達にお土産選ぶよ♥

日持ちのする甘露煮&マロングラッセは当然ゲットねっ♪
え、サービス…?♪♪(猫耳と猫しっぽがピコピコ)
増量の上可愛いギフトバッグに入れて貰っちゃった♥
栗おこわのおにぎりをもぐもぐ
ほんのり塩気が美味しいのよねっ…😆
お楽しみのスイーツはまずモンブラン
めっちゃめっちゃ甘い!でもこう言うの食べたかったのよ~♥
マロンペースト貰っちゃった♪
あんことマロンペーストと大きな栗の入ったどら焼き🌰これも美味しい~
合間に飲んだコーヒーもなんだかマロンフレーバー
ホントに栗尽くしなのね~♥




「栗の種類もメニューもよりどりみどりね!」
 下町の孤児院の子どもたちへのお土産を選ぼうと、ケイラは探索していた。もちろん中のいい友達たちにもいろいろ選ぶつもりだ。新鮮な秋の味覚を喜んでくれるであろうチビたちと友人の顔を思い浮かべると、ケイラの頬にも自然と笑みが浮かぶ。

 屋台の間をあっちこっち見て回っていると、あちらこちらから声が掛かる。
「嬢ちゃん、ありがとな!」
「おかげでこうやって店が開けるよ!」
「よかったらうちのも持って行ってくれよ!」
 戦いを見てくれていたのだろう、歩いているうちに様々なものを持たされた。
 日持ちのする甘露煮やマロングラッセの屋台を見ていると、サービスだよ、と持たされた。しかも増量のうえ、可愛いラッピングでギフトバックのサービス付きだ。思わずケイラのねこみみとしっぽがぴこぴこと動く。
「あんたは生活の恩人だからね。よかったら貰っていってよ」
 おまけに栗のフルーツケーキも袋に入れてくれた。ほんのりマロンフレーバーのブランデーに付け込まれたそれは大人向けの舌をも満足させてくれるだろう。

 ほんのり塩気のきいた栗おこわのおにぎりをもぐもぐと頬張りながらひと休憩していると、少し向こうにモンブランの店が見えた。しょっぱいものを食べると甘いものが食べたくなる。その逆もしかりである。
「デザートはモンブランにしよう!」
 それにしても、この栗おこわも栗の甘みとおこわの塩味のバランスがちょうど良かった、
「もうちょっと日持ちしそうだったらこれもお土産によかったかもね」
 少し残念に思いながら、おこわを食べ終わるとモンブランの店へと歩みを進めるのだった。

 モンブランの店は、可愛らしい装飾が施されていて、見目にも楽しませてくれた。
 そばにはオープンカフェ風のイートインスペースがあり、注文したものをすぐに食べられるようになっている。
 頂いたものをまずは一口。とてもとても甘いが、栗おこわで塩味を味わったあとの舌はちょうどこういったねっとりとした甘みを求めていたので、これはこれで心地よい。
「甘い!でも、ちょうどこういうのが食べたかったのよね~」
 語尾にハートが見えそうなほどうっとりと味わってもらえれば、モンブランも本望だろう。
「お姉さん、美味しそうに食べてくれるのね!よかったらこれもどうぞ!」
 モンブランに使われているものと同じものだというマロンペーストの大瓶に、さらにサービスであんことマロンペーストのどら焼き。もちろんおみやげ用に数もある。
 どら焼きも一口。なんと中には大きな栗の甘露煮が入っていた。
「んっ!これもおいしい!」
 甘いものですっかり甘くなった舌を休ませるために一緒に頼んだコーヒーを合間に一口。
 お菓子が甘い分、甘さ控え目がいいだろうと選んだブラックコーヒーは程よく舌に馴染み、そしてほんのり栗の香りがした。
「ほんとに栗尽くしなのね~」
 オープンカフェのパラソルの下でのんびりとしながら、ケイラは流れてきた風に少しだけ真夏とは違う秋の香りを感じたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

イリスフィーナ・シェフィールド
POW

敬愛するフレーシェル様(f27201)とご一緒。

危険もなくなりましたしフレーシェル様と観光旅行ですわっ。

普段は礼節弁えてお側に遣えてるのですけど今回は甘えたい気分ですの。
なので腕を組んで手を握ったりなんかしようと思いますわ。
……ちょっと怖い夢をみたのですわ。

栗羊羹、栗きんとん、栗饅頭、栗どら焼き、モンブラン、モンブランケーキ、栗マドレーヌ、栗焼きドーナツ、〆に栗のアイスクリーム、見事なまでに栗尽くしですわ。

食べ歩きでも良いのですけどこれだけあるなら座ってしっかり食べたいですわね。
どこかお席をいただいてそこで舌鼓を打ちましょう。

あーんと食べあいっこもしたいです。
スイーツと愛は別腹ですわね。


フレーシェル・ウィシェヌ
神たる私の大事な巫女、イリスフィーナ(f39772)と行動(以降、イリスと愛称呼び)

彼女に誘われての観光旅行。
最近は精力的に頑張ってるけど、心身共に疲れ果ててないか心配だわ……。
……やっぱり、何だか悩み疲れてる感じがするわ。
それはもう、私は貴女の神様だもん、わかりますよ~だ。
だから、めいっぱい甘やかして、楽しい時間を共有するの♪

そして、栗羊羹、栗きんとん、栗饅頭、栗どら焼き、モンブラン、モンブランケーキ、栗マドレーヌ、栗焼きドーナツ、〆に栗のアイスクリームに陥落しちゃう私。
い、いつもは、イリスにお世話されっぱなしだけど、たまには私からもしてあげたいのよ?
はい、あーんして♪ 私も?勿論あ~ん♪




 あちこち店や屋台が出ている中を、イリスフィーナとフレーシェル・ウィシェヌ(お医者な(邪)神様?・f27201)は歩いていた。
 どこを見ても栗のスイーツ、栗の料理、栗を使った工芸品まである。どこを見ても栗尽くしである。さすがヤタラクリハエル星の名を持つだけあるな、と二人は想った。

 巫女たるイリスフィーナに誘われての観光旅行に、フレーシェルは心躍っていた。しかし、彼女にはとある悩みもあった。
 最近、イリスフィーナが悩み疲れてる感じがするのだ。
「ねえ、イリス、私に隠し事してなーい?」
「隠し事?……特にはありませんわね……」
 考え込んでしまった彼女に、フレーシェルは心配するように眉を下げる。
「私ね、最近イリスは頑張りすぎだと思うの。心身ともに疲れ果ててないか心配だわ」
「そんな……ことは」
「ない?絶対?」
「……ご心配をおかけするようなことはございません」
「私は貴女の神様だもん、なんだって分かるのよ?」
「そうですね……では……」
 心配してくれるのが心苦しくも嬉しいのだろう。イリスフィーナはほわりと微笑んだ。
「少しだけ、甘えてもよろしいでしょうか」
 おずおずと、腕を組んで手を握る。その様子にフレーシェルはにっこりと幸せそうな笑みを浮かべ、しっかりと手を握り返した。
「もちろんよ!」
 甘えて来る様子が愛らしい。フレーシェルは、今日はめいっぱいイリスフィーナを甘やかして楽しい時間を共有しようと心に誓うのだった。

 並んだ店を見て回る。栗羊羹、栗きんとん、栗饅頭、栗どら焼き、モンブラン、モンブランケーキ、栗マドレーヌ、栗焼きドーナツ、栗のアイスクリーム、見事なまでに栗尽くしだった。
 二人は買い込んだスイーツたちをオープンカフェ風に開放されたテーブルセットで楽しむ。
 今すぐ食べたい分は味わって、食べきれない分は持ち帰り用に包んで。
「はい、あ~ん」
 フレーシェルは栗のアイスクリームをひとさじイリスフィーナへと差し出す。
「……頂いてもいいのですか?」
「きょうは目いっぱい甘やかすって決めたの!さあ、食べて。」
 普段は巫女であるイリスフィーナに世話を受けっぱなしの彼女であるが、甘やかすならこんなことだってしてみたい、とフレーシェルはアイスを相手の口元へ運んだ。
「では……」
 これは間接キスなのでは。先程までフレーシェルがアイスを食べていた匙に口をつけながら、イリスフィーナの頬が染まる。
「私にも食べさせてくれる?」
「ええ、もちろん。……あーん、ですわ」
 少し照れた様子でイリスフィーナも匙を差し出す。その愛らしさと栗のアイスクリームにすっかりフレーシェルは陥落していた。

 スイーツと愛は別腹である。
 甘い時間を過ごした二人だった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ティティス・ティファーナ
*アドリブ歓迎

「脅威と言うか迷惑と言うか…排除が出来てまずは良し」
と頷きながら段々と周囲の活気と喧騒に「健全で活気に満ちたパルスだ」と柔らかな笑みを浮かべて『アストラル・エレメント・トランスフォーメーション』で適材適所に最適化をしながら周囲や上空からの映像や音声を記録しながらファンネルビットを配置します。
甘栗に栗おこわ、グラッセやモンブランをはじめとした栗スイーツ、さまざまな栗料理を記録し眺めながら試食を進められて一口口にして「美味しい」と呟き材料や工程を検索しながら名称を知りながら「姉に作り方を教わりながら食してみるのも良いな」と少女らしい可愛らしい思い出し笑顔を浮かべて周囲の人に声を掛けらると「実は…」とフェアリーの姉の事やkん層の中の子供たちの声が心身を満たす柔らかなパルスを感じる、と説明をしながら話したりして知らず知らずに“人としての営み”を憶えて行っています。

勿論猟兵とも会話や交流は可能な範囲で取り合います。




 ティティスはふわりと空中を舞いつつ。活気に満ちた屋台や店を見ていた。
「脅威と言うか迷惑と言うか…排除が出来てまずは良し」
 そう頷きながら、だんだんと盛り上がる活気と喧騒に(「健全で活気に満ちたパルスだ」)と微笑みを零す。楽しげな屋台街の様子は、彼女に心地よい感情を与えた。ふわふわして、そして甘い香りに包まれている。その様子は、ティティスの心を何故だかあたたかくさせた。
 彼女は『アストラル・エレメント・トランスフォーメーション』を使い、屋台街を歩くのに適した姿になる。
「この姿の方が歩きやすいか」
 ヒトらしい姿になると、あちこちを歩き回る。この様子を記録と記憶に残しておこうと、ファンネルビットをあちこちに配置する。

「お嬢ちゃん、良かったら食べて行ってよ!」
「うちのもぜひ!あんた、あいつを追っ払ってくれた姉ちゃんだろう?」
 甘栗に栗おこわという定番、グラッセやモンブランをはじめとした栗スイーツ。様々な栗料理の試食を、屋台の人たちが差し出してくる。その表情は感謝と楽しげな様子に満ちていて、あたたかなパルスを感じる。
「……美味しい」
「そりゃよかった!これもよければ持って行っておくれよ」
 あっという間にティティスの両手はいっぱいになっていた。それをティティスは楽しげに口に運ぶ。
(「姉に作り方を教わりながら食してみるのも良いな」)
 端末で作り方を調べつつ、自然と唇に思い出し笑いが浮かぶ。その笑みは自然と周囲の人を惹きつけるものだったのだろう。
「楽しんでくれてるみたいだね!」
 屋台の店員に声を掛けられた。よかったらこれもどうぞ、と甘露煮を渡されれた。
「ええ、実は……」
 フェアリーの姉がいる事、この層の子どもたちの声から心身を満たす柔らかなパルスを感じる、といったことを伝えると、
「それって、ここの空気がいいってことだろう?嬉しいねえ」
「あんたみたいないい子のお姉さんなら、きっと素敵な人なんだろうね」
と店員たちは笑った。

 気づけば屋台街を通るだけで、ティティスの両手は栗料理と栗スイーツの袋がたくさん下がっていた。すべて、ここの住人がくれたものだ。
「……こんなに食べきれないな……姉たちと食べるのもいいのかもしれないな」
 ティティスは満足気に笑むのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第3章 日常 『コーヨー星の風情を楽しもう!』

POW   :    紅葉より団子! 色々な出店を巡る。

SPD   :    映える紅葉スポットを探して歩き回る。

WIZ   :    ベンチに座ってゆっくりと紅葉を眺める。

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​


「ねえ、あんたら猟兵さんだろ?」
「紅葉が見られるとっておきの星が近くにあるんだ」
 栗料理や栗スイーツを堪能しきったあなたたちに、住人が話し掛けて来る。
 なんでも、隣の星は「コーヨー星」というらしく、銀杏の街路樹がもみじの美しい公園などがあちこちにあるのだそうだ。
 もちろん出店もあり、栗三昧なヤタラクリハエル星とは一風変わって、こちらではその他の秋の味覚も味わえるらしい。

「よかったら、ゆっくりしていったらどうかな。戦いで疲れただろう」
 そういうと、コーヨー星への地図を渡してくれた。
※トミーウォーカーからのお知らせ
 ここからはトミーウォーカーの「猫目みなも」が代筆します。完成までハイペースで執筆しますので、どうぞご参加をお願いします!
キノ・コバルトリュフ
エリンギ!今日は楽しくハイキング!!
シメジ、なんだか周りが騒がしいね。
でも、キノたちは気にしなーい。
キノ?スピちゃんどこに行ったのかな?
シイタケ、おいしいお菓子とか用意したのに。
帰ってきた、どこに行ってたの?
軽く運動でもしてきたのかな?
マイタケ、それじゃあ、いただきます。



「エリンギ!」
 コーヨー星の色鮮やかな風景を前に、キノ・コバルトリュフ(キノコつむり🍄🍄🍄🍄🍄の星霊術士・f39074)は目を輝かせる。見渡す限りの並木道は赤や橙や黄金に染まって陽光に輝き、枝を離れた落ち葉が降り積もるストリートには数えきれないほどの屋台が並んでそれぞれに秋の味覚を薫らせている。
「すっごく賑やかだね、それに……」
 栗を特産とし、それに特化していたヤタラクリハエル星の食も魅力的だったが、コーヨー星は逆にバラエティ豊かな秋の彩りを売りとしているらしい。ほくほくの焼き芋にフルーツをふんだんに使ったスイーツ、秋刀魚や鮭を使った魚料理……そして、彼女にとっては何より。
「この星のキノコもすっごくおいしそう! ね、スピちゃん……スピちゃん?」
 ホイル焼きに炊き込みご飯、スープにシチューにパイ包み……どれからいこうか相談しようと呼びかけたところで、キノははたと視線を彷徨わせる。すっかりお祭り気分でふらふらどこかへ探検に行ってしまったらしい星霊と彼女が焼きマツタケの屋台前でようやく再会できたのは、それから少し後のお話。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ジル・フィールド(サポート)
・ドラゴンプロトコルの黒聖者(ダークメサイア)×ウィッチドクターの男
◆【普段は軽い敬語】を使います。
 一人称:私 二人称:あなた です、ます口調。
・本音が漏れる際や冷静さが欠ける際(戦闘時など)は男性口調。
 一人称:俺 呼び捨て だ、だろ、かよ、~か?になります。
 

◆魔法攻撃や種族らしくモンスターの呼び出し、回復も可能な後衛タイプ。
・近距離での対処が分からないのもありますが、怪我をして痛い思いをするのも嫌なので真面目にサポートします。


使用UCおまかせ。
依頼の成功のためでも公序良俗に反する行動、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
アドリブ/連携:OK
宜しくお願いします。



「へぇ、星が違えば同じ秋でも……ってところですか」
 どうやら地元民と思しき屋台客から一通りコーヨー星の楽しみ方を聞いて、ジル・フィールド(廃教会の修道士・f42060)は面白そうに顎に手をやる。
「お祭りイベントがかき入れ時ってのは、ま、どこの世界でも同じですよね」
 ということで、言わばこれは後学の為、いずれ自身のAIとしてのお仕事に活かす為! ……そんな本音とも建前ともつかない理由を掲げながら、ジルは気の向くままに紅葉が彩る屋台通りを巡ってみる。
「うわ、流石にお祭り価格だよな……あ、でもこれ美味い」
 頬張るお菓子がやけに美味しく感じられるのは観光惑星の本気か、それともお祭りの場ゆえの特別感からか。周囲の楽しげな喧騒に何とはなしに耳を傾けつつ、そうして彼はまた別の屋台へと並びに行く。
 ――ゴッドゲームオンラインにおいても「季節イベント」というのはプレイヤー人気の高い催しで、この時だけは課金を躊躇わないというユーザーも決して珍しくない。つまりゲーム管理者のひとりであるジルがこの星のお祭りを直に楽しむことは、いずれ巡り巡って彼の管理領域にも多大な益をもたらすことになる……かもしれない。

成功 🔵​🔵​🔴​



最終結果:成功

完成日:2024年01月11日


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#スペースシップワールド
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#スペースオペラワールド


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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はマシュマローネ・アラモードです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
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 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

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👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト