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レジェンド・オブ・ビキニアーマー!

#アックス&ウィザーズ #戦後 #【Q】 #ビキニアーマー


●ビキニアーマー伝説
 その昔、この地には邪悪な魔法使いと、その眷属たる魔物達がひしめいていた。
 ある日、魔物に苦しめられる人々を救うべく、女性聖騎士の一団が訪れた。彼女達は、その全員がビキニアーマーを身に纏い、勇敢に魔物と戦った。
 やがて、聖騎士達は諸悪の権化である悪の魔法使いを追い詰め、湖底の洞窟にて決戦となった。戦いは七日七晩続き、ついに聖騎士達は悪の魔法使いを倒したが……その後、彼女達の行方を知る者はおらず、救われた村々には奇妙な詩が語り継がれることとなった。
 曰く、ビキニアーマーを纏ってはならぬ。
 その身に纏ったが最後、それは破滅への誘い。
 曰く、彼の者達が戦った湖の底を覗いてはならぬ。
 こちらが湖底を覗くとき、ビキニアーマーもまた、こちらを覗き返しているのだ……と。

●邪悪の目覚め
「アックス&ウィザーズ……なんか、不思議と親近感の湧く世界だよな」
 ビキニアーマーが一般的な防具として流通していることも踏まえてだと、エスカ・ブランシェール(跳ね馬の群竜士・f39110)は猟兵達に告げた。あんたのそれは、アーマーではなく単なる水着だろうというのは、とりあえず突っ込まないでおいた方が良さそうだが。
「で……そのアックス&ウィザーズで、事件が起きそうなんだ。あたいが酒場で、偶然に聞いた『英雄譚』なんだけどさ。どうも、そいつは夢物語じゃなくて、その話に出てくる邪悪なモンスターは、マジで実在しやがるんだ」
 しかも、そのモンスターの目覚めは近く、仮に覚醒すれば周辺一帯が滅ぼされてしまう。そういうわけで、先手を打ってモンスターの眠る迷宮に向かい、完全復活する前に倒してしまおうというわけなのだが。
「迷宮の場所は、とある村の近くにある湖の中だぜ。周辺の村からは禁則地扱いされてやがるから、今じゃ誰も近づかねぇ」
 そんな場所ではあるが、潜って湖の底へ向かうのは、猟兵であれば容易いとのこと。迷宮もそこまで複雑な構造ではなく、迷う程のものではないようだが。
「なんっつーか、ちょいと気になるもんが見えたんだよ。迷宮の中に、純白で金色のラインが施されたビキニアーマーが、あちこちに転がってやがるんだ」
 それだけなら大した話でもないが、問題なのは自分が聞いた英雄譚だとエスカは告げた。なんでも、その英雄譚によれば、ビキニアーマーを纏うことは湖に近づくのと同じ禁忌らしい。
 しかし、英雄譚に登場する邪悪な魔法使いを倒したのもまた、ビキニアーマーを纏った聖騎士達。恐らく、迷宮に転がっているビキニアーマーは聖騎士達の遺品と思われるが、それにしても妙な話だ。
「ビキニアーマーの聖騎士が邪悪な魔法使いを倒したってんなら、普通はビキニアーマーを崇めるみてぇな話になるはずだろ? それなのに、なんで崇めるどころか、アーマー着ることが禁忌になってんだって話だぜ」
 こういう話は大抵の場合、伝説の核心部分がぼかされているか、あるいは忘れられてしまっている可能性がある。場合によっては話が歪んで伝えられていることもあるため、詩にある通りに行動することが、必ずしも正しいとは限らない。
「詩の通りにスルーして通るか、それとも敢えて着てみるか……まあ、その辺はあんた達に任せるぜ。あたいが見た予知だと、そこまで邪悪そうなもんでもなかったしな。聖騎士の着ていたアーマーなら、当然っちゃ当然だろうけどさ」
 どちらにせよ、このまま湖の奥に眠る邪悪な存在を放置はできない。そう言って、エスカは猟兵達を、アックス&ウィザーズにある、とある村の近くの湖畔へと転送した。


雷紋寺音弥
 こんにちは、マスターの雷紋寺音弥です。

 湖畔の村に伝わるビキニアーマーの伝説!
 しかし、何故かビキニアーマーを纏うことは、村では禁忌にされていた!?
 なんともキナ臭い感じの英雄譚ですが……あなたは迷宮のアーマー、身に着けますか?

●第一章(冒険)
 湖底の迷宮目指して湖に潜ります。
 迷宮に到着した後は、その辺に転がっているビキニアーマーを拾って装備することもできます。
 この章の選択次第で、次の章で有利になることもあるかもしれません。

●第二章(ボス戦)
 湖の底の迷宮に封じられた、邪悪な存在と戦います。
 現時点では、どのような存在なのか不明です。
 英雄譚にヒントがあるかもしれませんが、肝心の英雄譚もまた、なんとも不可解な内容になっています。
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第1章 冒険 『湖の底へ』

POW   :    とにかく気合、可能な限り全力で息を吸って潜る

SPD   :    素早く泳ぐことで深くまで潜って確認する

WIZ   :    怪しそうな場所に検討をつけてから潜る

👑7
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篁・綾
アドリブ歓迎。SPD分野にて

禁忌ね。自然発生と権力者の都合とで大分違うのだけれど、さて。
【闇に紛れ】、さくっと湖に向かいましょう。
一応各種情報と【第六感】と【呪詛耐性】でふんわり場所のアタリをつけ潜りましょう。まぁ、【水中戦】技能もあるので多少手間取ってもなんとか。
現場に入り込んだら、【聞き耳】や【呪詛耐性】等で周囲を探りつつ進みましょう。
ビキニアーマーは…とりあえず拾ったら装備はしてみましょうか。
呪物かどうかは【呪詛耐性】でわかるでしょうし、まずければ指定UCで侵食して操るなり【捕食】して融合するなりして処理すればいいでしょう。たぶん(尚捕食した場合最初に着ていたきわどい水着しか残らない)。


夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎

■行動
確かに、色々と不思議ですぅ。

私の場合、体型的大型ビーチボール級の胸に普通に潜るのは大変ですからねぇ。
『FLS』で全『祭器』非装備品含むを召喚、『FAS』により飛行して足元を地上から離し、[結界術]で全方位を覆い「空気の有る結界」を形成、この「結界」を操作し潜りましょう。
湖や迷宮内の情報は『FPS』により探査すれば、道に迷う心配等も有りません。
念の為【豊饒宿霊】を準備、緊急時に[水中呼吸]や[情報収集]等を強化して対応出来る様備えておきますぅ。

ビキニアーマーは『私の胸が入る品が有る気がしない』のですが。
後程調整出来る様、『FTS』で何着か回収しておきますねぇ。


オリヴィア・ローゼンタール
激戦の跡地を禁足地とするのは、崩落の危険や、毒や呪詛が残っていたりで分かるのですが……
救い主にあやかろうとするならともかく、逆に禁じるとは、よく分かりませんね

ともあれ考察していても仕方ありませんね
聖槍を携え、自前の水着で湖に潜り、【水泳】【水中機動】でスイスイと迷宮に到着

これが件のビキニアーマーですか
帝竜戦役において「勇者の残留思念のパワーを借りる」という戦場がありましたが、そういう触媒に使えなくもなさそうですかね?

何らかの助力を得られるかもしれない
サイズが合うものを探し出して、水着から着替える
ふむ……呪詛の類いはないようですね、それに薄さの割に丈夫です



●歪められた伝説
 邪悪な魔法使いから、周囲の村を守ったとされる伝説の騎士団。
 だが、その騎士団員が装備していたビキニアーマーは、何故か禁忌の存在として語られ、戦場になった湖にも近づく者はいなかった。
「禁忌ね。自然発生と権力者の都合とで大分違うのだけれど、さて……」
 いったい、真実はどちらなのか。油断なく闇に紛れ、水底に身体を沈めて行く篁・綾(幽世の門に咲く桜・f02755)の隣で、オリヴィア・ローゼンタール(聖槍のクルースニク・f04296)もまた首を傾げた。
「激戦の跡地を禁足地とするのは、崩落の危険や、毒や呪詛が残っていたりで分かるのですが……救い主にあやかろうとするならともかく、逆に禁じるとは、よく分かりませんね」
「確かに、色々と不思議ですぅ」
 夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)も同意するものの、これ以上は考えていても仕方がない。邪悪な存在というのが何なのかさえも不明だが、とにかくヤバい敵が復活しようとしている以上、全力で阻止に向かわねば!
(「思った以上に底は薄暗いわね。まあ、光が水中に届く距離は、そこまで深くないのは知っていたけれど……」)
 水中にも適応できる身体能力を持った綾は、特に問題なくどんどん湖の底へ沈んで行く。途中、やたら飢えた巨大な魚も見かけたが、今は無視だ。刺激しなければ襲ってはこなかったし、下手に余計な敵を作る必要も暇もない。
「考察していても仕方ありませんね。では……」
 続くオリヴィアもまた、水着姿で湖に飛び込む。彼女は水中への適応力こそ常人並だが、代わりに卓越した水泳の技能がある。水中での機動力も殺さない術を知っているので、息が続く間に湖底の洞窟入口へ到達するのは造作もないことだろう。
「う~ん……皆さん、凄いですねぇ。私の体形では、あのような泳ぎはちょっと……」
 その一方で、るこるは豊満過ぎる体格が災いして、泳いで湖底へ向かうのは不可能だった。
 できることといえば、泳ぐよりも沈むことだけ。ならば、もう色々と諦めて沈んだ方が早いとばかりに、周囲に結界を張り巡らせて湖に飛び込む。一人だけ凄まじい速度で沈んで行っているが、とりあえず結界内に空気を蓄えているので、溺れることはないはずである。
(「湖底の入り口……あれかしら?」)
(「もっと水草とかあるかと思いましたが……意外と、すんなり見つかりましたね」)
 いよいよ光が届かなくなりそうになったところで、綾とオリヴィアは水中洞窟の入り口らしき穴を見つけた。そこを目指して泳いで行く二人の後ろから、湖底へと着地したるこるも、慌てて後を追い始めた。

●謎のビキニアーマー
 水中洞窟の中に入ると、そこは思いの他に動きやすい場所だった。
 湖底の洞窟ということで、息苦しく窮屈な場所を想像していたが、思った以上に空気がある。しかも、何百年も留まっていたような湿気や黴臭さは皆無で、ともすれば風さえも吹き抜けている。
 もしかすると、この洞窟はどこかで地上と繋がっているのかもしれない。誰ともなしに、そんなことを考えたところで、足元に何かが転がっているのに気が付いた。
「これが件のビキニアーマーですか?」
「間違いなさそうね。呪物の類ってこともなさそうだし、とりあえず装備はしてみるけど……」
 洞窟の中に転がっていたビキニアーマーを拾い上げ、綾とオリヴィアが呟いた。最悪、呪物の類であったとしても、なんとかするための策は講じていたが……特に呪いのようなものは感じられず、さりとて何か他に特殊な効果があるわけでもなく、どこにでもある何の変哲もないビキニアーマーでしかないようだった。
「ふむ……呪詛の類いはないようですね。それに薄さの割に丈夫です」
「確かに、これはこれで動きやすいわね。防御を捨てて回避に特化し、急所だけは守るってところかしら?」
 それぞれ、装着した感想を述べるオリヴィアと綾だったが、今のところは特に何も起こらない。だが、それでも何らかの助力を得られるかもしれないと、オリヴィアは密かに期待もしていた。
 伝説となった戦いがどれだけ昔のことかは不明だが、仮に数百年前の話だとしても、その当時に遺棄されたアーマーなど普通は風化していてもおかしくない。だが、このビキニアーマーは湖底の洞窟などという湿気の多い場所に遺棄されていながら、まるで昨日まで手入れをされていたかの如く、新品同然の着心地なのだ。
 帝竜戦役において『勇者の残留思念のパワーを借りる』ことができたが、そういう触媒に使えるかもしれない。そんな一抹の期待を胸に奥へと進んで行くが……その一方で、るこるは自分の体形に合ったビキニアーマーが存在せず、完全に持て余してしまっていた。
「うぅ……やっぱり、胸が収まるサイズの鎧がありませんねぇ……」
 一番サイズの大きなアーマーを以てしても、るこるの胸は抑えることができない。胸のサイズもそうだが、実際は尻のサイズも合っておらず、強引に押し込んだら最後、肉がはみ出して鬱血してしまうことだろう。
 最悪の場合、戦闘中に紐が弾けて大事故に成り兼ねない。さすがに、それはどうかと思ったので、とりあえずアーマーを回収するだけはしておいた。戦闘中に着替える暇はないかもしれないが、この事件を解決した後に、じっくり自分用に調整するくらいのことはできるだろうと考えて。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ネフラ・ノーヴァ
【神社猫】
湖底へは今年の水着を着て行こう。今のところ大した敵もいなさそうだ。何か目を引くようなものでもないだろうか。

迷宮へ到着すれば、ビキニアーマーがタケノコの如くゴロゴロと転がっている様子はあからさまに怪しいが、しかし謎を明かすためにも着用しよう。露出具合で羞恥を感じたりはしないが、好みで肩にマントが付いているものがあれば良いな。
おっと、着替え中のカメラは向こうを向いていてもらおうか。フフ。
身に危険が及ぶような代物であれば詩乃に解呪をしてもらう。
ひとまず外せないといった程度ならこのまま進むとしよう。


大町・詩乃
【神社猫】
今年の水着を着て行きますよ~。

《神使召喚》で水中に向いた眷属神さん達(龍さんとか、魚さんとか)を呼んで、湖底の怪しい箇所を調べて貰った上で、水中機動で何とか湖底の迷宮に到達します。

ビキニアーマーが沢山有りますが、着用した聖戦士さん達がその後不明になったり、禁忌として語り継がれているのが気になります💦

ネフラさんが着用なさるという事なので、危ない物品であれば破魔・浄化で解呪できるよう準備いたしましょう。

お色気風味のトラップでなければ良いのですが・・・。
聖戦士さん達がお嫁に行けなくなってしまうくらい恥ずかしい経験をしてしまったので、村に詩を残して立ち去り、自分達の履歴から抹消したとか?



●鎧は呪われて……いなかった!?
 湖底に不気味な入り口を構えた洞窟へ入ると、そこから先は、程なくして広い空間に続いていた。
「ふぅ……。ここまでは、なんとか無事に来れましたね」
 水面から顔を出し、大町・詩乃(阿斯訶備媛アシカビヒメ・f17458)はここまで連れて来てくれた、魚や龍に例を言って帰還させた。彼らは詩乃の操る眷属神であり、その力を以てすれば、湖底の洞窟まで生身で向かうことなど造作もなかった。
「今のところ大した敵もいなさそうだ。何か目を引くようなものでもないだろうか」
 そう言ってネフラ・ノーヴァ(羊脂玉のクリスタリアン・f04313)が周囲を見回せば、なるほど、あちこちにビキニアーマーが転がっている。しかも、随分と古い伝説にあったものにも関わらず、どれも新品同然の保存状態。
「なるほど、あれが噂のビキニアーマーか。確かに、こんな場所に……何百年も前のものが使用可能な状態で転がっているのは怪しいな」
 普通に考えれば、何らかの神秘的な力か、あるいは邪悪な力が作用していなければ、こんなことは起こらないはず。ユーベルコードの類であったとしても、数百年に渡って効果を発揮するなど、かなり強力な代物であることは間違いない。
「着用した聖騎士さん達がその後不明になったり、禁忌として語り継がれているのが気になります。お色気風味のトラップでなければ良いのですが……」
 詩乃も詩乃で、無駄に保存状態の良いビキニアーマーには、警戒心を隠しきれないようだった。聖騎士の着用していた鎧である以上、本来であれば伝説の装備として珍重されそうなものなのだが……世の中には、そういった冒険者の心を見透かしたかの如く、危険なトラップとしての武器防具が存在していることも、また事実。
 装備すればデメリット盛沢山な効果と同時に、二度と外せなくなるような代物は数知れず。中には装備するとエッチな気持ちにさせられる服とか、挙句の果てには触手服などという際物まで存在する。こいつはミミックの一種で、人間が装着すると本性を現し触手で蹂躙するという、製作者の悪意しか感じられない魔法生物である。
 もしや、この鎧もそういった類の代物になっているのではあるまいか。なんとも不穏な空気が漂うが、それでも伝説の真実に迫るためには、鎧を着用してみる他にないわけで。
「まずは、私が装着してみよう。おあつらえ向きに、私好みのマントがついたものもあるようだしな」
 転がっていたビキニアーマーのひとつを拾い上げ、ネフラは着ていた水着を脱いで装着してみた。元より、水着はビキニアーマーと干渉するものではないため、水着の上から着用すれば良いとも思うのだが、それはそれ。幸い、サイズもピッタリだったようで、激しく動いて装備が外れるということもなさそうだ。
「ど、どうですか? なにか、変なところとか……」
「いや、今のところ、何の問題もないな。脱ごうと思えば、いつでも脱げそうなくらいに普通の鎧だ」
 心配する詩乃を他所に、ネフラは余裕の表情だった。念のため、詩乃に色々と調べてもらったが、特に邪悪な気配も罠の類も感じられない。それどころか、保存状態の関係も相俟って、そこはかとなく神聖な力さえ感じられる。
「正真正銘の聖なる鎧というわけか? だが……それならば、何故に村では禁忌として伝わっているのだろうな?」
「聖騎士さん達がお嫁に行けなくなってしまうくらい恥ずかしい経験をしてしまったので、村に詩を残して立ち去り、自分達の履歴から抹消したとか?」
 ネフラの問いに自分なりの考えを述べる詩乃だったが、ネフラはそれを即座に首を振って否定した。
「いや、それはおかしい。仮に、聖騎士たちが何らかの辱めを受けたとして……己の象徴でもあり、身を守ってくれるはずの防具を、こんな場所に放り出して行くだろうか?」
 もし、そのような形で帰還しようものならば、彼女達は全裸で洞窟を後にしたことになる。邪悪な魔法使いを無事に討伐したにも関わらず、全裸で逃げねばならぬ事態など、そちらの方が理解できないし想像できない。
 どちらにせよ、答えはもう直ぐ分かるはずだ。今はとにかく、目の前の邪悪を倒すことに専念すべきだと告げ、ネフラは詩乃と共に洞窟の奥へと進んで行った。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ティティス・ティファーナ
SPDで判定
*アドリブ歓迎

「水中捜索では召喚獣(幽魔月精)は優位。深く素早く捜索と調査を始める」
『アストラル・エレメント・トランスフォーメーション』で現状と状況を注視して最適化を計りファンネルビットを創造して展開し捜索・探査調査を行いながあ周囲の猟兵とも連携を取りながら周囲の創作物と類似する物質を発見次第回収していき、「選択して装着するのか?」と聞いて水着の必王制を理解していないから一度戻って他の猟兵に「水着は防衛機能に乏しいがどうすれば良い?」などと聞いたりしながら「“人”を理解するには着用するべきなのか」とちょっと躊躇しています。

他の猟兵が着用を手助けするのなら抵抗はしません


天羽々斬・布都乃
「なるほど、邪悪な魔物が目覚める前に祓うということですね。
それでしたら陰陽師の私の出番ですね」
『布都乃よ、今度こそ報酬で美味いものを食うのじゃ』

巫女服(先日ボロボロにされたので報酬をはたいて新調した)の格好で、湖の前に立ちます。
ここは【五行強化符】による水属性結界で水中呼吸を可能にして、湖に潜っていきましょう。

『布都乃よ、ここに棲息する魚たちは凶暴なようじゃ』
「はい、視えています」

天羽々斬剣と布都御魂剣で魚たちを斬り裂きましょう。

『ここが湖底の迷宮じゃな』
「うう、服がびしょ濡れです……」
『見よ、ビキニアーマーが落ちとるぞ』

仕方ありません。
服が乾くまで、ビキニアーマーを着て先に進みましょう。



●その鎧、身に着けますか?
 伝説に語られる邪悪な存在が、悠久の時を経て目覚めようとしている。そんな話を聞いてしまっては、猟兵としては捨て置けない。
「なるほど、邪悪な魔物が目覚める前に祓うということですね。それでしたら陰陽師の私の出番ですね」
『布都乃よ、今度こそ報酬で美味いものを食うのじゃ』
 式神に促され、布都乃は意を決して湖に飛び込んだ。以前の依頼で巫女服をボロボロにされてしまったため、新調した結果、なけなしの貯金がパーになってしまったのだ。
 これでは、当分の間は貧乏生活を続けねばならない。さすがに、これ以上の出費は控えたかったので、ともすれば報酬の良さそうなアックス&ウィザーズ世界の依頼に挑んだというわけなのだが。
『布都乃よ、ここに棲息する魚たちは凶暴なようじゃ』
「はい、視えています」
 強化護符の加護で水中でも呼吸ができるようになった布都乃は、いつもよりも強気になってしまっていたのだろうか。近づいてくる獰猛な魚をバサバサと斬り捨てて行くが、それは却って周囲の魚を呼び集める結果となってしまった。
「えぇっ! な、なんか、さっきよりも集まってますよ!?」
『いかんな……。倒した魚の血の匂いに惹かれて来おったか』
 そもそも洞窟探索がメインなのに、魚などの相手をするからこうなるのである。これでは、洞窟に到着する前に、早くも巫女服がボロボロにされてしまい兼ねない。
 そんな中、苦戦する布都乃を他所に、ティティス・ティファーナ(召喚獣「アストラル・エレメント(幽魔月精)」・f35555)はビットを展開して水底の洞窟を目指して進んで行った。一応、布都乃の周りにいた魚を追い払ってくれたので、湖底の洞窟に到着するまでは安全だったが。
『ここが湖底の迷宮じゃな』
「うう、服がびしょ濡れです……」
 案の定、濡れた服が身体に張り付き、このままでは風邪をひいてしまいそうだ。
 こんなことなら、他の猟兵達と同じように、水着か何かを着て潜った方が良かったかもしれない。それでも我慢して先へ進むと、果たして伝説の詩にもあった、ビキニアーマーが転がっているのが目に留まった。
『見よ、ビキニアーマーが落ちとるぞ』
 布都乃の式神が、これみよがしに転がっているビキニアーマーの方へを鼻先を向ける。ここから先、風邪を拗らせたくなければ、あれを着て進む他にはなさそうだ。
「選択して装着するのか?」
 ビキニアーマーが何かを理解していないティティスが、なんとも不思議そうな表情で布都乃に尋ねる。どうやら、ティティスはビキニアーマーを鎧だと認識していないようで、水着か何かと混同していた。
「水着は防衛機能に乏しいがどうすれば良い?」
「え? あの……あれは、水着ではなくて……」
 突然、話を振られ、布都乃は困惑した様子で言葉に詰まった。
 ここでビキニアーマーの何たるかを語れるほど、自分はビキニアーマーには詳しくない。それ以前に、どうすれば良いのかと問われたところで、着るも着ないも本人次第としか言いようがない。
「……仕方ありません。服が乾くまで、ビキニアーマーを着て先に進みましょう」
 とりあえず、あれは水着ではなく極めて軽装の鎧であると説明した上で、布都乃は濡れた巫女服を脱いでアーマーに着替えた。どうにも胸元のサイズが合っていない気がするが、これでも立派な防具ではあるので、急所を保護するという点では特に支障はなさそうだ。
「軽装の鎧……“人”を理解するには着用するべきなのか……」
 そんな中、ティティスは最後まで自分の意思では、ビキニアーマーを纏うかどうかを決めることができなかった。他の猟兵から着せてもらえるのであれば、そのまま装着しようとも考えていたが、そもそも正体の分からない防具を他人にまで強引に着せようとする者がいたら、そちらの方が問題だ。
 着るも着ないも、全ては個人の判断に委ねられている。結局、ビキニアーマーに着替える明確な利点を見いだせなかったティティスは、そのまま洞窟の先を目指して進むことにした。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

イネス・オルティス
ビキニアーマーの聖騎士の伝説か
ビキニアーマーを使う者としては気になる話ね
それに、私には一族伝統のビキニアーマーがあるから使う事は無いけれど
聖騎士の着ていたビキニアーマーも気になるわ

【薄衣甲冑覚醒 弐】を使い湖を高速移動で潜り切り
一気に迷宮に侵入して探索しましょう

これが件のビキニアーマーね
他の猟兵が使わないビキニアーマーは一領ずつ集めて
ビキニアーマーの隠れ里出身の戦士として祈りを捧げるわ
この鎧も鎧の持ち主たちも安らかに……

恥ずかしさ耐性のあるイネスは、周りの視線を気にしません
そのビキニアーマー姿の存在感で、無意識に誘惑してしまう事がありますが
イネスにそのつもりはありません


茨天・斗鬼
なるほどね、聖騎士が着たビキニアーマー。個人的には興味あるかな

まずは湖底目指してダイブ!頑張って泳いでいけばなんとかなるかな?
迷うほどじゃないって聞いたし

そしてたどり着く湖底の迷宮。うん、予知の通りにビキニアーマーが転がってるね。
純白で金色のラインが施されたビキニアーマー、詩だと纏ってはならないってあったけど見た感じそうは見えないし……

潜ってきて濡れちゃったヒーローコスチュームを脱いでビキニアーマーに着替えるよ
着心地はいいし動きも阻害されないし、なんか良いかも。気に入っちゃったよ。
鏡で姿を見れないのが残念だなーとか考えつつビキニアーマーを装備して迷宮の奥へ向かっていくよ

(アドリブ大歓迎です)


クロエ・アスティン
ふぅ、泳ぎは苦手でありますが……頑張って潜るであります。
水中でも動きやすいようにと水着に着替えて飛び込むであります。

戦槌と大盾、装備の重さでどんどん湖底に沈んでいくであります。
うぅ、や、やっぱり水の中は少し怖いでありますね……
湖底まで沈んで地に足がついたことでほっと一息。
洞窟までは湖底を蹴って進むであります。

無事たどり着いたのはいいでありますが……水着のままではさすがに防御力が不安でありますね……
ちらりと転がっているビキニアーマーを見つつ……邪悪なものではないと言っていたでありますよね。
しょ、正直自分の体形には似合ってないと思いますが背に腹は代えられないであります。

※アドリブ・連携も歓迎



●いざ、深き水底へ!
 ビキニアーマーを身に纏った、女だけの聖騎士団。そんな彼女達は邪悪な魔導士との戦いを終えた後、忽然と歴史の表舞台から姿を消した。
 そして、後に残されたのは、戦場となった湖の洞窟やビキニアーマーそのものを禁忌として人々から遠ざけようとするような詩。なんとも不可解な伝説だけに、ビキニアーマーを愛用する者としては、気にならない方が嘘である。
「なるほどね、聖騎士が着たビキニアーマー。個人的には興味あるかな」
「確かに、ビキニアーマーを使う者としては気になる話ね。それに、私には一族伝統のビキニアーマーがあるから使う事は無いけれど……聖騎士の着ていたビキニアーマーも気になるわ」
 茨天・斗鬼(オウガガール・f39676)やイネス・オルティス(隠れ里の女戦士・f06902)のような生粋の戦士達は、罠や呪いといった類のトラップよりも、聖騎士のアーマーそのものに興味があるようだ。
「聖騎士様の鎧なら……たぶん、変なことにはならないでありますよね?」
 その一方で、時に同じビキニアーマーを纏う者でありながら、クロエ・アスティン(ハーフドワーフのロリ神官戦士・f19295)は完全に疑心暗鬼に陥っていた。
 正直、この手の依頼で碌な目に遭った試しがあまりない。もし、変な呪いの掛かっているアーマーを身に着けて、自分の意思とは関係なく恥ずかしい目に遭ったらどうしようか。
 最悪の場合、二度と誰かの嫁に行けないようなことになるかもしれない。しかし、他の二人が威勢よく湖に飛び込んだことで、クロエもいよいよ覚悟を決めた。
「ま、まあ……さすがに、いきなり怪物や触手に犯されるなんてことはない……でありますよね?」
 アーマーを纏うだけでそんなことになったら、それこそ意味不明の理解不能である。もっとも、実は湖の底に潜んでいる邪悪な存在が、そういった類の化け物である可能性は否定し切れないのですが、それはそれ。
(「深いところは視界が悪いけど……そんなに迷うこともなさそうね」)
(「……湖底から微妙に泡が出ている? たぶん、あれが入り口だね」)
 身体を垂直にして一気に潜り、イネスと斗鬼は早々に洞窟の入り口を見つけた。元より、彼女達は軽装でもあったので、潜るのにもそこまで支障はなかったようなのだが。
(「……っ! こ、これは、速すぎるであります!!」)
 そんな二人をも超えるスピードで、クロエが凄まじい勢いで沈んで行く。大盾に戦槌といった重装備だったので、泳ぐ、泳がないに関係なく、装備の重さで沈んでしまったのである。
(「うぅ、や、やっぱり水の中は少し怖いでありますね……」)
 他の二人が先に洞窟の入口へ泳いで行くのを見て、クロエも水圧に耐えながら、なんとか湖底を這って洞窟へと辿り着いたのであった。

●聖騎士達の遺物
 洞窟の中に入ると、少しばかり冷たい風が猟兵達の身体を撫でた。
「……はぅっ! さ、寒いであります!」
「確かに……このまま濡れた格好でいると、風邪をひくかもしれないね」
 濡れた水着やヒーローコスチュームが身体に貼りつき、クロエと斗鬼は着替えを探した。見れば、なるほど噂の通り、洞窟の中にはあちこちにビキニアーマーが転がっていた。
「これが件のビキニアーマーね。特に邪悪な力は感じないけれど……」
 何百年も湖底の洞窟に放置され、錆一つないとは恐れ入る。きっと、高名な鍛冶師によって作られたものか、あるいは強力な聖なる加護に守られてのことだろうと、イネスは少しばかり感心していた。
「詩だと纏ってはならないってあったけど、見た感じそうは見えないし……」
「……グリモア猟兵の方は、邪悪なものではないと言っていたでありますよね?」
 顔を見合わせる斗鬼とクロエ。とりあえず、このまま濡れっ放しではどうにもならないので、二人は物陰で適当なビキニアーマーに着替えることにした。
「へぇ、これがビキニアーマーか。着心地はいいし、動きも阻害されないし、なんか良いかも。気に入っちゃったよ」
 身体の動きを確認し、斗鬼は満足気な笑みを浮かべる。今のところ、おかしなことは何もない。それに、急所だけ隠した極限の軽量鎧というのも、自分の戦闘スタイルと合っている。今は素肌の上に直接アーマーを纏っているが、ヒーロースーツをアンダーウェアに、ビキニアーマーを外殻装甲アウターシェルにするのも悪くないかもしれない。
 どちらにせよ、鏡がないのは残念だ。そんなことを考えながら先へ進む斗鬼であったが、その一方で同じくアーマーを装着したクロエは、どうにも胸元がスカスカしている気がして仕方がないようだった。
「うぅ……しょ、正直、自分の体形には似合ってないと思いますが、背に腹は代えられないであります」
 アーマー自体は胸周りや腰回りのサイズに合致したものがあったのだが、胸部装甲の中身が殆ど空っぽ状態なので、胸元を叩くと妙に軽い音が響くのが物悲しい。
 変な呪いやモンスターに辱められることはなかったが、それでも結局、こんなオチか。なんともやるせない気分にさせられるクロエであったが……そんな中、イネスだけはアーマーを纏うこともなく、回収されなかったビキニアーマーを一か所に集め、弔いの祈りを捧げていた。
 ビキニアーマーの隠れ里出身の戦士としては、この地で果ててしまったであろう聖騎士達に、祈りを捧げずにはいられなかったのだろう。聖騎士が行方不明になり、アーマーだけが残されたということは……即ち、そういうことだ。彼女達は邪悪を討つことには成功したが、その多くが生きて洞窟を出られなかったということなのだ。
 このビキニアーマーは、云わば聖騎士達の残した戦いの証。真相はどうあれ、少なくともイネスはそう信じたかった。そして……そんな彼女の祈りが、未だこの地に残る聖騎士達の魂に届いたのだろうか。
「……っ! こ、これは……」
 突然、アーマーが光り輝いたかと思うと、その光はイネスの纏っていたビキニアーマーに吸い込まれて行く。そればかりか、クロエや斗鬼のアーマーまでも共鳴を始め、そこに宿った聖なる力が未だ健在であることを示していた。
「す、凄い力であります! やっぱりこれは、聖なる防具だったのでありますね!」
「肉体は滅んでも、魂だけは鎧に残っていたってことかな? ……悪くないね、そういうの」
 クロエも斗鬼も、ビキニアーマーに隠された力に、興奮を覚えずにはいられなかった。それはなにより、ビキニアーマーを常用するイネスにとっても同じこと。見た目は何の変化もないが、明らかに凄まじい力が自分の鎧に宿っていることが分かる。
「聖騎士達の加護を得られた……ということか? どちらにせよ、この力があれば、どのような邪悪が相手でも負ける気はしないな」
 やはり、ビキニアーマーこそ最強にして最高の防具なのだ。そう確信しつつ、イネスもまた二人に続き、洞窟の奥へと進んで行った。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 ボス戦 『暗黒ビキニアーマー騎士・オレリア』

POW   :    斧槍呪詛連撃
自身の【呪われたビキニアーマー】が輝く間、【呪詛を込めたハルバード】の攻撃回数が9倍になる。ただし、味方を1回も攻撃しないと寿命が減る。
SPD   :    堕悪波動解放
全身を【呪いのビキニアーマーの波動】で覆い、自身が敵から受けた【屈辱】に比例した戦闘力増強と、生命力吸収能力を得る。
WIZ   :    暗黒破壊光線
【呪いのビキニアーマーから暗黒破壊光線】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
👑11
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●目覚めし女戦士
 迷宮と化した洞窟の奥へ更に進んで行くと、そこには不気味な祭壇の安置された、奇妙な空間が広がっていた。
 洞窟そのものは天然のものかもしれないが、ここは明らかに人の手が入っている。この場所に来るまでも、歩くだけで勝手に洞窟内を照らす灯りが道を示してくれたが、それらも含めて全ては伝説にある邪悪な魔導士が用意したものなのかもしれない。
 果たして、この地に眠る邪悪とは何か。猟兵達が身構える中、祭壇の上に置かれた棺が静かに開き……その中から現れたのは、漆黒のビキニアーマーを纏った女戦士だった。
「ふぅ……よく寝たわ。これだけ寝ていれば、さすがにもう、私の邪魔をする忌々しい聖騎士達は生きていないはず」
 そう言って周囲を見回す女戦士だったが、聖騎士のビキニアーマーを纏った猟兵達がいたことで、驚愕と嫌悪の色を顔に浮かべた。自分の宿敵が、未だ健在だと勘違いしたのだろうか。否、それ以前に、この地で没したのは邪悪な魔導士のはずなのに、何故にビキニアーマーの女戦士がオブリビオンとして復活を遂げたのか。
 伝説の詩に残された不可解な点も相俟って、もはや何が何だか分からない状態。しかし、次の瞬間……猟兵達の纏っていたビキニアーマーが激しく光り輝いたかと思うと、その光の先に、ビキニアーマーを纏った聖騎士達の戦う姿が映し出された。

●伝説の真実
 薄暗い洞窟の中。猟兵達がいるのとまったく同じ場所にて、互いに激しい戦闘を繰り広げる邪悪な魔導士とビキニアーマーの聖騎士達。
 数の上では聖騎士達の方が上回っているが、個の強さでは魔導士の方が圧倒的だった。邪悪な暗黒魔法の前に、一人、また一人と聖騎士達は倒れて行く。このままでは被害が広がるばかりだと判断し、ついに騎士団の長を務める女騎士は、何かを決意した表情で邪悪な魔導士に抱き着いた。
「ぬぅ! 貴様、何をするつもりじゃ!」
「知れたこと! 我が鎧に託された全ての力を使い、貴様を倒す! 受けよ……ビキニィィィィ! サイクロォォォォン!!」
 緊迫した状況を一瞬にして台無しにするような、なんとも微妙な名前の必殺技名が、騎士団長の口から放たれた。もっとも、威力の程は申し分なく、騎士団長の纏っていた聖なる鎧から発せられた光は、一撃で邪悪な魔導士を再起不能なまでに追い込んでしまった。
「ぐぬぅぅぅ……おのれ、ここまでか……」
 聖なる光を受け、邪悪な魔導士の身体が溶けて行く。しかし、その一方で騎士団長の鎧も聖なる力を使い果たしてしまったのか、金色のラインが色を失って行く。
「だが、儂は滅びぬぞ! 儂の残した最後の呪縛……それは、今度は貴様を蝕み、そしてこの世を地獄に変えるのじゃからな! グハハハハ! ガハハハハ……ごぶぅっ!!」
 月並みな台詞を吐いて、邪悪な魔導士は完全に溶けて死んでしまった。これにて、一件落着か。そう、誰もが思ったはずだったが……気のせいだろうか、騎士団長の様子が何やらおかしい。
「だ、団長! その姿は……うぐっ!」
 突然、騎士団長であった者が、手にした槍斧を振るって仲間のことを薙ぎ払った。見れば、彼女の姿は猟兵達の前に現れたオブリビオンと同じものになっており、もはや己の意思がないことは明白だった。
「そ、そんな……団長!」
「まさか……鎧の加護を失ったところで、最後に呪いを受けて……」
 残された聖騎士達も、団長の身に何が起きたのか気づいたのだろう。最後の最後で、鎧の聖なる加護を代償に放った必殺技。それに合わせる形で敵が放った呪いを受けて、騎士団長もまた呪われてしまったのだ。
 加護を失ったビキニアーマーでは、邪悪な呪いには耐えられなかった。その結果、騎士団長は呪いのビキニアーマーを纏って人類の敵となった邪悪な騎士……『暗黒ビキニアーマー騎士・オレリア』へと変貌させられてしまったのである。
「団長! 目を覚ましてください!」
「無駄だ! あれはもう、我らの知る団長ではない! あそこにいるのは……団長の肉体を依代に顕現した、邪悪な騎士だ!」
 肉体レベルでオブリビオンに置換されてしまっては、もはや助けることはできない。団員達も意を決し、彼女達はそれぞれ肩を組んでスクラムを組む。一人一人の力は弱くとも、その全てを繋いでぶつければ、あの騎士を封印することくらいはできると信じて。
「……だが、どうする? あの技を使って鎧の加護を失えば、我らもまた……」
「ならば、代償には鎧の加護でなく、我らの肉体を使うまで! そうすれば、新たな邪悪が生まれることもない!」
 そういうわけで、お前は先に村へ戻り、このことを村の者へ伝えて欲しい。そう言って、聖騎士達は同行していた見習いと思しき少女に後を託し、円陣を組んでオレリアを囲い込み。
「「「ビキニィィィィ・シンドロォォォォム!!」」」
 やはり、謎にカッコ悪い上に、言葉の意味さえ分かっているのかどうかも不明な恥ずかしい技名を叫び、その身を犠牲に聖なるオーラの渦を発生させる。その力は確かに凄まじく、聖騎士達は鎧だけを残し、オレリアを祭壇の上に置かれた棺の中へと封じ込め。
「あ……あぁ……」
 最後に残されたのは、騎士見習いの少女のみ。見習い故に、ビキニアーマーを纏うことも許されていなかった少女は、恐怖に怯えながら湖底の洞窟を一目散に後にした。

●邪悪な呪いに終焉を
 目の前の光が消えたことで、猟兵達は思わずハッとした様子で前を見た。
 それなりに長い話を見せられていた気もするが、実際に経過したのは数秒である。これもまた、ビキニアーマーに残された、聖なる加護の見せる奇跡なのだろうか。
『さあ、時は来たれり。我らの残せし希望……それを纏う者達に聖なる祝福を!』
『我らの力、一度限りであるが貴殿らに与えん。我らが聖なる鎧の力を代償に、我らの奥義を発動する力を!』
 聖騎士達のものと思しき声が、ビキニアーマーを纏った猟兵達の頭の中へと直に響いてくる。アーマーを纏っていなくとも、聖騎士達の加護を得られた者もまた、同じく彼女達の声を聞いた。
 聖騎士達が自らの身を犠牲にオレリアを封印したのは、来るべき戦いの日に備え、オレリアと戦う戦士のために鎧を残そうとしたからに他ならない。また、自分達の肉体を犠牲にすれば、呪いも伝播しないと考えたのだろう。
 そして、その想いを語り継がせるために、見習いの少女に全てを託した。しかし、残念なことに恐怖で錯乱した少女の話では、村人達も全てを理解できなかった。
 結果として、残ったのは団長がオレリアになってしまったという断片的な情報だけであり、長い年月を経ることで、それはいつしかビキニアーマーを呪いの装備の如く伝えるようになってしまったのだろう。
 だが、真実が分かった以上、もはや恐れることは何もない。伝説の聖騎士達の魂と共に、今度こそオレリアを倒し、呪いのビキニアーマー伝説に終止符を打つのだ!

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●聖騎士のビキニアーマー
 前章でこれを身に着けた人と、聖騎士の加護を直に与えられた人だけが、以下の必殺技をユーベルコードとは別に一度だけ使用できます。
 なお、聖なる加護を代償に使用するため、使用後のビキニアーマーは数百年の経年劣化を諸に受けることになりますので、その後の展開はお察しください(自前の防具に加護を受けた人は、加護がなくなるだけで何も起きません)。
 また、発動には無駄に恥ずかしい技名を、気合を込めて叫ばなければなりません。
 前章で装備を回収していても、実際に装備していない人は、必殺技を使えません(戦闘中に着替えている余裕はない、あるいは聖騎士に認められていないという判定になります)。

●必殺技①(ビキニ・サイクロン)
 鎧から発する聖なる光で敵に大ダメージを与えます。
 相手との距離が近ければ近いほど、威力も上がります。

●必殺技②(ビキニ・シンドローム)
 鎧から発する聖なる渦で、敵の動きを数ターン封じます。
 複数の人でやると効果絶大ですが、さすがにオレリアを再封印するのは不可能です。
夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎

■行動
恐怖で混乱した少女が、凶暴な魚の居る湖を無事に?
何処かに地上直通の経路が?

『FAS』による飛行で足場の影響を遮断、入口側に距離を取りつつ『FMS』のバリアを展開、【懸禧】を発動しますねぇ。
『祭礼の女神紋』により全『祭器』も肉体の一部と扱えますから、『靈』による『無敵化』は『FMS』のバリアにも及びますので、難敵故のバリアを破壊しうる『斧槍の連撃』も『解除後の体型反動』への置換で防げますぅ。
後は『FGS』の重力結界で動きを抑えることで『ビキニの能力』を使う方が居れば当て易い様に援護しつつ、『FRS』『FSS』の[砲撃]と『FES』の『聖属性の魔力矢』を中心に叩きますねぇ。



●呪われし騎士VS豊穣の巫女
 凄腕の冒険者か、あるいは猟兵でもなければ、安全に辿り着けない湖底の迷宮。
 そんな場所から、果たして伝説の真実にあった通り、見習いの少女だけで帰ることができたのか。なんとも気になって仕方のない夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)であったが、そんなことよりも、今は目の前の呪われた騎士をなんとかしなければならない。
(「恐怖で混乱した少女が、凶暴な魚の居る湖を無事に? 何処かに地上直通の経路が?」)
 ふと、そんな考えが頭を過ったが、それはそれ。戦いには関係のないことだし、そもそも迷宮と化した洞窟内部に澄んだ空気が循環していることからして、地上に繋がる穴のひとつでもあって不思議ではない。
 もっとも、湖底の入り口から入るのがセオリーだった以上、その穴は極めて小さく、見習いの少女が抜けるのがやっとのサイズであることは否めなかった。小柄な人間ならともかく、自分の場合は確実に胸と尻が詰まって大変なことになるだろうと、るこるはそれ以上考えるのを止めた。
「あなたは聖騎士の加護を受けていないようね。だったら……まずは、あなたから先に血祭りに上げてあげるわ!」
 加護のない人間など敵ではないとばかりに、オレリアがハルバードを構えてるこるへ突撃してきた。その攻撃速度は、実に平時の9倍。まともに戦っても切り刻まれるだけだと判断し、るこるもまた多数の浮遊兵器を展開して行く。
「大いなる豊饒の女神、あなたの使徒に『憑代の加護』をお与え下さいませ」
「無駄よ。変わった使い魔を使役するようだけど、そんなもので私の攻撃は防げないわ!」
 呪われたビキニアーマーに導かれるままに、オレリアは力任せにハルバードを振り回す。その勢いは、まさしく巨人でさえ屈服させん程に強烈だ。このまま叩き伏せられれば、質量の軽い浮遊兵器など、簡単に叩き落されてしまうはずだったが。
「……っ! な、なんですって!?」
 攻撃しても全く手応えがないことに、オレリアの方が驚愕する番だった。
 聖騎士の加護を得られなかったるこるは、当然のことながらビキニ技を使えない。しかし、だからこそ彼女は自らの信仰する豊穣の女神の力を借りて対抗した。この力を纏っている限り、彼女は装備も含めて全ての能力が強化されるだけでなく、あらゆる攻撃に対して無敵になるのだ。
「あら、それで終わりですかぁ? それでは……今度は、こちらから行きますねぇ」
 お返しとばかりに、るこるの操る浮遊兵器の数々が、オレリアを四方八方から攻撃し始めた。砲撃に加え、聖なる属性の魔力矢を放ってくるため、オレリアは完全に防戦一方だ。呪われているとはいえ、彼女も騎士である以上、得意な間合いは接近戦。攻撃を無効化し、遠距離から弾を撃ってくるような存在が相手では、彼女にそれを追い払う術などなく。
「うぅ……で、でも、そんな強力な魔法、何の代償もなく使えるはずが……」
 重力結界に動きを封じられながらも、オレリアは強引に立ち上がった。だが、それが彼女の限界であり、るこるのユーベルコードの仕組みを理解できない以上、そこから先は決して状況を好転させられない。
「代償ですかぁ? まあ……反動はありますけど、痛いものではありませんので」
 そういうわけで、こちらは好き放題やらせてもらうと、るこるの浮遊兵器が一斉射撃!
 哀れ、全身を黒焦げにされてしまうオレリアだったが、そこでついに、るこるの側にも限界が来た。
「……っ!? ひゃぁっ!!」
 突然、身体が膨れ上がり、四方に弾け飛ぶるこるの衣服。彼女の『反動』といえば、身体の肥大化。ダメージを反動に変換した結果、今回もボールのような体形になってしまった。
「な、なんなの、それ……。呪いの類でもないし……どうなってるのよ……」
 さすがにこれは、オレリアも自分が呪われていることを棚に上げてドン引きだった。しかし、重力結界に捕まっている状態では満足な反撃もできず、オレリアは反動で動けないるこるに対し、何の反撃も行うことができなかった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

篁・綾
アドリブ歓迎。

そ。つまり根こそぎにしてしまえばいいということね。
ちょっと心配だけど、まぁきっとなんとかなるでしょう、たぶん。
仲間と距離を取り指定UCを発動。
さあ、潰し合いを始めましょうか……。
【残像】を駆使し、【斬撃波】で間合いを測りながら接近戦を。
【目潰し】等の妨害や【生命力吸収】もしつつ、瘴気の乗った【鎧無視攻撃】を打ち込んでいきましょう。まぁ、別に組打ちが得意なわけではないけど。組み合いになったら【オーラ防御】を張りつつUCの瘴気で【カウンター】的に損害を与えつつ継戦を(が、押し切られ片腕他をやられた上にハルバードで刺される)。
(のだが、刺されたままハルバードを腐食させつつ間合いを詰め、至近距離から実質【だまし討ち】のようにビキニサイクロンをぶっ放す。加護を失ったビキニアーマーサンは無事死亡。全裸。まともな美意識はどこか行っているので気にしない。本体は日光下でないのでUC効果で自己再生し復活。相手が未だ健在であれば、更に腐らせ融合【捕食】しようとする)
さあ、捧げなさい、お前自身を…



●激突、呪詛と呪詛!
 邪悪な魔導士の呪いによって、呪われしビキニ騎士として転生してしまった騎士団長。彼女のことを考えると哀れな気もしないではないが、しかし同情していても始まらない。
「……そ。つまり根こそぎにしてしまえばいいということね」
 もはや戻れないというのであれば、呪われたビキニアーマー諸共に始末してしまおうと、篁・綾(幽世の門に咲く桜・f02755)は先んじて前に出た。
 敵の実力は未知数であり、少なくとも猟兵を複数同時に相手にできるだけの力は持っていると見て間違いない。だが、それでも綾は、敢えて他の猟兵達からも距離を取る形でオレリアと対峙する。自分の使うユーベルコードの性質を考慮した場合、仲間さえも巻き込んでしまい兼ねないからだ。
「さあ、潰し合いを始めましょうか……」
 そう言うが早いか、綾は瞬時に距離を詰めて、斬撃波を放ちつつオレリアに仕掛ける。しかし、オレリアもまたそれに真っ向から対抗し、呪われしビキニアーマーの力を全開にして、綾のあらゆる攻撃をハルバードで払いのけて行く。
「なかなかやるわね。でも、手数だけなら私の方が上だわ」
 一時的に攻撃回数が平時の9倍になっているオレリアは、攻撃の速度でも綾の上を行った。やはり、1対1では実力の差が如何ともしがたい。咄嗟に目潰しを食らわせて距離を取るも、そんなことは関係ないとばかりに、オレリアは更に綾へと肉薄してくる。
「へぇ……そういう卑怯な手も使うのね。まあ、嫌いじゃないけれど……」
「卑怯? 命を懸けた殺し合いに、ルールもなにもないでしょう?」
 果たして、どちらが悪役なのかも分からない台詞を交わしながら、綾はオレリアの斬撃を古刀で受け止めた。もっとも、パワーでもオレリアの方が上のため、徐々に後ろへ押し込まれて行く。強引に払いのけようとするも、その隙を待っていたと言わんばかりに、オレリアが力任せに振るったハルバードの一撃が綾の身体に突き刺さった。
「……っ!」
「あら、残念だわ。急所を外してしまうなんて」
 一撃で仕留められなかったせいで、余計に苦しませることになるが、それも仕方ないだろう。そう、不敵な笑みを浮かべつつ、傷口を抉るようにしてオレリアは綾の身体にハルバードの先端を押し込んでゆく。
 だが、果たしてそれは、本当に正しい判断だったのだろうか。その答えは、直ぐにオレリア自身が身を以て体感することとなる。
「……腐れ、腐れ この紫煙の中で 儚き花も煌めく石も区別なく 無惨に朽ち果て塵へと還れ」
「なっ……! わ、私のハルバードが!?」
 斧槍の先端が腐食を始めたことで、オレリアは慌てて距離を取ろうとした。が、しかし、綾は傷ついた腕でハルバードの柄を握り締めると、ここぞとばかりに聖騎士の加護を必殺の一撃へと変えて解き放つ。
「ビキニ・サイクロン!」
 それは、かつて邪悪な魔導士を倒すために、騎士団長が放った自爆技。これを使えば、ビキニアーマーは加護を失い、単なる皮鎧と化してしまう。しかし、その代償に相手へ与えるダメージは凄まじく、あまりの衝撃にオレリアは洞窟の端まで吹き飛ばされた。
「うぅ……な、なんてやつなの……」
 ハルバードを杖代わりに立ち上がるも、今のでかなりの深手を負ったのは間違いない。必殺技を放った反動で綾の纏っていたアーマーも風化して失われていたが、ユーベルコードの代償としてまともな美意識を失っていた綾は、全裸になっても気にしなかった。
「さあ、捧げなさい、お前自身を……」
 そう言いながら迫る綾の身体が、徐々に再生を遂げて行く。日の光が届かない洞窟のような環境でこそ、彼女のユーベルコードは最大限の力を発揮する。
 どれだけ攻撃されたところで、一撃で殺されない限りは決して死なない。おまけに、身体から常に放たれる瘴気が、あらゆる存在を侵食する。そんな肉体へと変貌した綾は、確実にオレリアを追い詰めて行くのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

天羽々斬・布都乃
「この女戦士の方が元騎士団長……」
『布都乃よ、情けは無用じゃぞ』
「わかっています。相手が何者であろうとも、邪悪を祓うのが陰陽師の務めです」

天羽々斬剣と布都御魂剣を構え、斬りかかりますが……

「くっ、この人、強いっ!?」
『布都乃、アレをやるしかあるまい』

は、恥ずかしいですが仕方ありません。

「ビキニィィィィ!サイクロォォォォン!!」
『やったか!?』

いえ、まだ問題が残っています。
未来視で視たのは、この後私の鎧が崩壊し全裸になる未来。
そうはいきません!
【五行強化符】の「金」属製の結界術で鎧の劣化を食い止めます。

『布都乃、敵の攻撃じゃ』
「ふぇっ!?」

斧槍呪詛連撃を受け、鎧をバラバラにされるのでした。


イネス・オルティス
そういう事だったのね、痛ましい
団長さん、その邪悪な呪いから解放してあげるわ

なるほどこうするのね
「ビキニ・シンドロームッ!」
ビキニアーマーの聖騎士の加護、その力を使うのになんの躊躇いもない
なぜならイネスはビキニアーマーの戦士だから

動きを封じた敵に【薄衣甲冑覚醒】の攻撃力重視の鎧砕き攻撃よ
呪われたビキニアーマーを砕いても、彼女を元に戻す事はできない
それはわかっていても必ず破壊するわ
弱体化を狙えそうだし、そうでなくとも彼女の魂を救う事にはなるはずよ

アドリブ・絡み・可


ネフラ・ノーヴァ
【神社猫】
聖騎士達の覚悟、しかと汲み取った。なれば技を叫ぶも一糸纏わぬ姿も何ら恥ずべきことではない。
邪法への対処は詩乃に任せよう。
接近の手は速度。UCで雷電の如き速度で懐へ潜り込む。
刺剣を繰り出しつつ肌触れ合うほどの刹那にビキニ・サイクロンを放つ。
フフ、白を赤く染めるのは美しいものだ。

無事戦いが終われば詩乃から水着を受け取って着直す。
さあ、これで聖騎士達への手向けとなったかな。
村々には真実を伝え伝説を改めようか。


大町・詩乃
【神社猫】

聖騎士さん達の高潔な御遺志を護る為にもオレリアさんはここで倒します!
前衛はネフラさんにお願いして、詩乃は後方から援護。

オーラ防御を纏った一対の天耀鏡を大型化して、一つは自分、もう一つをネフラさんに配します。
ハルバードの攻撃は盾受けし、暗黒破壊光線は盾受け・カウンターでオレリアさんに反射しますよ。

更に《初発之回帰》でオレリアさんのUCを相殺します。

援護として、雷の属性攻撃・全力魔法・高速詠唱による雷を放ったり、
念動力・捕縛でオレリアさんを金縛りにしたりと。

終わったらネフラさんに水着をお渡しして、聖騎士さん達のご冥福を祈ります。
それに正しい伝承も村に伝えないといけませんね。


オリヴィア・ローゼンタール
敵と刺し違えて闇堕ち……
悲壮感のある境遇の筈ですが、要所要所のワードでトンチキな印象が拭えませんね……

【怪力】で聖槍を振るい、斧槍と激しく打ち合う
暗黒破壊光線は、聖騎士の加護と自身の破邪の力(破魔・オーラ防御)で防ぐ
重量を活かした打ち下ろしを【受け流し】、【体勢を崩した】ところへショルダータックル
互いの武器は封じられた状態だが、こちらには託された必殺技がある
サイクロンなのに光攻撃なのかという疑問も甚だしいが――ビキニ・サイクロン!(気合い・大声)
密着距離で最大威力を発揮、さらに【壊嵐旋迅槍】による追撃!
…………急速劣化と暴風攻撃の影響は、まぁ、そういうことに(吹き飛ばし)


クロエ・アスティン
聖騎士様たちの想い、無駄にしないであります!
ビキニアーマーをまとい、戦槌と大盾を構えてオレリアと対峙します。

呪詛を込めたハルバードの連続攻撃に防御一辺倒になっていまいますが……い、今であります!
ビ、ビキニ・シンドロームーーー!
かなり恥ずかしかったでありますが、ビキニアーマーに宿る聖なる加護の力で相手の動きを封じたであります。

これで決めるであります!!
動きを封じたところに【戦乙女の戦槍】を投げつけます。
これが聖騎士様と戦女神様の力であります!!

けど、どやっと決めたところで加護を失った鎧がぼろぼろになっているのに遅れて気づいて悲鳴を上げてしまうのであります。

※アドリブ・連携も歓迎


茨天・斗鬼
●SPDで判定

真実も分かったことだし後は聖騎士達のためにもアイツをどうにかするだけだね!

ビキニアーマー姿で立ち塞がると戦闘開始、一気に攻めるよ
ちなみにビキニアーマーの下はやっぱりそのまま。アンダーとしてヒーローコスチューム着てもいいけどやっぱり濡れてるしね……

持ち前のパワーで相手に掴みかかって至近距離から必殺のビキニ・サイクロンを叩き込んでやる!
相手も呪いのビキニアーマーからの波動で反撃してくるけどそれを我慢して近づいて……

必殺のビキニ・サイクロンだぁ!あっヒーローしてるから必殺技を叫ぶのは慣れてるしね。

撃ち終わると衝撃に耐えきれなかったビキニアーマーが崩壊……ってわわわ!?

(アドリブ歓迎)



●新世紀ビキニ大戦!
 敵の放った最後の呪詛によって、聖なる騎士から邪悪な騎士へと堕ちてしまった騎士団長。その実力は、闇に堕ちたとはいえ凄まじいものがあり、それだけに油断のできない相手である。
「この女戦士の方が元騎士団長……」
『布都乃よ、情けは無用じゃぞ』
 式神の言葉に、天羽々斬・布都乃(神剣使いの陰陽師・f40613)は静かに頷いた。どう考えても、自分一人で勝てるような相手ではない。その境遇には同情するが、手加減などもっての外だ。
「わかっています。相手が何者であろうとも、邪悪を祓うのが陰陽師の務めです」
 覚悟を決めて、布都乃は太刀を抜いた。こうなってしまった以上、今はオレリアを倒すことが、闇に堕ちた団長を救う唯一の手段。そしてそれは、布都乃以外にも先程の光の中で過去の戦いを垣間見た全ての猟兵達に共通する想いである。
「そういう事だったのね、痛ましい。団長さん、その邪悪な呪いから解放してあげるわ」
 同じビキニアーマーを纏う者として、イネス・オルティス(隠れ里の女戦士・f06902)は自らの務めを果たすべく槍を構える。オレリアを倒し、団長を闇から救うことが、戦士としての誇りを守ることであると信じているが故に。
「真実も分かったことだし後は聖騎士達のためにもアイツをどうにかするだけだね!」
「聖騎士様たちの想い、無駄にしないであります!
 茨天・斗鬼(オウガガール・f39676)とクロエ・アスティン(ハーフドワーフのロリ神官戦士・f19295)も、それぞれに武器を構えてオレリアと対峙した。聖騎士達の残したビキニアーマーを纏った姿は、古の戦いの再現を連想させるもの。
 もっとも、そんな中でオリヴィア・ローゼンタール(聖槍のクルースニク・f04296)だけは、聖騎士達の使う必殺技に、どこか微妙な感情を抱いていたようだが、それはそれ。
「敵と刺し違えて闇堕ち……。悲壮感のある境遇の筈ですが、要所要所のワードでトンチキな印象が拭えませんね……」
 まあ、折角の決め技がトンチキな名前の必殺技だと、それで台無しなのは否めない。だいたい、聖なる光なのにサイクロンとか、封印技がビキニ症候群シンドロームとか、どう考えても適当に語感の良さそうな横文字言葉を並べて名付けたとしか思えない。
「聖騎士達の覚悟、しかと汲み取った。なれば技を叫ぶも一糸纏わぬ姿も何ら恥ずべきことではない!」
 しかし、それでも彼女達の想いと覚悟は本物であったと、ネフラ・ノーヴァ(羊脂玉のクリスタリアン・f04313)は堂々と告げた。容姿や必殺技の名前がどうあれ、彼女達が最後まで、正義のために戦ったのは紛れもない事実なわけであり。
「聖騎士さん達の高潔な御遺志を護る為にも、オレリアさんはここで倒します!」
 今、ここで全ての邪悪を倒すことこそ、彼女達の意思を継いだ自分達が果たすべき使命であると、大町・詩乃(阿斯訶備媛アシカビヒメ・f17458)もまた薙刀を構える。数百年の時を超え、古の伝説に残された戦いが、再び幕を開けようとしていた。

●伝説は蘇る?
 聖騎士達の残した加護と想いを受け継ぎ、邪悪なるビキニアーマー騎士となったオレリアと対峙する猟兵達。だが、本気を出したオレリアは、複数の猟兵を相手にしても、何ら怯まぬ程に凄まじい力を持つ相手だった。
「くっ……! なんて強烈な波動だ……近づけない!」
「なるほど……確かに、力量だけなら騎士団長を任されるだけのことはあるようだな」
 果敢に仕掛けようとする斗鬼やネフラだったが、オレリアの放つ邪悪な波動のせいで、迂闊に距離を詰めることができない。下手に近づけば、それだけでこちらの生命力を吸収され、敵の体力を回復させてしまうからだ。
 ならば、手数と人数で攻めようと、クロエ、布都乃、そしてイネスの三人が同時に攻める。だが、圧倒的な手数を誇るオレリアを前にしては、それでもようやく拮抗させられるか否かといったところだ。
「ほらほら、どうしたのかしら? そんな大振りじゃ、当たらないわよ?」
「くぅ……思った以上に速いであります……」
 一撃の威力は大きいものの、攻撃の起動が直線的になりがちな戦槌を使うクロエでは、オレリアの動きを捉えることは難しい。回避した隙を狙って布都乃が仕掛けるも、今度は攻撃の軽さから、容易くいなされてしまう。
 唯一、イネスだけが力では拮抗するも、それだけでは決定的な一撃を加えることはできない。槍と斧槍で斬り結びながら、互いに有効な間合いを維持するだけで精一杯だ。
「さすがに、これだけの数がいると面倒ね。……だったら、一気に吹き飛ばしてあげるわ」
 複数人を同時に相手取るのに嫌気が差したのか、唐突にオレリアが距離を取った。その鎧に邪悪な力が満ち溢れて行くのを咄嗟に感じ取り、思わず詩乃が他の者達に向かって叫ぶ。
「皆さん、伏せてください!」
「もう遅いわ! 暗黒の光の前にひれ伏すがいいのよ!」
 詩乃の叫びも空しく、オレリアのビキニアーマーから、全てを破壊する漆黒の光が放たれる。聖騎士達の使うビキニ・サイクロンと同質の技なのかもしれないが、その属性は正反対であり、威力の程も桁違い。
 あんなものを食らったら、間違いなくこちらが纏めて重症だ。それが分かっているからこそ、詩乃は敢えて自ら前に進み出ると、手にした鏡で破壊光線を反射しつつ、持てる全ての神力を解放した。
「歪んだ世界をあるべき姿に戻しましょう」
「な……っ! こ、これは……!?」
 驚愕するオレリア。まあ、無理もないだろう。切り札として放ったはずの暗黒破壊光線が、自分のビキニアーマーに吸い込まれるようにして戻ってしまったのだから。
 それこそが、守護を生業とする詩乃のユーベルコード。時間に干渉することで、攻撃そのものをなかったことになるまで逆行させて、無効化してしまうという絶対防御。
「隙を見せましたね! そこです!」
 状況を飲み込めず困惑しているオレリアに、ここぞとばかりにオリヴィアが体当たりし、そのまま聖槍を振り降ろす。咄嗟に斧槍で防いだオレリアだったが、互いの武器がぶつかり合うことで、完全に動きを封じられてしまい。
「今だ! もう逃がさないよ!」
 そこを逃さず、今度は斗鬼がオレリアの脚に組み付いた。そして、彼女が盛大にバランスを崩したところで、示し合わせたかの如く、必殺の切り札を叩き込む。
「「ビキニ・サイクロン!!」」
「くっ……! し、しまった!!」
 瞬間、斗鬼とオリヴィアの纏っていた鎧が凄まじい輝きを放ち、そこから放たれる聖なる光がオレリアの身体を吹き飛ばした。至近距離で食らえば、邪悪な魔導士でさえ肉体を残さず溶かされてしまった必殺技。そんなものの直撃を受けてしまえば、オレリアとて無事で済むはずもなく。
「うぅ……よ、よくも……」
 ビキニアーマーの呪いパワーでなんとか聖なる光のダメージを軽減したようだが、それでもかなり消耗している。
「まだよ! 吹き荒べ破壊の嵐。震天動地の神威を以って、打ち砕け――!」
 この機会を逃してはならないと、立て続けにオリヴィアがユーベルコードを放った。彼女の装備する聖槍から放たれるのは、万物を圧壊する凄まじい暴風。その力の前には、さしものオレリアも完全に圧倒されてしまったが、それでも彼女は倒れない。
「へぇ、なかなかやるものだね。これは面白くなってきたな」
 敵のタフさに感心するネフラ。その一方で、オレリアの放つ強敵のオーラに毒されてか、布都乃は少しばかり及び腰。
「くっ、この人、強いっ!?」
『布都乃、アレをやるしかあるまい』
 それでも式神に促され、彼女もまた切り札を使う覚悟を決めた。色々と恥ずかしい未来が見えたような気もするが、細かいことを気にしている場合ではない。
「こちらでも援護します。今の内に、攻撃を!」
「ああ、助かるよ。では……行こうか!」
 詩乃の雷魔法による援護を受けつつ、最初に動いたのはネフラだ。それに続く形で、布都乃もまた仕掛ける。手にした刃は、あくまで補助。本命は、擦れ違い様に放つ一度限りの必殺技。
「ビキニィィィィ・サイクロォォォン!」
 恥ずかしさを堪えて布都乃が叫べば、その隣では既にネフラが神速の如きスピードで、やはり同じく必殺技を放った後だった。
 再び、オレリアを襲う聖なる光。先程の攻撃以上に、今度は深く直撃したようだ。さしもの呪われたビキニアーマーも、こう何度も聖なる攻撃を放たれては、力が弱まってしまうのも無理はない。
「う……くぅ……。そ、そんな……」
「フフ、白を赤く染めるのは美しいものだ」
 ついに膝を突いたオレリアに、ネフラは冷たい微笑を向ける。だが、それでも油断は大敵。苦し紛れに放たれたオレリアの反撃が、鎧の劣化を食い止めるのに夢中になっていた布都乃へ直撃する。
『布都乃、敵の攻撃じゃ』
「ふぇっ!?」
 殆ど狙いもつけない攻撃だったので、急所をやられなかったのは幸いだった。しかし、代わりに鎧が粉々にされてしまい、布都乃は一糸纏わぬ状態に。
「……っ!? きゃぁぁぁぁっ!!」
 哀れ、両手で胸を隠したまま蹲り、一足先に戦線離脱。だが、ここで彼女に衣服を渡している暇はないので、可哀想だが戦いが終わるまで我慢してもらうしかないわけで。
「い、今であります! ビ、ビキニ・シンドロームーーー!」
「なるほど、こうするのね。ビキニ・シンドロームッ!」
 攻撃の手を休めてはならないと、イネスとクロエもまた聖騎士の加護を用いた必殺技を発動させる。それは、かつて聖騎士達が、自らの肉体を犠牲にして放った究極の封印魔法。さすがに、オレリアを再封印するまでには至らなかったが、それでも動きを封じられただけで十分だ。
「う……ぐぅ……。か、身体が……」
 聖なる光の渦に捕縛され、オレリアは身動きが取れなくなっていた。邪悪なビキニアーマーの力も制限されてしまっているらしく、もはや反撃しようにもできない状態。
「う、動きが止まったであります! 光よ! 女神に仇名す者を貫く槍となれ!――ヴァルキリーズジャベリン!」
 聖騎士達の想い、そして聖なる戦乙女の力を受けてみよ。クロエの放った光の槍は、オレリアの身体を一直線に貫き、その身を洞窟の壁に縫い付けるようにして叩きつけ。
「今、伝統の鎧は伝説の鎧へ進化する! 薄衣甲冑覚醒ビキニーアップ!」
 最後は、聖騎士達と自らの一族、そしてビキニアーマーの精霊といった、全てのビキニアーマーを愛する者達の想いを乗せて、イネスが必殺の一撃を放つ。伝説を塗り替え、聖騎士達の無念を晴らし、その魂に救済を与えるために!
「はぁぁぁぁっ!!」
 振り下ろされた槍の一撃が、オレリアの纏っていたビキニアーマーを破壊した。鎧から解放され、産まれたままの姿になったオレリアが、洞窟の床に力なく崩れ落ちる。その顔からは邪悪なる狂気が消えて行き、だんだんと穏やかさの中に気高さを湛えたものへと変わって行く。
「あぁ……わ、私は……」
 そこにいたのは、もはや呪われた騎士ではなく、本来の姿を取り戻した騎士団長だった。ビキニアーマーの呪いから解放されたことで、彼女は最後に聖なる騎士へと戻れたのだろうか。
「ふふ……どうやら、とんだ失態をしてしまったようだ……。だが……」
 それでも感謝すると、騎士団長は猟兵達に告げた。あのまま自分が地上に出ていたら、それこそ取り返しのつかないことをしていたかもしれない。それを食い止め、聖騎士の誇りを守ってくれたことに関しては、どれだけ礼を述べても足りないと。
 そう、言い終えたところで、彼女の身体は砂の如く風化して行く。既に人間ではなくオブリビオンと化してしまったが故の反動か、それとも呪いから解放されたことで、数百年の時の流れが一度に訪れてしまったのか。
 その、どちらであっても些細なことだ。大切なのは、彼女と聖騎士達の魂が、この戦いにおいて救われたこと。同じビキニアーマーを纏う戦士として、彼女達を救うことができたのは幸いだったと……そんなことを、イネスが思った時だった。
「ひゃぁっ! よ、鎧が……!!」
「……って、わわわ!? ちょっと、ダメだって!」
 慌てた表情で身体を隠そうとするクロエと斗鬼。聖騎士達の加護を使い果たした結果、劣化したビキニアーマーが限界を迎え、ボロボロに崩れ落ちてしまったのだ。
「予想はしていましたが……まあ、これは様式美ですね、もはや……」
 同じく、鎧が崩れ落ちて行く中、どこか諦めにも似た表情で呟くオリヴィア。結局、なんやかんやで加護だけ受け取っていたイネスや、元から鎧を装備していなかった詩乃を除き、他の者達は全員が素っ裸になってしまったのであった。

●そして新たなる伝説へ
 戦いの終わった迷宮にて。
 詩乃から再び水着を受け取り、イネスは今後のことを考える。
「さあ、これで聖騎士達への手向けとなったかな。村々には真実を伝え、伝説を改めようか」
 このままビキニアーマーが禁忌の存在にされてしまっては、聖騎士達があまりに報われない。その想いはイネスも同じようで、彼女もまた近くの村に、正しい伝説を伝えることに協力を申し出た。
「同じビキニアーマーの戦士としては、見過ごせない話だからね」
 真実を伝えた後は、村の者にも協力して、聖騎士達を讃える銅像でも建ててもらおうか。ついでに石碑でも横に置いておけば、二度と再び誤った伝説が伝えられることもないだろう。
 もっとも、そんな話で盛り上がっている者達がいる中で、そそくさと着替えに走る者達もいたのはお約束。オリヴィアとクロエは水着に、斗鬼はヒーロースーツに着替えることで全裸ではなくなったものの、悲惨なのは布都乃だった。
「うぅ……な、なんで、私の巫女服だけ……」
『どうやら、先の戦いに巻き込まれて、ズタボロになってしまったようじゃのう』
 思いの他に戦いが激し過ぎたせいで、干していた巫女服が破れてしまったのである。まあ、布都乃が見た予知では名も知らぬ誰かにパクられるという結末だったので、そんなオチにならなかったのは幸いだったが。
「せ、折角、新しく買ったのに……これじゃ、またお金が……」
『それに、肝心の前が破れておるのう。これでは使い物にならんぞ』
 式神の口から淡々と告げられる現実が、更に悲しさを増して行く。貧乏生活に戻るのもそうだが、これでは服を着ているのに完全な変態ではないか!
 かくして、近くの村にはイネスやネフラ、そして詩乃などの協力もあり、新たにビキニアーマーを纏った聖騎士の像と、伝説を正しく伝えるための石碑が置かれることとなった。しかし、その一方で破れた服のまま自分の世界に帰還した布都乃は、変態と間違われて警察に補導されてしまった。
「ふぅ……やっぱり、伝説と伝統は正しく伝えられるべきよね」
「聖騎士様たちの魂に、祝福あれ……であります」
 全てをやり遂げた表情で、平和になった湖の畔で天を仰ぐイネスやクロエ達。彼女達は、ここに新しい伝説を誕生させ、新たなる英雄として未来永劫に語り継がれることになるだろう。
 そして、なんやかんやで布都乃もまた、自分の住んでいる街に新たな伝説を誕生させた。曰く、この近所には卑猥な格好をした巫女が出現するという、なんともありがたくない都市伝説を。
「冗談じゃないです! こんな伝説、ちっともよくありません!!」
 猟兵達の活躍によって聖騎士達の魂は救われたが、布都乃はどこまでも救われていないのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2023年08月22日
宿敵 『暗黒ビキニアーマー騎士・オレリア』 を撃破!


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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はイネス・オルティスです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト