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不穏な伝承のお供にpizzatoast!

#グリードオーシャン #グリモアエフェクト #深海兵器


 深海兵器。
 ひとたびその力が振るわれれば「世界のありようすら変える」と言われる超古代兵器である。
 ただそれがいかなる兵器なのか、そもそも通常の武器と同じようなものであるのかは一切謎に包まれている。
「正体不明の深海兵器を求め、所属不明のコンキスタドールの集団が動き出したことが判明しました。とは言え今の段階では、彼らも詳細な手掛かりを得ているわけではなく『深海兵器の伝承が伝わる島』を手当たり次第に襲撃しようとしているようです」
 そう言いながらルウ・アイゼルネ(滑り込む仲介役・f11945)はホワイトボードに掲示された、どこからどう見てもピザにしか見えない絵を指し棒で叩いた。
「今回皆様に防衛していただく島はこちらの『ピザトース島』でございます。世界各島の様々なピザトーストを食べれることで有名な観光地だそうです」
 そこは「名物はシーフードピザです」というビジュアルだろう、というツッコミは端に捨て置くとして……現在コンキスタドールの船団がライトニングタイガーの群れを追い立て、このピザトース島に差し向けたことが判明した。
「コンキスタドール達は島民がライトニングタイガーの対処に追われている間に侵入するのが狙いだと思われます。ただ当のコンキスタドールはピザトース島の方々でも万全の体勢なら対処が出来る程度の実力しかないようです。なので、我々がライトニングタイガーの群れを食い止めてさえいれば、手が空いた島民達は他の方面に警戒監視が出来るので彼らの計画を結果的に阻止することが出来ます」
 ライトニングタイガーは白く美しい翼を用いた飛翔能力だけでなく全身に雷光を纏う危険な海老である。痛覚情報は群れ全体に共有されており、仲間を傷付けた相手に対しては怒り狂って襲いかかる獰猛な種である。
 一方でその肉や卵は大層珍味で美味であると現地の人々の間では語られており、ついた異名が「天使の海老」。
「コンキスタドール達がガードが緩まないことを悟って退散したら獲ったライトニングタイガーの肉を使ってピザトーストとかを作って、それ片手に島民の方々に深海兵器について聞き込みをするのも良いかもしれませんね」
 伝承によれば古代の人々は深海兵器のあまりの力に恐れを成し、触れたりそれを研究することはおろか、その存在について口にすることすら禁じたという。
「ならどうして、今もなお深海兵器の伝承は残っているんでしょうね?」
 そう言ってルウは悪戯っぽく笑ってみせた。


平岡祐樹
 ガチャガチャしてたらとんでもない物を引いた系MS、平岡祐樹です。ピザトース島、原文ままです。

 第一章ではピザトース島に押し寄せるライトニングタイガーの群れをひたすら狩り続けていただきます。
 ライトニングタイガーの近くにコンキスタドール達の船団はなく、まとめて一掃することは出来ません。ご了承ください。
 またこの近辺に「深海兵器」が存在しているかは全くの不明です。
 ピザトース島の住人から聞けた話だけではその所在を見出すことは難しいでしょうが、聞かなければそのヒントすら得られません。頑張って聴き回りましょう。
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第1章 集団戦 『ライトニングタイガー』

POW   :    雷の槍
【雷光を纏った大角】が命中した箇所を破壊する。敵が体勢を崩していれば、より致命的な箇所に命中する。
SPD   :    天使の抱擁
【帯電した羽根の竜巻】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
WIZ   :    雷の絆
全身を【痛覚情報を共有する電磁波】で覆い、共に戦う仲間全員が敵から受けた【負傷】の合計に比例し、自身の攻撃回数を増加する。
👑11
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ユーノ・ララナル
・アルダワ魔法学園生
・いつも眠そうにしている。し、寝ることが好き。
・戦闘スタイルは召喚術士。何かを召喚して戦わせる。召喚した生物を自分で制御するのは面倒なので自律意志に任せる。

普段の口調は「眠たげ(わたし、あなた、~さん、だ、だね、だろう、だよね?)」です。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 大欠伸をした後、空気を噛み締めるようにしながらユーノ・ララナル(わたしは眠い・f17619)は目尻に浮かんだ涙を拭う。
 寝ることが至上の幸福たるユーノにとって嵐の海の上の船というのは快眠と真逆をいく環境である。だからライトニングタイガーを獲りにいこうとする島民の漁船には乗らない。
『来て。あなたは疾風より速く駆け抜け、奪うもの』
 ユーノの召喚術により、ふかふかの羽毛を蓄えた太古の恐竜の群れが現れ、咆哮を上げる。
「んじゃ、大漁を期待してるよぉ……」
 そう言い残したユーノは島にある木の間にかけられたハンモックに寝転んだかと思うとすぐに寝息が聞こえてきた。
 ろくな説明もされずに放り出されたユタラプトル達は海で飛び跳ねる海老の群れを視認すると自らの食欲に従って体に旋風を纏い、島の周りだけは穏やかな海に向かって突進していった。
 最初は水飛沫をあげていた足が体に当たる風が強くなるに連れて浮かび出し、宙を駆け始める。そして荒波が届かないほどの高度に達したところで2つの群れは激突した。
 ユタラプトル達にとって一番近くにいた海老にかぶりつくと砕けた甲殻の隙間から肉や内臓が飛び散る。
 仲間が殺されたのを見た海老達は帯電した羽根を羽ばたかせ、巨大な竜巻を生んでユタラプトル達へ差し向ける。
 5m近い巨体は軽々と宙に舞い上げられ、走る雷電に身を焦がしたユタラプトルが勢いよく海に落ちて飛沫を上げた。
 その個体はそのまま浮かび上がって来なかったが、旋風の力で陸がなくとも高速で走り回れるようになっていたユタラプトルの一部は大きく迂回し、背面から齧り付いた。竜巻が海老達の視界を塞ぐように渦巻いていたのも、この突撃が成功した要因の一つであろう。
 しかし海老は口の中でのたうち回りながら、せめて一矢報いようと雷光を纏った角でユタラプトルの顔面を突いた。
「ん、んんぅ……」
 そんな大乱闘が沖合で繰り広げられているとは一切気付かず気にせず、ユーノは寝返りをうつ。
 なぜなら、今までどれだけ他人様に話したらドン引きされるような目にあってこようと、惰眠を貪るのが彼女にとって何よりの至福なのだから。

成功 🔵​🔵​🔴​

ネルコ・ネルネコネン
襲撃しようと機会を伺っているコンキスタドールを倒すことが出来ないのは歯がゆいですが、島の平和のため頑張って参りますね。
しかし空を飛び雷光をまとう甲殻類というのは凄まじいですね…近づかれたら痺れてしまって大変になってしまいそうでございます。
特徴的な大きな角を用いて突撃をしてくると予想できるので、【輝けるは聖なる騎士】を発動し背後に現れた騎士の守護霊様の力をお借りします。
身長3メートルの騎士様が持つ巨大なメイスがあれば、敵の突撃を効率よく迎撃できるでしょう。
聖者のメイスを大きく振り回せば(ぶん回し)、守護霊様もその動き通りに攻撃してくださいますし、より多くの敵を倒せるよう張り切っていきます!



「襲撃しようと機会を伺っているコンキスタドールを倒すことが出来ないのは歯がゆいですが、島の平和のため頑張って参りますね」
 そう微笑みながら出立したネルコ・ネルネコネン(呪いを宿した聖者・f13583)はユタラプトルとの衝突を知らずにそのまま島へと突撃し続けた海老の群れの前に立っていた。
「しかし空を飛び雷光をまとう甲殻類というのは凄まじいですね……近づかれたら痺れてしまって大変になってしまいそうでございます」
 雷光を纏った大角を槍のように真っ直ぐ構える海老は羽ばたく度に上下に揺れているが、恐らく海の中にいる時やいざとなったら真っ直ぐ突っ込んで相手の体に突き刺さり、その電流を全身に流し込むのだろう。
「姉さん、加勢するぞ!」
「いえ、私は1人で大丈夫です。皆様は他の場所に回ってください」
 1人でいるネルコを心配してか、臨戦態勢に入っている島民が声をかけてきた。だがネルコは安心させるような落ち着いた声音でその申し出を断った。
 だが大丈夫と言われても軽装の女の子1人には任せられないと思うのが男のさが。その奥底にはあわよくば肉付きのよい胸や尻に触りたいという下心もあったかもしれない。
 ともかくネルコの言葉を信用せず「しかし……」などと言い淀んでその場に居座ってうだうだしていると、海老は滑空する体勢になって島の外周にいるネルコ達に照準を絞った。
 バチバチと鳴る音が近づいてくる中、ネルコは目を閉じて祈りを捧げる。
『聖なる騎士様、私に悪を打ち倒す力をお貸しください』
 するとネルコの後ろに身長3メートルを超える、光り輝く騎士の霊が顕現した。
 そして気合を入れるための大声と共に片手で持てるサイズのメイスを振るえば、騎士は常人であれば両手持ちでしか振るえないであろう巨大なメイスを片手で豪快にぶん回した。
 容赦ない横薙ぎにあった海老達は甲殻や肉を撒き散らしながら波打ち際に跳ねるように転がっていく。
 その一撃で即死はしなかったが再び空に浮かぶことは出来ず、痙攣が止まると同時に大角から弾けていた電流は止まった。
 だが進撃する海老達の数は一往復した程度では終わらない。ネルコはひたすらに前を見ながら声を上げる。
「皆様、ここは私達で抑えてみせます! ですから早く! 他の場所を!」
 騎士による蹂躙に見惚れていた男達は我に帰ると、慌てて走り去っていった。

成功 🔵​🔵​🔴​

アイシャ・ソルラフィス
【尚くんラヴ♥】

古代兵器にロマンとか、男の子だね。ボクはよく分かんない……
けどピザは食べたい。ついでにコンキスタドールもなんとかしよう!

飛びエビさんの数がとにかく多いので、《エレメンタル・ファンタジア》で海上に超巨大火炎竜巻を作って、できるだけ美味しく焼きます。
取り逃した個体は尚くんにおまかせします。
ボクはエレファンが暴走しないよう集中!

島民さんたちへの聞き込みも大事だけどシーフードピザも大事!
島民さんたちに、この島ご自慢のシーフードピザの作り方を聞きつつ、深海兵器もおまけで聞く感じで。

尚くんに美味しいピザ作るんだ♪
好きな人に「美味しい」ってお料理を褒められるのは嬉しいんだよ!


日野・尚人
【尚くんラヴ♥】
超古代兵器とかロマンのある響きだよな!
まあこういう話はガセネタが多いんだけどそれはそれ。
実際にヤバイ代物だったらコンキスタドール共には渡せないし、一丁張り切って行こうぜ♪

そんな訳で押し寄せる海老の群れを・・・
片っ端からあーちゃんが焼き始めたけど、ピザの具にするなら先に海老だけ焼いちゃダメだろ?
俺は時の流れすらも凍てつかせて遅らせる氷の嵐狂乱暴嵐領域で旨味を逃がさず瞬間冷凍!
じゃなくて動きを鈍らせ氷漬けにするぞ!
これなら後で島の連中に聞き込みする時の手土産にも出来るしな♪

しっかしあーちゃんはピザが気になって仕方がないみたいだな?
まあ俺もあーちゃんの作るピザは楽しみだけどさ♪



「島民さんたちに、この島ご自慢のシーフードピザの作り方を聞きつつ、深海兵器もおまけで聞く感じで。尚くんに美味しいピザ作るんだ♪」
「それはいいな。しっかしあーちゃんはピザが気になって仕方がないみたいだな?」
「何? 好きな人に『美味しい』ってお料理を褒められるのは嬉しいんだよ!」
「まあ俺もあーちゃんの作るピザは楽しみだけどさ♪」
 アイシャ・ソルラフィス(隣ん家の尚くんを毎朝起こす当番終身名誉顧問(願望)・f06524)とその膨れ面を指で突く日野・尚人(あーちゃんの早朝襲撃に断固抵抗する会終身(?)会長・f01298)の2人から発せられる甘い空気を前にルウは終始無言を貫いた。
 ここで間に挟まるより現地の人々から否定してもらえればいいや、という他力本願の節もあったのだろう。
「にしても超古代兵器とかロマンのある響きだよな! まあこういう話はガセネタが多いんだけどそれはそれ。実際にヤバイ代物だったらコンキスタドール共には渡せないし、一丁張り切って行こうぜ♪」
「古代兵器にロマンとか、男の子だね。ボクはよく分かんない……」
 アイシャはそう言って首を傾げるが、ピザは食べたい。
 ついでにコンキスタドールもなんとかしよう、とアイシャは押し寄せる海老の群れのみだけではなくその周辺を一気に焼き払える規模の超巨大火炎竜巻を作り上げた。
 痛覚情報を共有する電磁波を受け取ろうにも、間近に迫る熱波に外周にいた海老達は自慢の大角で突撃するという自殺行為は出来ず、ただ黙って炎が渦巻くのを見つめるのみ。
 遠心力で竜巻から投げ出された全身をこんがりと焼き上げられた海老をアイシャは嬉々としてダイレクトで受け止めた。
 受け止めきれなかった海老が甲板に叩きつけられて滑るように転がる中、桃色から白色ぐらいに変色した海老を見た尚人は真顔で声をかける。
「なああーちゃん、ピザの具にするなら先に海老だけ焼いちゃダメだろ? 流石に焦げるぞ?」
 煮込んで出汁にするなら事前に火を入れるが、窯に入れてさらに火入れしたら炭になりかねないという指摘にアイシャは振り返ってから目を何度も瞬きさせた。
「たしかに……。それだったら氷の竜巻にした方が良かったか……」
 気分が下がるのに応じて炎の竜巻の勢力が一気に落ちる。
 大きな障害物が無くなったところで海老達は間近に迫っていた、尚人とアイシャの乗る船に向けて突進してきた。
 消沈していたアイシャが慌てて魔力を練り直そうとしたところを尚人がその肩を小突いて止めると、笑顔を見せて走り出し、甲板から跳び降りる。
『俺の「領域」で全て吹っ飛ばしてやるぜっ!』
 そう叫んだ途端、大海原へと落ちていく尚人の小さな体を中心として大きな竜巻が発生して船を転覆しない程度に強引に押し戻す。
 それだけの出力を認識しながらも、海老達は先程の炎の竜巻に比べて小さい竜巻を侮った進み続けて、それを生み出したであろう尚人を貫くべく竜巻に突っ込んだ。
 しかし竜巻の中に渦巻くのは時の流れすらも凍てつかせて遅らせる吹雪。
 その渦中に飛び込んだ海老は旨味を逃がさぬまま瞬間冷凍……もとい動きを鈍らせ氷漬けにされて墜落していく。そしてアイシャが改めて作り上げた氷の竜巻も同じように海老を氷漬けにして、どんどん海の上に浮かばせていった。
「これなら後で島の連中に聞き込みする時の手土産にも出来るしな♪」
 巨大な竜巻を迂回して避けようとする海老の行き先を予測して先回りし、完膚なきまでにマイナスの世界へ案内していく。
 一方で2人を送り届けつつ後詰をするために控えていた船員達は網を投げ入れ、荒れ狂う津波に運ばれてきた海老の回収に尽力する。
 見た目でなく味を絶賛する意味でも名付けられた天使の海老をこのまま海に流すのは惜しいと思ったのだろう。
「どうする、やっぱりここはアボカドとマヨを合わせるか?」
「いや、ここはシンプルにトマトチーズだろ」
「おいおい、こんだけあるんだぞ。俺らのレシピ全部試しても余るんじゃねぇの?」
 船員達の軽口を盗み聞きしつつ、アイシャは引き続きあの竜巻がこちらに牙を向かないよう集中して慎重に運用を続けた。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ニクロム・チタノ
深海兵器って何だか危なそうな感じだね?
そんな危険なもの渡すわけにはいかないよ、チタノ私は明日が欲しい平和な明日が
エビに空は似合わないよ、重力で群れをまとめて地面に叩き落としてあげるよ
痛覚だけじゃなく重力も共有させてあげる
動けないところに蒼焔をくらわせてまとめて茹でエビにしてあげる
うーん良い香り少しお腹が空いてきちゃった、後で島の人達とエビ料理にして食べようかな



「深海兵器って何だか危なそうな感じだね?」
 あらゆる事柄が謎に包まれ、物々しい伝承のみが語り継がれている存在に関連する島に降り立ったニクロム・チタノ(反抗者・f32208)は少し黙った後、コンキスタドール達の陽動に用いられた海老の群れを一瞥する。
 追われた海老達に罪がないのは分かっている。しかし気の向くままに上陸されてあらゆる電子機器を壊されて、遠くで高みの見物をしているという侵略者達の攻撃の糸口を作らせるわけにはいかない。
「そんな危険なもの渡すわけにはいかないよ、チタノ私は明日が欲しい平和な明日が」
 未来を求めるニクロムの全身から立ち上がった実体の無い蒼炎が集い、竜を形取る。
 そして竜が産声を上げるかの如く声帯の無い喉を震わせると水空両方から島に迫っていた海老達が一斉に波打ち際の地面に叩きつけられた。
「エビに空は似合わないよ、痛覚だけじゃなく重力も共有させてあげる」
 ニクロムの半面から赤い光が漏れ出すと跳ねることすら出来ず痙攣していた海老の体から蒼い炎が立ち上がり、その体を焦がし始める。
 火が入ったことで純白の羽は焼け落ちて赤い体は白ばみ、桃色に近づいていく。
 それにつれて海老の動きは弱まっていき、周囲に香ばしい匂いが漂い始めた。
「うーん良い香り。少しお腹が空いてきちゃった、後で島の人達とエビ料理にして食べようかな」
 そんな感想を抱きながら、ニクロムは海水に浸かっていたことで茹でられた格好になった海老を拾い上げる。
 こうする前に背腸を取れなかったのがちょっとだけ気になるけど……と物思いに耽っていると燃え盛っていた海老が最後の力を振り絞ったかの如く、電撃を身に纏った全身でニクロムに飛びかかる。
 しかし電気が弾ける音に気づいたニクロムが振り返ってそれを視界に入れた瞬間に海老は急激に強まった重力に潰され、砂浜に埋められた。
「砂抜きって水に入れて洗えば何とかなるかな……」
 直後にチタノがダメ押しの火入れを行ったことで砂風呂の原理で焼かれた海老を掘り起こしたニクロムは砂まみれになったそれを前に唸り声を上げた。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 日常 『おいでよ、ピザトース島』

POW   :    間違い無しの旨さ!王道のピザトースト

SPD   :    新しい発見!アレンジピザトースト

WIZ   :    しあわせな美味しさ!スイーツ系ピザトースト

👑5
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ニクロム・チタノ
姉妹のみんなと一緒にそれぞれでアレンジを加えた焼きエビのピザを召し上がれ、大丈夫砂はきちんと海水で洗い流してあるから
飲み物はボクのイチオシのオレンジジュース、甘くてすっきりとしたあと味がちょっと塩味がきいたピザトーストにぴったりだよ!
そういえば今回の敵は深海兵器っていう危ないものを狙ってやって来たんだよね?
どうして研究も口外も禁止されているのに伝承だけは残っているの、そもそもそんな危ないものがこの島に伝わった経緯とかその理由とかは伝わっていないの?
一体どこの誰がそんなもの作ってこの島に持ち込んだのかな、それを狙う敵の目的も気になるけど
うーん、よからぬことがおこらないようにボクはがんばるだけだね



 作業行程が違うだけでピザもパンも元は同じ小麦。故に小麦粉から作れば簡単にピザ用の生地は完成する。
 だが大きな問題が猟兵達の前に立ち塞がった。
「え、窯がない?」
 妹分からの報告にピザの仕込みをするニクロムナンバーズ達は固まった。
「パンは焼いてるのに?」
「はい。なんか昔からの教えで『石の窯を作ってはならない』というものがあるそうで……。なのでオーブンレンジで焼くしかないみたいです」
「そうか……。ならエビの半身をいっぱい乗せた豪快ピザは出来ないということだな?」
「となるともうちょっと細かくする?」
「たぶん殻外さないと乗り切らないよ」
「ねぇ、レンジの大きさを測ってきて! そのサイズに入るように作るから!」
 緊急の方向転換だが三人寄れば文殊の知恵。ナンバーズ達はそれぞれ意見を出し合い、オーブンレンジでも作れるピザを作り出した。
「姉妹のみんなと一緒にそれぞれでアレンジを加えた焼きエビのピザを召し上がれ! 大丈夫砂はきちんと海水で洗い流してあるから!」
 明日香達がテーブルに並べていく天使の海老のピザの香りに島民達は思わず唾を飲み込む。
「飲み物はボクのイチオシのオレンジジュース、甘くてすっきりとしたあと味がちょっと塩味がきいたピザトーストにもぴったりだよ!」
 そう言って明日香が渡すオレンジジュースを天に掲げ、祝勝会は始まった。
「なんだこれ、うめぇ!」
「小麦にこんな使い方があったなんて……!」
 空になったコップにお代わりのジュースを注ぎつつ明日香は島民に話しかける。
「そういえば今回の敵は深海兵器っていう危ないものを狙ってやって来たんだよね? どうして研究も口外も禁止されているのに伝承だけは残っているの、そもそもそんな危ないものがこの島に伝わった経緯とかその理由とかは伝わっていないの?」
 一体どこの誰が深海兵器を作ってこの島に持ち込んだのか、それを狙うオブリビオンの目的は何なのか。
 だが返ってきたのは意外すぎる答えだった。
「しんかいへいき? 何だそれ」
「何だそれ、ってあのエビをけしかけた奴らが狙ってた物なんだけど……。ここにあるんじゃないの?」
「いや、聞いたことも見たこともねぇ」
 この1人だけならまだしも、それが複数人も続けば単なる世間知らずだと断ずることも出来なくなる。
 でも流石に誰か1人くらいは知っているはずだと地道に聞き込みを続けているとようやく存在を知っているという人を捕まえることに成功した。
「深海兵器か……。このピザトース島にもそれがあったとは聞いたことがあるが……少なくともそれ自体も置かれていた場所も全く分からん。あまり助けになれなくてすまんな」
 ただそれも核心的な情報とは言えない物だった。
「ううん、分からないのに比べたら全然だよ」
 答えた島民は笑みを浮かべながらピザに齧り付き、チーズを綺麗に伸ばす。
 聞き込みの間ずっと美味しそうに食べる島民達を見てきた明日香の腹の虫はその様子を前にして、とうとう耐えきれずに鳴ってしまった。
「うーん、真実がどうであれ、よからぬことがおこらないようにボクはがんばるだけだね」
 苦笑いを浮かべつつ空になったジュースの瓶をカウンターに置いた明日香は半面を片手で浮かし、もう一方の手で出来立てのピザを口に運んだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

ネルコ・ネルネコネン
pow
島を襲うエビの群れは無事倒し切ることが出来たようですね。皆様、お疲れ様でございます。
それでは深海兵器の情報を得るため、料理を頑張りますね。
戦闘も終わったので外套を着用して行動していきましょう。
詳しくはないのですが…外見から想像するとやはりチーズを多く入れて焼くことでそれらしい感じのピザトーストになりそうですね。
倒したエビや野菜を入れてソースも用意すれば……なんとかなりそうです!
出来上がったピザトーストを手に島民の方々に話を聞いてみましょう。
存在について口にすることも禁じられているということは直接聞いても意味はないでしょうし、島に伝わる昔話や伝承等がないか尋ねてみることにいたします。



「皆様、お疲れ様でございます」
 海老の群れを無事倒し切ることが出来たとネルコは外套を羽織り、同じく一仕事を終えて帰路に着く島民に会釈しながら街に向かう。
 そして客に見える形で調理して提供している店の暖簾をくぐって声をかけた。
 中にいた女店主から返事が戻ってきたところで、ネルコは先ほど伸したばかりの海老を入れた袋をカウンターに置く。その中身を確認した店主は顔を上げてネルコに問いかけてきた。
「なるほど。で? どっちだい?」
「え? どっちとは」
「おっと、匂いに誘われて来ちゃったクチだったかい。……ここの奴らはピザトーストに一家言ある奴ばかりだからさ、うちはそんなに口出しするなら場所と材料貸してやるから自分で焼け、ってスタンスなのさ」
 そう言って店主は天井近くの壁に掲げてあったポスターを指差す。そこにはピザトーストの代わりに使う材料費と人件費が書かれていた。
「なるほど、そういうお店だったのですね……えっと、あまり詳しくはないのですが……やってみてもよろしいですか?」
「わかった、じゃあ裏で手洗ってきな。その間にまな板とか出しとくから」
 そうしてキッチンに入ったネルコは店主から教わりながらピザトースト作りに励んだ。
「外見から想像するとやはりチーズを多く入れて焼くことでそれらしい感じのピザトーストになりそうですね。あとは倒したエビや野菜を入れてソースも用意すれば……なんとかなりそうです!」
「それは良かった。ちなみにソースは辛いやつと甘いやつどっちにする?」
「エビはいっぱいあるので……両方とも使わせてもらってもよろしいでしょうか?」
「はーい、まいどあり!」
 そうして載せ終わったパンをオーブンに入れて待っていると、常連と見られる団体客が入ってきた。
「おお、ママさん。美味しそうな匂い漂わせてんじゃないの? いくらだい?」
「残念これはこの子の持ち込みだよ、食いたいならこの子に聞きな?」
 そう言って自分に視線をやる店主にネルコはささやかな笑い声を上げた後に頷いた。
「もちろん、その代わりお聞きしたいことがあるのですがよろしいですか?」
「おお、もちろんだ!」
 軽快なベルの音が鳴り、蓋を開けるとソースの上に広がった溶けたチーズにエビとパプリカがくっついたピザトーストがお目見えする。
 出来立てで熱いそれに少し怯みつつ皿の上に移したネルコは気持ち早足で客の元へ届けた。
「で、何が聞きたいんだい?」
「この島に伝わる昔話や伝承等について」
 元々存在について口にすることも禁じられていたということは直接聞いても意味はないだろう。
 しかし完全に抹消すると第二第三の深海兵器が作られるリスクを生むことになる。そうすると別の形にして匂わせるくらいのことはするのではないか、という読みだった。
「そうさなぁ……。ピザトース島はピザトース島ではなかった、とかか?」
「なかった? 実験の失敗などで地形が変わったということでしょうか?」
「いやいや、名前の方だ。ピザトース島とは別の名前だったんだが、なんかどえらいことが起きてその名前を使えなくなったんだと」
「それ俺も聞いたことあるわ。なんか昔あった宗教の神様の名前だったんだっけ?」
「そうそう、そんな感じ。まぁ、なんて名前かはじいちゃんも知らなかったんだがな」
「今はなき宗教の神、ですか……」
 ネルコは店主に作ってもらったピザトーストを摘みつつ、メモへ客達が口々に話す話を片っ端から書き連ねていった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

日野・尚人
【尚くんラヴ♥】
みんなで作ろうは良いけどさ?
じゃあ大漁だった海老を使って打ち上げをしようぜって船員のおっさんたちに声掛けるか!
船で運んでもらう間に<コミュ力>を発揮して仲良くなったんだ♪

おっさんやその家族、知人を集めてピザトーストパーティー!
あーちゃんがおばさんたちと盛り上がってる間に俺はおっさんたちから<情報収集>だ。
なあおっさん?深海兵器って知ってるか?
何かそんな名前のすっごいものがあるって噂を耳にしたんで少し調べててさ?

伝承や些細な噂話を聞きながら焼き立てのピザトーストをつまみ食い♪
お、こいつは美味いな、流石あーちゃん♪
ん?ご褒美?・・・(あーちゃんにキス)・・・こ、これで良いか♪へへ♪


アイシャ・ソルラフィス
【尚くんラヴ♥】

聞き込みとかはまず一旦置いておいて、ピザトーストをみんなで作ろう♪

島民(船員?)のみなさん。特におばさまたちから、この島特有のトーストの作り方を伝授してもらいつつ、ワイワイガヤガヤ楽しくにぎやかに作れたらいいなぁ。
そして雑談を交えながらおばさまたちに……
深海兵器とか言われてるけど、それ海の底にほったらかしにしておいていいの? また今回みたいにそれ目当ての悪い人たちが、エビさんの大群とか率いてやってくるんじゃない?……とか。

あと大事なのは尚くんに美味しいって言ってもらえる事!
尚くんの好みを聞いたりして、愛情込めて焼くんだ♪
Σふえ!?!?!……ぷしゅぅ~……(不意打ちキス嬉しい☆)



 船から水揚げされた海老が港に用意されていた箱に次々と入れられる。その様子を遠巻きに眺めていた尚人に向け、アイシャはある提案をした。
「聞き込みとかはまず一旦置いておいて、ピザトーストをみんなで作ろう♪」
「みんなで作ろうは良いけどさ?」
 漁に出ている間に持ち前のコミュニケーション能力を発揮して仲良くなっていたので、これからピザトーストを一緒に作りませんかと誘うのは容易だろう。
 だけどそれにかまけて本題たる深海兵器の調査が疎かにならないかという尚人の不安をアイシャは一蹴した。
「だいじょーぶ、そんなガバはしないよ! ……作るのはみんなから話を聞くためなんだから」
 ピザトーストパーティーを開くのでご家族や友人も呼んでください、と頼めば優しい船員さん達はきっと無碍に断ったりはしないはず。
 一ヶ所に聞ける人を集めれば、その分かかる要力は減るだろう……というアイシャの計画に尚人は合点がいったようで何度も頷いた。
「なるほど……じゃあ大漁だった海老を使って打ち上げをしようぜって船員のおっさんたちに声掛けるか!」
「おー!」
 そうして予想通り、快く2人の提案に賛同してくれた船員達が家族や同僚を呼び出し、港は臨時のパーティー会場と化した。
「海老の背腸取りはね、縦にタンッてやるんじゃなくてちょっと斜めに入れるのさ。で、そのまま引っかけてから開くように引く!」
「わー、すごーい!」
 漁師の嫁として培った素早い下拵えにアイシャが思わず拍手する中、出来上がりを待つ人々に対して尚人は聞き込みを始める。
「なあおっさん? 深海兵器って知ってるか? 何かそんな名前のすっごいものがあるって噂を耳にしたんで少し調べててさ?」
「へー、そんなんあるんか。少なくとも俺は聞いたことねぇな」
「オラもだ。でも深海っていうならこんな海の上の島じゃなくて『深海島』の方にあるんじゃないか?」
 だが深海兵器がピザトース島にあったという情報はおろか、その存在すら知らない島民ばかりだった。
「まあ、普通に漁してる分には関係ないべ」
「だな。一仕事終えた後に嫁が作ったトマトソースが食えればそれでいいわ」
「ねぇねぇ」
 楽観的な空気が島民達の間に広がる中、調理から離れて来たアイシャが声をかける。
「深海兵器とか言われてるけど、それもしこの島の海の底にあったらほったらかしにしておいていいの? また今回みたいにそれ目当ての悪い人たちが、エビさんの大群とか率いてやってくるんじゃない?」
「うーん、確かに……」
「なら今度観光に来た深海人に頼んでみるか?」
 今回実害は発生しなかったが、これが年がら年中続くとなると色々と面倒なことになることは予想できたようで、笑みを見せていた漁師達は一転して真面目になった。
「助かったよ。俺が話し続けてたらこうならなかったかも」
「ちょうどいい頃合いだったみたいだね? ……どうもうまく聞けてない感じ?」
「聞けてない、というかみんな初めて聞いた、って反応ばっかり。おばさま達の方は?」
「こっちも兵器についてはさっぱり。でもすごい昔に、ある宗教が儀式に失敗して信者全員死んじゃった、って事件? 事故? があった……ってその検死に携わった人の子孫の人が」
「儀式、ねぇ」
 儀式という名の深海兵器の実験が失敗して、周囲にいた関係者全員が死亡して、深海兵器の事柄を知る手がかりが完璧に消滅したという線は割とあり得る説ではある。
「ちなみにその現場は今は?」
「普通に住宅が建ってるって。もちろん夜な夜な幽霊がうらめしやー、とかしてないみたい」
「さすがあーちゃん。料理しつつもしっかり聞き込んでるな!」
「ふっふっふー。ボクをもっと褒め称えてもいいんだよ?」
「すごいすごい」
 ともかく、地上でこれ以上調べても何も出てなさそうというのは分かった。あとは漁師のおじちゃんが言っていた通り、誰か深海に潜れる人の力を借りて周囲の海域を調べるしかないだろう。
「あっと、思い出した。尚くんはチーズオンリーとマヨチーズどっちがいい?」
 聞き込みが上手くいったところで帰ろうとした足を急停止させ、アイシャは綺麗なターンを決める。
 突然の問いに尚人は視線を宙に漂わせながら考えて答えた。
「エビマヨチーズかエビチーズかぁ……。せっかくだから豪華に全部載せにしよっかな」
「ありがと!」
 そう言って調理場に戻って来たアイシャに、おばさま達は調理の手を止めることなく話しかけて来た。
「どうだい、彼氏くんには聞けたかい? ずいぶんかかってたみたいだけど」
「うん、マヨありの方でって!」
「やっぱり育ち盛りの子のチョイスだねぇ」
 トマトソースを塗った面に、剥いた海老とアボカド、玉ねぎチーズとさらにマヨネーズを乗っけたパンをオーブンの中に入れる。
「あと大事なのは尚くんに美味しいって言ってもらえる事! 尚くんのために愛情込めて焼くんだ♪」
「おうおう、お熱いねぇ?」
「私も旦那とこれくらいの時があったよ。今は、ねぇ?」
「何言ってんだい、いまでも一口目はアーンしてるくせにさ」
 様々な感想が飛び交う中、アイシャはおばさま達の意見を取り入れたことで食いごたえだけでなく、栄養バランスもきちんと考えた力作が入ったオーブンのボタンを一動作一動作に思いを込めて押していった。
 そうして出来上がった香りに釣られてやって来た尚人は、おばさまの密告を受けてアイシャの作ったピザトーストに手を伸ばした。
「お、これか。どれどれ……? あ、あつっ」
「あ、まだテーブルに持ってってないのに!」
 熱さに思わず出た声に気づいたアイシャが注意するが、尚人は特に反省するそぶりをみせずに賛辞を送る。
「お、こいつは美味いな、流石あーちゃん♪」
「そ、そう? それはよかったぁ」
 おばさま達のレシピ通りとはいえ、上手くいったことに安堵しつつアイシャは流れるように尚人の隣につく。
「ん? ご褒美? それじゃあ……」
 キョトンと真顔になった尚人はその行為をおねだりだと認識し、周囲をちょっと見回してからアイシャの頬に軽く口付けした。
「…………」
「こ、これで良いか♪ へへ♪」
「ふえ!?!?!」
 不意打ちのキスを認識したアイシャの喜びの臨界点は一瞬で突破し、オーバーヒートを迎えて真っ赤になった顔から湯気が噴き出し始めた。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2023年06月11日


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#グリードオーシャン
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#グリモアエフェクト
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#深海兵器


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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト