【サポート優先】鋼鉄要塞グラードを破壊せよ!
これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。
●獣人戦線
ガジル・コリアンダー(キマイラのスカイダンサー・f00907)からの依頼で、ゾルダートグラード軍が設置した鋼鉄要塞グラードを破壊せよ、という任務が下った。
鋼鉄要塞グラードの守りは強固であるため、少数精鋭で敵拠点に忍び込み、内部で大暴れして壊滅に追い込んでほしいと言う事だった。
ただし、内部にはガスマスク兵達がおり、侵入者達を見つけると、問答無用で攻撃を仕掛けてくるようである。
その上、ガスマスク兵達は、自分達の扱う兵器が、自身に影響を及ぼす事を知りながら、それすらも意に介せず、襲い掛かってくるようだ。
その中には、病気で死を宣告された者や、軍のために命を捧げた者もいるようだが、情けを掛けている余裕はないので、心を鬼にして戦ってほしいと言う事だった。
例え、要塞の奥に行く事が出来たとしても、そこには精鋭部隊(オブリビオン戦車隊)が待ち構えており、歩兵達と共に襲ってくるらしい。
オブリビオン戦車は、常に砲撃を繰り出してくるため、近づく事は困難であるものの、歩兵ばかり倒していたのでは、いつまで経っても決着がつかないため、なるべく戦車の方を攻撃したようである。
見事、オブリビオン戦車隊を倒す事が出来たとしても、鋼鉄要塞を指揮する司令官がヒューグリーム決戦の悪魔(オブリビオンマシン)に搭乗して攻撃を仕掛けてくるため、くれぐれも気をつけてほしいと言う事だった。
第1章 集団戦
『ガスマスク兵』
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POW : アシッドシャワー
【背中のタンクに接続されたノズル】から【強酸性液体】を放ち、レベルm半径内の敵全員を攻撃する。発動前の【薬品チャージ】時間に応じて威力アップ。
SPD : ポリューションバレット
自身の【ライフル弾】を【重汚染薬】化して攻撃し、ダメージと【肉体変異】の状態異常を与える。
WIZ : オブリビオンガス
【骸の海ガス】を噴出し、吸引した全員を【オブリビオン化】化し、レベル秒間操る。使用者が製作した【ガスマスク】を装備した者は無効。
👑11
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リカルド・マスケラス(サポート)
『正義のヒーローの登場っすよ~』
装着者の外見 オレンジの瞳 藍色の髪
基本は宇宙バイクに乗ったお面だが、現地のNPCから身体を借りることもある
NPCに憑依(ダメージはリカルドが請け負う)して戦わせたりも可能
接近戦で戦う場合は鎖鎌の【薙ぎ払い】と鎖分銅の【ロープワーク】による攻撃がメイン
遠距離戦では宇宙バイク内臓の武装で【薙ぎ払い】や【一斉発射】。キャバリアもあります
その他状況によって魔術的な【属性攻撃】や【破魔】等使用
猟兵や戦闘力のあるNPCには【跳梁白狐】で無敵状態を付与できる
また、無力なNPCが大人数いる場所での戦闘も彼らを【仮面憑きの舞闘会】で強化して戦わせつつ身を守らせることも可能。
アヤメ・アインラッシュ
※以下を見るとご理解いただけるかと思いますが何やってもいいです。
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ユーベルコード召喚した何故か動くロードローラーとタンクローリーを特攻させて攻撃。気分が乗ると運転席でハンドル握ってたりする
キャラはクールな顔しつつすっとぼけた言動を繰り返す酒好きのお姉さん。あんま他人に敬語は使わない
流石に戦闘中に酒は飲まない。飲酒運転になっちゃうからね
敵に対しては君らに色々言い分はあるんだろうけれどまあ知ったこっちゃねえなあ。の精神
「ま、とりあえず言いたいことは全部言ってみ? 聞いた上でひき殺す」
陽環・柳火
東方妖怪のグールドライバー×戦巫女です。
悪い奴(オブリビオン)らはぶっ潰す。そんな感じにシンプルに考えています。
戦闘では炎系の属性攻撃を交えた武器や護符による攻撃が多い。
正面からのぶつかり合いを好みますが、護符を化け術で変化させて操作したりなどの小技も使えます。
刀の居合で斬撃も飛ばせます
全力魔法使用後の魔力枯渇はにゃんジュール等の補給で補います
名刀『マタタビ丸』は量産品なので、もしも壊れても予備があります。
多少の怪我は厭わず積極的に行動し他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
水心子・真峰(サポート)
水心子真峰、推参
さて、真剣勝負といこうか
太刀のヤドリガミだ
本体は佩いているが抜刀することはない
戦うときは錬成カミヤドリの一振りか
脇差静柄(抜かない/鞘が超硬質)や茶室刀を使うぞ
正面きっての勝負が好みだが、試合ではないからな
乱舞させた複製刀で撹乱、目や足を斬り付け隙ができたところを死角から貫く、束にしたものを周囲で高速回転させ近付いてきた者から殴りつける
相手の頭上や後ろに密かに回り込ませた複製刀で奇襲、残像やフェイントで目眩まし背後から斬る、なんて手を使う
まあ最後は大体直接斬るがな
それと外来語が苦手だ
氏名や猟兵用語以外は大体平仮名表記になってしまうらしい
なうでやんぐな最近の文化も勉強中だ
緋月・透乃(サポート)
『今日も元気に食べて楽しく戦おうね!』
人間で22歳の女性です。
いつも元気で、強敵との戦闘、食べる、スリルを味わうことを好みます。
基本的に自分の楽しみのために行動し、敵味方問わず他人の心情等には配慮しません。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用します。
戦闘では真っ正面からの突撃を好み、負傷は気合いで耐えれば良いと考えています。
戦闘以外のことも大体気合いと力でなんとかしようとします。
脳筋です。
武器は主に『重戦斧【緋月】』を使用しますが、他の武器の方が有効そうならそちらを使用することもあります。
クロムキャバリアでも生身で戦います。
不明な点はおまかせします。よろしくお願いします。
タカシ・セイヒ(サポート)
元アルダワの生徒異端児セイヒです
感心は魔術探求にありますが猟兵としての仕事を疎かには致しません
場を乱さず他の猟兵の皆さまと協力して事件の解決に従事して参ります
魔術師なのであまり前に出ての近接戦は得意ではありませんが魔術の撃ち合いや後方支援や援護等で皆さまのお役に立ちたいと思います
珍しい魔術や遺跡等には好奇心が先走りたまに暴走することもありますが出来るだけ自制して参ります
腕が四本も有りますので素早い作業等もお役に立てると思います
本業は魔術研究者なのでその知識をいかして対魔術や対魔獣でもお役に立つと思いますのでどうぞよろしくお願い致します。
アイクル・エフジェイコペン(サポート)
猫っぽい舌足らず口調にゃ。こんにゃ感じで、末尾だけじゃにゃくて途中にも入れてほしいにゃ。めんどいならなくてもいいけど。
ちなみに機嫌悪い時は「に゛ゃ」って濁点入る感じにゃ。
正直状況とかよくわかってにゃいけどなんとなく気に入らない顔してるからぶっ殺すに゛ゃ。
パワーイズジャスティス。真正面から行っておもいっきり攻撃するのみにゃ。ユーベルコードは何使ってもいいにゃ。
基本はむちゃくちゃ猫かぶってかわいい子演じてるものだから、なるべくスマートに『せーとーはなれでぃー』的な感じで戦おうとするけど、むちゃくちゃ怒ったら地が出てむちゃくちゃ口が悪くなる。
「ぶっ殺おおおおおおす!●ぁぁぁぁぁぁっく!!」
響納・リズ(サポート)
「ごきげんよう、皆様。どうぞ、よろしくお願いいたしますわ」
おしとやかな雰囲気で、敵であろうとも相手を想い、寄り添うような考えを持っています(ただし、相手が極悪人であれば、問答無用で倒します)。
基本、判定や戦いにおいてはWIZを使用し、その時の状況によって、スキルを使用します。
戦いでは、主に白薔薇の嵐を使い、救援がメインの時は回復系のUCを使用します。
自分よりも年下の子や可愛らしい動物には、保護したい意欲が高く、綺麗なモノやぬいぐるみを見ると、ついつい、そっちに向かってしまうことも。
どちらかというと、そっと陰で皆さんを支える立場を取ろうとします。
アドリブ、絡みは大歓迎で、エッチなのはNGです
不破・静武(サポート)
年齢イコール彼女イナイ歴なので基本的な行動原理は「リア充爆発しろ」です。オブリビオンは彼の中では全員リア充です。リア充に見えそうにない相手に対しても無理やり理屈をつけてリア充と決めつけます。
オブリビオンに対しては持ってるなら『リア充ころし(焼却)』と『ガソリン』を併用して消毒という名の焼却を図ります。なんらかの原因でそれらを持っていないなら……なんとかして焼却します。
マグラ・ユメノミヤ(サポート)
「木戸銭は結構――貴方がたの苦痛と骸さえ頂ければ、十分ですから」
◆口調
・一人称は私、二人称は貴方。持って回ったような物言いで、敵にさえ敬語を用いるものの内容は悪辣
◆癖・習性
・コワモテに反してぬいぐるみや人形を好む
・苦痛を受ける度に気分が高まる性癖
◆行動傾向
・妻と部下をオブリビオンに殺された経験から生命の埒外に到達した悲しみの猟兵。胸中に渦巻くのは、復讐心と愛する者を護れなかった罪悪感……
・見えざる魔力のからくり糸で、凶器を仕込んだ球体関節人形を自在に操ってあらゆる試練に挑む。ダークセイヴァーを出自とするだけあって、そのスタイルは冷徹で老獪
・死霊術士であることから、魔導にもいちおう通暁している
陰日向・千明(サポート)
「異世界のスマホってのは、こうやって使うンスよォ
……!!」
◆口調
・一人称は「うち」、二人称は「あんた」、くだけた敬語をつかう
◆性質・特技
・マイペースで合理主義
・雨女
◆行動傾向
・特権階級者の車に轢かれ、事故を揉み消された恨みから黄泉返った女子高生。地元を鎮守する竜神の力を借りて受肉している
・他人より自己の利益を優先し、その世界の秩序や慣習にとらわれない傾向にあるが、なんだかんだで弱者は放っておけない
・神器化したスマホで霊界通信サービス「天孫(あまそん)」にさまざまな道具を注文して、あらゆる苦難を乗り越える
・死への恐怖心がなく、傷ついてもなお前進する様相はまさしく屍鬼
・切り札は誤発注したキャバリア
シン・クレスケンス(サポート)
◆人物像
落ち着いた雰囲気を持つ穏やかな青年。窮地でも動じず冷静な状況判断で切り抜ける
◆スタンス
エージェントとして、猟兵として、人々の平穏を護る為戦うのが使命
悪しき相手→容赦無し
善良だが、戦いが避けられない相手→心を痛めるが、非情に徹する
◆戦闘
詠唱銃での銃撃(【破魔】の魔力を込めた銀の銃弾)や魔術による攻撃を得意としている
◆UDC『ツキ』
シンに取り憑いているUDC。闇色の狼の姿をしている
追跡が得意(魂や魔力を嗅ぎ分けている)で、戦闘は鋭い牙や爪を用いて行う
◆口調
・シン→使役の名は呼び捨て。丁寧で穏やかな話し方
・ツキ
俺/お前、呼び捨て。
だぜ、だろ、じゃないか?等男性的な話し方
ムゲン・ワールド
PBWアライアンスでの採用○
口調はステータスシート参照。ただし、独り言やモノローグは本来の口調でお願いします。
可愛い系の女の子型の敵との戦闘で使って下さい。(可愛い女の子と関わる日常や冒険でも構いません)
ちなみに守備範囲は年下か年下に見える子
女の子(敵含む)相手の場合、バロンマスクは付けずに相対します。
戦闘になったらつけます。
基本的に表向き口調での口説きから入ります。
「可愛らしいお嬢さん、戦いなんてやめて踊りませんか?」
受け入れてもらえたら、UCを発動して仕込み杖を蛇腹剣に変形させてリボンのように使って踊ります。
相手を疲れさせたり、敵の注意を惹いたり、よしなに使ってください。
断られた場合も同じくUC行使からの踊りながら攻撃を仕掛けます。
口調も敵に対する本来の口調に変化
もし相手が戦闘以外の何かに夢中になっているなら、公序良俗に反さない範囲でそれに乗っかります。
その他、アイテムやUCは自由に使ってもらって構いません。
女の子PCとの共闘とかに使ってくれても構いません。
キノ・コバルトリュフ
キノキノ、火力が足りないんだって?
だったら、焼き舞茸はいかが?
キノ!バルくんどんどん焼いていくよ!!
トリュフ!バルくん、いい焼き加減だね。
キノも奉納の舞いを頑張っちゃうよ!
マツタケ!!おいしく焼けたかな?
月詠・莉愛(サポート)
『あの……宜しくお願いしますね。』
オラトリオのシンフォニア×聖者の女の子です。
普段の口調は「丁寧口調(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」
独り言は「普通かな(私、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
大人しくて口数が少ないですけど、心優しく
動物や植物などの自然が好きな少女。
争い事は苦手ですけど、依頼の成功の為なら戦う事も厭わないです。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
メイリン・コスモロード(サポート)
『一緒に頑張りましょうね。』
人間の竜騎士×黒騎士の女の子です。
普段の口調は「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、時々「対人恐怖症(ワタシ、アナタ、デス、マス、デショウ、デスカ?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
人と話すのに慣れていなくて
「えっと……」とか「あの……」とか多様します。
戦闘ではドラゴンランスを使う事が多い。
その他、キャラの台詞はアドリブ等も歓迎です。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
納花・ピンチン(サポート)
ブギーモンスターの勇者×殺人鬼
布を被ってから8年が経ちましたわ
普段はお嬢様口調で、時々関西弁がちょこっと
……って、勉強中なんですわ!
あくまでお仕置きをしに来ているから
あまり殺伐とした戦い方はしませんわ
武器も直前で刃を返して叩いたり
その光景はギャグになることが多いですわ
商人街出身、お話しや交渉なんかも好きです
小さなスイーツや飴ちゃんを渡して一緒に食べると
色々話してくれるんですわ
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し
多少の怪我は厭わず積極的に行動します
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
また例え依頼の成功の為でも
公序良俗に反する行動はしません
あとはおまかせ
ほないっちょ、よろしくおねがいします
姫神・咲夜(サポート)
桜の精の死霊術士×悪魔召喚士、女性です。
普段の口調は「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、
片思いの人には「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
清楚で女流階級風の口調で、お淑やかな性格です。
基本的に平和的な解決を望みますが
戦わざるを得ない時は果敢に戦いに向かう勇敢さを持っています。
あとはおまかせです。よろしくおねがいします!
数宮・多喜(サポート)
『アタシの力が入用かい?』
一人称:アタシ
三人称:通常は「○○さん」、素が出ると「○○(呼び捨て)」
基本は宇宙カブによる機動力を生かして行動します。
誰を同乗させても構いません。
なお、屋内などのカブが同行できない場所では機動力が落ちます。
探索ではテレパスを活用して周囲を探ります。
情報収集および戦闘ではたとえ敵が相手だとしても、
『コミュ力』を活用してコンタクトを取ろうとします。
そうして相手の行動原理を理解してから、
はじめて次の行動に入ります。
行動指針は、「事件を解決する」です。
戦闘では『グラップル』による接近戦も行いますが、
基本的には電撃の『マヒ攻撃』や『衝撃波』による
『援護射撃』を行います。
宵空・鈴果(サポート)
こんにちりん☆ 夜空にキラめくエアライダー♪ りんかですりん☆
なるべく明るく前向きに振舞うりん♪ 新しいものや珍しいものを見かけたらとっても気にしちゃうところもありますりん☆
戦う理由は、夜の星や月の様に、夜の灯りとして暗闇を照らしてみんなを笑顔にするため。
隠れて努力をするけれど、ここぞという時はどっせいと泥臭く突撃する事も☆
都会に強い憧れ有り。
ランダム設定されるユベコは使っても使わなくてもどちらでもOKですりん☆ アドリブなどなどお任せしますりん☆
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
●
鋼鉄要塞グラードは鉄壁の守りを誇っており、攻略不可能であると噂されていた。
だが、それは、あくまで、一般論。
今まで猟兵達が攻め込んできていなかったため、可能性はゼロではなかった。
「こういう場合、お邪魔します……と言うべきでしょうか? まあ、何処にも隠れる場所もありませんし……」
そんな不敗伝説を木っ端微塵に砕く勢いで、タカシ・セイヒ(探究者の成れの果て・f37132)がガスマスク兵達の前に現れた。
そもそも、要塞内に隠れる場所は、ほとんどない。
その状態で身を隠しながら進む事は、かなり滑稽であった。
そのため、正々堂々と正面突破を図ってみたところ、案の定ガスマスク兵達がワラワラと集まってきた。
しかし、これは陽動作戦。
別部隊から注意を逸らすための作戦だった。
「……という訳で、正義のヒーローの登場っすよ~」
そんな中、リカルド・マスケラス(ちょこっとチャラいお助けヒーロー・f12160)が宇宙バイク『アルタイル』に乗って、颯爽とガスマスク兵達の前に現れた。
「あ、怪しい奴め!」
「ここから先には進ませない!」
その事に気づいたガスマスク兵達が、一斉にライフル銃を構えた。
「そんなの、分かりきった事にゃ! だからと言って、素直に言ったら、通してくれたのかにゃ!」
アイクル・エフジェイコペン(クロスオーバー三代目・f36327)が、ムッとした様子でガスマスク兵達をジロリと睨みつけた。
「まあ、礼儀正しくやるんだったら……って、駄目だ、駄目! そんな事で通すと思ったか。そもそも、ここに来た時点で、処刑対象だ!」
イカついガスマスク兵が、キッパリと言い放った。
「だったら、これで正解にゃ!」
アイクルがイラついた様子で間合いを詰め、バトルアックスを振り下ろした。
「ちょ! おま……」
その一撃を喰らったガスマスク兵が、大量の血を噴出させ、呻き声を上げて崩れ落ちた。
「まあ、こうなる事は、覚悟していたからな。さあ、始めようか」
水心子・真峰(ヤドリガミの剣豪・f05970)が残像を繰り出し、一気に間合いを詰めていった。
「は、速い!」
「これじゃ、狙いが定まらねぇ!」
「そもそも、この状況でライフルを構えたのって、正解なのか!?」
ガスマスク兵達がパニックに陥った様子で、オロオロとし始めた。
そんな事を言ったところで、事態が好転する訳もなく、ガスマスク兵達が次々と悲鳴を上げた。
「多分、間違いだったと思うよ? だって、この距離で、私達を仕留められる訳がないから……」
緋月・透乃(もぐもぐ好戦娘・f02760)が素早い身のこなしで、重戦斧【緋月】を振るってライフル銃を次々と弾いた。
「「「「「やっぱり、そうだよな!? 俺達、なんで、こんなモノを
!」」」」」
ガスマスク兵達が絶望のどん底に突き落とされたような心境に陥りながら、猟兵達の攻撃を次々と喰らって、為す術もなく肉の塊と化していった。
「黒き鋼鉄の乙女よ、僕に力を……!」
続いて、タカシが【黒き鋼の戦乙女(アイアンワルキューレ)】を発動させ、自身の身長の2倍ほどある鋼鉄のワルキューレを召喚した。
召喚された鋼鉄のワルキューレは、タカシの動きをトレースし、銀月の白槍でガスマスク兵の身体を貫いた。
「ば、馬鹿なっ! こんな巨大なモノを自由自在に動かすなんて……」
ガスマスク兵達が信じられない様子で、ジリジリと後退していった。
だが、何処にも、逃げ道はない。
戦わなければ、生き残る事が出来ないほど、危険な状態。
「慈悲も遠慮もいらないね! 衝動のまま、ぶっ潰すよー!」
そこに追い打ちをかけるようにして、透乃が【暃迅滅墜衝(ヒジンメッツイショウ)】を発動させ、荒々しく重戦斧【緋月】を振るってガスマスク兵を仕留めた。
「ち、畜生っ! このままだと突破されてしまう!」
「は、早く仲間達に連絡をしろ! ……非常事態だ!」
その事に危機感を覚えたガスマスク兵達が、慌てた様子で仲間達に連絡を取り始めた。
「!」
その連絡を受けて、仲間達が駆けつける事になったが、到着には時間が掛かるようである。
「ここに悪しきを払い、恵みをもたらせ!」
そんな中、リカルドが【森羅穣霊陣(グレイスフル・ガーデン)】に描かれた破魔と、属性の力を込めた結界を発動させ、ガスマスク兵達にダメージを与えた。
「うぐ、なんだ、この攻撃は……。身体が浄化されるような、この感覚は……」
「みんな落ち着け! ……冷静になれ! 俺達は死を覚悟して、この場所にいるはずだ! とにかく、やるぞ! 俺達の意地を見せてやれ!
ガスマスク兵達が逆ギレ気味に殺気立ち、骸の海ガスを噴出させた。
「ええい、うっとーしーにゃああああああ!!」
即座に、アイクルが【全力拒否(オマエノソレハムチャクチャキニイラナイ)】を発動させ、魂を込めた全力の打撃で、骸の海ガスを消滅させた。
「嘘だろ!?」
それを目の当たりにしたガスマスク兵が、信じられない様子でポカンとした。
「……残念だったな、思い通りにならなくて……」
真峰が【錬成カミヤドリ】で水心子真峰(サムライブレイド)を135個複製し、念力でバラバラに操ってガスマスク兵達に攻撃を仕掛けていった。
「ぎゃああああああ!」
次の瞬間、ガスマスクが悲鳴を上げ、重なり合うようにして倒れていった。
●
「ぶ、無事か!」
「う、うう、これは……!」
仲間達の連絡を受け、援護にやってきたガスマスク兵達が見たのは、沢山の死体であった。
「……一足遅かったようですね」
響納・リズ(オルテンシアの貴婦人・f13175)が、ガスマスク兵達の逃げ道を塞いだ。
「し、しまった!」
「は、早く、仲間達に連絡を!」
「アイツ等なら、きっと……間に合う……はず!」
その事に危機感を覚えたガスマスク兵達が、最優先で仲間達に連絡し始めた。
「……そこまでです!」
すぐさま、シン・クレスケンス(真理を探求する眼・f09866)が自動詠唱銃『judicium』を構え、破魔の力を込めた銀の弾丸を撃ち込み、無線機を破壊した。
破魔の力自体はガスマスク兵達に、ほとんど効果がなかったものの、それでも戦闘に支障を受けてしまうほどのダメージを受けていた。
「ち、畜生! 無線を壊しやがって!」
「でも、メッセージは届いたはず……!」
「いや、可能性的には、五分五分だな。……返事が聞こえなかった」
ガスマスク兵達が、ゴクリと唾を飲み込んだ。
可能性は、半々。
絶対に大丈夫だと言い切れないため、嫌な汗が止まらなくなっていた。
「さあ、どうするんっすか? まあ、どの選択肢を選んでも、最悪の結末しか用意されていないんっすが……」
陰日向・千明(きさらぎ市の悪霊・f35116)が、ガスマスク兵達に対して問いかけた。
「うぐぐ……」
ガスマスク兵達は、迷っていた。
状況的に、最悪。
それでも、爪痕くらいは、残せるはず。
「こんな場所で死ぬ訳には行かない。この任務が終わったら、結婚するんだから……」
そんな中、ガスマスク兵が、フラグを立てた。
もっとも、立ててはいけない危険なフラグを……。
「お前……、リア充か」
不破・静武(人間の非モテの味方・f37639)が殺気立った様子で、ガスマスク兵をジロリと睨みつけた。
「リ、リア充か、どうか分からんが、結婚は……するつもりだ!」
ガスマスク兵が動揺した様子で、小さくコホンと咳をした。
「ならば、リア充だ。ゴッリゴリの、な!」
静武が非モテオーラを爆発させ、怒りの矛先をガスマスク兵に向けた。
「そろそろ、無駄話は止めにしませんか? ……お互い時間がありませんしね」
マグラ・ユメノミヤ(堂巡魔眩の人形師・f35119)が、ガスマスク兵達に視線を送った。
「た、確かに、そうだな」
「お前達を倒して、仲間達のところに戻る!」
「……だから死ねっ! 我等のために! 今ここで!」
ガスマスク兵達が殺気立った様子で、次々とライフル銃を構えた。
だが、上手く狙いが定まらない。
そもそも、ここでの戦闘に適しているモノではなかった。
「うるさい、黙れ! リア充は消毒だ~~!!」
静武が【汚物は消毒だ(リアジュウハショウドクダ)】を発動させ、リア充に対する怒りが炎となって、ガスマスク兵に襲い掛かった。
「い、嫌だ! 俺には……待っている人が……! リ、リリアァァァァ!」
次の瞬間、ガスマスク兵の身体が炎に包まれ、あっという間に消し炭と化した。
(あんな事を言わなければ、死ぬ事もなかったのに……)
それを目の当たりにしたガスマスク兵達が、みんなで同じ事を考えた。
「よくも、クリストファーを!」
ガスマスク兵が涙声になりながら、背中のタンクに接続されたノズルから強酸性液体を放った。
「うう……、後は……頼みましたよ……」
その攻撃をモロに食らったリズが、瀕死の重傷を負って崩れ落ち、【戦場のワルキューレ(センジョウノワルキューレ)】を発動させた。
「……」
次の瞬間、白き翼を持った戦乙女が現れ、ガスマスク兵達に攻撃を仕掛けていった。
「う、嘘だろ! せっかく倒したと思っていたのに……」
迷彩柄のガスマスク兵が間の抜けた声を上げ、血反吐を吐いて崩れ落ちた。
「ち、畜生! なんで、こんな事に! それでも、負ける訳には行かないんだ!」
それを目の当たりにしたガスマスク兵が半ばヤケになりつつ、ライフル弾を重汚染薬化して解き放った。
「あなたの業、しかと『自見』させてもらいました……」
すぐさま、マグラが【処刑操法「おなか、の、じけん」(エクスキューション・マーダーケイス)】を発動させ、完全な脱力状態でユーベルコードを受け止め、それを無効化して処刑人形ルーチェの胎の中から排出した。
「ば、馬鹿……」
その攻撃を喰らったガスマスク兵が、身体をガタブルと震わせ、ドロドロに溶けた。
「……と言うか、ここにいるのは、無意味じゃないか?」
「た、確かに……。先に行って奴等を足止めしないと、大変な事に……」
「と、と、とにかく、退くぞ。こんな奴等……どうでもいい。放っておけ!」
リーダー格のガスマスク兵が、動揺した様子で叫び声を響かせた。
予想外の事態が起こってしまったため、何が正しい選択なのか、分からなくなっているようである。
それでも、指示を出さなければいけないため、自分にとっての利益を最優先にしたようだ。
「……残念ですが、ここから戻る事は出来ませんよ?」
即座に、シンが【複製品創造(レプリカクリエイション)】を発動させ、自らの血を原料とした紋を刻んだ核を埋め込み、通路を塞ぐようにして壁を作った。
「あーハイハイ、かしこみかしこみぃーっと……」
そんな中、千明が気怠そうにしながら、【定期降臨「カゲヒナタさま」(サブスクリプセンション・カゲヒナタ)】を発動させ、自らの生命力を代償にして、12体の竜神を召喚した。
召喚された12体の竜神は、千明を守護しながら、ガスマスク兵達にブレスを吐いて消し炭に変えた。
●
「逃がすなっ!」
「追え、追え、追え!」
一方、別のガスマスク兵達は、逃げ惑う猟兵達を追って、要塞内を走り回っていた。
「とりあえず、この辺りで、いいか。どうせ、戦わなきゃ、いけないんだしねぇ」
数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)が踵を返して、ガスマスク兵達の方を向いた。
「この辺り……?」
「一体、何を言っている?」
「まさか、罠か!? 罠なのか!?」
ガスマスク兵達が警戒した様子で、ゆっくりと辺りを見回した。
その場所は、要塞内にある広間。
普段は、演説などが行われている場所だった。
「なるべく……多くの兵を引きつけておく必要がありましたので……」
月詠・莉愛(銀の月を謳う・f16320)が、申し訳なさそうに答えを返した。
「な、なんだってぇぇぇぇ!?」
ガスマスク兵が、ハッとした表情を浮かべた。
そこで、ようやく莉愛達が本隊はでない事に気づき、ギチギチと歯を鳴らした。
その事に気づいたガスマスク兵が、無線を使って仲間達と連絡を取ろうとした。
「……そういう訳なので……その……ここで倒します……」
その邪魔をするようにして、メイリン・コスモロード(飛竜の鉾・f13235)が斬撃波を放ち、ガスマスク兵が持っていた無線機を破壊した。
「うぐ、ぐ……!」
他のガスマスク兵達も、同じように無線機を破壊され、絶望のどん底に突き落とされた。
「それじゃ、ちゃちゃっとやっちゃいましょうか☆ 大丈夫、怖くありませんよ♪ すぐ終わらせちゃいますからね~」
宵空・鈴果(星と月のエアライダー・f37140)が、物凄くイイ笑顔を浮かべた。
「……ふっ! 馬鹿にされたモノだな」
「俺達をザコ扱いか。よほどの命知らず、それとも単なる愚か者か」
「どうやら、身体に分からせてやる必要がありそうだな。ジックリと痛めつけて!」
その言葉が引き金になったのか、プライドを傷つけられたガスマスク兵達が、一斉にブチ切れた。
「それなら手加減の必要はありませんわね? それではサクッとやっちゃいましょう」
納花・ピンチン(ブギーモンスターの勇者・f31878)がノリノリな様子で、勇者の剣を振り回し、サクッとガスマスク兵を仕留めた。
「……ちょ!」
その途端、ガスマスク兵達が、一斉に動きを止めた。
「いやいやいや、まぐれだろ!」
ガスマスク兵のひとりが、目の前の現実を否定した。
「それなら、もうひとり」
その流れに乗るようにして、ピンチンが別のガスマスク兵をサクッと仕留めた。
「こうなったら、やるぞ、お前等!」
「ああ、当然だ。コイツ等さえ、倒す事が出来るんだからなっ!」
ガスマスク兵達が覚悟を決めた様子で、背中のタンクに接続されたノズルから強酸性の液体を放とうとした。
「……仕方がありませんね」
すぐさま、姫神・咲夜(静桜・f24808)が全力魔法を放って、ガスマスク兵達を吹き飛ばした。
「ちょ!」
「せめて液体を放ってから、攻撃しろ!」
「それがマナーってモンだろうが! 戦いの常識だぞ!」
ガスマスク兵達が、涙目になりながら、逆ギレし始めた。
そもそも、戦いにルールなど存在しないのだが、思い通りに行かなかったため、イラついているようだ。
「きらきらにデコレーションしてあげるりん☆」
その隙をつくようにして、鈴果が【スターライト・ビーム☆(スターライト・ビーム)】を発動させ、複数の小さいティンクルスターからビームを放ち、ガスマスク兵達を灼ける様な眩い星々に包み、継続ダメージを与えた。
「ぐわああああ!」
「ふ、ふざけやがって!」
「負けて……たまるかァァァ!」
ガスマスク兵達がケモノの如く吠えながら、荒々しく息を吐き捨てた。
「白き桜の刃を、その身に受けてみなさい」
次の瞬間、咲夜が【桜花閃刃(オウカセンジン)で、妖力によって桜の枝で出来た刀を具現化させ、ガスマスク兵達を切断していった。
「ば、馬鹿なっ! 桜の枝で、俺の身体が……」
「いや、あれは単なる枝じゃない。切れ味の鋭い刀だ」
その一撃を喰らったガスマスク兵達が、ゲフッと血反吐を吐いて倒れていった。
「本当に運が悪かったと思いますわ。アタシ達を敵に回してしまったのですから……。でも、ご安心くださいませ。いたぶる趣味はありませんので」
それに合わせて、ピンチンが【ブレイブソード】を発動させ、勇者の剣から光の斬撃を放って、ガスマスク兵達を蹴散らしていった。
「あ、あり得ねぇ」
「……ふざけやがって!」
「だが、我等も負けん! 絶対に負ける訳にはイカンのだァ!」
ガスマスク兵達が一斉にライフル銃を構え、叫び声を響かせて、次々とぶっ放した。
「えっと……、何と言うか……ごめんなさい。でも、当たらないんです、本当に……」
即座に、メイリンが【絶望の福音】を発動させ、まるで10秒先の未来を見てきたかのように、ライフル弾を避けていった。
「う、嘘だろ!?」
それはガスマスク兵達にとって、悪夢そのもの。
最後の力を振り絞って放った渾身の一撃が阻止されてしまったため、まるで抜け殻のようになっていた。
「~~~~~~~!!(ザ、ザザザッ)」
その隙をつくようにして、多喜が【算乱す声(バベル)】を発動させ、身体と装備全体から物理・魔力両方に干渉する複数位相のノイズを放出し、思念波以外の意思疎通手段を無力化した。
「……!」
「???」
その事に違和感を覚えたガスマスク兵達が骸の海ガスを噴出し、猟兵達をオブリビオン化しようとした。
「……光の剣よ、全ての因果を断ち切り、邪悪なる者を消し去りなさい!」
続いて、莉愛が【月明かりの剣舞(ツキアカリノケンブ)】を発動させ、幾何学模様を描き複雑に飛翔する132本の月光の剣で、ガスマスク兵達を攻撃した。
「だ、駄目だ、避けられない!」
「ぎゃああああああああああああああ!」
次の瞬間、ガスマスク兵達の悲鳴が辺りに響き、大量の血で床が真っ赤に染まった。
●
……同時刻。
「此処を突破されたら、最後だ! 命懸けで、ここを守るぞ!」
リーダー格のガスマスク兵が、危機感をあらわにした。
その気持ちに応えるようにして、まわりにいたガスマスク兵達が一斉にライフル銃を構えた。
仲間達から連絡が途絶えてしまってから、しばらく経っている事もあり、怒りよりも焦りの方が勝っていた。
だが、仲間達に何が起こったのか、確かめる術がないため、嫌な考えばかりが膨らんでしまい、それが不安や恐怖を生み出していた。
「つまり、退く気はないって事ね? まあ、ここを突破されたら、例え命があっても、死んだようなモノだから、気持ちは分かるけど……」
アヤメ・アインラッシュ(ダブルブリッド・f33052)が色々と察した様子で、ガスマスク兵達に視線を送った。
「ああ、その通りだ! 例え、この命が尽きたとしても、お前達を通さない!」
ガスマスク兵達がライフル銃を構えたまま、殺気立った様子で吠えた。
しかし、心の中は、不安でいっぱい。
仲間達と連絡が取れなくなった時点で、猟兵達の仲間が増援として現れる可能性があるため、最悪の事態しか頭に浮かんでいなかった。
「キノキノキノ、ひょっとして、火力が足りない? だったら、キノも手伝うね。みんな、こんがり焼いちゃうよ! みんな覚悟してね!」
そんな中、キノ・コバルトリュフ(キノコつむりの星霊術士・f39074)が、ガスマスク兵達の前に陣取った。
「やれるものなら、やってみろ!」
「だが、覚悟しておけよ! 我等を敵に回して、生き残った者など、ひとりもいない!」
ガスマスク兵達が殺気立った様子で、骸の海ガスを発生させようとした。
「……って、ドサクサに紛れて、何をやってやがる!」
陽環・柳火(突撃爆砕火の玉キャット・f28629)が、ガスマスク兵達にツッコミを入れながら、名刀『マタタビ丸』で斬りつけた。
「「「「まだ骸の海を発生させている途中だろうが
!」」」」
ガスマスク兵達が、一斉にブチ切れた。
「キノキノキノ、みんな美味しく焼いちゃうよ!」
そこに追い打ちをかけるようにして、キノが【神火大嵐舞】を発動させ、高速で旋回する創世記の炎の渦を召喚した。
「こ、こっちに来るぞ!」
「う、嘘だろ!? う、うわあああ!」
それがガスマスク兵達を飲み込み、一瞬にして消し炭に変えていった。
「に、逃げるぞ!」
その事に危機感を覚えたガスマスク兵達が、脱兎の如く逃げ出した。
「……逃がすか!」
即座に、柳火が【猫式抜刀術『じゃらし落とし』(クイックドロウ)】を発動させ、居合い斬りによる斬撃を放って、ガスマスク兵達を斬り捨てた。
「こ、今度こそ、骸の海を……ぎゃあああああああああ!」
その事に逆ギレしたガスマスク兵が、骸の海を発生させようとした。
「させるかよっ!」
それと同時に、柳火が再び斬撃を繰り出し、ガスマスク兵を真っ二つに切り裂いた。
「ま、とりあえず言いたいことは全部言ってみ? 聞いた上でひき殺す」
続いて、アヤメが【氷像遊戯(ヒョウゾウユウギ)】を発動させ、氷で作ったロードローラーとタンクローリーを巨大化させた。
「……ちょっと待て。お前、殺す気満々じゃねえかァ!」
ガスマスク兵がハッとした表情を浮かべ、アヤメにツッコミを入れた。
「もちろん」
アヤメがイイ笑顔を浮かべ、躊躇う事なく答えを返した。
「ふざけるなァァァァァァァァァァァァァァァ!」
ガスマスク兵達が色々な意味で危機感を覚え、一斉にライフルで狙い撃った。
「ロードローラーとタンクローリーだッッ
!!!!」
だが、それで壊せるほど、2台ともポンコツではなかった。
そのまま、ガスマスク兵達を轢き殺し、親切丁寧に整地した。
●
「はあはあ……、まったく、どうして、こんな目に! 楽な仕事だって言うから、ここに来たって言うのに!」
そんな中、ガスマスク兵のひとりが、全速力で逃げていた。
ここに配属されたのは、楽に金が稼げるため。
下心丸出しの上司に愛想笑いを浮かべていれば、ジャンジャン給与がアップしたため、彼女にとっては天職だった。
「何やら、お急ぎのようですね。……ですが、今は戦闘中。無策に走り回っていたのでは、いくら命があっても足りませんよ?」
ムゲン・ワールド(愛に生きたナイトメア適合者・f36307)が、ガスマスク兵の行く手を阻んだ。
「えっ? 嘘、嘘、嘘! こ、殺さないで!」
ガスマスク兵が怯えた様子で、慌てた様子で命乞いをし始めた。
「ご安心ください。私だって、むやみに命を奪うつもりなんてありませんから……。お嬢さんが無害な存在である事が分かれば、痛い目に遭わせるつもりもありませんし……」
その事に気づいたムゲンが、優しくガスマスク兵に語り掛けた。
「ほ、本当に……。信じていいの? だったら、武器を捨てて、投降すると思った? どうせ、私を騙して、命を奪うつもりでしょ? バレバレなんだから、そういうの!」
ガスマスク兵がライフル銃の引き金を引き、ムゲンにライフル弾を撃ち込んだ。
次の瞬間、ムゲンの体内が汚染され、肉体が変異し始めた。
「そんなつもりはなかったのですが……。そもそも、騙すつもりなどないのですから……。こうなってしまった以上、仕方がありませんね」
すぐさま、ムゲンがリミッターを解除し、ガスマスク兵に迫っていった。
「えっ? なんで死なないの? 致命傷だったよね、今の一撃……。えっ? えっ? ええっ? 嘘、嘘、嘘、嘘」
その事に動揺したガスマスク兵が、再びライフル銃を構えた。
だが、恐怖で身体が震えているせいで、引き金を引く事が出来なかった。
「……残念だよ、こんな事になって……。だから終わりにしよう。なるべく苦しむ事がないように……」
次の瞬間、ムゲンが【メガリス・アクティブ】を発動させ、「教会」時代の仕込み杖の効果・威力・射程を3倍に増幅した後、不意打ちを仕掛けて、ガスマスク兵の心臓を貫いた。
「わ、私は、ただ……お金持ちになりたかった……だけ……なのに……」
そう言ってガスマスク兵が呻き声を上げ、血溜まりの中に沈んでいった。
成功
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第2章 集団戦
『オブリビオン戦車隊』
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POW : タンクキャノン
【戦車砲】が命中した箇所を破壊する。敵が体勢を崩していれば、より致命的な箇所に命中する。
SPD : 超大国の改造成果
自身の【車体】を【長距離砲撃形態】に変形する。変形中は攻撃力・射程が3倍、移動力は0になる。
WIZ : タンクデサント
X体の【随伴歩兵】を召喚する。召喚された個体の能力値・戦闘力・技能は自身のX分の1。
👑11
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天日・叶恵(サポート)
私なりの、お狐さまの矜持としてささやかなお願いがあればついでで積極的に叶えたいです
例えば、探しものを見つけたり、忘れ物をこっそり届けたり、道をこっそり綺麗にしたり、といったものです
それ以外では、オブリビオン退治に必要であればできるだけ違法ではない範囲でお手伝いしたいと思いまーす
戦闘については、昔は銀誓館学園で能力者として戦っていたので心得はありますー
補助や妨害といった動きが得意ですねぇ
あとは、白燐蟲へ力を与えて体当たりしてもらったり…術扇で妖力を込めたマヒ効果の衝撃波を出したり、でしょうか?
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも公序良俗に反する行為はしません。
真木・蘇芳(サポート)
羅刹の化身忍者×グールドライバー、25歳の女です。
普段の口調は「粗野(俺、お前、呼び捨て、か、だろ、かよ、~か?)」、敵には「乱暴(俺、お前、呼び捨て、か、だろ、かよ、~か?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵と行動を共にしません。
依頼成功の為にはどんな汚い手でも使います。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします
樹神・篠(サポート)
人間の魔剣士×悪魔召喚士、少し気弱そうな男子です。
普段の口調は少年(僕、~君、~さん、だね、だよ、だよね、なのかな? )、
気分が高揚した時は元気系(僕、あなた、~さん、だ、だね、だろう、だよね?)な感じです。
シルバーレインの出身で価値観は現代的。
得意な技能は暗殺と斬撃波、なぎ払いや高速詠唱など。
他、何かを『詰め込む』事や
(学生の範囲内での)一通りの礼儀作法も心得ています。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
●
「……たくっ! まさか、アイツ等を蹴散らして、ここまで来る奴がいたとはなァ」
「仕方がねぇさ。奴等は所詮、死にぞこないの集まり。単なる時間稼ぎにしかならねぇって!」
要塞の奥で待ち構えていたのは、オブリビオン戦車隊であった。
オブリビオン戦車隊は、猟兵達がガスマスク兵達と戦っている間に準備を整え、壁の如く立ちはだかっていた。
「仲間を捨て駒扱いするなんて……」
天日・叶恵(小さな神社のお狐様・f35376)が、警戒した様子で身構えた。
「当たり前だ。奴等は、単なる肉の壁。俺達とはレベルが違う。……格が違う!」
オブリビオン戦車隊がまったく悪びれた様子もなく、上から目線でキッパリと言い放った。
「格が違う……か」
真木・蘇芳(Verrater・f04899)が、オブリビオン戦車隊に視線を送った。
「なんだ、その目は! ひょっとして、『そう言う割に、弱そうだな』と思っているのか? 見た目で判断したら、痛い目を見るぞ、ゴルァ!」
オブリビオン戦車隊が殺気立った様子で、猟兵達に対して吠えた。
それだけ自分達が格上であると認識しているのだろう。
ガスマスク兵と同等に扱われていると思っているのか、腹を立てているようだった。
「それじゃ、試してみようか」
すぐさま、樹神・篠(眼鏡の魔剣士・f35462)が先制攻撃を仕掛け、零距離射撃で呪殺弾を撃ち込み、オブリビオン戦車隊を爆破した。
「う、嘘だろ!?」
「い、いまのは、まぐれだ! こんな呆気なく倒される訳がない!」
それを目の当たりにしたオブリビオン戦車隊が、動揺した様子で激しく目を泳がせた。
だが、何か名案がある訳でもないため、統制が取れず、オロオロとしていた。
「すこしの間、止まってくださーい」
それと同時に、叶恵が【幻楼火奥義(ゲンロウビオウギ)】で制御した妖力から、おぼろげに揺らめく幻想的な炎を放って、オブリビオン戦車隊の意識をマヒさせた。
「……」
その事に動揺したオブリビオン戦車隊が、無理やり身体を動かそうとしたものの、炎を凝視しているせいで、身体を思うように動かす事が出来なくなった。
「時間は厳守しないとね」
続いて、篠が【覚醒時針展覧会(アラームクロック・エキシビジョン)】を発動させ、110個の目覚まし時計を召喚し、一斉に爆発させてオブリビオン戦車隊に大ダメージを与えた。
「う、うわあああ!」
「お、落ち着け! まだ、負けた訳じゃない!」
オブリビオン戦車隊が、悲鳴にも似た叫びを上げた。
「まさか、これで終わりか」
その間に、蘇芳が【降魔化身法】を発動させ、妖怪、悪鬼、幽鬼を宿し、自らを超強化した後、流血しながらオブリビオン戦車隊に攻撃を仕掛けていった。
「負けて……たまるかァ!」
その事に危機感を覚えたオブリビオン戦車隊が、車体を長距離砲撃形態に変形させ、攻撃力・射程が3倍にした後、何かに取りつかれた様子で、砲撃を開始した。
「……その程度か」
次の瞬間、蘇芳がリミッターを解除して、封印を解き、限界突破をした後、連続コンボを繰り出し、鎧無視攻撃で急所を突くと、オブリビオン戦車隊を爆破した。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
納花・ピンチン(サポート)
ブギーモンスターの勇者×殺人鬼
布を被ってから8年が経ちましたわ
普段はお嬢様口調で、時々関西弁がちょこっと
……って、勉強中なんですわ!
あくまでお仕置きをしに来ているから
あまり殺伐とした戦い方はしませんわ
武器も直前で刃を返して叩いたり
その光景はギャグになることが多いですわ
商人街出身、お話しや交渉なんかも好きです
小さなスイーツや飴ちゃんを渡して一緒に食べると
色々話してくれるんですわ
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し
多少の怪我は厭わず積極的に行動します
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
また例え依頼の成功の為でも
公序良俗に反する行動はしません
あとはおまかせ
ほないっちょ、よろしくおねがいします
政木・朱鞠(サポート)
確かに集団相手の対応は厄介だけど悩む時間が勿体ないし、困っている人をほったらかしにしてたら、あっと言う間に未来が過去に喰い潰され無いように、今は目の前のターゲットを倒すことに集中しないとね…。
死ぬこと以外はかすり傷とまでは言わないけど、ここで退くわけには行かないよね。
戦闘
相手は多勢…手数で押し負けないようにしないとね。
武器は拷問具『荊野鎖』をチョイスして、『咎力封じ』を使用して動きを封じて、【鎧砕き】や【鎧無視攻撃】の技能を使い【傷口をえぐる】でダメージを与える戦法を取ろうかな。
アドリブ連帯歓迎
ローズ・ベルシュタイン(サポート)
『さぁ、楽しませて下さいますわよね。』
人間のマジックナイト×電脳魔術士、女の子です。
普段の口調は「高飛車なお嬢様(私、呼び捨て、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)」、宿敵には「薔薇の棘(私、あなた、呼び捨て、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
性格は高飛車なお嬢様風の偉そうな感じです
花が好きで、特に薔薇が大好き
武器は、主にルーンソードや精霊銃で戦う。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
シホ・エーデルワイス(サポート)
助太刀します!
人柄
普段は物静かで儚げな雰囲気ですが
戦闘時は仲間が活躍しやすい様
積極的に支援します
心情
仲間と力を合わせる事で
どんな困難にも乗り越えられると信じています
基本行動
味方や救助対象が危険に晒されたら身の危険を顧みず庇い
疲労を気にせず治療します
一見自殺行為に見える事もあるかもしれませんが
誰も悲しませたくないと思っており
UCや技能を駆使して生き残ろうとします
またUC【贖罪】により楽には死ねません
ですが
心配させない様
苦しくても明るく振る舞います
戦闘
味方がいれば回復と支援に専念します
攻撃は主に聖銃二丁を使用
戦後
オブリビオンに憎悪等は感じず
悪逆非道な敵でも倒したら
命を頂いた事に弔いの祈りを捧げます
星川・杏梨(サポート)
『この剣に、私の誓いを込めて』
人間のスーパーヒーロー×剣豪、女の子です。
普段の口調は「聖なる剣士(私、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
時々「落ち着いた感じ(私、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
性格はクールで凛とした雰囲気です。
常に冷静さを念頭に置く様に努めており、
取り乱さない様に気を付けています。
戦闘は、剣・銃・魔法と一通りこなせます。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
桜井・乃愛(サポート)
桜の精のパーラーメイド×咎人殺しの女の子です。
普段の口調は「元気(私、~さん、だ、だね、だろう、だよね?)」、偉い人には「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
性格は明るく天真爛漫で、少し天然ボケな感じの少女。
一番好きな花は桜で、その他の植物も好き。
強敵にも怖気づく事は少なく、果敢に挑む。
人と話す事も好きなので、アドリブ歓迎。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
スフィア・レディアード(サポート)
『皆さん、頑張りましょう!』
ミレナリィドールの妖剣士×鎧装騎兵、22歳の女です。
普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、機嫌が悪いと「無口(私、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
性格は元気で、楽しい祭りとかが好きな少女。
武器は剣と銃をメインに使う。
霊感が強く、霊を操って戦う事も出来る(ユーベルコード)
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
高階・茉莉(サポート)
『貴方も読書、いかがですか?』
スペースノイドのウィザード×フォースナイトの女性です。
普段の口調は「司書さん(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、時々「眠い(私、キミ、ですぅ、ますぅ、でしょ~、でしょお?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
読書と掃除が趣味で、おっとりとした性格の女性です。
戦闘では主に魔導書やロッドなど、魔法を使って戦う事が多いです。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
数宮・多喜(サポート)
『アタシの力が入用かい?』
一人称:アタシ
三人称:通常は「○○さん」、素が出ると「○○(呼び捨て)」
基本は宇宙カブによる機動力を生かして行動します。
誰を同乗させても構いません。
なお、屋内などのカブが同行できない場所では機動力が落ちます。
探索ではテレパスを活用して周囲を探ります。
情報収集および戦闘ではたとえ敵が相手だとしても、
『コミュ力』を活用してコンタクトを取ろうとします。
そうして相手の行動原理を理解してから、
はじめて次の行動に入ります。
行動指針は、「事件を解決する」です。
戦闘では『グラップル』による接近戦も行いますが、
基本的には電撃の『マヒ攻撃』や『衝撃波』による
『援護射撃』を行います。
アイクル・エフジェイコペン(サポート)
猫っぽい舌足らず口調にゃ。こんにゃ感じで、末尾だけじゃにゃくて途中にも入れてほしいにゃ。めんどいならなくてもいいけど。
ちなみに機嫌悪い時は「に゛ゃ」って濁点入る感じにゃ。
正直状況とかよくわかってにゃいけどなんとなく気に入らない顔してるからぶっ殺すに゛ゃ。
パワーイズジャスティス。真正面から行っておもいっきり攻撃するのみにゃ。ユーベルコードは何使ってもいいにゃ。
基本はむちゃくちゃ猫かぶってかわいい子演じてるものだから、なるべくスマートに『せーとーはなれでぃー』的な感じで戦おうとするけど、むちゃくちゃ怒ったら地が出てむちゃくちゃ口が悪くなる。
「ぶっ殺おおおおおおす!●ぁぁぁぁぁぁっく!!」
響納・リズ(サポート)
「ごきげんよう、皆様。どうぞ、よろしくお願いいたしますわ」
おしとやかな雰囲気で、敵であろうとも相手を想い、寄り添うような考えを持っています(ただし、相手が極悪人であれば、問答無用で倒します)。
基本、判定や戦いにおいてはWIZを使用し、その時の状況によって、スキルを使用します。
戦いでは、主に白薔薇の嵐を使い、救援がメインの時は回復系のUCを使用します。
自分よりも年下の子や可愛らしい動物には、保護したい意欲が高く、綺麗なモノやぬいぐるみを見ると、ついつい、そっちに向かってしまうことも。
どちらかというと、そっと陰で皆さんを支える立場を取ろうとします。
アドリブ、絡みは大歓迎で、エッチなのはNGです
赤星・緋色(サポート)
なんやかんやで事件を解決に導こうとします
フリーダムかつアグレッシブなアドリブも可
合わせ等も自由にどうぞ
アテナ・カナメ(サポート)
『燃える正義の炎!アテナマスク見参!』
私はアテナマスク!本名は秘密!仮に中の人の名前を逆読みにしてアテナ・カナメと名乗っているわ!
ヒーローマスクのサイキッカー×スーパーヒーローよ!私に肉体を貸しているのは要・宛那!
私の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、私の中の人、宛那の口調は「(わたし、あなた、呼び捨て、です、ます、でしょう、ですか?)」よ!
誰にも迷惑はかけず正義のために活動するわ!どうかよろしくね!
四十物・寧々(サポート)
※サポートプレイング
多少の怪我や失敗は厭わず積極的に行動し、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
その上で現在の状況に対応できる人格で行動します。
シナリオ進行に必要な言動など青丸稼ぎに役立てて下さい。
使用ユーベルコードの指定はありません。
「成功」の結果で書けそうなものを一つステータス画面からお選び下さい。フラグメント次第で不使用も可です。
アイテムもご自由にお使い下さい。
服装系は提案の一例として装備せず公開設定としております。
あとはお任せ致します。
宜しくお願い致します。
カグヤ・アルトニウス(サポート)
基本戦術は「先制攻撃しかるに乱戦」です
マルミアドワーズでの戦闘
主砲:”ロンゴミニアド”螺旋空間投射式礫砕砲
(トゥインクル・スターを武装として使用・相手の近くにゲートを開けて攻撃)
速射型量子砲×10or10連装対高機動ミサイル
キャバリア戦
重対艦剣”マルミアドワーズ”の接近戦と”トゥインクル・スター”機動兵装システムの各種武装での攻撃を使い分け、それをサイキックで適宜アシストします
それ以外(生身)
【念動力】+【衝撃波】+【範囲攻撃】+【精神攻撃】+【催眠術】の「精神嵐」で変な意識を書き込んで足止めしつつテレポートしてエクストラ・ブルーで斬り付けるというのが定番です
藍沢・瑠璃(サポート)
【性格】
自分に自信がなくて基本的にネガティブな思考ですが臆病というわけではなく意外と思い切りはいい性格をしています。
強い相手には相応にビビりますが弱そうな相手(集団敵)には基本的に強気です。
普段は敬語で一人称は「ボク」です。
【戦闘】
ボス的にはビビりつつもなるべく油断させて隙に怪力を生かした接近戦で圧倒しようとします。基本は接近戦しか能がありません。
集団的では一転して強気になって敵陣に突っ込んで格闘で蹂躙したり怪力で(文字通り)ちぎっては投げして戦います。
基本的に接近戦しか能がありません。
四条・眠斗(サポート)
ぅゅ……くぅ~……あらぁ?
いつの間にか始まってましたかぁ~?
さっさと事件を解決しないとぉ、安心してもうひと眠りできませんからねぇ~。
ユーベルコードは出し惜しみしても仕方ありませんからぁ、
一気に片づけるつもりでやっちゃいましょう~。
案ずるより産むがやすしともいいますしぃ、躊躇うよりはいいですよねぇ~?
こう見えてもぉ、腕には少し自信があるのですよぉ~。
それにぃ、様子を見てる間にまた眠くなっちゃっても困っちゃいますしぃ。
荒事じゃなくてぇ、楽しいことならめいっぱい楽しんじゃいましょう~。
のんびりできるところとかぁ、動物さんがたくさんいるところなんか素敵ですよねぇ~。
※アドリブ・絡み歓迎
●
「おいおい、マジか!」
「ハンパなく、強ぇじゃねえか!」
「どういう事だよ、これ! シャレにならねぇだろ!」
オブリビオン戦車隊にとって、誤算だったのは、猟兵達がハンパなく強かった事だった。
まさに絶体絶命ッ!
……死亡フラグッ!
「さあ、どうしますか? これでも、まだ序の口ですわよ?」
納花・ピンチン(ブギーモンスターの勇者・f31878)が鼻歌を歌いながら、勇者の剣をブンブンと素振りし始めた。
「えっ?」
「……えっ?」
「いやいやいや、こっちだって、まだ本気を出していないから! そもそも、後続部隊の方が強ぇからな。いわば、俺達は壁だ!」
オブリビオン戦車隊が悔しそうにしながら、無理をして強がった。
だが、ノープラン。
実際に、まだ力を温存してはいるものの、攻撃を仕掛ける事なく爆散した戦車もあるため、内心焦っているようだった。
「それは楽しみ。だったら、手加減する必要もないよね?」
政木・朱鞠(狐龍の姫忍・f00521)が、イイ笑顔を浮かべた。
「当然だ! むしろ、手加減など、不要! 全力で掛かってこい!」
オブリビオン戦車隊が問答無用で、幾つもフラグを立てた。
だが、それはオブリビオン戦車隊にとって、死亡フラグ。
そんな事をしても、自殺行為でしかないものの、オブリビオン戦車隊はまったく気にしていないようだった。
「みんな死相が出てるよ?」
その事に気づいた桜井・乃愛(桜花剣舞・f23024)が、オブリビオン戦車隊にツッコミを入れた。
「それは、こっちの台詞だ!」
「見えるぜ、お前の死亡フラグが! 丸見えだ!」
オブリビオン戦車隊がムッとした様子で、逆切れ気味に言い返した。
だが、死亡フラグ達がラインダンスを踊っているため、運命を覆す事は難しそうだった。
「何かお困りのようですね。……助太刀します」
そんな中、シホ・エーデルワイス(捧げるもの・f03442)が、『聖剣』パッシモン(Persimmon)_甲WPに手を掛け、オブリビオン戦車隊をジロリと睨みつけた。
「俺達をナメてもらっては困るなッ!」
「例え、ここで命を落としたとしても、絶対にお前達は通さねぇ!」
オブリビオン戦車隊が覚悟を決めた様子で、ケモノの如く吠えた。
「それでは、楽しませてもらいましょうか」
ローズ・ベルシュタイン(夕焼けの薔薇騎士・f04715)が夕の憩い(ロングソード)を構え、オーラ防御を展開しながら、オブリビオン戦車隊に襲い掛かった。
「く、来るなっ! こっちに来るなァ! 来るんじゃねえ!」
その事に危機感を覚えたオブリビオン戦車隊が、随伴歩兵達を召喚し、肉の壁代わりにして自分達の身を守った。
「この剣に誓いを込めて、あなた達を必ず倒します」
星川・杏梨(聖炎の剣士・f17737)が流星の聖剣を構え、オブリビオン戦車隊に対して言い放った。
「……残念だが、その誓いを果たす事は出来ねぇな」
「何故なら、勝つのは、俺達だからだ。絶対に負けねぇ!」
「負ける訳がねぇんだよ! 俺達に勝利の女神が微笑んでいる限りなっ!」
オブリビオン戦車隊が殺気立った様子で、一斉に武器を構えた。
「それでは、いきますわよ!」
次の瞬間、ピンチンが【九死殺戮刃】で自らの瞳を輝かせ、殺戮刃物の攻撃回数が9倍にした後、オブリビオン戦車隊をザクザクと斬りつけた。
「……ふざけるなっ!」
それに対抗するため、オブリビオン戦車隊が車体を長距離砲撃形態に変形させ、ピンチンに攻撃を仕掛けていった。
「いくら攻撃力を上げたところで、当たらなければ、意味がありませんわよ?」
ピンチンが一気に間合いを詰め、戦車の車体に勇者の剣を突き刺した。
それと同時に、戦車が木っ端微塵に爆散し、真っ黒な煙の中からピンチンが飛び出した。
「……主よ、この方にどうか慈悲と祝福をお与え下さい」
続いて、シホが【【祝音】苦難を乗り越えて響く福音(シュクイン・クナンヲノリコエテヒビクゴスペル)】を発動させ、病さえも癒す慈愛の光で傷ついた仲間を高速で治療した。
「無駄な事を……。行け、行け、行けぇ!」
オブリビオン戦車隊が興奮した様子で、随伴歩兵達を嗾けた。
その指示に従って、随伴歩兵達が一斉にマシンガンを構え、雄叫びを上げて乱射した。
それが銃弾の雨となって、猟兵達に襲い掛かった。
「薫り高き無垢なる者よ。盟友と共に我を隠せ! 反撃の狼煙、上げるは今ぞ!」
その間に、ローズが【無垢なる薔薇(クリスタル・トレイター)】を発動させ、シホに白薔薇を貸し与えて透明な姿になった。
「ど、ど、何処に消えた! 一体、何処に!?」
オブリビオン戦車隊が慌てた様子で、ローズ達の姿を捜した。
だが、足音しかしないため、居場所を特定する事が出来なかった。
「命を削るスリルを楽しむ訳じゃないけど……。ここが使い時だから、しょうがないよね……」
その隙をつくようにして、朱鞠が【忍法・禍神合身(ニンポウ・マガカミガッシン)】を発動させ、異空間に封じた危険な存在と合体し、ありとあらゆる攻撃に対し、ほぼ無敵になった。
「ひ、怯むなっ! あんなの、見た目だけだ!」
その事に気づかぬまま、オブリビオン戦車隊が一斉に戦車砲をぶっ放した。
しかし、どんなに攻撃を命中させても、朱鞠の身体を傷つける事が出来なかった。
「それでは……斬ります」
そんな中、杏梨が【剣刃一閃】を発動させ、流星の聖剣を振り下ろし、オブリビオン戦車隊を真っ二つに切り裂いた。
「う、嘘だろ!?」
「あ、あり得ねぇ……」
それを目の当たりにした歩兵達が、驚いた様子で目を丸くさせた。
だが、どんなに否定しても、それが現実。
気持ちがズーンと沈んでも、目の前の現実を覆す事は出来なかった。
「桜と月の魔力よ、私の本当の姿を示し給え!」
その間に、乃愛が【桜花月天(オウカゲッテン)】を発動させ、桜柄の羽衣を纏った天女に変身した後、飛翔しながら月の光線(聖属性)を放って、オブリビオン戦車隊を蹴散らしていった。
「怯むなっ! 撃て、撃て、撃て!」
その事に危機感を覚えたオブリビオン戦車隊が、イラついた様子で戦車砲をぶっ放し、乃愛を撃ち落とそうとした。
その事に気づいた乃愛が第六感で、次々と砲弾を見切ると、再び月の月光を放って、歩兵達を巻き込むようにして戦車を破壊した。
●
「カーッカッカッカッ! 油断したな! お前達は袋のネズミ! 逃げる事なんて出来ねぇぞ!」
そんな中、オブリビオン戦車隊が、猟兵達の背後に陣取った。
それだけで、勝ったつもりでいるらしく、上から目線で猟兵達を見下していた。
「その考えだと、勝つのはアタシらだけど……」
数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)が、オブリビオン戦車隊の背後に立った。
「……って、いつの間に!?」
オブリビオン戦車隊が驚いた様子で、多喜を二度見した。
猟兵達を挟み撃ちにしたつもりが、挟み撃ちにされていたため、嫌な汗が止まらなくなっていた。
「とりあえず、この本でも読んで落ち着きましょう」
高階・茉莉(秘密の司書さん・f01985)が、一冊の本をオブリビオン戦車隊に手渡した。
「こ、これは、どんな戦いであっても、負ける事のない必勝法! こんな本が存在していたなんて……。ん? ちょっと、待て! 詳しくはwebで、だと!?」
オブリビオン戦車隊が、ハッとした表情を浮かべた。
本音を言えば、気になるものの、それを調べている余裕はない。
それこそ、隙だらけになってしまうため、諦めるしかなかった。
「必要なら、少し待ちましょうか?」
響納・リズ(オルテンシアの貴婦人・f13175)が、色々と察した様子で声を掛けた。
「いや、それは、とても有り難いのだが……」
「……と言うか、罠だろ、それ! 信じられるか!」
オブリビオン戦車隊が、警戒心をあらわにした。
だが、リズ自身はオブリビオン戦車隊を騙す気もなければ、罠にかけるつもりもなかった。
「だったら、みんな容赦はしないにゃああああ!」
次の瞬間、アイクル・エフジェイコペン(クロスオーバー三代目・f36327)が、殺気立った様子で突っ込んできた。
「……って、いきなりかよっ!」
オブリビオン戦車隊が驚いた様子で戦車砲をぶっ放し、歩兵達がマシンガンを乱射した。
しかし、アイクルは第六感を駆使して、攻撃を可能な限り回避すると、捨て身の一撃を放って、まわりにいた歩兵達を蹴散らした。
「それでは、皆さん頑張りましょう」
それに合わせて、スフィア・レディアード(魔封騎士・f15947)が、畏怖の魔剣で斬りかかり、オブリビオン戦車隊が反撃する機会を奪った。
「うぐぐ……、ヤバイぞ、これ!」
「歩兵隊は前へ! 戦車に近づけるな!」
オブリビオン戦車隊が慌てた様子で、歩兵隊に指示を出した。
だが、歩兵隊は、戦意喪失。
みんなガタブルと身体を震わせ、フリーズ状態。
「すっごいびったんびったんにゃ!」
その隙をつくようにして、アイクルが【超びったんびったん(チョウビッタンビッタン)】を発動させ、グラップル+ぶん回し+怪力を駆使して、オブリビオン戦車隊を蹴散らしていった。
「く、来るなァァァァァァァァァァァ!」
それを目の当たりにした歩兵が、狂ったようにマシンガンを乱射した。
だが、アイクルの勢いを止める事は出来ず、戦車と一緒に宙を舞った。
「私だって、負ける訳には行かないんです」
その間に、茉莉が【バトル・インテリジェンス】でAI搭載型戦術ドローンを召喚し、自身を操らせる事で戦闘力が向上させ、オブリビオン戦車隊に攻撃を仕掛けていった。
その動きにはまったく無駄がなく、オブリビオン戦車隊が動揺するほど、正確にダメージを与えていった。
「辺りに漂う霊素よ、我が声に応え、その神秘の力を与え給え!」
それと同時に、スフィアが【霊素融合憑依(レイソユウゴウヒョウイ)】を発動させ、妖しく輝く赤い憑依霊で身体を覆い、オブリビオン戦車隊に攻撃を仕掛けていった。
「撃て、撃て、撃て!」
それを迎え撃つようにして、オブリビオン戦車隊が、戦車砲をぶっ放した。
しかし、スフィアに致命傷を与える事が出来ず、次々と爆散していった。
「何も怖がる事はありません。この竜巻を受け入れればいいのですから……」
リズがオブリビオン戦車隊に語り掛けながら、【白薔薇の誘い(シロバラノイザナイ)】を発動させ、白薔薇の花びらの竜巻を放った。
「ふ、ふざけるなっ!」
「そんなモノ、受け入れられる訳が、な……」
「ぎゃああああああああああああああああああああ!」
その事に危機感を覚えたオブリビオン戦車隊が、リズの誘いを拒否して、大ダメージを受けた。
「~~~~~~~!!」
そこに追い打ちをかけるようにして、多喜が【算乱す声(バベル)】を発動させ、物理・魔力両方へ干渉する複数位相のノイズを放出し、思念波以外の意思疎通手段を無力化した。
「!」
そのため、オブリビオン戦車隊は、パニック状態。
マトモに連絡を取り合う事が出来ず、シャレ抜きで危険な状態に陥った。
●
「退け、退け、退けぇ!」
オブリビオン戦車隊が戦意を喪失させ、蜘蛛の子を散らすようにして逃げていった。
だが、何処にも逃げ道はない。
猟兵達がまわりに陣取っているため、逃げる事が出来なくなっていた。
「逃げようと思っているのなら、諦めた方がいいよ」
赤星・緋色(サンプルキャラクター・f03675)が、オブリビオン戦車隊の背後に陣取った。
「に、逃げる訳がねぇだろ! こ、これも作戦だ!」
オブリビオン戦車隊が、適当な事を言った。
実際には、逃げる事しか考えていなかったため、頭の中は真っ白。
……終わった。
状況的にも絶望的だ、と言う言葉が響く中、嫌な汗が止まらなくなっていた。
「燃える正義の炎! アテナマスク見参!」
そんな中、アテナ・カナメ(アテナマスク・f14759)が颯爽と現れ、格好良くポーズを決めた。
「だから、どうした! こ、こ、怖くねぇぞ!」
歩兵達が一斉にマシンガンを構え、狂ったように乱射した。
「……!」
それに合わせて、アテナが第六感を駆使して、歩兵達の攻撃を見切り、2回攻撃を繰り出し、歩兵達を吹き飛ばした。
「その割に、随分と焦っていませんか……?」
四十物・寧々(あいもの・ねね・f28377)が、オブリビオン戦車隊に視線を送った。
「い、いや、焦っていない」
「これは……武者震いだ!」
「そうそう、武者震い! いやぁ、腕が鳴るぜ!」
オブリビオン戦車隊が、定番の台詞を吐いた。
だが、それだけ。
頭の中は、真っ白のまま。
兵士の中には、脳内に綺麗な花畑が広がっており、お空キレイになっていた。
「ふわあ……ん? んんん? ひょっとして、また眠っていたのでしょうか? ずっと起きていたつもりだったのですが……。何処から夢で……何処から現実なのか、よく分からなくなってきましたねぇ……。一体、何処から眠っていたのか……うーん……」
そんな中、四条・眠斗(白雪の眠り姫・f37257)が目を覚まし、頭の上に沢山のハテナマークを浮かべた。
「なんだ、ようやく、お目覚めか?」
「だが、すぐにお休みの時間だが……」
オブリビオン戦車隊がゲスな笑みを浮かべ、一斉に銃を構えた。
「こ、殺さないでください」
藍沢・瑠璃(ヤドリガミのゴッドハンド・f37583)が怯えたフリをして、大袈裟にペタンと尻餅をついた。
「いまさら命乞いをしても手遅れだ。こっちは仲間の大半を失っているのだから……。その代償……貴様等の命で払ってもらう!」
オブリビオン戦車隊が殺気だった様子で、狂ったように銃を乱射した。
「ひ、ひぃ」
その途端、瑠璃が間の抜けた声を上げたものの、銃弾が身体を貫く事はなかった。
「敵は、ひとりだけじゃありませんよ?」
その間に、カグヤ・アルトニウス(とある辺境の私掠宇宙海賊・f04065)が精神嵐(念動力+衝撃波+範囲攻撃+精神攻撃+催眠術)でオブリビオン戦車隊を混乱させ、テレポートをして距離を縮め、エクストラ・ブルー(フォースセイバー)で斬りつけた。
「……って、嘘だろ!?」
「アヒャヒャヒャヒャヒャ!」
しかし、オブリビオン戦車隊は、パニック状態。
奇妙な笑い声を響かせながら、同士討ちを始めていた。
「……」
その間に、寧々が【アンディファインド・クリーチャー・クラック】を発動させ、超高速連続攻撃を繰り出し、オブリビオン戦車隊に攻撃を繰り出した。
「な、なんだ、この力は……」
「見た目からは想像する事が出来ないほど強いぞ!」
「こ、こうなったら、死ぬ気で此処を突破するぞ! いいか、お前等! うおおおおお!」
オブリビオン戦車隊が、自らの車体を長距離砲撃形態に変形させ、半ばヤケになりつつ、戦車砲をぶっ放した。
「無駄だよ、そんな攻撃じゃ……」
緋色が【ガジェットショータイム】を発動させ、対オブリビオン戦車隊用のガジェットを召喚し、奇想天外な方法で破壊していった。
「な、なんだ、その武器は!」
それを目の当たりにしたオブリビオン戦車隊が、一斉にツッコミを入れた。
何が起こったのか分からないが、呆気なく戦車が壊れていた。
「んにゅ……なぁに?」
眠斗が【ゲリラ豪雨(枕)(ゲリラゴウウトコロニヨリマクラ)】で枕の雨を放ち、オブリビオン戦車隊にダメージと、睡眠不足の状態異常を与えた。
「こ、 この眠気は……」
「い、意識が……もっていかれる!」
「寝るなっ! 寝たら、死ぬぞ。うぐぐ……、こんなところで……眠る訳には……」
オブリビオン戦車隊が激しい睡魔に襲われ、夢の世界に旅立とうとした。
それでも、必死に抵抗しているものの、睡眠不足が災いして、いつ眠ってもおかしくなかった。
「何を、そんなに怯えているんですか? 怖くないですよ? 全然、怖くありませんからね」
瑠璃が強気な態度で突っ込んでいきながら、【びったんびったん】で歩兵の脚を掴み、戦車にガツンとブチ当てた。
「ぎゃ!」
その拍子に、歩兵が間の抜けた声を上げ、戦車と一緒に爆散した。
「燃えろ! 我が体! 叫べ! 悪を倒せと! その名は、スーパーアテナ!!」
アテナが【スーパー・アテナ(スーパーアテナ)】で、全身を黄金の炎で覆った後、戦闘力を増強させ、飛翔しながら、オブリビオン戦車隊に攻撃を仕掛けていった。
「撃て、撃て、撃てぇぇぇぇ!」
オブリビオン戦車隊が苛立った様子で、戦車砲をぶっ放した。
だが、アテナには、まったく当たらず、壁に当たって爆発した。
「我が齎す眠りに誘われし者達よ、今一度衝動を超えて戦いの初めに戻り給え」
カグヤが【Requiem of origin dream(レクイエムオブオリジンドリーム)】を発動させ、オブリビオン戦車隊を催眠状態にさせ、白い波動の嵐でバラバラにした。
「ぎゃあああああああああああああ!」
そのため、オブリビオン戦車隊は自分達の身を守る事さえ出来ず、次々と爆散していくのであった。
成功
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第3章 ボス戦
『ヒューグリーム決戦の悪魔』
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POW : 近接攻撃
【爪等の近接攻撃やSOEXCS起動中の突進】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD : SFE最大出力・SOEXCS起動
レベル×100km/hで飛翔しながら、自身の【装甲】から【炉心安定の為に余剰エネルギー】を放つ。
WIZ : ピコマシン内在モルトアーマー制限解除
【装甲内のピコマシン】を使用する事で、【ピコマシン制御アンテナ】を生やした、自身の身長の3倍の【姿】に変身する。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
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シホ・エーデルワイス
アドリブ&連携歓迎
死屍累々の戦場を見渡し
心を痛めます
敵にはオブリビオンでなく
お金に釣られて参戦した人達もいたのね…
目先の利益に欲を出し
自分達が住む世界を陥れる事に加担するとは…
終わらせていきましょう
この命をすり潰し無意味に消耗するだけの戦争を!
敵の隙は私が作りしょう
止めは味方にお願いします
敵の攻撃は第六感と聞き耳による読心術で見切り
ダンスの様な空中機動で残像回避しながら【星奏】
弾は誘導弾で関節等の装甲が薄そうな部位をスナイパーで貫通攻撃し破壊
敵の機動力を削ぎます
戦後
味方の負傷者を医術で手当てし
亡くなった人々に弔いの祈りを捧げます
どうか安らかな眠りを…
●
「ええい、どいつも、こいつも、使えん奴等だ! だが、これで終わったと思ったら、大間違いだ! 我が、お前を、必ず倒す!」
要塞の最深部でシホ・エーデルワイス(捧げるもの・f03442)を待ち構えていたのは、ヒューグリーム決戦の悪魔であった。
ヒューグリーム決戦の悪魔には司令官が搭乗しており、シホに対して怒りを爆発させていた。
「もう少し仲間を選ぶべきでしたね……。お金に釣られて、参戦した人達をいくら集めたところで、私達を倒せませんから……」
シホがヒューグリーム決戦の悪魔を見上げ、キッパリと言い放った。
「それでも、時間稼ぎくらいは出来る……はずだった。それなのに、結果は、このザマ。……最悪だ。だが、天は我を見捨てなかった。貴様ひとりなら、倒せる。……楽勝だ!」
ヒューグリーム決戦の悪魔が勝ち誇った様子で、高笑いを響かせた。
「それは……どうでしょうね? そもそも、私がここに居るのは、時間を稼ぐため。あなたを倒すためではありません。……ですが、そこまで油断をしているのであれば、私ひとりでも何とかなるかも知れませんね。それでは、ここで終わらせましょう。沢山の命をすり潰し、無意味に消耗するだけの戦争を!」
次の瞬間、シホが【星奏】聖銃二丁で奏で紡ぐ芸術的弾幕結界(セイソウ・セイジュウガオリナスホシノセカイ)を発動させ、幾何学模様を描き、複雑に飛翔しながら、花火の様に色鮮やかで心奪われる旋律の魔弾で、ヒューグリーム決戦の悪魔を包囲攻撃するのであった。
大成功
🔵🔵🔵
風雷堂・顕吉(サポート)
アドリブ連携可
約100年前、ダークセイヴァーの人類敗北以来、ヴァンパイアとの死闘を細々と繰り広げてきたダンピール、それが俺だ。
ヴァンパイアを狩るため、あるいは次に狩るべきヴァンパイアの手掛かりを得るためにここにいる、
【世界知識】ダークセイヴァー世界の大抵のヴァンパイア相手ならそれがどのような血族かは知っているし、知らなくとも【情報収集】の伝手はある。
それ以外の世界については物珍しそうに振る舞うことになる。すぐに慣れるだろう。
ダークセイヴァーとスペースシップワールド以外の世界は日差しが強すぎるので、サングラスを着用する。
戦闘は剣士の動きだ。
次に参加する猟兵が戦いやすい状況を作ることも多い。
桜神帝・華凛(サポート)
人間のヘリオン×符術士、23歳の女です。
普段の口調は「冷静(私、あなた、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」、敵には「冷徹(私、お前、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
ルドラ・ヴォルテクス(サポート)
それは亡霊。
オブリビオンを狩りに現れ、狩が終わると忽然と姿を消してしまい、捉える事はできない。
もう肉体的な終焉は迎えた筈だが、その意志が、平穏な世界を破壊する者に終わりを告げに再臨させているのだと言う。
戦闘は嵐のように激しく、されど、無言のまま、生前のものと思しき武器やUCが振るわれる。
復興の妨げになるものがあると、力を振るい障害を破壊するが、たちまちの内に砂塵の向こうに消え、言葉を発する事はない。
主な武器は生前所持していた武器類、ユーベルコードは制限なく使用可能。
※ 他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
●
「はあはあ……、まさか、ここまでやるとは……。だが、ヒューグリーム決戦の悪魔は無敵ッ! この程度の事で屈する事はない! むしろ、これからが本番だ! 我にケンカを売った事を、心の底から後悔させてやる。……覚悟しろ!」
ヒューグリーム決戦の悪魔が禍々しいオーラを漂わせ、猟兵達を冷たく見下ろした。
先程の攻撃で、だいぶダメージを受けているようだが、気合と根性でカバーしているようだった。
「……まさか、俺達相手に手加減をしていたのか?」
風雷堂・顕吉(吸血鬼狩人・f03119)が、ヒューグリーム決戦の悪魔を見上げた。
「当たり前だ。お前達に本気を出す必要などない。実力の半分……いや、それ以下で十分だ」
ヒューグリーム決戦の悪魔が、キッパリと言い放った。
だが、実際には、予想を上回るほど、大苦戦ッ!
その事を気づかれないようにするため、必死に誤魔化しているようだった。
「まあ、いいわ。本気を出す気がないなら、その前に倒すだけだから……」
桜神帝・華凛(隠者の小夜曲・f35653)が、まったく気にしていない様子で間合いを詰め、長剣で何度も斬りつけた。
「ふ、ふ、ふざ……けるなっ! 我に、こんな事をして、許されると思うなよっ!」
即座に、ヒューグリーム決戦の悪魔が、鋭い爪で身を守り、ギチギチと歯を鳴らした。
「……」
その間に、ルドラ・ヴォルテクス(終末を破壊する剣“嵐闘雷武“・f25181)が、ヒューグリーム決戦の悪魔に陣取り、アンピュテイター(ビーム発振刃の斧)を振り下ろした。
「うぐっ! い、いつの間に!?」
その攻撃をモロに食らったヒューグリーム決戦の悪魔が、大量のオイルを撒き散らしながら、ジリジリと下がっていった。
「諦めなさい。……そこまでよ」
華凛がヒューグリーム決戦の悪魔に語り掛けながら、【寵姫の瞳】で魅惑的な視線を送った。
「うぐ、身体が……。なんだ、この感情は……! 我が……迷っていると言うのか!?」
その影響を受けたヒューグリーム決戦の悪魔が動揺した様子で、激しく身体を震わせた。
どうやら、先程の視線で魅了されてしまったらしく、今にも抱きしめそうな勢いで両手を開いていた。
「まだ手加減するつもりでいるなら、死を覚悟しておけ。情けを掛けるつもりはない」
顕吉が【黒影剣】で闇のオーラを纏い、ヒューグリーム決戦の悪魔に斬りかかった。
「め、目が……。み、見えん。何も聞こえん……」
その事に動揺したヒューグリーム決戦の悪魔が、手当たり次第に攻撃した。
しかし、適当に攻撃を仕掛けているため、まったく見当違いの方向ばかり狙っていた。
「……」
その間に、ルドラが【ヘビーアームド・ウェポナイズ】で重武装モードに変形し、攻撃力と射程距離を強化し、何度もアンピュテイターを振り下ろした。
「負けて……たまるかァ!」
ヒューグリーム決戦の悪魔が、狂ったように爪を振り回し、再び猟兵達に攻撃を仕掛けていった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
火土金水・明
「初めての世界の戦場です。他の猟兵の方の足を引っ張る事はしないように頑張ります。」「相手が大きくなって攻めて来るのなら、こちらは相手全体を範囲にして纏めて攻撃することにします。」
【WIZ】で攻撃です。
攻撃は、【継続ダメージ】と【鎧無視攻撃】と【貫通攻撃】を付け【フェイント】を絡めた【新・ウィザード・ミサイル・改】を【範囲攻撃】にして、3倍の姿に変身した『ヒューグリーム決戦の悪魔』全体を纏めて巻き込めるようにして【2回攻撃】します。相手の攻撃に関しては【第六感】【残像】【オーラ防御】で、ダメージの軽減を試みます。
「(攻撃を回避したら)残念、それは残像です。」「私の役目は少しでもダメージを与えて次の猟兵の方に繋げる事です。」
アドリブや他の猟兵の方との絡み等は、お任せします。
●
「死ね、死ね、死ねぇぇぇ! 壊れろ、壊れろ、壊れろぉぉぉぉぉぉお!」
ヒューグリーム決戦の悪魔が、何かに取りつかれた様子で、鋭い爪を振り回した。
「一体、何処を狙っているのですか? それは単なる残像ですよ?」
そんな中、火土金水・明(夜闇のウィザード・f01561)が現れ、残像を繰り出しながら、ヒューグリーム決戦の悪魔の注意を引いた。
「すべて……残像だと!? あ、ありえん! このすべてが残像な訳が……」
ヒューグリーム決戦の悪魔が、信じられない様子で、本物の明を見つけようとした。
だが、一見すると、どれもホンモノ。
残像がどれなのか、見分ける事が出来なかった。
「そんなにホンモノの私が気になりますか? 私は、ここです。ここにいます」
明が自らの存在を示すようにして、あえて目立つ行動を取りつつ、ヒューグリーム決戦の悪魔に攻撃を仕掛けていった。
「わざわざ、自分から居場所を教えるとは……愚かな奴め」
ヒューグリーム決戦の悪魔が、装甲内のピコマシンを使用し、3倍の大きさになって、ピコマシン制御アンテナを生やした。
そうする事によって、態度まで大きくなったのか、何の迷いもなく暴走気味に鋭い爪を振り回した。
「……何も分かっていないようですね。感情の赴くまま、怒りに身を任せて攻撃したところで、私を倒す事は出来ませんよ?」
明が素早い身のこなしで、ヒューグリーム決戦の悪魔の攻撃を避け、継続ダメージ、鎧無視攻撃、貫通攻撃に、フェイントを絡めた【新・ウィザード・ミサイル・改(シン・ウィザード・ミサイル・カイ)】で、幾何学模様を描き、複雑に飛翔しながら、水光土火樹薬風毒氷闇の十属性の魔法の矢(1370本)で、ヒューグリーム決戦の悪魔を包囲攻撃した。
「ば、馬鹿なっ! 我が屈する事など、あってはならない事なのに! だ、だが、この状況で逆転する事など……。む、む、無理だああああああああああああ!」
次の瞬間、ヒューグリーム決戦の悪魔の断末魔が響き、爆発音と共に要塞が崩れ始めた。
その事に気づいた明が、降り注ぐ瓦礫を擦り抜けるようにして、要塞から脱出するのであった。
大成功
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