アルカディア争奪戦⑬〜魔獣狩りを狩ろう
●魔獣の楽園
ゴーレムの軍勢が魔獣の群れと戦闘を行っている。
舞台はブルーアルカディアの浮遊島だ。
この巨大な浮遊島は昔からこの空域に存在した。自然豊かな島なのだが、住民は僅かな魔獣ハンター達のみ。これは凶暴で強力な魔獣達が自由に闊歩する環境の為、非力な存在が暮らすには適さないのだ。
この魔獣達に目をつけた存在がある。
今回、アルカディアの玉座を求めて戦争を起こした六大屍人帝国の一つ『オーデュボン』だ。彼等は魔獣を自軍の戦力とすべくゴーレムの軍勢を送り込んだ。
だが、魔獣に帝国に従う義理はない。捕獲して自軍に連れ帰ろうとする帝国軍と魔獣は激しい戦闘となっていた。
このまま戦闘が続けば最終的には帝国軍は目的を達し、魔獣を戦力に組み込むことに成功するだろう。しかし、これは猟兵が介入しなければという但し書きがつく。
●グリモアベース
「汝等にはこの戦闘に介入して帝国軍を撃退して貰いたい」
帝国軍と魔獣との戦いの状況説明を端的に終えたアシズ・アナトテが語り掛ける。
猟兵達だけではない。
飛空艇艦隊とも協力してだ。
飛空艇艦隊に転移して、彼等と共に戦場に乱入するという形になる。
「帝国軍は魔獣の反撃を受け、幾分か疲弊している。汝等の実力であれば遅れをとることはあるまい」
猟兵達の実力に信頼を向けるアシズ。戦場には帝国軍だけではなく魔獣達もいるが、そこは勇士達に任せれば大丈夫であると言う。
「汝等は帝国軍――オーデュボンのゴーレム達を滅ぼす事に専念して問題ない」
もっとも、勇士達に何か他にして欲しいことがあれば協力要請するのも構わないらしい。他にゴーレムの能力などを伝えられた猟兵達は天空の世界へと転移する。
淵賀
初めまして。またはお久しぶりです。
今回は戦争シナリオをお送りいたします。
1章のみの運営です。
敵はマインドゴーレムの軍勢。天使核を動力源として、全身を分離することで多彩な戦術を取ることができるようです。いっぱいいます。
プレイングボーナス:
飛空艇艦隊の勇士達と協力して戦う。
上記に基づく行動をとると有利になります。
魔獣達は任せる!でも協力だと思います。
プレイングの受付は公開時から始めます。
今回は指定がなければ個別描写になると思います。
締め切りはタグにてお知らせいたします。
それでは、よろしければプレイングをお待ちしております。
第1章 集団戦
『マインドゴーレム』
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POW : 自爆型ゴーレム
自身が戦闘不能となる事で、【抱きついている】敵1体に大ダメージを与える。【自爆までのカウントダウン】を語ると更にダメージ増。
SPD : 全身兵器
【目からの魔力光線】【飛行腕による拘束】【飛行脚部の回転ドリル】を対象に放ち、命中した対象の攻撃力を減らす。全て命中するとユーベルコードを封じる。
WIZ : マインドコール
【天使核操作信号】を放ち、戦場内の【天使核】が動力の物品全てを精密に操作する。武器の命中・威力はレベル%上昇する。
👑11
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鵜飼・章
機械は心が読めないから
すこし苦手なんだけど
そうも言っていられないか
魔獣攻略は飛空艇艦隊の皆に任せるよ
戦闘支援として僕の鴉達を送っておくね
偵察や撹乱の役に立ってくれる筈だ
僕はゴーレムの相手だね
ビームが一番心配だな
目…どれが目なんだろう
目らしい球体には全て標本針を投擲し
早業で目潰しをかけ機能停止させる
腕と脚は飛んできてからでも対処可能かな
落ち着きを保って周囲の敵を監視し
目視や駆動音で異常を感じたらUC発動
1秒に128回攻撃でもされない限り
僕が部品を解体する方が速い
飛び道具が尽きれば脅威は薄まるかな
素早く接敵しUCで本体も解体する
勇士さん達が使いそうな部品があれば
お礼に拾っておこうか
これも協力だよね
●シュレディンガーの鵺
屍人帝国『オーデュボン』のマインドゴーレムと魔獣が争う戦場。そこに
飛空艇艦隊の勇士達と共に鵜飼・章(シュレディンガーの鵺・f03255)が到着する。
ゴーレム達は機械的な動きではあるが、よく連携して魔獣達と戦っている様だ。
「機械は心が読めないからすこし苦手なんだけど――そうも言っていられないか」
ゴーレムの動きに少しだけ眉を顰めるが、すぐにどう動くかの考えを纏めて、周囲の勇士達に話しかける。
「僕がゴーレムの相手をするから、魔獣の方は皆に任せるよ。
戦闘支援として僕の鴉達を送っておくね。偵察や攪乱の役に立ってくれる筈だ」
章がそう言うと彼の周囲を飛び回っていた鴉達が同意を示すようにカアと鳴く。
勇士達はその様子に目を丸くして驚くが、すぐに章の気遣いに礼を言う。
その後、互いの武運を祈って二手に分かれる。勇士達は魔獣に。章はマインドゴーレムへだ。
「PPPP――!」
接近する章を感知するマインドゴーレム。機械的な音を発して彼の方を向く。
すぐに敵と判断したのか体中にある目の様な球体を光らせて、そこから魔力光線を放とうとする。
しかし、放たれない。
見れば全ての球体に標本針が刺さり、その機能を停止している。章の仕業である。
入神の域を超えた早業であった。
マインドゴーレムの戦闘方法は伝え聞いていた。章が一番、厄介だと思ったのは目から放たれるという魔力光線だったが、実際に見てみるとどれが目なのか断定できない。ならばと目らしき球体全てに標本針を投擲してみたが、結果的にはそれが正解だった。ゴーレムは球体全てから魔力光線を放つことが可能だったからだ。
光線が放てないと判断したゴーレムの動きも迅速だった。即座に腕部、脚部を分離、飛行させて章に迫るが――
「僕が解体する方が速い」
ユーベルコード『
解剖実習』による解体速度は刹那よりなお速い。
章に迫ってきた腕部も脚部も何も成し得ずに空中で分解されて地上に落ちる。
無防備となった本体もその後、すぐに同じ運命を辿った。
「PPP
!!!」「PP――!!」
周囲のマインドゴーレム達が警戒音を鳴らしながら章を囲もうとするが、その包囲が完成する前に次々とバラバラに分解されたゴーレムが増えていく。
地面に散らばる部品、動力である天使核など、勇士さん達が使えそうだな、後で拾っておこうかな等とある種
のんびりとしたことを考えながらも章のゴーレム解体劇は続いていくのであった。
大成功
🔵🔵🔵
ヴィゼア・パズル
有志達へ魔獣と共闘する旨を伝え説得。
コミュ力と動物と話す動物使いの技能で説得力を持たせ、魔獣達へ風の精霊を利用して声を届ける。
「戦う者達、今この時より、我々があなた方を護りましょう。」
もし敵対するなら…巻き込むまで。
空中戦・空中浮遊で戦場の中心、上空へ向かい属性攻撃の全力魔法を発動。範囲攻撃の上乗せ付き。
『其の在り方に、制限は無い』
思念体すら凍結させる絶対零度の虹衣で包み、仲間を支援しましょう。魔獣が砕き、有志が留めを刺しやすい様に。
天使核…ほぅ? その構造…気になりますね。可能なら完全な形で回収したいものですが…
まぁ、無理にとは言えませんね?
●風詠う猟犬
「そんなことが可能なんですか?」
疑問の声を上げる勇士達に「できる」とヴィゼア・パズル(風詠う猟犬・f00024)は断言する。
彼等は今、屍人帝国『オーデュボン』と魔獣が争う浮遊島の上空を移動中だ。今回の戦場である浮遊島はかなり大きく、帝国軍が広範囲に展開している為に猟兵と
飛空艇艦隊も分散して事に当たることになった。ヴィゼアと勇士達の一部隊も自らに割り振られた戦場を目指しているところである。
その中でヴィゼアから提案されたのが魔獣達との共闘。
勇士達からすれば帝国と言う共通の敵を持つとはいえ、言葉も通じず、暴れ狂っている魔獣を味方にできるとは思えない。そう言う彼等に対してヴィゼアは「私なら会話が可能だ」と空を飛ぶ鳥相手に実演してみせる。
俄かには信じ難いことだが、ヴィゼアの言葉を理解しているとしか思えない鳥の動きに勇士達は会話が可能だということは信じる。だが、魔獣がその言葉に耳を傾けるだろうか、という疑問は「敵対するならゴーレム共々倒せば良い」という簡潔な答えを受けて納得する。そもそもゴーレムも魔獣も相手取るつもりで来たのだ。成功すれば上々、失敗しても当初の予定に戻るだけである。
そして、戦場。精霊術士でもあるヴィゼアは風の精霊を用いて魔獣達に声を届ける。
「戦う者達、今この時より、我々があなた方を護りましょう」
ゴーレムとの戦闘中に突然聞こえた力強い声に魔獣達は戸惑うが、ヴィゼアは魔獣の答えを待ちはしない。戦場の中心上空に移動してユーベルコード『
絶対零度の虹衣』を発動する。
「其の在り方に、制限は無い」
その詠唱と共に現出するのは戦場全体を凍結させる空間。思念体すら凍結させる絶対零度の死の世界だ。
ただし、その世界が牙を剥くのは敵だけである。ヴィゼアが味方と判断した勇士達や魔獣は氷精霊の加護を受け、普段通りどころか強化される。
突如として氷の世界に囚われたマインドゴーレムの軍団の戸惑いは大きい。魔獣との戦いで傷ついていた個体は冷気に耐えること能わず砕け散り、そうでない個体も行動を著しく制限される。
そんな状況で強化された勇士達や魔獣が襲い掛かってくるのだから一溜まりもない。
魔獣達は本能でヴィゼアの言葉に従うことを決めた様だ。その様子を上空から見下ろすヴィゼア。
「マインドゴーレムの動力源である天使核の構造……気になりますね」
可能なら完全な形で回収したいもの、と考えて、次々と勢いよく砕かれていく姿に無理かなとも思う。
この戦場の帝国軍が全滅するのは遠くない未来だ。
大成功
🔵🔵🔵
秋月・葉
アドリブOK
いやぁ、自分、実は初陣なんすよ!
お手柔らかにお願いするっす!
ライブストリーマーなので実況しなが戦うっす。
すでに魔獣を戦って疲弊しているってのはチャンスっすよね
隙を見てUCのダークビームのカードで攻撃するっす!
魔獣については攻撃に巻き込まないように勇士の方に
誘導してもらうっす、ありがたやーっす
敵がこちらに気づいて攻撃してきたら
敵のUCのマインドコールで操作された物品も
こちらのUCのダーク・ビームのカードで迎撃し
迎撃出来ないものや破壊しちゃだめなものは
動きをよく観察して見切りで紙一重でよけるっす。
何とか上手くできたら、視聴者にドヤ顔で
ダブルピースするっす。
●戦場ライブストリーマー
「いやぁ、自分、実は初陣なんすよ! お手柔らかにお願いするっす!」
そうにこやかに同行する勇士達に挨拶したのは秋月・葉(人間のカードデュエリスト・f38502)。
彼女は少し前までカードゲームの実況をしながら一般人として暮らしていたのだが、ある事件に巻き込まれたことを切っ掛けに猟兵に覚醒。今回、初陣の舞台にブルーアルカディアの世界を選んだのだ。
「おう、任せとけや」
「俺達は魔獣を担当することになっているけど、本当にそれで良いのかい?」
「はい、それでお願いするっす!
魔獣を誘導してもらえると、助かるっす。ありがたやーっす!」
初陣と言いつつも余裕のある葉の姿に、勇士達も気さくに応じて役割分担をして戦場に到着する。
「さあさあ、あちらで戦っているのが悪の帝国のゴーレムと彼等が狙う魔獣達っす!
激しい抵抗にあってるみたいっすねーこれから、自分、悪の帝国に攻撃をしかけるっす!」
ライブストリーマーである葉は実況しながら戦うつもりだ。そんな葉の様子に「頑張れよ~」と声をかけて魔獣達の方に向かう勇士達。葉も「そちらも頑張るっす~」と見送っていよいよマインドゴーレム達へと接近だ。
「魔獣との戦いですでに疲弊しているし、こちらに気づいていないのはチャンスっすよね。
これから先制攻撃を仕掛けるっす!」
カードを取り出す葉。取り出したるカードは『ダーク・ビーム』のカード。
効果は闇属性のビームを放つこと。今の葉の実力だと一度に50本ものビームを放つことが出来る。魔獣との戦いに注力していたゴーレムたちはこれをまともに食らい、大ダメージだ。
攻撃を受け、葉の存在を認識したゴーレム達の何体かが攻撃対象を魔獣から葉に切り替える。
機械音を鳴らしながら腕部、脚部を飛ばすゴーレム達。それらは天使核を動力とする為に『マインドコール』と言う彼等のユーベルコードにより、精緻で鋭い動きとなっている。
「反撃が来たっすが――負けないっす!」
再びダーク・ビームのカードを翳し、そこから放たれるビームで飛来する腕部や脚部を打ち落としていく。
中にはビームを掻い潜ってくるものもあったが、冷静に観察して紙一重で避けてみせる姿はとても初陣のものとは思えない。攻撃を凌ぎ、追加で放ったダーク・ビームで本体を破壊。爆発するマインドゴーレムを背景にドヤ顔でダブルピースを視聴者に披露する。
こんな感じで戦いは続くが、実際の戦場の臨場感溢れるライブ。
葉のチャンネルの再生回数、視聴時間が爆発的に伸びたのは言うまでもない。
大成功
🔵🔵🔵
ユニ・バンディッド
アドリブ歓迎
その武器、そっくりいただくよ。
空飛ぶ金貨達を足場に蹴って空中戦、自慢の視力で敵の動きを盗み先読みの回避スタイルをとりつつ、マインドゴーレムを対象に【デモン・フェイカー】。
ゴーグルから魔力光線、敵を拘束する飛行腕、フライングドリルなど贋作武器の数々を有志達に生やして戦力強化だー!。
魔改造もリクエスト受けつけるよ、だってニセモノに。定まったホンモノはないからね。
あ、危ないところは、ボクのユーベルコードの真価、贋作対象になった「本物」の、敵の武器の操作権を盗んで騙し討ち!逸らしたり同士討ちさせるよ。えへへ、あくまで盗むのがお仕事だもん。
●贋作の悪魔
「さあ、どんどん生やすよー」
「うお、なんじゃこりゃ」
「ガハハ、おもしれー」
戦場に元気な少女の声が響く。ユニ・バンディッド(贋作の悪魔・f31473)だ。
答えるのは彼女と共に戦う勇士達。何がどんどん生えるのか?
それは魔力光線を放つ眼球、飛翔して敵を拘束する腕部、敵を穿つフライングドリルである。
そう、今彼女達が戦っているマインドゴーレムの武装だ。
何故そんなことが起こるのか?
言わずと知れたユーベルコードの権能である。『デモン・フェイカー』。
ユニが得意とするそのユーベルコードは彼女がこれと定めた武器や財貨の「精巧な贋作」を生み出す。
彼女は戦いが始まってから、マインドゴーレムを観察、彼等の武装を完全に把握していた。
マインドゴーレム達に勝機があったとすれば、ユニが彼等の武装を把握する前に倒してしまうことだったろう。
しかし、空飛ぶ金貨たちを足場に華麗に戦場を翔ける彼女を捉えることは遂にできなかった。
ユニから授けられた「贋作」の力を借りて奮戦する勇士達。もともと
飛空艇艦隊の勇士達は精鋭であり、魔獣達との戦いで疲弊したゴーレム相手ならば十分に戦える。そこにユニから追加で武装を与えられたのだから優位は揺るがない。
「魔改造もリクエスト受けつけるよ、だってニセモノに。定まったホンモノはないからね!」
そう、ユニの『デモン・フェイカー』の恐ろしいところはこれである。彼女の贋作は模倣に留まらない。贋作を改造して時に真作を超える価値を生み出す。真作の価値を贋作より墜とすまさに悪魔の業だ。
勇士達は生えた武器を自分たちが使いやすい様に改造してもらい、戦況の優位を確かなものにする。
マインドゴーレム達も必死の反撃に出るが……
「PPP――??」
「PPP――
!???」
何故か同士討ちを始める。勿論、ユニの仕業である。『デモン・フェイカー』、その真価は贋作を作り出す事に非ず。贋作対象にした「本物」の操作権を「盗む」ことができることだ。魔力光線で互いを撃ち、ドリルで互いを傷つける。全身が武器であるマインドゴーレムにとっては致命的に相性が悪いとも言える。
「えへへ、あくまで盗むのがお仕事だもん」
可愛く笑いながら言うユニだが、マインドゴーレム達にとってはまさに悪魔の笑みだった。
大成功
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ガーネット・グレイローズ
魔獣を戦力に取り込む気か。魔獣は危険な生き物だが、
この世界の人々の生活の糧でもある。
屍人帝国に利用させるわけにはいかないな。
キャバリア「夜の女王」に乗り込んで出撃だ。
ゴーレムは私が引き受けるから、あなた方は魔獣を警戒して下さい。
《念動力》で機体とリンクして《操縦》、狙うは《空中戦》だ。
体をばらばらに分離させて攻撃するのか。
《空中機動》で光線を掻い潜り、JOXフォトンブレイドの
《なぎ払い》で腕や脚を迎撃して反撃の機会をうかがう。
PSDホーネットを射出して《遊撃》しつつ、生体電流をチャージ。
キャバリアを介して放つ【ライトニングフォーミュラ】で、
範囲内の敵を《レーザー射撃》によりまとめて撃ち落とす!
●夜の女王
「魔獣を戦力に取り込む気か。魔獣は危険な生き物だが、この世界の人々の生活の糧でもある。
屍人帝国に利用させるわけにはいかないな」
戦場へと向かう
飛空艇艦隊に所属する飛空艇の甲板でガーネット・グレイローズ(灰色の薔薇の血族・f01964)が誰に言うともなく呟く。しかし、彼女の近くに居た勇士達には聞こえたようで「その通り!」という声があがる。威勢よく陽気な感じで盛り上がる勇士達。彼等の士気は高い。
戦場上空に近づき、キャバリア「夜の女王」に乗り込むガーネット。
勇士達には魔獣の警戒を指示する。自らはマインドゴーレムの軍団を一手に引き受けるつもりだ。ブルーアルカディアの世界にはないキャバリアの勇姿に期待を寄せたのか勇士達は快く承諾。「夜の女王」が甲板を飛び立ち、いよいよ戦闘が始まる。
ガーネットのキャバリア、「夜の女王」の操縦システムは独特だ。彼女の血中ナノマシンと精神感応技術を以て駆動するのだが、それは操縦桿を握るより繊細な動きを可能とする。
戦場を飛翔する「夜の女王」。
魔獣達との戦いに集中していた為に不意を突かれたゴーレム数体が瞬時に爆発四散する。激しい警告音を鳴らして「夜の女王」を敵と認識するゴーレム達。
即座に複数体が体を分離させ、空を飛ぶガーネットに襲い掛かったのは流石と言うべきか。
次々と迫るゴーレムの腕部や脚部、そして魔力光線。それら全てを女王の名に相応しい優雅さを保ちつつ掻い潜り、掻い潜る瞬間に光剣を振るって破壊する。
とは言えゴーレムの数は多い。
攻撃の圧力は衰えず、絶え間ないという感じで夜の女王を襲う。
「きりがないな――」
大技で一気に数を減らす事を考えるガーネット。夜の女王の腰部装甲に収納されていた
PSDホーネットを射出して遊撃させて自機への攻撃圧力を下げさせる。そうしておいて、回避に専念。稼いだ時間で生体電流をチャージする。
その後しばらく、我慢の時間を過ごし――
「終わりだ――!」
キャバリアを介して放たれるのは『ライトニングフォーミュラ』。生体電流のチャージ時間に応じて、無限に攻撃対象を増加させるユーベルコードだ。乱反射しつつ曲進するホーミングレーザーは広範囲のマインドゴーレムを一度に穿ち、破壊する。瞬間的に「夜の女王」を中心に巻き起こる無数の火花。その輝きが収まればマインドゴーレムの数は目に見えて減ってる。
再びチャージを始める「夜の女王」を見上げるゴーレムにはないはずの恐怖が見えた。
大成功
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星野・空
■久遠寺・遥翔(f01190)と共闘、アドリブ◎
ガレオンフリートの艦首に立ち、宙空にArcturusの文字を描き、キャバリアを召喚します
★ガレオンフリートの協力
あらかじめ同乗を願い出ます。キャバリアの性能を説明。戦闘開始と共にギャレオンには煙幕などによるかく乱支援などをお願いします
「戦いが始まったら、先陣は私達に任せてね! 」
〇戦闘内容
キャバリアに搭乗して、戦闘へ。
【空中機動】【結界術】を駆使しながら、イグニシオンと並走して空中を飛翔、煙幕なども上手く利用しながら敵の攻撃を未然に防ぎ、かいくぐりながら、攻撃へ移行します。
敵を攻撃の範囲内に捉えたら、キャバリアで私の魔力を増幅して、UC発動。【全力魔法】【高速詠唱】でゴーレム達へと攻撃を。
遥翔のイグニシオンとは互いに輪を描いて空を舞いながら、連携して攻撃を
「うん、遥翔――! 二人で一緒に飛びましょう…!」
久遠寺・遥翔
ソラ(f28884)と参加
アドリブ歓迎
イグニシオンに[騎乗]
飛空艇艦隊には引き続き敵対魔獣たちを任せつつ
ゴーレムはソラのズルフィカールと連携して叩く
敵対勢力は仲間の猟兵に氷の世界にとらわれた後らしい
ならばUCを使いここに真逆の焔の世界をぶつけて温度差でドカンと行くぜ
敵には[焼却]を、味方には不死鳥の癒しを
原初の世界にようこそ
味方は勇士達や共闘中の魔獣も含むぜ
世界を展開した後は[空中戦]だ
攻撃をしっかり[見切り]魔力光線を[結界術]で防ぎ腕を[オーラ防御]で逸らす
そしてドリルは[残像]で回避だ
ソラと共に天を舞うように、焔の太刀による[範囲攻撃]でゴーレムを駆逐するぜ
「さぁ、共に飛ぼう、ソラ!」
●焔神と女王蜂
飛空艇艦隊に所属する飛空艇。もうすぐ戦場に到着するその艦首に二人の男女の姿があった。星野・空(アイユーブの血の一滴・f28884)と久遠寺・遥翔(焔の機神イグニシオン/『黒鋼』の騎士・f01190)。猟兵であり恋人でもある二人だ。
戦場を共にする勇士達はその後方の甲板に集まっている。打ち合わせは既に済んでいた。勇士達は遥翔からは魔獣達の抑え、空からはそれに加えて煙幕などによる攪乱支援を要請され、それを受諾している。
マインドゴーレムの大軍を二人で引き受けるという彼等に当初難色を示した勇士もいたが、空が丁寧に自分達二人がキャバリアで戦う事とそのキャバリアの性能を説明して納得を得ている。
最終的には「戦いが始まったら、先陣は私達に任せてね!」「任せた!」ということになっていた。
そして、戦場に到着。空が虚空に文字を描く。描かれた文字は『Arcturus』と輝き、その輝きが増すと同時にキャバリアが召喚される。『ズルフィカール』、女王蜂を彷彿とさせる銀白色のキャバリアだ。
颯爽と搭乗する空。時同じくして遥翔も自らのキャバリア、『イグニシオン』に搭乗を終えている。
「さあ、行こう、遥翔!」
「おうよ!」
飛空艇の艦首から二機のキャバリアが飛び立ち、それに勇士達が続き戦闘が始まる。
空中を並走する空と遥翔。最初に仕掛けたのは遥翔だ。
「いくぜ
原初起動! 最先より在りし焔よ、醒めよ――原初の世界にようこそ」
「凄い――」
遥翔の言葉と共に彼を中心に焔の世界が戦場に広がって行く。『
真焔なる世界』。遥翔のユーベルコードの発動だ。
世界が焔に染まっていく幻想的な光景に遥翔の力をよく知る空も感嘆の言葉を漏らす。
味方から見れば美しく幻想的な世界も敵であるマインドゴーレムから見ればたまったものではない。
この焔の世界は遥翔が敵と定めた者に対して黒き焔でもって牙を剥くのだ。
魔獣との戦いで耐久性を減じていた個体はその焔だけで焼失、骸の海に還る。
「PPP――
!?!?」
「PPP――!!」
突如として発生した黒い焔による攻撃。マインドゴーレムはすぐに魔獣ではない第三者からの攻撃と判断する。索敵機能を最大限にして、周囲を警戒した彼等は遥翔と空の存在を捉える。
捉えると同時に複数個体がすぐに全身を分離させて遥翔達を目指して空を飛ぶ。
「結構、判断が早いな――さぁ、共に飛ぼう、ソラ!」
「うん、遥翔――! 二人で一緒に飛びましょう…!」
二人は向かってくるゴーレム達に目掛けて共に加速。飛空艇から放たれた煙幕も利用しつつ息の合った連携を見せ、遥翔が空の空が遥翔の死角を補う戦い方で次々とゴーレムを墜としていく。
特に空の操るズルフィカールの殲滅速度は速い。高速で飛翔しながら敵の密集する場所に飛び込んだかと思うと、千を超える魔法剣が機体から放たれ、周囲のゴーレムをことごとく砕いていく。ユーベルコード『ミゼリコルディア・スパーダ』である。魔法剣を受けながらも運よく撃破までには至らなかったゴーレムも損傷してしまえば継続的に襲ってくる黒焔に耐えることができなくなり爆発四散を免れない。
「すげえな、あの二人」
「あの光る剣みたいなのなんだよ、滅茶苦茶だろ」
そんな二人の戦闘を感嘆の思いと共に見るのは魔獣たちを抑える勇士達だ。
遥翔の『真焔なる世界』は黒い焔で敵を焼くだけのものではない。彼が味方と判断した者に白い焔による不死鳥の如き癒しを齎す。当然、勇士達はその恩恵を受けており、少々の負傷を気にせずに戦える彼等は魔獣を抑えながらも遥翔達の戦いを眺めるだけの余裕まであった。
「ありがと、遥翔!」
「ソラもな!」
空の背後から自爆目的で特攻してきたゴーレムが遥翔の剣によって薙ぎ払われると、その隙をついて遥翔に襲い掛かろうとしたゴーレムを空が墜とす。
イグニシオンと
ズルフィカール、互いに輪を描いて空を舞いながら戦う二機に隙はない。
この戦場のマインドゴーレム軍団が駆逐されるのまであと僅かだ。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
ウルリック・イーゴン
(俺は己の為すべき事を為すだけだ。)
飛空艇艦隊には魔獣への対処をお願いしましょう
ゴーレムは俺が片付けます
【ブラッド・ガイスト】を起動し、俺自身も【リミッター解除】
【限界突破】した【第六感】で地形や敵の動きを【見切り】攻防に活用
【悪路走破】に優れたDeathstalkerで【騎乗突撃】
Stingerで【誘導弾】の【制圧射撃】を敢行
抑々近付かなければ抱き着かれもしません
尤も、抱き着かんと近付いてくるならば【グラップル】を駆使して【受け流し】ますが…
其の儘敵の【体勢を崩す】事で反撃の機会に変え、殺戮刃物で【切断】し【解体】しましょう
…しかしアレですね
俺もそろそろ真剣に飛行手段の入手を考えるべきかもな
●人造吸血鬼
マインドゴーレムの大軍がひしめく戦場を漆黒のバイクが駆ける。『Deathstalker』と名付けられたソレは起伏が激しい大地を物ともせず疾駆する。操るのは人造吸血鬼の猟兵、ウルリック・イーゴン(Volker・f27829)だ。
既に自身の武装を殺戮捕食態に変化させるユーベルコード、『ブラッド・ガイスト』を発動しており、その手に持つ武装は禍々しい雰囲気を纏っている。常時と雰囲気が違うのは武装だけではない。ウルリックも故意に自身のリミッターを解除、肉体精神の限界を突破させてこの場に望んでいる。
――俺は己の為すべき事を為すだけだ。
ウルリックの思考はシンプルだ。この世界を危機に陥れているアルカディア争奪戦。
その戦場の一つ一つで自身の最善を尽くす。リミッター解除は当然、事後の負担を伴うのだが自身への損害を省みないところがウルリックにはあった。
だが、それだけに今のウルリックは精強である。
バイクに乗り戦場を疾駆しながら捕食形態の『
Stinger』を巧みに扱ってマインドゴーレムに一方的に損害を与え続けている。
それでも危ない瞬間はあった。ゴーレム達も必死である。何体かが敢えてバイクにぶつかることで動きを止め、
その機会を逃さずにウルリックに別の個体が襲い掛かる。それも自爆を意図した決死の特攻だ。
しかし、それだけしてもウルリックには届かなかった。精緻な体捌きで突撃を受け流し、体勢が崩れたところを殺戮刃物が煌めいてゴーレムを瞬時に解体して見せたのだ。
その後、解体した余韻も残さずにすぐにバイクを再起動させるウルリック。再び戦場を疾駆する。
「……しかしアレですね。俺もそろそろ真剣に飛行手段の入手を考えるべきかもな」
ウルリックのバイクは悪路を物ともせず、頑強さも速度も申し分ない。だが、今回の戦争は空を飛ぶものが多い。今戦っているゴーレムも宙を滑るように飛行しており、高度を上げられると『Stinger』で対処はできるものの、もし飛べればより効率的に戦えるのは間違いないだろう。
この戦いが終わったら――そんなことを頭の片隅で考えながらもウルリックは僅かな遅滞も見せずにマインドゴーレムの撃破数を次々と増やしていく。
この少し後、魔獣を自軍の戦力に加えようと目論んだ『オーデュボン』。
その野望は猟兵達と
飛空艇艦隊の勇士達によって完全に阻まれたのであった。
大成功
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