ざああっと、雨が降っている。
傘を差せばいいのだが、こう連日雨だと、少々うんざりしてくるよう。
けれど仕方がない。今は梅雨。雨の季節なのだから。
これを乗り越えれば、暑い夏が到来するのだ。
「そうだ、せっかくだから……この紫陽花で憂鬱な気持ちを拭うことができれば」
心の優しい寺の住職が、ぽんと手を叩いた。
こうして、紫陽花祭りの開催が決定した瞬間である。
「サムライエンパイアにある、とあるお寺の紫陽花は、それはとても見事なそうです」
そう告げるのは、響納・リズ(オルテンシアの貴婦人・f13175)。
そのお寺で雨の中、紫陽花を眺めたり、梅雨を楽しんだりするお祭りが行われるという。小さなお祭りだが、それでも人出は多いらしい。
また、雨宿りがてら、お寺の縁側で、室内から紫陽花を愛でることもできるそうだ。
リズの話によると、希望者には、お茶と和菓子も出る様子。
「雅という言葉は、このときに使うのでしょうけれど……そのお祭りにオブリビオンが現れることが判明しましたの」
本当に困ったことと、リズは告げる。
「そこで皆様には、この紫陽花祭りに参加していただき、オブリビオンが出てきたら、さくっと倒していただきたいのです。大丈夫ですわ。紫陽花の咲く庭から少し離れたところに、開けた良い空き地があります。そちらに誘導して戦えば、お祭りは存続できるでしょう」
そして、そのままオブリビオンを退治して欲しいとのこと。
「ただでさえ、憂鬱な雨ですもの。せっかくですから、紫陽花を眺めながら……オブリビオンを退治してすっきりしてみてはいかがでしょうか?」
そういって、リズは目の前に集まった猟兵達を現地へと案内するのであった。
柚葵チハヤ
どうも、柚葵チハヤです。
今回の舞台は、サムライエンパイアの梅雨です。紫陽花っていいですよね。
6月なので、紫陽花なシナリオにしてみました!! よければ、梅雨の紫陽花をお楽しみくださいませ。
1章では、紫陽花祭りを楽しんでいただけます。1章のみの参加も大歓迎です。
もちろん、大勢での参加も歓迎です!! こちらは、ギリギリまでお待ちしますので、ぜひ、お誘いあわせの上、ご参加ください。
2章では、やってきた、かつて武田信玄に仕えていたとされる忍さんがやってきます。
即座に場所移動させて、安全な場所で敵を蹴散らしてくださいね。
複数で参加する方は、お相手の名前やID、グループ名をお忘れなく。
それでは、梅雨空の紫陽花祭り、お楽しみくださいね♪
第1章 日常
『梅雨もまた風流なり』
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POW : 雨の中を散歩する。
SPD : 雨音を聞きながら、室内でくつろぐ。
WIZ : 雨に濡れる紫陽花を鑑賞する。
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鳴上・冬季
「確かに晴れた日の紫陽花ほど味気ないものもありませんが。それでも、花より団子が勝るのですよ」
どっしり縁側に構えて紫陽花を眺めながらお茶と和菓子をいただく
ついでに壺中天から水無月出し住職にも勧める
「夏越の祓には少しばかり早いですが。住職が食べられないものは入っておりませんから。縁側を借りた縁です、よろしければどうぞ」
「住職は修行で本山に行かれた以外はずっと此方にお住まいですかポツポツ世間話
「確かに私は豊葦原の生まれですが。どの豊葦原だったのか、とは最近考えるのですよ」
嗤う
「ここもUDCもミラージュも、ザナドゥにさえかつて豊葦原がありましたから。もっとも、ここが1番封神武侠に繋がっていそうですが」
しとしと、しとしと。
今日は雨の勢いは、いささか弱め。
この寺の紫陽花祭りを祝福するかのような優しい雨が降っていた。
「確かに、晴れた日の紫陽花ほど味気ないものもありませんが。それでも、花より団子が勝るのですよ」
鳴上・冬季(野狐上がりの妖仙・f32734)は、どっしりと縁側に構えて座ると、住職が美味しそうな和菓子……みたらし団子とごま団子、それにこし餡の団子が乗った皿と緑茶を運んできた。
「これはこれは……とても美味しいですね」
さっそく、冬季は和菓子を味わい、幸せそうに瞳を細める。
「あなたさまのお口にあって、よかったです……ん? それは?」
「夏越の祓には少しばかり早いですが。住職が食べられないものは入っておりませんから。縁側を借りた縁です、よろしければどうぞ」
「これはこれは……このような立派な菓子をいただけるとは」
冬季がお礼にと出したのは、水無月という和菓子だ。京都市が発祥で、白いういろうの上面に甘く煮た小豆をのせ、三角形に切り分けたものだ。京都では夏越の祓が行われる6月30日に、1年の残り半分の無病息災を祈念して、これを食べる風習があるらしい。
住職もまた、かしこまりながら、冬季の差し出した水無月をありがたく受けると、お祈りした後、さっそく頂いているようだ。
「住職は修行で本山に行かれた以外は、ずっと此方にお住まいですか?」
そう、何気ない世間話を始める。
「ええ、ずっとここに住んでおります。幸いなことに四季折々の植物を望む庭をいただきましたので、飽きることなく、ここに居られますよ」
住職は、楽しげに、にこにこと答えてくれた。
「確かに私は豊葦原の生まれですが。どの豊葦原だったのか、とは最近考えるのですよ」
そういって、冬季は嗤って見せる。
「ここもUDCもミラージュも、ザナドゥにさえ、かつて豊葦原がありましたから。もっとも、ここが1番封神武侠に繋がっていそうですが」
「そうであるのなら、私は嬉しく存じますよ」
美味しい和菓子とお話をありがとうございましたと、丁寧に頭を下げると、住職は、次の客のために、お茶を取りに向かったようだ。
冬季はそんな住職を見送ったのち、また雨の下たる綺麗な紫陽花を眺めた。
縁側から見る紫陽花のなんと見事なことか。
「お団子も、本当に美味しいですね……おかわりできるんでしょうか」
おかわりもできると知り、冬季はさっそく、1度だけおかわりをお願いしたのだった。
大成功
🔵🔵🔵
桐府田・丈華
方針【雨に濡れる紫陽花を鑑賞する。】
「やっぱりこの季節の紫陽花は
雨の中のお散歩がいいよねー」
と傘を差し雨の中の紫陽花を鑑賞します
曇り空の暗さと傘に落ちる雨の音と紫陽花の
幻想的な空気を楽しんだりします
1人だからこその静かな空気を楽しむのも乙なものかなと思いつつ
「でも、何か気になる気配だね…」
しとしとと雨が降る中、桐府田・丈華(カードバトルゲーマー・f01937)は、持ってきた傘をぽんと開いた。
向かう先は、お寺のお庭にある、綺麗な紫陽花の花だ。
「やっぱり、この季節の紫陽花は、雨の中のお散歩がいいよねー」
雲に覆われた空の暗さと、しとしと雨を弾く音。
その中に浮かぶように咲く、紫陽花の花は、雨の雫を受けて、より鮮やかに華やかに見えるようであった。
今は幸いなことに、丈華以外、外には客はいない様子。
だが、お寺の中では少し騒がしく感じるので、客は少なからずいるようだ。
ならば、この一人の時間を楽しもう。
この日のために、とっておきの傘とレインシューズを履いてきたのだから。
(「1人だからこその、静かな空気を楽しむのも、乙なものかな」)
弾む足取りで、紫陽花を眺めていると、ゆっくりと動くカタツムリを見つけることが出来た。
「これってレアかな?」
なんだかちょっと嬉しくなる。
……しかし。
「でも、何か気になる気配だね……」
楽しい気持ちに水を差すような嫌な気配を、遠くからピリピリと感じ、ちょっとだけ、丈華は嫌そうな顔を浮かべたのだった。
大成功
🔵🔵🔵
リヴェンティア・モーヴェマーレ
イラリヤさん(f25905)と一緒に
W
・心情
雨が楽しくってお外で遊んでいたら出会ったイラリヤさん
なんだかわんこナ感じがでとっても可愛い気持ち!
・行動
はい!折角こんなに雨が降っているのですカラ、傘を差すのは勿体無い気持ち!
なのでこのままアジサイさんと一緒に雨の中でダンスでス♪
アジサイって紫なイメージでしたガ、色々な色があるのですネ?
あ!!色が混ざってるアジサイもありますヨ!!
楽しいですネ、楽しいですネ!!くるくる~♪
口に出すのと同時に身体も一緒に回ってしまいマス
さぁ、イラリヤさんもご一緒に~(楽しそうにイラリヤさんの手を握って)
田中・イラリヤ
リヴェンティア(f00299)さんと一緒!
・心情
ご主人様を探してあっちこっちしてたら出会ったリヴェンティアさん。
暖かくてご主人様と似た雰囲気を感じて、大好き!
・行動
リヴェンティアさんが傘をささないというので!ボクは一応背中に傘を背負って一緒に紫陽花をみるよ!
赤とか紫とかとっても綺麗!ご主人様も見てたりしないかな?!
「えへへ、ぱしゃぱしゃ、楽しいね!
綺麗だね!」
周りをぐるぐる回ってみたり、一緒に楽しみたいな!
わん♪一緒に踊りましょうだよ!(お手状態でわふわふしっぽふりふり)
ぱちゃぱちゃぱちゃ。
雨の中、軽快に歩いて……いや、走っているのか? 背中に傘を背負ったホワイトビスケット柄のサモエドな、もふもふなわんちゃん、田中・イラリヤ(賢い動物の闇医者・f25905)は、この地にやってきた。
「ん? あの姿は……」
と足を止める。
「あ、イラリヤさんでス♪」
偶然出会ったのは、リヴェンティア・モーヴェマーレ(ポン子2 Ver.4・f00299)。二人は既に顔見知りだったが、ここで会えるとは思っていなかった様子。一人と一匹は嬉しそうに近寄っていく。
「あれ? リヴェンティアさん。傘は差さないの?」
濡れちゃいますよというイラリヤの言葉に。
「はい! 折角こんなに雨が降っているのですカラ、傘を差すのは勿体無い気持ち! なので、このままアジサイさんと一緒に雨の中でダンスでス♪」
ぴょんとジャンプして、踊って見せるリヴェンティアに、イラリヤもなんだか嬉しくなってくる。
「ホントだ、楽しい♪ ……あ、赤とか紫とかとっても綺麗! ご主人様も見てたりしないかな?!」
イラリヤも楽しく踊りながら、ふと紫陽花を眺めた。綺麗な紫陽花に二人は目を奪われる。そして、イラリヤはここにいるのか分からない、ご主人様の姿を探してしまう。
「アジサイって紫なイメージでしたガ、色々な色があるのですネ? あ!! 色が混ざってるアジサイもありますヨ!!」
「わあ、そんな紫陽花もあるんだね!」
リヴェンティアが色鮮やかな紫陽花を見つけて指さすと、イラリヤもそっちの方を見て、笑顔を見せる。
こんな綺麗でいろいろな紫陽花を見ていると、だんだんと気持ちが、より楽しくなってくるようだ。
「楽しいですネ、楽しいですネ!! くるくる~♪」
「えへへ、ぱしゃぱしゃ、楽しいね! 綺麗だね!」
いつの間にか、リヴェンティアとイラリヤは踊っていた。雨の中、楽しく歌いながら、くるくるとくるくると。
「さぁ、イラリヤさんもご一緒に~」
「わん♪ 一緒に踊りましょうだよ!」
リヴェンティアとイラリヤは、手(前足?)を取り合って、楽しく回っている。イラリヤのもふもふなしっぽも、楽しげにふりふりと揺れているのであった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
浅間・墨
ロベルタ(f22361)さん。
梅雨と紫陽花…もうそんな時期なんですね。早いです。
今年は春と薫風をあまり感じられなかった気がしますね。
これは…オブリビオンがなにか関係しているのでしょうか。
…といっても恐らく誰も分からないことでしょうけれど。
ともあれ今は綺麗な紫陽花と雨音を楽しみましょう。
番傘を手にロベルタさんとゆっくりのんびり鑑賞します。
雨音が傘に当たり弾かれてとても良い音を奏でます。
このまま邪魔にならない場所で雨音を聞いてもよさそう♪
確か紫陽花は土質によって色が異なる面白い花でしたね。
うーん。なんでしたっけ…何かの金属が重要だった気が。
金の瞳の友人に教えて貰ったのですが…思い出せません。
ロベルタさんにも伺ってみましたがやっぱりわからず。
「…そ…で…ね。また、伺っ…み…しょ…か…♪」
話は紫陽花から何故かその金の瞳の友人になって。
「ハ…ブを…育…てい…そ…で…詳し…です…ね」
言いながら私も何か育ててみようか…等と考えたり。
友人達を誘ってもよかったですね。そういえば。
ロベルタ・ヴェルディアナ
墨ねー(f19200)
この時期はじめじめしてて好きじゃないじぇ~。
雨が石とか茅葺の屋根に当たる音は面白いけどねぃ♪
こー。僕の好きに動けないのは…少し苦手だじぇ…。
身体が濡れてもいいからあちこち行きたいよねぃ~。
墨ねーとは違う傘…バンガサってゆーんだっけ?
バンガサで雨の中紫陽花を見に行くよー。
そーいえばなんで紫陽花の色って青とか紫多いだろ?
蒸し暑いから寒色系の花を優先的に植えてるのかな。
それともなにか別の理由が?…まあ。いいかー!
不思議そうにじっと観察してたらカタツムリが♪
「カタツムリもお散歩してるじぇ♪ 綺麗だもんねぃ」
ふいに墨ねーに声かけられて振り向くと質問されたじょ。
「植物の説明? うーん。僕はされてないと思うよ~?」
もししてても僕だからウロウロ歩き回ってたはず!(自信)
『紫陽花の花の色の変化』かぁ~。そんな説明してたっけ?
「あの黒衣のねーちゃん、凄く博識だからねぇ~」
けらけら笑いながら墨ねーと思いだしてみるけどダメで。
「じゃあ、また聞いてみたらいいじぇ!」
お揃いの番傘を持って、紫陽花の庭へと向かう通路を歩いていくのは、浅間・墨(人見知りと引っ込み思案ダンピール・f19200)と、ロベルタ・ヴェルディアナ(ちまっ娘アリス・f22361)の二人。
そこは竹林が出迎えてくれていた。
「梅雨と紫陽花……もうそんな時期なんですね。早いです」
……と言っているのだが、とぎれとぎれに聞こえるのは気のせいだろうか、ロベルタは、それをちゃんと聞いて、うんうんと頷いている。
「この時期は、じめじめしてて好きじゃないじぇ~。雨が石とか茅葺の屋根に当たる音は面白いけどねぃ♪」
傘に雨が当たる音も、もしかしたら、ロベルタに言わせれば楽しい部類に入るかもしれない。
「今年は春と薫風を、あまり感じられなかった気がしますね。これは……オブリビオンがなにか関係しているのでしょうか。……といっても恐らく、誰も分からないことでしょうけれど」
そんな墨のとぎれとぎれな声が響く。
「こー。僕の好きに動けないのは……少し苦手だじぇ……。身体が濡れてもいいから、あちこち行きたいよねぃ~」
濡れて動きが制限されるのが、ロベルタは苦手なようだ。そんな様子を見ながら墨は、思わず笑みをこぼす。
(「雨音が傘に当たり、弾かれてとても良い音を奏でます。このまま邪魔にならない場所で、雨音を聞いてもよさそう♪」)
にこにこと、なんだか、うきうきとした気持ちで、墨は先へと進んでいく。
と、通路が開け、辺りは一面、紫陽花の花のお庭へ。
色とりどりの紫陽花が二人を出迎えてくれた。
「うわあ……とっても綺麗なんだじょ!!」
「……ええ、とっても、美しい紫陽花……ですね」
庭にはたくさんの紫陽花、紫陽花。
水にぬれて、とっても艶やかにも、より鮮やかにも見える。
「そーいえば、なんで紫陽花の色って青とか紫多いんだろ? 蒸し暑いから寒色系の花を優先的に植えてるのかな。それともなにか別の理由が?」
首を傾げるロベルタに、墨はまたとぎれとぎれの小さな声で。
「確か……紫陽花は土質によって、色が異なる面白い花でしたね。うーん。なんでしたっけ……何かの金属が重要だった気が。前に友人に教えて貰ったのですが……思い出せません」
墨はうーんと考えて、思い出そうとするのだが、どうしても思い出せなかった。
仕方ないので、ロベルタに聞こうと声をかけると。
「ロベルタさん、何か聞いて……」
「カタツムリもお散歩してるじぇ♪ 綺麗だもんねぃ」
ロベルタは、花に乗ったカタツムリを目で追って、楽しげだ。
楽しそうなロベルタを邪魔しないように、切りのいいところで、もう一度尋ねる。
「ロベルタさんは……聞いたことありますか?」
「植物の説明? うーん。僕はされてないと思うよ~? もし、してても僕だからウロウロ歩き回ってたはず!」
妙な自信でロベルタは、番傘を持ちながら、えっへんとすると、続けて言った。
「『紫陽花の花の色の変化』かぁ~。そんな説明してたっけ?」
と、どうやら、ロベルタも詳しいことは分からないようだった。
「……そうですね。また、伺って……みましょ……か……♪」
「あの黒衣のねーちゃん、凄く博識だからねぇ~」
「ハーブを……育ててい……そうで……詳し……です……ね」
言いながら、墨も何か植物を育てようかと考えていると、ロベルタが明るい声で。
「じゃあ、また聞いてみたらいいじぇ!」
「ええ……そ……ですね」
二人は顔を見合わせ、笑いあう。と、墨は思いついた。
「友人達をて……誘っても……よか……ですね。そういえば……」
「次は誘ってあげるんだじょ♪」
その時が楽しみだ。
きっと墨と二人っきりよりも……いや、それは違うだろう。
落ち着いた墨と、一緒に過ごす時間も、ロベルタには大切な時間。
そして、元気で明るいロベルタと一緒に紫陽花を眺める時間も大切な時間。
ぽつぽつと番傘に、雨音が響く。
それはまるで、雨が降ってるよと空が主張しているかのよう。
楽しい時間は、もうすぐ終わりを告げようとしていた。
――その、招かれざる客の登場によって。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第2章 ボス戦
『望月の千代女』
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POW : 縛霊手変幻
【自身の血液】を代償に自身の装備武器の封印を解いて【縛霊手形態】に変化させ、殺傷力を増す。
SPD : 魔弓の巫術
【10秒間の集中】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【呪いの矢】で攻撃する。
WIZ : 再び集え、武田菱
自身が戦闘で瀕死になると【武田騎馬隊の亡霊】が召喚される。それは高い戦闘力を持ち、自身と同じ攻撃手段で戦う。
👑11
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「……ここに詳しい者がいるのか? いや、違うな」
望月の千代女は、恐ろしい仮面をつけたまま、その手には鋭い爪を付けた甲冑を付けながら、ゆっくりと紫陽花の咲く庭に入ってきた。
まだ、ここにたくさんの客がいることも、お寺の中に紫陽花を楽しむ者達がいるとは思っていない。
――そして、彼女を倒そうとしている、猟兵がいることも、まだ……知らない。
※マスターより
いよいよ敵が庭に入ってきました。
誰かが攻撃すれば、そちらの方に向きますので、そのまま引き付けて、紫陽花のない竹林の通りへと誘い出す方がよいでしょう。
誰か一人か、グループが、誘い出せば、その後は、その場でさくさくっと攻撃を重ねることができます。
まずは、紫陽花の花を蹴散らさないように、迅速な対応を。
皆様のプレイング、お待ちしていますね!
鳴上・冬季
「旨いお菓子に風情ある花だけで十分だったのですが。無粋な死者の到着ですか」
嗤う
風火輪使い空中機動と空中戦で一気に敵の真上へ
雷公鞭振り回して敵の縛霊手に巻き付け雷爆鎖
「尻尾を巻いて泣き帰られても一向に構いませんが。どうします?見逃して差し上げてもよろしいですよ」
嗤う
敵が挑発に乗ったら人気のない紫陽花もない方へ誘導
「地を這う貴女に名乗るのも無駄な気がしますが。私は迅雷公と申します。雨の中で私と戦うほどの愚物なら、覚えてもらわなくて構いませんよ」
徹底的に揶揄して嗤い和尚や寺の方には行かせない
話しながら空中で雷公鞭振り回しどんどん雷撃
敵の攻撃は黄巾力士にオーラ防御で庇わせる
「それで終わりですか?」
嗤う
「旨いお菓子に風情ある花だけで十分だったのですが。無粋な死者の到着ですか」
幸いにも、頂いた和菓子はもうなくなっている。冬季は口元に笑みを浮かべながら、ゆっくりと立ち上がった。
「おや、どちらへ?」
おかわりを運ぶ住職に。
「ちょっと、用が出来たんです。何、すぐに戻りますよ」
心配しないでくださいと告げて、冬季は近づく危険な気配の方へと顔を向ける。
「わかりました。お帰りをお待ちしていますね」
住職はそういって、冬季を見送ったのだった。
そして、望月の千代女が紫陽花の見える庭へと入っていった……まさにその時。
「!! 何奴!? ……ぐあっ!!」
風火輪を使い、空中機動と空中戦で一気に敵の真上へ向かう。そして、即座に雷公鞭振り回し、敵の縛霊手に巻き付け……。
「……八卦天雷陣・雷爆鎖」
空中に描いた陣から降り注ぐ稲妻が命中。そのとたん、望月の千代女は、爆破によって、竹林の方へと飛ばされた。
「尻尾を巻いて泣き帰られても一向に構いませんが。どうします? 見逃して差し上げてもよろしいですよ」
余裕の笑みを見せながら、冬季はその青い瞳を細めた。
「誰だ、貴様は!!」
「地を這う貴女に名乗るのも無駄な気がしますが。私は迅雷公と申します。雨の中で私と戦うほどの愚物なら、覚えてもらわなくて構いませんよ」
「なん……だと
……!!」
次々と冬季の口から紡がれる言葉に、望月の千代女は苛立ちを隠せない。
望月の千代女もまた、封印を解いた縛霊手で攻撃を重ねていく。
対する冬季は、呼び寄せた黄巾力士にオーラ防御で庇わせ、敵の攻撃を避けていた。
「それで終わりですか?」
「黙れ! 我を阻止しようとしても無駄だ!!」
こうして、冬季の思惑通りに、完全に竹林通りへと望月の千代女を誘導することが出来たのだった。
大成功
🔵🔵🔵
※マスターより
冬季さんが誘導してくれたおかげで、今後のプレイングでは、誘導しなくても大丈夫です。ですが、オブリビオンが庭の方に守るべき存在がいると知ったら、それを利用して皆さんの不利益を狙うかもしれません。
そうならないよう、この竹林通りで、敵を迎え撃ってくださいませ。
皆さんのプレイング、お待ちしています!
火土金水・明
「やれやれ、せっかく平和な世の中になったのに無粋な方が訪れましたね。」「争いを求めるのでしたら、こちらも迎え撃ちましょう。」「梅雨の時期は雨が似合うと思いませんか?。」
【SPD】で攻撃です。
攻撃は、【継続ダメージ】と【鎧無視攻撃】と【貫通攻撃】を付け【フェイント】を絡めた【巷に金色の雨が降るごとく】で、『望月の千代女』を【2回攻撃】します。相手の攻撃には【呪詛耐性】【残像】【オーラ防御】で、ダメージの軽減を試みます。
「(攻撃を回避したら)残念、それは残像です。」「私の役目は少しでもダメージを与えて次の方に繋げることです。」
アドリブや他の方との絡み等は、お任せします。
「梅雨の時期は、雨が似合うと思いませんか?」
借りた番傘を片手に、姿を現したのは、火土金水・明(夜闇のウィザード・f01561)だ。
「……また敵か」
明の視線の先には、不服そうな望月の千代女の姿が見えた。
明はそっと、番傘を閉じ、道のわきに置くと。
「やれやれ、せっかく平和な世の中になったのに無粋な方が訪れましたね」
「ふん、貴様には……関係ないことだろう?」
「争いを求めるのでしたら、こちらも迎え撃ちましょう」
明の言葉に反応するかのように魔弓の巫術を使って、望月の千代女は、呪いの矢を明へと放ってきた。
「残念、当たりませんよ」
「……小賢しい」
残像を使って明はそれを避けると。
「私の心にも雨が降る……」
巷に金色の雨の降るごとく(ゴールドレイン)だ。この戦場一面に金色に輝く雨が注がれる。味方には、優しい雨が回復をしてくれるが、敵には……。
「ぐううっ
……!!」
虹色の稲妻が襲ってくる。なんとか避けようとしたのだが、フェイントに引っかかり、もろに受けてしまった様子。
「これでまた、次の方に繋げられますね」
味方のためにも明は、できる限り、金色の雨を維持し続けるのであった。
大成功
🔵🔵🔵
陽殿蘇・燐(サポート)
バーチャルキャラクターの寵姫×国民的スタア?いいえ、これでも(元)ラスボスな悪女NPCよ。
基本は高性能スマホを利用して、配信しつつの行動になるわね。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用するし、多少の怪我は厭わず積極的に行動するの。これでもバーチャルキャラクターだもの。
悪女たるもの、その行為は健全な世界あってこそなのよ。だから他の猟兵に迷惑をかける行為はないわ。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしない。配信垢BANされちゃう。
あとはおまかせ。よきに計らいなさい(思い出した悪女ムーブ)
※
キマフュ出身なので、トンチキでも適応していきます。
「たまにはいいのではなくって? 雨の中の戦いというのも」
しとしとと降り注ぐ雨。今は梅雨時だ。季節を感じながら戦うのも良いだろうと、陽殿蘇・燐(元悪女NPC・f33567)は言う。
「……また敵か? 面倒な」
「それは、私の台詞ですわよ」
その手には配信中の、自撮り棒(兼スタンドにもなる優れもの)を付けた高性能スマホが、敵と遭遇したシーンをしっかりと写していた。その画面では、「キターーー!!」だの、「燐ちゃんの格好いいトコ見てみたい!」だのと、コメントが大量に流れているようだ。
「邪魔をするなら、容赦はしない!!」
敵である望月の千代女が、いくつもの呪いの矢を放ってきた。
「いいわ、相手してあげる」
全ての矢を躱しきって、燐は近くの道の側に、スタンドに変えた自撮り棒をスマホと共に置いた。バッチリ、自分と敵が見えるように置くことも忘れない。
「それに……私が逃がすと思って?」
燐の最後の敵『炎術士・燐』(ラスボスカラハニゲラレナイ)だ。
「なっ……ぐあ!」
原作ゲームのラスボスとしての逃走封じ能力を解放し、対して敵には逃走成功率と、ついでに運気を奪って不幸を与える技だ。ついでにいうと、奪った運気は全て、燐に付与されるおまけつき。
「まあ、こんなものかしらね? お楽しみいただけたかしら、視聴者の皆様」
カメラ目線でそう告げれば、画面の中では。
「サイコーー!!」
「燐ちゃん、格好いい!!」
といった燐を賞賛するコメントで埋め尽くされていたのだった。
成功
🔵🔵🔴
田中・イラリヤ
リヴェンティア(f00299)さんと一緒に戦うよ!
・心情
紫陽花を大事にしないのはダメなんだよ!
「めってしちゃうんだよ!」
・行動
「リヴェンティアさん、お手伝いするよ!」
リヴェンティアさんの戦いの補助に務めるよ!
ボクの牙で、攻撃された所にかぶってしちゃうんだからね!
(部位破壊)も使えば少しは役に立てるかな?
リヴェンティア・モーヴェマーレ
イラリヤさん(f25905)と一緒
W
そですネ、自然のモノは大事にしないとダメですよネ
悪い子にはお仕置きデス!
「イラリヤさん、ありがとうな気持ち!」
イラリヤさんの援護を受けつつ、攻撃に集中しマス
「紫陽花ではありませんガ、私もお花咲かせられるのデスよ、ご覧になりますカ?」
精一杯の力で攻撃を叩きこみ撃破を試みますネ
紫陽花の花を蹴散らさないよう気をつけつつ行動しまス
紫陽花と雨の中、楽しく踊っていた時間は、唐突に終わりを告げた。
誰かを排するような恐ろしい殺意。気配。
リヴェンティアとイラリヤは、その気配に気づき、足を止めたのだ。
その気配の先は、あの竹林通りの方。
「紫陽花を大事にしないのは、ダメなんだよ! めってしちゃうんだよ!」
ちょっぴり怒りを隠しきれない様子のイラリヤの言葉は、きっと、この楽しいひと時を邪魔されたから。
「そですネ、自然のモノは大事にしないとダメですよネ。悪い子には、お仕置きデス!」
もちろん、その気持ちはリヴェンティアも同じ。
一人と一匹は、真剣な眼差しで頷くと、すぐさまその嫌な気配の所へと駆け出したのだった。
「……また、新手が来たか」
そこには、猟兵の攻撃を受け、多少傷ついた望月の千代女が佇んでいた。
「これでも食らえ!」
すぐさま望月の千代女は、呪いの矢を放って、牽制を図る。
その矢を掻い潜りながら、イラリヤは。
「リヴェンティアさん、お手伝いするよ!」
「イラリヤさん、ありがとうな気持ち!」
詠唱するリヴェンティアの援護を行っていた。イラリヤは噛みつきで命中率と威力が高まる智慧ある獣の牙でもって、敵へと噛みついていく。
戦いの中でもリヴェンティアとイラリヤは、竹林の先にある紫陽花の庭を守るため、そちらを背にして戦っていた。そうすれば、紫陽花の庭の方には、敵は進めないだろうと考えて。
「紫陽花ではありませんガ、私もお花咲かせられるのデスよ、ご覧になりますカ?」
「そんなものに、興味はない!!」
望月の千代女は、何かを発動したようだが、それは不発に終わったようだ。
構わずリヴェンティアは。
「美しき空を舞う薔薇達よ……。集めし力、飛弾となりて彼のモノを打ち砕け!」
Rozen kreuz(ローゼンクロイツ)を発動させた。リヴェンティアを守るような装甲を付けた真の姿へと変わり、青と紫の薔薇のオーラが望月の千代女へと放たれた。
「あああああっ!!!」
その間にもイラリヤが、先ほどの噛みつきで攻撃を重ねていく。
もちろん、リヴェンティアも負けじと薔薇のオーラを放っていった。
「くっ……このままでは、こちらが不利」
そう判断した望月の千代女は、すぐさま、後退していった。
紫陽花から遠く離れた方へと。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
浅間・墨
ロベルタ(f22361)さん
この素敵な竹林もなるべく破壊したくありませんね。
なので【神座『榊』】を行おうと思います。
今は雨も降っているということで丁度いいでしょうか。
清めた梅雨の雨でオブリビオンを払ってしまいます。
もし怪我を負った方が居たとしてもこの舞で癒せます。
あ。オブリビオンの攻撃の余波で傷ついた竹林も治せるかも?
私が標的になったとしても気にせずに舞います。問題ありません。
だって私にはとても心強い方が…友人が居ますので。
彼女が必ずオブリビオンの攻撃を妨害してくれるはずです。
だから私は安心して舞うことができるんです!
ロベルタ・ヴェルディアナ
墨ねー(f19200)
集中して踊ってる墨ねーの邪魔はさせないじぇ!
千代女のねーちゃんの攻撃も一切合切全部蹴り飛ばす♪
重量攻撃と破魔と鎧砕きが籠った【魔女の一撃】を!
横腹目掛けてシュート!
矢は早業と限界突破に破魔が籠った蹴りで蹴散らすじょ♪
「ちくりーん、シュート!(【魔女の一撃】)」
怪我とか呪いとかは墨ねーの踊りでなんとかなる気がする。
だから思いっきり攻めるじぇ♪うぇーい。
…仮面してるけど此華咲夜態のねーちゃんみたいだねぃ?
なにか関係あるのかなぁ~?操られてるとか?
…蹴ってみたら何かわかるかもしれないねぃー。蹴る!
「この……素敵な竹林も、なるべく破壊したくありませんね」
墨の小さな呟きが竹林に響く。
「なので……【神座『榊』】を行おうと思います。今は雨も降っているということで、丁度いいでしょうか」
「了解なんだじょ、墨ねー!」
墨の小さな言葉に、傍にいたロベルタが頷く。と、前方から逃げてきた望月の千代女の姿が見えてきた。
「くっ……まだいたのか」
「集中して踊ってる、墨ねーの邪魔はさせないじぇ!」
「邪魔だ、退け!!」
望月の千代女は、縛霊手を振るい、ロベルタを退かせようとする。
「ちくりーん、シュート!」
ロベルタが放つは、魔女の一撃(コルポ・デッラ・ストレーガ)。
身体のバネを活かした一点集中の鋭い蹴りが炸裂する。
「くっ……!! こんな恐ろしい攻撃を放つというのか!!」
気配を察知したのか、望月の千代女はロベルタの蹴りを、ギリギリのところで躱していった。無理もない、その蹴りが当たれば、その箇所が破壊されてしまうのだから。
「吉々利々千歳栄、白衆等……」
その間に墨の舞が完成する。神座『榊』(カミクラ・サカキ)、その場で舞を捧げている間、敵には穢れを払う清めた水での攻撃を、味方には、巫女鈴の鈴の音でもって、回復を図るものだ。
(「もし怪我を負った方が居たとしても、この舞で癒せます。……あ。オブリビオンの攻撃の余波で、傷ついた竹林も治せるかも?」)
激しい戦いがあったのは、少し先の方なので、そこまでは難しいだろうが……墨のいる場所なら、これ以上の被害は抑えられるだろう。それに……。
(「私が標的になったとしても気にせずに舞います。問題ありません。だって私にはとても心強い方が……友人が居ますので」)
墨の視線の先には。
「思いっきり攻めるじぇ♪ うぇーい!」
何度も蹴りを重ねるロベルタの姿が見えた。
(「彼女が必ずオブリビオンの攻撃を妨害してくれるはずです。だから私は……」)
墨の舞に力がこもる。鈴の音も強い響きを感じた。
「安心して……舞うことが……でき、るん……です!」
「ぐぬぬぬ……忌々しい!!」
降りかかる雨を振り払いながら、望月の千代女は、ロベルタの蹴りを避けていた。
「……仮面してるけど、此華咲夜態のねーちゃんみたいだねぃ? なにか関係あるのかなぁ~? 操られてるとか? ……蹴ってみたら、何かわかるかもしれないねぃー」
「仮面がどうした!! 私は武田信玄様の元へ向かわなくてはならぬのだ!! 貴様らに構っていられる時間は……ないっ!!」
「Un duro colpo!」
ロベルタの蹴りが、彼女の望月の千代女の仮面へと来る寸前に、縛霊手でのガードが間に合う。その結果。
「くっ
……!!」
「それは壊したんだじょー!!」
満足げなロベルタの笑み。そう、望月の千代女の縛霊手が粉砕されたのだった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
桐府田・丈華
【行動】
「んー…、嫌な気配を追ってみたら
何か因縁めいた敵がいたんだね」
誘導された敵を追いかけて発見したらお互い何か感じる所がありつつも戦闘態勢に入ります
「この因縁は断ち切らせてもらうよ」
使用ユーベルコードはバトルキャラクターズを使用
キャラクター達を配置し連携して戦います
倒す事が出来たら、通り雨のように消えてゆく巫女を見送りつつ
寂しく降る雨の中帰還します
雨が次第に強くなってきたように感じられる。
「んー……嫌な気配を追ってみたら、何か、因縁めいた敵がいたんだね」
丈華はそういって、いつも被っている帽子を直す。
「……まだ、いたのか……」
先ほど破壊された縛霊手の腕からは、ぽたぽたと血が溢れているようだ。望月の千代女は、忌々しげな様子で睨みつけている。
「この因縁は、断ち切らせてもらうよ」
「断ち切る? この私を、か?」
すぐさま丈華は、バトルキャラクターズでもって、大量のキャラクターを召喚してみせる。対する望月の千代女は、傷ついた腕を庇うように、呪いの矢を何度も放って丈華を殺そうとしている。
しかし、丈華と大量のキャラクター達は、互いに連携しながら、巧みに攻撃を重ねていった。魔法を唱えるキャラに、味方を回復するキャラ。そして、前衛で味方の盾になりながら剣で攻撃するキャラ。その中に混じって。
「今だよっ!!」
「な、に
……!?」
丈華は、大気を圧縮して駆動力に変える、インラインスケート型のレガリアスシューズで、見事な蹴りを望月の千代女の顔へと当てた。
「ぐ……あ…………み、見事だ……負けを、認め……よう……」
仮面が割れ、一瞬、彼女の素顔が見えた。そして、すうっと……その姿が薄れ、消えていった。
後に残されたのは、静寂と……少しずつ勢いが落ち着いていく雨音だけ。
「……さよなら」
丈華もまた、戦いを終え、その場を後にする。
少し寂しげな雨音。けれど、ほんの少しだけ、その音は柔らかく……変わらず紫陽花に降り注ぐのであった。
大成功
🔵🔵🔵
最終結果:成功
完成日:2022年06月22日
宿敵
『望月の千代女』
を撃破!
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