【サポート優先】緋色の終焉を破壊せよ
これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。
「皆様、今度はグリードオーシャンの猟書家討伐作戦に赴いてもらいます。交戦する猟書家は『メリー・バーミリオン』……2021年の『羅針盤戦争』で交戦した猟兵の方も多いと思います」
そう言ってフレスベルク・メリアグレース(メリアグレース第十六代教皇にして神子代理・f32263)は聖典型の自身のグリモアのページを捲り、次々とグリモアベースの虚空にヴィジョンを映し出していく。
今回猟書家である『メリー・バーミリオン』が襲おうとしているのはA&Wから転移してきた島のようだ。
どうやらシャルムーン信仰が根強く広まっており、言語については他の島との交流を用いて優れたノウハウを持っているとの事。
「猟書家『メリー・バーミリオン』はそこに目をつけ、侵略を効率的に進めるべく強襲をかけようとしています。しかし島の住民は早期に猟書家の強襲を警備兵が察知した事で迎撃準備を整えているようです」
猟兵はこの島の住民達の迎撃準備に協力し、有利に猟書家戦を立ち回るべく準備を整えた方が良いだろう。
「その迎撃準備における仕込みを使って『メリー・バーミリオン』と戦うのは地の利を生かした上で奇襲を予め察知し、迎え撃つという二重の意味で有利を猟兵は得ています」
この状況を活かして猟書家をここで一人、根本的に撃破できなくても打倒するのは侵略を押し返すにあたって有効な戦略となる。
「では、皆様。転移の術式を起動させます。どうか良い戦いを」
黒代朝希
今回はサポート優先と成ります。
サポートでないプレイングも受け付けていますので、その時はしっかりとリプレイに起こします。
第1章 冒険
『終焉を迎えようとしている島』
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POW : 力仕事や肉体労働で災害に備える
SPD : 建造や精密作業で災害に備える
WIZ : 設計や予測計算で災害に備える
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嘉納・武道(サポート)
シルバーレイン世界で接骨院を営む三十路男。
幾度の死闘を潜り抜けて来た元能力者にして現猟兵。
表向きは寡黙な性格。
根は情に脆い熱血正義漢。
己に厳しく他者に甘い。
道を窮めようとする者特有の知識の深さと探求心を持つが、
専門外の事には若干常識が怪しい時がある。
戦闘は[体勢を崩す][グラップル][足払い]を用いた近接格闘主体。
敵からの攻撃は[受け流し][武器受け]で対処。
UCは活性化した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず目標
完遂の為に積極的に行動します。
長年の修練の過程で鍛え上げた身体は、ナチュラルサイボーグと
言っても過言ではない発達をしている。
●上記を含む、他の言動・行動はマスターに委ねます。
「ただ戦力として最前線に立つだけが戦士や武人ではない。其れをお教えしよう」
そう言いながら嘉納・武道(柔道整復師にして青龍拳士・f36325)は柔道整復師としての技量を用い、島の住民の戦力である海賊やクレリックなどに適切な処置を施していく。
傷を癒すだけでなく蓄積した疲労を解消し、骨格に歪みがあれば共生の処置を施す。
そうすれば島を守る為に武器を取る戦士達は、武道の施術を受ける前とは比べ物にならないコンディションとなった。
「鍛錬だけが全てではない。毎日の疲労を癒す時間や期間を取って体を休ませる事も長期及び総合的に見れば戦力アップに繋がるものなのです」
実際、これらは『生命賛歌』という権能を発揮する事ができた銀誓館学園に所属して戦う能力者であった武道ならばすぐに理解できる戦略。
その事をじっくりと論述して島の住民に通達すれば、疲労が溜まっていた海賊等が処置を受ける事でより良いコンディションで戦闘に臨めるようになったという報告が島の各方面から上がるのであった。
成功
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バジル・サラザール(サポート)
『毒を盛って毒で制す、なんてね』
『大丈夫!?』
『あまり無理はしないでね』
年齢 32歳 女 7月25日生まれ
外見 167.6cm 青い瞳 緑髪 普通の肌
特徴 手足が長い 長髪 面倒見がいい 爬虫類が好き 胸が小さい
口調 女性的 私、相手の名前+ちゃん、ね、よ、なの、かしら?
下半身が蛇とのキマイラな闇医者×UDCエージェント
いわゆるラミア
バジリスク型UDCを宿しているらしい
表の顔は薬剤師、本人曰く薬剤師が本業
その割には大抵変な薬を作っている
毒の扱いに長け、毒を扱う戦闘を得意とする
医術の心得で簡単な治療も可能
マッドサイエンティストだが、怪我した人をほおっておけない一面も
アドリブ、連携歓迎
「毒を盛って毒で制す、なんてね」
そう嘯きながらバジル・サラザール(猛毒系女史・f01544)は島の戦士に傷薬を処方していく。
主に薬学を専門としてUDC等オブリビオンに立ち向かうUDCエージェントの猟兵である彼女は毒にも造詣が深い。
事実、彼女が保有するユーベルコードは『毒』に関連する異能が大多数だ。
「甲の薬は乙の毒、生かすも殺すも薬師次第、なんてね」
それはバジルの薬剤師としての信念でもあり、ユーベルコード『ハイパーデトックス』の詠唱もである。
薬剤を籠めた極細注射針を体調不良を起こしている海賊へと突き刺し、薬剤を注入。
それは体内の毒や菌、ウイルスを除去する効能を有した薬だ。
「大体は破傷風に壊血病……栄養バランスや衛生管理ももっと徹底すると良いわ」
傍らにて控えるクレリックにそう言葉を投げかけ、次の患者に薬剤を注入していくバジル。
その卓越した薬学と医学は、言語の神の神官にとって正に神の御業に見えた事だろう。
成功
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六島・風音(サポート)
ガレオノイドのスターライダーです。
スピードなら誰にも負けません。
基本的に人の話を聞かず、スピード勝負に持ち込みます。
そんなことより駆けっこです。
天使核ロケットエンジン搭載の宇宙バイクで駆けるか、ガレオン船形態で駆けるかは状況によります。
ユーベルコードは使えそうなものはどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
「巡回体制、ここを詰めるよ!」
六島・風音(スピードなら誰にも負けません・f34152)はガレオノイドとして海面スレスレで飛翔し、海賊たちと共に猟書家を迎え撃つ布陣をより洗練されたものにしていく。
グリードオーシャンのとある島で目が覚めた風音は、知識や自我の連続性の上ではこのグリードオーシャンが出身世界と言える。
故に彼女はこの強欲の大海で戦うにあたって海上戦における戦術のノウハウを獲得している。
「(……それにしては私、いやに手馴れているというか……身に刻み込まれているというか……)」
滑空状態になった時、風音はボロボロの認識票を懐から取り出す。
刻まれている認識は『□島風□』……□の部分は判読不能であった為、読める『島風』と言う部分から『六島・風音』という自身を名前を定めたのだ。
「まぁ、今は猟書家に対する布陣を敷くのが先だね」
そうかぶりを振った彼女は、更に飛行制限に引っかからない様に加速していくのであった。
成功
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ミスティ・ストレルカ(サポート)
基本方針は専守防衛・他者フォローです
サポート故、連携重視のお任せ
知らない人にはどうにも気後れしてしまうけど
それでも他の人が怪我するのも嫌なので押すところは押すのですよ
主にサモン・シープ等攻撃系のUCで他者行動の隙を消す様に立ち回るのです
中遠距離をとり全体を掴む感じですね
防御系の技能で時間稼ぎも行けますので
生まれながらの光での前線維持、魔力性防御障壁の囮役も…ちょっと怖いけど
でもでも、みんなの居場所を守るのですよー
そうそう、えっちなのはいけないと思います。
興味がない…訳ではないですがひつじさんが怖い雰囲気纏って凄い勢いで止めにツッコんでくるのです
年齢制限がどうとか、らしいです
「太陽が美味しいのですー」
そう言ってジュースを飲みながら日向ぼっこをしているのはミスティ・ストレルカ(白羽に願う・f10486)。
デフォルメ調の白羊の姿をした霊の背中に乗りながら、彼女はスポーツドリンク……正確にはバジルが調合したその成分と口当たりを再現した飲み物を注いだ水筒(グリモア猟兵が手配してくれた)を彼女は運んでいる。
「私はトロピカルジュースを飲むのですー」
エメラルドグリーンの爽やかな風味と炭酸が清涼を齎す飲み物。
それでミスティは喉を潤しながら羊の霊に指示を出し、やがて作業を行っている海賊やクレリックの元へと到着する。
「おお!助かるぜ」
「甘いがしつこくない口当たりだな……」
「まるで体の隅々に染み渡るようだな!」
水筒に注がれたスポーツドリンクを手に取り、口に運んでいく海賊やクレリック達。
このグリードオーシャンは特別な島でもない限り、どこも常夏の気候となっている。
故にこのスポーツドリンクの味は、格別であった事だろう。
成功
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陽環・柳火(サポート)
東方妖怪のグールドライバー×戦巫女です。
普段の口調は「チンピラ(俺、てめぇ、ぜ、だぜ、じゃん、じゃねぇの? )」
悪い奴らはぶっ潰す。そんな感じにシンプルに考えています。
冒険等では割と力業を好みますが、護符衣装を分解して作った護符などを操作したりなどの小技も使えます。戦巫女なので、破魔・浄化系統も得意。
護符を足場にしたり、猫車を使ったり機動力もある
ユーベルコードは指定した物を使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動し他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。お触りなしのお色気までが許容範囲。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
「気に入らねえ奴をぶっ飛ばせばいいんだろ?……え、その準備?」
意表を突かれたという表情で陽環・柳火(突撃爆砕火の玉キャット・f28629)はしばらく困惑するも、やがてこう考えるようになる。
「ようは、力作業を行う所に行って仕事すりゃいいか」
そう考えた彼女は懐から屍肉……つまりは『食肉用の肉』を取り出す。
今回はグリードオーシャンの依頼と聞いたのでビーフジャーキー等熱や湿気に強い乾物を選んで口に運んでいく。
食用肉を口に運んでいく事で柳火は強化される。
それがユーベルコード『屍塊転燃』。
「エネルギーチャージといこうじゃねえか!」
もぐもぐとビーフジャーキー等を口に運んでいく柳火……
口の中がパッサパサになった上に喉に詰まって苦しい状態に、そこへ先程スポーツドリンクを受け取ったクレリックが通りかかりドリンクを与えてくれた。
「た、助かったぜ……そんじゃあ、力仕事と行くか!」
そう言って腕をまくり、防衛陣の構築作業へと柳火は向かうのであった。
成功
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イスラ・ピノス(サポート)
セイレーンの冒険商人×ゴーストキャプテン、16歳の女です。
普段の口調は(僕、あなた、~さん、だね、~だよ、~の?)、
商売とか交渉でのお仕事向きは(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)
ユーベルコードは使えそうなものはどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
損得勘定や意識は強いので『全体の被害を減らすこと>より大きな結果を出すこと』の優先度で出来る限り頑張ります!
基本現地の人や敵性でない動植物・建造物は大事にします
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
「さて、最後に商人との会談なわけだ……ここの言語に関するノウハウはかなり価値があるものだからね」
イスラ・ピノス(セイレーンの冒険商人・f26522)は冒険商人の猟兵だ。
彼女にとってオブリビオンとの戦いは新たな商談の種でもあり、重要な商業でもあるという事だ。
「ここがオブリビオンに狙われたという事は、次の襲撃もあるという事……それは、他の島の協力をより強くする必要があるの」
その為の取引……この島がため込んできた言語に由来する知識等を他の島へと商業的に分譲するのがイスラの案であり、防衛策。
この戦いと言う戦術的な目的だけでなく、今後の猟書家などの戦いに備えた戦略的な案だ。
元より猟兵達は2021年に『他世界侵略船団コンキスタドール』を完全壊滅させている。
その実績と冒険商人としての腕があれば、後は万全の布陣と契約内容が用意される事だろう。
ならば後は、緋色の猟書家『メリー・バーミリオン』を倒すだけだ。
成功
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第2章 ボス戦
『メリー・バーミリオン』
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POW : 野郎共、仕事の時間だ!
レベル×1体の【海賊船団員】を召喚する。[海賊船団員]は【したっぱ】属性の戦闘能力を持ち、十分な時間があれば城や街を築く。
SPD : お宝発見アイ〜伝説の海賊を添えて〜
対象のユーベルコードの弱点を指摘し、実際に実証してみせると、【大海賊の霊】が出現してそれを180秒封じる。
WIZ : 大逆転! 元の木阿弥大津波
自身の【サーベル】から、戦場の仲間が受けた【屈辱の数】に比例した威力と攻撃範囲の【津波】を放つ。
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アトシュ・スカーレット(サポート)
性格
悪ガキから少し成長したが、やっぱり戦うのは好き
大人になろうと背伸びしてる途中
目の前で助けられる人がいるなら積極的に救おうとする
口調は「〜だな。」など男性的
最近の悩みは性別を間違えられることと年相応に見えないこと
最悪【幻想憑依・無想式】を使って誤魔化す
戦闘
【呪詛(腐敗)】を何かしらの形で使用する。昔機械相手にやって痛い目を見たのでその場合は使わない
前衛も後衛もやれる万能型だが、前衛の方が好き
複数の武器を同時に操ることも可能
高速戦闘も力任せの戦闘も状況に応じて使い分ける
(装備していれば)キャバリアにも対応可
非戦闘
聞き耳などを駆使した情報収集を中心とする
化術で動物に化けて偵察することも
「さて、猟書家戦か……今年に入って次々と攻略の目途が立ったな」
アトシュ・スカーレット(境界の旅人・f00811)はそうしみじみと思いながら未来視型ユーベルコード『希望への軌跡(シュトラーサ・ホッフヌング)』を発動。
メリーのユーベルコード『お宝発見アイ〜伝説の海賊を添えて〜』によるユーベルコードの封印を行われる……
即ち『メリーがアトシュのユーベルコードがどのような性質かを把握し、そこから弱点を指摘して封印する』前にケリをつけるべく『Joyeuse』の剣形態を振るっていく。
「舐めんじゃないよ!今のアタシは猟書家級コンキスタドール!そこらのボス級のオブリビオンとは出力もスペックも訳が違う!」
対して猟書家はサーベルを振るって『Joyeuse』の刀身を受け止める……
「刃が魔力で出来ているんだな、これが」
その光景を未来視で見ていたアトシュは魔力で出来た刀身を瞬時に収縮させ、サーベルの刀身を潜り抜けてメリーの胸へと刃を食い込ませていく。
「クッ……やるね」
瞬時にアトシュを蹴り飛ばし、更に後退して距離を取るメリー。
蹴り飛ばされたアトシュもダメージは無く、再び『joyeuse』を構えるのであった。
成功
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コノカ・ハギリガワ(サポート)
『やるわ。私に任せなさい!』
サイボーグの鎧装騎兵×戦巫女、18歳の女です。
普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
出身世界:スペースシップワールド
性格:勇敢
戦場では積極的に前線に切り込み、敵の注意や攻撃を引き受けます
・戦闘
勇翠の薙刀を主に使って戦います
また、エメラルドアームから発生させた障壁で仲間を庇います
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
「さぁ、どんどん行くわよ!」
コノカ・ハギリガワ(勇を示す翠・f06389)はメリーのユーベルコード『大逆転! 元の木阿弥大津波』によって引き起こされた大津波を掻い潜り、反撃のユーベルコードを起動させていく。
その名は『翠神戦艦(フォースバトルシップ)』。
光の剣や機関銃で武装した宇宙戦隊の霊を乗せた宇宙船を呼び出して使役する召喚系ユーベルコードだ。
「津波を引き起こすなら、低空でも飛翔できるこのユーベルコードで!」
「ああ、だがここはグリードオーシャン。飛翔制限の法則がかけられた世界。そう短時間でも飛翔させる事等出来ないね!」
「けど、津波は凌げる!!」
翠色のフォースの刃を展開する機械薙刀『勇翠の薙刀』を振るってコノカは上空から飛び掛かる様にメリーへと切りかかり、コンキスタドールの少女はサーベルを振るってその翠色の刃を受け止めていく。
やがて『翠神戦艦(フォースバトルシップ)』で呼び出した宇宙船が着水し、舞台は水上戦へと移っていく――
成功
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エステル・リンティネン(サポート)
別の世界から迷い込んだ、ミステリアスな雰囲気のする女性です。
猟兵として様々な世界を旅をして、元居た世界に帰還する為の方法を占い師をしながら探しています。
普段は異世界出身である事を隠していて、「記録喪失で小さい頃の記録は無くしている」と説明して誤魔化しています。
性格としては大人しく落ち着いていて、丁寧口調で話しかけます。
表向きの仕事として占い師をしているので、それにあった行動をして貰えると嬉しいです。
戦闘では魔法を使って戦いますが、状況によって剣でも戦うことが出来、状況に合わせて剣と魔法を切り替える戦法を取っています。
「この結果ですと……こう動くべきですね」
エステル・リンティネン(旅する占い師・f08918)は占いの結果からメリーの攻撃方法を予め把握し、それに応じて動いていた。
猟兵が現地で交戦するオブリビオンが有するユーベルコードの性質は予知を担当したグリモア猟兵から随時通達される。
だが、そのユーベルコードをオブリビオンがどう扱うかはその現場に赴いた猟兵が各自対応しなければならない。
今回、エステルは表の職業である占い師としての力を用いてメリーの攻撃……彼女の配下である海賊船団員を召喚するユーベルコード『野郎共、仕事の時間だ!』の発動を察知し、先んじて自らのユーベルコードでメリーの配下である海賊船団員が召喚によって出現する場所に攻撃を叩き込む。
「お前ッ!!」
「猟兵とオブリビオンとの戦いです。これ位想定しなくてはなりませんよ」
ある種冷酷ともいえる手段に対し、エステルは落ち着いた丁寧な言葉でメリーにそう宣告。
仇を討たんとする猟書家のサーベルに対して占いで先んじて刃の軌道を読み、回避していくのであった。
成功
🔵🔵🔴
城田・紗希(サポート)
基本的には考えるより行動するタイプ。
でもウィザードミサイルや斬撃の軌跡ぐらいは考える。…脳筋じゃナイデスヨ?
暗器は隠しすぎたので、UC発動時にどこから何が出てくるか、術者も把握していない。
逆恨みで怒ってる?…気のせいデスヨ。UCの逆恨みじゃアルマイシ。
戦闘は、範囲系ユーベルコードなら集中砲火、単体攻撃なら可能な限りの連続使用。
必要に応じて、カウンターでタイミングをずらしたり、鎧破壊で次の人を有利にしておく。
……防御?なんかこう、勘で!(第六感)
耐性……は、なんか色々!(覚えてない)
「武器はまだあるよー?」
「ぐあっ!!」
転移してからしばらく身を隠していた城田・紗希(人間の探索者・f01927)は、メリーが心身ともに消耗している時を見計らって『不可視の攻撃(ミヅライコウゲキ)』――隠し持った複数の暗器を用いて攻撃する暗殺系ユーベルコードで攻撃。
脇腹に突き刺さった苦無の痛みにメリーは思わず身を捩るも、すぐさま唇を噛み切り朦朧とした意識に喝を入れる。
その唇の痛みに任せ、しかし正確に自身に攻撃を加えた猟兵の首を狙ってサーベルが振るわれる。
「と、危ない危ない」
「!!……首元にも、刃物じゃない暗器を隠していた、か……」
そのメリーの刃を受け止めたのは、串にも似た刃で切るのではなく鋭利な先端で突き刺す事を目的とした暗殺道具。
猟兵である紗希が用意したそれは、一種の聖遺物化に似た現象を起こして猟書家の武器を受け止める事に成功している。
そこから紗希は瞬時に袖口からコンバットナイフを取り出しながら、メリーの元から後退するのであった。
成功
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ローズ・ベルシュタイン(サポート)
『さぁ、楽しませて下さいますわよね。』
人間のマジックナイト×電脳魔術士、女の子です。
普段の口調は「高飛車なお嬢様(私、呼び捨て、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)」、宿敵には「薔薇の棘(私、あなた、呼び捨て、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
性格は高飛車なお嬢様風の偉そうな感じです
花が好きで、特に薔薇が大好き
武器は、主にルーンソードや精霊銃で戦う。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
シフォン・メルヴェイユ(サポート)
『楽しい世界が待っていたらいいなぁ。』
普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
怒った時は「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
のんびりとして、無邪気な性格をしています。
基本的に常に笑顔で人に接して、
敵以外なら誰に対しても友好的な性格です。
因みにトランプを使った手品が得意で、必要に応じて皆を楽しませます。
あとはお任せします。宜しくお願いします。
「さぁ、シフォン。共に行きますわよ」
「うん、精一杯合わせるよ」
ローズ・ベルシュタイン(夕焼けの薔薇騎士・f04715)とシフォン・メルヴェイユ(夢見る少女・f19704)はローズが主催する『薔薇園の古城』と言う旅団に属する猟兵。
つまり顔馴染み同士であり……連携を行うならこの上なく調和性を発揮する。
「――『二夕を導く遥かな薔薇(ヤイバヨジュウヨトドケ)』」
「――『白蓮の吹雪(ホワイト・ロータス)』」
起動するはローズとシフォンのユーベルコード。
ローズは懐から取り出した愛銃『プリンセス・ローズ』の性能を強化していき、
シフォンは自身の装備武器を無数の白い蓮へと変えていく。
「――『大逆転! 元の木阿弥大津波』!!」
その猟兵のユーベルコードに対し、メリーは海賊船団員が受けた屈辱に応じた威力と攻撃範囲へと性能を引き上げた大津波を放ってローズとシフォンを飲み込まんとする。
「成程、これは中々に楽しめそうですわね?」
「白き蓮の花々よ、吹雪の様に舞いなさい!」
自身を島諸共飲み込まんと迫る大津波を前に、ローズは典雅かつ艶然と微笑み、シフォンは真摯にユーベルコードの詠唱を唱えていく。
やがて二人の少女猟兵――少女の姿をした『生命体の埒外』は、それぞれのユーベルコードを相乗させてゆく。
ローズが構える『プリンセス・ローズ』に白い蓮の花びらが、雪解けの如く同化していく。
そして『プリンセス・ローズ』――薔薇の精霊の魔法力を宿した深紅のリボルバー銃は、その内包する薔薇の精霊の魔法力を白い蓮と融合させる事で限界以上に増幅させていく。
「では、これでチェックメイト……ですわ」
「行くよ!『白蓮の吹雪(ホワイト・ロータス)』、最大同化!」
悠然と片手でローズはリボルバー銃を構え、シフォンはローズも含めて『プリンセス・ローズ』を更に白い蓮の花びらと同化させて強化していく。
やがてローズが引き金を絞り――二つの植物の魔法力を内包する弾丸が、放たれる――
「……こりゃ、凄まじい」
すぐそこまで迫っていた大津波を一撃で跡形もなく消し去り、そのまま自身の胸に飛来したユーベルコードの複合により生み出された魔弾を前に……『メリー・バーミリオン』と言う猟書家は苦笑しながら今此処での敗北を受け入れるのであった。
成功
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