【サポート優先】もう声さえ聞こえない
「これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。」
●私は歌うことが好き。……いえ、好きだった。私が歌うといつも周りの皆は幸せそうで、楽しそうで。
歌うことこそが私の道だと思った。
この不思議な世界に来てからも、私は歌うことを止めなかった。この世界はいつもどこか不安定で、私も人間とはかけ離れた姿になってしまったけれど、それでも歌うことは楽しくて。
それに、こんな世界だからこそ歌が必要だと思ったの。ヘンテコな住民さんたちも、多くのアリスさんたちも、私の歌で癒されてくれたわ。
……なのに、ある日アイツが現れた。おとぎ話の悪者みたいな女の人。希望の芽は全部摘み取るんだって言って、私が暮らしていた不思議の国をめちゃくちゃにした。
そして私は、歌声を奪われたの。そしてこの檻に閉じ込められた。ここは無音、声が出せない。苦しい、辛い。歌わせてよ!私には歌しかないの!
__それなら他人の声を奪ってしまえばいいじゃない。私の中の悪魔がほくそ笑んだ。
●「こんにちは、皆さん。お集まりいただき感謝します」猟兵たちを見回した疾風・テディ(マイペースぐだフェアリー・f36106)が話し始める。彼女を知っている猟兵が居るのなら、普段との違いに驚くだろう。フェアリーであるはずの彼女だが、今は普通の人間と変わらない姿とサイズだ。
「ああ、真の姿で失礼しています。元の姿の時は予知が出来ないのです。その話は置いておいて、今回皆さんにはアリスラビリンスに向かっていただきます」
テディは手に持っていた1本のガラスペンから動く絵を紡いでいく。
__歌うことが大好きなオウガブラッド。だが巨大な槍を持った一体のオウガによって、彼女の国は破壊される。囚われたオウガブラッドは、声を奪われてもう歌えない。彼女は悲しみに絶望し、その身に憑依したオウガが暴れ出す。
そんな予知を一通り見せてから、テディは続きを告げる。
「幸い、オウガブラッドの彼女はまだ完全に意識を失ったわけではありません。急ぎ救出に乗り込み、彼女の正気を取り戻してあげてください。それと、その場には彼女を捕らえたオウガが居ます。強敵ですが、助け出したオウガブラッドも協力してくれるでしょう。撃破をお願いします」
テディはガラスペンで空間に扉を描く。潜ればそこは不思議の国だ。
たゆたテディ
●こちらはサポート優先シナリオになります。どーも、たゆたテディです。
歌えなくなったオウガブラッドを助け、原因のオウガの打倒をお願いします。
1章:彼女はオウガの本能が目覚めやすくなるよう、声を出すことが出来ない広い檻の中に閉じ込められています。檻を破壊し、憑依しているオウガを倒すことで救出しましょう。上手くいけば第2章でUC【オウガ・ゴースト】を使い協力してくれます。
2章:この国での希望の芽、歌声を摘み取り絶望に染め上げようとしているオウガとの戦闘になります。
通常プレイングも細々と受け入れてます。もしよかったらお目通し頂けると嬉しいです。よろしくお願いいたします!
第1章 ボス戦
『泡沫の天使』
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POW : 儚い命の残した歌
【美しい結晶】から【絶望的な断末魔】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
SPD : 全ては泡沫、幸福は来世に在り
【あらゆる空間を泳ぎ回る事】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【泡で包み込み、死角からトライデント】で攻撃する。
WIZ : その美しい遺品を、私にください
【トライデント】から【『声』を結晶化させる魔力を纏った雷】を放ち、【相手の『声』を奪う事】により対象の動きを一時的に封じる。
👑11
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●そこは無音の檻の中
猟兵たちが転移した先は、古びた塔のてっぺんだった。壁はなく、幾本かの柱と鉄格子によって天井や屋根が支えられた場所。広いこの空間が全てオウガブラッドの彼女を捕らえるための檻であり、この中では彼女は声が出せないのだと、説明を受けたあなた達は知っている。
真ん中にぼんやりと座っていたオウガブラッド『泡沫の天使』があなた達を見る。
「……………!!!」
声なき声で彼女は叫び、あなた達に襲いかかってくる。……いや、襲いかかってきたのはオウガブラッドに憑依したオウガだ。
このオウガを打ち倒し、檻から出すことが出来れば彼女を助けることが出来るだろう。
猟兵たちは各々臨戦態勢をとった。
高階・茉莉(サポート)
『貴方も読書、いかがですか?』
スペースノイドのウィザード×フォースナイトの女性です。
普段の口調は「司書さん(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、時々「眠い(私、キミ、ですぅ、ますぅ、でしょ~、でしょお?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
読書と掃除が趣味で、おっとりとした性格の女性です。
戦闘では主に魔導書やロッドなど、魔法を使って戦う事が多いです。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
シフォン・メルヴェイユ(サポート)
『楽しい世界が待っていたらいいなぁ。』
普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
怒った時は「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
のんびりとして、無邪気な性格をしています。
基本的に常に笑顔で人に接して、
敵以外なら誰に対しても友好的な性格です。
因みにトランプを使った手品が得意で、必要に応じて皆を楽しませます。
あとはお任せします。宜しくお願いします。
● シフォン・メルヴェイユ(夢見る少女・f19704)と高階・茉莉(秘密の司書さん・f01985)が転移して最初に試みたこと、それは檻を壊そうとすることだった。
「檻はビクともしません……。やはりあのオウガを先に倒さないとダメみたいです」茉莉が泡沫の天使を見やると、彼女は苦しげに呻きながらもあなた達を見据える。
オウガはその人魚のような尾ひれで器用に空気中を泳ぎながら、2人に向かってくる。その姿は優雅だが、隠しきれない殺気が漏れ出ていた。
「やるしかないみたいね」そう言ってシフォンは金色の時計の装飾が美しく輝くトライデントを構える。
「アリスナイトとして、あなたを助けるわ」泡沫の天使のトライデントと、あなたのトライデントが交わり、カキンッと鋭い音を立つ。火花を散らしながら何度か競り合った後、痺れを切らしたようにオウガが距離を取った。
シフォンと泡沫の天使がそんなやり取りをしている間、茉莉は魔導書にとびきりの魔力を込める。一撃でオウガを仕留める為、そしていざという時にシフォンをサポートするためだ。
「………!」泡沫の天使は声にならない叫びを上げ、シフォンをきっと睨む。超常の力を発現し、美しい天使のような姿となったあなたに嫉妬したのだろう。
彼女が持っていたトライデントが光り、空間に強大な魔力を伴った稲妻が走る。飛翔能力が上がっているシフォンはすんでのところでその雷を避けるが、再びオウガはそのトライデントを振るおうと腕を上げた。
そこですかさず茉莉が前へと飛び出す。練りに練った魔力が籠った「宇宙魔術古代書」を開き、その光り輝くページを泡沫の天使に向ければ、聖なる力の宿る文字たちが太古の呪文を紡ぎ、眩い光によってオウガにダメージを与えた。
茉莉が与えたダメージで怯んだ泡沫の天使をシフォンは見逃さない。時詠みのトライデントを大きく振りかぶり、瞬時にオウガの目前に迫ると、グサリとその腹を突き刺す。
泡沫の天使は断末魔の静かな叫びを上げ、泡のようにブクブクと消えていった。
それと同時にこの円形の空間を囲っていた檻が崩れる。
「あなた達は?……もしかして私を助けてくれたのですか?ああ、声が出せる!これでまた歌えるのですね!」
正気を取り戻したその麗しい天使はとても嬉しそうにあなた達に礼を言う。
「よかった、無事に助けられたようですね。残るはここの主のオウガですね。気を抜かずにいきましょう」
2人は次の戦いに備えて暫し身体を休めるのだった。
成功
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神塚・深雪(サポート)
※連携およびキャラを逸脱しないアドリブ歓迎
※お色気、公序良俗に反する行動、所謂R18やR18Gの系統はNG
※口調等はステシ参照ください
元能力者の猟兵。
通常依頼であれば、基本的にはお手伝い/サポート役に徹しますが、状況に応じて対応でも可。判断はお任せします。
サポート優先依頼の場合は、状況に応じます。
基本的には高いステータスのUCを状況に応じて使用します。
他の猟兵に迷惑をかけたり、脚を引っ張る、目的達成に反する行為はしません。
人道から外れたような行いには嫌悪感と怒りを強く示します。
基本的には、礼儀正しい丁寧な物腰。
出身の銀雨世界以外であれば興味津々な様子も見せます。
コーデリア・リンネル(サポート)
アリス適合者の国民的スタア×アームドヒーローの女の子です。
普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、機嫌が悪いと「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
内気な性格のため、三点リーダーや読点多めの口調になります。
ですが人と話すのが嫌いでは無いため、
様々な登場人物とのアドリブ会話も歓迎です。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
●アリスラビリンスのとある不思議の国。長閑な田園風景とそれに似合う可愛らしい村々、幾本も立つ大きな風車。しかしその景色にかつての面影はなく、オウガによって残酷にも破壊し尽くされている。
高い塔の上からそんな景色を見ながら神塚・深雪(光紡ぐ麟姫・f35268)は呟く。
「かつてはさぞ美しかったでしょうに。せっかくアリスラビリンスに来たというのにこの惨状……あんまりです」
それに同意を返し嘆くのはコーデリア・リンネル(月光の騎士・f22496)。
「きっと牧歌的で素敵な光景だったでしょうね……アリス適合者としても許せません」
そんな2人へと無言の殺気を放つは泡沫の天使__いや、彼女に取り憑くオウガだ。次の瞬間、空間を満たすのは声にならない声。恐ろしく鋭い、それでいて何処か魅惑的な断末魔。音の壁が辺りを包む。その音は天使が口を閉じても鳴り止まない。
深雪は身にまとった神衣と千早の霊力で必死に防御するが、コーデリアは音波をもろに食らってしまう。
「……んぐぅ、なんですかこの音。頭に響く……痛いです!」苦しむコーデリアに気づいた深雪は、自らの力を解放する。
「どこから来ている音か分かりませんが……!銀の光よ、導いてください。敵対者に刃を。同胞に癒しを……!」
深雪の超常により銀の羽が舞い、柔らかな光がコーデリアを癒していく。
「ありがとうございます、助かりました」コーデリアは丁寧に礼を言いながら音の出処を探る。どうやら泡沫の天使が腰に下げる結晶が発生源となっていると見抜いたあなた。
必死に壊そうとするも、深雪が舞わせる羽根もろとも空間を泳ぎ回ることで器用に躱す天使には、なかなか攻撃が当たらない。
「……もう怒った。深雪さん、手伝ってもらってもいいですか?」コーデリアがやや低い声で言うと、深雪も意図を察しそれに頷く。
「ええ、蹴りをつけましょう!」
深雪は銀の羽根を器用に操り、攻撃を躱す天使の軌道をコントロールする。広い空間とはいえここは檻の中。的確に道を塞ぐ羽根に段々と追い詰められて、天使は壁際へ。
そこにはフォトンサイクロンを手にしたコーデリアが待ち構えている。天使が気づき、回避しようとするその瞬間、極大威力のビームが既に彼女を貫いていた。
「これでもう逃げられませんよ」雷の鎖によって天使を繋いだコーデリア。そこに深雪が颯爽と駆けて、浄化の力が篭もる刀でオウガを切り裂く。美しい鉱物の刃が煌めき、次の瞬間には天使は泡のように消えていた。檻が音もなく崩れ、そこには1人の美しいオウガブラッド。
「ありがとう」と彼女は声に出して呟いた。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
グレナディン・サンライズ(サポート)
『ここはこの年寄りに任せてもらおうかね?』
『こう見えても、まだまだ衰えちゃいないよ』
年齢3桁の婆。
スペースシップワールド出身の元宇宙海賊。
主な武装はフォースセイバーとブラスター。
戦闘スタイルは基本的には前衛遊撃。敵を翻弄するような戦いを好む。
グルメではない酒好き。
年齢なりの経験を積んでいるので、冷静さと余裕をなくすことはない。
口調(あたし、あんた、だね、だよ、~かい?)
魔女・ウィッチ(サポート)
【おまかせプレイング】
「ほう…良いじゃろう。この偉大なる魔女である我が相手になって…話を聞きなさいよ!」
西洋妖怪ウィッチの魔女×レトロウィザードよ。
「この偉大なる魔女の使い魔にしてやるわ。光栄に思いなさい!」
「おばあちゃんが言っていたわ!◯◯だって!」
普段着の魔女装束を着て、魔女箒に乗って空中浮遊しながら使い魔の黒猫をウィッチタクトへ変化させたら準備はバッチリね!
『にゃー♪』
UC「アルカナ・ブラスター」
魔力溜め全力魔法を使用し、相手を使い魔にするのを目標に行動ね。ドジを踏んで意図せず他の猟兵に迷惑をかける事も有るかもしれないけど、わざとじゃないのよ!?
あとは任せるわ!
●「やれやれ、これは酷い状態だねぇ」到着直後、塔から見える余りの惨状にグレナディン・サンライズ(永遠の挑戦者・f00626)はため息を零す。年を重ねたからこそ分かる、あなたの経験が危険を告げているため、警戒しながら辺りを見回すグレナディンに向かって話しかける少女は、一緒に転移してきた魔女・ウィッチ(偉大なる魔女のサーガ・f33446)。
「あんた、私のおばあちゃんとは違うけど中々強そうね!偉大なる魔女のあたしが一緒に戦ってあげてもいいわよ!」
やれやれと内心思いながらグレナディンが彼女を見ていると、どこからか殺気があなた達を包み込む。
2人が直ぐに臨戦態勢で辺りを見回すと、円形の牢の真ん中にいつの間にか泡沫の天使が立っていた。
「見つけたわ!先手必勝よ!」愛用の魔女灯箒に跨り颯爽と天使__いや泡沫の天使の姿をしたオウガ__に突っ込んでいくウィッチは、グレナディンの静止を聞かない。
次の瞬間、オウガが持つトライデントから発射された雷がウィッチを貫く……ことはなかった。
彼女は箒で空に舞った瞬間に魔力を解放、超常を発現させていたからだ。今やウィッチの箒は物凄い速さで空間を飛び回り、更には980本もの魔法剣が泡沫の天使の周りを飛び回って、行動を的確に阻害していた。
「我の力を見たか!汝にはこの弾幕を躱すことはできないじゃろう?」
そう言って笑うウィッチ。だが天使は静かに目を閉じる。再び目を見開くと、声が出せないはずの天使が恐ろしい断末魔を空間に響かせた。分厚い音の波が2人を襲う。油断していたウィッチはもろに食らってしまい、鋭い痛みが鼓膜から脳に響く。
「何よ!これ!痛いわ……あーもう、止めなさい!」
グレナディンも音波の攻撃を食らいながらも、老練の技で耐え忍ぶ。
「ふむ、どうやら音はあのお嬢ちゃんの腰の宝石から出ているみたいだねぇ。あんた、悪いがもう少し耐えるんだよ」
ウィッチにそう伝えると、グレナディンも卓越した力を発現させる。それは年の功、いやそれ以上に熟達したサイキックエナジーだ。
グレナディンは遠距離から天使の腰の宝石を狙い撃つ。それは回避不能の不可視のエネルギー。正確無比に宝石を捉え、それを粉々に砕いてみせた。
断末魔が止めば、ウィッチの痛みも引いていく。
「よくもやってくれたわね!」
ウィッチの怒り篭もった魔法攻撃と、グレナディンのサイキックがオウガを貫き、泡沫の天使に取り憑いていたものは泡のように天へと消えていった。
「ふーん、サイキックとか使えるんだ……結構かっこいいかも……。家のおばあちゃんほどじゃないけど!それと、……助けてくれてありがと」照れながらもウィッチが言う。
「全く。いいかい?次は敵をしっかり見てから動くんだよ」
2人が暫し和んだところで、倒れていた泡沫の天使が目を覚ます。
「助けていただきありがとうございます。どうやら檻も壊れたようですね。再び声が出せるようになりました。あとは、アイツに……私の大切な場所をめちゃくちゃにしたあの女を倒してください!」
彼女は静かに泣いていた。
成功
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第2章 ボス戦
『希望を摘み取る者』
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POW : 絶望の光槍
全身を【輝く槍から放たれる光】で覆い、自身の【受けた傷を癒やし、猟兵が習得した🔵の数】に比例した戦闘力増強と、最大でレベル×100km/hに達する飛翔能力を得る。
SPD : 否定されたご都合主義
対象のユーベルコードに対し【輝く槍の一撃】を放ち、相殺する。事前にそれを見ていれば成功率が上がる。
WIZ : バッドエンド・イマジネイション
無敵の【自分が有利になる状況】を想像から創造し、戦闘に利用できる。強力だが、能力に疑念を感じると大幅に弱体化する。
👑11
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●希望を摘み取るもの
猟兵たちの活躍により、無事に泡沫の天使をオウガから解放し檻の中から助け出すことができた。
「皆さん、本当に本当にありがとうございます!これで私はまた歌うことが出来るんですね……!」
その時、塔を登ってくる足音があなた達の耳に入る。床の固く錠がかかった扉が開き、そこから現れたのはこの騒動の黒幕__巨大な槍を手にした美しいオウガ__だった。
「何を馬鹿なことを言っているのかしら。貴方はもう二度と歌えない。何故かって?私がコイツらを全員殺して、再びあなたをこの塔に閉じ込めるからよ。希望の歌なんて許さない。希望の猟兵なんて許せない。全部全部、この手で摘み取ってやるわ!」
さあ、正念場だ。オウガを倒し、この不思議の国に平和を取り戻そう。
子犬丸・陽菜(サポート)
ダンピールの咎人殺し×聖者、15歳の女です。
「いっしょに苦しんであげるよ」
「臓物がはみ出したくらいで動けなくなると思った?」
「はらわたを搔き回される苦しみはどう?」
宝珠による臓物を掻き回しを多用し、知られざる枷を使います。怪我は厭わず積極的に行動、臓器の負傷でユーベルコードの威力が上がるので負傷は状況によりわざと受けたりもします。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
潜在的なマゾヒストなのでユーベルコードの苦痛になにか感じる場面もあるかも?
負傷重症描写歓迎むしろ希望、内臓が出るくらいやっていただいて全く構いません!
よろしくおねがいします!
●「さあ!猟兵共よ、死んだ方がマシと思える程の痛みをもって、絶望を教えてあげるわ!」オウガはいかにも厭らしく笑って、あなたにその槍の矛先を向ける。
だがそれに対し、子犬丸・陽菜(倒錯の聖女・f24580)はぽかんとしていた。
「あら、恐ろしくて声も出ないのかしら。うふふ、じゃあこうしてやりましょう」
そう言うとオウガは槍を横に一薙ぎ。たちまち地面から鋭い棘が大量に現れ、辺りを埋め尽くす。彼女はフワフワと宙に浮かびながら勝ち誇った顔で陽菜を見下ろす。
「……甘い。あまりにもぬるい。これじゃ全然足りないよ!」
陽菜が大きな声でそう叫ぶと、今度はオウガが驚いた。複数の棘が身体に突き刺さり、四肢から血をダラダラと流す陽菜を見れば、誰もがオウガと同じ気持ちになるかもしれない。
「……そ、そんな。それじゃあ、もっとやってやるわ!」
オウガの彼女が追い打ちとばかりに頭上から小さな槍の雨を降らせる。
「あ、ちょっとイイかも……ぐはっ……
」
明らかに内臓まで傷つくレベルの負傷に対し痛みと別軸の声を漏らすあなたに、オウガは疑問を感じてしまったらしい。棘も槍も急速に溶けていく。
「あ、もう終わり?つまんないなー。じゃあこっちからいかせてもらうね!」
そう言った陽菜の眼が紫に光る。直後……。
「んぐぅ……やっぱりコレは堪えるなぁ……ぐぐ……」
あなたの腹の中で宝珠が踊り狂う。激痛など生ぬるい程の痛みに支配されながらも、陽菜は愉快そうに笑っていた。
それと同時に、「なによ……ぐはっ……痛い!やめ痛い……んぎぃ……!」
オウガが耐え切れない痛みに悲鳴を上げる。攻撃の手は完全にやんだ。
「どう?これが本物の痛みってやつだよ」
陽菜が楽しそうにオウガを見る。オウガは床に崩れ落ち、虫の息となりやがて消えていった。
成功
🔵🔵🔴
ルイズ・ペレンナ(サポート)
『お代は結構ですわよ。けれど懐には注意なさいませね?』
ブラックタールのシーフ × スターライダー
特徴 金目の物が好き 錠前マニア グルメ 快楽主義者 実は恋をしていた
口調 貴婦人(わたくし、あなた、~さん、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)
敵には 高慢(わたくし、あなた、呼び捨て、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)
・金目の物をお宝と認識し獲得するのが行動理念
直接の機会でなくても獲得出来るかも知れないと思えば動きます
・愛情や人助けのような金銭にならない価値は興味ないですが
それを大事にする人を貶めもしません。趣味の相違
・利害が一致すれば他人との共闘やサポートはむしろ積極的です
●ふわりふわりと中空に浮き、ルイズ・ペレンナ(怪盗淑女・f06141)を見下ろすオウガ。
彼女の装飾品や持ち物を一通り見回しながらペレンナは考える。
(あら、金目のものはなさそうですわね……この依頼、ハズレだったかしら)
「ちょっと!あんた無視してんじゃないわよ!」怒るオウガは空中に形作った槍を飛ばして攻撃してくる。
「……あら、ごめん遊ばせ。ですがあなた……お金にならなそうですわね」
「し、失礼ね!これを見なさい!」
ペレンナに煽られたオウガは、今度は鋭い棘状の宝石を形作って飛ばしてくる。
これはしめたものだ。ペレンナは努めて優雅に笑い、「あら、凄いですわね」と返す。
そこからは速かった。相棒の『JET-WIDOW』に跨り、円形の塔の地面を回るように疾走しながら、オウガの放つ宝石弾を時に躱し、時に受け流していくペレンナ。
あまりにも当たらない攻撃に痺れを切らし、極大魔力を練り始めたオウガを見逃さず、走るバイクから宙に飛び出したあなたは、綺麗に空中を舞いながら素早く身体を変形。
装飾が排されたボディスーツ姿となると、自慢の短剣Les Dents du tigreでオウガの急所を一突きした。
声を出す暇もなく倒れ伏した瀕死のオウガを横目に、地面に散らばった色とりどりの宝石たちをかき集め、最後に一言。
「盗賊の技とブラックタールの腕の組み合わせ、如何でしたかしら?それではごめん遊ばせ」
そうしてあとを濁さず颯爽とその場を後にするペレンナなのであった。
成功
🔵🔵🔴
ティー・セツナ(サポート)
「あ˝あ˝?悪ぃな、ちょっと…暴れさせてくれよ」
凶悪な顔の新米執事
顔と口調の割には戦いは好きではない
好きではないが、得意ではある
何より執事の仕事を全うするためにも、定期的に戦ってスッキリする必要がある
そのため戦いの場では率先して前に出る
誰かを庇っているとなおさら戦いやすい気がする
どちらにせよ、ただひたすら殴り、暴れるのみ
一通り暴れたら、無表情で感謝を
「すっきりいたしました、ありがとう御座います」
戦い以外の依頼では、執事として皆のサポートを。
色々な人に仕えるのも、よい経験になると手は抜かない。でも顔はチンピラ。
●「さぁ、絶望しなさい!全て私が摘み取って糧にしてやるわ!」そう高らかに宣言し攻撃を仕掛けてくるオウガにティー・セツナ(オウガブラッドの闇執事・f36272)は一言。
「……うるせぇな、てめぇは喋ることしかできねーのか?」
そもそもセツナはオウガブラッドである。オウガブラッドの本能を悪利用しようとしていたオウガへの嫌悪感、そして泡沫の天使への同情心が強く湧いていたため、キレるまでは実に早かった。
「悪ぃけど手加減しねーから。暴れさせてもらうぞ」
覇気を全身に纏ったあなたは空中を浮遊するオウガに向かって拳を打ち込むために足に神経を集中させ、力を込める。
セツナの覇気を肌で感じマズいと思ったのか、オウガは咄嗟に泡沫の天使の方へ飛んでいき、彼女の喉元に槍を突き付けた。
「いいのかしら!私に何かしたらこの女を貫くわよ!」
「……ちっ、うるさい上に卑怯とか、最悪だな」
オウガを睨みつけるセツナ。
「あら、それだけではないわよ!」
オウガはそう言って、槍を高く掲げる。するとその大きな槍は光り出し、虹色に周囲が乱反射する。
その光はオウガを包み込むと、彼女の雰囲気が明らかに変わった。より禍々しく、強いオーラへと。
しかし、次の行動に移ろうとオウガが動く一瞬の隙を狙って、セツナは一気に懐へと踏み込む。覇気の篭もる拳。オウガはそれを槍で受け止めニヤリと笑った。
しかし、今の攻撃はあくまでもジャブ。とっておきの一撃のための布石に過ぎない。セツナが拳を連続して打ち込むと、オウガも防戦一方になる。大きな槍を盾替わりに防いではいるが、あなたのラッシュが攻撃のスキを与えない。
殴り、蹴り、暴れ、あまりの猛攻にオウガが後ろによろめいた、その一瞬。セツナは超常の力を発動し、全身全霊の拳を叩き込んだ。
槍が割れ、彼女の顔面にクリーンヒットする。
数十メートルは吹っ飛んだオウガは、事切れて何も言わなくなった。
「すっきり致しました。貴殿は怪我などございませんか?」
先程とは打って変わって丁寧なセツナに、泡沫の天使は驚きながらも笑顔を返した。
成功
🔵🔵🔴
隣・人(サポート)
『アンタの隣人よ』
バーチャルキャラクターの殺人鬼 × サイコブレイカー
年齢 23歳 女
外見 158.4cm 赤い瞳 茶色の髪 色白の肌
特徴 囚われていた 奴隷だった 改造制服 アンニュイ 不健康な顔立ち
口調 ビハインド(私、アンタ、ね、よ、なの、かしら?)
嘘をつく時は 幽閉中(自分の名前+ちゃん、てめぇ、ね、よ、なの、かしら?)
人型のオブリビオンを相手にする事を好みます
好きな殺し方は撲殺、得意な殺し方は斬殺
相手の平衡感覚を奪って一方的に殺したい
ギャグっぽいユーベルコードの際は口調・幽閉中
🌈シャワーも好いぞ
あとはおまかせ、宜しくお願い致します
●あなたは拐かされたのだ、頭上を浮遊する女はひどく愉しげに隣・人(22章39節・f13161)を見る。
「はぁ、こんな高いとこで檻に監禁なんて。相変わらず最悪の趣味してるわね、オウガってやつは」
呆れ眼に見上げれば、巨大な槍持つ鬼。まったく数奇な運命ではないか。
「いいわ。憂さ晴らしには丁度いい。遠慮も狂気もいらない相手ね。こちとら鬼は鬼でも殺人鬼、アンタもバラバラにしてやるわよ」
隣人は使い込まれた解体ナイフを手に持つ。嗚呼、なんて愛おしい。この瞬間だけは頭痛も罪も無縁の産物だ。
巨大な槍に七色を集めながらオウガは言う。
「あなた、希望なんて柄じゃなさそうね。ならいいわ、ただの殺し合いをしましょうか」
光る虹色、しかしアリスラビリンスだというのにここにはティーセットひとつもない。あるのは広い円形の舞台。
隣人が駆ける。オウガもあなたへと槍を振り下ろす。暴力など慣れたものだ。自身の脇を掠れる一薙など構わずに解体ナイフを胸に突き刺す。
__歓喜の声。鬼を討ち取るナイフ目掛けて、回転イスとコーヒーカップがぐるぐると廻りながら急接近。
ああ、回る世界だ。エンドルフィンが高速で回転する。楽しいね、楽しいね。
そのふたつがあれば、ここはたちまち遊園地だ。
溶けていったオウガの残骸に何度かナイフを突き立ててから、飽きたようにその場を去る。
__この震えはいったいいつ消えるのだろうか。
成功
🔵🔵🔴
ロラン・ヒュッテンブレナー(サポート)
※絡みアドリブOK
※感情が尻尾や耳によく表れる
※人見知りだが【優しい】性格で育ちのいいお坊ちゃま
※戦闘時は魔術器官と電脳空間の演算力を用いて知略で戦う
※「ぼく」「~なの」「~さん
体のあちこちにつけた魔道具の回路を起動し(【高速詠唱】)、
狼の嗅覚聴覚視覚(【聞き耳】【暗視】)を駆使した【情報収集】と、電脳空間からの【ハッキング】で敵戦力を分析(【学習力】)
適切な魔術(UC)を組み合わせたり【乱れ撃ち】する
防御は【結界術】で作る【オーラ防御】壁や、
小柄な体系と狼の機動力(【ダッシュ】【残像】)を使う
仲間を守り、敵には【勇気】をもって容赦ない作戦・攻撃を行う(【全力魔法】)
●「ねえ、そこの可愛い猟兵さん?貴方はどうやったら絶望してくれるかしら?」宙に浮きながら、残忍な笑顔でそう問いかけるオウガ。それに対してロラン・ヒュッテンブレナー(人狼の電脳魔術士・f04258)は、耳を垂らし少し震えながらも勇気を出して言葉を返す。
「僕は絶望なんてしないの!お姉さんを倒してこの不思議の国に平和を取り戻すなの!」
「……あらそう。じゃあ遠慮しないわ」
オウガは自身の周りに何重もの魔法陣で結界を張り、その上でロランに向けて槍の雨を降らせる。
だがロランも満月のように丸い結界を展開してそれを防いでみせる。
「……ちっ、やるわね。じゃあこれはどうかしら?」
今度はロランの足元から鋭い棘が複数生えてくる。だがロランは狼ならではの野生の感覚をもって、それをヒラリヒラリと躱してみせた。
「くっ、どうして攻撃が通らないのよ!」怒りに任せてめちゃくちゃに攻撃を繰り出すオウガ。
その周りの魔法陣の結界が緩んだことに気付いたあなたは、地面の棘の1本を足場として空中へ。小柄な体型と狼の膂力を活かしてオウガの目前へと迫ったロランは、魔道具によって高速で練った魔力を込めて、聖なる光魔法を放つ。
脆くなっていた結界は崩れ、慌てたオウガが回避行動を取るよりも速く、ロランは獣の声で吼えた。
「うおぉぉぉォォオン!!」
その咆哮は人狼のロランが使う特別な魔術。もろに喰らったオウガはひとたまりもない。
オウガは地に落ちて、耳を塞ぎながらぜぇぜぇと肩で息をする。
再びロランが聖なる光を放つと、オウガは溶けるように消えていった。
成功
🔵🔵🔴
赤嶺・愛(サポート)
『世界が平和になりますように』
人間のパラディン×シーフの女の子です。
普段の口調は「平和を愛する(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、怒った時は「憤怒(私、あなた、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
性格は明るく、人と話す事が好きで
平和的な解決を望む優しい性格の女の子ですが
戦う事でしか依頼を成功出来ない時は戦う事も厭わないです。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
●「猟兵よ、あなたにも絶望を上げましょう!」高らかに笑い、宙に浮きながら赤嶺・愛(愛を広める騎士・f08508)を見下ろすオウガと対峙して、愛は告げる。
「そんなことはさせないよ!だって希望が1番で、平和が1番だから。この世界の平和のために、私は戦うよ」
愛は平和を愛するものとして、美しい街を破壊し、この不思議な国をめちゃくちゃにしたオウガが許せなかった。あなたの全身から慈愛が滲み出る。
「……そんなもの!希望とか愛とか!綺麗事なのよ!」
オウガが巨大な槍を愛に向けて放ってくる。だが愛はその動きを見事に見切り、身体を捻ってそれを回避。
「平和も愛も希望も、とてもとても大切なもの!それを否定なんてさせない!」
慈愛の光が一層強まり、愛の身体を包み込む。
「邪悪なるあなたに制裁の力を!」
愛の超常が発現、周囲に嵐が起こる。だがそれは七色のハート型エネルギーによって生み出された嵐だ。
当然、自ら絶望を名乗るオウガには効果てきめんだ。
「どうして……なんでこうなのよ!なんで最後には希望が勝つのよ……」
少しだけ悲しそうにそう嘆いたオウガは、はらはらと消えていった。
●泡沫の天使は声を取り戻した。
「私、これでまた歌えます!皆さん本当にありがとうございました!よかったら私の歌、少しだけ聴いていってください!」
彼女が歌う。甘く、しかし力強い歌声は身体の奥まで染み入って猟兵たちを癒すだろう。
希望を摘み取る絶望の魔女は消えた。生き残りの愉快な仲間たちと共に、天使はこの国を復興し、再び皆のために歌う。
声は風に乗り、どこまでも伸びやかに響いていった。
成功
🔵🔵🔴