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時間が無い! 時間ガ無イ!

#シルバーレイン #【Q】 #ナンバード化オブリビオン #マイ宿敵 #トライバード


●シルバーレイン とある路地裏
「時間ガ無イ! 時間ガ無イ!」
「何なんだろコイツら?」
 土蜘蛛の青年、ラーニョは自分の出した蜘蛛糸に絡まった妖獣達を観察してそう呟く。相手は服を着た鳥のような姿の妖獣だ。
「まあ、銀誓学園罠部元部長の僕を狙ったのが運が悪かったね」
 もがく妖獣達にそう声をかけると、赤手を構える。
「時間ガ無イ! 時間ガ無イ!」
「何の時間が無いかは分からないけど、僕も長々喋っているほど余裕は実はないもんでね。さっさと倒させてもらうよ」
 そのまま攻撃を仕掛けようとするが、突如手から爆発が起こる。妖獣達が体の羽を飛ばし、周囲を爆破したのだ。爆発で焼き切れる蜘蛛糸。
「あちゃー……これは、結構相性の悪そうな予感だ」
 おそらく、同じように蜘蛛糸で絡める方法はもう通用しないだろう。
「全く、仕事を終えて後は姉さんのところに帰るだけだったんだけどな」
 やれやれと肩をすくめ、ラーニョは全速力で逃げるのだった。

「時間がない! 時間がないのだ!」
 廃ビルの中、そう喋っているのは椋鳥の頭をした妖獣、『激憤の椋鳥明王タタリ』だ。彼の胸には数字が刻まれており、その数字が一つ減った。
「ぐわあああああ!! 早く、早く能力者を連れてくるのだ! 能力者を食わねば、死んでしまう!」
「死ンデシマウ!」
「うるさい! 私の言葉など真似せず、とっとと能力者を捕まえろ! ああ〜、時間がない!」
 焦燥感に駆られながらもタタリは配下達に命令を出すのだった。

●グリモアベース
「……いえ、別に種族で差別するつもりはないのですわよ? それでも、どうしても蟲が苦手というか」
 事件を予知したのはグリモア猟兵である中村・裕美(捻じくれクラッカー・f01705)の副人格であるシルヴァーナである。その内容を説明する彼女の表情は、普段のお嬢様然とした優雅さはなく、苦虫を噛み潰したかのような微妙な表情である。
「わたくしの個人的な感情はさておき、予知の内容に戻りますわ。シルバーレインの世界でオブリビオンの襲撃を受ける能力者の予知が見えましたの。能力者の名前はラーニョ・セリアン、土蜘蛛という種族の能力者ですわ」
 土蜘蛛。身体から蜘蛛の特徴を出現させられるシルバーレインの種族である。蟲嫌いのシルヴァーナの表情の理由はそれだろう。
「襲撃するオブリビオンは『激憤の椋鳥明王タタリ』と、その部下の『トライバード』ですわ。両方とも鳥型のオブリビオンですが、タタリが術士タイプっぽいのに対して、トライバードはまさに鳥頭といった感じですわね」
 トライバードは知能も低く、言葉も聞いた言葉を繰り返すくらいしかできないようだ。
「さらに、タタリは何者かによって『数字の刻印』を刻まれていますわ」
 数字の刻印……オブリビオンに強力な力を与える代わりに、胸に刻まれた数字は時間経過とともに減少し、0になれば死んでしまうという。その数字を増やすには、能力者を食らうしかないという。
「相手の能力は精神攻撃を伴った強力なものですが、刻印という時間制限に相手は焦っている為、そこをつけば勝機は見えますわ」
 予知で敵の居場所も割れてはいるが、いきなり襲撃をかけてもタタリとトライバードを一気に相手にしては勝機は薄い。
「ですので、予知の通りに部下のトライバードが能力者を襲撃したところを返り討ちにし、その後に残ったタタリを倒すという各個撃破の方法を推奨いたしますわ」
 その為にもまず、襲われると決まっている能力者であるラーニョに接触して協力してもらうよう説得する必要がある。幸いにも、猟兵の存在を知っており、説得はそれ程難しくないだろう。
「近くのファミレスにでも寄って軽く談笑するくらいでも引き受けてくれるともいますわ。あとは、どう敵を誘き寄せて有利に戦闘を運ぶか作戦会議をするのもいいかもしれませんわね」
 ラーニョは猟兵よりも戦闘力はないとはいえ、能力者であり、現地の人間(土蜘蛛)である。作戦を立てるのであれば、それに有利な場所だったり、準備の必要なものの用意なども手伝ってくれるだろう。
「敵は色々と頭が回らないところはあるでしょうが、それでも強敵ですわ。しっかり作戦を立てて、頑張ってくださいまし」
 そういうとシルヴァーナは、準備の出来た猟兵をシルバーレインの世界へ送るのだった。


麦門冬
 どうもこんにちは、マスターの麦門冬(むぎと・ふゆ)です。今回はシルバーレインでオブリビオン退治のシナリオをやらせていただきます。
 第1章では、能力者ラーニョと一緒にご飯でも食べて仲良くなりましょう。協力を取り付ける事態は問題ないので、襲撃してくるであろう敵に対しての備えとして作戦会議をするのも良いでしょう。作戦が良ければ、今後の展開(プレイングボーナス)に影響があるかもしれません。もちろん雑談に耽っていても構いません。
 第2章では集団敵『トライバード』との戦闘です。特に工夫がなければ、街中で襲い掛かろうとし、周囲に迷惑をかけないように路地裏へ誘い込む形となります。
 第3章ではボス敵『激憤の椋鳥明王タタリ』と戦います。場所は彼のアジトとしている廃ビルを想定しています。

 以下、補足事項です。

●ラーニョ・セリアン
 20代半ばのほんわかした感じの青年。彼を育ててくれた能力者がイタリア人だったからなのか女の子には優しい。銀誓館を卒業した後は能力者が裏社会で悪さしないように見張る仕事をしているようですが、特にシナリオには関係ありません。
 学生時代は罠部で部長をやっていました。

●ファミレス
 そこそこのお値段でそれなりのイタリアンとかが食べられる系。

●トライバード
 様々な鳥の要素が集まった妖獣。知能は低く、言葉は効いたものを繰り返せる程度。【見切り】【火属性攻撃】【火炎耐性】【激痛耐性】などを120レベルくらいで持っています。

●激憤の椋鳥明王タタリ
 鳥型獣人に殺害された僧侶の憤怒の残留思念が、妖獣の肉体に憑依してオブリビオン化した怪物。世界に蔓延る不条理に怒り憎み、いっそ世界自体の地獄化を企見ます。大音量の呪詛の念仏の他、怨念の法力による攻撃も行います。
 その力は『数字の刻印』により増しましたが、能力者を喰らわないと死んでしまうという焦りと、新たな不条理への憤怒に心が支配されているので、そこが攻略の肝になるかもしれません。

 それでは、皆様のプレイングをお待ちしております。
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第1章 日常 『ファミレス会議』

POW   :    がっつりボリュームのある料理を頼む

SPD   :    サラダバーやドリンクバーでオリジナルブレンドを作る

WIZ   :    甘いデザートを楽しみ尽くす

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

●遭遇
「君達が猟兵だね。噂はかねがね聞いてるよ」
 猟兵達はオブリビオンのターゲットとなっている能力者、ラーニョ・セリアンに出会った。人当たりの良い笑顔で猟兵達を迎える。
「僕に用があるんだっけ? 立ち話もなんだし、どこか適当な場所で食べながらでも話そうか」
 そう言って彼と入ったのはとあるファミレス。全国にチェーン展開もしているよくあるファミレスだ。
「本当はもうちょっとちゃんとしたところに連れて行きたかったけど、そういうのはもうちょっと仲良くなってからの方がいいかな?」
 などと言っている間に席に着き、メニュー表を猟兵達に差し出す。
「それじゃ、ご飯でも食べながらゆっくり話そうか」
 猟兵の予知した襲撃時刻までは、時間はたっぷりある。
ミリアリア・アーデルハイム
(土蜘蛛さんって、やっぱり育つ時は脱皮なさったりするのでしょうか?)
初めまして、ミリアリア・アーデルハイムと申します。
この度は鳥型オブリビオンの討滅にご協力いただきたくお願いに参りました。

ラビオリとホットサラダを注文、
心苦しいのですが囮をお引き受けいただきたい事
一般の方が巻き込まれないで済む場所の心当たりについて
鳥が活動しにくい場所、鳥型を相手取る場合の「罠」の仕掛け方等お尋ねします。

土地勘のある方が協力して下さると本当に心強いです。
ところで罠部ってどんな活動をなさっていたのでしょうか?(興味深々)

教えていただいたポイントの下見に行かなくては・・・でもその前にフルーツタルト追注お願いします!



●ファミレス会議
 まずはラーニョが自己紹介をする。
「はじめまして、猟兵さん達。僕がラーニョ・セリアンだよ。よろしく頼むね」
「初めまして、ミリアリア・アーデルハイムと申します。この度は鳥型オブリビオンの討滅にご協力いただきたくお願いに参りました」
(土蜘蛛さんって、やっぱり育つ時は脱皮なさったりするのでしょうか?)
 挨拶と共に、ミリアリア・アーデルハイム(永劫炉の使徒・f32606)はそのようなことを考える。実際、土蜘蛛は最初『蜘蛛童』という人間サイズに成長する巨大蜘蛛として生まれ、成長の分岐次第で土蜘蛛へと成長するので、彼女の予想はあながち間違っていないとも言える。
「それで、心苦しいのですが……」
「ああ、分かってるよ。銀誓館にいた頃、かつて運命予報士って未来が予知できる人たちを見てきたからね。僕の未来に君達が倒さないといけない相手が出てきたってことでしょ。可愛い女の子のお願いだし、もちろん協力させてもらうよ」
「あ、ありがとうございます」
 割とフランクな感じに協力を了承するラーニョ。そのことに感謝しつつも、自分の方が年上であることをグッと飲み込むミリアリアだった。
 そうこうしているうちにミリアリア達の元に料理が運ばれてくる。ミリアリアのところにはラビオリとホットサラダ。ラーニョの元にはペンネパスタのジェノベーゼ、それと複数でシェアするのを想定してかフライドポテトやピザなども運ばれてくる。
「それで、相手を誘い込む場所なのですが……一般の方を巻き込みにくい場所には心当たりはありますか?」
「そうだね〜……僕も仕事柄、そういう場所は押さえているんだよね。この辺だと……この辺りが建物も空き店舗が多くて人を巻き込みにくいんじゃないかな?」
 ミリアリアの質問に、通信タブレットの地図アプリを出して、とある場所を指し示す。
「それに鳥型の敵であれば、路地裏とかの狭い場所に誘い込んだ方が機動力を潰せるんじゃないかな?」
「確かにそうですね。では罠を仕掛けるとすれば、どのような罠を仕掛けますか?」
 場所などを確認した上でミリアリアは更に作戦を詰めにかかる。
「そうだね……相手が妖獣なら、殺傷力のある罠でもダメージは与えにくいだろうし、空を飛ぶなら建物間にワイヤーを貼って動きを拘束するとかかな? 僕の場合は蜘蛛糸で代用するけれど」
「ダメージを与える系の罠は難しいと」
「そうだね。過去に僕達が戦ってきた敵は詠唱兵器って武器や能力者が発現させるアビリティを介した攻撃でしか有効打は与えられなかった。同じ理由で毒とかも普通のものじゃ効き目はないと思うね」
「そうなると、使える罠も限られてきますね」
「そうだね。でも、有効な罠はいくつかある」
 そういうと、ラーニョはいくつか鳥除けの罠のカタログを見せる。
「相手は鳥だからね。突然の音や光には弱いんじゃないかな? 鳥獣除けの高周波発生装置や古典的だけどCDを使った反射板なんてものもある。これなら直接の攻撃力はなくても、一瞬気を引いたり隙を作るのに役立つんじゃないかな?」
「成程。これも能力者としての経験がものを言うという感じですか」
「そうだね。後は学生時代に罠部をやっていたのもあるかな?」
「罠部……」
 そこでミリアリアが少し言い淀む。罠部、予知で彼が口走っていた、ミリアリアがとても気になる部活名である。
「ところで罠部ってどんな活動をなさっていたのでしょうか?」
 このまま知らないでいるのは色々良くない。ミリアリアは興味本位で訊いてみる。
「ああ、罠部っていうのは銀誓学園にいた頃にあった部活でね、ゴースト相手に罠を使った戦術とかを考えたりした部活っだったんだよね。それ以外には鳥獣除けの罠とか設置のお手伝いしたり、紛争地帯の地雷撤去をする団体を支援するのにチャリティ活動とかしたり……」
「なんだか色々なことをやっていたんですね。でも、珍しい部活だから全国大会とそういうものはなさそうですね」
「だね。だから、そういうのは忍び部とかのサポートとして裏方で頑張ったりとかだったかなー?」
「ちょっと待ってください!? 忍び部? そんな部活もあったんですか?」
 一つの謎が解けようとしたら、また新しい謎が生まれるのだった。
「うう、教えていただいたポイントの下見に行かなくては……でも、忍び部も気になるし……あ、季節のフルーツタルト追注お願いします」 
 予知の襲撃時間までまだ時間はある。作戦会議はもう少し続くようだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

西院鬼・織久(サポート)
※過度なギャグ、性的な要素のあるシナリオはNG

【行動】
オブリビオン狩が最優先
口調等ステータス参照

五感と第六感+野生の勘で状況を把握し敵行動を予測
罠や逃走する敵の追跡などは戦闘知識の応用で対処する

「闇器」を場面に応じて使い分ける
武器は怨念の炎(呪詛+生命力吸収)を纏い継続ダメージ付与

先制攻撃を仕掛け狭い場所でも縦横無尽に動き回り死角から攻撃
殺気を抑え暗殺を行う事もできるが、大抵は特攻紛いの攻撃特化

集団にはUCやなぎ払いを範囲攻撃に広げるか、単体を夜砥やUCで拘束して振り回して周囲をなぎ払うなどで攻撃

敵の攻撃は残像などのフェイントや武器受けで受け流しカウンターを行う等全ての行動を攻撃に繋げる


バジル・サラザール(サポート)
『毒を盛って毒で制す、なんてね』
『大丈夫!?』
『あまり無理はしないでね』

年齢 32歳 女 7月25日生まれ
外見 167.6cm 青い瞳 緑髪 普通の肌
特徴 手足が長い 長髪 面倒見がいい 爬虫類が好き 胸が小さい
口調 女性的 私、相手の名前+ちゃん、ね、よ、なの、かしら?

下半身が蛇とのキマイラな闇医者×UDCエージェント
いわゆるラミア
バジリスク型UDCを宿しているらしい
表の顔は薬剤師、本人曰く薬剤師が本業
その割には大抵変な薬を作っている
毒や薬の扱いに長けている
医術の心得で簡単な治療も可能
マッドサイエンティストだが、怪我した人をほおっておけない一面も

アドリブ、連携歓迎


千早・鴉綺(サポート)
『よし、手伝うぜ』
 人間のブレイズキャリバー×ウィザード、男。
 普段の口調は「白キ陽輝ク朝(オレ、~君、~さん、だね、だよ、~かい?)」、怒った時は「紅キ月煌ク夜(俺、アンタ、です、ます、でしょう、ですか?)」です。

 NG→BL系、お色気系。
 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 マスターさんの書きやすい様に使っていただければと思います。
 連携・アドリブOKです。
 よろしくおねがいします。



●様々な罠を
「何か注文追加する?」
「不要です。俺達は別にあなたと仲良くする為に来たわけではないですから」
 ラーニョの提案に、そうそっけなく答えたのは西院鬼・織久(西院鬼一門・f10350)だ。別にラーニョに悪い感情を抱いている訳ではなく、オブリビオン狩りの一族としてストイックに今回の事件に向き合っているだけである。
「それで、敵の来る場所に罠を張るという話だったが、何か他にオブリビオンに通用しそうな罠はあるか?」
「ないかな? いや、正確にはすぐ用意できる範囲ではないって感じかな?」
「その辺りを詳しく話してもらっていいですか?」
 ラーニョの言葉に織久が促す。
「さっきも話したけど、ゴースト……オブリビオンは能力者が直接攻撃しないと有効打が与えられない。だから、罠部にいた時も罠は撹乱系が大体だったね」
「そうした罠に能力者の力を付与する技術は?」
「様々な能力者が集まる銀誓学園は歴史が浅い組織だからね。そうした技術もまだまだ発展途上。古くから伝わってる魔術系の能力者なら何かあるかもしれないけど、僕はその手は門外漢だし、その伝手を読んでる時間はないかなってところなんだ」

「つまりは、そうした罠に転用できる技術を持った人がいれば、戦術の幅が広がるって訳よね? 空中とかに張ったワイヤーに私の毒を塗っておけば、威力は上がるんじゃないかしら?」
 織久達の会話にそう混ざってきたのはバジル・サラザール(猛毒系女史・f01544)、下半身がヘビのキマイラでありバジリスク型UDCを身に宿すUDCエージェント、さらに言えば毒薬のスペシャリストだ。
「そういうことであれば、オレの魔術知識も役立つんじゃないかな」
 そう話すのは千早・鴉綺(武装機械・f02816)だ。彼もラーニョと同じく銀誓学園の卒業生であるが、さらには猟兵である。
「後は、敵の襲撃時間が分かっているから、監視カメラなりで敵の位置を把握して遠距離から魔法なりユーベルコードを撃ち込むなんてできるか」
 さらにはそのような提案も出てくる。
「遠距離? 能力者のアビリティの射程が大体20mくらいだけど、みんなはどれくらい離れた相手を攻撃できるの?」
「猟兵になってからは更に伸びている」
「相手を認識できれば、100m以内の任意の相手に催眠ガスを放ったりできるわ」
「俺の武器であれば、路地裏は射程などないも同然なので、問題ないでしょう」
 ラーニョの質問に鴉綺、バジル、織久が答える。
「……僕も割と人外な方だとは思っていたけど、やっぱり猟兵のみんなの話を聞くと、その出鱈目さに驚くばかりだよ。ああ、勿論信じるよ」
 のんびりとした口調ながら、猟兵の埒外な強さの片鱗を聞き、ラーニョは肩をすくめる。
「まあ、でもこれで仕掛ける罠の方向性も見えてきたかな。必要な道具はこちらで揃えておくね。すぐ揃えられると思うから、みんなはその間食事でも楽しんでて」
 そう言うとラーニョは通信端末でどこかに連絡を取ると、オブリビオン達を捕らえるための準備を始めるのだった。

「とりあえずは、こんなところかな?」
 襲撃場所近くの路地裏。猟兵達とラーニョはそこに仕掛けた罠を確認していた。
 路地の壁と壁の間の高いところにはワイヤーが張られており、そこにはバジルの生成した毒が塗られている。
 路地の所々に鳥除けの高周波発生装置が偽装して仕込まれており、遠隔操作で高周波を出してオブリビオンを脅かすことができる。
 さらには隠しカメラなども仕込まれており、手段さえあれば相手を直接視認せずとも攻撃を仕掛ける準備はできている。
「これなら、十分オブリビオンに通用するんじゃないかな」
 設置された罠の状況にラーニョは満足そうに頷く。後は、敵の襲撃を待つだけである。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​




第2章 集団戦 『トライバード』

POW   :    コンドルクラッシュ
レベル×100km/hで飛翔しながら、自身の【コンドルの鉤爪】から【あらゆるものを斬り裂き、握り潰せる一撃】を放つ。
SPD   :    ピーコック・フェザーバースト
レベルm半径内の敵全てを、幾何学模様を描き複雑に飛翔する、レベル×10本の【爆発を起こすクジャクの羽】で包囲攻撃する。
WIZ   :    ホークアイ・スティング
【あらゆる敵を見切るタカの目(夜目も利く)】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【敵の攻撃も防御も無視した嘴による突撃】で攻撃する。
👑11
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●トラップ発動!
(来たね)
 襲撃者の気配を感じ、ラーニョは路地裏へと歩を進める。
「時間ガナイ!」
 人気のない路地へと入った途端、上空から襲撃をかける妖獣『トライバード』の集団。
「手はず通りにいくよ!」
 姿勢を低くして駆け抜けるラーニョ。
「時間ガッ!?」
 トライバード達の動きが空中で不自然に止まる。
「時間ガナイ!」「早ク能力者ヲ連レテ来イ!」
 路地の壁と壁の間に張られたワイヤーに絡めとられる。更にそのワイヤーには毒が塗られており、絡め取られたトライバード達の体を蝕んでゆく。
「クァアアアアアアア!!」
 このままでは危ないと判断したのか、背にある孔雀のような羽根を飛ばしてワイヤーを吹き飛ばそうとするが、

 ィィィィィン!!

「クァッ!?」
 突如聞こえて来た高周波にビックリして攻撃が遅れるトライバード、そこへ更に猟兵達の攻撃が飛んでくる。催眠ガスが更にトライバードの動きを鈍らせ、路地の奥から魔法の矢が撃ち込まれる。更には、周囲の物陰から影の腕が現れてトライバードを攻撃する。
「時間ガ……能力者ヲ連レテ来イ!」
 罠から抜け出したトライバード達は猟兵達の罠による先制攻撃にかなりボロボロだ。猟兵達よ、妖獣達へトドメを畳み掛けろ!
 
(※仕掛けられた罠にかかり、トライバード達はダメージが入りました。この状況を利用することでプレイングボーナスが入ります。
 また、断章で既に罠の描写を入れましたが、「実はこんな罠も仕掛けていた」みたいなプレイングもあれば、積極的に採用しようと思います)
グレナディン・サンライズ(サポート)
『ここはこの年寄りに任せてもらおうかね?』
『こう見えても、まだまだ衰えちゃいないよ』
年齢3桁の婆。
スペースシップワールド出身の元宇宙海賊。
主な武装はフォースセイバーとブラスター。
戦闘スタイルは基本的には前衛遊撃。敵を翻弄するような戦いを好む。
グルメではない酒好き。
年齢なりの経験を積んでいるので、冷静さと余裕をなくすことはない。
口調(あたし、あんた、だね、だよ、~かい?)


ミク・シィナ(サポート)
POW重視の選択。
使用する技能として、捨て身の一撃76、残像76、吸血76、2回攻撃76、怪力76、カウンター41、なぎ払い40、第六感39、鎧砕き34、念動力34、見切り34、衝撃波34の内、いずれか場面に使えそうなものを便宜使用し参加致します。

集団戦闘となりますので、ユーベルコード「血刃の舞踏会(ブラッディー・ダンスパレード)」を使用し、華麗で優雅に華やかに、敵をぶった切って、嬉々として殲滅していきますの。
しかしあくまで御淑やかに。
「Shall we Dance♪」

例外として、WIZ判定でも十分判定成功する場合のみ、ユーベルコード「滅びの光(コードジェネシス)」を使用してみますの。



●狩りの開始
「あとはこの年寄りに任せてもらおうかね?」
 罠に嵌ってボロボロの『トライバード』を前にして、追撃に入るはグレナディン・サンライズ(永遠の挑戦者・f00626)だ。
「レディの後ろに隠れるのは心苦しいけど、任せたよ」
「はっはっは、この婆をレディとは面白いこと言ってくれるね」
 安全な場所へと隠れるラーニョに余裕を見せながら豪快に笑うグレナディン。
「さて、パーティには無粋な相手ですが、お相手いたしましょうか♪」
 そしてグレナディンに続いて前に出るのは淑女然とした女性、ミク・シィナ(漆黒の令嬢・f03233)である。
「時間ガ無イ!」
 ボロボロになりながらも、トライバード達は高速飛行し、【コンドルクラッシュ】を繰り出す。その鉤爪はあらゆるものを握り潰し、斬り裂く。相手に届けばの話ではあるが。
「どんなに速かろうが、こんな狭い場所じゃ宝の持ち腐れだねぇ」
「Shall we Dance♪」
 グレナディンが【フルバーストマキシマム】による射撃武器の一斉発射を行い、ミクが『薄闇の大斧』と『斬馬刀』の二刀流を振り回して突っ込む。二人の攻撃を狭い路地でかわしきれるはずがなく、叩き落とされてゆくトライバード達。だが、
「早ク、能力者ヲ……!」
 味方が盾になってくれたのか、比較的軽傷だったトライバードが飛び出し、ミクへと鉤爪を向けて突っ込む。
「嬢ちゃ……」
「ごめんあそばせ?」
 グレナディンが咄嗟に警告しようとするが、ミクの反撃準備は既にできていた。
「クケェッ!!?」
 武器を握ったままカウンター気味に放ったグーパン、【みくしぃ☆ぱんち】は敵との相性も良かったのか、相手の鉤爪に留まらず、そのまま相手の肉体をも粉々にする。
「ブラーヴィ! これはすごいや」
 罠にかけていたとはいえ、能力者がまともには太刀打ちできなかったであろう相手をあっさり葬った事に賞賛を送るラーニョ。
「この程度で褒めてもらっちゃ困るよ」
「ええ。まだまだパーティは始まったばかりですもの♪」
 だが、猟兵達は余裕を崩さず、さりとて油断することなく、残っている敵の方へ注意を向けるのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

レイ・アウレーゼ(サポート)
『どんな高い所や遠くでもオレにまかせな!』

本名はレイ・L・アウレーゼ。
管理や束縛を嫌う風来坊。

UC や技能は使える物を何でも使う。
多少の怪我なら気にせず積極的に、時には大胆に行動。

他の猟兵や無関係な一般人には配慮する。
でも自分がガチで悪い又は嫌な奴だと思った相手(だいたい敵)には迷惑かけようが邪魔しようが気にしない。
サイバーザナドゥ以外では一応その世界の公序良俗に反さないが走る時は別。
あとはおまかせ。

・連携アドリブok



●カゲブンシン・タクティクス
「時間ガ無イ!」
「早ク能力者ヲ連レテ来イ!」
 猟兵達の罠を受けても『トライバード』達は諦めることなく能力者を捕まえようと向かって来る。
「『時間が無い』たぁ、随分余裕がねえな。焦ったって何にもならねぇぜ……つってもお前達に言っても意味ねぇか」
 トライバード達の上方からそう声をかけるのは、サイバーパンクな服装に身を包んだニンジャ、レイ・アウレーゼ(サイバーザナドゥの風来坊・f36588)だ。
 トライバード達が見上げると彼女は宙に……否、建物の間に張り巡らされたワイヤーの上に立っていた。
「まとめて吹き飛びな!」
 左腕部の義肢からキャノン砲『B,Cannon』を展開すると、トライバード達に狙いをつけるレイ。
「時間ガ!」「無イ!」
 そんな彼女の動きに反応し、【ピーコック・フェザーバースト】によるクジャクの羽を飛ばして攻撃を仕掛けるトライバード達。盛大な爆発が上空で起こる。
「残念だったな」
 だが、例は既にトライバード達の後ろに立っていた。しかもトライバードの数だけ。
「!?」
 攻撃した相手がいつの間にか増えて背後に立っていたのである。突然のことに驚くトライバード達。
「【カゲブンシン・フェノメノン】、冥土の土産に覚えておけや」
 実体を有する分身を召喚するユーベルコードで囮を上に配置して気をひいている間に残りの分身と共に忍び寄っていたレイ。トライバード達とユーベルコードの相性が良かったのか、難なく接近することができた。
 そしてフォトンで刃を形成された『ツインダガー』を振るうレイ達。暗がりの中、光の軌道が鮮明に輝く。
「一丁上がりだ!」
 カゲブンシンを解除し、始末したトライバード達を見渡しながら、レイはそう声に上げるのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ミルディア・ディスティン(サポート)
「サポート?請われれば頑張るのにゃ!」
 UDCでメカニックして生計を立ててるのにゃ。
 『俺が傭兵で出撃して少し足しにしてるがな?』
 ※自己催眠でお人好しで好戦的な男性人格に切り替わりますがデータは変わりません。

 ユーベルコードはシナリオで必要としたものをどれでも使用します。
 痛いことに対する忌避感はかなり低く、また痛みに性的興奮を覚えるタイプなので、命に関わらなければ積極的に行動します。
 公序良俗は理解しており、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。むしろ積極的に助ける方です。
 記載の無い箇所はお任せします。よろしくおねがいします。


仲佐・衣吹(サポート)
オルタナティブ・ダブル発動!

それじゃ行ってみよー!
分身は僕ことベスト
ルーンソードやカルテを使って精霊属性の連携技で戦うのが好きだよ
僕が先に水属性で戦場をずぶ濡れにしていくから
続けて氷属性でガッチリ固めて動けなくしちゃうってのはどうかな?
愉快な敵だともっと楽しいよね
遊んでるように見える?
僕が一番本気が出せるのは、楽しくて夢中な時だよ!

足ひっぱんなよ!
本体はオレことサーベル
まぁ悪かねぇな
それでも逃げるやっかいなヤツは、ハサミ撃ちで即ぶった斬ってやろうぜ
んくらい根性あるヤツがいなきゃ、オレも楽しめねぇからな

使う精霊属性は敵に合わせて変更可
使うアイテム技能も好きに選んで下さい



●色々な人格の……
「これはもう、楽勝ムードなのにゃ!」
 猟兵達の罠にかかり、既にボロボロな状態の『トライバード』達に対し、余裕の表情を見せるのはミルディア・ディスティン(UDCの不可思議メカニック・f04581)だ。
「さーて、さっさととどめを刺して終わらせ……」
「時間ガ……無イ!」
 だが、手負の獣には注意しなければならない。【ピーコック・フェザーバースト】で爆発する羽根を飛ばしてくるトライバード達。
「ぎにゃー!」
 突然のユーベルコードによる飽和攻撃に悲鳴をあげるミルディア。意識が遠のきかける。
「おっと、危ない危ない」
 だが、ミルディアの目の前に突如水の壁が現れ、それを阻む。水壁に爆発が置き、辺りに蒸気の霧が立ち込める。精霊魔術で水の壁を出したの一人の青年。
「やあ、大丈夫かな? 僕はベスト。【オルタナティブ・ダブル】の分身の方だよ」
 そう気さくに話しかける仲佐・衣吹(多重人格者のマジックナイト・f02831)の第一人格ことベスト。そして、彼の横に現れたのはベストと同じの顔の、それでいて全く雰囲気の異なる男。
「本体はオレことサーベルだ。足引っ張んなよ」
 そう喋るのは第五人格のサーベル。二人は同一人物であり、【オルタナティブ・ダブル】によって片方を分身で出現させて行動させている。
「ああ、すまない。アイツが迷惑をかけた」
 サーベルの言葉に返事をしたミルディアの雰囲気が先ほどと変わっている。その様子にベストは思い当たる節があってはなしかける
「ああ、君も多重人格者かな?」
「ミルディアの戦闘用人格だ。似たようなものと思ってくれればいい。借りすぐ返させてもらう」
 それだけ言うと、ミルディアは蒸気の霧の向こうへ向けて『クランケヴァッフェ』を展開し、射撃形態へと変形させる。
「脳に敵の位置情報が焼き付いているうちに仕留めさせてもらう」
 それだけ言うと、脳内で形成していた攻撃プログラム【プログラムド・ジェノサイド】を発動させ、怒涛の射撃攻撃を蒸気の霧に撃ち込む。
「クァッ!?」
「グエェッ!!」
 視界を奪われての攻撃になす術もなく倒されてゆくトライバード達。
「ベスト、俺たちも続くぞ。敵の位置情報は分かるか?」
「任せてよ。蒸気と言ったら、火・水・風、マジックナイトの得意な属性の組み合わせだからね。蒸気を介して敵を探るぐらい、問題ないよ。まあ、本音を言えば、愉快そうな敵だからもうちょっと遊びたくはあったけど……」
「ふざけたこと言ってねぇで、とっとと撃ち漏らしを倒すぞ」
 ベストの多少のんきな発言を切り捨てつつ、ダガーを手にサーベルが霧の中を斬り込んでゆく。ベストのバックアップもあり、視界の悪い中も気にせず敵を斬り刻んでゆく。
「あっという間に終わっちゃったね」
「早く終わればそれに越したことはないだろ」
 霧が晴れる頃には、動いているトライバードの姿はそこにはなかったのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

ミリアリア・アーデルハイム
さすがは罠部の考案した対鳥型オブリビオン用罠、効果は絶大。
今がチャンスです、畳みかけて参りましょう!

囮を引き受けていただいておいて怪我をされては申し訳ありません
ラーニョさんの周囲に屏氷万里鏡で結界を施し万一に備えを

自分はスケルトンマントで透明化
暴れるトライバードにぶつからないよう注意して
箒で空中機動、戦場の味方に合図し目を閉じる
同時に、罠に合わせてスタンバイした「クロウラー式掃除機」ローラちゃんが
閃光属性の呪殺弾を撃つ

特に眼を狙ってくださいね?
怯んだところでUC発動

罠の糸が切れても逃げられないよう、マジカルネットで捕縛しましょう。
ローラちゃんお疲れ様でした、ごはんの時間ですよ~。



●愉快なお掃除タイム
「さすがは罠部の考案した対鳥型オブリビオン用罠、効果は絶大ですね」
 罠にかかり、ボロボロの『トライバード』達の様子にミリアリア・アーデルハイム(永劫炉の使徒・f32606)は感心する。
「今がチャンスです、畳みかけて参りましょう! あ、ラーニョさんは結界の中で待っててくださいね」
 敵へと攻撃を仕掛けにいく傍ら、『屏氷万里鏡』によって結界をラーニョの周囲に展開するミリアリア。
「うん。あとは任せたよ」
 囮としての役割を果たしたラーニョは大人しく結界の中で待機する。
「さて……」
 ミリアリアは『スケルトンマント』を取り出し、身に纏うと、マントの力によりその姿が透けてゆく。そうして透明化すると、『職人謹製棕櫚箒』に跨り、宙に浮いてトライバード達の元へと飛んでゆく。
「時間ガ無イ!」
「っ!」
 透明化しているにも関わらず、トライバード達が一斉にミリアリアの方を見た。ユーベルコード【ホークアイ・スティング】によるタカの目は姿が見えない相手すらも見切ると言うのか。だが、それならそれで『都合がいい』。
「ローラちゃん!」
 あらかじめ物陰に設置していたクロウラー式掃除機『ローラちゃん』に合図を送る。味方にはこの合図と共に目を閉じるよう打ち合わせはしてある。
「時間ガ……ギャアッ!!」
 ローラちゃんがミリアリアとトライバード達の間の空間に呪殺弾を飛ばす。そしてそれは強烈な閃光を放ち、戦場を白く染め上げる。
 ミリアリアの動きを見切り、注視していた先に閃光を浴び、のたうち回るトライバード達。
「逃げられないように捕縛しましょう。其は我が領域なれば、敵すれば容赦せず味方とならば加護を与えん」
 詠唱と共に捕縛用ネットとなる魔力弾を飛ばすユーベルコード【マジカルネット】を放つミリアリア。
「早ク能力者ヲ……ゲェッ!」
 閃光からのショックにまだ立ち直っていないトライバード達はなす術もなくネットに捕らえられる。
 動けるトライバードがいなくなったことを確認し、地上に降り立つにリアリア。
「ローラちゃんお疲れ様でした、ごはんの時間ですよ~」
「!?」
 ミリアリアの呼び掛けに対し、トライバード達の目の前まで出てくるローラちゃん。知能の低いトライバードでも自分達のこの先の展開を悟ったのだろう。
「ローラ、ローラチャン!」
「ローラチャン! ローラチャン!」
 聞いたばかりの命乞いのように言葉を連呼するトライバード達。
「弱肉強食……まあ、僕から見たら強肉強食なんだけどね〜」
 目の前で繰り広げられた食事風景に対し、ラーニョはそう感想を口にするのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『激憤の椋鳥明王タタリ』

POW   :    汝、愛しき朋友を憎むべし
【無限増殖する赤黒の螺旋仮面】から、戦場全体に「敵味方を識別する【猟兵の愛しい人の姿を象る椋鳥型獣人の大群】」を放ち、ダメージと【罵詈雑言の騒音と戦意喪失】の状態異常を与える。
SPD   :    汝、その身に劫罰を刻め
【自身の血液で作った汎ゆる防御を貫く手裏剣】を放ち、命中した敵を【自尊心喪失による希死念慮と全身の激痛】に包み継続ダメージを与える。自身が【敵の犯した罪を自白させるための説法】していると威力アップ。
WIZ   :    汝、怒り狂いて自刃せよ
レベルm半径内に【常夜の暗闇を齎すと同時に憤怒の呪詛念仏】を放ち、命中した敵から【怒り以外の感情と生殺与奪の意思】を奪う。範囲内が暗闇なら威力3倍。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

●待ち人(鳥)来ず
「遅い! 何をやっているのだアイツらは!」
 知能はアレではあるが一体一体が能力者を凌駕する実力を持った妖獣『トライバード』。それを能力者一人を捕まえるのに過剰と思えるほどに戦力を投入したのだ。本来なら能力者を攫ってきて目の前に連れてきていておかしくない時間なのだが、
「何かトラブルがあったか? 私が出るべきだったか?」
 アジトにしているこの廃ビルに気づかれるリスクを嫌って配下を出したが、その選択は誤っていたのだろうか? だが、そのようなことを振り返るには、彼にはあまり時間は残されていない。
「ぐわああああああ! また数字が減っている! 時間が無い!時間が無い! 何としても能力者を喰らわねば!」
 胸の数字がさらに減り、大いに取り乱す『激憤の椋鳥明王タタリ』。
「クソッ、何故私がこのような目に遭わなければいけないのだ。アイツめ、今度会った時はその身をバラバラに引きちぎり臓腑を喰らい尽くしてやろうぞ」
 そして、自身に降りかかった理不尽について沸々と怒りの炎を燃やすのだった。

●タタリを討て
「予知にあったってアジトはここのはずだよ」
 ラーニョの案内で猟兵達はタタリの潜んでいるであろう廃ビルのそばまできた。能力者を喰らうことできず、タタリには時間が残されていない。だが、このまま放っておいても何を仕出かすかは予知でも分からない。そのため、トライバードを倒してすぐのこのタイミングで、奴が何かしでかす前に討伐する必要がある。
「戦力にはならないかもしれないけど、できる限りのことは協力するよ。だから、みんな頼んだよ」
 アジトの方を見ていたラーニョは猟兵達の方へ向き直ると、そう声をかけるのだった。
(※『激憤の椋鳥明王タタリ』は能力者を捕まえられず、自分の消滅に非常に焦っている状態です。その辺りなどを利用すれば、プレイングボーナスが得られるます。また、この戦闘に関しては『タタリの胸の数字が0になるまで時間を稼ぐ』などと言った作戦も取れますが、その場合は相手が物理的、もしくは心理的に良平達から逃げられないようにする工夫が必要です。
 この章でもプレイングで要請があれば、ラーニョは戦場(敵のアジトである廃ビル内)に来てくれます。タタリの隙を突く作戦に、無茶でない限りは協力してくれます(彼が死ぬような結果になるプレイングは採用しません)。
 それでは、皆様のプレイングをお待ちしております)
池葉・雉乃(サポート)
『私は、歌の力で皆さんを支えたい。』
 スペースノイドのサウンドソルジャー×バトルゲーマー、15歳の女です。
 普段の口調は「お仕事モード(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、でしょうか?)」、リラックス中は「砕ける(わたし、~君、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



アト・タウィル(サポート)
『どうも、アトです。』
『ふふ、それはどうも。』
『私にできることなら、なんなりと。』

ねじくれた魔笛≪Guardian of the Gate≫を携え、ふらっと現れる女性。性質は大人しく、いつも笑顔を浮かべているが、その眼は深く開いた穴のように光を写さない。大体平常心で、驚くということがあまりない。その代わり、空気は読むので、必要に応じて驚いたふりなどはする。

戦闘では、魔笛を用いてUCを使う。音楽系はもちろん演奏で、サモニングガイストもそれに合わせて現れる形。ミレナリオ・リフレクションでは、相手のUCが剣などを使う場合は必要に応じて武器としても使う。

後はお任せします、自由に使ってください


月詠・莉愛(サポート)
『あの……宜しくお願いしますね。』
 オラトリオのシンフォニア×聖者の女の子です。
 普段の口調は「丁寧口調(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」
 独り言は「普通かな(私、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

大人しくて口数が少ないですけど、心優しく
動物や植物などの自然が好きな少女。
争い事は苦手ですけど、依頼の成功の為なら戦う事も厭わないです。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



●響く音色は
「何者だっ!?」
 自分の縄張りへと足を踏み込んだ不届き者……猟兵達へ『激憤の椋鳥明王タタリ』は怒鳴り散らす。
「どうも、アトです」
「えっと……雉乃です」
「あの……莉愛です」
 泰然とした女性、アト・タウィル(廃墟に響く音・f00114)は向こうの怒鳴り声も何とやら、といった風な態度で挨拶をする。そしてどこか人見知りな雰囲気を持つ少女達、池葉・雉乃(音楽の裏方さん・f05834)と月詠・莉愛(銀の月を謳う・f16320)は後につられて挨拶をする。
「名前など、どうでもいい! 貴様達は何者なのだ!? 私を退治しにきた能力者か!? ならば、返り討ちにしてくれよう!【汝、怒り狂いて自刃せよ】!!」
 相手を怒りで染め上げ、生殺与奪の意思を奪う呪詛念仏を唱えはじめる。
「させません!」
 雉乃は合成音声ソフトを起動させ、その歌声でユーベルコード【サウンド・オブ・パワー】を発動させる。更にD TMシーケンサーソフトから大音量のサウンドを流し、念仏をかき消さんとする。
「無駄だぁ! 我が念仏は他の音でかき消そうが耳を塞ごうが、徐々に心身を蝕むぞ!」
 だが、タタリはそれだけ言うと念仏を再開する。猟兵達に呪詛が襲いかかる。だが、
「ふふ、それはどうも。ですが、完全に掻き消してしまえば大丈夫ですね? 雉乃さんが時間を稼いでくれたおかげで解析が終わりました」
 アトが捻くれたフルート、魔笛『Guardian of the Gate』を奏でると念仏が完全に聞こえなくなる。
「!?」
 アトのユーベルコード【ミレナリオ・リフレクション】によって念仏と逆位相の音が発せられ、タタリのユーベルコードが完全にかき消されたのだ。
「これなら、相手の攻撃を封じられる!」
「それでは、私が!」
 雉乃の言葉に莉愛が口数少なく応える。
「私に眠る不死鳥の力よ、覚醒せよ!」
 莉愛の身体に炎の翼が生まれ、炎の鳥へと変貌する。ユーベルコード【不死鳥の天舞】の力だ。
「くっ、【汝、愛しき朋友を憎むべし】!!」
 念仏が通用しなくなったことを察し、赤黒の螺旋仮面を飛ばし、新しいユーベルコードを発動させるタタリ。仮面から、莉愛の故郷の人々を象った『何か』が現れ、戦意を奪おうと罵詈雑言を吐きかけようとするが、
「私は、惑わされない!」
 雉乃の【サウンド・オブ・パワー】の後押しを受けて突き進む莉愛。今の彼女を止められるものはいない。不死鳥は罵詈雑言を撒き散らす群衆をすり抜けタタリへと襲いかかる。
「ぐわあああああああああ!!」
 炎を纏った一撃を受け、タタリの身体は派手に燃え上がる。猟兵達の力を合わせた攻撃に群衆も姿を消す。
「おのれ、なかなか手強いではないか……だが、貴様らを食らえば、私の時間も大幅に増えるに違いない! 貴様らを……喰わせろ!」
 決して軽くないダメージを負いながらもタタリは戦意を衰えさせることはなく、猟兵達を睨みつけるのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

ロラン・ヒュッテンブレナー(サポート)
※絡みアドリブOK
※感情が尻尾や耳によく表れる
※人見知りだが【優しい】性格で育ちのいいお坊ちゃま
※戦闘時は魔術器官と電脳空間の演算力を用いて知略で戦う
※「ぼく」「~なの」「~さん

体のあちこちにつけた魔道具の回路を起動し(【高速詠唱】)、
狼の嗅覚聴覚視覚(【聞き耳】【暗視】)を駆使した【情報収集】と、電脳空間からの【ハッキング】で敵戦力を分析(【学習力】)

適切な魔術(UC)を組み合わせたり【乱れ撃ち】する
防御は【結界術】で作る【オーラ防御】壁や、
小柄な体系と狼の機動力(【ダッシュ】【残像】)を使う

仲間を守り、敵には【勇気】をもって容赦ない作戦・攻撃を行う(【全力魔法】)


夜鳥・藍(サポート)
生まれも育ちもサクラミラージュのクリスタリアン。誰かの願いで転生した元影朧。そのため影朧には同情しがち。
それなりの良家の出で言葉遣いは丁寧。だが両親とは違う種族で生まれたのを悩み高等部(高校短大相当)卒業を機に家を出ている。現在は帝都で占い師をしている。

もふもふ大好き。
実家ではいろいろ我慢してたのもあって、飼えなくとも一人暮らし&猟兵となったことで爆発しがち。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動は絶対にしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



●闇を祓う者達
「ここからたたみかけるの!」
 ダメージを受けている『激憤の椋鳥明王タタリ』へ向けて魔術の構築を始めるのはロラン・ヒュッテンブレナー(人狼の電脳魔術士・f04258)だ。
「新手か! だが、貴様を喰らって我が糧へ変えてやろう!【汝、怒り狂いて自刃せよ】!!」
 タタリは暗闇を放ちながら呪詛念仏を唱え、自死へと導く呪詛念仏を唱える。
「対策はできているの! ノイズキャンセリング起動!」
 ロランが電脳魔術を発動させると、自身へ届く音を遮断し念仏を防ぐ。
「音が届かなくなったか。ならば!」
 闇に紛れて肉弾戦を仕掛けるタタリ。相手は小柄な小僧。ナンバードの呪いで強化された肉体であればユーベルコードを用いなくても倒すには十分……そう判断したタタリであったが、
「電脳空間アクセス。空間パラメータ解析……局所重力作成式構築……、マナ充填、現実投影完了……。魔術陣、展開……」
 まるで機械音声のように呟きなら、ロランは祟りのいる方角に向き直る。ロランは人狼であり電脳魔術士。例え視覚、聴覚が封じられていても人狼の嗅覚と電脳魔術による探査でタタリの位置は補足済みである。
「何だとっ!?」
 ロランの掌に魔法陣が出現したかと思うと、タタリの周辺に重力波が発生し、体はひしゃげ、その空間に縫い止められる。ロランのユーベルコード【捕え抱き締める虚無の手】
「何のこれしき!」
「後は任せるなの!」
 重力波から脱出しようとタタリが気合を入れるのと、ロランが『外へ』声をかけるのはほぼ同時。

「分かりました。少し伏せてくださいね!」

 突如聞こえた声と共に壁を突き破ってきたのは巨大な拳。ロランの放った重力波に導かれ、拳はタタリの身体に直撃する。
「グボェッ!!」
 大質量の攻撃を受けたタタリは壁を突き破って飛び出し、隣の廃ビルへと突っ込む。
「ビルの中が真っ暗で心配でしたが、何とかなったみたいですね」
 ビルの外にいたのは身長20mほどの光の翼を持った顔の見えない巨人……ユーベルコード【星乙女】によって巨大化した夜鳥・藍(宙の瞳・f32891)であった。
「な、何なのだこれはっ!?」
 巨大な藍の姿に狼狽するタタリ。能力者ではその能力は説明できない。もっと生命の埒外に至った存在……例えば、
「猟兵(イェーガー)……」
 そこでハッとしてタタリはユーベルコードの準備をする。
「例え、猟兵であろうと私の命を奪おうなど許せぬ! 【汝、愛しき朋友を憎むべし】……」
「貴方の境遇には同情はしますが、その行いを許すわけにはいけません!」
 タタリが仮面から椋鳥型獣人を展開させるよりも疾く、藍の放った真白き輝きの光線がタタリを打ち据えたのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

ミリアリア・アーデルハイム
ここまで来ればラーニョさんは近付かれない方が良いでしょう。安全な場所に身を隠して待機をお願いします。

自分は呪詛耐性結界を張り、オーラ防御

私の結界如きではあなたの呪詛を防げないと思いますか?
でも、あなたの残り時間もあと僅かのようですよ。
お互い「時間が無い」者同士決着を付ける時です!
先制を狙ってUC 【高速詠唱】
ブーストアップした魔力の全力を以て【浄化/神罰/祈り】を込めた誘導呪殺弾を【2回攻撃】で放ちます。

タイムアップまで攻撃を仕掛け、後の事は他の方と箒に任せましょう。

私たちはオブリビオンの目論見を潰す事ができたのでしょうか?そして、ラーニョさんはご無事でしょうか・・・(昏睡)



●時間に追われる者、追い立てる者
(ここまで来ればラーニョさんは近付かれない方が良いでしょう)
 土蜘蛛の青年、ラーニョを安全な場所へと待機させ、ミリアリア・アーデルハイム(永劫炉の使徒・f32606)は自身の周囲へ呪詛耐性の結界を展開する。
「何故……何故私がこのような目に遭わねばならぬのだ。私こそが理不尽なルシを振り撒くための存在となったと言うのに……」
 ミリアリアが見据える先には、先程の戦いで満身創痍となっている『激憤の椋鳥明王タタリ』の姿であった。そしてブツブツと恨み節を呟いていたタタリであったが、ミリアリアの姿を確認すると、臨戦体制に入る。
「貴様等のせいで! 私は! このような目に!」
「私の結界如きではあなたの呪詛を防げないと思いますか? でも、あなたの残り時間もあと僅かのようですよ」
「何!? ああああアアアアア!!!」
 先程の戦いの間にも胸に刻まれていた数字が減っていたことに気づき、悲鳴をあげるタタリ。
「お互い『時間が無い』者同士決着を付ける時です!」
「何!? 【汝、怒り狂いて自刃せ……」
「遅い! 生命を成す炉の炎 汝が使徒に加護賜れ」
 ミリアリアの言葉を理解しようとして、タタリの攻撃が少し遅れる。その隙に、ミリアリアは自己強化の詠唱を済ませ、誘導能力を持った呪殺弾を両手から連射する。
「ぐあああアアアアア!!!」
 攻撃の出鼻を挫かれたタタリは呪殺弾の洗礼を受ける。
「2分間、耐え抜けば貴方の勝ちです」
 そう言ってミリアリアは手を緩めず攻撃を続ける。
(2分間……だと?)
 攻撃を受けつつもタタリはミリアリアの言葉を反芻する。2分間という時間設定、詠唱と共に急激に上がった彼女の魔力。時間に追い立てられているタタリだからこそ気づいた、とある結論。
(なるほど、あの力は時間制限付き。自ら欠点を暴露するとは浅はかなり)
 内心でほくそ笑むタタリ。ならば、防御に徹して相手が弱体化する瞬間を狙えばいい。自分が消滅するまでの時間に比べれば2分などすぐだ。
「その余裕を見せたこと、後悔させてやろう!」
 それからタタリは全力を以って2分間の攻撃を耐え抜いた。椋鳥型獣人を召喚して盾にし、手裏剣を飛ばして呪殺弾を撃ち落とし、足掻くに足掻いた。そして……
「ふ、ふはははは! 勝った、勝ったぞ!」
 ユーベルコード【永劫炉の加護】の効果が切れ、反動でプッツリと糸の切れた人形のように倒れ伏すミリアリア。
「愚かな小娘だ。さて、こやつの仲間が駆けつけてくる前に食らうとしよう。ああ、これで私の時間はまだまだ伸びる……」
 勝利の余韻に酔いしれながら、タタリはミリアリアへと歩み寄る。だからタタリは気づかなかった。彼女に勝利した後の『2回戦』がすぐそばまで来ていたことを。
「きゅう〜」
「ん?」
 何かの鳴き声がした方へ振り返ると、そこには獲物へかぶりつこうと口を大きく開けたクロウラー式掃除機『ローラちゃん』の姿が。
「きええええエエエエエ!?」



(私たちはオブリビオンの目論見を潰す事ができたのでしょうか?そして、ラーニョさんはご無事でしょうか……)
 昏睡状態から目を覚ましたミリアリアの目に映ったのは、『食事』を終えて満足そうにしているローラちゃんの姿だった。

大成功 🔵​🔵​🔵​


●討伐の後に
「みんな、お疲れ様。強力なオブリビオンを退治してくれて助かったよ。僕だけだったら、一体どうなってたか分からなかったよ」
 ラーニョは猟兵達へ労いの言葉をかける。
「ディナーはいいお店を予約できたからさ、遠慮せずにどんどん食べていってよ」
 いつの間に準備していたのか、猟兵達を打ち上げ会場へと先導する。
(これから先、猟兵をいかに支援できるかによってオブリビオンにどれだけ対抗できるかが決まってきそうかな。さて、シルヴァーナ姉さんにどう報告しようか)
「ああ、お店が見えてきた。あそこだよ!」
 土蜘蛛の青年、ラーニョ・セリアンは自分の上司であり育ててくれた能力者のことを考えつつも、店へと案内するのだった。

最終結果:成功

完成日:2022年03月19日


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#シルバーレイン
🔒
#【Q】
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#ナンバード化オブリビオン
#マイ宿敵
#トライバード


30




種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠蛇塚・レモンです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト