殲神封神大戦⑨〜赤壁の戦い、立体的に機動する奴ぽいので
「皆、赤壁の戦いや南蛮門での戦いご苦労様!今回はある物を運用しての二面作戦となるよ!」
リオン・ゲーベンアイン(四大副王北方担当『神弓侯』・f23867)はグリモアベースに集った猟兵達にそう語り掛け、ある物を取り出して机の上に置く。
そう、『立体的に機動する奴ぽいの』である。
「既にグリードオーシャンでの依頼や2021年以降の戦争で見知っている猟兵なんかもいるかも知れないけれど、これはワイヤーやなんかを用いて三次元的に機動戦を行う為の装置だよ。これを用いての作戦も幾らか発案したことはあるね」
元々この装置が最初に依頼に運用されたのは2021年最初の戦争『羅針盤戦争』にて船上を空中飛翔するために見つけ出した装置なのだ。
それならばこの河川の船上を舞台とする『赤壁の戦い』や特定の部位を弱点としている「僵尸化オブリビオン」が登場する南蛮門の集団戦においてもその効果を発揮できることだろう。
「無論の事、グリードオーシャンに赴いて沢山の種類の『立体的に機動する奴ぽいの』を調達してきたよ。基本のワイヤー式から魔力式、空間干渉式等より取り見取りだから、自分に合った『立体的に機動する奴ぽいの』を見繕ってみてね」
そう言ってリオンはグリモアを用いて更なる『立体的に機動する奴ぽいの』をグリモアベースに現出させた後、猟兵達に向かう戦場の名を告げる。
「今回は『赤壁の戦い』にて『赤壁水上要塞』から出撃するオブリビオン水軍と戦ってもらうよ。上手く『立体的に機動する奴ぽいの』を用いて船上での戦いを有利に進めてね」
黒代朝希
『立体的に機動する奴ぽいの』シナリオと成ります。
アイテム化については自己払いでお願いします。
プレイングボーナス……水上戦に対応する。
に加えて、
プレイングボーナス……『立体的に機動する奴ぽいの』を用いて戦う。
が存在します。
それでは、皆様の素晴らしいプレイングをお待ちしています。
第1章 集団戦
『闇紅娘々』
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POW : 貴方の皮膚の下を流れる紅をちょうだい
レベルm半径内に【切られてもすぐ復元する血に染まった爪】を放ち、命中した敵から【血液】を奪う。範囲内が暗闇なら威力3倍。
SPD : もっと紅く綺麗に染めさせて
【すぐに再生する、犠牲者の血に塗れた鋭い爪】で攻撃する。また、攻撃が命中した敵の【血液の味や温度、匂い】を覚え、同じ敵に攻撃する際の命中力と威力を増強する。
WIZ : 紅き血潮を、一滴残らず
【相手の血を一滴残らず搾り取りたいという己】の主張を込めて歌う事で、レベルm半径内の敵全てに【恐怖と麻痺】の状態異常を与える。
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荒珠・檬果
よーし、赤壁でも頑張りますよ!
三国志マニアとしては外せないんですよ。
ほう?噂では聞いてましたが、これが『立体的に機動する奴ぽいの』ですか。
いろいろあるので、シャーマンズゴーストな私にピッタリな物があるのはありがたいです。借りますね。
白日珠は槍形態にしましてね。UC発動ですよ!縮地法駆使して、ヒット&アウェイ。
そう、UCの性質は同じなんですけどね。この『ぽいの』の動きで、いつもと違うんですよ。
そして、憑依した将は…初めてでも適応し対応するんですよ。
避けて、突いて薙いでいきます!
力を抜くわけはないんですよ、本当に。
大好きな世界なんですから!
テラ・ウィンディア
立体的に機動する奴ぽいのか
何だか凄い技術だけど…ガス欠とかしないかちょっと心配だぞ
其処は魔力で補えばいいのかな
【戦闘知識】
敵の攻撃範囲と行動
水上の状況
立体機動するぽい奴の使い方を把握
お前達を駆逐するぞっ
【属性攻撃】
炎を全身と武器に付与
UC発動
【見切り・第六感・残像・空中機動・武器受け・オーラ防御】
ワイヤーを利用して飛び回りながら船の上を何度も飛んで突撃するぞ
船にワイヤーを当てて高速機動だな
【弾幕・重量攻撃・貫通攻撃】
ガンドライドとドリルビット展開
重力弾銃撃で動きを止めてドリルで貫きつつ
【二回攻撃・早業・串刺し】
槍で襲い掛かり貫いて
他の敵に刃でその身体を削ぐっ
どちらかというとこれは八艘飛びかな?
「よーし、赤壁でも頑張りますよ!三国志マニアとして『赤壁の戦い』は外せないんですよ」
そう意気込むシャーマンゴーストの猟兵、荒珠・檬果(アーケードに突っ伏す鳥・f02802)は霊力に干渉し、その霊力自体を流動させる事による生じる力場を用いて三次元的な機動を行う『立体的に機動する奴ぽいの』を手に取り腰に装着する。
「ほう?噂では聞いてましたが、これが『立体的に機動する奴ぽいの』ですか。いろいろあるので、シャーマンズゴーストな私にピッタリな物があるのはありがたいです」
満足げに霊力の流動術式を試験運転しながらそう呟く檬果は自身の武装である『白日珠』を槍形態にしていき、霊力の流動力場を生成して空へと飛翔していく。
「『変幻自在の戦、とくとご覧あれ(イクサバデノウゴキハセンペンニ)』、縮地法駆使して、ヒット&アウェイ。それが今回の戦場での戦術です」
『張郃』を憑依させて縮地法使用の斬撃を放ち、敵の習性、動き方の癖、体格、骨格などを覚えて命中率を高めて槍を振るっていく檬果。
「ユーベルコード自体の性質は同じなんですけどね。この『ぽいの』の動きで、いつもと違うんですよ」
更に言えばこのユーベルコードの発動によって彼女に憑依した将は、初めてでも適応し対応する事が可能。
避けて、突いて薙いでいくというプロセスはいつもの『変幻自在の戦、とくとご覧あれ(イクサバデノウゴキハセンペンニ)』よりも変幻自在な軌跡を描いていく。
「力を抜くわけはないんですよ、本当に。大好きな世界なんですから!」
三国志マニアとして封神武侠界が滅ぼされる事だけは、赦さない。
それを胸に抱いてシャーマンゴーストは流動する霊力が生じさせる飛翔の力場に乗りながら変幻自在に邪悪な吸血種を葬り去っていくのであった。
「立体的に機動する奴ぽいのか……何だか凄い技術だけど、ガス欠とかしないかちょっと心配だぞ。其処は魔力で補えばいいのかな」
その懸念故にテラ・ウィンディア(炎玉の竜騎士・f04499)が手にした『立体的に機動する奴ぽいの』は装着者の魔力と直接リンクを繋げ、接続した使用者の魔力そのものを装置のエネルギー源とする形式の物。
やがて魔力を装置に注ぎ込み、空中へと躍り出たテラは敵の攻撃範囲と行動、水上の状況、そして『立体的に機動する奴ぽいの』の使い方を瞬時に把握していく。
「成程な。ならこの装置を使ってあそこをこうして、ああして……」
呟きと同時に進むはテラの全身と武器への炎を付与する措置。
やがてその工程がすべて完了すると、腰部に装着された装置から魔力で錬成したワイヤーがオブリビオン水軍の船の一隻、その穂へと突き刺さっていく。
「なら、こういうべきかな。お前達を駆逐するぞっ」
やがてワイヤーが巻き取られていく事によって生じる高速の三次元的機動。
そこに装置とリンクしたテラ自身の魔力も合わさって出力自体が更に底上げされている。
「成程、風を切る感覚が気持ちいいな!」
また、自身の魔力とリンクするが故に相性が良い者ならば精密な操縦が可能という点もテラが装着した『立体的に機動する奴ぽいの』の特徴と言えるだろう。
そうして超速度での三次元的な空中機動を可能としたテラが放つのは、ガンドライドとドリルビットの展開によって繰り出される重力弾銃撃で動きを止めてからのドリルによる貫通攻撃のコンボ。
それらの合間に重力弾とドリルに気を取られている間を狙っての槍での奇襲を仕掛け、急所を貫いていく。
「どちらかというとこれは八艘飛びかな?」
そう呟きながらもテラは槍の奇襲と重力弾&ドリルのコンボを織り交ぜてオブリビオン水軍を翻弄していく――
大成功
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アスカ・ユークレース
すいませんそっこみーぎにい…これ以上は怒られる?アッハイ、ゴメンナサイ。
さっきはふざけたけど戦闘は真面目にやるわよ。
私はワイヤー銃タイプにするわ、普段の戦い方からしてこれが一番しっくり来るし
地形を利用して悪路走破、船から船へジャンプしてUC、水上戦をこなすわ、八艘飛びってやつね
UCの足場も利用して空中機動力を高め相手を動きで翻弄出来たら良いわね
ジャンプで届かないところはワイヤー銃の出番、船や敵に撃ち込んでロープワーク、一気に巻き取り接近して零距離射撃
アドリブ絡み歓迎
飛・千雨
SPD アドリブ連携歓迎です。
……立体的に機動する奴ぽいの。正式名称は……ないのですね。
空中浮遊と合わせれば、かなり機動力が向上しそうですね。
活用させていただきます。
「神器変形」
『三結輪』を捕食形態にし、闇紅娘々へと投げつけていきましょう。
滞空して彼女たちの手が届かぬ距離から、近づかれれば『立体的に機動する奴ぽいの』で他の船の帆柱へと移動して、翻弄いたします。
触れることがなければ私の血を覚えることはできないでしょう。
むしろ、私の『三結輪』が貴女達の血肉を覚え、次々に威力を増していくでしょう。
……フフッ。
誇れることではありませんが、水上の船での戦いは慣れています。
殲滅、させていただきますね?
「すいませんそっこみーぎにい…これ以上は怒られる?アッハイ、ゴメンナサイ」
「……『立体的に機動する奴ぽいの』、ですか。正式名称は……ないのですね」
そう言ってアスカ・ユークレース(電子の射手・f03928)と飛・千雨(偽神宝貝の使い手・f32933)はそれぞれ『立体的に機動する奴ぽいの』を装着し、船上を飛翔していく。
「空中浮遊と合わせれば、かなり機動力が向上しそうだとは思っていましたが……これは中々の使い勝手ですね」
「さっきはふざけたけど、戦闘は真面目にやるわよ」
アスカはワイヤー銃タイプを、千雨はワイヤー装置射出型の『立体的に機動する奴ぽいの』を運用し、それぞれ敵のオブリビオンを翻弄していく。
「普段の戦い方からしてこれが一番しっくり来るし……」
地形を利用して悪路を走破し、船から船へジャンプしながらユーベルコードを発動するアスカ。
「これぞ八艘飛びってやつね。そう言えば『邪剣』のピサロもそんな名前のユーベルコードを持っていたって話だっけ?」
水上戦をこなしながらマッハ5以上の速度で三次元に複雑な軌道を描く弾幕を射出。
更に弾幕の軌道上はその薄片が残留し、追撃や足場代わりに利用できるのだ。
「足場も利用して空中機動力を高め相手を動きで翻弄出来たら良い……とは思っていたけど、上手くやれているようね」
「神器変形」
その詠唱と共に機動する千雨のユーベルコード。
その名を『偽神宝貝・捕食形態(プレデターモード)』という。
「『三結輪』を捕食形態にし、闇紅娘々へと投げつけていきましょうか」
一つの円月輪型の偽神兵器だった偽神宝貝を三つの小さな金環型宝貝に作り直した投擲武器を放り投げ、その間に『立体的に機動する奴ぽいの』を用いて他の船の帆柱へと移動してオブリビオンの手が届かぬ距離から攻撃を仕掛けていく千雨。
「触れることがなければ私の血を覚えることはできないでしょう……むしろ、私の『三結輪』が貴女達の血肉を覚え、次々に威力を増していくでしょうね」
そう妖しく、妖艶に微笑む羽衣人にしてストームブレイドたる猟兵。
その体現たる偽神兵器と宝貝を合成した存在、『偽神宝貝』を投擲しながら彼女はオブリビオンを翻弄していく――
「……フフッ。誇れることではありませんが、水上の船での戦いは慣れています」
かつて、千雨はコンキスタドールに故郷を滅ぼされて囚われの身となった事がある。
その際に戯れとして埋め込まれた偽神細胞が適合したことで、戦闘奴隷として使われていたのだ。
そして『羅針盤戦争』にてコンキスタドールから解放されて封神武侠界に帰還した身でもあるのだ。
「……殲滅、させていただきますね?」
「さーて、そろそろトドメと行くわよ!」
アスカは銃からワイヤーを射出し、立体的な機動によってそのワイヤーを残ったオブリビオン達の首に巻き付けていく。
当然、そのまま引っ張れば絞首刑となるわけで……
「ま、気の毒だけど猟兵とUDC-P化しなかったオブリビオン同士故にってことで」
引き金を引き、ワイヤーを引き寄せていくアスカ。
残り数体のオブリビオンは巻きつけられたワイヤーによって、全員致死に至るのであった。
大成功
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