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アポカリプス・ランページ⑯〜グリモア必殺都市

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●デトロイト・急造機械軍製造工場
 まさか、6体のオブリビオン・フォーミュラを圧倒するとは。
 私は自らの理論を訂正しなければなりません。
 未来と希望を求める人の意志は、永遠をも破壊する「究極の力オーバーロード」足り得ると。
 私は、真理を求める時間が欲しいだけ。
 時間を停止すれば……すなわち永遠の中では、私は無限の思索を続けられる。私が欲するは思索であって、その過程で生まれた力に興味はありません。
 フィールド・オブ・ナインはあと3体眠っている。猟書家はこの世界に手を出せない。
 ですが、仮にここで猟兵達を退けても、「彼ら」がやってくるでしょう。
 彼らは猟兵相手に深手を負い、戦線の後退を余儀なくされたと聞きましたが、そろそろ復活してくる頃合い。それへの対象も想定せねば。
 ……いえ、違いますね。私とした事が、未来など考えてどうしますか。
 物事はシンプルにいきましょう。
 増殖無限戦闘機械都市によるグリモア必殺計画。
 さあ、かかっていらっしゃい。

●グリモアベースにて
「追い詰められると思考は単純になるよね」
 金髪ショートカットの少女、リリスフィア・スターライト(プリズムジョーカー・f02074)は集まった猟兵達に状況の説明を始める。
「最後に残っていた『マザー・コンピュータ』への道も繋がったから、これで後は時間までに倒せるだけ倒せばいいかな。でも、それだけに向こうも必死になっているから注意が必要かな」
 そう話すリリスフィアの口調はいつになく緊張しているように、聞いている猟兵達は感じ取れた。
「今回のターゲットであるマザー・コンピュータの能力なのだけれど、猟兵を『転移を担当したグリモア猟兵』ごと増殖無限戦闘機械都市に閉じ込めるみたいなんだ。つまり転移した私も一緒に、戦場に来ちゃうみたいだね。これは初体験だよね」
 表面上は平静を取り繕いながら、リリスフィアは説明を続ける。
「それでマザー・コンピュータの戦い方だけれど、閉鎖した都市そのものを武器として私を含めた皆を追い込むみたいだね。先制攻撃はされる事はないけれど、無限に増え続ける戦闘機械に襲わせる事で確実に追い詰めていくんだ。マザー本体を倒せばそれで終わりなのだけれど、都市を自在に変形・移動させ特定の場所に留まる事はないから、狙い撃ちするのは難しいかな。もしかしたら、都市そのものを破壊し尽くすまで戦わないといけないかもしれない…」
 リリスフィア自身はどうするつもりだと、猟兵達からの質問にリリスフィアは続けて答える。
「私も猟兵だし普通に戦うと言いたい所だけれど、うっかりやられちゃったら皆も帰せなくなるからね。大人しく隠れているよ。これでも身を隠すのは得意だしね。他の人格の子を出してしまうと、皆と戦ったり助けたりしちゃいそうだから、今回ばかりは出さないでおくね。それじゃ、そろそろ転送を始めるよ。現地でもよろしくだね」
 リリスフィアは説明を終えると、いつも通りに転送準備を始めるのであった。


吾妻 銀
 吾妻 銀です。

 アポカリプス・ランページの4本目のシナリオを出させて頂きます。
 戦争シナリオですので1章構成となります。

 『マザー・コンピュータ』とのボス戦となります。
 プレイングボーナスは『グリモア猟兵を守りつつ、増殖無限戦闘機械都市の攻撃を凌ぎつつ、マザーと戦う』です。
 基本的に無限に増え続ける戦闘用マシーンや、巨大ロボットに変形した都市の建物が主な戦う相手となる想定です。
 グリモア猟兵であるリリスフィアですが、多重人格者ではありますが今回は特に人格は変えず(口調はOP参照)姿を消すUCを使用して姿を消して身を隠します。
 それ以外のUCは使用しません。
 当然ながら絶対安全という訳ではありませんので、彼女を守るプレイングは歓迎します。
 逆に囮にして敵の油断を誘うという作戦も、快く引き受けます。
 プレイングの記載がなければ登場させる事はしません。
 難易度はやや難ですので判定も厳しめとなります。
 プレイングの受付はOP公開直後から、断章はありません。

 それでは皆様の参加をお待ちしております。
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第1章 ボス戦 『マザー・コンピュータ増殖無限戦闘機械都市』

POW   :    マシン・マザー
全長=年齢mの【巨大戦闘機械】に変身し、レベル×100km/hの飛翔、年齢×1人の運搬、【出現し続ける機械兵器群】による攻撃を可能にする。
SPD   :    トランスフォーム・デトロイト
自身が装備する【デトロイト市(増殖無限戦闘機械都市)】を変形させ騎乗する事で、自身の移動速度と戦闘力を増強する。
WIZ   :    マザーズ・コール
【増殖無限戦闘機械都市の地面】から、対象の【猟兵を撃破する】という願いを叶える【対猟兵戦闘機械】を創造する。[対猟兵戦闘機械]をうまく使わないと願いは叶わない。
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ユリウス・リウィウス
いつかは来ると思っていた時が遂に来たか。スフィ、ちゃんと隠れてろよ。
下手に護衛すると位置を特定されるからな。危なくなったらちゃんと逃げろよ?

さて、俺はヴァンパイアミストで毒霧になって、戦闘機械達の間をすり抜け、マザーが化けた巨大戦闘機械の頭部を目指す。
薄く広がったこの形態で感知されるとは思いたくないな。

実体に戻るのは、巨大戦闘機械の首根っこでだ。普通に考えれば、頭脳の指令を全身に送る経路が通っているはず。
寸法こそ違うが、いつもの「暗殺」と大差ない。

マザーが機能不全を起こし始めたら、頭部にも一撃、『ソウルサッカー』を深々と突き刺してやろう。

ここからなら戦場がよく見える。スフィは無事なんだろうな?



 事件を予測し現場に転送できるグリモア猟兵は猟兵達にとって欠かせない存在であるが、それだけに狙われると猟兵全員が窮地に陥ってしまいかねない。
 今がまさにそんな状況であった。
「いつかは来ると思っていた時が遂に来たか。スフィ、ちゃんと隠れてろよ。下手に護衛すると位置を特定されるからな。危なくなったらちゃんと逃げろよ?」
「うん、わかったよ。ユリウスも気を付けてだね!」
 ユリウス・リウィウス(剣の墓標・f00045)はグリモア猟兵の少女に声をかけてから、迫る戦闘機械の注意を引きつける。
 ユリウスの言葉に従い、リリスフィアは自身の姿を消して、その場から離れていった。
 両者は深い関係にあるのだが、この場は猟兵とグリモア猟兵として、最善を尽くすのだと心に決めているのである。
「さて、これで存分に力を振るえるな。あまりこの姿は見せたくはないからな」
 姿を消したリリスフィアが戦闘機械の狙いから外れたのを確認してから、ユリウスは自身を毒霧にへと変異させた。
「霧は忍び寄るもの。包み込むもの。触れがたきもの。今の我は触れられざる濃霧なり」
 その言葉通り霧と化したユリウスは、無数に出現し続ける小型の戦闘機械達をすり抜ける。
 時折、感知能力の高い戦闘機械から攻撃を受けるも、霧化したユリウスは毒霧の一部を戦闘機械の体内に侵入させ機能を停止させた。
「悪い予感というのは当たるものだな」
 霧化しているとはいえ、攻撃を受ければ多少なりともユリウス自身のダメージは受ける。
 それでもユリウスは霧化したまま強行軍で、機械都市を見下ろしている巨大戦闘機械の頭部を目指した。
 そこにマザー・コンピュータが潜んでいるのだと踏んだのである。
「いつまでも隠れていられるわけではないだろうからな…時間はかけられん」
 リリスフィアの安否を気にしつつも、ユリウスは巨大戦闘機械の頭部に辿り着くのであった。
「…この辺りだろうか」
 そして巨大戦闘機械の首元に当たりを付けてから、ユリウスは元の姿にへと戻る。
 頭脳の指令を全身に送る経路がそこにあると察知したのである。
「結局やる事はいつもの『暗殺』と大差ない」
 ユリウスは巨大戦闘機械の脳内に潜んでいたマザー・コンピュータに向けて、呪われた黒剣『ソウルサッカー』を深々と突き刺すのであった。
「っ!早くもここを嗅ぎつけてきましたか」
 マザー・コンピュータは咄嗟に機械を操作して黒剣から身を守るも、重要な回路を破壊され、巨大戦闘機械の操作に重大な支障をきたした。
 確かな手応えを感じたユリウスは、もう一撃を繰り出そうとするが、それを阻止すべく上ってきた小型の戦闘機械の群れから妨害を受けるのだった。
「邪魔だな…」
 ユリウスは片腕を霧化させ、襲って来た戦闘機械の隙間から直接動力部を毒で腐食させて、機能停止にへと追い込む。
「ですが今は一人の猟兵だけを相手するつもりはありません」
 戦闘機械が全滅したのと同じタイミングで、マザー・コンピュータは巨大戦闘機械から脱出した。
 そして機械都市内を変形させて、ユリウスの手の届かない場所にへと逃れるのだった。
「逃げられたか…もう少しで機能不全に追い込めたのだがな…」
 ユリウスは舌打ちして、動かなくなった巨大戦闘機械の上から戦場である都市全体を見渡して、マザー・コンピュータの逃走先を探す。
「ここからならよく見えるが…スフィは無事なんだろうな?」
 リリスフィアが心配になるが、ユリウスからは彼女の姿は確認できない。
 恐らくは姿を消したまま見つからず、隠れ続けられているのだろう。
 ユリウスはそう信じる事にして、マザーの逃走先を特定した後、追跡に動くのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

伊高・鷹介
・ああ、要するにこの街そのものをまるごとぶっ潰せばいいって話だろ? どうせ骸の海から再構築したハリボテだ。歴史もクソもあるもんかよ。

・で、グリモア猟兵さんも守れ、と。なら俺はこうだ。俺とリリスフィアを守るように念動力の力場を展開。360度全てを防ぐ防護膜を張っておこう。そして……機械ってぇことはAI制御か。電気信号だってエネルギーだ。ハッキングはできねぇが、少しずつ念動力で機械兵器を制御している電気信号を歪めるように……大地の磁力を操作して干渉。エラーを誘発させてやるぜ。俺の【超パワー】はピンポイントで磁気嵐を起こすことも可能さ。

・学校で習ったろ? 精密機械に強い磁石は厳禁ってな。



 増殖無限戦闘機械都市、マザー・コンピュータが支配するグリモア猟兵を殺す為の都市である。
 グリモア必殺計画により、猟兵達はグリモア猟兵の少女と共に都市に閉じ込められ、戦闘機械達の延々と戦わされていた。
「ああ、要するにこの街そのものをまるごとぶっ潰せばいいって話だろ?どうせ骸の海から再構築したハリボテだ。歴史もクソもあるもんかよ」
 自身もまた機械で構成されたサイボーグである伊高・鷹介(ディザスターコール・f23926)は、念動力で襲い掛かる戦闘機械を片っ端から破壊していた。
 だが戦闘機械はいくら破壊されても一向に減る様子もなく、鷹介ではなくグリモア猟兵であるリリスフィアに狙いを集中させていた。
「で、グリモア猟兵さんも守れ、と。なら俺はこうだ」
 鷹介はリリスフィアを守るべく周囲360度に念動力による力場を展開させ、戦闘機械による一斉射撃から彼女を守るのであった。
「あ、ありがとう」
「ここで大人しくしていな。俺が何とかしてやるからよ」
 鷹介の念動力は戦闘機械の侵入を一歩も許さず、リリスフィアを中心とした絶対防衛線を築きあげる。
 だが無限に増殖する戦闘機械の勢いは衰える事無く、戦況は膠着状態となった。
「機械ってぇことはAI制御か。電気信号だってエネルギーだ」
 鷹介の念動力をもってしても戦闘機械を直接ハッキングする事は不可能であったが、別の手段で戦闘機械に干渉する事は可能である。
「ちょっと時間はかかったがよ。解析完了だぜ」
 戦い続けながらも少しずつ戦闘機械から発せられる電気信号のパターンを解析していた鷹介が、均衡を崩しにかかった。
「行くぜぇ!」
 空間を捻じ曲げるほどの念動力を放出させた鷹介は、機械都市の磁力を操作して戦闘機械を制御している電気信号を歪めエラーを誘発させる。
 
 ビビビ…ビビビ…

 制御系統を乱された戦闘機械は、意味不明な音を立てて次々と暴走した。
 こうなってしまえば無限に増殖し続けるのが仇となり、暴走した戦闘機械による同士討ちが機械都市内に急速に拡大していった。
「俺の超パワーはこういう事も出来るんだぜ」
 鷹介は念動力を巧みに操り、暴走した戦闘機械が集まった地点にピンポイントで磁気嵐を引き起こした。
「学校で習ったろ?精密機械に強い磁石は厳禁ってな」
 その言葉通り、磁気嵐に巻き込まれた戦闘機械はあっという間に自壊し、スクラップと化すのであった。
「流石だよね…これなら心配いらないかな」
 鷹介の圧倒的な念動力に、後ろから見ていたリリスフィアはただ感心するばかりであった。
 それからも鷹介は戦闘機械の多くを無力化させ、マザー・コンピュータの活動範囲を大きく制限させたのである。

大成功 🔵​🔵​🔵​

栗花落・澪
万一を考えリリスフィアさんに【オーラ防御】を付与
魔力分散を避けるため敢えて自分は防御はせず
致命傷だけは避けて【激痛耐性】と回避重視

【指定UC】を発動
召喚した炎の鳥を全方位に散らせる事で
機械武器への引火による誘爆や攻撃の相殺を狙う【範囲攻撃】
特に【聞き耳】でリリスフィアさんを狙う戦闘機の音や位置
そしてマザーの位置を聞き分け
護衛>マザー撃破>自分の保身
の優先度で自身も【高速詠唱】で炎魔法の【属性攻撃】
巨大ロボのコアを探しては攻撃

少しずつでもマザーを追い詰め
その時点で残ってる鳥達を一斉にマザーに向かわせる
自らも風の【全力魔法】で鎌鼬を飛ばし
炎を煽り鳥の火力を強化して【浄化】と火炎、鎌鼬のトリプル攻撃



 いかに百戦錬磨の猟兵といえど、限りなく増え続ける敵を相手に誰かを守りながらの戦いは困難を極める。
 栗花落・澪(泡沫の花・f03165)は、その事を身をもって思い知らされていた。
「澪…あまり無理はしないで」
「そうはいかないよ。リリスフィアさんが倒れたら僕達が帰れなくなるからね」
 グリモア猟兵であるリリスフィアの代わりに戦闘機械による集中砲火を受けている澪は強がってはいるが、戦況は厳しいと言わざるを得ない。
 リリスフィアも自分を守るだけの手段を持ち合わせてはいたが、執拗な追撃を受け続けて疲弊しきった所を狙われたのである。
 澪はリリスフィアを守る為に自身のオーラを彼女に付与させているが、UC発動の為の魔力分散を避ける為に自身にはオーラを付与させていなかった。
 その為、自身に向けられた戦闘機械の攻撃は回避するしかなく、澪は思うように反撃できずにいるのだ。
 そして全ての攻撃を避けれる筈もなく、澪は負傷を重ねてしまうのであった。
「これぐらい…」
 澪は苦痛に耐えながら炎の鳥を召喚する。
 炎の鳥たちは連携して、全方位から襲い掛かる戦闘機械を迎撃してくれているが、それだけでは圧倒的に手数が足りていない。
「早くマザーを見つけないと…」
 不利な状況の中でも澪は戦闘機械の音を聞き分け、奥で指示を出しているであろうマザー・コンピュータの位置を探っていた。
「どうやらあそこにいるみたいだね」
 その努力が功を奏して、澪は遠くに見える巨大ロボから、マザー・コンピュータの存在を感じ取ったのである。
 グリモア猟兵を一向に倒せない事に業を煮やした、マザー・コンピュータが様子を見に近づいて来たのだろう。
「でも、このままじゃ近づけないね…」
 だが戦闘機械の攻撃が止まない状況で、リリスフィアを放置しておくわけにはいかなかった。
 それからも防戦一方の状況が続いたが、やがて変化が訪れる。
「ありがとう…もう大丈夫だよ。私の事は気にしないで全力でマザーを倒しちゃって!」
 体力を回復させたリリスフィアがUCで姿を消したのである。
 完全に回復したわけではないのだが、これ以上澪に負担はかけさせられないと思っての行動であった。
「…こうなったら早く勝負をつけないとだね!」
 後ろ髪を引かれる思いはあったが、姿を消したリリスフィアが戦闘機械に狙われなくなったのを確認してから、澪は攻勢に出た。
「鳥たちよ、どうかあの人を導いてあげて」
 生き残っている炎の鳥達をマザー・コンピュータがいる巨大ロボに向かわせ、澪自身も全力魔法の準備を整える。
 マザー・コンピュータも狙われている事に気付いて、戦闘機械達を呼び寄せ防衛網を敷いた。
「そんな事をしても無駄だよ!」
 鳥たちによる浄化の炎と、澪の魔力が生み出した鎌鼬が重なり合って、戦闘機械達を蹴散らした。
 一度ついた火は止まる事を知らず、浄化と炎と風のトリプル攻撃が、マザー・コンピュータが潜んでいる巨大ロボに直撃したのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

バルタン・ノーヴェ
POW アドリブ連携歓迎

ヒャッハー!(挨拶)
助けに来マシタ、リリスフィア殿!
無限の戦闘機械、良いデショー。無尽蔵の戦闘力でお応えしマース!

ワタシの範囲攻撃の巻き添えにならぬよう気を付けてくだサーイ!
換装式白兵武装、全展開。内蔵式射撃兵装、全展開。
目標、半径114m以内の全敵機!
「フルバースト・マキシマム!」

小型はハチの巣に! 大型は粉砕!
迫ってくれば潰して貫いて焼き尽しマース!
HAHAHA! 都市そのものを吹き飛ばす勢いで蹂躙! 進軍! デース!

マザーが見えたらチャンスタイム!
こちらから滑走靴で空中に駆け出して、射程距離に収めてあげマース!
全武装の集中砲火をプレゼントしてあげマース!


御園・桜花
「とても趣味の悪いお誘いなのですけれど…貴女を殺そうとした方の最期を、眺めに行きませんか」
助手席側のドアを開ける

グリモア猟兵がOKしたら助手席に座らせシートベルト締め袋やペットボトル握らせる
「多少荒い運転ですが、撃墜はされませんからご心配なく」
UC「出前一丁・弐」
マッハ9越えで飛行し敵に吶喊
飛行ルートも攻撃回避も第六感や見切りで判断
本体視認出来るまでは脆い部位を削り落とすように吶喊
破壊可能と判断した部位は正面から吶喊
最後のポッドと本体だけになったら粉砕すべく正面から吶喊

「貴女を知りたいからです、マザー。貴女の声を、想いを。貴女の一言から、私は貴女を構築する。貴女の真の願いを知り、転生を願って」



「うう…皆が頑張ってくれているのに…」
 猟兵達の活躍により、幾度ともなく戦闘機械からの襲撃から身を守ってきたリリスフィアであったが、マザーコンピューターによる追撃は止むことなく、ついには猟兵達から孤立させられ、今まさに窮地に立たされているのであった。
「私のグリモア必殺計画に死角はありません。あなたを葬った後、すぐに他の猟兵達も後を追わせて差し上げましょう」
 巨大戦闘機械に身を潜めているマザーコンピューターが、戦闘機械達に止めの指令を下そうとしていた。
 だがそこへ戦闘機械達を蹴散らして駆け付ける新たな猟兵の姿があった。
「ヒャッハー!助けに来マシタ、リリスフィア殿!」
 バルタン・ノーヴェ(雇われバトルサイボーグメイド・f30809)の全兵装が、リリスフィアに襲い掛かろうとしていた戦闘機械の群れを一体も残さずにハチの巣にするのであった。
「無限の戦闘機械、良いデショー。無尽蔵の戦闘力でお応えしマース!」
 バルタンは換装式白兵武装、及び内蔵式射撃兵装を全展開して、尚も出現し続ける戦闘機械を迎え撃った。
「リリスフィア殿は、ワタシの範囲攻撃の巻き添えにならぬよう気を付けてくだサーイ!」
「うん、巻き込まれないようにだね」
 リリスフィアがそそくさと避難するのを見届けてから、バルタンは半径114m以内の全敵機を目標に全武装を一斉発射するのであった。
「フルバースト・マキシマム!」
 バルタンの激しい一斉射撃により、範囲内に居た戦闘機械は小型も大型も関係なく木っ端微塵と化すのであった。
「HAHAHA!都市そのものを吹き飛ばす勢いデース!」
「ふふふ、盛り上がっているようですね」
 そこへ戦闘機械の残骸が転がる中を一台のケータリングカーが走り抜け、バルタンとリリスフィアの前に停車するのだった。
「とても趣味の悪いお誘いなのですけれど…貴女を殺そうとした方の最期を、眺めに行きませんか。バルタンさんもご一緒にどうです?」
 この場には似つかわしくないケータリングカー『シャシー』の運転席から、御園・桜花(桜の精のパーラーメイド・f23155)が顔を出して、二人をドライブに誘うのであった。
「勿論だよ!」
「素晴らしいお誘いデース!」
 桜花の誘いに応じたバルタンとリリスフィアは、『シャシー』の乗車席と助手席にそれぞれ座るのだった。
「今がチャンスタイムデース!マザーはあそこにいるはずデース!」
「多少荒い運転ですが、撃墜はされませんからご心配なく。シートベルトはちゃんと締めて下さいね」
 バルタンとリリスフィアがシートベルトを締めたのを確認すると、桜花は『シャシー』を発車させるのであった。
「あくまでも抵抗するのですね…それなら受けて立ちましょう。かかっていらっしゃい!」
 接近してくるケータリングカーを迎え撃つべく、マザー・コンピュータは戦闘機械を呼び出す。
 だがマッハ9越えで飛行してくる相手に、十分な数を集めることは出来なかった。
「HAHAHA!蹂躙!進軍!デース!」
 後部座席から窓越しにバルタンが兵装による射撃を繰り出して、行く手を遮る戦闘機械を撃破していく。
「本体はあそこだよ!」
「わかりました。それでは邪魔な物は取り除きますね」
 リリスフィアが指し示した巨大戦闘機械に向けて、桜花は『シャシー』を正面から衝突させた。
「やってくれましたね!」
 『シャシー』の激しい衝突により巨大戦闘機械は体勢を崩して、その場に倒れた。
 その倒壊に巻き込まれる前に戦闘機械から、脱出したマザー・コンピュータ本体であったが、その姿を猟兵達に晒してしまうのであった。
「うふふ。さあ、戦場デリバリーと参りましょう」
「ようやく姿を見せマシタネ!全武装の集中砲火をプレゼントしてあげマース!」
 『シャシー』の後部座席から飛び出したバルタンは、滑走靴で空中を駆け、十分な距離を取ってから、マザー・コンピュータ本体に向けて一斉射撃を開始する。
 戦闘機械を呼び出す間もなく、マザー・コンピュータ本体はずたずたにされる。
「く…何故です!私の計画は完璧であったはずなのに…」
「貴女を知りたいからです、マザー。貴女の声を、想いを。貴女の一言から、私は貴女を構築する。貴女の真の願いを知り、転生を願って」
 バルタンの一斉射撃により完全に無防備になった所を、桜花は笑顔で『シャシー』を吶喊させ、マザー・コンピュータ本体を躯の海にへと還すのであった。
 本体が倒れた事で残っていた戦闘機械は自壊し、機械都市もその機能を停止したのである。
「終わったみたいだね…」
「これで安心デース!帰りは頼むのデース」 
 マザー・コンピュータを倒した事で、閉鎖空間から解放されたのを確認したリリスフィアはホッと胸をなで下ろして、バルタンの言葉に頷いた。
 それから他の猟兵達とも合流し、誰一人欠ける事無くグリモアベースへの帰還を果たすのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2021年09月25日


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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト