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第一幕 歴史の目覚め(作者 松六
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 いつかは定かではないほどの古い時代。広大な雲海を赤く染め上げるほどの戦乱があった。
 今や名も忘れられた、巨大な帝国が数多の浮島を襲い、多くの悲劇をもたらしたのだと。
 しかし、一隻の飛空艇が多くの種族を乗せて、戦乱の届かない果ての地を目指した。
 不思議なことにその飛空艇は操舵手のいない、意思を持つ船だったという。
 いくつもの波乱を越え、飛空艇は遥か彼方の浮島に辿り着き、眠りについた。
 運ばれた者たちは感謝し、かの飛空艇を祭り、語り継ぐことを誓い、平和な日々を過ごした……。

●旅立ちの前に
 ワン・イーナ(シンギュラリティ・f30274)は、今まで読み上げていた文章の投影から猟兵たちへ向き直ると、口を開く。

「この伝説に語られている、辿り着いたという浮島に屍人帝国の魔の手が迫っている。狙いは祭られている飛空艇だ」

 伝説の全てが本当のことかは定かではないが、少なくとも伝説の飛空艇は実在していることは確かだ。
 この浮島は『果ての浮島』と呼ばれている辺境の浮島であり、見所は長閑な自然と、祭られている伝説の飛空艇くらいの、平和な場所だ。戦う力を持たず、頼りになるのは猟兵たちだけだ。

「意思を持ったという伝説の飛空艇はガレオノイドだったというのが有力な説だが。ただ、天使核が特別だったみたいでな……詳細は古すぎて確認できないし、今は浮島の動力になっているから調査も難しく何が特別かはわからないンだが、屍人帝国には関係ない話だ」

 何であれ、放っておけばただ悲劇が起こるだけだ。これを防ぐためには、猟兵たちが屍人帝国の魔の手を阻む他ない。

「敵となる屍人帝国の名は『ドミニオンズ』伝説に語られている、今や名も忘れられた帝国はこいつらのことだ。今回相手するのは尖兵。質も数もそれなりにやる相手だ、気をつけろ」

 ま、言うまでもないだろうがな、とワンは敵の資料を投影する。
 戦闘飛空艇で構成される船団と、それらを率いる一体のロケットナイトが今回の敵である。

「最初に突っ込んでくるのは中型以下の戦闘飛空艇で構成された部隊だ。数が多く小回りが利き、連携して攻撃してくるから、囲まれないよう注意しろよ。ただし、数で負けたり劣勢になると途端に士気が落ちるぜ」

 船団を蹴散らせば、リーダーのロケットナイトが前に出てくるため、これを撃破すれば勝利だ。

「ロケットナイトは二本の剣とミサイルで武装し、連続攻撃を得意としているようだ。防御よりは回避を重視した方がいいな。下手に目を離すと、不意の一撃を貰いかねないぞ」

 また、注意しなければならないのが『空中戦』ということだ。

「飛空艇、キャバリア、UC……空を飛ぶ手段が必要だ。仲間に乗せてもらったり、敵のを奪ったりしてもいい。言ってくれれば小型飛空艇くらいなら、どうにか用意できる」

 侵略を防ぎ、敵を退ければ浮島の人々が猟兵たちのために宴を開いてくれるという。

「酒場で飲み食いしたり、戦利品を整理したり。伝説に関して聞いてもいいし、件の飛空艇を見に行ってもいい。何か面白いことが聞けるかもな……天使核の直接調査は無理だぞ?」

 御神体みたいなものでもあるから、許可は出なかったとのこと。

「ともかく、皆が頼りだ。よろしく頼むぜ」

 グッドラック、良き闘争を。


松六
 松六です。新世界ブルーアルカディアでのお話となります。

 第一章は集団戦、二章がボス、三章が日常となります。
 戦場はどちらも空中となりますので、対策が必要です。ご用意してください。プレイングに記入があれば、アイテム等が無くとも自家用飛空艇があるとか、敵船に転移して奪ったとか可能です。
 それを除けば、あとは通常の戦闘と同じです。蹴散らしてやりましょう。

 以上となります。それでは、皆さまの冒険の一助となりますように。
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第1章 集団戦 『バッドスクワイア・スクワッド』

POW ●「ターゲットローック!」「いっせいはっしゃー!」
【照準】を向けた対象に、【戦闘飛空艇からのミサイル一斉発射】でダメージを与える。命中率が高い。
SPD ●「囲め囲めー!」「追えー!」「落とせ落とせー!」
レベルm半径内の敵全てを、幾何学模様を描き複雑に飛翔する、レベル×10本の【機銃斉射】で包囲攻撃する。
WIZ ●「弱い者イジメはたまんねーぜ!」「逃がすなー!」
敵より【自分たちの数が多い】場合、敵に対する命中率・回避率・ダメージが3倍になる。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔴

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●始まりを告げる
 空を埋めるような数多の飛空艇。大型はいないが、これほどの数が揃えば壮観だ。
 『バッドスクワイア・スクワッド』蘇りし屍人帝国『ドミニオンズ』の尖兵は、阻むものがいない空を我が物顔で突き進む。

「楽な仕事だぜー!」
「奪い放題、取り放題!」
「更地にしてやんよー!」

 調子に乗って騒ぎまくる乗組員。警戒は緩み杜撰な警備。
 飛び込むならば、今。
紅月・美亜
「安心しろ、空中戦は一番得意だ」
【Operation;RAY】で呼び出した戦闘機に私が乗り、【Operation;BLACK】を自動制御で呼べるだけ呼ぶ。戦線維持はBLACKに任せて私はRAYで空中戦だ。
「飛空艇と違って一発で落ちるしバリアの類も無いが」
 ミサイルは機銃で撃ち落とし、相手の機銃は避ける。が、基本は相手の上を意識的に取っていく。
「眼下の敵に照準せよ」
 ロックオンカーソルで次々と敵を捕捉し、誘導レーザーで撃つ。
「一度に纏めてロックオンした方が得点倍率が高いんだ」
 RAYを選んだのはこの辺の理由。得点を得るとどうなるかって?
「知らんのか、増援が呼べる」
 BLACKを追加召喚だ。


「安心しろ、空中戦は一番得意だ」

 紅月・美亜(厨二系姉キャラSTG狂・f03431)はグリモア猟兵にそう告げると転移して空中に身を翻す。

「RAY、出撃だ!」

 光に包まれた一瞬後、紅の戦闘機が飛び出す。さらにユーベルコードを起動、小型の戦闘用新型光学兵器搭載戦闘機BLACKを多数召喚。自動制御のそれらを引き連れ、閃光の如く敵陣へ強襲する。
 突然現れた敵部隊にバッドスクワイア・スクワッドは大慌て。

「なにがおこったー!?」
「うるせー知るかー! はよ迎撃!」
「逃がすなー!」

 急ぎ迎撃態勢を取ろうとするも遅すぎた。

「捉えたぞ」

 群れに食いつく猛禽のように、BLACK隊が一斉に襲いかかり機先を制し足を止めさせる。その間に美亜は敵陣深く密集しているところへ突っ込む。

「飛空艇と違って一発で落ちるしバリアの類も無いが」

 機動力では上回る。立ち直った敵船がミサイルを放ち、進路を阻もうと機銃を乱射するが、RAYはその性能を存分に発揮し掠りもしない。急制動からの急加速、ほぼ直角の鋭角軌道。進路上のミサイルを機銃で撃ち落し、弾幕の隙間を抜け、ついにはベストポジション……相手の上を取った。
 
「眼下の敵に照準せよ」

 AR表示されるロックオンカーソルが、次々と眼下の敵を捕捉して視界を埋めていく。限界まで捉えると、即座にトリガーを引き無数の誘導レーザーが放たれ蒼空を彩る。
 
「一度に纏めてロックオンした方が得点倍率が高いんだ」

 RAYを選んだのはこの辺の理由。得点を得るとどうなるかって?

「知らんのか、増援が呼べる」

 レーザーが敵飛行艇を蜂の巣にして爆発四散させる音が幾重にも響き渡り、美亜の視界の端に表示されるスコアがドカンと加算され、それに伴ってBLACKを追加召喚。
 撃てば撃つほど敵は減り味方は増える。翔ける閃光を止められるものは無く、美亜はさらなるハイスコアを目指して空を貫く。
大成功 🔵🔵🔵

アメリア・イアハッター
皆に平和をもたらし眠っている飛空艇さん
そんな飛空艇さんの夢を壊すわけにはいかないわ
私が遺志を継ぎ、皆を守って見せる!

UCを発動
最高速で敵船団の中を飛び回り攪乱しつつ攻撃
ある程度飛び回った後は相手の飛空艇に接近・着地し、飛空艇を1機1機派手に丁寧に壊すことで周囲の恐怖を煽っていこう
それで連携が少しでも乱れれば、後続も楽になるかな
ふふふ、次は君の船よ

次に備えて1機くらい相手の戦闘飛空艇を奪っておこうかな
はぐれ、最後尾、逃走中等の集団から離れた飛空艇があればそれに接近・並走し、コクピットをコンコンと叩き
これ、ちょーだい!
縛霊手「Vanguard」でコクピットをぶち破り、相手を引き釣り出して空にポーイ


 大空に宇宙バイクと共に転移したアメリア・イアハッター(夢想空流・f01896)は、風で飛ばないように帽子を押さえ敵を見る。

「皆に平和をもたらし眠っている飛空艇さん。そんな飛空艇さんの夢を壊すわけにはいかないわ。私が遺志を継ぎ、皆を守って見せる!」

 その意思に応じてユーベルコード『風の特急便』が発動。愛車エアハートを風のバリアが包み込み、アメリアを乗せて超高速で蒼空を飛ぶ。

「新しい敵が来たぞー!」
「撃て撃てー!」
「落とせ―!」

 戦闘飛空艇の各所に装備された機銃が動き出し、アメリアに向けて無数の弾幕を形成していく。
 だが、彼女はブレーキを入れずにアクセルを全開に。芸術的とも言える縦横無尽の軌道で翔け抜けるツバメを、敵船団は捉えることができず、また風のバリアが弾丸を逸らし、攪乱されて統制を乱してしまう。
 その好機をアメリアは逃さない。

「まずは君よ!」

 隙を突いて一隻の飛空艇に着地し、そのまま走り機銃、砲台、舵にコックピットにと丁寧に壊し、最後に中央を貫いて派手に船を爆散させる。
 再び飛翔するアメリアは、別の船に視線を合わせると。

「ふふふ、次は君の船よ」
「イヤー!?」
「ヤベーヤツだー!?」

 ニコッと笑って死刑宣言。乗組員は恐怖に震えた。
 恐怖は動きを鈍らせる。それで連携が少しでも乱れれば、後続も楽になるかな、と彼女は思案しつつ、次の一隻を空の藻屑に変えていく。
 そうして飛び回りながら、敵船団の動きを観察していると、逃げようとしているのかはぐれた戦闘飛空艇が一隻。

「次に備えて1機くらい相手の戦闘飛空艇を奪っておこうかな」

 目標を定め、ツバメが風を纏って急加速。一気に接近すると並走して、コックピットまで寄せて窓をコンコンとノック。

「これ、ちょーだい!」

 思わず二度見して驚く相手に、見せつけるように縛霊手『Vanguard』を掲げて振りかぶり、窓をぶち破る。そのまま乗組員を掴むと外まで引き釣り出す。

「は、離せー! このバイクババ」

 最後まで言わせず荒っぽく空にポーイ。悲鳴を響かせながら落ちていくのを尻目に、アメリアはとりあえず一隻を確保するのだった。
成功 🔵🔵🔴