1
【サポート優先】今この城がアツい!

#デビルキングワールド


 これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。

●デスゲーム会場
 中世ヨーロッパ風の城の大広間で、閉じ込められた猫の悪魔たちが目を覚ます。
「ニャニャ……?」
「ここは一体どこニャ?」
 その時、大広間の中央に、サンタ帽を被った妖精型悪魔の立体映像が出現した。
『皆さん、お目覚めのようですねー。私は、聖夜精『クリス・ベル』。今から、楽しい楽しいゲームを始めますよー』
「ゲーム……ニャ?」
『はいー。今、皆さんがいる大広間の室温は35℃となっておりますー』
「大分暑いニャ……」
『で、一回『暑い』と発言した方が出るたびに、10℃上昇しますー』
「ニャーッ!?」
 室温は45℃に上昇した。
『その大広間から、正面の扉をくぐって廊下に出て、私がいる涼しい部屋を目指してくださいねー。でないと、みーんな死んじゃいますよー』
 クリス・ベルはドヤ顔で、シャンパンっぽい何か(クリスマスに子供が飲むやつ)をグラスに注ぎ、一口含んだ。
「なんて悪いのニャ!」
「これは、皆で楽しまなきゃ損ニャ!」
 悪魔たちは、廊下に続く正面の扉ではなく、入り口の大扉をぶち破った。クリス・ベルは飲み物を吹く。
 少し時間が経ってから、猫の悪魔『はらぺこキャッツ』たちは、大勢の友人を連れて、大挙してデスゲーム会場に押し寄せた。
「ただいまニャー!」
「楽しいゲームの会場はここかニャー!」
『え……ええー……?』
 クリス・ベルは、困惑した。

●グリモアベース
「で、まあ、なんだ。後に引けなくなったクリス・ベルは、『暑いって言うたびに室温が上昇する城内の、失敗すると熱い目に遭うアスレチックっぽいのが色々ある廊下』と、廊下の先に待ち受ける『ジュージュー焼けた巨大な鉄板の上の、グラつく足場での落とし合い』で、はらぺこキャッツたちを仕留めようとするんだが……ええと、悪魔は丈夫だから、それぐらいじゃ死なないとは思うが……けど、死ぬ可能性も一応あるしな。一緒にこのデスゲームに参加して、罠を乗り越えて、オブリビオンのクリス・ベルを撃破してくれ」
 宙夢・拓未(未知の運び手・f03032)は、歯切れの悪い言い方で説明した。
「城内はめちゃくちゃ暑い。既に45℃だしな……万全の対策で臨んでくれよ」
 拓未はグリモアを手のひらの上に浮かばせ、猟兵たちを件の城内に転送する準備に移る。
 それから、思い出したようにこう付け加えた。
「……転送後は、絶対に『暑い』って言わないようにな?」


地斬理々亜
 地斬です。
 よろしくお願い致します。

 オープニング冒頭の記述にもありますように、これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。

●第1章
 城内の長い廊下です。
 『暑い』と言うたびに室温が10℃上がります。
 また、『底で溶岩がグツグツしている落とし穴を跳び越える』『焼けた鉄棒が回転しているのをタイミング良くくぐり抜ける』など、アスレチックっぽい仕掛けが色々あります。
 自分はクリアしつつ、近くの悪魔を蹴落としていってください。

●第2章
 魔界の一般住民、猫の悪魔『はらぺこキャッツ』との集団戦です。
 場所は、焼けた鉄板の上にあるグラつく足場の上。落とし合いのデスゲームになります(※悪魔は死にません)。
 はらぺこキャッツは猟兵に襲いかかってきますので、返り討ちにしつつ、死の罠(※死にません)からは救い出してあげてくださいませ。

●第3章
 城の最奥、とても涼しい部屋でのボス戦です。
 敵はオブリビオン、聖夜精『クリス・ベル』です。
 なお、ここにたどり着くはらぺこキャッツはおらず、猟兵とクリス・ベルだけでの決戦となります。

●プレイング受付期間
 常時受け付けておりますが、タイミングによっては不採用が出るかもしれません(サポート参加者を優先させていただきます)。

 それでは、よろしくお願い致します。
49




第1章 冒険 『地獄の熱さを乗り越えろ』

POW   :    不屈の精神で正々堂々ぶつかる

SPD   :    熱さにできるだけ触れぬよう手早く突破する

WIZ   :    熱さを和らげてから楽々取り組む

👑7
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​
水心子・真峰(サポート)
水心子真峰、推参
さて、真剣勝負といこうか

太刀のヤドリガミだ
本体は佩いているが抜刀することはない
戦うときは錬成カミヤドリの一振りか
脇差静柄(抜かない/鞘が超硬質)や茶室刀を使うぞ

正面きっての勝負が好みだが、試合ではないからな
乱舞させた複製刀で撹乱、目や足を斬り付け隙ができたところを死角から貫く、束にしたものを周囲で高速回転させ近付いてきた者から殴りつける
相手の頭上や後ろに密かに回り込ませた複製刀で奇襲、残像やフェイントで目眩まし背後から斬る、なんて手を使う
まあ最後は大体直接斬るがな

それと外来語が苦手だ
氏名や猟兵用語以外は大体平仮名表記になってしまうらしい
なうでやんぐな最近の文化も勉強中だ



●太刀による移動方法
「水心子真峰、推参」
 涼やかな声が城の廊下に響く。水心子・真峰(ヤドリガミの剣豪・f05970)が発した声である。
 その行く手を阻むように、真峰の眼前には大きな落とし穴が口を開けていた。底では、溶岩が煮えたぎっている。
「……」
 真峰は、佩いている太刀を意識する。この太刀はヤドリガミである彼女の本体であり、歴戦のその刀身は、もはや研ぐこともできないほどに細い。
(「高温環境は良くないな。この廊下、素早く抜けるとしよう」)
 現在の室温は、刀の保管に適した温度を大きく外れている。本体に損傷が及ぶ前に、真峰は、速やかにこの状況を乗り越える必要があった。
 真峰の周囲の空中に、105本の太刀が出現し、浮かんだ。『錬成カミヤドリ』による、本体の複製である。
「穴を跳び越えてもいいが、より確実な手段を選ばせてもらうぞ」
 複製刀の一部が束となり、真峰はその柄を掴んで宙にぶら下がる。そのまま真峰は念力で複製刀を操作し、水平に直進を開始した。
 すいーっと、落とし穴の上を真峰は移動してゆく。
「ニャニャ!? あの移動方法は……!」
「まるでチートニャ! カッコいいニャ!」
 悪魔たちが、目をキラキラさせながらも、真峰を妨害しようと飛びかかった。
「ちーと……?」
 真峰は、横文字が苦手だ。軽く首を傾げながらも、束にしている分以外の刀を念力で操作。空中で乱舞させ、峰打ちで、悪魔を溶岩に叩き落としていく。
「ニャアー!!」
 どぼん、ぶくぶく。
 真峰は悪魔たちが脱落していくのを尻目に、軽やかに落とし穴の向こう岸に着地し、先を急ぐのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

久遠寺・遥翔(サポート)
頭を使うのはちょっと苦手だ
必要なら頭も使うが基本は他人任せだ
それよりも脚を使う探索や力仕事を進んで引き受けるぜ
状況次第で自分の足を使うか相棒のバイク型AFフェンリル、或いはそれをオーバーフレームにしたキャバリアのイグニシオンに【騎乗】して探索するか選ぶ
優先度的にはフェンリル>イグニシオン>生身だな
相棒にはワイヤーアンカーも搭載しているから狭くなきゃ大抵の悪路は走破できる
【地形の利用】【空中戦】や飛行系UCなどを駆使して探索するぜ
情報が必要なら【ハッキング】【情報収集】でかき集める
機械操作が必要な状況なら【メカニック】も駆使するぜ



●相棒と共に翔ぶ
「……」
 久遠寺・遥翔(焔黒転身フレアライザー/『黒鋼』の騎士・f01190)の額を、汗が伝う。
(「日本の真夏でもここまで暑くないぜ……?」)
 温暖化が進むUDCアースで生まれ育った遥翔にも、室温45℃の経験は多くないだろう。
(「こうも暑いと、ますます頭が働かなくなってくるな……ただでさえ頭を使うのは得意じゃないのに……」)
 それでも、『暑い』と口に出してはならないことだけは、遥翔は忘れていなかった。
「……よし。どうするかは決まった」
 遥翔は、相棒のバイク型アームドフォート、『フェンリル』に騎乗する。
「室内でバイクニャ!?」
「すごいニャ! 悪いニャ!」
 悪魔たちが目を輝かせる。
「単に、ここがかなり広いからだ。お前らのためじゃないぜ」
 遥翔は悪魔を一瞥し言うと、続けて叫んだ。
「SYSTEM-IGNIS起動!」
 遥翔のユーベルコードにより、フェンリルの装甲がパージされる。
 『焔黒剣イグニス』が内包する骸魂から、力が引き出されてゆく。普段ならばこの力を攻撃力に転化するところだが、今のフェンリルに必要なのは――移動力だ。黒焔は、フェンリルのタイヤを覆う。
「行くぜ!」
 アクセル全開。遥翔は、底で溶岩の煮えたぎる落とし穴に向かって全速力で発進しつつ、前方の天井に、ワイヤーアンカー『プロミネンスチェイン』を射出した。
 振り子の要領で、遥翔を乗せたフェンリルは、穴をダイナミックに飛び越える。遥翔は空中で、悪魔たちをはたき落としながら進んだ。
 フェンリルに騎乗した遥翔は、華麗な着地を決める。一方、悪魔たちは、溶岩に落下していったのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ソフィア・エーデルシュタイン(サポート)
わたくしは愛され望まれたからこそ生まれてきましたのよ
だからこそ、わたくしはこの世の全てが愛しいのですわ

狂気的な博愛精神の持ち主
命あるものは救われるべき
蘇った過去はあるべき場所に還るべき
果たすためならば手を下すことに躊躇う必要などないと胸を張る

主に【煌矢】を使用し、牽制や攻撃を行います
勿論、他のユーベルコードも必要があれば使いますわ
わたくしの愛するきょうだいである水晶髑髏は、盾にも刃にもなってくれますのよ

怪我など恐れる必要はありませんわ
わたくしが役に立てるのであればこの身が砕かれようとも構いませぬ
他の方の迷惑や公序良俗に反する事は致しません
それは、わたくしを愛してくれる人達への裏切りですもの



●博愛の水晶
 ソフィア・エーデルシュタイン(煌珠・f14358)には、確信がある。自身が、愛され望まれたからこそ生まれてきたのだという確信が。
 それゆえに彼女は、この世の何もかもを愛おしく感じるのだ。
 水晶でできた身体を軋ませる高熱すらも、愛しい。その熱は彼女を拒絶するものではなく、ソフィアの存在を望んでいるのである。
「この廊下の奥に、蘇った過去が」
 ソフィアは微笑む。
「どうか、今しばらくお待ちくださいませ。あなたを、あるべき場所へ還して差し上げますわ」
 まだ見ぬオブリビオンへと、呟いた。
 ソフィアが見据えた先には、熱く焼けた鉄棒が回転している。彼女は手を掲げた。
「届きなさい、穿ちなさい、貫きなさい」
 放たれたのは、『煌矢』。440本の青玉髄の楔が、鉄棒へと向かう。
 愛情をもたらす石と言われる、ブルーカルセドニー。その石でできた楔は、鉄棒を固定した。同時に、じゅっと音が鳴り、周囲の温度が下がる。この楔は氷属性も備えているため、熱い鉄棒を冷やすことで、周辺の熱気を抑える効果をも持っていたのである。
「今のうち、ですわね」
 少し涼しくなった廊下を、ソフィアは悠々と通り抜ける。
「待つニャー!」
 後ろから、悪魔たちが追ってきた。
 デビルキングワールドの一般住民であるこの悪魔たちは、助ける対象だ。だが、このまま悪魔にデスゲームを勝ち抜かせるわけにもいかないのである。
「愛しておりますわよ。あなた方も」
 だからソフィアは、愛するきょうだいたる水晶髑髏で、悪魔たちを薙ぎ払う。
「ニャー!!」
 悪魔は、吹っ飛んだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

曽我部・律(サポート)
『この力を得たことは後悔していない……』
『私以外の人間が不幸になるところを見過ごすことはできないんでね』
『こういうのには疎いんだが……ふむ、こんな感じか?』
とある事件で妻子を失い、その復讐の為にUDC研究を続けているUDCエージェントです。ですが、UDCを強引に肉体に融合させた副作用として徐々に生来の人格は失われつつあり、妻子の記憶も彼らの写真によって辛うじて繋ぎ止めています。
多重人格者としての別人格『絶』は凶悪なオブリビオンの存在を察知すると、律に代わって表に出てきて戦います。その際、口調は『おい律……うまそうな匂いがするじゃねぇか。代われよ』みたいな凶悪な感じになります。



●彼の一部
 曽我部・律(UDC喰いの多重人格者・f11298)は、額に流れる汗を丁寧にハンカチで拭った。
「……ふむ。室温が高いね」
 NGワードをスマートに回避しながら、律は呟く。
「たとえ悪魔であっても、私以外の者が不幸になるところを見過ごすことはできないんでね」
 悪魔がオブリビオンのいる部屋にたどり着き、殺されるような事態には、絶対にさせない。そんな信念が律にはある。
(「そう、不幸になるのは私だけで十分だ」)
 ロケットペンダントに、律はそっと触れた。UDCによる襲撃で失った妻子の写真が、その中に納められている。室温のせいでもあるだろうが、そのペンダントはほんのりと温かかった。
 この場にオブリビオンがいないためか、凶暴な別人格『絶』が表出する兆候も今のところない。律は、今はまだ、律のままだ。
 彼の瞳が前を向くと、廊下の最終関門がそこにあった。すなわち、火の点いた矢が山ほど射かけられてくるトラップである。
「元科学者に、アスレチックをさせようというのか」
 落ち着き払って、律はオーブを取り出す。それは、艶めかしい光沢を放ちながら、うごめいていた。
 そのオーブを触媒として、律はユーベルコードを発動する。紫色をした触手のかたまりのUDCが召喚され、律の前に立ちはだかった。
 粘液で覆われた触手が幾度も振るわれ、火の矢が叩き落とされていく。
「さて。この後、私はキミをどうすると思う?」
「ニャ……?」
 不意に掛けられた言葉に、後ろから来た悪魔が疑問の感情を抱く。次の瞬間、触手が悪魔目がけて伸びた。
「正解は『助ける』だ」
「ニャアー!!」
 悪魔が触手に絡まれている間に、律は廊下の奥へ急いだ。

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 集団戦 『はらぺこキャッツ』

POW   :    もぐもぐキャッツ
戦闘中に食べた【食べ物と魔素(魔力やオーラによる攻撃等)】の量と質に応じて【一時的にお腹がいっぱいになって満足し】、戦闘力が増加する。戦闘終了後解除される。
SPD   :    わらわらキャッツ
【仲魔のキャッツ】が自身の元へ多く集まるほど、自身と[仲魔のキャッツ]の能力が強化される。さらに意思を統一するほど強化。
WIZ   :    あやふやキャッツ
自身の【本来の目的に関する記憶】を代償に、【身体能力】を増大させた後、【渾身の力】を籠めた一撃を放つ。自分にとって本来の目的に関する記憶を失う代償が大きい程、威力は上昇する。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​
阿紫花・スミコ(サポート)
アルダワ魔法学園の生徒。暗い過去を持ちつつも性格は明るい。自信家で挑発的な一面がある。力があれば何をしてもいいというようなダークセイバーの領主達を心底嫌っている。機械系に強く様々な世界の機械知識を広く持ち自作ガジェットの研究・開発を行っている。

からくり人形「ダグザ」:巨大な棍棒で敵を粉砕する。
精霊銃「アヴェンジングフレイム」:黄金に輝くリボルバー。弾丸には炎が宿る。
ワイヤーギア:射出したワイヤーを引っかけ、巻き取りと、蒸気噴出で推進力を得る。

「力があれば何をしてもいいって思ってるんだろう?…お前が奪われる立場でも同じことが言えるかな!」

(エロやグロに巻き込まれなければどんな展開でも大丈夫です)



●その味わい
 クロムキャバリア『アルジュナ』に乗った、阿紫花・スミコ(ガジェットガール・f02237)が、狙撃用スコープを覗き込む。
 その向こうには、身構える猫の悪魔……はらぺこキャッツたちの姿があった。
「さあ、どこからでも来るニャー!」
 言いながら、はらぺこキャッツはナイフとフォークを振り回す。周囲には、仲魔がわらわらと集まっていた。
「どこからでも良いんだね? それじゃ、遠慮なく」
 スミコは接近することなく、アルジュナを操縦し、大型ロングレンジライフルのトリガーを引いた。
「これでもくらえ!」
 『ロングレンジ・ショット』だ。はらぺこキャッツまでの距離はかなりあるが、スミコの放った銃弾は、正確にはらぺこキャッツを撃ち抜いていた。
 スミコもまたグラつく足場に乗っているが、それでもアルジュナを精密に操縦し、長距離射撃を行うことが出来ているのは、ひとえに、スミコが非常に機械の扱いに長けている人間であるがゆえである。
 スミコはロングレンジ・ショットを繰り返し、次々にはらぺこキャッツを足場から撃ち落としていく。
 足場から落下したはらぺこキャッツは、焼けた鉄板に乗った。じゅうっと音が鳴り始める。
 スミコはすかさず、足場を飛び移り接近すると共に、ワイヤーギアを射出する。落ちたはらぺこキャッツの服にフックを引っかけて、ワイヤーを巻き取った。
 救出した悪魔をキャバリアの手のひらに乗せ、スミコは一度、廊下まで戻る。
 目を回していた悪魔たちは、すぐに気がついた。コックピットから出たスミコが、ケーキを差し出している。
「良かったら食べる?」
「……いただきますニャ」
 悪魔たちにとって、敗北は苦くとも、スミコの特製ケーキはとても甘いだろう。

成功 🔵​🔵​🔴​

早臣・煉夜(サポート)
わ、わ、敵がいっぱいです
どんな方だろうとも、容赦なんてしませんですよ
僕はそのために作られたんですからね

妖刀もしくはクランケヴァッフェを大鎌にかえて
どちらかもしくは両方を気分で使って攻撃です
妖剣解放を常時使用して突っ込みます
怪我なんて気にしません
この身は痛みには鈍いですから
死ななきゃいいんです
死んだらそれ以上倒せなくなるので困るです

僕は平気なのですが、なんだかはたから見たら危なっかしいみたいですので
もし、誰かが助けてくださるならお礼を言います
ありがとーございますです

勝利を優先しますが、悲しそうな敵は少し寂しいです
今度は、別の形で出会いたいですね

なお、公序良俗に反する行動はしません
アドリブ歓迎です



●狩り手にできること
「わ、わ」
 グラつく足場の上で、早臣・煉夜(夜に飛ぶ鳥・f26032)はバランスをとる。何しろ、この足場から落ちたら、焼けた鉄板に乗ることになるのだ。それは、避けたい。
(「悪魔がいっぱいです。でも、オブリビオンではないのですよね」)
 フラスコチャイルドの煉夜は、オブリビオンを狩るために調整された近接戦闘型個体である。オブリビオンではない一般住民を相手取った戦闘は、彼の得意分野ではないだろう。
「でも、斬るのは問題ないんでしたよね。殺しはしませんが、容赦もしませんですよ」
 黒く流動する何か――クランケヴァッフェ『グレイ』が、瞬時に大鎌の形を取った。
「行くですよ」
 煉夜は呟き、『アルジャーノンエフェクト』を発動する。脳の演算速度を増強させた彼は、はらぺこキャッツがいる方向に突っ込んだ。
「……ここに何しに来たんだったかニャ? まあいいニャ……やっつけるニャ!」
 本来の目的を忘れながらも、はらぺこキャッツたちはナイフとフォークを持って煉夜を迎え撃つ。
 そのナイフやフォークの上半分が、すぱりと切れて落ちた。煉夜がグレイでなぎ払ったのである。
「ニャ……!?」
 目を丸くした悪魔の意識は、煉夜が再度大鎌を振るうと共に、刈り取られた。

 それから悪魔が目を覚ますと、悪魔たちは廊下にいた。
 目の前では、煉夜が壁に背をもたれて、目を閉じて座っている。ユーベルコードの代償による昏睡状態である。
「……どうやら、我々が負けちゃったみたいだニャ」
「しかも、助けられたニャ」
 悪魔たちは顔を見合わせ、それから笑う。
「頑張ってニャ!」
 それは屈託のない、勝者へのエールであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

メイリン・コスモロード(サポート)
『一緒に頑張りましょうね。』
人間の竜騎士×黒騎士の女の子です。
普段の口調は「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、時々「対人恐怖症(ワタシ、アナタ、デス、マス、デショウ、デスカ?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
人と話すのに慣れていなくて
「えっと……」とか「あの……」とか多様します。
戦闘ではドラゴンランスを使う事が多い。

その他、キャラの台詞はアドリブ等も歓迎です。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



●串団子のごとく
「おいしいニャ!」
「ニャー!」
 はらぺこキャッツたちが、グラつく足場の上で何か食べている。
「あの……何してるんですか……?」
 メイリン・コスモロード(飛竜の鉾・f13235)が、おずおずと尋ねた。
「ランチタイムニャ」
「ツナサンドニャ。でもあげないニャ」
 メイリンは視線を逸らす。
(「私も食べたい、って言ったわけじゃないんですが……。そもそも、こんな暑い中でツナサンドを食べるような食欲はありませんし……。……でも、こんなことを口に出してはいけませんね。悪魔さんたちはおいしそうに食べてますから、『食べたくない』って言ったら失礼にあたりますよね……」)
 言葉には出さないが、メイリンの頭はフル回転していた。どうすれば最も良いコミュニケーションが取れるのか、考えていたのである。人と話すのに慣れていないがゆえに、失敗するのが怖いのだ。
「えっと……そうですか……」
 その結果、メイリンの言葉は無難な相槌のみに終わった。
「ごちそうさまニャ! さあ、行くニャ!」
 ツナサンドを食べ終えたはらぺこキャッツたちが、ナイフとフォークを手にメイリンに飛びかかる。
 メイリンはそれらの攻撃を魔法陣が描かれた盾で受けると、ドラゴンランス『竜槍【シリウス】』を幾度も突き出した。
「ニャ……!」
 次々に串刺しになっていく悪魔たち。
 メイリンは、安全な廊下に戻って槍から悪魔を引き抜き、悪魔(死んでない)を廊下の床に下ろし、また鉄板の上の足場に戻って悪魔を串刺しにし、再び廊下に戻って悪魔を下ろし……を繰り返す。
「えっと……次はどなたですか?」
 『黒風鎧装』の発動準備を行いながら、メイリンは悪魔へ呟いたのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

火奈本・火花(サポート)
人探しや潜入を得意とする、UDC組織所属のエージェントです

■平時
『大切な人達の光の為に、私達が闇に立ち向かいましょう』
普段は礼節を弁え、理知的で物腰穏やかな対応を心掛けます
世間一般に「紳士的」とされる態度と相違ありません

■戦闘時
『我々は人類を邪悪や狂気から守る。その為には冷酷を貫く事も厭わない』
UDCや関連団体に相対した時は、非情に徹します
一人称は誇りをもって「我々」と呼称します

■行動傾向
日常・冒険:変装や演技、Dクラス職員や組織の支援を駆使した情報収集が得意です。自らの身を削る事にも躊躇しません
戦闘:機動部隊との連携を基本に、火器や状況を利用した奇襲・速攻を得意とします。ヤドリギは奥の手です



●エージェントの独白
(「現状を整理しましょう」)
 火奈本・火花(エージェント・f00795)は、心の中で述べた。
(「ここはデビルキングワールド。私は今、デスゲームに参加しています。現在行われているのは、加熱された鉄板上への落とし合いです」)
 火花は、黒縁メガネの位置を直した。
(「あの悪魔たちは、敵であると同時に、救助対象の一般住民でもある、とのことでしたが……通常通りに撃破してデスゲームから脱落していただき、それから助ければいいのですね」)
 普段の彼女がエージェントとして相対するような、UDCアースの邪神やその関連団体が相手であれば、非情に徹することも容易であっただろう。だが、そういうわけにはいかないのである。
「あなた方、悪魔は――」
 言いかけた火花は思い直す。『真に邪悪ではないのですから』と続けると、デビルキング法を遵守しようとしている悪魔たちは怒るかもしれない。
「……。複雑な世界ですね」
 なんだか、めまいがしてきた気がするのは、室温のせいだけだろうか。
「やっつけるのニャー!」
 悪魔は自らの記憶を代償にし、身体能力を強化。火花に襲いかかった。
「我々は、我々の総力を持って戦う!」
 自動式9mm拳銃の銃口を、火花は悪魔に向ける。
 その射線から外れようとした悪魔は、横から飛来した無数の弾丸に撃たれ、吹き飛んで鉄板に落ちた。
 『≪支援要請≫銃撃実行』――機動部隊“四葉のクローバー”が悪魔を銃撃したのだ。
 火花はエージェントグローブから鋼糸を悪魔に向けて射出し、巻き取る。目をぐるぐる回した悪魔が釣れた。
「本当に頑丈な一般住民ですね。素晴らしいことです」
 思わず、火花は呟いたのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

佐々木・ひなた(サポート)
 人間の神器遣い×勇者、15歳の女です。

大祓百鬼夜行の混乱時に覚醒した新米の猟兵で、
神器の剣による接近戦闘を得意としています。
主な活動場所はUDCアースの日本国内と、カクリヨファンタズム。
平和的な種族には友好的で、妖怪や悪魔ともフレンドリーに接します。
 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 アドリブ描写に関しましては、キャラのイメージが崩壊しない範囲であれば積極的に入れていただいて結構です。
 特にサポートの必要がない場合は、気にせず流してください。



●これが試合なら
 佐々木・ひなた(人間の神器遣い・f34720)は、神器の剣を手に握り、グラつく足場の上に立つ。
 その凜とした瞳が、敵を捉えた。
「おやつおいしいニャー」
「至福ニャ~」
 ……ペーストタイプの猫用おやつを開封して、ちゅーっと出し、ぺろぺろと舐める、猫の悪魔『はらぺこキャッツ』たちの姿を。
「可愛い……!」
 ひなたの胸はときめいた。何を隠そう、彼女は猫好きなのである。
「……と、いけない。これはデスゲームだったね……負けないよ!」
 ひなたは気を引き締め直した。新米猟兵である彼女は、まだ戦闘経験が少ない。だからこそ、油断は命取りであると、ひなたは知っている。
「おなかいっぱいニャ! 行くニャー!」
 戦闘力を増したはらぺこキャッツたち。その一体が、大きなナイフを上段に構えて跳躍し、ひなたの頭上から振り下ろした。
(「剣道の面と同じ軌道だね。それなら」)
 ひなたは剣を頭上に水平に構え、悪魔による一撃を刃で防ぐ。
 そのまま手首を返し、悪魔の胴部を切り払った。
 面返し胴、と呼ばれる剣道の技である。同時に、ユーベルコード『ブレイブソード』をひなたは発動しており、彼女の一撃は光の斬撃となっていた。
(「これが試合なら、『胴あり』かな」)
 そんなことを頭の片隅に思い浮かべながら、ひなたは光の斬撃を次々と悪魔に見舞っていく。
「ニャー……」
 猫の悪魔たちは、ばたばたと倒れて、足場からずり落ちそうになる。
「っと!」
 鉄板に落ちる前に、ひなたは悪魔の前足をつかんで引き上げた。
「助かったニャ。……負けたニャ」
「うん。私の勝ちだね」
 悪魔は降参した。ひなたが、勝ち残ったのである。

成功 🔵​🔵​🔴​

姫神・咲夜(サポート)
 桜の精の死霊術士×悪魔召喚士、女性です。
 普段の口調は「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、
 片思いの人には「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

清楚で女流階級風の口調で、お淑やかな性格です。
基本的に平和的な解決を望みますが
戦わざるを得ない時は果敢に戦いに向かう勇敢さを持っています。

 あとはおまかせです。よろしくおねがいします!



●悪魔(デビル)と悪魔(ダイモン)
 ふわり、と桜の上品な香りが漂った。姫神・咲夜(静桜・f24808)が場に現れたのである。
「できるならば、皆さんとは戦いたくありません。このゲームを降りて、私を奥に進ませてはくれませんか?」
 咲夜は静かな口調で、物腰柔らかに、はらぺこキャッツたちへと呼びかける。たおやかな微笑みを浮かべたまま。
「お断りニャ! このデスゲームは楽しいから、途中で投げ出さずにエンジョイしたいのニャ!」
「先に進みたければ、我々を倒していくのニャ!」
 そう返すはらぺこキャッツたちの瞳には、一切の悪意が見られない。
「わかりました。そうであるならば、正々堂々、勝負しましょう」
 咲夜は、白桜の魔杖を掲げた。多大な魔力を秘めたその杖は、ダイモンデバイスであり、ユーベルコード『悪魔召喚「アスモデウス」』の発動媒体でもある。
 獄炎の術を操る悪魔(ダイモン)、アスモデウスが姿を現した。
「行くニャー!!」
 はらぺこキャッツたちは、記憶を代償に自らの身体を強化しながら、足場の上を飛び移り、フォークを振り上げて渾身の一撃を放とうとする。
 その瞬間、アスモデウスが、獄炎を纏った腕を大きく振り抜いた。はらぺこキャッツたちは燃えながら吹き飛び、鉄板の上に落ちる。これで、はらぺこキャッツたちは、全員が脱落した。
「あの鉄板の温度を下げてください」
 咲夜が命じ、アスモデウスが頷く。獄炎の術を操るアスモデウスによって、鉄板の加熱は止んだ。はらぺこキャッツたちは、もう安全だろう。
「あとは、このデスゲームの主催者と戦うだけですね」
 グラつく足場を飛び降りた咲夜は、静かに歩んでゆく。オブリビオンが待ち受ける、最奥の部屋へ。

成功 🔵​🔵​🔴​




第3章 ボス戦 『聖夜精『クリス・ベル』』

POW   :    ソルジャー・ブレッドメン
レベル×1体の【ジンジャークッキーの兵士】を召喚する。[ジンジャークッキーの兵士]は【魔】属性の戦闘能力を持ち、十分な時間があれば城や街を築く。
SPD   :    スラップ・スティック
対象の【キャンディケイン】に【オーナメント】を生やし、戦闘能力を増加する。また、効果発動中は対象の[キャンディケイン]を自在に操作できる。
WIZ   :    パーティー・ピープル
【サンタ帽】から、対象の【何もかも投げ出して遊びたい】という願いを叶える【魔性の魅力を持つパーティーグッズ】を創造する。[魔性の魅力を持つパーティーグッズ]をうまく使わないと願いは叶わない。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​
プリシラ・マーセナス(サポート)
『記憶はなくても、物事の善し悪しはわかるよ』
『援護は任せて!君には当てないから!』
 キマイラですが、記憶を喪失した状態でダークセイヴァーで暮らしています。
ユーベルコードはどれでも使いますが、移動手段として「黒虎」を、緊急の近接手段として「ガチキマイラ」を使い、基本的にはマスケット銃での中・遠距離戦を好みます。
 依頼内容には拘らず、手当たり次第に選ぶ傾向があります。また、一人で戦うよりも前衛の隙を補う戦法を選びます。
 相手の年齢、性別を問わず少年的に振舞います(素を出すと侮られると思っている為)。但し、咄嗟に女性的になる場合があります(驚いた時の叫び声など)
後はお任せ、よろしくお願いします!


佐那・千之助(サポート)
「手が要るか?」
入り用ならば、なんなりと。

ダークセイヴァー出身のダンピール
困った人を放っておけない
いつも人への敬意と好意を以て接する
よく言えばお人好し。たまに騙されていることは秘密。
可愛い動物や甘いものに懐柔されやすい

戦闘は前衛、盾役向き。治療も可能。
焔(他の属性は使えない)を黒剣に宿し斬り込んだり、遠くの敵でも焔を飛ばして燃やしたり。
負傷は吸血や生命力吸収で持ち堪える

平和主義なので戦わずに済む敵なら平和的解決
かわいい敵は抱いてもふりたい
想い人がいるので色仕掛けは効かない

物語に合わせて諸々お気軽に、どうぞご自由に。
よき手助けができれば嬉しいです。



●レッツパーティー
「準備は良いか?」
「うん」
 佐那・千之助(火輪・f00454)は、プリシラ・マーセナス(迷い子猫(23)・f21808)が頷いたのを見てから、城の最奥にある部屋の扉を開けた。
 ひんやりとした冷気が、二人の猟兵の頬を撫でる。
「よくぞここまでたどり着きましたねー。さあ、クリスマスパーティーを始めましょー」
 デスゲームの主催者、聖夜精『クリス・ベル』が言い放つ。
 部屋は飾り付けがされていて、壁には『Welcome』とか『Merry Xmas』などと書かれている。片隅では、クリスマスツリーの電飾がぴかぴか点滅していた。
 ダークセイヴァー出身の千之助には馴染みの薄い光景かもしれない。プリシラはキマイラではあるものの、記憶喪失状態で、ダークセイヴァーで暮らしているため、同様だろう。
「……一つ聞きたいんだけど、良い?」
「何ですかー?」
 プリシラへと、クリス・ベルは視線を向ける。プリシラは言った。
「なんでこんなデスゲームを企画したんだ? パーティーがやりたいだけなら、普通にやればいいよね?」
「ふむ。確かに、命を落とすかもしれぬゲームをわざわざやる必要性が感じられぬのう」
 千之助も同意するように呟く。クリス・ベルは、答えた。
「ひんやりした空気の中で行われる、賑やかなクリスマスは素晴らしいものですよねー。一方、猛暑の夏は地獄のようだと言っていいと思いますー。なので、クリスマスの素晴らしさが分からない皆さんは地獄に落ちていただこうかとー」
「……つまり、自分の考えに従わなければ殺そうって思ったんだね?」
「じゃが、おぬし、そもそも、『クリスマスが素晴らしい』と思っているかどうか、デスゲームの参加者に聞いたのかえ?」
「あ」
「「「…………」」」
 気まずい沈黙が流れる。
「……えーと、アレですアレ。パーティーという名の殺し合い、始めましょー」
「そ、そうじゃの」
「命を軽んずる悪いオブリビオンは、倒さないとね!」
 なんやかんやで戦闘開始だ。
「私が前に出よう。後方支援はおぬしに頼んだ」
「任せて! 君には当てないから!」
 千之助の後方で、ユーベルコード『夢幻招集・黒虎』を用いて3メートルほどの黒虎に騎乗したプリシラが、マスケット銃を構えた。
 クリス・ベルはサンタ帽から犬耳カチューシャを取り出し、装着して、千之助へと言葉を投げた。
「ほら、もふもふ耳のワンちゃんですよー。遊びましょー」
「く……」
 千之助の動きが一瞬鈍る。その瞬間、プリシラの銃が火を噴き、犬耳カチューシャを吹き飛ばした。
「すまぬ、助かった」
 千之助は、短くプリシラに礼を言う。
「凌いだと思うのは早いですよー」
 続いてクリス・ベルは、キャンディケインを掲げた。オーナメントボールを生やしたそれが空中に浮かび上がり、プリシラへと向かう。
 黒虎に騎乗したプリシラが回避行動をとるより先に、千之助は己が持つ刃に焔を流し込み、キャンディケインを断ち切った。
「闇にありし魔の理よ、我が呼びかけに応え暴威を振るえ」
 さらに、千之助はクリス・ベルへと意識を向ける。クリス・ベルの全身を、地獄の炎が包んだ。千之助のユーベルコード、『千思蛮紅』である。
「き、きゃあー!」
「隙ありだね。行くよ!」
 悲鳴を上げたクリス・ベルへと、プリシラはマスケット銃による射撃を行う。
 撃たれて壁際に吹っ飛んだクリス・ベルが身を起こした。戦いはまだ、始まったばかりだ。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

霧崎・蛇駆(サポート)
『あーあーヤダヤダ、めんどくさいったらありゃしねぇ』
『やるからにはやるさ、給料分はな』
『いいじゃんいいじゃん!楽しくなってきた』
口では面倒くさいと言いつつも仕事はこなす猟兵で、戦闘だとやる気を最初から見せる戦闘バカです。
捜索系ではハッキングを駆使して情報を集めたり、演技で騙したり脅したりします。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使います。正面きって無数のテンタクルによる物量戦も好きですが、触手による立体的な移動からの相手の死角から攻撃も別格です。弱い相手だといたぶる傾向があります。
メインの武器は『テンタクル』です。
基本的な口調は『オレ』です。
あとはおまかせします。よろしくお願いいたします。



●ダークヒーローの戦い方
 城の最奥にある部屋の扉が、再び開かれた。
 クリス・ベルは視線を向けるが、開いたドアの先には誰もいない。
「……おかしいですねー?」
 このままにしておくと、部屋の冷気が逃げてしまうとでも思ったのか、クリス・ベルはのこのこ扉を閉めに来た。
 ドアノブに、クリス・ベルは手を掛けようとして――瞬時に飛び退く。一瞬前まで彼女がいた位置の床を、真上から、液体金属の触手が貫いていた。
「アハハ! 惜しかった」
 緑色のフード付きコートを纏った男、霧崎・蛇駆(ヴィリジアンモンスター・f20261)が、着地する。彼は、全身を覆うナノマシン内蔵型脳波制御式液体金属『テンタクルス』を操り、扉の上に張り付いて身を潜めていたのである。
「な、なんてことするんですかー! もう怒りましたよー、やっつけてあげますー」
「いいじゃんいいじゃん! 楽しくなってきた。オレが相手してやる、かかってきな」
 蛇駆の表情はフードの奥で見えないが、口調は心底楽しげだ。普段は面倒くさがり屋の彼だが、戦闘については別である。
「後悔しないでくださいよー!」
 クリス・ベルの呼びかけに応じて、ジンジャークッキーの兵士たちがわらわらと召喚される。彼らは蛇駆を見据えると、ファイティングポーズをとった。
 蛇駆は、ギリギリまで彼らの攻撃を引きつける。それから、全身より無数の触手を放った。
「アハハハハハハ!」
 ユーベルコード『テンタクル・マキシマム』――放たれた206本の触手が、ジンジャークッキーの兵士全てを貫き、砕いていた。
 触手の一本は、クリス・ベルの左肩を貫通している。
「そ、そんなー……」
「さっきまでの威勢はどうした? まだまだ、楽しませてくれるんだろう?」
 蛇駆が笑う気配がした。

成功 🔵​🔵​🔴​

平・胸盛(サポート)
『え、Eカップですよ? どうかしました?』
 オラトリオの戦巫女×マジックナイト、14歳の女です。
 普段の口調は「社交的(わたし、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、心を許したら「ぞんざい(あたし、アンタ、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



●禁句
 平・胸盛(三枚重ね・f18162)は、オブリビオンが待ち構える部屋に入る。
「また猟兵の方ですかー。返り討ちにしてやりますよー」
「そんなにボロボロの格好で、何を言いますか」
 偽りであり、虚勢であると理解している。もちろん、胸盛が、クリス・ベルの態度を、である。
 胸盛は、豊かな胸をゆさっと揺らす。
 クリス・ベルはサンタ帽を脱ぎ、中を漁った。取り出されたのは、作り物の鼻とチョビヒゲがついた、パーティーグッズの鼻メガネである。
「えーとー……」
 この鼻メガネをうまく使わなければ、胸盛に『何もかも投げ出して遊びたい』と感じさせることは不可能だ。
 慌てたクリス・ベルは、よりによって、一番言ってはいけないことを口走ることになる。すなわち――。
 すちゃっと鼻メガネを自分で装着しながら、
「真実透視ー。何もかもお見通しですー」

 空気が凍った。

「今……なんと……?」
 わなわなと震え出す胸盛。
「えっ? ……えっ?」
 クリス・ベルは、自分が胸盛の地雷を踏んだことに気づいていない。
「問答無用です! ……あなたは絶対に生かしておけません!」
 『巫覡載霊の舞』。胸盛は神霊体に変身すると共に、なぎなたから衝撃波を放った。
 吹き飛んだクリス・ベルを、獣のような獰猛な動きで胸盛は追い、床に押さえつけて、なぎなたの刃でグサグサと刺す。
 その表情は、さながら般若のようであった。
「ど……どうしてー……?」
 クリス・ベルの疑問の呟きも、もはや胸盛の耳には届かない。
 胸盛の胸部にある、柔らかな『お守り』の位置が、少しズレた。

成功 🔵​🔵​🔴​

フルム・サーブル(サポート)
余裕があるときや敵に憐れみを感じる場合は基本通りの穏やかな口調
余裕がなかったり、敵がえげつなくて怒りを感じるような場合は
「敵には」の口調です

でもあまりキャラぶれは気にしないので
公序良俗に反しない限りは好きに扱ってください

技能は【力溜め】【怪力】【グラップル】【シールドバッシュ】【カウンター】など
セットされているもの(サバイバル等の事情でばらつきがあります)
を活用し、小さい体で戦場を飛び回りながら
優雅(自称)な戦いをします
どうみてもそのスタイルは脳筋です

武器は鍵(バトルアックス)や杖(バールのようなもの)をメインに使いますが
選択されたユーベルコードによっては拳一つでの戦いも可能です


月詠・莉愛(サポート)
『あの……宜しくお願いしますね。』
 オラトリオのシンフォニア×聖者の女の子です。
 普段の口調は「丁寧口調(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」
 独り言は「普通かな(私、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

大人しくて口数が少ないですけど、心優しく
動物や植物などの自然が好きな少女。
争い事は苦手ですけど、依頼の成功の為なら戦う事も厭わないです。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



●デスゲームの終幕
「……なんで私がこんな目に遭わないといけないんですかー」
 血を吐きながら、瀕死のクリス・ベルが呟く。
「私は、世界中の皆にクリスマスを好きになって欲しいだけなんですよー……?」
「……それは、好みの押しつけですよ」
 月詠・莉愛(銀の月を謳う・f16320)が、ささやいた。
「そうだね。それに……理由はどうあれ、悪魔の命にかかわるデスゲームを開催したのは良くないよ」
 フルム・サーブル(森林の妖精さん・f03354)もまた、自分の考えを述べる。
「ううー……」
 ここで、クリス・ベルが反省して心を入れ替えたなら大団円だが、そうもいかないのがオブリビオンだ。もちろん、莉愛やフルムもそのことを知っている。だから猟兵二人は、戦闘態勢を解かなかった。
「……来てくださいー! ソルジャー・ブレッドメン!」
 果たして、二人の予想通り、クリス・ベルがとった行動は、ユーベルコードの使用であった。眼前の猟兵を倒すことを選んだのである。
 わらわらと、ジンジャークッキーの兵士たちが無数に召喚される。
「数が多いね。だけど、僕に任せて」
「……はい」
 莉愛の頷きを確認したフルムは、小さな体で飛んでいく。
 ジンジャークッキーの兵士たちは、フルムに注意を向けた。フルムは、集まってきた兵士たちを、一体ずつ大輪の薔薇によるシールドバッシュで叩き壊していく。
 莉愛は、クリス・ベルに瞳を向けた。クリス・ベルはたじろぐ――ユーベルコードは使ってしまった。今のクリス・ベルにできることと言えば、未強化のキャンディケインで殴ることぐらいだ。
「こ、こうなったらヤケですよー!」
 クリス・ベルは、その『唯一できること』を行う。
「私に眠る不死鳥の力よ、覚醒せよ!」
 その瞬間、莉愛の体に翼が生えた。オラトリオである莉愛には元より白い翼があるが、それに加えて複数の翼が生えたのである。それらはただちに炎に包まれ、莉愛は炎の鳥となった。ユーベルコード、『不死鳥の天舞』だ。
 クリス・ベルのキャンディケインは熱で溶け、クリス・ベルは飛び退いた。
「ううー……どうすれば勝てるって言うんですかー……」
「……」
 オブリビオンの呟きに、炎の鳥と化した莉愛は言葉を返さない。
 一方。無数のジンジャークッキーの兵士と、優雅(自称)な取っ組み合いをしていたフルムは……クッキーの破片に埋もれていた。
 30センチほどの『ちっちゃくてかわいい妖精さん』にとって、ジンジャークッキーはそれなりに大きい。それが何十枚も何百枚もあれば、フルムの全身を埋もれさせるには十分だった。
(「いけないね……呼吸が、できない……」)
 フルムの意識が遠のく。
 けれど、この状況は、フルムのユーベルコード『不屈の妖精さん』の発動条件と合致していた。
 バールのようなステッキを手にした、謎めく『紅き宝石の妖精』が姿を現す。その妖精は、クリス・ベルの方へ向かうと、杖で思い切り頭部を殴打した。
「あ……うっ……」
 クリス・ベルは、目を見開いたまま床に倒れる。
(「……せめて安らかに」)
 莉愛が、倒れたクリス・ベルを炎の翼で抱き、その体を残さず焼き尽くした。

 こうして、デスゲームは幕を下ろし、悪魔たちの命は守られたのである。
 フルムの救出を済ませた莉愛が窓を開けると、快い風が吹き込んできた。
 今や夏は過ぎ、涼しい季節に差し掛かっている。
「クリスマスまでは、あと3ヶ月と少しだね」
 フルムが呟き、莉愛はそっと頷いたのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2021年09月08日


タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#デビルキングワールド


30




種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠大宝寺・朱毘です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


挿絵イラスト