大祓百鬼夜行㉓〜うたう!たいやきの間にて
●たいやきの間
「ワイちゃんと勝負や!」
ここは虚空に生み出された煌びやかな「バズリトレンディ御殿」。
あらゆる流行の最終到達地点である。
その御殿の中にある一つの部屋は中華風の宴会場になっており、たくさんの魚たちが舞い踊っている。
まさに鯛や鮃の舞い踊り。
ところが、よく見ると魚たちの様子が少し、いやだいぶおかしい。
すべて本物の魚ではなく鉄板の型で焼いた菓子、つまりたいやきなのだ。
たいやきの種類も様々で、スタンダードな鯛の形からキャラクターをかたどった変わり種、クロワッサン状のサクサクしたたいやき、アイスクリームが乗っているものなどまである。
「たいやきと流行は切っても切り離せない関係なんや。あらゆる時代にたいやきに関する流行がある! たいやきを制する者が流行を制する!」
部屋の隅にはいくつものレコード、カセット、CDなどのプレーヤーが置かれ、かつての流行曲が流されている。
音楽が再生されると同時にプレーヤーからは無尽蔵にお金が吹き出した。
まさにバブリーとしか言えない光景だ。
●グリモアベース
「……悪い幻覚かと思いましたが、どうやら予知だったようです」
クロノ・ライム(お菓子に目がないクレリック・f15759)がぐったりとした表情で猟兵たちに呼びかける。
いくらお菓子好きとはいえ、踊り狂うたいやきまでは対象としていない。
「さて、本題です。大祓骸魂と戦うためには全ての妖怪親分を倒さなければなりません。今回皆さんは新し親分『バズリトレンディ』と戦ってください」
彼女は骸魂と合体しているはずだが何ひとつ変化無いらしい。彼女を倒せば、大祓骸魂の撃破に必要な「虞知らず」を習得できるという話だ。
「予知によると、彼女は今『バズリトレンディ御殿』のたいやきの間にいるそうです。トレンディ形態になっているため空間には無尽蔵にお金が噴き出しています」
その中を様々なたいやきが舞っているという。確かに悪い幻覚と思っても仕方がない光景であった。
たいやきは踊っているだけで特に攻撃などはしてこないようだ。捕まえて食べることも出来るらしい。
「お金で買えるものをイメージすると、お金の消費と引き換えにそれが出現し、使用者は消費金額に応じてパワーアップするとのことです」
つまり、お金を使えば使うほどゴージャスになり強化される戦場ということだ。
バズリトレンディを上回るゴージャスになり、バブルパワーで圧倒すれば彼女に勝てるだろう。
彼女は「たいやきを制する者が流行を制する!」という考えのようだが、別にお金を使う内容はたいやきに関することでなくてもいいらしい。
「説明は以上です。どんなふうにお金を使うか考えてみてくださいね」
クロノは説明を終えると、猟兵たちをバズリトレンディ御殿へと転送開始した。
青猫格子
こんにちは、青猫格子です。
こちらは「大祓百鬼夜行」のシナリオで、1章完結となります。
たいやきやたいやきに関する流行、色々ありますよね。
たくさんお金を使って新し親分のたいやきの流行に打ち勝ってください。
●プレイングボーナス
「お金で買えそうなものを買いまくりパワーアップする(買ったもので攻撃するのもOK)」
●このシナリオ限定のプレイングボーナス
「たいやきと一緒に踊りながら戦うか、たいやきを食べながら戦う」
プレイング受付は5/25(火)8:31から受付開始します。断章の追加はありません。
どうぞよろしくお願いいたします。
第1章 ボス戦
『新し親分バズリトレンディ・トレンディ形態』
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POW : 竹やぶで拾ってきたわ!
【多額の現金】を籠めた【大きなカバン】による一撃で、肉体を傷つけずに対象の【戦闘意欲】のみを攻撃する。
SPD : 何があろうと戦い続けんと!
【栄養ドリンク】を給仕している間、戦場にいる栄養ドリンクを楽しんでいない対象全ての行動速度を5分の1にする。
WIZ : ワイちゃんと踊ろうか!
【召喚したミラーボールから光】を降らせる事で、戦場全体が【1990年代前半のディスコ】と同じ環境に変化する。[1990年代前半のディスコ]に適応した者の行動成功率が上昇する。
👑11
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真宮・響
あ、たい焼きが踊ってるね。魚介の鯛じゃなくてあんことかカスタードが入ってる奴ね。はるか昔に海に飛び込んだたい焼きがいたというが。
アタシは新しい掃除機とか洗濯機が欲しい。キッチン用具も一新したいねえ。エプロンや洗剤や石鹸も新しいものに変えるか。思いっきり効果が高いものを。母親だからね、気持ち良く家事が出来るのに越したことはない。
折角たい焼きが一杯舞っているので食べるか。生地も餡子も良く出来ている。これはカスタードクリーム、これは抹茶味か。食べ応えあるね。
家事に関するものも一新したし、腹ごしらえもした。とても気分がいい。新しくした箒と烈火の突撃の2段攻撃を仕掛けるよ。
「ここか。本当にたいやきが踊ってるね」
真宮・響(赫灼の炎・f00434)は広間の中を見回した。
バブリーにお金が噴き出す空間で、楽しそうにたいやきが舞い踊っている。
はるか昔、海に飛び込んだたい焼きがいるくらいなので踊るたいやきがいることもおかしくないのかもしれない。
「猟兵よ、よくぞ来た! さっそくワイちゃんと戦おう!」
広間の中央にいたバズリトレンディが、手にしたアッポーハンマーを響に向けた。
しかし次の瞬間、彼女の手にあったハンマーは大きなカバンに変わっている。
「と、まともに戦うと思ったかーっ! この大金を前に戦闘意欲を保てる奴などおらん。お金のことしか考えられなくなって敗北するんや!!」
カバンの中からは一億円もの札束が飛び出し、ただでさえ金が舞う空間がさらにカオスになる。
「おや、景気いいね。お金がそんなにあるなら、気持ちよく家事ができるように色々買い揃えたいねえ」
響は欲しい物をイメージする。
新しい掃除機や洗濯機があれば、効率よく家事が行える。キッチン用具やエプロン、洗剤石鹸も買い替えたい。
広間に最新の家電、キッチン用品などが次々に出現する。
これらがあれば奏と瞬、二人の子供たちを育てながらの家事という激務に大いに助けとなるだろう。あまりにも多くて全部持って帰る事ができるかよくわからないが。
「これは……なるほど、三種の神器に等しいモノたちや!」
バズリトレンディが次々に出現するアイテムを見て何やら勝手に納得している。
かつて豊かさの象徴として、様々な家電やアイテムが人気になり崇められた。
単に新しいから人気があったわけではない。家事や仕事を効率よく進めることで楽しく、そして人間らしく過ごせる時間を増やし、その時間をより充実させようという人々の思いから人気になったのだ。
「このトレンディ力の前には適当に拾ってきた一億円では勝てん。ワイちゃんの負けや……!」
堅実なお金の使い道に圧倒されたバズリトレンディは、トレンディ力のオーラに負けてシュワシュワとハートを出し消えていった。
新しい箒を手にして素振りしていた響は、親分が消えてしまったのであっけにとられる。
どうも気づかない内にUCと同じくらいの強さのトレンディ力オーラを発揮していたらしい。
「ずいぶんあっけない戦いだったね。じゃあ残りの時間はたいやきでも食べて過ごそうか」
響は広間の適当な場所に腰掛け、捕まえたたいやきにかじりつく。
カスタードクリームや抹茶味など、様々な味がありどれも美味しい。子供たちにも食べてほしいと思ったが、残念ながらこれは持って帰ることはできないようだ。
大成功
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緋月・透乃
ふむー、ここはたい焼きの竜宮城って感じなのかなー?なんか妙な曲も流れているし、不思議なところだねぇ。
影響がないとはいえ、バズリトレンディは骸魂と合体してるから、殴って救済する必要があるはず!そうこれは戦いではなく救済!だから戦闘意欲は不要!
ユーベルコード対策はこれで。
たいやきの間だし、たいやきをじゃんじゃん買って食べまくるよ!普通のだと安いし、超高級な材料を使い超高級な調理器具で調理した天然のたいやきをもらうよ!
中身はなんでもこーい!
でも、たいやきだけだと甘いばかりだから、時々鯛も食べたいね。
十分食べたら【沢山食べよう!】の効果も高まっていると思うし時速1万5kmの体当たりをくらわせよう!
メナオン・グレイダスト
実に珍妙であるが……ともかく。
新し親分、お前の覚悟に敬意を払おう。その上でお前を倒し、道を拓く…!
【グレイダスト・レギオン】。膨大な量の灰色砂塵――ナノマシンを放出し、人工生命体の手勢を召喚。
本来であれば彼らは飲食不要の手勢であるが、今回は少しばかり特殊な環境。
手勢の半数には舞い踊るたい焼きを片っ端から捕獲・捕食してもらい、残る半数は自身と共に高価な金属――のインゴットや兵器を買いまくる。
そして金属はぶん投げるなり叩きつけるなりして直接攻撃に使い、
兵器は兵器で次々と撃って投げて叩きつけて。
合間にたい焼き捕獲組から供給されたたい焼きを食べることも忘れずに。
……しかし、何だ。妙な戦いであるな。
大量のたいやきと金が舞うたいやきの間。
そこにたどり着いた緋月・透乃(もぐもぐ好戦娘・f02760)とメナオン・グレイダスト(流離う灰色の魔王・f31514)の反応はどちらもある意味同じだった。
「わぁ、不思議なところだねぇ!」
「実に珍妙だ……」
「物珍しさ上等や! いつの時代も新しい流行は珍奇な目で見られるものやからね」
バズリトレンディはそんな猟兵たちの反応も気にせず攻撃を繰り出してきた。
たいやきたちは気にすることなく流れる音楽に合わせて踊っている。
彼女の攻撃によって金とたいやきたちが押し流されて二人に迫ってきた。
この攻撃をまともに食らったら戦闘意欲を失った上、金とたいやきの波に飲まれてしまうだろう。
「こうなったら、たいやきをじゃんじゃん食べまくるよ!」
透乃は波に飲まれつつも周りにあるたいやきを片っ端から食べ始める。
もぐもぐもぐもぐ……。
「いい食べっぷりやね。あれ、戦闘意欲は無くならんのか?」
すでに波に飲まれているはずなのに、元気よく食べる透乃の姿に親分は首をかしげる。
「もぐもぐ……これはあんたを救済するために必要な準備なんだよ! 戦いではないから戦闘意欲は不要! もぐもぐ……」
食べつつ透乃が答える。とはいえたいやきだけだと安いのでゴージャス感が足りない。
もっと高級なたいやきはないだろうか……と彼女が想像すると、金色に光るたいやき器が出現する。
「こ、これは……」
たいやき器が開いて中から光るたいやきが現れる。超高級素材を使用した天然のたいやきだ。
「これは美味しそう! いただきまーす!」
透乃はさっそくたいやきを口にするが想像と違う味に目を白黒させる。なんと中身は本物の焼いた鯛だったのだ。
「うーん、これはこれで、美味しいのかな……?」
甘いものばかり食べていたので焼いた鯛が食べられたことは嬉しい気がする。
その頃、メナオンはたいやきと金の波を逃れて部屋のテーブルの上に避難していた。
「ふむ、新し親分、お前の覚悟に敬意を払おう。その上でお前を倒し、道を拓く……!」
彼の体から膨大な量の灰色砂塵――ナノマシンが放出される。
グレイダスト・レギオン。人工生命体の配下たちである。
本来は飲食不要のナノマシンたちであるが、今回は特殊な環境であるため話は別だ。
変幻自在の体を持つナノマシンたちが集まって、大きなクジラのような形に変化していく。
クジラは迫ってくる踊るたいやきを丸呑みにするように次々に捕獲、捕食していく。
「なんや! あのクジラは……ってお前、そこに逃げていたんか。今度こそ倒してやるわー!」
クジラの存在でメナオンの居所に気づいたバズリトレンディが、ハンマーを掲げて突撃してきた。
「来たか。こっちには実弾が用意してある。金という実弾が」
彼が用意したのは大量のインゴット。ナノマシンと合わせて用意したインゴットを次々に飛ばして親分に直接攻撃していく。
「実弾ってそういう意味かーい!」
バズリトレンディは突っ込みながらインゴットをハンマーで撃ち落としていくが、数が多い。
次第に彼女は部屋の端に追い詰められていく。
「ふう~お腹いっぱいになった。よし、準備は万端だよ!」
その間にたいやきをたっぷり食べていた透乃は、重戦斧【緋月】を構えてバズリトレンディに突進した。
十分な満腹感を得ていた彼女の速度は目にも留まらぬ速さに達し、追い詰められていた親分に直撃する。
「どわーっ!!」
透乃の直撃を受けたバズリトレンディは、たいやきの間の壁に人形の穴を開けて突き飛ばされていった。
「やった!! ああ、戦ったからお腹が空いちゃったよ〜」
先程までも十分食べていたが、一撃でエネルギーを消費してしまったらしい。透乃は再びたいやきを食べ始めた。
「……何というか。奇妙な戦いだったな」
メナオンはたいやきを食べつつ、親分が消えていった方向を見てつぶやいた。
大成功
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芦谷・いろは
わぁ、タイヤキが踊ってますね~
餡子にカスタードに、美味しくいただきますね
欲しいものですか?
新しい夏用のお着物とか欲しいです
高い物の方が良いんですよね?京友禅でもいいんですよね!
絽かな紗合わせも好きなんですが~、着れる期間は短いですよねぇ
あっ襲さん(戦闘人形)とお揃いでお願いしますね
帯とか半襟、帯紐も新調したくなりますよね!
帯飾りも夏用の可愛いの欲しくなっちゃいますよね~
(着物関係を確保していきますね)
さぁ、襲さん!
お着物も新調しましたし、美味しいタイヤキも御馳走になりました
全力で思いっきり《なぎ払い》してタイヤキさんも巻き込んで《範囲攻撃》していきましょう!
怨燃・羅鬼
毎日~ 毎日~ ボク等はぺったんこ☆(ふぁらりすくんで【重量攻撃】)
燃えて刺されて美味しくなっちゃった☆(羅射武舞逝苦で【串刺し】し怪炎ファイヤー)
というわけでアイドルならきちゃん☆だよ
妖怪の親分さんでアイドルならバズリトレンディは我が師匠では?
師匠の屍は乗り越えるもの!
らきひゃんアイドルとひひぇ、師匠を倒してむぐむぐむぐ(たい焼きを捕獲、食べながら)
お金で買える物!らきちゃん高性能マイクとスピーカーが欲しいネ!
後はライブ会場とか!
それじゃあ師匠!アイドルらしく羅逝舞刃屠流で決着だ自慢の歌を歌うネ!【ブレス攻撃、地形破壊】
戦いにより多少破壊されてしまったが、相変わらずたいやきの間ではたいやきたちの舞が繰り広げられている。
「わぁ、餡子にカスタードに……美味しくいただきますね」
芦谷・いろは(傀儡使い・f04958)はさっそく踊っているたいやきたちをつかまえて食べ始める。バズリトレンディの姿はまだ見当たらない。
たいやきもおいしいが、お金も使わなければいけない。
「そうですね、新しい夏用のお着物とか欲しいです」
いろはの服が着物に変化する。高級な京友禅の夏用着物だ。
戦闘人形の襲もお揃いの和服姿に変化している。
「素敵です! せっかくなので帯や半襟、帯紐も新調しましょう〜」
次々に着物関係のものを確保していく。
「はぁ……やっと戻ってこれたわ……」
そのとき、人形の穴の中からバズリトレンディが這い出してきた。ところが、彼女の前に怨燃・羅鬼(怒りの心を火に焚べろ・f29417)が迫ってきていた。
「毎日~ 毎日~ ボク等はぺったんこ☆」
羅鬼が歌うと、天井からファラリスの雄牛「ファラリスくん」が親分の上に落ちてくる。
「うわっ、なんやいきなり!?」
あわてて避けたが、ファラリスの雄牛は地面にめり込む。直撃を受けていたら確実にぺったんこになっていただろう。
「師匠! 師匠の骨はこのアイドルらきちゃん☆が拾うので……むぐむぐ……たおひゃむぐむぐ……」
自称アイドル☆を名乗る妖怪、羅鬼はどうやら流行の化身とも言える彼女を師匠認定したらしい。後半はたいやきを食べていて何を言っているかよく分からなかったが。
「アイドルとか言ったな? 師匠を超える弟子などいないんや!」
バズリトレンディが立ち上がると手には羽飾りのついた派手な扇子があらわれる。それと同時に天井にミラーボールが出現し、部屋に光が飛び交い始めた。
たいやきの間がディスコと化し、踊るたいやきの中でテーブルに載ったバズリトレンディが踊り始める。
その光景はまさに1990年代前半のディスコそのものだった。
「師匠がディスコで来るなら、らきちゃんはアイドルで対抗するよ!」
羅鬼が欲しい物をイメージする。高性能マイクにスピーカー、そしてライブ会場。
たいやきの間に燃え盛るステージが出現し、アイドル衣装に身を包んだ羅鬼が現れる。
「アイドルらしく羅逝舞刃屠流で決着だよ! ♪♪~」
武装したバックダンサーも現れ、羅鬼が歌い始める。ところがその歌声が壊滅的なものだった。
破壊的なメロディにより空間が震え、部屋に亀裂が走る。
「まあ、大変。襲さん、こちらへ」
部屋が壊れ始めたのでいろはは襲をつれて安全な場所へと避難する。
「のがさないで! このディスコ空間で皆踊り続けるんや〜!」
バズリトレンディは部屋の中央で栄養ドリンクを飲みながらなおも踊り続ける。
いろはたちは自分たちの移動速度が急に遅くなったことに気づいた。
このままではディスコに飲み込まれて永久に踊り続けなければならなくなるだろう。
「それならば、いっそこの会場を全て壊しましょう。襲さん!」
いろはは襲に力を込める。
着物を買い集め、たいやきを食べて得た力が襲に集まり、強力な薙ぎ払い攻撃を繰り出す。
ドォーン……ガラガラ……。
羅鬼の歌声と襲の攻撃によりたいやきの間が崩れ始めた。
猟兵たちは急いで部屋を脱出する。
しばらくして崩壊は収まり、いろはが部屋を覗くとそこには瓦礫の山しかなかった。
たいやきもお金も消えてしまった。バズリトレンディの姿も見当たらない。
「バズリトレンディさんは無事でしょうか?」
「師匠も妖怪だからネ。きっと骸魂だけ倒して元通りになっているはず!」
心配するいろはに対して、羅鬼は妙に親分の無事を確信していた。東方妖怪と新しい妖怪という違いはあれど、妖怪同士にしかわからないことがあるのかもしれない。
こうして、たいやきとお金の舞う狂乱の戦いは幕を下ろしたのであった。
成功
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