羅針盤戦争〜対する英雄、マスターシャークムービー
――とある船にて、豊かな胸が特徴的な銀髪の少女が島が潜行していき、その周囲を凄まじい数の巨大鮫が泳いでいく光景を見て、主へと声をかける。
「マスター!『鮫牙』が襲い掛かって来ます!」
「落ち着いて、僕のユーベルコードならある程度時間を稼ぐことが出来る。そして、ある程度時間稼ぎをすれば七大海嘯と決戦を行っている猟兵という勢力がここに来るはずだ」
その言葉の主は、一見してさえない青年だ。
無造作に後ろに纏められた長髪、既製品であることが一発でわかるような眼鏡、まぁまぁな組み合わせの同じく既製品の衣服で瘦身な身を包んだ青年は決して不細工ではなくあくまで普通の見た目なのだが、普通以上とは言えないだろう。
だが、それを補って有り余る以上に、魅力的な漢であった。
数々の修羅場を潜り抜けたことで得た眼鏡の下にある精悍な顔つき、魔術師を本領とするとはいえ日々欠かさず鍛錬をすることで得た鍛え上げた肉体、七大海嘯と交戦するというにもかかわらず冷静沈着に部下に指示を出していく堂に入ったカリスマ性。
これらは全て、鮫映画が好きという以外可もなく不可もないUDCアースの凡夫、鮫島・成往という凡夫がグリードオーシャンに転生して鮫魔術を手にした後に体験した数々の冒険によって得られた全ての力だ。
そして、鮫島は自身の鮫映画の造詣の深さを投影したユーベルコードを起動させ、『鮫牙』と交戦状態に入った。
「『鮫牙』との決戦よ!」
そう言ってシャルロット・シフファート(ツンデレの国のアリス・f23708)は鮫牙島の光景を映し出したホログラムを展開させる。
「今回の現地の鮫牙島の近くには鮫魔術などの各世界の魔術を集めた魔術師の戦団がいてね、その戦団長が猟兵が駆けつけることを見越して交戦状態に入ったのよ」
と、そこへ戦団の主である鮫島の姿が映し出される。
その後天的に得た精神的な強さを有した凛々しい顔つきに感嘆の声を上げる猟兵もいた。
「この男はUDCアース出身の様で、『ありとあらゆる鮫を脅威とした状況を作り出す固有結界』を展開する鮫魔術のユーベルコードを持っているのよ」
それで、とシャルロットは告げる。
「それで、この鮫がたくさんいる鮫牙島の環境を利用して鮫島のユーベルコードを使って『自分だけの鮫映画のシチュエーション』を作りだしてほしいの」
何?という声が上がったがシャルロットはあえて聞き流す。
「ようは、その鮫島のユーベルコードは他者の想いに応じて状況を世界に投影する能力なの。恐らくバロックメイカーでもあるのね」
だから、猟兵が自身の鮫映画状況を作り出せば、その展開された世界が猟兵にとって有利となるという訳だ。
「細かい話はともかく、現場に居合わせてみると良いわ!あ、後『鮫牙』は幹部級オブリビオンだから先制攻撃に注意して頂戴」
そう言い放ってシャルロットがグリモアを起動させると同時に、鮫に満ち溢れた海域へ猟兵は転移していった。
黒代朝希
はい、どうしてこうなったんでしょうね。
鮫島にはすごくカッコいい物語があるような感じです。
プレイングボーナスは
『敵の先制攻撃ユーベルコードと「巨大鮫を喰おうとするザンギャバス」に対処する』
と
『地震の想定した鮫映画状況を作り出して、その創り出された状況を利用する』
の二つです。
第1章 ボス戦
『七大海嘯『鮫牙』ザンギャバス』
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POW : ザンギャバスハンド
レベル×1tまでの対象の【腕や頭】を掴んで持ち上げる。振り回しや周囲の地面への叩きつけも可能。
SPD : ザンギャバスファング
自身の身体部位ひとつを【竜、山羊、蛇、蛇のいずれか】の頭部に変形し、噛みつき攻撃で対象の生命力を奪い、自身を治療する。
WIZ : ザンギャバスポイズン
攻撃が命中した対象に【肉体の部位「蛇」からの猛毒】を付与し、レベルm半径内に対象がいる間、【肉体を侵食する猛毒】による追加攻撃を与え続ける。
👑11
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ラヴィラヴァ・ラヴォラヴェ
【アドリブ・連係歓迎】POW
暴食の化身、お前は飢え続けるのがお似合いだよ☆
事前に「肉体改造」を自身に施し、自身の表面をヌルヌル成分と吐き気成分で覆います。
これでヌルヌルして掴めないよね!
対策したら次はUC【飢餓つくと肉肉しい惨劇】で肉塊になるよ!
肉体改造はそのまま、巨大鮫にわざと肉塊の一部を齧らせて鮫の内部で増殖して爆散★肉片に吐き気成分を纏わせよう!
吐き気成分ごと肉片や肉塊をザンギャバスにも食べさせて、内側のものを全部逆流させれば飢えるよね!
UCの飢え続ける匂いを海水に混ぜてもザンギャバスを飢え続けさせられるはず!
それに、水中戦はちょっと得意だよ♪
鮫がひたすらお肉を食べて爆死する鮫映画だよ♪
ビードット・ワイワイ
ビッグシャークvsメカモササウルス
上映開始
アウトレンジキャンセラーにて煙幕発生させ51232892132人の凝縮で血を撒き視界を塞ぐ
血に寄せられし鮫に催眠術を掛け盾にして障害物にする
誘導弾を放ちて炸裂させ音で情報収集し敵の現在位置を確認
現在位置から道筋、行動を未来予測演算機により推測
見切り攻撃を受け流し衝撃波とともに後退
そして煙幕の奥より来たりしメカモササウルス
雷撃により鮫を文字通り蹴散らし遠くへ追いやる
体を回転させ海流に乱れを起こし敵を翻弄
雷撃で感電させ動きを抑制し体当たりし吹き飛ばす
大食漢も海の王者の前では小さき者
鮫を喰らうはメカモササウルス
我ら猟兵の糧となれ
ブルース・カルカロドン
アドリブ歓迎
口調:ユカイなカタコトしゃべり(固有名詞以外の漢字はカタカナ)
「OKマイフレンズ、よろこんでヒレをかそう」
「サメをあいするものはみんな、ボクのファミリーだ」
成住と手を組み
『鮫牙島で殺されたサメの悪霊が復讐しにやってくる固有結界』
を展開してもらう
悪霊は物理的に掴むことはできないし
食べても空腹が満たされることはない
鮫牙島って名前がついてるくらいだし
奴がここのサメに手をつけ始めたのは昨日今日のことじゃないはず
きっといっぱいやってくるだろうね
鮫牙の無敵が解けるまでは
ボクは巨大化して生身のサメ達を追い散らす
その後は奴への攻撃に加わるよ
あの鮫喰いメタボ野郎に恐怖の味を叩き込んでやるんだ!
カイ・ザァド
『鮫牙』ザンギャバスよ!その身に引導を渡してくれる!!
キャバリア『Taurus』に搭乗しながら挑むが、あえて腕を犠牲にしよう!!
通常のキャバリアと違い、我は頭部となる身体!いつでも離脱できる体制を整え、持ち上げられ振り回されたと同時に念動力と衝撃波で自らの身体を離脱!!
「すまぬ!『Taurus』!だが、その魂は我と共にある!ゆくぞ!」
指定UCにて全キャバリアと合体!55mの巨大キャバリアとなりてクリスタルビットとミサイルのビーム砲の一斉発射!
「カイザービット!カイザーミサイル!カイザーブレストバースト!!」
止めに串刺し切断するように振り抜く!
「カイザァァァ!オーヴァーブレード!」
ゴリラ・シャーク
人を助けた心優しきゴリラ、終わらぬ飢餓を持つサメ
交わるはずのないふたつの生命体が今……
ひとつになる
♪〜(なんか壮大な感じの音楽)
『Gorilla Shark』
それは人間の味方か、敵か、
UC【ゴリラ・シャークという存在(ギンマクスター)】を使用。
【ザンギャバスファング】で生まれた頭部に対し、新しい生命体である、素のゴリラ・シャークの姿を見せて驚かせ、怯んだところに攻撃を仕掛けます。
UCの読みでわかる通り、自らを鮫映画に登場するスターとし、力を増そうとします。
ゴリラは人々を守ろうとします。シャークは周りの仲間と飢えを満たそうとします。
七那原・望
この島のサメはみんなサメの守り神で、サメに危害を及ぼす存在だけを対象に罰を与えるのです。
食事は必要はなく、常にこちらからは干渉不可能な異空間の中に身を隠してレーザーで攻撃するのです。
【全力魔法】で自身の【リミッターを解除】し、風【属性】魔法を用いた【高速泳法】による【水中機動】を以て【水中戦】
どの身体部位、サイズでも近接攻撃であるなら距離を取って【第六感】と【野生の勘】で行動を【見切り】、回避を。
【果実変性・ウィッシーズウンディーネ】発動後【動物会話】でサメに共闘の提案をし、回避しながら【魔力を溜め】、飢餓状態になった瞬間サメ達と【クイックドロウ】【全力魔法】【一斉発射】で一気に押し切ります。
「彼らが猟兵か……成程、一騎当千のようだね」
そう眼鏡を上げて転移してきた猟兵を見据える鮫島。
「ならば、任せてもらうよ。僕のユーベルコードを起動させてもらうよ」
瞬間、周囲に鮫魔術の媒体として鮫型のエーテルが展開。
それと同時に映画館の座席部分で証明が落とされるかの如く一旦世界が闇に閉ざされ――
そして、幕が上がる。
――第一映画、上映。
タイトル名『暴食の化身、お前は飢え続けるのがお似合いだ』
主演兼監督・ラヴィラヴァ・ラヴォラヴェ(ハラペコかわいいコックさん(可食・高栄養・美味)・f31483)。
上映開始。
――事前に「肉体改造」を自身に施し、自身の表面をヌルヌル成分と吐き気成分で覆っていく紫のゼラチン質然とした体の少女がいる。
彼女こそラヴィラヴァ、ぶよぶよどろどろゲル状のはらぺこラスボスにして「みんなおなかいっぱいになれるせかい」を目指し(自分を食材にして)料理を作って晩餐を開くことが存在理由のコックはヌルヌルとしたゼラチン質の体を以てザンギャバス大帝の掴み攻撃を封殺していく。
「これでヌルヌルして掴めないよね!そしてお肉喰え!」
そう言ってザンギャバス大帝の口に吐き気成分を練りこんだ肉片や肉塊を突きこんでいく。
「おうえぇぇぇ……」
吐き気を催して胃の中の物をぶちまけていく『鮫牙』。
「僕も手伝おう!」
そう言って鮫島がゼラチン質の鮫を操って『鮫牙』の口へと無理やり突き込ませていく。
「さぁ、行くよ――『飢餓つくと肉肉しい惨劇(ラ・ファミーヌ・デ・ラ・ヴィアンド
)』!!」
海水に浸透するはラヴィラヴァのユーベルコードによって発生する飢え続ける匂い。
それによって巨大鮫もザンギャバス大帝も強烈な空腹感、つまりは飢えを引き起こしていく。
そして、引き起こされるは――
「取り込んだオイラの肉片を食べた巨大鮫がひたすら爆死する鮫映画だよ」
瞬間、鮫を用いた肉片爆弾が、鮫牙島の各地で巻き起こった――
――第二映画、上映。
タイトル名『ビッグシャークvsメカモササウルス』
主演兼監督・ビードット・ワイワイ(絶対唯一メカモササウルス・f02622)
上映開始。
「アウトレンジキャンセラー展開、『消失記録』――『51232892132人の凝縮』」
と、ザンギャバス大帝の先制攻撃をビードットは防ぐために4つの星々の人々の血液が保存凝縮されたパックを用いて莫大な量の血を撒き散らす。
その芳醇な血の香りに引き寄せられた鮫の群れに対してビードットは催眠術を掛け、盾にして障害物にする。
当然鮫はザンギャバス大帝に掴まれて咀嚼されて嚥下する運命を辿る。
「強化は見逃す。我は先制攻撃を凌がせてもらう」
しかしビードットの狙いは絶対先制攻撃権を用いて放たれる『鮫牙』のユーベルコードを対処することに在った。
そしてそれは今、鮫の一体をザンギャバス大帝に与えることで凌ぐことに成功する。
「そして、煙幕の奥より来たりしメカモササウルス」
その言葉の通り、メカモスサウルスへと変形したビードット。
ユーベルコード『実行仮想破滅・七海征する最新にして古代の龍(アクセス・イマジナリールーイン・メカモササウルス)』を用いてメカモスサウルスへと変形したビードットは、機体から放たれる雷撃を用いて鮫を文字通り蹴散らし遠くへ追いやっていき、更に機体を回転させることで海流に乱れを起こしていく。
雷撃と荒波によって巨大鮫を翻弄し、更にザンギャバス大帝をもその莫大な質量とエネルギーの二乗攻撃によって押しのけていく。
「大食漢も海の王者の前では小さき者。そして鮫を喰らうはメカモササウルス」
そう言ってメカモスサウルスと化したビードットは死刑宣告を告げる。
「我ら猟兵の糧となれ」
――第三映画、上映。
タイトル名『鮫牙島で殺されたサメの悪霊が復讐しにやってくる固有結界』
主演兼監督・ブルース・カルカロドン(全米が恐怖した史上最悪のモンスター・f21590)
上映開始。
「OKマイフレンズ、よろこんでヒレをかそう」
「ありがとう。君こそ僕が過去に何度も見ていた鮫……いや、海の王者そのものだ、心強いよ」
そう言って人類種の手と全米が恐怖した史上最悪のモンスターのヒレが、固く結びあっていく。
「サメをあいするものはみんな、ボクのファミリーだ」
「だから、力を貸してくれると?」
「ムロンだ」
そう言ってブルースは鮫島に鮫映画の名を告げる。
――『鮫牙島で殺されたサメの悪霊が復讐しにやってくる固有結界』を。
「悪霊は物理的に掴むことはできないし、食べても空腹が満たされることはない」
そう言ってザンギャバス大帝を睨みつけるブルース。
「鮫牙島って名前がついてるくらいだし、奴がここのサメに手をつけ始めたのは昨日今日のことじゃないはず……きっといっぱいやってくるだろうね」
そう言うや否や、ブルースの背後から強烈な勢いでサメの悪霊の大群が、冥府の底から蘇ってザンギャバス大帝へと迫り来る。
「さあ、サメ映画を始めよう――『サメ映画のサメ』」
そうユーベルコードで自身を巨大化させ、ブルースは生身のサメ達を追い散らす。
「これが終わった後は、あの鮫喰いメタボ野郎に恐怖の味を叩き込んでやるんだ!」
――第四映画、上映。
タイトル名『Taurus』
主演兼監督・カイ・ザァド(猟兵皇帝・f30942)
上映開始。
「『鮫牙』ザンギャバスよ!その身に引導を渡してくれる!!」
キャバリア『Taurus』に搭乗しながら挑むカイ!皇帝の意思が悪しき海賊を討つためにあえて腕を犠牲にして進撃を開始する!
「通常のキャバリアと違い、我は頭部となる身体!」
それはロボットヘッドたるカイ故に可能とした戦術。いつでも離脱できる体制を整えながら、カイはキャバリアの機体が持ち上げられ振り回されたと同時に自らの身体を離脱する!!
「すまぬ!『Taurus』!だが、その魂は我と共にある!ゆくぞ!」
その言葉と共に、ユーベルコード『カイザーオーヴァーブレード』が起動!!
顕現するは十二の機体の全キャバリアと合体させて顕現した55mの巨大キャバリア!!
「カイザービット!カイザーミサイル!カイザーブレストバースト!!」
放たれるはクリスタルビットとミサイルのビーム砲の一斉発射!
「砕けよ!我が覇道の前に、その暴虐がいつまでも通じると思うな!」
そう言い放ち、カイは――猟兵皇帝は大剣を振り回してザンギャバス大帝へと叩きつける!
「カイザァァァ!オーヴァーブレード!」
「……マスター、これ鮫一切出てないんですが。ロボットものなんですが」
「大丈夫。鮫映画の無限の可能性は既に鮫映画なのに鮫が一切登場しなくても許容されるんだ」
それは最早鮫映画と言っていいのか甚だ疑問である。
――第五映画、上映。
タイトル名『Gorilla Shark』
主演兼監督・ゴリラ・シャーク(森の賢者×海の支配者・f24959)
上映開始。
――なんか、壮大な感じの音楽が流れていく。
『人を助けた心優しきゴリラ、終わらぬ飢餓を持つサメ』
『交わるはずのないふたつの生命体が今……』
『ひとつになる』
『ひとつになる』、の直後に盛大なファンファーレを伴って、この鮫映画の命題が表示されていく。
――『Gorilla Shark』
『それは人間の味方か、敵か』
「――『ゴリラ・シャークという存在(ギンマクスター)』」
そうしてユーベルコードを起動させ、『ザンギャバスファング』で生まれた頭部に対し、新しい生命体である、素のゴリラ・シャークの姿を見せて驚かせ、怯ませようとするゴリラ・シャーク。
それは只驚かせるだけではない。
彼らは自らを鮫映画に登場するスターとし、力を増していく。
『ゴリラは人々を守ろうとし、シャークは周りの仲間と飢えを満たそうとする』
『やがて戦いは、人類の運命を決める戦いとなっていく――』
そうナレーションが入り込み、ザンギャバス大帝と三つ巴になりながらゴリラとシャークは無駄にキレのある名曲を背景として戦っていく。
そして、ゴリラとシャークがザンギャバス大帝にそれぞれ強烈な一撃を加えた後、一対一で最終決戦を行っていく――!
森の賢者と海の支配者との決戦、それは壮絶かつ筆舌に尽くし難く。
それは、優しさと欲望のどちらが勝ったかと言えば――優しさであった。
――第六映画、上映。
タイトル名『この島のサメはみんなサメの守り神』
主演兼監督・七那原・望(封印されし果実・f04836)
上映開始。
「この島のサメはみんなサメの守り神で、サメに危害を及ぼす存在だけを対象に罰を与えるのです」
そう呟く望は全力魔法で自身のリミッターを解除。その出力による風属性魔法を用いることで海中を高速で機動していき、ザンギャバス大帝の身体部位を変化させた噛みつき攻撃を回避すると同時に微笑む。
「食事は必要はなく、常にこちらからは干渉不可能な異空間の中に身を隠してレーザーで攻撃するのです」
「成程、鮫の中では比較的性能が常識的な方だね」
相当なチートだと思うが、常識的な性能なのか……
そうこう言っているうちにも干渉不可能な異空間の中に身を隠している鮫がザンギャバス大帝を光線でなます切りにしていく。
「そして、わたしも攻撃するのですー」
そう言ってユーベルコード『果実変性・ウィッシーズウンディーネ(トランス・ウィッシーズウンディーネ)』を用いることで、魔法による強化を幾重にも重ねる事で水中でも呼吸が可能な水中戦特化形態に変身する。
「サメの守り神のサメと共闘を提案、するのですー」
秒単位で共闘が成立した。
そして、飢餓状態に陥ったザンギャバス大帝へ望は全力魔法を一斉発射し、サメたちは干渉不可能な異空間の中に身を隠してレーザーの雨を降り注がせていった。
大成功
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御剣・刀也
無敵?面白い
無敵=無敗って訳じゃないことを教えてやる
あいにく俺は搦め手が苦手でな。お前を真っ向から斬り捨てる。人が磨き上げてきた武の真髄を見せてやる
ザンギャバスハンドで掴もうとして来たら、手近な鮫に捕まりその場から移動し、第六感で他の鮫の位置を感じとり、見切り、残像でザンギャバスを惑わしつつ、鮫を斬り捨て、飢餓状態になったら勇気でダメージを恐れず、最短距離をダッシュで駆け、捨て身の一撃で斬り捨てる
「無敵大帝か。正に名前の通りとはいかなかったな。歴史の英雄も無敵の奴はいなかった。完全無欠なんてものがないから、それを目指して進むんだよ。命って奴はな!」
カシム・ディーン
機神搭乗
確か鮫ってどんな処でも現れるって聞いた気がしますね
というかあの鮫島さんって微妙に猟兵に近くないですか…?
「あははー♪鮫って面白いねー」
鮫映画
空飛ぶスカイ何とかとか竜巻に鮫が巻き込まれて飛ぶ映画でも
対鮫捕食
何故かゾンビが鮫に乗って空を飛んでいく
竜巻がなんか鮫を巻き込んで巻き上がる
自分で言うのもなんですがなんだあれ
対SPD
【属性攻撃・迷彩・戦闘知識・情報収集・念動力・武器受け】
光属性を機体に付与して光学迷彩で隠
動きからどう攻撃が来るか分析
ハルペーで受け止め
UC発動
【二回攻撃・切断・盗み攻撃・盗み】
超高速機動で念動光弾を撃ち込んで
鎌剣で襲い掛かり生み出した頭部も切断していきますよ!!
――第七映画、上映。
タイトル名『無敵=無敗って訳じゃないことを教えてやる』
主演兼監督・御剣・刀也(真紅の荒獅子・f00225)。
上映開始。
「無敵?面白い」
そう挑むように笑って刀也は切っ先を突き付ける。
「あいにく俺は搦め手が苦手でな。お前を真っ向から斬り捨てる」
そう『ザンギャバスハンド』でつかみかかろうとした『鮫牙』の腕を手近な鮫に捕まり、その場から移動して避けた刀也。
「教えてやるよ。人が磨き上げてきた武の真髄を見せてな」
呟くと同時に他の鮫の位置を感じとって今掴まっている鮫とは別の鮫に移り、ザンギャバス大帝を攪乱していく。
「そして、飢えているならばその補給を断たせてもらうぞ!」
一閃が走った後、巨大鮫が次々と命を文字通り断たれていく。
必然的に補給が追い付かず、飢餓状態へと追い込まれていくザンギャバス大帝。
その隙を見計らった刀也は不屈の獅子の様に煌く日本刀、『獅子吼』を振るって『鮫牙』へと切りかかっていく。
「無敵大帝か。正に名前の通りとはいかなかったな」
そう薄く笑った後、強く飢えに喘ぐザンギャバス大帝を睨みつける刀也。
「歴史の英雄も無敵の奴はいなかった。完全無欠なんてものがないから、それを目指して進むんだよ」
それを、不正に死角も資質もなく体現した存在など、性質上はそうであったとしても……真に『無敵』とは言えないだろう。
故に、それを幻想だとしても、現実にするべく理想として目指し疾走するのが命の輝き。
「それそのものが存在理由なんだよ……命って奴はな!」
――最終映画、上映。
タイトル名『自分で言うのもなんですがなんだあれ』
主演兼監督・カシム・ディーン(小さな竜眼・f12217)。
上映開始。
「……自分で言うのもなんですがなんだこれ」
空飛ぶスカイ何とかとか竜巻に鮫が巻き込まれて飛ぶ!
何故かゾンビが鮫に乗って空を飛んでいく!
竜巻がなんか鮫を巻き込んで巻き上がる!
そしてこれそのものが巨大鮫に対する対処法と来た!
「もう一度言うぞ、なんだこれ」
「あははー♪鮫って面白いねー」
「そして、あの鮫島さんって微妙に猟兵に近くないですか……?」
そう呟きながらもカシムは自らが成し遂げる『鮫牙封殺』を執行するべくザンギャバス大帝と向かい合う。
「来い……『界導神機『メルクリウス
』』!!」
召喚したのは「賢者の石」で構成された機神たるサイキックキャバリア、『界導神機『メルクリウス』』。
その機体に光属性を付与し、光学迷彩を実現させることで『鮫牙』の攻撃を凌いでいく。
「――『神速戦闘機構『速足で駆ける者』(ブーツオブヘルメース)』!」
そして起動するは超加速型ユーベルコード。およそ30000km/hの速度に達した『界導神機『メルクリウス』』の機体から放たれる念動光弾。
それはザンギャバス大帝を囲むように旋回してソニックブームを同時に叩きつけて焼き焦がしていく。
その間にも空を飛ぶ鮫が超加速型ユーベルコードの浅海に巻き込まれて超質量が超速度でザンギャバス大帝に叩きつけられていくことで次々と『鮫牙』を戦闘不能へと追いやっていく!
「……最後にもう一度言うぞ、なんだこれ!」
「あははー、『鮫の嵐が降る運命(シャークテンペスト)』って奴だね♪」
「『銀の雨が降る運命(シルバーレイン)』みたいに言うんじゃねぇ!」
そう漫才を操縦者と期待が繰り広げている間に一際巨大な鮫が超高速でザンギャバス大帝へと激突し、それがトドメとなって七大海嘯『鮫牙』ザンギャバス大帝は戦闘不能となり獅子のような姿になって撤退していった。
「……ありがとう。おかげでこの島の周辺は暫くは平和が続くだろう」
そう言って鮫島は感謝の礼として頭を下げた。
大成功
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